JP2002017230A - 薬剤揮散装置 - Google Patents

薬剤揮散装置

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JP2002017230A
JP2002017230A JP2001066961A JP2001066961A JP2002017230A JP 2002017230 A JP2002017230 A JP 2002017230A JP 2001066961 A JP2001066961 A JP 2001066961A JP 2001066961 A JP2001066961 A JP 2001066961A JP 2002017230 A JP2002017230 A JP 2002017230A
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Masafumi Inoue
雅文 井上
Koji Nakayama
幸治 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤含浸体を駆動手段を用いて回転させるこ
とにより薬剤を揮散させる方式であって、小型で携帯性
が良く、安定した揮散性能と殺虫効力、安全性、使用性
等全ての点ですぐれた薬剤揮散装置の提供。 【解決手段】シート状あるいはマット状の薬剤含浸体
が、シロッコファンの外周ブリード部の外側あるいは内
側に装着、固定され、該シロッコファンの回転により薬
剤を気中に揮散させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤を効率よく揮散さ
せる薬剤揮散装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薬剤を部屋全体に揮散・放出させる薬剤
揮散方法としては、熱のエネルギーを利用した蚊取線香
や電気蚊取マット、液体式電気蚊取(リキッド)が一般
的であるが、常温でファン等の風力を利用して揮散・放
出させる方法も試みられている。例えば、薬剤を保持し
かつ適度な通気性を有する含浸体をファンの周囲に設置
し、これにファンからの風をあてるようにしたものが特
開平7−11850、特開平7−236339、特開平
10−265303、特開平11−92303、特開平
11−322504などに記載されている。しかし、こ
れらは薬剤含浸体に適度な通気性と効力の持続性を付与
するために、ハニカム状、格子状、網目状のような複雑
な構造を必要とし、装置が大型化せざるを得ず、実用
性、特に携帯性の点で種々の問題を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ファンから
の風を薬剤含浸体にあてるのではなく、薬剤含浸体を駆
動手段を用い回転させることにより薬剤を揮散させる薬
剤揮散装置であって、より小型で携帯性があり、長期間
にわたる殺虫効力、安全性、使用性等全ての点ですぐれ
た薬剤揮散装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び実施の形態】上記課題
を解決するため、本発明者らは、ファンとしてシロッコ
ファンを用い、該ファンの外周ブリードの外側あるいは
内側に、シート状あるいはマット状の薬剤含浸体を設
置、固定して、該ファンを駆動手段で回転させることに
より薬剤を揮散させることが本目的に合致し、薬剤含浸
体を空気の流通経路であるシロッコファンの外側あるい
は内側に載置することで該薬剤含浸体が外気と効率よく
接し、かつ省スペースな装置の設計が可能となるととも
に長期間にわたり安定した揮散性能を奏し得ることを知
見し本発明を完成するに至ったものである。
【0005】すなわち、請求項1の発明は、シート状あ
るいはマット状の薬剤含浸体が、シロッコファンの外周
ブリード部の外側あるいは内側に装着、固定され、該シ
ロッコファンの回転により薬剤を気中に揮散させるよう
になしたことを特徴とする薬剤揮散装置に係るものであ
る。
【0006】さらに請求項2の発明は、シート状あるい
はマット状の薬剤含浸体が、シロッコファンの外周ブリ
ード部の外側に装着、固定され、該シロッコファンの回
転により薬剤を気中に揮散させるようになしたことを特
徴とする薬剤揮散装置に係るものである。本発明の場
合、薬剤含浸体はシロッコファンの外周ブリード部の外
側に直接、装着、固定しても、あるいはカートリッジに
収納してカートリッジを外周ブリード部の外側に直接、
装着、固定してもよい。
【0007】さらに請求項3の発明は、シート状あるい
はマット状の薬剤含浸体が、シロッコファンの外周ブリ
ード部の内側であって該ファンの底面基台部上に設けた
支持部を介して装着、固定され、該シロッコファンの回
転により薬剤を気中に揮散させるようになしたことを特
徴とする薬剤揮散装置に係るものである。
【0008】本発明で用いられる薬剤としては、1時間
当たりの揮散量を0.01〜0.5mg に調整でき、
かつこの薬量で十分な殺虫効力を奏し得る揮散性ピレス
ロイド系殺虫剤 が選択され、下記一般式(I)で示さ
れるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物を例
示できる。
【0009】
【化1】 (式中、X、Yは同一または相異なって水素原子、メチ
ル基、ハロゲン原子またはトリフルオロメチル基を表
し、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメ
チル基又はプロパルギル基を示す。)
【0010】一般式(I)の具体例としては、2,3,
5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート
(以降、化合物Aと称す)、2,3,5,6−テトラフ
ルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペ
ニル)シクロプロパンカルボキシレート(以降、化合物
Bと称す)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル
−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)
シクロプロパンカルボキシレート(以降、化合物Cと称
す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベ
ンジル−クリサンテマート(以降、化合物Dと称す)、
4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル
−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプ
ロパンカルボキシレート(以降、化合物Eと称す)、4
−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−
2,2−ジメチル−3−(2,2−ジフルオロビニル)
シクロプロパンカルボキシレート(以降、化合物Fと称
す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフ
ルオロベンジル−クリサンテマート(以降、化合物Gと
称す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラ
フルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロ
ペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以降、化合
物Hと称す)、2,3,4,5,6−ペンタフルオロベ
ンジル−2, 2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−
トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカルボキシ
レート(以降、化合物Iと称す)、4−プロパルギル−
2,3,5,6−テトラフルオロベンジル・3−(1−
プロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボ
キシレ−ト(以降、化合物Jと称す)があげられる。
【0011】なお、一般式(I)で示される化合物の酸
部には、不斉炭素や二重結合に基づく光学異性体や幾何
異性体が存在するが、これらの各々や任意の混合物も本
発明に含まれるのはもちろんである。
【0012】加熱蒸散用殺虫剤の有効成分として使用さ
れるアレスリンやプラレトリンは本使用条件では揮散性
に乏しいため好ましくない。
【0013】本発明では、前述の薬剤がこれらの薬剤含
浸体に20mg以上含浸される。20mgより少ないと
当然のことながら殺虫効力の持続性が不足するので好ま
しくない。
【0014】また、安定剤、香料、着色剤、帯電防止剤
等を適宜配合してもよく、更に、該薬剤組成物に、揮散
性能に支障を来さない限りにおいて、揮散性の高い他の
殺虫、忌避成分(ヒノキチオール、カルボン、 サフロ
ール、シトロネロール、ケイ皮アルデヒド等の防虫香料
等)、殺ダニ剤、殺菌剤、 消臭剤等を添加して多目的
組成物とすることもできる。
【0015】薬剤含浸体に薬剤を保持させるには、薬剤
含浸体に薬剤を滴下、含浸、スプレー等による塗布方
法、印刷やはけ塗り等の方法、更には薬剤含浸体へ貼り
付ける方法など従来から知られている各種保持手段を使
用しうる。また、薬剤をポリエチレンやポリプロピレン
等の熱可塑性樹脂や石油系、天然系ワックスと混錬して
薬剤含浸体に担持あるいは表面の一部に塗布することも
可能で、揮散量の調節に有効である。
【0016】本発明は、かかる薬剤含浸体をシロッコフ
ァンの外周ブリード部の外側あるいは内側に装着、固定
させた後、該ファンを回転させて薬剤を長期間にわたり
安定して揮散させる薬剤揮散装置を提供する。
【0017】シロッコファンおよび薬剤含浸体の吸気口
側にはスリット状、メッシュ状等の保護カバーが装着さ
れ、指等が回転する薬剤含浸体に触れないような構成に
なっている。
【0018】本発明で用いる薬剤揮散装置には、薬剤含
浸体を回転させるモーターが取り付けられる。モーター
は、乾電池で駆動できるのが好ましいが、交流電源で駆
動するものも当然使用可能である。乾電池で駆動する場
合、電圧1.5Vの乾電池1個で、100〜3000r
pmの回転数を100時間以上持続可能なものが適して
いる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3の構成におい
て、薬剤含浸体の揮散面がシロッコファンの回転面と平
行となるように前記支持部を介して該ファンに装着、固
定されるものである。
【0020】本請求項の発明では、薬剤含浸体をシロッ
コファン内部に固定する際に、図1に示したようにシロ
ッコファンの底面の基台部上に設けた支持部に装着、固
定し、薬剤含浸体の揮散面は該ファンの回転面と平行と
なる。この際、設置される薬剤含浸体の形状は図2に示
したように円形、多角形の他、楕円形、星形等の種々の
形状が可能である。
【0021】請求項5の発明は、請求項3の構成におい
て、薬剤含浸体の揮散面がシロッコファンの回転面と垂
直となるように前記支持部を介して該ファンに装着、固
定されるものである。
【0022】本請求項の発明では、薬剤含浸体をシロッ
コファン内部の支持具にセットする際に、図3に示した
ように、例えば複数の薬剤含浸体を該ファンの外周ブリ
ード部の内側であって底面基台部上に設けた支持部を介
して該ファンに装着、固定すればよい。
【0023】あるいは図4(1)に示したように中央部
に切り込みをいれたマット2枚にそれぞれ切り込み部を
介して図4(2)のように十字型にした薬剤含浸体を支
持部にセットすることも可能である。
【0024】また図5および図6に示したように短冊状
に成形した薬剤含浸体の短辺の端と端をつなげて輪環状
や多角環状にしたものを支持部にセットすることも可能
である。この形状の薬剤含浸体はシロッコファンの外周
ブリード部の外側に装着、固定される場合においても当
然有効である。
【0025】本発明で用いられる薬剤含浸体の材質とし
ては、吸油性材料が適し、例えば濾紙、パルプ、厚紙な
どの紙やフェルト類、ポリエチレン製、ポリプロピレン
製、ポリエステル製などの化学繊維、木綿、絹、羊毛か
らなる天然繊維、さらにはこれらを原料とする不織布あ
るいはウレタン樹脂などがあげられる。
【0026】さらに、上記の薬剤含浸体の素材はメッシ
ュ等の小孔を有するものも使用でき、この場合、小孔の
面積が薬剤含浸体面積に対して50%以下であることが
好ましい。これを越えると、薬剤を含浸させる部分が少
なくなり殺虫効力および持続性に問題が生じ、また薬剤
含浸体の成形性も低下する。
【0027】請求項6の発明は、請求項1ないし5の構
成において、薬剤含浸体が多数の小孔を有する素材から
なり、この小孔の面積の総和が薬剤含浸体の面積に対し
て50%以下としたものである。
【0028】かかる構成の薬剤揮散装置によれば、非加
熱なので火傷の心配がなく、長期間にわたって高い殺虫
効力を保持し、しかも安全性、使用性等にもすぐれるの
で、蚊、ハエ等の衛生害虫、ブユ、ユスリカ、イガ、コ
イガ、カツオブシムシ等の不快害虫等の防除用途に極め
て有用なものである。
【0029】
【実施例】次に本発明を実施例ならびに試験例により具
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0030】実施例1.化合物A 100mgを径2m
mの小孔20個を有する正方形パルプマット(3×3c
m、厚さ2.5 mm)に含浸させて得られた薬剤含浸体2
を、図1に示す支持部5上に設置し、更に保護カバー8
を装着した後、単三乾電池2個を並列につないだもので
モーター10を初期回転数1200rpmで回転させ
た。この薬剤揮散装置を6畳の部屋の中央に置いて使用
したところ、 1日8時間あたりの薬剤揮散量が安定し
て推移し、電池の消耗するまでの30日間にわたり 蚊
の防除に有効であった。なお、使用中、回転音が気にな
ることはなく、また回転する薬剤含浸体に誤って触れる
恐れもないことから、使用性についても満足のいくもの
であった。
【0031】実施例2.小孔を有し総孔面積40%のポ
リエステル不織布(12cm×1cm)の短辺の端と端
をつなげて輪環状にしたものに化合物H 80mgと、
安定剤ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)5mgを
含浸させて薬剤含浸体2を得た。これをシロッコファン
内の図5に示す支持部5上に設置した。単三乾電池2個
を並列につないだものでモーター10を1200rpm
で回転させた。この薬剤揮散装置を6畳の部屋の中央に
置いて使用したところ、1日12時間あたりの薬剤揮散
量(約2mg)が安定して推移し、電池の消耗するまで
の20日間にわたり 蚊の防除に有効であった。
【0032】実施例3.パルプ製のマットを厚さ8m
m、幅8mm、長さ17cmの棒状に裁断したものの短
辺の端と端をつなげて輪環状にしたものに化合物J 1
00mgを含浸させて薬剤含浸体2を得た。これを図1
1に示すように薬剤カートリッジ11の内部に設置し
た。薬剤カートリッジ11は外径6.5cm、内径4c
m、高さ1cmの環状の形状をしており、内外側面に高
さ方向ほぼ全長に幅2mmの開口部を2mm間隔で備え
ている。この薬剤カートリッジ11を図12のようにシ
ロッコファン1の外周ブリード部外側に装着、固定し
て、単三乾電池2個を並列につないだものでモーター1
0を初期回転数1200rpmで回転させた。この薬剤
揮散装置を6畳の部屋の中央に置いて使用したところ、
1日8時間あたりの薬剤揮散量が安定して推移し、電
池の消耗するまでの30日間にわたり 蚊の防除に有効
であった。
【0033】試験例.実施例1および3に準じ、表1に
示す各種薬剤含浸体を調製した。これを薬剤揮散装置に
装填して、1日8時間使用で、1日目、15日目及び3
0日目に、薬剤揮散量測定と下記の試験方法による殺虫
効力試験を行った。その結果を併せて表1に示す。な
お、殺虫効力は、dl,d−シス,トランス−アレスリ
ン(ピナミンフォルテ)を含有する蚊取マットを発熱体
放熱板温度160℃の条件で蒸散させた時の初期仰転効
果を1.00として相対有効比で示した。
【0034】(連続通気法)内径20cm、高さ43c
mのプラスチック製円筒を2段に重ね、その上に16メ
ッシュの金網で上下に仕切った内径及び高さが共に20
cmの円筒(供試蚊を入れる場所)を載せ、さらに内径
20cm、高さ20cmの円筒を載せる。この4段重ね
の円筒を台に載せ、台の中央に薬剤揮散装置を置いて薬
剤含浸体中の殺虫成分を揮散させる。そして、上部円筒
に供試蚊約20匹を放ち、時間の経過に伴う該供試蚊の
仰転数を観察する。暴露20分後に全供試蚊を清潔なポ
リエチレン容器に移し、3%砂糖水を与え、保存24時
間後に死虫率を調べる。
【0035】
【表1】
【0036】表1に示すとおり、本発明の薬剤揮散装置
によれば、薬剤の揮散量は30日間の長期間にわたり安
定し、この間高い殺虫効力を保持することが認められ
た。なお、小孔面積総和の薬剤含浸体に対する比率につ
いては本発明10と11の対比から50%以下が好まし
かった。これに対してdl,d−シス,トランス−アレ
スリン(ピナミンフォルテ)のような従来電気蚊取用ピ
レスロイドは、風力エネルギーでは常温でほとんど揮散
せず(比較例1、2)、 本発明の薬剤揮散装置の目的
に合致しなかった。
【0037】
【発明の効果】本発明の薬剤揮散装置は、非加熱で風力
により薬剤を揮散・放出させるので火傷の心配がなく、
長期間にわたって高い殺虫効力を保持し、しかも携帯性
の良い小型の装置であり、安全性、使用性等にもすぐれ
るため、特に蚊の防除用途に極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(1)は本発明に用いるシロッコファンの一実
施例を示す上面図である。(2)は(1)の線A−Bで
の断面図である。(3)は薬剤含浸体を設置した場合の
線A−Bでの断面図である。
【図2】(1)〜(3)はシロッコファンに各種形態の
薬剤含浸体を設置した場合の一実施例を示す上面図であ
る。
【図3】(1)は本発明に用いる薬剤含浸体の一実施例
を示す斜視図である。(2)は本発明に用いるシロッコ
ファンの一実施例を示す上面図である。(3)は(2)
の線A−Bでの断面図である。
【図4】(1)は本発明に用いる一実施例の薬剤含浸体
の部品を示す斜視図である。(2)は本発明に用いる薬
剤含浸体の一実施例を示す斜視図である。(3)は
(2)の線A−Bでの断面図である。
【図5】(1)は本発明に用いる薬剤含浸体の一実施例
を示す斜視図である(2)は本発明に用いるシロッコフ
ァンの一実施例を示す上面図である。(3)は(2)の
線A−Bでの断面図である。
【図6】(1)は本発明に用いる一実施例の薬剤含浸体
の部品を示す斜視図である。(2)は本発明に用いる薬
剤含浸体の一実施例を示す斜視図である。
【図7】 本発明の薬剤揮散装置の一実施例を示す断面
図である。
【図8】 本発明の薬剤揮散装置の一実施例を示す正面
図である。
【図9】本発明の薬剤揮散装置の保護カバーを開いた際
の一実施例を示す正面図である。
【図10】本発明の薬剤揮散装置の一実施例を示す側面
図である。
【図11】 実施例3に用いた薬剤含浸体と薬剤カート
リッジ、および薬剤含浸体をカートリッジに収納した状
態を示す図である。
【図12】実施例3のカートリッジをシロッコファンの
外周ブリードの外側に装着しさらにシロッコファンをモ
ーターに装着する状態を示す図である。
【符号の説明】
1:シロッコファン、2:薬剤含浸体、3:小孔、4:
ブレード、5:支持部、6:基台部、7:薬剤揮散装置
本体、 8:保護カバー、9:乾電池、10:モータ
ー、11:薬剤カートリッジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状あるいはマット状の薬剤含浸体
    が、シロッコファンの外周ブリード部の外側あるいは内
    側に装着、固定され、該シロッコファンの回転により薬
    剤を気中に揮散させるようになしたことを特徴とする薬
    剤揮散装置。
  2. 【請求項2】 シート状あるいはマット状の薬剤含浸体
    が、シロッコファンの外周ブリード部の外側に装着、固
    定され、該シロッコファンの回転により薬剤を気中に揮
    散させるようになしたことを特徴とする薬剤揮散装置。
  3. 【請求項3】 シート状あるいはマット状の薬剤含浸体
    が、シロッコファンの外周ブリード部の内側であって該
    ファンの底面基台部上に設けた支持部を介して装着、固
    定され、該シロッコファンの回転により薬剤を気中に揮
    散させるようになしたことを特徴とする薬剤揮散装置。
  4. 【請求項4】 前記薬剤含浸体の揮散面が、シロッコフ
    ァンの回転面と平行となるように前記支持部を介してシ
    ロッコファンに装着、固定されることを特徴とする請求
    項3記載の薬剤揮散装置。
  5. 【請求項5】 前記薬剤含浸体の揮散面が、シロッコフ
    ァンの回転面と垂直となるように前記支持部あるいはカ
    ートリッジを介してシロッコファンに装着、固定される
    ことを特徴とする請求項3記載の薬剤揮散装置。
  6. 【請求項6】 前記薬剤含浸体が小孔を有する素材から
    なり、この小孔の面積の総和が前記薬剤含浸体の面積に
    対して50%以下であることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の薬剤揮散装置。
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JPH11506127A (ja) * 1996-03-08 1999-06-02 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 低接触湿潤度を与える駆虫製品

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