JPH1056090A - 補償注入層を有する半導体デバイス及びその製造方法 - Google Patents

補償注入層を有する半導体デバイス及びその製造方法

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JPH1056090A
JPH1056090A JP9139411A JP13941197A JPH1056090A JP H1056090 A JPH1056090 A JP H1056090A JP 9139411 A JP9139411 A JP 9139411A JP 13941197 A JP13941197 A JP 13941197A JP H1056090 A JPH1056090 A JP H1056090A
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dopant
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カコシユケ ロナルト
Holger Sedlak
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所要面積が僅かで高度の電気的信頼性を有す
る消去及びプログラム可能なROMを提供する。 【解決手段】 埋込みチャネル19の基板に対するアバ
ランシェ降伏を回避するために、埋込みチャネル19内
の横方向のドーピング分布を、埋込みチャネル19と反
対の導電形のドーピング原子の補償注入によりこの埋込
みチャネルの縁部領域19′がトンネル窓18の下にあ
る範囲よりも高い有効ドーピングを有するように形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第2の導電形の半
導体基板内に配設されている第1の導電形の第1のドー
プ領域及び第2のドープ領域と、両ドープ領域間の半導
体基板内にあるチャネル領域とを有する半導体デバイ
ス、特にEEPROMメモリセルに関する。
【0002】
【従来の技術】EEPROM(electricall
y erasable and programmab
le read only memories=電気的
に消去及びプログラム可能の読取り専用メモリ)セルは
メモリ形式において益々重要な役割を担うようになって
きている。例えばチップカード用にはマイクロコントロ
ーラ周辺に集積されているFLOTOX(floati
ng gate tunnnel oxide=浮遊ゲ
ート−トンネル酸化物)セル形式のメモリブロックが使
用される(埋込み型メモリ)。その際益々小さなセルが
要求されてきている。1つの限定要因はそれに付随する
電気的接続領域(埋込みチャネル)でトンネル窓が収縮
し易いことである。この限度はドイツ特許出願第196
14010・2号明細書に記載されているようにまず第
一にこのデバイスの特性により決定される。
【0003】図1に概略的に示されているFLOTOX
型のEEPROMセルでは、pドープされた半導体基板
1内に2つのnドープ領域2、3がソース及びドレイン
として存在している。その間にある基板表面上にはゲー
ト誘電体7又はトンネル誘電体8により基板1と分離さ
れている浮遊ゲート6が配設されている。この浮遊ゲー
ト6はトンネル誘電体(いわゆるトンネル窓)及び埋込
みチャネルといわれるnドープ領域4を介してドレイン
に“接続されている”。メモリトランジスタのゲート酸
化物の下方の範囲、いわゆるチャネル領域5は弱くpド
ープされている。ゲート誘電体7はチャネル領域5のみ
ならず埋込みチャネル4の縁部領域4′も覆っている。
浮遊ゲート6の上方には接続部10を有する制御ゲート
9が配設されている。プログラミングにはほぼ次の電位
に調整される。 制御ゲートの電位=0V ドレインの電位=+15V ソースの電位=浮動 その際電子は浮遊ゲートから酸化物内のポテンシャル障
壁を通って酸化物の伝導帯に入り、次いで基板に達する
(これについては図2のダイアグラムに示されてい
る)。その際電子は基板内に電子の正孔対を作るのに十
分なエネルギーを取り込む(正孔は価電子帯の上縁に沿
って比較的高い電位に、即ち(正孔にとって低い方の電
位に相当することから)図面の上方に向かって延びる傾
向がある。)
【0004】図3には図2の図紙面に対して垂直な(即
ち図1のIII−III′線に沿った)界面に沿って埋
込みチャネルの電位Ubcの種々の値に対し縁部領域
4′が大きな横方向の寸法を有している場合の電位の推
移が示されている。埋込みチャネル4(nドープされて
いる)と基板1(pドープされている)との間のpn接
合は前記の電位の場合阻止方向に極性化されている。こ
のことは著しい電位降下Paをもたらす。トンネル誘電
体からゲート誘電体への推移部では伝導帯にも価電子帯
にも、界面の電位が上方にある誘電体の厚さに左右され
ているので、更にもう1つの小さなポテンシャル障壁P
bが形成される。トンネル酸化物領域内の正孔電位はゲ
ート酸化物内よりも高い。pドープ領域に対する正孔電
位の降下Paはドーピングの濃度降下と共に開始する。
このポテンシャル障壁の高さが常に(正孔に対して)埋
込みチャネルの電位を越えている場合、正孔は埋込みチ
ャネル領域4から出ることはできない。
【0005】図4ではゲート誘電体7の下方の縁部領域
4′の横方向の寸法が十分でない場合の正孔の電位降下
Paが早い時期に開始することを示している。ポテンシ
ャル障壁Pbは下降曲線内にあり、埋込みチャネルの水
準以下に降下する。従ってトンネル内の電子により形成
される正孔はトンネル誘電体8の下方の領域から出るこ
とができ、正孔の電位降下はチャネル領域5に向かって
行われる。正孔はもはや埋込みチャネル領域内にとどま
らない。その際衝突電離により別の電子の正孔対が形成
される。これは荷電の多重化を来し、電流は埋込みチャ
ネル4からチャネル領域5へと、即ち基板1へとトンネ
ル電流より数桁(104〜106)大きくなる。プログラ
ミングの電位を形成するための荷電ポンプはこの電流を
供給することはできない。セルは数ミリ秒の必要時間内
にプログラミングすることができない。更に荷電の多重
化により形成される寄生電流はトンネル酸化物に負荷を
加え、それによりサイクル耐性を減少させる。
【0006】ポテンシャル障壁の高さはデバイスのプロ
グラミング過程及び電気的信頼性にとって極めて重要で
ある。これは縁部領域4′の横方向の寸法、トンネル誘
電体のゲート誘電体に対する厚みの割合、及びゲート酸
化物−トンネル酸化物の縁回りの横方向のドーピング分
布により調整することができる。
【0007】ゲート誘電体7の下方の縁部領域4′に十
分な寸法を得るためには、nドーピング原子(多くの場
合燐である)の横方向の拡散濃度を高める必要がある。
これは高い注入量により達成することができる。ゲート
酸化物−トンネル酸化物の端部とソース領域との距離
は、メモリトランジスタのチャネル長が横方向の拡散に
より短くなり過ぎないように相応して大きくなければな
らない。更に高い埋込みチャネル濃度はトンネル酸化物
の品質に悪影響を及ぼす。その他に縁部領域4′の十分
な寸法は多くの場合埋込みチャネル4及びトンネル窓を
画成するのに、埋込みチャネル用の注入マスクがトンネ
ル窓用のエッチングマスクよりも大きな開口を有する2
つの異なるマスクを使用することにより保証される。
【0008】アバランシェ降伏を回避するもう1つの方
法はゲート誘電体とトンネル誘電体とに大きな厚み比
(≧4)があることである。この比を小さくするとデバ
イスの横方向の縮み限度にぶつかることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題
は、所要面積が僅かで高度の電気的信頼性を有するEE
PROM(消去及びプログラム可能ROM)を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば請求項1の特徴を有する半導体デバイスにより解決さ
れる。
【0011】本発明ではポテンシャル障壁の高さは横方
向のドーパント分布により調整される。その際以下に記
載する認識が利用される。即ち埋込みチャネル内の有効
ドーピングが弱まるにつれて界面の電位は一層高くなる
(即ち正孔の電位は低くなる)。高いポテンシャル障壁
は埋込みチャネル内の電位を高くし、縁部領域(即ちゲ
ート誘電体の下方又はゲート誘電体とトンネル誘電体と
の界面)内の電位を低くすることにより、つまり埋込み
チャネル内のドーピングを弱め、縁部領域内のドーピン
グを高めることにより達成することができる。従って半
導体基板の表面近くの横方向のドーパント分布は少なく
とも縁部領域内で部分的に最高値を有する。nドーパン
トの有効濃度は縁部領域の方がトンネル窓の下方の範囲
よりも高い。
【0012】このようなドーピング分布は埋込みチャネ
ルの注入に対し付加的に反対の導電形のドーピング原子
で横方向の拡散を埋込みチャネル注入の場合よりも少な
くする補償注入を行うことにより形成することができ
る。このためには同じ注入マスク(場合によっては変更
してもよい)を使用することができる。
【0013】
【実施例】本発明を実施例及び図面に基づき以下に詳述
する。
【0014】図5ではpドープされたシリコン基板11
上に例えば20nmの厚さのゲート酸化物から成るゲー
ト誘電体12及びその上にマスク13が施されている。
このマスク13は後の埋込みチャネル又はトンネル窓の
箇所に開口を有し、この開口を通して例えば燐から成る
nドーパント14が注入される。その際ゲート酸化物1
2は分散酸化物の作用をする。基板11内にnドープ領
域15が形成される。引続き同じマスク13を使用して
拡散速度の比較的遅いpドーパント16を注入して補償
注入を行う。その際注入量は埋込みチャネルの注入の場
合よりも僅かであるため、半導体基板内のドープ領域1
5内にこの領域15よりも弱いnドーピングを有するも
う1つのドープ領域17が形成される。埋込みチャネル
の注入は例えば150keVの注入エネルギー及び4×
1014cm-2の注入量での燐で実施され、補償注入は例
えば100keVの注入エネルギー及び1×1013cm
-2の注入量でのガリウムで実施される。
【0015】図6ではマスク13の使用下にゲート酸化
物をエッチングし、次いでこのマスクを除去し、トンネ
ル誘電体として約8nmの厚さの酸化物18を施してト
ンネル窓が形成される。
【0016】図7では公知方法によりEEPROMセル
が完成される。その際生じる熱負荷により又は独自に行
われる熱処理により(図5の)ドープ領域15及び17
から埋込みチャネルといわれる第1のドープ領域19が
形成され、その縁部領域19′はゲート酸化物12の下
方に延びている。この縁部領域19′は直接トンネル酸
化物の下方にある第1のドープ領域19の部分よりも高
い有効ドーピングを有している。この横方向のドーピン
グ分布は、ガリウムが燐に比べて極めて緩慢に拡散する
ので、補償注入が正味ドーピングをほぼトンネル窓の下
方(即ちもう1つのドープ領域17の領域内)のみで低
下し、トンネル窓の外側(即ち特にゲート酸化物の下方
の上述の縁部領域19′)では低下しないことにより惹
起される。縁部領域19′内のpドーピング原子の濃度
はトンネル窓の下方よりも極めて(典型的には少なくと
も約2桁程度)低い。
【0017】更にEEPROMはゲート電極20をトン
ネル酸化物18及びゲート酸化物12上に配設されてい
る浮遊ゲートとして、またその上に絶縁して施されてい
る電極21を制御ゲートとして有する。この制御ゲート
は外側から接続可能である。EEPROMは第2のドー
プ領域22により補完され、その際第1のドープ領域1
9と第2のドープ領域22との間にある半導体基板の領
域はいわゆるチャネル領域23となり、その表面をゲー
ト酸化物12で覆われている。nドープ領域24は埋込
みチャネル19を接続する役割をする。浮遊ゲート20
及び制御ゲート21は絶縁材25により被包されてい
る。
【0018】埋込みチャネル19からチャネル領域23
に推移する半導体基板内の横方向のドーピング分布(こ
れは図12に示されている)により埋込みチャネル19
内の電位は高められ(又は埋込みチャネル内の正孔電位
が低下する)、障壁の範囲(縁部領域19′)内ではこ
れに対して高められることはない。ポテンシャル障壁は
それにより効果的に高められる。所定の高さのポテンシ
ャル障壁を得るためには、従来の方法に比べて燐の注入
量を減らす必要があり、それにより燐の横方向への拡散
を減らすことができる。従ってチャネル領域23の長さ
が同じである場合トンネル窓の縁部と第2のnドープ領
域22(ソース)との間隔を比較的小さく形成すること
ができる。
【0019】図8では半導体デバイスを形成するための
第2の実施例としてゲート酸化物12を有するpシリコ
ン基板11及びマスク13から出発する。nドーパント
14をnドープ領域15が半導体基板11内に生じるよ
うに注入する。有利には150keVの注入エネルギー
及び4×1014cm-2の注入量で燐が注入される。
【0020】更に図9ではマスク13内の開口の大きさ
を変更し、例えばフォトレジストから成るマスクの場合
膨潤により開口を小さくしている。その結果修正マスク
13′が生じる。これには欧州特許第0395917号
明細書に記載されているようないわゆるCARL(ch
emische Aufweitung von Re
sist−Linien=レジスト線の化学的拡張)法
が使用される。引続きpドーパント、例えば10keV
の注入エネルギー及び1×1013cm-2の注入量でホウ
素の補償注入を行い、その結果別のドープ領域17が形
成される。この領域17は完全にnドープ領域15内に
あり、特に基板表面に比較的小さな横方向の寸法を有す
る。
【0021】引続き図10では修正マスク13′の使用
下にゲート酸化物12を除去し、トンネル酸化物18を
施している。その他の処理法は第1の実施例と同様であ
る。
【0022】注入マスク13の修正は他の方法、例えば
開口の側壁にスペーサを形成することによって行っても
よい。更に注入の順序は変更可能であり、即ちまず補償
注入を行い、次いでマスク内の開口を拡大し、最後に埋
込みチャネルの注入を行ってもよい。
【0023】図11は図1のIII−III′線で切断
したx軸に沿った横方向のドーピング分布(n正味ドー
ピング)を任意の単位で破線で示し、その際生じる界面
電位を実線で示している。この図から正味ドーピングの
一本調子の変化(図4にも示されている)の場合ポテン
シャル障壁Pbは正孔電位の下降曲線にぶつかることが
分かる。
【0024】図12は図11と同じ部分(図7のXII
−XII′軸に沿ったもの)に補償注入が行われたもの
を示している。この注入は縁部領域19′内の有効ドー
ピングに部分的に最高ドーピング値をもたらし、正孔の
電位はトンネル窓18の範囲で低下している。ポテンシ
ャル障壁Pbはアバランシェ降伏が回避されるので正孔
電位の最大値を示している。EEPROM内では荷電の
多重化はプログラミングの過程で極めて小さく、そのた
め性能の低い荷電ポンプでもプログラミング電位を保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のEEPROMメモリセルを有する半導体
基板の断面図。
【図2】半導体基板内の電子の移動による電位の推移曲
線。
【図3】縁部領域が大きな寸法を有している場合の電位
の推移曲線。
【図4】縁部領域の寸法が十分でない場合の電位の推移
曲線。
【図5】本発明の1実施例に基づき半導体デバイスのシ
リコン基板内にnドープ領域を形成した段階のEEPR
OMセルの断面図。
【図6】マスク内に開口を形成した段階のEEPROM
セルの断面図。
【図7】EEPROMセルの完成断面図。
【図8】本発明の別の実施例に基づき半導体デバイスの
シリコン基板内にnドープ領域を形成した段階のEEP
ROMセルの断面図。
【図9】マスク内の開口の大きさを変えたEEPROM
セルの断面図。
【図10】トンネル酸化物を施した段階のEEPROM
セルの断面図。
【図11】補償注入以前の横方向のドーピング分布と界
面電位のダイアグラム。
【図12】補償注入後の横方向のドーピング分布と界面
電位のダイアグラム。
【符号の説明】
1、11 半導体基板 2、3、22 nドープ領域(第2のドープ領域) 4、19 埋込みチャネル(第1のドープ領域) 4′、19′ 埋込みチャネルの縁部領域 5、23 チャネル領域 6、20 浮遊ゲート 7、12 ゲート誘電体 8、18 トンネル誘電体 9、21 電極(制御ゲート) 10 接続部 13 マスク 13′修正マスク 14 nドーパント 15 第1の導電形のドープ領域 16 pドーパント 17 補償注入による別のドープ領域 24 nドープ領域(接続部) 25 絶縁材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第2の導電形の半導体基板(11)内に
    配設されている第1の導電形の第1のドープ領域(1
    9)及び第2のドープ領域(22)と、両ドープ領域
    (19、22)間の半導体基板(11)内にあるチャネ
    ル領域(23)と、第1のドープ領域(19)の表面を
    部分的に覆うトンネル誘電体(18)と、チャネル領域
    (23)の表面並びに第1のドープ領域(19)の縁部
    領域(19)を覆うゲート誘電体(12)と、トンネル
    誘電体(18)及びゲート誘電体(12)上のゲート電
    極(20)とを有し、縁部領域(19′)がトンネル誘
    電体(18)の下にある第1のドープ領域(19)の範
    囲よりも高い有効ドーピングを有することを特徴とする
    半導体デバイス。
  2. 【請求項2】 トンネル誘電体(18)の下にある第1
    のドープ領域(19)の範囲内に第1の導電形のドーパ
    ントと第2の導電形のドーパントが存在することを特徴
    とする請求項1記載の半導体デバイス。
  3. 【請求項3】 縁部領域(19′)内に第1の導電形の
    ドーパントが存在し、第2の導電形のドーパントの濃度
    がトンネル誘電体(18)の下の範囲の濃度よりも極め
    て僅かであることを特徴とする請求項2記載の半導体デ
    バイス。
  4. 【請求項4】 第1の導電形のドーパントが燐であり、
    第2の導電形のドーパントがホウ素又はガリウムである
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体デバイ
    ス。
  5. 【請求項5】 第2の導電形の半導体基板(11)上に
    ゲート誘電体(12)を形成し、形成すべきトンネル誘
    電体(18)の範囲内に開口を有するマスク(13)を
    ゲート誘電体(12)上に施し、第1の導電形のドープ
    領域(15)を開口の下方のゲート誘電体(12)を通
    して注入により形成し、第2の導電形のドーパントでの
    補償注入を両方の注入後第1の導電形の有効ドーパント
    濃度を開口の下方の表面の近くの範囲で低下させるよう
    にして実施し、マスク(13)の開口の内部のゲート誘
    電体(12)を除去し、このマスク(13)を除去し、
    トンネル誘電体(18)を半導体基板の露出表面上に形
    成し、トンネル誘電体(18)及びゲート誘電体(1
    2)に接する部分上にゲート電極(20)を形成し、チ
    ャネル領域(23)に隣接して第1の導電形の第2のド
    ープ領域(22)を形成し、第1のドープ領域(19)
    に対する接続部(24)を形成することを特徴とする請
    求項1乃至4の1つに記載の半導体デバイスの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 第1のドープ領域(19)の注入を燐で
    実施することを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 補償注入をガリウムで実施することを特
    徴とする請求項5又は6記載の方法。
  8. 【請求項8】 マスク(13)を補償注入前にその横方
    向の寸法を修正することを特徴とする請求項5又は6記
    載の方法。
  9. 【請求項9】マスク(13)が補償注入の前に膨潤させ
    たフォトレジストからなることを特徴とする請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 補償注入をホウ素で実施することを特
    徴とする請求項8又は9記載の方法。
  11. 【請求項11】 補償注入を第1の導電形のドーパント
    の注入前に実施することを特徴とする請求項5乃至10
    の1つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 補償注入を第1の導電形のドーパント
    の注入量よりも低い量で実施することを特徴とする請求
    項5乃至11の1つに記載の方法。
JP9139411A 1996-05-17 1997-05-14 補償注入層を有する半導体デバイス及びその製造方法 Pending JPH1056090A (ja)

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DE19620032.6 1996-05-17
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JPH1056090A true JPH1056090A (ja) 1998-02-24

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US (2) US5981342A (ja)
EP (1) EP0810673B1 (ja)
JP (1) JPH1056090A (ja)
KR (1) KR970077399A (ja)
DE (2) DE19620032C2 (ja)
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