JP2003005848A - レギュレータ回路 - Google Patents
レギュレータ回路Info
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Abstract
く、負荷電流が急激に減少した時の出力電圧の上昇を低
減できるレギュレータ回路を提供する。 【解決手段】定常状態において負荷IL1の電流が大電
流から微小電流へ急激に減少した場合、負帰還制御の応
答の遅れによってキャパシタCL1に電荷が充電され、
出力電圧が目標電圧より高くなる。すると、ノードN3
4の電圧が低下し、ダイオード31がオフ状態となっ
て、キャパシタ32に電圧が保持される。これにより、
コンパレータ42の出力がローレベルからハイレベルに
なり、n型MOSトランジスタ82がオン状態となる。
また、ノードN34の電圧低下によってn型MOSトラ
ンジスタ50のゲート−ソース間電圧が電圧源71の電
圧より小さくなると、コンパレータ72もハイレベルに
反転する。
Description
電圧に制御するレギュレータ回路に関するものである。
構成例を示す概略的な回路図である。図8に示すシリー
ズレギュレータにおいて、n型MOSトランジスタのド
レインN1には電圧源Vinの電圧が印加され、ソース
N2と接地ラインとの間には、キャパシタCLおよび電
流負荷ILが接続される。
N2と接地ラインとの間には電圧検出用に抵抗2aおよ
び抵抗2bが直列接続され、この接続中点N3が差動増
幅回路3の負入力端子−に接続される。差動増幅回路3
の正入力端子+には電圧源VRの電圧が印加される。こ
の正入力端子+と負入力端子−との電圧差が差動増幅回
路3において増幅され、n型MOSトランジスタ1のゲ
ートに入力される。
タにおいて、電流負荷ILに供給される出力電圧は、n
型MOSトランジスタ1のソース電圧の検出値と目標値
との誤差が差動増幅回路3において増幅されてn型MO
Sトランジスタ1のゲートN4に負帰還されることによ
り制御される。
電圧が上昇した場合、この電圧が抵抗2aおよび抵抗2
bにより分圧された接続点N3の電圧も上昇する。これ
により差動増幅回路3の出力電圧が低下して、n型MO
Sトランジスタ1のソース電圧は低下する。同様に、n
型MOSトランジスタ1のソースN2の電圧が低下した
場合には、接続点N3の電圧が低下し、差動増幅回路3
の出力電圧が上昇して、n型MOSトランジスタのソー
ス電圧は上昇する。このように、n型MOSトランジス
タ1のソース電圧は、接続点N3の電圧と電圧源VRの
電圧とがほぼ等しくなるように負帰還制御される。
シリーズレギュレータにおいて電流負荷ILによる負荷
電流が大電流から微小電流へ急激に変化すると、この負
荷電流の変化に対して出力電圧制御の応答が間に合わ
ず、電流負荷ILに流れていた電流がキャパシタCL1
に流れ込んでしまい、出力電圧が上昇する。キャパシタ
CLが一旦充電されると、この充電電荷を放電する電流
は電流負荷ILによる微小電流と電圧検出用の抵抗2a
および抵抗2bに流れる電流だけなので、キャパシタC
Lの充電電荷はなかなか放電されず、出力電圧が目標電
圧より高い状態が長時間続いてしまう。
態が続くと、例えば耐電圧の余裕が少ない部品に電圧ス
トレスがかかってしまい、動作不良や特性の劣化、故障
率の増大を引き起こす問題がある。また、例えば抵抗2
aおよび抵抗2bの抵抗値を下げてキャパシタCLの放
電電流を大きくし、放電速度を速くさせることも可能で
あるが、この方法では出力電圧と目標電圧とが一致する
定常状態における抵抗2a及び2bでの消費電流が大き
くなってしまうので、無駄に消費電力を増大させてしま
う問題がある。
であり、その目的は、定常状態における消費電力を増大
させることなく、負荷電流が急激に減少した時の出力電
圧の上昇を低減できるレギュレータ回路を提供すること
にある。
め、本発明の第1の観点に係るレギュレータ回路は、入
力される制御信号のレベルに応じた電圧を出力する電圧
出力回路と、上記電圧出力回路の出力電圧と所望の電圧
との誤差に応じたレベルを有する上記制御信号を出力す
る制御信号出力回路と、上記出力電圧を増大させる極性
側における上記制御信号のピークレベルを、所定の減衰
速度で保持するピーク保持回路と、上記制御信号のレベ
ルと上記ピーク保持回路の保持ピークレベルとを比較
し、当該比較結果に応じて上記電圧出力回路の負荷イン
ピーダンスを変化させる負荷制御回路とを有する。
子と、出力端子と、上記入力端子と上記出力端子との間
に接続された整流素子と、上記出力端子と基準電位との
間に接続されたキャパシタと、上記出力端子に所定の定
電流を供給する定電流源とを有する。
記制御信号のレベルと上記保持ピークレベルとを比較し
て比較信号を出力する比較回路と、上記比較信号に応じ
て導通して上記電圧出力回路の電圧出力端から電流を引
き込むトランジスタとを有する。
回路は、電源電圧入力端子と、出力電圧供給端子と、上
記電源電圧入力端子と上記出力電圧供給端子との間に接
続され、制御端子に印加される制御信号に応じた出力電
圧を上記出力電圧供給端子に供給する第1のトランジス
タと、上記出力電圧と所望の電圧との誤差に応じた電圧
を有する上記制御信号を出力する制御信号出力回路と、
上記出力電圧供給端子に接続され、その制御端子に印加
される信号に応じて導通して上記出力電圧供給端子から
電流を引き込む第2のトランジスタと、上記制御信号の
電圧と所定の電圧とを比較し、その比較結果に応じた信
号を上記第2のトランジスタの制御端子に供給する制御
回路とを有する。
供給端子の電圧を増大させる極性側における上記制御信
号のピーク電圧を所定の減衰速度で保持するピーク保持
回路を有し、上記制御信号の電圧と上記ピーク電圧との
比較結果に応じた信号を上記第2のトランジスタの制御
端子に供給する。
御信号の電圧と上記出力電圧供給端子の電圧とを比較
し、当該比較結果に応じた第1の比較信号を出力する第
1の比較回路と、上記出力電圧供給端子の電圧を増大さ
せる極性側における上記制御信号のピーク電圧を所定の
減衰速度で保持するピーク保持回路と、上記ピーク電圧
と上記制御信号の電圧とを比較し、当該比較結果に応じ
た第2の比較信号を出力する第2の比較回路とを有し、
上記第1の比較信号又は上記第2の比較信号を上記第2
のトランジスタの制御端子に供給する。
の第1の実施形態について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレギュレータ回
路の構成例を示す概略的なブロック図である。図1に示
すレギュレータ回路は、電圧出力回路10、制御信号出
力回路20、ピーク保持回路30および負荷制御回路4
0を有する。
間に供給される電圧源Vinの電圧を制御信号Scon
tのレベルに応じて変換し、端子O1−端子O2間から
出力する。図1の例において、この出力電圧がキャパシ
タCL1および電流負荷IL1に印加されている。電圧
出力回路10は、例えば、端子I1−端子O1間に接続
されるトランジスタのゲート電圧を制御することによ
り、電圧源Vinの電圧を電圧降下させて出力するシリ
ーズレギュレータ型の回路でも良い。あるいは、スイッ
チング素子を含んだDC−DCコンバータなどでも良
い。
0の出力電圧を端子I1−端子I2に受けて、出力電圧
と目標電圧との誤差に応じたレベルを有する制御信号S
contを生成する。なお、制御信号Scontのレベ
ルの変化方向は、出力電圧と目標電圧との誤差を小さく
する方向に設定される。
の出力電圧を上昇させる極性側における制御信号Sco
ntのピークレベルを、所定の減衰速度で保持する。例
えば、制御信号Scontのレベルの上昇に応じて電圧
出力回路10の出力電圧が上昇するものとすると、制御
信号Scontのレベルが上昇する場合、ピーク保持回
路30が保持するレベルもこれに応じて上昇する。制御
信号Scontが上昇から低下に転ずる場合には、保持
した制御信号Scontのピークレベルを上述の減衰速
度で徐々に減衰させながら保持する。
る制御信号Scontのレベルと端子I2に入力される
ピーク保持回路30の保持ピークレベルとを比較し、こ
の比較結果に応じて、電圧出力回路10の端子O1−端
子O2間の負荷インピーダンスを変化させる。例えば、
端子I1と端子I2のレベル差が所定のしきいレベルを
超えた否かを判定し、しきいレベルを超えた場合、負荷
インピーダンスを高インピーダンスから低インピーダン
スに変化させる。また、しきいレベルを超えた状態から
超えない状態に戻った場合には、負荷インピーダンスを
低インピーダンスから高インピーダンスに変化させる。
この場合、しきいレベルを超えたか否かの判定にヒステ
リシス特性を持たせても良い。すなわち、高負荷インピ
ーダンスから低負荷インピーダンスに可変する場合と、
低負荷インピーダンスから高負荷インピーダンスに可変
する場合とで、異なるしきいレベルを持たせる。これに
より、端子I1と端子I2とのレベル差がこれらのしき
いレベル付近にあるときにノイズ等でレベル差が微小に
変動しても、この変動がしきいレベル間のレベル差を越
えるほど大きくない限り負荷インピーダンスは変化しな
いので、ノイズ等による誤動作を防止できる。
ュレータ回路の動作について説明する。なお以下の説明
では、例として、制御信号Scontのレベルの上昇/
低下に応じて電圧出力回路10の出力電圧も同様に上昇
/低下する場合について述べる。電圧出力回路10およ
び制御信号出力回路20は、出力電圧が目標電圧に近づ
くように制御が働く負帰還ループを形成している。すな
わち、電圧出力回路10の出力電圧が目標電圧に比べて
高い場合、制御信号出力回路20において制御信号Sc
ontのレベルは低下する方向に調節され、これにより
出力電圧は低下する。また、電圧出力回路10の出力電
圧が目標電圧に比べて低い場合、制御信号出力回路20
において制御信号Scontのレベルは上昇する方向に
調節され、これにより出力電圧は上昇する。
力電圧と目標電圧とがほぼ等しくなる定常状態になる
と、制御信号Scontのレベルがほぼ一定になる。一
方、電流負荷IL1の電流が定常状態から急激に減少す
ると、負帰還制御がこの電流変化に追従できないため、
電流負荷IL1に流れるべき電流の一部がキャパシタC
L1に流れ込み、出力電圧が目標電圧に比べて大きくな
る。すると、出力電圧を目標電圧に追従させる上述の負
帰還制御により、制御信号Scontのレベルは低下す
る方向に変化する。
制御信号Scontの定常状態におけるレベルがピーク
レベルとして保持されるので、この保持ピークレベルと
制御信号Scontのレベルとのレベル差が大きくな
る。すなわち、電流負荷IL1の電流が急激に減少する
と、負荷制御回路40の端子I1と端子I1のレベル差
が増大する。そして、このレベル差が所定のしきいレベ
ルを超えると、負荷制御回路40によって電圧出力回路
10の端子O1−端子O2間のインピーダンスが高イン
ピーダンスから低インピーダンスに変化させる。これに
より、キャパシタCL1に充電された電荷の放電速度が
速くなり、出力電圧は急速に低下する。
圧に近づくと、制御信号Scontのレベルは低下から
上昇に転じて、定常状態のレベルに近づく。そして、保
持ピークレベルと制御信号Scontのレベルとのレベ
ル差が所定のしきいレベルに達すると、負荷インピーダ
ンスは低インピーダンスから再び高インピーダンスに戻
されて、キャパシタCL1の放電が停止される。そし
て、負帰還制御は再び定常状態に戻る。
ータ回路によれば、図8に示した従来のシリーズレギュ
レータのように出力電圧が目標電圧より高くなる状態が
長時間持続されることを防止できる。これにより、回路
の動作不良や特性の劣化、故障率の増大を防止できる。
また、出力電圧が目標電圧よりも高くなる過渡状態にお
いてのみ負荷インピーダンスを低インピーダンスに設定
し、出力電圧と目標電圧とがほぼ等しくなる定常状態に
おいては負荷インピーダンスを高インピーダンスに設定
することができるので、消費電力の増大を抑えることが
できる。
実施形態について、図2および図3を参照して説明す
る。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の構成
をより具体化したものである。
ギュレータ回路の構成例を示す概略的な回路図であり、
図2と図1の同一符号は同一の構成要素を示す。また、
n型MOSトランジスタ11は、図1における電圧出力
回路10に対応する。抵抗21a、抵抗21bおよび差
動増幅回路22を含む回路ブロックは、図1における制
御信号出力回路20に対応する。ダイオード31、キャ
パシタ32および定電流回路33を含む回路ブロック
は、図1におけるピーク保持回路30に対応する。電圧
源41、コンパレータ42およびn型MOSトランジス
タ43を含む回路ブロックは、図1における負荷制御回
路40に対応する。
1のドレインN11には、電圧源Vinの電圧が印加さ
れ、ソースN12と接地ラインとの間には、キャパシタ
CL1および電流負荷IL1が接続される。
スN12と接地ラインとの間には電圧検出用に抵抗21
aおよび抵抗22bが直列接続され、この接続中点N1
3が差動増幅回路22の負入力端子−に接続される。差
動増幅回路22の正入力端子+には電圧源VR1による
電圧が印加されており、この負入力端子−と正入力端子
+との電圧差が増幅されて、n型MOSトランジスタ1
1のゲートに入力される。
は、コンパレータ42の負入力端子−およびダイオード
31のアノードに接続される。ダイオード31のカソー
ドN15と接地ラインとの間には、キャパシタ32およ
び定電流回路33が接続される。さらに、ダイオード3
1のカソードN15は電圧源V41の負端子に接続さ
れ、電圧源V41の正端子はコンパレータ42の正入力
端子+に接続される。
型MOSトランジスタ43のゲートに接続される。n型
MOSトランジス43のドレインは、n型MOSトラン
ジスタ11のソースN13に接続され、そのソースは接
地ラインに接続される。
ュレータ回路の動作について、図3に示す各部の電圧波
形/電流波形を参照しながら説明する。図3は、図2に
示すレギュレータ回路の各部における電圧波形または電
流波形のシミュレーション結果の一例を示す図であり、
縦軸は電圧値または電流値を、横軸は時間をそれぞれ表
している。また図3において、波形WF11は電流負荷
IL1の電流波形を、波形WF12はn型MOSトラン
ジスタ11のソース電圧波形を、波形WF13はコンパ
レータ42の正入力端子+の電圧波形を、波形WF14
はコンパレータ42の負入力端子−の電圧波形を、波形
WF15はコンパレータ42の出力電圧波形をそれぞれ
示す。
13の電圧が上昇すると、差動増幅回路22の出力端子
N14の電圧が低下し、これによりn型MOSトランジ
スタ11のゲート電圧が低下するので、n型MOSトラ
ンジスタ11のソース電圧は低下する。また、接続中点
N13の電圧が低下すると、差動増幅回路22の出力端
子N14の電圧上昇し、これによりn型MOSトランジ
スタ11のゲート電圧が上昇するので、n型MOSトラ
ンジスタ11のソース電圧は上昇する。差動増幅回路2
2のゲインが十分高いものとすると、このような負帰還
の働きによって、接続中点N13の電圧と電圧源VR1
の電圧とがほぼ等しくなるようにn型MOSトランジス
タ11のソース電圧が制御される。
3の電圧と電圧源VR1の電圧とがほぼ等しくなる定常
状態になると、差動増幅回路22の出力電圧はほぼ一定
になる。また、ダイオード31のカソードN15の電圧
は、差動増幅回路22の出力電圧よりダイオード31の
順方向電圧だけ低い電圧で一定となる。ここで、電圧源
41による電圧がダイオード31の順方向電圧より十分
低いものとすると、コンパレータ42の正入力端子+の
電圧は負入力端子−の電圧よりも低くなるので、コンパ
レータの出力電圧はローレベルとなる。したがって、n
型MOSトランジスタ43はオフ状態となる。
ら急激に減少すると、負帰還制御がこの電流変化に追従
できないため、電流負荷IL1に流れる電流の一部がキ
ャパシタCL1に流れ込み、n型MOSトランジスタ1
1のソース電圧が上昇する。例えば、電流負荷IL1の
電流が3Aから0Aに急減する図3の時刻T12におい
て、ノードN12の電圧波形WF12は僅かに上昇して
いる。
N13の電圧が上昇すると、差動増幅回路22の出力電
圧は低下する方向に変化する。そして、差動増幅回路2
2の出力端子N14とダイオード31のカソードN15
との電位差がダイオードの順方向電圧より小さくなる
と、ダイオード31がオフ状態となってキャパシタ32
の電圧が保持される。このキャパシタ32の保持電圧
は、定電流回路33の放電によって一定の速度で低下す
る。例えば、図13の時刻T12から時刻T14にかけ
ての期間において、コンパレータ42の正入力端子+の
電圧波形WF13が低下する速度は、負入力端子−の電
圧波形WF14が低下する速度より遅くなっているが、
その他の期間において電圧波形WF13および電圧波形
WF14の変化速度はほぼ等しくなっている。これは、
時刻T12から時刻T14にかけての期間において、ダ
イオード31がオフ状態となっていることを示してい
る。
によってコンパレータ42の負入力端子−の電圧が低下
し、キャパシタ32によって保持された正入力端子+の
電圧よりも低くなると、コンパレータ42の出力電圧は
ローレベルからハイレベルに変化して、n型MOSトラ
ンジスタ43がオン状態となる(時刻T13)。これに
より、キャパシタCL1に充電された正電荷がn型MO
Sトランジスタ43を介して接地ラインへ放電され、n
型MOSトランジスタ11のソース電圧は急速に低下す
る。
の低下によって接続中点N13の電圧が電圧源VR1の
電圧に近づくと、差動増幅回路22の出力電圧は低下か
ら上昇に転じる。そして、コンパレータ42の負入力端
子−の電圧が正入力端子の電圧よりも高くなると、コン
パレータ42の出力電圧はハイレベルからローレベルに
なり、n型MOSトランジスタ43はオフ状態となっ
て、キャパシタCL1の放電が停止される(時刻T1
4)。そして、負帰還制御は再び定常状態に戻る。
ータ回路によれば、図8に示した従来のシリーズレギュ
レータのように出力電圧が目標電圧より高くなる状態が
長時間持続されることを防止できる。これにより、回路
の動作不良や特性の劣化、故障率の増大を防止できる。
また、出力電圧が目標電圧よりも高くなる過渡状態にお
いてのみn型MOSトランジスタ43をオン状態に設定
し、出力電圧と目標電圧とがほぼ等しくなる定常状態に
おいてはn型MOSトランジスタをオフ状態に設定する
ことができるので、消費電力の増大を抑えることができ
る。
ス特性を持たせても良い。すなわち、コンパレータ42
の出力電圧がローレベルからハイレベルに変化する場合
における入力端子間のしきい電圧と、ハイレベルからロ
ーレベルに変化する場合における入力端子間のしきい電
圧とを異なる電圧に設定しても良い。これにより、コン
パレータ42の入力端子間電圧がこれらのしきい電圧付
近にあるときにノイズ等の影響で入力端子間電圧が微小
に変動しても、この変動がしきい電圧間の電圧差を越え
るほど大きくない限りコンパレータ42の出力レベルが
反転することはないので、ノイズ等による誤動作を防止
できる。
実施形態について説明する。図2に示すレギュレータ回
路においては、n型MOSトランジスタ11のゲート電
圧をピーク保持回路で保持し、この保持した電圧と実際
のゲート電圧とを比較することによって、負荷急変時の
出力電圧上昇を検出している。これに対し本実施形態で
は、出力トランジスタのゲート電圧とソース電圧とを比
較することによって負荷急変時の出力電圧上昇を検出す
る。
ギュレータ回路の構成例を示す概略的なブロック図であ
る。図4に示すレギュレータ回路は、n型MOSトラン
ジスタ50、制御信号出力回路60および負荷制御回路
70を有する。
N21に電圧源Vinの電圧が印加され、ソースN22
と接地ラインとの間にキャパシタCL1および電流負荷
IL1が接続される。また、n型MOSトランジスタ5
0のゲートには、制御信号出力回路60による制御信号
Scontが入力される。
ンジスタ50のソースN22の電圧を入力し、このソー
ス電圧と目標電圧との誤差に応じたレベルを有する制御
信号Scontを生成する。なお、制御信号Scont
のレベルの変化方向は、ソースN22の電圧と目標電圧
との誤差を小さくする方向に設定される。
るn型MOSトランジスタ50のソース電圧と、端子I
2に入力されるn型MOSトランジスタ50のゲート電
圧とを比較し、この比較結果に応じて、n型MOSトラ
ンジスタ50のソースN22と接地ラインとの間の負荷
インピーダンスを変化させる。例えば、端子I1と端子
I2のレベル差が所定のしきいレベルを超えた否かを判
定し、しきいレベルを超えた場合、負荷インピーダンス
を高インピーダンスから低インピーダンスに変化させ
る。また、しきいレベルを超えた状態から超えない状態
に戻った場合には、負荷インピーダンスを低インピーダ
ンスから高インピーダンスに変化させる。この場合、し
きいレベルを超えたか否かの判定にヒステリシス特性を
持たせても良い。すなわち、高負荷インピーダンスから
低負荷インピーダンスに可変する場合と、低負荷インピ
ーダンスから高負荷インピーダンスに可変する場合と
で、異なるしきいレベルを持たせる。これにより、端子
I1と端子I2とのレベル差がこれらのしきいレベル付
近にあるときにノイズ等でレベル差が微小に変動して
も、この変動がしきいレベル間のレベル差を越えるほど
大きくない限り負荷インピーダンスは変化しないので、
ノイズ等による誤動作を防止できる。
ュレータ回路の動作について説明する。n型MOSトラ
ンジスタ50のソース電圧が目標電圧に比べて高い場
合、制御信号出力回路60において制御信号Scont
のレベルは低下する方向に調節され、これによりソース
電圧は低下する。また、n型MOSトランジスタ50の
ソース電圧が目標電圧に比べて低い場合、制御信号出力
回路60において制御信号Scontのレベルは上昇す
る方向に調節され、これにより出力電圧は上昇する。こ
のような負帰還制御により、定常状態において、n型M
OSトランジスタ50のソース電圧と目標電圧とがほぼ
等しくなる。
ら急激に減少すると、負帰還制御がこの電流変化に追従
できないため、電流負荷IL1に流れるべき電流の一部
がキャパシタCL1に流れ込み、n型MOSトランジス
タ50のソース電圧が目標電圧に比べて大きくなる。す
ると、ソース電圧を目標電圧に追従させる上述の負帰還
制御により、制御信号Scontの電圧は低下する方向
に変化する。
型MOSトランジスタ50のゲート−ソース間電圧が低
下し、n型MOSトランジスタ50のしきい電圧よりも
低くなると、n型MOSトランジスタ50はオフ状態と
なる。そして、制御信号Scontの電圧が更に低下
し、端子I1と端子I2のレベル差が所定のしきいレベ
ルを超えると、負荷インピーダンスが高インピーダンス
から低インピーダンスに変化する。これにより、キャパ
シタCL1に充電された電荷の放電速度が速くなり、n
型MOSトランジスタ50のソース電圧は急速に低下す
る。
が目標電圧に近づくと、制御信号Scontのレベルは
低下から上昇に転じて、定常状態のレベルに近づく。そ
して、負荷制御回路70の端子I1と端子I2のレベル
差が所定のしきいレベルに達すると、負荷インピーダン
スは低インピーダンスから再び高インピーダンスに戻さ
れて、キャパシタCL1の放電が停止される。そして、
負帰還制御は再び定常状態に戻る。
ータ回路によれば、図8に示した従来のシリーズレギュ
レータのように出力電圧が目標電圧より高くなる状態が
長時間持続されることを防止できる。これにより、回路
の動作不良や特性の劣化、故障率の増大を防止できる。
また、出力電圧が目標電圧よりも高くなる過渡状態にお
いてのみ負荷インピーダンスを低インピーダンスに設定
し、出力電圧と目標電圧とがほぼ等しくなる定常状態に
おいては負荷インピーダンスを高インピーダンスに設定
することができ、消費電力の増大を抑えることができ
る。
実施形態について、図5および図6を参照して説明す
る。第4の実施形態は、上述した第3の実施形態の構成
をより具体化したものである。
ギュレータ回路の構成例を示す概略的な回路図であり、
図5と図4の同一符号は同一の構成要素を示す。なお、
抵抗61a、抵抗61bおよび差動増幅回路62を含む
回路ブロックは、図4における制御信号出力回路60に
対応する。電圧源71、コンパレータ72およびn型M
OSトランジスタ73を含む回路ブロックは、図4にお
ける負荷制御回路70に対応する。
0のソースN22と接地ラインとの間には電圧検出用に
抵抗61aおよび抵抗61bが直列接続され、この接続
中点N23が差動増幅回路62の負入力端子−に接続さ
れる。差動増幅回路62の正入力端子+には電圧源VR
2による電圧が印加されており、この負入力端子−と正
入力端子+との電圧差が増幅されて、n型MOSトラン
ジスタ50のゲートN24に入力される。
OSトランジスタ50のゲートN24に接続され、正入
力端子+は電圧源71の正端子から負端子を介してn型
MOSトランジスタ50のソースN22に接続される。
また、コンパレータ72の出力電圧はn型MOSトラン
ジスタ73のゲートN25に入力される。n型MOSト
ランジスタ73のドレインは、n型MOSトランジスタ
50のソースN22に接続され、ソースは接地ラインに
接続される。
ュレータ回路の動作について、図6に示す各部の電圧波
形/電流波形を参照しながら説明する。図6は、図5に
示すレギュレータ回路の各部における電圧波形または電
流波形のシミュレーション結果の一例を示す図であり、
縦軸は電圧値または電流値を、横軸は時間をそれぞれ表
している。また図6において、波形WF21は電流負荷
IL1の電流波形を、波形WF22はn型MOSトラン
ジスタ50のソース電圧波形を、波形WF23はn型M
OSトランジスタ50のゲート電圧波形を、波形WF2
4はコンパレータ72の出力電圧波形をそれぞれ示す。
23の電圧が上昇すると、差動増幅回路62の出力端子
N24の電圧は低下し、これによりn型MOSトランジ
スタ50のゲート電圧が低下するので、n型MOSトラ
ンジスタ50のソース電圧は低下する。また、接続中点
N23の電圧が低下すると、差動増幅回路62の出力端
子N24の電圧は上昇し、これによりn型MOSトラン
ジスタ50のゲート電圧が上昇するので、n型MOSト
ランジスタ50のソース電圧は上昇する。差動増幅回路
62のゲインが十分高いものとすると、このような負帰
還の働きによって、接続中点N23の電圧と電圧源VR
2の電圧とがほぼ等しくなるようにn型MOSトランジ
スタ50のソース電圧が制御される。
圧とがほぼ等しくなる定常状態において、n型MOSト
ランジスタ50のゲート−ソース間電圧は、おおむねn
型MOSトランジスタ50のしきい電圧付近にある。こ
のときのゲート−ソース間電圧より電圧源V71の電圧
が低いとすると、コンパレータ72の負入力端子−の電
圧は正入力端子+より高くなり、コンパレータ72の出
力電圧はローレベルとなる。したがって、定常状態にお
いて、n型MOSトランジスタ73はオフ状態となる。
ら急激に減少すると、負帰還制御がこの電流変化に追従
できないため、電流負荷IL1に流れるべき電流の一部
がキャパシタCL1に流れ込み、n型MOSトランジス
タ50のソース電圧が上昇する。例えば、電流負荷IL
1の電流が3Aから0Aに急減する図6の時刻T22に
おいて、n型MOSトランジスタ50のソース電圧波形
WF22は僅かに上昇している。
の上昇に伴って接続中点N23の電圧が上昇すると、差
動増幅回路62の出力電圧は低下する方向に変化する。
これによりn型MOSトランジスタ50のゲート−ソー
ス間電圧が低下し、n型MOSトランジスタ50のしき
い電圧よりも低くなると、n型MOSトランジスタ50
はオフ状態となる。そして、差動増幅回路62の出力電
圧が更に低下し、コンパレータ72の負入力端子−の電
圧が正入力端子+より低くなると、コンパレータ72の
出力電圧がローレベルからハイレベルに変化し、n型M
OSトランジスタ73がオン状態となる(時刻T2
3)。これにより、キャパシタCL1に充電された正電
荷がn型MOSトランジスタ73を介して接地ラインへ
放電され、n型MOSトランジスタ50のソース電圧は
急速に低下する。
の低下によって接続中点N23の電圧が電圧源VR2の
電圧に近づくと、差動増幅回路62の出力電圧は低下か
ら上昇に転じる。そして、コンパレータ72の負入力端
子−の電圧が正入力端子より高くなると、コンパレータ
72の出力電圧はハイレベルからローレベルになり、n
型MOSトランジスタ73はオフ状態となって、キャパ
シタCL1の放電が停止される(時刻T24)。そし
て、負帰還制御は再び定常状態に戻る。
ータ回路によれば、図8に示した従来のシリーズレギュ
レータのように出力電圧が目標電圧より高くなる状態が
長時間持続されることを防止できる。これにより、回路
の動作不良や特性の劣化、故障率の増大を防止できる。
また、出力電圧が目標電圧よりも高くなる過渡状態にお
いてのみn型MOSトランジスタ73をオン状態に設定
し、出力電圧と目標電圧とがほぼ等しくなる定常状態に
おいてはオフ状態に設定することができるので、消費電
力の増大を抑えることができる。
ス特性を持たせても良い。すなわち、コンパレータ72
の出力電圧がローレベルからハイレベルに変化する場合
における入力端子間のしきい電圧と、ハイレベルからロ
ーレベルに変化する場合における入力端子間のしきい電
圧とを異なる電圧に設定しても良い。これにより、コン
パレータ72の入力端子間電圧がこれらのしきい電圧付
近にあるときにノイズ等の影響で入力端子間電圧が微小
に変動しても、この変動がしきい電圧間の電圧差を越え
るほど大きくない限りコンパレータ72の出力レベルが
反転することはないので、ノイズ等による誤動作を防止
できる。
実施形態について、図7を参照して説明する。第5の実
施形態は、上述した第4の実施形態の構成に第3の実施
形態の構成を組み合わせたものである。
ギュレータ回路の構成例を示す概略的な回路図であり、
図2および図5と図7の同一符号は同一の構成要素を示
す。図7に示すように、図2におけるピークホールド回
路のブロック(ダイオード31、キャパシタ32および
定電流回路33)と比較回路のブロック(電圧源41お
よびコンパレータ42)が、n型MOSトランジスタ7
3を除いた図5の構成に付加されている。
ータ72の出力電圧がOR回路81において合成され、
OR回路81の出力電圧がn型MOSトランジスタ82
のゲートに印加されている。n型MOSトランジスタ8
2のドレインはn型MOSトランジスタ50のソースN
32に接続され、ソースは接地ラインに接続される。
回路において、コンパレータ42およびコンパレータ7
2の出力電圧は、第3の実施形態および第4の実施形態
において既に述べた動作と同様な動作で、ハイレベルま
たはローレベルに設定される。そしてOR回路81の出
力電圧は、コンパレータ42またはコンパレータ72の
少なくとも何れか一方がハイレベルのときにハイレベル
となり、このときn型MOSトランジスタ82がオン状
態に設定される。したがって、図7に示すレギュレータ
回路においても、図2や図5に示すレギュレータ回路と
同様に、出力電圧が目標電圧より高くなる状態が長時間
持続されることを防止できる。また、出力電圧が目標電
圧よりも高くなる過渡状態においてのみn型MOSトラ
ンジスタ73をオン状態に設定し、出力電圧と目標電圧
とがほぼ等しくなる定常状態においてはオフ状態に設定
することができるので、消費電力の増大を抑えることが
できる。
ク保持回路のブロックにおけるキャパシタ32の保持電
圧の減衰速度が遅すぎると、負荷電流の急変時などにn
型MOSトランジスタ50のゲート電圧が振動的に変化
する場合や、ノイズ等によってキャパシタ32が誤充電
される場合などにおいて、コンパレータ42の出力が誤
って長期間ハイレベルになり、消費電流を増大させてし
まう可能性があるので、この減衰速度は上述した誤動作
を防止できる程度に速く設定する必要がある。しかしな
がら、この減衰速度が速いと、キャパシタCL1が十分
に放電される前にキャパシタ32の保持電圧が低下して
しまい、出力電圧が目標電圧より高いまま負荷インピー
ダンスが高インピーダンスに戻ってしまう可能性があ
る。一方、図5に示すレギュレータ回路では、n型MO
Sトランジスタ50のしきい電圧に製造バラツキがある
ため、電圧源71の電圧を比較的大きな電圧に設定する
必要があり、そのため図2のレギュレータ回路よりコン
パレータの動作時間が遅くなる可能性がある。これに対
して、図2および図5の構成を組み合わせた図7に示す
レギュレータ回路では、負荷急変時の出力電圧上昇を図
5に示すレギュレータ回路に比べて高速に検出できると
ともに、ピーク保持回路ブロックの減衰速度による時間
制限を受けることなくキャパシタCL1を確実に放電で
きる。
形態に限定されず、当業者に自明な種々の改変が可能で
ある。例えば、図2、図5および図7において使用され
ているMOSトランジスタは、バイポーラトランジスタ
に置き換えても良い。また、図2、図5および図7にお
いて使用されているn型MOSトランジスタは、p型M
OSトランジスタに置き換えても良い。
電力を増大させることなく、負荷電流が急激に減少した
時の出力電圧の上昇を低減できる。
路の構成例を示す概略的なブロック図である。
路の構成例を示す概略的な回路図である。
圧波形または電流波形のシミュレーション結果の一例を
示す図である。
路の構成例を示す概略的なブロック図である。
路の構成例を示す概略的な回路図である。
圧波形または電流波形のシミュレーション結果の一例を
示す図である。
路の構成例を示す概略的な回路図である。
略的な回路図である。
OSトランジスタ、20,60…制御信号出力回路、2
1a,22b,61a,61b…抵抗、22,62…差
動増幅回路、30…ピーク保持回路、31…ダイオー
ド、32,CL,CL1…キャパシタ、33…定電流回
路、40,70…負荷制御回路、41,71,VR1,
VR2…電圧源、42,72…コンパレータ、82…O
R回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 入力される制御信号のレベルに応じた電
圧を出力する電圧出力回路と、 上記電圧出力回路の出力電圧と所望の電圧との誤差に応
じたレベルを有する上記制御信号を出力する制御信号出
力回路と、 上記出力電圧を増大させる極性側における上記制御信号
のピークレベルを、所定の減衰速度で保持するピーク保
持回路と、 上記制御信号のレベルと上記ピーク保持回路の保持ピー
クレベルとを比較し、当該比較結果に応じて上記電圧出
力回路の負荷インピーダンスを変化させる負荷制御回路
と、 を有するレギュレータ回路。 - 【請求項2】 上記ピーク保持回路が、 入力端子と、 出力端子と、 上記入力端子と上記出力端子との間に接続された整流素
子と、 上記出力端子と基準電位との間に接続されたキャパシタ
と、 上記出力端子に所定の定電流を供給する定電流源とを有
する請求項1に記載のレギュレータ回路。 - 【請求項3】 上記負荷制御回路が、 上記制御信号のレベルと上記保持ピークレベルとを比較
して比較信号を出力する比較回路と、 上記比較信号に応じて導通して上記電圧出力回路の電圧
出力端から電流を引き込むトランジスタとを有する請求
項2に記載のレギュレータ回路。 - 【請求項4】 電源電圧入力端子と、 出力電圧供給端子と、 上記電源電圧入力端子と上記出力電圧供給端子との間に
接続され、制御端子に印加される制御信号に応じた出力
電圧を上記出力電圧供給端子に供給する第1のトランジ
スタと、 上記出力電圧と所望の電圧との誤差に応じた電圧を有す
る上記制御信号を出力する制御信号出力回路と、 上記出力電圧供給端子に接続され、その制御端子に印加
される信号に応じて導通して上記出力電圧供給端子から
電流を引き込む第2のトランジスタと、 上記制御信号の電圧と所定の電圧とを比較し、その比較
結果に応じた信号を上記第2のトランジスタの制御端子
に供給する制御回路と、 を有するレギュレータ回路。 - 【請求項5】 上記制御回路が、上記出力電圧供給端子
の電圧を増大させる極性側における上記制御信号のピー
ク電圧を所定の減衰速度で保持するピーク保持回路を有
し、上記制御信号の電圧と上記ピーク電圧との比較結果
に応じた信号を上記第2のトランジスタの制御端子に供
給する請求項4に記載のレギュレータ回路。 - 【請求項6】 上記制御回路が、上記制御信号の電圧と
上記出力電圧供給端子の電圧とを比較し、当該比較結果
に応じた第1の比較信号を出力する第1の比較回路と、 上記出力電圧供給端子の電圧を増大させる極性側におけ
る上記制御信号のピーク電圧を所定の減衰速度で保持す
るピーク保持回路と、 上記ピーク電圧と上記制御信号の電圧とを比較し、当該
比較結果に応じた第2の比較信号を出力する第2の比較
回路とを有し、 上記第1の比較信号又は上記第2の比較信号を上記第2
のトランジスタの制御端子に供給する請求項4に記載の
レギュレータ回路。
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