JP2017118185A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】供給電源にノイズ電圧が入った場合、ソース電位変動の影響がそのままMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsの変動になり、Vgs電圧の変動がミラー電流の変動になってしまうのを抑制する半導体集積回路を提供する。【解決手段】互いのゲートを接続したPchMOSトンジスタP1、P2で構成した電流ミラー回路20のソースに抵抗素子R2、R3を接続し、PchMOSトンジスタP2への電源Vddにのみ電源ノイズが入ってPchMOSトンジスタP2のソース電位が変動した場合でも、抵抗素子R2、R3で電源ノイズの影響を減衰させ、PchMOSトンジスタP2のゲート・ソース間電圧Vgsの変動を抑えるように構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、2つのMOSトランジスタのゲートを同一電位にして構成したミラー回路を備える半導体集積回路に関し、供給電源にノイズ電圧が入った場合でも、当該ノイズ電圧によるミラー電流(ミラー回路の出力電流)の変動を抑制する半導体集積回路に関する。
下記の特許文献1には、電圧制御発振器に備えられたカレントミラー回路一次側の電流制限抵抗器に直列に温度特性補正用トランジスタを挿入し、また電圧制御発振器の入力部には、入力端子と基準電位間に直列に接続した複数の抵抗器を挿入し、抵抗器の接続点から分圧電圧を取り出すと共に、その分圧電圧をカレントミラー回路一次側に挿入した温度特性補正用トランジスタの数と同じ個数の温度特性補正用トランジスタで補正したインピーダンス補正回路を設けることで、カレントミラー回路一次側の電流が温度特性補正用トランジスタの個数によって異なるという条件下で、温度特性補正用トランジスタの個数や電流制限抵抗器の抵抗値等を決定し、周波数可変領域において従来と同程度の温度特性を維持すると共に最大周波数(発振周波数の上限値)において温度特性を小さくすることができる電圧制御発振器が開示されている。
特許文献1の図1に示される電圧制御発振器内に設けられたカレントミラー(以下、電流ミラーと称す)回路を調べてみると、該回路は、2つのPchMOSトランジスタ(PチャネルMetal-Oxide-Semiconductorトランジスタ)のゲート電圧を同一とすることで(より厳密には、ゲート・ソース間電圧を同一とすることで完全な電流ミラー回路が構成される。)bias電流(バイアス電流。本発明では、カレントミラー回路への入力電流を意味する。)を受け渡す構成となっていて、2つのPchMOSのソースが直接、電源に接続される構成になっている。
図3は、従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)を示す図である。
図3において、従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)は、特許文献1に開示のものと同様、PchMOSトランジスタのゲート電圧を同一にすることでbias電流を受け渡す電流ミラー回路(Pchミラー)の構成を示すものである。以下にその構成・動作について説明する。
まずbias電流生成回路60の構成について説明する。Opamp(オペアンプ)61の非反転入力端子にはV_IN電圧が入力され、Opamp(オペアンプ)61の出力端子はNPNトランジスタ62のベースに接続されている。NPNトランジスタ62のエミッタは抵抗R1(63)の一端とOpamp(オペアンプ)61の反転入力端子に接続されている。抵抗R1(63)の他端はGND(グランド)に接続されている。
bias電流生成回路60では、Opamp(オペアンプ)61の2つの入力端子の仮想短絡により、抵抗R1(63)の一端にV_IN電圧が印加され、抵抗R1(63)に流れる電流(V_IN/R1)に等しいNPNトランジスタ62のコレクタ電流をbias電流として生成する。
PchMOSを使った電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)70において、MOSトランジスタP1(71)のゲート・サイズ((W/L)×n)(但し、nは任意の自然数。以下、同じ)を飽和領域となるよう選んでおくと下式が成り立つ。すなわち、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×((W/L)×n)×(P1_Vgs-Vth)2 (1)
ここで、
μp :選択した半導体集積回路プロセスでのホールの移動度
Cox :選択した半導体集積回路プロセスでのPchMOSのゲート酸化膜容量
Vth :選択した半導体集積回路プロセスでのPchMOSのスレッシュ電圧
P1_Vgs :MOSトランジスタP1(71)のゲート・ソース間電圧(P1_Vgs=P1_Vg-P1_Vs)
抵抗R1(63)に流れる電流(V_IN/R1)=P1_Idから(P1_Vgs)が決まり、そして(P1_Vgs)=(P1_Vg-P1_Vs)=(P1_Vg-P1_Vdd)から、MOSトランジスタP1(71)のゲート電圧(P1_Vg)=(Vdd+(P1_Vgs))が決まる。ここで、(P1_Vgs)は負の値になっている。
また、PchMOSを使った電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)70でMOSトランジスタP2(72)のゲート・サイズをW/Lとすると、下式が成り立つ。
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vgs-Vth)2 (2)
ここで、電流ミラー回路70のソースに印加される電源Vddに電圧ノイズが生じていない場合には、(P2_Vgs)=(P2_Vg-P2_Vs)=(P1_Vg-Vdd)=(P1_Vgs)であるから、
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P1_Vgs-Vth)2 (3)
すなわち、MOSトランジスタP2(72)にはMOSトランジスタP1(71)の(1/n)(MOSゲート・サイズ比)の電流が流れる。
具体的な数値を挙げて以下説明すれば、
Vdd = 5V
V_IN = 1.2V
Vbe = 0.7V
R1 = 25kΩ
μp×Cox = 30μA/V2
W/L = 12μm/6μm
n = 4
Vth = -0.7V
とすると、
P1_Id=(1.2V/25kΩ)= 48μA
=(1/2)×30μA/V2×((12μm/6μm)×4)×(P1_Vgs-(-0.7V))2
∴P1_Vgs= -1.332V (∵ P1_Vgs< Vth = -0.7V)
∴P1_Vg=((P1_Vgs)+Vdd)= -1.332V+5V=3.668V(∵P1_Vgs=P1_Vg-P1_Vs= P1_Vg-Vdd
また、P2_Vgs=P2_Vg-Vdd=P1_Vg-Vdd= Vdd=3.667V-5V= -1.332V(∵P2_Vg= P1_Vg,P2_Vs=Vdd)から、
∴P2_Id=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×(-1.332V-(-0.7V))2=12μA
∴P2_Id=(1/4)×P1_Id
いま、図3に示した従来の電流ミラー回路の構成例(その1)において、電源Vddにノイズ電圧が入り、MOSトランジスタP2(72)側のVddのみがVdd-0.1Vになったとすると、
(P2_Vgs)=(P2_Vg-P2_Vs)=(P1_Vg-Vdd)=(P1_Vgs)が成り立たず、
(P2_Vgs)=(P2_Vg-P2_Vs)=((P1_Vg)-(Vdd-0.1V))となる。
これを具体的に計算すると、(P2_Vgs)=3.668V-(-5V-0.1V)= -1.232V
∴P2_Id=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×(-1.232V+0.7V)2=8.5μA ≒ (1/6)×(P1_Id)
となってしまい、MOSトランジスタP2(72)に流れる電流が設計値のMOSトランジスタP1(71)の(1/4)×(P1_Id)から大きくずれてしまうことになる。
図4は、従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その2)を示す図である。
図4に示される電流ミラー回路の構成例(その2)は、NchMOSトランジスタを用いる電流ミラー回路(Nchミラー)90であって、使用する半導体MOSトランジスタとしてNchMOSトランジスタを使用するものであるが、上記図3に示したPchミラー70と実質的同様に、ゲート電圧を使ったbias電流の受け渡し動作を行うものであるためその説明を割愛する。ただし、図3では電源Vddにノイズ電圧が入る場合を想定しているが、図4ではGND(グランド)にノイズが入る場合を想定する。
特開2013−187716号公報
上記特許文献1に示される電圧制御発振器内に設けられたカレントミラー回路は、PchMOSトランジスタまたはNchMOSトランジスタ(NチャネルMetal-Oxide-Semiconductorトランジスタ)ゲート電圧を同一にすることでbias電流を受け渡すカレントミラー回路であって、PchMOSトランジスタまたはNchMOSトランジスタのソースが直接、電源またはGNDに接続されているため、電源またはGNDにノイズ電圧が入った場合、ソース電位変動の影響がそのままMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsの変動になり、Vgs電圧の変動がミラー電流の変動になってしまう、という課題があった。
そこで本発明の目的は、MOSトランジスタのゲート電圧を同一にすることでbias電流(本発明では、電流ミラー回路の入力電流を意味する)を出力側に受け渡す際に、供給電源にノイズ電圧が入った場合、ソース電位変動の影響がそのままMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsの変動になり、Vgs電圧の変動がミラー電流の変動になってしまうのを抑制する半導体集積回路を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の半導体集積回路の第一の態様は、供給電源の高電位側にそれぞれ第1及び第2の抵抗を介して第1PchMOSトランジスタ及び第2PchMOSトランジスタのソースを接続し、前記第1PchMOSトランジスタ及び第2PchMOSトランジスタのゲートを共通に接続して前記第1PchMOSトランジスタのドレインと接続し、前記第1PchMOSトランジスタのドレインに入力電流を流すことにより前記第2PchMOSトランジスタのドレインから前記入力電流に対し予め定められた電流比を有する出力電流を出力する第1のカレントミラー回路を備えることを特徴とする。
また上記課題を解決するために本発明の半導体集積回路の第二の態様は、供給電源の低電位(GND)側にそれぞれ第3及び第4の抵抗を介して第1NchMOSトランジスタ及び第2NchMOSトランジスタのソースを接続し、前記第1NchMOSトランジスタ及び第2NchMOSトランジスタのゲートを共通に接続して前記第1NchMOSトランジスタのドレインと接続し、前記第1NchMOSトランジスタのドレインに入力電流を流すことで前記入力電流に対し予め定められた電流比を有する電流を出力部から前記第2NchMOSトランジスタのドレインに引き込み、第2電流路を形成する第2のカレントミラー回路を備えることを特徴とする。
また上記課題を解決するために本発明の半導体集積回路の第三の態様は、上記第一の態様の第1のカレントミラー回路の出力電流を上記第一の態様の第2のカレントミラー回路の入力電流とすることを特徴とする。
また上記課題を解決するために本発明の半導体集積回路の第四の態様は、上記第一の態様または上記第三の態様において、前記第2PchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長に対する前記第1PchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長の比率がnのとき、前記第2の抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗の抵抗値のn倍とすることを特徴とする。
本発明によれば、供給電源にノイズ電圧が入った場合、ソース電位変動の影響がそのままMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsの変動になり、Vgs電圧の変動がミラー電流の変動になってしまうのを抑制することが可能になるので、ミラー電流の変動を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)を示す図である。 本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その2)を示す図である。 従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)を示す図である。 従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その2)を示す図である。 電流ミラー回路の構成例(その1)における本発明と従来例のミラー電流変動の比較例を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)を示す図である。
図1において、本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)は、PchMOSトランジスタのゲート電圧を同一にすることでbias電流を受け渡す電流ミラー回路(Pchミラー)の構成を示すものである。以下にその構成・動作について説明する。
まずbias電流生成回路10の構成について説明する。Opamp(オペアンプ)11の非反転入力端子にはV_IN電圧が入力され、Opamp(オペアンプ)11の出力端子はNPNトランジスタ12のベースに接続されている。NPNトランジスタ12のエミッタは抵抗R1(13)の一端とOpamp(オペアンプ)11の反転入力端子に接続されている。抵抗R1(13)の他端はGND(グランド)に接続されている。
bias電流生成回路10では、図3に示した従来のbias電流生成回路60と同様に、Opamp(オペアンプ)11の2つの入力端子の仮想短絡により、抵抗R1(13)の一端にV_IN電圧が印加され、抵抗R1(13)に流れる電流(V_IN/R1)に等しいNPNトランジスタ12のコレクタ電流をbias電流として生成する。
PchMOSトランジスタを使った電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)20は、電源ラインVdd(供給電源の高電位側。その電圧値もVddで表す。)にそれぞれ抵抗R2(23)および抵抗R3(24)を介してソースが接続されたPchMOSトランジスタP1(21)及びP2(22)を有している。PchMOSトランジスタP1(21)のゲートとドレインおよびPchMOSトランジスタP2(22)のゲートは共通接続されている。PchMOSトランジスタP1(21)のドレインは電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)20の入力端子となっていて、NPNトランジスタ12のコレクタと接続されている。PchMOSトランジスタP2(23)のドレインは電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)20の出力端子となっている。図1の電流源表示された出力部30は、PchMOSトランジスタP2(23)のドレインが電流ミラー回路20の出力端子となっていて、ここから定電流が出力されることを示している。
PchMOSトランジスタを使った電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)20において、MOSトランジスタP1(21)のゲート・サイズ((W/L)×n)(但し、nは任意の自然数。以下、同じ)を飽和領域となるよう選んでおくと下式が成り立つ。すなわち、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×((W/L)×n)×(P1_Vgs-Vth)2 (1)
またPchMOSを使った電流ミラー回路(PchMOSミラー回路)20で、MOSトランジスタP2(22)のゲート・サイズをW/Lとすると、下式が成り立つ。
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vgs-Vth)2 (2)
ここで、
P1_Vgs=P1_Vg-P1_Vs=P1_Vg-(Vdd-R2×P1_Id)=P1_Vg+R2×P1_Id-Vdd
P2_Vgs=P2_Vg-P2_Vs=P2_Vg-(Vdd-R3×P2_Id)=P1_Vg+R3×P2_Id-Vdd
から、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L×n)×(P1_Vg+R2×P1_Id-Vdd-Vth)2 (3)
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P1_Vg+R3×P2_Id-Vdd-Vth)2 (4)
なお、上記において(P1_Vgs)、(P2_Vgs)は負の値になっている。
式(3)及び式(4)より、P2_Id=(1/n)×P1_Idとするためには、R3=n×R2に設定すればよいことがわかる。すなわち、
R3=n×R2(抵抗値R2をn個直列接続)に設定すれば、P2_Id=(1/n)×P1_Idとなる。
つまりP2にはP1の(1/n)(MOSゲート・サイズ比)の電流が流れるように設定すれば、上述の図3で説明した従来回路の電流ミラーと同じ設定が可能となる。
なお上記において、従来回路と同様に、
μp :選択した半導体集積回路プロセスでのホールの移動度
Cox :選択した半導体集積回路プロセスでのPchMOSのゲート酸化膜容量
Vth :選択した半導体集積回路プロセスでのPchMOSのスレッシュ電圧(負値、例えば−0.7V)
P1_Vgs :MOSトランジスタP1(21)のゲート・ソース間電圧(P1_Vgs=P1_Vg-P1_Vs)
である。
ここで、電流ミラーに抵抗を付加するとミラー電流の変動が小さくなるメカニズムについて図1を用いて定性的な説明を予めしておくことにする。すなわち図1において、
(1)PchMOSミラー回路20の抵抗R3(24)のVdd側の端子だけにノイズ△Vが乗った場合を考える。その一方で抵抗R2(23)のVdd側の端子電圧は変動していないものとする。
(2)抵抗R2(23)側の回路は何も変動していないので、MOSトランジスタP2(22)のゲート電圧P2_Vgも一定値を保つ。
(3)ここで、もし抵抗R3(24)が無いとすると、MOSトランジスタP2(22)のソース電圧P2_Vsも△Vだけ変動し、MOSトランジスタP2(22)のゲート・ソース間電圧P2_Vgsも△Vだけ変動するので、MOSトランジスタP2(22)に流れる電流は大きく変動する(MOSトランジスタP2(22)に流れる電流は(Vgs−Vth)=(P2_Vg−Vdd−△V−Vth)に比例する。ここで、VthはMOSトランジスタP2(22)の閾値電圧(負値)である)ことになる。
(4)しかし実際には抵抗R3(24)が有るため、MOSトランジスタP2(22)のソース電圧P2_Vsも同じ△Vだけ変動することはない。もしMOSトランジスタP2(22)のソース電圧P2_Vsも同じ△Vだけ変動するのならば、抵抗R3(24)の両端電圧が変化しないので、抵抗R3(24)には変動前と同じ電流が流れ続けるのに対し、MOSトランジスタP2(22)の電流はゲート・ソース間電圧P2_Vgsの変化に応じて(Vgs−Vth)=(P2_Vg−Vdd−△V−Vth)に比例して変動するので、抵抗R3(24)に流れる電流とMOSトランジスタP2(22)に流れる電流が異なってしまうからである。
(5)実際、MOSトランジスタP2(22)のソース電圧P2_Vsは、(△V−△Va)だけ変動し(△Vと△Vaは同じ符号で、|△V|>|△Va|)、抵抗R3(24)の両端電圧が△Vaだけ変化したことによる抵抗R3(24)に流れる電流の変化分△IR3とMOSトランジスタP2(22)のゲート・ソース間電圧P2_Vgsが(△V−△Va)だけ変動したことによるMOSトランジスタP2(22)の電流の変化分△IP2が等しくなるように、△Vaが定まることになる。
(6)ここで、抵抗R3(24)に流れる電流変化分△IR3について考えると、抵抗R3(24)の両端電圧を予めある程度大きなものにしておけば、両端電圧が△Va(絶対値が△Vより小さい)だけ変化しても、抵抗R3(24)に流れる電流変化分△IR3は元の電流値に比べて小さいものになる。
上記の説明を数値で裏付けるために値を設定して計算を行うと、以下のようになる。
R2=25kΩ
R3=4×25kΩ
また図3におけるのと同様に、
Vdd = 5V
V_IN = 1.2V
Vbe = 0.7V
R1 = 25kΩ
μp×Cox = 30μA/V2
W/L = 12μm/6μm
n = 4
Vth = -0.7V
とすると、
P1_Id=(1.2V/25kΩ)= 48μA
=(1/2)×30μA/V2×((12μm/6μm)×4)×(P1_Vgs-(-0.7V))2
∴P1_Vgs= -1.332V (∵ P1_Vgs< Vth = -0.7V)
∴P1_Vg=P1_Vgs+Vdd-(R2×P1_Id)= -1.332V+(5V-25kΩ×48μA)=2.468V
(∵P1_Vgs=P1_Vg-P1_Vs= P1_Vg-(Vdd- R2×P1_Id))
また、P2_Vgs=P2_Vg-P2_VS=P1_Vg-(Vdd-R3×P2_Id)=2.468V-(5V-4×25kΩ×P2_Id) (∵P2_Vg= P1_Vg,P2_Vs=Vdd-(R3×P2_Id))から、
∴P2_Id=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×(4×25kΩ×P2_Id-2.532V+0.7V)2
∴P2_Id=12μA
∴P2_Id=(1/4)×P1_Id
いま、図1に示した本発明の実施形態に係る電流ミラー回路の構成例(その1)で電源Vddにノイズ電圧が入り、MOSトランジスタP2(22)側のVddのみがVdd-0.1Vになったとすると、P2_Vgs=P2_Vg-P2_Vs=P1_Vg-(Vdd-0.1V-R3×P2_Id)となる。
具体的に計算すると、P2_Vgs=2.468V-(5V-0.1V-4×25kΩ×P2_Id)となり、ここで上記式(4)を参照することで、
∴P2_Id=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×(4×25kΩ×P2_Id-2.432V+0.7V)2
∴P2_Id≒11.2μA ≒ (1/4.28)×(P1_Id)
になり、MOSトランジスタP2(22)に流れる電流が、図3に示した従来の電流ミラー回路の構成例(その1)で電源Vddにノイズ電圧が入り、MOSトランジスタP2(72)のVddにのみVdd-0.1Vになった場合のP2_Id≒ (1/6)×(P1_Id)から大きく改善され、設計値である、P2_Id=(1/4)×(P1_Id)に近づいて出力部30に出力されることがわかる。
図2は、本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その2)を示す図である。
図2に示される電流ミラー回路の構成例(その2)は、NchMOSトランジスタのゲート電圧を同一にすることでbias電流を受け渡す電流ミラー回路(Nchミラー)50の構成を示すもので、GND(グランド:供給電源の低電位側)にそれぞれ抵抗R4(54)および抵抗R5(55)を介してソースが接続されたNchMOSトランジスタN1(51)及びN2(52)を有している。NchMOSトランジスタN1(51)のゲートとドレインおよびNchMOSトランジスタN2(52)のゲートは共通接続されている。NchMOSトランジスタN2(52)のドレインは電流ミラー回路(NchMOSミラー回路)50の出力端子となっている。図2の電流源表示された出力部53は、NchMOSトランジスタN2(52)のドレインが電流ミラー回路50の出力端子となっていて、ここから定電流(シンク電流)が出力されることを示している。GND(グランド)にノイズが入って一方のGND(グランド)側の電源電位が変動した場合でも、図1の電流ミラー回路(Pchミラー)20において電源Vddにノイズ電圧が入ってもPchMOSトランジスタP2のゲート・ソース間電圧Vgsの変動を抑えた場合と同様に、NchMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsの変動を抑えることができるので、その説明を割愛する。
図5は、上述した電流ミラー回路の構成例(その1)における本発明と従来例のミラー電流変動の比較例を示すグラフである。
具体的には、本発明の実施形態に係る半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)と従来の半導体集積回路で使用する電流ミラー回路の構成例(その1)とにおけるノイズ電圧が入った場合のミラー電流の変動の様子を示す比較例である。
詳しく説明すると、図5において、設定された座標軸に右肩上がりで示される直線y=P2_Id(μA)上の5点(丸印参照)のうち中心点(設計値)は、従来回路及び本発明回路の電源Vddに変動がない時のものである。
いま電源Vddに±0.1V(ここでVdd’=Vdd±0.1Vと置く)の変動が入ったものとした場合、最上位(Vdd+0.1Vの変動)と最下位(Vdd-0.1Vの変動)に示される交点(直線y=P2_Id(μA)と従来回路における算式によるグラフとの交点)は、従来回路におけるMOSトランジスタP2に印加される電源Vdd’におけるP2_Id電流の変動を示したものであり、その一方、本発明回路におけるP2_Id電流の変動は図5の楕円(破線)で囲まれた部分の中心点を除く上位(Vdd+0.1Vの変動)と下位(Vdd-0.1Vの変動)の2つの交点(直線y=P2_Id(μA)と本発明回路における算式によるグラフとの交点)に示され、本発明回路におけるP2_Id電流の変動の方が小さいことがわかるであろう。
これを式により順に説明すると、以下のようになる。すなわち、
図3に示した従来回路の場合、既述したように、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×((W/L)×n)×(P1_Vgs-Vth)2 (1)
ここで、P1_Vgs=P1_Vg-Vddであることから、(1)式は、下記のようになる。
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×((W/L)×n)×(P1_Vg-Vdd-Vth)2 (1’)
さらに、P1_Vg-Vdd<Vthから、
P1_Vg=Vdd+Vth-√{(P1_Id)/((1/2)×μp×Cox×(W/L)×n))} (1”)
また、
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vgs-Vth)2 (2)
ここで、P2_Vgs=P2_Vg-Vdd’、P2_Vg=P1_Vgであることから、(2)式は、下記のようになる。
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vg-Vdd’-Vth)2
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P1_Vg-Vdd’-Vth)2
P2_Id =(1/2)×μp×Cox×(W/L)×{(Vdd-Vdd’)-√((P1_Id)/((1/2)×μp×Cox×((W/L)×n))}2 (2’)
となる。
また図1に示した本発明回路の場合、既述したように、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×((W/L)×n)×(P1_Vgs-Vth)2 (1)
ここでP1_Vgs=P1_Vg-Vdd+R2×P1_Idであることから、(1)式は、下記のようになる。
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L×n)×(P1_Vg+R2×P1_Id-Vdd-Vth)2 (3)
また、P1_Vg-Vdd+R2×P1_Id<Vthから、
P1_Vg=Vdd-R2×P1_Id+Vth-{√(P1_Id)/((1/2)×μp×Cox×((W/L)×n))} (3”)
さらに、
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vgs-Vth)2 (2)
ここで、P2_Vgs=P2_Vg-Vdd’+R3×P2_Idであることから、(2)式は、下記のようになる。
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P2_Vg-Vdd’-Vth+R3×P2_Id)2 (2”)
ここで、P2_Vg=P1_Vg、R3×P2_Id=R2×n×P2_Idであることから、(2”)式は、下記のようになる。
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P1_Vg-Vdd’-Vth+R2×n×P2_Id)2 (5)
ここに上記した式(3”)を代入することで、
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×((Vdd-Vdd’)-{√(P1_Id)/((1/2)×μp×Cox×((W/L)×n))}+R2×(n×P2_Id-P1_Id))2 (5’)
上記の各式に、既述したのと同じ数値を代入すると、
従来回路の式(1’)では、
P1_Id=48μA=(1/2)×30μA/V2×((12μm/6μm)×4)×(P1_Vg-Vdd+0.7V)2
∴P1_Vg=Vdd-0.7V-√(48μA)/{(1/2)×30μA/V2×((2)×4)}
=Vdd-0.7V-√(48/120)
また式(2)を変形した式から、
P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×(P1_Vg-Vdd’-Vth)2
∴P2_Id=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×(P1_Vg-Vdd’-0.7V)2
=30μA/V2×{Vdd-Vdd’-√(48/120)}2
一方、本発明回路では、
上記式(3)に示した式より、
P1_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L×n)×(P1_Vg+R2×P1_Id-Vdd-Vth)2
具体的に上述の数値を代入すると、
P1_Id=48μA=(1/2)×30μA/V2×((12μm/6μm)×4)×(P1_Vg-Vdd+25kΩ×48μA+0.7V)2
∴P1_Vg=Vdd-25kΩ×48μA+0.7V-{√(48μA)/((1/2)×30μA/V2×((2)×4))}
=Vdd-25kΩ×48μA+0.7V-√(48/120)
また、上記式(5)より
∴P2_Id=(1/2)×μp×Cox×(W/L)×{P1_Vg-(Vdd’-R2×n×P2_Id+Vth)}2
=(1/2)×30μA/V2×(12μm/6μm)×{(P1_Vg-(Vdd’-25kΩ×4×P2_Id)-0.7V}2
=30μA/V2×{(Vdd-Vdd’-√(48/120))-25kΩ×48μA+25kΩ×4×P2_Id}2
以上より求めた値に基づき式(4)をグラフ表示すると、図5に示されるようになる。
図5から読取れることは、本発明回路の場合には、図1のPchMOSミラー回路20中に抵抗R2(23),R3(24)を挿入して上述した式(4)に示すように飽和電流式の2次の項に電流P2_Idを持ち込み、電流P2_Idの2次関数にすることで、電流P2_Idは図5のグラフの通りに2次関数の低減部分で値を採るため、従来回路に比べ、電源Vddが変動した時の電流P2_Idの変動量を小さくすることができる。
なお、bias電流生成回路10を構成するNPNトランジスタ12はNchMOSトランジスタに置き換えてもよい。NchMOSトランジスタのソース、ゲート、ドレインに対する接続を、それぞれNPNトランジスタ12のエミッタ、ベース、コレクタと同じ接続関係になるようにすれば、NPNトランジスタ12を使ったものと同じ機能を有するbias電流生成回路を構成することができる。
10 bias電流生成回路
11 Opamp(オペアンプ)
12 NPNトランジスタ
13 抵抗(R1)
20 PchMOSミラー回路
21 PchMOSトランジスタ(P1)
22 PchMOSトランジスタ(P2)
23 抵抗(R2)
24 抵抗(R3)
30,53 出力部(電流源表示)
50 NchMOSミラー回路
51 NchMOSトランジスタ(N1)
52 NchMOSトランジスタ(N2)
54 抵抗(R4)
55 抵抗(R5)

Claims (8)

  1. 供給電源の高電位側にそれぞれ第1及び第2の抵抗を介して第1PchMOSトランジスタ及び第2PchMOSトランジスタのソースを接続し、前記第1PchMOSトランジスタ及び第2PchMOSトランジスタのゲートを共通に接続して前記第1PchMOSトランジスタのドレインと接続し、前記第1PchMOSトランジスタのドレインに入力電流を流すことにより前記第2PchMOSトランジスタのドレインから前記入力電流に対し予め定められた電流比を有する出力電流を出力する第1のカレントミラー回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 供給電源の低電位(GND)側にそれぞれ第3及び第4の抵抗を介して第1NchMOSトランジスタ及び第2NchMOSトランジスタのソースを接続し、前記第1NchMOSトランジスタ及び第2NchMOSトランジスタのゲートを共通に接続して前記第1NchMOSトランジスタのドレインと接続し、前記第1NchMOSトランジスタのドレインに入力電流を流すことで前記入力電流に対し予め定められた電流比を有する電流を出力部から前記第2NchMOSトランジスタのドレインに引き込み、第2電流路を形成する第2のカレントミラー回路を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1に記載の第1のカレントミラー回路の出力電流を請求項2記載の第2のカレントミラー回路の入力電流とすることを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記第2PchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長に対する前記第1PchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長の比率がnのとき、前記第2の抵抗の抵抗値を前記第1の抵抗の抵抗値のn倍とすることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第2NchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長に対する前記第1NchMOSトランジスタのゲート幅/ゲート長の比率がmのとき、前記第4の抵抗の抵抗値を前記第3の抵抗の抵抗値のm倍とすることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体集積回路。
  6. 前記入力電流とする入力電圧に応じたバイアス電流を生成するバイアス電流生成回路を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  7. 前記バイアス電流生成回路は、
    NPNトランジスタと、供給電源の低電位(GND)側と前記NPNトランジスタのエミッタを接続する第5の抵抗と、出力端子及び反転入力端子がそれぞれ前記NPNトランジスタのベース及びエミッタに接続されるとともに非反転入力端子に入力電圧が入力されるオペアンプを有し、前記NPNトランジスタのコレクタ電流を前記バイアス電流とすることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 前記NPNトランジスタをNchMOSトランジスタに置き換えたことを特徴とする請求項7に記載の半導体集積回路。

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