JP2006016207A - 熱活性化装置およびシート材の搬送方法 - Google Patents

熱活性化装置およびシート材の搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート材の幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、シート材が斜行して搬送されることを防止する。
【解決手段】 シート材3の感熱性粘着層を熱活性化するための熱活性化ヘッド11と、この熱活性化ヘッド11に圧接されてシート材3を保持して搬送するためのプラテンローラ12と、熱活性化ヘッド11に対してシート材3の搬送方向の上流側に位置して設けられシート材3を搬送する一対の搬送ローラ14a,14bとを備える。一対の搬送ローラ14a,14bによるシート材3の保持力は、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11によるシート材3の保持力よりも大きくされている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材の感熱性粘着層を熱活性化するための熱活性化装置およびシート材の搬送方法に関する。
例えば、物流や店舗では、価格等の各種情報表示やPOS(point of sales)端末による管理用バーコード等を表示するためのラベルが、物品に貼付されて用いられている。この種のラベルとしては、シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材によって発行されるラベルが提案されている。
このような感熱性粘着層を有するラベルを発行するラベル発行装置は、一般に、シート材を供給するシート供給装置と、このシート供給装置から供給されたシート材の感熱印字層に各種情報を印字する印字装置と、この印字装置によって印字されたシート材を切断する切断装置と、シート材の感熱性粘着層を熱活性化するための熱活性化装置とを備えて構成されている。
そして、従来の熱活性化装置を備えるラベル発行装置としては、切断装置と熱活性化装置との間に、シート材を弛ませて誘導する誘導装置が配置された構成が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、感熱性粘着層を有するシート材によって発行されるラベルとしては、感熱性粘着層の全面を均一に熱活性化せずに、一部のみを熱活性化して粘着化領域を形成し、他の部分を熱活性化されない非粘着化領域として残して使用されることもある。
このようなラベルとしては、例えば、ラベルの粘着化領域である一端側が物品に貼付され、非粘着化領域である他端側が物品に貼付されない状態で用いられる。そして、このラベルは、例えば、粘着化領域と非粘着化領域との境界部に切り取り線等が設けられて、物品の流通過程での管理等で、ラベルの他端側が切り取られて伝票として使用されている。
特開2003−316265号公報(図1)
上述したように、従来の熱活性化装置では、シート材の感熱性粘着層を、シート材の搬送方向に直交する幅方向に対して部分的に熱活性化する場合、熱活性化ヘッドによって熱活性化された粘着化領域と、熱活性化されない非粘着化領域とが、シート材の幅方向に対して不均一に存在することになる。
図8に示すように、従来の熱活性化装置110では、熱活性化ヘッド111とプラテンローラ112との間に保持されたシート材103の感熱性粘着層を、熱活性化ヘッド111の熱活性化位置P2で部分的に熱活性化する。
例えば、矢印L方向であるシート材103の搬送方向に直交する幅W1方向の中心線Cに対して、中心線Cから一端側までの幅W2が粘着化領域121にされ、中心線Cから他端側までの幅W2が非粘着化領域122にされた場合には、シート材103の幅W1方向の中心線Cに対して、粘着化領域121と非粘着化領域122とで摩擦係数が異なってしまう。
このため、シート材103は、このシート材103に圧接されて搬送するプラテンローラ112による、粘着化領域121の搬送速度がv1となり、非粘着化領域122の搬送速度がv2となり、粘着化領域121の搬送速度v1が非粘着化領域の搬送速度v2よりも大きくなってしまう問題点がある。
この結果、シート材103は、プラテンローラ112による幅方向の各搬送速度v1,v2に差が生じてしまうことによって、搬送方向に対して傾斜され、斜行して搬送されてしまう問題がある。
したがって、従来の熱活性化装置では、上述のようにシート材が斜行することで、熱活性化ヘッド111によって熱活性化される粘着化領域121と、熱活性化されない非粘着化領域122との各幅W2が変化してしまい、シート材103の感熱性粘着層に粘着化領域を意図した幅に形成することが困難であった。
そこで、本発明は、シート材の幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、シート材が斜行して搬送されることを防止し、粘着化領域と非粘着化領域とを変化させることなく所望の幅で良好に形成することができる熱活性化装置およびシート材の搬送方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る熱活性化装置は、シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材の感熱性粘着層を熱活性化するための加熱手段と、この加熱手段に圧接されてシート材を保持して搬送するためのプラテンローラと、これらプラテンローラと加熱手段によるシート材の搬送経路上に設けられシート材を搬送する一対の搬送ローラとを備える。そして、一対の搬送ローラによるシート材の保持力は、プラテンローラと加熱手段によるシート材の保持力よりも大きくされている。
以上のように構成された本発明に係る熱活性化装置によれば、一対の搬送ローラによるシート材の保持力が、プラテンローラと加熱手段によるシート材の保持力よりも大きくされることで、加熱手段が、シート材の搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際、シート材の幅方向に生じる摩擦力の差に伴ってプラテンローラによるシート材の幅方向の搬送速度に生じたときに、一対の搬送ローラが、搬送されるシート材に張力を付与することによって、シート材の幅方向に生じた搬送速度の差にかかわらずに、一対の搬送ローラによる搬送速度を基準としてシート材が搬送されるので、シート材が搬送方向に対して斜行して搬送されることが抑制される。
また、本発明に係る熱活性化装置は、一対の搬送ローラが、加熱手段に対してシート材の搬送方向の上流側に位置して設けられ、一対の搬送ローラによるシート材の保持力が、プラテンローラおよび加熱手段によるシート材の保持力よりも大きくされる。そして、加熱手段が、シート材の搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、一対の搬送ローラによる搬送速度は、プラテンローラによる搬送速度よりも遅くされる。この構成によれば、一対の搬送ローラによるシート材の保持力が、プラテンローラおよび加熱手段によるシート材の保持力よりも大きくされて、一対の搬送ローラによる搬送速度が、プラテンローラによる搬送速度よりも遅くされることで、一対の搬送ローラによるシート材の搬送速度と、プラテンローラおよび加熱手段によるシート材の搬送速度とに差が生じ、プラテンローラと加熱手段との間でシート材が滑り、搬送速度が遅い一対の搬送ローラによる搬送速度を基準として搬送される。したがって、加熱手段が、シート材の搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、シート材は、シート材の幅方向に生じる摩擦力の差に伴ってプラテンローラによる幅方向の搬送速度に生じる差にかかわらずに、一対の搬送ローラによる搬送速度を基準として搬送されるので、搬送方向に対して斜行して搬送されることが抑制される。
また、本発明に係る熱活性化装置は、一対の搬送ローラが、加熱手段に対してシート材の搬送方向の下流側に位置して設けられ、プラテンローラと加熱手段によるシート材の保持力は、一対の搬送ローラによるシート材の保持力よりも小さくされる。この構成によれば、プラテンローラと加熱手段によるシート材の搬送が制限されて抑えられ、保持力が比較的大きくされた一対の搬送ローラによって搬送される。したがって、加熱手段が、シート材の搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、シート材は、シート材の幅方向に生じる摩擦力の差に伴ってプラテンローラによる幅方向の搬送速度に生じる差にかかわらずに、一対の搬送ローラによる搬送速度を基準として搬送されるので、搬送方向に対して斜行して搬送されることが抑制される。
また、本発明に係る熱活性化装置は、一対の搬送ローラと、プラテンローラおよび加熱手段との間に保持されたシート材の張力に応じて、プラテンローラの回転駆動力を遮断する駆動力遮断手段を備えてもよい。これによって、シート材が一対の搬送ローラによる搬送速度を基準として搬送される際に、一対の搬送ローラと、プラテンローラおよび加熱手段との間で、シート材に過剰な張力が負荷されて、シート材が損傷することが防止される。
また、本発明に係る熱活性化装置において、一対の搬送ローラの、感熱性粘着層に当接される一方の搬送ローラは、回転軸の軸方向に間隔をあけて配設されてシート材を搬送する複数の環状部材を有してもよい。これによって、一対の搬送ローラでシート材を圧接して搬送する際に、加熱手段に活性化されて粘着性を有している感熱性粘着層が、搬送ローラの周面に付着してシート材を巻き込んでしまうことが抑制されている。したがって、一対の搬送ローラは、シート材の搬送動作の信頼性が向上される。
また、本発明に係る熱活性化装置において、環状部材は、感熱性粘着層に当接する周面に凹凸が形成されてもよい。これによって、シート材の感熱性粘着層に当接する面積が小さくされると共に、シート材の保持力が大きくされて搬送ローラとシート材との滑りが生じることが抑えられる。したがって、搬送ローラは、シート材の搬送量の精度が向上され、シート材の斜行を更に小さく抑制することが可能になる。
また、本発明に係るプリンタは、上述した本発明に係る熱活性化装置と、印字層を加熱して印字する印字装置とを備え、熱活性化装置と印字装置とを通るようにシート材を搬送させる。
また、本発明に係るシート材の搬送方法は、シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材の感熱性粘着層を熱活性化するための加熱手段と、この加熱手段に圧接されてシート材を保持して搬送するためのプラテンローラと、これらプラテンローラと加熱手段によるシート材の搬送経路上に設けられシート材を搬送する一対の搬送ローラとを備える熱活性化装置を用いて前記シートを搬送するシート材の搬送方法であって、一対の搬送ローラによるシート材の保持力は、プラテンローラと加熱手段によるシート材の保持力よりも大きくする。
上述したように本発明に係る熱活性化装置およびシート材の搬送方法によれば、プラテンローラと加熱手段によるシート材の搬送経路上に設けられた一対の搬送ローラによる搬送速度を基準として搬送されるので、シート材の幅方向に生じる摩擦力の差によって、シート材が搬送方向に対して斜行して搬送されることを防止することができる。したがって、本発明によれば、シート材の幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する場合であっても、シート材が斜行することが防止されるので、シート材の感熱性粘着層に粘着化領域および非粘着化領域を所望の幅で良好に形成することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、物品に各種情報を表示するために物品に貼り付けるラベルを発行する際に用いられるラベル発行装置について簡単に説明する。
図1に示すように、ラベル発行装置1は、図1中矢印L方向であるシート材3の搬送経路に沿って、シート材3を供給するシート供給装置5、シート材3の感熱印字層に各種情報を印字する印字装置6、この印字装置6によって印字されたシート材3を切断する切断装置7、シート材3の感熱性粘着層を熱活性化するための熱活性化装置10の順に配置されて構成されている。
シート供給装置5は、シート材3が巻回されたシートロール5aを有しており、このシートロール5aからシート材3を繰り出して供給する。このシート供給装置5から供給されるシート材3は、図示しないが、シート状基材と、このシート状基材の表面側に設けられた感熱印字層と、シート状基材の裏面側に設けられた感熱性粘着層とを備えて構成されている。なお、シート材としては、必要に応じて、シート状基材と感熱印字層との間に、シート状基材の一方側の層から他方側の層への伝熱を遮断するための断熱層が設けられた構成のものが用いられてもよい。
印字装置6は、いわゆるサーマルプリンタが用いられており、シート材3の感熱印字層を感熱させるためのサーマルヘッド6aと、このサーマルヘッド6aに圧接されるプラテンローラ6bとを有している。印字装置6は、シート供給装置5から供給されたシート材3をサーマルヘッド6aとプラテンローラ6bとの間に挟んで印字するとともに搬送する。なお、印字装置6は、必要に応じて、熱活性化装置10によるシート材3の搬送方向の下流側に配置されてもよい。切断装置7は、印字装置6から搬出されたシート材3を所望の長さに切断するためのカッタ7aを有しており、切断したシート材3を熱活性化装置10に搬出する。
図2に示すように、熱活性化装置10は、シート材3の感熱性粘着層を熱活性化するための熱活性化ヘッド11と、この熱活性化ヘッド11に圧接されこの熱活性化ヘッド11との間にシート材3を挟んで矢印L方向である搬送方向にシート材3を搬送するプラテンローラ12と、切断装置7から搬送されたシート材3を熱活性化装置10内に搬入するための一対の搬入ローラ13a,13bと、これら搬入ローラ13a,13bによって搬入されたシート材3を熱活性化ヘッド11およびプラテンローラ12側に搬送するための一対の搬送ローラ14a,14bと、熱活性化ヘッド11によって熱活性化されたシート材3を熱活性化装置10外方に搬出するための一対の搬出ローラ15a,15bとを備えている。
熱活性化ヘッド11としては、印字装置6が備えるサーマルヘッド6aと同様のものが使用されており、図3に示すように、シート材3の搬送方向に直交する幅W1方向に沿って複数の発熱素子(不図示)が配設されている。熱活性化ヘッド11は、任意の発熱素子を選択的に発熱させることで、シート材3の幅W1方向に対して感熱性粘着層をドット単位で熱活性化が可能にされている。また、熱活性化ヘッド11は、圧縮コイルバネ(不図示)による弾性力で、プラテンローラ12の周面に圧接されている。
そして、熱活性化ヘッド11は、図3に示すように、熱活性化位置P1で、シート材3の幅W1方向に対して選択的に感熱性粘着層を熱活性化し、幅W1方向の中心線Cに対して、この中心線Cから一端側までの幅W2が粘着化領域21にされ、中心線Cから他端側までの幅W2が非粘着化領域22にされる。つまり、熱活性化ヘッド11によって、シート材3は、幅W1方向の中心線Cに対して感熱性粘着層が非対称に熱活性化され、換言すれば、粘着化領域21が幅W1方向に対して不均一に形成される。
搬送ローラ14a,14bは、熱活性化ヘッド11に対してシート材3の搬送方向の上流側に位置され、熱活性化ヘッド11およびプラテンローラ12に隣接する位置に設けられている。これら搬送ローラ14a,14bは、一方が回転駆動されることで、他方が一方に従動して回転駆動される。
そして、一対の搬送ローラ14a,14bによるシート材3の保持力は、プラテンローラ12および熱活性化ヘッド11によるシート材3の保持力よりも大きくされるように、搬送ローラ14a,14bの摩擦係数や、シート材3に対する圧接力が設定されている。また、プラテンローラ12よりも小径にされた搬送ローラ14a,14bによる搬送速度は、プラテンローラ12による搬送速度よりも遅くされている。なお、一対の搬出ローラ15a,15bによるシート材3の保持力は、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11による保持力よりも小さく、シート材3の搬出をガイドする程度の保持力にされている。
このため、シート材3が搬送されるとき、搬送ローラ14a,14bと、熱活性化ヘッド11に圧接されたプラテンローラ12との間に跨って保持されたシート材3は、熱活性化ヘッド11とプラテンローラ12との間でシート材3が滑り、搬送速度が遅い搬送ローラ14a,14bによる搬送速度を基準としてシート材3が搬送される。
このように搬送される際、シート材3は、搬送ローラ14a,14bと、熱活性化ヘッド11に圧接されたプラテンローラ12との間で滑るとともに搬送方向に所定の張力をもって引っ張られた状態で搬送される。
そして、プラテンローラ12の回転速度は、プラテンローラ12の周面に対して、シート材3がその全幅において滑るように設定されている。すなわち、搬送ローラ14a,14bとプラテンローラ12の搬送速度の差は、この条件が保たれる程度に設定されている。
また、シート材3は、搬送ローラ14a,14bによる搬送速度で搬出されることになる。なお、搬送ローラ14a,14bによるシート材3の搬送速度、すなわち搬出速度は、例えば50〜200mm/s程度にされている。
図3に示すように、シート材3が幅W1方向の中心線Cに対して、感熱性粘着層が非対称に熱活性化された場合には、従来で述べたように、粘着化領域21と非粘着化領域22とで摩擦係数が異なってしまう。このため、プラテンローラ12による粘着化領域21の搬送速度v1と、プラテンローラ12による非粘着化領域22の搬送速度v2とに差が生じ、搬送方向に対してシート材3が斜行して搬送されていた。
しかしながら、本発明に係る熱活性化装置10では、プラテンローラ12に対して搬送方向の上流側に設けられた搬送ローラ14a,14bによるシート材3の搬送速度v0を基準として搬送されるので、プラテンローラ12による搬送速度もv0となり、プラテンローラ12によるシート材3の幅W1方向の搬送速度が、粘着化領域21と非粘着化領域22とで等しくされている。
このため、シート材3は、幅W1方向に対して感熱性粘着層が不均一に熱活性化された場合であっても、斜行して搬送されることが防止されている。したがって、熱活性化装置10は、熱活性化ヘッド11によって、シート材3の粘着化領域21と非粘着化領域22との幅W2を変化させることなく、所望の幅で良好に形成することができる。
また、搬送ローラ14a,14bによるシート材3の搬送速度と、プラテンローラ12によるシート材3の搬送速度との差に伴って、一対の搬送ローラ14a,14bと、プラテンローラ12および熱活性化ヘッド11との間に保持されたシート材3に負荷される張力の大きさに応じて、プラテンローラ12による搬送力が解除されるように構成されてもよい。このような構成の場合、熱活性装置10は、例えば、プラテンローラ12の回転駆動力を遮断する駆動力遮断手段であるクラッチ(不図示)を備えて構成される。これによって、シート材3に所定以上の張力が負荷されたときに、プラテンローラ12の搬送力を解除することで、シート材3の損傷を防止することができる。
また、この熱活性化装置10は、図2に示すように、シート材3が搬入ローラ13a,13bに到達したことを検出するための第1のセンサ16と、シート材3が搬送ローラ14a,14bに到達したことを検出するための第2のセンサ17と、シート材3が搬出ローラ15a,15bに到達したことを検出するための第3のセンサ18とを備えている。
第1のセンサ16は、搬入ローラ13a,13bに対して、シート材3の搬送方向の上流側に配置されている。第2のセンサ17は、搬送ローラ14a,14bに対して、シート材3の搬送方向の上流側に配置されている。第3のセンサ18は、搬出ローラ15a,15bに対して、シート材3の搬送方向の下流側に配置されている。これら第1、第2および第3のセンサ16,17,18としては、例えば検出光を出射する発光素子と、検出光を受光する受光素子とを有しており、シート材3の搬送路を挟んで対向する位置に配設されている。これら第1、第2および第3のセンサ16,17,18は、検出光がシート材3によって遮られることで、シート材3の有無を検出するように構成されている。
また、熱活性化装置10は、図4に示すように、シート材3の熱活性化動作を制御するために、熱活性化ヘッド11を駆動制御するヘッド駆動回路31と、搬入ローラ13a,13b、搬送ローラ14a,14b、プラテンローラ12、搬出ローラ15a,15bをそれぞれ回転駆動するためのシート搬送モータ32と、このシート搬送モータ32を駆動制御するモータ駆動回路33と、第1、第2および第3のセンサ16,17,18の検出状態がそれぞれ入力されるセンサ検出回路34とを備えている。
これらヘッド駆動回路31、モータ駆動回路33、センサ検出回路34は、インターフェース35にそれぞれ電気的に接続されている。シート搬送モータ32は、図示しないギア列を有する駆動伝達機構36,37,38,39を介して駆動力を伝達し、各搬入ローラ13a,13b、搬送ローラ14a,14b、プラテンローラ12、搬出ローラ15a,15bを回転駆動させる。なお、図示しないが、各搬入ローラ13a,13b、搬送ローラ14a,14b、プラテンローラ12、搬出ローラ15a,15bは、独立してそれぞれ設けられた各モータによって回転駆動されるように構成されてもよい。
そして、熱活性化装置10は、インターフェース35を介して例えばPC(Personal Computer)40等の外部電子機器に電気的に接続されている。PC40は、CPU(Central Processing Unit)41、熱活性化処理用プログラムが格納されているROM(Read-Only Memory)42等を有しており、熱活性化装置10を駆動制御する。
以上のように構成された熱活性化装置10について、シート材3の感熱性粘着層を熱活性化して搬送する際の動作を、図面を参照して説明する。
まず、シート材3の熱活性化動作は、図5に示すように、ステップ51から開始され、第1のセンサ16によってシート材3の有無を検出する(ステップ52)。第1のセンサ16でシート材3が有ることが検出された場合には、ステップ53に移行し、第3のセンサ18によってシート材3の有無を検出する。また、第1のセンサ16でシート材3が有ることが検出されなかった場合には、ステップ52に戻る。第3のセンサ18でシート材3が有ることが検出されなかった場合には、ステップ54に移行する。また、第3のセンサ18でシート材3が有ることが検出された場合には、ステップ53に戻る。
次に、第2のセンサ17によってシート材3が有ることが検出されるまで、搬入ローラ13a,13bによってシート材3を搬送する。第2のセンサ17でシート材3が検出された後、搬送ローラ14a,14b、プラテンローラ12および熱活性化ヘッド11によって、シート材3の感熱性粘着層を熱活性化する(ステップ55)。続いて、搬出ローラ15a,15bが回転駆動することによって、熱活性化されたシート材3を、熱活性化装置10外方にラベルとして排出し(ステップ56)、熱活性化動作を終了する(ステップ57)。
上述したように、熱活性化装置10によれば、熱活性化ヘッド11およびプラテンローラ12に対してシート材3の搬送方向の上流側に位置して一対の搬送ローラ14a,14bが設けられ、これら搬送ローラ14a,14bによるシート材3の搬送速度が、プラテンローラ12によるシート材3の搬送速度よりも遅くされていることで、シート材3の幅方向の中心線に対して感熱性粘着層が非対称に熱活性化された場合であっても、プラテンローラ12によってシート材3が斜行して搬送されることを防止することができる。
したがって、熱活性化装置10によれば、熱活性化ヘッド11によってシート材3の感熱性粘着層に粘着化領域21および非粘着化領域22の各幅W2を良好に形成することができる。
上述した実施形態の熱活性化装置10では、一対の搬送ローラ14a,14bが、熱活性化ヘッド11に対してシート材3の搬送方向の上流側に配置された構成が採られたが、一対の搬送ローラが熱活性化ヘッドに対して搬送方向の下流側に配置された他の実施形態について説明する。なお、他の実施形態の熱活性化装置において、上述した実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図6に示すように、熱活性化装置60は、熱活性化ヘッド11によって熱活性化されたシート材3を搬送するための一対の搬送ローラ61a,61bを備えている。
一対の搬送ローラ61a,61bは、熱活性化ヘッド11に対してシート材3の搬送方向の下流側に位置され、熱活性化ヘッド11およびプラテンローラ12に隣接する位置に設けられている。これら搬送ローラ61a,61bは、一方が回転駆動されることで、他方が一方に従動して回転駆動される。また、これら一対の搬送ローラ61a,61bによる搬送速度は、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11による搬送速度と等しく設定されている。
そして、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11によるシート材3の保持力は、一対の搬送ローラ61a,61bによるシート材3の保持力よりも小さくされるように、プラテンローラ12の周面の摩擦係数や、シート材3に対する圧接力が設定されている。換言すれば、一対の搬送ローラ61a,61bによるシート材3の保持力は、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11によるシート材3の保持力よりも大きくされている。
このため、搬送ローラ61a,61bと、熱活性化ヘッド11に圧接されたプラテンローラ12との間に跨って保持されたシート材3は、熱活性ヘッド11が、シート材3の搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、シート材3の幅方向に生じる摩擦力の差に伴ってプラテンローラ12による幅方向の搬送速度に差が生じたときに、保持力が大きい搬送ローラ61a,61bによって、強制的に引っ張られて所定の張力が付与される。すなわち、シート材3は、プラテンローラ12と熱活性化ヘッド11による搬送速度が遅くなる非粘着化流域22が、搬送ローラ61a,61bによって強制的に引っ張られることで、この非粘着化流域22の搬送速度が粘着化領域21側の搬送速度に近づけられ、保持力が大きい搬送ローラ61a,61bによる搬送速度を基準としてシート材3が搬送される。
また、シート材3の感熱性粘着層に当接される一方の搬送ローラ61bは、図7に示すように、図示しない駆動機構によって回転駆動される回転軸63と、この回転軸63の軸方向に所定の間隔をあけて配設された複数の環状部材64とを有している。他方の搬送ローラ61aは、円柱状に形成されている。
環状部材64は、例えばゴム等の弾性材料によって形成されており、例えばOリングが用いられている。各環状部材64は、回転軸63の軸回りに設けられた支持溝(不図示)に係合されている。
搬送ローラ61bは、複数の環状部材64がシート材3に当接して搬送することで、シート材3の感熱性粘着層に当接される面積が低減されている。これによって、一対の搬送ローラ61a,61bでシート材3を圧接して搬送する際に、熱活性化ヘッド11に活性化されて粘着性を有している感熱性粘着層が、搬送ローラ61bの周面に付着してシート材3を巻き込んでしまうことが抑制されている。したがって、一対の搬送ローラ61a,61bは、シート材3の搬送動作の信頼性が向上されている。
また、環状部材64の周面には、例えばローレット等の比較的微細な凹凸が形成されることが好ましい。環状部材64は、周面に凹凸が形成されることで、シート材3の感熱性粘着層に当接する面積が小さくされると共に、シート材3の保持力が大きくされて搬送ローラ61bとシート材3との滑りが生じることが抑えられる。したがって、搬送ローラ61a,61bは、シート材3の搬送量の精度が向上され、シート材3の斜行を更に小さく抑制することが可能になる。
また、図示しないが、環状部材は、回転駆動される回転軸と、この回転軸の回転に従動する従動軸とに跨って架け渡されてもよく、ベルト状に形成されてもよい。このような環状部材によれば、回転軸と従動軸との間でこの環状部材の張力が変動しながら回転することになるので、感熱性粘着層が搬送ローラ61bの周面に付着してシート材3を巻き込んでしまうことが抑制される。
上述した熱活性化装置60によれば、一対の搬送ローラ61a,61bが、熱活性化ヘッド11に対してシート材3の搬送方向の下流側に位置して設けられ、プラテンローラと熱活性化ヘッド11によるシート材3の保持力が、一対の搬送ローラ61a,61bによるシート材3の保持力よりも小さくされることで、シート材3の幅方向の中心線に対して感熱性粘着層が非対称に熱活性化された場合であっても、プラテンローラ12によってシート材3が斜行して搬送されることを防止することができる。
なお、上述した実施形態の熱活性化装置では、感熱性粘着層に粘着化領域と非粘着化領域とを有するシート材を搬送する場合を一例に挙げたが、例えば、ラベルを物品から容易に剥離できるように貼り付ける等の必要に応じて、ドット単位による粘着化領域の比率を異ならせることで、粘着化の程度が異なる強粘着化領域と弱粘着化領域とを有するシート材を搬送する場合等、シート材の幅方向に対して摩擦係数が不均一にされたシート材を搬送する場合に用いられて好適である。
また、上述した実施形態の熱活性化装置では、感熱印字層を有するシート材が採用されたが、例えば感圧印字層等を有する他のシート材が用いられてもよいことは勿論である。
本発明に係る熱活性化装置を備えるラベル発行装置を模式的に示す断面図である。 上記熱活性化装置を模式的に示す断面図である。 上記熱活性化装置を模式的に示す平面図である。 上記熱活性化装置を説明するためのブロック図である。 シート材を熱活性化する動作を説明するためのフローチャートである。 他の実施形態の熱活性化装置を模式的に示す断面図である。 搬送ローラの一例を示す模式図である。 従来の熱活性化装置を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 ラベル発行装置
3 シート材
10 熱活性化装置
11 熱活性化ヘッド
12 プラテンローラ
13a,13b 搬入ローラ
14a,14b 搬送ローラ
15a,15b 搬出ローラ
16 第1のセンサ
17 第2のセンサ
18 第3のセンサ
21 粘着化領域
22 非粘着化領域
32 シート搬送モータ
C 中心線

Claims (17)

  1. シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材の前記感熱性粘着層を熱活性化するための加熱手段と、
    前記加熱手段に圧接されて前記シート材を保持して搬送するためのプラテンローラと、
    前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の搬送経路上に設けられ、前記シート材を搬送する一対の搬送ローラとを備え、
    前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力は、前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力よりも大きくされている熱活性化装置。
  2. 前記一対の搬送ローラは、前記加熱手段に対して前記シート材の搬送方向の上流側に位置して設けられ、
    前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力は、前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力よりも大きくされ、
    前記加熱手段が、前記シート材の前記搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して前記感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、前記一対の搬送ローラによる搬送速度は、前記プラテンローラによる搬送速度よりも遅くされている請求項1に記載の熱活性化装置。
  3. 前記一対の搬送ローラは、前記加熱手段に対して前記シート材の搬送方向の下流側に位置して設けられ、
    前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力は、前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力よりも小さくされている請求項1に記載の熱活性化装置。
  4. 前記一対の搬送ローラは、前記加熱手段に隣接する位置に配置されている請求項2または3に記載の熱活性化装置。
  5. 前記加熱手段は、サーマルヘッドを有している請求項1ないし4のいずれか1項に記載の熱活性化装置。
  6. 前記一対の搬送ローラに対して前記シート材の搬送方向の上流側に位置して設けられ、前記一対の搬送ローラに前記シート材を搬入するための一対の搬入ローラを備える請求項2に記載の熱活性化装置。
  7. 前記加熱手段に対して前記シート材の搬送方向の下流側に位置して設けられ、前記加熱手段によって前記感熱性粘着層が熱活性化された前記シート材を搬出するための搬出ローラを備える請求項6に記載の熱活性化装置。
  8. 前記一対の搬送ローラの上流側に設けられ、前記シート材を検出するための検出手段を備える請求項2ないし7のいずれか1項に記載の熱活性化装置。
  9. 前記一対の搬送ローラと、前記プラテンローラおよび前記加熱手段との間に保持された前記シート材の張力に応じて、前記プラテンローラの回転駆動力を遮断する駆動力遮断手段を備える請求項2に記載の熱活性化装置。
  10. 前記一対の搬送ローラの、前記感熱性粘着層に当接される一方の搬送ローラは、回転軸の軸方向に間隔をあけて配設されて前記シート材を搬送する複数の環状部材を有する請求項3に記載の熱活性化装置。
  11. 前記環状部材は、前記回転軸と、前記回転軸に従動して回転する従動軸とに跨って架け渡されている請求項10に記載の熱活性化装置。
  12. 前記環状部材は、前記感熱性粘着層に当接する周面に凹凸が形成されている請求項10に記載の熱活性化装置。
  13. 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の熱活性化装置と、前記印字層を加熱して印字する印字装置とを備え、前記シート材を前記熱活性化装置と前記印字装置とを通るように搬送させるプリンタ。
  14. シート状基材の一方に印字層が設けられ他方に感熱性粘着層が設けられてなるシート材の前記感熱性粘着層を熱活性化するための加熱手段と、前記加熱手段に圧接されて前記シート材を保持して搬送するためのプラテンローラと、前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の搬送経路上に設けられ前記シート材を搬送する一対の搬送ローラとを備える熱活性化装置を用いて前記シートを搬送するシート材の搬送方法であって、
    前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力は、前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力よりも大きくすることを特徴とするシート材の搬送方法。
  15. 前記加熱手段に対して前記シート材の搬送方向の上流側に位置して設けられた前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力を、前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力よりも大きくし、
    前記加熱手段によって、前記シート材の前記搬送方向に直交する幅方向の中心線に対して前記感熱性粘着層を非対称に熱活性化する際に、前記一対の搬送ローラによる搬送速度を、前記プラテンローラによる搬送速度よりも遅くする請求項14に記載のシート材の搬送方法。
  16. 前記一対の搬送ローラと、前記プラテンローラおよび前記加熱手段との間に保持された前記シート材の張力に応じて、前記プラテンローラの回転駆動力を遮断する請求項15に記載のシート材の搬送方法。
  17. 前記プラテンローラと前記加熱手段による前記シート材の保持力を、前記加熱手段に対して前記シート材の搬送方向の下流側に位置して設けられた前記一対の搬送ローラによる前記シート材の保持力よりも小さくする請求項14に記載のシート材の搬送方法。
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