JP2006092105A - 帳票処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複合帳票取扱装置など同一挿入口から払込書及び通帳などの帳票を取り込んで処理する装置において、帳票が誤挿入された場合であっても帳票種別の判別を高速に行う帳票処理装置を提供する。
【解決手段】 帳票Pは、搬送ローラ対41aによって装置に取り込まれ、幅検知センサ202〜204によって帳票の幅が検知される。さらに厚さ検知部12によって帳票の厚さが検知される。もし横型通帳の表紙のみを開き綴じ目を縦に誤挿入した場合など、帳票の幅が払込書と誤判定され、さらに厚さが払込書の厚さより厚いグレーゾーンに判定された場合は、長さ検知センサ205で帳票の長さが検知され取り込み処理中であっても払込書ではないと判定される。また、帳票の幅、厚さ、長さ検知によって通帳と判定された場合は、磁気検知部3によって磁気ストライプの有無が検知される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば通帳又は払込書などの帳票を同一挿入口から取り込んで処理する複合帳票取扱装置などの帳票処理装置において、特に、取り込んだ帳票の帳票種別を判別する帳票処理装置に関する。
帳票処理装置には、例えば自動預払装置に搭載される複合帳票取扱装置が知られている。この複合帳票取扱装置は、同一挿入口より規定の払込書及び通帳を取り込んで処理する。この通帳には複数種類の形状があるが、何れの通帳も処理可能である。
払込書は、取り込み、搬送、イメージ読み取り、文字認識、印字が行われ複合媒体取扱装置内部の収納部に収納される。
通帳は、取り込み、搬送、磁気読取・書込、ページマーク読取、行読取、文字認識、印字、印字濃度確認が行われ装置の接客口に返却される。
複合帳票取扱装置には、払込書及び通帳が同一挿入口から挿入されるので、この払込書及び通帳に関する一連の処理を行うために、取込機構、駆動分割された搬送機構、幅寄せ機構、装置内帳票一時保留機構、磁気読取・書込機構、通帳ページ捲り機構、イメージ読取機構、文字印字機構、帳票収納機構、新規通帳発行機構が設けられている。これらの各機構には、各帳票に対応した取扱い手順が設定されており、この設定に従ってシーケンシャルな動作が行われる。
この際、払込書、通帳等の、挿入された帳票の種類やその正当性を挿入後に検知して異常帳票の返却処理を高速に行うために、幅検知機構、厚さ検知機構及び磁気ストライプ検知機構を備え、挿入された帳票の幅、厚さ、磁気ストライプの有無の3つの観点から行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−58931号公報(第1頁、図2)
しかしながら、特許文献1記載の帳票取扱装置は、磁気ストライプ検知機構による磁気ストライプの有無検知を行っているため、装置の内部に帳票を取り込み所定の範囲内の搬送速度に達した後に磁気ストライプの有無検知をする必要があった。そのため、磁気ストライプ検知機構を帳票挿入口の搬送方向下流に配置する必要があり、帳票が正常方向に挿入された場合は特に問題ないが、異常帳票や、挿入方向を間違えた場合は帳票種別の判別が遅れるという問題があった。すなわち、以下の問題がある。
(1) 通帳によっては挿入方向を間違えると払込書と判断されるものがあり、OCRスキャナへのギャップ指定を間違ってしまい装置の故障になる場合がある。
(2) 帳票取込完了後に、異常帳票であることが判明するため処理遅延が発生する。
(3) 帳票を搬送路に完全に取り込んでから異物判別が行われるため、異物を返却することが不可能となり、装置が稼動停止する場合がある。
(4) 誤挿入の場合、取込が完了してから判明するためアナウンスが遅れる場合がる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、帳票の取り込み完了までに帳票の幅、帳票の厚さ、帳票の搬送方向の長さの検知を行うことによって帳票種別の判別を高速に行うことが可能な帳票処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の帳票処理装置は、異なる種類の帳票の挿入が可能な挿入部と、この挿入部より挿入された帳票の幅を検知する幅検知手段と、この幅検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の厚さを検知し、前記処理する帳票の厚さに応じて少なくとも3段階に区分する厚さ検知手段と、この厚さ検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の長さを検知する長さ検知手段と、前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、及び前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する帳票判別手段と、この帳票判別手段の判別結果に基づいて前記帳票を正常処理、または返却処理する制御手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明の請求項2記載の帳票処理装置は、異なる種類の帳票の挿入が可能な挿入部と、この挿入部より挿入された帳票の幅を検知する幅検知手段と、この幅検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の厚さを検知し、前記処理する帳票の厚さに応じて少なくとも3段階に区分する厚さ検知手段と、この厚さ検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の長さを検知する長さ検知手段と、前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、及び前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する判別手段と、前記帳票の磁気ストライプの有無を検知する磁気検知手段と、前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する帳票判別手段と、この帳票判別手段の判別結果、当該帳票が磁気ストライプを有すべき帳票であると判別されたにも拘らず、前記磁気検知手段によって、磁気ストライプが検知されなかったとき、当該通帳の挿入方向違いであることを表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、帳票の取り込み完了までに帳票の幅、帳票の厚さ、帳票の搬送方向の長さの検知を行うことによって帳票種別の判別を高速に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1による複合帳票取扱装置を搭載した自動預払装置の外観図である。自動預払装置99は、カードユニット100、複合帳票取扱装置101、紙幣を入出金するための紙幣ユニット102、操作パネル103、硬貨を入出金するための硬貨ユニット104、及びこれらの各ユニットと相互に通信を行い、自動預払装置99を制御する総合制御部から構成される。
図2は、複合帳票取扱装置101の概略側断面図である。図3は、厚さ検知部12を説明する図である。図4は複合帳票取扱装置101で使用される通帳の一例で、図5は払込書の一例である(詳細は後述する)。
複合帳票取扱装置101には、通帳20、22及び払込書27からなる帳票Pの同一挿入口かつ排出口である帳票挿入口(挿入部)2と、この帳票挿入口2から挿入された帳票Pを図示矢印A方向に搬送する左搬送路40L、右搬送路40Rが設けられている。そして、この左右の搬送路40L、40Rに沿って帳票挿入口2から、搬送ローラ対(取り込みローラ対)41a、幅検知センサ(幅検知手段)202〜204、厚さ検知部12、長さ検知センサ(長さ検知手段)205、磁気検知部(磁気検知手段)3、表裏反転部4、通帳ページ捲り・幅寄せ部5、PLF検知部6、OCRスキャナ部7、印字部8、及び払込書27を収納する上段払込書収納庫9と下段払込書収納庫10からなる処理ユニットが配置されている。さらに、これらを制御する制御部(制御手段)105、帳票を挟持して搬送するための複数の搬送ローラ対41b、41c、41d、、、、電源部(図示しない)が設けられている。さらにまた、上記表裏反転部4によって分岐された一時保留搬送路47にOCRスキャナ部7が設けられている。したがって、この一時保留搬送路47は、帳票を一時保留するための搬送路であると共に、この搬送路によって搬送されることによって、帳票Pの画像がOCRスキャナ部7によって読み取られる。
帳票挿入口2は、上述したように通帳20、22及び払込書27からなる帳票Pが挿入又は排出されるところである。
幅検知センサ(幅検知手段)202〜204は、投光器及び受光器からなる光学式検知センサで構成され、帳票挿入口2から挿入された帳票の幅を検知する。本実施例では通帳20、22及び払込書27の幅に合わせて、搬送方向と直交する方向に、この幅検知センサを3個配置してある。なお、帳票の幅とは、挿入された帳票の搬送方向と直行する方向の長さを言う。
厚さ検知部(厚さ検知手段)12は、搬送される帳票Pと接触しながら回転し、かつ、帳票Pの厚さ方向に変動可能なローラ(厚さ検知センサ)12a、この厚さ検知センサ12aの厚さ方向の変動Bを厚さ検知部12dに伝達するアーム12c、及び検出された変動量Bを処理する処理回路(図示しない)を備え、帳票Pの厚さを検知する。
図3(1)は、厚さ検知部12の詳細図で、帳票Pが図示矢印Aの方向に搬送され、厚さ検知センサ12aがこの帳票Pと接触しながら厚さ検知している様子を示す。
図3(2)は、厚さ検知部12の動作を示す図で、帳票Pが例えば横通帳の表紙を開いた状態で表紙を先頭にして搬送されている場合の検知波形を示す。
図3(2)Bは、図3(2)Aで示す上記横通帳の厚さ検知波形Tである。
図3(2)Cは、図3(2)Bで示す厚さ検知波形Tを平滑して、厚さに応じた厚さ検知出力T0が得られる。この厚さ検知出力T0は、その厚さによって下式(5)〜(7)に区分される。
薄い :0≦T0<a・・・・(5)
どちらでもない:a≦T0<b・・・・(6)
厚い :b≦T0<c・・・・(7)
T0:厚さ検知出力
なお、本実施例による上記不確定の区分は、帳票Pの一部分が「薄い」の区分範囲で、一部分が「厚い」の区分範囲など、上記厚さ検知出力T0を基に帳票の厚さ検知を行った結果、払込書(薄い)と通帳(厚い)のどちらに区分すべきか判別できない場合にも用いられる。
長さ検知センサ(長さ検知手段)205は、投光器及び受光器からなる光学式検知センサで構成され、帳票挿入口2から挿入された帳票の搬送方向の長さを検知する。なお、帳票挿入口2から挿入された帳票は、幅検知センサ202〜205の搬送方向下流に近接して配置された後述するプッシャーによって搬送方向の右側に整位される。本実施例では、このようにして整位された通帳20、22及び払込書27の何れの帳票も検知できる位置に1個配置してある。
磁気検知部3は、磁気ヘッド31、磁気ヘッドドライバ回路32、及び通帳押さえローラ対41dを備えている。ここで、縦型通帳20の磁気ストライプ20aの検知を行う場合を例に説明する。磁気ヘッド31と通帳押さえローラ対41dで搬送される縦型通帳20の磁気ストライプ20aを押圧し、縦型通帳20の磁気ストライプ20aを磁気ヘッド31に接触させ、搬送される縦型通帳20の磁気ストライプ20aの有無を検知する。
すなわち、操作者が縦型通帳20の挿入方向を間違わずに挿入した場合(正常挿入)、当該通帳の搬送方向右側から所定の位置に磁気ストライプが貼り付けられているため、この磁気ストライプを検知することができる。
さらに、複合帳票取扱装置の所定の動作タイミングで磁気ストライプ20aの磁気データをリード/ライトすることが可能である。このようにして読み取られた磁気データは、複合帳票取扱装置101の制御部105へ通知される。
なお、横型通帳22の磁気ストライプ22bの検知、及び磁気データのリード/ライトは、上記縦型通帳20の磁気ストライプ20aの検知、及び磁気データのリード/ライトと同様に行うことができるので、その説明を省略する。
本実施例では、磁気ストライプの検知と磁気データのリード/ライトを同一の磁気ヘッド31を用いて行ったが、磁気ストライプの検知と磁気データのリード/ライトを行う磁気ヘッドを違えても結果は同じである。また、磁気ストライプの検知は構造及び処理の簡単な磁気センサーで行い、磁気データのリード/ライトは磁気ヘッドで行う方法も同様の結果を得ることができる。
表裏反転部4は、分岐搬送路(分岐搬送手段)45、46、及び分岐ゲートGを備え、払込書27の表裏が間違えて挿入された場合に、OCRスキャナ部7で読取った払込書のイメージデータに基づいて、当該払込書の表裏を反転する。そのために、上記分岐ゲートGによって左搬送路40L、右搬送路40R、一時保留搬送路47が必要に応じて連結される。
すなわち、分岐ゲートGを回動しない場合、帳票Pは、表裏反転部4の左搬送路40Lから右搬送路40Rに搬送される。このとき帳票Pの挿入方向は搬送前と同じである。
一方、分岐ゲートGを右側に回動した場合、右搬送路40R、分岐搬送路46、一時保留搬送路47が連結され、例えば通帳ページ捲り・幅寄せ部5にあった帳票Pは後進しながらOCRスキャナ部7まで搬送される。このとき帳票Pの挿入方向は搬送前と同じである。
さらに、分岐ゲートGを左側に回動した場合、左搬送路40L、分岐搬送路45、一時保留搬送路47が連結され、例えばOCRスキャナ部7にあった帳票Pは前進しながら左搬送路40Lまで搬送される。このとき帳票Pの挿入方向は表裏、正逆が反転する。
通帳ページ捲り・幅寄せ部5は、ページ捲り機構と幅寄せ機構から構成される。通帳ページ捲り機構は、通帳に印字するための印字行が同一ページに不足した場合に自動的にページ捲りを行う。また、幅寄せ機構は、通帳20、22の位置ずれによる磁気ストライプ20a、22aの誤読、誤書き込みが発生するのを防止するため、搬送される通帳20、22を片側に幅寄せ整位する。本実施例では、搬送方向右側に整位する。なお、この整位は、搬送方向左に整位し、それに合わせて関連する機構を設けても同様の効果が達成されるのは当然である。
PLF検知部6は、LED照明とモノクロCCD(ラインセンサ)からなり、搬送される通帳端部に印刷されている通帳のページマーク20b、22b、印字済行、及び印字後の印字濃度を読み取る。また、複合帳票取扱装置101の制御部105は、通帳のページマーク20b、22bのページデータと、当該通帳の磁気ストライプ20a、22aから読み取った磁気データ内のページデータとが一致するか判別し、現在開いている通帳のページに誤りがないか確認する。
OCRスキャナ部7は、照明部とカラーCCD(ラインセンサ)からなり、搬送される払込書27のイメージデータを読み取り、その読み取ったデータを複合帳票取扱装置101の制御部105へ通知する。
印字部8は、通帳20、22及び払込書27に必要なデータを印字する(詳細は、後述する。)。
上段払込書収納庫9及び下段払込書収納庫10は、帳票処理の終了した払込書27が収納される所である。
図6は制御部105を説明するためのブロック図である。制御部105には、CPU(主制御部)112、データ処理回路113、RAM114、ROM115、画像メモリ116、I/Oポート117、118などが搭載されたボードで構成されており、これらは内部バス119を通じて相互に通信が行われる。
ROM115は、この複合帳票取扱装置101で実行されるプログラムや各種パラメータが記憶された読み取り専用メモリである。
RAM114は、プログラム実行のためのワークエリアやデータのストレージなどに用いられる読み出しと書き込みが可能なメモリである。
CPU112は、複合帳票取扱装置101の全体的な制御および各種の演算処理を実行し、この演算処理結果を総合制御部130に送信する。
データ処理回路113は、磁気ヘッドドライバ回路32と接続され、磁気ストライプの磁気検知、及び磁気ヘッド31のリード/ライトデータ処理を行う。磁気ヘッドドライバ回路32は、データ処理回路113で生成された磁気ヘッド用の記録データに基づいて磁気ヘッド31を駆動したり、磁気ヘッド31によって通帳20の磁気ストライプ20aから読み出された信号の処理を行う。
また、データ処理回路113は、印字ドライバ回路88と接続され、印字部8の印字パターンデータの生成処理などを行う。印字ドライバ回路88はデータ処理回路113によって生成された印字パターンデータに基づいて印字部8の印字ヘッド84を駆動する。
制御部105のI/Oポート118には、PLF検知部6及びOCRスキャナ部7が接続されている。OCRスキャナ部(画像読取手段)7に収納されている記載していないOCR(光学式文字読み取り)によって帳票(この場合、払込書)から読み出されたイメージの文字認識が行われる。文字認識された結果は、制御部105に通知される。
また、I/Oポート117には、例えば帳票挿入口2に配置された搬送ローラ対41aをはじめとする各種モータやソレノイドの動力源に駆動信号を供給したり、例えば帳票挿入口2に配置した光学センサ86などの受光部をパルス点灯するために電圧を供給したり、これら光学センサ86の出力を増幅する増幅器を収納するドライバ回路120が接続されている。
また、CPU112は、ドライバ回路120を通して入力された上記光学センサ86からの出力を演算処理し、出入口に放出された帳票の帳票種別を判別し、この判別結果に伴なうガイダンスデータを総合制御部130に伝送し、操作パネル103及び図示していない音声案内でガイダンスを行う。
総合制御部130は、複合帳票取扱装置101、カードユニット100、紙幣ユニット102、硬貨ユニット104、操作パネル103で構成される自動預払装置99の各ユニットと相互に通信を行い、自動預払装置99を制御する。また、総合制御部130は他のオンラインで接続された図示しないセンターとの間で通信を行うことが可能であり、自動預払装置99の取引結果をセンターに通知する。
次に、以上のように構成された複合帳票取扱装置101による通帳20、22及び払込書27の処理を説明する。
最初に通帳処理を説明する。画面ガイダンス、音声ガイダンス等の指示に従い操作者がタッチパネルなどからなる操作パネル103により、例えば通帳記帳などの取引を選択する。通帳記帳取引が選択されると、操作パネル103には通帳挿入の画面ガイダンス等が行われる。
操作者が例えば通帳20(縦型通帳)を複合帳票取扱装置101の挿入部2に挿入すると、幅検知センサ202〜204に検知され、搬送ローラ対41aがモータなどにより回転し、通帳20を装置内に取り込む。
この際、幅検知センサ202〜204の何れかが明の場合は通帳サイズと見なし、プッシャー機構201により右側に幅寄せられて厚さ検知部12で厚さが検知される(以降、T検と称す)。
次に、磁気検知部3で磁気ストライプ20aの有無が検知される(以降、S検と称す)。ここまでの一連の判定で図7(1)の帳票・冊子判別基準に従い帳票種別が判別される。すなわち、横型通帳22の場合、横幅167±1mm、厚さ0.13mm以上、磁気有りが判定される。また、縦型通帳20の場合、横幅140±0.5mm、厚さ0.13mm以上、磁気有りが判定される。この判定の結果、本実施例の場合は通帳20であることが確定する。この帳票種別判別に従い、磁気読込・書込部3は、磁気ストライプ20aのデータを読み取る。読み取られたデータは制御部105へ通知される。
次に、PLF検知部6によって、ページマーク、印字済み行が読み取られる。この読取結果に基づいて、ページ判定、印字行(空白行、印字開始行)判定が行われる。その結果は、前述の制御部105へ通知される。
印字濃度(以降、PLF検知と称す)にて現在開かれているページのページマークを読み取ってページを判定しその結果も前述の主制御部へ通知する。主制御部105は、先の磁気データ内の行データと、PLF検知部6で読み取った行データが一致するか判定する。この判定の結果一致すると自動預払装置99の総合制御部130は、センター(図示しない)とのオンライン伝送を行い、当該口座についての記帳データを入手し、そのデータを制御部105へ送信して印字部8で通帳20に印字を行う。所定の印字が終了すれば(必要に応じて通帳ページ捲り部5にて改ページが行われる)通帳はPLF検知部6にて印字濃度を判定した上で帳票挿入口2へと返却搬送する。
次に、払込書処理を説明する。払込処理を行う場合は、画面ガイダンス、音声ガイダンス等の指示に従い操作者がタッチパネルなどからなる操作パネル103により、例えば払込取引を選択する。払込取引が選択されると、操作パネル103には払込書挿入の画面ガイダンス等が行われる。
操作者が払込書27を複合帳票取扱装置101の挿入部2に挿入すると、幅検知センサ202〜304に検知され、搬送ローラ対41aがモータなどにより回転し、払込書27を装置内に取り込む。
この際、幅検知センサ202〜204が全て暗の場合は払込書27の幅サイズと見なされ、プッシャー機構201が解除されて取り込まれる(図10参照)。
このようにして取り込まれた払込書27は、厚さ検知部(以降、T検と称する)12で厚さが検知される。
次に、T検による検知結果、厚くもなく、薄くもなく、中間の厚さ(グレーゾーン)の場合、長さ検知センサ205による長さ検知を行う。
次に、磁気検知部(以降、S検と称す)3で磁気ストライプの有無が検知される。払込書27の場合、当然のことながら磁気ストライプなしが出力される。
ここまでの一連の判定で図7(1)の通帳・払込書判別基準値に従い帳票種別が判別される。すなわち、払込書の横幅180mm、厚さ0.13mm未満、長さ114mm、磁気なしが判定される。この判定の結果、本実施例の場合は払込書27であることが確定する。
この帳票種別判別に基づき、払込書27は、払込書27のイメージを読み取るラインCCDと光源からなるOCRスキャナ7に搬送され、払込書27の表面が読み取られる。読み取られたイメージは文字認識部で払込先、口座番号28a、28b、金額29a、29bなどの文字認識、及び、払込人住所氏名30a、30bの文字の有無、払込書27の種別などの確認が行われ、操作パネル103に、口座番号28aなどの読み取られたイメージと文字認識された結果が上下に並んで表示される。操作者は、この操作パネル103に表示された文字認識内容を確認し、問題ないことを確認するために操作パネル103上の必要なキーを押すことにより、紙幣ユニット102、硬貨ユニット104などの現金を取り扱うユニット、又はカードによる入金などの場合はカードユニット100へのカード投入が指示される。この指示に基づいて、払込書27に示された口座28a、28bへの払込などの処理が行われる。
その後、払込書27は印字部8に搬送され、印字部8により受付局日附印34aなどの必要な印字が行われる。印字後、更にOCRスキャナ7で特定箇所の印字が読み取られデータ処理回路113の画像処理回路で印字濃度のOK/NGの判定が行われる。この判定結果を自動預払装置99の総合制御部130へ通知する。
その後、搬送切り替えゲート(図示しない)により上段収納部9、又は、下段収納庫10に収納される。
次に、図8を参照して厚さ検知センサ12aを1個使用した場合の実施例を説明する。この厚さ検知センサ12aは、上述したように搬送される帳票と接触しながら回転し、帳票の厚さ方向に変動する。また、厚さ検知センサ12aは、幅検知センサ202〜204の搬送方向下流かつ搬送路の概略中央部に配置されている。なお、この厚さ検知センサ12aは、幅検知センサ202〜204の搬送方向下流で、かつ、直後に配置されるのが好適である。
ここで、操作者が操作パネル103から払込書処理を選択し、横型通帳22の綴じ目を縦方向にして表紙ページのみ捲った状態で挿入した場合を説明する。帳票(この場合、横型通帳22)は、幅検知センサ202〜204に検知され払込書27と誤判定され、厚さ検知センサ12aでT検が行われる。
このT検による検知の結果、帳票の厚さが払込書27の厚さ(0.13mm未満)より“厚い”と検知された場合、取り込み処理中であっても払込書27ではないと判別される。
また、T検による検知の結果、帳票の厚さが払込書27の厚さより“厚い”とも“薄い”とも言えない不確定(グレーゾーン)と区分された場合、長さ検知センサ205で帳票の長さが検知される。この長さ検知の結果、横型通帳22の搬送方向の長さは140mmであり、払込書の長さ114mmを超えるため、取り込み処理中であっても払込書では無いと判別される。何れの場合も操作パネル103で画面ガイダンスにより「この払込書ではお取扱いできません」(図7(2)のA8)を表示すると共に払込書を操作者へ返却する。
次に、図9を参照して、操作者が操作パネル103から通帳記帳を選択し、横型通帳22の表紙ページのみ開いた状態で挿入した場合を説明する。帳票(この場合、横型通帳22)は、幅検知センサ202〜204に検知され横型通帳と判断され、プッシャー201によって右側に幅寄せされ厚さ検知センサ206でT検が行われる。
このT検による検知の結果、帳票の厚さが“厚い”とも“薄い”とも言えない不確定(グレーゾーン)と区分された場合、長さ検知センサ205で帳票の長さが検知される。この長さ検知の結果、横型通帳22の搬送方向の長さは167mmであり、払込書27の搬送方向の長さ114mmを超えるため通帳(この場合、横型通帳22)と確定される(図7(2)のA5)。
このようにして、通帳と判別された場合は、引き続きS検を行う。また、T検で表紙が先に搬送されるため、表紙部分でグレーゾーンと検知された場合であっても、帳票の半分のところ以降ではT検による帳票の厚さが“厚い”と検知されるため、横型通帳22と確定される。
次に、図10を参照して、操作者が操作パネル103から払込処理を選択し、払込書27と横型通帳22の表紙ページのみ開いた状態で挿入した場合を説明する。帳票は、幅検知センサ202〜204に検知され払込書と判断され、厚さ検知センサ12aでT検が行われる。
このT検による検知の結果、帳票の厚さが“厚い”とも“薄い”とも言えない不確定(グレーゾーン)と区分された場合、長さ検知センサ205で帳票の長さが検知される。この長さ検知の結果、横型通帳22の搬送方向の長さは167mmであり、払込書27の搬送方向の長さ114mmを超えるため、帳票の長さが払込書以外と判断され、取り込み処理中であっても異常帳票と判断される。そして操作パネル103(表示手段)の画面ガイダンスにより「この払込書ではお取扱いできません」(図7(2)のA8)を表示すると共に横型通帳22と払込書27を操作者へ返却する。T検でグレーゾーンと判定した時、動的厚さ検知を開始すれば通帳の半分以降では、T検で“厚い”と判定され、払込書は異常であると確定できる。
以上のように、取り込み完了までに帳票種別を判別することによって、発明が解決しようとする課題に記載した(1)〜(4)が解決できる。
次に、図11を参照して第2の実施例を説明する。この第2の実施例は図8〜図10に示す第1の実施例の厚さ検知センサ12aとは別に厚さ検知センサ12bをさらに設けてある。なお、厚さ検知センサ12a及び12bは搬送方向と直交する位置を同じくし、かつ、搬送方向左右に所定の間隔を有して配置されている。この配置は、必ずしも搬送方向と直交する位置が同じである必要はないが、帳票種別を高速に判別する上で、搬送方向と直交する位置を同じにして配置した方が好適である。
上記厚さ検知センサ12a、12b以外は、図8〜図10に示した第1の実施例と同様であるため、同一部分には同一符号を付しその説明は省略する。
このような構成において、操作者が操作パネル103から通帳処理を選択し、縦型通帳20の表紙ページのみ開いた状態で挿入した場合を説明する。この場合、厚さ検知センサ12a、12bによって、左右の厚さを検知することにより、本実施例の場合は、表紙側は薄く、通帳記載ページ側は厚くなる。この検知結果に基づき、左右の厚さが異なることが検知でき縦型通帳の幅の帳票が綴じ目を縦方向にして挿入されたことがわかる。この後、S検によって磁気を読み取り、磁気が読み取れた場合は、帳票が通帳であることが確定できる(図7(2)のA1)。一方磁気が読み取れなかった場合は、操作パネル103(表示手段)の画面ガイダンスにより「入れ直してください」と表示するだけでなく、「上下逆にして入れ直してください」とより詳しくガイダンスを表示する事が出来る。
次に、図12、図13を参照して本実施例(実施例1、実施例2)の判定アルゴリズムに関するフローチャートを説明する。図12は、本実施例の判定アルゴリズムである。また、図13は、図12に示す判定アルゴリズムのサブルーチンである帳票判定処理を説明するフローチャートである。
操作者が複合帳票取扱装置101の帳票挿入口2に通帳又は払込書を挿入すると(S1)、帳票取込を開始する(S2)。
次に、取り込んだ帳票を搬送する帳票搬送処理(S3)と平行して、帳票の幅検知処理(S4)、帳票の厚さ検知処理(T検)(S5)、帳票の長さ検知処理(S6)、磁気ストライプの有無を検知する磁気検知処理(S検)(S7)を行い、それらの結果を基に帳票判定処理を行う(S8)。
帳票判定処理の結果、有効帳票である場合は(S9のYes)、取込終了処理により取込を完了するための取込終了処理を行う(S10)。一方、帳票判定処理の結果、無効帳票である場合は(S9のNo)、帳票返却処理を行う(S11)。
次に、図13を参照して上記帳票判定処理フローチャートの説明を行う。
帳票判定処理は、まず幅検知結果に基づいて、通帳サイズであるか、払込書サイズであるかを判定する(S21)。
幅検知の結果、帳票が通帳の場合(S21のYes)、厚さ検知(T検)の結果より、通帳の厚さ分有るかどうかを判定する(S22)。通帳の厚さは払込書の厚さより厚いので、薄い帳票であると判定した場合は(S26のYes)、無効帳票と判定し“この通帳ではお取扱いできません”ガイダンス(S27)へ移行する。
ステップS26において、帳票の厚さが厚いとも薄いとも言えない不確定(グレーゾーン)と判定された場合は(S26のNo)、当該帳票が長さ検知手段を通過中の間T検を繰り返す(S28のNo)。
帳票の長さ検知センサ205を通過したら(S28のYes)、帳票の長さが通帳分であるかどうかを判定する(S29)。この判定の結果、通帳の長さでなかった場合(S29のNo)、無効帳票と判定し“この通帳ではお取扱いできません”ガイダンス(S30)へ移行する。
ステップS22で厚いと判定された場合と、ステップS29で通帳の長さであると判定された場合とは、磁気検知(S検)の結果に基づき、通帳の磁気ストライプの有無を判定する(S23)。この判定の結果、磁気が無い場合は(S23のYes)帳票の挿入方向を無効と判定し“入れ直して下さい”ガイダンス(S24)に移行する。
ステップS23で磁気が有る場合は、帳票を“通帳”であると確定する(S25)。
次に、ステップS21で払込書サイズであると判定された場合(S21のNo)、厚さ検知(T検)の結果に基づき、払込書の厚さであるかどうかが判定される(S31)。払込書の厚さは、通帳の厚さより薄いので、厚い帳票であると判定した場合(S33のYes)、無効帳票と判定し“この払込書ではお取扱いできません”ガイダンス(S34)へ移行する。
ステップS33で、厚いとも薄いとも言えない「どちらでもない」(グレーゾーン)と区分された場合は(S33のNo)、当該帳票が長さ検知手段を通過中の間T検を繰り返す(S35のNo)。
帳票の長さ検知センサを通過したら(S35のYes)、帳票の長さが払込書分であるかどうかが判定される(S36)。この判定の結果、払込書の長さでなかった場合(S36のNo)、無効帳票と判定し“この払込書ではお取扱いできません”ガイダンス(S37)へ移行する。
ステップS36で薄いと判定された場合は(S36のYes)、帳票を“払込書”であると確定する(S32)。
以上のように、厚さ検知センサを2個配置することによって、実施例1に記載した「取り込み完了までに帳票種別を判別することによって、発明が解決しようとする課題に記載した(1)〜(4)が解決できる」効果はもちろんのこと、上述したように通帳の搬送方向を判別することが可能になる。
本発明の実施例による複合帳票取扱装置を搭載した自動預払装置の外観図。 複合帳票取扱装置の概略断面図。 縦型通帳の見開き図。 横型通帳の見開き図。 払込書を説明する図。 制御部ブロック図。 通帳・払込書の判別基準及び判別結果。 厚さ検知センサを1個配置した第1の実施例で、横型通帳の綴じ目を縦方向に挿入した場合を説明する図。 厚さ検知センサを1個配置した第1の実施例で、横型通帳の表紙のみ開いた状態で挿入した場合を説明する図。 厚さ検知センサを1個配置した第1の実施例で、払込書と横型通帳の表紙のみ開いた状態で挿入した場合を説明する図。 厚さ検知センサを2個配置した第2の実施例で、縦型通帳の表紙のみ開いた状態で挿入した場合を説明する図。 本実施例の判定アルゴリズムを説明するフローチャート。 判定アルゴリズムのサブルーチンである帳票判定処理を説明するフローチャート。
符号の説明
P 帳票
2 帳票挿入口
3 磁気検知部
4 表裏反転部
5 通帳ページ捲り・幅寄せ部
6 PLF検知部
7 OCRスキャナ部
8 印字部
9 上段払込書収納庫
10 下段払込書収納庫
12 厚さ検知部
12a、12b 厚さ検知センサ
20 縦型通帳
22 横型通帳
27 払込書
40L 左搬送路
40R 右搬送路
41a〜41i 搬送ローラ対
99 自動預払装置
101 複合帳票取扱装置
105 主制御部
201 プッシャー機構
202〜204 幅検知センサ
205 長さ検知センサ

Claims (5)

  1. 異なる種類の帳票の挿入が可能な挿入部と、
    この挿入部より挿入された帳票の幅を検知する幅検知手段と、
    この幅検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の厚さを検知し、前記処理する帳票の厚さに応じて少なくとも3段階に区分する厚さ検知手段と、
    この厚さ検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の長さを検知する長さ検知手段と、
    前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、及び前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する帳票判別手段と、
    この帳票判別手段の判別結果に基づいて前記帳票を正常処理、または返却処理する制御手段と
    を有することを特徴とする帳票処理装置。
  2. 異なる種類の帳票の挿入が可能な挿入部と、
    この挿入部より挿入された帳票の幅を検知する幅検知手段と、
    この幅検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の厚さを検知し、前記処理する帳票の厚さに応じて少なくとも3段階に区分する厚さ検知手段と、
    この厚さ検知手段よりも帳票の挿入方向下流に配置され、前記挿入部より挿入された帳票の長さを検知する長さ検知手段と、
    前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、及び前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する判別手段と、
    前記帳票の磁気ストライプの有無を検知する磁気検知手段と、
    前記幅検知手段、前記厚さ検知手段、前記長さ検知手段の検知結果に基づいて前記帳票の種類を判別する帳票判別手段と、
    この帳票判別手段の判別結果、当該帳票が磁気ストライプを有すべき帳票であると判別されたにも拘らず、前記磁気検知手段によって、磁気ストライプが検知されなかったとき、当該通帳の挿入方向違いであることを表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とする帳票処理装置。
  3. 前記厚さ検知手段は、
    この厚さ検知手段の検知結果に基づいて、前記帳票の厚さを薄い、厚い、不確定の3段階に区分することを特徴とする請求項1または請求項2記載の帳票処理装置。
  4. 前記帳票判別手段は、
    前記帳票が払込書または通帳であるとき、前記幅検知手段による前記帳票の搬送方向先端の検知結果が通帳で、かつ、そのときの前記厚さ検知手段の検知結果が不確定に区分されたとき、当該帳票が前記長さ検知手段を通過中の間、前記厚さ検知手段によってさらに当該帳票の厚さを検知し、この厚さ検知手段による検知の結果、帳票の厚さが薄いときには、前記表示手段に、使用できない通帳であることを通知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の帳票処理装置。
  5. 前記帳票判別手段は、
    前記帳票が払込書または通帳であるとき、前記幅検知手段による前記帳票の搬送方向先端の検知結果が払込書で、かつ、そのときの前記厚さ検知手段の検知結果が不確定に区分されたとき、当該帳票が前記長さ検知手段を通過中の間、前記厚さ検知手段によってさらに当該帳票の厚さを検知し、この厚さ検知手段による検知の結果、帳票の厚さが厚いときには、前記表示手段に、使用できない払込書であることを通知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の帳票処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009187369A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
CN102289872A (zh) * 2011-04-20 2011-12-21 吴军威 磁条读取设备及其读取口保护装置及方法
CN106780969A (zh) * 2016-05-04 2017-05-31 上海龙润机电科技有限公司 一种回旋式支票自助送检收纳机

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