JP3986855B2 - 紙幣入出金機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般の利用者が現金を直接入出金する、例えば、金融機関等で使用されるATM等の紙幣入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ATM等の普及に伴い、紙幣入出金機に対しては、従来の機能、すなわち入金、出金、補充、回収、精査機能を確保しながら、より小型、低コスト、使いやすさに対するニーズが高まっている。
【0003】
一方、取り扱う紙幣は、国内での外国紙幣の取り扱いの増加、国外での紙幣入出金機のニーズの高まりに伴い、日本円紙幣だけでなく、金種数の多い外国紙幣も取り扱える装置が求められている。
【0004】
上記に対応した従来技術としては、例えば特開平11−110607号公報に記載された技術がある。
【0005】
そして、上記公報記載の技術においては、入出金口、一時保管庫、紙幣判別部等の機構部を縦型に配置し、この機構部と上下に積層させた紙幣収納庫群を一方向の環状搬送路で接続した形態、また、装置全体を入出金口、一時保管庫、紙幣判別部とで構成した上部機構と、上下に積層させた紙幣収納庫群を筐体内に納めた金庫型の下部機構に分割して構成した形態、さらに上記下部機構の紙幣収納庫数が多い場合は積層ユニット群を並列配置した形態のレイアウトが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のように、入出金口と、紙幣判別部と、紙幣を一時的に保管する一時保管庫とで構成する上部機構と、上下に積層させた紙幣収納庫群を並列配置した下部機構とで構成するとともに、上部機構および下部機構とを紙幣判別部を経由する双方向の紙幣搬送路を介して接続する紙幣入出金機は、設置面積および紙幣搬送路の簡素化などを考慮すると、装置全体の小型化、低コスト化に好適である。
【0007】
しかしながら、例えば、銀行員等が紙幣入出金機の紙幣収納庫に紙幣を収納する場合、収納する紙幣の種類に応じて、手作業で紙幣収納庫に収納し、紙幣の在高を確定する精査を行わねばならず、その作業が繁雑であった。
【0008】
そこで、一つの装填回収庫を設け、この装填回収庫に銀行員等が複数種の紙幣を収納し、紙幣入出金機内に配置すれば、自動的に装填回収庫から紙幣を取り出し、紙幣判別部により紙幣の種類を判別した後に、一旦、一次保管庫に収納し、その後、紙幣の種類に応じて、各紙幣収納庫に自動的に収納し、精査するように構成することが考えられる。
【0009】
しかし、一次保管庫は、収納数量に制限があるため、この一時保管庫が満杯になるまでは、連続して、紙幣を取り出し判別することができるが、満杯となった後は、一時保管庫から各紙幣収納庫への収納が終了するまで、装填回収庫からの紙幣の取り出し、判別を停止しなければならない。
【0010】
これでは、連続した動作を行うことができず、高速な作業を行うことができない。
【0011】
また、紙幣の収納数量を増加するため、多数の紙幣収納庫を並列に配置する場合、紙幣の収納及び回収のための搬送経路が多数複雑となり、そのために、紙幣入出金機全体が大型化してしまうという問題がある。
【0012】
本発明の目的は、大型化を伴うことなく、多数の紙幣を収納可能であり、かつ、高速で自動的に連続して、紙幣の収納、精査、及び回収が可能な紙幣入出金機を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は次のように構成される。
(1)紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣を判別する紙幣判別部と、この紙幣判別部を経由して紙幣を搬送する主搬送路と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を互いに積層させ、積層させた紙幣収納庫を並列に配置させた紙幣収納庫群と、それぞれの紙幣収納庫を上記主搬送路に分岐/合流させる副搬送路とを有する紙幣入出金機において、少なくとも1個の紙幣収納庫を装填回収庫とし、この装填回収庫と他の紙幣収納庫群を、それぞれ独立した副搬送路で上記主搬送路に分岐/合流させ、上記装填回収庫と紙幣収納庫群との間の紙幣授受を上記紙幣判別部を介して連続的に行う。
【0014】
(2)紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層して配列される第1の収納庫群と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層し、上記第1の収納庫群と並列に配置される第2の収納庫群とを有する紙幣入出金機において、紙幣の取り出し回収が可能であり、上記紙幣入出金機に取り付け取り外しが可能な装填回収庫と、第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口を有し、紙幣の種別を判別する紙幣判別部と、上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口に接続され、紙幣を搬送するループ状の主搬送路と、上記第1の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第1の副搬送路と、上記第2の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第2の副搬送路と、上記装填回収庫からの紙幣を上記主搬送路に搬出するための第3の副搬送路と、上記装填回収庫から取り出された紙幣を上記第3の副搬送路及び主搬送路を介して、上記紙幣判別部を通過させ上記第1の副搬送路を介して上記第1の収納庫群のいずれかの収納庫に収納するか、上記装填回収庫から取り出された紙幣を上記第3の副搬送路及び主搬送路を介して上記紙幣判別部を通過させ上記第1の副搬送路を介して上記第1の収納庫群のいずれかの収納庫に収納するか、を判別し、上記主搬送路、第1及び第2の副搬送路、装填回収庫、判別部、第1及び第2の収納庫群の動作を制御する制御部とを備える。
【0015】
(3)好ましくは、上記(2)において、上記第1の副搬送路を主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口又は第2の紙幣入出口と連通するか、第1の副搬送路と主搬送路との連通を封鎖する第1の切り替え手段と、上記第2の副搬送路を主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口又は第2の紙幣入出口と連通するか、第2の副搬送路と主搬送路との連通を封鎖する第2の切り替え手段と、上記第3の副搬送路を主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口に連通するか、第2の紙幣入出口に連通するかを切り替える第3の切り替え手段とをさらに備え、上記制御部は、上記第1、第2及び第3の切り替え手段の動作を制御する。
【0016】
(4)上記(1)、(2)、又は(3)において、上記紙幣収納庫群の一つの最上部に上記装填回収庫を配置するとともに、装填回収庫の紙幣収納/放出方向を、紙幣収納庫群毎に反転させる。
【0017】
第1の紙幣収納庫群へと、第1の紙幣収納庫群と並列に配置された第2の紙幣収納庫群へとの紙幣装填時では装填回収庫から紙幣判別部への紙幣搬送方向を逆とすれば、判別部から第1の収納庫群又は第2の収納庫群に到る搬送路を回収庫の紙幣取り出し口付近の搬送路を回避して設ける必要がないので装置大型化が回避できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明による紙幣入出金機を適用した現金自動取引装置の外観斜視図である。
【0019】
図1において、現金自動取引装置の本体筐体101の上部には、筐体101の上部正面板101bに設けられたカードスロット102aと連通し、利用者のカードを処理し、取引明細票を印字して放出するカード・明細票処理機構102と、通帳スロット103aと連通し利用者の通帳を処理する通帳処理機構103とを備えている。
【0020】
また、本体筐体101の下部には、入出金口2を有し、紙幣を処理する紙幣入出金機1を備えており、中間部には、取引の内容を表示および入力する顧客操作部105が設けられている。本体制御部106は現金自動取引装置全体の制御を司る。
【0021】
図2は、本発明の実施形態である現金自動取引装置の制御関係を示すブロック図である。
図2において、本体筐体101に納められたカード・明細票処理機構102、通帳処理機構103、紙幣入出金機1、及び顧客操作部105は、バス106aを介して本体制御部106と接続されており、本体制御部106の制御の下に必要な動作を行う。
【0022】
本体制御部106は、上記の他に、インタフェース部106b、係員操作部106c、外部記憶装置106dともバス106aで接続されており、これらとも必要なデータのやりとりを行う。
【0023】
なお、図2に示した101dは、上記各機構、構成部分に電力を供給する電源部である。
【0024】
図3は、紙幣入出金機の制御関係を示すブロック図である。
図3において、制御部10は、バス106aを介して現金自動取引装置の本体制御部106と接続され、この本体制御部106からの指令及び紙幣入出金機1の状態の検出に応じて紙幣入出金機1の、入出金口2、紙幣判別部3、一次保管庫4、搬送路5a、5b、紙幣入出金庫7a、7、リジェクト庫9、9a〜9c、装填回収庫8aの制御を行う。また、紙幣入出金機1の状態を、必要に応じて本体制御部106に送る。
【0025】
図4は、図1に示した現金自動取引装置に使用される、本発明の第1の実施形態である紙幣入出金機1の概略構成側面図である。
【0026】
図4において、紙幣入出金機1は、上部機構1aと下部機構1bとに分割されている。そして、上部機構1aは、入出金口2と、紙幣の判別を行う紙幣判別部3と、入金した紙幣を取引成立までの間、一旦収納する一時保管庫4とを有する。
【0027】
また、下部機構1bは、装填回収庫8aと、入出金庫7、7aと、リジェクト庫9と、各紙幣収納庫群のサブ搬送路(副搬送路)5bとを有している。
【0028】
紙幣判別部3は、第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口を有し、主搬送路5aは、紙幣判別部の第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口に接続され、ループ状又は環状となっている。
【0029】
上部機構1aと下部機構1bとは、紙幣判別部3を通り、紙幣を搬送する環状の主搬送路5aを介して接続されている。
【0030】
さらに、下部機構1bには、入出金庫7a、7a、リジェクト庫9、装填回収庫8aの順に積層された紙幣収納庫群と、入出金庫7が4段に積層された紙幣収納庫群とが並列配置されている。
【0031】
この並列配置によって装置の高さ寸法を低く制限し、紙幣収納庫数を多く必要とする、多金種対応の仕様でも装置全体の小型化を達成することができる。
【0032】
さらに、各紙幣収納庫に対して紙幣の装填/回収/精査を行う装填回収庫8aは、下部機構1b内に並列配置で積層された紙幣収納庫群の一つの最上部に構成されている。この装填回収庫8aは主搬送路5aから分岐するか、又は主搬送路5aに合流する独立したサブ搬送路(副搬送路)5cと接続されている。
【0033】
なお、図4に示した各紙幣収納庫は、いずれも紙幣の収納/繰出しが可能な構成であり、装填回収庫8aと各紙幣収納庫間の紙幣の授受はいずれの場合も紙幣判別部3を経由して行われる。
【0034】
したがって、後述するように下部機構1b内のすべての紙幣収納庫に対する紙幣の装填/回収/精査の各動作を連続的に実行することができる。なお、入出金庫7、7a、装填回収庫8a、リジェクト庫9などの各ユニット数は用途により任意に変更できる構成となっている。
【0035】
次に、紙幣入出金機1の動作について図4を参照して説明する。
入金取引時には、入出金口2に投入された紙幣を一枚ずつに分離し、紙幣判別部3で紙幣の金種、真偽を判定し、一時保管庫4に一旦収納する。
【0036】
この時、紙幣判別部3で判別できなかった紙幣や、傾きや間隔が異常となった紙幣は、直接入出金口2に搬送し、入金リジェクト紙幣として利用者に返却する。
【0037】
入金取引の成立後は、紙幣を一時保管庫4から搬出し、紙幣判別部3で再度、金種、真偽、破損などを判定し、入出金庫7、7a、リジェクト庫9のいずれかに収納する。なお、この時発生したリジェクト券は入金収納リジェクト券であり、他のリジェクト券と区別して管理することが望ましい。
【0038】
出金時には、入出金庫7、7aの各金種毎の金庫から出金紙幣を所定の枚数づつ繰り出し、紙幣判別部3で判別し、入出金口2を経由して利用者に支払う。出金リジェクトが発生した場合には、そのリジェクト券のみを一時保管庫4に収納し、不足分の紙幣を追加して繰り出す。
【0039】
その後、リジェクト券は一時保管庫4から搬出され、リジェクト庫9に収納されて出金取引が終了する。
【0040】
次に、装填回収庫8aからの各紙幣収納庫7、7aへの紙幣の装填について説明する。
まず、紙幣装填動作の概要を説明する。
【0041】
紙幣入出金機1の運用前は、通常、各紙幣収納庫7、7aは空の状態である。係員は最初に下部機構1bから空の装填回収庫8aを抜取り、所定の金種を所定枚または金種混合で所定枚、手詰めすることになる。
【0042】
この装填回収庫8aを紙幣入出金機1に装着し、対象とする紙幣収納庫7、7aの自動装填が開始される。係員は紙幣収納庫7、7aへの装填が終了すると空になった装填回収庫8aを抜取り、上記の作業を繰返して全紙幣収納庫7、7aへの装填動作を完了させる。
【0043】
次に、紙幣装填動作の詳細について説明する。
紙幣収納庫7への紙幣装填時と、紙幣収納庫7と並列に配置された紙幣収納庫7aへの紙幣装填時とでは、装填回収庫8aから紙幣判別部3への紙幣の搬送方向が逆になるように構成されている。
【0044】
つまり、紙幣収納庫7への紙幣装填時と、紙幣収納庫7aへの紙幣装填時とで装填回収庫8aから紙幣判別部3への紙幣の搬送方向を同一方向とすることも可能であるが、その場合、装填回収庫8aからは、連続して紙幣が取り出されているので、装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近の搬送路は、紙幣取り出し専用としなければならない。
【0045】
このため、紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7aに到る搬送路と装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近の搬送路とを共用することはできず、それぞれの搬送路を別個に設けることとなる。
【0046】
この場合、紙幣判別部3は、装填回収庫8aを間にして、紙幣収納庫7及び紙幣収納庫7aと上下方向に配置されているため、紙幣判別部3から紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7aに到る搬送路は、装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近の搬送路を左右方向(水平方向)に回避して設ける必要がある。
【0047】
しかし、紙幣判別部3から紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7aに到る搬送路を、装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近の搬送路を左右方向に回避して設けると、現金自動取引装置全体を左右方向(水平方向)に拡張しなければならず、装置の大型化を伴い望ましいものではない。
【0048】
そこで、本発明においては、紙幣収納庫7への紙幣装填時と、紙幣収納庫7と並列に配置された紙幣収納庫7aへの紙幣装填時とでは、装填回収庫8aから紙幣判別部3への紙幣の搬送方向が逆になるように構成し、紙幣判別部3から紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7aに到る搬送路を装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近の搬送路を回避して設ける必要なく、装置の大型化を回避するものである。
【0049】
装填回収庫8aを紙幣入出金機1に装着する前又は後に、係員が紙幣収納庫7に紙幣を収納するのか、紙幣収納庫7aに紙幣を収納するのかの切り替えスイッチ(図示せず)を選択する。
【0050】
まず、紙幣収納庫7への紙幣収納を選択した場合について説明する。
入出金庫7への紙幣収納時は、装填回収庫8aから繰出された紙幣が、サブ搬送路5c、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の、図上右から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5bを経由して入出金庫7に連続的に装填される。
【0051】
この時発生した装填リジェクト券は、主搬送路5aからサブ搬送路5cに到る前に、直接、装填リジェクト庫8bに収納され、サブ搬送路5c、5bを経由することはない。
【0052】
装填回収庫8aの紙幣が全て取り出されると、そのことを報知等し、係員が装填回収庫8aを取り出し、装填リジェクト庫8bに収納された紙幣を取り出すと共に、新たな紙幣を装填回収庫8aに収納し、再び、紙幣入出金機1に装着する。
【0053】
以上の動作を4回繰返して(図示した例では入出金庫7は4個であるため)、全ての入出金庫7への紙幣の装填が完了する。
【0054】
次に、紙幣収納庫7aへの紙幣収納を選択した場合について説明する。
装填回収庫8aから繰出された紙幣はサブ搬送路5cから、図上、右から左の方向に搬送された後に、左から右方向に搬送されて紙幣判別部3に到り、主搬送路5aを経由して左から右方向へと搬送され、サブ搬送路5bに到る。そして、サブ搬送路5bを経由して入出金庫7aに連続的に装填される。
【0055】
この時発生した装填リジェクト券は、サブ搬送路5bを経由して、一時的にリジェクト庫9に収納される。
【0056】
装填回収庫8aの紙幣が全て取り出されると、そのことを報知等し、係員が装填回収庫8aを取り出し、新たな紙幣を装填回収庫8aに収納し、再び、紙幣入出金機1に装着する。
【0057】
以上の動作を2回繰返して(図示した例では入出金庫7aは2個であるため)、全ての入出金庫7aへの紙幣の装填が完了する。
【0058】
そして、入出金庫7、7aへの紙幣装填が完了する。その後、リジェクト庫9内のリジェクト券は主搬送路5aを経由して装填リジェクト庫8bに収納される。
【0059】
入出金庫7を選択した場合及び入出金庫7aを選択した場合のいずれの場合も装填紙幣を紙幣判別部3を経由させることによって、紙幣入出金機1内の全装填金額を確定することができる。
【0060】
なお、サブ搬送路5cと主搬送路5aとの合流点には第1のゲート(切り替え手段)が配置され、収納庫7aのサブ搬送路5bと主搬送路5aとの合流点には第2のゲート(切り替え手段)が配置され、収納庫7のサブ搬送路5bと主搬送路5aとの合流点には第3のゲート(切り替え手段)が配置されている。
【0061】
そして、収納庫7への紙幣装填が選択された場合には、第1のゲートは、サブ搬送路5cを主搬送路5aの図の下側横方向搬送路に対して閉とし、主搬送路5aの図の右側上下方向の搬送路に対して開とする。第2のゲートは、収納庫7aのサブ搬送路5bを主搬送路5aに対して閉とし、第3のゲートは、収納庫7のサブ搬送路5bを主搬送路5aの図の下側横方向搬送路に対して閉とし、主搬送路5aの図の左側上下方向の搬送路に対して開とする。
【0062】
また、収納庫7aへの紙幣装填が選択された場合には、第1のゲートは、サブ搬送路5cを主搬送路5aの図の下側横方向搬送路に対して開とし、主搬送路5aの図の右側上下方向の搬送路に対して閉とする。第2のゲートは、収納庫7aのサブ搬送路5bを主搬送路5aに対して開とし、第3のゲートは、収納庫7のサブ搬送路5bを主搬送路5aに対して閉とする。
これら第1〜第3のゲートの開閉動作の制御は、制御部10により行われる。
【0063】
次に、入出金庫7または7aからの装填回収庫8aへの紙幣の回収動作について説明する。
係員により下部機構1bに空の装填回収庫8aが装着され、上記切り替えスイッチを設定すると、選択された入出金庫からの回収動作が開始される。
【0064】
回収紙幣は紙幣装填時の逆のルートを経由して装填回収庫8aに回収される。係員は入出金庫7又は7aからの回収が終了すると下部機構1bから装填回収庫8aを脱着し、装填回収庫8aから回収紙幣を抜取る。その後、上記の作業を繰返して全ユニットからの回収動作を完了させる。
【0065】
次に、回収動作の詳細について説明する。
入出金庫7から繰出された紙幣は、サブ搬送路5b、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の左から右方向へと搬送され、サブ搬送路5cを経由して装填回収庫8aに連続的に回収される。この時発生した回収リジェクト券はサブ搬送路5bを経由してリジェクト庫9に収納される。
【0066】
この動作を4回繰返して全ての入出金庫7からの回収が完了する。
【0067】
また、入出金庫7aから繰出された紙幣はサブ搬送路5b、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の右から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5cを経由して装填回収庫8aに連続的に回収される。この時発生した回収リジェクト券は一時的に一時保管庫4に収納される。
【0068】
この動作を2回繰返して入出金庫7a、7aからの回収が完了する。
【0069】
その後、一時保管庫4のリジェクト券は主搬送路5aを経由してリジェクト庫9に収納される。
【0070】
入出金庫7、7aからの紙幣回収の、いずれの場合も回収紙幣を紙幣判別部3を経由させることによって、紙幣入出金機1内からの全回収金額を確定することができる。
【0071】
以上のように、紙幣回収動作は、基本的に装填動作の逆動作である。
【0072】
次に、入出金庫7、7a内の紙幣在高を確定する自動精査について説明する。
下部機構1bに空の装填回収庫8aが装着されて自動精査が開始される。入出金庫7又は7a内から分離された紙幣は上述した回収動作のルートを経由して、全紙幣が装填回収庫8aへと一時収納される。
【0073】
その後、装填回収庫8aから分離された紙幣は上述した装填動作のルートを経由して、全紙幣が元の入出金庫7又は7aに戻されることになる。この時、発生した精査時のリジェクト券は直接、または一時保管庫4を経由してリジェクト庫9に収納される。
【0074】
全入出金庫7又は7aに対して、以上の動作を繰返し、自動精査が完了する。
【0075】
この場合、必要に応じてリジェクト庫9の自動精査も可能である。
【0076】
なお、紙幣回収、装填、精査動作において、各搬送路の選択や動作制御は、制御部10(図3)により行われる。また、各搬送路5a、5b、5cの分岐点においては、ゲートが設けられており、これらゲートの動作制御も制御部10により行われる。
【0077】
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、一つの装填回収庫8aと、紙幣判別部3と、互いに並列に配置された紙幣収納庫7及び7aと、これら装填回収庫8a、紙幣判別部3、紙幣収納庫7、7a間に設けられた搬送路5a、5b、5cと、これらの動作を制御する制御部10とを備え、紙幣収納庫7に紙幣を装填等するか、紙幣収納庫7aに装填等するかに従って、紙幣の搬送方向を部分的に逆転し、装填回収庫8aからの紙幣の取り出し等の連続動作を阻害することがないように、動作制御するように構成したので、大型化を伴うことなく、多数の紙幣を収納可能であり、かつ、高速で自動的に連続して、紙幣の収納、精査、及び回収が可能な紙幣入出金機を実現することができる。
【0078】
図5は、本発明の第2の実施形態である紙幣入出金機1の概略構成側面図である。この第2の実施形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、装填回収庫8aの方向が左右反転して実装されている点、つまり、装填リジェクト庫8bが、搬送路5b側に配置され、装填回収庫8aの紙幣取り出し口が、現金自動取引装置の中央部側に配置され、それに伴い、搬送路5cも現金自動取引装置の中央部側において、搬送路5aと接続されている。
その他の構成は、図4に示した第1の実施形態と同様となっている。
【0079】
図5に示す第2の実施形態においては、紙幣装填動作は図4の例の場合とほぼ同様である。ただし、入出金庫7への装填時のリジェクト券は一時保管庫4に一時収納され、入出金庫7への紙幣の装填完了後、主搬送路5aを経由して装填リジェクト庫8bに収納される。
【0080】
また、入出金庫7aへの紙幣装填時のリジェクト券は直接、装填リジェクト庫8bに収納される。
【0081】
この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0082】
図6は、本発明の第3の実施形態である紙幣入出金機1の概略構成側面図である。この第3の実施形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、下部機構1b内の紙幣収納庫7、7a群の配置が異なり、顧客操作側2aから見て前後が入れ代った構成となっている。
【0083】
この第3の実施形態では、紙幣装填時においては、紙幣の搬送方向は、入出金庫7、7aのいずれの場合も同一である。つまり、装填回収庫8aから繰出された紙幣はサブ搬送路5c、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の左から右方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5bを経由して入出金庫7または7aに連続的に装填される。
【0084】
この時発生した装填リジェクト券は一時的にリジェクト庫9に収納され、図4に示した第1の実施形態の場合と同様に最終的に装填リジェクト庫8bに収納される。
【0085】
この第3の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0086】
図7は、本発明の第4の実施形態である紙幣入出金機1の概略構成側面図である。この第4の実施形態は、図6に示した第3の実施形態の構成とは装填回収庫8aの方向が左右反転して実装されている点が異なる。
【0087】
この第4の実施形態における紙幣装填動作は、図6に示した第3の実施形態とほぼ同様であるが、発生した装填リジェクト券は直接装填リジェクト庫8bに収納されることとなる。
【0088】
この第4の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0089】
図8は、本発明の第5の実施形態である紙幣入出金機1の概略構成側面図である。この第5の実施形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、装填回収庫8aの下部に配置されたリジェクト庫9、2段積みの入出金庫7aの方向が左右反転して実装されている点が異なる。
【0090】
つまり、リジェクト庫9、入出金庫7aの紙幣入出口が、現金自動取引装置の中央部側に配置され、それに伴い、搬送路5bも現金自動取引装置の中央部側において、搬送路5aと接続されている。
【0091】
この第5の実施形態における紙幣装填時の紙幣の搬送方向は、入出金庫7、7aのいずれの場合も同一である。つまり、装填回収庫8aから繰出された紙幣はサブ搬送路5c、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5bを経由して入出金庫7または7aに連続的に装填される。そして、この時発生した装填リジェクト券は直接、装填リジェクト庫8bに収納される。
【0092】
この第5の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0093】
次に、上述した本発明の第1〜第5の実施形態における多金種の出金に対する動作について説明する。
【0094】
図4〜図8に示したように、金種別の入出金庫が、6庫(4つの紙幣収納庫7と2つの紙幣収納庫7)実装されており、最大6金種までの出金要求に対応可能である。
【0095】
しかし、例えば、8金種の出金要求に対してはこのままでは対応できないことになる。
【0096】
そこで、本発明では通常は空の状態で運用される装填回収庫8aを活用することにより入出金庫数以上の出金要求に対応できる運用モードを提案する。
【0097】
装置の運用前に不足分の2金種を一時保管庫4の収納容量(例えば200枚)だけ、装填回収庫8aに例えばA金種100枚、B金種100枚の順で繰出すように手詰め装填する。
【0098】
その後、必要に応じて、その全紙幣を一時保管庫4との間で上述した精査動作を行い、A金種、B金種の紙幣在高を確定することもできる。
【0099】
装置の運用中におて、A金種の出金要求に対しては装填回収庫8aから通常の出金動作を行えばよい。B金種の出金要求に対しては、B金種に先行して繰出されるA金種を一時保管庫4に収納し、所定枚のB金種を出金することになる。その後、A金種を一時保管庫4から装填回収庫8aに回収する。
【0100】
このように動作制御することにより、本発明の紙幣入出金機1では入出金庫数以上の金種の出金要求にも対応することが可能となるという効果を得ることができる。
【0101】
ところで、紙幣入出金機1の運用では、入金収納リジェクト券、出金リジェクト券、顧客が入出金口から取り忘れた出金紙幣、その他分別すべき特殊紙幣等を個別に保管することが要求されている。
【0102】
この要求に対応して各種保管庫を全て紙幣入出金機1に実装すると、装置全体が大型化するという問題が生ずる。
【0103】
そこで、本発明では以下の運用方法を提案する。
すなわち、装填回収庫8aを紙幣の装填/回収/精査時のみ活用し、それ以外は、下部機構1bから脱着する。そして、その脱着部位に複数の個別空間を有する多目的リジェクトボックスを装着し、入出金取引の運用を開始する。
【0104】
このような運用を採用することで、既存の装置寸法を変えることなく個別保管庫の数を増設することが可能となる。
【0105】
図9は、本発明の第6の実施形態である入出金機1における紙幣の装填/回収/精査時の状態を示す図であり、装填回収庫8aが装着されている状態を示す。また、主搬送路5aには上記多目的リジェクトボックス内の個別保管庫に適合する位置に接続搬送路5d、5eが追加実装されている。これは、図5の例に、接続搬送路5d、5eが追加実装されている例である。
【0106】
また、図10は、図9の例における、装填回収庫8aと差し代えて、多目的リジェクトボックスを装着し、入出金取引を開始した状態を示す図である。
【0107】
この図10に示す例では、例えば入金収納リジェクト券は9aに収納され、顧客の取り忘れ回収紙幣は9bに、その他の分別すべき特殊紙幣は9cに収納されるというように、それぞれ多目的リジェクトボックスの各個別保管庫に収納される。
【0108】
なお、出金リジェクト券はすでに説明したようにリジェクト庫9に収納される。
【0109】
図9及び図10に示すように構成すれば、既存の装置寸法を変えることなく個別保管庫の数を増設することが可能となる。
なお、上述した本発明の各実施形態において、サブ搬送路5b、5cを装填回収庫8a、入出金庫7、7a、リジェクト庫9の各ボックスに内蔵させることも可能である。
【0110】
この場合は、ボックス一体で搬送路も下部機構1bから抜き出すことにより、保守性に優れた装置を実現することができる。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、大型化を伴うことなく、多数の紙幣を収納可能であり、かつ、高速で自動的に連続して、紙幣の収納、精査、及び回収が可能な紙幣入出金機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した現金自動取引装置の外観斜視図である。
【図2】図1に示した現金自動取引装置の制御関係を示すブロック図である。
【図3】図1に示した現金自動取引装置の紙幣入出金機の制御関係を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図9】本発明の第6の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【図10】本発明の第6の実施形態である紙幣入出金機の概略構成側面図である。
【符号の説明】
1 紙幣入出金機
1a 上部機構
1b 下部機構
2 入出金口
3 紙幣判別部
4 一時保管庫
5a 主搬送路
5b、5c サブ搬送路
5d、5e 接続搬送路
7、7a 紙幣収納庫(入出金庫)
8a 装填回収庫
8b 装填リジェクト庫
9 リジェクト庫
9a、9b、9c 多目的リジェクトボックス

Claims (3)

  1. 紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層して配列される第1の収納庫群と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層し、上記第1の収納庫群と並列に配置される第2の収納庫群とを有する紙幣入出金機において、
    紙幣の取り出し回収が可能であり、上記紙幣入出金機に取り付け取り外しが可能な装填回収庫と、
    第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口を有し、紙幣の種別を判別する紙幣判別部と、
    上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口に接続され、紙幣を搬送するループ状の主搬送路と、
    上記装填回収庫を、上記主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口に連通するか、上記紙幣判別部の第2の紙幣入出口に連通するかを切り替える第1の切替手段と、
    上記第2の収納庫群を、上記主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口に連通するか封鎖するかを切り替える第2の切替手段と、
    上記紙幣判別部の第2の紙幣入出口を、上記主搬送路を介して第1の収納庫群に連通するか封鎖するかを切り替える第3の切替手段と、
    紙幣の搬送を制御する制御部であって、
    上記装填回収庫から上記第1の収納庫群に紙幣を搬送する場合は、上記装填回収庫から、第1の切替手段、主搬送路、第2の切替手段を介して上記第1の紙幣入出口から紙幣判別部に紙幣を搬送し、この紙幣判別部の第2の紙幣入出口から、上記第3の切替手段を介して、上記第1の収納庫群に紙幣を搬送し、
    上記装填回収庫から上記第2の収納庫群に紙幣を搬送する場合は、上記装填回収庫から、第1の切替手段、主搬送路、第3の切替手段を介して上記第2の紙幣入出口から紙幣判別部に紙幣を搬送し、この紙幣判別部の第1の紙幣入出口から、上記第2の切替手段を介して、上記第2の収納庫群に紙幣を搬送する上記制御部と、
    を備えることを特徴とする紙幣入出金機。
  2. 請求項1記載の紙幣入出金機において、上記第1の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第1の副搬送路と、上記第2の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第2の副搬送路と、上記装填回収庫からの紙幣を上記主搬送路に搬出、または上記主搬送路からの紙幣を上記装填回収庫に搬入するための第3の副搬送路とを備えることを特徴とする紙幣入出金機。
  3. 請求項1又は2記載の紙幣入出金機において、上記紙幣収納庫群の一つの最上部に上記装填回収庫を配置することを特徴とする紙幣入出金機。
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