JP2006092779A - 液体浸入防止構造を備えたコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 弾性シール部材の経年変化による端子ガタツキ防止性能ならびに液体浸入防止性能への悪影響を低減でき、且つ組み立てが容易である液体浸入防止構造を備えたコネクタを提供すること。
【解決手段】 雄タブ端子12は、その電線接続部と電気接触部20との間に形成され且つ、雄端子収容室19の開口を形成する雌コネクタハウジング11のOリング収容段部25の開口周面25aに囲まれるOリング取付部22を備える。この雄タブ端子12のOリング取付部22に装着されたOリング13は、Oリング取付部22の外周面の全周にわたって密着し且つOリング収容段部25の開口周面25aの全周にわたって密着し、そして雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング45とにより雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧される。
【選択図】図8

Description

本発明は、コネクタハウジングの端子収容室内への水、油、等といった液体の浸入を防止する構造を備えたコネクタに関する。
液体浸入防止構造を備えたコネクタの一例として、雄端子である雄タブ端子を収容するコネクタハウジングの雄端子収容室内にシリコン充填剤を充填したものが、従来から矢崎部品株式会社により販売され、知られている。そのコネクタが図9、図10および図11に示される。図9、図10および図11に示されるように、雄コネクタであるコネクタ50は、その雄コネクタハウジング51内に雄端子収容室52が形成されている。
この雄端子収容室52内に電線接続部71の所で電線70と電気的に接続された雄タブ端子53が、その電気接触部72を雄コネクタハウジング51の外部に突出させながら、収容される。雄端子収容室52内にはシリコン充填剤54が注入され、更には、雄端子収容室52のコネクタ嵌合方向における後側の開口を画成する雄コネクタハウジング51の開口周面と電線70との間に円環形状のゴム防水栓55が組み付けられることにより雄端子収容室52が密封されている。
従って、雄タブ端子53の電気接触部72側から雄コネクタハウジング51内への水、油、等といった液体の浸入はシリコン充填剤54によって阻止され、そして電線70側から雄コネクタハウジング51内への水、油、等といった液体の浸入はゴム防水栓55によって阻止される。
しかし、上記コネクタ50では、雄端子収容室52にシリコン充填剤54を注入するための専用機械が必要であり、その上、その専用機械を操作する手間も必要となるので、コスト面で不利である。
また、シリコン充填剤54は一般に高粘度であるため、円滑な流れ込みを考慮して雄端子収容室52内における隙間を設計上大きく取らねばならない。そのため、シリコン充填剤54の雄端子収容室52への注入量が少ないと雄タブ端子53と雄コネクタハウジング51との間に大きなガタツキが生じやすい。また、コネクタ50が自動車等の車両で用いられた際に当該コネクタ50にかかる振動に耐えるには雄端子収容室52内の隙間にうまくシリコン充填剤54を充填せねばならない。
また、シリコン充填剤54は、一般に、雰囲気温度の急激な変動による所謂サーマルショック等により接着が剥がれやすく、コネクタ50の初期の液体浸入防止性能を長期にわたって維持するには様々な工夫が必要であった。
上述したコネクタ50とは異なる液体浸入防止構造を備えたコネクタも知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたコネクタ(端子防油水構造)では、雄タブ端子(端子金具)に筒状の弾性シール部材(ゴム製パッキン)が装着され、この弾性シール部材が雄端子収容室内で雄コネクタハウジング内面と雄タブ端子に密着することにより、雄タブ端子の電気接触部側から雄端子収容室内への水、油、等といった液体の浸入が阻止される。特許文献1に開示されたコネクタによれば、上述したようなコネクタ50におけるシリコン充填剤54の注入に係る欠点を皆無にできる。
特開2003−109702号公報(図1〜図3)
しかしながら、上述したような弾性シール部材は、一般に合成ゴムを素材とした100%ゴム製であり、このような100%ゴム製の前記弾性シール部材を雄コネクタハウジングと雄タブ端子とで単に挟持する液体浸入防止構造では、弾性シール部材を形成するゴムの収縮等といった経年変化により雄タブ端子と雄コネクタハウジングとの間にガタツキが生じ液体浸入防止性能が低下する可能性が高い。また、特許文献1に開示されたコネクタでは、その組み立てに際し、筒状の長い弾性シール部材を装着した雄タブ端子を雄コネクタハウジング内に押し込まねばならず、組み立てが困難であり且つ雄タブ端子が押し込む力によって曲がる可能性もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾性シール部材の経年変化による端子ガタツキ防止性能ならびに液体浸入防止性能への悪影響を低減でき、且つ組み立てが容易である液体浸入防止構造を備えたコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するため、本発明に係るコネクタは、下記(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)、および(7)を特徴としている。
(1) 雌コネクタおよび該雌コネクタと嵌合可能な雄コネクタを備えたコネクタであって、
前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち一方が、
コネクタハウジングと、
前記コネクタハウジング内に形成された雄端子収容室と、
電線と電気的に接続するための電線接続部、および前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方の雌端子に前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合の際に電気的に接続する電気接触部を有し且つ、前記電気接触部が前記雄端子収容室の開口から前記雄端子収容室の外部に突出するように前記雄端子収容室に収容された雄端子と、
前記コネクタハウジングに形成され、前記開口を形成する開口周面を有する収容段部と、
前記雄端子の前記電線接続部と前記電気接触部との間に形成され且つ、前記収容段部の開口周面に囲まれた取付部と、
前記雄端子の取付部と前記収容段部の開口周面とに挟持された環状の弾性シール部材と、
を有し、
前記弾性シール部材が、前記取付部の外周面にその全周にわたって密着し且つ前記収容段部の開口周面にその全周にわたって密着し、そして前記雌コネクタと前記雄コネクタとが嵌合した際に、前記コネクタハウジングと、前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方の前記雌端子を収容したコネクタハウジングと、により前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧されること。
(2) 上記(1)の構成のコネクタにおいて、前記雌コネクタと前記雄コネクタとが嵌合した際に、前記弾性シール部材が、前記収容段部の開口周面のうち前記雄端子収容室側に位置し且つ前記雄端子の電気接触部の延長方向と交差する方向に延びる周面と、前記雌端子と前記雄端子の電気接触部との接触を許容する雄端子挿入開口が形成された前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方のコネクタハウジングの嵌合方向前側面の、前記雄端子挿入開口の周りの部分と、により直接押圧されること。
(3) 上記(1)または上記(2)の構成のコネクタにおいて、前記取付部の外周面が、湾曲面部を有していること。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれかの構成のコネクタにおいて、前記取付部が凹溝を有し、当該凹溝に前記弾性シール部材が嵌まり込んで係止されること。
(5) 上記(4)の構成のコネクタにおいて、前記取付部の凹溝の底面が、前記湾曲面部であること。
(6) 上記(1)〜(5)のいずれかの構成のコネクタにおいて、前記弾性シール部材が、ゴム製のOリングであること。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれかの構成のコネクタが、前記雄端子の電線接続部に接続された電線と前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち一方の前記コネクタハウジングとの間に配置された防水栓を更に備え、当該防水栓が前記弾性シール部材と協働して前記雄端子収容室を防水すること。
上記(1)の構成のコネクタによれば、環状の弾性シール部材が、雄端子の取付部の外周面にその全周にわたって密着し且つ、雄端子の電気接触部を雄端子収容室の外部に突出させる開口を形成するコネクタハウジングの収容段部の開口周面にその全周にわたって密着し、更に雌コネクタと雄コネクタとが嵌合した際に、雌コネクタおよび雄コネクタのうち一方のコネクタハウジングと、雌コネクタおよび雄コネクタのうち他方のコネクタハウジングと、により雌コネクタと雄コネクタとの嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧されるので、弾性シール部材を雄端子に装着し雄端子とコネクタハウジングとで単に挟持するだけの液体浸入防止構造と異なり、弾性シール部材が雌コネクタと雄コネクタとの嵌合方向に両コネクタハウジングにより押圧され、これにより雄端子の取付部の外周面および収容段部の開口周面に対する弾性シール部材の密着度合が高められた液体浸入防止構造となっている。従って、当該弾性シール部材により雄端子の電気接触部側から雄端子収容室内への水、油、等といった液体の浸入が確実に阻止される。このように雌コネクタのコネクタハウジングおよび雄コネクタのコネクタハウジングの押圧に伴う弾性シール部材の嵌合方向の弾性変形によって雄端子の取付部の外周面およびコネクタハウジングの収容段部の開口周面に対する弾性シール部材の密着度合が高められるので、弾性シール部材の経年変化による端子ガタツキ防止性能ならびに液体浸入防止性能への悪影響を低減できる。
尚、弾性シール部材が『取付部の外周面にその全周にわたって密着』とは、弾性シール部材が取付部の外周面に沿って一周するのだが、弾性シール部材が密着するのは取付部の外周面の全面であっても全面でなくてもよいものとする。同様に、弾性シール部材が『収容段部の開口周面にその全周にわたって密着』とは、弾性シール部材が収容段部の開口周面に沿って一周するのだが、弾性シール部材が密着するのは収容段部の開口周面の全面であっても全面でなくてもよいものとする。勿論、取付部の外周面および収容段部の開口周面に対する弾性シール部材の密着面積が大きい方が好ましいことは言うまでもない。
上記(2)の構成のコネクタによれば、雌コネクタと雄コネクタとが嵌合した際に、弾性シール部材が、収容段部の開口周面のうち雄端子収容室側に位置し且つ雄端子の電気接触部の延長方向と交差する方向に延びる周面と、雌端子と雄端子の電気接触部との接触を許容する雄端子挿入開口が形成された雌コネクタおよび雄コネクタのうち他方のコネクタハウジングの嵌合方向前側面の、前記雄端子挿入開口の周りの部分と、により直接押圧されるので、雌コネクタおよび雄コネクタのうち他方のコネクタハウジング内への雄端子挿入開口からの水、油、等といった液体の浸入も弾性シール部材により阻止される。また、雌コネクタおよび雄コネクタのうち他方のコネクタハウジングと嵌合の際に接触するような、雌コネクタおよび雄コネクタのうち一方のコネクタハウジングから露出される位置に弾性シール部材が配置されるので、当該弾性シール部材を雄端子の電気接触部側から取付部に装着し易く、よって組み立てが容易な液体浸入防止構造となっている。
上記(3)の構成のコネクタによれば、弾性シール部材は、取付部にエッジ(角)が形成されている場合と比較して、取付部の湾曲面部に緊張して密着することができ、その上、エッジにより損傷を受けることからも保護される。このように取付部は、平板形で四つ角を有するものや当該四つ角を単に面取りしたもの等ではなく、湾曲に形成したものであるので、優れた効果を奏する。
上記(4)の構成のコネクタによれば、弾性シール部材が、凹溝に嵌まり込んで係止されるので、取付部から外れることがなく、位置ずれすることもない。
上記(5)の構成のコネクタのように、凹溝の底面が湾曲面部であることが好ましい。
上記(6)の構成のコネクタのように、弾性シール部材がゴム製のOリング(即ち、オーリング)であることが好ましい。尚、Oリングは、軟質の合成ゴムを素材として円環形状に形成されており、挟持されて押し潰されることによって生ずる弾性復元力で密封機能を発揮する。
上記(7)の構成のコネクタのように構成すると、防水栓により電線側からコネクタハウジング内への水、油、等といった液体の浸入が阻止されるので好ましい。
本発明によれば、弾性シール部材の経年変化による端子ガタツキ防止性能ならびに液体浸入防止性能への悪影響を低減でき、且つ組み立てが容易である液体浸入防止構造を備えたコネクタを提供することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るコネクタの一実施形態の雌コネクタの各部品の組付け関係を説明するための分解斜視図、図2は組み立てられた図1の雌コネクタと雄コネクタとの嵌合直前の外観斜視図、図3(a)は図1に示した雌コネクタのコネクタハウジングの雄端子収容室に収容される雄タブ端子と該雄タブ端子に接続された電線の外観斜視図、図3(b)は図3(a)に示した電線付き雄タブ端子と弾性シール部材との組付け前の外観斜視図、図3(c)は図3(b)に示した弾性シール部材を組付けた状態の電線付き雄タブ端子の外観斜視図、図4は弾性シール部材を組付ける前の状態の雌コネクタの雄コネクタとの嵌合部分を斜め左下から見た外観斜視図、図5は図4の雌コネクタに弾性シール部材を組み付けた状態を示す図であって、雌コネクタの雄コネクタとの嵌合部分を斜め左下から見た外観斜視図、図6は図2に示した雌コネクタのA−A矢視断面図、図7は図2に示した雌コネクタのB−B矢視断面図、そして図8は本発明に係るコネクタの一実施形態の雌コネクタと雄コネクタとの完全嵌合状態を示す要部断面図である。
図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態であるコネクタは、雌コネクタ10および該雌コネクタ10と嵌合可能な雄コネクタ42を備えたコネクタである。雌コネクタ10は、雌コネクタハウジング11と、3個の平板形の雄端子である雄タブ端子12と、3個の環状の弾性シール部材であるOリング(オーリング)13と、3個の環状の防水栓14と、を備えている。
雌コネクタハウジング11は、平板形状のベース15の上部にホルダ部16を有し、ベース16の下部に雄コネクタ42の雄コネクタハウジング45との嵌合部分である嵌合凹部17を有する。嵌合凹部17は角筒形状に形成されている。ホルダ部16には、3個の円筒部18が径方向に連続して形成されており、各円筒部18の中央部に雄端子収容室19が形成されている。雄端子収容室19は、円筒部18から嵌合凹部17の内部空間に向けて連続して形成されている。
各雄タブ端子12は、その先端部に、雌端子44に電気的に接続される平板形の電気接触部20を有し、そして基端部に、電線40の導体41に例えば熱圧着によって電気的に接続される電線接続部21を有する。更に各雄タブ端子12は、電気接触部20と電線接続部21との間にOリング取付部22を有する。各Oリング取付部22は、平板形の電気接触部20の電線接続部21側の端部における対向位置において一対の凹溝22aを有しており、各凹溝22aの底部分には湾曲面部23が形成されている。
Oリング13は、軟質の合成ゴムを素材として円環形状に形成された弾性シール部材である。Oリング13は、雄タブ端子12のOリング取付部22に取り付けられる。Oリング取付部22に取り付けられたOリング13は、Oリング取付部22の凹溝22aによりOリング取付部22上で大きく位置ずれすることなく係止される。また、Oリング取付部22に取り付けられたOリング13は、Oリング取付部22の湾曲面部23に緊張状態で密着するため、自ら発生する弾性復元力により高い密封性能を発揮する。
防水栓14は、軟質の合成ゴムを素材として円環形状に形成された蓋である。防水栓14は、その中央部に電線40が挿通および保持された状態で雌コネクタハウジング11の円筒部18内に嵌め込まれることにより、円筒部18の内周面と電線40の外周面との隙間を密封する。これにより、電線40側から雄端子収容室19内への水、油、等といった液体の浸入が阻止される。尚、雄端子収容室19内にはシリコン充填剤等が注入されておらず、防水栓14が取り付けられる。
雄コネクタ42の雄コネクタハウジング45は、雌コネクタ10の嵌合凹部17に外嵌するために角筒形状に形成されたガイド板46の内側に、雌コネクタ10の嵌合凹部17に内嵌するための、3個の雌型の雌端子44を収容した3個の嵌合突部47を有する。雌コネクタ10は、その嵌合凹部17の外周壁をガイド板46と嵌合突部47との間に挿入し且つ雄タブ端子12を雌端子44に挿入しながら、雄コネクタ42と嵌合する。
次に、図3(a)〜図3(c)を参照して、雄タブ端子12へのOリング13の取り付け方法を説明する。尚、Oリング13は、雌コネクタハウジング11の円筒部18側から雄端子収容室19に挿入され且つ係止された状態にある雄タブ端子12に取り付けられるが、雄タブ端子12へのOリング13の取り付け方法の理解を容易にするため、ここでは雌コネクタハウジング11等の図示を省略している。
図3(a)に示すように、雄タブ端子12は、電線接続部21が、断面視コ字形に形成されており、その内側に電線40の導体41が配置され、導体41が電線接続部21に電気的に接続される。
図3(b)に示すように、雄タブ端子12には、電気接触部20の先端側からOリング13が嵌め付けられる。このとき、Oリング13は、電気接触部20により、内径孔を大きくするように弾性変形させられる。
図3(c)に示すように、Oリング13は、電気接触部20上を電線接続部21に向けてズレ動かされてOリング取付部22に移動し、Oリング取付部22に嵌め込まれる。このとき、Oリング13は、依然としてOリング取付部22により内径孔を大きくするように弾性変形させられたままであり、弾性復元力により湾曲面部23を含むOリング取付部22の外周面の全周にわたって緊張状態で密着する。
図4に示すように、コネクタハウジング11の各雄端子収容室19内に収容された各雄タブ端子12は、その電気接触部20が嵌合凹部17内に突出して配置されている。そして嵌合凹部17の内側の雌コネクタハウジング11の前壁24には円環形状のOリング収容段部25が形成されている。このOリング収容段部25は、雄タブ端子12の電気接触部20が挿通されて雄端子収容室19の外部に導かれる雄端子収容室19の開口を形成する開口周面を有する。Oリング収容段部25は、雌コネクタハウジング11の前壁24の外面に対して段差を形成するように設けられている。雄タブ端子12のOリング取付部22は、雄タブ端子12が雄端子収容室19に係止された際にOリング収容段部25の開口周面に包囲される。
Oリング13は、嵌合凹部17内に突出して配置されている雄タブ端子12に対し、電気接触部20上を電線接続部21に向けてズレ動かされてOリング取付部22に移動し、図5に示すように、Oリング取付部22に嵌め込まれることによって、Oリング収容段部25に嵌入される。この際、Oリング13は、雄タブ端子12のOリング取付部22とOリング収容段部25の開口周面とに挟持される。
図6、図7および図8に、より詳細に示されるように、雄タブ端子12のOリング取付部22に組み付けられたOリング13は、雌コネクタハウジング11の雄端子収容室19の反電線側で、前壁24のOリング収容段部25内に嵌入されることにより、前壁24(換言すれば、雄端子収容室19)の開口を画成するOリング収容段部25の開口周面に密着する。つまり、Oリング13は、雄タブ端子12のOリング取付部22の外周面にその全周にわたって密着し、且つOリング収容段部25の開口周面のうち主に雄タブ端子12の電気接触部20の延長方向と平行な方向に延びる第1周面25aにその全周にわたって密着する。よって、Oリング13は、嵌合凹部17側から雄端子収容室19内への水、油、等といった液体の浸入を阻止する。Oリング13は、雄タブ端子12の外周面上に沿って配置されているため、雄タブ端子12に応力がかけられたとしても、その応力を吸収して雄タブ端子12を支持することができる。
尚、各防水栓14の後面を押さえつけることにより各防水栓14の雌コネクタハウジング11からの後ろ抜けを防止するカバー27が雌コネクタハウジング11に取り付けられている。また、特に図7から明らかなように、雄タブ端子12には、電線接続部21と電気接触部20との間が屈曲されることにより段部が形成されており、この段部が前壁24(換言すれば、雄端子収容室19の内壁)に係止されている。
また、Oリング13は、図8に、より詳細に示されるように、雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、Oリング収容段部25の開口周面のうち雄端子収容室19側に位置し且つ雄タブ端子12の電気接触部20の延長方向と交差する方向に延びる第2周面25bと、雌端子44の電気接触部44aと雄タブ端子12の電気接触部20との接触を許容する雄端子挿入開口49が形成された雄コネクタハウジング45の嵌合突部47の嵌合方向前側面の、雄端子挿入開口49の周りの部分48と、により雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧される。尚、雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合状態は、図2に示される複数の係止突起P付き嵌合保持アームFとそれらの係止突起Pと係合する係合穴(不図示)とからなる嵌合状態保持機構により保持される。
さて、本発明に係るコネクタの一実施形態の構成を簡潔に述べると次のようになる。
即ち、本発明に係るコネクタの一実施形態は、
雌コネクタ10および該雌コネクタ10と嵌合可能な雄コネクタ42を備えたコネクタであって、
雌コネクタ10が、
雌コネクタハウジング11と、
雌コネクタハウジング11内に形成された雄端子収容室19と、
電線40と電気的に接続するための電線接続部21、および雄コネクタ42の雌端子44に雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合の際に電気的に接続する電気接触部20を有し且つ、電気接触部20が雄端子収容室19の開口から雄端子収容室19の外部に突出するように雄端子収容室19に収容された雄タブ端子12と、
雌コネクタハウジング11に形成され、雄端子収容室19の前記開口を形成する開口周面を有するOリング収容段部25と、
雄タブ端子12の電線接続部21と電気接触部20との間に形成され且つ、Oリング収容段部25の開口周面に囲まれたOリング取付部22と、
Oリング取付部22と、Oリング収容段部25の開口周面のうち特に第1周面25aとに挟持されたゴム製のOリング13と、
を有する。
Oリング13は、Oリング取付部22の外周面にその全周にわたって密着し且つOリング収容段部25の第1周面25aにその全周にわたって密着し、そして雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング45とにより雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧される。
尚、Oリング13が『Oリング取付部22の外周面にその全周にわたって密着』とは、Oリング13がOリング取付部22の外周面に沿って一周するのだが、Oリング13が密着するのはOリング取付部22の外周面の全面であっても全面でなくてもよいものとする。同様に、Oリング13が『Oリング収容段部25の第1周面25aにその全周にわたって密着』とは、Oリング13がOリング収容段部25の第1周面25aに沿って一周するのだが、Oリング13が密着するのはOリング収容段部25の第1周面25aの全面であっても全面でなくてもよいものとする。勿論、Oリング取付部22の外周面およびOリング収容段部25の第1周面25aに対するOリング13の密着面積が大きい方が好ましいことは言うまでもない。
雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、Oリング13は、更に、Oリング収容段部25の開口周面のうち雄端子収容室19側に位置し且つ雄タブ端子12の電気接触部20の延長方向と交差する方向に延びる第2周面25bと、雌端子44と雄タブ端子12の電気接触部20との接触を許容する雄端子挿入開口49が形成された雄コネクタハウジング45の嵌合方向前側面の、雄端子挿入開口49の周りの部分48と、により直接押圧される。
Oリング取付部22の外周面は、湾曲面部23を有している。Oリング取付部22は凹溝22aを有し、当該凹溝22aにOリング13が嵌まり込んで係止される。尚、Oリング取付部22の凹溝22aの底面は湾曲面部23であることが好ましい。
雌コネクタ10は、雄タブ端子12の電線接続部21に接続された電線40と雌コネクタハウジング11との間に配置された防水栓14を更に備え、当該防水栓14がOリング13と協働して雄端子収容室19を防水する。
以上、説明したように、本発明に係るコネクタの一実施形態によれば、Oリング13が、雄タブ端子12のOリング取付部22の外周面にその全周にわたって密着し且つ、雌コネクタハウジング11のOリング収容段部25の開口周面にその全周にわたって密着し、更に雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング45とにより雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧されるので、Oリング13を雄タブ端子12に装着して雄タブ端子12と雌コネクタハウジング11とで単に挟持するだけの液体浸入防止構造と異なり、Oリング13が雌コネクタ10と雄コネクタ42との嵌合方向に雌コネクタハウジング11と雄コネクタハウジング45とにより押圧され、これにより雄タブ端子12のOリング取付部22の外周面およびOリング収容段部25の開口周面に対するOリング13の密着度合が高められた液体浸入防止構造となっている。従って、Oリング13により雄タブ端子12の電気接触部20側から雄端子収容室19内への水、油、等といった液体の浸入が確実に阻止される。このように雌コネクタハウジング11および雄コネクタハウジング45の押圧に伴うOリング13の嵌合方向の弾性変形によって雄タブ端子12のOリング取付部22の外周面およびOリング収容段部25の開口周面に対するOリング13の密着度合が高められるので、Oリング13の経年変化による端子ガタツキ防止性能ならびに液体浸入防止性能への悪影響を低減できる。
また、本発明に係るコネクタの一実施形態によれば、雌コネクタ10と雄コネクタ42とが嵌合した際に、Oリング13が、更に、Oリング収容段部25の開口周面のうち雄端子収容室19側に位置し且つ雄タブ端子12の電気接触部20の延長方向と交差する方向に延びる第2周面25bと、雌端子44と雄タブ端子12の電気接触部20との接触を許容する雄端子挿入開口49が形成された雄コネクタハウジング45の嵌合方向前側面の、雄端子挿入開口49の周りの部分48と、により直接押圧されるので、雄コネクタハウジング45内への雄端子挿入開口49からの水、油、等といった液体の浸入もOリング13により阻止される。また、雄コネクタハウジング45と嵌合の際に接触するような雌コネクタハウジング11から露出される位置にOリング13が配置されるので、当該Oリング13を雄タブ端子12の電気接触部20側からOリング取付部22に装着し易く、よって組み立てが容易な液体浸入防止構造となっている。
また、本発明に係るコネクタの一実施形態によれば、Oリング13は、Oリング取付部22にエッジ(角)が形成されている場合と比較して、Oリング取付部22の湾曲面部23に緊張して密着することができ、その上、エッジにより損傷を受けることからも保護される。このようにOリング取付部22は、平板形で四つ角を有するものや当該四つ角を単に面取りしたもの等ではなく、湾曲に形成したものであるので、優れた効果を奏する。
また、本発明に係るコネクタの一実施形態によれば、Oリング13が、Oリング取付部22の凹溝22aに嵌まり込んで係止されるので、Oリング取付部22から外れることがなく、位置ずれすることもない。尚、Oリング13は、軟質の合成ゴムを素材として円環形状に形成されており、挟持されて押し潰されることによって生ずる弾性復元力で密封機能を発揮する。
また、本発明に係るコネクタの一実施形態によれば、防水栓14により電線40側から雄端子収容室19内への水、油、等といった液体の浸入が阻止される。
尚、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、前述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上述した本発明に係るコネクタの一実施形態では、平板形の雄端子(即ち、雄タブ端子)を採用したが、これに限定されず、例えば電気接触部が円柱形の雄端子を採用しても、同様に優れた作用および効果を奏する。
また、上述した本発明に係るコネクタの一実施形態では、雄端子を収容した雌コネクタハウジングを備えた雌コネクタ、ならびに該雌コネクタに嵌合可能な、雌端子を収容した雄コネクタハウジングを備えた雄コネクタを採用したが、これに限定されず、例えば図9〜図11に示されるような、雄端子を収容した雄コネクタハウジングを備えた雄コネクタ、ならびに該雄コネクタに嵌合可能な、雌端子を収容した雌コネクタハウジングを備えた雌コネクタを採用しても、同様に優れた作用および効果を奏する。
本発明に係るコネクタの一実施形態の雌コネクタの各部品の組付け関係を説明するための分解斜視図である。 組み立てられた図1の雌コネクタと雄コネクタとの嵌合直前の外観斜視図である。 (a)は図1に示した雌コネクタのコネクタハウジングの雄端子収容室に収容される雄タブ端子と該雄タブ端子に接続された電線の外観斜視図、(b)は(a)に示した電線付き雄タブ端子と弾性シール部材との組付け前の外観斜視図、そして(c)は(b)に示した弾性シール部材を組付けた状態の電線付き雄タブ端子の外観斜視図である。 弾性シール部材を組付ける前の状態の雌コネクタの雄コネクタとの嵌合部分を斜め左下から見た外観斜視図である。 図4の雌コネクタに弾性シール部材を組み付けた状態を示す図であって、雌コネクタの雄コネクタとの嵌合部分を斜め左下から見た外観斜視図である。 図2に示した雌コネクタのA−A矢視断面図である。 図2に示した雌コネクタのB−B矢視断面図である。 本発明に係るコネクタの一実施形態の雌コネクタと雄コネクタとの完全嵌合状態を示す要部断面図である。 従来のコネクタのゴム防水栓組付け前の外観斜視図である。 図9に示したコネクタの断面図である。 図9に示したコネクタのゴム防水栓組付け後の外観斜視図である。
符号の説明
10 雌コネクタ
11 雌コネクタハウジング
12 雄タブ端子(雄端子)
13 Oリング(弾性シール部材)
14 防水栓
19 雄端子収容室
20 電気接触部
21 電線接続部
22 Oリング取付部(取付部)
23 湾曲面部
24 前壁
25 Oリング収容段部(収容段部)
25a 第1周面(開口周面)
25b 第2周面(開口周面)
40 電線
42 雄コネクタ
44 雌端子
45 雄コネクタハウジング
48 嵌合方向前側面
49 雄端子挿入開口

Claims (7)

  1. 雌コネクタおよび該雌コネクタと嵌合可能な雄コネクタを備えたコネクタであって、
    前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち一方が、
    コネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジング内に形成された雄端子収容室と、
    電線と電気的に接続するための電線接続部、および前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方の雌端子に前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合の際に電気的に接続する電気接触部を有し且つ、前記電気接触部が前記雄端子収容室の開口から前記雄端子収容室の外部に突出するように前記雄端子収容室に収容された雄端子と、
    前記コネクタハウジングに形成され、前記開口を形成する開口周面を有する収容段部と、
    前記雄端子の前記電線接続部と前記電気接触部との間に形成され且つ、前記収容段部の開口周面に囲まれた取付部と、
    前記雄端子の取付部と前記収容段部の開口周面とに挟持された環状の弾性シール部材と、
    を有し、
    前記弾性シール部材が、前記取付部の外周面にその全周にわたって密着し且つ前記収容段部の開口周面にその全周にわたって密着し、そして前記雌コネクタと前記雄コネクタとが嵌合した際に、前記コネクタハウジングと、前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方の前記雌端子を収容したコネクタハウジングと、により前記雌コネクタと前記雄コネクタとの嵌合方向に直接挟まれ且つ押圧されることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記雌コネクタと前記雄コネクタとが嵌合した際に、前記弾性シール部材が、前記収容段部の開口周面のうち前記雄端子収容室側に位置し且つ前記雄端子の電気接触部の延長方向と交差する方向に延びる周面と、前記雌端子と前記雄端子の電気接触部との接触を許容する雄端子挿入開口が形成された前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち他方のコネクタハウジングの嵌合方向前側面の、前記雄端子挿入開口の周りの部分と、により直接押圧されることを特徴とする請求項1に記載したコネクタ。
  3. 前記取付部の外周面が湾曲面部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載したコネクタ。
  4. 前記取付部が凹溝を有し、当該凹溝に前記弾性シール部材が嵌まり込んで係止されることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載したコネクタ。
  5. 前記取付部の凹溝の底面が前記湾曲面部であることを特徴とする請求項4に記載したコネクタ。
  6. 前記弾性シール部材がゴム製のOリングであることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載したコネクタ。
  7. 前記雄端子の電線接続部に接続された電線と前記雌コネクタおよび前記雄コネクタのうち一方の前記コネクタハウジングとの間に配置された防水栓を更に備え、当該防水栓が前記弾性シール部材と協働して前記雄端子収容室を防水することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載したコネクタ。
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