JP2008003997A - センサ具備装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】資料を見ることなく保守員が汚れが検出されたセンサを直ぐに特定できるとともに、保守員が清掃のために何度も出直すことを無用とするセンサ具備装置を提供する。
【解決手段】センサ具備装置の或るユニット6についてセンサのダストチェックを行う場合、ユニット6内のすべてのセンサについて汚れの程度を判定し、一定基準以上の汚れがあるセンサが検出された場合、そのセンサの属するサブユニット6Dを点灯表示させる。これにより一定基準以上の汚れの検出されたセンサの周辺のセンサを一つのまとまりとして表示することができ、保守員は表示されたサブユニット内のセンサを清掃することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複数のセンサを有し、センサの汚れを検出して汚れが検出されたセンサを保守員に通知するセンサ具備装置に関する。
従来、現金自動取引装置や媒体取扱装置等においては、媒体を検出するために多数の光学センサが用いられている。このような装置においては、媒体から落ちる紙粉等により光学センサが汚れやすい。光学センサが汚れると出力が低下するので、出力を低下させないために、光学センサの汚れを検出し、汚れが検出されたセンサを保守員が清掃するようにしていた。
複数のセンサのうちどのセンサが汚れているかを保守員に知らせるために、従来、例えば、複数のセンサに一連番号又は一連の符号を付与し、汚れが検出されたセンサを番号で表示することにより、保守員に知らせる方法が取られていた。このような方法を採用した装置が例えば特公平1−40389号公報に開示されている。
また汚れが或る基準以上に達していないセンサについても、各センサの汚れがどの程度なのかが不明であるため、念のために定期点検等において清掃を行うようにしていた。
特公平1−40389号公報
しかしながら上記従来のセンサを具備した装置においては、汚れが検出されたセンサを番号や符号で表示しているので、そのセンサが装置のどの場所にあるのかは保守説明書などの資料を見なくてはならない。そのため汚れたセンサの場所を特定するのに手間が掛かるという問題があった。
また汚れたセンサを番号や符号だけで表示した場合、保守員は表示されたセンサだけを清掃することになる。しかしながら或るセンサが汚れるとその周囲のセンサも基準以下ではあるが汚れている場合が多い。そのため、最初に清掃したセンサの周囲にあるセンサがその後汚れていると検出されて、保守員はまた出直して清掃を行うという結果になりがちである。
さらに、従来の定期点検等においては、まったく汚れておらず、清掃の必要の無いセンサも、保守員が念のための清掃を行うというあまり有効ではない作業を行っていた。
そこで本発明は、資料を見ることなく保守員が汚れが検出されたセンサを直ぐに特定できるセンサ具備装置を提供することを目的とする。また本発明は、保守員が清掃のために何度も出直すことを無用とするセンサ具備装置を提供することを他の目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、複数のユニットを具備し、各ユニットにさらに複数のサブユニットを具備し、各サブユニットに複数のセンサを具備するとともに、各センサの汚れを検出する汚れ検出手段を有するセンサ具備装置において、前記汚れ検出手段によりセンサの汚れが検出された場合、その汚れが検出されたセンサが属するサブユニットを表示することを特徴とするものである。
また他の発明は、上記構成に加えて、汚れが検出されたセンサが属するサブユニットが表示された後、該サブユニットに属するすべてのセンサとともに汚れが検出されたセンサを識別可能に表示する構成としたものである。
本発明によれば、センサの汚れが検出された場合、そのセンサの属するサブユニットが表示されるので、保守員は汚れが検出されたセンサの所在を確認することができる。また表示されたサブユニットの他のセンサを清掃することにより、清掃のために何度も出直す必要が無くなる。またサブユニットに属するすべてのセンサとともに汚れが検出されたセンサを識別可能に表示することにより、汚れているセンサを特定することが容易にできる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。各図面に共通する要素には同一の符号を付す。図1は第1の実施の形態のセンサ具備装置を示すブロック構成図である。なお以下に説明する実施の形態ではセンサ具備装置として現金自動取引装置を例にして説明する。
図1において、第1の実施の形態の現金自動取引装置1は、タッチパネル2、制御部3、カードユニット4、硬貨ユニット5、紙幣ユニット6および通帳記帳ユニット7を具備している。タッチパネル2は、保守員が作業の内容を選択するための内容を表示する画面表示部8と、指定の作業を保守員が選択操作するためのキー操作部9を有している。タッチパネル2として、装置の前部に設けられる顧客操作用のタッチパネルを使用することもできるし、また装置の裏面に設けられる保守員専用のタッチパネルを使用することもできる。
制御部3は、装置1全体の動作を制御するもので、CPU,ROM,RAM等から構成される。カードユニット4は、顧客が挿入するカードに対して磁気読み取りおよび磁気書き込み等を行うユニットで、カードの挿入等を検出する光学センサが設けられている。硬貨ユニット5は、顧客に対して硬貨の入金処理および出金処理を行うユニットで、ここには硬貨の搬送状態等を検出するために光学センサが設けられている。
紙幣ユニット6は、顧客に対して紙幣の入金処理および出金処理を行うユニットで、ここには紙幣の搬送状態や紙幣の収納状態を検出するために多数の光学センサが配置されている。通帳記帳ユニット7は、顧客が挿入する通帳に対して取引内容を印刷する等の処理を行うユニットで、ここにも通帳の挿入等を検出するための光学センサが設けられている。
次に第1の実施の形態の動作を図2のフローチャートにしたがって説明する。図2は第1の実施の形態の汚れチェック動作を示すフローチャートである。ここでは自動取引装置1に設けられているセンサの汚れチェックの動作を説明する。保守員がセンサの汚れのチェックを実施する場合、保守員はまずタッチパネル2のキー操作部9を操作して自動取引装置1を保守モードに設定する(ステップ1)。
保守モードに設定されると、画面表示部8には各種の保守作業が表示される。保守員は、表示された作業内容のメニューからセンサ清掃ツールを選択する(ステップ2)。センサ清掃ツールが選択されると、画面表示部8には対象となるユニットを選択する画面が表示される。ここでは、図1に示す各ユニット、即ち、カードユニット4、硬貨ユニット5、紙幣ユニット6および通帳記帳ユニット7が表示される。表示されたユニットの中から保守員はチェックしたいユニットを選択する(ステップ3)。ここで保守員は例えば紙幣ユニット6を選択するものとする。次に保守員はダストチェック開始のボタンを押下する。
開始のボタンが押下されると、制御部3は対象ユニット(紙幣ユニット6)の各センサの汚れの情報を吸い上げる(ステップ4)。各ユニットに設けられているセンサの汚れを検出する手段としては、例えば、上記の特許文献1に開示されたものがある。これはセンサが媒体を検出していない場合の非検出レベルを取得し、この非検出レベルが媒体を検出したときの遮断レベルに接近したかどうかにより点検要と判定する方法である。
また他の検出方法としては、特開平9−147171号公報に開示される方法がある。これは、センサの出力が所定のレベルに達してからの検出対象物の変化量に対する、センサの出力の変化率が所定値より小さいかどうかでセンサが汚れているかどうかを検出する方法である。これは特に紙幣の収納部において紙幣の残量を検出するセンサに適したものである。
本実施の形態では上記のようなセンサの汚れを検出する手段を備えているものである。汚れ検出手段により制御部3は選択された紙幣ユニット6内の各センサの汚れの情報を収集する。
制御部3は各センサの汚れの情報から一定基準以上の汚れに達しているセンサがあるかどうか判定する(ステップ5)。もしあれば制御部3は該当するセンサをアラームセンサとしてそのセンサが属するサブユニットを点灯表示する(ステップ6)。
本実施の形態においては、紙幣ユニット6は、図3に示すように、複数のサブユニット6A乃至6Iから構成され、各サブユニット6A乃至6Iにそれぞれ複数のセンサが設けられている。制御部3は、紙幣ユニット6内のすべてのセンサをサブユニット単位でまとめ、汚れがあると検出されたセンサが属するサブユニットをタッチパネル2の画面表示部8に表示する。なお図3は紙幣ユニットの構成を示す構成図である。
図4はサブユニットを表示する例を示す説明図である。図4において、サブユニット6Dが点灯表示されている。これにより、サブユニット6Dの内部に汚れがあると検出されたセンサが存在することが分かる。このときサブユニット6Dは、サブユニット6D内に一つでも汚れがあると検出されたセンサがあれば他のサブユニットと識別可能に点灯表示される。なお表示の仕方は点滅表示であってもよい。
この点灯表示により保守員はサブユニット6Dの中に汚れたセンサがあることを知り、保守員はサブユニット6D内のセンサを清掃する。このとき保守員は、サブユニット6D内のすべてのセンサを清掃する。汚れが検出されたセンサがあるということは、汚れを引き起こす原因がサブユニット6D内にある可能性があり、サブユニット6D内の他のセンサが基準以上ではないが汚れている可能性がある。したがってサブユニット6D内のすべてのセンサを清掃することにより、また直ぐに発生するかもしれないセンサの基準以上の汚れを防止することができ、保守員は出直して清掃する必要がなくなる。
清掃が終了すると保守員は、ボタンの押下等により清掃終了を制御部3へ知らせる(ステップ7)。これを受けて制御部3は、サブユニット6D内のすべてのセンサに対して、再度各センサの汚れの情報を吸い上げ(ステップ8)、各センサの汚れの情報から一定基準以上の汚れに達しているセンサがあるかどうか判定する(ステップ9)。
もしなければ、制御部3は、図5に示すように、サブユニット6Dのみを画面表示部8に表示し、しかも汚れの検出されたセンサが無いことを示す非点灯表示状態で表示する(ステップ10)。これにより保守員は、センサの汚れが解消されたことを知り、センサの汚れチェックの動作を終了する。
もしあれば、制御部3は、図6に示すように、サブユニット6Dのみを画面表示部8に表示し、しかもアラームセンサが存在することを示す点灯表示状態で表示する(ステップ11)。これにより保守員は、センサの異常が解消されていないことを知る。次に制御部3は、ステップ7へ戻り、サブユニット6Dの清掃またはセンサの交換を待つ。なお図5、図6はサブユニットのみの表示を示す説明図である。
ステップ5で一定基準以上の汚れに達しているセンサがないと判定されると、制御部3は、画面表示部8に、図7に示すように、各サブユニット6A乃至6Iとともに、「清掃は不要です」の文言を表示する(ステップ12)。これにより保守員は、清掃が不要であることを認識でき、センサの清掃を実施せずに点検を終了させる。これにより、センサの汚れの状態がわからずに取り敢えず清掃しておくという状況を回避することができ、結果として保守員の点検時間を短縮することができる。なお図7は汚れが検出されない場合のサブユニットの表示を示す説明図である。
以上のように第1の実施の形態においては、汚れが検出されたセンサがあった場合に、汚れが検出されたセンサが属するサブユニットを表示するようにしたので、どの場所のセンサが汚れたのか保守員は資料を見ることなく認識することが可能となる。またサブユニットで表示することにより、汚れが検出されたセンサの周辺のセンサが特定されるので、どの範囲までのセンサを清掃すればよいのかを容易に識別できる。
次に第2の実施の形態のセンサ具備装置を説明する。第2の実施の形態もセンサ具備装置として現金自動取引装置を例にして説明する。第2の実施の形態の自動取引装置の構成は、図1に示す第1の実施の形態の構成と同様であるが、制御部3はタッチパネル2の画面表示部8に対して、装置内に設けられた各センサの汚れ状態を個別に表示させる機能(表示手段)を有している。
次に第2の実施の形態の汚れチェック動作を図8に示すフローチャートにしたがって説明する。図8は第2の実施の形態の汚れチェック動作を示すフローチャートである。なお説明に当っては第1の実施の形態の各図を流用する。保守員がセンサの汚れのチェックを実施する場合、保守員はまずタッチパネル2のキー操作部9を操作して自動取引装置1を保守モードに設定する(ステップ21)。
保守モードに設定されると、画面表示部8には各種の保守作業が表示される。保守員は、表示された作業内容のメニューからセンサ清掃ツールを選択する(ステップ22)。センサ清掃ツールが選択されると、画面表示部8には対象となるユニットを選択する画面が表示される。即ち、図1に示す各ユニット、即ち、カードユニット4、硬貨ユニット5、紙幣ユニット6および通帳記帳ユニット7が表示される。表示されたユニットの中から保守員はチェックしたいユニットを選択する(ステップ23)。ここでも保守員は紙幣ユニット6を選択するものとする。次に保守員はダストチェック開始のボタンを押下する。
開始のボタンが押下されると、制御部3は対象ユニット(紙幣ユニット6)の各センサの汚れの情報を吸い上げる(ステップ24)。紙幣ユニット6には上述したようなセンサの汚れを検出する手段が設けられており、制御部3はこのような検出手段により紙幣ユニット6内の各センサの汚れの情報を収集する。
次に制御部3は各センサの汚れの情報から一定基準以上の汚れに達しているセンサがあるかどうか判定する(ステップ25)。もしあれば制御部3は該当するセンサをアラームセンサとしてそのセンサが属するサブユニットを点灯表示する(ステップ26)。紙幣ユニット6は、図3に示すように、複数のサブユニット6A乃至6Iから構成され、各サブユニット6A乃至6Iにそれぞれ複数のセンサが設けられている。制御部3は、紙幣ユニット6内のすべてのセンサをサブユニット単位でまとめ、汚れがあると検出されたセンサが属するサブユニットをタッチパネル2の画面表示部8に表示する。
サブユニットの点灯表示は図4に示す第1の実施の形態と同様である。図4において、サブユニット6Dが点灯表示されている。これにより、サブユニット6Dの内部に汚れがあると検出されたセンサが存在することが分かる。このときサブユニット6Dは、サブユニット6D内に一つでも汚れがあると検出されたセンサがあれば他のサブユニットと識別可能に点灯表示される。
この点灯表示により保守員はサブユニット6Dの中に汚れたセンサがあることを知り、保守員はサブユニット6D内のセンサを清掃する。このとき保守員は、サブユニット6D内のすべてのセンサを清掃する。汚れが検出されたセンサがあるということは、汚れを引き起こす原因がサブユニット6D内にある可能性があり、サブユニット6D内の他のセンサが基準以上ではないが汚れている可能性がある。したがってサブユニット6D内のすべてのセンサを清掃することにより、また直ぐに発生するかもしれないセンサの基準以上の汚れを防止することができ、保守員は出直して清掃する必要がなくなる。
清掃が終了すると保守員は、ボタンの押下等により清掃終了を制御部3へ知らせる(ステップ27)。これを受けて制御部3は、サブユニット6D内のすべてのセンサに対して、再度各センサの汚れの情報を吸い上げ(ステップ28)、各センサの汚れの情報から一定基準以上の汚れに達しているセンサがあるかどうか判定する(ステップ29)。
制御部3は判定結果を画面表示部8に表示する。表示の仕方は、一定基準以上の汚れに達しているセンサが無い場合には、図9に示すように、サブユニット6Dは点灯されずに表示され、紙幣ユニット6内のすべてのセンサに汚れが無いものとして表示される(ステップ30)。なおこの場合、第1の実施の形態と同様に、図5に示すようにサブユニット6Dのみを非点灯表示するようにしてもよい。これによりセンサの汚れチェックの動作を終了する。
また一定基準以上の汚れに達しているセンサがある場合には、図10に示すように、サブユニット6Dが点灯表示される(ステップ31)。図10は汚れが検出された場合のサブユニットの表示を示す説明図である。図10において、サブユニット6Dが点灯表示されることにより、保守員は清掃してもセンサアラームが復旧しないと判断できるが、点灯表示されたサブユニット6Dは入力ボタンになっており、保守員がこのボタンにタッチすることにより、サブユニット6D内の各センサの汚れの状態を表示させることができる。この場合も、第1の実施の形態と同様に、図7に示すようにサブユニット6Dのみを点灯表示するようにしてもよい。この場合は点灯表示されたサブユニット6Dを入力ボタンとする。
ここで保守員がサブユニット6Dの部分にタッチすると(ステップ32)、画面表示部8には図11に示すようなサブユニット6D内が拡大表示される(ステップ33)。図11はサブユニット内の拡大表示を示す説明図である。図11において、サブユニット6Dの内部が図式的に表示され、サブユニット6D内の各センサDS1乃至DS6が実際の配置位置に対応した位置に表示されている。そして保守員が清掃しても汚れがあると検出されたセンサ(DS2)は、図に示すように点滅表示されている。
この拡大表示により保守員は、サブユニット6D内のどの位置にあるセンサが汚れがあると検出されたのかを容易に把握することができる。清掃した後においても汚れがあると検出された場合は、センサの素子自体の不良等が考えられ、その場合には交換する必要がある。サブユニット6D内部の拡大表示により、図11に示すように不良の惧れのあるセンサ(DS2)の位置が一目でわかるようになるので、センサの交換等の対処を容易に行うことができる。
また図11に示すサブユニット6Dの拡大表示には、手順表示ボタン21および再確認ボタン22が表示されている。手順表示ボタン21は、これを押下すると、不良の惧れのあるセンサ(DS2)の交換手順が詳細に表示される。もし他のセンサが不良の惧れがある場合にはそのセンサの交換手順が詳細に表示される。再確認ボタン22は、不良の惧れのあるセンサに対して交換等の措置を講じた後にセンサの状態を再確認するために押下される。
図11に示すサブユニット6D内部の拡大表示により、保守員はサブユニット6Dの中に不良の惧れのあるセンサの位置を知り、保守員は該当するセンサを交換する等の措置を講ずる。清掃が終了すると保守員は、再確認ボタン22の押下により清掃終了を制御部3へ知らせる(ステップ34)。これを受けて制御部3は、サブユニット6D内のすべてのセンサに対して、再度各センサの汚れの情報を吸い上げ(ステップ28)、各センサの汚れの情報から一定基準以上の汚れに達しているセンサがあるかどうか判定する(ステップ29)。
上記ステップ31において、対象ユニットである紙幣ユニット6の各サブユニットに一定基準以上の汚れに達しているセンサがある場合には、図10に示すように、サブユニット6Dが点灯表示されるが、この場合の表示を図12に示すように、サブユニット6Dを点灯表示するとともに、すべてのサブユニット6A乃至6Iについて、センサの汚れの程度を示すゲージ40A乃至40Iを表示するようにしてもよい。
このようにすべてのサブユニットについてセンサの汚れの程度を示すゲージ40A乃至40Iを表示することにより、センサの汚れが検出されそうなサブユニットを特定することができる。またこのような表示は、ステップ31において一定基準以上の汚れが検出されない場合にも行うようにしてもよい。同様にセンサの汚れが検出されそうなサブユニットを特定することができるからである。
また上記ステップ32において、サブユニット6Dの部分にタッチすると画面表示部8には図11に示すようなサブユニット6D内が拡大表示されるが、このようにサブユニット6Dの内部構成を表示する代わりに、図13に示すように、サブユニット6D内のすべてのセンサDS1乃至DS6とそれらに対応するゲージ41DS1乃至41DS6を表示するようにしてもよい。図13において、一定基準以上の汚れと判定されたセンサ(DS2)はゲージ41DS2の振り切りで判断される。
このようにすべてのセンサについて汚れの程度を示すゲージ41DS1乃至41DS6を表示することにより、不良の惧れのあるセンサを容易に特定できるだけでなく、他のセンサについて汚れの程度を把握することができる。
第1の実施の形態のセンサ具備装置を示すブロック構成図である。 第1の実施の形態の汚れチェック動作を示すフローチャートである。 紙幣ユニットの構成を示す構成図である。 サブユニットを表示する例を示す説明図である。 サブユニットのみの表示を示す説明図である。 サブユニットのみの表示を示す説明図である。 汚れが検出されない場合のサブユニットの表示を示す説明図である。 第2の実施の形態の汚れチェック動作を示すフローチャートである。 汚れが検出されない場合のサブユニットの表示を示す説明図である。 汚れが検出された場合のサブユニットの表示を示す説明図である。 サブユニット内の拡大表示を示す説明図である。 汚れが検出された場合のサブユニットの他の表示例を示す説明図である。 サブユニット内のセンサの汚れの程度を示す説明図である。
符号の説明
1 自動取引装置
2 タッチパネル
3 制御部
6 紙幣ユニット
8 画面表示部
A、B、C、D、E、F、G、H、I サブユニット

Claims (5)

  1. 複数のユニットを具備し、各ユニットにさらに複数のサブユニットを具備し、各サブユニットに複数のセンサを具備するとともに、各センサの汚れを検出する汚れ検出手段を有するセンサ具備装置において、
    前記汚れ検出手段によりセンサの汚れが検出された場合、その汚れが検出されたセンサが属するサブユニットを表示することを特徴とするセンサ具備装置。
  2. 前記汚れ検出手段により汚れが検出されなかったセンサを具備するサブユニットは、清掃不要の表示がされる請求項1記載のセンサ具備装置。
  3. 前記汚れが検出されたセンサが属するサブユニットが表示された後、該サブユニットに属するすべてのセンサとともに前記汚れが検出されたセンサを識別可能に表示される請求項1又は2記載のセンサ具備装置。
  4. 前記汚れが検出されたセンサは配置箇所が識別可能に表示される請求項3記載のセンサ具備装置。
  5. 前記表示されたすべてのセンサについて汚れの程度がそれぞれ表示される請求項3記載のセンサ具備装置。













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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010033189A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置
JP2016029529A (ja) * 2014-07-25 2016-03-03 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 自動取引装置およびその制御方法
US10593142B2 (en) 2017-03-21 2020-03-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Paper sheet processing system and paper sheet processing method

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