JP2006097011A - 特殊なパーム油製品およびその他の特殊な植物油製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所望の成分の選択的抽出と所望でない成分及び不純物の除去が、超臨界二酸化炭素、超臨界プロパン、超臨界エチレン、超臨界プロピレン又はその混合物である超臨界流体におけるこれら成分及び不純物の相対的溶解度を操作する事により達成される製造方法。
【選択図】なし
Description
本発明は、1以上の成分を含有するパーム油およびパーム核油製品、ならびに超臨界流体抽出を用いる植物油製品の製造方法に関する。
消費者の消費する食品からの付加的な健康上の利益に対するたゆまない要求は過去10年間に食品工業を変貌させてきた。生活様式の変化が、特定の健康上の利益を得るために食品におけるビタミンまたは医薬の強化の探索に至らせている。より野菜が豊富でクリーンな食品加工技術の希求も大きな変化の一因となっている。
本発明の一態様によれば、植物油供給源から成分を抽出することにより、モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール(とりわけ、トコフェロールもしくはトコトリエノールもしくはトコエノール、またはその組合せを含み得る)、フィトステロール(とりわけ、カンペステロールもしくはスチグマステロールもしくはβ−シトステロール、またはその組合せを含み得る)、スクワレンおよび遊離脂肪酸を含む群から選択される1以上の成分を含有する植物油製品の製造方法であって、所望の成分の選択的抽出と所望でない成分および不純物の除去が超臨界流体におけるこれら成分および不純物の相対的溶解度を操作することにより達成される方法が提供される。この方法はモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロールおよびトリアシルグリセロールを個々に抽出することが可能である。この方法ではまた、その他の成分の少なくとも数種の部分成分を個々に抽出することもできる。例えば、トコールの場合、この方法では、とりわけトコフェロール、トコトリエノールおよびトコエノールを個々に抽出することができる。別の例では、フィトステロールの場合、この方法では、とりわけカンペステロール、スチグマステロールおよびβ−シトステロールを個々に抽出することができる。
この方法に使用できる超臨界流体の例としては、二酸化炭素、プロパン、エチレン、プロピレン、またはその混合物が挙げられる。二酸化炭素はこの方法に用いるのに好ましい超臨界流体の1つである。
用いる温度は好ましくは120℃以下、より好ましくは25℃〜120℃の間の範囲である。用いる圧力は好ましくは60MPa(600バール)以下、より好ましくは8MPa(80バール)〜60MPa(600バール)の間の範囲である。
本方法におけるトコールの選択的抽出は、好ましくは30℃〜80℃の間の温度および10MPa(100バール)〜25MPa(250バール)の間の圧力を用いて行われる。
(i)高ジアシルグリセロール植物油製品、
(ii)低不完全アシルグリセロール(モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)植物油製品、
(iii)高カロテン植物油製品、
(iv)カロテン強化植物油製品、
(v)トコール強化植物油製品、
(vi)フィトステロール強化植物油製品、
(vii)スクワレン強化植物油製品、
(viii)濃縮遊離脂肪酸植物油製品
が挙げられる。
本方法において植物油製品の製造に用いる植物油供給源は、超臨界流体抽出による所望の成分の抽出前に前処理を施す必要がない。従って、本方法を用いて、例えば、粗パーム油(CPO)、粗パームオレイン、粗パームステアリン、パーム脂肪酸蒸留物のようなパーム油副生成物、粗パーム核油、粗パーム核オレインまたは粗パーム核ステアリンなどから直接所望の成分を抽出することにより、1以上の所望の成分を含有する植物油製品を製造することができる。本方法は供給材料の前処理が必要なく、従って、比較的簡単であるので、これは先行技術に優る本方法の利点である。しかしながら、前処理した植物油供給源も、所望の植物油製品を製造するために本方法で用いてよい。例えば、RBD(精製、漂白および脱臭)パーム油、RBDパームオレインまたはRBDパームステアリンを、上述の1以上の所望の成分を含有するパーム油製品を製造するために本方法で用いてよい。同様に、RBDパーム核油、RBDパーム核オレインまたはRBDパーム核ステアリンを、上述の1以上の所望の成分を含有するパーム核油製品を製造するために用いてもよい。しかしながら、前処理された植物油供給源から植物油製品を製造するために、その種の前処理が所望の油成分、すなわち、モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロールもしくはトリアシルグリセロール、またはその所望の組合せを破壊していないように留意しなければならないことに注意を要する。前述のものに加え、用いた種類の前処理が特定植物油製品のための所望の微量成分または所望の遊離脂肪酸を破壊しないということにも留意しなければならない。
(i)10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる植物油製品、
(ii)モノアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、スクワレン、フィトステロールおよび10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる植物油製品、
(iii)10重量%未満のモノアシルグリセロール、10重量%〜90重量%のトリアシルグリセロール、0.05重量%以上のカロテン、0.05重量%以上のトコール、0.01重量%以上のスクワレン、および0.01重量%以上のフィトステロールを含んでなる植物油製品、
(iv)5重量%以下のモノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを含んでなる植物油製品、
(v)トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、ならびに5重量%以下のモノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを含んでなる植物油製品、
(vi)5重量%以下のモノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール、10重量%〜99重量%のトリアシルグリセロール、0.05重量%以上のカロテン、ならびに0.03重量%以上のトコールを含んでなる植物油製品、
(vii)少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる植物油製品、
(viii)トリアシルグリセロールおよび少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる植物油製品。
(a)10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる食用油、
(b)モノアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、スクワレン、フィトステロールおよび10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる食用油、
(c)モノアシルグリセロールが10重量%未満であり、トリアシルグリセロールが10重量%〜90重量%である、カロテンが0.05重量%以上であり、トコールが0.05重量%以上である、スクワレンが0.01重量%以上である、およびフィトステロールが0.01重量%以上である食用油、
(d)5重量%以下の不完全アシルグリセロール(すなわち、モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)を含んでなる食用油、
(e)トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、ならびに5重量%以下の不完全アシルグリセロール(すなわち、モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)を含んでなる食用油、
(f)10重量%〜99重量%のトリアシルグリセロール、0.05重量%以上のカロテン、および0.03重量%以上のトコールを含んでなる食用油、
(g)少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる食用油、
(h)トリアシルグリセロールおよび少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる食用油。
本方法によって製造し得るカロテン強化植物油製品としては、
(i)少なくとも1.0重量%のカロテンを含んでなるカロテン強化植物油製品、
(ii)99重量%以下のトリアシルグリセロールおよび少なくとも1.0重量%のカロテンを含んでなるカロテン強化植物油製品
が挙げられる。
本方法によって製造し得るトコール強化植物油製品としては、
(i)少なくとも0.35重量%のトコール(とりわけ、トコフェロールもしくはトコトリエノールもしくはトコエノール、またはその組合せを含み得る)を含んでなるトコール強化植物油製品、
(ii)少なくとも0.35重量%のトコール(とりわけ、トコフェロールもしくはトコトリエノールもしくはトコエノール、またはその組合せを含み得る)、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%以下のジアシルグリセロール、20重量%〜100重量%のトリアシルグリセロールおよび50重量%〜70重量%の遊離脂肪酸を含んでなるトコール強化植物油製品
が挙げられる。
(i)0.2重量%以上のフィトステロールを含んでなるフィトステロール強化植物油製品、
(ii)0.2重量%以上のフィトステロール、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%〜30重量%のジアシルグリセロール、20重量%〜50重量%のトリアシルグリセロールおよび10重量%〜50重量%の遊離脂肪酸を含んでなるフィトステロール強化植物油製品
が挙げられる。
本方法によって製造し得るスクワレン強化植物油製品としては、
(i)0.25重量%以上のスクワレンを含んでなるスクワレン強化植物油製品、
(ii)0.25重量%以上のスクワレン、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、5重量%〜10重量%のジアシルグリセロール、10重量%〜90重量%のトリアシルグリセロールおよび1重量%〜10重量%の遊離脂肪酸を含んでなるスクワレン強化植物油製品
が挙げられる。
本方法によって製造し得る濃縮遊離脂肪酸植物油製品としては、
(i)80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸を含んでなる濃縮遊離脂肪酸植物油製品、
(ii)80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%〜20重量%のジアシルグリセロールおよび10重量%〜20重量%のトリアシルグリセロールを含んでなる濃縮遊離脂肪酸植物油製品
が挙げられる。
本発明のもう1つの態様によれば、次のうち1つを含んでなる植物油製品(パーム油製品またはパーム核油製品を含む)が提供される:
(i)最低10重量%のジアシルグリセロールを含有する高ジアシルグリセロール植物油製品、
(ii)最大5重量%の不完全アシルグリセロール(モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)を含有する低不完全アシルグリセロール植物油製品、
(iii)最低0.1重量%のカロテンを含有する高カロテン植物油製品、
(iv)最低1重量%のカロテンを含有するカロテン強化植物油製品、
(v)最低0.35重量%のトコールを含有するトコール強化植物油製品、
(vi)最低0.2重量%のフィトステロールを含有するフィトステロール強化植物油製品、
(vii)最低0.25重量%のスクワレンを含有するスクワレン強化植物油製品、
(viii)80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸を含有する濃縮遊離脂肪酸植物油製品。
以下、本発明をよりよく理解するために、また、それを達成するにはどのようにすればよいかを示すために、そのいくつかの好ましい実施形態を、単に非限定的な例として記載する。これらの例は、パーム油供給源およびパーム核油供給源からそれぞれ特定パーム油製品および特定パーム核油製品を製造することを目的とする本発明の使用を単に例示するものであるが、本方法は他の植物油供給源から特定植物油製品を製造する目的でも使用できることに留意すべきである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では80℃、300バールの無勾配条件を用いる。抽出物を背圧調節装置の流出口から回収した。抽出6時間後に回収した画分2は他成分を含み、最大45%強化されるまでにジアシルグリセロールが高かった。この油の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gの精製、漂白および脱臭(RBD)パームオレインを送り込んだ。この実験では60℃、240バールの無勾配条件を用いる。抽出物を背圧調節装置の流出口から回収した。抽出6時間後の抽出物は他成分を含み、最大11%強化されるまでにジアシルグリセロールが高かった。この油の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では40℃、220バールの無勾配条件を用いる。抽出物を背圧調節装置の流出口から30分間隔で回収した。抽出した1つの画分は他成分を含み、最大55%強化されるまでにジアシルグリセロールが高かった。その組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gの粗パームオレインを送り込んだ。この実験では40℃の無勾配温度、および140バール〜260バールの勾配圧力を用いる。圧力は6時間ごとに40バール上昇させた。このラフィネートは特にカロテン成分が強化された低不完全アシルグリセロールパーム油であった。その組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では60℃および圧力300バール、15時間の無勾配条件を用いる。このラフィネートは最初の597ppmから2,676ppmまでカロテンが強化されたパーム油であった。この油の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では50℃および圧力300バール、25時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの0.05%から>10,000ppm(1.0%)にカロテンが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に20.0gのCPOを送り込んだ。この実験では40℃および圧力220バール、25時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの0.05%から>16,000ppm(1.6%)にカロテンが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では70℃および圧力300バール、23時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの0.05%から>9,000ppm(0.9%)にカロテンが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では60℃および圧力300バール、7時間の無勾配条件を用い、抽出効率を高めるために共留剤として4%の食品級エタノールを添加する。この抽出物は最初のCPOの0.05%から>5,000ppm(0.5%)にカロテンが10倍強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では60℃および圧力140バール、3時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの<0.1%から3,600ppm(0.36%)にトコールが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に20.0gのCPOを送り込んだ。この実験では40℃および圧力220バール、30分間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの<0.1%から5,880ppm(>0.5%)にトコールが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では60℃および圧力300バール、30分間の無勾配条件を用い、抽出効率を高めるために共留剤として4%の食品級エタノールを添加する。この抽出物は最初のCPOの1,000ppmから2000ppmにトコールが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では50℃および圧力140バール、15時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの<0.04%から2,600ppm(0.26%)にフィトステロール(カンペステロール、スチグマステロールおよびβ−シトステロール)が強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では60℃および圧力300バール、2時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は最初のCPOの<0.02%から2,427ppm(0.25%)にスクワレンが強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
カラムオーブン内に置いた抽出容器中に30.0gのCPOを送り込んだ。この実験では40℃および圧力300バール、2時間の無勾配条件を用いる。この抽出物は90%まで遊離脂肪酸が強化されたパーム油であった。この製品の組成は次の通りである。
Claims (60)
- 超臨界流体を用いて植物油供給源から成分を抽出することにより、モノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、フィトステロール、スクワレンおよび遊離脂肪酸からなる群から選択される1以上の成分を含有する植物油製品の製造方法であって、
所望の成分の選択的抽出と所望でない成分および不純物の除去が超臨界流体におけるこれら成分および不純物の相対的溶解度を操作することにより達成される、方法。 - 超臨界流体における前記成分と不純物の相対的溶解度が、温度、圧力、超臨界流体と供給材料の比率、超臨界流体の流速および超臨界流体の組成を調整することにより操作される、請求項1に記載の植物油製品の製造方法。
- 用いる超臨界流体が、超臨界二酸化炭素、超臨界プロパン、超臨界エチレン、超臨界プロピレンまたはその混合物である、請求項1または2に記載の植物油製品の製造方法。
- 温度、圧力、超臨界流体の流速および超臨界流体の組成が一定に維持される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- 温度、超臨界流体の流速および超臨界流体の組成が一定に維持され、かつ、勾配圧力が用いられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- 圧力、超臨界流体の流速および超臨界流体の組成が一定に維持され、かつ、勾配温度が用いられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- 用いる超臨界流体が超臨界二酸化炭素である、請求項1または2に記載の植物油製品の製造方法。
- 用いる超臨界流体が超臨界二酸化炭素である、請求項4〜6のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- 超臨界流体が食用エタノールなどの共留剤とともに用いられる、請求項1、2、3または7に記載の植物油製品の製造方法。
- 超臨界流体が共留剤としての0.1重量%〜4重量%の食用エタノールとともに用いられる、請求項1、2、3または7に記載の植物油製品の製造方法。
- 請求項4および請求項9に記載の植物油製品の製造方法。
- 請求項5および請求項9に記載の植物油製品の製造方法。
- 請求項6および請求項9に記載の植物油製品の製造方法。
- 用いる温度が120℃以下であり、用いる圧力が60MPa(600バール)以下である、請求項7に記載の植物油製品の製造方法。
- 用いる温度が25℃〜120℃の範囲であり、用いる圧力が8MPa(80バール)〜60MPa(600バール)の範囲である、請求項7に記載の植物油製品の製造方法。
- モノアシルグリセロールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜20MPa(200バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- ジアシルグリセロールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および18MPa(180バール)〜30MPa(300バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- ジアシルグリセロールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および18MPa(180バール)〜26MPa(260バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項17に記載の植物油製品の製造方法。
- トリアシルグリセロールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および10MPa(100バール)〜40MPa(400バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- カロテンの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および22MPa(220バール)〜40MPa(400バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- カロテンの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および25MPa(250バール)〜40MPa(400バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項20に記載の植物油製品の製造方法。
- トコールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および10MPa(100バール)〜25MPa(250バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- フィトステロールの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜22MPa(220バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- スクワレンの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜30MPa(300バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- スクワレンの選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜25MPa(250バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項24に記載の植物油製品の製造方法。
- 遊離脂肪酸の選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜30MPa(300バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項7、8または14に記載の植物油製品の製造方法。
- 遊離脂肪酸の選択的抽出が、30℃〜80℃の温度、および8MPa(80バール)〜20MPa(200バール)の圧力を用いることにより行われる、請求項26に記載の植物油製品の製造方法。
- 植物油がパーム油、パーム核油、大豆油、米ぬか油、ナタネ油、ヒマワリ油、トウモロコシ油またはココヤシ油を含む、請求項1〜27のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- 植物製品がパーム油製品またはパーム核油製品を含み、植物供給源がそれぞれパーム油供給源またはパーム核油供給源を含む、請求項1〜28のいずれか一項に記載の植物油製品の製造方法。
- パーム油供給源が、粗パーム油、粗パームオレイン、粗パームステアリン、RBD(精製、漂白および脱臭)パーム油、RBDパームオレイン、RBDパームステアリン、およびパーム脂肪酸蒸留物のようなパーム油副生成物を含む、請求項29に記載のパーム油製品の製造方法。
- パーム核油供給源が、粗パーム核油、粗パーム核オレイン、粗パーム核ステアリン、RBD(精製、漂白および脱臭)パーム核油、RBDパーム核オレインおよびRBDパーム核ステアリンを含む、請求項29に記載のパーム核油製品の製造方法。
- 製造される植物油製品が、
(i)植物油製品の総重量の少なくとも10重量%のジアシルグリセロールを含有する植物油製品、
(ii)植物油製品の総重量の最大で5重量%の不完全アシルグリセロール(モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)を含有する植物油製品、
(iii)植物油製品の総重量の少なくとも0.1重量%のカロテンを含有する植物油製品、
(iv)植物油製品の総重量の少なくとも1重量%のカロテンを含有する植物油製品、
(v)植物油製品の総重量の少なくとも0.35重量%のトコールを含有する植物油製品、
(vi)植物油製品の総重量の少なくとも0.2重量%のフィトステロールを含有する植物油製品、
(vii)植物油製品の総重量の少なくとも0.25重量%のスクワレンを含有する植物油製品、
(viii)植物油製品の総重量の80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸を含有する植物油製品
を含む、請求項14、15、28、29、30または31に記載の植物油製品の製造方法。 - 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法から得られる、10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる、植物油製品。
- 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される、モノアシルグリセロール、トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、スクワレン、フィトステロールおよび10重量%〜100重量%のジアシルグリセロールを含んでなる、植物油製品。
- 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品であって、
モノアシルグリセロールが10重量%未満であり、トリアシルグリセロールが10重量%〜90重量%であり、カロテンが0.05重量%以上であり、トコールが0.05重量%以上であり、スクワレンが0.01重量%以上であり、フィトステロールが0.01重量%以上である、植物油製品。 - 5重量%以下のモノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品。
- トリアシルグリセロール、カロテン、トコール、ならびに5重量%以下のモノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品。
- 10重量%〜99重量%のトリアシルグリセロール、0.05重量%以上のカロテン、および0.03重量%以上のトコールを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品。
- 少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品。
- トリアシルグリセロールおよび少なくとも0.1重量%のカロテンを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される植物油製品。
- 食用油である、請求項33、34、35、36、37、38または39に記載の植物油製品。
- 少なくとも1.0重量%のカロテンを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるカロテン強化油製品。
- 99重量%以下のトリアシルグリセロールおよび少なくとも1.0重量%のカロテンを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるカロテン強化油製品。
- 少なくとも0.35重量%のトコールを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるトコール強化油製品。
- 少なくとも0.35重量%のトコール、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%以下のジアシルグリセロール、20〜100重量%のトリアシルグリセロールおよび50重量%〜70重量%の遊離脂肪酸を含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるトコール強化油製品。
- 0.2重量%以上の総フィトステロールを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるフィトステロール強化油製品。
- 0.2重量%以上の総フィトステロール、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%〜30重量%のジアシルグリセロール、20重量%〜50重量%のトリアシルグリセロール、および10重量%〜50重量%の遊離脂肪酸を含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるフィトステロール強化油製品。
- 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるフィトステロール強化油製品であって、
該フィトステロールが、カンペステロールもしくはスチグマステロールもしくはβ−シトステロール、またはその組合せを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるフィトステロール強化油製品。 - フィトステロールが、カンペステロールもしくはスチグマステロールもしくはβ−シトステロール、またはその組合せを含んでなる、請求項32、34、35、41、46または47に記載の油製品。
- 0.25重量%以上のスクワレンを含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるスクワレン強化油製品。
- 0.25重量%以上のスクワレン、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、5重量%〜10重量%のジアシルグリセロール、10重量%〜90重量%のトリアシルグリセロール、および1重量%〜10重量%の遊離脂肪酸を含んでなる、請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるスクワレン強化油製品。
- 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される、高濃度遊離脂肪酸を含有する油製品であって、
80%〜100%の遊離脂肪酸を含んでなる、油製品。 - 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造される、濃度遊離脂肪酸を含有する油製品であって、
80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸、1重量%〜5重量%のモノアシルグリセロール、10重量%〜20重量%のジアシルグリセロール、および10重量%〜20重量%のトリアシルグリセロールを含んでなる、油製品。 - 請求項14、15、28、29、30または31に記載の方法により製造されるトコール強化油製品であって、
該トコールが、トコフェロールもしくはトコトリエノールもしくはトコエノール、またはその組合せを含んでなる、トコール強化油製品。 - トコールが、トコフェロールもしくはトコトリエノールもしくはトコエノール、またはその組合せを含んでなる、請求項32、34、37、38、41、44または45に記載の油製品。
- 以下のうちのいずれか1つを含んでなる、植物油供給源からの植物油製品:
(i)油製品の総重量の少なくとも10重量%のジアシルグリセロールを含有する油製品、
(ii)油製品の総重量の最大で5重量%の不完全アシルグリセロール(モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロール)を含有する油製品、
(iii)油製品の総重量の少なくとも0.1重量%のカロテンを含有する油製品、
(iv)油製品の総重量の少なくとも1重量%のカロテンを含有する油製品、
(v)油製品の総重量の最大で0.35重量%のトコールを含有する油製品、
(vi)油製品の総重量の少なくとも0.2重量%のフィトステロールを含有する油製品、
(vii)油製品の総重量の少なくとも0.25重量%のスクワレンを含有する油製品、
(viii)油製品の総重量の80重量%〜100重量%の遊離脂肪酸を含有する油製品。 - 植物油供給源がパーム油供給源またはパーム核油供給源を含んでなる、請求項56に記載の油製品。
- 植物油供給源が、粗パーム油、粗パームオレイン、粗パームステアリン、RBD(精製、漂白および脱臭)パーム油、RBDパームオレイン、RBDパームステアリン、およびパーム脂肪酸蒸留物のようなパーム油副生成物を含むパーム油供給源を含んでなる、請求項56に記載の油製品。
- 植物油供給源が、粗パーム核油、粗パーム核オレイン、粗パーム核ステアリン、RBD(精製、漂白および脱臭)パーム核油、RBDパーム核オレイン、およびRBDパーム核ステアリンを含むパーム核油供給源を含んでなる、請求項56に記載の油製品。
- 食用油である、請求項56、57、58または59に記載の植物油製品。
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