JP2006024932A - 不揮発性メモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法 - Google Patents

不揮発性メモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 不揮発性メモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】 フォトリソグラフィ工程の現状の解像度を凌駕してトンネリング絶縁膜を形成する方法であって、基板上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を形成する工程と、リフロー可能な物質膜パターンを形成した後、これをリフローさせる工程と、第2の絶縁膜及び第1の絶縁膜を除去して基板を露出させる工程と、トンネリング絶縁膜を形成する工程と、を含む。これにより、フォトリソグラフィ工程の解像度による寸法よりもさらに狭い寸法を有するトンネリング絶縁膜を形成することができ、これによるプログラム及び消去効率を低減させることなくメモリ素子の高集積度を達成することができる。
【選択図】図15

Description

本発明は、不揮発性メモリ素子形成方法に関するものであり、より詳しくは、電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜形成方法に関するものである。
周知のように、電気的に消去及びプログラム可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)は、薄いトンネリング絶縁膜を通じて電荷をフローティングゲート内に/ゲートから注入/放出させることによってプログラム(又は消去)される。半導体メモリ素子製造技術分野で大きい関心の種は、メモリ容量の増加であり、このためには単位セルのサイズを縮小することが必要である。
EEPROMで単位セルのサイズを縮小するためには、プログラム/消去効率の低下を招来するが、これを防止するためには、フローティングゲート及び制御ゲートの間に位置するゲート間絶縁膜の厚さを薄くするか、或いはトンネリング領域(トンネリング絶縁膜)の面積を縮めるか、或いはトンネリング絶縁膜の厚さを薄くすることが要求される。ゲート間絶縁膜の厚さは、薄膜蒸着技術に依存しており、その厚さは持続的に薄く形成されているが、トンネリング絶縁膜の厚さがあまりに薄いと漏洩電流が発生するので、トンネリング絶縁膜は一定厚さ以上に形成する必要がある。従って、単位セルのサイズを縮小するためには、ゲート間絶縁膜の厚さ薄膜化を図ると共にトンネリング領域の縮小も達成することが望まれる。
一般的なEEPROM形成方法においては、フォトリソグラフィ工程を通じてトンネリング領域が限定される。だが、トンネリング領域の縮小は、フォトリソグラフィ(photolithography)技術自体の限界によって非常に難しいのが実情である。
一般的なEEPROMの形成方法が特許文献1および2に開示されている。このような従来のEEPROMの製造方法を添付した図1〜図4を参照して説明する。
先ず、図1を参照すると、不純物拡散領域12を備える半導体基板10上に酸化膜14が形成される。
次に、図2を参照すると、酸化膜14上に層間絶縁膜16が形成された後、フォトリソグラフィ工程によって層間絶縁膜16がパターニングされてトンネリング領域を限定する開口部18が形成される。すなわち、層間絶縁膜上に感光性膜であるフォトレジスト膜が形成された後、予め準備されたフォトマスクを使用してフォトレジストが露光及び現像されてトンネリング領域を限定する開口部を有するフォトレジストパターンが形成される。次いで、フォトレジストパターンの開口部によって露出された層間絶縁膜が乾式エッチングされて開口部18を有する層間絶縁膜16が形成される。フォトレジストパターンの開口部は、層間絶縁膜にそのまま転写される。このような層間絶縁膜16の開口部18の幅W1は、フォトリソグラフィ工程の解像度に左右される。
次に、図3を参照すると、開口部18によって露出された酸化膜14が湿式エッチングに除去され、不純物拡散領域12が露出される。
次に、図4を参照すると、開口部18によって露出された不純物拡散領域12上にトンネリング酸化膜20が形成された後、フローティングゲート形成のためのポリシリコン22が形成される。
前述した一般的なEEPROM形成方法によれば、トンネリング酸化膜20(トンネリング領域)の面積は、フォトリソグラフィ工程に依存する。このようなフォトリソグラフィ工程の解像度の限界を更に向上させることは非常に難しいのが実情であり、従ってセルサイズ縮小程度に歩調を合わせてゲート間絶縁膜の薄膜化は可能であるが、トンネリング領域の面積を縮小させることは困難であった。
従って、フォトリソグラフィ工程の現状の解像度を凌駕してトンネリング領域の面積を縮めることができる新しいEEPROMの形成方法が強く望まれており、このような事情を勘案して本発明が案出された。
特開昭63−246875号公報 米国特許第5,817,557号明細書
本発明の技術的課題は、EEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法を提供することにある。
前述した技術的課題を達成するための本発明の一様態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法は、基板上に第1の絶縁膜を形成し、第1の絶縁膜上にトンネリング領域を限定する第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成し、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローさせて第1の幅より狭い第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成し、第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して基板を露出させ、露出された基板上にトンネリング絶縁膜を形成することを含む。
前述した方法で、リフロー可能な物質膜パターンの第1の幅は、フォトリソグラフィ工程の解像度に依存するが、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローさせることによって第1の幅より狭い第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成することができる。これにより、トンネリング領域の面積は、第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって左右され、結果的にトンネリング領域の面積をフォトリソグラフィ工程の解像度限界よりもさらに狭い面積を有するトンネリング領域を形成することができる。
リフロー可能な物質膜パターンとしては、例えばフォトレジスト、不純物がドーピングされたシリケートガラス、シリコン−オン−ガラス(SOG:Silicon On Glass)などがあり、特別にこれらに限定されるものではない。リフロー可能な物質膜とは、熱処理工程などによって流動性を有する任意の物質膜を示す。不純物がドーピングされたシリケートガラス(impurity doped silicate glass)は、例えばポロン(boron)がドーピングされたシリケートガラス(BSG)、燐(phosphorous)がドーピングされたシリケートガラス(PSG)、ボロン及び燐が全てドーピングされたシリケートガラス(BPSG)などを含み、特別にこれらに限定されるものではない。
例えば、フォトレジストがリフロー物質膜パターン形成のため使用される場合、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンは、先ず第1の絶縁膜上にスピンコーティングなどの適切な方法を使用してフォトレジスト膜を形成した後、フォトマスクを使用してフォトレジスト膜を露光した後、現像する工程を実施することによって形成される。
これとは別に、不純物がドーピングされたシリケートガラスで物質膜パターン形成のため使用される場合、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンは、第1の絶縁膜上に不純物がドーピングされたシリケートガラス膜を形成した後、フォトレジスト膜を形成し、次いでフォトマスクを使用してフォトレジスト膜を露光及び現像してフォトレジスト膜パターンを形成し、これをエッチングマスクとして使用して下部のドーピングされたシリケートガラス膜をエッチングした後、フォトレジスト膜パターンを除去することによって形成される。
前述した方法で、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンに対するリフロー工程は、例えば適切な温度で熱処理を実施することによって行うことができる。フォトレジストを使用する場合、約50℃〜250℃の温度範囲でリフロー工程が実施される。リフローのための熱処理は、リフロー可能な物質膜パターンの種類に応じて適切に変更されることは当業者において自明である。
EEPROMで信頼性がある耐久性特性を確保するためには、トンネリング絶縁膜及び基板の間の界面特性が優秀なことが要求され、例えば、基板が反応性イオンエッチングなどによるエッチング損傷を受けないことが好ましい。従って、前述した方法で第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して基板を露出させることは、湿式エッチング又は順次乾式エッチング及び湿式エッチングによって行うことができる。順次行われる乾式エッチング及び湿式エッチングを適用する場合、先ず第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜の厚さの一部を乾式エッチングによって除去した後、第2の幅の開口部下に残存する第1の絶縁膜を湿式エッチングによって除去する。
この際、第2の幅の開口部下に残存する第1の絶縁膜は、乾式エッチングによるエッチング損傷が基板表面には伝達されないように、乾式エッチングで第1の絶縁膜の厚さの一部をエッチングすることが好ましい。また、乾式エッチングで残存する第1の絶縁膜は、可能な限り薄く残存されることが好ましい。これは、湿式エッチング工程は、その特性上、下の方向へのエッチングだけではなく、側面方向へのエッチングも生じさせるので、側面方向へのエッチング程度を最小化するためである。
また、リフロー工程の特性によって、第2の幅の開口部を有するリフロー物質膜パターンと第1の絶縁膜が接する界面での幅を、相対的に他の部分に比べて広くすることができるので、乾式エッチングを先ず実施した後、湿式エッチングを実施することが好ましい。
また、前述した方法で、第1の絶縁膜上に第1の絶縁膜についてエッチング選択比を有する第2の絶縁膜をさらに形成することができる。例えば、第1の絶縁膜は、シリコン酸化膜で形成されることができ、第2の絶縁膜は、シリコン窒化膜又はシリコン窒化膜及びシリコン酸化窒化膜が順次に積層された多層膜に形成することができる。この場合、先ず、第2の絶縁膜が乾式エッチングによって除去され、次いで湿式エッチング又は順次乾式エッチング及び湿式エッチングを行って第1の絶縁膜が除去される。
前述した方法で、トンネリング絶縁膜下の基板に形成される不純物拡散領域は多くの方法によって形成することができる。
例えば、第1の絶縁膜を形成する前に不純物拡散領域を形成するか、又は第1の絶縁膜を形成した後に不純物拡散領域を形成することができる。
先ず、第1の絶縁膜を形成する前に不純物拡散領域を形成する場合、トンネリング絶縁膜形成方法は、基板上にバッファ絶縁膜を形成し、バッファ絶縁膜上に不純物拡散領域を限定する開口部を有するエッチングマスクを形成し、開口部を通じて不純物イオンを注入した後、熱処理工程を実施して基板に不純物拡散領域を形成し、エッチングマスク及びバッファ絶縁膜を除去することを含む。この際、バッファ絶縁膜を除去せず残存させることができ、この場合第1の絶縁膜は形成されずバッファ絶縁膜が第1の絶縁膜の役割を果たす。バッファ絶縁膜は、例えば熱酸化膜で形成することができる。
他の方法で、第1の絶縁膜を形成した後に不純物拡散領域を形成する場合、前述した方法は、第1の絶縁膜上に不純物拡散領域を限定するエッチングマスクを形成し、不純物イオンを注入した後、熱処理工程を実施して基板に不純物拡散領域を形成し、エッチングマスクを除去することを含む。
また、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローさせる前に、不純物拡散領域のための不純物イオン注入工程を実施することができる。この場合、第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローさせるための熱処理工程で注入された不純物イオンが拡散して不純物拡散領域を形成する。
以上の本発明の目的、特徴及び利点は、添付した図面と関連する以下の好適な実施形態を通じて容易に理解される。しかしながら、本発明はここで説明される実施形態に限定されず他の形態で具体化されても良い。以下に説明する実施形態は、開示された内容が徹底で完全になることができるように、そして当業者に本発明の思想が十分に伝達することができるようにする目的のために提供されている。
本発明によれば、フォトリソグラフィ工程の解像度による寸法よりもさらに狭い寸法を有するトンネリング絶縁膜を形成することができ、これによるプログラム及び消去効率を低減させることなくメモリ素子の高集積度を達成することができる。
以下、添付した図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
添付した図面において、膜及び領域の厚さは、本発明についてのより明確な理解のために誇張されたことである。本明細書で、ある膜が他の膜又は基板上にあると言及される場合にそれは、他の膜又は基板上に直接形成することができるか、又はそれらの間に第3の膜が介在されても良いということを意味する。また、本明細書の多様な実施形態で第1、第2、第3などの用語が多様な領域、膜などを記述するために使用されているが、これら領域、膜がこのような用語によって限定されるものと解釈してはならない。またこれらの用語は、単にいずれかの所定領域又は膜を他の領域又は膜と区別させるために使用されただけである。従って、いずれか一つの実施形態の第1の膜質に言及された膜質が他の実施形態では、第2の膜質として言及される場合もあることに留意されたい。
EEPROMの構成する単位メモリセルは、メモリトランジスタ及び選択トランジスタを含む。メモリトランジスタは、トンネリング絶縁膜、フローティングゲート、ゲート間絶縁膜及び制御ゲートを含む。本発明は、EEPROMに関するものであり、特にEEPROMメモリトランジスタのトンネリング絶縁膜形成方法に関するものである。従って、一般的な方法で形成されるEEPROMを構成する他の構成要素、例えば、フローティングゲート、ゲート間絶縁膜、制御ゲート、選択トランジスタなどの形成方法に対する詳細な説明は省略する。
図5は、本発明によるEEPROM素子の単位メモリセルを概略的に示す平面図であり、図6及び図7は、それぞれ図5のI−I線及びII−II線に沿って切断したときの半導体基板の断面図である。
図5では、単に一つのメモリセルが示されているが、このようなメモリセルが行方向及び列方向に二次元的に配列されることは、当業者において自明である。
図5で参照番号21は、活性領域を、参照番号23は、フローティングゲートを、参照番号25は制御ゲート、参照番号27はトンネリング領域を、参照番号29は、選択トランジスタのワードラインを、参照番号31はビットラインコンタクトをそれぞれ示す。
図6及び図7を参照すると、メモリトランジスタは、基板100と絶縁膜102によって絶縁された積層ゲート構造127を含む。積層ゲート構造127は、ゲート間絶縁膜124を挟んで半導体基板100上に積層されたフローティングゲート122及び制御ゲート126を含む。積層ゲート構造127の一方の側の半導体基板100に共通ソース領域128Sが位置する。フローティングゲート122の所定領域の下で半導体基板100に不純物拡散領域110が位置し、フローティングゲート122の所定領域と不純物拡散領域110との間に薄いトンネリング絶縁膜120が位置する。トンネリング絶縁膜120を通じて電荷が不純物拡散領域110からフローティングゲート122に注入されるか、又はその反対方向に放出される。
メモリトランジスタの積層ゲート構造127の他方の側にソース/ドレーン領域128S/D、ドレーン領域128D及び積層選択ゲート構造127’を含む選択トランジスタが位置する。選択トランジスタの積層選択ゲート構造127’は、絶縁膜102を挟んで半導体基板100上に位置し、ソース/ドレーン領域128S/D及びドレーン領域128Dの間に位置する。ソース/ドレーン領域128S/Dは不純物拡散領域110に隣接して位置する。図示してはいないが、積層ゲート構造127’の下部ゲート122’に電圧を印加するためのコンタクトが形成され、積層ゲート構造127’の下部ゲート122’が選択トランジスタのワードラインとして作用する。コンタクトプラグ132を通じてビットライン134がドレーン領域128Dに電気的に連結される。
このようなEEPROM素子の動作について説明する。消去動作時には、制御ゲート122とワードライン122’に例えば、15ボルト〜50ボルトの高い消去電圧を印加し、ビットライン134に0ボルトを印加し、共通ソース領域128Sはフローティングさせるか又は0ボルトを印加する。これによりトンネリング絶縁膜120を通じて電荷が不純物拡散領域110からフローティングゲート122に注入されてメモリトランジスタのスレッショルド電圧が増加される。
プログラム動作時には、制御ゲート122に0ボルトを印加し、ビットライン134とワードライン122’に約15ボルト〜20ボルトの高いプログラム電圧を印加し、共通ソース領域128Sはフローティングさせる。これによりフローティングゲート122内に貯蔵された電荷がトンネリング絶縁膜120を通じて抜け出してメモリトランジスタのスレッショルド電圧が減少される。
読み取り動作時にはビットライン134に約0.5ボルト〜2ボルトの電圧を印加し、ワードライン122’にVcc電圧(例えば、約1.6ボルト〜5.5ボルト)を印加し、制御ゲート126に約1.0ボルト〜2.0ボルトの電圧を印加し、共通ソース128Sには、0ボルトを印加する。メモリトランジスタのスレッショルド電圧の大きさを変動させることにより、メモリトランジスタの共通ソース128Sから選択トランジスタのドレーン領域128Dへの電流通路形成(チャネル形成)の可否が決定される。このような電流量を感知してメモリトランジスタに貯蔵された情報(論理‘0’又は論理‘1’であるかを)を判別する。
以下では、本発明の好適な実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法について説明する。
先ず、図8〜図11を参照して本発明の好適な実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法を説明する。先ず、図8は、不純物拡散領域形成のためのマスク工程を説明する半導体基板の断面図である。半導体基板100上に第1の絶縁膜102を形成する。第1の絶縁膜102は、例えば熱酸化膜又は気相蒸着酸化膜で形成することができる。第1の絶縁膜102上に不純物拡散領域を限定する開口部106が形成されたイオン注入マスク104を形成する。イオン注入マスク104の開口部106によって露出された第1の絶縁膜102を通じて半導体基板に不純物イオン107を注入する不純物イオン注入工程108を実施する。
続いて、熱処理工程を実施して半導体基板に注入された不純物イオン107を活性化させ、不純物拡散領域110を図9に示されるように形成する。次の工程は、トンネリング絶縁膜を形成するためのマスク工程であり、図9を参照して説明する。図9を参照すると、イオン注入マスク104を除去した後、第1の絶縁膜102上にトンネリング絶縁膜が形成される領域(トンネリング領域)を限定する第1の開口部114を有するリフロー可能な物質膜パターン112を形成する。第1の開口部114は、第1の幅W1を有しており、この幅はフォトリソグラフィ工程の解像度に依存する。リフロー可能な物質膜パターン112としては、熱処理によって流動性を有するどんな膜質であっても使用することができる。このようなリフロー可能な物質膜パターンとして例えば、フォトレジスト、不純物がドーピングされたシリケートガラス、SOG膜などがある。
例えば、フォトレジストが使用される場合においてリフロー可能な物質膜パターン112は、次の工程を通じて形成される。先ず、第1の絶縁膜102上にスピンコーティングなどの適切な方法を使用してフォトレジスト膜を形成した後、フォトマスク(図示せず)を使用してフォトレジスト膜を露光及び現像してリフロー可能なフォトレジストパターンを形成する。
一方、不純物がドーピングされたシリケートガラス又はSOG膜が使用される場合において、リフロー可能な物質膜パターン112は、次の工程を通じて形成することができる。先ず、第1の絶縁膜102上に不純物がドーピングされたシリケートガラス膜又はSOG膜を形成した後フォトレジスト膜を形成する。次いで、フォトマスクを使用してフォトレジスト膜を露光及び現像してトンネリング領域を限定するフォトレジストパターンを形成する。続いて、フォトレジストパターンによって露出された下部膜である不純物がドーピングされたシリケートガラス膜又はSOG膜をエッチングする。次いで、フォトレジストパターンを除去する。この際、不純物がドーピングされたシリケートガラス膜又はSOG膜とフォトレジスト膜との間にシリコン窒化膜のようなエッチングマスク膜をさらに形成することができる。
より好ましくは、フォトレジストを使用してリフロー可能な物質膜パターン112を形成する。この場合、追加的に膜形成及びエッチング工程が不要となり、工程が単純化されると共に、工程コストを低減することができる。
次に、熱処理工程を実施して第1の幅の開口部114を有するリフロー可能な物質膜パターン112を流動性を有するようにリフローさせる。これにより、第1の幅W1より狭い第2の幅W2の開口部118を有するリフローされた物質膜パターン116が図10に示されたように形成される。第1の幅W1は、フォトリソグラフィ工程によって達成可能な最小寸法である。本発明の実施形態によれば、第1の幅W1より小さい開口部寸法の形成が可能になる。
次に、第2の幅の開口部118によって露出された第1の絶縁膜102を除去して半導体基板100の不純物拡散領域110を露出させた後、トンネリング絶縁膜120を形成する。トンネリング絶縁膜120は、例えばシリコン酸化膜又はシリコン窒化膜及びシリコン酸化膜が順次に積層された多層膜で形成することができる。好ましくは、トンネリング絶縁膜120は、熱酸化工程によって形成される。酸素雰囲気で熱酸化工程を実施すると、シリコン酸化膜のトンネリング絶縁膜が得られる。一方、酸素雰囲気で熱酸化工程を実施して熱酸化膜を形成した後、酸素源を除去し、窒素源を提供して熱処理を継続すると、基板と熱酸化膜との界面に窒素が浸透して、この界面にシリコン酸化窒化膜が形成される。結果として、シリコン酸化窒化膜及びシリコン酸化膜が積層された二層のトンネリング絶縁膜が形成される。
ここで、第2の幅の開口部118によって露出された第1の絶縁膜の除去は、湿式エッチングによって除去されるか、又は順次乾式エッチング及び湿式エッチングを行うことによって除去される。乾式エッチング及び湿式エッチングを順次行って第1の絶縁膜を除去するときに、先ず乾式エッチングによって第1の絶縁膜の大部分が除去され、次に湿式エッチングによって残存する第1の絶縁膜を除去する。ここで、乾式エッチングによって半導体基板がエッチング損傷を受けない程度に第1の絶縁膜を残存させることが好ましい。
次に、図11を参照すると、基板の全面にメモリトランジスタのフローティングゲート及び選択トランジスタのワードラインのための第1の導電膜122を形成する。以後、一般的な方法による工程を実施してメモリトランジスタ及び選択トランジスタを完成する。
前述した実施形態で、第1の絶縁膜102を形成した後に不純物拡散領域110を形成しても構わない。これによれば、不純物拡散領域110に対する別途のフォトリソグラフィ工程は実施されず(図8のイオン注入マスク104は不要になり)、リフロー可能な物質膜パターン112を形成した以後に不純物注入工程が進行される。これについて図12及び図13を参照して説明する。先ず、図12を参照すると、半導体基板100上に第1の絶縁膜102を形成した後、トンネリング領域を限定する第1の幅W1の開口部114を有するリフロー可能な物質膜パターン112を形成する。次いで、不純物注入工程108を実施して第1の幅の開口部114によって露出された第1の絶縁膜102を通じて半導体基板100に不純物イオン107を注入する。
次に、図13を参照すると、熱処理工程を実施して、リフロー可能な物質膜パターン112をリフローさせて第2の幅W2の開口部118を有するリフローされた物質膜パターン116を形成すると同時に注入された不純物イオン107を活性化させて不純物拡散領域110を形成する。以後の工程で露出された第1の絶縁膜を除去した後、トンネリング絶縁膜を形成する。
また、図9における前述した実施形態で、リフロー可能な物質膜パターン112を形成する前に、不純物拡散領域のためのイオン注入工程時にバッファ膜として使用される図8の第1の絶縁膜102を除去し、新たに絶縁膜を形成することができる。また、この場合、新たに形成される絶縁膜の厚さを大きくすれば、新たな絶縁膜の一部をトンネリング絶縁膜として使用することができる。これについては図14を参照して説明する。
図14を参照すると、図8を参照して説明した方法と同様に、半導体基板100に不純物拡散領域110を形成した後、イオン注入マスク104及び第1の絶縁膜102を除去する。次いで、不純物拡散領域110を備える基板100上に厚い絶縁膜102’を形成する。次に、リフロー可能な物質膜パターン112を形成した後、熱処理工程を実施して第2の幅W2の開口部118を有するリフローされた物質膜パターン116を形成する。次に、開口部118によって露出された厚い絶縁膜102’の厚さの一部を除去し、所定厚さを残存させてトンネリング絶縁膜120を形成する。この際、絶縁膜102’の一部は、湿式エッチング又は順次乾式エッチング及び湿式エッチングを行うことによって除去することができる。
次に、リフローされた物質膜パターン116を除去した後、基板の全面にメモリトランジスタのフローティングゲート及び選択トランジスタのワードラインのための第1の導電膜122を形成する。以後、一般的な方法による工程を実施してメモリトランジスタ及び選択トランジスタを完成する。
次に、図15〜図17を参照して本発明の他の実施形態を説明する。本実施形態では、前述した図8〜図11を参照して説明した実施形態に対し、第1の絶縁膜102上に第2の絶縁膜103をさらに形成したものである。
先ず、図15を参照すると、不純物拡散領域110を形成した後、第1の絶縁膜102上に第2の絶縁膜103を形成する。第2の絶縁膜103は、第1の絶縁膜102についてエッチング選択比を有する膜質に形成される。例えば、第2の絶縁膜103は、シリコン窒化膜、又はシリコン窒化膜及びシリコン酸化窒化膜が順次に積層された多層膜で形成することができる。
続けて、図15を参照すると、第2の絶縁膜103上にリフロー可能な物質膜パターン112を形成した後、熱処理工程を実施してリフローされた物質膜パターン116を形成する。
次に、図16を参照すると、露出された第2の絶縁膜103を乾式エッチングに除去して第1の絶縁膜102を露出させる。この際、過エッチングに第1の絶縁膜102の一部分もエッチングすることができる。
次に、図17を参照すると、露出された第1の絶縁膜を湿式エッチングで除去して不純物拡散領域110を露出させた後、リフローされた物質膜パターン116を除去してトンネリング絶縁膜120を形成する。
次いで、一般的な工程を実施してメモリトランジスタ及び選択トランジスタを完成する。
以上、本発明についてその好適な実施形態を中心に説明したが、当業者は本発明を、本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態で実現することができることを理解すべきである。従って、本開示された実施形態は限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されなければならない。本発明の技術的範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に示されており、それと均等な範囲内にある全ての差異点は本発明に含まれるものである。
一般的な方法によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、不純物拡散領域を備える半導体基板上に酸化膜が形成される様子を示す断面図である。 一般的な方法によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、トンネリング領域を限定する開口部が形成される様子を示す断面図である。 一般的な方法によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、露出された酸化膜が湿式エッチングに除去され、不純物拡散領域が露出される様子を示す断面図である。 一般的な方法によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、不純物拡散領域上にトンネリング酸化膜が形成された後、フローティングゲート形成のためのポリシリコンが形成される様子を示す断面図である。 本発明の実施形態によるEEPROM素子を概略的に示す平面図である。 図5をI−I線に沿って切断したときの半導体基板の断面図である。 図5をII−II線に沿って切断したときの半導体基板の断面図である。 本発明の一実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、不純物拡散領域形成のためのマスク工程を説明するための半導体基板の断面図である。 本発明の一実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、半導体基板に注入された不純物イオンを活性化させ、不純物拡散領域を形成している様子を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、第1の幅W1より狭い第2の幅W2の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成している様子を示す断面図である。 本発明の一実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、基板の全面にメモリトランジスタのフローティングゲート及び選択トランジスタのワードラインのための第1の導電膜を形成している様子を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、トンネリング領域を限定する第1の幅W1の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成している様子を示す断面図である。 本発明の他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、第2の幅W2の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成すると同時に注入された不純物イオンを活性化させて不純物拡散領域を形成している様子を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法を説明するための半導体基板の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成している様子を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、露出された第2の絶縁膜を乾式エッチングに除去して第1の絶縁膜を露出させる様子を示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態によるEEPROMのトンネリング絶縁膜形成方法において、リフローされた物質膜パターンを除去してトンネリング絶縁膜を形成している様子を示す断面図である。
符号の説明
102 第1の絶縁膜
103 第2の絶縁膜
110 不純物拡散領域
116 リフローされた物質膜パターン

Claims (16)

  1. 基板上に第1の絶縁膜を形成し、
    前記第1の絶縁膜上にトンネリング領域を限定する第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成し、
    前記リフロー可能な物質膜パターンをリフローさせて前記第1の幅より狭い第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成し、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させ、
    前記露出された基板上にトンネリング絶縁膜を形成すること、
    を含むことを特徴とする電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  2. 前記リフロー可能な物質膜パターンは、フォトレジスト又は不純物がドーピングされたシリケートガラス膜で形成されること、
    を特徴とする請求項1に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  3. 前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜の厚さの一部を乾式エッチングに除去し、
    前記第2の幅の開口部の下に残存する第1の絶縁膜を湿式エッチングに除去すること、
    を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  4. 基板上に第1の絶縁膜を形成することは、
    前記基板上に前記第1の絶縁膜を形成し、
    前記第1の絶縁膜上に不純物拡散領域を限定するエッチングマスクを形成し、
    不純物イオンを注入した後熱処理工程を実施して前記基板に不純物拡散領域を形成し、
    前記エッチングマスクを除去することを含み、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項3に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  5. 基板上に第1の絶縁膜を形成する前に、
    前記基板上にバッファ絶縁膜を形成し、
    前記バッファ絶縁膜上に不純物拡散領域を限定する開口部を有するエッチングマスクを形成し、
    前記開口部を通じて不純物イオンを注入した後、熱処理工程を実施して前記基板に不純物拡散領域を形成し、
    前記エッチングマスク及びバッファ絶縁膜を除去することをさらに含み、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項3に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  6. 前記第1の絶縁膜上に第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成した後、前記第1の幅の開口部を有するリフロー物質膜パターンをリフローする前に、
    前記第1の幅の開口部を通じて前記基板に不純物イオンを注入することをさらに含み、
    前記第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローするとき、前記基板に注入された不純物イオンが拡散して不純物拡散領域を形成し、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項3に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  7. 前記第1の絶縁膜を形成した後、前記第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成する前に、
    前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を形成することをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  8. 前記第1の絶縁膜は、シリコン酸化膜で形成され、前記第2の絶縁膜はシリコン窒化膜又はシリコン窒化膜及びシリコン酸化窒化膜が順次積層された多層膜で形成されること、
    を特徴とする請求項7に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  9. 前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第2の絶縁膜を乾式エッチングして下部の第1の絶縁膜を露出させ、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを除去し、
    前記露出された第1の絶縁膜を湿式エッチングすること、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  10. 基板上に第1の絶縁膜を形成することは、
    前記基板上に前記第1の絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜上に不純物拡散領域を限定するエッチングマスクを形成し、
    不純物イオンを注入した後、熱処理工程を実施して前記基板に不純物拡散領域を形成し、
    前記エッチングマスクを除去することを含み、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項9に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  11. 基板上に第1の絶縁膜を形成する前に、
    前記基板上にバッファ絶縁膜を形成し、
    前記バッファ絶縁膜上に不純物拡散領域を限定する開口部を有するエッチングマスクを形成し、
    前記開口部を通じて不純物イオンを注入した後、熱処理して前記基板に不純物拡散領域を形成し、
    前記エッチングマスク及びバッファ絶縁膜を除去することをさらに含み、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項9に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  12. 前記第1の絶縁膜上に第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成した後、前記第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローする前に、
    前記第1の幅の開口部を通じて前記基板に不純物イオンを注入することをさらに含み、
    前記第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンをリフローするとき、前記基板に注入された不純物イオンが拡散して不純物拡散領域を形成し、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、前記基板に形成された前記不純物拡散領域を露出させること、
    を特徴とする請求項9に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  13. 基板上に第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜を順次形成し、
    前記第2の絶縁膜上にトンネリング領域を限定する第1の幅の開口部を有するリフロー可能な物質膜パターンを形成し、
    熱処理工程を実施して前記リフロー物質膜パターンをリフローさせて前記第1の幅より狭い第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを形成し、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第2の絶縁膜及び第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させ、
    前記露出された基板上にトンネリング絶縁膜を形成すること、
    を含むことを特徴とする電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  14. 前記第1の絶縁膜は、シリコン酸化膜で形成され、前記第2の絶縁膜はシリコン窒化膜又はシリコン窒化膜及びシリコン酸化窒化膜が順次積層された多層膜で形成されること、
    を特徴とする請求項13に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  15. 前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンによって露出された第2の絶縁膜及び第1の絶縁膜を除去して前記基板を露出させることは、
    前記第2の絶縁膜を乾式エッチングして第1の絶縁膜を露出させ、
    前記第2の幅の開口部を有するリフローされた物質膜パターンを除去し、
    前記第2の絶縁膜によって露出された第1の絶縁膜を湿式エッチングすることを含んで成ること、
    を特徴とする請求項13又は請求項14に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
  16. 前記基板上に前記第1の絶縁膜を形成する前に、
    前記基板上にバッファ絶縁膜を形成し、
    前記バッファ絶縁膜上に不純物拡散領域を限定する開口部を有するエッチングマスクを形成し、
    前記開口部を通じて不純物イオンを注入した後、熱処理工程を実施して前記基板に不純物拡散領域を形成し、
    前記エッチングマスク及びバッファ絶縁膜を除去することをさらに含むこと、
    を特徴とする請求項13又は請求項14に記載の電気的に消去及びプログラム可能なメモリ素子のトンネリング絶縁膜を形成する方法。
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