JP2006004558A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
再度、超低消費電力のデータ保持動作モードにエントリする場合に、待機することなく、エントリ可能とした半導体記憶装置の提供。
【解決手段】
ECC回路をオン・チップで搭載した半導体記憶装置において、データ保持動作モードが、状態遷移の順に、ECC符号化回路がメモリセルのデータにパリティ情報を付加して格納するエンコード状態EESTと、前記メモリセルの集中リフレッシュ動作を行うバーストセルフリフレッシュ状態BSSTと、内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態PFSTと、部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態PNSTと、誤り検出訂正用の復号回路がメモリセルの誤り訂正を行うデコード状態EDSTと、エンコード状態で前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けるとアイドル状態ISTに遷移し、デコード状態EDSTからBSSTに再エントリ可能としている。
【選択図】
図2

Description

本発明は、データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有する半導体記憶装置の電力制御方法及びその方法を適用した半導体記憶装置に関する。
図11は、ECC(Error Checking and Correction)コーデック(符号化・復号回路)を搭載した従来の半導体記憶装置の構成を示す図である。なお、図11は、特許文献1(第1図)に基づくものであり、本発明の前提となるものであるため、その概略を説明しておく。
図11を参照すると、この半導体記憶装置は、クロック同期型のSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)であり、4つのメモリバンクに対応して4つのメモリセルアレイ11A、11B、11C、11Dが設けられており、メモリセルアレイ11A〜11Dは、それぞれがマトリクス配置されたダイナミック型メモリセルを備え、不図示のメモリセルトランジスタのゲート端子はワード線(不図示)に接続され、メモリセルトランジスタのドレインとソースの一方は、行毎に、相補のビット線(不図示)にされ、ドレインとソースの他方は、データ蓄積用の容量素子の一端に接続されている。ロウ(ROW)デコーダ3A〜3Dによるロウアドレス(ROW ADDRESS)信号をデコード結果に従い、ワードドライバ(不図示)は、メモリセルアレイの選択されたワード線(不図示)を高電位に駆動する。メモリセルアレイの相補ビット線(不図示)はセンスアンプ12A〜12D、及び、カラムデコーダ2A〜2DによってIO線に接続される。センスアンプは、メモリセルからのデータ読み出しによってそれぞれの相補ビット線に現れる微小電位差を検出して増幅する。I/O線(IO Bus)は各メモリバンクに対して共通化されて、マルチプレクサ6を介して、入力回路4の出力端子及び出力回路5の入力端子に接続される。端子DQは、データ入出力端子である。
アドレス入力端子ADから供給されるアドレス信号は、ローカラムアドレスバッファ8に入力されて保持され、Xアドレスをロウデコーダ3A〜3D、Yアドレスをカラムデコーダ2A〜2Dに供給する。
リフレッシュカウンタ9は、セルフリフレッシュ(Self Refresh)の行アドレスを発生する。セルフリフレッシュ時、リフレッシュカウンタ9からの行アドレスは、外部アドレスADのかわりに選択されてロウデコーダ(3A〜3D)に供給され、行アドレスのワード線に接続されるメモリセルのデータがビット線に読み出され、センスアンプで増幅されて再びメモリセルにリストアされる。
セルフリフレッシュ回路22は、セルフリフレッシュの動作、及びその周期制御を行う。
コマンドデコーダ21は、動作モードに応じて、外部コマンド、内部コマンドを受信、解読する。より詳細には、コマンドデコーダ21は、クロック信号CLK、クロックイネーブル信号CKE、チップイネーブル信号/CE、カラムアドレスストローブ信号/CAS、ロウアドレスストローブ信号/RAS、及びライトイネーブル信号/WEなどの外部制御信号が供給され、それらの信号のレベルの変化やタイミングなどに基づいて、SDRAMの動作モード、及び、各回路ブロックの動作を制御するための内部タイミング信号を形成する。チップイネーブル信号/CEは、そのロウレベルによって、コマンド入力サイクルの開始を指示する。チップイネーブル信号/CEがハイレベルのとき(チップ非選択状態)やその他の入力は意味を持たない。但し、後述するメモリバンクの選択状態やバースト動作などの内部動作は、チップ非選択状態への変化によって影響されない。/RAS、/CAS、/WEの各信号は、通常のDRAMにおける対応信号とは機能が相違しており、コマンドサイクルを定義するときに有意の信号とされる。
クロックイネーブル信号CKEは、次のクロック信号の有効性を指示する信号であり、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルであれば、次のクロック信号CLKの立ち上がりエッジが有効とされ、ロウレベルのときには、無効とされる。
図11に示す構成において、コマンドデコーダ21は、通常のコマンド(バンクアクティブ、リード/ライト、プリチャージ等)のコマンドデコーダの機能に加えて、ECCモードデコーダ31とセルフモードデコーダ32を備えており、セルフリフレッシュ回路22から供給されるセルフリフレッシュ信号φSRFに基づいて、ロウ系活性化信号φRASを生成し、ロウ・カラム・アドレス・バッファ8に供給する。
ECCモードデコーダ31は、クロックイネーブル信号CKEが、ハイレベルからロウレベルに変化した際に、クロック信号CLKに同期して供給されるチップイネーブル信号/CE、ロウアドレス・ストローブ信号/RAS、カラムアドレス・ストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEをデコードし、内部電源回路の一部をオフすることで超低消費電力を実現するデータ保持動作モードの設定であると判定した場合には、ハイレベルのエンコードスタート信号ENSTを生成し、ECCコントローラ23に供給するとともに、超低消費電力フラグSLPF(Super Low Power Flag)、及び、ECC回路(ECCコーデック)24がエンコード(符号化回路によるパリティの生成)中であることを示すエンコードフラグ(不図示)を活性状態にセットする。そして、ECCコントローラ23からECC回路24におけるエンコードが終了したことを示すエンコード終了信号ENEDを受け取ると、ECCモードデコーダ31は、エンコードフラグをリセットする。
また、ECCモードデコーダ31は、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルに変化することにより、データ保持動作モードを解除するための命令が外部から供給された場合には、超低消費電力フラグSLPFをリセットする。このとき、ECCモードデコーダ31は、エンコードフラグのセット・リセットの状態により、今までの状態が、
・データ保持動作モードであり、かつ、ECC回路24がエンコードを終了している状態であるか、あるいは、
・通常のセルフリフレッシュモードであって、ECC回路24は、エンコードを行っていない状態であるか、を判定する。上記判定の結果、データ保持動作モードであり、かつ、ECC回路24がエンコードを終了している状態である場合には、ECCモードデコーダ31は、活性状態(ハイレベル)のデコードスタート信号DESTを生成して、ECCコントローラ23に供給するとともに、ECC回路24がデコード(復号回路による誤り訂正)中であることを示すデコードフラグ(不図示)をセットする。次に、ECCモードデコーダ31は、ECCコントローラ23からECC回路24におけるデコードが終了したことを示すデコード終了信号DEEDが供給されると、デコードフラグをリセットする。
また、ECCモードデコーダ31は、内部電源回路27から供給される内部の所定箇所の電位が所定値の電位に到達し、内部電源がオンしたことを示す内部電源オン信号GONが非活性状態(ロウレベル)から活性状態(ハイレベル)に変化した際に、超低消費電力フラグSLPFがセットされている場合には、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)とする。一方、内部電源オン信号GONが非活性状態(ロウレベル)から活性状態(ハイレベル)に変化した際に、超低消費電力フラグSLPFがリセットされている場合には、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2が活性状態(ハイレベル)に設定され、ECCモードデコーダ31は、活性状態(ハイレベル)のデコードスタート信号DESTを生成し、ECCコントローラ23に供給するとともに、デコードフラグをセットする。
セルフモードデコーダ32は、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルに変化した際に、クロック信号CLKに同期して供給されるチップイネーブル信号/CE、ロウアドレス・ストローブ信号/RAS、カラムアドレス・ストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEをデコードし、データ保持動作モードではなく、通常のセルフリフレッシュモードの設定であると判定した場合、活性状態(ハイレベル)の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28に供給する。
また、セルフモードデコーダ32は、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルに変化した際に、クロック信号CLKに同期して供給されるチップイネーブル信号/CE、ロウアドレス・ストローブ信号/RAS、カラムアドレス・ストローブ信号/CAS、ライトイネーブル信号/WEをデコードし、データ保持動作モードの設定であると判定した場合には、内部状態フラグの超低消費電力フラグ(不図示)をセットする。なお、ECCモードデコーダ31、セルフモードデコーダ32での超低消費電力フラグは、同一の値に保持されていればよく、図11の信号線SLPFの値として、ECCモードデコーダ31、セルフモードデコーダ32のいずれの超低消費電力フラグを用いてもよい。
さらに、セルフモードデコーダ32は、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルに変化することにより、データ保持動作モードを解除するための命令が、外部から供給された場合には、超低消費電力フラグ(不図示)をリセットするとともに、第1及び第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1及びSRT2のレベルにかかわらず、第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1、第2セルフリフレッシュ・スタート信号(「バーストリフレッシュ信号」ともいう)SRT2をともに非活性状態(ロウレベル)にリセットする。
また、セルフモードデコーダ32は、ECCコントローラ23からエンコード終了信号ENEDが供給されると、超低消費電力フラグSLPFがセットされている場合には、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28及びECCモードデコーダ31に供給する。同様に、セルフモードデコーダ32は、内部電源回路27から供給される内部電源オン信号GONが非活性状態(ロウレベル)から活性状態(ハイレベル)に変化した際に、超低消費電力フラグがセットされている場合には、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28、及びECCモードデコーダ31に供給する。
また、セルフモードデコーダ32は、活性状態(ハイレベル)のデコード終了信号DEEDが供給された場合には、活性状態(ハイレベル)の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成し、セルフリフレッシュ回路22及びOR回路28に供給する。
セルフリフレッシュ回路22は、セルフモードデコーダ32から供給される活性状態(ハイレベル)の第1または第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1及びSRT2に基づいて、内部に設けられた発振器(不図示)で発振されるクロックの発振周波数を変更して、セルフリフレッシュ信号φSRFを生成し、コマンドデコーダ21に供給する。
また、セルフリフレッシュ回路22は、活性状態(ハイレベル)の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1が供給された場合には、発振器(不図示)で発振されるクロックの発振周波数をリフレッシュ周期TRが所定周期となるように設定し、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2が供給された場合には、発振器(不図示)で発振されるクロックの発振周波数をリフレッシュ周期TRが、バースト・セルフリフレッシュ用に、通常のリフレッシュ周期よりも短期間となるように設定する。
また、セルフリフレッシュ回路22は、すべてのメモリセル・アレイ11A〜11Dの全ワード線に対するバースト・セルフリフレッシュが終了することにより、内部に設けられているカウンタの値が、所定値(=ワード線本数)になった場合には、バースト・セルフリフレッシュが終了したことを示す活性状態(ハイレベル)のセルフリフレッシュ終了信号SREDを生成し、セルフモードデコーダ32及びタイマ26に供給する。
さらに、セルフリフレッシュ回路22は、セルフリフレッシュ終了信号SREDに基づいて、内部電源回路27のオフを指示する活性状態(ハイレベル)の内部電源オフ信号GOFFを生成し、内部電源回路27に供給する。
そして、セルフリフレッシュ回路22は、タイマ26から供給される、内部電源回路27をオフする時間(「内部電源オフ時間」ともいう)が経過したことを示す内部電源オフ終了信号PENDに基づいて、内部電源回路27を活性化するために、内部電源オフ信号GOFFを活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)に変化させて、内部電源回路27に供給する。
ECCコントローラ23は、ECCモードデコーダ31から供給される活性状態(ハイレベル)のエンコードスタート信号ENSTに基づいて、内部クロック発生回路25から供給される内部クロック信号CLKInに同期して、エンコード中の読み出し及び書き込み動作を制御するための内部コマンド、アドレス信号AD及びエンコードフラグENCを生成し、内部コマンド及びアドレス信号ADは、コマンドデコーダ21に、エンコードフラグENCは、ECC回路24に供給する。
コマンドデコーダ21は、内部クロック信号CLKInがロウレベルからハイレベルに変化した時の立ち上がりエッジで内部コマンドを取り込む。
ECCコントローラ23は、ECC回路24において、各メモリセルアレイ11A〜11Dを構成するすべてのメモリセルに対して、パリティ演算及びメモリセルへのパリティ領域の書き込みが終了すると、エンコード終了信号ENEDを、ECCモードデコーダ31に供給する。
また、ECCコントローラ23は、ECCモードデコーダ31から供給される活性状態(ハイレベル)のデコードスタート信号DESTに基づいて、内部クロック信号CLKInに同期して、デコード中の読み出し及び書き込み動作を制御するための内部コマンド、アドレス信号AD及びデコードフラグDECを生成し、内部コマンド及びアドレスADを、コマンドデコーダ21に供給し、エンコードフラグENCをECC回路24に供給する。
そして、ECCコントローラ23は、ECC回路24において、指示したデコードが終了すると、デコード終了信号DEEDを、ECCモードデコーダ31、セルフモードデコーダ32に供給する。
ECC回路24は、ECCコントローラ23から供給されるエンコードフラグENCに基づいて、内部クロック発生回路25から供給される内部クロック信号CLKInに同期して、マルチプレクサ(MUX)6を介して、メモリセルアレイ11A〜11Dにアクセスし、リフレッシュ不良ビットの誤りを訂正するためのパリティビットの演算及びメモリセルへのパリティ領域の書き込みを行う。
また、ECC回路24は、ECCコントローラ23から供給されるデコードフラグDECに基づいて、内部クロック信号CLKInに同期してマルチプレクサ(MUX)6を介して、メモリセルアレイ11A〜11Dにアクセスし、パリティビットの演算、リフレッシュ不良ビットの誤り訂正を行う。
内部クロック発生回路25は、ECCコントローラ23及びECC回路24において用いる内部クロック信号CLKInを発生する。
タイマ26は、セルフリフレッシュ回路22から供給されるハイレベルのセルフリフレッシュ終了信号SREDに基づいて、予め設定され、フューズ等を用いてプログラミングされた内部電源オフ時間の計時を開始し、内部電源オフ時間が経過すると、その旨を示す内部電源オフ終了信号PENDをセルフリフレッシュ回路22に供給する。
また、タイマ26は、内部電源オフ時間の計時中に、クロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルに変化することにより、超低消費電力フラグSLPFがリセットされると、内部電源オフ時間の計時を中止し、ハイレベルの内部電源オフ終了信号PENDを、セルフリフレッシュ回路22に供給する。
内部電源回路27は、半導体記憶装置の各部に内部で発生する各種の内部電圧、例えば、ワード線昇圧電位(VPP)、ビット線電位、ビット線の2分の1電位、対極電位(VPLT)、周辺回路電位、メモリセル部基板電位(VBB)などを供給するとともに、カラムデコーダ群2A〜2Dを構成するカラム・デコーダ、ロウ・デコーダ群3A〜3Dを構成するロウ・デコーダ、あるいはランダム・ロジック部等からなる周辺回路に上記内部電圧又は外部電圧を供給するためのハイレベルの活性化信号ACTを供給する。
また、内部電源回路27は、セルフリフレッシュ回路22から供給される活性状態(ハイレベル)の内部電源オフ信号GOFFに基づいて、半導体記憶装置各部への内部電圧の供給を停止するとともに、上記活性化信号ACTを活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)に変化させて周辺回路に供給する。さらに、内部電源回路27は、セルフリフレッシュ回路22から供給される内部電源オフ信号GOFFが活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)に変化した場合、半導体記憶装置各部への内部電圧の供給を開始し、上記活性化信号ACTを非活性状態(ロウレベル)から活性状態(ハイレベル)に変化させて、周辺回路に供給する。内部電源回路27は、各部に印加される電位のうち、所定値の電位に到達するのに最も時間がかかる電位(VPP、VBB等)をモニタし、該電位が所定値の電位に到達したことを検出して、活性状態(ハイレベル)の内部電源オン信号GONをECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32に供給する。
OR回路28は、第1及び第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1及びSRT2の論理和を取り、その結果を、ロウ・カラム・アドレス・バッファ8に供給する。
図12は、図11に示した半導体記憶装置の状態遷移の一例を示す図である(特許文献1の第4図参照)。
ECC回路をオン・チップで搭載し、スタンバイ時に、電力制御を行い低消費電力のデータ保持動作モードを実現するDRAMデバイスは、データ保持モードのエントリのコマンド(SPC)の入力により、通常動作モード(アイドル状態;IST)から、データ保持動作モードにエントリする。アイドル状態(IST)では、例えば不図示のDRAMコントローラからのアクセス要求(コマンド)を待ち、アクセス要求があった場合、該アクセス要求を実行する。
ECC回路24でメモリセルアレイの全ビットの符号化(Coding)が行なわれ、検査ビット(パリティ)が、メモリセルアレイ内の検査ビット領域に格納される(ECCエンコード状態;EEST)。ECCエンコード状態EESTでは、半導体チップ内に形成したECC回路24により、リフレッシュ不良ビットの誤りを訂正するためのパリティビットの演算及びメモリセルへのパリティ領域の書き込みを行う。
ECC回路24でエンコード処理が終了し、ECCコントローラ23からエンコード終了信号ENEDを受けると、セルフモードデコーダ32は、第2のセルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、ECCエンコード状態から、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTは、通常のセルフリフレッシュがリフレッシュの実力tREFに応じて設定されたリフレッシュ周期TRで分散的にリフレッシュを行うのに対し、比較的短いリフレッシュ周期TRで集中的にリフレッシュを行うものである。
セルフリフレッシュ回路22は、メモリセルアレイ11A〜11Dの全ワード線に対するバースト・セルフリフレッシュが終了した場合、セルフリフレッシュ終了信号SREDを出力し、セルフモードデコーダ32及びタイマ26に供給し、さらに、内部電源オフ信号GOFFを生成し、内部電源回路27に供給し、バースト・セルフリフレッシュ状態から、パワーオフ状態PFSTに遷移する。この状態では半導体記憶装置内部への一部の内部電源電圧の供給を停止する。
タイマ26は内部電源オフ時間が経過すると、内部電源オフ終了信号PENDをセルフリフレッシュ回路22に出力し、セルフリフレッシュ回路22は、内部電源オフ終了信号PENDに基づき、内部電源回路27を活性化させるため内部電源オフ信号GOFFを非活性化し、パワーオフ状態PFSTからパワーオン状態PNSTに遷移する。
内部電源回路27でモニタしている電源電位が所定の電位に到達したことを検出すると、ハイレベルの内部電源オン信号GOFFを、ECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32に供給し、ECCモードデコーダ31は、内部電源オン信号GOFFがハイレベルとなり、データ保持動作モードであるため、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、パワーオン状態PNSTからバースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。
バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTにあるとき、超低消費電力モード(データ保持動作モード)を解除するために、クロックイネーブル信号CKEをロウレベルからハイレベルに変化させてクロック信号CLKの立ち上がりを有効とし、所定のエグジットコマンドを入力すると、ECCモードデコーダ31は、超低消費電力フラグSLPFをリセットする。また、セルフモードデコーダ32も、内部状態フラグの超低消費電力フラグ(内部)をリセットし、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2をハイレベルからロウレベルに変化させる。ECCモードデコーダ31は、ハイレベルのデコードスタート信号DESTを生成し、ECCコントローラ23に供給し、これによりバースト・セルフリフレッシュ状態からECCデコード状態EDSTに遷移する。
そして、ECC回路24でのデコードが終了し、ECCコントローラ31からハイレベルのデコード終了信号DEED信号を受けると、セルフモードデコーダ32は、第1のセルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成し、ECCデコード状態EDSTからセルフリフレッシュ状態SRSTに遷移する。
セルフリフレッシュ状態SRSTを解除するには、クロックイネーブル信号CKEをロウレベルからハイレベルに変化させ、セルフモードデコーダ32は、第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1をハイレベルからロウレベルに変化させ、セルフリフレッシュ回路22は、ロウレベルの第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1に基づきセルフリフレッシュ信号φREFの生成を中止し、コマンドデコーダ21では、セルフリフレッシュ回路22からのセルフリフレッシュ信号φREFが供給されないため、ロウ系活性化信号φRASの生成を中止し、セルフリフレッシュ状態SRSTからアイドル状態ISTに遷移する。
なお、ECCエンコード状態、ECCデコード状態では、誤り検出訂正処理の量如何によって時間を要するため、適宜、リフレッシュ動作が挿入される場合がある。
このように、オン・チップECC回路を備え、電力制御を行い、リフレッシュ周期を延ばし、リフレッシュ不良セルをECC回路による誤り訂正で救済し、例えば1秒以上の長周期リフレッシュ、データ保持電流の低減(電源電流の低減)が実現可能とされている(特許文献2参照)。ECC回路により誤り訂正を行うことで、デバイスの実力(データ保持特性の実力)以上の長周期リフレッシュを実現し、低データ保持電流を実現する超低消費電力のデータ保持動作モードを、本明細書では、「Super Self Refreshモード」という(「SSRモード」と略記する)。
特開2003−68076号公報 特開2002−56671号公報
図12に示したように、オン・チップECC回路を搭載し、超低消費電力のデータ保持動作モードを具備した従来の半導体記憶装置では、超低消費電力のデータ保持動作モードにエントリした後において、超低消費電力のデータ保持動作モードの解除(エグジット)動作に入ると、超低消費電力のデータ保持動作モード・エグジットの動作(長時間のデコード処理を含む)が完了し、アイドル状態ISTに戻るまで、再度、データ保持動作モードに入ることはできない。
このため、半導体記憶装置が、超低消費電力のデータ保持動作モードのエグジット処理を実行し、アイドル状態ISTに戻るまでの間、システム(CPU、DRAMコントローラ等を含む)は、待機している。すなわち、超低消費電力のデータ保持動作モード・コマンドの投入により半導体記憶装置が超低消費電力のデータ保持動作モードのエグジット動作を開始した場合、システムは、超低消費電力のデータ保持動作モードに直ちに再エントリして、次の処理に進むことはできない。そして、データ保持動作モードに再エントリするには、システムは、半導体記憶装置が超低消費電力のデータ保持動作モードのエグジット処理を完了してアイドル状態に戻るまでの間、待機することになる。そして、この待機時間は、メモリアレイの大容量化の傾向に伴い、デコード処理等の処理量に応じて、長くなる。
また、図12に示すように、超低消費電力のデータ保持動作モードへのエントリ時のエンコード中に、エグジットする場合に、バースト・セルフリフレッシュBSST、ECCデコード状態EDST、セルフリフレッシュSRST状態を経て、アイドル状態ISTに戻っている。すなわち、これらの一連の動作が終了するまでは、超低消費電力のデータ保持動作モードへの再エントリは不可である。
パワーオフ、パワーオン状態におけるエグジット処理についても、同様に、パワーオフ、パワーオン状態、バースト・セルフリフレッシュ状態(BSST)を経て、ECCデコード状態EDSTにいたり、セルフリフレッシュ状態SRSTを経て、アイドル状態ISTに戻るまで、再エントリは、不可である。
このように、半導体記憶装置への超低消費電力のデータ保持動作モードの解除時に、再エントリする場合に、半導体記憶装置においてエグジット処理が完了し、アイドル状態に戻るまで、システム側(CPU、DRAMコントローラ)の待機時間が必要とされ、システムの性能の点で改善が必要であることを、本願発明者らは知見した。
したがって、本発明は上記知見に基づき全く独自に創案されたものであって、その主たる目的は、システムが、再度、超低消費電力のデータ保持動作モードにエントリする場合に、待機することなく、エントリ可能とし、他の操作を可能にする半導体記憶装置及びその制御方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、超低消費電力のデータ保持動作モードのエグジットに際して、高速にアイドル状態に復帰可能とした半導体記憶装置及びその制御方法を提供することにある。
本願で開示される発明は、上記目的を達成するため、概略以下の構成とされる。
本発明の1つのアスペクト(側面)に係る方法は、データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、電力制御を伴うデータ保持動作モードを有する半導体記憶装置の制御方法であって、前記データ保持動作モードは、誤り訂正回路に前記メモリセルのデータのパリティビットの演算を行わせる誤り訂正回路エンコード状態と、前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態と、前記誤り訂正回路に、前記メモリセルの誤り訂正を行わせる誤り訂正回路デコード状態と、を含み、
アイドル状態から前記データ保持動作モードにエントリすると、前記誤り訂正回路エンコード状態に遷移する工程と、
前記誤り訂正回路エンコード状態が終了すると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移する工程と、
前記バースト・セルフリフレッシュ状態、前記パワーオフ状態、前記パワーオン状態を前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けるまで、この順に、繰り返す工程と、
前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態から、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する工程と、
前記誤り訂正回路エンコード状態で、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、アイドル状態に遷移する工程と、
を含む。
本発明において、前記誤り訂正回路デコード状態で、前記データ保持動作モードの再エントリの指示を受けると、前記誤り訂正回路デコード状態から前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移するように制御する工程を含むようにしてもよい。
本発明において、前記パワーオフ状態又は前記パワーオン状態で前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移せず、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する工程を含むようにしてもよい。
本発明において、前記誤り訂正回路デコード状態から、通常のセルフリフレッシュ状態に遷移せずに、アイドル状態に遷移するように制御する工程を含むようにしてもよい。
本発明の他のアスペクトに係る半導体記憶装置は、データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、メモリセルのデータにパリティ情報を付加する符号化回路とメモリセルのデータに誤りがあるか検査し誤りがある場合、訂正する復号回路を有する誤り訂正回路を備え、内部電源回路の電力制御を伴うデータ保持動作モードを有し、前記データ保持動作モードは、前記誤り訂正回路の符号化回路が、前記メモリセルのデータにパリティ情報を付加する演算を行う誤り訂正回路エンコード状態と、前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、前記内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態と、前記誤り訂正回路の復号回路が、前記メモリセルの誤り訂正を行う誤り訂正回路デコード状態と、を含み、アイドル状態から前記データ保持動作モードにエントリすると、前記誤り訂正回路エンコード状態に遷移し、前記バースト・セルフリフレッシュ状態、前記パワーオフ状態、前記パワーオン状態が前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けるまで繰り返し、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態から前記誤り訂正回路デコード状態に遷移し、前記誤り訂正回路エンコード状態で、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、アイドル状態に遷移するように制御する回路を含む。
本発明においては、前記誤り訂正回路デコード状態で、前記データ保持動作モードの再エントリの指示を受けると、前記誤り訂正回路デコード状態から前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移するように制御する回路を備えた構成としてもよい。
本発明においては、前記パワーオフ状態又は前記パワーオン状態で前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移せず、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する回路を備えた構成としてもよい。
本発明においては、前記誤り訂正回路デコード状態から、通常のセルフリフレッシュ状態に遷移せずに、アイドル状態に遷移するように制御する回路を備えた構成としてもよい。
本発明によれば、システムが、超低消費電力のデータ保持動作モードをエグジットし、再度、データ保持動作モードにエントリする場合に、ただちに再エントリ可能としている。
また、本発明によれば、超低消費電力のデータ保持動作モードのエグジットに際して、高速に、アイドル状態に復帰することができ、システムの性能改善に貢献する。また、本発明によれば、超低消費電力のデータ保持動作モードからのエグジット動作中に再エントリ可能としており、システムの性能改善に貢献する。
本発明を実施するための最良の形態について以下に説明する。本発明の一実施の形態の半導体記憶装置は、図12に示した状態遷移を改良したものであり、オン・チップECC回路を搭載し、図11及び図12を参照して説明した、超低消費電力のデータ保持動作モード機能を具備したDRAMデバイスを想定としている。すなわち、本発明は、オン・チップECC(Error Correction Circuit)を搭載し、データ保持動作モード(スタンバイ状態)として、ECC回路でパリティ情報を生成してメモリセルアレイの検査ビット領域に書き込み、集中的なセルフリフレッシュを行った後、内部電源回路の少なくとも1部をオフする電力制御を行い、リフレッシュ不良セルをECC回路で誤り訂正することで、リフレッシュ周期を長周期化し、データ保持電流を低減するモード(以下、「Super Self Refreshモード」という)(「SSRモード」と略記される)を有するDRAMデバイスを前提としている。
前述したように、低消費電力モードのコマンドSPCと、クロックイネーブル信号CKEのロウレベル設定により、超低消費電力のデータ保持動作モード(「SSRモード」という)にエントリすると、ECC回路の符号化回路が、メモリセルのデータにパリティ情報を付加して格納するエンコード処理を実行する(内部クロック信号で駆動される)。すなわち、アイドル状態(IST)からECCエンコード状態(EDST)に遷移する。エンコード(符号化)処理が終了すると、メモリセルアレイのメモリセルのバースト・セルフリフレッシュ状態(BSST)に遷移する。
バースト・セルフリフレッシュ状態(BSST)が終了すると、半導体記憶装置の内部電源回路に対して内部電源オフ信号GOFFが供給されパワーオフ状態(PFST)となる。
内部電源オフ時間経過による信号PENDにより、パワーリカバリ状態となり(PNST)、信号GONの活性化により、バースト・セルフリフレッシュ状態(BSST)となる。
バーストリフレッシュ時に、クロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルに変化すると、ECC回路の復号回路により誤り訂正が行われるECCデコード状態(EDST)に遷移する。
デコード処理が終了すると、セルフリフレッシュ状態(SRST)に移行し、アイドル状態ISTに戻る。
バースト・セルフリフレッシュ(BSST)、パワーオフ(PFST)、パワーオン(PNST)は、解除指示が入力されるまで繰り返される。
本実施の形態では、ECC回路(符号化回路)によるエンコード処理中に(EEST状態)、SSRモードの解除指示を受け付ける構成とされており、エンコード処理中に、SSRモードの解除指示が行われると、ただちに、アイドル状態に遷移する(すなわち、エンコード状態EEST、バースト・セルフリフレッシュ状態BSST、ECCデコード状態EDST、セルフリフレッシュ状態SRSTの遷移は行われない)。このため、アイドル状態に戻ってシステム(図示されないCPU、DRAMコントローラを含む)は、他の処理を実行することができる。また、SSRモードへの再エントリをただちに行うことができる。
また、本実施の形態では、ECC回路(復号回路)によるECCデコード処理中に(EDST状態)、SSRモードの解除指示を受け付ける構成とされており、デコード処理中に、SSRモードの解除指示が行われると、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。
さらに、本実施の形態では、パワーオフ状態(PFST)のとき、SSRモードの解除指示を受けると、バースト・セルフリフレッシュ状態(BSST)には遷移せず、ECCデコード状態EDSTの遷移するようにしてもよい。
なお、ECCデコード状態EDSTからセルフリフレッシュ状態SRSTを経ずに、アイドル状態に移行するようにしてもよい。以下、実施例に即して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である、図1において、図11と同一、同等の機能をなす要素には同一の参照符号が付されている。図1に示すように、本実施例の半導体記憶装置は、図11に示した構成のコマンドデコーダ21’、ECCコントローラ23’とECC回路24’間にReady等の制御信号が接続されていることが相違しており、コマンドデコーダ21’、ECCコントローラ23’の制御形態が、図11、図12を参照して説明した従来の半導体記憶装置と相違している。なお、以下では、図11と同一の構成についてその説明は適宜省略し、図11及び図12を参照して説明した従来の半導体記憶装置との相違点について主に説明する。
図2は、図1の状態遷移の一例を示す図である。図1及び図2を参照して、本実施例の動作について説明する。
超低消費電力のデータ保持動作モード(「SSRモード」という)搭載デバイスは、超低消費電力モードエントリのコマンド(SPC)の入力により、SSRモードに通常動作モード(アイドル状態;IST)から、データ保持動作モードにエントリする。なお、クロック信号CLKの立ち上がりに同期してクロックイネーブル信号CKEがロウレベルに変化し、SSRモードエントリのコマンド(SPC)が入力される。SSRモードエントリのコマンド(SPC)は、例えば、クロック信号CLKに同期してロウレベルのチップイネーブル信号/CE、ハイレベルのロウアドレスストローブ信号/RAS、ハイレベルのカラムアドレスストローブ信号/CAS、ロウレベルのライトイネーブル信号/WEがコマンドデコーダ21’に供給される。アイドル状態ISTからECCエンコード状態EESTに遷移する。コマンドデコーダ21’を構成するECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32’は、コマンドSPCを意味する、ロウレベルのチップセレクト信号/CS、ハイレベルのロウアドレス・ストローブ信号/RAS、ハイレベルのカラムアドレス・ストローブ信号/CAS及びロウレベルのライトイネーブル信号/WEをデコードして、超低消費電力モードの設定であると判定して、ハイレベルのエンコードスタート信号ENSTを生成し、ECCコントローラ23’に供給するとともに、超低消費電力フラグSLPF及びエンコードフラグをセットする。また、ECCモードデコーダ31は、超低消費電力フラグSLPFをセットする。
ECC回路24’によるメモリセルアレイの全ビットの符号化(Coding)が行なわれ、検査ビット(パリティ)がメモリセルアレイ内の検査ビット領域に格納される(ECCエンコード状態;EEST)。ECCコントローラ23’は、活性状態(ハイレベル)のエンコードスタート信号ENSTに基づいて、内部クロックCLKInに同期して、内部コマンド、アドレスAD及びエンコードフラグENCを生成し、内部コマンド及びアドレスADはコマンドデコーダ21’に、エンコードフラグENCをECC回路24’に供給する。これにより、ECC回路24’は、活性状態のエンコードフラグ信号ENCに基づいて、内部クロックCLKInに同期してマルチプレクサ6を介して4つのバンクにアクセスし、各メモリセル・アレイ11A〜11Dの適切なワード線を活性化して、リフレッシュ不良ビットの誤りを訂正するためのパリティビットの演算及びメモリセルへのパリティ領域の書き込みを行う。
そして、ECCコントローラ23’は、ECC回路24’において、各メモリセル・アレイ11A〜11Dを構成するすべてのメモリセルに対してパリティ演算及びメモリセルへのパリティ領域の書き込みが終了すると、活性状態(ハイレベル)のエンコード終了信号ENEDをECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32’に供給する。
ECCモードデコーダ31は、ECCコントローラ23’から、活性状態のエンコード終了信号ENEDが供給されると、エンコードフラグENCをリセットする。また、セルフモードデコーダ32’は、ECCコントローラ23’から活性状態のエンコード終了信号ENEDが供給されると、この場合、超低消費電力フラグSLPFがセットされているため、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28及びECCモードデコーダ31に供給する。これにより、ECCエンコード状態から、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。
本実施例では、ECC回路24’でエンコード処理実行中に、クロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルとなると、ECCコントローラ23’は、エンコードフラグENCを活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)にリセットする。セルフモードデコーダ32’は、ECCコントローラ23’から、活性状態(ハイレベル)のエンコード終了信号ENEDが供給されないため、超低消費電力フラグSLPFはセットされているが、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2は生成しない。また、セルフモードデコーダ32’は、超低消費電力フラグSLPFをリセットし、これにより、アイドル状態ISTに復帰する。かかる制御機構は、本発明の特徴の一つをなしている。
バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTにおいて、セルフリフレッシュ回路22は、すべてのメモリセルアレイ11A〜11Dの全ワード線に対するバースト・セルフリフレッシュが終了した場合、セルフリフレッシュ終了信号SREDを出力し、セルフモードデコーダ32’及びタイマ26に供給し、さらに、活性状態(ハイレベル)の内部電源オフ信号GOFFを生成し、内部電源回路27に供給し、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTから、パワーオフ状態PFSTに遷移する。パワーオフ状態PFSTでは、半導体記憶装置内部への一部の内部電源電圧の供給を停止する。またタイマ26は、活性状態(ハイレベル)のSREDに基づいて、内部電源オフ時間の計時を開始する。
パワーオフ状態PFSTにおいて、内部電源オフ時間が経過しタイマ26でタイムアウト時、タイマ26から内部電源オフ終了信号PENDが、セルフリフレッシュ回路22に出力され、セルフリフレッシュ回路22では、内部電源オフ終了信号PENDに基づき、内部電源回路27を活性化させるため、内部電源オフ信号GOFFを非活性化し、パワーオフ状態PFSTから、パワーオン状態PNSTに遷移する。
つづいて内部電源回路27でモニタしている電源電位が所定の電位に到達したことを検出すると、活性状態(ハイレベル)の内部電源オン信号GOFFを、ECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32’に供給し、ECCモードデコーダ31は、内部電源オン信号GOFFが活性状態(ハイレベル)となり、超低消費電力モードであるため、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28、ECCモードデコーダ31に供給する。これにより、パワーオン状態PNSTからバースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。
バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTにあるとき、SSRモードを解除するために、クロックイネーブル信号CKEをロウレベルからハイレベルに変化させ、エグジットコマンドが入力されると、セルフモードデコーダ32’は、内部の超低消費電力フラグをリセットするとともに、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)に変化させ、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28及びECCモードデコーダ31に供給する。エグジットコマンド、CKEのロウレベルからハイレベルへの変化に応じて、ECCモードデコーダ31は、超低消費電力フラグSLPFをリセットし、活性状態(ハイレベル)のデコードスタート信号DESTを生成し、ECCコントローラ23’に供給し、デコードフラグをセットする。これにより、バースト・セルフリフレッシュ状態から、ECCデコード状態EDSTに遷移する。
すなわち、セルフリフレッシュ回路22は、ロウレベルの第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2に基づいて、セルフリフレッシュ信号φSRFの生成を中止する。これにより、コマンドデコーダ21’は、セルフリフレッシュ回路22からセルフリフレッシュ信号φSRFが供給されなくなるので、ロウ系活性化信号φRASの生成を中止する。またECCコントローラ23’は、活性状態(ハイレベル)のデコードスタート信号DESTに基づいて内部クロック信号CLKInに同期して、デコード中の読み出し及び書き込み動作を制御するための内部コマンド、アドレスAD及びデコードフラグDECを生成し、内部コマンド及びアドレスADはコマンドデコーダ21’に供給し、デコードフラグDECをECC回路24’に供給する。これにより、ECC回路24’は、デコードフラグDECに基づいて、内部クロックCLKInに同期してマルチプレクサ6を介してバンクにアクセスし、パリティビットの演算を行ったリフレッシュ不良ビットについて誤りを訂正する。そして、ECCコントローラ23’は、ECC回路24’において、指示したデコードが終了すると、活性状態(ハイレベル)のデコード終了信号DEEDをECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32’に供給する。これにより、ECCモードデコーダ31は、デコードフラグをリセットし、セルフモードデコーダ32’は、活性状態(ハイレベル)のデコード終了信号DEEDに基づいて、活性状態(ハイレベル)の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成し、セルフリフレッシュ回路22及びOR回路28に供給する。これにより、ECCデコード状態EDSTからセルフリフレッシュ状態SRSTに遷移する。
なお、上記ECCデコード状態EDST(この状態に入るとき、CKEはハイレベル、SLPFはリセットされてロウレベル)において、ECC回路24’が誤り訂正中にクロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルに変化すると(再エントリ指示)、ECCコントローラ23’は、デコードフラグDECを活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)にリセットし、ECC回路24’は、復号回路による復号処理を停止し、後処理後、READY信号を出力する。ECCモードデコーダ31は、デコードフラグをリセットし、セルフモードデコーダ32’は、デコード終了信号DEEDがロウレベルであることから(デコード完了していないため、DEEDは活性状態(ハイレベル)に設定されない)、活性状態(ハイレベル)の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成しない。ECC回路24’によるREADY信号とクロックイネーブル信号CKEがロウレベルであり、超低消費電力モードSLPFがリセットされている状態において、活性状態(ハイレベル)の第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を生成し、セルフリフレッシュ回路22、OR回路28、ECCモードデコーダ31に供給する。バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移する。このように、SSRモードエグジット(SLPFフラグが非活性状態)におけるECCデコード状態EDSTから、SSRモードのバースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに再エントリする構成は、本発明の特徴の一つをなしている。
また、セルフリフレッシュ状態SRSTを解除するには、クロックイネーブル信号CKEをロウレベルからハイレベルに変化させ、セルフモードデコーダ32’は、第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を活性状態(ハイレベル)から非活性状態(ロウレベル)に変化させ、セルフリフレッシュ回路22は、非活性状態の第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1に基づき、セルフリフレッシュ信号φREFの生成を中止し、コマンドデコーダ21’では、セルフリフレッシュ回路22からのセルフリフレッシュ信号φREFが供給されないため、ロウ系活性化信号φRASの生成を中止し、セルフリフレッシュ状態SRSTからアイドル状態ISTに遷移する。
なお、本実施例においては、ECCデコード状態EDSTから、セルフリフレッシュ状態SRSTを経由せずに、アイドル状態ISTに遷移する構成としてもよい。すなわち、ECCコントローラ23’は、ECC回路24’において、指示したデコードが終了すると、非活性状態(ハイレベル)のデコード終了信号DEEDをECCモードデコーダ31及びセルフモードデコーダ32’に供給し、ECCモードデコーダ31は、デコードフラグをリセットし、セルフモードデコーダ32’は、非活性状態(ハイレベル)のデコード終了信号DEEDに基づいて、第1セルフリフレッシュ・スタート信号SRT1を生成しない。これにより、ECCデコード状態EDSTからアイドル状態ISTに遷移する。かかる構成も、本発明の特徴の一つをなしている。
図3は、本実施例のECCコントローラ23’、コマンドデコーダ21’において、本発明に特徴的な制御機能に関係する構成要素を抽出して示した図である。図3を参照すると、セルフモードデコーダ32’と、バーストリフレッシュ信号発生回路33と、パワーオフ信号発生回路34と、バーストリフレッシュ完了判定回路35と、パワーオフ完了判定回路36を備え、これらは、図1のコマンドデコーダ21’を構成している。また、エンコードフラグENCを生成するエンコード信号発生回路41と、デコードフラグDECを生成するデコード信号発生回路42と、エンコード完了判定回路43と、デコード完了判定回路44とを備え、これらは、図1のECCコントローラ23’を構成している。さらに、入力制御信号(/CE、/RAS、/CAS、/WE)を入力してデコードし、各回路を制御する制御回路45を備え、ECCコントローラ23’を構成している。
セルフモードデコーダ32’は、ECC回路24’からの制御信号を受け取り、エンコード完了判定回路43、デコード完了判定回路44、バーストリフレッシュ完了判定回路35、パワーオフ完了判定回路36からの出力信号を受けて、SRT2等の制御信号を出力する。エンコード信号発生回路41は、制御回路45からの制御信号に基づきエンコードフラグ信号ENCを活性状態としてECC回路24’に出力し、エンコード完了判定回路43の出力に基づきエンコードフラグ信号ENCを非活性状態(ロウレベル)とする。デコード信号発生回路42は、制御回路45からの制御信号に基づきデコードフラグ信号DECを活性状態としてECC回路24’に出力し、デコード完了判定回路44の出力に基づきデコードフラグ信号DECを非活性状態とする。バーストリフレッシュ信号発生回路33は、制御回路45からの制御信号に基づき第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)としてOR回路28、セルフリフレッシュ回路22、ECCモードデコーダ31に出力し、バーストリフレッシュ完了判定回路35からの出力に基づき、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を非活性状態(ロウレベル)とする制御を行う。パワーオフ信号発生回路34は、制御回路45からの制御信号に基づき、内部電源オフ信号GOFFを活性状態(ロウレベル)として内部電源回路27に出力し、パワーオフ完了判定回路36の出力に基づき、内部電源オフ信号GOFFを非活性状態(ロウレベル)に設定する制御を行う。エンコード完了判定回路43、デコード完了判定回路44、バーストリフレッシュ完了判定回路35は、クロックイネーブル信号CKEと信号READYを入力してそれぞれ、エンコード、デコード、バーストリフレッシュの完了を判定し、パワーオフ完了判定回路36は、クロックイネーブル信号CKEと信号GONを入力してパワーオフの完了を判定する。なお、図3のパワーオフ信号発生回路34から出力される内部電源オフ信号GOFFと図1のセルフリフレッシュ回路22から出力される内部電源オフ信号GOFFは、例えばOR回路(不図示)を介して、内部電源回路27に供給される。
図4は、本実施例において、図2のECCエンコード状態EESTからバースト・セルフリフレッシュ状態BSSTへの遷移動作の一例を示すタイミング図である。図4に示すように、エンコード信号発生回路41(図3参照)から非活性状態(ハイレベル)の信号ENCを受けて、ECC回路24’は、エンコード処理(符号化処理)を実行し、エンコード処理が完了すると、ECC回路24’からREADY信号が活性状態(ハイレベル)となる。
活性状態(ハイレベル)のREADY信号を入力したエンコード完了判定回路43では、エンコードが完了したと判定し、エンコード信号発生回路41は、エンコードフラグ信号ENCをロウレベルとして、ENED信号(図1参照)を、ECCモードデコーダ31、セルフモードデコーダ32’に出力し、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに移る。すなわち、セルフモードデコーダ32’は、第2リフレッシュ・スタート信号SRT2を非活性状態(ハイレベル)とし、また、セルフリフレッシュパルスφSRFを出力する。なお、超低消費電力フラグSLPFは、SSRエントリ時に、ハイレベルとされる。
図5は、本実施例において、エンコード途中でのエグジット処理の一例を説明するためのタイミング図である。図5に示すように、エンコード信号発生回路41からの活性状態(ハイレベル)の信号ENCを受けて、ECC回路24’は、エンコード処理を実行する。ECC回路24’でのエンコードが完了する前に、即ち、READY信号がロウレベル状態で、クロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルとなると(SSRモード解除指示)、エンコード完了判定回路43は、エンコード処理のエグジットと判定し、エンコード信号発生回路41に対して、ENC信号をロウレベルとするように指示する。ECC回路24’は、エンコードを中断して後処理を行い、完了後、READY信号を活性状態(ハイレベル)とし、READY信号を入力したエンコード完了判定回路43では、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルの状態で、ハイレベルのREADY信号を受け取っているため、ENED信号を、ECCモードデコーダ31、セルフモードデコーダ32’に出力しない。セルフモードデコーダ32’は、活性状態(ハイレベル)のREADY信号と、非活性状態のENED信号を受け取り、符号化処理は中止したものと判定し、超低消費電力フラグSLPFをリセットし、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)とせず、また、リフレッシュパルスφSRFも出力せず、これにより、アイドル状態に戻る。
図6は、本実施例において、バースト・セルフリフレッシュ中のエグジット処理の一例を説明するためのタイミング図である。図6に示すように、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2が活性状態(ハイレベル)期間中に、クロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルとなると、バーストリフレッシュ完了判定回路35は、バースト・セルフリフレッシュ中止と判定し、バーストリフレッシュ信号発生回路33に第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2をロウレベルに設定するように指示する。セルフモードデコーダ32’は、フラグSLPFをリセットし、ECCモードデコーダ31、ECCコントローラ21’を介して、ECC回路24’にデコード処理を行うように指示する。デコード信号発生回路42は、デコードフラグ信号DECを活性状態(ハイレベル)とし、ECC回路24’は、デコード処理を実行する。
図7は、本実施例において、図1のECC回路24’において、デコードが完了した場合の動作の一例を説明するためのタイミング図である。図7に示すように、SSRモード・エグジット処理であるため(CKEがハイレベル、且つREADYがハイレベル)、超低消費電力フラグSLPFが非活性状態(ロウレベル)にリセットされ、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルとされ、デコードフラグ信号DECが活性状態(ハイレベル)とされ、これにより、ECC回路24’によるデコード処理が行われる。ECC回路24’からの活性状態のREADY信号を受けると、デコード完了判定回路44は、デコード完了と判定し、デコード信号発生回路42は、デコードフラグ信号DECを非活性状態(ロウレベル)とする。
図8は、本実施例において、ECC回路24’によるデコード処理中に、SSRモードに再度エントリする場合の動作の一例を説明するためのタイミング図である。SSRモードエグジット処理であるため、超低消費電力フラグSLPFがロウレベルにリセットされており、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルとされ、デコードフラグ信号DECが活性状態(ハイレベル)とされ、ECC回路24’でデコード処理が行われる。ECC回路24’からREADY信号が出力される前に、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルからロウレベルになる。これをデコード完了判定回路44がSSRへの再エントリと判断し(CKEがロウレベル、且つREADYがハイレベル)、デコード信号発生回路42は、デコードフラグ信号DECを非活性状態(ロウレベル)とする。そして、ECC回路24’からのハイレベルのREADY信号を受けて、バーストリフレッシュ信号発生回路33は、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)とし、また、セルフモードデコーダ32’は、超低消費電力フラグSLPFをハイレベルにセットする。
上記の通り、本実施例においては、SSRモード・エグジット処理中に、再び、SSRモードへのエントリを許容する構成としている。このため、SSRモードへ、待ちをなくして再エントリし、次の動作を行うことができる。
図9は、図1に示した本実施例の変形例の処理を説明するための図であり、パワーオフ状態で、エグジット処理した場合のタイミング図である。図10は、図9に対応する状態遷移を示す図である。パワーオフ状態のとき、内部電源オフ信号GOFFは活性状態(ハイレベル)とされ、GOFFがロウレベルとなる前に、クロックイネーブル信号CKEがハイレベルに設定されると、パワーオフ完了判定回路36は、SSRモード・エグジットと判定し、パワーオフ信号発生回路34は、内部電源オフ信号GOFFを非活性状態(ロウレベル)とし、これを受けて、内部電源回路27が、パワーオン(リカバリ)状態に遷移する。そして、内部電源回路27からの内部電源オン信号GONが活性状態(ハイレベル)となると、セルフモードデコーダ32’は、第2セルフリフレッシュ・スタート信号SRT2を活性状態(ハイレベル)とせず、ECCモードデコーダ31、ECCコントローラ23’を介して、デコードフラグ信号DECを活性状態(ハイレベル)とする制御が行われ、これにより、ECC回路24’は、デコード動作に移る。すなわち、図10に示すように、パワーオフ状態PFSTにおいてクロックイネーブル信号CKEがロウレベルからハイレベルに遷移すると、パワーオン状態PNSTに移行し、信号GONがハイレベルのとき、ECCデコード状態EDSTに移行する。なお、図10に示すように、パワーオン(リカバリ)状態PNSTに、SSRモード解除の指示が入力された場合にも、同様にして、バースト・セルフリフレッシュ状態BSSTに遷移せずに、内部電源オン信号GONが活性状態(ハイレベル)となると、ただちに、ECCデコード状態EDSTに遷移する構成としてもよいことは勿論である。
以上、本発明を上記実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例の構成にのみに限定されるものでなく、本発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
本発明の一実施例の半導体記憶装置の全体構成を示す図である。 本発明の一実施例の半導体記憶装置の内部動作を示す状態遷移図である。 本発明の一実施例の半導体記憶装置の制御構成を示す図である。 本発明の一実施例の動作(エンコード完了)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の動作(エンコード途中でエグジット)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の動作(バースト・セルフリフレッシュ途中でエグジット)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の動作(デコード完了)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の動作(デコード途中の再エントリ)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の変形例の動作(パワーオフ途中でエグジット)を示すタイミング図である。 本発明の一実施例の半導体記憶装置の内部動作の別の例を示す状態遷移図である。 従来の半導体記憶装置の全体構成を示す図である。 従来の半導体記憶装置の内部動作を示す状態遷移図である。
符号の説明
2A〜2D カラムデコーダ群
3A〜3D ロウデコーダ群
4 入力回路
5 出力回路
6 マルチプレクサ
8 ロウカラムアドレスバッファ
9 リフレッシュカウンタ
11A〜11D メモリセルアレイ
12A〜12D センスアンプ(I/Oバス線)
21、21’ コマンドデコーダ
22 セルフリフレッシュ回路
23、23’ ECCコントローラ
24、24’ ECC回路
25 内部クロック発生回路
26 タイマ
27 内部電源回路
28 OR回路
31 ECCモードデコーダ
32、32’ セルフモードデコーダ
33 バーストリフレッシュ信号発生回路
34 パワーオフ信号発生回路
35 バーストリフレッシュ完了判定回路
36 パワーオフ完了判定回路
41 エンコード信号発生回路
42 デコード信号発生回路
43 エンコード完了判定回路
44 デコード完了判定回路
45 制御回路

Claims (10)

  1. データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、電力制御を伴うデータ保持動作モードを有する半導体記憶装置の制御方法であって、
    前記データ保持動作モードは、前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、
    内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、
    部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態と、
    を含み、
    アイドル状態から、前記データ保持動作モードにエントリする工程と、
    前記データ保持動作モード中に、前記データ保持動作モードからのエグジットの指示を受けた場合、エグジット動作が完了してアイドル状態に戻るというシーケンスを経ずに、前記データ保持動作モードの所定の状態から、再エントリする工程と、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  2. データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、電力制御を伴うデータ保持動作モードを有する半導体記憶装置の制御方法であって、
    前記データ保持動作モードは、
    誤り訂正回路に前記メモリセルのデータのパリティビットの演算を行わせる誤り訂正回路エンコード状態と、
    前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、
    内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、
    部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態と、
    前記誤り訂正回路に、前記メモリセルの誤り訂正を行わせる誤り訂正回路デコード状態と、
    を含み、
    アイドル状態から前記データ保持動作モードにエントリすると、前記誤り訂正回路エンコード状態に遷移する工程と、
    前記誤り訂正回路エンコード状態が終了すると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移する工程と、
    前記バースト・セルフリフレッシュ状態、前記パワーオフ状態、前記パワーオン状態を前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けるまで、この順に、繰り返す工程と、
    前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態から、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する工程と、
    前記誤り訂正回路エンコード状態で、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、アイドル状態に遷移する工程と、
    を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置の制御方法。
  3. 前記誤り訂正回路デコード状態で、前記データ保持動作モードの再エントリの指示を受けると、前記誤り訂正回路デコード状態から前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移するように制御する工程を含む、ことを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置の制御方法。
  4. 前記パワーオフ状態又は前記パワーオン状態で、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記パワーオフ状態又は前記パワーオン状態から前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移せずに、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する工程を含む、ことを特徴とする請求項2又は3記載の半導体記憶装置の制御方法。
  5. 前記誤り訂正回路デコード状態から、通常のセルフリフレッシュ状態に遷移せずに、アイドル状態に遷移するように制御する工程を含む、ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の半導体記憶装置の制御方法。
  6. データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、電力制御を伴うデータ保持動作モードを有する半導体記憶装置であって、
    前記データ保持動作モードは、前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、
    内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、
    部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態とを含み、
    アイドル状態から前記データ保持動作モードにエントリし、前記データ保持動作モード中に、前記データ保持動作モードエグジットの指示を受けた場合、エグジット動作が完了しアイドル状態に戻るというシーケンスを経ずに、前記データ保持動作モードの所定の状態から、再エントリするように制御する回路を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. データ保持のためのリフレッシュが必要なメモリセルを有し、
    メモリセルのデータにパリティ情報を付加する符号化回路とメモリセルのデータに誤りがあるか検査し誤りがある場合、訂正する復号回路を有する誤り訂正回路を備え、電力制御を伴うデータ保持動作モードを有する半導体記憶装置であって、
    前記データ保持動作モードは、
    前記誤り訂正回路の符号化回路が、前記メモリセルのデータにパリティ情報を付加する演算を行う誤り訂正回路エンコード状態と、
    前記メモリセルを通常のセルフリフレッシュよりも短周期で集中的にセルフリフレッシュを行うバースト・セルフリフレッシュ状態と、
    前記内部電源回路を部分的にオフするパワーオフ状態と、
    部分的にオフされた前記内部電源回路をオンするパワーオン状態と、
    前記誤り訂正回路の復号回路が、前記メモリセルの誤り訂正を行う誤り訂正回路デコード状態と、
    を含み、
    アイドル状態から前記データ保持動作モードにエントリすると、前記誤り訂正回路エンコード状態に遷移し、
    前記誤り訂正回路エンコード状態が終了すると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移し、
    前記バースト・セルフリフレッシュ状態、前記パワーオフ状態、前記パワーオン状態を前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けるまでこの順に繰り返し、
    前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態から前記誤り訂正回路デコード状態に遷移し、
    前記誤り訂正回路エンコード状態で、前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、アイドル状態に遷移するように制御する回路を含む、ことを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 前記誤り訂正回路デコード状態で、前記データ保持動作モードの再エントリの指示を受けると、前記誤り訂正回路デコード状態から前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移するように制御する回路を含む、ことを特徴とする請求項7記載の半導体記憶装置。
  9. 前記パワーオフ状態又は前記パワーオン状態で前記データ保持動作モードのエグジットの指示を受けると、前記バースト・セルフリフレッシュ状態に遷移せず、前記誤り訂正回路デコード状態に遷移するように制御する回路を含む、ことを特徴とする請求項7又は8記載の半導体記憶装置。
  10. 前記誤り訂正回路デコード状態から、通常のセルフリフレッシュ状態に遷移せずに、アイドル状態に遷移するように制御する回路を含む、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
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