JP2006036658A - 嫌食性ペットハウス用殺虫材 - Google Patents

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Abstract

【課題】
直火や電源を必要とせずに手軽に簡単に使用することができ、ペットハウス内の動物がこれを繰り返し噛んだり口に咥えたりすることが防止できるとともに、常温で揮散した殺虫成分がペットハウス内に容易に分散しえる嫌食性ペットハウス用殺虫材を提供する。
【解決手段】
フィルム状の多孔性基材よりなるセル壁から形成される多数の中空部を有する立体形状の薬剤保持体がシート状基板に固定されてなり、該薬剤保持体を形成するフィルム状の多孔質基材中に常温揮散性殺虫成分および嫌食成分が保持されているとともに、シート状基板裏面の一部または全部に接着剤層が設けられている嫌食性ペットハウス用殺虫材。
【選択図】 図1

Description

本発明は、嫌食性ペットハウス用殺虫材に関する。
従来から、長時間の連続使用に供される殺虫材としては蚊取線香、マット型加熱蒸散装置、吸液芯型加熱蒸散装置、ファン式常温揮散装置などがよく知られている。
しかし、蚊取り線香は火を直接扱う問題とともに線香基材の燃焼に伴う煙の発生の問題があり、又、マット型加熱蒸散装置、吸液芯型加熱蒸散装置は加熱ヒーター用の電源を必要とし、ファン式常温揮散装置ではファン稼動用の電池が必要とされるため、その使用場所、時間が制限されるなどの問題がある。
このような直火や加熱ヒーター、電池を使用しない殺虫材として、フィルム状の多孔性基材よりなるセル壁から形成される多数の中空部を有する例えばハニカム構造の立体形状からなる薬剤保持体に常温揮散性殺虫成分を含浸させてなる殺虫材も開発されており、かかる殺虫材は殺虫成分を含有する薬剤保持体の表面積が広いため常温での単位時間あたりの殺虫成分の揮散量も多く、殺虫材として有効に使用されている。(例えば特許文献1、特許文献2参照)
ところで、近年のペットブームの高まりとともに、犬に代表されるペット類を蚊等から保護するために、犬小屋などのいわゆるペットハウスに殺虫剤を配備することが行われている。しかしながら蚊取線香は直火のためにペット類が接触してやけどをしたり、ペットハウスが火事となる危険があり、又、吸液芯型加熱蒸散装置やファン式常温揮散装置はそれぞれ電源や電池を必要とするため屋外での使用が制限されるなどの問題があった。
このため、直火や電源を必要とすることなく、常温揮散性にすぐれた殺虫材として、前記したフィルム状の多孔性基材よりなるセル壁で形成される多数の中空部を有するハニカム構造の立体形状の薬剤保持体に常温揮散性殺虫成分を含浸させた殺虫材をペットハウス内に置くことが考えられるが、この場合には動物が該殺虫材を何回も噛んだり、口に咥えたりする等の安全衛生上の問題があった。
そのために、このような殺虫材を金網で囲ったり、金属や木材で当該殺虫材の収納スペースを設けたりする必要があるが、このような方法では手軽に使用することができず、又、後者の場合には収納スペース内に揮散薬剤が滞留し、揮散した薬剤がペットハウス内に行き渡らず、殺虫性能が発揮しにくいという問題が生じる。
特開平9−308421号公報 特開平11−322504号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、直火や電源を必要とすることなく手軽に簡単に使用することができ、かつペットハウス内の動物がこれを繰り返し噛んだり口に咥えたりすることが防止できるとともに、常温で揮散した殺虫成分がペットハウス内に容易に揮散しえる嫌食性ペットハウス用殺虫材を提供することを目的とする。
本発明は、フィルム状の多孔性基材よりなるセル壁から形成される多数の中空部を有する立体形状の薬剤保持体がシート状基板に固定されてなり、該薬剤保持体を形成するフィルム状の多孔質基材中に常温揮散性殺虫成分および嫌食成分が保持されているとともに、シート状基板裏面の一部または全部にペットハウスへの接着剤層が設けられてなることを特徴とする嫌食性ペットハウス用殺虫材を提供するものである。
本発明の嫌食性ペットハウス用殺虫材は、これをペットハウス内に配置することにより、直火や電源を必要とすることなく手軽に簡単に使用することができ、ペットハウス内の動物がこれを口に咥えたり、齧ったりすることを防止できるとともに常温で揮散した殺虫成分がペットハウス内に容易に揮散するため、ペットハウス用の殺虫材として手軽に、安全に、有効に使用することができる。
本発明の嫌食性ペットハウス用殺虫材における薬剤保持体としては、前記特開平9−308421号公報や特開平11−322504号公報などに記載されているような、フィルム状の多孔質基材よりなるセル壁から形成される多数の中空部を有する立体形状からなる構造体がそのまま適用され、特に限定されるものではない。
このような立体形状からなる薬剤保持体は台紙となるシート状基材に固定されている。
以下、図1に示した薬剤保持体を例にとって説明する。
図1における薬剤保持体は、フィルム状の多孔性基材よりなるセル壁(1)で四方が囲まれた断面が、四角形の両端が解放された筒状の中空部(2)が、長さ方向の中心線(3)を軸として、中空部(2)のセル壁(1)および長さ方向のセル辺を共有しながら左右の横方向に順次多数連続するとともに、上方向にも多数連続した、全体として扇状の構造となっている。
尚、この例では中空部の断面は四角形であるが、四角形に限られず、六角形であってもよい。
この際、中空部(2)の断面積は軸となる中心線(3)に近づくほど小さくなるとともに、個々の中空部の断面形状は、隣接しているセル面で形成される内角が中心線に向かう程より鋭角になる構造となっている。
本発明に適用される殺虫材は、薬剤保持体が台紙となるシート状基材(4)に固定されたものであるが、殺虫材の使用時には該薬剤保持体が全開状態となり、未使用時には薬剤保持体が折畳み状態となるように、該薬剤保持体は図2に示されるように長さ方向の中心線(3)を折畳み部として台紙であるシート基材とともに薬剤保持体側に折畳み可能に構成されていることが好ましい。
薬剤保持体を形成するためのフィルム状の多孔性基材としては、紙、不織布、多孔性ポリエチレンフィルムなどの多孔性プラスチックフィルムなどが挙げられるが、折畳みの容易性、薬剤保持体の製造上あるいは常温揮散性殺虫成分の揮散性などの点で紙が好ましい。
紙を使用する場合、その坪量が小さすぎるすなわち薄すぎると紙の強度が不足し、坪量が高すぎると剛性が高くなりすぎるため、一般には坪量として10〜70g/mの範囲であることが好ましく、とりわけ、坪量が20g/m程度のいわゆる薄葉紙が均一なセルの形成、引き伸ばしや折畳みのし易さなどから最も好ましい。
台紙となるシート状基材は、接着剤等により薬剤保持体に固定され、薬剤保持体の形状を保持しえる程度の強度を有する材質であれば特に限定なく、紙、ポリエチレンシートなどのプラスチックシートなどが使用されるが、取扱い性などの点で例えば坪量が100〜1000g/m程度の板紙が好ましく使用される。
薬剤保持体に保持される常温揮散性殺虫成分として、代表的にはエンペントリン、トランスフルフリン、1−エチニル−2−フルオロ−2−ペンテニル 3−(2、2−ジクロロビニル)−2、2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル 3−(2、2−ジクロロビニル)−2、2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート、メトフルトリン(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メトキシメチルベンジル 3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート)、プロフルトリン(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル 3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート)などの常温揮散性ピレスロイド化合物が挙げられ、これらの中でもメトフルトリン、プロフルトリン、トランスフルスリンが好ましく使用される。
殺虫成分の適用量は使用する殺虫成分、薬剤保持体の大きさ、使用期間等によって適宜定めることができるが、フィルム状の多孔性基材1mあたりの殺虫成分量で1mg〜10gである。
これらの常温揮散性殺虫成分の薬剤保持体への保持方法は任意の方法が適用しえる。常温揮散性殺虫成分の原体そのものを含浸させてもよいが、常温揮散性殺虫成分は一般に有機溶媒に対する溶解性が高いため、これをアセトン、エタノール、エーテルなどの揮発性の有機溶媒に殺虫成分濃度が1〜50重量%程度の範囲となるように溶解させ、この殺虫剤溶液を殺虫剤量が所望量となるように薬剤保持体に含浸させる方法が挙げられる。
薬剤保持体に保持される嫌食成分とは、ペットハウス内に飼育されている動物がこれを含んだ薬剤保持体を噛んだり、咥えたりしたときに不快感を覚え、一度はそのようなことがあったとしても、その後に該薬剤保持体を繰り返し噛んだり、咥えたりすることが防止できる成分である。
かかる嫌食成分は、それ自体が揮発性であったり、臭いの強い成分の場合には、動物がペットハウス内に入らなくなる虞があるため、不揮発性、無臭であることが好ましい。
かかる嫌食成分は対象となる動物によっても異なり、上記の目的を達成する限りにおいて特に限定されるものではないが、一般には薬剤保持体を噛んだり、咥えたりしたときに苦味や辛味を与えるなどこれを忌避する成分が好ましく使用され、例えば苦味剤としては 安息香酸デナトニウム(ビトレックス)、塩化デナトニウム、ブルシン、ベルベリン、ナリンギン、クチナシエキス、ニガウリエキス、ホップエキスタンニン、クロルへキシディン塩酸塩、塩化セチルピリジニウム、カフェイン等などが、辛味剤としては ワサビ油、ホースラディッシュ油、メチルイソチオシナネート、ベンジルイソチオシナネート、唐芥子抽出物、カプサイシン等などが例示される。
嫌食成分は、それが前記溶媒に溶解する成分であれば前記殺虫剤溶液を調整する際に同時に混合し、殺虫剤とともに薬剤保持体に含浸させることができる。
また、水溶性の場合には適宜の濃度の嫌食成分水溶液を作成し、これを前記殺虫剤溶液と混合して均一あるいは不均一混合液として薬剤保持体に含浸させることもできるし、殺虫剤溶液および嫌食成分水溶液のそれぞれを適宜の順序で個別に含浸させることもできる。
嫌食成分が揮発性有機溶媒や水に不溶解性の場合には、適宜の方法で微粉砕された嫌食成分を揮発性有機溶媒や水に分散させて分散液とし、これを前記殺虫剤溶液と混合して不均一混合液として薬剤保持体に散布し、付着、保持させることもできるし、殺虫剤溶液および嫌食成分分散液のそれぞれを適宜の順序で個別に含浸、散布させることもできる。
嫌食成分溶液や分散液中の嫌食成分濃度(含量)およびその使用量は嫌食成分の種類によって異なり、適宜最適量が設定されるが、嫌食成分の使用量としてはフィルム状の多孔性基材1mあたり通常0.01mg〜1gである。
このような常温揮散性殺虫成分や嫌食成分の薬剤保持体への保持方法は、含浸法、スプレー法、滴下法などよく知られた一般的な方法で行うことができる。
例えば、前記殺虫剤溶液、嫌食成分溶液や分散液あるいはこれらの混合液などを、常温揮散性殺虫成分および嫌食成分が所望の保持量となるように予め液量、濃度などを調整しておき、これを、例えば図1に示されるような薬剤保持体を広げた状態で薬剤保持体に塗布、あるいは噴霧、あるいは部分的に滴下させるなどの方法で浸透、分散させたり、図2に示されるような薬剤保持体がシート状基材とともに折畳まれた状態で、基材(4)端部間に挟まれた薬剤保持体の外周端部(5)にピペットなどで数箇所に分散させて滴下し、薬剤保持体全体に浸透、分散させる方法などが挙げられる。
このような薬剤保持体は、台紙となるシート状基材に接着剤等によって固定され、好ましくは長さ方向の中心線(3)を折畳み部として台紙であるシート基材とともに折畳み可能に構成されているが、該シート状基材の裏面の一部または全部に接着剤層(6)が設けられている。
かかる接着剤層は、シート状基材に固定された薬剤保持体をペットハウスの内壁、外壁などの所望の場所に貼り付け、固定するためのものであって、シート状基材の全面に接着剤層を設けてもよいが、前記目的が達成できれば必ずしも全面に設ける必要はなく、例えば、基材裏面に適宜の間隔、幅、方向で1ないし2以上の帯状の接着剤層として設けてもよいし、適宜の形状の小面積の接着剤層部を適宜の場所に複数個分散して設けてもよく、かかる接着剤層をどのように設けるかは上記目的に照らして任意である。
尚、薬剤保持体が台紙であるシート状基材とともに折畳み可能に構成されている場合には、本発明の殺虫材を広げた状態でペットハウス内の屋根内面や側壁上部内面などの被貼着面に貼着し得るように、折畳み部である中心線(3)の両側にそれぞれ接着剤層を設けることが好ましい。
この場合のそれぞれの側の接着剤層の設け方も先に記載と同様である。
接着剤層に適用されるものとしてゴム系接着剤、アクリル系接着剤、シリコーン系接着剤など従来からよく知られ、一般的に使用されている接着剤がそのまま適用される。
このような接着剤層を設ける方法としては、台紙となるシート状基材裏面の所望の位置にかかる接着剤を塗布などの方法により設けてもよいし、両面粘着テープを所望の位置に貼り付けてもよく、その方法は任意である。
かかる接着剤の表面には、通常、剥離性フィルム(7)が張り付けられ、使用時には該剥離性フィルムを剥離して接着剤層表面をペットハウスに密着、貼合する。
かくして構成される本発明の殺虫材は、それが折畳み可能に構成されている場合には不使用時にはこれを折畳んでおくことによって薬剤保持体の表面積を最小にして常温揮散性殺虫成分の揮散を抑制し、使用時はこれを広げればよい。
また、折畳みできない場合には、不使用時には密閉容器に保管したり、包装して密閉状態で保管しておけばよい。
また、本発明の殺虫材において、それが折畳み可能に構成されている場合には、それを広げる角度等を変えることにより、薬剤保持体の表面積を調整し、これによって常温揮散性殺虫成分の揮散量を調節することができる。
次に実施例により本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
実施例1
図1に示す扇状の薬剤保持体を以下の方法で製造した。
セル壁を構成するフィルム状の多孔性基材として20g/mの薄葉紙を用い、20mmの距離を離して2mm幅の線状に接着剤を塗布した。次にもう1枚の同じ薄葉紙に同様に接着剤を塗布して1枚目の薄葉紙の接着剤塗布面に線状の接着剤を10mmずらして2枚目の薄葉紙の非接着剤面を重ねて接着した。同様に1枚ごとに重ね合わせる薄葉紙と10mmずらしながら50枚まで重ねて接着した。最後に接着剤を塗布していない薄葉紙を重ねて接着して得られた積層体を60mm×30mmに裁断し、これを65mm×65mmの大きさの800g/mの板紙からなる台紙4(中心線3を入れて折り曲げ可能としたもの)に接着した。この台紙4の反対面には剥離性フィルム7を貼った接着剤層6を両面接着テープでその四周に貼り付けた。
この薬剤保持体をず2に示すような折りたたんだ状態で、2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メトキシメチルベンジル (1R)−トランス−3−(1−プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(住友化学製、商品名:エミネンス)200mgを薬剤保持体外周端部より数箇所に分注して含有させた。
これに安息香酸デナトニウムの0.01%水溶液を1ml噴霧したものと噴霧していないものを用意して剥離性フィルム7をはがして別個に市販犬小屋(スチール製)の天井に図1のような形状となるように貼り、犬が噛んだ跡があるかないかを1週間後に観察した。
その結果、安息香酸デナトニウムを噴霧したものでは全く噛んだ跡が認められなかったが、噴霧してないものでは薄葉紙部分にちぎれた箇所が認められた。またいずれの場合も犬の皮膚に蚊の刺した形跡は認められなかった。
本発明の嫌食性ペットハウス用殺虫材の薬剤保持体の立体形状例を示す。 本発明の嫌食性ペットハウス用殺虫材が折畳まれた状態を示す。
符号の説明
1 セル壁(フィルム状多孔性基材)
2 中空部
3 中心線(折り曲げ部)
4 シート状基材(台紙)
5 薬剤保持体外周端部
6 接着剤層
7 剥離性フィルム

Claims (10)

  1. フィルム状の多孔性基材よりなるセル壁から形成される多数の中空部を有する立体形状の薬剤保持体がシート状基板に固定されてなり、該薬剤保持体を形成するフィルム状の多孔性基材中に常温揮散性殺虫成分および嫌食成分が保持されているとともに、シート状基板裏面の一部または全部に接着剤層が設けられてなることを特徴とする嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  2. 常温揮散性殺虫成分がピレスロイド系化合物である請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  3. 請求項2のピレスロイド系化合物がメトフルトリンである請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  4. 請求項2のピレスロイド系化合物がプロフルトリンである請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  5. 請求項2のピレスロイド系化合物がエンペントリンである請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  6. 請求項2のピレスロイド系化合物がトランスフルスリンである請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  7. 嫌食成分が苦味剤である請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  8. 請求項7における苦味剤が安息香酸デナトニウムである請求項3記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  9. フィルム状の多孔性基材が薄葉紙である請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
  10. 立体形状の薬剤保持体がシート状基板と一体となって折畳み可能に構成されてなる請求項1記載の嫌食性ペットハウス用殺虫材。
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