JP2003272027A - 紙幣入出金機 - Google Patents

紙幣入出金機

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JP2003272027A JP2002074006A JP2002074006A JP2003272027A JP 2003272027 A JP2003272027 A JP 2003272027A JP 2002074006 A JP2002074006 A JP 2002074006A JP 2002074006 A JP2002074006 A JP 2002074006A JP 2003272027 A JP2003272027 A JP 2003272027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大型化を伴うことなく多数の紙幣を収納可能で
あり、かつ、高速で自動的に連続して紙幣の収納、精
査、及び回収が可能な紙幣入出金機を実現する。 【解決手段】紙幣収納庫7へと、紙幣収納庫7と並列に配
置された紙幣収納庫7aへとの紙幣装填時では装填回収庫
8aから紙幣判別部3への紙幣搬送方向を逆として、判別
部3から収納庫7又は7aに到る搬送路を回収庫8aの紙幣取
り出し口付近の搬送路を回避して設ける必要がないので
装置大型化が回避できる。装填回収庫8aの紙幣入出金機
1への装着時に係員が対象とする収納庫7又は7aを選択す
る。収納庫7への紙幣収納時は装填回収庫8aからの紙幣
が搬送路5cから左回りで搬送路5aを介し判別部3に搬送
され搬送路5bを介し収納庫7に連続的に装填される。収
納庫7aへの紙幣収納時は装填回収庫8aからの紙幣が搬送
路5cから右回りで判別部3に到りサブ搬送路5bを経由し
て金庫7aに連続的に装填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の利用者が現
金を直接入出金する、例えば、金融機関等で使用される
ATM等の紙幣入出金機に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM等の普及に伴い、紙幣入出金機に
対しては、従来の機能、すなわち入金、出金、補充、回
収、精査機能を確保しながら、より小型、低コスト、使
いやすさに対するニーズが高まっている。
【0003】一方、取り扱う紙幣は、国内での外国紙幣
の取り扱いの増加、国外での紙幣入出金機のニーズの高
まりに伴い、日本円紙幣だけでなく、金種数の多い外国
紙幣も取り扱える装置が求められている。
【0004】上記に対応した従来技術としては、例えば
特開平11−110607号公報に記載された技術があ
る。
【0005】そして、上記公報記載の技術においては、
入出金口、一時保管庫、紙幣判別部等の機構部を縦型に
配置し、この機構部と上下に積層させた紙幣収納庫群を
一方向の環状搬送路で接続した形態、また、装置全体を
入出金口、一時保管庫、紙幣判別部とで構成した上部機
構と、上下に積層させた紙幣収納庫群を筐体内に納めた
金庫型の下部機構に分割して構成した形態、さらに上記
下部機構の紙幣収納庫数が多い場合は積層ユニット群を
並列配置した形態のレイアウトが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のよう
に、入出金口と、紙幣判別部と、紙幣を一時的に保管す
る一時保管庫とで構成する上部機構と、上下に積層させ
た紙幣収納庫群を並列配置した下部機構とで構成すると
ともに、上部機構および下部機構とを紙幣判別部を経由
する双方向の紙幣搬送路を介して接続する紙幣入出金機
は、設置面積および紙幣搬送路の簡素化などを考慮する
と、装置全体の小型化、低コスト化に好適である。
【0007】しかしながら、例えば、銀行員等が紙幣入
出金機の紙幣収納庫に紙幣を収納する場合、収納する紙
幣の種類に応じて、手作業で紙幣収納庫に収納し、紙幣
の在高を確定する精査を行わねばならず、その作業が繁
雑であった。
【0008】そこで、一つの装填回収庫を設け、この装
填回収庫に銀行員等が複数種の紙幣を収納し、紙幣入出
金機内に配置すれば、自動的に装填回収庫から紙幣を取
り出し、紙幣判別部により紙幣の種類を判別した後に、
一旦、一次保管庫に収納し、その後、紙幣の種類に応じ
て、各紙幣収納庫に自動的に収納し、精査するように構
成することが考えられる。
【0009】しかし、一次保管庫は、収納数量に制限が
あるため、この一時保管庫が満杯になるまでは、連続し
て、紙幣を取り出し判別することができるが、満杯とな
った後は、一時保管庫から各紙幣収納庫への収納が終了
するまで、装填回収庫からの紙幣の取り出し、判別を停
止しなければならない。
【0010】これでは、連続した動作を行うことができ
ず、高速な作業を行うことができない。
【0011】また、紙幣の収納数量を増加するため、多
数の紙幣収納庫を並列に配置する場合、紙幣の収納及び
回収のための搬送経路が多数複雑となり、そのために、
紙幣入出金機全体が大型化してしまうという問題があ
る。
【0012】本発明の目的は、大型化を伴うことなく、
多数の紙幣を収納可能であり、かつ、高速で自動的に連
続して、紙幣の収納、精査、及び回収が可能な紙幣入出
金機を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は次のように構成される。 (1)紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣を判別
する紙幣判別部と、この紙幣判別部を経由して紙幣を搬
送する主搬送路と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を
互いに積層させ、積層させた紙幣収納庫を並列に配置さ
せた紙幣収納庫群と、それぞれの紙幣収納庫を上記主搬
送路に分岐/合流させる副搬送路とを有する紙幣入出金
機において、少なくとも1個の紙幣収納庫を装填回収庫
とし、この装填回収庫と他の紙幣収納庫群を、それぞれ
独立した副搬送路で上記主搬送路に分岐/合流させ、上
記装填回収庫と紙幣収納庫群との間の紙幣授受を上記紙
幣判別部を介して連続的に行う。
【0014】(2)紙幣の投入、受取を行う入出金口
と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層して配列さ
れる第1の収納庫群と、紙幣を収納する複数の紙幣収納
庫を積層し、上記第1の収納庫群と並列に配置される第
2の収納庫群とを有する紙幣入出金機において、紙幣の
取り出し回収が可能であり、上記紙幣入出金機に取り付
け取り外しが可能な装填回収庫と、第1の紙幣入出口及
び第2の紙幣入出口を有し、紙幣の種別を判別する紙幣
判別部と、上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口及び第2
の紙幣入出口に接続され、紙幣を搬送するループ状の主
搬送路と、上記第1の収納庫群に接続され、紙幣を上記
主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための
第1の副搬送路と、上記第2の収納庫群に接続され、紙
幣を上記主搬送路を介して紙幣収納庫に搬入及び搬出す
るための第2の副搬送路と、上記装填回収庫からの紙幣
を上記主搬送路に搬出するための第3の副搬送路と、上
記装填回収庫から取り出された紙幣を上記第3の副搬送
路及び主搬送路を介して、上記紙幣判別部を通過させ上
記第1の副搬送路を介して上記第1の収納庫群のいずれ
かの収納庫に収納するか、上記装填回収庫から取り出さ
れた紙幣を上記第3の副搬送路及び主搬送路を介して上
記紙幣判別部を通過させ上記第1の副搬送路を介して上
記第1の収納庫群のいずれかの収納庫に収納するか、を
判別し、上記主搬送路、第1及び第2の副搬送路、装填
回収庫、判別部、第1及び第2の収納庫群の動作を制御
する制御部とを備える。
【0015】(3)好ましくは、上記(2)において、
上記第1の副搬送路を主搬送路を介して上記紙幣判別部
の第1の紙幣入出口又は第2の紙幣入出口と連通する
か、第1の副搬送路と主搬送路との連通を封鎖する第1
の切り替え手段と、上記第2の副搬送路を主搬送路を介
して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口又は第2の紙幣
入出口と連通するか、第2の副搬送路と主搬送路との連
通を封鎖する第2の切り替え手段と、上記第3の副搬送
路を主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出
口に連通するか、第2の紙幣入出口に連通するかを切り
替える第3の切り替え手段とをさらに備え、上記制御部
は、上記第1、第2及び第3の切り替え手段の動作を制
御する。
【0016】(4)上記(1)、(2)、又は(3)に
おいて、上記紙幣収納庫群の一つの最上部に上記装填回
収庫を配置するとともに、装填回収庫の紙幣収納/放出
方向を、紙幣収納庫群毎に反転させる。
【0017】第1の紙幣収納庫群へと、第1の紙幣収納
庫群と並列に配置された第2の紙幣収納庫群へとの紙幣
装填時では装填回収庫から紙幣判別部への紙幣搬送方向
を逆とすれば、判別部から第1の収納庫群又は第2の収
納庫群に到る搬送路を回収庫の紙幣取り出し口付近の搬
送路を回避して設ける必要がないので装置大型化が回避
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して説明する。図1は、本発明による紙幣入出
金機を適用した現金自動取引装置の外観斜視図である。
【0019】図1において、現金自動取引装置の本体筐
体101の上部には、筐体101の上部正面板101b
に設けられたカードスロット102aと連通し、利用者
のカードを処理し、取引明細票を印字して放出するカー
ド・明細票処理機構102と、通帳スロット103aと
連通し利用者の通帳を処理する通帳処理機構103とを
備えている。
【0020】また、本体筐体101の下部には、入出金
口2を有し、紙幣を処理する紙幣入出金機1を備えてお
り、中間部には、取引の内容を表示および入力する顧客
操作部105が設けられている。本体制御部106は現
金自動取引装置全体の制御を司る。
【0021】図2は、本発明の実施形態である現金自動
取引装置の制御関係を示すブロック図である。図2にお
いて、本体筐体101に納められたカード・明細票処理
機構102、通帳処理機構103、紙幣入出金機1、及
び顧客操作部105は、バス106aを介して本体制御
部106と接続されており、本体制御部106の制御の
下に必要な動作を行う。
【0022】本体制御部106は、上記の他に、インタ
フェース部106b、係員操作部106c、外部記憶装
置106dともバス106aで接続されており、これら
とも必要なデータのやりとりを行う。
【0023】なお、図2に示した101dは、上記各機
構、構成部分に電力を供給する電源部である。
【0024】図3は、紙幣入出金機の制御関係を示すブ
ロック図である。図3において、制御部10は、バス1
06aを介して現金自動取引装置の本体制御部106と
接続され、この本体制御部106からの指令及び紙幣入
出金機1の状態の検出に応じて紙幣入出金機1の、入出
金口2、紙幣判別部3、一次保管庫4、搬送路5a、5
b、紙幣入出金庫7a、7、リジェクト庫9、9a〜9
c、装填回収庫8aの制御を行う。また、紙幣入出金機
1の状態を、必要に応じて本体制御部106に送る。
【0025】図4は、図1に示した現金自動取引装置に
使用される、本発明の第1の実施形態である紙幣入出金
機1の概略構成側面図である。
【0026】図4において、紙幣入出金機1は、上部機
構1aと下部機構1bとに分割されている。そして、上
部機構1aは、入出金口2と、紙幣の判別を行う紙幣判
別部3と、入金した紙幣を取引成立までの間、一旦収納
する一時保管庫4とを有する。
【0027】また、下部機構1bは、装填回収庫8a
と、入出金庫7、7aと、リジェクト庫9と、各紙幣収
納庫群のサブ搬送路(副搬送路)5bとを有している。
【0028】紙幣判別部3は、第1の紙幣入出口及び第
2の紙幣入出口を有し、主搬送路5aは、紙幣判別部の
第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口に接続され、ル
ープ状又は環状となっている。
【0029】上部機構1aと下部機構1bとは、紙幣判
別部3を通り、紙幣を搬送する環状の主搬送路5aを介
して接続されている。
【0030】さらに、下部機構1bには、入出金庫7
a、7a、リジェクト庫9、装填回収庫8aの順に積層
された紙幣収納庫群と、入出金庫7が4段に積層された
紙幣収納庫群とが並列配置されている。
【0031】この並列配置によって装置の高さ寸法を低
く制限し、紙幣収納庫数を多く必要とする、多金種対応
の仕様でも装置全体の小型化を達成することができる。
【0032】さらに、各紙幣収納庫に対して紙幣の装填
/回収/精査を行う装填回収庫8aは、下部機構1b内
に並列配置で積層された紙幣収納庫群の一つの最上部に
構成されている。この装填回収庫8aは主搬送路5aから
分岐するか、又は主搬送路5aに合流する独立したサブ
搬送路(副搬送路)5cと接続されている。
【0033】なお、図4に示した各紙幣収納庫は、いず
れも紙幣の収納/繰出しが可能な構成であり、装填回収
庫8aと各紙幣収納庫間の紙幣の授受はいずれの場合も
紙幣判別部3を経由して行われる。
【0034】したがって、後述するように下部機構1b
内のすべての紙幣収納庫に対する紙幣の装填/回収/精
査の各動作を連続的に実行することができる。なお、入
出金庫7、7a、装填回収庫8a、リジェクト庫9などの
各ユニット数は用途により任意に変更できる構成となっ
ている。
【0035】次に、紙幣入出金機1の動作について図4
を参照して説明する。入金取引時には、入出金口2に投
入された紙幣を一枚ずつに分離し、紙幣判別部3で紙幣
の金種、真偽を判定し、一時保管庫4に一旦収納する。
【0036】この時、紙幣判別部3で判別できなかった
紙幣や、傾きや間隔が異常となった紙幣は、直接入出金
口2に搬送し、入金リジェクト紙幣として利用者に返却
する。
【0037】入金取引の成立後は、紙幣を一時保管庫4
から搬出し、紙幣判別部3で再度、金種、真偽、破損な
どを判定し、入出金庫7、7a、リジェクト庫9のいず
れかに収納する。なお、この時発生したリジェクト券は
入金収納リジェクト券であり、他のリジェクト券と区別
して管理することが望ましい。
【0038】出金時には、入出金庫7、7aの各金種毎
の金庫から出金紙幣を所定の枚数づつ繰り出し、紙幣判
別部3で判別し、入出金口2を経由して利用者に支払
う。出金リジェクトが発生した場合には、そのリジェク
ト券のみを一時保管庫4に収納し、不足分の紙幣を追加
して繰り出す。
【0039】その後、リジェクト券は一時保管庫4から
搬出され、リジェクト庫9に収納されて出金取引が終了
する。
【0040】次に、装填回収庫8aからの各紙幣収納庫
7、7aへの紙幣の装填について説明する。まず、紙幣
装填動作の概要を説明する。
【0041】紙幣入出金機1の運用前は、通常、各紙幣
収納庫7、7aは空の状態である。係員は最初に下部機
構1bから空の装填回収庫8aを抜取り、所定の金種を
所定枚または金種混合で所定枚、手詰めすることにな
る。
【0042】この装填回収庫8aを紙幣入出金機1に装
着し、対象とする紙幣収納庫7、7aの自動装填が開始
される。係員は紙幣収納庫7、7aへの装填が終了する
と空になった装填回収庫8aを抜取り、上記の作業を繰
返して全紙幣収納庫7、7aへの装填動作を完了させ
る。
【0043】次に、紙幣装填動作の詳細について説明す
る。紙幣収納庫7への紙幣装填時と、紙幣収納庫7と並
列に配置された紙幣収納庫7aへの紙幣装填時とでは、
装填回収庫8aから紙幣判別部3への紙幣の搬送方向が
逆になるように構成されている。
【0044】つまり、紙幣収納庫7への紙幣装填時と、
紙幣収納庫7aへの紙幣装填時とで装填回収庫8aから
紙幣判別部3への紙幣の搬送方向を同一方向とすること
も可能であるが、その場合、装填回収庫8aからは、連
続して紙幣が取り出されているので、装填回収庫8aの
紙幣取り出し口付近の搬送路は、紙幣取り出し専用とし
なければならない。
【0045】このため、紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7
aに到る搬送路と装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近
の搬送路とを共用することはできず、それぞれの搬送路
を別個に設けることとなる。
【0046】この場合、紙幣判別部3は、装填回収庫8
aを間にして、紙幣収納庫7及び紙幣収納庫7aと上下
方向に配置されているため、紙幣判別部3から紙幣収納
庫7又は紙幣収納庫7aに到る搬送路は、装填回収庫8
aの紙幣取り出し口付近の搬送路を左右方向(水平方
向)に回避して設ける必要がある。
【0047】しかし、紙幣判別部3から紙幣収納庫7又
は紙幣収納庫7aに到る搬送路を、装填回収庫8aの紙
幣取り出し口付近の搬送路を左右方向に回避して設ける
と、現金自動取引装置全体を左右方向(水平方向)に拡
張しなければならず、装置の大型化を伴い望ましいもの
ではない。
【0048】そこで、本発明においては、紙幣収納庫7
への紙幣装填時と、紙幣収納庫7と並列に配置された紙
幣収納庫7aへの紙幣装填時とでは、装填回収庫8aか
ら紙幣判別部3への紙幣の搬送方向が逆になるように構
成し、紙幣判別部3から紙幣収納庫7又は紙幣収納庫7
aに到る搬送路を装填回収庫8aの紙幣取り出し口付近
の搬送路を回避して設ける必要なく、装置の大型化を回
避するものである。
【0049】装填回収庫8aを紙幣入出金機1に装着す
る前又は後に、係員が紙幣収納庫7に紙幣を収納するの
か、紙幣収納庫7aに紙幣を収納するのかの切り替えス
イッチ(図示せず)を選択する。
【0050】まず、紙幣収納庫7への紙幣収納を選択し
た場合について説明する。入出金庫7への紙幣収納時
は、装填回収庫8aから繰出された紙幣が、サブ搬送路
5c、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の、図上右
から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5bを経由
して入出金庫7に連続的に装填される。
【0051】この時発生した装填リジェクト券は、主搬
送路5aからサブ搬送路5cに到る前に、直接、装填リ
ジェクト庫8bに収納され、サブ搬送路5c、5bを経
由することはない。
【0052】装填回収庫8aの紙幣が全て取り出される
と、そのことを報知等し、係員が装填回収庫8aを取り
出し、装填リジェクト庫8bに収納された紙幣を取り出
すと共に、新たな紙幣を装填回収庫8aに収納し、再
び、紙幣入出金機1に装着する。
【0053】以上の動作を4回繰返して(図示した例で
は入出金庫7は4個であるため)、全ての入出金庫7へ
の紙幣の装填が完了する。
【0054】次に、紙幣収納庫7aへの紙幣収納を選択
した場合について説明する。装填回収庫8aから繰出さ
れた紙幣はサブ搬送路5cから、図上、右から左の方向
に搬送された後に、左から右方向に搬送されて紙幣判別
部3に到り、主搬送路5aを経由して左から右方向へと
搬送され、サブ搬送路5bに到る。そして、サブ搬送路
5bを経由して入出金庫7aに連続的に装填される。
【0055】この時発生した装填リジェクト券は、サブ
搬送路5bを経由して、一時的にリジェクト庫9に収納
される。
【0056】装填回収庫8aの紙幣が全て取り出される
と、そのことを報知等し、係員が装填回収庫8aを取り
出し、新たな紙幣を装填回収庫8aに収納し、再び、紙
幣入出金機1に装着する。
【0057】以上の動作を2回繰返して(図示した例で
は入出金庫7aは2個であるため)、全ての入出金庫7
aへの紙幣の装填が完了する。
【0058】そして、入出金庫7、7aへの紙幣装填が
完了する。その後、リジェクト庫9内のリジェクト券は
主搬送路5aを経由して装填リジェクト庫8bに収納され
る。
【0059】入出金庫7を選択した場合及び入出金庫7
aを選択した場合のいずれの場合も装填紙幣を紙幣判別
部3を経由させることによって、紙幣入出金機1内の全
装填金額を確定することができる。
【0060】なお、サブ搬送路5cと主搬送路5aとの
合流点には第1のゲート(切り替え手段)が配置され、
収納庫7aのサブ搬送路5bと主搬送路5aとの合流点
には第2のゲート(切り替え手段)が配置され、収納庫
7のサブ搬送路5bと主搬送路5aとの合流点には第3
のゲート(切り替え手段)が配置されている。
【0061】そして、収納庫7への紙幣装填が選択され
た場合には、第1のゲートは、サブ搬送路5cを主搬送
路5aの図の下側横方向搬送路に対して閉とし、主搬送
路5aの図の右側上下方向の搬送路に対して開とする。
第2のゲートは、収納庫7aのサブ搬送路5bを主搬送
路5aに対して閉とし、第3のゲートは、収納庫7のサ
ブ搬送路5bを主搬送路5aの図の下側横方向搬送路に
対して閉とし、主搬送路5aの図の左側上下方向の搬送
路に対して開とする。
【0062】また、収納庫7aへの紙幣装填が選択され
た場合には、第1のゲートは、サブ搬送路5cを主搬送
路5aの図の下側横方向搬送路に対して開とし、主搬送
路5aの図の右側上下方向の搬送路に対して閉とする。
第2のゲートは、収納庫7aのサブ搬送路5bを主搬送
路5aに対して開とし、第3のゲートは、収納庫7のサ
ブ搬送路5bを主搬送路5aに対して閉とする。これら
第1〜第3のゲートの開閉動作の制御は、制御部10に
より行われる。
【0063】次に、入出金庫7または7aからの装填回
収庫8aへの紙幣の回収動作について説明する。係員に
より下部機構1bに空の装填回収庫8aが装着され、上
記切り替えスイッチを設定すると、選択された入出金庫
からの回収動作が開始される。
【0064】回収紙幣は紙幣装填時の逆のルートを経由
して装填回収庫8aに回収される。係員は入出金庫7又
は7aからの回収が終了すると下部機構1bから装填回
収庫8aを脱着し、装填回収庫8aから回収紙幣を抜取
る。その後、上記の作業を繰返して全ユニットからの回
収動作を完了させる。
【0065】次に、回収動作の詳細について説明する。
入出金庫7から繰出された紙幣は、サブ搬送路5b、主
搬送路5aを経由して紙幣判別部3の左から右方向へと
搬送され、サブ搬送路5cを経由して装填回収庫8aに連
続的に回収される。この時発生した回収リジェクト券は
サブ搬送路5bを経由してリジェクト庫9に収納され
る。
【0066】この動作を4回繰返して全ての入出金庫7
からの回収が完了する。
【0067】また、入出金庫7aから繰出された紙幣は
サブ搬送路5b、主搬送路5aを経由して紙幣判別部3の
右から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5cを経
由して装填回収庫8aに連続的に回収される。この時発
生した回収リジェクト券は一時的に一時保管庫4に収納
される。
【0068】この動作を2回繰返して入出金庫7a、7a
からの回収が完了する。
【0069】その後、一時保管庫4のリジェクト券は主
搬送路5aを経由してリジェクト庫9に収納される。
【0070】入出金庫7、7aからの紙幣回収の、いず
れの場合も回収紙幣を紙幣判別部3を経由させることに
よって、紙幣入出金機1内からの全回収金額を確定する
ことができる。
【0071】以上のように、紙幣回収動作は、基本的に
装填動作の逆動作である。
【0072】次に、入出金庫7、7a内の紙幣在高を確
定する自動精査について説明する。下部機構1bに空の
装填回収庫8aが装着されて自動精査が開始される。入
出金庫7又は7a内から分離された紙幣は上述した回収
動作のルートを経由して、全紙幣が装填回収庫8aへと
一時収納される。
【0073】その後、装填回収庫8aから分離された紙
幣は上述した装填動作のルートを経由して、全紙幣が元
の入出金庫7又は7aに戻されることになる。この時、
発生した精査時のリジェクト券は直接、または一時保管
庫4を経由してリジェクト庫9に収納される。
【0074】全入出金庫7又は7aに対して、以上の動
作を繰返し、自動精査が完了する。
【0075】この場合、必要に応じてリジェクト庫9の
自動精査も可能である。
【0076】なお、紙幣回収、装填、精査動作におい
て、各搬送路の選択や動作制御は、制御部10(図3)
により行われる。また、各搬送路5a、5b、5cの分
岐点においては、ゲートが設けられており、これらゲー
トの動作制御も制御部10により行われる。
【0077】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、一つの装填回収庫8aと、紙幣判別部3と、互
いに並列に配置された紙幣収納庫7及び7aと、これら
装填回収庫8a、紙幣判別部3、紙幣収納庫7、7a間
に設けられた搬送路5a、5b、5cと、これらの動作
を制御する制御部10とを備え、紙幣収納庫7に紙幣を
装填等するか、紙幣収納庫7aに装填等するかに従っ
て、紙幣の搬送方向を部分的に逆転し、装填回収庫8a
からの紙幣の取り出し等の連続動作を阻害することがな
いように、動作制御するように構成したので、大型化を
伴うことなく、多数の紙幣を収納可能であり、かつ、高
速で自動的に連続して、紙幣の収納、精査、及び回収が
可能な紙幣入出金機を実現することができる。
【0078】図5は、本発明の第2の実施形態である紙
幣入出金機1の概略構成側面図である。この第2の実施
形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、装填回
収庫8aの方向が左右反転して実装されている点、つま
り、装填リジェクト庫8bが、搬送路5b側に配置さ
れ、装填回収庫8aの紙幣取り出し口が、現金自動取引
装置の中央部側に配置され、それに伴い、搬送路5cも
現金自動取引装置の中央部側において、搬送路5aと接
続されている。その他の構成は、図4に示した第1の実
施形態と同様となっている。
【0079】図5に示す第2の実施形態においては、紙
幣装填動作は図4の例の場合とほぼ同様である。ただ
し、入出金庫7への装填時のリジェクト券は一時保管庫
4に一時収納され、入出金庫7への紙幣の装填完了後、
主搬送路5aを経由して装填リジェクト庫8bに収納され
る。
【0080】また、入出金庫7aへの紙幣装填時のリジ
ェクト券は直接、装填リジェクト庫8bに収納される。
【0081】この第2の実施形態においても、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0082】図6は、本発明の第3の実施形態である紙
幣入出金機1の概略構成側面図である。この第3の実施
形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、下部機
構1b内の紙幣収納庫7、7a群の配置が異なり、顧客
操作側2aから見て前後が入れ代った構成となってい
る。
【0083】この第3の実施形態では、紙幣装填時にお
いては、紙幣の搬送方向は、入出金庫7、7aのいずれ
の場合も同一である。つまり、装填回収庫8aから繰出
された紙幣はサブ搬送路5c、主搬送路5aを経由して紙
幣判別部3の左から右方向へと搬送され、さらにサブ搬
送路5bを経由して入出金庫7または7aに連続的に装填
される。
【0084】この時発生した装填リジェクト券は一時的
にリジェクト庫9に収納され、図4に示した第1の実施
形態の場合と同様に最終的に装填リジェクト庫8bに収
納される。
【0085】この第3の実施形態においても、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0086】図7は、本発明の第4の実施形態である紙
幣入出金機1の概略構成側面図である。この第4の実施
形態は、図6に示した第3の実施形態の構成とは装填回
収庫8aの方向が左右反転して実装されている点が異な
る。
【0087】この第4の実施形態における紙幣装填動作
は、図6に示した第3の実施形態とほぼ同様であるが、
発生した装填リジェクト券は直接装填リジェクト庫8b
に収納されることとなる。
【0088】この第4の実施形態においても、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0089】図8は、本発明の第5の実施形態である紙
幣入出金機1の概略構成側面図である。この第5の実施
形態は、図4に示した第1の実施形態の構成と、装填回
収庫8aの下部に配置されたリジェクト庫9、2段積み
の入出金庫7aの方向が左右反転して実装されている点
が異なる。
【0090】つまり、リジェクト庫9、入出金庫7aの
紙幣入出口が、現金自動取引装置の中央部側に配置さ
れ、それに伴い、搬送路5bも現金自動取引装置の中央
部側において、搬送路5aと接続されている。
【0091】この第5の実施形態における紙幣装填時の
紙幣の搬送方向は、入出金庫7、7aのいずれの場合も
同一である。つまり、装填回収庫8aから繰出された紙
幣はサブ搬送路5c、主搬送路5aを経由して紙幣判別部
3から左方向へと搬送され、さらにサブ搬送路5bを経
由して入出金庫7または7aに連続的に装填される。そ
して、この時発生した装填リジェクト券は直接、装填リ
ジェクト庫8bに収納される。
【0092】この第5の実施形態においても、第1の実
施形態と同様な効果を得ることができる。
【0093】次に、上述した本発明の第1〜第5の実施
形態における多金種の出金に対する動作について説明す
る。
【0094】図4〜図8に示したように、金種別の入出
金庫が、6庫(4つの紙幣収納庫7と2つの紙幣収納庫
7)実装されており、最大6金種までの出金要求に対応
可能である。
【0095】しかし、例えば、8金種の出金要求に対し
てはこのままでは対応できないことになる。
【0096】そこで、本発明では通常は空の状態で運用
される装填回収庫8aを活用することにより入出金庫数
以上の出金要求に対応できる運用モードを提案する。
【0097】装置の運用前に不足分の2金種を一時保管
庫4の収納容量(例えば200枚)だけ、装填回収庫8
aに例えばA金種100枚、B金種100枚の順で繰出
すように手詰め装填する。
【0098】その後、必要に応じて、その全紙幣を一時
保管庫4との間で上述した精査動作を行い、A金種、B
金種の紙幣在高を確定することもできる。
【0099】装置の運用中におて、A金種の出金要求に
対しては装填回収庫8aから通常の出金動作を行えばよ
い。B金種の出金要求に対しては、B金種に先行して繰
出されるA金種を一時保管庫4に収納し、所定枚のB金
種を出金することになる。その後、A金種を一時保管庫
4から装填回収庫8aに回収する。
【0100】このように動作制御することにより、本発
明の紙幣入出金機1では入出金庫数以上の金種の出金要
求にも対応することが可能となるという効果を得ること
ができる。
【0101】ところで、紙幣入出金機1の運用では、入
金収納リジェクト券、出金リジェクト券、顧客が入出金
口から取り忘れた出金紙幣、その他分別すべき特殊紙幣
等を個別に保管することが要求されている。
【0102】この要求に対応して各種保管庫を全て紙幣
入出金機1に実装すると、装置全体が大型化するという
問題が生ずる。
【0103】そこで、本発明では以下の運用方法を提案
する。すなわち、装填回収庫8aを紙幣の装填/回収/
精査時のみ活用し、それ以外は、下部機構1bから脱着
する。そして、その脱着部位に複数の個別空間を有する
多目的リジェクトボックスを装着し、入出金取引の運用
を開始する。
【0104】このような運用を採用することで、既存の
装置寸法を変えることなく個別保管庫の数を増設するこ
とが可能となる。
【0105】図9は、本発明の第6の実施形態である入
出金機1における紙幣の装填/回収/精査時の状態を示
す図であり、装填回収庫8aが装着されている状態を示
す。また、主搬送路5aには上記多目的リジェクトボッ
クス内の個別保管庫に適合する位置に接続搬送路5d、
5eが追加実装されている。これは、図5の例に、接続
搬送路5d、5eが追加実装されている例である。
【0106】また、図10は、図9の例における、装填
回収庫8aと差し代えて、多目的リジェクトボックスを
装着し、入出金取引を開始した状態を示す図である。
【0107】この図10に示す例では、例えば入金収納
リジェクト券は9aに収納され、顧客の取り忘れ回収紙
幣は9bに、その他の分別すべき特殊紙幣は9cに収納
されるというように、それぞれ多目的リジェクトボック
スの各個別保管庫に収納される。
【0108】なお、出金リジェクト券はすでに説明した
ようにリジェクト庫9に収納される。
【0109】図9及び図10に示すように構成すれば、
既存の装置寸法を変えることなく個別保管庫の数を増設
することが可能となる。なお、上述した本発明の各実施
形態において、サブ搬送路5b、5cを装填回収庫8
a、入出金庫7、7a、リジェクト庫9の各ボックスに
内蔵させることも可能である。
【0110】この場合は、ボックス一体で搬送路も下部
機構1bから抜き出すことにより、保守性に優れた装置
を実現することができる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、大
型化を伴うことなく、多数の紙幣を収納可能であり、か
つ、高速で自動的に連続して、紙幣の収納、精査、及び
回収が可能な紙幣入出金機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した現金自動取引装置の外観斜視
図である。
【図2】図1に示した現金自動取引装置の制御関係を示
すブロック図である。
【図3】図1に示した現金自動取引装置の紙幣入出金機
の制御関係を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図6】本発明の第3の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図9】本発明の第6の実施形態である紙幣入出金機の
概略構成側面図である。
【図10】本発明の第6の実施形態である紙幣入出金機
の概略構成側面図である。
【符号の説明】
1 紙幣入出金機 1a 上部機構 1b 下部機構 2 入出金口 3 紙幣判別部 4 一時保管庫 5a 主搬送路 5b、5c サブ搬送路 5d、5e 接続搬送路 7、7a 紙幣収納庫(入出金庫) 8a 装填回収庫 8b 装填リジェクト庫 9 リジェクト庫 9a、9b、9c 多目的リジェクトボックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣
    を判別する紙幣判別部と、この紙幣判別部を経由して紙
    幣を搬送する主搬送路と、紙幣を収納する複数の紙幣収
    納庫を互いに積層させ、積層させた紙幣収納庫を並列に
    配置させた紙幣収納庫群と、それぞれの紙幣収納庫を上
    記主搬送路に分岐/合流させる副搬送路とを有する紙幣
    入出金機において、 少なくとも1個の紙幣収納庫を装填回収庫とし、この装
    填回収庫と他の紙幣収納庫群を、それぞれ独立した副搬
    送路で上記主搬送路に分岐/合流させ、上記装填回収庫
    と紙幣収納庫群との間の紙幣授受を上記紙幣判別部を介
    して連続的に行うことを特徴とする紙幣入出金機。
  2. 【請求項2】紙幣の投入、受取を行う入出金口と、紙幣
    を収納する複数の紙幣収納庫を積層して配列される第1
    の収納庫群と、紙幣を収納する複数の紙幣収納庫を積層
    し、上記第1の収納庫群と並列に配置される第2の収納
    庫群とを有する紙幣入出金機において、 紙幣の取り出し回収が可能であり、上記紙幣入出金機に
    取り付け取り外しが可能な装填回収庫と、 第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出口を有し、紙幣の
    種別を判別する紙幣判別部と、 上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口及び第2の紙幣入出
    口に接続され、紙幣を搬送するループ状の主搬送路と、 上記第1の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を
    介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第1の副搬
    送路と、 上記第2の収納庫群に接続され、紙幣を上記主搬送路を
    介して紙幣収納庫に搬入及び搬出するための第2の副搬
    送路と、 上記装填回収庫からの紙幣を上記主搬送路に搬出、また
    は上記主搬送路からの紙幣を上記装填回収庫に搬入する
    ための第3の副搬送路と、 上記装填回収庫から取り出された紙幣を上記第3の副搬
    送路及び主搬送路を介して、上記紙幣判別部を通過させ
    上記第1の副搬送路を介して上記第1の収納庫群のいず
    れかの収納庫に収納するか、上記装填回収庫から取り出
    された紙幣を上記第3の副搬送路及び主搬送路を介して
    上記紙幣判別部を通過させ上記第2の副搬送路を介して
    上記第2の収納庫群のいずれかの収納庫に収納するか、
    を判別し、上記主搬送路、第1及び第2の副搬送路、装
    填回収庫、判別部、第1及び第2の収納庫群の動作を制
    御する制御部と、 を備えることを特徴とする紙幣入出金機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の紙幣入出金機において、上
    記第1の副搬送路を主搬送路を介して上記紙幣判別部の
    第1の紙幣入出口又は第2の紙幣入出口と連通するか、
    第1の副搬送路と主搬送路との連通を封鎖する第1の切
    り替え手段と、上記第2の副搬送路を主搬送路を介して
    上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口又は第2の紙幣入出
    口と連通するか、第2の副搬送路と主搬送路との連通を
    封鎖する第2の切り替え手段と、上記第3の副搬送路を
    主搬送路を介して上記紙幣判別部の第1の紙幣入出口に
    連通するか、第2の紙幣入出口に連通するかを切り替え
    る第3の切り替え手段と、をさらに備え、上記制御部
    は、上記第1、第2及び第3の切り替え手段の動作を制
    御することを特徴とする紙幣入出金機。
  4. 【請求項4】請求項1、2、又は3のうちのいずれか一
    項記載の紙幣入出金機において、上記紙幣収納庫群の一
    つの最上部に上記装填回収庫を配置するとともに、装填
    回収庫の紙幣収納/放出方向を、紙幣収納庫群毎に反転
    させることを特徴とする紙幣入出金機。
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