JP2001112981A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2001112981A
JP2001112981A JP29565299A JP29565299A JP2001112981A JP 2001112981 A JP2001112981 A JP 2001112981A JP 29565299 A JP29565299 A JP 29565299A JP 29565299 A JP29565299 A JP 29565299A JP 2001112981 A JP2001112981 A JP 2001112981A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
displayed
symbols
display means
symbol display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29565299A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Tokumura
憲一 徳村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP29565299A priority Critical patent/JP2001112981A/ja
Publication of JP2001112981A publication Critical patent/JP2001112981A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当たり状態の発生可能性に関する新たな告
知演出を提供する。 【解決手段】 図柄を変動表示及び停止表示する図柄表
示手段20と、図柄表示手段20の各図柄を変動表示す
る図柄変動表示手段62と、大当たり状態を発生させる
か否かを抽選する抽選手段61と、抽選手段61の抽選
結果に基づいて図柄表示手段20に停止表示すべき図柄
を決定する停止図柄決定手段63と、停止図柄決定手段
63に従い図柄表示手段20の図柄を停止表示する図柄
停止表示手段64と、抽選手段61の抽選結果を参照し
て演出パターンデータテーブル66から演出パターンを
選択し、この演出パターンに基づいて図柄変動表示手段
62により全ての図柄が変動表示している時に、大当た
りの図柄の組合せが停止表示する可能性がある特定有効
ラインを遊技者が判断可能となるように図柄表示手段2
0に告知演出表示を行う告知演出手段68とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンや
弾球遊技機等、図柄を変動表示及び停止表示することに
より遊技を行う遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンや弾球遊技機等の
遊技機では、図柄を変動表示及び停止表示する図柄表示
領域を複数有する図柄表示手段が設けられている。図柄
表示手段には複数の図柄表示領域、例えば3×3の9つ
の図柄表示領域が設けられており、さらに、複数の図柄
表示領域を結ぶ有効ライン(水平方向や斜め方向のライ
ン)が予め定められている。例えばストップスイッチの
ないスロットマシンの場合は、メダル投入後のスタート
スイッチのオン等により、図柄表示手段の各図柄表示領
域の図柄が変動表示された後、スロットマシン内部で行
われる当選か非当選かの抽選結果等に基づいて、停止表
示すべき図柄が決定され、図柄が停止表示される。
【0003】また、弾球遊技機の場合は、遊技盤上に
は、図柄表示手段の図柄の変動表示を開始するための始
動入賞口が設けられており、遊技盤上に発射された遊技
球が始動入賞口に入賞したとき等に、図柄が変動表示さ
れる。そして、上記と同様に、弾球遊技機内部で行われ
る抽選結果等に基づいて、停止表示すべき図柄が決定さ
れ、図柄が停止表示される。そして、図柄が停止表示し
たときに、有効ラインにある図柄の組合せが予め定めら
れた大当たりの図柄の組合せであるとき、通常遊技か
ら、遊技者に有利な遊技に移行する。
【0004】ところで、図柄が変動表示状態から停止表
示状態になる場合において、例えば有効ラインの1つの
図柄が変動表示状態にあり、他の図柄は停止表示状態に
あるときに、有効ラインに大当たりの図柄の組合せを構
成する図柄の一部が停止し、変動表示状態にある図柄が
大当たりの図柄の組合せを構成する図柄で停止表示した
ときは、大当たり状態となる場合がある。このような、
大当たり状態の直前状態(リーチ状態)において、種々
の演出が行われている。
【0005】例えばスロットマシンでは、リーチ状態の
発生後に、スロットマシンに設けられたランプ等を点灯
する演出が知られている。また、弾球遊技機では、リー
チ状態の発生後に、変動表示中の図柄の変動パターンを
通常と異なるパターンにするような演出が知られてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術で
は、リーチ状態が発生した後、最後の図柄が停止表示す
るまでは、種々の演出により、遊技者に対して期待感や
緊張感を持たせることができる。しかし、リーチ状態が
発生しなければ、遊技者は大当たりの期待感を持つこと
ができないという問題がある。したがって、本発明が解
決しようとする課題は、大当たり状態の発生可能性に関
する新たな告知演出を提供することにより、ゲームの趣
向性を高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の解決手
段によって、上述の課題を解決する。(請求項1)請求
項1の発明は、図柄を変動表示及び停止表示する図柄表
示領域を複数有し、複数の前記図柄表示領域を結ぶ有効
ラインが予め定められた図柄表示手段と、図柄の変動を
開始する信号を検知したときに、前記図柄表示手段の複
数の前記図柄表示領域の図柄を変動表示する図柄変動表
示手段と、遊技者に有利な状態となる大当たり状態を発
生させるか否かを抽選する抽選手段と、前記抽選手段に
よる抽選結果に基づいて、前記図柄表示手段の各前記図
柄表示領域に停止表示すべき図柄を決定する停止図柄決
定手段と、前記停止図柄決定手段に従って、各前記図柄
表示領域に所定の図柄を停止表示する図柄停止表示手段
と、前記抽選手段で大当たり状態を発生させることとし
たときに、前記停止図柄決定手段及び前記図柄停止表示
手段により、前記図柄表示手段の有効ラインに停止表示
する図柄の組合せが予め定められた大当たりの図柄の組
合せとなるように図柄を停止表示し、大当たり状態を発
生させる大当たり状態発生手段と、大当たり状態の発生
可能性を告知演出するときの複数の演出パターンを有す
る演出パターンデータテーブルと、前記抽選手段の抽選
結果を参照し、前記演出パターンデータテーブルから演
出パターンを選択する演出パターン選択手段と、前記演
出パターン選択手段で選択した演出パターンに基づい
て、前記図柄変動表示手段により全ての図柄が変動表示
している時に、大当たりの図柄の組合せが停止表示する
可能性がある特定有効ラインを遊技者が判断可能となる
ように、前記図柄表示手段に告知演出表示を行う告知演
出手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項1の発明においては、図柄表示手段
には、複数の図柄表示領域が設けられ、各図柄表示領域
にはそれぞれ図柄が表示される。図柄の変動表示を開始
すべき信号が検知されると、図柄変動表示手段は、図柄
表示手段の図柄の変動表示を開始する。また、例えばこ
の信号の検知と同時に、抽選手段は、大当たりを発生さ
せるか否かの抽選を行う。そして、停止図柄決定手段
は、この抽選結果に基づいて停止表示すべき図柄を決定
し、図柄停止表示手段は、所定の図柄が図柄表示手段に
停止表示されるように図柄を停止表示する。
【0009】ここで、抽選手段で大当たりを発生させる
こととしたとき、すなわち当選時は、大当たり状態発生
手段は、大当たりの図柄の組合せが所定の有効ラインに
停止表示されるようにして、大当たりを発生させる。ま
た、抽選手段で抽選が行われると、演出パターン選択手
段は、この抽選結果を参照して、演出パターンデータテ
ーブルから演出パターンを選択する。そして、選択した
演出パターンに基づいて、告知演出手段は、大当たり状
態の発生可能性を告知演出する。この告知演出は、図柄
変動表示手段により全ての図柄が変動表示している時
に、大当たりの図柄の組合せが停止表示する可能性があ
る特定有効ラインを遊技者が判断可能となるように、図
柄表示手段に告知演出表示を行う。
【0010】したがって、全ての図柄が変動表示状態に
あるときに、大当たりの図柄の組合せが停止表示する可
能性がある特定有効ラインを遊技者が判断可能となる告
知演出表示を行うことによって、遊技者に大当たりの期
待を与えることができる。
【0011】(請求項2)請求項2の発明は、請求項1
に記載の遊技機において、前記図柄表示手段の一部の前
記図柄表示領域では図柄が変動表示しているとともに他
の前記図柄表示領域では図柄が停止表示し、有効ライン
に停止表示した図柄が大当たりの図柄の組合せの一部を
なすリーチ状態を表示するリーチ状態表示手段を備える
ことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明においては、リーチ状態表
示手段は、リーチ状態、すなわち図柄表示手段中の一部
の図柄が変動表示された状態にあるとともに、他の図柄
が停止表示された状態にあって、有効ラインの停止表示
された図柄が大当たりの図柄の組合せの一部をなすよう
に図柄を表示する。したがって、リーチ状態を発生させ
ることにより、遊技者に大当たりの発生の期待を与える
ことができる。また、告知演出手段による告知演出表示
との組合せにより、多彩な演出を行うことが可能とな
る。
【0013】(請求項3)請求項3の発明は、請求項2
に記載の遊技機において、前記告知演出手段で告知演出
表示をした場合において特定有効ラインに前記リーチ状
態表示手段がリーチ状態を表示したときにその特定有効
ラインに大当たりの図柄の組合せが停止表示する確率
を、前記告知演出手段による告知演出表示を行わない場
合において前記リーチ状態表示手段がリーチ状態を表示
したときに有効ラインに大当たりの図柄の組合せが停止
表示する確率より高くすることを特徴とする。
【0014】請求項3の発明においては、告知演出表示
に係る特定有効ラインにリーチ状態が発生したときに大
当たりが発生する確率は、告知演出表示が行われないで
リーチ状態が発生したときに大当たりが発生する確率よ
りも高い。したがって、告知演出表示の有無によって、
リーチ状態発生後の大当たり発生確率に差を設けること
ができ、告知演出表示が行われたときの期待感を高める
ことができる。
【0015】(請求項4)請求項4の発明は、請求項2
又は請求項3に記載の遊技機において、前記告知演出手
段で告知演出表示をした場合において、特定有効ライン
に前記リーチ状態表示手段がリーチ状態を表示したとき
にその特定有効ラインに大当たりの図柄の組合せが停止
表示する確率を、特定有効ライン以外の有効ラインに前
記リーチ状態表示手段がリーチ状態を表示したときにそ
の有効ラインに大当たりの図柄の組合せが停止表示する
確率より高くすることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明においては、告知演出表示
があった後、告知演出表示に係る特定有効ラインにリー
チ状態が発生したときに大当たりが発生する確率は、告
知演出表示に係る特定有効ライン以外の有効ラインにリ
ーチ状態が発生したときに大当たりが発生する確率より
も高い。したがって、告知演出表示をしたときに、その
告知演出表示に係る特定有効ラインにリーチ状態が発生
するか否かにより、大当たり発生確率に差を設けること
ができ、告知演出表示に係る特定有効ラインにリーチ状
態が発生するか否かの緊張感を与えることができる。
【0017】(請求項5)請求項5の発明は、請求項1
から請求項4までのいずれか1項に記載の遊技機におい
て、前記図柄表示手段は、複数種類の図柄を外周に表示
したリールを複数並設したものであって、前記図柄表示
手段の上下方向に並ぶ前記図柄表示領域は、前記リール
の連続する所定数の図柄を目視可能に配置したものであ
り、前記図柄変動表示手段は、前記リールを回転させる
ことにより、前記図柄表示手段の前記図柄表示領域の図
柄を変動表示するものであり、前記リールの内周側に
は、前記リールの図柄を照光可能な発光体が設けられて
おり、前記告知演出手段は、前記発光体を所定のパター
ンで発光制御することを特徴とする。
【0018】請求項5の発明においては、リールを搭載
した弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機で告知演出
を行うときは、リールの内周に配置した発光体によりリ
ールを照光する。したがって、その照光により、特定有
効ラインを遊技者が判断可能となるような告知演出表示
を行うことができる。
【0019】(請求項6)請求項6の発明は、請求項5
に記載の遊技機において、前記遊技機は、スロットマシ
ンであり、前記図柄変動表示手段は、遊技者によるスタ
ートスイッチの操作によって発せられる信号を検知した
ときに、前記リールを回転することにより、前記図柄表
示手段の前記図柄表示領域の図柄を変動表示することを
特徴とする。請求項6の発明においては、遊技者によっ
てスタートスイッチが操作されると、リールが回転し、
図柄表示手段が変動表示するスロットマシンに、本発明
の遊技機を適用することができる。
【0020】(請求項7)請求項7の発明は、請求項1
から請求項5までのいずれか1項に記載の遊技機におい
て、前記遊技機は、弾球遊技機であり、前記図柄変動表
示手段は、遊技盤上に発射された遊技球が特定入賞口に
入賞したことを条件として、前記図柄表示手段の前記図
柄表示領域の図柄を変動表示することを特徴とする。請
求項7の発明においては、遊技盤上に発射された遊技球
が特定入賞口に入賞したときに、図柄表示手段の図柄が
変動表示される弾球遊技機に、本発明の遊技機を適用す
ることができる。
【0021】(請求項8)請求項8の発明は、請求項1
から請求項7までのいずれか1項に記載の遊技機におい
て、前記演出パターンデータテーブルの演出パターン
は、1つの特定有効ラインに大当たりの図柄の組合せが
停止表示する可能性があることを告知演出する演出パタ
ーンと、複数の特定有効ラインに大当たりの図柄の組合
せが停止表示する可能性があることを告知演出する演出
パターンとを有することを特徴とする。
【0022】請求項8の発明においては、演出パターン
には、1つの特定有効ラインについて告知演出表示を行
うものと、複数の特定有効ラインについて告知演出表示
を行うものとがあり、演出パターン選択手段によって、
これらの演出パターンが選択される。したがって、告知
演出表示に係る特定有効ラインの数を異ならせることに
より、告知演出内容に幅を持たせることができる。
【0023】(請求項9)請求項9の発明は、請求項1
から請求項8までのいずれか1項に記載の遊技機におい
て、前記図柄表示手段の前記図柄表示領域は、水平方向
及び上下方向にそれぞれ複数並設されており、前記図柄
変動表示手段は、前記抽選手段の抽選結果に基づいて、
水平方向に整列した図柄の組合せが一定状態を維持して
上下方向に移動表示するとともに、前記図柄表示手段に
現れる複数の水平方向に整列した図柄の組合せのうち少
なくとも1つに大当たりの図柄の組合せが存在するよう
に特殊変動表示し、前記図柄変動表示手段が特殊変動表
示をするときは、前記演出パターン選択手段は、特殊演
出パターンを選択することを特徴とする。
【0024】請求項9の発明においては、図柄変動表示
手段は、抽選手段の抽選結果に基づいて、特殊変動表示
を行う場合がある。この特殊変動表示では、大当たりの
図柄の組合せを含む図柄の組合せが、水平方向に整列し
て一定状態を維持して上下方向に移動表示される。ま
た、このときに演出パターン選択手段は、特殊演出パタ
ーンを選択し、通常とは異なる告知演出表示を行う。し
たがって、告知演出表示の種類をさらに多くすることが
でき、より多岐にわたる告知演出表示を可能にすること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による遊技機の第1実
施形態である弾球遊技機における遊技盤を示す正面図で
ある。なお、第1実施形態の弾球遊技機は、リール(後
述)を搭載したものである。遊技盤10の表面には、ガ
イドレール11で囲まれた遊技領域12が形成されてい
る。この遊技領域12には、複数種類の入賞口13〜1
5が設けられている。具体的には、一般入賞口13、始
動入賞口(特定入賞口)14、及び大当たり用入賞口1
5が設けられている。また、遊技領域12の略中央に
は、図柄表示手段20が設けられている。さらにまた、
遊技領域12の下方部には、遊技球を回収する回収口1
6が設けられている。
【0026】一般入賞口13は、遊技球の入賞があるご
とに、遊技者に対し、所定個数の遊技球を払い出すよう
に形成されたものである。始動入賞口14は、遊技球の
入賞があるごとに、遊技者に対し、所定個数の遊技球を
払い出すとともに、図柄表示手段20に表示される各図
柄の変動表示を開始等するように形成されたものであ
る。
【0027】なお、始動入賞口14への遊技球の入賞に
より、弾球遊技機内部では抽選手段による大当たりの抽
選を行い、その抽選結果に基づいて、停止表示すべき図
柄を決定し、決定した図柄を図柄表示手段20に停止表
示する。大当たり用入賞口15は、図柄表示手段20に
表示された図柄の組合せが大当たりとなる条件を満たす
場合、一定条件下で開放され、遊技球が通常時より入賞
しやすくなるようにする比較的大型の入賞口である。そ
して、開放時に遊技球が入賞するごとに、所定個数の遊
技球を払い出すように形成されている。
【0028】図柄表示手段20は、遊技盤10の表面に
設けられた透明な表示窓21と、表示窓21の後方(弾
球遊技機の本体内部)に配置されたリール等とから構成
されている。リールの外周面の一部が、表示窓21から
見えるようになっている。
【0029】図2は、表示窓21の後方に配置されたリ
ール22を示す斜視図である。なお、図2において、一
番手前側のリール22の一部を切断し、バックライト2
4が見えるように図示している。本実施形態では、リー
ル22は、3つ並設されている。各リール22は、リン
グ状体であり、その外周面には複数種類の図柄(図示せ
ず)が設けられている。なお、リール22への図柄の形
成は、リール22に直接図柄を印刷するか、又は図柄を
印刷したテープをリール22に貼り付けることにより行
う。1つのリール22には、それぞれ所定数の図柄が等
間隔で配列されており、各リール22ごとに異なった図
柄配列がなされている。表示窓21からは、各リール2
2の上下方向の連続する3図柄が見えるようになってい
る。
【0030】これにより、図柄表示手段20内には、1
つのリール22について連続する3図柄がそれぞれ上下
方向に表示されるとともに、並設された3つのリール2
2の図柄がそれぞれ水平方向に表示される。よって、図
柄表示手段20には、水平方向3つ×上下方向3つから
なる9つの図柄が表示される領域(図柄表示領域)を有
する。
【0031】各リール22の中心部には、(ステッピン
グ)モータ23が連結されており、各リール22は、こ
のモータ23によって独立して回転される。リール22
の回転により、図柄表示手段20に表示される図柄が上
下方向に移動表示される。さらに、各リール22の内周
面側には、バックライト24が配置されている。バック
ライト24は、リール22の図柄を照光等するためのも
のである。すなわちリール22は、透光性を有するもの
から形成されている。
【0032】バックライト24は、ランプ又はLED等
からなる発光体24aを実装した基板と、この基板上の
各発光体24aの周囲を壁で囲むように設けられたケー
ス24b等とから構成されている。バックライト24の
発光体24aは、本実施形態の場合は上下に3つ並設さ
れている。すなわち、リール22上の連続する3図柄の
背後に各発光体24aが位置するように構成されてい
る。
【0033】図3は、図柄表示手段20の有効ライン2
5を説明する平面図である。本実施形態の弾球遊技機で
は、5本の有効ライン25(25a〜25e)を有して
いる。図3中、有効ライン25を1点鎖線で示す。5本
の有効ライン25は、それぞれ水平方向の上段、中段及
び下段の有効ライン25a、25b及び25cと、それ
ぞれ右下がり及び左下がりの斜め方向の有効ライン25
d及び25eとから構成されている。そして、9つの図
柄表示領域は、それぞれいずれかの有効ライン25上に
位置している。
【0034】次に、本実施形態の弾球遊技機のゲーム概
要について説明する。先ず、遊技者は、図1中、遊技盤
10の下側に設けられた発射装置(図示せず)から遊技
球を発射し、ガイドレール11に沿って、遊技領域12
の上方部から遊技領域12内に送り出す。遊技球は、遊
技領域12内では、その自重によって下方に移動する。
いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球は、回収口1
6から回収される。
【0035】これに対し、遊技球が一般入賞口13に入
賞すると、所定数の遊技球が払い出される。また、遊技
球が始動入賞口14に入賞すると、所定数の遊技球が払
い出されるとともに、図柄表示手段20に停止表示され
ている各図柄の変動表示が開始され、その後、各図柄が
停止表示される。すなわち、モータ23が駆動されるこ
とにより、各リール22が回転され、これによって各図
柄が変動表示される。そして、各リール22の回転が停
止することによって各図柄が停止表示される。
【0036】なお、始動入賞口14に入賞したことを記
憶するメモリが設けられており、所定数(例えば4個)
まで、始動入賞口14に入賞したことが記憶される。そ
して、図柄表示手段20の各図柄が停止表示したとき、
メモリに入賞したことが記憶されているときは、再度、
各図柄の変動表示が開始される。各図柄が停止表示した
とき、いずれかの有効ライン25に位置する図柄の組合
せが、予め定められた大当たりの図柄の組合せ、例えば
「7」−「7」−「7」であるときは、遊技者に有利な
状態となる大当たり状態になる。
【0037】大当たり状態になると、通常遊技とは異な
る遊技に移行する。先ず、大当たり用入賞口15が開放
し、遊技球が通常遊技時より大幅に入賞しやすくなる状
態が形成される。そして、大当たり用入賞口15に所定
数(例えば10個)遊技球が入賞するか、又は所定時間
(例えば30秒間)経過するまで開放状態を維持する。
この間、大当たり用入賞口15内に設けられた入賞部
(開放を継続する権利を獲得するための入賞部を意味す
る。図示せず。)に入賞したときは、再度、上記の開放
状態が繰り返される。この動作は、上記入賞部に入賞す
ることを条件として、所定回数(例えば16回)まで連
続するように形成されている。
【0038】さらに本発明では、図柄表示手段20の全
ての図柄が変動表示状態にある時、大当たりの発生可能
性の告知演出がなされる場合がある。この告知演出は、
大当たりの図柄の組合せが停止表示する可能性がある特
定有効ライン25を遊技者が判断可能となるように、図
柄表示手段20に告知演出表示を行うものである。な
お、特定有効ライン25となり得るのは、5本の有効ラ
イン25a〜25eのうちの、1本〜5本の有効ライン
25である。本実施形態の告知演出表示は、全てのリー
ル22が回転しており、全ての図柄が変動表示状態にあ
る時、各リール22の内周に配置されたバックライト2
4の発光体24aを所定のパターンで発光制御するもの
である。
【0039】図4は、告知演出表示の流れと図柄の変動
表示及び停止表示とを、(a)〜(f)のアルファベッ
ト順に示すものである。なお、以下の例では、図3で示
した5本の有効ライン25a〜25eのうち、特定有効
ラインとして25a及び25dを例に挙げる。先ず、図
中(a)に示すように、左リール22のバックライト2
4の上側の発光体24aが発光する。図4では、発光し
ている発光体24aを「☆」印で示すとともに、リール
22が回転していることを「↓」印で示す(以下の図に
ついても同様である)。続いて、図中(b)に示すよう
に、中リール22のバックライト24の上側及び中側の
2つの発光体24aが発光する。
【0040】さらに図中(c)に示すように、右リール
22のバックライト24の上側及び下側の発光体24a
が発光する。以上の図中(a)〜(c)が連続して行わ
れたときは、図中(d)に示すように、2本の特定有効
ライン25a及び25d(それぞれ1点鎖線で示す。)
に相当する位置の発光体24aが発光したことになる。
これにより、遊技者は、大当たりの図柄の組合せが停止
表示する可能性がある特定有効ラインが25a及び25
dであると判断することができる。
【0041】以上の告知演出表示を行った後は、図柄が
停止表示される。本実施形態では、図柄の変動表示状態
から停止表示状態になるときは、左リール22、右リー
ル22、中リール22の順に停止していく。したがっ
て、最初に、図中(e)に示すように左リール22が停
止し、次いで図中(f)に示すように右リール22が停
止する。図中(f)の状態では、中リール22は未だ回
転中である。そして、図中(f)では、有効ライン25
dに、左リール22及び右リール22の図柄「7」が停
止表示している。よって、告知演出表示によって遊技者
に知らせた特定有効ラインの1つである25dに、大当
たりの図柄の組合せである「7」−「7」−「7」の一
部(「7」及び「7」)が停止表示され、大当たり直前
の状態、すなわちリーチ状態になったことになる。
【0042】なお、図中(a)〜(c)に示すように、
左リール22、中リール22、右リール22のそれぞれ
所定の発光体24aを順次発光したが、これらの全ての
発光体24aを一時に発光させても良い。また、発光体
24aの発光は、大当たり又は非当選が確定するまで維
持するようにしても良い。
【0043】次に、弾球遊技機内部の制御動作について
説明する。図5は、第1実施形態の弾球遊技機の制御の
概略を示すブロック図である。(ゲーム制御手段)ゲー
ム制御手段60は、メインボード等に搭載されたCP
U、ROM、RAM等を含むマイクロコンピュータ(図
示せず)であり、ゲーム全体の進行をつかさどるもので
ある。
【0044】CPUは、BPU(基本処理装置)、すな
わちプログラムを構成する命令の読み出し(フェッ
チ)、解釈(デコード)及び実行を行う装置又は回路を
含み、プログラム・カウンタ、アキュムレータ、演算回
路、各種レジスタ、割り込み制御回路等から構成され
る。ROMは、遊技に必要なプログラムや、そのプログ
ラムに用いられるデータ等を記憶しておく記憶手段であ
る。RAMは、CPUが各種の制御を行うときに、取り
込んだデータ等を一時的に記憶する記憶手段である。C
PUは、ROMからプログラムを取り込み、これをRA
Mに書き込む。次いで、CPUは、RAMを制御して最
初の命令を取り出し、それを解釈し、必要なデータを呼
び出し、処理を実行する。
【0045】ゲーム制御手段60の入力側には、始動入
賞口14のセンサ等が電気的に接続されており、その出
力側には、図柄表示手段20のモータ23や、バックラ
イト24等が電気的に接続されている。ゲーム制御手段
60は、始動入賞口14のセンサにより遊技球の入賞を
検知すると、モータ23を駆動して各リール22を回転
させるとともに、抽選手段61による大当たりの抽選等
を行い、抽選手段61での抽選結果等に基づいて、有効
ライン25に停止させるべきリール22の位置を決定
し、モータ23を制御駆動してリール22の回転を止
め、リール22を所定位置に停止させる。
【0046】(抽選手段)抽選手段61は、遊技者に有
利な状態となる大当たり状態を発生させるか否かを抽選
するものである。抽選手段61は、例えば、抽選用の乱
数発生手段と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出
する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値
を、抽選テーブルと照合し、前記乱数値が属する領域に
基づいて、大当たりであるか否かを判定する判定手段と
を備えている。
【0047】抽選手段61の乱数発生手段は、所定の領
域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生さ
せるものである。乱数抽出手段は、乱数発生手段によっ
て発生した乱数を、所定の条件で、例えば本実施形態で
は始動入賞口14のセンサにより遊技球の入賞を検知し
たときに、抽出する。抽選テーブルは、乱数抽出手段が
抽出する乱数値が属する全領域のうち、予め所定の割合
に設定された大当たり領域と非当選領域とを備える。判
定手段は、乱数抽出手段が抽出した乱数値を、抽選テー
ブルと照合することにより、その乱数値が属する領域を
判定することにより、大当たりか非当選かを決定する。
例えば、抽出した乱数値が大当たり領域に属する場合
は、大当たりと判定し、非当選領域に属する場合は、は
ずれと判定する。
【0048】(図柄変動表示手段)図柄変動表示手段6
2は、図柄の変動を開始する信号を検知したときに、図
柄表示手段20の図柄表示領域に表示される図柄を変動
表示するものである。本実施形態では、始動入賞口14
のセンサにより遊技球の入賞を検知したときに、図柄の
変動表示を開始する。図柄の変動表示を行う場合は、モ
ータ23を駆動制御し、リール22を回転状態にするこ
とで、図柄表示手段20に表示される図柄を変動表示す
る。
【0049】(停止図柄決定手段)停止図柄決定手段6
3は、抽選手段61による抽選結果に基づいて、図柄表
示手段20の各図柄表示領域に停止表示すべき図柄を決
定するものである。例えば、抽選手段61で大当たりと
判定されたときは、いずれかの有効ライン25に大当た
りの図柄の組合せが停止表示するように、停止表示すべ
き図柄を決定する。これに対し、抽選手段61で非当選
と判定されたときは、いずれの有効ライン25にも大当
たりの図柄の組合せが停止表示しないように、停止表示
すべき図柄を決定する。
【0050】(図柄停止表示手段)図柄停止表示手段6
4は、停止図柄決定手段63で決定した内容に従い、図
柄表示手段20の各図柄表示領域に所定の図柄が停止表
示するように制御するものである。本実施形態では、モ
ータ23を駆動制御してリール22の回転を停止させ、
所定位置に図柄を停止表示する。ここで、モータ23の
回転角度に対応する各リール22の図柄は、予めROM
等に記憶されており、モータ23の回転角度をセンサ等
で検知することで、有効ライン25にある図柄の判別を
行う。
【0051】(大当たり状態発生手段)大当たり状態発
生手段65は、抽選手段61で大当たり状態を発生させ
ることとしたときに、停止図柄決定手段63及び図柄停
止表示手段64により、図柄表示手段20の有効ライン
25の図柄の組合せが大当たりの図柄の組合せとなるよ
うに図柄を停止表示し、大当たり状態を発生させるよう
に制御するものである。例えば、大当たりの図柄の組合
せが、「7」−「7」−「7」である場合、各リール2
2の「7」の図柄が所定の有効ライン25に揃うように
制御する。
【0052】(演出パターンデータテーブル)演出パタ
ーンデータテーブル66は、大当たり状態の発生可能性
を告知演出するときの複数の演出パターンを有するもの
であり、例えばROM等に記憶されている。また、各演
出パターンには、その選択確率が定められている。本実
施形態では、大当たりであるときに用いられる第1の演
出パターンデータテーブル66と、非当選時に用いられ
る第2の演出パターンデータテーブル66とが設けられ
ている。さらに、第1及び第2の演出パターンデータテ
ーブル66は、停止図柄の位置ごとに設けられている。
そして、抽選手段61による抽選結果、及び停止図柄決
定手段63で決定した停止図柄の位置に基づき、第1又
は第2の演出パターンデータテーブル66が用いられ
る。
【0053】また、第1の演出パターンデータテーブル
66には、告知演出有りの演出パターンが複数種類設け
られ、比較的高い確率でこの演出パターンが選択され
る。これに対し、第2の演出パターンデータテーブル6
6には、告知演出有りの演出パターンは設けられている
ものの、稀にしか選択されず、告知演出無しの演出パタ
ーンが高確率で選択される。
【0054】告知演出有りの演出パターンには、告知演
出表示によって遊技者に知らせるべき特定有効ライン2
5が定められている。図6から図8までは、告知演出表
示によって遊技者に知らせるべき特定有効ライン25の
種類を示す図である。図6〜図8中、特定有効ライン2
5を1点鎖線で示す。また、図6〜図8では、それぞれ
矢印の方向にその背後に位置するバックライト24の発
光体24aを順次発光するものである。図6(a)〜
(g)は、水平方向の特定有効ライン25a〜25cの
みからなるものを示す。図6中、(a)〜(c)は、そ
れぞれ1つの特定有効ライン25a、25b又は25c
からなるものを示し、(d)〜(f)は2つの特定有効
ライン25a〜25cからなるものを示し、(g)は3
つの特定有効ライン25a、25b及び25cからなる
ものを示す。
【0055】また、図7は、斜め方向の特定有効ライン
25d〜25eのみからなるものを示す。図7中、
(a)、(b)は、それぞれ1つの特定有効ライン25
d又は25eからなるものを示し、(c)は2つの特定
有効ライン25d及び25eからなるものを示す。さら
にまた、図8は、水平方向の特定有効ライン25a〜2
5cと、斜め方向の特定有効ライン25d〜25eとの
組合せからなるものを示す。図8中、(a)は特定有効
ライン25aと25d、(b)は特定有効ライン25a
と25e、(c)は特定有効ライン25bと25d、
(d)は特定有効ライン25bと25e、(e)は特定
有効ライン25cと25d、(f)は特定有効ライン2
5cと25eからなるものを示す。また、(g)は、全
ての特定有効ライン25a〜25eからなるものを示
す。
【0056】例えば、演出パターンのうち、演出パター
ン1を告知演出無しのパターンとし、演出パターン2以
降を告知演出有りのパターンとする。そして、演出パタ
ーン2〜8を、それぞれ図6の(a)〜(g)のパター
ンとする。また、演出パターン9〜11を、それぞれ図
7の(a)〜(c)のパターンとする。さらにまた、演
出パターン12〜18を、それぞれ図8の(a)〜
(g)のパターンとする。このように定めれば、例えば
演出パターン2が選択されたときは、図6(a)に示す
特定有効ライン25aを遊技者に知らせる告知演出表示
がなされ、演出パターン12が選択されたときは、図8
(a)に示す特定有効ライン25a及び25dを遊技者
に知らせる告知演出表示(図4で示したもの)がなされ
ることになる。
【0057】さらに、これらの各演出パターンに対応し
て、大当たりの発生可能性(発生確率)を予め設定して
おくことが可能である。このようにすれば、告知演出表
示がなされたときに、遊技者は、大当たりの発生可能性
をおおよそ予測することができるからである。例えば、
告知演出表示がなされないでリーチ状態が発生したとき
の大当たり状態に至る確率を1%とする。一方、告知演
出表示がなされた場合において、図6中、(a)〜
(c)の1つの特定有効ライン25にリーチ状態が発生
したときの大当たり状態に至る確率を10%、(d)〜
(f)の2つの特定有効ライン25のいずれかにリーチ
状態が発生したときの大当たり状態に至る確率を20
%、(g)の3つの特定有効ライン25のいずれかにリ
ーチ状態が発生したときの大当たり状態に至る確率を4
0%、のように設定することができる。図7及び図8の
場合も同様に、図7(a)及び(b)の場合はそれぞれ
15%、同図(c)の場合は30%、図8(a)〜
(f)の場合はそれぞれ40%、同図(g)の場合は1
00%、のように設定することができる。
【0058】ところで、告知演出表示によって遊技者に
知らせた特定有効ライン25にリーチ状態が発生する場
合と、告知演出表示が行われないでいずれかの有効ライ
ン25にリーチ状態が発生する場合とがある。このと
き、大当たりが発生する確率は、前者の方が後者より高
く設定されている。したがって、特定有効ライン25を
遊技者に知らせる告知演出表示がなされれば、遊技者
は、大当たりの期待を持つことができる。さらに、告知
演出表示がなされた特定有効ライン25にリーチ状態が
発生したときは、遊技者は、大当たりとなる可能性が通
常のリーチ状態よりも高いことを知ることができるの
で、大当たりの期待をさらに高めることができる。
【0059】なお、特定有効ライン25を遊技者に知ら
せる告知演出表示がなされない場合であってもリーチ状
態が発生する場合があり、この場合でも、所定の確率で
大当たりが発生する。一方、告知演出表示がなされて特
定有効ライン25にリーチ状態が発生しても、必ずしも
大当たりが発生するわけではない。
【0060】さらにまた、特定有効ライン25を遊技者
に知らせる告知演出表示がなされた場合において、その
特定有効ライン25以外の有効ライン25にリーチ状態
が発生するときもあり、さらにはリーチ状態が発生しな
いときもある。そして、本実施形態では、特定有効ライ
ン25を遊技者に知らせる告知演出表示がなされた場合
において、その特定有効ライン25にリーチ状態が発生
したときと、その特定有効ライン25以外の有効ライン
25にリーチ状態が発生したときとで、大当たりが発生
する確率は、前者の方が後者より高く設定されている。
【0061】さらに本実施形態では、図柄変動表示手段
62により図柄が通常の変動表示とは異なる特殊変動表
示が行われる場合があり、このときに告知演出表示がな
されるときは、上述した演出パターン1〜18とは異な
る特殊演出パターンが選択され、これに基づいて、通常
の告知演出表示と異なる特殊告知演出表示がなされる。
【0062】図9は、このときの特殊告知演出表示と図
柄の特殊変動表示との流れを、(a)〜(d)のアルフ
ァベット順に示す図である。先ず、図中(a)におい
て、有効ライン25aに位置する各バックライト24の
発光体24aが発光する。次に、(b)に示すように有
効ライン25bに位置する各バックライト24の発光体
24aが発光し、さらに(c)に示すように有効ライン
25cに位置する各バックライト24の発光体24aが
発光する。
【0063】続いて、図中(d)に示すように、3つの
リール22は、水平方向に整列した図柄の組合せが一定
状態を維持して上側から下側に移動するように回転され
る。すなわち、3つのリール22が一体となって回転す
る。これにより、図柄表示手段20の図柄は、水平方向
の位置関係が変化しないように変動表示される。さら
に、図柄表示手段20に現れる複数の水平方向の図柄の
組合せのうち、少なくとも1つに大当たりの図柄の組合
せが存在するように変動表示される。図中(d)では、
大当たりの図柄の組合せの1つである「7」−「7」−
「7」が上側から下側に向かって変動している様子を示
している。
【0064】説明を図5に戻す。(演出パターン選択手
段)演出パターン選択手段67は、ゲームの開始時ごと
に、抽選手段61の抽選結果、及び停止図柄決定手段6
3で決定した停止図柄の位置を参照し、演出パターンデ
ータテーブル66の中から、いずれかの演出パターンを
抽選によって選択するものである。ここでは、上述した
ように、抽選手段61の抽選結果及び停止図柄決定手段
63で決定した停止図柄の位置から、大当たり用の第1
の演出パターンデータテーブル66又は非当選用の第2
の演出パターンデータテーブル66を使用する。演出パ
ターン選択手段67は、抽選手段61と同様の方法によ
って演出パターンを抽選する。すなわち、演出パターン
選択手段67は、演出パターン選択用の乱数発生手段
(0〜65535の周期を有する乱数等)を有してい
る。そして、演出パターン抽選用の乱数発生手段から乱
数を抽出し、その抽出した乱数値を演出パターンデータ
テーブル66と照合し、例えば乱数値が演出パターン1
の領域に属するときは、演出パターン1を選択する。
【0065】(告知演出手段)告知演出手段68は、演
出パターン選択手段67で選択した演出パターンに基づ
いて、図柄変動表示手段62により図柄表示手段20の
全ての図柄が変動表示している時に、大当たりの図柄の
組合せが停止表示する可能性がある特定有効ライン25
を遊技者が判断可能となるように、図柄表示手段20に
告知演出表示を行うものである。
【0066】なお、本発明において「全ての図柄が変動
表示している時」とは、全ての図柄が変動表示している
時の少なくとも一時を含む時、の意味である。したがっ
て、図柄表示手段20の図柄の変動表示前に告知演出表
示を開始しても良い。さらに、変動表示中に行った告知
演出表示を、一部の図柄が停止表示する時や、全ての図
柄が停止表示する時まで継続しても良い。上述したよう
な告知演出表示により、遊技者は、大当たりの図柄の組
合せが停止表示する可能性がある特定有効ライン25を
判断することができる。例えば、図4中、(a)〜
(c)で示した告知演出表示を行えば、遊技者は、特定
有効ライン25a及び25dに、大当たりの図柄の組合
せが停止表示する可能性があることを知ることができ
る。
【0067】(リーチ状態発生手段)リーチ状態発生手
段69は、図柄表示手段20の一部の図柄表示領域では
図柄が変動表示しているとともに他の図柄表示領域では
図柄が停止表示し、有効ライン25に停止表示した図柄
が大当たりの図柄の組合せの一部をなすように表示する
ものである。例えば、図4(f)で示したようにする。
停止図柄決定手段63で決定した停止表示すべき図柄の
組合せが、大当たり状態となる図柄の組合せであると
き、例えば有効ライン25に「7」−「7」−「7」と
揃うとき、又はリーチ状態を形成するものの非当選時の
図柄の組合せ、例えば有効ライン25の左リール22と
右リール22の図柄がともに「7」であるときであって
中リールが「7」以外の図柄のときに、リーチ状態を発
生させる。
【0068】続いて、図柄表示手段20の変動表示及び
停止表示と告知演出表示の流れとを、図10のフローチ
ャートに基づいて説明する。先ず、ステップS1におい
て、遊技者は、遊技球を遊技盤10上に発射させ、遊技
球が始動入賞口14に入賞すると、ゲーム制御手段60
は、この入賞を検知する。そして、ステップS2に進
み、抽選手段61は、大当たり状態を発生させるか否か
を抽選する。そして、次のステップS3で、停止図柄決
定手段63は、ステップS2の抽選結果に基づいて、図
柄表示手段20に停止表示すべき各図柄を決定する。
【0069】次のステップS4では、演出パターン選択
手段67は、ステップS2の抽選結果、及びステップS
3で決定した停止図柄の位置を参照して、演出パターン
データテーブル66から演出パターンを抽選によって選
択する。なお、ここでは、ステップS2の抽選結果及び
ステップS3で決定した停止図柄の位置に応じて、第1
又は第2の演出パターンデータテーブル66が用いられ
る。そして、ステップS2で大当たりに当選したとき
は、告知演出有りの演出パターンが高確率で選択され、
非当選のときは、告知演出無しの演出パターンが高確率
で選択される。次のステップS5で、図柄変動表示手段
62は、図柄表示手段20の図柄の変動を開始する。す
なわち、モータ23を駆動してリール22を回転状態に
する。
【0070】全リール22が回転され、図柄表示手段2
0の各図柄が変動表示状態になると、ステップS6に進
み、告知演出手段68は、演出パターンに基づく告知演
出表示を行う。告知演出無しの演出パターンが選択され
たときは、告知演出表示は行われない。一方、告知演出
有りの演出パターンが選択されたときは、所定のバック
ライト24の発光体24aを発光制御することにより、
大当たりの図柄の組合せが停止表示する可能性がある特
定有効ライン25を遊技者が判断可能となる告知演出表
示を行う。告知演出表示を行った後は、ステップS7に
進み、ステップS3で決定した位置に図柄を停止すべ
く、図柄停止表示手段64は、モータ23を制御してリ
ール22の回転を停止し、図柄表示手段20に所定の図
柄を停止表示する。
【0071】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本発明による遊技機の第2実施
形態は、第1実施形態と同様に弾球遊技機であるが、図
柄表示手段が異なる。図11は、第2実施形態の図柄表
示手段20’を示す平面図である。この図柄表示手段2
0’は、(カラー)液晶表示パネルによって構成されて
いる。そして、水平方向3つ×上下方向3つのマトリッ
クス状に配置された9つの図柄表示領域を備える。9つ
の各図柄表示領域では、それぞれ独立して図柄(画像)
が変動表示及び停止表示される。
【0072】以上の構成により、第2実施形態では、第
1実施形態のようにモータ23及びリール22は設けら
れていない。その代わりとして、上記の液晶表示パネル
と、この液晶表示パネルに画像表示する画像制御部(画
像制御用IC、及び画像データを記憶するROM等を含
むもの。図示せず。)が設けられている。
【0073】このような構成においても、第1実施形態
と同様に、始動入賞口14への遊技球の入賞を検知する
と、図柄変動表示手段62は、液晶表示パネル上で、各
図柄表示領域の図柄(画像)の変動を開始し、抽選手段
61により大当たり状態を発生させるか否かを抽選し、
停止図柄決定手段63により停止表示すべき図柄を決定
し、図柄停止表示手段64により各図柄表示領域にそれ
ぞれ所定の図柄(画像)を停止表示する。
【0074】さらに、本実施形態においても第1実施形
態と同様に、告知演出手段68は、大当たりの図柄の組
合せが停止表示する可能性がある特定有効ライン25を
遊技者が判断可能となるように図柄表示手段20’に告
知演出表示を行う。告知演出表示の第1態様としては、
液晶表示パネルに特定有効ライン25を直接画像表示す
ることが挙げられる。例えば、液晶表示パネルに図柄が
変動表示されているときに、変動表示中の色とは異なる
色で、特定有効ライン25を画像表示すれば良い。
【0075】また、告知演出表示の第2態様としては、
図柄表示手段20’の所定の図柄表示領域の周囲を通常
と異なる色で表示したり、あるいは特定の図柄表示領域
のみを他の図柄表示領域とは異なる色で表示することが
挙げられる。例えば、水平方向に並設された上側の3つ
の図柄表示領域を特定の色で表示等すれば、遊技者は、
有効ライン25aが特定有効ラインであると判断するこ
とができる。
【0076】(第3実施形態)次に、本発明の第3実施
形態について説明する。本発明の第3実施形態の遊技機
は、スロットマシンである。第3実施形態では、第1実
施形態と同様に、モータ23及びリール22を有する図
柄表示手段20”を備える。図12は、第3実施形態の
遊技機であるスロットマシンの図柄表示手段20”を含
む部分を示す平面図である。本実施形態における図柄表
示手段20”には、3つの透明な表示窓26が設けられ
ており、この表示窓26から、本体内に配置された3つ
のリール22(図示せず)の外周の一部が見えている。
リール22等の構成は、第1実施形態と同様である。
【0077】また、表示窓26を含む部分には、有効ラ
イン25(25a〜25e)が表示されている。この有
効ライン25の構成は、第1実施形態と同様である。ま
た、図柄表示手段20”の右下側にはメダル投入口31
が設けられており、ここから遊技者によってメダルが投
入されると、それをセンサ等(図示せず)により判別
し、投入されたメダル枚数に応じて有効ライン25を有
効化し、有効ラインランプ33を点灯させる。
【0078】投入されたメダルが1枚のときは水平方向
中段の有効ライン25b、2枚のときは水平方向の上
段、中段及び下段の3つの有効ライン25a、25b及
び25c、3枚のときは、さらに加えて斜め方向の2つ
の有効ライン25d及び25eを含む計5つの有効ライ
ン25a〜25eが有効化される。
【0079】また、スロットマシンの筐体の前面部に
は、スタートスイッチ32が設けられている。このスタ
ートスイッチ32は、リール22の回転をスタートさせ
るときに遊技者が操作するスイッチである。図柄変動表
示手段62は、遊技者によるスタートスイッチ32の操
作によって発せられる信号を検知したときに、リール2
2を回転することにより、図柄表示手段20”の図柄を
変動表示する。なお、リール22を停止させるためのス
トップスイッチは、設けられていない。本実施形態のス
ロットマシンは、リール22の始動後は、抽選手段61
による抽選等を経て、自動で停止するものである。さら
に、本実施形態において、告知演出手段68による告知
演出表示は、第1実施形態と同様に、リール22の内周
側に配置されたバックライト24により行う。
【0080】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は、上述した実施形態に限定されることな
く、以下のような種々の変形が可能である。 (1)第2実施形態において、リール22の3次元画像
を液晶表示パネルで表示して、リール22を回転させる
ような画像表示を行うことにより、図柄を変動表示及び
停止表示しても良い。 (2)第1実施形態や第3実施形態において、リール2
2の数等は、複数あれば、いくつ設けても良い。
【0081】
【発明の効果】(請求項1)請求項1の発明によれば、
全ての図柄が変動表示状態にあるときに、大当たりの図
柄の組合せが停止表示する可能性がある特定有効ライン
を遊技者が判断可能となる告知演出表示を行うことによ
って、遊技者に大当たりの期待を与えることができる。
【0082】(請求項2)請求項2の発明によれば、リ
ーチ状態を発生させることにより、遊技者に大当たりの
発生の期待を与えることができる。また、告知演出手段
による告知演出表示との組合せにより、多彩な演出を行
うことが可能となる。
【0083】(請求項3)請求項3の発明によれば、告
知演出表示の有無によって、リーチ状態発生後の大当た
り発生確率に差を設けることができ、告知演出表示が行
われたときの期待感を高めることができる。(請求項
4)請求項4の発明によれば、告知演出表示をしたとき
に、その告知演出表示に係る特定有効ラインにリーチ状
態が発生するか否かにより、大当たり発生確率に差を設
けることができ、告知演出表示に係る特定有効ラインに
リーチ状態が発生するか否かの緊張感を与えることがで
きる。
【0084】(請求項5)請求項5の発明によれば、リ
ールを搭載した弾球遊技機やスロットマシン等の遊技機
で告知演出表示を行うときは、リールの内周に配置した
発光体によりリールを照光するので、特定有効ラインを
遊技者が判断可能となるような告知演出表示を行うこと
ができる。
【0085】(請求項6)請求項6の発明によれば、遊
技者によってスタートスイッチが操作されると、リール
が回転し、図柄表示手段が変動表示するスロットマシン
に、本発明の遊技機を適用することができる。(請求項
7)請求項7の発明によれば、遊技盤上に発射された遊
技球が特定入賞口に入賞したときに、図柄表示手段の図
柄が変動表示する弾球遊技機に、本発明の遊技機を適用
することができる。
【0086】(請求項8)請求項8の発明によれば、告
知演出表示に係る特定有効ラインの数を異ならせること
により、告知演出内容に幅を持たせることができる。
(請求項9)請求項9の発明によれば、特殊な告知演出
表示を行うことで、告知演出表示の種類をさらに多くす
ることができ、より多岐にわたる告知演出表示を可能に
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による遊技機の第1実施形態である弾球
遊技機における遊技盤を示す正面図である。
【図2】表示窓の後方に配置されたリールを示す斜視図
である。
【図3】図柄表示手段の有効ラインを説明する平面図で
ある。
【図4】告知演出表示の流れと図柄の変動表示及び停止
表示とを、(a)〜(f)のアルファベット順に示すも
のである。
【図5】第1実施形態の弾球遊技機の制御の概略を示す
ブロック図である。
【図6】(a)〜(g)は、告知演出表示によって遊技
者に知らせるべき特定有効ラインの種類を示す図であ
り、水平方向の特定有効ラインのみからなるものを示
す。
【図7】(a)〜(c)は、告知演出表示によって遊技
者に知らせるべき特定有効ラインの種類を示す図であ
り、斜め方向の特定有効ラインのみからなるものを示
す。
【図8】(a)〜(g)は、告知演出表示によって遊技
者に知らせるべき特定有効ラインの種類を示す図であ
り、水平方向の特定有効ラインと、斜め方向の特定有効
ラインとの組合せからなるものを示す。
【図9】特殊告知演出表示と図柄の特殊変動表示との流
れを、(a)〜(d)のアルファベット順に示す図であ
る。
【図10】図柄表示手段の変動表示及び停止表示と告知
演出表示の流れとを説明するフローチャートである。
【図11】第2実施形態の図柄表示手段を示す平面図で
ある。
【図12】第3実施形態の遊技機であるスロットマシン
の図柄表示手段を含む部分を示す平面図である。
【符号の説明】
10 遊技盤 11 ガイドレール 12 遊技領域 13 一般入賞口 14 始動入賞口(特定入賞口) 15 大当たり用入賞口 16 回収口 20、20’、20” 図柄表示手段 21 表示窓 22 リール 23 モータ 24 バックライト 24a 発光体 24b ケース 25(25a〜25e) 有効ライン(特定有効ライ
ン) 26 表示窓 31 メダル投入口 32 スタートスイッチ 33 有効ラインランプ 60 ゲーム制御手段 61 抽選手段 62 図柄変動表示手段 63 停止図柄決定手段 64 図柄停止表示手段 65 大当たり状態発生手段 66 演出パターンデータテーブル 67 演出パターン選択手段 68 告知演出手段 69 リーチ状態発生手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄を変動表示及び停止表示する図柄表
    示領域を複数有し、複数の前記図柄表示領域を結ぶ有効
    ラインが予め定められた図柄表示手段と、 図柄の変動を開始する信号を検知したときに、前記図柄
    表示手段の複数の前記図柄表示領域の図柄を変動表示す
    る図柄変動表示手段と、 遊技者に有利な状態となる大当たり状態を発生させるか
    否かを抽選する抽選手段と、 前記抽選手段による抽選結果に基づいて、前記図柄表示
    手段の各前記図柄表示領域に停止表示すべき図柄を決定
    する停止図柄決定手段と、 前記停止図柄決定手段に従って、各前記図柄表示領域に
    所定の図柄を停止表示する図柄停止表示手段と、 前記抽選手段で大当たり状態を発生させることとしたと
    きに、前記停止図柄決定手段及び前記図柄停止表示手段
    により、前記図柄表示手段の有効ラインに停止表示する
    図柄の組合せが予め定められた大当たりの図柄の組合せ
    となるように図柄を停止表示し、大当たり状態を発生さ
    せる大当たり状態発生手段と、 大当たり状態の発生可能性を告知演出するときの複数の
    演出パターンを有する演出パターンデータテーブルと、 前記抽選手段の抽選結果を参照し、前記演出パターンデ
    ータテーブルから演出パターンを選択する演出パターン
    選択手段と、 前記演出パターン選択手段で選択した演出パターンに基
    づいて、前記図柄変動表示手段により全ての図柄が変動
    表示している時に、大当たりの図柄の組合せが停止表示
    する可能性がある特定有効ラインを遊技者が判断可能と
    なるように、前記図柄表示手段に告知演出表示を行う告
    知演出手段とを備えることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機において、 前記図柄表示手段の一部の前記図柄表示領域では図柄が
    変動表示しているとともに他の前記図柄表示領域では図
    柄が停止表示し、有効ラインに停止表示した図柄が大当
    たりの図柄の組合せの一部をなすリーチ状態を表示する
    リーチ状態表示手段を備えることを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機において、 前記告知演出手段で告知演出表示をした場合において特
    定有効ラインに前記リーチ状態表示手段がリーチ状態を
    表示したときにその特定有効ラインに大当たりの図柄の
    組合せが停止表示する確率を、前記告知演出手段による
    告知演出表示を行わない場合において前記リーチ状態表
    示手段がリーチ状態を表示したときに有効ラインに大当
    たりの図柄の組合せが停止表示する確率より高くするこ
    とを特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の遊技機に
    おいて、 前記告知演出手段で告知演出表示をした場合において、
    特定有効ラインに前記リーチ状態表示手段がリーチ状態
    を表示したときにその特定有効ラインに大当たりの図柄
    の組合せが停止表示する確率を、特定有効ライン以外の
    有効ラインに前記リーチ状態表示手段がリーチ状態を表
    示したときにその有効ラインに大当たりの図柄の組合せ
    が停止表示する確率より高くすることを特徴とする遊技
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載の遊技機において、 前記図柄表示手段は、複数種類の図柄を外周に表示した
    リールを複数並設したものであって、前記図柄表示手段
    の上下方向に並ぶ前記図柄表示領域は、前記リールの連
    続する所定数の図柄を目視可能に配置したものであり、 前記図柄変動表示手段は、前記リールを回転させること
    により、前記図柄表示手段の前記図柄表示領域の図柄を
    変動表示するものであり、 前記リールの内周側には、前記リールの図柄を照光可能
    な発光体が設けられており、 前記告知演出手段は、前記発光体を所定のパターンで発
    光制御することを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機において、 前記遊技機は、スロットマシンであり、 前記図柄変動表示手段は、遊技者によるスタートスイッ
    チの操作によって発せられる信号を検知したときに、前
    記リールを回転することにより、前記図柄表示手段の前
    記図柄表示領域の図柄を変動表示することを特徴とする
    遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれか1
    項に記載の遊技機において、 前記遊技機は、弾球遊技機であり、 前記図柄変動表示手段は、遊技盤上に発射された遊技球
    が特定入賞口に入賞したことを条件として、前記図柄表
    示手段の前記図柄表示領域の図柄を変動表示することを
    特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
    項に記載の遊技機において、 前記演出パターンデータテーブルの演出パターンは、1
    つの特定有効ラインに大当たりの図柄の組合せが停止表
    示する可能性があることを告知演出する演出パターン
    と、複数の特定有効ラインに大当たりの図柄の組合せが
    停止表示する可能性があることを告知演出する演出パタ
    ーンとを有することを特徴とする遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8までのいずれか1
    項に記載の遊技機において、 前記図柄表示手段の前記図柄表示領域は、水平方向及び
    上下方向にそれぞれ複数並設されており、 前記図柄変動表示手段は、前記抽選手段の抽選結果に基
    づいて、水平方向に整列した図柄の組合せが一定状態を
    維持して上下方向に移動表示するとともに、前記図柄表
    示手段に現れる複数の水平方向に整列した図柄の組合せ
    のうち少なくとも1つに大当たりの図柄の組合せが存在
    するように特殊変動表示し、 前記図柄変動表示手段が特殊変動表示をするときは、前
    記演出パターン選択手段は、特殊演出パターンを選択す
    ることを特徴とする遊技機。
JP29565299A 1999-10-18 1999-10-18 遊技機 Pending JP2001112981A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29565299A JP2001112981A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29565299A JP2001112981A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001112981A true JP2001112981A (ja) 2001-04-24

Family

ID=17823428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29565299A Pending JP2001112981A (ja) 1999-10-18 1999-10-18 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001112981A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224341A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2005065768A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009082294A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sammy Corp 遊技機
JP2010234030A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010233989A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0866532A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Sankyo Kk 遊技機
JPH1057566A (ja) * 1997-07-02 1998-03-03 Sankyo Kk 遊技機
JPH1085403A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Ace Denken:Kk 遊技機 および遊技方法
JPH10263157A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1119301A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Takeya Co Ltd パチンコ機
JPH1133185A (ja) * 1997-07-18 1999-02-09 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH11244479A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Sankyo Kk 遊技機
JP2001037996A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Sophia Co Ltd 遊技機

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0866532A (ja) * 1994-08-31 1996-03-12 Sankyo Kk 遊技機
JPH1085403A (ja) * 1996-09-13 1998-04-07 Ace Denken:Kk 遊技機 および遊技方法
JPH10263157A (ja) * 1997-03-28 1998-10-06 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1057566A (ja) * 1997-07-02 1998-03-03 Sankyo Kk 遊技機
JPH1119301A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Takeya Co Ltd パチンコ機
JPH1133185A (ja) * 1997-07-18 1999-02-09 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH11244479A (ja) * 1998-03-03 1999-09-14 Sankyo Kk 遊技機
JP2001037996A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Sophia Co Ltd 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002224341A (ja) * 2001-02-02 2002-08-13 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2005065768A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009082294A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Sammy Corp 遊技機
JP2010234030A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010233989A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7322884B2 (en) Gaming machine having a variable display
US8353766B2 (en) Gaming machine
US7207883B2 (en) Gaming machine
JP4023987B2 (ja) 遊技機
US7169048B2 (en) Gaming machine capable of conducting demonstration display
US20050187003A1 (en) Gaming machine
JP2000167110A (ja) スロットマシン
JP4348749B2 (ja) 図柄組合せ遊技装置
JP3077924U (ja) 遊技装置
JP2011103965A (ja) 遊技台
JP2007061465A (ja) 回胴式遊技機
JP2003325729A (ja) 遊技機およびその制御方法
JPH11244451A (ja) シンボル可変表示遊戯機
JPH0810383A (ja) スロットマシン
JP2006042885A (ja) 遊技機
JP2001112981A (ja) 遊技機
JP2009055962A (ja) 遊技機
JP2006167083A (ja) 遊技機
JP4398000B2 (ja) スロットマシン
JP4359940B2 (ja) 図柄組合せ遊技装置
JP2002165921A (ja) 遊技装置
JP2002204852A (ja) スロットマシン
JP2006198253A (ja) 遊技機
JP2005034283A (ja) 遊技機
JP2005034282A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100706