JP2006050336A - 撮像装置、撮像制御方法およびプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影機会を逃さず、かつユーザの意図に沿った高画質な画像を撮像することが可能な操作性の高い撮像装置を提供する。
【解決手段】 シャッタレリーズボタンが半押しされると(タイミングT11)、撮像時に設定すべき最適な撮像条件を自動判定する自動調整処理を開始する。また、パターン1のように、その後に半押し状態が継続し、かつ自動調整処理により最適な撮像条件が判定された後のタイミングT14でシャッタレリーズボタンが全押しされた場合には、自動調整処理で最適と判定された撮像条件を適用した撮像画像が取り込まれ、記録される。また、パターン2のように、自動調整処理の完了前のタイミングT12でシャッタレリーズボタンが全押しされた場合や、パターン3のように、タイミングT11において半押しを経ずに全押しされた場合には、異なる撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込むオートブラケット撮影が実行される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置、および撮像制御方法およびプログラムに関し、特に、異なる撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込むオートブラケット機能と、最適な撮像条件を自動的に判定して撮像を行う撮像条件の自動調整機能とを備えた撮像装置、撮像制御方法およびプログラムに関する。
固体撮像素子を用いて画像を撮像するデジタルスチルカメラなどの撮像装置では、撮像時に焦点合わせや明るさ、色合いなどが適切となるように自動的に調整する機能を持っているものが多い。AF(Auto Focus)やAE(Auto Exposure)、AWB(Auto White Balance)などは代表的な自動調整機能であり、また、被写体が暗いときにのみ自動的にストロボを発光する機能なども一般的に搭載されている。
そして、従来の撮像装置には、半押しと全押しの2つの状態をとることができるシャッタレリーズボタンを用い、撮影者がシャッタレリーズボタンを半押ししたときに、上記自動調整機能によって制御値を求める動作を実行させるものがある。シャッタレリーズボタンを半押しした状態とすることは、「ハーフレリーズ」などと呼ばれる。このような撮像装置では、画像の撮像の際に、例えば以下のような手順がとられるものが多い。なお、ここではAF機能を例に挙げる。
まずシャッタレリーズボタンを半押しするとAF機能が作動し、フォーカスレンズが移動するとともに撮像画像を連続的に取り込み、取り込んだ信号から合焦度の評価値を求める。評価値が最大となるレンズ位置が合焦位置であり、その位置が求められてフォーカスレンズが移動すると、画面表示や音などで自動調整の完了を通知する。すると、ユーザがシャッタレリーズボタンを全押しすることで、焦点の合った撮像画像を記録媒体に記録することが可能となる。このような撮像装置では、ハーフレリーズ状態をとらずにシャッタレリーズボタンを即座に全押しした場合には、上記の自動調整機能をあらためて動作させずに、そのときの撮影条件のままで撮像信号を取り込み、記録媒体に記録することになる。あるいは、全押ししても、自動調整機能により最適な制御値が求められるまで、撮像画像が記録媒体に記録されないようにしたものもある。
ここで、上記のようにハーフレリーズ時に自動調整機能を作動させると、最適な撮影条件が求められるまでにはある程度の時間を要するため、撮影機会を逃してしまうという問題がある。また、自動調整技術の性能限界から、撮像装置側で最適とされた制御値が、撮影者の意図するものと異なってしまう場合があるという問題もある。従って、自動調整の高速化およびその調整性能の向上が、従来から要求されていた。
これらの問題を解決するために、シャッタレリーズボタンを1回押下したときに、撮影条件の異なる複数の画像を短時間に連続的に記録する、「オートブラケット」と呼ばれる機能を持つ撮像装置があった。オートブラケット機能として一般的なものとしては、AE機能を利用して露出調整量を変化させて撮像を行うものが知られている。このような機能により、ユーザは複数記録された画像を後から取捨選択できるので、撮影機会を逃すことなく、意図に沿った画像を得ることが可能であったが、その反面、記録媒体が無駄に利用されるという欠点があった。これに対して、例えばオートブラケットによりフォーカスレンズ位置を変えながら撮像した画像のそれぞれについて合焦評価値を算出し、その値が最も高い画像を自動選択して記録媒体に記録するようにしたデジタルカメラがあった(例えば、特許文献1参照)。
また、オートブラケット機能を持つ撮像装置では、オートブラケットによる撮像モードと、1枚ずつを撮像する通常の撮像モードを切り替え可能となっている。さらに、オートブラケット機能の作動時に複数種類の調整値を変化させたり、その組み合わせをユーザ操作に応じて設定可能とすることも考えられている。このような機能によって、よりユーザの意図に沿った画像を撮像することが可能となるが、その分ユーザの操作手順が増加して、操作性が悪化するという問題があった。これに対して、撮像画像を基にオートブラケット撮影の必要があるか否かを自動的に判別し、必要な場合にはオートブラケット撮影を行って撮影条件を変えた複数の画像を記録媒体に記録することで、操作性を向上させた電子スチルカメラがあった(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−135029号公報(段落番号〔0047〕〜〔0065〕、図3) 特開2001−8087号公報(段落番号〔0020〕〜〔0034〕、図1)
上述した通り、特許文献1に開示された技術のように、オートブラケットによる撮像画像のうち、撮影条件の最適なものを自動選択して記録媒体に記録することで、記録媒体を有効に利用できるとともに、撮影機会を逃さずにユーザにとって好ましい画像が得られる確率が高められる。また、オートブラケット時の撮影条件を細かく調整可能にすることで、ユーザの意図を反映しやすくなるし、上記の特許文献2に開示された技術のように、オートブラケット機能の要否を自動判別することで、さらにユーザの操作性を高めることができる。
しかし、記録媒体に残す画像を自動選択するための技術や、オートブラケット機能の要否を自動判別する技術は、基本的には上述したハーフレリーズ時における自動調整技術と同様のものであるため、ユーザの意図に合致しない画像が記録されてしまう可能性は残る。オートブラケット機能は、複数記録された画像の中からユーザにとって好ましいものをユーザ自身が撮像後に判別できるところが利点であって、上記の自動選別や自動判別が行われるとその利点が失われてしまう場合がある。
一方、オートブラケット機能を利用する場合には、通常、キー操作などにより動作モードの変更を行う必要がある。大多数のユーザは、通常の使用時には自動調整機能を作動させた動作モードで撮像を行い、必要に応じて動作モードを切り替え、オートブラケット機能を利用している。しかし、このような使用方法では、動作モードの切り替えを行う間に撮影機会を逃すということも多い。だからといって、オートブラケット機能を常時作動させていると、自動調整機能により適切な画像が得られる場合にも多くの画像が記録されてしまい、メモリ容量が無駄になるとともに、必要な画像を選別する手間も生じる。すなわち、従来の撮像装置では、ユーザが必要なときにオートブラケット機能を瞬時に利用できるだけの操作性が考えられておらず、オートブラケット機能による利点が生かされていなかったことが問題であった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、撮影機会を逃さず、かつユーザの意図に沿った高画質な画像を撮像することが可能な操作性の高い撮像装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、簡単な操作により、撮影機会を逃さず、かつユーザの意図に沿った高画質な画像を撮像することが可能とされた撮像制御方法を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、簡単な操作により、撮影機会を逃さず、かつユーザの意図に沿った高画質な画像を撮像することが可能とされた撮像制御プログラムを提供することである。
本発明では上記課題を解決するために、固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置において、ユーザの入力操作に応じてそれぞれ異なる入力信号を受信する第1および第2の入力受付手段と、撮像時に設定すべき最適な撮像条件を判定する撮像条件判定手段と、前記第1の入力受付手段による入力信号の受信時に前記撮像条件判定手段による判定動作を開始させ、当該入力信号が継続して受信され、かつ前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定された後に、前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、最適と判定された前記撮像条件を適用した撮像画像を取り込み、その他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、異なる前記撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込むように制御する撮像制御手段とを有することを特徴とする撮像装置が提供される。
このような撮像装置では、第1の入力受付手段による入力信号の受信時に、撮像条件判定手段による撮像条件の判定動作が開始され、その入力信号が継続して受信されている間は続行される。そして、この判定動作により最適な撮影条件が判定された後に、第2の入力受付手段により入力信号が受信されると、その最適な撮影条件を適用した撮像画像が取り込まれる。一方、これ以外の条件で第2の入力受付手段により入力信号が受信された場合、例えば、上記判定動作が完了する前にその入力信号が受信された場合、あるいは第1の入力受付手段により入力信号が受信されることなく第2の入力受付手段により入力信号が受信された場合には、異なる撮像条件を順次適用した複数の撮像画像が連続的に取り込まれる。
また、ユーザの入力操作のためのシャッタレリーズボタンを用いて、第2の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押しされたときに入力信号を受信し、第1の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押し時より浅い所定の位置まで押下されたときに入力信号を受信し、その所定の位置までの押下状態が保持されている間は入力信号を継続して受信するようにしてもよい。
また、本発明では、固体撮像素子を用いた画像の撮像動作を制御するための撮像制御方法において、第1の入力受付手段がユーザの入力操作に応じて入力信号を受信したときに、撮像条件判定手段が、撮像時に設定すべき最適な撮像条件を判定する判定動作を開始する第1のステップと、前記第1のステップから前記第1の入力受付手段が入力信号を継続して受信し、かつ前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定された後に、第2の入力受付手段が前記第1の入力受付手段とは異なる入力信号をユーザの入力操作に応じて受信した場合に、撮像制御手段が、前記第1のステップで最適と判定された前記撮像条件を適用した撮像画像を取り込む第2のステップと、前記第2のステップとは異なる他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、前記撮像制御手段が、異なる前記撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込む第3のステップとを含むことを特徴とする撮像制御方法が提供される。
このような撮像制御方法では、第1のステップにおいて、第1の入力受付手段による入力信号の受信時に、撮像条件判定手段による撮像条件の判定動作が開始され、その入力信号が継続して受信されている間は続行される。そして、第2のステップでは、上記判定動作により最適な撮影条件が判定された後に、第2の入力受付手段により入力信号が受信されると、その最適な撮影条件を適用した撮像画像が取り込まれる。一方、第3のステップでは、これ以外の条件で第2の入力受付手段により入力信号が受信された場合、例えば、上記判定動作が完了する前にその入力信号が受信された場合、あるいは第1の入力受付手段により入力信号が受信されることなく第2の入力受付手段により入力信号が受信された場合には、異なる撮像条件を順次適用した複数の撮像画像が連続的に取り込まれる。
また、ユーザの入力操作のためのシャッタレリーズボタンを用いて、第2の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押しされたときに入力信号を受信し、第1の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押し時より浅い所定の位置まで押下されたときに入力信号を受信し、その所定の位置までの押下状態が保持されている間は入力信号を継続して受信するようにしてもよい。
本発明によれば、例えばシャッタレリーズボタンの半押しおよび全押しの操作などを用いて、第1および第2の入力受付手段へ入力信号を与えるタイミングをユーザの入力操作に応じて調整することで、撮像条件判定手段により判定された最適な撮像条件を適用した撮像画像を取り込む動作モードと、撮像条件を変えた複数の撮像画像をすべて取り込む動作モードとを切り替えることができる。従って、前者の動作モードでは意図通りの撮像画像が得られないとユーザが判断したときに、動作モードの切り替え操作などを行わずに即座に後者の動作モードでの撮像を実行して、撮像条件の異なる複数の撮像画像を取り込むことができるので、撮像機会を逃さず、かつユーザにとってより適切な画質の撮像画像を得ることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態に係るデジタルスチルカメラの全体構成を示すブロック図である。
図1に示すデジタルスチルカメラは、光学ブロック11、アナログフロントエンド(AFE)処理回路12、カメラ信号処理回路13、エンコーダ/デコーダ14、システム制御部15、入力I/F(インタフェース)16、グラフィックI/F17、ディスプレイ17a、およびR/W(リーダ/ライタ)18を具備する。また、システム制御部15にはさらに、フォーカス検波器19が接続されている。
光学ブロック11は、複数枚のレンズとその移動機構を含むレンズ機構部111、アイリスやシャッタ、およびそれらの駆動機構を含む露光機構部112、固体撮像素子の一つとしてのCCD(Charge Coupled Device)113を具備する。また、レンズ機構部111、露光機構部112およびCCD113をそれぞれ駆動するためのレンズドライバ114、露光制御ドライバ115およびタイミングジェネレータ(TG)116が設けられている。
この光学ブロック11では、レンズ機構部111および露光機構部112を含む光学系を通過した被写体からの反射光がCCD113により受光されて光電変換される。なお、固体撮像素子としてはCCDの他に、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどが用いられてもよい。
レンズドライバ114および露光制御ドライバ115は、システム制御部15の制御の下で、レンズ機構部111および露光機構部112の動作をそれぞれ制御する。TG116は、システム制御部15の制御の下で、CCD113に対してタイミング信号を供給し、その駆動タイミングを制御する。また、このタイミング信号はAFE処理回路12に対しても供給される。
AFE処理回路12は、CCD113から出力されたアナログ画像信号に対して、CDS(Correlated Double Sampling)処理によりS/N(Signal/Noise)比を良好に保つようにサンプルホールドを行い、さらにAGC(Auto Gain Control)処理により利得を制御し、A/D変換を行ってデジタル画像信号を出力する。なお、AFE処理回路12は、TG116からのタイミング信号に従って動作し、またAGC処理のゲインなどはシステム制御部15から与えられる。
カメラ信号処理回路13は、システム制御部15の制御の下で、AFE処理回路12からの画像信号に対して、ホワイトバランス調整処理、色補正処理、AE処理などのカメラ信号処理を施す。
エンコーダ/デコーダ14は、カメラ信号処理回路13からの画像信号に対して、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式などの所定の静止画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。また、システム制御部15から供給された静止画像の符号化データを伸張復号化処理する。
システム制御部15は、例えば、CPU、ROM、RAMなどから構成されるマイクロコントローラであり、入力I/F16からの制御信号に応じて、ROMなどに記憶されたプログラムを実行することにより、デジタルスチルカメラの各部を統括的に制御する。また、本実施の形態では特に、フォーカス検波器19からのフォーカス評価値に基づいてレンズドライバ114に制御信号を与え、レンズ機構部111内のフォーカスレンズを移動させるAF処理を実行する。
入力I/F16は、例えばシャッタレリーズボタン16aなどの各種操作キーやレバー、ダイヤルなどにより構成され、ユーザによる入力操作に応じた制御信号をシステム制御部15に出力する。本実施の形態では特に、シャッタレリーズボタン16aは、半押し状態および全押し状態を個別にシステム制御部15に対して通知するようにされている。
グラフィックI/F17は、システム制御部15から供給された信号から、ディスプレイ17aに表示させるための画像信号を生成して、この信号をディスプレイ17aに供給し、画像を表示させる。ディスプレイ17aは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などからなり、撮像中のカメラスルー画像やメモリカード18aに記録されたデータに基づく再生画像などを表示する。
R/W18には、撮像により生成された画像データなどを記録する記録媒体として、可搬型のフラッシュメモリからなるメモリカード18aが着脱可能に接続される。R/W18は、システム制御部15から供給されたデータをメモリカード18aに書き込み、また、メモリカード18aから読み出したデータをシステム制御部15に出力する。なお、記録媒体としては、他に、例えば書き込み可能な光ディスクやHDD(ハードディスクドライブ)などが用いられてもよい。
フォーカス検波器19は、AFE処理回路12からの出力画像信号を基に、AF処理のためのフォーカス評価値を算出してシステム制御部15に供給する。このフォーカス検波器19は、入力信号のうちの主に高周波成分を検出するハイパスフィルタ(HPF)あるいはバンドパスフィルタ(BPF)などと、検出された高周波成分を画面単位で積算してフォーカス評価値とするための積分回路を具備する。
ここで、上記のデジタルスチルカメラにおける撮像時の基本的な動作について説明する。まず、静止画像の撮像時の動作について説明する。
静止画像の撮像前には、CCD113によって受光されて光電変換された信号が、順次AFE処理回路12に供給される。AFE処理回路12は、入力信号に対してCDS処理、AGC処理を施し、さらにデジタル信号に変換する。カメラ信号処理回路13は、AFE処理回路12から供給されたデジタル画像信号を画質補正処理し、カメラスルー画像の信号として、システム制御部15を介してグラフィックI/F17に供給する。これにより、カメラスルー画像がディスプレイ17aに表示され、ユーザはディスプレイ17aを見て画角合わせを行うことが可能となる。
この状態で、入力I/F16のシャッタレリーズボタン16aが押下されると、システム制御部15は、露光制御ドライバ115やTG116に制御信号を出力してシャッタを動作させる。これによりCCD113からは、1フレーム分の画像信号が出力される。なお、このとき、システム制御部15は、フォーカス検波器19からのフォーカス評価値や、カメラ信号処理回路13におけるAE処理などの結果に応じて、レンズドライバ114、露光制御ドライバ115およびTG116に対して制御信号を出力し、これにより合焦状態や露光時間、露光量が適切になるように制御される。
カメラ信号処理回路13は、CCD113からAFE処理回路12を介して供給された1フレーム分の画像信号に画質補正処理を施し、処理後の画像信号をエンコーダ/デコーダ14に供給する。エンコーダ/デコーダ14は、入力された画像信号を圧縮符号化し、生成した符号化データを、システム制御部15を介してR/W18に供給する。これにより、撮像された静止画像のデータファイルがメモリカード18aに記憶される。
一方、メモリカード18aに記憶された静止画像ファイルを再生する場合には、システム制御部15は、入力I/F16からの操作入力に応じて、選択された静止画像ファイルをメモリカード18aからR/W18を介して読み込み、エンコーダ/デコーダ14に供給して伸張復号化処理を実行させる。復号化された画像信号はシステム制御部15を介してグラフィックI/F17に供給され、これによりディスプレイ17aに静止画像が再生表示される。
ところで、このデジタルスチルカメラは、上述したAE処理やAF処理、AWB処理など、撮像条件の最適制御値を自動的に判別してその値を適用した撮像画像を取り込む自動調整機能と、撮像条件の制御値を変化させた複数の撮像画像を連続的に取り込むオートブラケット機能とを備えている。これらの各機能を備えた従来のデジタルスチルカメラでは、動作モードを切り替えることで各機能を切り替えて利用するようにしていた。これに対して、本実施の形態では、以下で説明するように、シャッタレリーズボタン16aの半押しおよび全押しのタイミングに応じて、自動調整機能の作動中でもオートブラケット機能を即座に作動させることが可能な「自動切り替えモード」を設け、この動作モードにより、ユーザの操作性を高めつつ、ユーザの意図に沿った高画質の画像をより高い確率で撮像することが可能なようにする。
図2は、自動切り替えモードにおける入力操作に応じたカメラ側の動作の概要を示す図である。
図2では、シャッタレリーズボタン16aを用いた典型的な3つのパターンの入力操作を想定して、そのときのデジタルビデオカメラ内の動作について説明した図である。パターン1および2に示すように、シャッタレリーズボタン16aの半押しが開始されると(タイミングT11)、AE処理やAF処理などの自動調整処理が開始される。また、そのまま半押し状態が継続している間は、自動調整処理が続行される。
例えばAE処理やAWB処理などでは、1フレーム分(あるいは1フィールド分)の撮像画像を取り込み、カメラ信号処理回路13やシステム制御部15の処理により、取り込んだ撮像画像の信号成分を解析して、露光機構部112のアイリス開度や、光学シャッタのシャッタ速度あるいはCCD113による露光時間、AFE処理回路12のAGCによるゲイン量、カメラ信号処理回路13における信号成分の補正量などの最適制御値を算出する。また、ストロボ発光量の調整処理では、ストロボの予備発光を行って取り込んだ撮像画像などを基に同様な最適制御値を算出する。さらに、AF処理では、後述するように、フォーカスレンズの位置を段階的に変化させて、その都度撮像画像を取り込んでフォーカス検波器19により検波し、最適なレンズ位置を判別する。このように、自動調整処理にはある程度の時間が必要であり、図2ではタイミングT11〜T13までがその時間に相当する。
ここで、パターン1のように、半押し状態となってから、自動調整処理により最適制御値を算出するのに十分な時間が経過した後に、シャッタレリーズボタン16aが全押しされた場合には(タイミングT14)、その最適制御値を適用して撮像を行い、撮像画像を取り込んでメモリカード18aに記録する。例えば、最適制御値が算出されたときには、算出処理が完了したことを表示や音声出力などでユーザに通知してもよく、この場合にはユーザは、最適制御値が算出されたことを確認してからシャッタレリーズボタン16aを全押しすることができるので、自動調整機能を作動させた撮像動作を明示的に実行させることができる。
また、上記以外の条件でシャッタレリーズボタン16aを全押しした場合の動作が、パターン2および3となる。パターン2では、タイミングT11を起点に半押し状態とした後、自動調整機能によって最適制御値が算出されるより前に、シャッタレリーズボタン16aが全押しされている(タイミングT12)。すると、デジタルスチルカメラは、自動調整処理を中断して、オートブラケット機能を作動させ、撮像条件の制御値を順次変化させながら、その都度撮像した画像をメモリカード18aに記録していく。
また、パターン3では、タイミングT11において、シャッタレリーズボタン16aを半押しすることなく、いきなり全押しした場合を示しており、この場合には即座にオートブラケット機能を作動させて、撮像条件を変えた複数の撮像画像をメモリカード18aに記録していくようにする。
以上のパターン2および3の動作によれば、自動調整機能により意図通りの撮像画像が得られる可能性が低いとユーザが判断した場合には、従来のように動作モードを切り替えるための入力操作を行うことなく、シャッタレリーズボタン16aを全押しするだけで即座にオートブラケット撮影を実行させることができる。このため、ユーザは積極的にオートブラケット機能を利用して、意図に沿った適切な画質の撮像画像をより高い確率で得ることができるようになり、撮影機会を逃すこともなくなる。また、必要なときだけオートブラケット機能を作動させるので、記録に必要となる記録媒体の容量も抑制される。
次に、このような自動切り替えモードを用いた撮像動作について具体的に説明する。以下の説明では例として、オートブラケット時に変化させる調整値としてフォーカスレンズ位置の制御値を適用した、いわゆるフォーカスブラケットを行うものとする。
まず、AF処理時の基本的な動作について説明する。図3は、AF処理時に検出されるフォーカス評価値について説明するためのグラフである。
例えばシャッタレリーズボタン16aが半押しされることなどに応じてAF処理が実行されると、システム制御部15の制御により、レンズ機構部111のフォーカスレンズが複数の位置に移動されてその位置ごとに撮像画像が取り込まれ、フォーカス検波器19に入力される。フォーカス検波器19では、各画像からフォーカス評価値を算出して、システム制御部15に出力する。
図3の例では、フォーカスレンズのとり得る位置を、ワイド端からテレ端までの間でFLpos1〜FLpos8の8段階に分割することで、合焦位置の十分な検出精度が得られるものとしている。そして、各段階においてフォーカス検波器19で算出されたフォーカス評価値の例をグラフにより示しており、この例ではFLpos4におけるフォーカス評価値が最も高くなっている。システム制御部15は、これらのフォーカス評価値からFLpos4が合焦位置であると判断して、その位置にフォーカスレンズを移動させ、あらためて画像を撮像させてメモリカード18aに記録させる。これにより、ピントのずれのない画像が自動的に記録される。
なお、AF処理時には、この例のようにワイド端からテレ端までの全領域についてフォーカス評価値が算出されなくてもよく、例えば直前のAF処理により求められたフォーカスレンズ位置を中心として一部の領域でのみ、フォーカス評価値を算出するようにしてもよい。
また、フォーカスブラケットの実行時には、シャッタレリーズボタン16aが押下(全押し)されると、上記のFLpos1〜FLpos8の全段階における撮像画像を、すべてメモリカード18aに記録する。これにより、ユーザは後からメモリカード18aに記録されたこれらの画像を表示あるいは印刷するなどして確認し、自分の意図に沿った画像を選択することができる。あるいは、シャッタレリーズボタン16aの押下後、全段階における撮像画像を装置内の図示しないバッファメモリに一旦記録し、それらの画像をディスプレイ17aに表示してユーザに確認させ、ユーザの操作により必要な画像のみをメモリカード18aに記録させるようにしてもよい。
そして、本実施の形態では、以下で説明するように、自動切り替えモードにより、AF機能とフォーカスブラケット機能とをシャッタレリーズボタンの半押しおよび全押しのタイミングに応じて切り替えることが可能なようにする。
図4は、フォーカスブラケット機能を動作させないように制御する場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
図4において、タイミングT21において、シャッタレリーズボタン16aが半押しされ、その状態が継続されると、システム制御部15は、FLpos1から順にフォーカスレンズを移動させて、撮像画像をその都度取り込んでフォーカス検波器19に供給し、フォーカス評価値を取得する。このような動作によりFLpos1〜FLpos8のすべての位置における検波が終了すると、システム制御部15はその中からフォーカス評価値の最も高い位置を合焦位置と判別して、フォーカスレンズをその位置に移動させる。これとともに、合焦位置の検出動作が完了したことを、例えばディスプレイ17a上にアイコンで表示したり、何らかの音を発生させることなどによりユーザに通知する(タイミングT22)。
その後、シャッタレリーズボタン16aの半押し状態が解除されることなく、タイミングT23においてユーザが全押しした場合には、システム制御部15は、フォーカスレンズを合焦位置(本実施の形態ではFLpos4)に移動させたときの撮像画像を、カメラ信号処理回路13やエンコーダ/デコーダ14での処理後に、R/W18を通じてメモリカード18aに記録させる。
このように、AF処理により適切なレンズ位置を検出し得る時間以上に半押し状態が継続した後、全押しされた場合には、AF処理に基づく制御値を利用した撮像画像のみをメモリカード18aに記録する。ユーザは、検出が完了した上記のタイミングT22において検出が完了したことを確認した後、シャッタ操作を行うことが可能である。
図5は、半押しが行われずに全押しされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
図5の例では、タイミングT31において、シャッタレリーズボタン16aがいきなり全押しされる。このとき、システム制御部15の制御により、同様にFLpos1〜FLpos8のすべてのレンズ位置での撮像画像が順次取り込まれるが、それらの画像をすべてメモリカード18aに記録するようにする。
図6は、ごく短時間だけ半押し状態とされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
図6の例では、タイミングT41において、シャッタレリーズボタン16aが半押しされてその状態が継続されると、システム制御部15の制御により、レンズ位置をFLpos1から順に移動させたときのフォーカス評価値が算出されて、システム制御部15に供給される。ここで、すべてのレンズ位置での検波に基づく検出動作が完了していないタイミングT42において、シャッタレリーズボタン16aが全押しされると、システム制御部15は、再びレンズ位置をFLpos1に戻し、すべてのレンズ位置(FLpos1〜FLpos8)についての撮像画像をメモリカード18aに記録させる。
このように、本実施の形態では、AF処理による最適なレンズ位置を検出してユーザに完了通知が行われるまでシャッタレリーズボタン16aの半押し状態が継続された後に、全押しされた場合には、検出されたレンズ位置での撮像画像のみをメモリカード18aに記録し、それ以外の条件では自動的にフォーカスブラケット機能を作動させて、すべてのレンズ位置での撮像画像をメモリカード18aに記録する。
図7は、自動切り替えモードで画像を撮像する際のシステム制御部15の処理の流れを示すフローチャートである。
〔ステップS101〕シャッタレリーズボタン16aの押下状態を判定し、半押しされた場合はステップS102に進み、全押しされた場合はステップS113に進む。また、押下されていなかった場合は、その後一定時間間隔で押下状態の判定を繰り返す。
〔ステップS102〕レンズドライバ114に対する制御値を基に、現在のフォーカスレンズの位置を、FLposDRとして一時的に記憶する。
〔ステップS103〕レンズドライバ114を制御して、フォーカスレンズを初期位置(FLpos1)に移動させる。
〔ステップS104〕撮像画像をフォーカス検波器19に取り込み、フォーカス評価値を算出させて、その値を取得する。
〔ステップS105〕シャッタレリーズボタン16aの押下状態を判定する。半押し状態が継続していた場合にはステップS106に進み、全押しされた場合にはステップS113に進む。また、元の位置に戻された場合には、ステップS114に進む。
〔ステップS106〕レンズドライバ114を制御して、フォーカスレンズを、規定された次の位置に移動させる。
〔ステップS107〕撮像画像をフォーカス検波器19に取り込み、フォーカス評価値を算出させて、その値を取得する。
〔ステップS108〕フォーカスレンズを規定されたすべての位置に移動させて検波を行ったか否かを判定する。すべての位置についての検波を終了した場合はステップS109に進み、終了していない場合はステップS105に戻り、再びシャッタレリーズボタン16aの押下状態を判定する。
以上のステップS103〜S108では、シャッタレリーズボタン16aが半押しされ続けている間、FLpos1〜FLpos8のすべてにフォーカスレンズを移動させて、その都度画像を撮像し、フォーカス評価値を算出していく。
〔ステップS109〕すべてのフォーカスレンズ位置についてのフォーカス評価値から最大のものを選択し、対応するレンズ位置にフォーカスレンズを移動させる。
〔ステップS110〕検出が完了したことを示すアイコンをディスプレイ17aに表示させる。これにより、検出が完了したことがユーザに通知される。
〔ステップS111〕シャッタレリーズボタン16aの押下状態を判定する。半押し状態が継続していた場合には、その後一定時間ごとに押下状態の判定を繰り返し、全押しされた場合にはステップS112に進む。また、元の位置に戻された場合には、ステップS114に進む。
〔ステップS112〕ステップS109の処理によるフォーカスレンズの位置状態で画像を撮像し、カメラ信号処理およびエンコード処理を施した画像データをメモリカード18aに記録する。これにより、AF処理により判別された最適なフォーカスレンズ位置での撮像画像が記録される。
〔ステップS113〕ステップS101およびS105で、シャッタレリーズボタン16aが全押しされた場合には、フォーカスブラケット機能を作動させる。すなわち、フォーカスレンズを規定されたすべての位置(FLpos1〜FLpos8)に順次移動させ、その都度画像を撮像する。各撮像画像にはカメラ信号処理およびエンコード処理を施し、処理後の画像データをメモリカード18aに記録する。これにより、各フォーカスレンズ位置での撮像画像がすべて記録される。
〔ステップS114〕ステップS105およびS111で、シャッタレリーズボタン16aが半押し状態から元の位置に戻された場合には、ステップS102において記憶しておいた位置(FLposDR)にフォーカスレンズを移動させる。すなわち、FLpos1〜FLpos8のすべてのレンズ位置でのフォーカス評価値の算出が完了する前に、シャッタレリーズボタン16aが戻された場合には、フォーカスレンズを半押し開始直前の位置に戻す。そして、ステップS101に戻り、その後のシャッタレリーズボタン16aの押下状態を監視する。
なお、上記の処理では、AF処理時とフォーカスブラケット機能の作動時では、ともに同じフォーカスレンズ位置での撮像を行うようにしたが、フォーカスブラケット時に記録する画像の枚数を少なくしてメモリ容量を節約するために、ステップS113では移動させるフォーカスレンズ位置の数を少なくして、フォーカスレンズの移動範囲を限定してもよい。
以上の実施の形態では、AF処理による最適なレンズ位置を検出してユーザに完了通知が行われるより前に全押しされた場合や、半押し状態を経ずに全押しされた場合には、自動的にフォーカスブラケット機能を作動させて、すべてのレンズ位置での撮像画像をメモリカード18aに記録する。これにより、従来と比較して、簡単な操作でよりユーザの意図に沿った画像を得ることが可能となる。
例えば、AF処理が完了する前にシャッタレリーズボタン16aが全押しされた場合には、撮影機会を逃さないようにユーザがシャッタ操作を急いだものと想定できるので、AF処理を中断して撮像画像を即座にメモリカード18aに記録するようにし、しかもフォーカスブラケット機能により複数のレンズ位置での撮像画像を記録して、最適なものを後にユーザが選択可能なようにする。これにより、撮影機会を逃すことなく、高画質の画像を撮像することができる。
また、ユーザは例えばAF処理での撮像により適切な画像が得られる可能性が低いと判断したときなどに、即座に全押しすることで、動作モードを変える操作入力を行うことなく、明示的にフォーカスブラケット機能を作動させることが可能である。また、AF処理が完了してフォーカスレンズ位置が自動調整された状態(フォーカスロック状態)でも、シャッタレリーズボタン16aを戻して即座に全押しするだけでフォーカスブラケット機能を作動させることができる。従って、その操作性の高さからフォーカスブラケット機能をより積極的に利用することができ、ユーザの意図に沿ったより適切な画像を撮像することが可能となる。
≪別の実施の形態≫
ところで、上記の実施の形態では、フォーカスブラケット機能の作動時にはすべてのフォーカスレンズ位置での撮像画像をメモリカード18aに記録するようにしていた。しかし、一旦記録したこれらの撮像画像からフォーカス評価値を算出して、その値が最も高いものだけを残すことも可能である。
以下、この場合の動作について説明するが、シャッタレリーズボタン16aの半押し開始後、フォーカス評価値の最大値を算出してユーザに完了通知を行った後に全押しされた場合には、図4と同様の動作が実行される。
図8は、本実施の形態において、半押しが行われずに全押しされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
図8の例では、タイミングT51において、シャッタレリーズボタン16aが半押し状態を経ることなく、全押しされる。このとき、システム制御部15の制御により、FLpos1〜FLpos8のすべてのレンズ位置での撮像画像が順次取り込まれ、それらの画像をすべて図示しないバッファメモリあるいはメモリカード18aに一時的に記録する。また、これらの各画像はフォーカス検波器19にも供給してその都度フォーカス評価値を算出させる。そして、システム制御部15は算出されたフォーカス評価値から最大値を抽出して、一時記録しておいた画像の中からこの最大値に対応する画像のみをメモリカード18aに記録して残す。
図9は、本実施の形態において、ごく短時間だけ半押し状態とされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
図9の例では、タイミングT61において、シャッタレリーズボタン16aが半押しされてその状態が継続されると、レンズ位置をFLpos1から順に移動させたときのフォーカス評価値が算出される。ここで、すべてのレンズ位置での検波に基づく検出動作が完了していないタイミングT62において、シャッタレリーズボタン16aが全押しされると、フォーカスレンズは再びFLpos1の位置に戻され、すべてのレンズ位置(FLpos1〜FLpos8)について撮像を実行する。各撮像信号は図示しないバッファメモリあるいはメモリカード18aに一時的に記録するとともに、フォーカス検波器19に供給してフォーカス評価値を算出させる。そして、フォーカス評価値が最大となった撮像画像のみを、メモリカード18aに記録して残すようにする。
なお、図8および図9の動作ではともに、シャッタレリーズボタン16aが全押しされた後には、FLpos1〜FLpos8での全撮像画像を一旦メモリカード18aに記録した後、そのメモリカード18aから各撮像画像を読み出してフォーカス検波器19で検波し、フォーカス評価値の最大値を求めるようにしてもよい。あるいは、FLpos1〜FLpos8での各撮像画像のメモリカード18aまたはバッファメモリへの一時記録と、フォーカス検波器19での検波とを並行して実行してもよい。
以上の実施の形態では、AF処理による最適なレンズ位置の検出完了前に全押しした場合や、半押しを経ずに全押しした場合にも、AF処理で最適と判断されたレンズ位置での撮像画像のみをメモリカード18aに残すことができる。また、半押し後のAF処理では検出が完了するまでにある程度の時間を要するので、その間の撮像画像を残すことができないが、本実施の形態では、AF処理中にも全押しすればその時点から撮像画像の記録が開始されるので、撮影機会を逃すことがなくなる。これとともに、記録媒体への記録枚数を減少させて、その記録領域を有効に利用することができる。
さらに、上記の図8および図9において、全押し後の撮像画像のうち、フォーカス評価値の大きい順に数枚のものをメモリカード18aに残すようにしてもよい。これにより、AF処理で最適と検出されたレンズ位置が、実際の合焦位置とずれている場合などにも、その位置に近いレンズ位置での撮像画像を残してその後に最適なものを選択することができるので、より高画質な画像を得ることができる。
なお、以上の各実施の形態では、AF機能とオートブラケット機能とを切り替えるために、シャッタレリーズボタン16aの半押しおよび全押しのタイミングを利用したが、これ以外の方法も考えられる。例えば、シャッタレリーズボタン16aの半押し機能を独立した別のボタンに割り当てることで実現される。ここでは、この別のボタンを自動調整作動ボタンと呼称し、シャッタレリーズボタン16aに指を添えた状態で他の指で押下することが可能なように、この自動調整作動ボタンを配置する。
ここで、上記各実施の形態において半押し時、全押し時にシステム制御部15が受信する制御信号をそれぞれ第1制御信号、第2制御信号とすると、第1制御信号を半押し動作の代わりに自動調整作動ボタンの押下により発生させることとする。これにより、ユーザは、自動調整作動ボタンを十分長い時間押下し続けた後にシャッタレリーズボタン16aを押下(全押し)すると、自動調整機能により最適と判別された画像を撮像することができる。また、自動調整作動ボタンを押下した後、短時間でシャッタレリーズボタン16aを押下した場合や、シャッタレリーズボタン16aのみを押下した場合には、オートブラケット機能を作動させることができる。
なお、上記の各実施の形態では、本発明をデジタルスチルカメラに適用した場合について説明したが、これ以外に例えば、静止画像の撮像機能を備えたデジタルビデオカメラなどの撮像装置、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などにも適用することができる。
また、外部の撮像素子が接続されて、その撮像素子による撮像動作を制御して、撮像画像を取り込むことが可能なパーソナルコンピュータなどの情報処理機器にも本発明を適用することが可能である。その場合、上記のデジタルスチルカメラが有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そして、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録された光ディスクなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送される毎に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
実施の形態に係るデジタルスチルカメラの全体構成を示すブロック図である。 自動切り替えモードにおける入力操作に応じたカメラ側の動作の概要を示す図である。 AF処理時に検出されるフォーカス評価値について説明するためのグラフである。 フォーカスブラケット機能を動作させないように制御する場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。 半押しが行われずに全押しされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。 ごく短時間だけ半押し状態とされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。 自動切り替えモードで画像を撮像する際のシステム制御部の処理の流れを示すフローチャートである。 別の実施の形態において、半押しが行われずに全押しされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。 別の実施の形態において、ごく短時間だけ半押し状態とされた場合の動作の概要を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
11……光学ブロック、12……AFE処理回路、13……カメラ信号処理回路、14……エンコーダ/デコーダ、15……システム制御部、16……入力I/F、16a……シャッタレリーズボタン、17……グラフィックI/F、17a……ディスプレイ、18……R/W、18a……メモリカード、19……フォーカス検波器、111……レンズ機構部、112……露光機構部、113……CCD、114……レンズドライバ、115……露光制御ドライバ、116……TG

Claims (13)

  1. 固体撮像素子を用いて画像を撮像する撮像装置において、
    ユーザの入力操作に応じてそれぞれ異なる入力信号を受信する第1および第2の入力受付手段と、
    撮像時に設定すべき最適な撮像条件を判定する撮像条件判定手段と、
    前記第1の入力受付手段による入力信号の受信時に前記撮像条件判定手段による判定動作を開始させ、当該入力信号が継続して受信され、かつ前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定された後に、前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、最適と判定された前記撮像条件を適用した撮像画像を取り込み、その他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、異なる前記撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込むように制御する撮像制御手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第2の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押しされたときに入力信号を受信し、
    前記第1の入力受付手段は、前記シャッタレリーズボタンが全押し時より浅い所定の位置まで押下されたときに入力信号を受信し、前記所定の位置までの押下状態が保持されている間は入力信号を継続して受信することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の入力受付手段によって入力信号が継続して受信されている間に前記撮像条件判定手段により最適な前記撮像条件が判定されたときに、前記判定動作が完了したことを表示手段または音声出力手段の少なくとも一つによりユーザに通知する判定完了通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記撮像制御手段は、前記その他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、異なる前記撮像条件により取り込んだ複数の撮像画像をすべて記録媒体に記録させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記撮像制御手段は、前記その他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、異なる前記撮像条件により取り込んだ複数の撮像画像を基にして前記撮像条件判定手段による前記判定動作を実行させ、最適と判定された前記撮像条件が適用された撮像画像のみを選択して記録媒体に記録させることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記撮像条件として、露光量、合焦位置、ストロボ光量、ホワイトバランス調整量の少なくとも一つの制御値を適用したことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記撮像条件として前記合焦位置の制御値を適用した場合、前記撮像条件判定手段は、フォーカスレンズを複数の異なる位置に移動させてその都度撮像画像を取り込み、取り込んだ撮像画像を基に最適な前記フォーカスレンズの位置を判定し、前記判定動作が完了する前に前記第2の入力受付手段が入力信号を受信したときは、その時点から再度前記フォーカスレンズを前記複数の異なる位置のすべてに移動させて撮像画像を取り込むように制御することを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 固体撮像素子を用いた画像の撮像動作を制御するための撮像制御方法において、
    第1の入力受付手段がユーザの入力操作に応じて入力信号を受信したときに、撮像条件判定手段が、撮像時に設定すべき最適な撮像条件を判定する判定動作を開始する第1のステップと、
    前記第1のステップから前記第1の入力受付手段が入力信号を継続して受信し、かつ前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定された後に、第2の入力受付手段が前記第1の入力受付手段とは異なる入力信号をユーザの入力操作に応じて受信した場合に、撮像制御手段が、前記第1のステップで最適と判定された前記撮像条件を適用した撮像画像を取り込む第2のステップと、
    前記第2のステップとは異なる他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、前記撮像制御手段が、異なる前記撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込む第3のステップと、
    を含むことを特徴とする撮像制御方法。
  9. 前記第2の入力受付手段は、シャッタレリーズボタンが全押しされたときに入力信号を受信し、
    前記第1の入力受付手段は、前記シャッタレリーズボタンが全押し時より浅い所定の位置まで押下されたときに入力信号を受信し、前記所定の位置までの押下状態が保持されている間は入力信号を継続して受信するようにしたことを特徴とする請求項8記載の撮像制御方法。
  10. 前記第2のステップでは、前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定されたときに、前記判定動作が完了したことを表示手段または音声出力手段の少なくとも一つによりユーザに通知することを特徴とする請求項8記載の撮像制御方法。
  11. 前記第2のステップでは、前記撮像制御手段は、前記他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、異なる前記撮像条件により取り込んだ複数の撮像画像をすべて記録媒体に記録させることを特徴とする請求項8記載の撮像制御方法。
  12. 前記第2のステップでは、前記撮像制御手段は、前記他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合に、異なる前記撮像条件により取り込んだ複数の撮像画像を基にして前記撮像条件判定手段による前記判定動作を実行させ、最適と判定された前記撮像条件が適用された撮像画像のみを選択して記録媒体に記録させることを特徴とする請求項8記載の撮像制御方法。
  13. 固体撮像素子を用いた画像の撮像動作の制御処理をコンピュータに実行させる撮像制御プログラムにおいて、
    ユーザの入力操作に応じてそれぞれ異なる入力信号を受信する第1および第2の入力受付手段、
    撮像時に設定すべき最適な撮像条件を判定する撮像条件判定手段、
    前記第1の入力受付手段による入力信号の受信時に前記撮像条件判定手段による判定動作を開始させ、当該入力信号が継続して受信され、かつ前記判定動作により最適な前記撮像条件が判定された後に、前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、最適と判定された前記撮像条件を適用した撮像画像を取り込み、その他の条件で前記第2の入力受付手段が入力信号を受信した場合には、異なる前記撮像条件を順次適用した複数の撮像画像を連続的に取り込むように制御する撮像制御手段、
    として前記コンピュータを機能させることを特徴とする撮像制御プログラム。
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