JP2006060455A - 定電流ミラー回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】二回以上電流ミラーの折り返しを行う定電流ミラー回路を用いる場合に、電流ミラー回路で発生する低周波ノイズによる発振を抑制することによって、定電流ミラー回路の後段に接続されたミキサ回路における耐低周波スプリアス特性を実現する定電流ミラー回路を提供すること。
【解決手段】前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に抵抗14を接続し、かつ一端が接地されたコンデンサ13を並列に接続することで定電流ミラー回路4,7の発振位相余裕を増加し、前記定電流供給回路3や定電流ミラー回路4,7で発生した低周波ノイズによる発振を防止し、前記定電流ミラー回路7の後段に接続されたミキサ回路8における低周波スプリアスを抑制することができるので、耐低周波スプリアス特性に優れた定電流ミラー回路を実現できる。
【選択図】図1

Description

本発明は二回以上電流ミラーの折り返しを行う場合の定電流ミラー回路、特に二回以上電流ミラーの折り返しを行う場合の定電流ミラー回路の出力にミキサ回路が接続された場合における耐低周波スプリアス特性に優れた定電流ミラー回路に関するものである。
ベース間が接続された2個のトランジスタを用い基準電流と比例関係にある電流(トランジスタの特性が均一である時には等しい電流)を独立した電位にある負荷に流す電流ミラー回路は、アナログIC等において定電流源回路として一般に用いられる。
従来の二回以上電流ミラーを行う場合の定電流ミラー回路の一般的な構成を図10に示す。同図10において、1は前段電流ミラー回路の入力トランジスタ、2は前段電流ミラー回路の出力トランジスタ、3は定電流供給回路、4は前段電流ミラー回路、5は後段電流ミラー回路の入力トランジスタ、6は後段電流ミラー回路の出力トランジスタ、7は後段電流ミラー回路、8はミキサ回路である。また、9は電源端子、10はグランド端子、15,16は抵抗である。
以下、図10を参照(例えば特許文献1参照)しながら従来の二回以上電流ミラーを行う場合の定電流ミラー回路の動作について説明する。前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1はベース・コレクタが接合されたいわゆるダイオード接合をなし、上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のエミッタは抵抗15を介して電源端子9から電源電圧が印加される。上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のコレクタは定電流供給回路3に接続され、上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のコレクタ電流は定電流供給回路3からの電流Iが流れる。一方、前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1と同様に、前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1とエミッタ面積の比が1:Nに設定された前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のエミッタは抵抗16を介して電源端子9からの電源電圧が印加され、また、上記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベースは前段入力トランジスタ1のベースに接続され前段入力トランジスタ1と等しいバイアス電圧VBEが印加される。上記出力トランジスタ2のコレクタはエミッタ接地された後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタに接続され、上記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタ電流は定電流供給回路3の電流IのN倍であるN×Iであり、前記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタ電流N×Iは後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタ電流となる構成である。上記前段電流ミラー回路4と同様に、後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5はベース・コレクタが接合されたダイオード接続となっており、上記後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のベースは、同様に、上記後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5とエミッタ面積の比が1:Mに設定され、エミッタが接地された後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースに接続され、コレクタには任意の電位にあるミキサ回路8が接続される。上記後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベース・エミッタ間には後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5と等しいバイアス電圧VBEが印加され、上記後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタ電流は後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタ電流のM倍となる構成である。このような回路構成によって、定電流供給回路3の電流IのN×M倍の電流をミキサ回路8に供給する事ができる。
特開平3−65715号公報(第三図)
しかしながら、上記従来の二回以上電流ミラーの折り返しを行う場合の定電流ミラー回路においては幾つかの問題が生じていた。図10に参照されるように、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベース・コレクタ間には寄生容量11がある。同様に後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベース・コレクタ間には寄生容量12がある。通常、電流ミラー回路において、入力トランジスタのコレクタ電圧の位相と出力トランジスタのコレクタ電圧の位相は逆相の関係であり、図10に示したような二回電流ミラーを行う定電流ミラー回路の場合では、一段目電流ミラー回路の入力トランジスタ1のコレクタ電圧の位相と後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタ電圧の位相は同相の関係である。しかし、上記寄生容量11により、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ1のコレクタ電圧の位相と逆相の関係にある前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタ電圧が上記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベース・コレクタ間の寄生容量11を介して、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベースに帰還する。同様に、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベース・コレクタ間の寄生容量12を介して、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースに帰還する。この際、寄生容量の影響により、コレクタ電圧の位相が180度以上遅延しベースに入力されると発振を引き起こす。図10のように、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタにミキサ回路8が接続されている場合には、定電流供給回路3や電流ミラー回路4,7で発生した低周波ノイズが上記現象を引き起こし、ミキサ回路8において低周波スプリアスを発生させる原因となる。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は複数回電流ミラーを行った場合においても極めて安定した定電流源となり、後段に接続されたミキサ回路における耐低周波スプリアス特性に優れた定電流ミラー回路を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明(請求項1に対応)は、エミッタの面積比が1:Nに設定された、前段電流ミラー回路を構成する入力トランジスタと出力トランジスタと、前段電流ミラー回路の入力トランジスタのコレクタに接続された定電流供給回路を備え、またエミッタの面積比が1:Mに設定された後段電流ミラー回路を構成する入力トランジスタ及び出力トランジスタと、後段電流ミラー回路の出力トランジスタのコレクタに接続されたミキサ回路を備え、前段電流ミラー回路の出力トランジスタのコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタのコレクタの間に直列に抵抗を接続し、かつ一端が接地されたコンデンサを並列に接続し、二回以上電流ミラーによる折り返しを行う定電流ミラー回路を用い、かつ上記定電流ミラー回路の出力にミキサ回路が接続された場合において、前記抵抗とコンデンサによって、前記定電流ミラー回路の発振位相余裕を増加させることにより、後段に接続されたミキサ回路における低周波スプリアスを抑制することを特徴とする定電流ミラー回路である。
本発明の低電流ミラー回路は、上記回路構成を有し、前段電流ミラー回路の出力トランジスタと後段入力トランジスタとの間に接続された抵抗と一端が接地されたコンデンサとで定電流ミラー回路の発振位相余裕を増加することができる。従って、前記定電流供給回路や定電流ミラー回路で発生した低周波ノイズによる低周波発振を防止し、前記定電流ミラー回路の後段に接続されたミキサ回路における低周波スプリアスを抑制することができるので、二回以上電流ミラーを行う場合において、定電流ミラー回路の後段に接続されたミキサ回路における耐低周波スプリアス特性を実現することができる。
以下、本発明の1つの実施の形態に係る定電流ミラー回路について、図1を参照しながら説明する。同図1において、1は前段電流ミラー回路の入力トランジスタ、2は前段電流ミラー回路の出力トランジスタ、3は定電流供給回路、4は前段電流ミラー回路、5は後段電流ミラー回路の入力トランジスタ、6は後段電流ミラー回路の出力トランジスタ、7は後段電流ミラー回路、8はミキサ回路、9は電源端子、10はグランド端子である。また、13はコンデンサ、14,15,16は抵抗である。
前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1はベース・コレクタが接合されたいわゆるダイオード接合をなし、上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のエミッタは抵抗15を介して電源端子9から電源電圧が印加される。上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のコレクタは定電流供給回路3に接続され、上記前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のコレクタ電流は定電流供給回路3からの電流Iが流れる。一方、前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1と同様に、前段電流ミラー回路の入力トランジスタ1とエミッタ面積の比が1:Nに設定された前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のエミッタは抵抗16を介して電源端子9からの電源電圧が印加され、また、上記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベースは前段入力トランジスタ1のベースに接続され前段入力トランジスタ1と等しいバイアス電圧VBEが印加される。前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に抵抗14を接続し、かつ一端が接地されたコンデンサ13を並列に接続する。上記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタ電流は定電流供給回路3の電流IのN倍であるN×Iであり、前記前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタ電流N×Iは後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタ電流となる構成である。上記前段電流ミラー回路4と同様に、後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5はベース・コレクタが接合されたダイオード接続となっており、上記後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のベースは、同様に、上記後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5とエミッタ面積の比が1:Mに設定され、エミッタが接地された後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースに接続され、コレクタには任意の電位にあるミキサ回路8が接続される。上記後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベース・エミッタ間には後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5と等しいバイアス電圧VBEが印加され、上記後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタ電流は後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタ電流のM倍となる構成である。このような回路構成によって、定電流供給回路3の電流IのN×M倍の電流をミキサ回路8に供給する事ができる。
ここで、本実施の形態において特徴的なことは、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に抵抗14を接続し、かつ一端が接地されたコンデンサ13を並列に接続することで定電流ミラー回路4,7の発振位相余裕を増加することである。従って、前記定電流供給回路3や定電流ミラー回路4,7で発生した低周波ノイズによる低周波発振を防止し、前記定電流ミラー回路7の後段に接続されたミキサ回路8における低周波スプリアスを抑制することができるので、二回以上電流ミラーを行う場合において、定電流ミラー回路の後段に接続されたミキサ回路における耐低周波スプリアス特性を実現することができる。
また、図2は本発明の他の実施の形態1の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、初段電流ミラー回路の入力トランジスタ1のベースと初段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベースとの間に抵抗14を直列に接続し、一端が接地されたコンデンサ13を並列に接続することで、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
さらに、図3は本発明の他の実施の形態2の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタとミキサ回路8との間に抵抗14を直列に接続し、一端が接地されたコンデンサ13を並列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図4は本発明の他の実施の形態3の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタとベースとの間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図5は本発明の他の実施の形態4の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のコレクタとベースとの間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図6は本発明の他の実施の形態5の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のベースと電源端子9との間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図7は本発明の他の実施の形態6の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースとグランド端子との間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図8は本発明の他の実施の形態7の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、前段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースとグランド端子との間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
図9は本発明の他の実施の形態7の回路図である。本実施の形態においては、図1で前段電流ミラー回路の出力トランジスタ2のコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタ5のコレクタの間に直列に接続した抵抗14、かつ並列に接続された一端が接地されたコンデンサ13を、後段電流ミラー回路の出力トランジスタ6のベースと電源端子との間に抵抗14とコンデンサ13を直列に接続することでもまた、図1で示した実施の形態と同様の耐低周波スプリアス特性の効果を得ることができる。
また、以上説明した各実施の形態では、抵抗14とコンデンサ13を挿入することにより、発振位相余裕を増加し、ミキサ回路8における低周波スプリアスを抑制するが、抵抗14は0Ωでもよい。つまり、コンデンサ13のみを用いた場合でも、同様の耐低周波スプリアス特性の向上を行うことができる。
なお、以上説明した各実施の形態では、初段入力及び出力トランジスタをPNP型バイポーラトランジスタを用い、後段入力及び出力トランジスタをNPNトランジスタを用いた定電流ミラー回路を例に説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、初段入力及び出力トランジスタをNPN型バイポーラトランジスタを用い、後段入力及び出力トランジスタをPNPトランジスタを用いた定電流ミラー回路でも構成することができ、各実施の形態で使用しているバイポーラトランジスタの代わりとしてMOSFETを用いても良い。
以上説明したように、本発明は、二回以上電流ミラーを行う定電流ミラー回路を用いる場合において、定電流ミラー回路の後段に接続されたミキサ回路における耐低周波スプリアス特性を実現するのに有用である。
本発明の1つの実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(1) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(2) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(3) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(4) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(5) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(6) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(7) 本発明の他の実施の形態の定電流ミラー回路を示す回路図(8) 従来の定電流ミラー回路を示す回路図
符号の説明
1 前段電流ミラー回路入力トランジスタ
2 前段電流ミラー回路出力トランジスタ
3 定電流供給回路
4 前段電流ミラー回路
5 後段電流ミラー回路入力トランジスタ
6 後段電流ミラー回路出力トランジスタ
7 後段電流ミラー回路
8 ミキサ回路
9 電源端子
10 グランド端子
11 前段電流ミラー回路の出力トランジスタのベース・コレクタ間の寄生容量
12 後段電流ミラー回路の出力トランジスタのベース・コレクタ間の寄生容量
13 コンデンサ
14,15,16 抵抗

Claims (9)

  1. 電源端子、グランド端子を備え、前段電流ミラー回路が、エミッタの面積比が1;Nに設定された電流ミラー回路を構成する第一の入力トランジスタ及び第一の出力トランジスタと、前記第一の入力トランジスタに基準電流を供給する定電流供給回路、またはバイアス電圧源とを備え、前記第一の入力トランジスタとほぼ比例関係にある一定の電流が前記第一の出力トランジスタに流れる定電流ミラー回路と、後段電流ミラー回路が、エミッタの面積比が1;Mに設定された電流ミラー回路を構成する第二の入力トランジスタ及び第二の出力トランジスタと、前記第二の出力トランジスタに接続されたミキサ回路を備え、前記第二の入力トランジスタに前記第一の出力トランジスタとほぼ等しい電流が流れ、前記第二の入力トランジスタとほぼ比例関係にある一定の電流が前記第二の出力トランジスタに流れる二回以上の電流ミラーの折り返しを行う定電流ミラー回路において、前段電流ミラー回路の出力トランジスタのコレクタと後段電流ミラー回路の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に抵抗を接続し、かつ並列に一端が接地されたコンデンサを接続し、定電流ミラー回路によって発生した低周波ノイズ、及び定電流ミラー回路の前段に接続された負荷によって発生したノイズによる発振を抑制し、後段電流ミラー回路の出力トランジスタに接続されたミキサ回路において発生する低周波スプリアスを抑制することを特徴とする定電流ミラー回路。
  2. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第一の入力トランジスタのベースと前記第一の出力トランジスタのベースとの間に直列に抵抗を接続し、かつ並列に一端が接地されたコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  3. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第二の出力トランジスタのコレクタと前記ミキサ回路との間に直列に抵抗を接続し、かつ並列に一端が接地されたコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  4. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第一の入力トランジスタのコレクタと前記第一の出力トランジスタのベースとの間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  5. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第二の出力トランジスタのコレクタと前記第二の出力トランジスタのベースとの間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  6. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第一の入力トランジスタのベースと前記電源端子との間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  7. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第二の出力トランジスタのベースと前記グランド端子との間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  8. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第一の入力トランジスタのベースと前記グランド端子との間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
  9. 前記第一の出力トランジスタのコレクタと前記第二の入力トランジスタのコレクタとの間に直列に接続された抵抗、及び並列に接続された一端が接地されたコンデンサの代わりとして、前記第二の出力トランジスタのベースと前記電源端子との間に直列に抵抗を接続し、かつ直列にコンデンサを接続する請求項1に記載の定電流ミラー回路。
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