JPH11328495A - 紙幣処理機 - Google Patents

紙幣処理機

Info

Publication number
JPH11328495A
JPH11328495A JP10137212A JP13721298A JPH11328495A JP H11328495 A JPH11328495 A JP H11328495A JP 10137212 A JP10137212 A JP 10137212A JP 13721298 A JP13721298 A JP 13721298A JP H11328495 A JPH11328495 A JP H11328495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
lock
abnormality
lock mechanism
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10137212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3558870B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Osada
和彦 長田
Masayuki Uemoto
正之 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP13721298A priority Critical patent/JP3558870B2/ja
Publication of JPH11328495A publication Critical patent/JPH11328495A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3558870B2 publication Critical patent/JP3558870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 種々の状態および状況に応じた各ユニット単
位のセキュリティー管理を良好に行うことができる紙幣
処理機を提供する。 【解決手段】 筐体から引き出し可能に設けられた複数
のユニットと、各ユニットのそれぞれの筐体への装填状
態でのロックおよびロック解除を行うロック機構47,
50とを有するものであって、ロック解除を行うユニッ
トの選択入力がなされる選択手段54と、パスワードの
入力手段と少なくとも紙幣が移動中でないことを条件と
して、前記ロックを解除する制御手段65とを具備する
ことにより、オペレータがロック解除を入力すると、制
御手段65が、選択手段54で選択されたユニットに対
するロック機構47,50によるロックを自動的に解除
し、解除した情報を記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入金された紙幣を
収納するとともに収納された紙幣を必要に応じて出金さ
せる等の紙幣処理を行う紙幣処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】入金口に投入された紙幣を機体内部に複
数設けられたスタッカに収納するとともに、この入金し
た紙幣を該スタッカから繰り出して出金紙幣として還流
する紙幣入出金機では、その紙幣のスタッカに対する補
給・回収作業あるいは障害時における復旧作業等を考慮
し、その構成が、紙幣を搬送するための搬送部ユニット
と、大量の紙幣を収納可能な前記スタッカがセットされ
る収納部ユニット等に分れた構成となっている。ところ
で、収納部ユニットにセットされる各スタッカ内には大
量の紙幣が収納されているため、その取り扱いおよび管
理が非常に難しいものとなっている。このような紙幣入
出金機でのユニットの取り扱いに関するものとして、特
開平5−162863号公報に示される紙幣入出金機の
カートリッジロック装置がある。この紙幣入出金機で
は、取引対応時においては制御手段がカートリッジロッ
ク機構をロックさせてカートリッジの引き出しを規制
し、誤引き出しに起因する装置内部での障害発生や破損
発生等を未然に防ぐとともに、非取引対応時には制御手
段がカートリッジロック機構をロック解除動作させてカ
ートリッジの引き出しを許容するようにしてその管理を
行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本出願人
は、異常を解消するための作業時等における作業性を向
上させることができる紙幣処理機として、その構造を複
数のユニットに分割して、これらユニットを筐体に引き
出し可能に支持させることを考えた。そして、このよう
な構成において、上述のようなロック機構を採用するこ
とを考えたが、ロックを解除するとすべてのユニットが
開放可能となってしまうのでは、セキュリティー管理の
面から問題が残ってしまう。
【0004】したがって、本発明の目的は、種々の状態
および状況に応じた各ユニット単位のセキュリティー管
理を良好に行うことができる紙幣処理機を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の紙幣処理機は、筐体から引
き出し可能に設けられた複数のユニットと、各ユニット
のそれぞれの筐体への装填状態でのロックおよびロック
解除を行うロック機構とを有するものであって、ロック
解除を行うユニットの選択入力がなされる選択手段と、
少なくとも紙幣が移動中でないことを条件として、選択
手段で選択されたユニットに対するロック機構によるロ
ックを解除する制御手段と、を具備することを特徴とし
ている。これにより、ユニットを開放させて何等かの処
理を行う必要がある場合に、処理するためロック解除を
行うユニットの選択がオペレータにより選択手段を介し
て入力されると、制御手段が、選択手段で選択されたユ
ニットに対するロック機構によるロックを自動的に解除
することになる。
【0006】本発明の請求項2記載の紙幣処理機は、筐
体から引き出し可能に設けられた複数のユニットと、各
ユニットのそれぞれの筐体への装填状態でのロックおよ
びロック解除を行うロック機構とを有するものであっ
て、各ユニットにおける異常を検出する異常検出手段
と、該異常検出手段で異常が検出されたユニットに対す
るロック機構によるロックを解除する制御手段と、を具
備することを特徴としている。これにより、ユニットに
おいて異常が発生した場合に、ユニットを開放させてそ
の異常を解消させなければ、処理動作が中断した状態の
ままとなってしまうことになり、しかも、これが窓口等
で顧客との取り引きに応じた処理を行っている場合に
は、一刻も早く異常を解消させて取り引きに対応しなけ
ればならないことになるが、制御手段が、異常検出手段
で異常が検出された場合に、該異常が検出されたユニッ
トに対するロック機構によるロックを自動的に解除する
ことになる。
【0007】本発明の請求項3記載の紙幣処理機は、筐
体から引き出し可能に設けられた複数のユニットと、各
ユニットのそれぞれの筐体への装填状態でのロックおよ
びロック解除を行うロック機構とを有するものであっ
て、ロック解除するユニットの選択入力がなされる選択
手段と、各ユニットにおける異常を検出する異常検出手
段と、選択手段でロック解除するユニットの選択入力が
なされると、少なくとも紙幣が移動中でないことを条件
として該選択手段で選択されたユニットに対するロック
機構によるロックを解除するとともに、異常検出手段で
異常が検出された場合、異常が検出されたユニットに対
するロック機構によるロックを解除する制御手段と、を
具備することを特徴としている。これにより、ユニット
を開放させて何等かの処理を行う必要がある場合に、処
理するためロック解除を行うユニットの選択がオペレー
タにより選択手段を介して入力されると、制御手段が、
選択手段で選択されたユニットに対するロック機構によ
るロックを自動的に解除することになる。また、ユニッ
トにおいて異常が発生した場合に、ユニットを開放させ
てその異常を解消させなければ、処理動作が中断した状
態のままとなってしまうことになり、しかも、これが窓
口等で顧客との取り引きに応じた処理を行っている場合
には、一刻も早く異常を解消させて取り引きに対応しな
ければならないことになるが、制御手段が、異常検出手
段で異常が検出された場合に、該異常が検出されたユニ
ットに対するロック機構によるロックを自動的に解除す
ることになる。
【0008】本発明の請求項4記載の紙幣処理機は、請
求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関して、パス
ワードが入力されるパスワード入力手段と、予め定めら
れたパスワードを記憶するパスワード記憶手段とを有
し、前記制御手段は、パスワード入力手段に入力された
パスワードが、パスワード記憶手段に記憶されたパスワ
ードと一致する場合のみ、前記ロック機構によるロック
解除を許容することを特徴としている。このように、パ
スワード入力手段に入力されたパスワードが、パスワー
ド記憶手段に記憶されたパスワードと一致する場合の
み、制御手段がロック機構によるロック解除を許容する
ため、パスワードを知らない人間が、ロック機構による
ロック解除を行わせようとしてもできないことになる。
【0009】本発明の請求項5記載の紙幣処理機は、請
求項1乃至4のいずれか一項記載のものに関して、各ユ
ニットが筐体のロック位置にあることを検出するロック
位置検出手段を有しており、前記制御手段は、一のユニ
ットに対するロック機構によるロックを解除した場合
に、その後、当該ユニットが筐体のロック位置にあるこ
とがロック位置検出手段で検出されなければ、他のユニ
ットに対するロック機構によるロック解除を規制するこ
とを特徴としている。このように、一のユニットに対す
るロック機構によるロックを解除した場合に、その後、
当該ユニットが筐体のロック位置にあることがロック位
置検出手段で検出されなければ、制御手段は、他のユニ
ットに対するロック機構によるロック解除を規制するこ
とになるため、一のユニットと他のユニットとが同時に
ロック解除されて開放されてしまうことがない。
【0010】本発明の請求項6記載の紙幣処理機は、請
求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関して、前記
制御手段は、ロック機構によりロックを解除した場合
に、そのロック解除に応じた情報をロック情報記憶手段
に記憶させることを特徴としている。これにより、制御
手段は、ロック解除時に、ロック解除に応じた、例えば
オペレータの識別、ロック解除の場所、ロック解除の時
間等の情報を記憶することになるため、ロックを解除す
ることによってオペレータが開放されたユニットに触れ
ることができても、セキュリティー管理を行うことがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の紙幣処理機の一の
実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。この実施
の形態の紙幣処理機1は、紙幣を受け入れるとともに必
要に応じて繰り出すいわゆる紙幣入出金機であり、その
前面側に入金口2と出金/リジェクト口3とがそれぞれ
一つずつ設けられており、入金口2には、外部から入金
処理しようとする紙幣が集積状態で使用者により投入さ
れ、繰出機構5により該紙幣が1枚ずつ繰り出されて搬
送路6に送られるようになっている。
【0012】搬送路6は、入金口2と出金/リジェクト
口3とを接続させるもので、その途中には紙幣の金種、
真偽、斜め送り、多重送りなどを鑑別する入出金鑑別部
7が設けられており、入金口2から入金された入金紙幣
の中で、入出金鑑別部7により正常紙幣以外の、偽券、
斜め送りおよび多重送り等のリジェクト紙幣と鑑別され
た紙幣を出金/リジェクト口3から外部に払い戻す。
【0013】また、この搬送路6の入出金鑑別部7の入
金口2に対し反対側には、搬送路6から分岐して中間ス
タッカ8に接続される搬送路9、この搬送路9から分岐
する反転用の搬送路10およびこの搬送路9に合流する
出金用の搬送路25が設けられている。搬送路9,10
は入出金鑑別部7により正常紙幣と鑑別され各金種別に
計数された紙幣を中間スタッカ8に振り分けて搬送し一
時貯留あるいは収納させるものである。
【0014】中間スタッカ8の機体1における前方側に
は、機体1に対し装着された状態の該中間スタッカ8内
に進退するセパレータ11が設けられている。中間スタ
ッカ8の上部には紙幣を出入りさせるための入出機構1
2が設けられており、この入出機構12が、搬送路6か
ら受け入れさせるための搬送路9を通じて紙幣を中間ス
タッカ8に収納させ、また、搬送路10を通じて、入出
金鑑別部7で裏面と鑑別された紙幣を反転させた後、中
間スタッカ8に収納させ、さらに中間スタッカ8内の紙
幣を搬送路25から繰り出すようになっている。
【0015】また、中間スタッカ8内の入出機構12の
下方には水平状態を保った状態で上下方向に移動自在な
1枚のエレベータ13が設けられており、このエレベー
タ13上には紙幣が水平状態で集積載置される。また、
エレベータ13は、中間スタッカ8内の下部位置から入
出機構12の一部に当接する位置までの間で、図示せぬ
駆動機構で昇降駆動される。
【0016】中間スタッカ8では、セパレータ11が進
入した状態で、搬送路9または搬送路10を経由して搬
送された入金紙幣を一時貯留紙幣として載置し、この入
金紙幣の金額をオペレータが承認した入金確定操作後、
セパレータ11が退避することで、エレベータ13上に
受け渡させる。また、必要に応じて、セパレータ11が
退避した状態でエレベータ13が上昇してその上に載置
させていた紙幣を、入出機構12により搬送路25を介
して繰り出させる。搬送路6の入金口2と入出金鑑別部
7との間と、搬送路25との間には、中間スタッカ8内
の紙幣を繰り出すための搬送路14が設けられている。
【0017】一方、機体1の後方下部には、各金種別に
それぞれ設けられて、紙幣をそれぞれが同一金種のみ収
納する一方、収納した紙幣を必要に応じて繰り出し可能
な金種別スタッカ15〜17が設けられており、金種別
スタッカ15〜17と搬送路9との間に搬送路20が設
けられている。
【0018】また、金種別スタッカ15〜17と搬送路
20との間には、金種別スタッカ15〜17に対して紙
幣を振り分けて収納させるための搬送路26〜28と、
金種別スタッカ15〜17から紙幣を送り出させるため
の搬送路29〜31とが設けられている。
【0019】そして、金種別スタッカ15の上部には、
紙幣を出入りさせるための入出機構33が設けられてお
り、この入出機構33は、搬送路20から受け入れさせ
るための紙幣を搬送路26を通じて金種別スタッカ15
に収納させ、また金種別スタッカ15内の紙幣を搬送路
29から搬送路20に繰り出すようになっている。同様
に、金種別スタッカ16の上部には、紙幣を出入りさせ
るための入出機構34が設けられており、この入出機構
34は、搬送路20から受け入れさせるための紙幣を搬
送路27を通じて金種別スタッカ16に収納させ、また
金種別スタッカ16内の紙幣を搬送路30から搬送路2
0に繰り出すようになっている。同様に、金種別スタッ
カ17の上部には、紙幣を出入りさせるための入出機構
35が設けられており、この入出機構35は、搬送路2
0から受け入れさせるための紙幣を搬送路28を通じて
金種別スタッカ17に収納させ、また金種別スタッカ1
7内の紙幣を搬送路31から搬送路20に繰り出すよう
になっている。
【0020】金種別スタッカ15〜17は、その内部に
エレベータ21〜23が設けられており、これらエレベ
ータ21〜23上に紙幣が水平状態で集積収納されるよ
うになっている。また、これらエレベータ21〜23
は、金種別スタッカ15〜17内の下部位置から入出機
構33〜35の一部に当接する位置までの間で、図示せ
ぬ駆動機構で昇降駆動される。
【0021】ここで、搬送路20は、搬送路9および搬
送路14を介して、入出金鑑別部7に接続されており、
この入出金鑑別部7では、金種別スタッカ15〜17か
ら送り出された紙幣の金種、真偽、斜め送り、多重送り
等をも鑑別する。
【0022】搬送路6の搬送路9への接続部分と出金/
リジェクト口3との間には、リジェクト紙幣を収納する
ためのリジェクトボックス18が設けられている。この
リジェクトボックス18は、各金種別スタッカ15〜1
7から繰り出された紙幣の中でリジェクト紙幣があった
場合に、そのリジェクト紙幣を収納するものである。ま
た、このリジェクトボックス18は単なる箱状体であっ
て、搬送路6に接続された搬送路24により搬送された
リジェクト紙幣がそのまま投げ込まれて収納される。
【0023】以上のような内部構造を有する紙幣処理機
1は、前方が開口する略箱型の筐体40と、該筐体40
に後方側が挿入された上部ユニット(ユニット)41
と、筐体40に後方側が挿入されるとともに上部ユニッ
ト41の下側に配置された下部ユニット(ユニット)4
2とで全体が構成されている。上部ユニット41には、
上述した入金口2と、出金/リジェクト口3と、繰出機
構5と、搬送路6と、入出金鑑別部7と、搬送路9,1
0,25の上部と、搬送路14と、搬送路20と、搬送
路26〜31の上部と、リジェクトボックス18とが設
けられている。ここで、リジェクトボックス18は、上
部ユニット41に対し上方または側方から着脱自在とさ
れている。
【0024】他方、下部ユニット42には、入出機構1
2、エレベータ13および搬送路9,10,25の下部
を含む中間スタッカ8と、セパレータ11と、搬送路2
6,29の下部、入出機構33およびエレベータ21を
含む金種別スタッカ15と、搬送路27,30の下部、
入出機構34およびエレベータ22を含む金種別スタッ
カ16と、搬送路28,31の下部、入出機構35およ
びエレベータ23を含む金種別スタッカ17とが設けら
れている。ここで、中間スタッカ8および金種別スタッ
カ15〜17は、それぞれ下部ユニット42に対し上方
から着脱自在とされている。
【0025】上部ユニット41は、スライドレール44
を介して筐体40に対し引き出し可能に支持されてお
り、下部ユニット42も、スライドレール45を介して
筐体40に対し引き出し可能に支持されている。ここ
で、下部ユニット42は、上部ユニット41より前方に
突出可能とされており、よって、図3に示すような上部
ユニット41と一体の引き出しおよび図4に示すような
上部ユニット41が筐体40内に装填されたままの状態
での単独の引き出しとが可能とされている。他方、上部
ユニット41は、下部ユニット42より前方に突出不可
とされており、よって、図3に示すような下部ユニット
42と一体の引き出しが可能とされている。なお、上部
ユニット41は筐体40から引き出されるとこれを覆う
ものがなくなるため、開放されることになりリジェクト
ボックス18の着脱および搬送路上の紙幣の取り出しが
可能となる。
【0026】上部ユニット41には、筐体40の所定の
上部定位置まで挿入された状態にある上部ユニット41
の筐体40に対するロックとロック解除とを行う電磁ロ
ックからなる装置ロック機構(ロック機構)47(図5
参照)が設けられている。また、筐体40には、上部ユ
ニット41が筐体40の上部定位置まで挿入された状態
にあるか否かを検知する上部ユニット定位置検知センサ
(ロック位置検出手段)48(図5参照)が設けられて
いる。なお、装置ロック機構47は、非駆動時(非通電
時)に上部定位置にある上部ユニット41を筐体40に
対しロックする一方、駆動時(通電時)にロックを解除
する。
【0027】下部ユニット42の上部位置には、該下部
ユニット42が上部ユニット41と前後方向の位置を合
わせた状態で該上部ユニット41に対するロックとロッ
ク解除とを行う電磁ロックからなる下部ユニットロック
機構(ロック機構)50(図5参照)が設けられてい
る。また、筐体40には、上部ユニット41が筐体40
の上部定位置まで挿入された状態にあるとき、該上部ユ
ニット41に下部ユニットロック機構50でロック可能
な所定の下部定位置まで下部ユニット42が挿入された
状態にあるか否かを検知する下部ユニット定位置検知セ
ンサ(ロック位置検出手段)51(図5参照)が設けら
れている。なお、下部ユニットロック機構50も、非駆
動時(非通電時)に下部ユニット42を上部ユニット4
1に対しロックする一方、駆動時(通電時)にロックを
解除する。
【0028】装置ロック機構47が解除されて上部ユニ
ット41および下部ユニット42が筐体40から引き出
された状態となっても、下部ユニットロック機構50が
ロック状態にあると、上部ユニット41を下部ユニット
42に対してずらすことができず、上部ユニット41に
覆われることによって下部ユニット42が開放されない
ため、オペレータが下部ユニット42にある中間スタッ
カ8および金種別スタッカ15〜17のいずれにも触れ
ることができないようになっている。他方、下部ユニッ
トロック機構50がロック解除状態にあると、上部ユニ
ット41を下部ユニット42に対してずらすことがで
き、下部ユニット42を開放して、オペレータが下部ユ
ニット42にある中間スタッカ8および金種別スタッカ
15〜17のいずれにも触れることができるようになっ
ている。
【0029】図1に示すように、上部ユニット41の前
面には、出金/リジェクト口3に近接して、両側に紙幣
処理機1の処理の結果および状態等を表示する表示部5
3が設けられており、一側に各種の指令および設定等を
行う操作部(選択手段,パスワード入力手段)54が設
けられている。そして、上部ユニット41の前面であっ
て操作部54の下側には、キースイッチ55が設けられ
ており、このキースイッチ55は、各種モードに対応す
るキー位置をそれぞれ有していて、着脱自在の専用のキ
ーを鍵穴に挿入した状態でのみ回転すなわちキー位置の
切り換え操作が可能とされている。
【0030】キースイッチ55で選択可能な各種モード
には、「テラー」モードと、「管理」モードと、「パス
ワード」モード等とがあり、「テラー」モードは、入出
金処理等の通常の運用を実行させるモードであり、「管
理」モードは、紙幣の補充/回収、紙幣処理機1等に関
する各種の設定、および異常時、待機時等に各ユニット
41,42を筐体40から引き出すためのユニット4
1,42のロック解除等、紙幣処理機1自体の管理を実
行させるモードであって、「パスワード」モードは、ロ
ック解除の際に必要となるパスワードの設定および変更
等を実行させるモードである。
【0031】上部ユニット41の前面であってキースイ
ッチ55の下方には、上述した装置ロック機構47によ
るロックとは別に、上部定位置に上部ユニット41が位
置するとこれを自動的かつ機械的に筐体40にロックす
るとともに、キー操作で該ロックを解除するキー引出部
56が設けられており、このキー引出部56は、上部ユ
ニット41を筐体40にロックするキー位置と、上部ユ
ニット41の筐体40に対するロックを解除するキー位
置とを有していて、着脱自在のキーを挿入した状態での
み回転すなわちキー位置の切り換え操作が可能とされて
いる。
【0032】よって、上部ユニット41は、装置ロック
機構47が筐体40に対する上部ユニット41のロック
を解除しかつキー引出部56が上部ユニット41の筐体
40に対するロックを解除するキー位置にあるときに、
筐体40からの引き出しが可能とされ、それ以外の状態
では、筐体40からの引き出しが不可とされる。
【0033】下部ユニット42には、上述した下部ユニ
ットロック機構50によるロックとは別に、下部定位置
に下部ユニット42が位置するとこれを自動的かつ機械
的に上部定位置にある上部ユニット41にロックすると
ともに、レバー操作で該ロックを解除する図示せぬロッ
ク部が設けられている。そして、下部ユニット42の前
面には、下部ユニット42を筐体40から引き出す際に
オペレータにより把持される取手部58が設けられてお
り、該取手部58の内側には、ロック部により下部ユニ
ット42を上部ユニット41に機械的にロックさせると
ともに、取手部58の把持時に引かれることでロック部
によるロックを解除して下部ユニット42の単独での引
き出しを可能とする図示せぬ引出レバーが設けられてい
る。
【0034】よって、下部ユニット42は、下部ユニッ
トロック機構50が上部ユニット41に対する下部ユニ
ット42のロックを解除しかつ図示せぬ引出レバーが引
かれて図示せぬロック部が上部ユニット41に対する下
部ユニット42のロックを解除する位置にあるときに、
単独での筐体40からの引き出しが可能とされ、それ以
外の状態では、単独での筐体40からの引き出しが不可
とされる。
【0035】なお、紙幣処理機1には、内部の所定の各
所に紙幣のジャム等の搬送不良を検出する搬送不良検出
センサ(異常検出手段)60(図5参照)が多数設けら
れており、この搬送不良検出センサ60は、一の紙幣が
所定時間を越えて検出され続けている場合にジャム等の
搬送不良の異常が生じたと判定し、そうでない場合に搬
送は正常であると判定する。
【0036】また、リジェクトボックス18には、内部
の紙幣の満杯状態を検知するリジェクトフル検知センサ
(異常検出手段)61(図5参照)が設けられている。
このリジェクトフル検知センサ61は、紙幣を検出した
場合に、リジェクトボックス18内の紙幣が満杯状態と
なる異常が発生したと判定し、そうでない場合に正常と
判定する。
【0037】さらに、中間スタッカ8および各金種別ス
タッカ15〜17には、それぞれ、内部の紙幣の満杯状
態を検知するスタッカフル検知センサ(異常検出手段)
62(図5参照)および内部の紙幣の不足状態を検知す
るスタッカエンド検知センサ(異常検出手段)63(異
常検出手段)が設けられている。各スタッカフル検知セ
ンサ62では、紙幣を検出した場合に、対応する中間ス
タッカ8あるいは金種別スタッカ15〜17内の紙幣が
満杯状態となる異常が発生したと判定し、そうでない場
合に正常と判定する。加えて、各スタッカエンド検知セ
ンサ63では、紙幣を検出しなくなった場合に、対応す
る中間スタッカ8あるいは金種別スタッカ15〜17内
の紙幣が空状態となる異常が発生したと判定し、そうで
ない場合に正常と判定する。
【0038】そして、装置ロック機構47、上部ユニッ
ト定位置検知センサ48、下部ユニットロック機構5
0、下部ユニット定位置検知センサ51、表示部53、
操作部54、キースイッチ55、搬送不良検出センサ6
0、リジェクトフル検知センサ61、スタッカフル検知
センサ62およびスタッカエンド検知センサ63は、C
PU(制御手段)65に電気的に接続されており、該C
PU65にはRAM(ロック情報記憶手段)66および
ROM(パスワード記憶手段)67が電気的に接続され
ている。
【0039】以上の構成の紙幣処理機1において、機体
電源がOFFされた状態では、装置ロック機構47は上
部ユニット41を上部定位置で筐体40にロックさせた
状態を常に維持しており、下部ユニットロック機構50
は下部ユニット42を下部定位置で上部ユニット41に
ロックさせた状態を常に維持している。よって、キー引
出部56により上部ユニット41の筐体40へのロック
をキー操作で解除しても、図示せぬ引出レバーで下部ユ
ニット42の上部ユニット41へのロックを解除して
も、上部ユニット41および下部ユニット42のいずれ
も筐体40から引き出すことはできない。このように設
定されているのは、機体電源がOFFされた状態では、
上部ユニット41および下部ユニット42を筐体40か
ら引き出す必要が全くないためである。
【0040】また、紙幣処理機1が、紙幣の移動をとも
なう入金動作あるいは出金動作等の動作中において、C
PU65は、装置ロック機構47で上部ユニット41を
上部定位置で筐体40にロックさせた状態を常に維持し
ており、下部ユニットロック機構50で下部ユニット4
2を下部定位置で上部ユニット41にロックさせた状態
を常に維持している。よって、キー引出部56により上
部ユニット41の筐体40へのロックをキー操作で解除
しても、図示せぬ引出レバーで下部ユニット42の上部
ユニット41へのロックを解除しても、上部ユニット4
1および下部ユニット42のいずれも筐体40から引き
出すことはできない。このように設定されているのは、
動作中は紙幣が移動しているため、上部ユニット41あ
るいは下部ユニット42を引き出すと不必要な障害が発
生してしまうことになるためである。
【0041】他方、紙幣処理機1が、紙幣の移動をとも
なわない待機時および内部に異常が発生して紙幣の移動
を停止させた異常発生時において、CPU65は、装置
ロック機構47および下部ユニットロック機構50のロ
ックを図6に示すフローチャートに沿って解除するセキ
ュリティー管理制御を行う。以下、このセキュリティー
管理制御の制御内容を、操作手順等と合わせて説明す
る。
【0042】機体電源がON状態であり、かつ紙幣の移
動をともなわない待機時および内部に異常が発生して紙
幣の移動を停止させた異常発生時において、オペレータ
によりキースイッチ55で「管理」モードが選択される
と、CPU65は、オペレータに対してパスワードの入
力を指示する「パスワード入力画面」を表示部53に表
示させる(ステップSP1)。なお、機体電源がOFF
状態である場合には、キースイッチ55で「管理」モー
ドが選択されても当然のことながらCPU65は作動せ
ず、また、入金処理または出金処理の動作中である場合
に「管理」モードが選択された場合、CPU65は動作
が終了するまで「管理」モードの選択を受け入れず、動
作が終了すると「管理」モードの選択を受け入れる。
【0043】ステップSP1で表示部53に表示を行わ
せた後、CPU65は、オペレータによりパスワードの
入力が操作部54に対しなされると(ステップSP
2)、入力されたパスワードを予め個々のオペレータ毎
に設定されROM67に記憶されたパスワードと比較し
て、入力されたパスワードが予め記憶されたパスワード
のいずれかと一致するか否か照合する(ステップSP
3)。そして、入力されたパスワードが予め記憶された
パスワードのいずれとも一致しなければ、ステップSP
1に戻る。
【0044】他方、ステップSP3で、入力されたパス
ワードが予め記憶されたパスワードのいずれかと一致す
る場合、CPU65は、中間スタッカ8および金種別ス
タッカ15〜17のいずれかに対する紙幣の補充/回
収、紙幣処理機1に関する各種の設定、およびユニット
41,42の引き出しのロック/ロック解除等の選択を
オペレータに対し指示する「(管理)処理モード選択画
面」を表示部53に表示させる(ステップSP4)。
【0045】そして、オペレータによりロック解除モー
ドの選択入力が操作部54に対しなされると(ステップ
SP5)、CPU65は、各搬送不良検出センサ60、
リジェクトフル検知センサ61、各スタッカフル検知セ
ンサ62および各スタッカエンド検知センサ63等の検
知状況から異常が発生しているか否かを判定する(ステ
ップSP6)。
【0046】ステップSP6で、各搬送不良検出センサ
60、リジェクトフル検知センサ61、各スタッカフル
検知センサ62および各スタッカエンド検知センサ63
等の少なくともいずれか一つで異常が検出され異常が発
生していると判定される場合には、該異常が上部ユニッ
ト41のみ、または上部ユニット41および下部ユニッ
ト42に係るものなのか、否か(すなわち下部ユニット
42のみに係るものなのか)を判定する(ステップSP
7)。
【0047】ここで、異常が上部ユニット41のみに係
る場合、その内容は、主に、上部ユニット41に設けら
れた搬送不良検出センサ60で検出される異常すなわち
搬送不良と、リジェクトフル検知センサ61により検出
される異常すなわちリジェクトボックス18の満杯状態
の発生とがある。搬送不良の場合には、上部ユニット4
1から搬送不良を生じている紙幣を回収し、また満杯状
態の発生の場合には、リジェクトボックス18から紙幣
を回収することが必要になる。
【0048】また、異常が下部ユニット42のみに係る
場合、その内容は、主に、下部ユニット42に設けられ
た搬送不良検出センサ60で検出される異常すなわち搬
送不良(各スタッカ8,15〜17からの紙幣の繰り出
し/取り込み不良を含む)と、スタッカフル検知センサ
62で検出される異常すなわちスタッカ8,15〜17
の満杯状態の発生と、スタッカエンド検知センサ63で
検出される異常すなわちスタッカ8,15〜17の空状
態の発生とがある。搬送不良の場合には、下部ユニット
42から搬送不良を生じている紙幣を回収し、また、満
杯状態あるいは空状態の発生の場合には、下部ユニット
42からスタッカ8,15〜17の必要なものを取り出
して紙幣の装填あるいは回収を行ったりすることが必要
になる。
【0049】加えて、異常が上部ユニット41および下
部ユニット42に係る場合、その内容は、下部ユニット
42にジャム等の搬送不良が発生し、しかもこれにとも
なって上部ユニット41の搬送路上に紙幣が停止してし
まう異常がある。この異常時には、停止した紙幣の計数
を確定できないため、上部ユニット41および下部ユニ
ット42から紙幣を回収する必要が生じる。
【0050】そして、ステップSP7で、異常が上部ユ
ニット41のみ、または上部ユニット41および下部ユ
ニット42に係るものと判定された場合、CPU65
は、装置ロック機構47による上部ユニット41と筐体
40とのロックを解除する(ステップSP8)。そし
て、装置ロック機構47によるロックを解除すると、C
PU65は、装置ロック機構47によりロックが解除さ
れたことと、引き出すユニット(この場合、上部ユニッ
ト41)を含む異常発生の場所等とを含む「装置ロック
機構ロック解除画面」を表示部53に表示させる(ステ
ップSP9)。
【0051】この表示部53の表示を見て、オペレータ
がキー引出部56に専用のキーを挿入して上部ユニット
41と筐体40とのロックを解除することで、上部ユニ
ット41と下部ユニット42とを一体に筐体40から引
き出すことができる。このとき、下部ユニットロック機
構50により上部ユニット41と下部ユニット42とは
ロック状態に維持されているため、上部ユニット41の
存在により、下部ユニット42が開放されることはな
く、下部ユニット42のスタッカ8,15〜17の取り
出し等は不可となっている。そして、下部ユニット42
と一体的に筐体40から引き出された上部ユニット41
は、開放されているため、オペレータが搬送不良紙幣の
回収、停止紙幣の回収、あるいはリジェクトボックス1
8の紙幣の回収等を必要に応じて行うことになる。
【0052】ここで、ステップSP8で装置ロック機構
47によるロックを解除すると、CPU65は、ロック
を解除するためにステップSP2で入力されたパスワー
ド(すなわちオペレータの識別)と、異常でロックを解
除したのか否かの状態内容と、解除したロック機構また
は開放可能なユニットと、ロック解除の日時等を、ロッ
ク解除情報としてRAM66に記憶させる(ステップS
P10)。このRAM66に記憶されたロック解除情報
は、必要に応じて読み出して、表示部53に表示させた
り、図示せぬ印字手段に印字できるようになっている。
【0053】次に、CPU65は、上部ユニット定位置
検知センサ48の検知結果から上部ユニット41が筐体
40内の上部定位置に装填されたか否かを判定し(ステ
ップSP11)、上部ユニット41が筐体40内の上部
定位置に装填されている場合には、装置ロック機構47
で筐体40に上部ユニット41をロックさせる(ステッ
プSP12)。この上部定位置への装填により、キー引
出部56による上部ユニット41の筐体40へのロック
も行われることになる。以上の上部ユニット41の開放
に係るステップSP8〜SP12の間において、下部ユ
ニットロック機構50はロック解除されることがないた
め、下部ユニット42は開放されることがない。
【0054】次に、CPU65は、各搬送不良検出セン
サ60、リジェクトフル検知センサ61、各スタッカフ
ル検知センサ62および各スタッカエンド検知センサ6
3等の検知状況から異常が発生しているか否かを判定す
る(ステップSP13)。
【0055】ステップSP13で、各搬送不良検出セン
サ60、リジェクトフル検知センサ61、各スタッカフ
ル検知センサ62および各スタッカエンド検知センサ6
3等の少なくともいずれか一つで異常が検出され異常が
発生していると判定される場合には、ステップSP7に
戻る。ここで、ステップSP8〜SP12が実行された
後においては、上部ユニット41に係る異常は基本的に
は解消されていることになるため、ステップSP7での
判定は、否(すなわち異常は下部ユニット42のみに係
るもの)となる。他方、ステップSP13で、異常が発
生していると判定されない場合には、表示部53の表示
内容を、「(管理)処理モード選択画面」に戻す。する
と、オペレータは、キースイッチ55を「管理」モード
から「テラー」モードに切り換えて、異常が解消された
場合には処理を再開させることになる。
【0056】ステップSP7で、異常が上部ユニット4
1のみ、または上部ユニット41および下部ユニット4
2に係るものでない、すなわち下部ユニット42のみに
係るものであると判定した場合に、CPU65は、下部
ユニットロック機構50による上部ユニット41と下部
ユニット42とのロックを解除する(ステップSP1
4)。そして、下部ユニットロック機構50によるロッ
クを解除すると、CPU65は、下部ユニットロック機
構50によるロックが解除されたことと、引き出すユニ
ットを含む異常発生の場所等とを含む「下部ユニットロ
ック機構ロック解除画面」を表示部53に表示させる
(ステップSP15)。
【0057】この表示部53の表示を見て、オペレータ
が取手部58を図示せぬ引出レバーを引くように把持す
ると上部ユニット41と下部ユニット42とのロックを
解除することになり、これにより、下部ユニット42を
筐体40から引き出すことができる。このとき、装置ロ
ック機構47により上部ユニット41と筐体40とがロ
ック状態に維持されているため、上部ユニット41が引
き出される(すなわち開放される)ことはなく、下部ユ
ニット42のみを引き出して開放させることができる。
そして、このように単独で筐体40から引き出され開放
された下部ユニット42は、オペレータが搬送不良紙幣
の回収、あるいはスタッカ8,15〜17の紙幣の回収
・充填等を必要に応じて行うことになる。
【0058】ここで、ステップSP14で下部ユニット
ロック機構50のロックを解除すると、CPU65は、
ロックを解除するためにステップSP2で入力されたパ
スワード(すなわちオペレータの識別)と、異常でロッ
クを解除したのか否かの状態内容と、解除したロック機
構または開放可能なユニットと、ロック解除の日時等
を、ロック解除情報としてRAM66に記憶する(ステ
ップSP16)。このRAM66に記憶されたロック解
除情報は、必要に応じて読み出して、表示部53に表示
させたり、図示せぬ印字手段に印字できるようになって
いる。
【0059】次に、CPU65は、下部ユニット定位置
検知センサ51の検知結果から下部ユニット42が筐体
40内の下部定位置に装填されたか否かを判定し(ステ
ップSP17)、下部ユニット42が筐体40内の下部
定位置に装填されている場合には、下部ユニットロック
機構50で上部ユニット41に下部ユニット42をロッ
クさせる(ステップSP18)。この下部定位置への装
填により、図示せぬロック部による下部ユニット52の
上部ユニット51へのロックも行われることになる。
【0060】なお、上記ステップSP7において、上部
ユニット41および下部ユニット42に係る異常と判定
された場合に、上部ユニット41からの異常解消作業を
優先させたことにより、必要以上に多くのユニットを開
放させないようにしている。つまり、全てのロックを一
度に解除させても、オペレータが全てのユニット41,
42に対し一度に作業することはできないため、ロック
解除されているにも拘わらず作業が行われていないユニ
ットのセキュリティー管理を行うのである。
【0061】すなわち、オペレータがステップSP8の
後に上部ユニット41の作業を行う際には、下部ユニッ
ト42は開放させず、ステップSP11で作業が終わっ
た上部ユニット41が筐体40内の上部定位置に戻され
てステップSP12でロックされなければ、ステップS
P12〜SP13〜SP7〜SP14の流れによる下部
ユニット42の筐体40からの引き出しをできないよう
にして、異常時の解消作業中における解消作業対象以外
のユニットのセキュリティー管理を行う。
【0062】ステップSP6で、各搬送不良検出センサ
60、リジェクトフル検知センサ61、各スタッカフル
検知センサ62および各スタッカエンド検知センサ63
等のいずれでも異常が検出されず異常が発生していない
と判定される場合には、待機状態においてオペレータの
意志によりユニット41,42を開放しなければならな
い場合となる。つまり、これは、待機時において、リジ
ェクトボックス18の満杯状態、スタッカ8,15〜1
7の満杯状態あるいはスタッカ8,15〜17の空状態
に備えて、異常となる前に予め紙幣の回収あるいは充填
等を行う場合や、スタッカ8,15〜17自体の定期的
交換等を行う場合である。
【0063】したがって、ステップSP6で異常がない
と判定される場合、上記作業内容のいずれかであると判
断し、作業が上部ユニット41および下部ユニット42
のいずれであるのかの選択入力をオペレータに対して指
示する「上下ユニット開放選択画面」を表示部53に表
示させる(ステップSP19)。そして、オペレータに
より上部ユニット41および下部ユニット42のいずれ
かの選択が操作部54に対し入力されると(ステップS
P20)、選択されたユニットが上部ユニット41であ
るか下部ユニット42であるかを判定する(ステップS
P21)。
【0064】そして、選択されたユニットが上部ユニッ
ト41である場合には、ステップSP8に進んで装置ロ
ック機構47による筐体40と上部ユニット41とのロ
ック解除を行って上部ユニット41および下部ユニット
42の一体的な筐体40からの引き出しすなわち上部ユ
ニット41のみの開放を行う一方、選択されたユニット
が下部ユニット42である場合にはステップSP14に
進んで下部ユニットロック機構50による上部ユニット
41と下部ユニット42とのロック解除を行って下部ユ
ニット42のみの筐体40からの引き出しすなわち下部
ユニット42のみの開放を行う。
【0065】なお、上記キースイッチ55の説明で述べ
た「パスワード」モードは、オペレータ毎に割り当てら
れるパスワードの設定/変更を可能とするモードである
が、このパスワードの設定/変更を行う場合には、オペ
レータ毎に割り当てられるパスワードとは別の、特定の
権限をもつ者のみに割り当てられたパスワードの入力が
必要となる。
【0066】以上に述べた紙幣処理機1によれば、ユニ
ット41,42のいずれかを開放させて何等かの処理を
行う必要がある場合に、処理するためロック解除を行う
ユニットの選択がオペレータにより操作部54に入力さ
れると、CPU65が、操作部54で選択されたユニッ
ト41,42のいずれかに対するロック機構47,50
のいずれかによるロックを自動的に解除することにな
る。また、ユニット41,42のいずれかにおいて異常
が発生した場合に、このユニットを開放させてその異常
を解消させなければ、処理動作が中断した状態のままと
なってしまうことになり、しかも、これが窓口等で顧客
との取り引きに応じた処理を行っている場合には、一刻
も早く異常を解消させて取り引きに対応しなければなら
ないことになるが、CPU65が、搬送不良検出センサ
60,リジェクトフル検知センサ61,スタッカフル検
知センサ62、スタッカエンド検知センサ63で異常が
検出されたユニット41,42のいずれかに対するロッ
ク機構47,50のいずれかによるロックを自動的に解
除することになる。
【0067】したがって、選択または異常に対し必要な
ロック解除のみを行うことができるため不必要なユニッ
トが開放されることを防止してセキュリティー管理を良
好に行うことができる上、異常発生でその運用が一時停
止されるような場合にも、復旧作業の迅速化を図ること
ができる。
【0068】また、CPU65は、ステップSP2,S
P3において、操作部54に入力されたパスワードが、
ROM67に記憶されたパスワードと一致する場合の
み、ロック機構47,50によるロック解除を許容する
ため、パスワードを知らない人間が、ロック機構47,
50によるロック解除を行わせようとしてもできないこ
とになる。したがって、セキュリティー管理をさらに良
好に行うことができる。
【0069】さらに、CPU65は、ステップSP8に
おいて、上部ユニット41に対する装置ロック機構47
によるロックを解除した場合に、その後のステップSP
11において、上部ユニット41が筐体40の上部定位
置にあることが上部ユニット定位置検知センサ48で検
出されなければ、下部ユニット42に対する下部ユニッ
トロック機構50によるロック解除を規制することにな
り、かつ、ステップSP14で下部ユニット42に対す
る下部ユニットロック機構50によるロックを解除した
場合に、その後のステップSP17において、下部ユニ
ット42が筐体40の下部定位置にあることが下部ユニ
ット定位置検知センサ51で検出されなければ、上部ユ
ニット41に対する装置ロック機構47によるロック解
除を規制することになるため、上部ユニット41と下部
ユニット42とが同時にロック解除されて開放されてし
まうことがない。したがって、セキュリティー管理をさ
らに良好に行うことができる。
【0070】加えて、CPU65は、ロック解除時に、
ステップSP10,SP16において、ロックを解除す
るためにステップSP2で入力されたパスワードと、異
常でロックを解除したのか否かの状態内容と、解除した
ロック機構または開放可能なユニットと、ロック解除の
日時等とを、ロック解除に応じたロック解除情報として
RAM66に記憶することになるため、ロックを解除す
ることによってオペレータが開放されたユニット41,
42に触れることができても、セキュリティー管理を行
うことができる。
【0071】なお、上記したステップSP8〜SP12
において予め定められた所定の時間内でこれらが実行さ
れない場合にアラーム等の警報をならすようにしたり、
ステップSP14〜SP18において予め定められた所
定の時間内でこれらが実行されない場合にアラーム等の
警報をならすようにしたりしてもよい。すなわち、ユニ
ット47あるいはユニット50が開放されたままの状態
が長くなると、セキュリティー管理の面で問題が生じる
可能性があるため、ユニット47あるいはユニット50
が開放されている時間が予め定められた所定の時間を越
えるとアラーム等の警報をならすようにするのである。
【0072】また、上記においては、ROM67に、各
オペレータに割り当てられたパスワードを記憶してお
き、このパスワードをステップSP2で入力させステッ
プSP3で照合するようにしたが、ROM67に、各オ
ペレータに割り当てられたパスワードとともにオペレー
タの名前を記憶しておき、パスワードとともに名前をス
テップSP2で入力させステップSP3で照合するよう
にしてもよい。
【0073】さらに、上記においては、自動的に異常の
あるユニットのロックを解除することによって、異常解
消作業の効率化と必要のないユニットの開放防止とを図
るようにしたが、異常があり開放すべきユニットをオペ
レータにより選択入力させるようにしてもよい。
【0074】加えて、上記においては、そのユニット形
状により、各ユニットを開放/規制するための各ロック
機構47,50を上部ユニット41と筐体40との間
と、上部ユニット41と下部ユニット42との間に設け
たが、各ユニット41,42が完全に独立して筐体40
に対し引き出し可能である場合には、互いに干渉しない
ように、それぞれのユニット41,42と筐体40との
間にロック機構を設けてもよい。
【0075】さらに、上記においては、上部ユニット4
1および下部ユニット42の二つのユニットから構成さ
れている場合を例にとり説明したが、当然、3つ以上の
ユニットを有するものであっても、ロック機構をユニッ
トの数に応じて設ければ、上記と同様にセキュリティー
管理を行うことができる。
【0076】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の紙幣処理機によれば、ユニットを開放させて何等
かの処理を行う必要がある場合に、処理するためロック
解除を行うユニットの選択がオペレータにより入力され
ると、制御手段が、選択手段で選択されたユニットに対
するロック機構によるロックのみを自動的に解除するこ
とになる。したがって、必要なロック解除のみを行うこ
とができるため、不必要なユニットが開放されることを
防止してセキュリティー管理を良好に行うことができ
る。
【0077】本発明の請求項2記載の紙幣処理機によれ
ば、ユニットにおいて異常が発生した場合に、ユニット
を開放させてその異常を解消させなければ、処理動作が
中断した状態のままとなってしまうことになり、しか
も、これが窓口等で顧客との取り引きに応じた処理を行
っている場合には、一刻も早く異常を解消させて取り引
きに対応しなければならないことになるが、制御手段
が、異常検出手段で異常が検出された場合に、該異常が
検出されたユニットに対するロック機構によるロックの
みを自動的に解除することになる。したがって、異常に
対し必要なロック解除のみを行うことができるため不必
要なユニットが開放されることを防止してセキュリティ
ー管理を良好に行うことができる上、異常発生でその運
用が一時停止されるような場合にも、復旧作業の迅速化
を図ることができる。
【0078】本発明の請求項3記載の紙幣処理機によれ
ば、ユニットを開放させて何等かの処理を行う必要があ
る場合に、処理するためロック解除を行うユニットの選
択がオペレータにより入力されると、制御手段が、選択
手段で選択されたユニットに対するロック機構によるロ
ックのみを自動的に解除することになる。また、ユニッ
トにおいて異常が発生した場合に、ユニットを開放させ
てその異常を解消させなければ、処理動作が中断した状
態のままとなってしまうことになり、しかも、これが窓
口等で顧客との取り引きに応じた処理を行っている場合
には、一刻も早く異常を解消させて取り引きに対応しな
ければならないことになるが、制御手段が、異常検出手
段で異常が検出された場合に、該異常が検出されたユニ
ットに対するロック機構によるロックのみを自動的に解
除することになる。したがって、選択または異常に対し
必要なロック解除のみを行うことができるため不必要な
ユニットが開放されることを防止してセキュリティー管
理を良好に行うことができる上、異常発生でその運用が
一時停止されるような場合にも、復旧作業の迅速化を図
ることができる。
【0079】本発明の請求項4記載の紙幣処理機によれ
ば、パスワード入力手段に入力されたパスワードが、パ
スワード記憶手段に記憶されたパスワードと一致する場
合のみ、制御手段がロック機構によるロック解除を許容
するため、パスワードを知らない人間が、ロック機構に
よるロック解除を行わせようとしてもできないことにな
る。したがって、セキュリティー管理をさらに良好に行
うことができる。
【0080】本発明の請求項5記載の紙幣処理機によれ
ば、一のユニットに対するロック機構によるロックを解
除した場合に、その後、当該ユニットが筐体のロック位
置にあることがロック位置検出手段で検出されなけれ
ば、制御手段は、他のユニットに対するロック機構によ
るロック解除を規制することになるため、一のユニット
と他のユニットとが同時にロック解除されて開放されて
しまうことがない。したがって、セキュリティー管理を
さらに良好に行うことができる。
【0081】本発明の請求項6記載の紙幣処理機によれ
ば、制御手段は、ロック解除時に、ロック解除に応じ
た、例えばオペレータの識別、ロック解除の場所、ロッ
ク解除の時間等の情報を記憶することになるため、ロッ
クを解除することによってオペレータが開放されたユニ
ットに触れることができても、セキュリティー管理を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の紙幣処理機の一の実施の形態を示す
斜視図である。
【図2】 本発明の紙幣処理機の一の実施の形態を概略
的に示す側断面図である。
【図3】 本発明の紙幣入出金機の一の実施の形態の上
部ユニット引き出し時の状態を示す側面図である。
【図4】 本発明の紙幣入出金機の一の実施の形態の下
部ユニット引き出し時の状態を示す側面図である。
【図5】 本発明の紙幣入出金機の一の実施の形態の要
部を示すブロック図である。
【図6】 本発明の紙幣入出金機の一の実施の形態の制
御部によるセキュリティー管理制御の制御内容を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 紙幣処理機 40 筐体 41 上部ユニット(ユニット) 42 下部ユニット(ユニット) 47 装置ロック機構(ロック機構) 48 上部ユニット定位置検知センサ(ロック位置検出
手段) 50 下部ユニットロック機構(ロック機構) 51 下部ユニット定位置検知センサ(ロック位置検出
手段) 54 操作部(選択手段,パスワード入力手段) 60 搬送不良検出センサ(異常検出手段) 61 リジェクトフル検知センサ(異常検出手段) 62 スタッカフル検知センサ(異常検出手段) 63 スタッカエンド検知センサ(異常検出手段) 65 CPU(制御手段) 66 RAM(ロック情報記憶手段) 67 ROM(パスワード記憶手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体から引き出し可能に設けられた複数
    のユニットと、各ユニットのそれぞれの筐体への装填状
    態でのロックおよびロック解除を行うロック機構とを有
    する紙幣処理機であって、 ロック解除を行うユニットの選択入力がなされる選択手
    段と、 少なくとも紙幣が移動中でないことを条件として、選択
    手段で選択されたユニットに対するロック機構によるロ
    ックを解除する制御手段と、を具備することを特徴とす
    る紙幣処理機。
  2. 【請求項2】 筐体から引き出し可能に設けられた複数
    のユニットと、各ユニットのそれぞれの筐体への装填状
    態でのロックおよびロック解除を行うロック機構とを有
    する紙幣処理機であって、 各ユニットにおける異常を検出する異常検出手段と、 該異常検出手段で異常が検出されたユニットに対するロ
    ック機構によるロックを解除する制御手段と、を具備す
    ることを特徴とする紙幣処理機。
  3. 【請求項3】 筐体から引き出し可能に設けられた複数
    のユニットと、各ユニットのそれぞれの筐体への装填状
    態でのロックおよびロック解除を行うロック機構とを有
    する紙幣処理機であって、 ロック解除するユニットの選択入力がなされる選択手段
    と、 各ユニットにおける異常を検出する異常検出手段と、 選択手段でロック解除するユニットの選択入力がなされ
    ると、少なくとも紙幣が移動中でないことを条件として
    該選択手段で選択されたユニットに対するロック機構に
    よるロックを解除するとともに、異常検出手段で異常が
    検出された場合、異常が検出されたユニットに対するロ
    ック機構によるロックを解除する制御手段と、を具備す
    ることを特徴とする紙幣処理機。
  4. 【請求項4】 パスワードが入力されるパスワード入力
    手段と、予め定められたパスワードを記憶するパスワー
    ド記憶手段とを有し、 前記制御手段は、パスワード入力手段に入力されたパス
    ワードが、パスワード記憶手段に記憶されたパスワード
    と一致する場合のみ、前記ロック機構によるロック解除
    を許容することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    一項記載の紙幣処理機。
  5. 【請求項5】 各ユニットが筐体のロック位置にあるこ
    とを検出するロック位置検出手段を有しており、 前記制御手段は、一のユニットに対するロック機構によ
    るロックを解除した場合に、その後、当該ユニットが筐
    体のロック位置にあることがロック位置検出手段で検出
    されなければ、他のユニットに対するロック機構による
    ロック解除を規制することを特徴とする請求項1乃至4
    のいずれか一項記載の紙幣処理機。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、ロック機構によりロッ
    クを解除した場合に、そのロック解除に応じた情報をロ
    ック情報記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれか一項記載の紙幣処理機。
JP13721298A 1998-05-19 1998-05-19 紙幣処理機 Expired - Fee Related JP3558870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13721298A JP3558870B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 紙幣処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13721298A JP3558870B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 紙幣処理機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11328495A true JPH11328495A (ja) 1999-11-30
JP3558870B2 JP3558870B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=15193420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13721298A Expired - Fee Related JP3558870B2 (ja) 1998-05-19 1998-05-19 紙幣処理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3558870B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018546A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Glory Ltd 循環式貨幣入出金機
JP2006099278A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 物品処理装置
JP2009288909A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙幣入出金装置
WO2010109606A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 グローリー株式会社 貨幣処理装置
JP2011128847A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Sinfonia Technology Co Ltd 現金処理装置
JP2011128848A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Sinfonia Technology Co Ltd 現金処理装置
JP2011233084A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類処理装置
WO2011155276A1 (ja) * 2010-06-11 2011-12-15 沖電気工業株式会社 紙幣処理装置
WO2013014704A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
WO2013061379A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
JP2013117997A (ja) * 2013-03-04 2013-06-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類処理装置
JP2014081851A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Oki Electric Ind Co Ltd 現金処理装置
TWI456529B (zh) * 2011-07-26 2014-10-11 日立歐姆龍金融系統有限公司 紙片類處理裝置
JP2015230673A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 グローリー株式会社 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理装置における解錠方法
JP2016004282A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 沖電気工業株式会社 現金処理装置
JP2016095674A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 沖電気工業株式会社 自動取引装置
JP2016224759A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 沖電気工業株式会社 媒体整理装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005018546A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Glory Ltd 循環式貨幣入出金機
JP2006099278A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 物品処理装置
JP2009288909A (ja) * 2008-05-28 2009-12-10 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙幣入出金装置
JP4654268B2 (ja) * 2008-05-28 2011-03-16 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣入出金装置
WO2010109606A1 (ja) * 2009-03-25 2010-09-30 グローリー株式会社 貨幣処理装置
US8689962B2 (en) 2009-03-25 2014-04-08 Glory Ltd. Money handling apparatus
JP2011128848A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Sinfonia Technology Co Ltd 現金処理装置
JP2011128847A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Sinfonia Technology Co Ltd 現金処理装置
JP2011233084A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類処理装置
KR101214072B1 (ko) 2010-04-30 2012-12-20 히타치 오므론 터미널 솔루션즈 가부시키가이샤 지엽류 처리 장치
US8511681B2 (en) 2010-04-30 2013-08-20 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Paper sheets handling apparatus
WO2011155276A1 (ja) * 2010-06-11 2011-12-15 沖電気工業株式会社 紙幣処理装置
JP2011258133A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Oki Electric Ind Co Ltd 紙幣処理装置
CN102667875A (zh) * 2010-06-11 2012-09-12 冲电气工业株式会社 纸币处理装置
US8857596B2 (en) 2010-06-11 2014-10-14 Oki Electric Industry Co., Ltd. Banknote processing apparatus
WO2013014704A1 (ja) * 2011-07-26 2013-01-31 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
TWI456529B (zh) * 2011-07-26 2014-10-11 日立歐姆龍金融系統有限公司 紙片類處理裝置
WO2013061379A1 (ja) * 2011-10-28 2013-05-02 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
JPWO2013061379A1 (ja) * 2011-10-28 2015-04-02 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙葉類処理装置
JP2014081851A (ja) * 2012-10-17 2014-05-08 Oki Electric Ind Co Ltd 現金処理装置
JP2013117997A (ja) * 2013-03-04 2013-06-13 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 紙葉類処理装置
JP2015230673A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 グローリー株式会社 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理装置における解錠方法
JP2016004282A (ja) * 2014-06-13 2016-01-12 沖電気工業株式会社 現金処理装置
JP2016095674A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 沖電気工業株式会社 自動取引装置
JP2016224759A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 沖電気工業株式会社 媒体整理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3558870B2 (ja) 2004-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6039013B2 (ja) 貨幣処理装置
JP3558870B2 (ja) 紙幣処理機
JP5410932B2 (ja) 紙幣取扱装置
WO2010110089A1 (ja) 貨幣処理機
JP2009288909A (ja) 紙幣入出金装置
JP3986855B2 (ja) 紙幣入出金機
JP3978034B2 (ja) 紙幣入出金機
JP2006350415A (ja) 現金取扱装置
JP3819150B2 (ja) 貨幣処理機
JP5507103B2 (ja) 貨幣処理機
JP5951392B2 (ja) 貨幣処理システムおよび貨幣処理方法
JP2017162071A (ja) 貨幣処理装置および貨幣処理方法
JP3558856B2 (ja) 紙幣入出金機
JP2018152030A (ja) 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法
JP5487278B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP5968709B2 (ja) 貨幣処理システムおよび貨幣処理方法
JP2532671B2 (ja) 現金入出金処理装置
WO2020217329A1 (ja) 貨幣処理装置および出金方法
WO2010013310A1 (ja) 紙葉類処理機
JP2536558Y2 (ja) 現金入出金装置
JP5968710B2 (ja) 貨幣処理システム
JP2918317B2 (ja) 現金自動取引装置
JPH03265993A (ja) 紙幣処理装置
JP6631088B2 (ja) 現金処理装置
WO2019188880A1 (ja) 紙葉類処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees