JP2003216247A - 直流安定化電源装置 - Google Patents

直流安定化電源装置

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JP2003216247A
JP2003216247A JP2002015820A JP2002015820A JP2003216247A JP 2003216247 A JP2003216247 A JP 2003216247A JP 2002015820 A JP2002015820 A JP 2002015820A JP 2002015820 A JP2002015820 A JP 2002015820A JP 2003216247 A JP2003216247 A JP 2003216247A
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Japan
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regulator
switching
voltage
power supply
series regulator
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JP2002015820A
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English (en)
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Hideki Agari
英樹 上里
Koji Yoshii
宏治 吉井
Hirohisa Abe
浩久 阿部
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源を供給する負荷の大きさ等に応じて、ス
イッチングレギュレータとシリーズレギュレータを切り
換えて作動させることにより、更に消費電力の低減を図
ることができる直流安定化電源装置を得る。 【解決手段】 同じ直流電源からの入力電圧をそれぞれ
異なる電圧に変換して出力するスイッチングレギュレー
タ2とシリーズレギュレータ3を備え、制御回路部4
は、外部から入力される切換制御信号Scに応じてスイ
ッチングレギュレータ2又はシリーズレギュレータ3の
いずれか一方を作動させるように、スイッチングレギュ
レータ2及びシリーズレギュレータ3の切換動作の制御
を行い、該切換動作時には、一旦スイッチングレギュレ
ータ2とシリーズレギュレータ3を共に作動させてか
ら、所望のレギュレータのみを引き続き作動させるよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力電流の変動
や、入力電圧の変動に対して高速に応答して出力電圧を
所定の電圧で一定にすることができる、低消費電流の直
流安定化電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在一般に使用されている直流安定化電
源装置として、スイッチングレギュレータとシリーズレ
ギュレータがある。スイッチングレギュレータは、効率
は高いが、出力電圧のリプルや作動時のノイズが大きく
内部で消費する電力も比較的大きいという問題があっ
た。更に、スイッチングレギュレータは、入力電圧、出
力電流及び出力電圧の各変化に対する応答速度が遅いと
いう問題があった。
【0003】また、スイッチングレギュレータの応答速
度を速くしようとすると消費電力が増加するため、消費
電流が小さい負荷に電源を供給する場合は効率が著しく
低下するという問題があった。これに対して、シリーズ
レギュレータは、効率は低いが、出力電圧のリプルが少
なく作動時のノイズも小さい。しかも、シリーズレギュ
レータは、内部で消費する電力の割に速い応答速度を得
ることができるため、負荷電流が小さい場合はスイッチ
ングレギュレータよりも応答速度が速く高効率が得られ
る場合があった。
【0004】これらのことから、スイッチングレギュレ
ータとシリーズレギュレータを組み合わせて、両者の特
徴を活かしたDC−DCコンバータが特開平11−31
26号公報で開示されており、該公報に開示されている
DC−DCコンバータを図7に示す。図7のDC−DC
コンバータ100において、入力端子IN1とIN2と
の間には直流電源(図示せず)からの電圧(例えば5
V)が供給され、出力端子OUT1とOUT2との間か
らは一定の直流電圧(例えば3V)が出力される。入力端
子IN1,IN2と出力端子OUT1,OUT2との間
には、スイッチングレギュレータ101とシリーズレギ
ュレータ102が並列に接続されている。
【0005】シリーズレギュレータ102の出力電圧は
スイッチングレギュレータ101の出力電圧よりも低
く、スイッチングレギュレータ101の出力電圧が例え
ば3Vとすると、シリーズレギュレータ102の出力電
圧は例えば2.95Vになるように設定されている。入
力電圧の変動や出力端子に接続された負荷の変動等で、
応答の遅いスイッチングレギュレータ101の出力電圧
が3Vから低下して2.95V以下になると、応答の速
いシリーズレギュレータ102は、作動を開始して出力
電圧が2.95Vで一定になるように動作する。
【0006】再び、出力電圧が上昇して、2.95Vよ
りも高くなるとシリーズレギュレータ102は動作を停
止するため、シリーズレギュレータ102での消費電力
は小さくなる。このようにして、DC−DCコンバータ
100では、スイッチングレギュレータ101の高効率
を維持しながらシリーズレギュレータ102の高速な応
答性を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平11−
3126号公報で開示された構成では、動作時に、スイ
ッチングレギュレータ101とシリーズレギュレータ1
02の差動増幅器A1等へ常時電力を供給しているた
め、更なる消費電力の低減を図ることができなかった。
【0008】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、電源を供給する負荷の大きさ
等に応じて、スイッチングレギュレータとシリーズレギ
ュレータを切り換えて作動させることにより、更に消費
電力の低減を図ることができる直流安定化電源装置を得
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る直流安定
化電源装置は、直流電源からの電圧を所定の直流電圧に
変換して出力端子から出力する直流安定化電源装置にお
いて、前記直流電源からの電圧を所定の第1直流電圧に
変換して前記出力端子に出力するスイッチングレギュレ
ータと、前記直流電源からの電圧を所定の第2直流電圧
に変換して前記出力端子に出力するシリーズレギュレー
タと、外部から入力される切換制御信号に応じて、前記
スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータを切
り換えて作動させる制御部とを備えるものである。
【0010】具体的には、前記制御部は、スイッチング
レギュレータからシリーズレギュレータに切り換えて作
動させるように外部からの切換制御信号が入力される
と、所定時間T1の間、スイッチングレギュレータとシ
リーズレギュレータを共に作動させ、所定時間T1が経
過するとスイッチングレギュレータの動作を停止させ、
シリーズレギュレータからスイッチングレギュレータに
切り換えて作動させるように外部からの切換制御信号が
入力されると、所定時間T2の間、スイッチングレギュ
レータとシリーズレギュレータを共に作動させ、所定時
間T2が経過するとシリーズレギュレータの動作を停止
させるようにした。
【0011】また、前記スイッチングレギュレータ及び
シリーズレギュレータは、対応する制御信号入力端に入
力される制御信号に応じてそれぞれ作動開始又は作動停
止し、前記制御部は、外部からの切換制御信号に応じ
て、該各制御信号入力端に所定の制御信号を出力するよ
うにしてもよい。
【0012】また、この発明に係る直流安定化電源装置
は、直流電源からの電圧を所定の直流電圧に変換して出
力端子から出力する直流安定化電源装置において、前記
直流電源からの電圧を所定の第1直流電圧に変換して前
記出力端子に出力するスイッチングレギュレータと、前
記直流電源からの電圧を所定の第2直流電圧に変換して
前記出力端子に出力するシリーズレギュレータと、前記
出力端子から出力される電流値の検出を行う電流検出回
路部と、該電流検出回路部で検出された電流値に応じ
て、前記スイッチングレギュレータとシリーズレギュレ
ータを切り換えて作動させる制御部とを備え、前記制御
部は、電流検出回路部で検出された電流値が所定値を超
えている場合は、スイッチングレギュレータを作動さ
せ、電流検出回路部で検出された電流値が所定値以下で
ある場合は、シリーズレギュレータを作動させるもので
ある。
【0013】具体的には、前記制御部は、スイッチング
レギュレータからシリーズレギュレータに切り換えて作
動させる場合、所定時間T1の間、スイッチングレギュ
レータとシリーズレギュレータを共に作動させ、所定時
間T1が経過するとスイッチングレギュレータの動作を
停止させ、シリーズレギュレータからスイッチングレギ
ュレータに切り換えて作動させる場合、所定時間T2の
間、スイッチングレギュレータとシリーズレギュレータ
を共に作動させ、所定時間T2が経過するとシリーズレ
ギュレータの動作を停止させるようにした。
【0014】また、前記スイッチングレギュレータ及び
シリーズレギュレータは、対応する制御信号入力端に入
力される制御信号に応じてそれぞれ作動開始又は作動停
止し、前記制御部は、電流検出回路部で検出された電流
値に応じて、該各制御信号入力端に所定の制御信号を出
力するようにしてもよい。
【0015】具体的には、前記所定の時間T1は、シリ
ーズレギュレータの出力電圧が作動開始時に第2直流電
圧に安定するまでに要する時間以上であり、前記所定の
時間T2は、スイッチングレギュレータの出力電圧が作
動開始時に第1直流電圧に安定するまでに要する時間以
上であるようにした。
【0016】一方、前記シリーズレギュレータの出力電
圧である第2直流電圧は、前記スイッチングレギュレー
タの出力電圧である第1直流電圧よりも大きくなるよう
にしてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す実施の形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。 第1の実施の形態.図1は、本発明の第1の実施の形態
における直流安定化電源装置の例を示したブロック図で
ある。図1において、直流安定化電源装置1は、電池等
の直流電源10からの電源電圧を所定の電圧に変換し出
力電圧Vo1として負荷11が接続される出力端子OU
Tに出力するスイッチングレギュレータ2と、直流電源
10からの電源電圧を所定の電圧に変換し出力電圧Vo
2として出力端子OUTに出力するシリーズレギュレー
タ3とを備えている。出力電圧Vo2は、出力電圧Vo
1よりも大きくなるように設定されている。
【0018】更に、直流安定化電源装置1は、入力され
る制御信号に応じてスイッチングレギュレータ2の動作
制御を行うスイッチSW1と、入力される制御信号に応
じてシリーズレギュレータ3の動作制御を行うスイッチ
SW2と、外部から入力される切換制御信号Scに応じ
て前記スイッチSW1及びSW2の動作制御を行う制御
回路部4とを備えている。なお、スイッチSW1,SW
2及び制御回路部4は制御部をなす。切換制御信号Sc
を出力する外部回路(図示せず)は、負荷11の動作状
態が事前に分かっており、負荷11で消費される電流に
応じてスイッチングレギュレータ2又はシリーズレギュ
レータ3のいずれかを選択して作動させるように切換制
御信号Scを出力する。
【0019】例えば、出力端子OUTから負荷11に供
給する総電流値が所定の電流値を超える場合は作動して
いるレギュレータをシリーズレギュレータ3からスイッ
チングレギュレータ2に切り換える。これに対して、総
電流が所定値以下である場合には、作動しているレギュ
レータをスイッチングレギュレータ2からシリーズレギ
ュレータ3に切り換える。CPU用の電源として使用す
る場合、CPUの動作時にはスイッチングレギュレータ
2を使用し、CPUのスタンバイ時にはシリーズレギュ
レータ3を使用するようにする。この場合、シリーズレ
ギュレータ3には数μAといった低消費電流が要求され
る。
【0020】このように、レギュレータが選択され、負
荷11の消費電流が小さい場合は、シリーズレギュレー
タ3を使用するため、スイッチングレギュレータ2は比
較的負荷電流の大きい場合しか作動しない。このため、
スイッチングレギュレータ2内部で消費する電力を大き
くしても、負荷電流に比べて小さいため、内部で消費す
る電力を大きくしてスイッチングレギュレータ2の応答
速度を速くすることができる。このようにすることによ
り、高効率で消費電力を低減させることができる直流安
定化電源装置を得ることができる。
【0021】スイッチングレギュレータ2は、例えばリ
コー製のR1230というICで形成されたDC−DC
コンバータ15、並びに平滑回路を構成するインダクタ
L1及びコンデンサC1で形成されている。なお、コン
デンサC1は、シリーズレギュレータ3の出力電圧Vo
2を安定させる働きもする。
【0022】DC−DCコンバータ15において、電源
端子VDD1とGND1との間には直流電源10が接続
され、端子LXと出力端子OUTとの間にはインダクタ
L1が、出力端子OUTと電源端子GNDとの間にはコ
ンデンサC1がそれぞれ接続されている。DC−DCコ
ンバータ15のチップイネーブル端子CE1は、スイッ
チSW1によって電源電圧VDD又は接地電圧GNDの
いずれかに接続される。チップイネーブル端子CE1が
電源電圧VDDに接続されると、DC−DCコンバータ
15はイネーブル状態になって作動し、チップイネーブ
ル端子CE1が接地電圧GNDに接続されると、DC−
DCコンバータ15はディスエーブル状態になって動作
を停止して電力をほとんど消費しなくなる。
【0023】次に、シリーズレギュレータ3は、例えば
リコー製のR1121というICで形成されており、シ
リーズレギュレータ3において、電源端子VDD2とG
ND2との間には直流電源10が接続され、出力電圧V
o2は出力端子OUTに出力される。また、シリーズレ
ギュレータ3のチップイネーブル端子CE2は、スイッ
チSW2によって電源電圧VDD又は接地電圧GNDの
いずれかに接続される。チップイネーブル端子CE2が
電源電圧VDDに接続されると、シリーズレギュレータ
3はイネーブル状態になって作動し、チップイネーブル
端子CE2が接地電圧GNDに接続されると、シリーズ
レギュレータ3はディスエーブル状態になって動作を停
止し電力をほとんど消費しなくなる。
【0024】図2は、図1の直流安定化電源装置1の動
作例を示したタイミングチャートであり、図2を用いて
図1の直流安定化電源装置1の動作について説明する。
図2において、区間Aでは、シリーズレギュレータ3を
作動させるように外部からの切換制御信号Scが入力さ
れており、DC−DCコンバータ15の動作が停止して
スイッチングレギュレータ2の動作は停止しており、シ
リーズレギュレータ3のみが作動している状態である。
このため、出力端子OUTからはシリーズレギュレータ
3からの出力電圧Vo2が出力されている。
【0025】次に、スイッチングレギュレータ2を作動
させるように外部からの切換制御信号Scが入力される
と区間Bに移行し、制御回路部4は、シリーズレギュレ
ータ3からスイッチングレギュレータ2に切り換える動
作を行う。区間Bになると、制御回路部4は、スイッチ
SW1に対して、DC−DCコンバータ15のチップイ
ネーブル端子CE1を電源電圧VDDに接続させてDC
−DCコンバータ15、すなわちスイッチングレギュレ
ータ2を作動させる。
【0026】このため、区間Bでは、スイッチングレギ
ュレータ2とシリーズレギュレータ3の両方が作動して
いる状態となる。スイッチングレギュレータ2にソフト
スタート機能が設けられている場合、スイッチングレギ
ュレータ2の出力電圧Vo1が完全に立ち上がるまでに
多少時間がかかる。このため、シリーズレギュレータ3
のチップイネーブル端子CE2には、スイッチングレギ
ュレータ2の出力電圧Vo1が完全に立ち上がるのに要
する時間が経過してから、スイッチSW2を切り換えて
チップイネーブル端子CE2を接地電圧GNDに接続さ
せるようにする。
【0027】このようなことから、制御回路部4は、ス
イッチングレギュレータ2を作動させるように外部から
の切換制御信号Scが入力されてから所定時間T2が経
過した後、スイッチSW2に対して、シリーズレギュレ
ータ3のチップイネーブル端子CE2を接地電圧GND
に接続させて、シリーズレギュレータ3の動作を停止さ
せる。このようにすることによって、出力端子OUTか
ら出力される電圧がVo2からVo1に低下する際に生
じるアンダーシュートを低減させることができる。
【0028】次に、所定時間T2が経過すると区間Cに
移行し、制御回路部4は、スイッチSW2に対して、シ
リーズレギュレータ3のチップイネーブル端子CE2を
接地電圧GNDに接続させ、シリーズレギュレータ3の
動作を停止させてスイッチングレギュレータ2のみが作
動している状態にする。このため、出力電圧Voは、V
o1で一定になる。
【0029】次に、シリーズレギュレータ3を作動させ
るように外部からの切換制御信号Scが入力されると区
間Dに移行し、制御回路部4は、スイッチングレギュレ
ータ2からシリーズレギュレータ3に切り換える動作を
行う。区間Dになると、制御回路部4は、スイッチSW
2に対して、シリーズレギュレータ3のチップイネーブ
ル端子CE2を電源電圧VDDに接続させてシリーズレ
ギュレータ3を作動させる。
【0030】このため、区間Dでは、再びスイッチング
レギュレータ2とシリーズレギュレータ3の両方が作動
している状態となる。制御回路部4は、シリーズレギュ
レータ3を作動させるように外部からの切換制御信号S
cが入力されてから所定時間T1が経過した後、スイッ
チSW1に対して、DC−DCコンバータ15のチップ
イネーブル端子CE1を接地電圧GNDに接続させて、
スイッチングレギュレータ2の動作を停止させる。シリ
ーズレギュレータ3にはソフトスタートの期間がないた
め、所定時間T1はT2よりも短くてよい。なお、図2
では、スイッチングレギュレータ2がソフトスタート機
能を有している場合を例にして説明したが、スイッチン
グレギュレータ2がソフトスタート機能を有していない
場合は、所定時間T2をT1よりも必ずしも長くする必
要はない。
【0031】次に、所定時間T1が経過すると区間Eに
移行し、制御回路部4は、スイッチSW1に対して、ス
イッチングレギュレータ2のチップイネーブル端子CE
1を接地電圧GNDに接続させ、スイッチングレギュレ
ータ2の動作を停止させてシリーズレギュレータ3のみ
が作動している状態にする。このため、出力端子OUT
の電圧は、Vo2で一定になる。
【0032】図3は、図1のスイッチSW1とSW2に
アナログスイッチを使用した場合を示している。なお、
図3では、図1と同じものは同じ符号で示しており、こ
こではその説明を省略する。図3において、スイッチS
W1は、アナログスイッチ21,22及びインバータ回
路23で構成されており、スイッチSW2は、アナログ
スイッチ25,26及びインバータ回路27で構成され
ている。アナログスイッチ21,22,25,26は、
制御信号入力端INSに、ハイ(High)レベルの信
号が入力されるとオンして導通状態になり、ロー(Lo
w)レベルの信号が入力されるとオフして遮断状態にな
る。
【0033】制御回路部4は、スイッチングレギュレー
タ2を作動させる場合は、ハイレベルの信号S1を出力
し、スイッチングレギュレータ2の動作を停止させる場
合は、ローレベルの信号S1を出力する。同様に、制御
回路部4は、シリーズレギュレータ3を作動させる場合
は、ハイレベルの信号S2を出力し、シリーズレギュレ
ータ3の動作を停止させる場合は、ローレベルの信号S
2を出力する。このような構成にすることにより、DC
−DCコンバータ15、シリーズレギュレータ3、制御
回路部4及びスイッチSW1,SW2を1つのICに集
積することができる。このため、DC−DCコンバータ
15の電源端子VDD1とシリーズレギュレータ3の電
源端子VDD2を1つの端子にできると共に、電源端子
GND1とGND2を1つの端子にすることができ、I
Cの端子数を削減することができる。
【0034】次に、図4は、本発明の第1の実施の形態
における直流安定化電源装置の他の例を示したブロック
図である。なお、図4では、図1と同じものは同じ符号
で示しており、ここではその説明を省略する。図4にお
いて、直流安定化電源装置1aは、スイッチングレギュ
レータ2と、シリーズレギュレータ3と、外部から入力
された切換制御信号Scをデコードして第1チップイネ
ーブル信号Sc1と第2チップイネーブル信号Sc2を
生成して出力するデコーダ31とを備えている。
【0035】更に、直流安定化電源装置1aは、第1チ
ップイネーブル信号Sc1に対して信号レベルの立ち上
がりのみを所定の時間T1だけ遅延させてDC−DCコ
ンバータ15のチップイネーブル端子CE1に出力する
第1遅延回路32と、第2チップイネーブル信号Sc2
に対して信号レベルの立ち上がりのみを所定の時間T2
だけ遅延させてシリーズレギュレータ3のチップイネー
ブル端子CE2に出力する第2遅延回路33とを備えて
いる。なお、デコーダ31、第1遅延回路32及び第2
遅延回路33は、制御部をなす。
【0036】図5は、図4のデコーダ31、第1遅延回
路32及び第2遅延回路33の回路例を示した図であ
る。なお、図5では、外部からの切換制御信号Scが1
つの2値のデータ信号である場合を例にして示してい
る。図5において、デコーダ31はインバータ回路35
で形成されており、第1遅延回路32は、PMOSトラ
ンジスタQ1、NMOSトランジスタQ2、所定の電流
I1の供給を行う定電流源41、コンデンサ42及びイ
ンバータ回路43で構成されている。また、第2遅延回
路33は、PMOSトランジスタQ3、NMOSトラン
ジスタQ4、所定の電流I2の供給を行う定電流源4
5、コンデンサ46及びインバータ回路47で構成され
ている。
【0037】第1遅延回路32において、PMOSトラ
ンジスタQ1及びNMOSトランジスタQ2の各ゲート
にはそれぞれ切換制御信号Scが入力されている。ロー
レベルの切換制御信号Scが入力されると、PMOSト
ランジスタQ1がオンしてNMOSトランジスタQ2が
オフする。このため、定電流源41からの定電流I1で
コンデンサ42が充電されてインバータ回路43の入力
端の電圧が次第に上昇し、所定の時間T1後にインバー
タ回路43からDC−DCコンバータ15のチップイネ
ーブル端子CE1に出力されている信号がローレベルに
立ち下がる。このように、所定の時間T1は、定電流I
1の電流値とコンデンサ42の容量とで決定される。
【0038】次に、ハイレベルの切換制御信号Scが入
力されると、PMOSトランジスタQ1がオフしてNM
OSトランジスタQ2がオンする。このため、コンデン
サ42はNMOSトランジスタQ2によって放電されて
インバータ回路43の入力端の電圧が低下し、インバー
タ回路43からDC−DCコンバータ15のチップイネ
ーブル端子CE1に出力されている信号がハイレベルに
立ち上がる。この場合、NMOSトランジスタQ2に電
流供給能力の大きなトランジスタを使用することによ
り、ほとんど遅延することなくチップイネーブル端子C
E1に出力されている信号がハイレベルに立ち上がる。
【0039】同様に、第2遅延回路33において、PM
OSトランジスタQ3及びNMOSトランジスタQ4の
各ゲートには切換制御信号Scがインバータ回路31を
介してそれぞれ入力されている。ハイレベルの切換制御
信号Scが入力されると、PMOSトランジスタQ3が
オンしてNMOSトランジスタQ4がオフする。このた
め、定電流源45からの定電流I2でコンデンサ46が
充電されてインバータ回路47の入力端の電圧が次第に
上昇し、所定の時間T2後にインバータ回路47からシ
リーズレギュレータ3のチップイネーブル端子CE2に
出力されている信号がローレベルに立ち下がる。このよ
うに、所定の時間T2は、定電流I2の電流値とコンデ
ンサ46の容量とで決定される。
【0040】次に、ローレベルの切換制御信号Scが入
力されると、PMOSトランジスタQ3がオフしてNM
OSトランジスタQ4がオンする。このため、コンデン
サ46はNMOSトランジスタQ4によって放電されて
インバータ回路47の入力端の電圧が低下し、インバー
タ回路47からシリーズレギュレータ3のチップイネー
ブル端子CE2に出力されている信号がハイレベルに立
ち上がる。この場合、NMOSトランジスタQ4に電流
供給能力の大きなトランジスタを使用することにより、
ほとんど遅延することなくチップイネーブル端子CE2
に出力されている信号がハイレベルに立ち上がる。
【0041】このようにして、図4及び図5で示した直
流安定化電源装置1aにおいても、図2のタイミングチ
ャートで示した動作と同様の動作を行うことができると
共に、DC−DCコンバータ15、シリーズレギュレー
タ3、デコーダ31、第1遅延回路32及び第2遅延回
路33を1つのICに集積することができる。このた
め、DC−DCコンバータ15の電源端子VDD1とシ
リーズレギュレータ3の電源端子VDD2を1つの端子
にでき、DC−DCコンバータ15の電源端子GND1
とシリーズレギュレータ3の電源端子GND2を1つの
端子にすることができ、ICの端子数を削減することが
できる。
【0042】このように、本第1の実施の形態における
直流安定化電源装置は、同じ直流電源からの入力電圧を
それぞれ異なる電圧に変換して出力するスイッチングレ
ギュレータ2とシリーズレギュレータ3を備え、制御回
路部4は、外部から入力される切換制御信号Scに応じ
てスイッチングレギュレータ2又はシリーズレギュレー
タ3のいずれか一方を作動させるように、スイッチング
レギュレータ2及びシリーズレギュレータ3の切換動作
の制御を行い、該切換動作時には、一旦スイッチングレ
ギュレータ2とシリーズレギュレータ3を共に作動させ
てから、所望のレギュレータのみを引き続き作動させる
ようにした。このようにすることにより、電源を供給す
る負荷の大きさ等に応じて、スイッチングレギュレータ
とシリーズレギュレータを切り換えることにより、消費
電力の低減を図ることができると共に、スイッチングレ
ギュレータとシリーズレギュレータの切り換え時に発生
するアンダーシュートを低減させることができる。
【0043】第2の実施の形態.前記第1の実施の形態
では、外部から入力される切換制御信号Scに応じてス
イッチングレギュレータ2とシリーズレギュレータ3を
切り換えて作動させるようにしたが、出力電流を検出
し、該検出した出力電流に応じてスイッチングレギュレ
ータ2とシリーズレギュレータ3を切り換えて作動させ
るようにしてもよく、このようにしたものを本発明の第
2の実施の形態とする。図6は、本発明の第2の実施の
形態における直流安定化電源装置の例を示したブロック
図である。なお、図6では、図1と同じものは同じ符号
で示し、ここではその説明を省略すると共に図1との相
違点のみ説明する。
【0044】図6における図1との相違点は、出力電流
の検出を行う電流検出回路部52を設け、制御回路部4
は、電流検出回路部52で検出された電流値に応じてス
イッチングレギュレータ2又はシリーズレギュレータ3
のいずれか一方を作動させるようにしたことにあり、こ
れに伴って、図1の制御回路部4を制御回路部54にす
ると共に、図1の直流安定化電源装置1を直流安定化電
源装置51にした。
【0045】図6において、直流安定化電源装置51
は、スイッチングレギュレータ2と、シリーズレギュレ
ータ3と、スイッチSW1,SW2と、出力端子OUT
から出力される電流の検出を行う電流検出回路部52
と、該電流検出回路部52からの電流検出値に応じて前
記スイッチSW1及びSW2の動作制御を行う制御回路
部54とを備えている。なお、スイッチSW1,SW2
及び制御回路部54は、制御部をなす。
【0046】制御回路部54は、電流検出回路部52で
検出された電流値から、出力端子OUTから出力された
電流値が所定の電流値を超えていると判断した場合は、
作動しているレギュレータをシリーズレギュレータ3か
らスイッチングレギュレータ2に切り換える。これに対
して、制御回路部54は、電流検出回路部52で検出さ
れた電流値から、出力端子OUTから出力された電流値
が所定の電流値以下であると判断した場合、作動してい
るレギュレータをスイッチングレギュレータ2からシリ
ーズレギュレータ3に切り換える。
【0047】図6の直流安定化電源装置51の動作例を
示したタイミングチャートは、図2と同様であるため省
略し、図2を用いて図6の直流安定化電源装置51の動
作について説明する。区間Aでは、制御回路部54は、
電流検出回路部52から入力された出力電流検出値が所
定値以下であり、DC−DCコンバータ15の動作が停
止してスイッチングレギュレータ2の動作が停止してお
り、シリーズレギュレータ3のみが作動している状態で
ある。このため、出力端子OUTからはシリーズレギュ
レータ3からの出力電圧Vo2が出力される。
【0048】次に、電流検出回路部52から入力された
出力電流検出値が所定値を超えると区間Bに移行し、制
御回路部54は、シリーズレギュレータ3からスイッチ
ングレギュレータ2に切り換えるようにスイッチSW1
及びSW2の動作制御を行う。区間Bになると、制御回
路部54は、スイッチSW1に対して、DC−DCコン
バータ15のチップイネーブル端子CE1を電源電圧V
DDに接続させてDC−DCコンバータ15、すなわち
スイッチングレギュレータ2を作動させる。
【0049】このため、区間Bでは、スイッチングレギ
ュレータ2とシリーズレギュレータ3の両方が作動して
いる状態となる。シリーズレギュレータ3のチップイネ
ーブル端子CE2には、スイッチングレギュレータ2の
出力電圧Vo1が完全に立ち上がるのに要する時間が経
過してから、スイッチSW2を切り換えてチップイネー
ブル端子CE2を接地電圧GNDに接続させるようにす
る。
【0050】このようなことから、制御回路部54は、
電流検出回路部52からの出力電流検出値が所定値を超
えてから所定時間T2が経過した後、スイッチSW2に
対して、シリーズレギュレータ3のチップイネーブル端
子CE2を接地電圧GNDに接続させて、シリーズレギ
ュレータ3の動作を停止させる。このようにすることに
よって、出力端子OUTから出力される電圧がVo2か
らVo1に低下する際に生じるアンダーシュートを低減
させることができる。
【0051】次に、所定時間T2が経過すると区間Cに
移行し、制御回路部54は、スイッチSW2に対して、
シリーズレギュレータ3のチップイネーブル端子CE2
を接地電圧GNDに接続させ、シリーズレギュレータ3
の動作を停止させてスイッチングレギュレータ2のみが
作動している状態にする。このため、出力端子OUTか
ら出力される電圧は、Vo1で一定になる。次に、電流
検出回路部52からの出力電流検出値が所定値以下にな
ると区間Dに移行し、制御回路部54は、スイッチング
レギュレータ2からシリーズレギュレータ3に切り換え
る動作を行う。区間Dになると、制御回路部54は、ス
イッチSW2に対して、シリーズレギュレータ3のチッ
プイネーブル端子CE2を電源電圧VDDに接続させて
シリーズレギュレータ3を作動させる。
【0052】このため、区間Dでは、再びスイッチング
レギュレータ2とシリーズレギュレータ3の両方が作動
している状態となる。制御回路部54は、電流検出回路
部52からの出力電流検出値が所定値以下になってから
所定時間T1が経過した後、スイッチSW1に対して、
DC−DCコンバータ15のチップイネーブル端子CE
1を接地電圧GNDに接続させて、スイッチングレギュ
レータ2の動作を停止させる。
【0053】次に、所定時間T1が経過すると区間Eに
移行し、制御回路部54は、スイッチSW1に対して、
スイッチングレギュレータ2のチップイネーブル端子C
E1を接地電圧GNDに接続させ、スイッチングレギュ
レータ2の動作を停止させてシリーズレギュレータ3の
みが作動している状態にする。このため、出力端子OU
Tから出力される電圧は、Vo2で一定になる。なお、
スイッチSW1及びSW2にアナログスイッチを使用し
た場合、スイッチSW1及びSW2は図3と同様である
のでその説明を省略する。
【0054】このように、本第2の実施の形態における
直流安定化電源装置は、同じ直流電源からの入力電圧を
それぞれ異なる電圧に変換して出力するスイッチングレ
ギュレータ2とシリーズレギュレータ3を備え、制御回
路部54は、電流検出回路部52からの出力電流検出値
に応じてスイッチングレギュレータ2又はシリーズレギ
ュレータ3のいずれか一方を作動させるように、スイッ
チングレギュレータ2及びシリーズレギュレータ3の動
作切換の制御を行い、該動作切換時には、一旦スイッチ
ングレギュレータ2とシリーズレギュレータ3を共に作
動させてから、所望のレギュレータのみを引き続き作動
させるようにした。このようにすることにより、前記第
1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共
に、外部から制御を行うことなく出力電流の変化に応じ
たより適確なレギュレータの切換制御を行うことができ
る。
【0055】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
の直流安定化電源装置によれば、負荷電流の変動が大き
い負荷を接続する場合であっても、スイッチングレギュ
レータとシリーズレギュレータを切り換えることによ
り、効率の良さと低消費電力を両立させた定電圧電源を
実現することができる。また、スイッチングレギュレー
タとシリーズレギュレータをシングルチップICに集積
することで、従来のスイッチングレギュレータICを使
用した場合と同様の使い易さを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における直流安定
化電源装置の例を示したブロック図である。
【図2】 図1の直流安定化電源装置1の動作例を示し
たタイミングチャートである。
【図3】 図1のスイッチSW1及びSW2の回路例を
示した図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態における直流安定
化電源装置の他の例を示したブロック図である。
【図5】 図4におけるデコーダ31、第1遅延回路3
2及び第2遅延回路33の回路例を示した図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態における直流安定
化電源装置の例を示したブロック図である。
【図7】 従来のDC−DCコンバータの例を示した図
である。
【符号の説明】
1,1a,51 直流安定化電源装置 2 スイッチングレギュレータ 3 シリーズレギュレータ 4,54 制御回路部 10 直流電源 11 負荷 15 DC−DCコンバータ 31 デコーダ 32 第1遅延回路 33 第2遅延回路 52 電流検出回路部 L1 リアクトル C1 コンデンサ SW1,SW2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 3/155 H02M 3/155 W (72)発明者 阿部 浩久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5H410 BB04 CC02 CC05 DD02 EA38 EB01 EB37 FF03 FF05 FF25 KK01 KK05 5H430 BB01 BB09 BB11 BB20 EE04 EE09 FF02 FF07 FF13 GG01 GG11 HH03 JJ07 KK03 5H730 AA14 AS01 BB13 BB84 BB96 DD04 EE08 FD01 FD31 FG22 XC03 XC06 XC20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源からの電圧を所定の直流電圧に
    変換して出力端子から出力する直流安定化電源装置にお
    いて、 前記直流電源からの電圧を所定の第1直流電圧に変換し
    て前記出力端子に出力するスイッチングレギュレータ
    と、 前記直流電源からの電圧を所定の第2直流電圧に変換し
    て前記出力端子に出力するシリーズレギュレータと、 外部から入力される切換制御信号に応じて、前記スイッ
    チングレギュレータとシリーズレギュレータを切り換え
    て作動させる制御部と、を備えることを特徴とする直流
    安定化電源装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、スイッチングレギュレー
    タからシリーズレギュレータに切り換えて作動させるよ
    うに外部からの切換制御信号が入力されると、所定時間
    T1の間、スイッチングレギュレータとシリーズレギュ
    レータを共に作動させ、所定時間T1が経過するとスイ
    ッチングレギュレータの動作を停止させ、シリーズレギ
    ュレータからスイッチングレギュレータに切り換えて作
    動させるように外部からの切換制御信号が入力される
    と、所定時間T2の間、スイッチングレギュレータとシ
    リーズレギュレータを共に作動させ、所定時間T2が経
    過するとシリーズレギュレータの動作を停止させること
    を特徴とする請求項1記載の直流安定化電源装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチングレギュレータ及びシリ
    ーズレギュレータは、対応する制御信号入力端に入力さ
    れる制御信号に応じてそれぞれ作動開始又は作動停止
    し、前記制御部は、外部からの切換制御信号に応じて、
    該各制御信号入力端に所定の制御信号を出力することを
    特徴とする請求項1又は2記載の直流安定化電源装置。
  4. 【請求項4】 直流電源からの電圧を所定の直流電圧に
    変換して出力端子から出力する直流安定化電源装置にお
    いて、 前記直流電源からの電圧を所定の第1直流電圧に変換し
    て前記出力端子に出力するスイッチングレギュレータ
    と、 前記直流電源からの電圧を所定の第2直流電圧に変換し
    て前記出力端子に出力するシリーズレギュレータと、 前記出力端子から出力される電流値の検出を行う電流検
    出回路部と、 該電流検出回路部で検出された電流値に応じて、前記ス
    イッチングレギュレータとシリーズレギュレータを切り
    換えて作動させる制御部と、を備え、 前記制御部は、電流検出回路部で検出された電流値が所
    定値を超えている場合は、スイッチングレギュレータを
    作動させ、電流検出回路部で検出された電流値が所定値
    以下である場合は、シリーズレギュレータを作動させる
    ことを特徴とする直流安定化電源装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、スイッチングレギュレー
    タからシリーズレギュレータに切り換えて作動させる場
    合、所定時間T1の間、スイッチングレギュレータとシ
    リーズレギュレータを共に作動させ、所定時間T1が経
    過するとスイッチングレギュレータの動作を停止させ、
    シリーズレギュレータからスイッチングレギュレータに
    切り換えて作動させる場合、所定時間T2の間、スイッ
    チングレギュレータとシリーズレギュレータを共に作動
    させ、所定時間T2が経過するとシリーズレギュレータ
    の動作を停止させることを特徴とする請求項4記載の直
    流安定化電源装置。
  6. 【請求項6】 前記スイッチングレギュレータ及びシリ
    ーズレギュレータは、対応する制御信号入力端に入力さ
    れる制御信号に応じてそれぞれ作動開始又は作動停止
    し、前記制御部は、電流検出回路部で検出された電流値
    に応じて、該各制御信号入力端に所定の制御信号を出力
    することを特徴とする請求項4又は5記載の直流安定化
    電源装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の時間T1は、シリーズレギュ
    レータの出力電圧が作動開始時に第2直流電圧に安定す
    るまでに要する時間以上であり、前記所定の時間T2
    は、スイッチングレギュレータの出力電圧が作動開始時
    に第1直流電圧に安定するまでに要する時間以上である
    ことを特徴とする請求項2又は5記載の直流安定化電源
    装置。
  8. 【請求項8】 前記シリーズレギュレータの出力電圧で
    ある第2直流電圧は、前記スイッチングレギュレータの
    出力電圧である第1直流電圧よりも大きいことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の直流安
    定化電源装置。
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