JP2002051537A - Dc/dcコンバータ回路 - Google Patents

Dc/dcコンバータ回路

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JP2002051537A
JP2002051537A JP2001198000A JP2001198000A JP2002051537A JP 2002051537 A JP2002051537 A JP 2002051537A JP 2001198000 A JP2001198000 A JP 2001198000A JP 2001198000 A JP2001198000 A JP 2001198000A JP 2002051537 A JP2002051537 A JP 2002051537A
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Erich Bayer
バイエル エーリッヒ
Hans Schmeller
シュメラー ハンス
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Texas Instruments Deutschland GmbH
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    • H02M3/07Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using resistors or capacitors, e.g. potential divider using capacitors charged and discharged alternately by semiconductor devices with control electrode, e.g. charge pumps
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DC/DCコンバータ回路におけるスタンバ
イ時に電流消費量を少なくすること 【解決手段】 DC/DCコンバータ回路の出力端で設
計値に達するとすぐに、レギュレータ回路のすべての電
流消費要素をOFFにする信号をまず送ることによっ
て、スタンバイ時の電流消費量をかなり低減するもので
ある。レギュレータ回路に一旦OFF信号が送られる
と、レギュレータ回路をON/OFFにする信号を送る
回路により出力電圧のモニタが処理される

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC/DCコンバ
ータ回路の入力電圧を、この入力電圧と異なる、DC/
DCコンバータ回路の出力電圧に変換できるアクティブ
動作が可能な電圧変換回路と、前記出力電圧を所定設計
値にレギュレートするためのレギュレータ回路とを備
え、該レギュレータ回路が基準電圧発生回路とコンパレ
ータとを備え、前記コンパレータの第1入力端に前記出
力電圧の特徴を定める電圧が入力され、第2入力端に前
記基準電圧発生回路が発生する基準電圧が入力され、前
記出力電圧が設計値のMIN/MAXを越えることに応
じてコンパレータが前記電圧変換回路を附勢/除勢する
ための制御信号を発生するようになっているDC/DC
コンバータ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるDC/DCコンバータ回路は従来
技術から公知となっており、例えば、安定化電荷ポンプ
DC/DCコンバータを発明の名称とする米国特許第5,
680,300号の背景技術の説明の章に記載されている。こ
こに記載されているDC/DCコンバータ回路の電圧変
換回路は電荷ポンプ回路を含む。
【0003】冒頭に記載した回路の欠点の1つは、回路
の出力端における電流条件が比較的小さいか、またはゼ
ロの場合、例えばスタンバイ時の電流消費量が比較的大
きいことである。これは、安定化回路自体、すなわち基
準電圧発生回路およびコンパレータが電流を消費し続け
ることに起因している。基準電圧発生回路としてバンド
ギャップ基準電圧回路を使用する場合、基準電圧に適合
し、出力電圧の特徴を定める電圧として、コンパレータ
の第1入力端に印加される電圧を出力電圧から分圧する
ような分圧回路を更に設けることができる。しかしなが
ら、この分圧器もDC/DCコンバータ回路のスタンバ
イ時に電流を消費する。
【0004】かかる回路のスタンバイ時における電流消
費量を低減するために、すなわち回路の出力の電流消費
量が皆無か、極めて少ない時に、回路に印加される信号
により、スタンバイ状態から通常の作動に変化するDC
/DCコンバータLTC1516において、DC/DC
コンバータ回路を使用することがリニアテクノロジー社
から提案されている。この回路はアドレス”www.linear
-tech.com”で2000年6月10日に利用できたリニ
アテクノロジー社のホームページに記載されていた。ス
タンバイ状態から通常の作動に変化させるための信号は
マイクロプロセッサによりDC/DCコンバータ回路に
提供される。このような回路構造では、受信機のONピ
ンはスタンバイ時にデューティサイクルが大きい(例え
ば95〜98%とする)信号を受信するようになってい
る。この大きいデューティサイクルはデューティサイク
ルを決定する際に、このスタンバイ時の電流に対する可
能な最長のOFF時間を最短のON時間に関連付けるこ
とによってあらかじめ設定された、例えば100μAの
最大スタンバイ電流に適合されている。ON時間が、例
えば0.2msであり、可能な最長のOFF時間が10
msである時、この回路は通常の作動と比較してスタン
バイ時のON時間のうちの2%の間しか電流を消費しな
い。
【0005】上記のような回路の欠点は、通常の動作と
スタンバイ動作との切り換えを行えないことである。別
の欠点は、スタンバイ中に、ON/OFF比が固定され
ており、DC/DCコンバータ回路のスタンバイ電流消
費量が比較的大きくなるような時間にDC/DCコンバ
ータ回路の出力端で実際に必要な電流消費量に適合して
いないことである。
【0006】次に図1を参照すると、ここには従来のD
C/DCコンバータ回路がブロック図として示されてお
り、この回路では通常、集積回路にまとめられているモ
ジュール1、2、3、4および5がブロックとして記載
されている。
【0007】公知のDC/DCコンバータ回路は電圧変
換回路を含み、この変換回路は、本ケースでは電荷ポン
プ回路から成る。この電荷ポンプ回路は電荷ポンプコン
デンサCpumpと、回路の入力電圧Vccに接続され
た電荷ポンプの制御可能なスイッチを含む出力ステージ
1と、例えばMOSFETとすることができる制御可能
なスイッチに信号を送るドライバーおよび発振器を含む
制御回路2とから成る。制御回路2は入力電圧ソースV
ccからの電流を受ける。アクティブな作動中はこの制
御回路2は電荷ポンプコンデンサがまず第1の位相でD
C/DCコンバータ回路の入力電圧Vccに充電される
ようにスイッチングされ、第2位相で入力電圧Vccと
直列となり、回路の出力端で電圧が入力電圧Vccより
も大きくなり、よってほとんどの部分で入力電圧Vcc
のほぼ2倍に対応する電圧となるようにスイッチングさ
れるよう、電荷ポンプ回路のスイッチを周期的に制御す
るようになっている。入力電圧を出力端で、より高い電
圧、より低い電圧、または反転された電圧に変換できる
かかる電荷ポンプ回路は、例えばテキストブック「エレ
クトロニクスの技術」、ポール・ホロウィッツおよびウ
ィンフリード・ヒル著、第2版、ケンブリッジユニバー
シティプレス発行(1989年)第377ページおよび
次ページに記載されているように、従来技術では公知と
なっている。
【0008】この公知のDC/DCコンバータ回路は更
に出力端に充電コンデンサCoutを含み、このコンデ
ンサに回路の出力電圧Voutが記憶されるようになっ
ている。このコンデンサにはDC/DCコンバータ回路
の出力端に加えられる負荷の表示として、図1に示され
た抵抗器R1が並列接続されている。
【0009】更に、この公知のDC/DCコンバータ回
路はコンパレータ3と、バンドギャップ基準電圧発生回
路4と、分圧器5とから成る安定化回路を含む。
【0010】この回路構造では、コンパレータ3は、D
C/DCコンバータ回路の出力電圧Voutを分圧器が
分圧した電圧をその第1入力端6において受けるように
なっており、DC/DCコンバータ回路の出力電圧Vo
ut電圧はコンパレータの第2入力端7へ印加される、
バンドギャップ基準電圧発生回路が発生した基準電圧V
refに適合されている。
【0011】制御回路2に出力端が接続されているコン
パレータはスキップモード原理により、すなわち、DC
/DCコンバータ回路の出力電圧Voutが所定設計値
のMINを越えた時に限り、電荷ポンプ回路がONとな
るように、出力電圧Voutが設計値のMAX/MIN
を越える事態に応じて、電圧変換回路(1、2、Cpu
mp)を附勢する制御信号を出力したり、除勢するため
の制御信号を出力して、DC/DCコンバータ回路の出
力電圧を所定の設計値にレギュレートするようになって
いる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、図1に
示されるような回路には電流消費量が比較的大きいとい
う欠点がある。その理由は、スタンバイ時でもレギュレ
ータ回路はONのままであるからである。実際にほとん
どの電流(Icc=20μA)を消費するのはコンパレ
ータであり、その次に電流を消費するのは基準電圧発生
回路(例えばIcc=10μA)であり、更に次に電流
を消費するのは分圧器(例えばIcc=6μA)であ
る。
【0013】本発明の目的は上記欠点を克服し、このタ
イプの従来技術の回路と比較して、スタンバイ時の電流
消費量がより少ないことを特徴とする、DC/DCコン
バータ回路を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的は、前記DC/
DCコンバータ回路が、前記コンパレータを含む前記レ
ギュレータ回路をON/OFFにする信号を送るための
回路を更に含み、この回路のコンパレータの第1入力端
に前記出力電圧を特徴付ける別の電圧が印加され、第2
入力端にコンデンサの電圧が印加されるようになってお
り、前記DC/DCコンバータ回路が1つ以上の制御可
能なスイッチを含む制御回路を更に含み、該制御回路
が、前記レギュレータ回路の前記コンパレータの前記制
御信号およびレギュレータ回路をON/OFFにする信
号を送るための前記回路の前記コンパレータの前記出力
信号を受信するだけでなく、前記レギュレータ回路のO
N時間中、前記スイッチを制御するための信号を出力
し、これらスイッチを制御することによって前記レギュ
レータ回路が定める電圧に前記コンデンサを接続し、出
力電圧の特徴を定める前記電圧と所定量異なる電圧にコ
ンデンサを充電し、前記レギュレータ回路の前記コンパ
レータによって電圧が設計値に達したとの信号が送られ
ると、前記レギュレータ回路をOFFにするための信号
を出力すると共に、前記スイッチを制御し、よって前記
コンデンサを充電電圧から分離し、コンデンサを徐々に
放電させるようになっており、前記出力電圧の特徴を定
める前記別の電圧と前記コンデンサの両端との電圧が一
致した時に、前記レギュレータ回路をON/OFFにす
る信号を送るための前記回路の前記コンパレータが前記
制御回路に信号を出力し、この結果、前記制御回路が前
記レギュレータ回路をONにする信号を即座に出力する
ようになっている、本書の冒頭記載のDC/DCコンバ
ータ回路によって達成される。
【0015】本発明はDC/DCコンバータ回路の出力
端で設計値に達するとすぐに、レギュレータ回路のすべ
ての電流消費要素をOFFにする信号をまず送ることに
よって、スタンバイ時の電流消費量をかなり低減するも
のである。レギュレータ回路に一旦OFF信号が送られ
ると、レギュレータ回路をON/OFFにする信号を送
る回路により出力電圧のモニタが処理される。この信号
を送る回路のコンパレータは、レギュレータ回路のうち
のコンパレータと異なり、絶対的に正確な基準電圧を受
信するのではなく、その代わりに他の入力端に印加され
る電圧とは所定の大きさだけ異なり、瞬間的な出力電圧
の特徴を決定し、レギュレータ回路によって定められ、
コンデンサに印加される電圧を出力端で十分な精度で受
信するようになっている。このような回路構造により、
レギュレータ回路をON/OFFする信号を送るための
回路のコンパレータがON信号を出力している限り、コ
ンデンサの両端の電圧は常にリフレッシュされる。本発
明に係わる回路は、この回路のスタンバイ時の電流消費
量をDC/DCコンバータ回路の出力端で必要とされる
出力電流にダイナミックに適合させる。これによって、
このタイプの従来の回路と異なり、本発明に係わるDC
/DCコンバータ回路は回路のスタンバイ時の電流消費
量を簡単に、かつ効率的に大幅に低減できる。
【0016】本発明の別の有利な実施例は従属請求項に
記載されている。以下、添付図面を参照し、例に基づい
て本発明についてより詳細に説明する。
【0017】
【発明の実施の形態】次に図2を参照すると、ここには
本発明に係わるDC/DCコンバータ回路の一実施例が
ブロック図として示されている。本発明に係わるDC/
DCコンバータ回路のこの実施例のほとんどの部品は、
図1に示された部品と同じであるので、図1に示された
回路と比較して新しい部品および接続についてしか説明
しないこととする。
【0018】図2に示されるようなDC/DCコンバー
タ回路はレギュレータ回路をON/OFFする信号を送
るための回路である回路13を含む。この回路構造で
は、レギュレータ回路をON/OFFする信号を送るた
めの回路13の出力端は、レギュレータ回路の個々の要
素3、4および5だけでなく、制御回路にも接続されて
いる。レギュレータ回路をON/OFFする信号を送る
ための回路13はDC/DCコンバータ回路のスタンバ
イ時に、すなわち出力電圧Voutが設計値MAXを越
えている時に、レギュレータ回路、すなわちコンパレー
タに、更にバンドギャップ基準電圧発生回路4および分
圧器5にOFF信号を送る。オプションとして電圧変換
回路(制御回路2)にOFF信号を送ってもよい。この
ことは、本ケースでは電圧変換回路が電源電圧Vcc
(または分圧器5における出力電圧Vout)から分離
されることを意味し、一方、ON信号を送ることは、電
源電圧Vcc(または分圧器5における出力電圧Vou
t)に再接続されることを意味する。
【0019】低出力電流が必要とされるスタンバイ中、
レギュレータ回路をON/OFF示する信号を送るため
の回路13は、DC/DCコンバータ回路の出力電圧V
outをモニタする。この回路は、このモニタのために
出力端14においてDC/DCコンバータ回路の出力電
圧Voutを受信し、更に別の入力端16で出力電圧V
outが設計値のMAXを越えているか、またはMIN
を越えているかを表示する、レギュレータ回路のコンパ
レータ3からの制御信号を受信する。出力電圧が設計値
のMINを越えていると表示する時に限り、このレギュ
レータ回路をOFFにする信号を送ることができる。レ
ギュレータ回路をON/OFFする信号を送るための回
路13はマイクロプロセッサ(μp)が制御信号を入力
する際にこの信号が通過する別の入力端をオプションと
して含む。この制御回路の機能については後述する。
【0020】次に図3を参照すると、ここには図2に示
されるように、レギュレータ回路をON/OFFする信
号を送るための回路13の可能な構造が例として示され
ている。図3に示されるような個々のMOSFETの機
能は、この機能を満たす部品にMOSFETを置換し
た、図4に示されるような回路図から明らかである。
【0021】次に図3および4を参照すると、以下、本
発明に係わるレギュレータ回路をON/OFFにする信
号を送るための回路13の構造について詳細に説明す
る。
【0022】この回路13は比較すべき電圧を印加する
ようになっているゲートを有する2つのP型MOSFE
T MP2およびMP3と、N型MOSFET MN2
およびMN3を含む電流ミラーと、コンパレータ20の
電流消費量を決定するP型MOSFET MP4から形
成された電流ソースとから構成されている。図3に示さ
れるようなコンパレータ20の機能は従来技術から判る
ので、次の説明では詳細には説明しない。
【0023】コンパレータ20の電流ソースを形成する
P型MOSFET MP4のソースは、DC/DCコン
バータ回路の出力電圧Voutに接続されており、MO
SFET MP4のドレインはP型MOSFET MP
2およびMP3のソースに接続されており、ゲートはア
ースに接続されており、その基板は出力電圧Voutに
接続されている。
【0024】P型MOSFET MP2のドレインはN
型MOSFET MN2のドレインに接続されており、
その基板は出力電圧Voutに接続されている。P型M
N2MP3のドレインはN型MOSFET MN3のド
レインに接続されており、その基板は出力電圧Vout
に接続されている。
【0025】電流ミラーを形成する2つのN型MOSF
ET MN2およびMN3のソースおよび基板はアース
に接続されているが、一方、それらのゲートは互いに接
続されている。また、N型MOSFET MN3のゲー
トとソースは互いに接続されている。
【0026】コンパレータ20の作動ポイントを設定す
るために、P型MOSFETによって形成されたダイオ
ードMP6およびMP8が設けられている。この回路構
造ではダイオードMP6およびMP8のソースおよび基
板は出力電圧Voutに接続されているが、それらのゲ
ートは対応するドレインに接続されている。図4では、
P型MOSFETによって形成されたダイオードMP8
およびMP6は、それぞれD1およびD2と表示されて
いる。
【0027】P型MOSFET MP2およびMP3の
ゲートはコンパレータの差動入力端を形成しており、各
ゲートはコンデンサとして機能するMOSFET(図3
ではそれぞれMN1またはMP1;図4ではそれぞれC
2およびC1)に接続されている。
【0028】この回路構造ではコンデンサC2を形成す
るN型MOSFET MN1のソース、ドレインおよび
基板はアースに接続されているが、そのゲートはP型M
OSFET MP2のゲート、すなわちコンパレータの
1つの差動入力端に接続されている。
【0029】コンデンサC1を形成するP型MOSFE
T MP1のソース、ドレインおよび基板は、出力電圧
に接続されているが、一方、そのゲートはP型MOSF
ETMP3のゲート、すなわちコンパレータ20の他方
の差動入力端に接続されている。
【0030】MOSFET MN5、MP9(図4内の
S2、S1)とMN4、MP7(図4内のS4、S3)
とは、ノーダルポイントKvdiff(C2として働く
N型MOSFET MN1のゲートおよびP型MOSF
ET MP2のゲート(コンパレータ20の第1差動入
力端))とKvout(C1として働くP型MOSFE
T MP1のゲートおよびP型MOSFET MP3の
ゲート(コンパレータ20の第2差動入力端))とをア
イソレートできるスイッチを形成する。4つのスイッチ
MN5、MP9、MN4およびMP7のいずれも制御回
路17によって制御され、この制御回路は図3に示され
るような実施例ではフリップフロップ回路(例えばRS
フリップフロップ)から成る。
【0031】これら4つのスイッチの回路は次のとおり
である。すなわちP型MOSFETMP7のソースはP
型MOSFET MP6のドレインに接続あれ、ドレイ
ンはコンデンサC2として作動するN型MOSFET
MN1のゲートに抵抗器Rを介して接続され、基板は出
力電圧Voutに接続され、そのゲートは制御回路17
の出力端32に接続されている。
【0032】N型MOSFET MN4のソースは電流
ソースI1を介してアースに接続され、そのドレインは
P型MOSFET MP2のゲートに接続され、その基
板はそのソースに接続され、ゲートは制御回路17の出
力端31に接続されている。
【0033】P型MOSFET MP9のソースはP型
MOSFET MP8のドレインに接続されており、ド
レインはP型MOSFET MP3のゲートに接続さ
れ、その基板は出力電圧Voutに接続され、そのゲー
トは制御回路17の出力端32に接続されている。
【0034】N型MOSFET MN5のソースは電流
ソースI2を介してアースに接続され、その基板はソー
スに接続され、そのゲートは制御回路17の出力端31
に接続されている。
【0035】ソースと基板とが出力電圧Voutに接続
されており、ゲートドレインに接続されており、次にド
レインが回路ポイントKVdiffに接続されているP
型MOSFET MP5は、Voutと回路ポイントK
Vdiff(コンデンサC2として働くN型MOSFE
T MN1のゲートと、P型MOSFET MP2のゲ
ート(コンパレータ20の第1差動入力端))との間に
精密に定められたリーク電流を設定するように働く。
【0036】コンパレータ20の出力端21は反転増幅
器19に接続されており、反転増幅器19には出力電圧
Voutが供給されており、増幅器19の出力端には、
後述するようにレギュレータ回路をONにする信号を送
るのに使用される信号が発生される。
【0037】反転増幅器19の出力端は制御回路17を
形成するフリップフロップ(RSフリップ−フロップ)
の入力端33に接続されており、制御回路17のフリッ
プフロップの他方の入力端34にはDC/DCコンバー
タ回路の出力電圧Voutが設計値のMAX/MINを
越えることを表示する、レギュレータ回路のコンパレー
タ3が発生する制御信号(図2では16)が印加され
る。
【0038】次に、図3および4に示されるような回路
13の機能だけでなく、図2に示されるようなDC/D
Cコンバータ回路の機能についても説明する。
【0039】まず、説明を簡潔にするため、レギュレー
タ回路をONにする信号を送るための、ON信号18を
制御回路17が出力したところであると仮定する(この
ON信号を出力する条件およびどのようにこの信号を発
生するかについては更に説明する)。
【0040】制御回路17の設定入力端(S)におい
て、レギュレータ回路をON/OFFする信号を送るた
めの回路のコンパレータからの信号が、後述するように
発生される際に、このON信号18が出力される。この
結果、フリップフロップ17の2つの出力端(Qおよび
Qquer)における信号が上記スイッチを制御するた
めに、MN4(S4)、MP7(S3)、MP9(S
1)およびMN5(S2)をONにする信号を送るため
に変化し、この結果、2つのコンデンサC2(MP1)
およびC2(MN1)が充電される。
【0041】このような回路構造では、コンバータの出
力電圧がその設計値に再び達する時のコンデンサC2
(MN1)は、次のような電圧まで充電される。
【0042】
【数1】
【0043】ここで、Vout(des)はレギュレー
タ回路によってその設計値Vout(des)に設定さ
れたばかりの電圧であり、VgsはダイオードD2(M
P6)の両端における電圧降下分であり、Vout(=
R×I)は所定の抵抗器Rの両端における電圧降下分で
ある。レギュレータ回路をON/OFFする信号を送る
ための回路13のコンパレータ20の第1入力端(KV
diff)へ電圧VC2が印加される。
【0044】同時に、コンデンサC1(MP1)は次の
電圧に充電される。
【0045】
【数2】
【0046】この場合、MOSダイオードD1とD2
(それぞれMP8とMP6)との間における電圧の降下
分が同じとなるように、これらダイオードは同じである
と仮定する。コンパレータ20の第2入力端(KVou
t)には電圧VC1が印加される。
【0047】充電位相の終了時におけるコンパレータ2
0の入力電圧の差は、VC2−VC1=Voffとな
り、この値は抵抗器Rを所望する値に設定することによ
って設定できる。
【0048】レギュレータ回路をONにする信号が送ら
れる際に、この結果生じる2つの可能なケースを区別す
る。
【0049】第1ケースでは、レギュレータ回路にON
信号が送られる際、DC/DCコンバータ回路の出力電
圧Voutはまだ設計値のMAXを越えたままであるの
で、電荷ポンプを附勢する必要はない。レギュレータ回
路のコンパレータに接続された(図示されていない)第
1遅延回路(例えばRCパッド)は、第1遅延時間(例
えば30μ秒)がタイムアウトするまでコンパレータが
(フリップフロップ17の入力端Rへ送られる)制御信
号を出力端へ出力しないように保証する。この第1遅延
時間はレギュレータ回路のコンパレータによる検出可能
な電圧の比較を可能にするまで、レギュレート動作に重
要な要素が確実に安定できるようにすると共に、他方
で、第1ケースにおいてコンデンサを所望する電圧まで
完全に充電するのに十分な時間を利用できるように働
く。
【0050】次に、レギュレータ回路のコンパレータ3
は制御信号を出力し、その制御信号は制御回路のフリッ
プフロップ17の入力端Rへ送られる。この結果、コン
パレータ20の2つの入力端(KVdiff、KVou
t)がアイソレートされるように、信号がフリップフロ
ップの出力端(QおよびQquer)における状態を変
え、MOSFETスイッチMN4(S4)、MP7(S
3)、MP9(S1)およびMN5(S2)をOFFに
する信号が送られる。これと同時に、フリップフロップ
の出力端Qからレギュレータ回路にOFF信号18が送
られる。このOFF信号はコンパレータ3、基準電圧発
生回路4、分圧器5および制御回路2に印加され、(例
えば図示していないスイッチを附勢することにより)こ
れらをOFFにする。
【0051】第2ケースでは、DC/DCコンバータ回
路にON信号が送られるとき、出力電圧がその設計値の
MINを越えている状態であるので、第1遅延時間のタ
イムアウト時に、レギュレータ回路のコンパレータはV
out<Vdesと見なし、コンパレータは電荷ポンプ
の制御回路2に制御信号を出力し、電荷ポンプを附勢す
る。ポンプ動作によって再び出力電圧の設計値に達する
と、第2遅延時間(例えば3〜4μ秒)のタイムアウト
時にコンパレータに関連した第2遅延回路(同じように
図示されていない)は、電荷ポンプが出力し続け、コン
デンサが上記のように所望する値まで完全に再充電され
ることを保証する。
【0052】この第2遅延時間のタイムアウト時にレギ
ュレータ回路のコンパレータ3は、再び制御信号を出力
し、この制御信号は制御回路のフリップフロップ17の
入力端Rへ送られ、この結果、信号はコンパレータ20
の2つの入力端(KVdiff、KVout)がアイソ
レートされるように、フリップフロップの出力端(Qお
よびQquer)の出力端の状態を変え、MOSFET
スイッチMN4(S4)、MP7(S3)、MP9(S
1)およびMN5(S2)にOFF信号が送られる。こ
れと同時に、フリップフロップの出力端9からレギュレ
ータ回路にOFF信号18が送られる。このOFF信号
はコンパレータ3、バンドギャップ基準電圧発生回路
4、分圧器5および制御回路2に印加され、例えば図示
していないスイッチを附勢することによりこれらをOF
Fにする。
【0053】コンデンサC1およびC2は充電されてい
るので、コンパレータ20の入力端には電圧差が生じ
る。
【0054】当分の間、MOSFET MP5を通過す
るリーク電流を無視した場合、コンパレータ20の第1
入力端(KVdiff)における電圧はレギュレータ回
路のOFF時間の間、Vout(des)−Vgs−V
offの値に留まる性質があるが、他方、コンパレータ
20の第2入力端(KVout)における電圧はVou
t−Vgsとなる。第2入力端(KVdiff)におけ
る電圧はアースに容量結合し、第2入力端(KVou
t)における電圧は実際の出力電圧Voutに容量結合
しているので、電圧差Voffよりも大きい値だけ実際
の出力電圧Voutが低下することによって、コンパレ
ータ20の出力信号レベルが変化し、よって出力端にお
いて反転増幅器19を介して制御回路17のフリップフ
ロップのS入力端に達する信号が出力され、これによっ
て最終的にフリップフロップの出力端QおよびQque
rにおける出力レベルが変化し、この結果、フリップフ
ロップの出力端Qはレギュレータ回路(コンパレータ
3、バンドギャップ基準電圧発生回路4)を再附勢する
ようにON信号を出力する。すなわち、この信号は分圧
器5を電源Voutに再接続する。図2に示されている
ような実施例では、発振器とドライバーとを含む制御回
路2はONに戻る。すなわち電源Vccに接続される。
【0055】制御回路17のフリップフロップのS入力
端に印加されるレギュレータ回路をON/OFFにする
信号を送るための回路のコンパレータの出力信号を発生
する際に、フリップフロップの2つの出力信号Qおよび
Qquerは状態を変え、レギュレータ回路にON信号
が送られるのと同時に上記のように制御信号によって閉
じられたスイッチS1〜S4によってコンデンサC1と
C2の両端の間に電圧が加えられる。次に、このような
全シーケンスのサイクルが新しく繰り返される。
【0056】これまで考慮しなかったMOSFET M
P5を通過するように流れるリーク電流ILはレギュレ
ータ回路をON/OFFにする信号を送るための回路1
3のコンパレータ20の2つの容量結合された入力端K
VdiffおよびKVoutで自動的に発生するリーク
電流を正しい方向に流さなければならない。このような
回路構造では、MP5を通過して流れるリーク電流はコ
ンデンサC1とC2との間の分圧器の望ましくない暴走
を防止するように、コンパレータ20の入力端で自動的
に発生するリーク電流(接合部のリーク電流)の量を決
定するように設定されている。最悪のケースでは暴走の
結果、レギュレータ回路がON状態に戻ることもあり得
る。従って、所定の量の電流は図5に示されるようにレ
ギュレータ回路がON状態に繰り返して復帰できること
を保証している。
【0057】次に図5を参照すると、この図の上半分に
はDC/DCコンバータ回路の出力端における2つの異
なるスタンバイ電流(100μAおよび250μA)に
対するDC/DCコンバータ回路の出力電圧Voutの
形状が示されている。図5の下半分における曲線はレギ
ュレータ回路にON/OFF信号を送るための回路13
のコンパレータ20の2つの入力端へ印加されるコンデ
ンサ電圧Vc1およびVc2の形状を示し、Vc1はコ
ンデンサC1の両端の電圧である。この電圧Vc1は出
力電圧Voutと平行に変化する。コンデンサC2の両
端の電圧Vc2の形状はMOSFET MP5を通って
流れるリーク電流ILによって決められ、このリーク電
流ILは電圧Vc1およびVc2の暴走および回路の不
定状態を防止するよう、所定時間に出力電圧Voutの
特徴を定める電圧Vc1に電圧Vc2を徐々に接近させ
る。
【0058】図5に示されるような時間t1におけるポ
イントの直前に、コンデンサC1の両端の電圧Vc1
と、コンデンサC2の両端電圧Vc2とが一致するので
上記のように制御回路17を介し、レギュレータ回路
(または電圧変換回路)をONにする信号をコンパレー
タ20が出力する。出力電圧がMIN設計値を越えてい
る場合、上記のようにコンパレータ3および制御回路2
により電荷ポンプは切り換えられ、このポンプは設計値
に再び達するまで出力コンデンサCoutをポンプ充電
する。このような回路構造では、遅延時間がタイムアウ
トするまでスイッチS1〜S4はON状態のままである
ので、コンデンサC1とC2とは充電される。次に、コ
ンデンサC1およびC2は図5に示されるように時間t
1におけるポイントでスタート状態に再び達する(上記
式(1)および(2)を参照)。ここで、レギュレータ
回路のコンパレータ20の入力端には電圧差Voffが
発生する。次に、制御回路17と協働し、レギュレータ
回路のコンパレータ3にレギュレータ回路は再びOFF
にされ、再び全シーケンスが繰り返される。
【0059】上記のように、回路13によってレギュレ
ータ回路にON信号が一旦送られると、電荷ポンプをO
Nにする信号を送る必要がない場合もあり得る。その理
由は、出力電圧Voutがまだ設計値のMAXを破って
いるからである。このケースでは、上記のように電荷ポ
ンプを附勢することなくコンデンサC1およびC2だけ
がそれらの所定電圧Vc1およびVc2にそれぞれ再充
電される。
【0060】本発明に係わるDC/DCコンバータ回路
は、図5の右側部分から明らかなように、任意の時間に
DC/DCコンバータ回路の出力端で必要とされるスタ
ンバイ負荷電流に対し、スタンバイ電流消費量をダイナ
ミックに適合させることができる。スタンバイ負荷電流
が増加(例えば図5では100μA〜250μA)する
場合、レギュレータ回路のON周波数(図5における時
間t2〜t6内のONポイントを参照)が増加するよう
に、コンデンサC1はより短時間で放電する。従って、
本発明に係わるDC/DCコンバータ回路は、このタイ
プの従来のDC/DCコンバータ回路ではこれまで不可
能であった各スタンバイ電流に対し、最適なON周波数
を自動的に設定できる。この回路構造では、ON周波数
はスタンバイ電流に比例することが好ましく、出力電圧
Voutの線形低下時だけでなく、出力電圧Voutの
急激な低下時にも、レギュレータ回路をONにする信号
を送ることが保証できる。
【0061】レギュレータ回路をON/OFFにする信
号を送るための回路13のコンパレータ20は、その電
流消費量がコンパレータ3の電流消費量よりも実質的に
少なくなるよう、例えば20μA対100μAの比とな
るように構成することが好ましい。実際のコンパレータ
20を設計する際には、コンパレータのスイッチング速
度と電流消費量を妥協させることが必要である。すなわ
ちコンパレータの速度をより高速にすればするほど、電
流消費量を大きくしなければならないからである。
【0062】本発明に係わるDC/DCコンバータ回路
は集積回路として構成することが望ましい。
【0063】更に、一般にこのDC/DCコンバータ回
路は、この回路をONにする信号が送られた時に、レギ
ュレータ回路にON/OFF信号を送るための回路13
が最初に充電されることを保証するような、これまで述
べていないスタートアップ回路を含む。
【0064】既に述べたように、レギュレータ回路をO
N/OFFにする信号を送るための回路13の附勢およ
び除勢は、キー入力によって附勢されるDC/DCコン
バータの実際の出力電圧Voutと独立してマイクロプ
ロセッサによって制御してもよい(この点に関し、図2
に示されているようなマイクロプロセッサの入力μpを
参照)。例えば移動電話の場合のように、ユーザーがキ
ーを押すと、レギュレータ回路にON/OFF信号を送
るための回路13内の出力電圧をモニタするためのスタ
ンバイモードからマイクロプロセッサが切り換えられ、
レギュレータ回路はこの回路自身が出力電圧Voutを
モニタするアクティブモードとなるように大抵OFFと
される。
【0065】本発明に係わるDC/DCコンバータ回路
は、DC/DCコンバータに一体化してもよく、またバ
ッテリー内に組み込んでもよい。
【0066】当業者であれば、上記実施例は単に例とし
て選択したものであり、特許請求の範囲内で他の多数の
実施例が可能であることは容易に理解できよう。
【0067】従って、電圧変換回路は必ずしも電荷ポン
プ回路を含まなければならないものではなく、この変換
回路はDC/DCコンバータ回路の出力電圧Voutの
状態に応じて交互にON/OFF信号が送られる任意の
電圧変換回路を含むことができる。例えばこの電圧変換
回路は誘導変換回路でもよい。
【0068】更に、レギュレータ回路にON/OFF信
号を送るための回路13のコンデンサを充電し、出力電
圧の特徴を定める別の電圧から所定量異なる電圧にする
電圧は必ずしもレギュレータ回路が構成するDC/DC
コンバータ回路の出力電圧である必要はない。例えば基
準電圧発生回路が発生する基準電圧またはこの基準電圧
発生回路から発生される電圧でもよい。重要なことは、
レギュレータ回路にON/OFF信号するための回路1
3のコンデンサの一方の両端の電圧を定めるのにレギュ
レータ回路を利用し、その後、レギュレータ回路をOF
Fにする信号を送り、レギュレータ回路をON/OFF
にする信号を送るための回路13内の基準電圧ソースの
機能にとって代わるよう、レギュレータ回路がOFF状
態の間に、この電圧を送るコンデンサが機能することで
ある。
【0069】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る。
【0070】(1) DC/DCコンバータ回路の入力
電圧を、この入力電圧と異なる、DC/DCコンバータ
回路の出力電圧に変換できるアクティブ動作が可能な電
圧変換回路と、前記出力電圧を所定設計値にレギュレー
トするためのレギュレータ回路とを備え、該レギュレー
タ回路が基準電圧発生回路とコンパレータとを備え、前
記コンパレータの第1入力端に前記出力電圧の特徴を定
める電圧が入力され、第2入力端に前記基準電圧発生回
路が発生する基準電圧が入力され、前記出力電圧が設計
値のMIN/MAXを越えることに応じてコンパレータ
が前記電圧変換回路を附勢/除勢するための制御信号を
発生するようになっているDC/DCコンバータ回路に
おいて、前記DC/DCコンバータ回路が、前記コンパ
レータを含む前記レギュレータ回路をON/OFFにす
る信号を送るための回路を更に含み、この回路のコンパ
レータの第1入力端に前記出力電圧を特徴付ける別の電
圧が印加され、第2入力端にコンデンサの電圧が印加さ
れるようになっており、前記DC/DCコンバータ回路
が1つ以上の制御可能なスイッチを含む制御回路を更に
含み、該制御回路が、前記レギュレータ回路の前記コン
パレータの前記制御信号およびレギュレータ回路をON
/OFFにする信号を送るための前記回路の前記コンパ
レータの前記出力信号を受信するだけでなく、前記レギ
ュレータ回路のON時間中、前記スイッチを制御するた
めの信号を出力し、これらスイッチを制御することによ
って前記レギュレータ回路が定める電圧に前記コンデン
サを接続し、出力電圧の特徴を定める前記電圧と所定量
異なる電圧にコンデンサを充電し、前記レギュレータ回
路の前記コンパレータによって電圧が設計値に達したと
の信号が送られると、前記レギュレータ回路をOFFに
するための信号を出力すると共に、前記スイッチを制御
し、よって前記コンデンサを充電電圧から分離し、コン
デンサを徐々に放電させるようになっており、前記出力
電圧の特徴を定める前記別の電圧と前記コンデンサの両
端との電圧が一致した時に、前記レギュレータ回路をO
N/OFFにする信号を送るための前記回路の前記コン
パレータが前記制御回路に信号を出力し、この結果、前
記制御回路が前記レギュレータ回路をONにする信号を
即座に出力するようになっている、DC/DCコンバー
タ回路。 (2) 前記コンデンサが電流パスに接続されており、
この電流パスを通して前記コンデンサからの所定のリー
ク電流が流れ、前記コンデンサに印加される電圧がこの
コンデンサの放電中に時間と共に定められる前記出力電
圧の特徴を定める前記別の電圧に接近する、第1項記載
の回路。 (3) 前記レギュレータ回路をON/OFFにする信
号を送るための前記回路の前記コンパレータの入力端で
自動的に発生する前記接合部リーク電流を決定するよう
に、前記リーク電流を選択した、第2項記載の回路。 (4) 前記電圧変換回路が電荷ポンプ回路から成る、
前記第1〜3項記載のいずれかに記載の回路。 (5)前記電圧変換回路が誘導変換回路から成る、第1
〜3項のいずれかに記載の回路。
【0071】(6) 前記基準電圧発生回路が発生する
前記基準電圧に前記出力電圧が適合するように、前記出
力電圧から前記レギュレータ回路の前記コンパレータの
第1入力端に印加される前記出力電圧の特徴を定める、
前記電圧を分圧するための分圧器が設けられており、前
記レギュレータ回路をOFFにする前記信号が前記出力
電圧から前記分圧器を分離するのにも使用され、前記分
圧器が前記ON信号によって前記出力電圧に再接続され
るようになっている、第1〜5項のいずれかに記載の回
路。 (7) 前記基準電圧発生回路がバンドギャップ基準電
圧発生回路である、第1〜6項のいずれかに記載の回
路。 (8) 前記レギュレータ回路の前記コンパレータと比
較してレギュレータ回路をON/OFFにする信号を送
るための前記回路の前記コンパレータの電流消費量が、
前記レギュレータ回路の前記コンパレータの電流消費量
よりも少ないように、レギュレータ回路をON/OFF
にする信号を送るための前記回路の前記コンパレータが
構成されており、前記レギュレータ回路をON/OFF
にする信号を送るための前記回路の前記コンパレータ
が、MOSFETから構成された差動増幅器から成る、
第1〜7項のいずれかに記載の回路。
【0072】(9) 前記レギュレータ回路によって定
められる、前記コンデンサの充電される電圧が、前記出
力電圧から誘導され、前記所定の電圧の値が前記出力電
圧および前記コンデンサに直列接続された抵抗器によっ
て設定され、前記所定の電圧の値が前記コンデンサを充
電する際に前記抵抗器の両端で低下し、前記基準電圧発
生回路によって発生される前記基準電圧から、前記レギ
ュレータ回路によって定められる、前記コンデンサが充
電される電圧が誘導されるようになっている、第1〜8
項のいずれかに記載音回路。 (10) 前記制御回路がフリップフロップから成り、
前記コンデンサがMOSFETから成り、更に前記出力
電圧の特徴を定める前記別の電圧を発生する、MOSF
ETから構成された別のコンデンサが設けられており、
このコンデンサが前記レギュレータ回路をON/OFF
にする信号を送るための前記回路の前記コンパレータの
前記第1入力端に接続されている第1〜9項のいずれか
に記載の回路。 (11) 前記レギュレータ回路をOFFにする前記信
号が、前記電圧変換回路をOFFにする信号を送るのに
も使用され、前記レギュレータ回路をONにする前記信
号が、前記電圧変換回路をONにする信号を送るのにも
使用される、第1〜10項のいずれかに記載の回路。 (12) 前記レギュレータ回路の前記コンパレータに
接続された遅延回路が設けられている、第1〜11項の
いずれかに記載の回路。
【0073】(13) 本発明は、電圧変換回路と、レ
ギュレータ回路とを含み、該レギュレータ回路が基準電
圧発生回路と、本変換回路の出力期間に応じて前記電圧
変換回路を附勢/除勢するための制御信号を出力するコ
ンパレータとを備えるDC/DCコンバータ回路に関す
る。このDC/DC変換回路は更にコンパレータを含
む、レギュレータ回路をON/OFFにする信号を送る
ための回路を更に備え、このコンパレータの第1入力端
には出力電圧の特徴を定める別の電圧が印加されてお
り、更にコンパレータの第2入力端にはコンパレータの
電圧が印加されており、このDC/DCコンバータがス
イッチを含む制御回路を更に備え、これらスイッチはレ
ギュレータ回路がONとなっている間に出力電圧の特徴
を定める電圧から所定量だけ異なる電圧に充電するよう
にコンデンサを制御するようになっており、この電圧が
設計値に達すると、制御回路がレギュレータ回路をOF
Fにする信号を発生し、出力電圧の特徴を定める別の電
圧とコンデンサの両端の電圧とが一致した時にコンパレ
ータが制御回路に信号を送り、この結果、レギュレータ
回路がON状態に復帰するようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のDC/DCコンバータ回路のブロック図
である。
【図2】本発明に係わるDC/DCコンバータ回路の第
1実施例のブロック図である。
【図3】図2に示されるようなDC/DCコンバータ回
路のレギュレータ回路をON/OFFにする信号を送る
ための回路の回路図である。
【図4】図3に示された回路がどのように作動するかを
示すのを助けるための、回路の単一ライン図である。
【図5】回路がどのように作動するかを説明するのを助
けるための、時間に対するDC/DCコンバータ回路の
出力電圧のみならず、レギュレータ回路をON/OFF
にするための回路のコンパレータの2つの入力端に印加
される電圧のグラフである。
【符号の説明】
2 制御回路 3 コンパレータ 4 バンドギャップ基準電圧発生回路 5 分圧器 13 レギュレータ回路をON/OFFにするための信
号を送る回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス シュメラー ドイツ連邦共和国 フォルステルン、 ア ム アルテン ブルンネン 2エイ Fターム(参考) 5H730 AA14 BB02 DD26

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DC/DCコンバータ回路の入力電圧
    を、この入力電圧と異なる、DC/DCコンバータ回路
    の出力電圧に変換できるアクティブ動作が可能な電圧変
    換回路と、前記出力電圧を所定設計値にレギュレートす
    るためのレギュレータ回路とを備え、該レギュレータ回
    路が基準電圧発生回路とコンパレータとを備え、前記コ
    ンパレータの第1入力端に前記出力電圧の特徴を定める
    電圧が入力され、第2入力端に前記基準電圧発生回路が
    発生する基準電圧が入力され、前記出力電圧が設計値の
    MIN/MAXを越えることに応じてコンパレータが前
    記電圧変換回路を附勢/除勢するための制御信号を発生
    するようになっているDC/DCコンバータ回路におい
    て、 前記DC/DCコンバータ回路が、前記コンパレータを
    含む前記レギュレータ回路をON/OFFにする信号を
    送るための回路を更に含み、この回路のコンパレータの
    第1入力端に前記出力電圧を特徴付ける別の電圧が印加
    され、第2入力端にコンデンサの電圧が印加されるよう
    になっており、前記DC/DCコンバータ回路が1つ以
    上の制御可能なスイッチを含む制御回路を更に含み、該
    制御回路が、前記レギュレータ回路の前記コンパレータ
    の前記制御信号およびレギュレータ回路をON/OFF
    にする信号を送るための前記回路の前記コンパレータの
    前記出力信号を受信するだけでなく、前記レギュレータ
    回路のON時間中、前記スイッチを制御するための信号
    を出力し、これらスイッチを制御することによって前記
    レギュレータ回路が定める電圧に前記コンデンサを接続
    し、出力電圧の特徴を定める前記電圧と所定量異なる電
    圧にコンデンサを充電し、前記レギュレータ回路の前記
    コンパレータによって電圧が設計値に達したとの信号が
    送られると、前記レギュレータ回路をOFFにするため
    の信号を出力すると共に、前記スイッチを制御し、よっ
    て前記コンデンサを充電電圧から分離し、コンデンサを
    徐々に放電させるようになっており、前記出力電圧の特
    徴を定める前記別の電圧と前記コンデンサの両端との電
    圧が一致した時に、前記レギュレータ回路をON/OF
    Fにする信号を送るための前記回路の前記コンパレータ
    が前記制御回路に信号を出力し、この結果、前記制御回
    路が前記レギュレータ回路をONにする信号を即座に出
    力するようになっている、DC/DCコンバータ回路。
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