JP2007025921A - 通帳発行装置 - Google Patents

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尊幸 三好
Kentaro Koda
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Abstract

【課題】通帳カセット内に種別の異なる通帳が誤って補充されることに起因して、本来発行すべき種別とは異なる種別の通帳が発行されることを防止する。
【解決手段】通帳16の補充時、通帳カセット2内に収納されたすべての通帳16の綴じ目側の画像を通帳画像取得部9で取得し、制御部12はその画像データから得られる出力電圧波形により誤補充された種別の異なる通帳16を検出した場合、誤補充された通帳16が存在することを操作表示部16に表示してオペレータに知らせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀行等の金融機関で使用される通帳発行装置に関するもので、特に通帳カセットに収納された通帳を検出する手段を備えた通帳発行装置に関するものである。
銀行等の金融機関で使用される通帳発行装置は、上位装置からの発行命令あるいは装置単体のマニュアル操作による発行指定により通帳カセットから未使用の通帳を繰出し、その通帳に磁気ストライプへの磁気記録や表紙等の印字処理を行って新規通帳として発行するものである。
この種の通帳発行装置として、通帳をその綴じ目を上にして立てた状態で通帳カセット内に並べて収納するものがあり、このような通帳発行装置において、通帳カセット内の通帳に光を照射する発光素子と通帳からの反射光を受光する受光素子から成る光学センサを通帳の整列方向に移動させ、通帳からの反射光を受光した受光素子の出力を解析して、通帳カセット内の通帳の有無、及び通帳の冊数を認識することにより、通帳カセット内の通帳の収納冊数を正確に管理することができるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−77268号公報(段落「0033」〜段落「0038」、図1、図3、図5)
しかしながら、上述した従来の技術においては、通帳カセット内の通帳の冊数は正確に把握できるが、通帳の種類を検知することはできないため、予め定められた種別(科目)の通帳を収納する通帳カセット内に種別の異なる通帳が誤って補充された場合、本来発行すべき種別とは異なる種別の通帳に印字や磁気記録が行われて発行されてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、通帳カセットから通帳を繰出し、その通帳に印字等の処理を行って発行する通帳発行装置において、通帳カセット内に収納されたすべての通帳の綴じ目側の画像を取得する通帳画像取得部と、この通帳画像取得部が取得した通帳の画像データから得られる出力電圧波形により誤補充された種別の異なる通帳を検出すると共に、誤補充された通帳を検出したとき、誤補充された通帳が存在することを係員に報知手段により報知する制御手段を備えたことを特徴とする。
このようにした本発明は、通帳カセット内に種別の異なる通帳が誤って補充された場合、その誤補充された通帳を検出して係員に報知するため、本来発行すべき種別とは異なる種別の通帳に印字や磁気記録が行われて発行されるという事態を防止できるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明による通帳発行装置の実施例を説明する。
図1は本発明による通帳発行装置の実施例を示す概略構成図である。
図において1は通帳発行装置で、この通帳発行装置1は、通帳カセット2、カセット収納部3、ホッパ部4、通帳搬送路5、通帳処理部6、スタック部7、リジェクト部8、通帳画像取得部9、操作表示部10、記憶部11、及びこれら各部を制御する制御部12等を備えており、通信回線13を介してホストサーバ(上位装置)14に接続されている。
ここで、カセット収納部3はホッパ部4に沿ってその両側に複数段設けられており、各カセット収納部3には番号が付与され、その番号により制御部12が通帳カセット2の装着の有無等を管理するものとなっている。
通帳16は各カセット収納部3に取外し可能に装着された通帳カセット2内に綴じ目側を上にして斜めに傾斜した状態で整列させて収納されており、コイルスプリング等により付勢された押圧版によって繰出し口側に押圧されている。
また、通帳カセット2内の通帳16は図示しないローラ等による繰出し手段により1冊ずつ繰出され、繰出された通帳16はホッパ部4に取込まれて通帳搬送路5へ移送されるものとなっている。
通帳処理部6は通帳搬送路5に沿って配置された磁気ヘッド、頁捲り手段、印字手段、頁検知手段、印字済行検知手段等有し、前記ホッパ部4から通帳搬送路5に送り込まれた通帳16は通帳処理部6に搬送され、磁気ストライプに対する磁気データの書込み及び読取り、表紙及び頁の順めくりあるいは逆めくり、頁検知、印字済行数検知、印字が行われて、すべての処理が終わった後、スタック部7に搬送されて発行される。
処理中にエラーが発生し、制御部12で通帳16自体に問題があると判断された場合、その通帳はリジェクト部8に搬送されて回収、保管される。
通帳画像取得部9は、各カセット収納部3の通帳カセット2上方に位置するように設けられ、通帳16の整列方向(水平方向)に移動可能となっている。
この通帳画像取得部9としては、例えば光源とRBGフィルタ付のCCDカメラによって構成される光学センサが用いられ、この光学センサは通帳カセット2に収納されている通帳16の表紙の綴じ目側の画像を取得して、その画像データを制御部12に送信し、制御部12はその画像データから通帳冊数の計数を行うと共に、誤補充の検出、通帳種別の識別を行うものとなっている。
このような通帳画像取得部9を使用した場合は、通帳16はその種別毎に表紙の色、特に綴じ目側の色合いが違うことが条件となるが、一般的には、金融機関毎に準備されている通帳16の科目(普通、定期、当座、外貨等)毎に表紙のデザインと色が異なっているので、支障は無い。
操作表示部10は、LCD等の表示部(報知手段)と、この表示部上に配置されたオペレータ(係員)操作用のタッチパネルにより構成されている。
記憶部11は各カセット収納部3に装着された通帳カセット2内の通帳16の種別や残り冊数(収納冊数)、誤補充情報、及び通帳種別の識別に用いる通帳種別毎の比較基準値等の通帳16に関する情報を記憶する部位であり、この記憶部11には通帳発行時や通帳補充時等に操作表示部10に表示する画面の画面情報、及び制御プログラム等も格納されている。
制御部12は、記憶部11記憶された制御プログラムに従ってホッパ部4、通帳搬送路5、通帳処理部6、スタック部7、リジェクト部8、通帳画像取得部9、操作表示部10等を制御し、通帳の発行処理を実行すると共に、通帳画像取得部9の取得画像に基づいて各通帳カセット2内の通帳16の計数、誤補充の有無の検出、通帳種別の識別を行って通帳を管理する各種の手段として機能を有する。
また、制御部12は、外部インタフェースを有し、通帳記帳や通帳発行の際、必要に応じて外部インタフェースにより通信回線13を介してホストサーバ14と接続し、ホストサーバ14とデータの授受を行って通帳処理部6に通帳16への印字や磁気記録を実行させると共に、通帳発行の際通帳カセット2から繰出された通帳16をカウントして記憶部11に記憶されている通帳の残り冊数を更新する。
ホストサーバ14は、各顧客の氏名、電話番号、支店番号、口座種別、口座番号等の顧客情報や未記帳データ等を記憶した図示しないデータベースを管理する装置である。
図2は通帳に関する記憶部11の記憶内容例を示す図で、ここでは、カセット収納部3の数を6個として、その6個のカセット収納部3にNo.1〜No.6の番号を付与したものとし、このNo.1〜No.6の番号に対応して総合口座、普通預金、当座預金、定期積立、納税準備等の通帳16の種別、及び残り冊数が記憶されている。
図3は上述した構成の作用を示すフローチャートで、このフローチャートに従って通帳補充時の処理について説明する。
通帳発行装置1の制御部12は、記憶部11に記憶された各カセット収納部3における通帳カセット2内の通帳の収納冊数及び通帳16の種別に基づいて、残量が一定数以下になったニアエンドの通帳16があるか否か、つまり通帳16がニアエンドになったか否か監視しており、通帳16がニアエンドになった場合、そのニアエンドの通帳16の種類と、補充が必要である旨のメッセージを入れた画面を操作表示部10に表示して、オペレータに通帳16の補充を促す。
尚、ここでは記憶部11に記憶されている図2に示す通帳16の種別毎の残り冊数から、10冊以下のNo.1とNo.2のカセット収納部3に該当する総合口座と普通預金の通帳16がニアエンドになっているものとする。
オペレータは通帳発行処理をしていない通帳発行装置1の空き時間に通帳16の補充操作を行う。すなわち、オペレータは補充を要する通帳種別に該当するNo.1とNo.2のカセット収納部3から通帳カセット2を取り出し、その取り出した通帳カセット2内に総合口座と普通預金の未使用の通帳16を例えばそれぞれ50冊補充(収納)した後、通帳カセット2を再びカセット収納部3に装着する(S1)。
各通帳カセット2の取り出しと装着は、各カセット収納部3に設けられている図示しないセンサにより検知され、そのセンサの出力により制御部12は通帳カセット2の着脱を認識して、補充が行われた通帳カセット2に対する計数指示を誘導する画面を操作表示部10に表示する。
図4はこのときの計数指示誘導画面の例を示す図で、この画面ではNo.1〜No.6のカセット収納部3に対応してカセットの図形を表示し、通帳16を補充した通帳カセット2に対応するNo.1とNo.2のカセットの図形内に「補充操作あり」の文言を入れ、補充をしない通帳カセット2に対応するNo.3〜No.5またカセットの図形内には「無補充」の文言を入れて、補充を行った通帳カセット2をオペレータが確実に認識できるようにし、更に、例えばNo.6のカセット収納部3に通帳カセット2が装着されていない場合、カセットの図形を破線で示し、その内側に「未装着」の文言をいれて、オペレータによるカセットの装着を誘導するようにしている。
また、この画面中には補充された通帳16の計数、確認をするので計数キーを押下するよう促す旨のメッセージと計数キー15を表示し、無補充の通帳カセット2についても計数を行う場合は、そのカセットの図形を指で押して指定するよう促すメッセージも表示している。
尚、ここでは、無補充の通帳カセット2については指定しなかったものとして説明を続ける。
制御部12は計数キー15が押下された否かを監視し(S2)、オペレータが計数キー15を押下すると、制御部12は通帳が補充された通帳カセット2及び計数が指定された通帳カセットの該当通帳画像取得部9に動作指示を送り、この動作指示を受けた通帳画像取得部9は、通帳の整列方向に沿って移動しながら、光源とRBGフィルタ付のCCDカメラにより通帳16の綴じ目側の画像データを取得して制御部12に送信する。
制御部12は通帳画像取得部9からの画像データを解析して、通帳の冊数を計数すると共に、誤補充の有無を検出し、更に通帳の種別を識別する処理を実行する(S3)。
ここで、この処理について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は通帳画像取得部9による通帳の画像データ取得の状態を示す説明図である。
この図5に示したように、通帳16の綴じ目側は山形になっているので、通帳16の綴じ目側の部分を斜めから照射するように通帳画像取得部9の光源9aを配置することで、隣り合う通帳16の綴じ目側部分が作る谷部17に陰影を生じさせ、これにより通帳16の上方において光軸を垂直方向に向けたRBGフィルタ付のCCDカメラ9bが取得する画像データ上、前記谷部17の陰影による黒部分を作り出すことができるので、陰影の鮮明な画像データが得られる。
図6はCCDカメラ9bが取得する画像データから得られる出力電圧波形を示す図で、通帳16が正常に補充された場合、つまり種別の異なる通帳16が混入していない場合、通帳色は同一となるので、図6(a)に示したように出力電圧波形はすべて同一となり、種別の異なる異種の通帳16が混入している場合は、その異種の通帳16の色が他の通帳16の色と異なるので、図6(b)に示したように、種別の異なる異種の通帳16の出力電圧波形Pは、その高さが他の通帳16の出力電圧波形と異なるものとなる。
従って、画像処理時に制御部12は、前記の出力電圧波形の数をカウントすることにより、通帳カセット2に収納された通帳16の冊数を計数し、また異なる高さ出力電圧波形が存在する否かにより誤補充の有無を検出する。
誤補充された異種の通帳16が存在する場合、その通帳16は通帳カセット2内の先頭の通帳つまり通帳カセット2の通帳繰出し口側の通帳16から数えて何番目であるかということも認識可能である。
また、制御部12は前記出力電圧波形の高さを演算し、この演算により算出した値と記憶部11に記憶されている比較基準値と比較することで通帳16の種別を識別する。
これらの処理結果は制御部12に設けられている図示しない一時記憶部に記憶される。
1個のカセット収納部3の通帳カセット2に対する処理が終了すると、制御部12はオペレータが指定した通帳カセット2を含めて、次に処理する通帳カセット2があるかどうか、つまり処理がすべて終了したかどうかを判断し(S4)、終了していない場合は次の通帳カセット2に対して同様に処理を行う。
処理がすべて終了した場合、制御部12はオペレータに対して処理結果を操作表示部10に表示する。
図7〜図9はこのときの処理結果表示画面の例を示す図である。
通帳16が正常に補充されている場合、図7に示したように、No.1のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「総合口座」を、No.2のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「普通預金」の表示を入れ、それぞれの図形の横に補充前の残り冊数と補充した冊数を表示すると共に、更にその横に通帳カセット2内の通帳16の合計冊数を表示するようにしている。
また、この画面中には計数結果の内容を確認して登録キーを押下するよう誘導するメッセージと、計数結果の登録を指示する登録キー18、及び計数のやり直しを指示する再計数キー19を表示している。
一方、通帳16が正常に補充されていない場合、例えば、総合口座の通帳16が収納されるNo.1のカセット収納部3に該当する通帳カセット2内に異種の通帳16が混入して補充された場合、図8に示したように、No.1のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「総合口座」を、No.2のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「普通預金」の表示を入れ、それぞれの図形の横に補充前の残り冊数と補充した冊数を表示すると共に、更にその横に通帳カセット2内の通帳16の合計冊数を表示するが、「総合口座」の補充冊数の部分には、異種の通帳の冊数も表示する。
そして、この画面中にはNo.1のカセット収納部3の通帳カセット2内に異種の通帳16が混入しているので、その通帳16を除去して再計数を行うように誘導するメッセージと、確認キー20を表示している。
尚、この表示と共に、前記メッセージを図示しない音声発生手段でオペレータに報知するようにしてもよい。
更に、通帳10を間違えて補充した場合、例えば、総合口座の通帳16が収納されるNo.1のカセット収納部3に該当する通帳カセット2内に普通預金の通帳16を補充し、普通預金の通帳16が収納されるNo.2のカセット収納部3に該当する通帳カセット2内に総合口座の通帳16を補充した場合は、図9に示したように、No.1のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「総合口座」を、No.2のカセット収納部3に該当する通帳カセット2の図形内に通帳16の種別を示す「普通預金」の表示を入れ、それぞれの図形の横に補充前の残り冊数と補充した冊数を表示すると共に、更にその横に通帳カセット2内の通帳16の合計冊数を表示するが、「総合口座」の補充冊数の部分には、補充された通帳16の種別を示す「普通」の文字と冊数を、「普通預金」の補充冊数の部分には、補充された通帳16の種別を示す「総合」の文字と冊数をそれぞれ表示する。
そして、この画面中にはNo.1とNo.2のカセット収納部3の通帳カセット2内に異種の通帳16が補充されている旨のメッセージと、確認キー20を表示している。
この場合も、当該メッセージを音声発生手段により出力するようにしてもよい。
前記の処理結果を操作表示部10に表示した後、制御部12は登録キー18の押下の有無により処理結果の登録の可否を判断する(S6)。
例えば、オペレータが図7の処理結果の画面を見て登録キー18を押下した場合は、S9に移行するが、登録キー18が押下されない場合は、制御部12は再計数キー19の押下の有無により再計数か否かを判断する(S7)。
例えば、オペレータが図7の処理結果の画面を見て自分で補充した冊数と計数結果が異なると考えて、再計数キー19を押下した場合は、S3に戻って、処理を繰り返す。
また、オペレータが図8の処理結果の画面を見て、確認キー20を押下した後、異種の通帳16を抜取るか、または図9の処理結果の画面を見て、確認キー20を押下した後、間違えて補充した通帳を入れ替えた場合は(S8)、通帳カセット2抜き取り、再装着が伴うので、制御部12は図4に示した計数指示誘導画面を操作表示部10に表示し、この画面で計数キー15が押下されると、S3からの処理を繰り返す。
前記図7または図8の処理結果の画面を見てオペレータが登録キー18を押下した場合、制御部12は、図示しない一時記憶部に記憶した処理結果を記憶部11に登録する。つまり一時記憶部に記憶した処理結果に基づいて記憶部11に記憶されている補充該当種別の通帳16の収納冊数を更新する(S9)。
この場合、図8に示したように、例えば総合口座の通帳16に混入した異種の通帳はそのまま収納冊数に加えられるが、前記のようにその異種の通帳16は通帳カセット2内の先頭の通帳16つまり通帳カセット2の通帳繰出し口側の通帳16から数えて何番目であるかということも認識可能であるので、その情報を記憶部11に記憶することで、通帳発行処理時に異種の通帳16が繰出されたとき、その通帳16に印字等を行うことなくスタック部7に搬送してオペレータに抜取らせたり、あるいはリジェクト部8に搬送して回収することができる。
その後、制御部12は、記憶部11に記憶(登録)されている通帳16の種別毎の冊数を操作表示部10に表示する。
図10はこのときの登録結果表示画面の例を示す図で、この画面ではNo.1〜No.6のカセット収納部3に対応してカセットの図形を表示し、各図形内に通帳16種別と冊数表示すると共に、補充を行った総合口座と普通預金に該当する図形を太線で表して他の図形と区別することにより補充や計数を行ったことが識別できるようにしている
また、この画面中には通帳16の種別と冊数を確認して終了キーを押下するよう促す旨のメッセージと終了キー21を表示し、これを見てオペレータが終了キー21を押下すると処理終了となる。
以上説明した実施例によれば、各カセット収納部3に通帳画像取得部9を設けて、通帳補充時に、この通帳画像取得部9が取得した画像データから得られる出力電圧波形を解析するようにしているため、予め定められた種別(種別)の通帳を収納する通帳通帳カセット内に種別の異なる通帳が誤って補充された場合、その誤補充された通帳を確実に検出することが可能となり、それにより本来発行すべき種別とは異なる種別の通帳に印字や磁気記録が行われて発行されるという事態を防止できるという効果が得られる。
補充された通帳の計数と誤補充された通帳の検出とを同時に行うことができるので処理時間も短時間で済むという効果も得られ、更に、誤補充された通帳の順番も情報として保有するので、誤補充された通帳の抜き取りを行わなくとも、通帳発行処理時に、その誤補充された通帳が繰出されたときにスタック部から排出したり、リジェクト部に搬送して回収できるという効果も得られる。
尚、上述した実施例は、総合口座の通帳と普通預金の通帳を補充した場合を例にして説明したが、本発明はこれに限られず、他の種別の通帳を補充する場合も、同様に誤補充の検出と補充した冊数の計数を行うことができる。
また、通帳の種別は図2に示したものに限らず、他の通帳を加えてもよい。
更に、カセット収納部の数も6個に限らす、これより多くてもまた少なくてもよい。
実施例を示す概略構成図 実施例における記憶部の記憶内容例を示す図 実施例の作用を示すフローチャート 実施例における計数指示誘導画面の例を示す図 画像データの取得状態を示す説明図 画像データから得られる出力電圧波形を示す図 実施例における計数等の処理結果画面の例を示す図 実施例における計数等の処理結果画面の例を示す図 実施例における計数等の処理結果画面の例を示す図 実施例における登録結果表示画面の例を示す図
符号の説明
1 通帳発行装置
2 通帳カセット
3 カセット収納部
4 ホッパ部
5 通帳搬送路
6 通帳処理部
7 スタック部
8 リジェクト部
9 通帳画像取得部
10 操作表示部
11 記憶部
12 制御部
15 計数キー
16 通帳
17 谷部
18 登録キー
19 再計数キー
20 確認キー
21 終了キー

Claims (5)

  1. 通帳カセットから通帳を繰出し、その通帳に印字等の処理を行って発行する通帳発行装置において、
    通帳カセット内に収納されたすべての通帳の綴じ目側の画像を取得する通帳画像取得部と、
    この通帳画像取得部が取得した通帳の画像データから得られる出力電圧波形により誤補充された種別の異なる通帳を検出すると共に、誤補充された通帳を検出したとき、誤補充された通帳が存在することを係員に報知手段により報知する制御手段を備えたことを特徴とする通帳発行装置。
  2. 請求項1に記載の通帳発行装置において、
    前記報知手段は表示手段とすることを特徴とする通帳発行装置。
  3. 請求項1に記載の通帳発行装置において、
    通帳の種別毎の識別用基準値を記憶した記憶部を備え、
    前記制御手段は、前記通帳カセットへの通帳の補充時に前記通帳画像取得部が取得した通帳の画像データから得られる出力電圧波形の値と前記記憶部に記憶した前記識別基準値とを比較することで前記通帳カセットに収納されている通帳の種別を識別することを特徴とする通帳発行装置。
  4. 請求項1または請求項3に記載の通帳発行装置において、
    前記制御部は、前記通帳の画像データから得られる通帳1冊毎の出力波形をカウントして、誤補充された通帳の繰出しの順番を検出し、誤補充された通帳が繰出されたとき、その通帳をリジェクト部に搬送して回収することを特徴とする通帳発行装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の通帳発行装置において、
    通帳カセットは複数とし、各通帳カセットに収納された通帳の種別と冊数を前記記憶部に記憶させることを特徴とする通帳発行装置。
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