JP2009032362A - カスコードカレントミラー回路を有する内部電源回路 - Google Patents

カスコードカレントミラー回路を有する内部電源回路 Download PDF

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Abstract

【課題】電源投入時における誤動作を防止したカスコードカレントミラー回路を提供する。
【解決手段】第1,第2の電源に接続され所望の電流を生成するカレントミラー回路において,第1の電源側に並列に接続され,そのゲートが共通ノードに接続された複数の第1のトランジスタと,複数の第1のトランジスタにカスコード接続され,そのゲートにカスコードバイアス電位が供給される複数の第2のトランジスタと,カスコードバイアス電位を生成するカスコードバイアス生成回路とを有し,カスコードバイアス生成回路は,通常動作時にはカスコードバイアス電位を第1,第2の電源の間の第1の電位に制御し,電源投入時にはカスコードバイアス電位を第1の電位より第2の電源側に近い第2の電位に制御する。
【選択図】図14

Description

本発明は,半導体集積回路の内部電源回路に関し,特に,内部電源回路がカスコードカレントミラー回路を有し,そのカスコードバイアスの起動回路に関する。
半導体集積回路,例えばDRAMは,高速動作と低消費電力を両立するために,供給される外部電源から内部降圧電源を生成する内部電源回路を有する。そして,内部降圧電源により内部回路が動作する。DRAMの場合,内部電源回路は,外部供給電源VDDよりも低い内部降圧電源VIIを生成する。また,内部電源回路は,外部供給電源VDDよりも高い内部昇圧電源VPPも生成する。
内部降圧電源VIIは,DRAMの周辺回路に供給されると共に,メモリセルアレイを有するメモリコアにも供給される。また,内部昇圧電源VPP及び内部降圧電源VIIより低い別の内部降圧電源がメモリコアに供給される。なお,内部降圧電源VII及び内部昇圧電源VPPは,外部供給電源VDDから生成される。
上記の理由などから,内部電源回路は,電源起動時において,外部供給電源VDDの立ち上がりを監視し,その立ち上がりを検出した後に内部降圧電源生成回路と内部昇圧電源生成回路とを起動する。また,内部降圧電源VIIの立ち上がりを監視し,その立ち上がりを検出した後に別の内部降圧電源生成回路を起動する。そして,全ての内部電源の立ち上がりが検出されると,内部電源回路は一連の内部電源起動が終了したことを示すスタート信号を出力する。このスタート信号に応答して内部回路が動作を開始する。一連の電源起動シーケンスを制御するために,内部電源回路はシーケンサを有する。
内部降圧電源生成回路については,以下の特許文献に記載されている。特許文献1には,2つの内部降圧電源を生成する回路が記載され,特許文献2には内部降圧電源回路が記載されている。
特開2001−28188号公報 特開平09−62380号公報
内部電源回路は,例えば内部電源電位を検出する差動増幅器などにカレントミラー回路を有する。カレントミラー回路は,電源側に並列に設けたトランジスタのゲートに共通電位を印加することで,各トランジスタのサイズに比例した電流を生成する。差動増幅器では,カレントミラー回路を負荷回路に採用することで,1対の差動トランジスタに等しい電流を供給しオフセットやミスマッチを防止する。
ところで,近年の微細化されたトランジスタは,飽和領域でドレイン電流がドレイン・ソース間電圧に依存する特性を有する。それに対応してカレントミラー回路をカスコード構造にすることが提案されている。カスコード構造にすることでカレントミラー回路の並列に設けた電流源トランジスタのドレイン電位を等しくしドレイン・ソース間電圧を等しく保つことができ,カレントミラー回路を正常に動作させることができる。
しかしながら,電源投入時に外部供給電源が立ち上がる時に,カスコード接続されるトランジスタに供給するカスコードバイアス電位が一時的に通常時の電位よりも高くまたは低くなるという問題を招いている。通常動作状態では,カスコードバイアス電圧は基準となる電源と一定の電位差を保つことがことが求められるが,電源投入時においては通常動作状態の電位と異なる電位に推移して,カスコードカレントミラー回路の正常動作に支障を来す。その結果,カスコードカレントミラー回路を有する差動増幅器などの回路動作に異常が生じる。例えば,内部降圧電源VIIを生成する回路や,内部昇圧電源VPPを生成する回路に異常が生じ,内部降圧電源VIIや内部昇圧電源VPPがオーバーシュートし,それらに接続されている素子の信頼性を著しく落としてしまう。
そこで,本発明の目的は,電源投入時における誤動作を防止したカスコードカレントミラー回路を提供することにある。
さらに,本発明の目的は,電源投入時における誤動作を防止したカスコードカレントミラー回路を有する内部電源回路を提供することにある。
上記の目的を達成するために,本発明の第1の側面によれば,第1,第2の電源に接続され所望の電流を生成するカレントミラー回路において,
前記第1の電源側に並列に接続され,そのゲートが共通ノードに接続された複数の第1のトランジスタと,
前記複数の第1のトランジスタにカスコード接続され,そのゲートにカスコードバイアス電位が供給される複数の第2のトランジスタと,
前記カスコードバイアス電位を生成するカスコードバイアス生成回路とを有し,
前記カスコードバイアス生成回路は,通常動作時には前記カスコードバイアス電位を前記第1,第2の電源の間の第1の電位に制御し,電源投入時には前記カスコードバイアス電位を前記第1の電位より前記第2の電源側に近い第2の電位に制御することを特徴とする。
上記の第1の側面において,より好ましい態様によれば,前記第1の電源より第2の電源が低く,
前記第1及び第2のトランジスタがPチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より低いレベルであることを特徴とする。
上記の第1の側面において,より好ましい態様によれば,前記第1の電源より第2の電源が高く,
前記第1及び第2のトランジスタがNチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より高いレベルであることを特徴とする。
上記の目的を達成するために,本発明の第2の側面によれば,第1または第2の電源から内部電源を生成する内部電源生成回路において,
付記1乃至7のいずれかに記載されたカレントミラー回路を負荷回路として有する差動増幅回路と,
前記差動増幅回路の出力信号に応じて前記内部電源を生成する出力回路とを有し,
前記差動増幅回路は,前記出力回路が生成する前記内部電源の電位と所望の基準電位との電位差に応じて前記出力信号を生成することを特徴とする。
上記の第2の側面において,より好ましい態様によれば,前記内部電源が前記第1及び第2の電源の間の電位に制御され,
前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて導通し前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源に供給する出力トランジスタを有することを特徴とする。
上記の第2の側面において,より好ましい態様によれば,前記内部電源が前記第1及び第2の電源の外側の電位に制御され,
前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて動作する発振回路と,当該発振回路の発振パルスにより前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源にポンピング供給するポンプ回路とを有することを特徴とする。
本発明によれば,電源投入時においてカスコードカレントミラー回路の誤動作を防止することができる。
以下,図面にしたがって本発明の実施の形態について説明する。但し,本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は,半導体集積回路の一つであるDRAMの構成図である。DRAMは,外部供給電源VDDから内部電源を生成する内部電源回路10と,内部降圧電源VIIや外部供給電源VDDが供給される周辺回路16と,内部降圧電源VII,Vbl,Vcp,内部昇圧電源VPPが供給されるメモリコア17とを有する。周辺回路16は,図示しないメモリコントローラから制御信号CONとアドレスADDとを入力するとともに,入出力データDQを入力または出力する。メモリコア17内には,ワードデコーダ,コラムデコーダ,メモリセルアレイ,センスアンプなどが設けられている。
内部電源回路10は,外部電源VDDを昇圧して昇圧電源VPPを生成する昇圧電源生成回路11と,外部電源VDDから内部降圧電源VIIを生成する内部降圧電源生成回路(VII生成回路)12と,内部降圧電源VIIから内部降圧電源Vbl,Vcpを生成する内部降圧電源生成回路(図示せず)とを有する。さらに,VPP生成回路11とVII生成回路12は,それぞれが生成する電源VPP,VIIレベルを検出する検出回路を内蔵する。また,内部電源回路10は,内部電源起動シーケンスを制御するシーケンサ14を有する。シーケンサ14は,電源起動時にスタート信号SttzをHレベルにし,電源起動終了時にLレベルにする。そして,カスコードカレントミラー回路に供給するカスコードバイアス電位を生成するカスコードバイアス生成回路13と,バイアス電位を生成するバイアス生成回路15も設けられる。
内部降圧電源VIIは外部電源VDDより低い電位であり,内部降圧電源Vbl,Vcpは内部降圧電源VIIより低い電位である。また,内部昇圧電源VPPは外部電源VDDより高い電位である。内部降圧電源で内部回路を動作させることで,低消費電力,高速動作を可能にする。
図2は,DRAM内のメモリコア17の構成図である。メモリコア17内には,複数のワード線WL0,WL1と,複数のビット線対BL,/BLと,それらの交差位置に設けられた複数のメモリセルMC0,MC1とを有するメモリセルアレイと,ワードデコーダ・ドライバWDEC/WDRと,ビット線プリチャージ回路PREと,センスアンプSAなどが設けられている。ビット線対BL,/BLは,ビット線トランスファトランジスタBTR,/BTRを介してビット線プリチャージ回路PREとセンスアンプSAとに接続される。ビット線トランスファトランジスタBTR,/BTRのゲートはビット線トランスファ駆動回路BTにより制御される。また,センスアンプSAはNチャネル側駆動回路NSAとPチャネル側駆動回路PSAとにより駆動される。
内部電源回路10により生成される昇圧電源VPPは,ワードデコーダ・ワードドライバWDEC/WDRに供給され,ワード線WLが昇圧電源レベルまで駆動される。ビット線トランスファ駆動回路BTも昇圧電源VPPで駆動される。内部降圧電源VIIは,Pチャネル側駆動回路PSAに供給され,センスアンプSAは内部降圧電源VIIとグランド電源Vssとで駆動する。
それに対して,内部降圧電源Vblは,ビット線プリチャージ回路PREに接続され,ビット線対BL,/BLのプリチャージレベルに使用される。また,内部降圧電源Vcpは,メモリセルMC0,MC1のキャパシタの対向電極に接続される。つまり,内部降圧電源Vblはビット線プリチャージ電源であり,内部降圧電源Vcpはセルプレート電源である。
メモリの動作は次の通りである。まず,ビット線対BL,/BLが第2の内部降圧電源Vblのレベルにプリチャージされた状態で,ワード線WL0,WL1のいずれかが内部昇圧電源VPPのレベルに駆動され,ビット線対にメモリセルの情報が読み出される。その状態で,センスアンプSAが活性化されて,ビット線対のいずれか一方を第1の内部降圧電源VIIに引き上げ,いずれか他方をグランド電源Vssに引き下げる。
図3は,カスコードカレントミラー回路の回路図である。図3にはPチャネルトランジスタP1,P2,P3,P4で構成されたカレントミラー回路が示されている。トランジスタP3,P4は電源VDD側に並列に接続された1対の第1のトランジスタで,ゲートが共通のノードn3に接続されている。また,第1のトランジスタP3,P4に,1対の第2のトランジスタP1,P2がカスコード接続されている。つまり,トランジスタP2,P4がカスコード接続された電流源回路で,トランジスタP1,P2がカスコード接続されたそのバイアス生成回路である。第2のトランジスタP1,P2のゲートには,Pチャネル用のカスコードバイアス電位Vcaspが供給される。また,ノードn3とグランドVssとの間にはゲートにバイアス電位biasnが供給されるNチャネルトランジスタN5が設けられる。
バイアス電位biasnが所定の電位になるとトランジスタN5が導通し,ノードn3の電位を引き下げ,トランジスタP3,P4が導通する。トランジスタP3,P4のソース・ドレイン間電圧Vdsが十分に大きくトランジスタP3,P4が飽和領域で動作するように設計すれば,共通ノードn3のゲートへの印加によりトランジスタP3,P4のソース・ゲート間電圧が等しくなり,トランジスタサイズに対応する比率の電流をトランジスタP3,P4に流すことができる。
図3中の右下に,トランジスタのソース・ドレイン間電圧Vdsとドレイン電流Idとの関係を示す特性が示されている。通常のトランジスタは,一点鎖線に示されるとおり飽和領域ではソース・ドレイン間電圧Vdsにかかわらずドレイン電流Idは一定になる。これがカレントミラー回路の基本的な原理である。ただし,トランジスタの微細化やその他の要因で,その特性が実線のように傾きを有する場合は,ソース・ドレイン間電圧Vds1,Vds2の違いにより,ドレイン電流が異なる。
そこで,第2のトランジスタP1,P2をカスコード接続して,カスコードバイアス電位Vcaspを,Vcasp≦VDD-Vthp-Vov(但し,VthpはPチャネルトランジスタの閾値電圧,VovはトランジスタP3,P4を飽和領域で動作可能なソース・ドレイン間のオーバードライブ電圧)に設定する。第2のトランジスタP1,P2を設けたことにより,第1のトランジスタP3,P4のドレインであるノードn1,n2の電位は,カスコードバイアス電位Vcaspより閾値電圧Vthpだけ高い電位に制御される。つまり,ノードn1,n2がその電位Vcasp+Vthpより高くなるとトランジスタP1,P2がより深く導通してノードn1,n2の電位を下げ,電位Vcasp+Vthpより低くなるとトランジスタP1,P2が非導通になりノードn1,n2の電位の低下を妨げる。つまり,ノードn1,n2は,電位Vcasp+Vthpに固定される。その結果,トランジスタP3,P4のソース・ドレイン間電圧Vdsは等しく,オーバードライブ電圧Vovになる。
よって,カスコード接続にすることで,トランジスタP3,P4は飽和領域において等しいソース・ドレイン間電圧Vdsで動作し,そのドレイン電流Idはトランジスタサイズが等しければ等しくなりサイズが異なればその比率になる。このように,カスコード接続にすることで,トランジスタ特性が図中右下の実線のようになっていてもカレントミラー回路として正常に動作する。図3の回路では,バイアス電位biasnがHレベルになるとトランジスタN5が導通し,トランジスタP3,P4のサイズの比率に対応した一定の電流が出力Voutに生成される。
図4は,カスコードカレントミラー回路を有する差動増幅回路の回路図である。差動増幅回路D-Ampは,入力電圧vn,vpがゲートに供給される1対のNチャネル入力トランジスタN10,N11と,電流スイッチであるNチャネルトランジスタN14と,活性化信号actzにより導通・非導通制御されるトランジスタP12,N13と,破線で囲まれたカスコードカレントミラー回路19とで構成される。カスコードカレントミラー回路19は,電源VDD側に並列に接続されたPチャネルの第1のトランジスタP6,P7と,それにカスコード接続されるPチャネルの第2のトランジスタP8,P9とを有し,トランジスタP6,P7のゲートは入力トランジスタN11のドレイン端子に共通接続され,トランジスタP8,P9にはPチャネル用のカスコードバイアス電位Vcaspが供給される。
カレントミラー回路のトランジスタサイズを等しくすることで,トランジスタP6,P7に等しい電流を流すことができる。また,カスコード接続を利用することで,前述の原理によりトランジスタP6,P7のソース・ドレイン間電圧Vdsを等しく保つことができる。
差動増幅回路は,入力電圧vn,vpの電位差に応じて,出力VoutがHレベルまたはLレベルになる。例えば,vn>vpの場合は,トランジスタN10がより深く導通し,N11がより浅く導通し,出力VoutはLレベルになる。逆に,vn<vpの場合は,トランジスタN10がより浅く導通し,N11がより深く導通し,出力VoutはHレベルになる。
カスコードカレントミラー回路19を使用することで,差動増幅回路の負荷電流を等しくすることができ,飽和特性の影響を小さくできる。そして,出力Voutの微少な変化に対してトランジスタP6,P7のドレイン電流Idが一定に保たれるので,実効的に出力抵抗を大きくすることができる。
図5は,カスコードカレントミラー回路を使用した構成例を示す図である。カスコードバイアス生成回路13がカスコードバイアス電位Vcaspを生成し,VII生成回路12,VPP生成回路11,カレントミラー回路18にそれを供給する。VII生成回路12は,外部電源VDDから内部降圧電源VIIを生成するが,そのレベルを所望レベルの参照電位に保つために差動増幅回路D-Ampからなる検出回路を内蔵する。また,VPP生成回路11は,外部電源VDDから内部昇圧電源VPPを生成するが,そのレベルを所望のレベルの参照電位に保つために差動増幅回路D-Ampからなる検出回路を内蔵する。これらの差動増幅回路D-Ampは,図4に示したとおりカスコード接続のカレントミラー回路を使用していて,カスコードバイアス電位Vcaspが供給される。以下,カスコードバイアス生成回路13,VII生成回路12,VPP生成回路11の回路構成について説明する。
図6は,カスコードバイアス生成回路13の回路図である。図6には,カスコードバイアス回路13と,カスコードバイアス電位Vcaspが供給されるカレントミラー回路C-Miller(図3参照)とが示されている。カレントミラー回路C-Millerに代えて,図4の差動増幅器D-Ampでもよい。カスコードカレントミラー回路19のPチャネルトランジスタP1,P2のゲートにカスコードバイアス電位Vcaspが供給されので,このカスコードバイアス電位VcaspはPチャネル用のバイアス電位である。
カスコードバイアス生成回路13は,PチャネルトランジスタP20と,NチャネルトランジスタN21と,カップリングキャパシタC1とを有する。トランジスタN21のゲートにバイアス電圧biasnを印加して電流を流すことにより,カスコードバイアス電位Vcaspが生成される。トランジスタP20のW/L(Wはゲート幅,Lはゲート長)を,カレントミラー回路のトランジスタより小さくすることで,トランジスタP20の導通抵抗を高くし,前述したVcasp≦VDD-Vthp-Vovを実現している。また,カップリングキャパシタC1を電源VDDとカスコードバイアス電位Vcaspとの間に設けて,通常動作状態で電源VDDが高い周波数で変動した場合にカスコードバイアス電位Vcaspがその変動に追従して,Vcasp≦VDD-Vthp-Vovを維持できるようにしている。
図7は,別のカスコードバイアス生成回路13の回路図である。このカスコードバイアス生成回路は,PチャネルトランジスタP22と,抵抗R1と,NチャネルトランジスタN23と,カップリングキャパシタC2とで構成される。トランジスタP22は図6のトランジスタP20のようにW/Lを小さくする必要はなく,抵抗R1による電圧降下により,Vcasp≦VDD-Vthp-Vovを実現している。それ以外は図6と同じである。
図8は,バイアス生成回路15の回路図である。このバイアス生成回路は,Pチャネルのカレントミラー回路を構成するトランジスタP24,P25と,NチャネルトランジスタN26,N27と,抵抗R2と,カップリングキャパシタC3とで構成される。バイアス生成回路15は,グランドVssより抵抗R2の電圧降下とトランジスタN26の閾値電圧高い一定の電位にバイアス電位biasnを維持する。そして,グランドVssから一定の電位を保つために,カップリングキャパシタC3が設けられている。
図9は,内部降圧電源生成回路の回路図である。内部降圧電源生成回路12は,出力回路を構成するPチャネルトランジスタP31と,内部降圧電源VIIの電位と所望の基準電位との電位差に応じて出力信号Voutを生成する差動増幅回路D-Ampとを有する。差動増幅回路D-Ampは,図4と同じである。抵抗R11,R12とNチャネルトランジスタN30とでフィードバックループが形成され,抵抗R11,R12の接続点が監視電位Vmoniとして,差動増幅回路D-Ampの一方の入力vpに供給されている。また,他方の入力vnには参照電位Vref1が入力されている。よって,差動増幅回路D-Ampとフィードバックループとで検出回路が構成される。カスコードバイアス電位Vcaspと,バイアス電位biasnと,活性化信号actzは,図4で説明したとおりである。
差動増幅回路D-Ampは,2つの入力電位vp,vnの電位差に応じて出力信号Voutを生成し,フィードバックループによりVref1=Vmoniになるように動作する。つまり,監視電位Vmoniが参照電位Vref1より低いと,出力信号VoutはLレベルになり,出力トランジスタP31が導通して内部降圧電源VIIを高くする。逆に,監視電位Vmoniが参照電位Vref1より高いと,出力信号VoutはHレベルになり,出力トランジスタP31が非導通になり内部降圧電源VIIを低くする。よって,内部降圧電源VIIは,VII=Vref1*(R1+R2)/R2に制御される。
内部降圧電源生成回路12は,PチャネルトランジスタP31のドレイン端子をゲート入力とするNチャネルトランジスタを出力トランジスタに追加しても良い。その場合は,フィードバックループと差動増幅回路D-Ampにより一定の電位に制御されるトランジスタP31のドレイン端子電圧に応じて,Nチャネルの出力トランジスタが内部降圧電源VIIを駆動する。
図10は,内部昇圧電源生成回路の回路図である。内部昇圧電源生成回路11は,抵抗R21,R22とトランジスタN32からなるフィードバックループと,差動増幅回路D-Ampと,インバータINVで構成される検出回路と,検出回路の検出信号detzに応じて動作を行う発振回路20と,発振回路20が生成する発振パルスosczにより昇圧動作(ポンピング動作)を行うポンプ回路21とを有する。ポンプ回路21は,発振パルスosczによるポンピング動作により電源VDDから電荷を出力して内部昇圧電源VPPを所望のレベルに制御する。
この場合も,差動増幅回路D-Ampは,2つの入力電位vp,vnの電位差に応じて出力信号Voutを生成し,フィードバックループによりVref2=Vmoniになるように動作する。つまり,監視電位Vmoniが参照電位Vref2より低いと,出力信号VoutはLレベルに検出信号detzがHレベルになり,発振回路20が発振パルスosczを出力し,ポンプ回路21が内部昇圧電源VPPを昇圧する。逆に,監視電位Vmoniが参照電位Vref1より高いと,出力信号VoutはHレベルに検出信号detzはLレベルになり,発振回路20が停止し,内部昇圧電源VPPを低くする。よって,内部昇圧電源VPPは,VPP=Vref1*(R1+R2)/R2に制御される。
図11は,電源起動時の誤動作を示す動作波形図である。電源起動時において外部供給電源VDDが投入され,外部電源VDDが立ち上がった後に,活性化信号actzがHレベルになり,内部降圧電源生成回路12と内部昇圧電源生成回路11が動作を開始する。また,カスコードバイアス生成回路13,バイアス生成回路15は,外部供給電源VDDの立ち上がりに伴って,カスコードバイアス電位Vcaspとバイアス電位Vcaspをそれぞれ立ち上げる。
図6のカスコードバイアス生成回路13は,通常動作状態では,トランジスタP20とN21のオン抵抗の比に応じてカスコードバイアス電位Vcaspを生成し,電源VDDの高周波の変動成分の影響を受けないようにカップリングキャパシタC1を有する。同様に,図7のカスコードバイアス生成回路13は,通常動作状態では,トランジスタP22及び抵抗R1の抵抗と,トランジスタN23のオン抵抗との比に応じてカスコードバイアス電位Vcaspを生成し,電源VDDの高周波の変動成分の影響を受けないようにカップリングキャパシタC2を有する。
外部供給電源VDDが立ち上がった後の通常状態では,カップリングキャパシタC1,C2への充電が完了し,カスコードバイアス電位Vcaspが適切な電位に制御されているので,カップリングキャパシタC1,C2は電源VDDの高周波変動成分を吸収するために適切に動作する。しかしながら,電源起動時においては,カスコードバイアス電位Vcaspが,カップリングキャパシタC1,C2により外部供給電源VDDの立ち上がりに追従して通常状態よりも高い電位になる。つまり,外部供給電源VDDの急激な立ち上がりに対して,カップリングキャパシタC1,C2の充電動作が間に合わず,一時的にカスコードバイアス電位Vcaspが通常動作状態での抵抗比で決まるレベルより高くなるのである。そして,やがてトランジスタN21,N23によるカップリングキャパシタC1,C2への充電動作が完了すると,カスコードバイアス電位Vcaspは通常動作状態での抵抗比で決まる理想的なレベルに達する。図11に示されるとおりである。
この一時的なカスコードバイアス電位Vcaspのオーバーシュートにより,図4に示した差動増幅回路D-Ampの第2のトランジスタP8,P9が非導通状態になり,カスコードカレントミラー回路がオフして,出力信号VoutはLレベルになる。この出力信号VoutのLレベルに応答して,内部降圧電源生成回路12では,出力トランジスタP31が導通し,内部降圧電源VIIは通常レベルより高くオーバーシュートする。また,内部昇圧電源生成回路11では,発振回路20が発振し,内部昇圧電源VPPが通常レベルより高くオーバーシュートする。このような内部電源VII,VPPのオーバーシュートは,それが印加される内部回路のトランジスタ素子を破壊する可能性があり,素子の信頼性低下を招く。
図12は,第1の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。図12には,カスコードバイアス生成回路13と,図4の差動増幅回路D-Ampとが示されている。このカスコードバイアス生成回路は,Pチャネルトランジスタのカスコードカレントミラー回路に対するカスコードバイアス電位Vcaspを生成する。また,このカスコードバイアス生成回路は,図6の回路に適用した例であるが,図7の回路にも適用可能である。
図12のカスコードバイアス生成回路13は,図6の回路のトランジスタP20,N21,キャパシタC1に加えて,電源起動時に導通するNチャネルトランジスタN41,N40を有する。トランジスタN41のゲートには,電源起動時に一時的にHレベルになるスタート信号sttzが供給され,トランジスタN40には,電源起動時に早期に立ち上がるバイアス電位biasnが供給される。
図13は,第1の実施の形態における電源起動時の動作波形図である。内部電源回路10内のシーケンサ14(図1参照)は,電源起動時に外部電源VDDの立ち上がりに追従してHレベルになり,全ての内部電源の起動が終了した時点でLレベルになるスタート信号sttzを出力する。また,バイアス電位biasnも外部電源VDDの立ち上がりに追従してHレベルになる。トランジスタN41のゲートにはスタート信号sttzが,トランジスタN40のゲートにはバイアス電位biasnがそれぞれ印加されているので,電源起動時に両トランジスタN40,N41が共に導通する。
そのため,カスコードバイアス電位Vcaspは,トランジスタP20のオン抵抗と,トランジスタN41,N40,N21の合成されたオン抵抗との抵抗比に応じて制御され,通常状態での電位よりも低い電位に維持される。カップリングキャパシタC1は,トランジスタN21に加えて,トランジスタN41,N40からも充電電流を供給され,カスコードバイアス電位Vcaspが通常レベルよりも高くオーバーシュートすることが防止される。
これにより,カスコードバイアス電位Vcaspが供給されるカスコードカレントミラー回路は誤動作せず,それを使用する内部昇圧電源生成回路11,内部降圧電源生成回路12も誤動作せず,内部昇圧電源VPPと内部降圧電源VIIのオーバーシュートが防止または抑制される。そして,電源起動が終了すると,スタート信号SttzがLレベルになるので,トランジスタN40,N41は非導通になり,カスコードバイアス生成回路は通常動作状態になる。
カスコードバイアス電位Vcaspのオーバーシュートをより適切に防止するためには,トランジスタN41,N40のW/LをトランジスタN20より大きくすることが望ましい。
また,図7の回路にこの第1の実施の形態を適用する場合は,図12のトランジスタP20の代わりに図7のトランジスタP22と抵抗R1が設けられる。
図14は,第2の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。また,図15は,第2の実施の形態における電源起動時の動作波形図である。図14には,カスコードバイアス生成回路13と,図4の差動増幅回路D-Ampとが示されている。このカスコードバイアス生成回路は,Pチャネルトランジスタのカスコードカレントミラー回路に対するカスコードバイアス電位Vcaspを生成する。また,このカスコードバイアス生成回路は,図6の回路に適用した例であるが,図7の回路にも適用可能である。
このカスコードバイアス生成回路13は,図6の回路のトランジスタP20,N21,キャパシタC1に加えて,電源起動時に導通するNチャネルトランジスタN43と非導通になるPチャネルトランジスタP42とを有する。トランジスタN43,P42のゲートには,電源起動時に一時的にHレベルになるスタート信号sttzが供給される。
図15に示したとおり,電源起動時にスタート信号sttzが一時的にHレベルになり,トランジスタN43が導通し,トランジスタP42が非導通になる。その結果,スタート信号sttzがHレベルの期間,カスコードバイアス電位VcaspはLレベル,つまりグランドレベルVssになる。そのため,カスコードバイアス電位Vcaspの高レベルへのオーバーシュートは回避され,カスコードカレントミラー回路の誤動作がなく,内部降圧電源VIIと内部昇圧電源VDDのオーバーシュートが回避される。トランジスタN43のサイズは,電源VDDの立ち上がりに追従するカップリングキャパシタC1の作用を無効化するために十分な電流能力を有すれば良い。
また,図7の回路にこの第1の実施の形態を適用する場合は,図12のトランジスタP20の代わりに図7のトランジスタP22と抵抗R1が設けられる。
図16は,第3の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。また,このカスコードバイアス生成回路も,Pチャネルトランジスタのカスコードカレントミラー回路に対するカスコードバイアス電位Vcaspを生成する。また,このカスコードバイアス生成回路は,図6の回路に適用した例であるが,図7の回路にも適用可能である。
このカスコードバイアス生成回路13は,図14の例と同様に,図6の回路のトランジスタP20,N21,キャパシタC1に加えて,電源起動時に導通するNチャネルトランジスタN43と非導通になるPチャネルトランジスタP42とを有する。電源起動時にスタート信号sttzが一時的にHレベルになると,インバータ25の出力がLレベル,NANDゲート26の出力n26がHレベルになり,トランジスタP42が非導通,トランジスタN43が導通する。それにより,カスコードバイアス電位Vcaspは強制的にLレベルになる。
また,通常動作状態(sttz=L)では,イネーブル信号cenzがイネーブル状態(Hレベル)で,トランジスタP42が導通,トランジスタN43が非導通となりカスコードバイアス生成回路13は活性状態になる。一方,イネーブル信号cenzがLレベルになるときに,NANDゲート26の出力n26がHレベルになり,トランジスタN43が導通,トランジスタP42が非導通になり,非活性状態になる。非活性状態では,カスコードバイアス電位VcaspはLレベルになり,電流消費しない。
この第3の実施の形態のカスコードバイアス生成回路を使用した場合の電源起動時の動作波形は,図15と同じである。また,トランジスタP20の代わりに,図7のトランジスタP22,抵抗R1を設けても良い。
上記の説明では,Pチャネルトランジスタによるカスコードカレントミラー回路と,それに対するカスコードバイアス生成回路を説明した。しかしながら,本実施の形態は,Nチャネルトランジスタによるカスコードカレントミラー回路と,それに対するカスコードバイアス生成回路にも適用可能である。
図17は,本実施の形態におけるNチャネルトランジスタによるカスコードカレントミラー回路とそれに対するカスコードバイアス生成回路の一例を示す回路図である。この差増増幅回路は,図4においてPチャネルとNチャネルを逆にしたものと同等であり,カスコードバイアス生成回路は,図14においてPチャネルとNチャネルを逆にしたものと同等である。
図17に示された差動増幅回路D-Ampは,Nチャネルトランジスタによるカスコードカレントミラー回路30を有する。電源であるグランドVssに1対の第1のトランジスタN51,N52が並列に接続され,それらのゲートは共通ノードに接続されている。さらに,第1のトランジスタN51,N52に,第2のトランジスタN53,N54がカスコード接続され,それらのゲートにはNチャネル用のカスコードバイアス電位Vcasnが供給される。トランジスタP55,P56はソース端子が接続され,ゲートには1対の入力vn,vpが供給される。トランジスタP57は,バイアス電位biaspがゲートに印加される電流スイッチであり,トランジスタP58,N59は,活性化信号actxがそのゲートに供給され,actx=LレベルでトランジスタP58がON,トランジスタN59がOFFとなり,差動増幅回路が活性化状態になる。
差動増幅回路の動作は,入力がvn>vpの場合はトランジスタP56がより導通し,出力VoutはLレベルになり,逆に,入力がvn<vpの場合はトランジスタP55がより導通し,出力VoutはHレベルになる。
カスコードバイアス生成回路13Nは,通常状態ではスタート信号sttx=Hレベルであり,トランジスタP63はOFF,トランジスタN62はONであり,トランジスタN61のオン抵抗が比較的大きく,カスコードバイアス電位VcasnはVcasn>Vss+Vthn+Vov(但し,VthnはNチャネルトランジスタの閾値電圧,VovはNチャネルトランジスタが飽和領域で動作可能な最小ドレイン・ソース間電圧)に制御される。その結果,カレントミラー回路30では,トランジスタN53,N54のソース端子がVcasn−Vthnに制御され,トランジスタN51,N52は飽和領域で動作する。また,カップリングキャパシタC10により,グランド電位Vssが変動しても,上記のカスコードバイアス電位は維持される。
カスコードバイアス生成回路13Nは,電源起動時にスタート信号sttxが一時的にLレベルになると,トランジスタP63が導通,トランジスタN62が非導通になり,カスコードバイアス電位Vcasnは,強制的にVDDに引き上げられる。これにより,カレントミラー回路30が誤動作することは回避される。
もし,このトランジスタP63,N62が設けられていない場合は,電源起動時において,外部電源VDDが立ち上がるものの,カップリングキャパシタC10は急速には充電されず,カスコードバイアス電位Vcasnの立ち上がりが緩慢になることが予想される。そうすると,カスコードバイアス電位Vcasnは,上記のVcasn>Vss+Vthn+Vovを満たすことができず,カレントミラー回路の誤動作を招く。
図17の差動増幅回路は,図9,図10の内部降圧電源生成回路,内部昇圧電源回路に適用可能である。ただし,差動増幅回路の出力Voutの論理が逆になるので,出力段にインバータを追加する必要がある。その場合,電源起動時にカレントミラー回路がOFF状態に誤動作すると,差動増幅回路の出力VoutがHレベルになり,前述と同様に内部降圧電源VIIと内部昇圧電源VPPが高くオーバーシュートすることになる。
内部降圧電源生成回路は,グランドVssからVDDとVssの中間電位を内部降圧電源として生成してもよい。また,内部昇圧電源生成回路は,グランドVssから負の電位を内部昇圧電源として生成してもよい。この場合は,正確には昇圧にはならず降圧になる。
Nチャネル用カスコードバイアス生成回路は,図12のPチャネルとNチャネルとを逆にした回路でもよい。なお,Nチャネル用カスコードバイアス生成回路では,スタート信号sttxは,Pチャネル用カスコードバイアス生成回路のスタート信号sttzとは逆相である。
以上説明したとおり,本実施の形態によれば,電源起動時にカスコードバイアス生成回路が通常状態のカスコードバイアス電位よりも低い(Pチャネルの場合)または高い(Nチャネルの場合)カスコードバイアス電位を生成するので,カレントミラー回路が誤動作になることが回避される。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
第1,第2の電源に接続され所望の電流を生成するカレントミラー回路において,
前記第1の電源側に並列に接続され,そのゲートが共通ノードに接続された複数の第1のトランジスタと,
前記複数の第1のトランジスタにカスコード接続され,そのゲートにカスコードバイアス電位が供給される複数の第2のトランジスタと,
前記カスコードバイアス電位を生成するカスコードバイアス生成回路とを有し,
前記カスコードバイアス生成回路は,通常動作時には前記カスコードバイアス電位を前記第1と第2の電源の間の第1の電位に制御し,電源投入時には前記カスコードバイアス電位を前記第1の電位より前記第2の電源側に近い第2の電位に制御することを特徴とするカレントミラー回路。
(付記2)付記1記載のカレントミラー内部回路において,
前記第1の電源より第2の電源が低く,
前記第1及び第2のトランジスタがPチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より低いレベルであることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記3)付記2記載のカレントミラー内部回路において,
前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記電源起動用トランジスタの導通により前記カスコードバイアス電位が前記第2の電位に制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記4)付記2記載のカレントミラー内部回路において,
前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,さらに,前記第1の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に非導通になる第1の電源起動用トランジスタと,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する第2の電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記第1の電源起動用トランジスタの非導通と前記第2の電源起動用トランジスタの導通とにより前記第2の電位が第2の電源レベルに制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記5)付記1記載のカレントミラー内部回路において,
前記第1の電源より第2の電源が高く,
前記第1及び第2のトランジスタがNチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より高いレベルであることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記6)付記5記載のカレントミラー内部回路において,
前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記電源起動用トランジスタの導通により前記カスコードバイアス電位が前記第2の電位に制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記7)付記5記載のカレントミラー内部回路において,
前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,さらに,前記第1の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に非導通になる第1の電源起動用トランジスタと,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する第2の電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記第1の電源起動用トランジスタの非導通と前記第2の電源起動用トランジスタの導通とにより前記第2の電位が第2の電源レベルに制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
(付記8)
第1または第2の電源から内部電源を生成する内部電源生成回路において,
付記1乃至7のいずれかに記載されたカレントミラー回路を負荷回路として有する差動増幅回路と,
前記差動増幅回路の出力信号に応じて前記内部電源を生成する出力回路とを有し,
前記差動増幅回路は,前記出力回路が生成する前記内部電源の電位と所望の基準電位との電位差に応じて前記出力信号を生成することを特徴とする内部電源生成回路。
(付記9)付記8記載の内部電源生成回路において,
前記内部電源が前記第1及び第2の電源の間の電位に制御され,
前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて導通し前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源に供給する出力トランジスタを有することを特徴とする内部電源生成回路。
(付記10)付記8記載の内部電源生成回路において,
前記内部電源が前記第1及び第2の電源の外側の電位に制御され,
前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて動作する発振回路と,当該発振回路の発振パルスにより前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源にポンピング供給するポンプ回路とを有することを特徴とする内部電源生成回路。
(付記11)
付記8に記載の内部電源生成回路と,
前記内部電源を供給される内部回路とを有する集積回路装置。
半導体集積回路の一つであるDRAMの構成図である。 DRAM内のメモリコア17の構成図である。 カスコードカレントミラー回路の回路図である。 カスコードカレントミラー回路を有する差動増幅回路の回路図である。 カスコードカレントミラー回路を使用した構成例を示す図である。 カスコードバイアス生成回路13の回路図である。 別のカスコードバイアス生成回路13の回路図である。 バイアス生成回路15の回路図である。 内部降圧電源生成回路の回路図である。 内部昇圧電源生成回路の回路図である。 電源起動時の誤動作を示す動作波形図である。 第1の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。 第1の実施の形態における電源起動時の動作波形図である。 第2の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。 第2の実施の形態における電源起動時の動作波形図である。 第3の実施の形態におけるカスコードバイアス生成回路13の回路図である。 本実施の形態におけるNチャネルトランジスタによるカスコードカレントミラー回路とそれに対するカスコードバイアス生成回路の一例を示す回路図である。
符号の説明
13:カスコードバイアス生成回路 D-Amp:差動増幅回路
VDD:第1の電源 Vss:第2の電源
C1:カップリングキャパシタ N43,P42:電源起動用トランジスタ
19:カスコードカレントミラー回路 P6,P7:第1のトランジスタ
P8,P9:第2のトランジスタ

Claims (10)

  1. 第1,第2の電源に接続され所望の電流を生成するカレントミラー回路において,
    前記第1の電源側に並列に接続され,そのゲートが共通ノードに接続された複数の第1のトランジスタと,
    前記複数の第1のトランジスタにカスコード接続され,そのゲートにカスコードバイアス電位が供給される複数の第2のトランジスタと,
    前記カスコードバイアス電位を生成するカスコードバイアス生成回路とを有し,
    前記カスコードバイアス生成回路は,通常動作時には前記カスコードバイアス電位を前記第1と第2の電源の間の第1の電位に制御し,電源投入時には前記カスコードバイアス電位を前記第1の電位より前記第2の電源側に近い第2の電位に制御することを特徴とするカレントミラー回路。
  2. 請求項1記載のカレントミラー回路において,
    前記第1の電源より第2の電源が低く,
    前記第1及び第2のトランジスタがPチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より低いレベルであることを特徴とするカレントミラー回路。
  3. 請求項2記載のカレントミラー回路において,
    前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記電源起動用トランジスタの導通により前記カスコードバイアス電位が前記第2の電位に制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
  4. 請求項2記載のカレントミラー回路において,
    前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,さらに,前記第1の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に非導通になる第1の電源起動用トランジスタと,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する第2の電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記第1の電源起動用トランジスタの非導通と前記第2の電源起動用トランジスタの導通とにより前記第2の電位が第2の電源レベルに制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
  5. 請求項1記載のカレントミラー回路において,
    前記第1の電源より第2の電源が高く,
    前記第1及び第2のトランジスタがNチャネルMOSトランジスタであり,前記第2の電位は前記第1の電位より高いレベルであることを特徴とするカレントミラー回路。
  6. 請求項5記載のカレントミラー回路において,
    前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記電源起動用トランジスタの導通により前記カスコードバイアス電位が前記第2の電位に制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
  7. 請求項5記載のカレントミラー回路において,
    前記カスコードバイアス生成回路は,前記第1の電源とカスコードバイアス電位の出力端との間にカップリングキャパシタを有し,さらに,前記第1の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に非導通になる第1の電源起動用トランジスタと,前記第2の電源と前記出力端との間に前記電源起動時に導通する第2の電源起動用トランジスタを有し,前記電源起動時に前記第1の電源起動用トランジスタの非導通と前記第2の電源起動用トランジスタの導通とにより前記第2の電位が第2の電源レベルに制御されることを特徴とするカレントミラー回路。
  8. 第1または第2の電源から内部電源を生成する内部電源生成回路において,
    請求項1乃至7のいずれかに記載されたカレントミラー回路を負荷回路として有する差動増幅回路と,
    前記差動増幅回路の出力信号に応じて前記内部電源を生成する出力回路とを有し,
    前記差動増幅回路は,前記出力回路が生成する前記内部電源の電位と所望の基準電位との電位差に応じて前記出力信号を生成することを特徴とする内部電源生成回路。
  9. 請求項8記載の内部電源生成回路において,
    前記内部電源が前記第1及び第2の電源の間の電位に制御され,
    前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて導通し前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源に供給する出力トランジスタを有することを特徴とする内部電源生成回路。
  10. 請求項8記載の内部電源生成回路において,
    前記内部電源が前記第1及び第2の電源の外側の電位に制御され,
    前記出力回路が,前記差動増幅回路の出力信号に応じて動作する発振回路と,当該発振回路の発振パルスにより前記第1または第2の電源から電源電流を前記内部電源にポンピング供給するポンプ回路とを有することを特徴とする内部電源生成回路。
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