JP2006096266A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 左右のピボットプレートの内側にスペースを確保してデザインの自由度を高め、後輪の前方にスペースを確保してデザインの自由度を高めた自動二輪車を提供する。
【解決手段】 メインパイプ35,35の後部に左右のピボットプレート63,85を設け、ピボットにスイングアーム26を上下動可能に取付け、スイングアームとメインパイプ35とにリアサスペンション27を介設してなる自動二輪車11において、リアサスペンションは、1本であり、車幅方向でピボットプレート63より外側に配置した。リアサスペンションの下端エンド57は、スイングアームのアーム部115の上面116に連結した。一方のメインパイプ35にリアサスペンションを、上面視メインパイプに連なって車長方向にほぼ直線になるように取付けた。
【選択図】 図8

Description

本発明は、後輪を駆動するドライブシャフトと、ドライブシャフト側に配置したリアサスペンションとを備えた自動二輪車に関するものである。
自動二輪車の後輪をドライブシャフトで駆動し、後輪を後輪懸架装置で支持した構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−87364公報(第6頁、図2、第7頁、図3)
特許文献1の基本構成を簡単に説明する。
従来の自動二輪車は、シャフトドライブ機構40でリヤアーム14に取付けた後輪15を駆動する。また、リヤアーム14をリヤアームブラケット7にピボット軸10で連結し、リヤアームブラケット7の上部とリヤアーム14との間にショックアブソーバ28を連結した構造である。
しかし、特許文献1の自動二輪車では、後輪15の前方にショックアブソーバ28を配置したので、後輪15の前方のスペース並びにショックアブソーバ28を連結したリヤアームブラケット7(ピボットプレートに相当する。)の中央のスペースが占有され、自動二輪車のデザインの妨げになることがある。
本発明は、左右のピボットプレートの内側にスペースを確保してデザインの自由度を高め、後輪の前方にスペースを確保してデザインの自由度を高めた自動二輪車を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、メインフレーム後部にピボットプレートを設け、ピボットにスイングアームを上下動可能に取付け、このスイングアームの後部に後輪を取付け、スイングアームとメインフレームとにリアサスペンションを介設してなる自動二輪車において、リアサスペンションは、1本であり、車幅方向でピボットプレートより外側に配置したことを特徴とする。
請求項2に係る発明では、リアサスペンションの下端は、スイングアームの上面に連結したことを特徴とする。
請求項3に係る発明では、後輪は、ドライブシャフトで駆動することを特徴とする。
請求項4に係る発明では、スイングアームは、後輪車軸を片持ち支持する、1本のアーム部で構成したことを特徴とする。
請求項5に係る発明では、スイングアームは、左右のピボットプレート間に、1本のボルトを用いて、上下動可能に連結したことを特徴とする。
請求項6に係る発明では、メインパイプは左右2本のパイプで構成し、一方のメインパイプにリアサスペンションを、上面視メインパイプに連なって車長方向にほぼ直線になるように取付けたことを特徴とする。
請求項7に係る発明では、ドライブシャフトの軸心よりもリアサスペンションの軸心が外側であることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、リアサスペンションは、1本であり、車幅方向でピボットプレートより外側に配置したので、左右のピボットプレートの内側にリアサスペンションがなく、ピボットプレートの内側のスペースを別の用途に利用できる。つまり、ピボットプレートの内側にスペースを確保してデザインの自由度を高めることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、リアサスペンションの下端は、スイングアームの上面に連結したので、後輪の前方にスペースを確保してデザインの自由度を高めることができる。
請求項3に係る発明では、後輪は、ドライブシャフトで駆動するので、ドライブシャフトによる駆動の利点を得ることができる。
請求項4に係る発明では、スイングアームは、後輪車軸を片持ち支持する、1本のアーム部で構成したので、片持ちスイングアームの利点を得ることができる。
請求項5に係る発明では、スイングアームは、左右のピボットプレート間に、1本のボルトを用いて、上下動可能に連結したので、スイングアームに加わる負荷をボルトに伝える連結部の形状は大きくなるとともに、1本の管状となり、結果的に、連結部に加わる力(応力)は小さくなる。従って、スイングアームの強度を高めることができるとともに、スイングアームを締結する締結構造の強度を高めることができる。
請求項6に係る発明では、メインパイプは左右2本のパイプで構成し、一方のメインパイプにリアサスペンションを、上面視メインパイプに連なって車長方向にほぼ直線になるように取付けたので、リアサスペンションに加わる負荷を直線的に一方のメインパイプに伝えることができ、簡単な構造で強度を高めることができるという利点がある。
また、一方のメインパイプにリアサスペンションを、上面視メインパイプに連なって車長方向にほぼ直線になるように取付けたので、メインパイプの間のスペースに他の部品を配置することができ、燃料タンクやエアクリーナボックスの収納スペース等に活用することができる。
請求項7に係る発明では、ドライブシャフトの軸心よりもリアサスペンションの軸心が外側である。その結果、車幅方向におけるドライブシャフトの張り出しを小さくすることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。(図面が全て縦向きの場合はこの行を削除する)
図1は、本発明の自動二輪車の側面図である。
自動二輪車11は、車体としての車体フレーム12と、車体フレーム12のヘッドパイプ13に取付けたフロントフォーク14と、フロントフォーク14に取付けた前輪15並びにフロントフェンダ16と、フロントフォーク14に連結したハンドル17と、車体フレーム12の前部上部に配置したエアクリーナ18と、車体フレーム12の上部に取付けたシート21と、車体フレーム12の中央に配置したV型エンジン22と、V型エンジン22の後方で且つシート21の下方に配置した燃料タンク23と、V型エンジン22の吸気口とエアクリーナ18との間に接続した気化器24と、車体フレーム12の後部に1本のボルトであるところピボット軸25を介して取付けたスイングアーム26と、スイングアーム26の中央を車体フレーム12に懸架したリアサスペンション27と、スイングアーム26に取付けた後輪28と、後輪28を覆うリアフェンダ31と、車体フレーム12の下部に取付けスタンド32と、V型エンジン22に接続したドライブシャフト33と、を備える。34はエアクリーナ18を覆うカバーを示す。
図2は、本発明の自動二輪車の斜視図であり、カバー34やシート21を取外した状態を示す。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13から後方へ伸びた左右一対のメインフレームであるところのメインパイプ35,35と、ヘッドパイプ13から後方下方へ伸びた左右一対のダウンチューブ36,36(図4参照)と、ダウンチューブ36,36とメインパイプ35,35に取付けたシートレール37,37と、メインパイプ35,35の前部に取付けた前ヒンジ38,38と、を備える。具体的には後述する。39はリアサスペンション取付け構造、Cmは車体中心軸、Cpはメインパイプ35の中心軸を示す。
V型エンジン22は、水冷式、2気筒で、前方(矢印a1の方向)に傾斜した前シリンダ41と、後方に傾斜した後シリンダ42と、前後シリンダ41,42内に燃料を供給するためのエアクリーナ18と、前後シリンダ41,42内を往復する各ピストンに歯車を介して接続した変速装置44と、変速装置44の最終に接続した出力軸45と、を備える。
リアサスペンション27は、チューブ53と、チューブ53内をストロークするロッド54と、スプリング55と、ロッド54に形成した上端エンド56、チューブ53に形成した下端としての下端エンド57と、を備える。Csはリアサスペンション27の軸心としての中心軸を示す。
図3は、本発明の自動二輪車の車体フレームにスイングアーム並びにリアサスペンションを連結した状態を示す図である。
自動二輪車11は、具体的には、車体フレーム12の左のメインパイプ35の後部61に下向き(矢印a3の方向)の曲げ部62を成形し、この曲げ部62にドライブシャフト33側であり且つ左のピボットプレート63を取付け、ピボットプレート63にスイングアーム26を連結し、スイングアーム26に下連結ブラケット64を取付け、曲げ部62に上連結ブラケット65を取付け、上連結ブラケット65にリアサスペンション27の上端エンド56をピン66で連結し、下連結ブラケット64にリアサスペンション27の下端エンド57をピン67で連結し、後輪28に加わる衝撃に対して、スイングアーム26は矢印a4のようにスイングするとともに、下連結ブラケット64は矢印a5のように変位しかつ、リアサスペンション27は矢印a6のように伸縮する。
また、自動二輪車11は、左のメインパイプ35の中心軸Cpの上下方向に対して、リアサスペンション27の中心軸Csがほぼ直線になるように左のメインパイプ35とスイングアーム26との間にリアサスペンション27を取付けた。
次ぎに車体フレーム12を具体的に図4〜図6を通して説明する。
図4は、本発明の自動二輪車に採用した車体フレームの側面図である。
車体フレーム12は、ヘッドパイプ13に左のメインパイプ35を水平に対して角度θ1だけ下に向けて傾斜させて溶接部(ビードを含む)71によって取付け、左のメインパイプ35の曲げ部62をほぼ垂直に成形し、曲げ部62の端72にピボットプレート63を溶接部(ビードを含む)73によって取付け、ピボットプレート63の端をクロスパイプであるところのロアクロスパイプ74に溶接部(ビードを含む)75(図6参照)で取付けた。また、ヘッドパイプ13に左のダウンチューブ36を水平に対して角度θ2だけ下に向けて傾斜させて溶接部(ビードを含む)77で取付け、このダウンチューブ36の下端36aからロアパイプ78を水平に車体後方へ延ばし、ロアパイプ78の後パイプ部79を水平に対して角度θ3だけ上に向けて傾斜するように成形し、ロアパイプ78の後端81をロアクロスパイプ74に連結(溶接部82で取付けた。)した。
図5は、図4の5矢視図であり、車体フレーム12の平面図である。
車体フレーム12はまた、ヘッドパイプ13に右のメインパイプ35を溶接で取付け、曲げ部83の端84に右のピボットプレート85を取付けた。
図6は、図4の6矢視図であり、車体フレーム12の背面図である。
車体フレーム12は、図右下に示す右のピボットプレート85をロアクロスパイプ74に溶接し、ヘッドパイプ13に右のダウンチューブ36を溶接し、右のダウンチューブ36に連なるロアパイプ78を水平に車体後方へ延ばし、ロアパイプ78に連ねて後パイプ部88を上に向けて曲げ、後パイプ部88の端をピボットプレート85に接続した。
また、車体フレーム12は、左のメインパイプ35の曲げ部62を車体中心軸Cm側へ寄るように垂直に対して角度θ4だけ曲げた。一方、ダウンチューブ36の後パイプ部79を上に向けるとともに、車体中心軸Cmから離れるように外方(矢印a7の方向)に向けて曲げ、後パイプ部79の後端81(図4参照)をロアクロスパイプ74の突出部89に溶接した。
図中、91はロアクロスパイプ74の突出部89に取付けたスタンドブラケット、92,92はヘッドパイプ13側の左右一対のメインパイプ35,35と左右一対のダウンチューブ36,36と間に取付けた左右のステイフナー、93は左右のステイフナー92,92間に取付けた前アッパクロスパイプ、94は中央の左右一対のメインパイプ35,35間に取付けた中央アッパクロスパイプ、95は左右のピボットプレート63,85間に取付けた後アッパクロスパイプ、Lcはドライブシャフト33側のピボットプレート63から突出させたクロスパイプ(ロアクロスパイプ)74の距離で、突出部89の長さである。
ピボットプレート63は、ドライブシャフト33側のピボットプレートであり、ドライブシャフト33よりも車体中心Cm側に配置するとともに、ドライブシャフト33近傍の部位であるところのスイングアーム取付部101を平坦にした。具体的には、左のメインパイプ35の曲げ部62の端72に取付ける上端部102を成形し、上端部102に連ねてスイングアーム取付部101を、ドライブシャフト33より車体中心軸Cm側に配置するとともに、上端部102からスイングアーム取付部101を車体中心軸Cmに平行に伸ばし、スイングアーム取付部101の端である下端部103をロアクロスパイプ74に取付け、スイングアーム取付部101の中央にピボットであるところのピボット孔104を形成したものである。
ピボットプレート85は、右のメインパイプ35に取付ける上端部106を形成し、上端部106に連ねてスイングアーム取付部107を形成し、スイングアーム取付部107の中央にピボットであるところのピボット孔部材108を取付け、スイングアーム取付部107に連ねて下端部111を形成し、下端部111を右のダウンチューブ36(ロアパイプ78)にボルト112,112で連結した。
自動二輪車11では、ドライブシャフト33の軸心Cdよりもリアサスペンション27の軸心(中心軸)Csが外側であり、ユニバーサルジョイント121(図7参照)側のドライブシャフト33の軸心Cdに対して、リアサスペンション27の軸心(中心軸)Csが距離Wsだけ外側である。
次ぎにこれらのピボットプレート63,85に連結するスイングアーム26について説明する。
図7は、図3の7−7線断面図であり、スイングアーム26を示す。
スイングアーム26は、ピボットプレート63,85に連結する連結部113を成形し、この連結部113に連ねてシャフト接続口114を成形し、連結部113に連ねて1本のアーム部115を成形し、アーム部115の上面116に下連結ブラケット64を取付け、アーム部115の後部117にファイナルドライブ118を介して後輪28を取付けた。
アーム部115は、ドライブシャフト33を覆うシャフトケースを兼ねる。
ドライブシャフト33は、V型エンジン22(図2参照)の変速装置44(図2参照)の出力軸45にユニバーサルジョイント121を介して連結し、ファイナルドライブ118にエンジン出力を伝達する。
ファイナルドライブ118は、ドライブシャフト33と、アーム部115の後部117に取付けたファイナルケース122と、ドライブシャフト33の出力端に連結した第1傘歯車123と、第1傘歯車123かみ合う第2傘歯車124と、第2傘歯車124に一体的に嵌合し、片持ち支持した後輪車軸125と、を備え、自動二輪車11の後輪28を駆動する。
次ぎに自動二輪車11に採用したリアサスペンション取付け構造について詳しく説明する。
図8は、本発明の自動二輪車に採用したリアサスペンションの平面図である。
リアサスペンション取付け構造39では、リアサスペンション27は、1本であり、車幅方向(矢印a8の方向)で左のピボットプレート63より外側に距離L1だけ離して配置した。L2は車体中心軸Cmからリアサスペンション27までの距離であり、車体中心軸Cmからドライブシャフト33側へリアサスペンション27を変位させた値を示す。
また、リアサスペンション取付け構造39では、リアサスペンション27の下端(下端エンド)57は、スイングアーム26の上面116に下連結ブラケット64を介して連結した。すなわち、スイングアーム26のアーム部115の上面116とピボットプレート63の上端部102に連なる左のメインパイプ35との間にリアサスペンション27を配置した。さらに、左のメインパイプ35の中心軸Cpの車幅方向(矢印a8の方向)に対して、リアサスペンション27の中心軸Csがほぼ直線になるように左のメインパイプ35とスイングアーム26との間にリアサスペンション27を取付けた。
次ぎに本発明の自動二輪車の作用を説明する。
自動二輪車11では、リアサスペンション27は、1本であり、車幅方向でピボットプレート63より外側に配置したので、左右のピボットプレート63,85の内側にリアサスペンションがなく、ピボットプレート63,85の内側のスペース(図3の高さH、図8の長さL3、幅Wの範囲)を別の用途に利用できる。つまり、ピボットプレート63,85の内側にスペースを確保してデザインの自由度を高めることができる。
また、リアサスペンション27の下端(下端エンド)57は、スイングアーム26の上面116、詳しくは、アーム部115の上面116に連結したので、後輪28の前方にスペース(図3の高さH、図8の長さL3、幅Wの範囲)を確保してデザインの自由度を高めることができる。
図7に示すように、スイングアーム26は、後輪車軸125を片持ち支持する、1本のアーム部115で構成したので、片持ちスイングアームの利点を活用することができる。
図7のスイングアーム26は、左右のピボットプレート63,85間に、1本のボルト(ピボット軸)25を用いて、上下動可能に連結したので、スイングアーム26に加わる負荷をボルト25に伝える連結部113の形状(面積)は大きくなるとともに、1本の管状となり、結果的に、連結部113に加わる力(応力)は小さくなる。従って、スイングアーム26の強度を高めることができるとともに、スイングアーム26を締結する締結構造(左右のピボットプレート63,85を含む。)の強度を高めることができる。
自動二輪車11では、メインパイプ35,35は左右2本のパイプで構成し、一方(左)のメインパイプ35にリアサスペンション27を、上面視メインパイプ35に連なって車長方向(矢印a9)にほぼ直線になるように取付けたので、リアサスペンション27に加わる負荷を直線的に一方(左)のメインパイプ35に矢印a10(図3も参照)のように伝えることができ、簡単な構造で強度を高めることができる。
図6に示すように、自動二輪車11では、ドライブシャフト33の軸心Cdよりもリアサスペンション27の軸心(中心軸)Csが外側である。その結果、車幅方向(図8の矢印a8の方向)におけるドライブシャフト33の張り出しを小さくすることができる。
尚、本発明の自動二輪車は、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明の自動二輪車は、各種類の自動二輪車に採用可能であり、オンロード車からオフロード車まで広範囲の自動二輪車に利用可能である。
本発明の自動二輪車の側面図 本発明の自動二輪車の斜視図 本発明の自動二輪車の車体フレームにスイングアーム並びにリアサスペンションを連結した状態を示す図 本発明の自動二輪車に採用した車体フレームの側面図 図4の5矢視図 図4の6矢視図 図3の7−7線断面図 本発明の自動二輪車に採用したリアサスペンションの平面図
符号の説明
11…自動二輪車、25…1本のボルト(ピボット軸)、26…スイングアーム、27…リアサスペンション、28…後輪、33…ドライブシャフト、35…メインフレーム(メインパイプ)、57…リアサスペンションの下端(下端エンド)、63…左のピボットプレート、85…右のピボットプレート、104…ピボット(ピボット孔)、108…ピボット(ピボット孔部材)、115…アーム部、116…上面、117…スイングアームの後部、125…後輪車軸。

Claims (7)

  1. メインフレーム後部にピボットプレートを設け、ピボットにスイングアームを上下動可能に取付け、このスイングアームの後部に後輪を取付け、スイングアームとメインフレームとにリアサスペンションを介設してなる自動二輪車において、
    前記リアサスペンションは、1本であり、車幅方向で前記ピボットプレートより外側に配置したことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記リアサスペンションの下端は、前記スイングアームの上面に連結したことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記後輪は、ドライブシャフトで駆動することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記スイングアームは、後輪車軸を片持ち支持する、1本のアーム部で構成したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記スイングアームは、左右のピボットプレート間に、1本のボルトを用いて、上下動可能に連結したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の自動二輪車。
  6. 前記メインパイプは左右2本のパイプで構成し、一方のメインパイプに前記リアサスペンションを、上面視メインパイプに連なって車長方向にほぼ直線になるように取付けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  7. 前記ドライブシャフトの軸心よりもリアサスペンションの軸心が外側であることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
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