JP2006108981A - 遠隔操作用車載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送信機を操作しても遠隔操作用車載装置による制御動作が行われない不具合が発生した場合に、その原因がノイズであったのか否かを簡単に究明できるようにする。
【解決手段】 送信機から無線送信されてくる指令信号に応じてドアの施錠・解錠を行うキーレスエントリシステム用車載装置では、一定時間毎に、受信部にて受信された信号の信号強度を表すRSSI値が規定値Rh以上か否かを判定し、規定値Rh以上なら(S130:YES)、カウンタCNを+1する(S140)。そして、RSSI値が規定値Rh以上でないと判定した時に(S130:NO)、CNの値が規定回数Nh以上なら(S160:YES)、受信部がノイズを受信したと判断して、その判断時刻を特定可能な時刻情報と、その時のCNの値とを含んだノイズ情報を記憶部に記憶する(S170)。また、その記憶部内のノイズ情報は車両の診断ツールから読み出し可能となっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ドアの施錠(ロック)・解錠(アンロック)等、車両各部を車両に固有の送信機で遠隔操作するために車両に搭載される遠隔操作用車載装置に関するものである。
従来より、車両各部を遠隔操作できるようにするために車両に搭載される遠隔操作用車載装置としては、例えば、運転者等の使用者が所持する携帯用の送信機から無線電波にて送信されてくる遠隔操作用の信号に応じて、車両のドアを施錠・解錠する、所謂キーレスエントリシステム用の車載装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
ところで、キーレスエントリシステムに代表される車両の遠隔操作システムでは、無線(電波)を使用するため、例えば送電設備や放送アンテナなどの電磁波源から比較的大きなノイズが飛来する環境下では、送信機を操作しても、その送信機からの信号が車載装置に正常に受信されずに、その車載装置側の制御動作が行われない可能性がある。
このため、この種の遠隔操作システムが機能しなかった場合、その不作動の原因が、車両周囲のノイズであるのか、機器(送信機又は車載装置)の故障であるのかを、特定する必要がある。
そこで、従来より、車両のユーザからカーディーラやメーカへ、遠隔操作システムが機能しない旨の苦情(クレーム)がきた場合、メーカ側の対応としては、現地へ技術者と共にスペクトルアナライザなどの計測機器を送り、その現地にて、技術者が計測機器を用いて車両周囲(特に、遠隔操作用車載装置の周囲)の電波状況を調査する、といった作業を実施していた。
特開2002−129794号公報 特開平9−41754号公報
上記従来の技術では、遠隔操作システムの不作動原因がノイズであったか否かを究明するのに多大な手間と時間がかかっていた。また、長時間のノイズ発生状況を確認するためには、計測機器を現地に長時間置いておく必要があり不便であった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、送信機を操作しても遠隔操作用車載装置による制御動作が行われない不具合が発生した場合に、その原因がノイズであったのか否かを簡単に究明できるようにすることを目的としている。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の遠隔操作用車載装置においては、送信機に対して特定の操作が行われることにより、その送信機から無線にて送信される遠隔操作用の信号が、受信手段によって受信される。そして、制御手段が、その受信手段により受信された送信機からの信号に従って車両状態を制御する。
また、この遠隔操作用車載装置では、ノイズ判定手段が、受信手段により受信された信号に基づいて、その受信手段がノイズを受信したか否かを判定し、そのノイズ判定手段により受信手段がノイズを受信したと判定されると、ノイズ情報記憶手段が、その判定された時刻(詳しくは、ノイズ判定手段により受信手段がノイズを受信したと判定された時刻であり、以下、判定時刻ともいう)を特定可能な情報を少なくとも含んだノイズ情報を、記憶媒体に記憶する。そして、外部装置からノイズ情報の読み出し要求が入力されると、ノイズ情報出力手段が、前記記憶媒体に記憶されているノイズ情報を出力する。
このような請求項1の遠隔操作用車載装置によれば、車両の使用者から、送信機を操作しても当該車載装置による制御動作(即ち、制御手段の動作)が行われない不具合が発生したとの苦情を受けた場合、ノイズ計測用の計測機器を用意しなくても、外部装置からノイズ情報の読み出し要求を入力し、その要求に応じて出力される記憶媒体内のノイズ情報を確認するだけで、制御動作の不作動原因がノイズであったのか否かを簡単に究明することができる。つまり、読み出し要求に対してノイズ情報が出力され、しかも、その出力されたノイズ情報により特定されて把握される判定時刻が、不具合の発生した時刻とほぼ同じであったならば、制御動作の不作動原因がノイズであったと判断することができる。また逆に、ノイズ情報が出力されなかったり、出力されても、そのノイズ情報によって把握される判定時刻が不具合の発生した時刻と全く違っていたりしたならば、制御動作の不作動原因がノイズ以外であると判断することができる。
また、このように制御動作の不作動原因がノイズであったか否かを確実に究明することができるため、本当は正常な送信機又は車載装置が故障したと誤判断されて交換されてしまうのを防ぐことができる。
ところで、ノイズ判定手段は、具体的には請求項2に記載の如く、受信手段により受信された信号の信号強度が規定値以上であるか否かを判定する受信強度判定手段を備え、その受信強度判定手段が規定時間以上肯定判定し続けた場合に、受信手段がノイズを受信したと判定するように構成することができる。尚、受信強度判定手段が肯定判定するとは、受信手段により受信された信号の信号強度が規定値以上であると判定することである。
つまり、送信機は特定の操作が行われると遠隔操作用の信号を送信するようになっているため、通常の使用においては、その送信機から、ある一定時間以上連続して信号が送信されることはない。また、一般に、この種の送信機には、内蔵電池の消耗を抑制するために、たとえ操作が継続されても、ある時間(例えば20秒)以上は連続して信号を送信しない、といった機能が備えられる。このため、受信手段により受信された信号の信号強度が規定値以上である状態が、規定時間以上続いたならば、その受信されていた信号は、送信機からの信号ではなく、ノイズであると判断することができるのである。
そして、このような請求項2記載の構成によれば、受信手段がノイズを受信したか否かを、受信信号に含まれている情報の内容解析などを行わなくても、簡単に判定することができる。
次に、請求項3記載の遠隔操作用車載装置では、請求項2の遠隔操作用車載装置において、受信強度判定手段が肯定判定し続けた継続時間を計測する計測手段を備えている。そして、ノイズ情報記憶手段は、その計測手段によって計測された継続時間を表す情報も、ノイズ情報の一つとして前記記憶媒体に記憶する。
このような請求項3の遠隔操作用車載装置によれば、ノイズ情報出力手段によって出力されるノイズ情報により、ノイズの継続時間も知ることができ、より詳しい原因調査が可能となる。例えば、その継続時間から、ノイズの発生源を推測することなども可能となる。
また、このような計測手段を設ける場合、請求項4に記載の如く、ノイズ判定手段は、受信強度判定手段が否定判定する(即ち、受信手段により受信された信号の信号強度が規定値以上ではないと判定する)と、その時点までに計測手段が計測していた継続時間が前記規定時間以上であるか否かを判定し、その継続時間が前記規定時間以上ならば、受信手段がノイズを受信したと判定するように構成するのが好ましい。
そして、このように構成すれば、受信手段がノイズを前記規定時間よりも長い時間継続して受信した場合でも、記憶媒体には1回分のノイズ情報が記憶されることとなり、その記憶媒体の記憶容量を節約することができる。
次に、請求項5記載の遠隔操作用車載装置では、請求項2〜4の遠隔操作用車載装置において、更に、判定条件変更手段を備えている。そして、その判定条件変更手段は、ノイズ判定手段が判定に用いる前記規定時間を、外部装置からの指令に従い変更する。
このような遠隔操作用車載装置によれば、受信手段がノイズを受信したと判定するための判定条件としての前記規定時間を、外部装置からの指令によって変更することができるため、制御動作の不作動原因がノイズであったか否かの究明を一層行い易くなる。例えば、当該車載装置の出荷時には、前記規定時間を長めに設定しておき、その後、カーディーラーなどで不動作原因の調査を実施する場合に、前記規定時間を徐々に短い時間に設定していく、といったことを行うことが可能となり、使い勝手が向上する。
一方、外部装置としては、専用装置であっても良いが、近年、カーディーラーなどの整備工場で車両の整備を行う場合には、整備対象車両に故障診断を実施するための診断装置(所謂ダイアグツール)が接続されるようになってきているため、請求項6に記載のように、そのような診断装置が前記外部装置となるようにすれば、カーディーラなどに専用装置を追設する必要がなく有利である。
また、請求項7に記載のように、本発明(上述した請求項1〜請求項6に記載の発明)を、制御手段が、受信手段により受信された送信機からの信号に従って車両のドアの施錠・解錠を行う、所謂キーレスエントリシステム用の車載装置に適用すれば、送信機のボタンを操作してもドアの施錠・解錠が行われない不具合が発生した場合に、その原因がノイズであったのか否かを簡単に究明できるキーレスエントリシステムを構築することが可能となる。
尚、本発明(上述した請求項1〜請求項6に記載の発明)は、キーレスエントリシステムに限定されるものではなく、車両を遠隔操作するために用いられるシステムであれば、どのようなシステムであっても適用することはできる。具体的には、例えば、車両のエンジンを遠隔操作によって始動させるシステムであっても、或いは、車両に搭載されたナビゲーションシステム等の補機類を遠隔操作によって起動させるシステムであっても、本発明を適用することができる。
以下に、本発明が適用された実施形態のキーレスエントリシステムについて説明する。
まず図1に示すように、本実施形態のキーレスエントリシステム1は、車両の使用者に所持される送信機2と、車両に搭載された車載装置3とからなる。
そして、送信機2は、それに設けられているロック用ボタン2aとアンロック用ボタン2bとの何れかが押されると、車両に固有の識別情報を含んだ遠隔操作用の指令信号(例えば315MHz帯の信号)を無線送信する。また、送信機2のボタン2a,2bのうち、ロック用ボタン2aが押された場合には、その指令信号にロックを示す動作指示情報が含まれ、アンロック用ボタン2bが押された場合には、その指令信号にアンロックを示す動作指示情報が含まれることとなる。
一方、車載装置3は、送信機2からの指令信号を受信するための受信部4と、当該車載装置3の動作を司る制御部5と、情報を記憶するための記憶部6とを備えている。制御部5は、例えばマイコンを中心に構成されている。また、記憶部6は、例えばRAMや、電気的に記憶内容を書き換え可能なROM(EEPROMやフラッシュROM)といった記憶媒体からなる。
そして、車載装置3には、車両のドアのロックとアンロックを行うためのドアロックアクチュエータ31やブザー33などが接続されている。尚、ドアロックアクチュエータ31は各ドアに設けられている。
また、図示は省略しているが、車載装置3には、車両のイグニッションスイッチのオン/オフ状態を検出するためのイグニッションスイッチ信号も入力されている。
また更に、車両内には、車両に搭載された各種電子装置が互いに通信するための通信線35が配設されており、その通信線35に車載装置3も接続されている。更に、その通信線35には、コネクタ37を介して、車両の故障を診断するための診断ツール(診断装置)39が接続されるようになっている。つまり、車載装置3は、コネクタ37によって通信線35に接続された診断ツール39と通信可能になっている。
そして、車載装置3の制御部5は、送信機2からの指令信号が受信部4により受信されると、その受信された指令信号に含まれていた識別情報が当該車載装置3に記憶されている識別情報(即ち、当該車載装置3が搭載された車両に固有の識別情報)と一致しているか否かの認証判定を行い、一致していたならば、その指令信号に識別情報と一緒に含まれていた上記動作指示情報に応じて、ドアロックアクチュエータ31を駆動して全ドアをロック又はアンロック状態にする。そして更に、制御部5は、このように送信機2からの指令信号に応じて全ドアをロック又はアンロック状態にした際に、ブザー33を駆動して、使用者にドアのロック又はアンロックを実施したことを報知(所謂アンサーバック)する。
また、車載装置3の受信部4は、例えば上記特許文献1に記載されているように周知のものであるが、念のため説明しておく。
図2に示すように、受信部4は、無線電波を受信する受信アンテナ10と、受信アンテナ10からの受信信号の内、送信機2から送信された指令信号を選択的に通過させるためのバンドパスフィルタ(BPF)12と、BPF12を通過した指令信号を増幅する増幅回路(AMP)14と、周波数変換用の一定周波数の高周波信号を発生する局部発振器16と、AMP14にて増幅された指令信号と局部発振器16からの高周波信号とを混合することにより指令信号を所定の中間周波数帯に周波数変換する混合回路18と、混合回路18により中間周波数帯に周波数変換された指令信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタ(BPF)20と、バンドパスフィルタ20を通過した周波数変換後の指令信号を増幅する増幅回路(AMP)22と、AMP22にて増幅された指令信号を検波する検波回路(DET)24と、DET24にて検波された指令信号の中から不要な高周波信号成分を除去するローパスフィルタ(LPF)26と、LPF26を通過した指令信号と予め設定された基準電圧とを比較することにより、指令信号に含まれていたシリアルデータを復元し復調信号として出力するコンパレータ(CMP)28とを備える。
そして、コンパレータ28から出力される復調信号が、制御部5へ入力され、その制御部5にて、前述したドアロックアクチュエータ31の制御に用いられることとなる。
更に、受信部4において、中間周波数帯に周波数変換された指令信号を増幅するAMP22には、受信信号の信号強度(電圧レベル)を検出するRSSI(Received Signal Strength Indicator)回路30が接続されている。
このRSSI回路30は、AMP22での消費電力をAMP22に流れ込む電流量から検出し、その電流量に応じた電圧信号を、受信信号の信号強度を表わすRSSI信号として出力する周知のものである。つまり、AMP22には、BPF20を介して周波数変換後の受信信号が入力されるが、その入力信号が小さいときには出力信号も小さくなるので、AMP22の消費電力が小さくなり、逆に入力信号が大きいときには出力信号が大きくなるので、AMP22の消費電力が大きくなる。そこで、RSSI回路30では、上記のようにAMP22での消費電力をAMP22に流れ込む電流量から検出し、その電流量に応じた電圧信号を、受信信号の信号強度を表わすRSSI信号として、制御部5へ出力するようになっている。よって、本実施形態では、RSSI回路30が、受信部4にて受信された受信信号の信号強度を検出する検出手段として機能していると言える。
ここで、本実施形態においては、車載装置3の制御部5が、図3に示すノイズ判定処理を実行することにより、受信部4がノイズを受信したか否かを判定すると共に、ノイズを受信したと判定した場合には、ノイズ受信履歴としてのノイズ情報を記憶部6に記憶するようになっている。
そこで次に、制御部5が実行するノイズ判定処理について、図3のフローチャートを用い説明する。
図3に示すように、制御部5は、まずS110にて、一定時間T1(例えば1秒)だけ待つ。
次にS120にて、イグニッション(IG)スイッチがオフされているか否かを判定する。イグニッションスイッチがオフされていると判定したならば(S120:YES)、続くS130にて、受信部4からのRSSI信号を読み取り、そのRSSI信号の電圧値(以下、RSSI値という)が規定値Rh以上であるか否かを判定する。
そして、RSSI値が規定値Rh以上であると肯定判定したならば(S130:YES)、S140に進んで、受信部4がノイズを受信したか否かを判定するためのノイズ判定カウンタCNをインクリメント(+1)する。
次にS150にて、ノイズ判定カウンタCNの値が、そのカウンタの最大値CNmaxよりも小さいか否かを判定し、ノイズ判定カウンタCNの値が最大値CNmaxよりも小さければ(S150:YES)、そのままS110へ戻る。
また、上記S120でイグニッションスイッチがオフされていない(オンされている)と判定した場合(S120:NO)と、上記S130でRSSI値が規定値Rh以上ではないと否定判定した場合(S130:NO)と、上記S150でノイズ判定カウンタCNの値が最大値CNmaxよりも小さくない(最大値CNmaxに達した)と判定した場合(S150:NO)との、何れかの場合には、S160へ移行して、ノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上であるか否かを判定し、ノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上であると肯定判定したならば(S160:YES)、受信部4がノイズを受信したと判断して、S170に進む。
尚、上記S160の判定処理で用いる規定回数Nhは、1よりも大きく且つ上記最大値CNmaxよりは小さい値に設定されている。そして、その規定回数Nhの値は、例えば記憶部6にて、ノイズ情報を記憶するための領域とは別の判定条件記憶領域に記憶されている。また、「規定回数Nh<最大値CNmax」であるため、S150からS160へ移行した場合には、必ずS160で肯定判定されてS170へ進むこととなる。
S170では、受信部4がノイズを受信したことを表すコードと、現在時刻(即ち、上記S160の判定処理で受信部4がノイズを受信したと判断した時刻)を特定可能な時刻情報と、その時点でのノイズ判定カウンタCNの値とを、1つのノイズ情報として記憶部6に記憶する。
尚、制御部5は、車載装置3に車載バッテリからの電力が供給されて動作を開始した時点から内部のフリーランカウンタ(フリーランタイマとも呼ばれる)を継続してカウントアップさせており、そのフリーランカウンタの値を時刻情報として記憶するようにしている。また、このS170の処理が過去に複数回実行されており、記憶部6に新たなノイズ情報を記憶する領域が無くなった場合には、最も古いノイズ情報を消去して、その領域に最新のノイズ情報を記憶する。
そして、上記S170でノイズ情報を記憶部6に記憶するか、或いは、上記S160でノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上ではないと判定した場合(S160:NO)には、S180に移行して、ノイズ判定カウンタCNの値を0にリセットし、その後、S110へ戻る。
つまり、制御部5は、本キーレスエントリシステム1が作動すべきイグニッションスイッチのオフ中において(S120:YES)、一定時間T1毎に、受信部4により受信された信号の信号強度を表すRSSI値が規定値Rh以上であるか否かをS130で判定し、RSSI値が規定値Rh以上ならば(S130:YES)、ノイズ判定カウンタCNをインクリメントするようにしている(S140)。
そして、イグニッションスイッチがオンされるか(S120:NO)、S130でRSSI値が規定値Rh以上ではないと否定判定するか(S130:NO)、S150でノイズ判定カウンタCNの値が最大値CNmaxに達したと判定したならば(S150:NO)、S160にて、ノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上であるか否かを判定し、ノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上ならば(S160:YES)、上記S130でRSSI値が規定値Rh以上であると「T1×Nh」時間以上続けて判定したということであり、RSSI値が規定値Rh以上である状態が少なくとも「T1×Nh」時間以上続いたということであることから、その場合には、受信部4が送信機2からの指令信号以外のノイズを受信したと判断して、記憶部6に、その判断時刻を特定可能な時刻情報としてのフリーランタイマ値と、その判断時のノイズ判定カウンタCNの値とを含んだノイズ情報を記憶し(S170)、その後、ノイズ判定カウンタCNの値を0にクリアするようにしている(S180)。
尚、送信機2はボタン2a,2bが押されると指令信号を送信するようになっているため、通常の使用においては、その送信機2から「T1×Nh」時間以上連続して信号が送信されることはない。更に、送信機2は、内蔵電池の消耗を抑制するために、たとえボタン2a,2bが押し続けられたとしても、ある時間T2(例えば20秒)以上は連続して信号を送信しないように構成されている。このため、上記一定時間T1と規定回数Nhは、「(T1×Nh)>T2」となるように設定されており、RSSI値が規定値Rh以上である状態が「T1×Nh」時間以上続いたならば、その受信されていた信号は、送信機2からの指令信号ではなく、ノイズであると判断することができるのである。
以上のような図3のノイズ判定処理により、図4における点線よりも上側に示すように、イグニッションスイッチのオフ中において、受信部4が何も信号を受信しておらず、RSSI値が規定値Rhよりも小さい状態が続いたならば、ノイズ判定カウンタCNの値は0のままとなる。
これに対して、図4における点線よりも下側に示すように、受信部4が送信機2以外の例えば送電設備や放送アンテナといった妨害波源41(図1参照)からのノイズを受信して、RSSI値が規定値Rh以上の状態が続いたならば、ノイズ判定カウンタCNの値が一定時間T1毎に1ずつカウントアップされていく。そして、RSSI値が規定値Rhよりも小さくなると、S160にて、ノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上であるか否かが判定され、規定回数Nh以上であったならば、受信部4がノイズを受信したと判定されて、記憶部6にノイズ情報が記憶されることとなる。
一方更に、車載装置3の制御部5は、図3のノイズ判定処理と並行して、図5に示すノイズ情報出力処理を実行するようになっている。
即ち、図5に示すように、制御部5は、まずS210にて、通信線35に接続された診断ツール39からのノイズ情報読出要求を受信するまで待機する。そして、ノイズ情報読出要求を受信したと判定すると(S210:YES)、次のS220にて、記憶部6にノイズ情報が記憶されているか否かを判定し、ノイズ情報が記憶されていなければ、そのままS210へ戻るが、ノイズ情報が記憶されていれば、S230に進んで、記憶部6から全てのノイズ情報を読み出して診断ツール39へ送信すると共に、その時点のフリーランカウンタの値(以下、読み出し時刻のフリーランカウンタ値という)も診断ツール39へ送信する。
すると、そのS230で送信されたノイズ情報の内容と読み出し時刻のフリーランカウンタ値は、診断ツール39に設けられている表示装置に表示されることとなる。尚、このとき表示される各ノイズ情報が記憶部6にいつ記憶されたものなのか(つまり、記憶部6へのノイズ情報の記憶時刻)は、その各ノイズ情報に含まれている時刻情報としてのフリーランカウンタの値と、読み出し時刻のフリーランカウンタ値との差から特定することができる。また、診断ツール39が、車載装置3からの各ノイズ情報に含まれている時刻情報としてのフリーランカウンタの値と、上記読み出し時刻のフリーランカウンタ値との差を算出すると共に、その差と現在時刻とから、各ノイズ情報が記憶部6に記憶された時刻を算出し、その算出した記憶時刻を表示装置に表示するようにしても良い。
そして、制御部5は、次のS240にて、ブザー33を駆動することにより、記憶部6にノイズ情報が記憶されていたことを作業者に通知し、その後、S210へ戻る。
このため、診断ツール39をコネクタ37によって通信線35に接続し、その診断ツール39を操作して、その診断ツール39からノイズ情報読出要求を送信させれば、車載装置3の記憶部6に記憶されているノイズ情報を読み出して、診断ツール39の表示装置に表示させることができる。
また、車載装置3の制御部5は、図6に示す判定条件変更処理も実行するようになっている。
即ち、図6に示すように、制御部5は、まずS310にて、通信線35に接続された診断ツール39からの判定条件変更指令を受信するまで待機する。そして、判定条件変更指令を受信したと判定すると(S310:YES)、次のS320にて、診断ツール39から、新たな判定条件として、図3におけるS160の判定処理で用いる規定回数Nhの値を受信し、その受信した規定回数Nhの値を記憶部6の上記判定条件記憶領域に更新記憶する。
このため、診断ツール39をコネクタ37によって通信線35に接続し、その診断ツール39を操作して、その診断ツール39から判定条件変更指令と新たな規定回数Nhとを順次送信させれば、図3におけるS160の判定処理で用いられる規定回数Nhを変更することができる。
尚、本実施形態では、受信部4が受信手段に相当し、制御部5が制御手段に相当している。また、図3におけるS170の処理がノイズ情報記憶手段に相当し、図3におけるS170以外の処理がノイズ判定手段に相当し、そのうちで、S130の処理が受信強度判定手段に相当している。また、図3におけるS140及びS180の処理が計測手段に相当している。更に、図5のノイズ情報出力処理がノイズ情報出力手段に相当し、また、図6の判定条件変更処理が判定条件変更手段に相当している。
以上のような実施形態のキーレスエントリシステム1における車載装置3によれば、車両の使用者から、送信機2のボタン2a,2bを操作してもドアの施錠又は解錠が行われなかったとの苦情を受けた場合、スペクトルアナライザ等のノイズ計測用の計測機器を用意しなくても、診断ツール39を車両の通信線35に接続して、その診断ツール39からノイズ情報読出要求を送信し、その要求に応じて当該車載装置3から診断ツール39へ送信されて診断ツール39の表示装置に表示されるノイズ情報を確認するだけで、施錠又は解錠の不作動原因がノイズであったのか否かを簡単に究明することができる。
つまり、車載装置3から診断ツール39へノイズ情報が送信され、しかも、その送信されたノイズ情報により前述の如く特定される記憶部6へのノイズ情報の記憶時刻が、施錠又は解錠の不作動が発生した時刻とほぼ同じであったならば、その不作動の原因がノイズであったと判断することができる。また逆に、車載装置3から診断ツール39へノイズ情報が送信されなかったり、送信されても、そのノイズ情報によって特定される記憶部6へのノイズ情報の記憶時刻が、施錠又は解錠の不作動が発生した時刻と全く違っていたりしたならば、その不作動の原因がノイズ以外であると判断することができる。そして、このように施錠又は解錠の不作動原因がノイズであったか否かを確実に究明することができるため、本当は正常な送信機2又は車載装置3が故障したと誤判断されて交換されてしまうのを防ぐことができる。
また、本実施形態の車載装置3では、受信部4により受信された信号のRSSI値が規定値Rh以上であると、規定時間(=T1×Nh)以上判定し続けた場合に(S160:YES)、受信部4がノイズを受信したと判定するようにしているため、受信信号に含まれている情報の内容解析などを行わなくても、受信部4がノイズを受信したか否かを簡単に判定することができる。
更に、本実施形態の車載装置3では、図3のS130で受信信号のRSSI値が規定値Rh以上であると肯定判定し続けた継続時間を、ノイズ判定カウンタCNの値という形で計測し、RSSI値が規定値Rh以上ではないと判定した際に、それまで計測していたノイズ判定カウンタCNの値も規定回数以上の場合、ノイズ情報として記憶部6に記憶するようにしている。このため、その記憶部6から読み出されて診断ツール39へ出力されるノイズ情報(詳しくは、そのノイズ情報のうち、ノイズ判定カウンタCNの値)により、ノイズの継続時間も知ることができる。つまり、ノイズ判定カウンタCNの値に一定時間T1を乗ずれば、ノイズの継続時間となる。そして、その継続時間から、ノイズの発生源を推測することなども可能となり、施錠又は解錠の不作動原因を一層詳しく調査することが可能となる。
また、本実施形態の車載装置3では、図3のS130で受信信号のRSSI値が規定値Rh以上ではないと否定判定したときに(S130:NO)、その時点までに計測していたノイズ判定カウンタCNの値が規定回数Nh以上であるか否かを判定し、「CN≧Nh」ならば、受信部4がノイズを受信したと判定するようにしているため、受信部4がノイズを「T1×Nh」よりも長い時間継続して受信した場合でも、記憶部6には1回分のノイズ情報が記憶されることとなり、その記憶部6の記憶容量を節約することができる。
そして更に、本実施形態の車載装置3によれば、診断ツール39から判定条件変更指令と新たな規定回数Nhとを順次送信させれば、図3におけるS160の判定処理で用いられる規定回数Nh(ノイズ判定手段が判定に用いる規定時間に相当)を変更することができるため、施錠又は解錠の不作動原因がノイズであったか否かの究明を一層行い易くなる。つまり、カーディーラーなどで不動作原因の調査を実施する場合に、前記規定回数Nhを徐々に小さい値に設定していく、といったことを行うことが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、受信信号のRSSI値が規定値Rh以上であるか否かを一定時間T1毎に判定すると共に、そのRSSI値が規定値Rh以上であると連続して判定した回数が規定回数Nh以上ならば、受信信号のRSSI値が規定値Rh以上である状態が規定時間(=T1×Nh)以上続いたと判断するようにしたが、受信信号のRSSI値が規定値Rh以上であるか否かを常時判定するように構成しても良い。
具体例を挙げると、受信部4からのRSSI信号と規定値Rhの電圧とをコンパレータによって大小比較すると共に、そのコンパレータの出力が「RSSI値≧Rh」を示すレベルとなっている継続時間をタイマによって計測し、更に、コンパレータの出力が「RSSI値<Rh」を示すレベルとなった時にタイマ値を読み取って、そのタイマ値が規定時間以上か否かを判定するように構成することができる。尚、この場合、コンパレータが受信強度判定手段に相当し、タイマが計測手段に相当することとなる。
また、上記実施形態では、受信部4がノイズを受信したと判断した時刻を特定可能な時刻情報として、フリーランカウンタの値を用いたが、車載装置3に標準時刻を検出する機能(時計機能やGPS信号から時刻を検出する機能)を設け、図3のS170では、その機能によって検出されている現在時刻を時刻情報として記憶部6に記憶するようにしても良い。
また、図3のS130では、更に、受信部4からの復調信号のデーターフォーマットやデータ内容を解析して、受信部4により受信された信号が送信機2からの指令信号であるか否かも判定し、受信信号が送信機2からの指令信号ではないと判定したならば、S140へ進むようにしても良い。つまり、この場合には、受信信号のデータ情報も検証して、受信部4がノイズを受信したか否かを判定することとなる。
また、図6の判定条件変更処理では、図3におけるS160の判定処理で用いられる規定回数Nhだけでなく、図3におけるS130の判定処理で用いられる規定値Rhも、診断ツール39から送信する新たな値に変更できるようにしても良い。
一方、上記実施形態では、受信部4による受信信号の信号強度を検出するために、AMP22の消費電流から信号強度を検出するRSSI回路30を用いるものとして説明したが、受信信号の信号強度を検出する検出手段としては、例えば、BPF20から出力される周波数変換後の受信信号を検波し、その検波後の電圧レベルを検出する回路等によっても実現できる。
また、上記実施形態では、本発明を、キーレスエントリシステム用の車載装置に適用した場合について説明したが、本発明は、車両遠隔操作のために用いられる車載装置であれば、どのような車載装置であっても、上記実施例と同様に適用して、同様の効果を得ることができる。
実施形態のキーレスエントリシステムを表す構成図である。 車載装置における受信部の構成を表すブロック図である。 車載装置の制御部が実行するノイズ判定処理を表すフローチャートである。 ノイズ判定処理の作用を表すタイムチャートである。 車載装置の制御部が実行するノイズ情報出力処理を表すフローチャートである。 車載装置の制御部が実行する判定条件変更処理を表すフローチャートである。
符号の説明
1…キーレスエントリシステム、2…送信機、2a…ロック用ボタン、2b…アンロック用ボタン、3…車載装置、4…受信部、5…制御部、6…記憶部、31…ドアロックアクチュエータ、33…ブザー、35…通信線、37…コネクタ、39…診断ツール

Claims (7)

  1. 送信機に対して特定の操作が行われることにより、その送信機から無線にて送信される遠隔操作用の信号を受信する受信手段と、
    該受信手段により受信された前記送信機からの信号に従って車両状態を制御する制御手段と、
    を備えた遠隔操作用車載装置であって、
    前記受信手段により受信された信号に基づいて、その受信手段がノイズを受信したか否かを判定するノイズ判定手段と、
    該ノイズ判定手段により前記受信手段がノイズを受信したと判定されると、その判定された時刻を特定可能な情報を少なくとも含んだノイズ情報を、記憶媒体に記憶するノイズ情報記憶手段と、
    外部装置から前記ノイズ情報の読み出し要求が入力されると、前記記憶媒体に記憶されているノイズ情報を出力するノイズ情報出力手段と、
    を備えたことを特徴とする遠隔操作用車載装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記ノイズ判定手段は、
    前記受信手段により受信された信号の信号強度が規定値以上であるか否かを判定する受信強度判定手段を備え、その受信強度判定手段が規定時間以上肯定判定し続けた場合に、前記受信手段がノイズを受信したと判定するように構成されていること、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
  3. 請求項2に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記受信強度判定手段が肯定判定し続けた継続時間を計測する計測手段を備え、
    前記ノイズ情報記憶手段は、前記計測手段により計測された継続時間を表す情報も、前記ノイズ情報の一つとして前記記憶媒体に記憶すること、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
  4. 請求項3に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記ノイズ判定手段は、
    前記受信強度判定手段が否定判定すると、その時点までに前記計測手段が計測していた前記継続時間が前記規定時間以上であるか否かを判定し、その継続時間が前記規定時間以上ならば、前記受信手段がノイズを受信したと判定するように構成されていること、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
  5. 請求項2ないし請求項4の何れか1項に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記ノイズ判定手段が判定に用いる前記規定時間を、前記外部装置からの指令に従い変更する判定条件変更手段を備えていること、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記外部装置は、前記車両の故障診断を実施するための診断装置であること、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の遠隔操作用車載装置において、
    前記制御手段は、前記受信手段により受信された前記送信機からの信号に従って車両のドアの施錠・解錠を行うこと、
    を特徴とする遠隔操作用車載装置。
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