JP2001062028A - 遊戯台 - Google Patents

遊戯台

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JP2001062028A
JP2001062028A JP24037999A JP24037999A JP2001062028A JP 2001062028 A JP2001062028 A JP 2001062028A JP 24037999 A JP24037999 A JP 24037999A JP 24037999 A JP24037999 A JP 24037999A JP 2001062028 A JP2001062028 A JP 2001062028A
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signal
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power amplifier
sound
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Yujiro Takano
由次郎 高野
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Daito Giken KK
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Daito Giken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声入力信号がモノラルであっても、擬似ステ
レオ化出来る音声再生装置により臨場感のある効果音が
演出できる音声再生装置の備わった遊戯台の提供を目的
とする。 【解決手段】各入力へ同一信号又はステレオ信号を入力
し、各々の出力をスピーカへ接続したところの、各々音
量制御端子を備えた複数のパワーアンプと、外部からの
制御入力信号に応答して前記複数のパワーアンプの各々
の音量制御端子へ所定の増幅率を出力する増幅率バラン
ス制御部を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯媒体(メダ
ル、玉等)を投入し、複数種類の絵柄が描かれたリール
をスタートレバーの操作により回転を開始させ、リール
を停止させた際にリール絵柄表示窓上に停止した絵柄の
組み合わせから入賞が定められ、所定の遊戯媒体の払い
出しを受けることを楽しむ機械的表示装置、あるいは液
晶やCRT等の電気的表示装置を備えた遊戯台(スロッ
トマシン、パチンコ、ゲーム機等)関する。
【0002】
【従来の技術】スロットマシンは、遊戯意欲をそそるに
十分なゲーム性と、外観、外装に工夫が加えられてきて
いる。更に、スロットマシンではゲームの各ステージに
おけるバックグランドや入賞した時の音楽や音声等の効
果音も重要なファクターの1つとなっており、この面で
も多くの工夫が加えられてきている。
【0003】しかしながら、遊戯者にとって遊戯意欲を
湧きたてる重要な要素の1つである効果音に関してはま
だまだ改善が十分でないのが現状である。
【0004】例えば、従来効果音はモノラルで再生され
ている。またスロットマシンの小さい筐体のなかで大き
なスピーカを置くスペースがないこと等スペースの関係
上、コインの受け皿の端などの隙間に設置されることが
多く、受け皿にメダルが貯まると効果音が聴き取り難く
なるなどの欠点があった。即ち、スロットマシンの構造
上、良質な空間が得られないために低音の再生に限度が
あり、パワーアンプの強大化や、スピーカの追加により
この欠点を補ってきた。
【0005】また、上述と同様の理由(スペースの関係
上)で、口径の大きい低音用スピーカの設置が困難であ
り、低音を強調し難かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらのこと
に鑑みなされた発明であり、本発明は音声入力信号がモ
ノラルであっても、擬似ステレオ化出来る音声再生装置
により臨場感のある効果音が演出できる音声再生装置の
備わった遊戯台の提供を目的とする。
【0007】また本発明の目的は、音声再生装置として
ステレオ出力のパワーアンプとスピーカを備える場合、
価格並びにスペースの省力化が計れた簡単な回路構成に
より低音を増強し、迫力感のある、遊戯意欲の湧く、音
声再装置の備わった遊戯台を提供するところにある。
【0008】更に本発明の目的は、低音用スピーカの口
径が小さくとも、低音増強効果により低音が増強された
良質な臨場感効果のある音声再生装置の備わった遊戯台
を提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のべた課
題を解決するためになされたものであって、本発明によ
れば、各入力へ同一信号又はステレオ信号を入力し、各
々の出力をスピーカへ接続したところの、各々音量制御
端子を備えた複数のパワーアンプと、外部からの制御入
力信号に応答して複数のパワーアンプの各々の音量制御
端子へ所定の増幅率を出力する増幅率バランス制御部を
備えた音声再生装置を備え、ゲームの進行に合わせ遊戯
台の制御部から出力される制御出力信号を音声再生装置
の外部からの制御入力信号とし、遊戯台の制御部の音源
から出力される音声又は効果音の出力信号を音声再生装
置のパワーアンプの入力信号とすることを特徴とする遊
戯台により課題の解決が達成できる。
【0010】更に、複数の入力信号の少なくとも同じ低
周波数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信
号より低周波成分を取り出して反転増幅し、反転増幅し
た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
力信号とし、入力信号を各々対応するパワーアンプの入
力へ接続し、パワーアンプの出力を広帯域又は高音用ス
ピーカへ接続すると共に、パワーアンプの出力の低周波
成分の位相が反転している出力間へ低音増強用スピーカ
を接続した音声再生装置を備えることを特徴とする上述
の遊戯台により課題の解決が達成できる。
【0011】更に、複数の入力信号の少なくとも同じ低
周波数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信
号より低周波成分を取り出して反転増幅し、反転増幅し
た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
力信号とし、入力信号を各々対応するパワーアンプの入
力へ接続し、パワーアンプの出力を広帯域又は高音用ス
ピーカへ接続すると共に、パワーアンプの出力の低周波
成分の位相が反転している出力間へ低音増強用スピーカ
を接続した音声再生装置を備え、ゲームの進行に合わ
せ、遊戯台又はゲーム機の制御部の音源から出力される
音声又は効果音の出力信号を音声再生装置のパワーアン
プの入力信号とすることを特徴とする遊戯台により課題
の解決が達成できる。
【0012】更に、遊戯台は、複数種類の絵柄がおもて
に配置された回転可能なリールを複数個備え、絵柄をリ
ール絵柄表示窓上で回転、停止させ、リールの停止時に
おけるリール絵柄表示窓上の絵柄の組み合わせから入賞
を定め、所定数の遊戯媒体を払い出すことを特徴とす
る。
【0013】更に、各入力へ同一信号又はステレオ信号
を入力し、各々の出力をスピーカへ接続したところの、
各々音量制御端子を備えた複数のパワーアンプと、外部
からの制御入力信号に応答して前記複数のパワーアンプ
の各々の音量制御端子へ所定の増幅率を出力する増幅率
バランス制御部を備えたことを特徴とする音声再生装置
により課題の解決が達成できる。
【0014】更に、複数の入力信号の少なくとも同じ低
周波数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信
号より低周波成分を取り出して反転増幅し、反転増幅し
た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
力信号とし、入力信号を各々対応するパワーアンプの入
力へ接続し、パワーアンプの出力を広帯域又は高音用ス
ピーカへ接続すると共に、パワーアンプの出力の低周波
成分の位相が反転している出力間へ低音増強用スピーカ
を接続したことを特徴とする上記音声再生装置により課
題の解決が達成できる。
【0015】更に、複数の入力信号の少なくとも同じ低
周波数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信
号より低周波成分を取り出して反転増幅し、反転増幅し
た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
力信号とし、入力信号を各々対応するパワーアンプの入
力へ接続し、パワーアンプの出力を広帯域又は高音用ス
ピーカへ接続すると共に、パワーアンプの出力の低周波
成分の位相が反転している出力間へ低音増強用スピーカ
を接続したことを特徴とする音声再生装置により、本発
明が解決しようとする課題の解決を達成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】[実施の形態例1]以下、本発明
の実施の形態を、スロットマシンを実施例として、その
添付図に従い構成ならびに動作を詳細に説明する。
【0017】<スロットマシンの外観構成>図1は本発
明を実施した1実施形態例のスロットマシンの外観を示
す斜視図である。図1に示すスロットマシン本体100
の中央部には、各々の外周面に複数種類の絵柄を配列し
た絵柄列、即ちリール(回胴とも云う)が3個(101
〜103)収納され、本体100の内部で回転、停止で
きるように構成されている。なお、各リール上には一周
21コマの絵柄が描かれている。各リール101〜10
3の絵柄は、リール101〜103の回転が停止したと
きに、本体100の正面のリール絵柄表示窓104よ
り、各リール毎にリール絵柄表示窓104上に縦方向に
3コマの絵柄が、遊戯者に見ることができるように表示
される。従って、本実施の形態の例では、リールが停止
した時にリール絵柄表示窓104上には、3×3の合計
9コマの絵柄が遊戯者に表示されるようになる。
【0018】参照番号105はスタートレバーで、遊戯
者の操作(押下)によりリール101〜103の回転を
開始させる。参照番号106はメダル投入口で、遊戯
(ゲーム)の開始時に遊戯者の選択により、メダル1枚
〜3枚を投入(ベット=掛ける)して遊戯を開始する。
参照番号107はメダルの払い出し口で、ゲームの結果
に応じ遊戯者へメダルが払い出され、参照番号108の
メダルの受け皿へ溜められる。
【0019】参照番号109、110、111はクレジ
ットよりのクレジットベットボタンで、109はメダル
最大3枚掛けボタン、110はメダル最大2枚掛けボタ
ン、111はメダル1枚掛けボタンであり、押しボタン
操作により1回のゲームに1〜3枚のメダルをクレジッ
トのメダル残枚数表示器114に表示されている中から
投入(ベット)できる。参照番号112はクレジットの
メダル清算ボタン及びクレジット切替えボタン(メダル
清算ボタン/クレジット切替えボタン)で、遊戯者が獲
得したメダルを最大50枚までクレジットとして内部に
蓄積するか、又はメダル残枚数表示器114に表示され
ているメダルを排出し、以後クレジットとして貯えない
ことを決めるボタンである。参照番号113は音声を出
力するスピーカからの音を出力する音孔で、実施の形態
例における低音増強用スピーカの出力を出す穴であり、
ゲームの経過に応じて遊戯者に効果音を発生し出力す
る。115はメダル払い出し枚数表示器で、リール10
1〜103が停止した時に、リール絵柄表示窓104上
に表示された絵柄の並びが入賞となり、遊戯者が獲得し
たメダルの枚数が排出されると、その排出されたメダル
払い出し枚数を表示する。
【0020】116はメダルインサートランプで、遊戯
開始のために遊戯者にメダルの投入を促すランプであ
る。117は再遊戯開始ランプ、即ちリプレイに入賞し
た時に遊戯者にリプレイを知らせるリプレイランプであ
る。118は告知ランプで、内部抽選により内部がビッ
グ・ボーナス(以下「BB」とする)に入賞した状態、
又は内部がレギュラー・ボーナス(以下「RB」とす
る)に入賞した状態になっていることを、内部情報とし
て遊戯者に報知するランプである。
【0021】119は入賞配当表示板で、表示窓上の有
効な入賞ライン(入賞有効ライン)上に所定の絵柄が揃
ってリールが停止した場合(入賞した場合)にその入賞
に対応するメダル払い出し枚数、即ちオッヅの定めが表
示してあるパネル(オッヅパネル)である。120は入
賞有効ライン表示ランプであり、ゲームの開始時に遊戯
者により投入されるメダルの投入枚数に対応して、絵柄
を所定の並びに揃えるライン、即ち遊戯で有効となる入
賞有効ラインを示すランプである。
【0022】参照番号121〜123はストップ・ボタ
ンで、各リール101〜103を遊戯者が停止するため
各リールに対応して設けてあり、リール101〜103
の回転を各々停止させるためストップ・ボタンである。
即ちリール101に対してストップ・ボタン121、リ
ール102に対してストップ・ボタン122、リール1
03に対してストップボタン123が対応している。1
40はフリッカー表示ランプで、ビッグ・ボーナスに入
賞し、例えばビッグ・ボーナスのゲームを開始した時に
点滅する。
【0023】参照番号160、161は、図3における
左右のスピーカ、又は図4における左右の高音用スピー
カである。
【0024】<制御部の構成>図2は、本実施例のスロ
ットマシンのマイクロプロセッサにより制御される制御
部のブロックダイヤグラムである。図2において、22
は制御動作の中枢となるマイクロプロセッサ(CPU)
で、バス50を介して周辺部との制御信号やデータの受
け渡しを行う。23はメダル投入口106より投入され
たメダルを感知するメダルセンサ、24はリールを停止
させるストップボタン121〜123が押されたときに
作動するストップボタンスイッチからのスイッチ入力、
25はスタートレバー105が操作されたことを感知す
るセンサ、26はクレジットベットボタン109、11
0、111が押されたときに作動するクレジットベット
ボタンスイッチからのスイッチ入力であり、これらは入
力インターフェース27を経、バス50を介して、CP
U22と接続されている。
【0025】28はリード・オンリー・メモリ(RO
M)であり、本スロットマシンの制御を行うためのプロ
グラムや、前記リール101、102、103の停止制
御を行うための制御データテーブル等を含んでいる。2
9はランダム・アクセス・メモリ(RAM)であり、プ
ログラムのワークエリヤや可変データ等を記憶する部分
である。これらメモリは、バス50を介してCPU22
に接続される。30はリール101、102、103の
回転を行うためのモータ制御部であり、31はメダルの
払い出しを行うためのホッパー制御部であり、これらは
入出力インターフェース32を経てバス50を介してC
PU22へ接続されている。
【0026】33は種々のランプを点灯/消灯させるラ
ンプ制御部であり、 CPU22よりバス50と出力イ
ンターフェース34を介して、CPU22の制御に従
い、点灯/消灯が制御される。35はスピーカであり、
36のサウンド出力部の制御に従い、CPU22により
指示のあったバックグランドの音楽や、入賞時の音楽や
音や、声等の効果音を出力する。なお、図2では効果音
の出力再生部を簡略化してあるが、以下出力再生部につ
いて詳細に説明する。
【0027】<出力再生部>図3は、本実施の形態例に
おける、出力再生部の構成主要要素のブロックダイヤグ
ラムである。以下図3の動作を詳細に説明する。
【0028】図3の構成は、入力チャンネルの構成とし
て、モノラルの効果音入力Aがあり、パワーアンプ35
1並びにパワーアンプ352へ入力されている。
【0029】パワーアンプ351の出力は、右用スピー
カ161に接続されている。また、パワーアンプ352
の出力は、左用スピーカ160に接続されている。
【0030】更に、上記のパワーアンプ351とパワー
アンプ352には、それぞれ音量制御端子G1と音量制
御端子G2があり、これらの端子への音量制御信号の入
力に応じ、それぞれのパワーアンプの増幅率が制御で
き、スピーカの音量を制御できる構成になっている。
【0031】このスピーカの音量の制御は、入力端子B
の音量制御入力で行う。音量制御入力Bは増幅率バラン
ス制御部356へ入力され、増幅率バランス制御部35
6は、端子Bへの音量制御入力の大きさに応じて、パワ
ーアンプ351の音量制御端子G1並びにパワーアンプ
352の音量制御端子G2へ与える制御量を変化させ
る。
【0032】(具体例1)具体的な例としては、端子B
へ与えられる音量制御入力の値が所定の値の場合、増幅
率バランス制御部356は、パワーアンプ351とパワ
ーアンプ352の増幅率を同等とする出力を出し、各パ
ワーアンプ351、352の音量制御入力端子G1,G
2へ制御入力(音量制御信号)を与える。この場合遊戯
者には、効果音が、遊戯台の中央から聞こえることにな
る。
【0033】端子Bへの音量制御入力が所定の値より上
の値の場合、その値に応じて増幅率バランス制御部35
6はパワーアンプ351の音量制御端子G1へ与える音
量制御信号の値を増加させ、パワーアンプ351の増幅
率を増加させる。同時に増幅率バランス制御部356は
パワーアンプ352の音量制御端子G2へ与える音量制
御信号の値を減少させ、パワーアンプ352の増幅率を
減少させる。すると、右の高音用スピーカ161から出
力される効果音が、左のスピーカ160から出力される
効果音より大きくなり、従って、遊戯者に対する効果音
が、遊戯台の右寄りから聞こえることになる。
【0034】端子Bへの音量制御入力が所定の値より下
の値の場合、その値に応じて増幅率バランス制御部35
6はパワーアンプ351の音量制御端子G1へ与える音
量制御信号の値を減少させ、パワーアンプ351の増幅
率を減少させる。同時に増幅率バランス制御部356は
パワーアンプ352の音量制御端子G2へ与える音量制
御信号の値を増加させ、パワーアンプ352の増幅率を
増加させる。すると今度は、左の高音用スピーカ161
から出力される効果音が、右のスピーカ160から出力
される効果音より大きくなり、従って、遊戯者に対する
効果音が、遊戯台の左寄りから聞こえることになる。従
って、入力端子Aの効果音入力がモノラルであっても、
入力端子Bへ入力する音量制御入力の制御(変化)によ
り、遊戯者の聞く効果音を遊戯台の中央から、右や左に
移動させて立体的に臨場感のある効果音を聞かせること
ができる。
【0035】(具体例2)更に、増幅率バランス制御部
356の入力制御に左右両方のパワーアンプ351、3
52の増幅率を同時に増加したり減少する制御を加える
ことにより、効果音を左右に移動するだけでなく、音が
前後に移動して遊戯者に聞こえ、ゲームの進行状況に応
じて音が左右前後に移動させることが出来、また音の強
弱のアクセントやコントラストを付けることが可能とな
る。
【0036】(具体例3)更に、増幅率バランス制御部
356の中へ、予め、左右のパワーアンプ351、35
2へ出力する音量制御信号の比や強弱(アクセント)
が、端子Bからの入力に対して所定の設定カーブ(比
例、反比例、正弦、余弦、指数、三角波、その他)とな
るように予めプログラムすることにより、変化が出る。
更に、複数のカーブを用意し、その中から一つ又は複数
(この場合、例えば、変化は設定値の和とする)選択可
能とし、端子Bの入力により選択することが出来る。こ
の場合、端子Bの入力を信号線を1本とし、直列信号で
選択することも出来るし、複数の信号せんを用意して、
選択することを可能とすることも出来る。
【0037】また、設定カーブも、予め設定しておくこ
とも、端子Bの入力により設定するように構成すること
も可能である。
【0038】端子Bからの入力も、アナログ信号の入力
とすることも可能であり、ディジタル信号の入力として
構成することも可能である。
【0039】また、本実施の形態例1では、A端子から
のモノラルの入力に対する出力再生部を説明したが、パ
ワーアンプ351と、パワーアンプ352の入力を別々
にすることにより、ステレオ入力に対する増幅部とする
ことが出来る。従って、予め用意されたステレオ信号の
入力に対して、本実施の形態例1で説明した音量制御を
実施することにより、ステレオ出力に加えて、より変化
のある効果音を持つ遊戯台を提供できることになる。
【0040】[実施の形態例2]本実施の形態例2で
は、実施の形態例1で説明した出力再生部の他の例を説
明する。なお、スロットマシンの外観構成、制御部の構
成は、実施の形態例1と同様である。
【0041】図4は、本実施の形態例における、出力再
生部の構成主要要素のブロックダイヤグラムである。以
下図4を用いて本実施の形態例の動作を詳細に説明す
る。
【0042】図4の構成は、右チャンネル入力が右チャ
ンネル用のパワーアンプ351’に入力され、その出力
が低音カット用のコンデンサC1に接続され、コンデン
サC1の反対の端子が高音用スピーカ161(右用)に
接続されている。
【0043】また、左チャンネル入力はアナログの加算
機355を介して左チャンネル用のパワーアンプ35
2’に入力され、その出力が低音カット用のコンデンサ
C2に接続され、コンデンサC2の反対の端子が高音用
スピーカ160(左用)に接続されている。
【0044】なお、加算機355のもう一方の加算入力
には、右チャンネル入力からロウパスフイルタ353を
介して低周波成分を取り出し、増幅器354にて2倍に
反転増幅した出力が加えられている。
【0045】図4の構成で、コンデンサC1、C2は低
音カットのためのコンデンサであるが、なくても大きな
支障をきたすことはない。
【0046】以上のような構成における右チャンネルの
低周波成分について注目してみると、右チャンネルに入
力された信号の低周波成分がフイルター353で取り出
され、反転増幅器354で2倍に増幅され、パワーアン
プ352’により増幅出力されているので、パワーアン
プ351’と、パワーアンプ352’の出力間には、右
チャンネル入力の低周波成分が所定の倍率で増幅され逆
相で出力されることになる。従って、パワーアンプ35
1’と、パワーアンプ352’の出力間に低音用増強用
スピーカ350を接続することにより右チャンネルに輻
輳されている低周波成分を増強(増倍)して、低音増強
用スピーカにより効果音として出力できる。
【0047】なお、左右のチャンネル入力に同じ低周波
成分(同相)が含んでいる場合で、図4の回路を採用し
た場合は、反転増幅器354により2倍に増幅され、パ
ワーアンプ351’とパワーアンプ352’からは逆位
相になって出力されているので、低音用スピーカ350
からには4倍のパワーブースト出力が与えられることに
なり、重低音の再生が可能となる。
【0048】図4の説明では、右チャンネル入力につい
て説明したが、左チャンネル入力についても同様に、左
チャンネル入力からロウパスフイルタを介して低周波成
分を取り出し、所定の倍率で反転増幅し、パワーアンプ
351の入力に加えることにより同様のことが、左チャ
ンネル入力に対しても実現できることはいうまでもな
い。従って、右チャンネル入力に対してのみ、又は左チ
ャンネル入力に対してのみ、低周波成分を増幅して低音
用スピーカ350から出力することができる。
【0049】また、反転増幅器354の増幅率は、低音
用スピーカ350にどの位の出力を出すかにより決定す
ればよい。
【0050】以上本発明の実施の形態を詳細に説明し
た。本説明では、図4におけるパワーアンプ351’、
352’として、通常のパワーアンプや、BTL出力端
子を有するパワーアンプを使用することができる。ここ
で、例えば、BTL出力端子を有するパワーアンプを用
いる場合には、2台の各パワーアンプのうち、低周波成
分がお互いに逆相関係にある出力端子へ低音増強用スピ
ーカを結線すればよい。また、参照番号354の反転増
幅器の代わりに反転させない通常の増幅器を用いる場合
も同様に、低周波成分がお互いに逆相関係にある出力端
子に低音増強用スピーカを結線すればよい。
【0051】また一般的に、音声再生装置としてステレ
オ出力の高帯域スピーカを複数(例えば2個)と、低音
出力(例えば1個)を備える場合、ステレオ再生用のパ
ワーアンプ2個と、低音増幅用のパワーアンプ1個の計
3個のパワーアンプを必要とするが、本発明によれば、
パワーアンプは2個(一般的には、2個のパワーアンプ
が1個のモジュール内に収まっているので、ステレオ用
パワーアンプ1個だけとなる)あればよく、価格並びに
スペースの省力化が計れ、スロットマシンや、パチンコ
等の遊戯台やゲーム機だけでなく、一般に低音を増強し
たい音声再生装置に適用できる。
【0052】実施の形態例1では、低音増強に関して記
述してないが、本実施の形態例2で詳細に説明したよう
に(図4参照)、片方の入力からロウパスフイルタによ
り低音部を取り出し、反転増幅し、通常の入力と加算を
行いパワーアンプに与えるように構成すれば、パワーア
ンプの出力の低音が逆相で出力される端子間に低音増強
用スピーカを結線することにより、実施の形態1におい
ても低音の増幅と、深みを加えることができる。即ち、
実施の形態例1における他のバリエーションも、実施の
形態例2と同様に行えることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、音声入力信号がモノラルであっても、音量制御入力
の制御(変化)により、遊戯者の聞く効果音を遊戯台の
中央、右、左と移動させて擬似立体音再生が構成でき、
立体的に臨場感のある効果音を聞かせることができ、従
って、遊戯台等の遊戯者にとってより変化のある、遊戯
意欲をそそる音声再生装置の備わった遊戯台を提供する
ことができる。
【0054】また本発明によれば、音声再生装置として
ステレオ出力のスピーカのためのパワーアンプが2個あ
る簡単な回路構成により低音を増強できる音声再生装置
を提供できる。
【0055】更に本発明によれば、スピーカの口径が小
さくとも、低音が増強された良質な臨場感効果のある音
声再生装置が提供できる。
【0056】従って、本発明によれば、価格並びにスペ
ースの省力化が計れ、また低音による効果音の深みを持
つ迫力感のある、遊戯者に遊戯意欲を湧かす音声再生装
置の備わった遊戯台が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態におけるスロットマ
シンの外観斜視図である。
【図2】本発明を実施したスロットマシンの制御部のブ
ロックダイヤグラムである。
【図3】本発明の実施の形態例1を説明するための効果
音再生部のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態例2を説明するための効果
音再生部のブロック図である。
【符号の説明】
22 CPU 23 メダルセンサー 24 ストップボタンスイッチ 25 スタートレバーセンサー 26 クレジットベットボタンスイッチ 27 入力インターフェース 28 ROM 29 RAM 30 モーター制御部 31 ホッパー制御部 32 入出力インターフェース 33 ランプ制御部 34 出力インターフェース 35 スピーカ 36 サウンド出力部 37 乱数発生器 50 バス 100 スロットマシン 101 左リール 102 中リール 103 右リール 104 リール絵柄表示窓 105 スタートレバー 106 メタル投入口 107 メダルの払い出し口 108 メダルの受け皿 109 メダル最大3枚掛けボタン 110 メダル最大2枚掛けボタン 111 メダル1枚掛けボタン 112 クレジット清算ボタン/クレジット切り替えボ
タン 113 音孔 114 クレジット残枚数表示器 115 払い出し枚数表示機 116 メダルインサートランプ 117 リプレイ開始ランプ 118 告知ランプ 119 入賞配当表示板(オッズパネル) 120 入賞有効ライン表示ランプ 121 左リールストップボタン 122 中リールストップボタン 123 右リールストップボタン 160、161 高音用スピーカ 350 低音用スピーカ 351、351’、352、352’ パワーアンプ 353 ロウパスフイルタ 354 反転増幅器 355 加算機 356 増幅率バランス制御部 C1、C2 低音カット用コンデンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各入力へ同一信号又はステレオ信号を入
    力し、各々の出力をスピーカへ接続したところの、各々
    音量制御端子を備えた複数のパワーアンプと、外部から
    の制御入力信号に応答して前記複数のパワーアンプの各
    々の前記音量制御端子へ所定の増幅率を出力する増幅率
    バランス制御部を備えた音声再生装置を備え、 ゲームの進行に合わせ遊戯台の制御部から出力される制
    御出力信号を前記音声再生装置の外部からの制御入力信
    号とし、前記遊戯台の制御部の音源から出力される音声
    又は効果音の出力信号を前記音声再生装置のパワーアン
    プの入力信号とすることを特徴とする遊戯台。
  2. 【請求項2】 前記音声再生装置は、複数の入力信号の
    少なくとも同じ低周波数成分が含まれた2つの入力信号
    の、一方の入力信号より低周波成分を取り出して反転増
    幅し、前記反転増幅した出力信号を他方の入力信号に加
    算して新たな他方の入力信号とし、前記入力信号を各々
    対応するパワーアンプの入力へ接続し、前記パワーアン
    プの出力を広帯域又は高音用スピーカへ接続すると共
    に、前記パワーアンプの出力の低周波成分の位相が反転
    している出力間へ低音増強用スピーカを接続した音声再
    生装置を備えることを特徴とする請求項1項記載の遊戯
    台。
  3. 【請求項3】 複数の入力信号の少なくとも同じ低周波
    数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信号よ
    り低周波成分を取り出して反転増幅し、前記反転増幅し
    た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
    力信号とし、前記入力信号を各々対応するパワーアンプ
    の入力へ接続し、前記パワーアンプの出力を広帯域又は
    高音用スピーカへ接続すると共に、前記パワーアンプの
    出力の低周波成分の位相が反転している出力間へ低音増
    強用スピーカを接続した音声再生装置を備え、 ゲームの進行に合わせ、遊戯台又はゲーム機の制御部の
    音源から出力される音声又は効果音の出力信号を前記音
    声再生装置のパワーアンプの入力信号とすることを特徴
    とする遊戯台。
  4. 【請求項4】 前記遊戯台は、複数種類の絵柄がおもて
    に配置された回転可能なリールを複数個備え、前記絵柄
    をリール絵柄表示窓上で回転、停止させ、前記リールの
    停止時における前記リール絵柄表示窓上の絵柄の組み合
    わせから入賞を定め、所定数の遊戯媒体を払い出すこと
    を特徴とする請求項1〜4項記載の遊戯台。
  5. 【請求項5】 各入力へ同一信号又はステレオ信号を入
    力し、各々の出力をスピーカへ接続したところの、各々
    音量制御端子を備えた複数のパワーアンプと、 外部からの制御入力信号に応答して前記複数のパワーア
    ンプの各々の前記音量制御端子へ所定の増幅率を出力す
    る増幅率バランス制御部を備えたことを特徴とする音声
    再生装置。
  6. 【請求項6】 複数の入力信号の少なくとも同じ低周波
    数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信号よ
    り低周波成分を取り出して反転増幅し、前記反転増幅し
    た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
    力信号とし、前記入力信号を各々対応するパワーアンプ
    の入力へ接続し、前記パワーアンプの出力を広帯域又は
    高音用スピーカへ接続すると共に、前記パワーアンプの
    出力の低周波成分の位相が反転している出力間へ低音増
    強用スピーカを接続したことを特徴とする請求項5記載
    の音声再生装置。
  7. 【請求項7】 複数の入力信号の少なくとも同じ低周波
    数成分が含まれた2つの入力信号の、一方の入力信号よ
    り低周波成分を取り出して反転増幅し、前記反転増幅し
    た出力信号を他方の入力信号に加算して新たな他方の入
    力信号とし、前記入力信号を各々対応するパワーアンプ
    の入力へ接続し、前記パワーアンプの出力を広帯域又は
    高音用スピーカへ接続すると共に、前記パワーアンプの
    出力の低周波成分の位相が反転している出力間へ低音増
    強用スピーカを接続したことを特徴とする音声再生装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006115863A (ja) * 2004-10-19 2006-05-11 Aristocrat Technologies:Kk 遊技機の報知システム
JP2006174997A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Heiwa Corp 遊技機
JP2014014633A (ja) * 2012-06-15 2014-01-30 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2021129728A (ja) * 2020-02-19 2021-09-09 株式会社平和 遊技機

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