JP2006115863A - 遊技機の報知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 設備構成のコストを嵩ませることなく、個別の遊技機のみならず他の遊技機のゲーム状況を取り込む形で遊技者がゲームをエンジョイすることができる遊び心に富む遊技機の報知システムを提供する。
【解決手段】 遊技機群27に属するいずれかの遊技機10が遊技者28に有利な状態に移行する場合には、遊技機10が有利な状態に移行する旨を、遊技機群27に属する全ての遊技機10で遊技を行っている遊技者28全員に対して報知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、遊技機の報知システムに係り、特に、島を構成するいずれかの遊技機において遊技が有利な状態に移行した場合には、その旨を、島を構成する遊技機で遊技している遊技者全員にのみ報知する遊技機の報知システムに関する。
従来から、パチンコやパチスロ等の遊技機にあっては、メダルや小球等の遊技媒体を遊技機に投入することによってゲームを行い、ゲームを進行することによって発生する入賞状態に応じて、メダル等の遊技媒体を払い出すように構成されている。
このような遊技機は、上記遊技者の遊技状態に応じて遊技者に有利な状態に移行する場合には、当該遊技者が遊技している当該遊技機が当該遊技者に対して、音声、光、文字、模様等各種の表示により有利な状態に至る、又は至った旨の報知を行い、遊技者の遊技に対する遊び心、関心を盛り上げ、ゲームをよりエンジョイできるように構成されている。
特開2003−154089号 特開2003−334286号
そこで本発明は、設備構成のコストを嵩ませることなく、個別の遊技機のみならず他の遊技機のゲーム状況を取り込む形で遊技者がゲームをエンジョイすることができ、ゲーム環境を島単位に拡大することができる遊技機の報知システムを提供することにある。
しかしながら、このような従来の遊技機にあっては、あくまでも当該遊技者が遊技している個別の遊技機がその遊技者に対してのみゲームの各種状態を報知するものであった。
即ち、島として構成される一群の遊技機にあっては、有利な状態に至った当該遊技機が遊技を行っている遊技者に対して有利な状態に至る、又は有利な状態に至る直前の状態にある旨の報知を、当該遊技機で遊技している遊技者に対して行うものであり、個別の遊技機と個別の遊技者との間でのみ当該遊技情報の受け渡しが行われていた。
従って、従来の遊技機にあっては、当該遊技機と当該遊技機で遊技する遊技者との間でのみゲーム環境が形成されており、当該遊技者が遊技している遊技機以外の他の遊技機のゲーム情報は当該遊技者のゲームそのものには全く無関係であった。
その結果、あるゲーム者にとってのゲーム環境は当該遊技している遊技機のゲームのみに限定されてしまうことから、例えば、他の遊技機のゲーム状況を取り込んだ形でゲームすることは不可能であり、ゲーム環境の広がりには自ずと限界があった。
一方、従来、島を構成する複数の遊技機群を、サーバを介して電気的に接続し、島を構成する遊技機群全体で各遊技機の遊技情報を共有し、ある遊技機に上記のような有利な状態が発生する場合には、島全体を構成する全ての遊技機に対して、当該遊技機が有利な状態に移行する旨の報知を行うため、特別な演出効果を奏するような信号を発して音声的又は光的な演出を行う遊技機群も存在した(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、このような遊技機群にあっては、島を構成する遊技機を、サーバ等の手段を介してあらかじめ電気的に接続するものであることから、設備構成にコストが嵩む、という不具合が存していた。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、複数の遊技機により遊技機群が構成され、各遊技機にあっては所定の条件に基づいて遊技者に有利な状態に移行し得る遊技が行われる遊技機の報知システムであって、上記当該遊技機群に属するいずれかの遊技機が遊技者に前記有利な状態に移行する場合には、当該遊技機が有利な状態に移行する旨を、上記遊技機群に属する遊技機で遊技を行っている遊技者全員に対して報知することを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、上記遊技機は、遊技者のスタート操作に基づいて乱数をサンプリングする乱数サンプリング手段と、入賞役の大きさにより異なる区画を有する入賞確率テーブルとを備え、サンプリングされた乱数値が入賞確率テーブルの当選区画に含まれた場合には当該入賞役の当選が判定され、当該入賞役の当選フラグが成立した場合に上記報知を行うことを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、上記当該遊技機が遊技者に有利な状態に移行する場合には、音声を以って遊技者に報知することを特徴とする。
請求項4記載の発明にあっては、上記遊技機群を構成する各遊技機は、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を報知する音声信号を出力するように構成されると共に、上記音声信号を増幅して上記遊技機群を構成する遊技機で遊技している遊技者全員に対していずれかの遊技機が有利な状態に移行する旨を報知しうるスピーカが設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明にあっては、上記遊技機群を構成する各遊技機は、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を出力するスピーカが備えられる一方、このスピーカから発せられる音声を集音するマイクが設けられ、上記マイクにより集音された音声を増幅して上記遊技機群を構成する遊技機で遊技している遊技者全員に対していずれかの遊技機が有利な状態に移行する旨を報知しうるスピーカを有することを特徴とする。
請求項6記載の発明にあっては、上記遊技機群を構成する各遊技機には、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を報知する音声信号を出力しうる出力端子が設けられ、上記出力端子に接続しうる出力ラインを介してスピーカから音声を発するように構成されたことを特徴とする。
請求項7記載の発明にあっては、上記遊技機群には、上記遊技機群を構成する各遊技機の遊技者全員が視認しうると共に、上記いずれかの遊技機が有利な状態に至った場合に上記遊技者全員に対してその旨を報知する表示手段が各遊技機とは別個に設けられ、上記いずれかの遊技機が遊技者に有利な状態に移行する場合には、上記表示手段の表示を以って遊技者全員にその旨を報知することを特徴とする。
請求項1及び2記載の発明にあっては、前記遊技機群に属するいずれかの遊技機が遊技者に前記有利な状態に移行する場合には、上記当該遊技機が有利な状態に移行する旨を、上記遊技機群に属する全ての遊技機で遊技を行っている遊技者全員に対して報知するように構成されていることから、いわゆる島を構成する複数の遊技機のいずれかの遊技機がゲームにおいて遊技者に有利な状態、例えば、ボーナス等の入賞発生可能状態、又はボーナス役が確定した状態に至った場合には、当該遊技機の遊技者に対してではなく、島全体の遊技機で遊技する遊技者に対してのみ、「当該島を形成する複数の遊技機群に属するいずれかの遊技機が入賞状態に至っている」旨報知する。
その結果、上記島を構成する複数の遊技機の各遊技者は、いずれかの遊技機が入賞可能状態、又はボーナス役の確定状態となっているにも拘わらず、いずれの遊技者も誰が入賞可能状態又は、ボーナス役の確定状態となっているかは不明であることから、自己が入賞している可能性を追求してゲームを進行させることとなり、より遊び心を掻き立てられ、各遊技者が自己の遊技機のみとの関係でゲームを行っていた場合よりもさらにゲームを楽しめる可能性が現出する。
従って、遊技機のゲームにおいて、従来のような当該遊技機と遊技者との1:1の関係のみならず、島全体を単位として他の遊技機のゲーム状況をも、相互に、各遊技機のゲーム内容に取り込むことができ、様々なゲーム展開の可能性を提供することができる。
また、請求項3〜6記載の発明にあっては、音声を以って島を構成する遊技機のいずれかにボーナス等の入賞発生可能状態が生起し、又は確定している旨が、遊技者全員にのみ音声で報知されることから、遊技者は、音声的な演出により遊び心を掻き立てられ、自己の可能性を追求して、さらに興味を持ってゲームを進行させることができる。
請求項7記載の発明にあっては、表示手段の表示を以って島を構成する遊技機のいずれかにボーナス等の入賞発生可能状態が生起し、又は確定している旨が、遊技者全員にのみ文字、模様又はキャラクターにより報知されることから、文字、模様又はキャラクター等の表示による演出により遊び心を掻き立てられ、自己の可能性を追求してさらに興味を持ってゲームを進行させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態である遊技機の報知システムに使用されるスロットマシンを示す。このスロットマシン10は、中空の筺体11の前面開口部に、前面を遊技操作面とするフロントドア12を開閉可能に取り付けて構成されている。筐体11の内部には、図示外であるが、上方に、リールブロック、回路基板等が、下方に多数枚のメダルを収容するホッパーを有するメダル放出機が装備されている。
前記リールブロックは、金属フレームに3個のリールが一体に組み付けられている。各リールは、リール本体の外周部に帯状シートが貼設され、帯状シートには、図柄、文字、数字などの所定個数のシンボルより成るシンボル列が印刷されている。シンボル列の幾つかのシンボルは、入賞や特別入賞を成立させるための入賞シンボルや特別入賞シンボルを構成するものである。上記リールブロックには、各リールを個別に回転駆動するステッピングモータが装着されている。
前記フロントドア3には、図1に示すように、各リールのシンボルを表示するためのシンボル表示窓13,13,13を有する中央パネル14と、機種名やゲーム情報を表示するための上部パネル15および下部パネル16とが設けられている。
中央パネル14の下方には、スタートレバー17,3個のストップボタン18a,18b,18c、3種類のベットボタン19a,19b,19c およびメダル投入口20が設けられ、また、上記下部パネル16の下方には、メダル放出口21、メダル受け皿22、及び各種の演出音を出すスピーカ23がそれぞれ配設されている。
メダル投入口20にはゲーム実行のためのメダルや貯留のためのメダルが投入される。上記スタートレバー17は3個のリールを一斉にスタート操作させるために使用され、上記3個のストップボタン18a,18b,18cは夫々対応するリールを個別に停止させるのに使用操作される。3種類のベットボタン19a,19b,19cは1ゲームに対する貯留メダルの使用枚数(1枚〜3枚)を選択するのに操作される。
上記中央パネル14の板面中央には、シンボル表示窓13a,13b,13cが3個、横方向に並設されている。各シンボル表示窓13a,13b,13cの内部後方には、前記リールブロックの各リールが、外周面をシンボル表示窓13a,13b,13cに向けて配置されている。従って、リール停止時には、遊技者は、各シンボル表示窓13a,13b,13cからリール毎に3コマ分のシンボルが視認可能な状態となる。
中央パネル14の表面には、3本の水平な入賞ラインL1〜L3と2本の斜めの入賞ラインL4,L5とが形成されている。リール停止時にあっては、これら5本の入賞ラインL1〜L5上に各リールのシンボルが整列する。
この場合、メダル投入口20への1枚のメダルの投入または第1のベットボタン19aの操作により、中央の水平な入賞ラインL1が有効化される。また、2枚のメダルの投入または第2のベットボタン19bの操作により、3本の水平な入賞ラインL1〜L3が有効化される。また、3枚のメダルの投入または第3のベットボタン19cの操作により、5本全ての入賞ラインL1〜L5が有効化されるように構成されている。
図1において、25は貯留メダルの精算を指示するための精算スイッチ、26はゲーム毎に1〜3枚のメダルを投入してゲームを行うゲーム方式と、ベットボタン19a,19b,19cの操作で貯留したメダルを使用してゲームを行うゲーム方式とを選択するための切換スイッチである。
また、図示しないが、このように構成されたスロットマシン10の制御回路内には、遊技者の上記スタートレバー17のスタート操作に基づいて乱数をサンプリングする乱数サンプリング手段を構成する乱数発生器と、乱数サンプリング回路とを有している。
また、「SB」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」、「リプレイ」、「BB」、「RB」及び「ハズレ」の当選役と、この各当選役に対応して決定される乱数範囲と、これらの各当選役及び対応する乱数範囲の当選確率が画定された入賞確立テーブルとが備えられている。
そして、上記サンプリング手段によりサンプリングされた乱数値が入賞確率テーブルの当選区画に含まれた場合にその入賞役の当選と判定し、当該入賞役のヒット(当選)フラグを成立させるように構成されている。
これらの当選フラグには、例えば、有効化された入賞ライン上に所定の図柄(例えば「ベル」図柄や「チェリー」図柄等)が揃うことで10枚程度のコイン払出を得られる「小役」と呼ばれる入賞役の当選フラグや、所定の図柄(例えば「7」図柄や「BAR」図柄など)が揃うことで発生し、一定のゲーム回数、通常の遊技状態より入賞が発生しやすい状態となり、100〜400枚程度の大量のコイン払出が得られる「ボーナス役」と呼ばれる入賞役の当選フラグなどがある。
この場合、当選フラグが成立した状態は、一般的に「内部当選」と呼ばれている状態であり、該当入賞役が入賞ライン上に揃うことが許可されただけであり、実際には、未だ入賞は発生していない。入賞を発生させるためには、回転中の入賞図柄を入賞ライン上に停止できるタイミングで操作すること、即ち、いわゆる「目押し」が必要であり、この操作タイミングが悪いと、内部当選しているにも関わらず入賞が発生しない状態が発生することとなる。
図2は本実施の形態に係る遊技機の報知システムの第一の実施の形態を示す。
図2に示す実施の形態にあっては、島として構成された8台の遊技機10により遊技機群27が形成され、この遊技機群27を構成する各遊技機10を選択して遊技している1人〜8人の遊技者28全員に対して、上記遊技機群27に属するいずれかの遊技機10で行われているゲームにおいて、遊技者28にとって有利な状態に移行する場合には、上記当該遊技機10が有利な状態に移行する旨を、当該遊技機10から直接に、当該遊技機10で遊技している遊技者28には報知することなく上記遊技機群27に属する全ての遊技機10で遊技を行っている遊技者28全員に対して音声を以って報知するように構成されている。
本実施の形態にあっては、上記遊技機群27を構成するいずれかの遊技機10、例えば、遊技機10aが、ゲームの進行過程において、上記「内部当選」状態に至り、当選フラグが成立した場合であっても、当該遊技機10aは装備されたスピーカ23からの音声、又は上部パネル15の各種の表示光等による当該遊技者28aに対しては報知を行わず、当該遊技機群27を構成するいずれかの遊技機10につき当選フラグが成立し、遊技が遊技者にとって有利な状態に至った旨を、当該遊技機群27で遊技を行っている遊技者28全員に対して報知する。
図2に示すように、本実施の形態に係る遊技機の報知システム30にあっては、上記島としての遊技機群27を構成する各遊技機10は、上記各遊技機10における遊技状態が遊技者にとり有利な状態に至った場合にはその旨を報知する音声信号を出力するように構成されると共に、上記音声信号を増幅して上記遊技機群27全体に対していずれかの遊技機10が有利な状態に移行する旨を報知しうる報知スピーカ31が設けられている。
本実施の形態に係る遊技機10にあっては、さまざまな効果音は上記中央パネル14に設けられたスピーカ23から発せられるが、ボーナス等の入賞発生可能状態、又はボーナス役が確定した状態に至った場合には、当該遊技機の遊技者に対してはその旨を報知する音声はスピーカ23からは発せられず、当該音声信号は出力ライン32を介して上記各遊技機10とは別個に設けられた上記報知スピーカ31から島を構成する遊技機群27全体に対してのみ報知される。
即ち、本実施の形態に係る遊技機の報知システム30は、各遊技機10が遊技者28にとり上記有利な状態に至った際に発せられる音声信号を出力しうる出力ライン32と、上記遊技機10の背面側に配置され、上記出力ライン32に接続されて音声を発しうる共通スピーカ33と、この共通スピーカ33から発せられた音声を集音する集音マイク34と、この集音マイク34により録音された音声を増幅するアンプ35と、このアンプ35に接続され、遊技機群27全体に報知しうる報知スピーカ31とを備えている。
上記共通スピーカ33は、遊技機群27の背面側の適宜の部位において、いずれの遊技機10に対しても音声を指向性を以って発しない状態で配置されている。また、上記報知スピーカ31は遊技機群27の上方、例えば、天井内部、又は、遊技機群27の上方に複数のスピーカ本体を有して配置され、島としての遊技機群27を構成する全ての遊技機10で遊技する遊技者28に対して音声を発しうるように構成、配置されている。
従って、本実施の形態に係る遊技機の報知システム30にあっては、遊技機群27を構成するいずれかの遊技機10aにおいて、遊技の進行の過程で遊技者にとって有利な状態、即ち、ボーナス等の入賞発生可能状態、又はボーナス役が確定した状態に至った場合には、当該遊技機10aの遊技者28aに対してはその旨を報知する音声はフロントパネル14に設けられたスピーカ23からは発せられず、当該音声信号は出力ライン31aを介して共通スピーカ33から発せられる。
上記共通スピーカ33から発せられた、ゲームの有利状態を示す音声は、集音マイク34により集音され、集音マイク34により集音された音声は上記アンプ35により増幅されて報知スピーカ31から遊技機群27全体に対し大音量を以って発せられる。
この場合、上記のように上記報知スピーカ31は、複数のスピーカ本体を有し、遊技機群27を構成する全ての遊技機10で遊技している遊技者28に対してゲームの有利状態を示す音声を報知しうるように構成されていることから、当該時点で遊技機群27において遊技している全ての遊技者は上記報知スピーカ31から発せられた、ゲームの有利状態への移行を示す報知音を聞くことができる。
しかしながら、複数の遊技者28が、当該島を構成する遊技機群27において遊技している場合には、いずれの遊技者が有利な状態に移行し、又は移行しようとしているかは特定できない。従って、遊技者28は、自己が上記有利な状態に至っていることの可能性を追求することから、より熱意を持ってゲームを進行させることとなる。
この場合、本実施の形態にあっては、上記当選フラグが成立し、ボーナスが確実に当たる状態に至っている「ボーナス確定」の時点、及び、「ボーナス確定」の前段階において、ボーナスがもう暫くすると当たる段階に来ている旨、「ボーナス当選前兆」の時点の双方で上記報知スピーカ31から遊技機群27全体に対して報知音が発せられるように構成されている。
そして、上記「ボーナス確定」 の場合と「ボーナス当選前兆」の場合とでは音声の種類、音声の音量の大きさは異なり、遊技者は、上記二種のゲームの報知音を聞いた場合、いずれの状態であるが判別できるようになっている。さらに、「ボーナス当選前兆」の場合には、「ボーナス当選前兆」の状態にあることの報知音が発せられた後、一定時間(例えば、数ゲームの間)に亘り、報知音とは異なる別種の演出音が発せられるように構成されている。
「ボーナス確定」の場合に発せられる報知音は、「ボーナス当選前兆」の場合に発せられる報知音よりも大きく、煌びやかな種類の音声、例えば、トランペット等による祝福音、爆発音、サイレン等の警報音等が発せられるように設定されている。
従って、本実施の形態において、「ボーナス確定」の報知音が報知スピーカ31から発せられた場合で複数の遊技者28が同一の島を構成する遊技機群27において遊技していた場合には、ある遊技者28は自己がボーナス確定状態に至っていることの確信を前提に、即時にボーナスを獲得するためにゲームを行う可能性がある。
また、一方、上記報知音が発せられてから暫くしてもいずれの遊技者28もボーナス獲得状態に至らない場合には、ある遊技者は自分がボーナス獲得可能状態にある可能性が高い旨の確信を抱く場合もある。
また、当該島を構成する遊技機群27において一人しか遊技者28がいない場合には、上記報知音は自分のゲーム状態における有利状態を予告するものであることが認識され、島全体に対して大音量を以って発せられていることから、当該遊技機28のみから自分に対して報知される場合よりもより遊び心を満足させられることが可能となる。
また、本実施の形態において、上記「ボーナス当選前兆」の報知音が発せられた場合には、遊技者28は、その後に発せられる演出音を聞きながら、数ゲームを行うが、ある遊技者28は、上記同様に自己のゲーム状態に対する報知である旨確信してゲームを進行させる場合もあり、また、他の遊技者28は数ゲーム行った場合であっても他の遊技者が「ボーナス当選」に至らないことを確認して自己の「ボーナス当選」の事態を確信する、という場合もある。
従って、上記のように本実施の形態に係る遊技機の報知システム30にあっては、島を構成する遊技機群27の中でいずれかの遊技機10のゲーム状態が遊技者28に有利な状態に至った場合に、島を構成する遊技機10で遊技している遊技者28の全員に対して、「いずれかの遊技機が有利な状態に至っている」旨の報知音を発し報知するように構成されていることから、遊技者28はいずれの遊技機10が当該状態に至っているかを特定することができず、その状態でゲームをさらに進行させざるを得ず、ゲーム進行の結果自己の有利状態を認識する場合もあり、自ずと、不確定要因に基づき、遊び心をより満足させることが可能となる。
図3〜図5は、本発明に係る遊技機の報知システムの他の実施の形態を示す。
図3に示す第二の実施の形態に係る遊技機の報知システム40にあっては、上記実施の形態に係る遊技機の報知システム30とは異なり、構成する各遊技機10の背面部にはリアスピーカ41が配設され、上記当選フラグが成立する、ゲーム進行中有利な状態に至った場合にはその旨の報知音を発しうるように構成されている。
そして、上記遊技機10の背面側には、夫々、上記リアスピーカ41から発せられる音声を集音する集音マイク42が設けられ、上記集音マイク42により集音された音声を増幅するアンプ45及びこのアンプで増幅された音声を遊技機群27全体に対して発することができる報知スピーカ43とが設けられている。これらの集音マイク42、アンプ45及び報知スピーカ43の間は入出力ライン44により接続されている。
作用及び効果は上記実施の形態と同様であるが、設置場所等の制限により、上記第一の実施の形態に係る遊技機の報知システム30の場合のように、共通スピーカ33が設けることができない場合にはこのように構成することもできる。
図4に示す第三の実施の形態に係る遊技機の報知システム50にあっては、上記各実施の形態とは異なり、上記遊技機群27を構成する各遊技機10には、上記各遊技機10の遊技状態を報知する音声信号を出力しうる出力端子51が設けられ、上記出力端子51に接続しうる出力ライン52及びアンプを介して報知スピーカ54から音声を発するように構成されている。
このように構成した場合には、上記各実施の形態の場合とは異なり、集音マイク、リアスピーカ、及び必要な配線が不要となり、より簡易な構成でコストをより低減した状態で同一の作用及び効果を奏することができる。
さらに、図5は第四の実施の形態を示す。本実施の形態に係る遊技機の報知システム60にあっては、上記遊技機群27には、上記遊技機群27を構成する各遊技機10の遊技者28全員が視認しうると共に、上記いずれかの遊技機10が有利な状態に至った場合に上記遊技者28全員に対してのみその旨を報知する表示手段としての報知パネル61が各遊技機10とは別個に設けられ、上記いずれかの遊技機10が遊技者28に有利な状態に移行する場合には、上記表示手段としての報知パネル61の表示及び演出効果を以って遊技者全員にその旨を報知するように構成されている。
本実施の形態にあっては、上記図4に示す、第三の実施の形態に係る構成を基礎として、さらに、島を構成する遊技機群27の遊技者28全員が視認しうる大型の報知パネル61が配設されている。上記遊技機10には上記第三の実施の形態における出力端子51が設けられ、この出力端子51に接続された出力ライン52はアンプ53に接続され、さらに報知スピーカ54が設けられている。
また、上記報知パネルの制御手段62が設けられ、この制御手段62にも上記出力ライン52が接続されている。従って、各遊技機10のいずれかで、有利な状態に移行する場合、もしくは移行した場合には、その旨を報知する音声信号は出力ライン52を介してアンプ53に入力されると共に、上記報知パネルの制御手段62へも入力ライン63を介して入力される。
従って、上記制御手段62へ有利な状態へ移行する旨の音声信号が入力された場合には、報知パネル61を駆動してその旨の表示を報知パネル上に表示するように構成されている。
この報知パネル61上には、「ボーナス確定」及び「ボーナス当選前兆」の場合にその旨を文字、絵柄、キャラクター等の演出が表示されるように構成されている。
従って、本実施の形態にあっては、報知スピーカ54と共に報知パネル61が設けられ、「ボーナス確定」又は「ボーナス当選前兆」の場合には、報知スピーカ54から音声により遊技者28全員に対してその旨の報知がされると共に、上記報知パネル61上においては、文字、絵柄、模様、キャラクター等によりその旨の報知し、ゲームの演出効果を高めるように構成されている。
従って、本実施の形態に係る遊技機の報知システム60にあっては、ゲームが有利な状況に至った場合には、音声による報知のみならず、同時に視覚に訴える形での報知が行われることから、遊技者28はより、遊び心を満たすことができる。
なお、上記各実施の形態にあっては、音声又は文字、模様等の表示を以って遊技者にゲームが有利な状態に至る旨を報知する場合を例に説明したが、上記各実施の形態に限定されず、例えば、島として構成された遊技機群の上方等に設置され、当該島との対応関係が形成されている大型のキャラクターが動き、効果音等と共に遊技者に島を構成するある遊技機が有利な状態に至る旨の報知を行うように構成してもよい。
また、本実施の形態にあっては、本発明に係る遊技機の報知システムをパチンコ式スロットマシンに適用した場合を例に説明したが、上記実施の形態に限定されず、パチンコ、もしくはその他の遊技機に適用してもよい。
さらに、上記各実施の形態における音声及び表示の具体的構成に関しては上記各実施の形態に限定されない。
本発明は、所定の条件に基づいて遊技者に有利な状態に移行し得る遊技が行われる遊技機により構成される遊技機群の報知システムに適用できる。
本発明に係る遊技機の報知システムに使用されるスロットマシンの一実施の形態を示す斜視図である。 本発明に係る遊技機の報知システムの一実施の形態であって、音声を以って遊技者に報知する場合を示す概念図である。 本発明に係る遊技機の報知システムの一実施の形態であって、音声を以って遊技者に報知する場合を示す概念図である。 本発明に係る遊技機の報知システムの一実施の形態であって、音声を以って遊技者に報知する場合を示す概念図である。 本発明に係る遊技機の報知システムの一実施の形態であって、音声及び表示を以って遊技者に報知する場合を示す概念図である。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
11 筐体
12 フロントドア
13 シンボル表示窓
14 中央パネル
15 上部パネル
16 下部パネル
17 スタートレバー
18 ストップボタン
19 ベットボタン
20 メダル投入孔
21 メダル放出孔
22 メダル受け皿
23 スピーカ
25 清算スイッチ
27 遊技機群
28 遊技者
30 遊技機の報知システム
31 報知スピーカ
32 出力ライン
33 共通スピーカ
34 集音マイク
35 アンプ
40 遊技機の報知システム
41 リアスピーカ
42 集音マイク
43 報知スピーカ
44 入出力ライン
45 アンプ
50 報知システム
51 出力端子
52 出力ライン
53 アンプ
54 報知スピーカ
60 報知システム
61 報知パネル
62 制御手段
63 入力ライン
L1 入賞ライン(水平)
L2 入賞ライン(水平)
L3 入賞ライン(水平)
L4 入賞ライン(斜め)
L5 入賞ライン(斜め)

Claims (7)

  1. 複数の遊技機により遊技機群が構成され、各遊技機にあっては所定の条件に基づいて遊技者に有利な状態に移行し得る遊技が行われる遊技機の報知システムであって、
    上記当該遊技機群に属するいずれかの遊技機が遊技者に前記有利な状態に移行する場合には、当該遊技機が有利な状態に移行する旨を、上記遊技機群に属する遊技機で遊技を行っている遊技者全員に対して報知することを特徴とする遊技機の報知システム。
  2. 上記遊技機は、遊技者のスタート操作に基づいて乱数をサンプリングする乱数サンプリング手段と、入賞役の大きさにより異なる区画を有する入賞確率テーブルとを備え、サンプリングされた乱数値が入賞確率テーブルの当選区画に含まれた場合には当該入賞役の当選が判定され、当該入賞役の当選フラグが成立した場合に上記報知を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技機の報知システム。
  3. 上記当該遊技機が遊技者に有利な状態に移行する場合には、音声を以って遊技者に報知することを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機の報知システム。
  4. 上記遊技機群を構成する各遊技機は、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を報知する音声信号を出力するように構成されると共に、上記音声信号を増幅して上記遊技機群を構成する遊技機で遊技している遊技者全員に対していずれかの遊技機が有利な状態に移行する旨を報知しうるスピーカが設けられていることを特徴とする請求項3記載の遊技機の報知システム。
  5. 上記遊技機群を構成する各遊技機は、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を出力するスピーカが備えられる一方、このスピーカから発せられる音声を集音するマイクが設けられ、上記マイクにより集音された音声を増幅して上記遊技機群を構成する遊技機で遊技している遊技者全員に対していずれかの遊技機が有利な状態に移行する旨を報知しうるスピーカを有することを特徴とする請求項3記載の遊技機の報知システム。
  6. 上記遊技機群を構成する各遊技機には、上記各遊技機における遊技が有利な状態に至る旨を報知する音声信号を出力しうる出力端子が設けられ、上記出力端子に接続しうる出力ラインを介してスピーカから音声を発するように構成されたことを特徴とする請求項3記載の遊技機の報知システム。
  7. 上記遊技機群には、上記遊技機群を構成する各遊技機の遊技者全員が視認しうると共に、上記いずれかの遊技機が有利な状態に至った場合に上記遊技者全員に対してその旨を報知する表示手段が各遊技機とは別個に設けられ、上記いずれかの遊技機が遊技者に有利な状態に移行する場合には、上記表示手段の表示を以って遊技者全員にその旨を報知することを特徴とする請求項1及び2記載の遊技機の報知システム。

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