JP2001353255A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001353255A
JP2001353255A JP2000178196A JP2000178196A JP2001353255A JP 2001353255 A JP2001353255 A JP 2001353255A JP 2000178196 A JP2000178196 A JP 2000178196A JP 2000178196 A JP2000178196 A JP 2000178196A JP 2001353255 A JP2001353255 A JP 2001353255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のスロットマシンにおいては、遊技演出
は、リール帯の各区分に描かれた各図柄を1個単位で照
らしたり照らさなかったりすることによって行われるた
め、その演出種類は限定されていた。 【解決手段】 リールバック光源としてLED20をド
ット・マトリクス状に配設する。また、背景部分が透明
なリール帯18a〜18c上に描かれたシンボル列に何
も描かないブランク部分を混在させ、このブランク部分
を観察窓3〜5に停止させる。停止したブランク部分を
透して、またはリール帯18a〜18cの半透明のシン
ボル部分を透して、LED20の文字や図形状の発光を
遊技者に見させ、遊技演出や入賞態様報知の演出が行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リールドラムの内
部に光源を備え、リール帯を背後から照明する機能を備
えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機としては、例え
ば、特開平10−328350号公報に開示されたスロ
ットマシンがある。このスロットマシンは図1に示され
るスロットマシン1の正面中央のパネル2には表示窓
3,4,5が形成されており、これら各表示窓3,4,
5の背後には3個のリール6,7,8が設置されてい
る。遊技者によってメダル投入口9にメダルが投入さ
れ、スタートレバー10が操作されると各リール6〜8
は回転し、各表示窓3〜5には高速に移動する図柄が観
察される。その後、遊技者によってストップボタン1
1,12,13が押圧操作されると、その操作タイミン
グに応じて各リール3〜5が停止制御される。各リール
3〜5の停止時に所定の図柄組合せが有効化入賞ライン
16上に揃うと入賞が発生し、所定枚数のメダルがメダ
ル払出口14からメダル受皿15へ払い出される。
【0003】各リール6,7,8はそれぞれ同一構成を
しており、その構造は図2の一部破断斜視図に示され
る。
【0004】各リール6,7,8はそれぞれリールドラ
ム17の外周にリール帯18が貼られて構成されてい
る。このリール帯18の外周面には図示しない種々の図
柄が区分して描かれており、リール帯18の背後のリー
ルドラム17の内部にはランプケース19が設けられて
いる。このランプケース19は3つの部屋に仕切られて
おり、それぞれの部屋には白色LED(発光ダイオー
ド)20が6個ずつ配設されている。これら白色LED
20は、前部に位置するリール帯18に描かれた各区分
の図柄を背後から照らし、各表示窓3,4,5に3個ず
つの図柄を映し出す。
【0005】このような構成をしたスロットマシン1で
は、各リール6〜8のバックライトが白色LED20か
ら構成されているため、バックライト光源の寿命は従来
のバックライトに用いられていた白熱電球よりも飛躍的
に長くなる。また、各リール6〜8に描かれた図柄は白
色光で照らし出されるため、リール帯18に描く図柄の
色は、光源の発光色を考慮することなく定めることが出
来る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスロットマシン1においては、リール帯18に描か
れた図柄は、白色LED20によって背後から単に照ら
し出されて、各窓3〜5に観察される構造である。この
ため、このような構造のリールバックランプを用いて遊
技演出を行おうとすると、その演出にも一定の限界が生
じる。すなわち、遊技演出は、リール帯18の各区分に
描かれた各図柄を1個単位で照らしたり照らさなかった
りすることによって行われるため、その演出種類は、各
窓3〜5に表示される図柄の点灯・消灯の発光パターン
組み合わせに限定されてしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、複数個のリールドラ
ムと、これら各リールドラムの外周に設けられる,外周
面に図柄が区分して描かれたリール帯と、これら各リー
ル帯の各区分を背後から照明する,各リールドラムの内
部に設けられる光源と、この光源の発光を制御する制御
手段とを備えて構成される遊技機において、リール帯は
図柄部分が半透明で図柄の背景部分が透明または半透明
に形成されており、光源はドット・マトリクス状に配設
された複数個の発光ダイオードから構成され、制御手段
はこれら各発光ダイオードの発光を制御して光源を文字
または図形状の形態に発光制御することを特徴とする。
【0008】本構成によれば、ドット・マトリクス状に
配設された発光ダイオードが制御手段によって発光制御
されることにより、光源は、全面が発光すると共に、文
字または図形状にも発光する。よって、リール帯に描か
れた図柄は背後から全面が照らし出されると共に、光源
が発光する文字または図形はリール帯を透して観察され
る。
【0009】また、本発明は、リール帯に、図柄が描か
れていない区分を有していることを特徴とする。
【0010】本構成によれば、光源が発光する文字また
は図形は、図柄が描かれていないリール帯の区分に、図
柄を介することなく明確に観察される。
【0011】また、本発明は、乱数抽選によって遊技の
入賞態様を決定する入賞態様決定手段を備え、制御手段
は、この入賞態様決定手段で決定された入賞態様に応じ
た発光形態に光源の発光を制御し、決定された入賞態様
を遊技者に報知することを特徴とする。
【0012】本構成によれば、光源が種々の文字・図形
状に発光することにより、機械内部の抽選によって決定
された入賞態様が遊技者に報知される。
【0013】また、本発明は、制御手段が、入賞態様決
定手段で決定された入賞態様を所定の信頼度または所定
の確率で遊技者に報知することを特徴とする。
【0014】本構成によれば、所定の信頼度で入賞態様
が報知されることにより、入賞態様決定手段で決定され
た入賞態様と異なる入賞態様に対応した報知情報が遊技
者に報知されることがある。また、所定の確率で入賞態
様が報知されることにより、入賞態様決定手段で決定さ
れた入賞態様は、遊技者に報知される場合もあり、報知
されない場合もある。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明による遊技機をスロ
ットマシンに適用した一実施形態について説明する。
【0016】図3は本実施形態によるスロットマシン3
0の正面斜視図である。なお、同図において図1と同一
または相当する部分には同一符号を付して説明する。
【0017】スロットマシン30の前面パネル2の背後
には3個のリール31,32,33が回転自在に設けら
れている。各リール31,32,33の外周には図4に
示すリール帯18a,18b,18cが貼られており、
これらリール帯18a〜18cの各外周面には、複数種
類の図柄(以下、シンボルと言う)が各コードナンバ毎
に区分して描かれている。これら区分にはシンボルが描
かれていない、点線枠で示すブランク区分が存在する。
リール帯18a〜18cのシンボル部分は半透明になっ
ており、また、シンボルの背景部分は透明になってい
る。なお、この背景部分は半透明であってもよい。
【0018】リール帯18a〜18cに描かれたシンボ
ルの種類には、黒塗りの数字の7からなるシンボル「赤
セブン」、白抜きの数字の7からなるシンボル「青セブ
ン」、へたに葉が付いた絵からなるシンボル「4枚プラ
ム」、へたに葉が付いていない絵からなるシンボル「2
枚プラム」、および鐘の絵からなるシンボル「ベル」の
5種類がある。これらシンボルおよびブランクは、スロ
ットマシン30の正面の表示窓3,4,5を通してそれ
ぞれ3個ずつ観察される。
【0019】各リール31〜33は図5に示す回転リー
ルユニット34として構成されており、ケース35に収
納されている。各リール31〜33は円筒形をしたリー
ルドラム17がブラケット21に取り付けられて構成さ
れている。各リールドラム17の外周には上述したリー
ル帯18a,18b,18cが貼られている。リール帯
18は透明フィルム材からなり、各シンボルはこの透明
フィルム材の裏面に光透過性有色インキで図示のように
ブランクを混在させて印刷されている。
【0020】図6は各リール31,32,33の一部破
断斜視図である。各リール31〜33はそれぞれ同一構
造をしている。リール帯18の背後には、3つの部屋に
仕切られたランプケース19が設けらており、このラン
プケース19の3つの各部屋には、それぞれ5×5のド
ット・マトリクス状にLED20が配設されている。こ
れらLED20は、各部屋毎にシンボルを背後から照明
する光源を構成しており、後述するLED駆動回路66
によって各部屋毎に全点灯されたり、全消灯される。こ
の制御により、LED20の前部に位置するリール帯1
8に描かれたシンボルの点灯・消灯の発光パターン組み
合わせが選択される。また、これらLED20は、後述
するLED駆動回路66によって個別に発光制御され、
文字や図形を表示する。この文字や図形はリール帯18
のブランク部分を透して遊技者に観察される。
【0021】なお、本実施の形態においてはLED20
が5×5のドット・マトリクスに配設された場合につい
て説明するが、マトリクス数はこの数に限定されること
はなく、7×7,9×9,…とドット・マトリクス数を
増加させても構わない。ドット・マトリクス数を増加さ
せてさらに細かくすると、さらに複雑な図形や文字を表
示することが出来る。
【0022】リール31,32,33はブラケット21
に取り付けられたステッピングモータ22が駆動されて
回転する。また、リール31,32,33の停止動作は
リールドラム17の回転位置がブラケット21に取り付
けられたホトセンサ23に認識されながら制御される。
この際ホトセンサ23は、リールドラム17に設けられ
た遮蔽盤24がリールドラム17の回転に伴ってホトセ
ンサ23を通過するのを検出する。
【0023】図3に示す表示窓3〜5には、横3本(中
央L1および上下L2A,L2B)および斜め2本(斜
め右下がりL3A,斜め右上がりL3B)の入賞ライン
が記されている。ゲーム開始に先立ち、遊技者が1枚の
メダルを投入したときは、各リール3〜5上にある中央
の入賞ラインL1だけが有効化される。また、2枚のメ
ダルを投入したときはこれに上下の入賞ラインL2A,
L2Bが加わり、横3本の入賞ラインL1,L2Aおよ
びL2Bが有効化される。また、3枚のメダルを投入し
たときは全ての入賞ラインL1,L2A,L2B,L3
AおよびL3Bが有効化される。
【0024】表示窓3〜5の下方右側には、遊技者がメ
ダルを入れるためのメダル投入口9が設けられており、
下方左側には1BETスイッチ36,2BETスイッチ
37およびマックスBETスイッチ38が設けられてい
る。クレジット数表示部39にメダルがクレジットされ
ている場合には、メダル投入口9へのメダル投入に代
え、これら1BETスイッチ36,2BETスイッチ3
7およびマックスBETスイッチ38の各押ボタン操作
により、1回のゲームにそれぞれ1枚,2枚および3枚
のメダルが賭けられる。
【0025】これらBETスイッチ36〜38の下方に
はクレジット/精算切換スイッチ(C/Pスイッチ)4
0およびスタートレバー10が設けられており、スター
トレバー10の右方の機器中央部には停止ボタン11,
12,13が設けられている。C/Pスイッチ40の押
しボタン操作により、メダルのクレジット/払い出し
(PLAY CREDIT/PAY OUT)を切り換えることが出来る。
【0026】スタートレバー10のレバー操作により、
リール31,32,33は一斉に回転を開始する。停止
ボタン11,12,13は、各リール31,32,33
に対応して配置されており、これら各リール31〜33
の回転が一定速度に達したとき操作が有効化され、遊技
者の押しボタン操作に応じて各リール31,32,33
の回転を停止させる。
【0027】また、スロットマシン30の正面下部には
メダル受皿15およびメダル払出口14が設けられてい
る。メダル受皿15は、メダル払出口14から払い出さ
れるメダルを貯めるものである。また、スロットマシン
30の正面上部には、各入賞に対してどれだけのメダル
が払い出されるかが示されている配当表示部41が設け
られている。
【0028】図7は、本実施形態によるスロットマシン
30の遊技処理動作を制御する制御部と、これに電気的
に接続された周辺装置(アクチュエータ)とを含む回路
構成を示すブロック図である。
【0029】制御部はメインマイクロコンピュータ(以
下、メインマイコンという)50を主な構成要素とし、
これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成され
ている。メインマイコン50は、予め設定されたプログ
ラムに従って制御動作を行うCPU(中央演算処理装
置)51と、記憶手段であるROM(読み出し専用メモ
リ)52およびRAM(読み書き可能メモリ)53とを
含んで構成されている。CPU51には、基準クロック
パルスを発生するクロックパルス発生回路54および分
周器55と、一定範囲の乱数を発生させる乱数発生器5
6および発生した乱数の中から任意の乱数を抽出する乱
数サンプリング回路57が接続されている。
【0030】このメインマイコン50には、サブCPU
68,ROM69およびRAM70から構成されるサブ
マイコン67が接続されている。サブマイコン67には
上述したLED20を駆動制御するLED駆動回路66
が接続されており、サブマイコン67は、メインマイコ
ン50からの指令に応じてLED駆動回路66へ制御信
号を出力し、LED20の発光を制御する。ここで、メ
インマイコン50,サブマイコン67,およびLED駆
動回路66は、各LED20の発光を制御して光源を文
字または図形状の形態に発光制御する光源制御手段を構
成している。
【0031】メインマイコン50からの制御信号により
動作が制御される主要なアクチュエータとしては、その
他に、リール31〜33を回転駆動する各ステッピング
モータ22、およびメダルを収納するホッパー59があ
る。これらはそれぞれモータ駆動回路60、およびホッ
パー駆動回路61によって駆動される。各ステッピング
モータ22はモータ駆動回路60によって1−2相励磁
されており、400パルスの駆動信号が供給されるとそ
れぞれ1回転する。モータ駆動回路60およびホッパー
駆動回路61は、メインマイコン50のI/O(入出
力)ポートを介してCPU51に接続されている。
【0032】また、メインマイコン50が制御信号を生
成するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発
生手段としては、スタートレバー10の操作を検出する
スタートスイッチ10Sと、メダル投入口9から投入さ
れたメダルを検出する投入メダルセンサ9Sと、前述し
たC/Pスイッチ40とがある。また、ホトセンサ2
3、およびこのホトセンサ23からの出力パルス信号を
受けて各リール31,32,33の回転位置を検出する
リール位置検出回路62もある。
【0033】ホトセンサ23は各リール31〜33が一
回転する毎に遮蔽盤24を検出してリセットパルスを発
生する。このリセットパルスはリール位置検出回路62
を介してCPU51に与えられる。RAM53内には、
各リール31〜33について、一回転の範囲内における
回転位置に対応した計数値が格納されており、CPU5
1はリセットパルスを受け取ると、RAM53内に形成
されたこの計数値を“0”にクリアする。このクリア処
理により、各シンボルの移動表示と各ステッピングモー
タ22の回転との間に生じるずれが、一回転毎に解消さ
れている。
【0034】さらに、上記の入力信号発生手段として、
リール停止信号回路63と、払出し完了信号発生回路6
4とがある。リール停止信号回路63は、停止ボタン1
1,12,13が押された時に、対応するリール31,
32,33を停止させる信号を発生する。また、メダル
検出部65はホッパー59から払い出されるメダル数を
計数し、払出し完了信号発生回路64は、このメダル検
出部65から入力した実際に払い出しのあったメダル計
数値が所定の配当枚数データに達した時に、メダル払い
出しの完了を知らせる信号をCPU51へ出力する。
【0035】ROM52には、このスロットマシン1で
実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムと
して記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボルテ
ーブル,および入賞シンボル組合せテーブル等がそれぞ
れ区分されて格納されている。
【0036】入賞確率テーブルは、サンプリング回路5
7で抽出された乱数を各入賞態様に区分けする際に参照
され、乱数発生器56で発生する一定範囲の乱数を各入
賞態様に区画するデータを記憶している。このような入
賞確率テーブルは、例えば図8に示すように構成され
る。同図におけるa1〜a3,b1〜b3,c1〜c
3,d1〜d3,e1〜e3,f1〜f3は予め設定さ
れた数値データである。このデータは、投入メダル枚数
が1枚の場合には「a1〜f1」、2枚の場合には「a
2〜f2」、3枚の場合には「a3〜f3」の各数値の
組合せが用いられる。
【0037】これら数値は通常「a<b<c<d<e<
f」の大小関係に設定され、抽出された乱数値がa未満
であれば大当たり入賞(大ヒット)となって「BB」当
選フラグが立つ。また、抽出された乱数値がa以上b未
満であれば中当たり入賞(中ヒット)となって「RB」
当選フラグが立つ。また、抽出された乱数値がb以上e
未満であれば小当たり入賞(小ヒット)となり、この場
合、b以上c未満の場合には「ベル」当選フラグが立
ち、c以上d未満の場合には「4枚プラム」当選フラ
グ、d以上e未満の場合には「2枚プラム」当選フラグ
が立つ。また、抽出された乱数値がe以上f未満であれ
ば「再遊技」当選フラグが立ち、f以上であれば入賞な
しの「ハズレ」当選フラグが立つ。
【0038】図9には、図8に示すメダル3枚賭け時の
ヒット区画データである数値データa3〜f3の各値の
一例が示されている。ここで、乱数発生器56は0〜6
5535(=216)の範囲の乱数を発生するものとし
ている。
【0039】この入賞確率テーブルの数値データによれ
ば、確率抽選時に0〜200の範囲にある乱数がサンプ
リング回路57によって抽出されれば、内部抽選結果は
大当たりとなって「BB」当選フラグが立ち、201〜
380の範囲にある乱数が抽選されれば内部抽選結果は
中当たり入賞となって「RB」当選フラグが立つ。同様
に、381〜10000の範囲にある乱数が抽出されれ
ば、各役の小当たり入賞当選フラグが立ち、10001
〜18000の範囲にある乱数が抽出されれば、「再遊
技」当選フラグが立ち、18001〜65535の範囲
にある乱数が抽出されれば、「ハズレ」当選フラグが立
つ。
【0040】つまり、入賞態様は、サンプリングされた
1つの乱数値がこれらのどの数値範囲に属するかによっ
て決定され、「ハズレ」および「再遊技」を含めて合計
7種類の当選フラグによって表される。ここで、乱数発
生器56,乱数サンプリング回路57,入賞確率テーブ
ルおよびメインマイコン50は入賞態様決定手段を構成
している。各種のヒットはこのような入賞確率テーブル
のデータ設定に応じた確率の下で発生するため、遊技者
の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業
時間内でのトータル的なメダル支払い率はほぼ一定に維
持されている。
【0041】また、図10にはシンボルテーブルが概念
的に示されている。このシンボルテーブルは、各リール
31〜33の回転位置とシンボルとを対応づけるもので
あり、図4に示すシンボル列を記号で表したものであ
る。シンボルテーブルにはコードナンバに対応したシン
ボルコードが各リール31〜33毎に記憶されている。
コードナンバは、前述したリセットパルスが発生する回
転位置を基準として各リール31〜33の一定の回転ピ
ッチ毎に順次付与されている。シンボルコードはそれぞ
れのコードナンバ毎に対応して設けられたシンボルを示
している。つまり、シンボルコードA,B,C,D,C
はそれぞれシンボル「赤セブン」,「青セブン」,「2
枚プラム」,「ベル」,「4枚プラム」を示している。
また、シンボルコードBLはブランク部分を示してい
る。
【0042】また、入賞シンボル組合せテーブルには、
配当表示部41に示される各入賞シンボル組合せのシン
ボルコードや、特定ゲーム発生のフラグが成立している
ことを遊技者に示唆する「リーチ目」を構成するシンボ
ル組合せのシンボルコード、各入賞を表す入賞判定コー
ド、入賞メダル配当枚数等が記憶されている。この入賞
シンボル組合せテーブルは、第1リール31,第2リー
ル32、第3リール33の停止制御時、および全リール
停止後の入賞確認を行うときに参照される。
【0043】次に、本実施形態においてメインマイコン
50およびサブマイコン67によって制御される遊技機
の動作について説明する。
【0044】図11および図12はこの遊技処理の概略
を示すフローチャートである。
【0045】まず、CPU51により、メダルBETが
なされたかどうかが判別される(図11,ステップ10
1参照)。この判別は、メダル投入口9にメダルが投入
され、メダルセンサ9Sからの検出信号入力があった場
合、あるいはBETスイッチ36,37,38からの信
号入力があった場合に“YES”となる。次に、スター
トレバー10の操作によりスタートスイッチ10Sから
のスタート信号入力があったか否かが判別され(ステッ
プ102)、この判別が“YES”の場合、前述した入
賞態様決定手段によって確率抽選処理が行われる(ステ
ップ103)。この確率抽選処理は、スタートレバー1
0の操作直後に行われる。
【0046】前述したように確率抽選は、乱数発生器5
6で発生し、サンプリング回路57によって特定された
1つの乱数値が、入賞確率テーブル(図8,図9参照)
においてどの入賞グループに属する値になっているか判
断されることによって行われる。
【0047】入賞態様には大当たり入賞や中当たり入
賞,小当たり入賞等がある。大当たり入賞はシンボル
「赤セブン」が有効化入賞ライン上に3個揃うと発生
し、中当たり入賞はシンボル「青セブン」が有効化入賞
ライン上に3個揃うと発生する。大当たり入賞ではビッ
グ・ボーナス・ゲーム(BBゲーム)、中当たり入賞で
はレギュラー・ボーナス・ゲーム(RBゲーム)といっ
た特別の遊技が行え、大量のメダルを獲得することが出
来る。また、小当たり入賞はシンボル「2枚プラム」,
「4枚プラム」,「ベル」が有効化入賞ライン上に所定
態様で停止すると発生し、この小当たり入賞では数枚の
メダルを獲得することが出来る。
【0048】この入賞態様決定手段で決定された入賞態
様は当選フラグの種類によって表され、「ハズレ」,
「再遊技」,「2枚プラム」,「4枚プラム」,「ベ
ル」,「RB」および「BB」の7種類の中のいずれか
1つの当選フラグがRAM53の所定領域にセットされ
る。
【0049】次に、各リール31〜33に内蔵されたL
ED20の点灯パターンを選択するLED点灯パターン
選択処理が行われる(ステップ104)。図13はこの
LED点灯パターン選択処理を示すフローチャートであ
る。
【0050】このLED点灯パターン選択処理では、ま
ず、現在の遊技状態がBBゲームの内部当たり中である
か否かが判別される(図13,ステップ131)。BB
内部当たり中でない場合には、LED点灯パターン選択
抽選処理に用いる抽選テーブルとして、図14(a)に
示す一般遊技中用の選択パターン抽選テーブルがセット
される(ステップ132)。また、BB内部当たり中で
ある場合には、LED点灯パターン選択抽選処理に用い
る抽選テーブルとして、図14(b)に示すBB内部当
たり中用の選択パターン抽選テーブルがセットされる
(ステップ133)。
【0051】LED点灯パターン選択抽選処理は、CP
U51の内部レジスタを乱数発生器とした乱数抽選によ
って行われる。つまり、この内部レジスタに繰り返し発
生する0〜255のカウント値が乱数値として任意のタ
イミングで抽出され(ステップ134)、抽出された乱
数値がこれら各抽選テーブルのどの抽選値区分に属する
かが判別される。そして、属する区分の点灯パターンが
今回遊技におけるLED点灯パターンとして選択され、
セットされる(ステップ135)。
【0052】例えば、ステップ132で一般遊技中用の
選択パターン抽選テーブルがセットされ、ステップ13
4で同抽選テーブルの最上段の0〜199の範囲200
の乱数値が抽出されるとハズレとなり、LED点灯処理
は行われない。また、このとき、同抽選テーブルの1つ
下の段に示される200〜204の範囲5の乱数値が抽
出されると、第1リール停止時に「B」、第2リール停
止時に「B」、第3リール停止時に「C」と各LED2
0が順に点灯する点灯パターンが選択される。同様に、
抽選テーブルのさらに1つ下の段に示される205〜2
09の範囲5の乱数値が抽出されると、第1リール停止
時に「B」、第2リール停止時に「I」、第3リール停
止時に「I」と各LED20が順に点灯する点灯パター
ンが選択される。
【0053】また、235〜239の範囲5の乱数値が
抽出されると、全リール31〜33の停止後に、いずれ
かのリール31〜33のブランク部分に「1」と各LE
D20が点灯する点灯パターンが選択される。また、そ
の下の段に示される240〜244の範囲5の乱数値が
抽出されると、全リール31〜33の停止後に、いずれ
かのリール31〜33のブランク部分に「2」と各LE
D20が点灯する点灯パターンが選択される。
【0054】また、同抽選テーブルの下から3段目の2
50〜252の範囲3の乱数値が抽出されると、全リー
ル31〜33の停止後に、各リール31,32,33に
「B」,「I」,「I」と各LED20が同時に点灯す
る点灯パターンが選択される。また、その下の段に示さ
れる253〜254の範囲2の乱数値が抽出されると、
全リール31〜33の停止後に、各リール31,32,
33に「B」,「I」,「O」と各LED20が同時に
点灯する点灯パターンが選択される。
【0055】ステップ133でBB内部当たり中用の選
択パターン抽選テーブルがセットされた場合にも、ステ
ップ134で抽出される乱数値に応じ、上記の一般遊技
中用の選択パターン抽選テーブルの場合と同様にして、
今回遊技におけるLED点灯パターンが選択される。
【0056】このようにしてステップ104のLED点
灯パターン選択処理が終わると、次に、第1リール3
1,第2リール32,第3リール33の回転処理が行わ
れ(図11,ステップ105)、これら各リール31〜
33は一斉に回転を始める。このリール回転処理に引き
続き、各リール31〜33の停止制御が行われる(ステ
ップ106)。このリール停止制御処理の概要は図15
のフローチャートに示される。
【0057】なお、このリール停止制御においては、便
宜上、第1リール停止ボタン11,第2リール停止ボタ
ン12,第3リール停止ボタン13がこの順番に操作さ
れ、各リール31〜33が第1リール31,第2リール
32,第3リール33の順番で停止する場合について説
明する。しかし、各リール31〜33の停止順序はこれ
に限定されるものではなく、例えば、第1リール31,
第3リール33,第2リール32のように、ランダムな
操作順序により停止するようにしてもよい。
【0058】遊技者による各停止ボタン11〜13の操
作は、前述したように、リール停止信号回路63を介し
てCPU51によって検出されており、第1リール停止
ボタン11のON操作が図15のステップ121で検出
された場合には、第1リール31の停止制御処理が行わ
れる(ステップ122)。つまり、第1リール停止ボタ
ン11が遊技者によって操作された時点で、第1リール
31のステッピングモータ22に供給された駆動パルス
の数がRAM53から読み出され、第1リール31の回
転位置と対応づけられる。第1リール31の回転位置が
分かると、シンボルテーブル(図10参照)との対照に
より、観察窓3に現れている3個のシンボルおよびブラ
ンクがシンボルコードとして把握される。
【0059】次に、第1リール31に内蔵されたLED
20についての第1停止LED点灯処理が行われる(ス
テップ123)。この点灯処理は図16のフローチャー
トに示され、まず、ステップ132〜ステップ134
(図13参照)において、第1リール停止に対応してL
ED20を点灯処理する第1停止LED点灯パターンが
選択されているか否かが判別される(図16,ステップ
141)。例えば、ステップ133でBB内部当たり中
用の選択パターン抽選テーブルがセットされ、ステップ
134で、同抽選テーブルの上から2段目に示される9
0〜169の範囲80の乱数値が抽出された場合には、
第1停止リールに「B」を点灯させる第1停止LED点
灯パターンが選択されているため、このステップ141
の判別結果は「Yes」となる。
【0060】第1停止LED点灯パターンが選択されて
いない場合には、ステップ123の第1停止LED点灯
処理は終了する。また、第1停止LED点灯パターンが
選択されている場合には、次に、選択されているパター
ンで各LED20が点灯処理される(ステップ14
2)。例えば、上記の第1停止LED点灯パターンが選
択されている場合には、このステップ142において、
第1リール31に内蔵された各LED20が点灯処理さ
れ、図18(a)に示すように、観察窓3に現れている
第1リール31のブランクに英字の「B」が表示され
る。なお、同図における長方形は観察窓3〜5の外枠を
示しており、また、下向きの矢印はその位置のリールが
矢示方向に回転中であることを示している。このとき、
CPU51によって観察窓3上にブランクが停止するよ
うに第1リール31が制御されるが、観察窓3上にブラ
ンクを停止させることが不可能な場合には、リール帯1
8aに描かれたシンボルの背後からLED20を発光さ
せて表示を行う。
【0061】このようにしてステップ123の第1停止
LED点灯処理が終了すると、次に、第2リール32の
停止ボタン12がON操作されたか否かが検出される
(図15,ステップ124)。この停止ボタン12のO
N操作が検出された場合には、第2リール32の停止制
御処理が行われる(ステップ125)。この停止制御処
理では、第2リール32が回転している状態で、観察窓
4の中央の入賞ラインL1上にコードナンバ1〜21の
21通りのシンボルが停止することを想定し、有効化入
賞ライン上に既に停止している第1リール31のシンボ
ルとの組合せが読み込まれ、入賞予想フラグが立てられ
る。そして、この入賞予想フラグが参照されて第2リー
ル32が停止制御される。
【0062】次に、第2リール32に内蔵されたLED
20についての点灯処理が行われる(ステップ12
6)。この点灯処理も、図16に示す第1停止LED点
灯処理と同様に行われ、まず、第2停止LED点灯パタ
ーンが選択されているか否かが判別され、第2停止LE
D点灯パターンが選択されていない場合には、この第2
停止LED点灯処理を終了する。また、第2停止LED
点灯パターンが選択されている場合には、選択されてい
るパターンで各LED20が点灯処理される。
【0063】例えば、図13のステップ132〜ステッ
プ134においてBB内部当たり中用の選択パターン抽
選テーブルがセットされ、90〜169の範囲80の乱
数値が抽出された上記の場合には、ステップ123の第
1停止LED点灯処理で図18(a)に示すように観察
窓3のブランクに英字の「B」が表示されたのに引き続
き、同図(b)に示すように観察窓4のブランクに英字
の「I」が表示される。このときも、CPU51によっ
て観察窓4上にブランクが停止するように第2リール3
2が制御されるが、観察窓4上にブランクを停止させる
ことが不可能な場合もある。このような場合には、リー
ル帯18bに描かれたシンボルの背後からLED20を
発光させて表示を行う。
【0064】このようにしてステップ126の第2停止
LED点灯処理が終了すると、次に、第3リール33の
停止ボタン13がON操作されたか否かが検出される
(図15,ステップ127)。この停止ボタン13のO
N操作が検出された場合には、第3リール33の停止制
御処理が行われる(ステップ128)。この停止制御処
理では、既に第1リール31および第2リール32が停
止してそのシンボルの組合せが特定されているので、こ
れらのシンボルの組合せに対し、第3リール33の各々
のコードナンバ毎に入賞の可能性が判定されて入賞予想
フラグが立てられる。この予想フラグデータも第3リー
ル33の停止ボタン13が操作されたときに参照され、
大ヒットの予想フラグが立っているときには、有効化入
賞ライン上に大ヒットのシンボルが停止するように第3
リール33の停止制御が実行される。この第3リール3
3の停止制御処理時には、既に停止している第1リール
31,第2リール32のシンボルとの組合せによって当
選フラグ通りの入賞が得られるだけでなく、当選フラグ
と異なる入賞が得られないようにリールの停止位置が制
御される。
【0065】つまり、ステップ103の確率抽選処理の
結果、当選フラグが「ハズレ」の場合には、何れの有効
化入賞ライン上にも入賞シンボル組合せが揃わないよう
に、ステップ122の第1リール停止制御処理、ステッ
プ125の第2リール停止制御処理およびステップ12
8の第3リール停止制御処理が行われる。
【0066】また、当選フラグが「2枚プラム」の場合
には、第1リール31の有効化入賞ラインL1上にシン
ボル「2枚プラム」が停止するように各リール31〜3
3が停止制御される。また、当選フラグが「4枚プラ
ム」の場合には、第1リール31の2本の有効化入賞ラ
インL2AおよびL3A上、またはL2BおよびL3B
上にシンボル「4枚プラム」が停止するように各リール
31〜33が停止制御される。また、当選フラグが「ベ
ル」の場合には、いずれかの有効化入賞ライン上にシン
ボル「ベル」の3個の組合せが揃うように各リール31
〜33が停止制御される。
【0067】また、当選フラグが「BB」の場合には、
いずれかの有効化入賞ライン上にシンボル「赤セブン」
の3個の組合せが揃うように各リール31〜33が停止
制御される。また、当選フラグが「RB」の場合には、
いずれかの有効化入賞ライン上にシンボル「青セブン」
の3個の組合せが揃うように各リール31〜33が停止
制御される。
【0068】その後、各リール31〜33に内蔵された
LED20についての点灯制御が行われる(ステップ1
29)。この点灯処理も、図16に示す第1停止LED
点灯処理と同様に行われ、まず、第3停止LED点灯パ
ターンが選択されているか否かが判別され、第3停止L
ED点灯パターンが選択されていない場合には、この第
3停止LED点灯処理を終了する。また、第3停止LE
D点灯パターンが選択されている場合には、選択されて
いるパターンで各LED20が点灯処理される。
【0069】例えば、図13のステップ132〜ステッ
プ134においてBB内部当たり中用の選択パターン抽
選テーブルがセットされ、90〜169の範囲80の乱
数値が抽出された上記の場合には、ステップ123の第
1停止LED点灯処理で図18(a)に示すように観察
窓3のブランクに英字の「B」が表示され、ステップ1
26の第2停止LED点灯処理で同図(b)に示すよう
に観察窓4のブランクに英字の「I」が表示されたのに
引き続き、同図(c)に示すように観察窓5のブランク
に英字の「G」が表示される。このときも、CPU51
によって観察窓5上にブランクが停止するように第3リ
ール33が制御されるが、観察窓5上にブランクを停止
させることが不可能な場合には、リール帯18cに描か
れたシンボルの背後からLED20を発光させて表示を
行う。
【0070】この結果、各リール31,32,33の停
止毎に各リール帯18a,18b,18cのブランクに
「B」,「I」,「G」が表示される。この表示「BI
G」は、BBゲームが内部当選していることを遊技者に
報知するものである。
【0071】このようにしてステップ129の第3停止
LED点灯処理が終了すると、次に、全リール停止後の
LED点灯処理が行われる(ステップ130)。このL
ED点灯処理は図17に示すフローチャートに示され
る。
【0072】つまり、まず、図13のステップ132〜
ステップ134のLED点灯パターン選択処理で、全リ
ール停止後のなんらかのLED点灯パターンが選択され
ているか否かが判別される(図17,ステップ15
1)。この点灯パターンが選択されていない場合には、
ステップ130の全リール停止後のLED点灯処理は終
了する。また、全リール停止後のなんらかのLED点灯
パターンが選択されている場合には、次に、そのLED
点灯パターンがテンパイ用のパターンであるか否かが判
別される(ステップ152)。ここで、テンパイ用のパ
ターンとは、いずれかの2つのリール31〜33にBB
ゲーム入賞を発生させるシンボル組み合わせの中の2個
が並び、残りの1個のシンボルが停止されずに未確定の
状態をいう。
【0073】テンパイ用のパターンである場合には、次
に、BBゲーム入賞を発生させるシンボル「7」の組み
合わせが、例えば、図21(a),(b)に示すよう
に、テンパイしていて、かつ、ブランク図柄を含めて一
直線上に並んでいるか否かが判別される(ステップ15
3)。このステップ153の判別結果が「No」である
場合には、ステップ130の全リール停止後のLED点
灯処理は終了する。また、ステップ153の判別結果が
「Yes」である場合には、次に、選択されているLE
D点灯パターンでLED20が点灯処理される(ステッ
プ155)例えば、図13のステップ133でBB内部
当たり中用の選択抽選テーブルがセットされ、ステップ
134で同抽選テーブルの下から4段目の抽選値範囲6
2に属する乱数値が抽出された場合には、このステップ
155の点灯処理で、例えば、図21(a),(b)に
示すように、第2リール32のブランク部分に「7」が
一直線上に並ぶようにLED20が点灯制御される。こ
の場合、もし、ステップ134で抽出された乱数値が、
例えば、BB内部当たり中用の選択抽選テーブルの下か
ら5段目の抽選値範囲1に属する場合には、このステッ
プ155の点灯処理で第2リール32のブランク部分に
「3」が点灯され、一直線上に「7」は並ばない。
【0074】また、図17のステップ152での判別結
果がテンパイ用のパターンでない場合には、次に、ブラ
ンク図柄が各窓3〜5に3個以上停止しているか否かが
判別され(図17,ステップ154)、3個以上停止し
ていない場合には、ステップ130の全リール停止後の
LED点灯処理は終了する。また、例えば、図19
(a)に示すように、3個以上ブランク図柄が停止して
いる場合には、次に、ステップ155で、これらブラン
ク部分に選択されているパターンで各LED20が点灯
される。例えば、ステップ134で抽出された乱数値
が、例えば、BB内部当たり中用の選択抽選テーブルの
下から3段目の抽選値範囲3に属する場合には、図19
(b)に示すように、各ブランク部分に「B」,
「I」,「G」と表示させ、BBゲームが内部当選して
いることを遊技者に報知する。
【0075】なお、上述したリール停止制御処理では、
各停止ボタン11,12,13の操作が検出された後に
各リール31,32,33の停止制御(ステップ12
2,125,128)を行い、その後に各LED点灯処
理(ステップ123,126,129)を行った。しか
し、このリール停止制御処理とLED点灯制御処理と
は、停止ボタン操作後であれば順番はどちらでも構わな
い。つまり、各リール31,32,33が停止前であっ
ても、LED20を発光させて構わない。
【0076】また、本実施形態では、ステップ123,
126,129で各リール31〜33の停止操作毎に各
LED20を点灯させるLED点灯パターンか、ステッ
プ130で全リール31〜33の停止後に各LED20
を点灯させるLED点灯パターンかのいずれかのパター
ンが選択されるものを挙げて説明しているが、これらの
点灯パターンの組み合わせが選択されるようにしてもよ
い。
【0077】このようにして図11のステップ106の
リール停止制御処理が終了すると、次に、各リール31
〜33に内蔵されたLED20についての点灯制御が行
われる(図11,ステップ107)。この点灯制御処理
は、入賞態様決定手段で決定された入賞態様に応じた所
定の遊技演出が行われるように、各リール31〜33の
シンボルがLED20によって背後から照らし出されて
行われる。この際、各LED20は、5×5のドット全
部が同時に点灯されて全面が発光し、所定の点灯・消灯
発光パターン組み合わせで各シンボルを背後全面から照
らし出す。なお、図18(a),(b),(c)に示す
ように、各リール31〜33の停止毎に各リール帯18
a〜18cに「BIG」を順次表示してBBゲーム入賞
の内部当選を報知する場合等においては、各LED20
のドットを文字状に点灯制御する。
【0078】次に、全リール停止時における有効化入賞
ライン上の表示が所定の入賞シンボル組合せであるか否
かが、入賞シンボル組合せテーブルを参照して判断され
る(ステップ108)。つまり、リール停止制御は全て
機械によって行われるのではなく、遊技者による各停止
ボタン11〜13の操作タイミングも問われているた
め、内部抽選の結果入賞当選フラグが立っていても、停
止ボタン11〜13が所定タイミングに操作されない
と、有効化入賞ライン上に入賞シンボル組合せは揃わ
ず、入賞は発生しない。
【0079】入賞が得られなかったときにはステップ1
08の判定は“NO”となり、処理は初めのステップ1
01に戻る。また、確率抽選の結果リプレイゲーム(再
遊技)であるときは、処理はステップ102のスタート
レバー10の操作待ち処理に戻る(ステップ109)。
リプレイゲームでない入賞のときには、CPU51によ
ってホッパー駆動回路61が制御され、所定枚数のメダ
ルがホッパー59によってメダル受け皿15へ払い出さ
れる(図12,ステップ111)。
【0080】例えば、「2枚プラム」の小当たり入賞の
場合には2枚のメダルが払い出され、「4枚プラム」の
小当たり入賞の場合には4枚のメダルが払い出される。
また、「ベル」の小当たり入賞の場合には8枚のメダル
が払い出される。また、大当たり入賞の「BB」および
中当たり入賞の「RB」の場合にはそれぞれ15枚のメ
ダルが払い出される。
【0081】次に、BBゲームが発生したか否かが判断
され(ステップ112)、BBゲームが発生している場
合にはBBゲームが実行される(ステップ113)。ま
た、BBゲームが発生していない場合には、次にRBゲ
ームが発生したか否かが判断され(ステップ114)、
RBゲームが発生している場合にはRBゲームが実行さ
れる(ステップ115)。その後、上述した処理が繰り
返されてスロットマシン遊技が行われる。
【0082】以上のような本実施形態によれば、ドット
・マトリクス状に配設されたLED20がサブマイコン
67等によって発光制御されることにより、各シンボル
を照らす光源は、全面が発光すると共に、文字状にも発
光する。よって、リール帯18a〜18cに描かれた各
シンボルは背後から全面が照らし出されると共に、LE
D20が発光する文字はリール帯18a〜18cを透し
て観察される。このため、遊技演出の種類は、シンボル
の点灯・消灯の発光パターン組み合わせに種々の文字情
報が加えられて豊富になり、リールバック光源による遊
技演出に幅が持たせられる。
【0083】また、本実施形態では、リール帯18a〜
18cに、シンボルが描かれていないブランク区分を有
しているため、LED20が発光する文字は、シンボル
が描かれていないリール帯18a〜18cのブランク区
分に、シンボルを介することなく明確に観察される。こ
のため、LED20が発光する文字は、リール帯18a
〜18cの他の区分に描かれたシンボルと共に明確に遊
技者に視認され、シンボル表示と共に、より明確にその
メッセージが遊技者に伝えられる。
【0084】また、本実施形態では、サブマイコン67
等からなる光源制御手段が、入賞態様決定手段で決定さ
れた入賞態様に応じた発光形態にLED20の発光を制
御し、決定された入賞態様を遊技者に報知する。このた
め、遊技者は、LED20の発光形態から内部入賞態様
を予測することが出来る。
【0085】なお、上記実施形態においては、BBゲー
ム入賞の内部当選結果を報知する場合を例にして説明し
ているが、他の入賞態様の内部当選結果も上記実施形態
と同様にして遊技者に報知することが出来る。
【0086】また、上記実施形態においては、図18お
よび図19に示すように各LED20を点灯制御してB
Bゲーム入賞の内部当選結果を報知したが、このBB内
部当選報知態様は種々の態様が考えられる。
【0087】例えば、第1リール31停止制御後のステ
ップ123のLED点灯制御処理において、図20に示
すように、第1リール31の3連のブランク部分を観察
窓3上に停止させ、このブランク部分を透して縦一列に
「BIG」と発光表示するようにしてもよい。このパタ
ーンでは、第1リール31停止直後にいきなりBB内部
当選が報知されるので、遊技者が受ける衝撃は大きい。
また、一定時間経過後に、この縦一列の「BIG」表示
にスクロール制御を加える等してさらに派手な演出とす
ることも出来る。
【0088】また、図21(a),(b)に示すよう
に、例えば、全リール31〜33停止制御後のステップ
130の全停止後LED点灯処理において、前述したよ
うに、「BB」入賞シンボル「赤セブン」が有効化入賞
ライン上に3個揃うように、リール31〜33のいずれ
かのブランク部分に「赤セブン」を発光表示させるよう
にしてもよい。このような実際の大当たり入賞のシンボ
ルをそのまま表示するというダイレクトな報知は、いわ
ゆる「リーチ目」をよく理解していない遊技の初心者で
あっても大当たり入賞が発生間近であることを察知でき
る。
【0089】次に、本発明による遊技機をスロットマシ
ンに適用した他の実施形態について説明する。
【0090】この他の実施形態によるスロットマシン
は、遊技機の機械的構造および電気回路構成ともに上述
した実施形態と同じであるが、ROM52に記憶されて
いる入賞確率テーブルおよびメインマイコン51による
制御処理だけが次のように異なる。
【0091】つまり、この他の実施形態によるスロット
マシンのROM52には、図9に例示される入賞確率テ
ーブルに加え、図22の表に例示される報知選択抽選確
率テーブルが格納されている。同図に示す表の上段に
は、図9に例示された入賞確率テーブルと同じ入賞確率
テーブルが示されており、同図の下段には、本実施形態
で新たに追加された報知選択抽選確率テーブルが示され
ている。入賞確率テーブルは、サンプリング回路57に
よって抽出された乱数値を各入賞態様に区分する、前述
したヒット区画データからなる。報知選択抽選確率テー
ブルは、確率抽選に用いられた乱数値を各報知態様に区
画する報知区画データからなる。この報知区画データ
も、図8に示したメダル3枚賭け時に参照される入賞確
率テーブルのヒット区画データに対応させて示してい
る。
【0092】上述した実施形態ではステップ103の確
率抽選処理で決定された入賞態様がそのまま遊技者に報
知されたが、本実施形態では、確率抽選に用いられた乱
数値が属する報知区画データの入賞態様が報知態様とさ
れる。
【0093】つまり、図22の上段に示す入賞確率テー
ブルによっても、前述したように、確率抽選時に0〜2
00の範囲にある乱数がサンプリング回路57によって
抽出されれば、内部抽選結果は大当たり入賞となって
「BB」当選フラグが立ち、201〜380の範囲にあ
る乱数がサンプリング回路57によって抽出されれば、
内部抽選結果は中当たり入賞となって「RB」当選フラ
グが立つ。同様に、381〜10000の範囲にある乱
数が抽出されれば、各役の小当たり入賞当選フラグが立
ち、10001〜18000の範囲にある乱数が抽出さ
れれば、「再遊技」当選フラグが立ち、18001〜6
5535の範囲にある乱数が抽出されれば、「ハズレ」
当選フラグが立つ。
【0094】また、同図の下段に示す報知選択抽選確率
テーブルによれば、確率抽選時にサンプリング回路57
によって0〜150または20000〜20200の範
囲にある乱数が抽出されていれば、各LED20が点灯
制御されて「BB」当選フラグの入賞態様報知が行われ
る。つまり、0〜150の範囲にある乱数が抽出されて
「BB」当選フラグが立った場合には、「BB」当選フ
ラグの入賞態様報知が行われる。また、20000〜2
0200の範囲にある乱数が抽出されて「ハズレ」当選
フラグが立っている場合にも、この「BB」当選フラグ
の入賞態様報知が行われる。一方、151〜200の範
囲にある乱数が抽出されて「BB」当選フラグが立って
いても、この範囲の乱数は「BB」当選フラグ報知区画
データの範囲外であるため、「BB」当選フラグの入賞
態様報知は行われない。
【0095】すなわち、「BB」当選フラグの入賞態様
報知が行われても、必ずしも内部抽選によって「BB」
当選フラグが立っているとは限らず、また、「BB」当
選フラグの入賞態様報知が行われていなくても、内部抽
選によって「BB」当選フラグが立っていないとは限ら
ない。「BB」当選フラグの入賞態様報知は所定の信頼
度の下で行われており、同図に示すテーブルの場合に
は、「BB」当選フラグが立っている場合にこの入賞態
様報知が行われる確率は151/352{(0〜150
の151)/(0〜150の151と20000〜20
200の201との和)}で約43%になっている。ま
た、「BB」当選フラグが立っていない場合にこの入賞
態様報知が行われる確率は201/352で約57%に
なっている。この結果、入賞態様報知は約57%の確率
ではずれることになる。
【0096】このような入賞態様報知は中当たり入賞の
[RB」当選フラグや小当たり入賞の各当選フラグ、
「再遊技」当選フラグについても同様に行われる。ただ
し、入賞態様報知の信頼度は全ての役において一律であ
る必要はなく、メダル投入枚数や遊技状態によって異な
らせてもよい。例えば、同図に示すテーブルでは、「ベ
ル」当選フラグの報知が当たっている確率は1120/
2400で約47%であり、この報知がはずれている確
率は1280/2400で約53%で、「BB」当選フ
ラグの信頼度と異なっている。
【0097】また、本実施形態によるスロットマシンで
は、図23に示すフローチャートに沿って遊技処理が行
われる。同図に示すフローチャートは、ステップ103
の確率抽選処理の後のステップ110において報知選択
抽選処理が行われる点が、上述した実施形態によるスロ
ットマシンの図11に示すフローチャートと異なる。こ
の報知選択抽選処理では、図22に例示する報知選択確
率抽選テーブルを用いて、上述したように報知する入賞
態様が選択される。
【0098】また、本実施形態によるスロットマシンの
遊技処理は、ステップ106のリール停止制御中に行わ
れるステップ123,126,129,130(図15
参照)におけるLED点灯処理の処理内容が次のように
異なっている。その他の制御処理は上述した実施形態と
同様である。
【0099】つまり、上述した実施形態では確率抽選で
決定した入賞態様はそのまま遊技者に100%の確率で
報知されたが、本実施形態では、LED20を駆動制御
する光源制御手段が、入賞態様決定手段で決定された入
賞態様を所定の信頼度および所定の確率で遊技者に報知
する。
【0100】例えば、図22に示す報知選択確率抽選テ
ーブルで20000〜20200の範囲にある乱数が抽
出されて「ハズレ」当選フラグが立っている場合にも、
前述した図18〜図21に示す発光形態に各LED20
を発光制御し、「BB」当選フラグの入賞態様報知を行
う。このため、本実施形態では、「BB」が内部当選し
ていないのに、あたかも「BB」が内部当選しているか
のように期待させる偽りの報知が行われる場合がある。
【0101】また、例えば、図24(a)に示すよう
に、第1リール31停止後のステップ123におけるL
ED点灯制御、および第2リール32停止後のステップ
126におけるLED点灯制御により、第1リール31
および第2リール32に「B」および「I」を点灯表示
した後、同図(b)に示すように、第3リール33停止
後のステップ129におけるLED点灯制御により、第
3リール33に「C」を点灯表示する。
【0102】つまり、第2リール32の停止後までは図
18(a),(b)に示す発光形態と同様な発光形態で
あるが、第3リール33停止後の発光表示の際には
「G」ではなく「C」の表示がなされる。アルファベッ
トの「C」と「G」とは、視覚・称呼的に間違えやす
く、遊技者に「BIG」と表示されたような錯覚を起こ
させる。このような発光表示により、「BB」内部当選
が確定していない、つまり、「BB」が内部当選してい
ない場合もあり得ることが遊技者に報知される。すなわ
ち、入賞態様が所定確率で遊技者に報知される。しか
し、この例では「C」は「G」に近いので、「BB」が
内部当選している確率は高い。
【0103】同様に、第1リール31および第2リール
32には上記と同様に「B」,「I」を表示させた後、
図25(a),(b),(c),(d)に示すように、
第3リール33上のブランクを透してアルファベットの
「X」,「N」,「O」,「T」等を発光表示させても
よい。これらの場合は、あたかも「BIG」と表示され
るように見せかけて「BIX」,「BIN」,「BI
O」,「BIT」といった全く関係のない語が表示さ
れ、「BB」の内部当選が所定確率で報知される。
「X」,「N」,「O」,「T」等は「G」から遠いの
で、「BB」が内部当選している確率は低い。
【0104】また、図26に示すように、全リール31
〜33の停止後に、入賞ライン上に3個のシンボル「赤
セブン」が揃わないようにシンボル「赤セブン」をずら
して発光表示させ、「BB」が内部当選している確率が
低いこと、または「BB」当選していないことを、遊技
の初心者に分かりやすく表示するようにしてもよい。
【0105】また、図27(a)に示すように、まず、
第1リール31上のブランクを透してカタカナの「ア」
を発光表示させ、次に、同図(b)に示すように、第2
リール32上のブランクを透してカタカナの「タ」を発
光表示する。さらに、「BB」内部当選が確定のとき
は、同図(c)に示すように第3リール33上のブラン
クを透してカタカナの「リ」を発光表示する。この一連
の発光制御により、観察窓3〜5に「アタリ」と表示
し、「BB」の内部当選を100%の確率で遊技者に報
知する。
【0106】一方、「BB」の内部当選を所定確率で報
知する場合は、図27(a),(b)に示すように
「ア」,「タ」と表示した後、同図(c)に示す表示に
代え、図28(a)に示す「レ」を発光表示させ、「ア
タレ」という含みのある報知表示をする。
【0107】また、この例で、「BB」の内部当選には
ずれたことを報知する場合は、図28(a)に示す「ア
タレ」の表示をした後、さらに、全リール31〜33の
停止後、同図(b),(c)に示すように、第1リール
31上の表示「ア」と第2リール32上の表示「タ」と
を、それぞれ「ハ」と「ズ」との表示に変え、「アタ
レ」の表示を「ハズレ」の表示に変える。
【0108】また、図29に示すように、途中までは遊
技者に「BB」内部当選の報知を期待させ、最後に小当
たり入賞「ベル」の内部当選結果を報知することも出来
る。つまり、まず、第1,第2リール31,32停止
後、同図(a)に示すように各リール31,32上のブ
ランクを透してアルファベットの「B」,「I」を順次
発光表示させる。この段階では、遊技者は「BIG」が
表示されるものと期待して胸を躍らせる。しかし、最後
に、同図(b)に示すように第3リール33の停止後に
ブランクを透してアルファベットの「L」を表示し、さ
らに、その後、同図(c)に示すように第2リール32
上に一旦表示したアルファベットの「I」をアルファベ
ットの「E」に変え、「BIL」の表示を「BEL」の
表示に変え、小当たり入賞「ベル」の内部当選結果を報
知する。
【0109】また、図30に示すように、内部抽選の結
果が「BB」内部当選であること、または「BB」内部
当選にはずれたことをそれぞれ100%の確率で明確に
報知することも出来る。つまり、まず、同図(a)に示
すように第1,第2リール31,32停止後、各リール
31,32上のブランクを透してアルファベットの
「B」,「B」を順次発光表示させる。そして、「B
B」が内部当選している場合は、同図(b)に示すよう
に第3リール33の停止時にブランクを透して「○」を
発光表示させ、内部当選していない場合は「×」を発光
表示させる。
【0110】以上の実施形態によっても前述した実施形
態と同様な作用・効果が奏され、ドット・マトリクス状
に配設されたLED20がサブマイコン67等によって
発光制御されることにより、遊技演出の種類は、シンボ
ルの点灯・消灯の発光パターン組み合わせに種々の文字
情報が加えられて豊富になり、リールバック光源による
遊技演出に幅が持たせられる。また、LED20が発光
する文字は、シンボルが描かれていないリール帯18a
〜18cのブランク区分に、シンボルを介することなく
明確に観察され、シンボル表示と共に、より明確にその
メッセージが遊技者に伝えられる。また、サブマイコン
67等が入賞態様に応じた発光形態にLED20の発光
を制御するため、遊技者は、LED20の発光形態から
内部入賞態様を予測することが出来る。
【0111】さらに本実施形態によれば、所定の信頼度
で入賞態様が報知されることにより、入賞態様決定手段
で決定された入賞態様と異なる入賞態様に対応した報知
情報が遊技者に報知されることがある。このため、遊技
者は予測した入賞と異なる結果に接することもあり、遊
技に意外性が生じて遊技の興趣は向上する。
【0112】また、所定の確率で入賞態様が報知される
ことにより、入賞態様決定手段で決定された入賞態様
は、遊技者に報知される場合もあり、報知されない場合
もある。このため、遊技者によって入賞態様の報知が期
待されるようになり、報知があった場合にはその喜びも
増す。
【0113】なお、上記各実施形態においては、各LE
D20をアルファベットや数字に点灯制御した場合につ
いて説明したが、その他の文字や図形を点灯表示して遊
技演出を行ったり、入賞態様報知をすることも出来る。
また、文字や図形等を単に発光表示するだけの報知では
なく、発光の輝度を段階的に変化させたり、発光色を変
える報知とすることも出来る。この場合、輝度の発光段
階や、発光色によって入賞態様報知の信頼度や確率値を
示唆することも出来る。
【0114】また、上記各実施形態では、ブランク1つ
に対して1つの文字を表示する形態について説明した
が、本発明はこれに限られることはなく、例えば、図3
1,図32に示すように、観察窓3〜5に現れるLED
20全体を用いて1つの図形等を表示してもよい。
【0115】つまり、例えば、「BB」の内部当選の確
定を報知する場合、図31に示すように、全リール31
〜33の停止後に、そのスロットマシンの機種のメイン
キャラクタを観察窓3〜5全体に亘って発光表示させた
り、図32(a)に示すように、シンボル「セブン」を
観察窓3〜5全体に亘って発光表示させたりしてもよ
い。また、図32(b)に示すように、各ブランクに1
つずつ、かつ、観察窓3〜5全体に亘ってシンボル「セ
ブン」を発光表示させたりしてもよい。この場合、各リ
ール31〜33に3連のブランクを停止させ、これらの
ブランク部分を透して観察窓全体に図形等を発光表示さ
せたり、各リール31〜33上のブランクの位置は問題
にせず、リール帯18a〜18c上の各シンボルの背後
から発光表示させるようにしてもよい。また、リール3
1〜33が回転中に発光表示させる構成としてもよい。
【0116】また、前述した各実施形態では本発明をス
ロットマシンに適用した場合について説明したが、リー
ルドラムを用いて可変表示を行うパチンコ機といった弾
球遊技機にも同様に本発明を適用することが可能であ
る。このような各場合においても、前述した各実施形態
と同様な作用・効果が奏される。
【0117】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ド
ット・マトリクス状に配設された発光ダイオードが制御
手段によって発光制御されることにより、光源は、全面
が発光すると共に、文字または図形状にも発光する。よ
って、リール帯に描かれた図柄は背後から全面が照らし
出されると共に、光源が発光する文字または図形はリー
ル帯を透して観察される。このため、遊技演出の種類
は、図柄の点灯・消灯の発光パターン組み合わせに種々
の文字・図形情報が加えられて豊富になり、リールバッ
ク光源による遊技演出に幅が持たせられる。
【0118】また、リール帯に、図柄が描かれていない
区分を有している場合には、光源が発光する文字または
図形は、図柄が描かれていないリール帯の区分に、図柄
を介することなく明確に観察される。このため、光源が
発光する文字または図形は、リール帯の他の区分に描か
れた図柄と共に明確に遊技者に視認され、図柄表示と共
に、より明確にそのメッセージが遊技者に伝えられる。
【0119】また、乱数抽選によって遊技の入賞態様を
決定する入賞態様決定手段を備え、制御手段が、この入
賞態様決定手段で決定された入賞態様に応じた発光形態
に光源の発光を制御し、決定された入賞態様を遊技者に
報知する構成をとった場合には、遊技者は、光源の発光
形態から内部入賞態様を予測することが出来る。
【0120】また、制御手段が、入賞態様決定手段で決
定された入賞態様を所定の信頼度または所定の確率で遊
技者に報知する場合には、入賞態様決定手段で決定され
た入賞態様と異なる入賞態様に対応した報知情報が遊技
者に報知されることがある。このため、遊技者は予測し
た入賞と異なる結果に接することもあり、遊技に意外性
が生じて遊技の興趣は向上する。また、所定の確率で入
賞態様が報知される場合には、入賞態様決定手段で決定
された入賞態様は、遊技者に報知される場合もあり、報
知されない場合もある。このため、遊技者によって入賞
態様の報知が期待されるようになり、報知があった場合
にはその喜びも増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスロットマシンの正面斜視図である。
【図2】従来のスロットマシンの回転リールユニットを
構成するリールの一部破断斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態によるスロットマシンの正
面斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態によるスロットマシンのリ
ール外周に貼られたリール帯に描かれたシンボル列を示
す図である。
【図5】本発明の一実施形態によるスロットマシンに用
いられている回転リールユニットの全体構成を示す斜視
図である。
【図6】本発明の一実施形態によるスロットマシンの回
転リールユニットを構成するリールの一部破断斜視図で
ある。
【図7】本発明の一実施形態によるスロットマシンの主
要な制御回路構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態によるスロットマシンの遊
技処理に用いられる入賞確率テーブルを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるスロットマシンの遊
技処理に用いられる入賞確率テーブルのヒット区画デー
タの一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理に用いられるシンボルテーブルを示す図であ
る。
【図11】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理を示す第1のフローチャートである。
【図12】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理を示す第2のフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理を示す第1のフローチャート中のLED点灯パ
ターン選択処理の内容を示すフローチャートである。
【図14】図13に示すLED点灯パターン選択処理に
用いられる一般遊技中用およびBB内部当たり中用の各
選択抽選テーブルを示す図である。
【図15】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理を示す第1のフローチャート中のリール停止制
御処理の内容を示すフローチャートである。
【図16】図15に示すリール停止制御処理中の第1停
止LED点灯処理の内容を示すフローチャートである。
【図17】図15に示すリール停止制御処理中の全リー
ル停止後のLED点灯処理の内容を示すフローチャート
である。
【図18】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する第
1の発光形態を示す図である。
【図19】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する第
2の発光形態を示す図である。
【図20】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する第
3の発光形態を示す図である。
【図21】本発明の一実施形態によるスロットマシンの
遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する第
4の発光形態を示す図である。
【図22】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理に用いられる入賞確率テーブルおよび報知選
択抽選確率テーブルを示す図である。
【図23】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理を示す第1のフローチャートである。
【図24】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を所定確率
で報知する第1の発光形態を示す図である。
【図25】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を所定確率
で報知する第2,第3,第4および第5の各発光形態を
示す図である。
【図26】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を所定確率
で報知する第6の発光形態を示す図である。
【図27】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を100%
の確率で報知する第7の発光形態を示す図である。
【図28】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において、大当たり入賞の内部当選を所定確
率で報知する第8の発光形態、および大当たり入賞の内
部当選にはずれたことを100%の確率で報知する第9
の発光形態を示す図である。
【図29】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において小当たり入賞の内部当選を報知する
第10の発光形態を示す図である。
【図30】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において、大当たり入賞の内部当選を100
%の確率で報知する第11の発光形態、および大当たり
入賞の内部当選にはずれたことを100%の確率で報知
する第12の発光形態を示す図である。
【図31】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する
第13の発光形態を示す図である。
【図32】本発明の他の実施形態によるスロットマシン
の遊技処理において大当たり入賞の内部当選を報知する
第14および第15の各発光形態を示す図である。
【符号の説明】
30…スロットマシン 2…前面パネル 3,4,5…観察窓 31,32,33…第1リール,第2リール,第3リー
ル 9…メダル投入口 10…スタートレバー 11,12,13…停止ボタン 14…メダル払出口 15…メダル受皿 36,37,38…BETスイッチ 39…クレジット数表示部 40…クレジット/精算切換スイッチ 41…配当表示部 L1,L2A,L2B,L3A,L3B…入賞ライン 34…回転リールユニット 17…リールドラム 18…リール帯 19…ランプケース 20…LED(発光ダイオード)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のリールドラムと、これら各リー
    ルドラムの外周に設けられる,外周面に図柄が区分して
    描かれたリール帯と、これら各リール帯の各区分を背後
    から照明する,前記各リールドラムの内部に設けられる
    光源と、この光源の発光を制御する制御手段とを備えて
    構成される遊技機において、 前記リール帯は図柄部分が半透明で図柄の背景部分が透
    明または半透明に形成されており、前記光源はドット・
    マトリクス状に配設された複数個の発光ダイオードから
    構成され、前記制御手段はこれら各発光ダイオードの発
    光を制御して前記光源を文字または図形状の形態に発光
    制御することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記リール帯は図柄が描かれていない区
    分を有していることを特徴とする請求項1に記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 乱数抽選によって遊技の入賞態様を決定
    する入賞態様決定手段を備え、前記制御手段は、この入
    賞態様決定手段で決定された入賞態様に応じた発光形態
    に前記光源の発光を制御し、決定された入賞態様を遊技
    者に報知することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記入賞態様決定手段
    で決定された入賞態様を所定の信頼度または所定の確率
    で遊技者に報知することを特徴とする請求項3に記載の
    遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技機はスロットマシンまたは弾球
    遊技機であることを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれか1項に記載の遊技機。
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