JP2001037996A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001037996A
JP2001037996A JP11213318A JP21331899A JP2001037996A JP 2001037996 A JP2001037996 A JP 2001037996A JP 11213318 A JP11213318 A JP 11213318A JP 21331899 A JP21331899 A JP 21331899A JP 2001037996 A JP2001037996 A JP 2001037996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別情報の停止可能位置および有効ラインに
変化を与え、可変表示遊技の興趣を高める。 【解決手段】 可変表示装置の可変表示遊技の結果、複
数の可変表示部に亙る有効ライン上に所定の識別情報の
組合せが成立したことに関連して、所定の遊技価値を付
与する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、それ
ぞれ複数の可変表示部における識別情報の停止可能位置
および停止可能位置に対応する有効ラインの各々の組合
せを定めた複数の異なる停止組合せパターンを有する停
止組合せパターン設定手段と、これらの複数の中から停
止組合せパターンを選択すると共に、選択した停止組合
せパターンを基に可変表示遊技の制御を行うパターン制
御手段とを備え、停止組合せパターンは可変表示遊技毎
に選択するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の識別情報を
複数の可変表示部に可変表示する可変表示装置を備え、
この可変表示遊技の結果、複数の可変表示部に亙る停止
ライン上に所定の識別情報が停止したことに関連して、
所定の遊技価値を付与可能な特別遊技状態を発生可能な
遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、始動口(始動ゲート)への入
賞に基づき可変表示装置に可変表示遊技を行わせ、該可
変表示遊技の停止表示態様に基づき所定の遊技価値(例
えば、大当たり等)を付与可能な遊技機(例えば、パチ
ンコ遊技機等)として、可変表示装置の複数の可変表示
部(例えば、3つ)に亙って上段、中段、下段、斜めの
停止ラインを定め、始動口への入賞に基づき複数の可変
表示部にそれぞれ図柄(識別情報)を可変表示させると
共に、所定時間(例えば、5秒)経過後に図柄を順次停
止させて、上段、中段、下段、斜めのいずれかの停止ラ
イン上の図柄の組合せが、予め定められた所定の組合せ
である特別表示態様(例えば、「7」、「7」、「7」
等のゾロ目)であった場合に、大当たり状態(特別遊技
状態)を発生させる遊技機がある。
【0003】このようなマルチラインの遊技機では、図
柄の組合せ領域が多いため、遊技者の大当たりへの期待
感を高めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の遊
技機における可変表示遊技では、停止ラインや図柄の停
止位置が固定であったため、変化に乏しく、遊技が単調
になりやすい。例えば、遊技に慣れてくると、図柄の停
止位置が目に焼き付いてしまうため、遊技者は視点をそ
の停止位置に無意識に合わせるようになり、そのため遊
技を長時間行っていると、遊技そのものが単なる図柄の
可変表示を繰り返しているにすぎないと言うマンネリ感
に陥り、図柄の可変表示そのものに飽きが来かねないの
である。
【0005】この場合、大当たり状態を発生する可能性
のあるリーチ(例えば、可変表示部の可変表示が停止す
る過程にて特別表示態様となる可能性のある図柄の組合
せが成立した状態)が発生したとき等、該当する停止ラ
インを点滅させ、大当たりへの期待感を高める等の工夫
はあったが、停止ラインが固定のため、遊技そのものの
変化は乏しく、十分な興趣は得にくいのである。
【0006】この発明は、可変表示遊技の高い興趣を確
保することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の識
別情報を複数の可変表示部に可変表示して遊技を行う可
変表示装置を備え、これらの複数の可変表示部の可変表
示遊技の結果、複数の可変表示部に亙る有効ライン上に
所定の識別情報の組合せが成立したことに関連して、所
定の遊技価値を付与する特別遊技状態を発生可能な遊技
機において、それぞれ複数の可変表示部における識別情
報の停止可能位置および停止可能位置に対応する有効ラ
インの各々の組合せを定めた複数の異なる停止組合せパ
ターンを有する停止組合せパターン設定手段と、これら
の複数の中から停止組合せパターンを選択すると共に、
選択した停止組合せパターンを基に可変表示遊技の制御
を行うパターン制御手段とを備え、停止組合せパターン
は可変表示遊技毎に選択するようにした。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、パタ
ーン制御手段が選択した停止組合せパターンの有効ライ
ンを無効に切り替える無効設定手段を設ける。
【0009】第3の発明は、第1、第2の発明におい
て、可変表示遊技の開始から複数の可変表示部の最初の
可変表示が停止する以前に、有効ラインを報知する有効
ライン報知手段を設ける。
【0010】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、複数の可変表示部の全ての可変表示が停止する以前
に、複数の可変表示部の有効ライン上以外の識別情報の
停止可能位置に特別遊技状態を発生する可能性のあるリ
ーチの組合せになる識別情報が停止することを規制する
停止規制手段を設ける。
【0011】第5の発明は、第1〜第4の発明におい
て、複数の可変表示部の有効ライン上以外の識別情報の
停止可能位置に特別遊技状態を発生可能な組合せの識別
情報が停止することを規制する停止規制手段を設ける。
【0012】第6の発明は、第1〜第5の発明におい
て、少なくとも1つの可変表示部の可変表示が停止して
いる状態で、特別遊技状態を発生する可能性のあるリー
チが発生した場合に、リーチ演出表示を行うリーチ演出
手段と、リーチ演出表示中に既に選択している停止組合
せパターンを別の停止組合せパターンに変更するパター
ン変更手段とを設ける。
【0013】第7の発明は、第1〜第6の発明におい
て、複数の識別情報の表示データを所定の配列順に格納
する表示データ記憶手段と、この格納データに基づく所
定の配列および間隔にて複数の識別情報を可変表示する
表示手段と、停止組合せパターンに対応して表示する識
別情報の大きさを変えずに識別情報間の間隔のみを変更
する間隔変更手段とを設ける。
【0014】
【発明の効果】第1の発明では、可変表示遊技毎に、複
数の可変表示部における識別情報の停止可能位置および
停止可能位置に対応して識別情報の組合せを有効とする
有効ラインが変化され、その停止可能位置、有効ライン
に基づき識別情報の可変表示、可変表示停止が行われる
ため、変化に富んだ可変表示遊技を行えると共に、特別
遊技状態の発生の可能性のある識別情報の組合せがいず
れの停止可能位置の有効ライン上に発生するかの高い興
趣を得ることができる。また、識別情報の停止可能位置
および有効ラインが変化するので、一定の停止可能位置
に遊技者の視点が固定されるようなことはなく、このた
め長時間遊技を行っていても、遊技者にマンネリ感を与
えることがなく、飽きさせることがない。
【0015】第2の発明では、選択された停止組合せパ
ターンの有効ラインの数が変化されるので、よりバリエ
ーションが拡がり、より可変表示遊技の興趣を高めるこ
とができる。
【0016】第3の発明では、最初の識別情報の可変表
示が停止する以前に、有効ラインを報知することによ
り、遊技者に対して正確に有効ラインおよび識別情報の
停止可能位置を伝えることができると共に、遊技者の可
変表示遊技への期待度を高めることができる。
【0017】第4の発明では、実際にはリーチにならな
いのに、遊技者にリーチを錯覚させる組合せを除外する
ので、遊技者に誤解を招くことがなく、遊技店の店員と
遊技者とのトラブルを回避することができ、遊技の興趣
を損なうことを防止できる。
【0018】第5の発明では、実際には当たりでないの
に、遊技者に当たりとなったような錯覚を起こさせる組
合せを除外するので、遊技者に誤解を招いたり、また遊
技者をがっかりさせるようなことがなく、遊技店の店員
と遊技者とのトラブルを回避することができ、当たり発
生への興趣を損なうことを防止できる。
【0019】第6の発明では、リーチが発生して行われ
るリーチ演出表示中に、停止組合せパターンが変更され
るため、見た目の当たりの期待度が変化して、遊技者の
期待感、緊張感に変化を与えることができ、遊技の興趣
を一層高めることができる。
【0020】第7の発明では、表示データ記憶手段に表
示データが格納されている識別情報を間隔を変更して表
示することにより、1可変表示部に要求数の識別情報を
的確に表示することができ、データ容量を増やすことな
く種々の停止組合せパターンを設定することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0022】まず、図1〜図3に基づいて、本実施形態
の遊技機の構成について説明する。図1には遊技機(パ
チンコ遊技機)1の正面図を、図2には遊技盤10の正
面図を、図3には遊技の制御系のブロック構成を示す。
【0023】遊技機1は、内部の遊技領域(後述)内に
遊技球(パチンコ球)を発射して遊技を行うもので、遊
技機1の前側上半部には、ガラス板2がガラス枠3に保
持された状態で取り付けられている。このガラス板2の
奥側には遊技領域を構成する遊技盤10が設置されてい
る。遊技機1の前側下半部には、打球発射装置(図示省
略)に遊技球を供給する上皿6、該上皿6に収容しきれ
ない球を収容する下皿7、打球発射装置の操作ハンドル
8などが設置されている。
【0024】この遊技盤10の表面において、ガイドレ
ール9で囲われた部分が遊技領域11となる。遊技にお
いては、打球発射装置の操作ハンドル8の操作により、
遊技球が1個ずつ遊技領域11へ向けて打ち出される。
【0025】遊技領域11の下方付近には、特別変動入
賞装置(大入賞口)12が配設される。この特別変動入
賞装置12は、大入賞口ソレノイド12Aへの通電によ
り開閉されるものである。また、遊技領域11の各所に
は一般入賞口13が設けられるとともに、特別変動入賞
装置12の直ぐ上方には、電動ゲート(普通変動入賞装
置)15を有する始動口14が配設される。この電動ゲ
ート15は、電動ゲートソレノイド15Aへの通電によ
り動作し、始動口14への入口の広さを変更する。さら
に、遊技領域11の最下端には、アウト口16が設けら
れる。これにより、遊技領域11内に打ち込まれた遊技
球は、遊技領域11内の各所に配置された風車等の転動
誘導部材1により転動方向を変えられながら遊技領域1
1表面を流下し、特別変動入賞装置12、一般入賞口1
3、始動口14、アウト口16のいずれかに入るように
なっている。
【0026】各入賞装置(特別変動入賞装置12、一般
入賞口13、始動口14)への入賞は、セーフセンサ5
1により検出される。そして、入賞した入賞装置の種類
に応じた数の賞球が賞球口から排出されるように、排出
制御装置200により、球排出装置(排出ユニット)が
制御されるようになっている。
【0027】特別変動入賞装置12上方の遊技領域11
のほぼ中央には、表示装置(可変表示装置:特別図柄表
示装置)20が備えられる。この表示装置20は、表示
制御装置150により制御されて、遊技の進行に対応し
た画像を表示するものである。具体的に、この表示装置
20においては、主たる表示として、表示画面の複数の
表示領域にそれぞれ識別情報である図柄(特別図柄:特
図)の可変表示が行われ、可変表示遊技が行われるよう
になっている。これらの図柄としては、例えば、15個
の数字、アルファベット「0」、「1」、「2」〜
「9」、「A」〜「E」が表示される。なお、この表示
装置20の表示画面部分は、例えばLCD(液晶表示
器)、CRT(ブラウン管)等から構成される。
【0028】始動口14には入賞球を検出する特図始動
センサ52が設けられる。始動口14への入賞球は、特
図入賞記憶として、遊技制御装置100の所定の記憶領
域(RAM113の第1〜第4の特図入賞記憶領域)に
最大4回分を限度として記憶される。また、この特図入
賞記憶の数は、表示装置20上部に設けられた特図始動
記憶表示器21に表示される。遊技制御装置100は、
この特図入賞記憶に基づき、大当たり発生の抽選を行
う。そして、この抽選の結果、遊技が大当たりとなる
と、特別変動入賞装置12が、所定期間、球を受け入れ
ない閉状態(遊技者に不利な状態)から球を受け入れや
すい開状態(遊技者に有利な状態)に変換され、遊技者
により多くの賞球獲得のチャンスが与えられる。
【0029】また、この大当たりの抽選のたびに、可変
表示遊技が行われる。具体的には、表示装置20の複数
の表示領域(例えば、左、中、右の3つの表示領域)に
おける図柄の停止可能位置および有効ラインが設定され
(後述する)、特図入賞記憶に基づき、複数の表示領域
に複数の図柄が可変表示され、所定時間経過すると、こ
れらの可変表示がそれぞれ停止可能位置に順に(例え
ば、左図柄、中図柄、右図柄の順に)停止される。大当
たりのときには、有効ラインの一直線上の停止可能位置
に同一の図柄が停止され、大当たりでないときには、い
ずれの有効ラインの一直線上にも、同一図柄が揃わない
ように、停止されるようになっている。
【0030】また、このような可変表示遊技において、
可変表示が停止する過程にて有効ライン上に大当たりの
図柄の組合せとなる可能性のあるリーチ状態(例えば、
左図柄と中図柄が同一図柄で停止表示されてから、最後
に右図柄が停止するまでの状態)が発生すると、リーチ
可変表示遊技が行われる。このリーチ可変表示遊技で
は、例えば最後に停止する表示領域の図柄の可変表示を
極低速で行ったり、可変表示を逆転したり、あるいは複
数の表示領域における図柄の停止可能位置および有効ラ
インを変更したり、既に停止している図柄を再度可変表
示したり、ストーリ動画を表示したり、種々のリーチア
クション表示、装飾表示等の演出表示が行われて、最終
的に可変表示が停止されるようになっている。なお、無
効なライン上に図柄が揃っても、大当たりにならないよ
うになっている。
【0031】特別変動入賞装置12内には、特別変動入
賞装置12への入賞球数をカウントするカウントセンサ
54ならびに特別変動入賞装置12内に設けられた継続
入賞口への入賞球を検出する継続センサ55が備えられ
ている。
【0032】特別変動入賞装置12の開状態は、このカ
ウントセンサ54により検出される所定数(例えば、1
0個)の入賞または所定時間の経過(例えば、30秒)
を1単位(1ラウンド)として実行される。そして、各
ラウンドにおいて特別変動入賞装置12へ所定数の入賞
があり、かつ継続センサ55により検出される継続入賞
口への入賞がある限り、ラウンドは所定の上限値(例え
ば、16ラウンド)に至るまで繰り返されるようになっ
ている。
【0033】遊技領域11の所定位置には、普図始動ゲ
ート18が配設される。この普図始動ゲート18への遊
技球の通過は普図始動ゲートセンサ53により検出さ
れ、この通過タイミング(普図始動記憶)は、遊技制御
装置100に記憶される。遊技制御装置100は、この
普図始動記憶に基づき、普通図柄表示器30(後述す
る)に関する当たりの抽選を行う。この当たりが発生し
たときには、所定時間にわたって始動口14の電動ゲー
ト15が開かれ、始動口14への入賞が容易とされるよ
うになっている。なお、普図始動記憶の記憶数は、普通
図柄表示器30の両側に配設された普図始動記憶表示器
31に表示されようになっている。
【0034】始動口14の基部には、普図(例えば、一
桁の数字)を表示する普通図柄表示器30が配設され
る。この普通図柄表示器30における可変表示は、普図
始動記憶があると変動を始め、前記抽選が当たりとなる
と、所定の当たり図柄で停止する。
【0035】なお、遊技機1には、装飾表示制御装置3
00により制御される各種装飾表示装置(サイドランプ
41等)が配設され、遊技の進行に伴うランプ点灯等の
装飾表示が行われるようになっている。さらに、遊技機
1には、音制御装置250に制御される音出力装置(図
示せず)が備えられ、遊技状態に対応した効果音を出力
するようになっている。
【0036】図3は、遊技の制御系を示すブロック構成
図である。図示されるように、遊技制御装置100は、
遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェ
イス102、出力インターフェイス103、分配回路1
04、発振器105等から構成される。
【0037】遊技用マイクロコンピュータ101は、C
PU111、ROM112,RAM113を備える。
【0038】CPU111は、遊技制御装置100によ
る制御(遊技制御)を司るICである。ROM112
は、遊技制御のための不変の情報を記憶しているもの
で、各種プログラムや、遊技制御における大当たりの確
率などの定数が記憶されている。RAM113は、CP
U111による遊技制御時にワークエリアとして利用さ
れるもので、特図乱数カウンタ、特図入賞記憶領域、リ
ーチ発生乱数カウンタ、停止組合せパターン乱数カウン
タ、有効無効ライン乱数カウンタ、停止図柄決定乱数カ
ウンタ、普図乱数カウンタ、普図入賞記憶領域、大当た
り判定フラグ等が設定される。ここで、特図乱数カウン
タ、リーチ発生乱数カウンタ、普図乱数カウンタは、そ
れぞれ大当たり、リーチの有無(大当たり以外)、種
類、普図に関する当たりを決定するために用いられ、停
止組合せパターン乱数カウンタは、表示装置20の複数
の表示領域における図柄の停止可能位置および停止可能
位置に対応する有効ラインの組合せをそれぞれ定めた複
数の異なる停止組合せパターンの中から1つの停止組合
せパターンを、有効無効ライン乱数カウンタは、停止組
合せパターンの有効ラインの有効、無効を、停止図柄決
定乱数カウンタは、停止図柄を、選択、決定するために
用いられる。また、大当たり判定フラグは、大当たりの
発生/非発生を示すフラグである。
【0039】遊技用マイクロコンピュータ101は、入
力インターフェース102を介して、各種検出装置、す
なわちセーフセンサ51、特図始動センサ52、普図始
動ゲートセンサ53、カウントセンサ54、継続センサ
55からの検出信号が入力され、これらの検出信号に基
づいて、ROM112に格納されたプログラム(遊技プ
ログラム)により、遊技の統括的な制御(遊技制御)を
行う。
【0040】詳しく説明すると、遊技用マイクロコンピ
ュータ101は、特図入賞記憶(特図始動センサ52に
よる始動口14への入賞検出のタイミングにおける特図
乱数カウンタの値)に基づいて、大当たりの抽選を行
う。また、可変表示遊技のリーチの有無、種類および停
止組合せパターン、有効ラインの有効、無効、停止図柄
を、決定する。また、普図入賞記憶(普図始動センサ5
2による普図始動ゲート18通過検出のタイミングにお
ける普図乱数カウンタの値)に基づいて、普図に関する
当たりの抽選を行う。
【0041】さらに、遊技用マイクロコンピュータ10
1は、表示制御装置150に表示制御信号を送信して、
表示装置20における表示(例えば、特図の可変表示)
を制御する。表示制御装置150には、表示装置20の
表示領域に表示する複数の図柄の表示データを表示順序
に格納した図柄配列テーブル等を備えている。この図柄
の種類と配列の例を図7に示す。左図柄、中図柄、右図
柄は、それぞれ配列順に例えば表示領域を下方に向かっ
て回転するように可変表示するが、左図柄、中図柄に対
して、右図柄の配列は逆方向にしている。ちなみに、表
示制御装置150には、表示制御信号に基づく、可変表
示遊技、リーチ可変表示遊技の制御データ、ストーリ動
画、装飾表示等の演出データを備えている。
【0042】さらに、遊技用マイクロコンピュータ10
1は、特図記憶表示器21、普通図柄表示器30、普図
始動記憶表示器31に制御信号を送信し、これら各表示
器の表示を制御する。また、特別変動入賞装置12の駆
動用ソレノイドである大入賞口ソレノイド12A、電動
ゲート15の駆動ソレノイドである電動ゲートソレノイ
ド15Aに制御信号を送信し、これらのソレノイドへの
通電を制御することにより、特別変動入賞装置12、電
動ゲート15の開閉を制御する。
【0043】さらに、遊技用マイクロコンピュータ10
1は、排出制御装置200に、賞球数データ等を含む排
出制御信号(賞球数制御情報)を送信し、図示されない
排出装置からの賞球(および貸球)の排出を制御する。
なお、排出制御装置50には、セーフセンサ51からの
検出信号が、分配回路104を介して入力される。そし
て、遊技用マイクロコンピュータ101は、装飾表示制
御装置300、音制御装置250に、それぞれ音制御信
号、装飾表示制御信号を送信し、各種装飾表示装置(サ
イドランプ41等)の点滅動作、音出力装置からの音出
力等を制御する。
【0044】発振器105は、一定周期(例えば、2m
sec)のリセット割込信号を生成し、CPU111の
リセット入力端子に入力する。CPU111は、このリ
セット割込信号の入力毎に、予め定めた所定番地から遊
技プログラムを実行する。遊技制御は、このリセット割
込信号の割込時間(信号周期)を単位として実行される
ことになる。なお、このCPU111のリセットは、遊
技用マイクロコンピュータ101内でソフト的にかける
こともできる。
【0045】遊技制御装置100は、外部情報端子盤6
0を介して、図示されない遊技店のホールコンピュータ
(中央管理装置)に接続される。ホールコンピュータに
は、大当たりが発生したときの大当たり信号、確率変動
状態への移行を示す確率変動信号、表示装置20におけ
る図柄停止を示す図柄停止信号、異常信号等が送信さ
れ、複数の遊技機が統括的に管理される。
【0046】次に、図4〜図6に基づいて、本実施の形
態における制御および作用について説明する。
【0047】図4は、特図ゲーム(特図および大当たり
に関連したゲーム)の進行を制御する制御手順を示すフ
ローチャートである。
【0048】ステップS1では、特図ゲームに関する初
期化処理を実行する。具体的には、遊技用マイクロコン
ピュータ101のRAM113の初期化(各乱数カウン
タ、特図入賞記憶、普図入賞記憶、大当り判定フラグの
リセット)等の必要な初期化処理を行う。
【0049】ステップS2では、図柄変動開始処理を実
行する。この処理は、始動口14への遊技球入賞に応じ
て、大当たりの判定、可変表示の停止組合せパターンの
選択、停止図柄の設定、図柄の変動開始、等の処理を順
次実行するものであるが、詳しい処理内容(図5のサブ
ルーチン)については後述する。
【0050】ステップS3では、図柄変動停止処理を実
行する。この処理は、ステップS2で設定された条件に
したがって各図柄の停止等を行うものであるが、詳しい
処理内容(図6のサブルーチン)については後述する。
【0051】ステップS4、S5では、大当り判定フラ
グに基づいて、大当たりが発生したか否かの判定(確
認)を行う。そして、大当たり不発生(外れ)のときは
ステップS2に戻ってステップS2〜S5のループを繰
り返す一方、大当たりが発生したときはステップS6に
進む。
【0052】ステップS6では、大当り遊技制御処理を
実行する。この大当り遊技制御処理では大当りゲームを
行う。具体的には、特別変動入賞装置12を開放し、こ
の開放状態の1ラウンドを特別変動入賞装置12に所定
個数(例えば、10個)の遊技球が入賞するまであるい
は所定時間経過するまで継続し、このラウンドをラウン
ド中に継続スイッチによる遊技球検出がなされたことを
条件に所定ラウンド数(例えば、16ラウンド)に至る
まで繰り返す、等の処理を行う。
【0053】ステップS7では、大当り終了処理を実行
する。ここでは、大当りの終了に伴う処理、例えば大当
りの終了を知らせる画面(大当り終了画面)を表示装置
20に表示する処理等が実行される。
【0054】図5は、図柄変動開始処理(図4のステッ
プS2)の処理手順を示すフローチャートである。
【0055】ステップS11では、特図入賞記憶がある
か否かを判定し、ある場合はステップS12に進み、な
い場合は始動口14への入賞により特図入賞記憶が発生
するまで待つ。
【0056】ステップS12では、大当り判定処理を行
う。これは、特図入賞記憶(4個を限度とする特図入賞
記憶のうち最も古いもの)に基づき、その入賞時の特図
始動センサ52による始動口14の入賞検出のタイミン
グに抽出(記憶)した特図乱数カウンタの値を所定の大
当たり値と比較して、一致する場合は大当たりと判定し
て大当たり判定フラグに大当たりフラグを立て、一致し
ない場合には外れと判定して外れフラグを立てる。
【0057】ステップS13では、ステップS12の判
定結果が外れの場合、ステップS14〜S19に進み、
大当たりの場合、ステップS20〜S23に進む。
【0058】ステップS14では、停止組合せパターン
乱数カウンタの値に基づいて、可変表示の停止組合せパ
ターンを選択する。停止組合せパターンは、表示装置2
0の左、中、右の表示領域における図柄の停止可能位置
と左、中、右の表示領域に亙る有効ラインの組合せを定
めたもので、図8〜図12に各停止組合せパターンの例
を示す。なお、このとき所定の乱数に基づき有効ライン
発展リーチ(後述する)の有無も選択すると共に、有効
ライン発展リーチ有の場合、選択した停止組合せパター
ンに対応して第2の停止組合せパターンも選択する。
【0059】図8の停止組合せパターンは、左、中、右
の表示領域の上辺部と中央部と下辺部に左、中、右の図
柄の停止可能位置が設定され、その左、中、右の中央部
の停止可能位置に対応して、図柄の組合せを有効とする
有効ラインA(中段ライン)が設定される。図9の停止
組合せパターンは、左、中、右の表示領域の上半部と下
半部に左、中、右の図柄の停止可能位置が設定され、そ
の左、中、右の上半部と下半部の停止可能位置に対応し
て、図柄の組合せを有効とする有効ラインB、C(上半
ライン、下半ライン)が設定される。図10の停止組合
せパターンは、左、右の表示領域の上半部と下半部に
左、右の図柄の停止可能位置が、中の表示領域の上辺部
と中央部と下辺部に中の図柄の停止可能位置が設定さ
れ、その左、右の上半部と下半部および中の中央部の停
止可能位置に対応して、図柄の組合せを有効とする右上
がり、右下がりの有効ラインD、E(右上がりライン、
右下がりライン)が設定される。図11の停止組合せパ
ターンは、左、中、右の表示領域の上部と中央部と下部
に左、中、右の図柄の停止可能位置が設定され、その
左、中、右の上部と中央部と下部の停止可能位置に対応
して、図柄の組合せを有効とする有効ラインF、G、H
(上段ライン、中段ライン、下段ライン)ならびに左、
右の上部と下部および中の中央部の停止可能位置に対応
して、右上がり、右下がりの有効ラインI、J(右上が
りライン、右下がりライン)が設定される。図12の停
止組合せパターンは、左、右の表示領域の上部と中央部
と下部に左、右の図柄の停止可能位置が、中の表示領域
の上辺部と中央上半部と中央下半部と下辺部に中の図柄
の停止可能位置が設定され、その左、右の上部と中央部
と下部および中の上辺部と中央上半部と中央下半部と下
辺部の停止可能位置に対応して、図柄の組合せを有効と
する第1、第2の右上がり、第1、第2の右下がりの有
効ラインK、L、M、N(右上がりライン、右下がりラ
イン)が設定される。なお、上辺部の位置の図柄は図柄
の下半分が、下辺部の位置の図柄は図柄の上半分が表示
される。
【0060】ステップS15では、ステップS14で選
択した停止組合せパターンと有効無効ライン乱数カウン
タの値に基づいて、選択した停止組合せパターンの有効
ラインを全て有効のままとするか、有効ラインの中から
無効ラインとするものを決定する。例えば、図10の停
止組合せパターンの場合、右上がり、右下がりの有効ラ
インD、Eを全て有効としたときは有効ラインD、Eは
そのままで、右上がりの有効ラインDを無効としたとき
は図13のように右下がりの有効ラインEが、右下がり
の有効ラインEを無効としたときは図14のように右上
がりの有効ラインDが有効とされる。なお、有効ライン
発展リーチ有の場合、第2の停止組合せパターンの有効
ラインの決定も行う。
【0061】ステップS16では、停止図柄設定処理を
実行する。これは、選択した停止組合せパターンおよび
ステップS15で決定した有効ラインおよびリーチ発生
乱数カウンタの値に基づいて、左、中、右の停止図柄に
ついて、外れの組合せとなる図柄を設定する。リーチ発
生の場合は、有効ライン上の最後に停止する図柄以外の
停止可能位置に同一の図柄(例えば、「7」、「7」、
「X」)が停止するように設定する。
【0062】ステップS17では、リーチ演出方法決定
処理を実行する。これは、リーチ発生乱数カウンタの値
に基づいて、左、中、右の図柄の停止順序を決定すると
共に、リーチの種類を決定する。
【0063】ステップS18では、同一画面上へのリー
チ図柄出現チェック処理を行う。これは、ステップS1
5で決定した有効ラインおよびステップS17で決定し
た左、中、右の図柄の停止順序に基づいて、その有効ラ
イン上以外の停止可能位置に大当たりの可能性のあるリ
ーチの組合せの図柄が停止してしまうか否か、即ち左、
中、右の図柄のうち最後に停止する図柄の停止以前に停
止する図柄が、大当たりの可能性のあるリーチの組合せ
を、有効ラインを除く表示画面上の任意の位置に形成し
てしまうか否かを判定する。例えば、図15(a)〜
(c)のように、停止組合せパターン(図11)におい
て、上段、中段、右上がりの有効ラインF、G、Iのみ
を有効としたとき、図15(d)のように、その有効ラ
イン上以外の停止可能位置つまり無効とされたライン
(NGライン)上の停止可能位置に大当たりの可能性の
あるリーチの組合せの図柄が停止してしまう場合は、
「チェック結果=NG」という判定を行う。図15
(d)では、無効とされたライン(NGライン)上に、
「7」が2つ揃ってしまうことを示している。あるい
は、図16(a)〜(c)のように、停止組合せパター
ン(図10)が選択されて、中図柄が中段に停止するこ
とが決定された場合には、右上がり、右下がりの有効ラ
インD、Eのみが有効であるが、遊技者は図9の停止組
合せパターンも知っているので、これと混同して図16
(d)のように、不用なライン(NGライン)上に図柄
が揃うかのような誤解を与えてしまうことを防止するた
め、有効ライン上以外の停止可能位置つまり不用なライ
ン(NGライン)上の停止可能位置に大当たりの可能性
のあるリーチの組合せの図柄が停止してしまう場合に
も、「チェック結果=NG」という判定を行う。図16
(d)では、今回の停止組合せパターンには対応してい
ない不用なライン(NGライン)上に、「2」が2つ揃
ってしまうことを示している。
【0064】なお、表示制御を簡略化するために、この
ような判定処理の代わりに、ステップS15で無効とさ
れたライン(NGライン)上に大当たりの組合せを形成
してしまうかという判定を行うようにしても良い。例え
ば、図15(d)の無効とされたライン(NGライン)
上に同一図柄が揃ってしまう場合に、「チェック結果=
NG」という判定を行っても良い。この判定方法では、
無効なライン上にリーチの組合せが停止する場合がある
が、全図柄が停止したときには無効なライン上大当たり
の組合せが停止しないので、遊技者にそれほど不快感を
与えないようにすることができる。
【0065】ステップS19では、ステップS18のチ
ェックの結果、NGの場合、ステップS14に戻ってス
テップS14〜S19のループを繰り返す。NGでなけ
れば、ステップS24に進む。
【0066】一方、ステップS12の判定結果が大当た
りの場合、ステップS20では、ステップS14と同様
に、停止組合せパターン乱数カウンタの値に基づいて、
可変表示の停止組合せパターン(図8〜図12)を選択
する。なお、このとき有効ライン発展リーチ(後述す
る)の有無も選択すると共に、有効ライン発展リーチ有
の場合、選択した停止組合せパターンに対応して第2の
停止組合せパターンも選択する。
【0067】ステップS21では、ステップS20で選
択した停止組合せパターンと有効無効ライン乱数カウン
タの値に基づいて、選択した停止組合せパターンの有効
ラインを全て有効のままとするか、有効ラインの中から
無効ラインとするものを決定する。なお、有効ライン発
展リーチ有の場合、第2の停止組合せパターンの有効ラ
インの決定も行う。
【0068】ステップS22では、停止図柄設定処理を
実行する。これは、大当たりの図柄を選定すると共に、
選択した停止組合せパターンおよびステップS21で決
定した有効ラインに基づいて、有効ライン上の左、中、
右の停止可能位置にその同一の大当たりの図柄(例え
ば、「7」、「7」、「7」)が停止するように設定す
る。有効ラインが複数あれば、そのうちの1つを選択し
て、その有効ライン上の停止可能位置に停止するように
設定する。
【0069】この場合は、有効ライン上以外の停止可能
位置に大当たりの組合せの図柄が停止してしまう可能性
があるが、結果的に有効ライン上に大当たりの組合せが
成立するので、遊技者に誤解を与えることはない。
【0070】ただし、大当たりの組合せとして、遊技者
にとって価値の異なるものが複数種類含まれている場合
には、ステップS18,S19のように、有効ラインを
除く表示画面上の任意の位置に大当たりの組合せが成立
することを除外する処理を含ませることが好ましい。こ
こで言う価値の異なるとは、例えば、大当たりの組合せ
として、次回の大当たりの発生確率を高くする等の確率
変動の組合せと、それ以外の組合せとを、それぞれ含む
ような場合であったり、大当たり中の獲得遊技球の数が
組合せによって異なったりする場合であり、このような
遊技機のときは、有効ラインでないライン上に成立した
組合せによって、遊技者が損した気分になることを防止
するのが好ましい。
【0071】ステップS23では、リーチ演出方法決定
処理を実行する。これは、リーチ発生乱数カウンタの値
に基づいて、左、中、右の図柄の停止順序を決定すると
共に、リーチの種類を決定する。
【0072】そして、ステップS24では、左、中、右
の全図柄の変動(可変表示)を開始する。例えば、図1
7(a)に示すように、表示装置20の画面に左、中、
右のの図柄が停止した状態から、図17(b)に示すよ
うに、左、中、右の図柄をスクロール変動状態に移行さ
せる。この全図柄の変動開始処理の実行で、このサブル
ーチンは終了する。
【0073】なお、リーチおよび大当たりに関し、有効
ライン上以外の停止可能位置にリーチの組合せの図柄あ
るいは大当たりの組合せの図柄が停止、あるいは確率変
動図柄の大当たりでないのに確率変動図柄の大当たりの
組合せを有効ラインを含む表示画面上の任意の位置に形
成してしまう等のNGをチェックするようにしたが、予
めこうしたNGが起きないように停止組合せパターン、
有効ライン等の選択を行うようにして良い。
【0074】図6は、図柄変動停止処理(図4のステッ
プS3)の処理手順を示すフローチャートである。
【0075】ステップS31では、表示領域に図5のル
ーチンで決定した停止組合せパターンの有効ライン(無
効ラインならびに有効ライン発展リーチ有の場合の有効
ラインは除く)の点滅表示を行う(図17(c)参
照)。
【0076】ステップS32では、左、中、右の表示領
域の左、中、右の図柄のうち、最初に停止する図柄の停
止タイミングかどうかを判定する。
【0077】最初に停止する図柄の停止タイミングにな
ると、ステップS33では、有効ラインの表示を消滅す
る。これはラインによって停止時の図柄を遮らないよう
にして、図柄を見やすくするためである。
【0078】ステップS34では、停止組合せパターン
の表示段数(1表示領域に表示する図柄の数)が前回の
可変表示の停止組合せパターンの表示段数と異なるかを
判定する。図8〜図10の停止組合せパターンは表示段
数「2」、図11、図12の停止組合せパターンは表示
段数「3」とする。
【0079】ステップS35では、停止組合せパターン
の表示段数が異なる場合、表示する図柄間隔を変更す
る。図柄配列テーブル等に図柄の表示データを図7のよ
うな配列、間隔で格納している場合、その格納データを
基に図柄を表示すれば、停止組合せパターンの表示段数
が「3」の場合において、1表示領域に3つの図柄を表
示できるが、停止組合せパターンの表示段数が「2」の
場合に、その格納データのまま表示したのでは、図柄間
隔が狭いため、1表示領域の表示図柄が増えて、対応で
きない。即ち、この場合、読み込んだ表示データ間にス
ペースを設けて表示する。したがって、図柄の大きさを
変えることなく、図柄間隔を広げて、停止組合せパター
ンの表示段数が「2」の場合に、1表示領域に2つの図
柄を表示する。なお、図柄配列テーブル等に格納した図
柄の表示データの間隔が広い場合は、停止組合せパター
ンの表示段数の増加にしたがい表示データ間のスペース
を減少する。
【0080】ステップS36では、停止順序にしたがっ
て最初に停止する図柄をその表示領域の停止可能位置に
停止する(図17(d)参照)。
【0081】ステップS37では、2番目に停止する図
柄の停止タイミングになると、その2番目に停止する図
柄をその表示領域の停止可能位置に停止する。
【0082】ステップS38では、リーチ発生か否か、
すなわち最初に停止した図柄と2番目に停止した図柄の
うち、有効ライン上に同一図柄があるか否かを判定す
る。
【0083】リーチが発生しない場合は、ステップS4
3にて最後に停止する図柄の停止タイミングになると、
その最後に停止する図柄をその表示領域の停止可能位置
に停止してルーチンを終了する。
【0084】一方、リーチが発生した場合には、ステッ
プS39に進み、リーチ演出を開始する。これは、リー
チの種類に基づいて、リーチアクション表示、装飾表
示、背景画面の点滅等の演出を行う。
【0085】ステップS40では、有効ラインのうち、
リーチが成立しているラインを点滅表示する(図17
(e)参照)。
【0086】次に、ステップS41では、有効ライン発
展リーチ有かどうかを判定する。
【0087】有効ライン発展リーチ無の場合、ステップ
S43にて最後に停止する図柄の停止タイミングになる
と、その最後に停止する図柄をその表示領域の停止可能
位置に停止してルーチンを終了する。
【0088】有効ライン発展リーチ有の場合、ステップ
S42に進み、決定してある第2の停止組合せパターン
の有効ライン上へ最初に停止している図柄と2番目に停
止している図柄をスライドすると共に、その新しい有効
ラインを点滅表示する。この場合、例えば図17
(f)、(g)のように、新しい有効ラインを点滅表示
しながら、その新しい有効ラインと共に最初に停止して
いる図柄と2番目に停止している図柄を第2の停止組合
せパターンの位置へスライドする。そして、ステップS
43にて最後に停止する図柄の停止タイミングになる
と、その最後に停止する図柄をその表示領域の第2の停
止組合せパターンの停止可能位置に停止してルーチンを
終了する。
【0089】このような構成により、遊技球の始動口1
4への入賞(入賞記憶)に基づき、表示装置20の表示
画面に複数の図柄の可変表示遊技が行われるが、この場
合可変表示遊技毎に図柄の停止可能位置および有効ライ
ンの組合せを定めた停止組合せパターンが選択され、選
択された停止組合せパターンに基づき可変表示遊技が行
われる。
【0090】即ち、可変表示遊技毎に、表示画面の複数
の表示領域における図柄の停止可能位置および停止可能
位置に対応して図柄の組合せを有効とする有効ラインが
変化され、その停止可能位置、有効ラインに基づき図柄
の可変表示、可変表示停止が行われるのであり、このた
め変化に富んだ可変表示遊技を行えると共に、大当たり
の可能性のあるリーチの図柄の組合せがいずれの停止可
能位置の有効ライン上に発生するかの高い興趣が得られ
る。
【0091】また、図柄の停止可能位置および有効ライ
ンが変化するので、従来のように一定の停止可能位置に
遊技者の視点が固定されるようなことはなく、このため
長時間遊技を行っていても、遊技者にマンネリ感を与え
ることがなく、飽きさせることがない。
【0092】また、複数の停止組合せパターンの中から
1つの停止組合せパターンが選択されると共に、その停
止組合せパターンの有効ラインの一部を無効としたり、
全てを有効としたり、つまり選択された停止組合せパタ
ーンの有効ラインの数も変化されるので、よりバリエー
ションが拡がり、より可変表示遊技の興趣が高められ
る。
【0093】また、表示領域に有効ラインが表示される
ので、遊技者に対して正確に有効ラインおよび図柄の停
止可能位置を伝えることができる。この場合、最初の図
柄が停止する以前に、有効ラインを表示することによ
り、遊技者の可変表示遊技への期待度が高められる。ま
た、有効ラインや停止可能位置が後述のように変更され
たとき等、新たに有効ラインを表示することにより、よ
り高い興趣が得られる。
【0094】一方、停止組合せパターンの図柄の停止可
能位置や有効ラインの無効化によって、実際にはリーチ
にならないのに、遊技者にリーチを錯覚させる組合せ
(図15(d)、図16(d)参照)が起きる心配があ
るが、これに対して、左、中、右の図柄の全てが停止す
る以前に、有効ライン上以外の停止可能位置に大当たり
の可能性のあるリーチの組合せの図柄が停止してしまう
(NG)か否かが判定され、NGの場合、停止が規制さ
れ、停止組合せパターン、有効ラインの選択、停止図柄
の設定が再度行われる。これにより、遊技者にリーチを
錯覚させる組合せを事前に除外して、遊技上の混乱を回
避する。即ち、選択された停止組合せパターンの有効ラ
インの一部が無効とされたとき、あるいは選択された停
止組合せパターンがその他の停止組合せパターンと類似
しているとき等、有効でないライン上にリーチを錯覚さ
せる組合せが成立してしまうと、遊技者にそのライン上
に図柄が揃うかのような誤解を与えてしまうが、このよ
うな処理によって、誤解ならびに不快感を与えることが
防止される。
【0095】また、大当たりの組合せの図柄が有効ライ
ン上以外の停止可能位置に停止してしまう(NG)か否
かを判定して、NGの場合、停止を規制して、停止組合
せパターン、有効ラインの選択、停止図柄の設定を再度
行うことによって、有効でないライン上に大当たりの組
合せが成立するのを回避する。これにより、外れ時に遊
技者に誤解ならびに不快感を与えることが防止される。
【0096】このため、表示上のリーチ発生、大当たり
発生に関して、遊技者に誤解を招かないようにすること
ができる。したがって、遊技者をぬか喜びさせてがっか
りさせることがなくなるだけでなく、「表示で当たりが
出た」、「そんなことはない」等といった、遊技店の店
員と遊技者とのトラブルをも回避することができ、かつ
遊技の興趣を損なうことを防止できる。
【0097】また、有効ライン発展リーチ有の場合、第
2の停止組合せパターンおよび新たな有効ラインが選択
されると共に、リーチ演出表示中に、その第2の停止組
合せパターンの図柄の停止可能位置および新たな有効ラ
インに変更され、これらに基づきリーチ可変表示が行わ
れる。このため、大当たりの発生が期待されるリーチ演
出中にリーチラインが変わり見た目の大当たりの期待度
が変化するので、遊技者の緊張感にも変化を与えること
ができ、遊技の興趣が一層高められる。
【0098】また、停止組合せパターンの表示段数(1
表示領域に表示する図柄の数)が異なる場合、表示する
図柄間隔を変更するので、異なる表示データを備えずと
も、要求数の図柄を的確に表示することができ、図柄の
データ容量を増やすことなく種々の停止組合せパターン
を設定することができる。したがって、コストを低減で
きる。
【0099】なお、実施の形態では、停止組合せパター
ン、有効ライン、停止図柄の選定を遊技制御装置100
が行っているが、表示制御装置150が行うようにして
も良い。また、有効ラインの表示は、定期的にあるいは
常時行うようにしても良い。また、有効ラインが複数あ
る場合、順次表示するようにしても良い。
【0100】また、実施の形態では、右図柄あるいは中
図柄が最後に停止するリーチの例を示したが、もちろん
これに限定されない。つまり、リーチ状態には、左図柄
および中図柄が同一の図柄で停止して右図柄が停止する
ことを待っている状態や、中図柄および右図柄が同一の
図柄で停止して左図柄の停止を待機している状態のみな
らず、左図柄が任意の図柄で停止し、中図柄および右図
柄が同一の図柄を揃えた状態で変動している状態、もし
くは全部の図柄が同一図柄を揃えたまま変動している状
態等、遊技者にとって視覚的に大当たりを期待させる演
出が行われている状態の全般を含むので、これらのリー
チ状態に対しても、本発明が適用可能であるのは明らか
である。
【0101】また、実施の形態では、表示装置20に
左、中、右の表示領域を設定した例を示したが、もちろ
んこれに限定されない。例えば、表示領域を上、中、下
に設定したもの、また斜めあるいは三角形に複数の表示
領域を設定したもの、また4つ以上の表示領域を設定し
たもの、また表示領域の位置や大きさ等を可変としたも
のであっても適用可能である。
【0102】なお、実施の形態では、定位置を基準に図
柄がわずかに揺動して完全に停止していない場合であっ
ても、遊技者には図柄が停止していると認識できる場合
には、この様な態様が停止表示に含まれることは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す遊技機の正面図であ
る。
【図2】遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】遊技機の制御系を示す構成図である。
【図4】特図ゲームの進行の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】図柄変動開始処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】図柄変動停止処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】図柄の配列の例を示す説明図である。
【図8】停止組合せパターンの例を示す説明図である。
【図9】停止組合せパターンの例を示す説明図である。
【図10】停止組合せパターンの例を示す説明図であ
る。
【図11】停止組合せパターンの例を示す説明図であ
る。
【図12】停止組合せパターンの例を示す説明図であ
る。
【図13】無効ラインの例を示す説明図である。
【図14】無効ラインの例を示す説明図である。
【図15】NGの表示の例を示す説明図である。
【図16】NGの表示の例を示す説明図である。
【図17】表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
20 表示装置 100 遊技制御装置 150 表示制御装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を複数の可変表示部に可
    変表示して遊技を行う可変表示装置を備え、 これらの複数の可変表示部の可変表示遊技の結果、複数
    の可変表示部に亙る有効ライン上に所定の識別情報の組
    合せが成立したことに関連して、所定の遊技価値を付与
    する特別遊技状態を発生可能な遊技機において、 それぞれ複数の可変表示部における識別情報の停止可能
    位置および停止可能位置に対応する有効ラインの各々の
    組合せを定めた複数の異なる停止組合せパターンを有す
    る停止組合せパターン設定手段と、 これらの複数の中から停止組合せパターンを選択すると
    共に、選択した停止組合せパターンを基に可変表示遊技
    の制御を行うパターン制御手段とを備え、 停止組合せパターンは可変表示遊技毎に選択するように
    したことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 パターン制御手段が選択した停止組合せ
    パターンの有効ラインを無効に切り替える無効設定手段
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 可変表示遊技の開始から複数の可変表示
    部の最初の可変表示が停止する以前に、有効ラインを報
    知する有効ライン報知手段を設けたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 複数の可変表示部の全ての可変表示が停
    止する以前に、複数の可変表示部の有効ライン上以外の
    識別情報の停止可能位置に特別遊技状態を発生する可能
    性のあるリーチの組合せになる識別情報が停止すること
    を規制する停止規制手段を設けたことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 複数の可変表示部の有効ライン上以外の
    識別情報の停止可能位置に特別遊技状態を発生可能な組
    合せの識別情報が停止することを規制する停止規制手段
    を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つ
    に記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つの可変表示部の可変表示
    が停止している状態で、特別遊技状態を発生する可能性
    のあるリーチが発生した場合に、リーチ演出表示を行う
    リーチ演出手段と、リーチ演出表示中に既に選択してい
    る停止組合せパターンを別の停止組合せパターンに変更
    するパターン変更手段とを設けたことを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1つに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 複数の識別情報の表示データを所定の配
    列順に格納する表示データ記憶手段と、この格納データ
    に基づく所定の配列および間隔にて複数の識別情報を可
    変表示する表示手段と、停止組合せパターンに対応して
    表示する識別情報の大きさを変えずに識別情報間の間隔
    のみを変更する間隔変更手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれか1つに記載の遊技機。
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