JP2006099278A - 物品処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動作モードを保守モードへの切替える際の作業を軽減することができ、紙葉類処理装置が保守モードで電源がオンしたり、保守モードで電源がオフされた紙葉類処理装置が通常モードで電源オンしたりすることがなく、保守員による保守モードの解除を確実に行うことができる。
【解決手段】 保守員による保守モードへの切替の指示に応じて各カバーの開放を検知する処理を無効化して動作モードを保守モードに切替え、操作員により電源のオンが指示された場合、保守モードが有効であるか否かを判断し、保守モードが有効であれば当該紙葉類処理装置の電源をオンしないようにしたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、紙葉類などの物品を検査し、その検査結果に基づいて物品を処理する物品処理装置に関する。
従来、物品を処理する物品処理装置などでは、種々の動作モードを有している。例えば、物品処理装置の動作モードとしては、物品を検査し、その検査結果に応じた処理を行う通常モード、当該物品処理装置の保守作業を行うための保守モードなどがある。また、物品処理装置には、各部にカバーが設けられており、それらのカバーにはカバーが開放状態か否かを検出する開検出装置が設けられている。上記保守モードでは、保守員が装置内部の保守作業を行うために、物品処理装置の各部に設けられているカバーを開放した状態で動作するようになっている。これに対して、通常モードでは、カバーが開放された状態では動作しないようになっている。
上記のような保守モードにおける物品処理装置の保守作業は、通常モードでの動作を操作する操作員とは異なる当該物品処理装置の保守に関する専門的な知識を有する保守員によって行われる場合が多い。従来の物品処理装置の保守モードでは、カバーの開検出装置を無効化するための専用の治具(無効化用治具)を当該物品処理装置に取り付けてカバーを開放した状態でも動作するようになっている。このような物品処理装置では、保守作業完了後、上記のような治具を保守員が取り外すことにより、保守モードから通常モードへ移行できるようになっている。
しかしながら、上記のような保守モードでは、複数のカバーに対して全てに無効化用治具を取り付け、さらに、保守作業終了後に確実に全ての無効化用治具を取り外さなければならない。このため、物品処理装置の保守作業に手間がかかってしまうという問題点がある。さらに、保守作業終了後に、保守員がカバー開検出装置の無効化用治具を取り忘れてしまった場合であっても、従来の物品処理装置には、動作モードや各カバーの開閉状態を操作者に報知する機能が無いという問題点がある。
特開2002−208068号
この発明は、上記のような問題点を解決するものであり、保守作業を効率化することができ、さらに、保守作業後に物品処理装置を稼動する場合において当該物品処理装置の状態を確実に報知することができる物品処理装置を提供することを目的とする。
この発明の物品処理装置は、物品を処理する処理機構と、前記処理機構を覆うカバーと、このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、前記処理機構による物品に対する処理動作の開始が指示された場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化して前記処理機構を動作可能な状態とする第1の制御手段と、前記判断手段により前記保守モードの状態であると判断した場合、前記処理機構を動作不可な状態とする第2の制御手段とを有する。
この発明の物品処理装置は、物品を処理する処理機構と、前記処理機構を覆うカバーと、このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、前記処理機構による物品の通常処理が指示された場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化し、前記処理機構による物品の処理を行う第1の制御手段と、前記判断手段により前記保守モードの状態であると判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効としたまま前記処理機構による物品の処理を行う第2の制御手段とを有する。
この発明の物品処理装置は、物品を処理する処理機構と、前記処理機構を覆うカバーと、このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、専用の鍵によってのみ動作モードを切替える操作を行うことが可能なキースイッチと、前記処理機構による物品に対する処理動作の開始が指示された場合、前記キースイッチの状態が前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、この判断手段により前記キースイッチの状態が前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化して前記処理機構を動作可能な状態とする第1の制御手段と、前記判断手段により前記キースイッチの状態が前記保守モードの状態であると判断した場合、前記処理機構を動作不可な状態とする第2の制御手段とを有する。
この発明は、保守作業を効率化することができ、さらに、保守作業後に物品処理装置を稼動する場合において当該物品処理装置の状態を確実に報知することができる物品処理装置を提供することができる。
この発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係る物品処理装置としての紙葉類処理装置1の内部構造を概略的に示す図である。図1に示すように、紙葉類処理装置1の内部には、紙葉類(物品)の種類や状態などを検査し、その検査結果に応じて紙葉類を区分処理したり、集積処理したりする処理機構が設けられている。また、上記紙葉類処理装置1には、図1に示すような内部機構(処理機構)を覆い隠すように各部に開閉可能なカバーが設けられ、さらに、それらのカバーの開閉状態を検知するカバー開検出装置が設けられている。なお、上記のようなカバーやカバー開検出装置については後で詳細に説明する。
図1に示すように、紙葉類処理装置1には、複数の紙葉類がセットされる供給部11が設けられている。上記供給部11には、セットされた紙葉類を取出部12に押し付ける図示しないバックアッププレートが設けられている。上記取出部12は、1対のローラなどにより構成され、上記供給部11にセットされている紙葉類を1つずつ取出して搬送路13に供給する。
上記取出部12直後の搬送路13上には、図示しない整列整位部が設けられており、その整列整位部により紙葉類は姿勢が整えられて上記搬送路13により検査部14へ搬送される。また、2枚取りと判定された紙葉類あるいは所定のレベルを超えて大きくスキューしている紙葉類などの上記検査部14による検査が不能な紙葉類は、上記検査部14の手前で排除集積部15へ搬送される。上記検査部14は、紙葉類の種類および状態(表裏、向き、汚れや破損の有無等)が検査するものである。すなわち、上記搬送路13により搬送される紙葉類は、上記検査部14において種類及び状態が検査されつつ後段へ搬送される。
上記検査部14により排除すべきであると判定された紙葉類は、上記搬送路13によりオーディット集積部16に搬送される。例えば、正常な紙葉類でないと判定された紙葉類は上記オーディット集積部16に搬送される。また、上記検査部14により裁断すべきであると判定された紙葉類は、セキュリティボックス17へ搬送される。例えば、正常な紙葉類であるが傷や汚れ等により状態が悪い集積不要な紙葉類などがセキュリティボックス17へ搬送される。また、上記セキュリティボックス17内には、裁断部18が設けられており、上記裁断部18によりセキュリティボックス17に搬送された紙葉類は裁断処理される。
また、上記検査部14により正常な券であると判定された紙葉類は、その種類に応じて区分され、各集積部19(19a、19b、19c、19d)へ搬送され、各施封部20(20a、20b、20c、20d)に集積される。なお、2枚取りと判定された紙葉類あるいは所定のレベルを超えて大きくスキューしている紙葉類などは、上記検査部14にて検査不能と判定され、上記排除集積部15へ搬送される。各集積部19a、19b、19c、19dは、それぞれ施封部20a、20b、20c、20dと対になっている。上記施封部20は、各集積部19により集積した紙葉類を所定数ごとに施封する。上記施封部20により施封された紙葉類(把)は、把集積部21に集積される。上記把集積部21に集積された把は、把搬送部22により搬送される。
また、紙葉類処理装置1の上記供給部11の近傍には、操作盤31が設けられており、さらに、操作盤31の近傍には表示部32が設けられている。上記操作盤31は、操作者あるいは保守員により入力される種々のキーが設けられている。例えば、上記操作盤31には、電源投入キーなどの操作キーや後述するキースイッチなどが設けられている。上記表示部32は、例えば、液晶表示装置などにより構成される。上記表示部32には、当該紙葉類処理装置の動作状態、操作案内あるいは紙葉類に対する処理結果などが表示される。また、上記表示部32には、当該紙葉類処理装置の動作状態を報知するための警告なども表示される。
次に、紙葉類処理装置1の制御系統の構成について説明する。
図2は、紙葉類処理装置1の制御系統の構成を概略的に示す図である。
図2に示すように、上記紙葉類処理装置1には、装置全体を制御する主制御部41が設けられている。また、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードの切替えを行う切替手段として機能する。
ここで、当該紙葉類処理装置1は、動作モードとして、保守モードと通常モードとを有しているものとする。上記保守モードは、保守員が装置内部の保守作業を行うために、物品処理装置の各部に設けられているカバーを開放した状態で動作する動作モードである。また、上記通常モードは、操作員が紙葉類に対する処理(検査処理及び区分処理)を行う動作モードである。この通常モードは、カバーが開放された状態では動作しないようになっているものとする。
また、図2に示すように、上記主制御部41には、メモリ部42、表示部32、操作盤31、搬送制御部43、検査部14、集積制御部44、カバー開検出装置45などが接続されている。
上記メモリ部42は、種々のメモリにより構成される。例えば、上記メモリ部42は、上記主制御部41が実行する制御プログラムや制御データがなどが記憶されているメモリ、紙葉類に対する処理結果などを記憶するメモリなどにより構成される。上記搬送制御部43は、上記取出部12や上記搬送路13などを制御するものである。上記搬送制御部43は、上記主制御部41の制御に基づいて上記検査部14の検査結果に応じた紙葉類の搬送及び区分などを制御する。上記集積制御部44は、集積部19、施封部20、把集積部21及び把搬送部22などを制御部するものである。上記集積制御部44は、上記主制御部41の制御に基づいて、各施封部20による紙葉類の施封処理あるいは施封した把に対する処理などを制御する。
また、上記カバー開検出装置45は、当該紙葉類処理装置1に設けられている各カバー46の開閉状態を検知するものである。上記カバー開検出装置45は、各カバーが開放状態であるか否かを示す信号を上記主制御部41へ供給するようになっている。また、上記操作盤31には、操作キーとして、当該紙葉類処理装置1の動作スイッチとしての電源キー31a、当該紙葉類処理装置1への電源供給のオンオフを制御する主電源ボタン31b、および物理的な鍵(保守用のキー)により操作されるキースイッチ31cなどが設けられている。また、上記表示ランプ47は、例えば、当該紙葉類処理装置1の動作状態に応じて点灯するランプである。
また、上記電源キー31aは当該紙葉類処理装置1の動作用電源のオンオフ(紙葉類処理装置内の搬送機構や集積機構などの処理機構が動作可能な状態か動作不可な状態か)を切替えるものであり、主電源ボタン31bは当該紙葉類処理装置1への電源供給のオンオフを切替えるものである。すなわち、紙葉類に対する処理は処理機構が動作可能な状態(動作用電源がオン)である場合に機能し、上記主制御部41、操作盤31および表示ランプ47等は、上記主電源ボタン31bがオンの状態であれば処理機構が動作不可な状態(動作用電源がオフ)であっても機能するものとする。
なお、以下の説明では、単に、紙葉類処理装置1の電源オンという場合、当該紙葉類処理装置1内の処理機構が動作可能な状態、つまり、紙葉類に対する処理動作がオンであることを意味するものとする。また、単に、紙葉類処理装置1の電源オフという場合、当該紙葉類処理装置1内の処理機構が動作不可な状態、つまり、紙葉類に対する処理動作がオフであることを意味するものとする。
以下、上記のように構成される紙葉類処理装置1の動作例について説明する。
まず、第1の動作例として保守モードにおける保守作業の手順について説明する。
図3は、保守モードにおける保守作業の手順を説明するためのフローチャートである。図3に示す動作例では、通常モードで電源がオンとなっている紙葉類処理装置1を保守員が保守モードに切替えて保守作業を行うものとする。まず、紙葉類処理装置1が通常モードで電源がオンとなっているものとする(ステップS11)。通常モードで電源がオンしている状態において、当該保守員は、上記操作盤31により当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードに切替えるための操作を行う(ステップS12)。この動作モードを切替えるための操作例については後で説明するが、通常モードから保守モードへの切替、及び、保守モードから通常モードへの切替は、保守員のみが行えるものとする。
当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードへ切替える旨の操作がなされると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードから保守モードに切替える処理を行う(ステップS13)。動作モードを保守モードへの切替処理において、上記主制御部41は、当該各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出処理を無効化する。各カバー46の開検出処理を無効化すると、上記主制御部41は、保守モードの動作として、カバー46が開放されている状態であっても、当該紙葉類処理装置1内の各部を動作させる(ステップS15)。
上記のような動作によって保守モードに切替ると、保守員は、必要に応じてカバー46を開放し(ステップS14)、当該紙葉類処理装置1の保守作業を行う(ステップS15)。この保守作業が完了すると、保守員は、開放したカバー46を閉じる(ステップS16)。さらに、保守作業を完了してカバー46を閉じた後、保守員は、保守モードを解除(保守モードから通常モードへの切替)する旨の操作を行う(ステップS17)。
ここで、保守員が保守モードを解除する旨の操作を行った場合(ステップS17)、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードから通常モードへ切替える処理を行う(ステップS18)。保守モードから通常モードへの切替処理において、上記主制御部41は、まず、各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出を有効化し、各カバーの開閉状態をチェックする。このチェックにより各カバー46が閉じた状態であることを確認すると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードとする。これにより、当該紙葉類処理装置1は、通常モードの動作として各カバー46が閉じた状態でのみ動作が可能となる。
当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードに切替えた後、保守員は電源キー31aを電源オフの状態とする(ステップS19)。これにより電源キー31aが電源オフの状態になると、上記主制御部41は、通常モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS20)。
なお、保守モードの解除(通常モードへの切替)を行わずに、保守モードのままで保守員が電源キー31aをオフの状態にした場合には(ステップS19)、上記主制御部41は、保守モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS20)。
上記のように、第1の動作例によれば、保守員による保守モードへの切替の指示に応じて、各カバーの開放を検知する処理を無効化して動作モードを保守モードに切替るようにすることにより、動作モードを保守モードへの切替える際の作業を軽減することができる。
次に、第2の動作例としての通常モードにおける通常作業の手順について説明する。
図4は、第2の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャートである。図4に示す第2の動作例では、電源がオフとなっている紙葉類処理装置1に対して操作員が電源をオンし、通常作業を実行する場合について説明する。
まず、操作員は、操作盤31の電源キー31aを電源オンの状態とする。すると、上記主制御部41は、上記電源キー31aが電源オンの状態となったことを検知する(ステップS31)。上記電源キー31aが電源オンの状態となると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能であるか否かを判断する(ステップS32)。
この判断は、当該紙葉類処理装置1が現在(つまり、前回電源をオフした時)、保守モードであるか否かにより判断する。例えば、当該紙葉類処理装置1が現在保守モードである場合、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることができないものと判断し、当該紙葉類処理装置1が現在保守モードでない場合(例えば、通常モードである場合)、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能であると判断する。
これは、保守モードで電源がオンしたり、保守モードの状態で電源がオフされた紙葉類処理装置が通常モードで電源オンしたりしないようにするものである。この結果として、保守員が保守モードを解除し忘れて当該装置1の電源をオンした場合であっても、操作員が保守モードで紙葉類処理装置1の電源をオンしたり、保守モードの状態である紙葉類処理装置1を通常モードで電源オンしたりしないようにすることができる。
上記判断により当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能でないと判断した場合、つまり、当該紙葉類処理装置1が保守モードのままであると判断した場合(ステップS32、NO)、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の電源をオンにしない。この場合、例えば、上記電源キー31aを電源オンの状態できないようにしたり、電源オンの状態にされた上記電源キー31aを電源オフの状態に戻すようにしたりすることにより、上記電源キー31aへの電源オンの指示を無効とする。また、保守員によって当該紙葉類処理装置1の動作モードが通常モードに切替えられるまで当該紙葉類処理装置1の電源はオンすることができないようになっている。
従って、当該操作員は、例えば、保守員に連絡して当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードに切替えるよう要請する。このような要請に応じて保守員が当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードへ切替える操作(保守モードを解除する操作)を行う(ステップS33)。すなわち、保守員が当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードへ切替える操作(保守モードを解除する操作)を行った場合、上記主制御部41は、上記ステップS18と同様に、当該紙葉類処理装置の動作モードを通常モードへ切替える切替処理を実行する(ステップS34)。これにより、当該紙葉類処理装置1の動作モードが通常モードに切替えられる。
また、上記判断により当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能であると判断した場合、つまり、当該紙葉類処理装置1が通常モードであると判断した場合(ステップS32、YES)、上記主制御部41は、通常モードにて当該紙葉類処理装置1の電源をオンする(ステップS35)。これにより、当該紙葉類処理装置1は、通常モードによる紙葉類の区分集積処理などの通常処理が可能となる(ステップS36)。また、通常モードによる通常処理が終了した場合、操作員は、通常モードのまま電源キー31aを電源オフの状態にする(ステップS37)。すると、上記主制御部41は、通常モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS38)。
上記のように、第2の動作例によれば、操作員により電源のオンが指示された場合に、当該紙葉類処理装置の動作モードとして保守モードが有効であるか否かを判断し、保守モードが有効である場合には当該紙葉類処理装置の電源をオンしないようにしたものである。これにより、紙葉類処理装置が保守モードで電源がオンしたり、保守モードで電源がオフされた紙葉類処理装置が通常モードで電源オンしたりすることがなく、保守員による保守モードの解除(通常モードへの切替え)を確実に行うことができる。
次に、第3の動作例としての通常モードにおける通常作業の手順について説明する。
図5は、第3の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャートである。図5に示す第3の動作例では、通電はされている(主電源ボタン31bはオンとなっている)が動作用の電源がオフ(動作用の電源キー31aがオフ)となっている紙葉類処理装置1に対して操作員が動作用の電源をオン(動作用の電源キー31bをオン)し、通常作業を実行する場合について説明する。
まず、主電源ボタン31bは、オンの状態となっているものとする。この状態において保守モードが有効となっている場合(ステップS41、YES)、上記表示ランプ47は、当該紙葉類処理装置1の動作用の電源オンあるいは電源オフの状態に係らず点灯状態となっている(ステップS42)。従って、上記表示ランプ47が点灯している場合、操作員は、例えば、保守員に連絡して当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードに切替えるよう要請する。このような要請に応じて保守員が当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードへ切替える操作(保守モードを解除する操作)を行った場合(ステップS43)、上記主制御部41は、上記ステップS18あるいはS34と同様に、当該紙葉類処理装置の動作モードを通常モードへ切替える切替処理を実行する(ステップS44)。これにより、当該紙葉類処理装置1の動作モードが通常モードに切替えられる。
当該紙葉類処理装置1の動作モードが通常モードに切替られた場合、つまり、保守モードが解除された場合(ステップS41、NO)、上記表示ランプ47は消灯状態となる(ステップS45)。この状態で操作員が電源キー31aを押下すると(ステップS46)、上記主制御部41は、再度、当該紙葉類処理装置1の動作モードが保守モードとなっているか否かを判断する(ステップS47)。この判断により保守モードが有効であると判断した場合(ステップS47、YES)、上記ステップS42へ戻り、上記表示ランプ47を再度点灯状態とする。
上記判断により保守モードが有効でないと判断した場合(ステップS47、NO)、上記主制御部41は、上記ステップS35〜S38と同様に、動作用の電源をオンし(ステップS48)、通常処理を実行し(ステップS49)、動作用の電源オフの指示に応じて動作用の電源をオフとする(ステップS50、S51)。
上記のように、第3の動作例によれば、動作用の電源のオンオフ状態に係らずに、紙葉類処理装置の動作モードが保守モードである場合には表示ランプを点灯するようにしたため、保守モードの状態で動作用の電源がオンしてしまうことを防止するとともに、保守モードであるか否かを操作員に対して分り易く報知することができる。
次に、第4の動作例としての保守作業から通常作業へ移行する手順について説明する。
図6は、第4の動作例としての保守モードでの保守作業から通常モードでの通常作業へ移行する場合の手順を説明するためのフローチャートである。図6に示す第4の動作例では、保守モードで保守作業を実施した後に、当該紙葉類処理装置1の電源をオフすることなく引き続いて通常モードでの動作を行う場合について説明する。
まず、上記ステップS12と同様に、保守員が上記操作盤31により当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードに切替えるための操作を行うものとする(ステップS61)。当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードへ切替える旨の操作がなされると、上記主制御部41は、上記ステップS13と同様に、各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出処理を無効化し、当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードから保守モードに切替える(ステップS62)。動作モードが保守モードに切替ると、保守員は、必要に応じてカバー46を開放し、保守モードにて当該紙葉類処理装置1を動作させることにより保守作業を行う(ステップS63)。
この保守作業が終了すると、保守員は、通常、開放したカバー46を閉じ、保守モードを解除(保守モードから通常モードへの切替)する旨の操作を行う(ステップS64)。この場合、上記主制御部41は、保守員による保守モードの解除する旨の操作に応じて当該紙葉類処理装置1の保守モードを解除(保守モードから通常モードへの切替)する。
このように保守作業が終了した後に保守員が保守モードを解除した場合、当該紙葉類処理装置1は、カバーの開検出処理を有効化して通常モードでの通常処理を行うことができる。すなわち、一般の操作員による通常モードでの通常処理の開始の指示に応じて(ステップS66)、上記主制御部41は、各カバーの開検出処理を有効化し、当該紙葉類処理装置1を通常モードとして動作させる(ステップS67)。
しかしながら、保守作業が終了した後に保守員が保守モードを解除し忘れてしまった場合、当該紙葉類処理装置1は、動作用の電源がオンの状態であるが、カバーの開検出処理を有効とした通常モードでは動作できない。この場合、上記主制御部41は、表示部32に当該紙葉類処理装置1の動作モードが保守モードである旨を表示する(ステップS68)。
上記表示部32に保守モードである旨を表示した状態において、上記主制御部41は、カバー開検出処理を無効としたままでの動作を可能とする。 これは、一種の緊急用の動作モードであり、カバー開検出処理を無効としたまま、つまり、カバーを開放したままでも動作するモードである。言い換えると、表示部32に保守モードであることを表示することにより、操作員が保守モードであることを認識した上で、保守モードでの通常作業を可能とするものである。
すなわち、上記表示部32に保守モードである旨を表示した状態において、一般の操作員による保守モードでの通常処理の開始の指示に応じて(ステップS69)、上記主制御部41は、各カバーの開検出処理を無効としたままの状態で当該紙葉類処理装置1を動作させ、通常処理を実行する(ステップS70)。なお、ここでは、動作用の電源を一旦オフにすると、再度、電源キー31aを電源オンの状態にしても、保守モードのままでは、当該紙葉類処理装置1の動作用の電源はオンせず、通常処理ができないものとする。
上記のように、第4の動作例によれば、動作モードが保守モードの場合、表示部に保守モードである旨を表示し、保守モードである旨を表示部に表示して状態において保守モードのままで通常処理を実行するようにしたものである。
これにより、保守員が保守モードを解除し忘れて帰ってしまった場合、当該紙葉類処理装置1の動作用の電源がオンのままであれば、保守モードである旨の表示によって操作員が保守モードであることを認識した上で、カバーを開放したままでも紙葉類の区分集積処理などの通常処理を可能とすることができる。この結果、保守員が保守モードを解除し忘れて帰ってしまった場合のような緊急時であっても業務(通常処理)を停止させることなく、通常作業を実施することができる。
次に、第5、第6の動作例に係るキースイッチ31cの構成例について詳細に説明する。
図7〜図10は、キースイッチ31cの例を示す図である。図7は、通常モードの場合のキースイッチ31cの状態を示す図である。図8は、通常モードの状態のキースイッチ31cにキーKを差し込んだ状態を示す図である。図9は、保守モードの状態のキースイッチ31cにキーKを差し込んだ状態を示す図である。図10は、保守モードの場合のキースイッチ31cの状態を示す図である。
すなわち、通常モードの場合、キースイッチ31cは、図7に示すような状態となっており、この状態で当該紙葉類処理装置1は、通常処理を行う。また、上記キースイッチ31cを操作するキーKは、保守員が所持している。通常モードの紙葉類処理装置1を保守モードに切替える場合、保守員は、まず、図7の状態のキースイッチ31cにキーKを差し込むことにより図8の状態とする。
さらに、キーKをキースイッチ31cに差し込んだままの状態において、保守員は、図9に示すような状態になるようにキーKをひねる。図9に示すキースイッチ31cの状態が保守モードであり、保守員は、図9に示す状態のままキースイッチ31cからキーKを引き抜く。これにより、キースイッチ31cは、図10に示すような保守モードの状態となる。
以上のようなキースイッチ31cへの操作によって当該紙葉類処理装置1の動作モードはキーKを用いて通常モードや保守モードに切替えることが可能となる。また、この場合、運用形態として、保守員のみがキーKを所持するようにすることにより、動作モードの変更を保守員のみが実施できるようになっている。
次に、第5の動作例としてのキースイッチ31cによって動作モードを保守モードへ切替える手順について説明する。
図11及び図12は、動作モードの切替を指示する手段としてキースイッチ31cを採用している紙葉類処理装置における保守作業の手順を説明するためのフローチャートである。図11及び図12に示す第5の動作例では、キースイッチ31cにより保守モードへの切替及び解除を実施する場合について説明する。なお、基本的な流れは、図 を用いて説明した手順と同様である。
まず、紙葉類処理装置1が通常モードで電源がオンとなっているものとする(ステップS81)。通常モードで電源がオンしている状態において、保守員は、上記操作盤31のキースイッチ31cにキーKを差し込む(ステップS82)。さらに、当該保守員は、キースイッチ31cに差し込んだキーを回してキースイッチ31cを保守モードの状態にする(ステップS83)。上記ステップS82及びS83が動作モードを保守モードに切替えるための操作である。なお、上述のように、動作モードを切替るためのキーKは、保守員のみが所持しているものであるため、動作モードの切替は保守員のみが行えるものである。
これに対して、上記主制御部41は、キーKによってキースイッチ31cの状態が保守モードに変更されたことを検知する。上記キースイッチ31cが保守モードの状態に変更されたことを検知すると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードから保守モードに切替える処理を行う(ステップS84)。保守モードへの切替処理は、上記ステップS13と同様に、各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出処理を無効化し、カバー46が開放されている状態であっても、当該紙葉類処理装置1内の各部を動作させるようにする。
上記のような動作によって保守モードに切替ると、保守員は、上記キースイッチ31cに差し込んだキーKを抜き(ステップS85)、必要に応じてカバー46を開放し(ステップS86)、当該紙葉類処理装置1を保守モードで動作させることにより保守作業を行う(ステップS87)。この保守作業が完了すると(ステップS88)、保守員は、開放したカバー46を閉じる(ステップS89)。さらに、保守作業を完了してカバー46を閉じた後、保守員は、保守モードを解除(保守モードから通常モードへの切替)するため、再び、上記キースイッチ31cにキーKを差し込み(ステップS90)、そのキーKを回して保守モードを解除(通常モード)の状態にする(ステップS91)。
これに対して、上記主制御部41は、キーKによってキースイッチ31cの状態が保守モードの解除(通常モード)に変更されたことを検知する。上記キースイッチ31cが保守モード解除(通常モード)の状態に変更されたことを検知すると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードから通常モードに切替る処理を行う(ステップS92)。通常モードへの切替処理は、上記ステップS18と同様に、各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出処理を有効化し、各カバー46が閉じた状態であることを確認して当該紙葉類処理装置1を通常モードで動作させるものとする。
当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードに切替えた後、保守員は、上記キースイッチ31cに差し込んだキーKを抜き取り(ステップS93)、上記電源キー31aを電源オフの状態とする(ステップS94)。これにより、上記主制御部41は、通常モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS95)。
なお、保守モードの解除(通常モードへの切替)を行わずに、保守モードのままで保守員が電源キー31aをオフの状態にした場合(ステップS94)、上記主制御部41は、保守モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS95)。
上記のように、第5の動作例によれば、保守員が所持するキーKにより状態が変更されるキースイッチ31cの状態に応じて、通常モードから保守モードに切替えたり、保守モードから通常モードへの切替えたりするようにしたものである。これにより、動作モードを保守モードへの切替える際の作業を軽減することができるとともに、特定の人物(保守員)のみが動作モードを変更できるようにすることができる。
次に、第6の動作例としてのキースイッチ31cによって動作モードを保守モードへ切替える手順について説明する。
次に、第6の動作例としての通常モードにおける通常作業の手順について説明する。
図13は、第6の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャートである。図13に示す第6の動作例では、電源がオフとなっている紙葉類処理装置1に対して操作員が電源をオンし、通常作業を実行する場合について説明する。
まず、操作員は、操作盤31の電源キー31aを電源オンの状態とする。すると、上記主制御部41は、上記電源キー31aが電源オンの状態となったことを検知する(ステップS101)。上記電源キー31aが電源オンの状態となると、上記主制御部41は、上記ステップS32と同様に、当該紙葉類処理装置1が現在保守モードであるか否かにより電源をオンすることが可能であるか否かを判断する(ステップS102)。また、ここでは、キースイッチ31cの状態に基づいて当該紙葉類処理装置1の動作モードが保守モードであるか通常モードであるかを判断するものとする。
この判断により当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能であると判断した場合、つまり、上記キースイッチ31cの状態が通常モードであると判断した場合(ステップS102、YES)、上記主制御部41は、通常モードにて当該紙葉類処理装置1の電源をオンする(ステップS103)。これにより、当該紙葉類処理装置1は、通常モードによる紙葉類の区分集積処理などの通常処理が可能となる(ステップS104)。また、通常モードによる通常処理が終了した場合、操作員は、通常モードのまま電源キー31aを電源オフの状態にする(ステップS105)。すると、上記主制御部41は、通常モードの状態で当該紙葉類処理装置1の電源をオフとする(ステップS106)。
また、上記判断により当該紙葉類処理装置1の電源をオンすることが可能でないと判断した場合、つまり、上記キースイッチ31cの状態が保守モードであると判断した場合(ステップS32、NO)、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の電源をオンにしない。この場合、例えば、上記電源キー31aを電源オンの状態できないようにしたり、電源オンの状態にされた上記電源キー31aを電源オフの状態に戻すようにしたりすることにより、上記電源キー31aへの電源オンの指示を無効とする。また、保守員によって当該紙葉類処理装置1の動作モードが通常モードに切替えられるまで当該紙葉類処理装置1の電源はオンすることができないようになっている。
従って、当該操作員は、当該紙葉類処理装置1の動作用の電源をオンするために、例えば、キーKを用いて上記キースイッチ31cの状態を通常モードに切替えるよう保守員に要請する必要がある。ここで、保守員が居る場合(ステップS107、居る)、保守員は、操作員からの要請に応じてキーKを用いて上記キースイッチ31cを通常モードへ切替える操作(保守モードを解除する操作)を行う。
すなわち、保守員は、保守モードを解除(保守モードから通常モードへの切替)するため、再び、上記キースイッチ31cにキーKを差し込み(ステップS108)、そのキーKを回して保守モードを解除(通常モード)の状態にする(ステップS109)。これに対して、上記主制御部41は、キーKによってキースイッチ31cの状態が保守モードの解除(通常モード)に変更されたことを検知する。上記キースイッチ31cが保守モード解除(通常モード)の状態に変更されたことを検知すると、上記主制御部41は、当該紙葉類処理装置1の動作モードを保守モードから通常モードに切替る処理を行う(ステップS110)。通常モードへの切替処理は、上記ステップS18あるいはS92と同様に、各カバー開検出装置45による各カバー46の開検出処理を有効化し、各カバー46が閉じた状態であることを確認して当該紙葉類処理装置1を通常モードで動作させるものとする。
当該紙葉類処理装置1の動作モードを通常モードに切替えた後、保守員は、上記キースイッチ31cに差し込んだキーKを抜き取る(ステップS111)。上記ステップS108〜S111までの作業によって、当該紙葉類処理装置1は、通常モードの状態となる。これにより、再度、操作員が電源キー31aを電源オンの状態にすることにより当該紙葉類処理装置1が通常モードで電源をオンされる。
上記のように、第6の動作例によれば、操作員により電源のオンが指示された場合に、上記キースイッチの状態に基づいて保守モードが有効であるか否かを判断し、保守モードが有効である場合には当該紙葉類処理装置の電源をオンしないようにしたものである。これにより、紙葉類処理装置が保守モードで電源がオンしたり、保守モードで電源がオフされた紙葉類処理装置が操作員によって通常モードで電源オンしたりすることがなく、保守員による保守モードの解除(通常モードへの切替え)を確実に行うことができる。
この発明の実施の形態に係る物品処理装置としての紙葉類処理装置1の内部構造を概略的に示す図である。 紙葉類処理装置の制御系統の構成を概略的に示す図である。 第1の動作例としての保守モードにおける保守作業の手順を説明するためのフローチャート。 第2の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャート。 第3の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャート。 第4の動作例としての保守モードでの保守作業から通常モードでの通常作業へ移行する場合の手順を説明するためのフローチャート。 通常モードの場合のキースイッチの状態を示す図。 通常モードの状態のキースイッチにキーを差し込んだ状態を示す図。 保守モードの状態のキースイッチにキーを差し込んだ状態を示す図。 保守モードの場合のキースイッチの状態を示す図。 第5の動作例としてのキースイッチを採用している紙葉類処理装置における保守作業の手順を説明するためのフローチャート。 第5の動作例としてのキースイッチを採用している紙葉類処理装置における保守作業の手順を説明するためのフローチャート。 第6の動作例としての通常モードでの通常作業の手順を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…紙葉類処理装置、31…操作盤、31a…電源キー、31c…キースイッチ、31b…主電源ボタン、32…表示部、41…主制御部、45…カバー開検出装置、46…カバー、47…表示ランプ、K…キー

Claims (7)

  1. 物品を処理する処理機構と、
    前記処理機構を覆うカバーと、
    このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、
    前記処理機構による物品に対する処理動作の開始が指示された場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化して前記処理機構を動作可能な状態とする第1の制御手段と、
    前記判断手段により前記保守モードの状態であると判断した場合、前記処理機構を動作不可な状態とする第2の制御手段と、
    を具備したことを特徴とする物品処理装置。
  2. さらに、前記判断手段により前記保守モードの状態であると判断した場合、前記保守モードの状態である旨を報知する報知手段を有することを特徴とする前記請求項1に記載の物品処理装置。
  3. 前記報知手段は、前記処理機構を動作可能な状態とするための動作用電源がオフの状態であっても点灯可能な表示手段である、ことを特徴とする前記請求項2に記載の物品処理装置。
  4. 物品を処理する処理機構と、
    前記処理機構を覆うカバーと、
    このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、
    前記処理機構による物品の通常処理が指示された場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化し、前記処理機構による物品の処理を行う第1の制御手段と、
    前記判断手段により前記保守モードの状態であると判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を無効としたまま前記処理機構による物品の処理を行う第2の制御手段と、
    を具備したことを特徴とする物品処理装置。
  5. さらに、前記第2の制御手段により前記カバー開検出手段による検出結果を無効としたまま前記処理機構による物品の処理を実施している間、前記カバー開検出手段による検出結果を無効としたまま前記処理機構による物品の処理を実施している旨を報知する報知手段を有することを特徴とする前記請求項4に記載の物品処理装置。
  6. さらに、前記処理機構への電源供給が指示された場合、前記保守モードの状態であるか否かを判断し、前記保守モードの状態であると判断した場合には前記処理機構への電源を供給せずに前記処理機構を動作不可な状態する第3の制御手段を有することを特徴とする前記請求項4に記載の物品処理装置。
  7. 物品を処理する処理機構と、
    前記処理機構を覆うカバーと、
    このカバーが開放状態であるか否かを検出するカバー開検出手段と、
    専用の鍵によってのみ動作モードを切替える操作を行うことが可能なキースイッチと、
    前記処理機構による物品に対する処理動作の開始が指示された場合、前記キースイッチの状態が前記カバー開検出手段による検出結果を無効として動作する保守モードの状態であるか否かを判断する判断手段と、
    この判断手段により前記キースイッチの状態が前記保守モードの状態でないと判断した場合、前記カバー開検出手段による検出結果を有効化して前記処理機構を動作可能な状態とする第1の制御手段と、
    前記判断手段により前記キースイッチの状態が前記保守モードの状態であると判断した場合、前記処理機構を動作不可な状態とする第2の制御手段と、
    を具備したことを特徴とする物品処理装置。
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