JP2005538791A - 送出システム及び送出システムの製造法 - Google Patents

送出システム及び送出システムの製造法 Download PDF

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Abstract

本発明は、本体構造(7)と、薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセル(8)とを含んだ送出システムに関し、前記カプセルは少なくとも第一端と第二端とを有している。本発明によれば、前記本体構造(7、12、34)は少なくとも二つの係止部(9、10)を有し、各係止部(9、10)は少なくとも第一端と第二端とを有し、各係止部(9、10)の第一端は前記カプセル(8)の第一端と第二端の少なくとも一方に対面してこれを被覆するように構成され、前記係止部の少なくとも一方の直径は第一端と前記第二端間の全長に沿って変化し、前記カプセル(8)は前記少なくとも二つの係止部(9、10)間に取り付けられている。本発明は、更に送出システムの製造方法に関し、該システムは、本体構造と、薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセルとを含む。

Description

本発明は、本体構造と、薬剤組成物とを含む少なくとも第一端と第二端とを具えた少なくとも一つのカプセルとを含む送出システムに関する。本発明は、更に,送出システムの製造法に関し、該システムは本体構造と、薬剤組成物を含む少なくとも一つのカプセルとを具えている。
本発明の背景を明らかにするためにここで用いられている出版物その他の資料、特に実施に関する補足的細目を提供する事例は、参考として組み入れられている。
本出願において論じられている送出システムは、主として子宮内システム(IUS)、頸管内システム、及び膣内システムに及ぶものである。これらのシステムは、通常、本体と一つ又は二つの薬物活性剤を含むカプセルとで構成されている。一般に使用されている子宮内システムは、プラスチック材料で作られたT字型物体であって、この物体は一端に二つの翼部を含む横部材を有する細長部材からなり、このシステムが子宮に位置決めされる場合に、前記横部材と前記細長部材とは実質的にT字型の片を形成する。この細長部材は、それに部分的に巻き付いた例えば銅線を有し、この銅線は銅イオンを放出し(かつ上述の薬物活性剤の入ったカプセルに対応)する。また、ホルモンその他の活性剤を放出可能なIUSも存在し、これらは避妊のため或いはホルモン不調の治療のために使用されている。T字型IUSの他に、例えば、リング状、「7」型又は「S」型形状のシステムも知られている。同様な構造は、頸管及び膣内システムに使用されている。
これらのシステムの製造法は、一般的に本体とカプセルを別々に製造し、次いでこれらを組み立てることで構成される。この組立は、通常、本体の上、例えば一方の翼部の上にカプセルを引き被せることによって簡単に行われる。このシステムの使用の初期において、カプセルは本体上にしっかりと固定される。しかし、使用の終期、典型的には活性剤の含有量の30〜60%が放出された時期においては、それは緩んで、使用中に或いは人体腔からこのシステムを取り外す瞬間に、本体から外れることがある。
これらのシステムは、挿入具によって人体の適宜な空洞に導入される。子宮内システムの位置決めを行うために、幾つかのタイプの挿入具が存在している。T字型IUSのための最も一般的な挿入具は、その内部にハンドルを持ったプランジャを有する保護管で構成されている。子宮内にこのシステムを位置決めするための準備として、プランジャの端部に位置するIUSを、このシステムが管内に入るようにハンドルの方に後退させ、横部材の翼部を相互方に向かって曲げる。次に、保護管をそれに入っているIUSと共に頸管へ導入する。このシステムが正しく位置決めされると、保護管を外側へ後退させることによって、システムは解放される。次に、横部材の翼部を拡げ、このシステムをT字型にする。
保護管を外側に後退させる際に本体の上にカプセルを位置決めすることに関して、上述したT字型システム及びその他のシステムの挿入具には問題がある。カプセルの移動或いは完全な脱離を避けるために、挿入具の内径は挿入されるべきシステムの外径よりも充分に大きくなければならない。しかし、横部材の翼部の半球状端片は保護管の直径に対して小さいことを考慮しなければならない。したがって、このシステムを子宮内に導入する時点に、保護管の縁に対してこれらの端片が正しい位置にあることが非常に重要であり、それ故、保護管の内径はこのシステムの外径よりもあまり大きくすることはできない。直径の差は典型的には0.05〜0.1mmである。このシステムは、通常、挿入具の中に位置決めされた状態で販売されるが、医師が意図せずにこのシステムを早期に解放した場合には、これを挿入具内に正しく再位置決めすることは非常に難しいであろう。
このシステムを挿入具内に不正確に位置決めすると、例えば、本体上におけるカプセルの移動、カプセルの変形、カプセルの劣化、カプセルの脱離等の種々の問題を生じることがある。
例えば、カプセルの移動が生じると、カプセルはT型システムの翼部の方向に変位し、形状がY型に変化し、翼部の正しい位置決めができなくなって、システムの使用を妨げるようになる。カプセルの劣化又は変形は、カプセルからの活性剤の放出を変化させる。
上述のように、システムの製造、患者の体の適宜な空洞内へのシステムの導入、及びその使用の際に、実質的に二つの問題が生じる。これらの問題は、本体とカプセルを如何に組み立てるか、そしてこのシステムの導入の際及び典型的には5年にも及ぶ長年月の使用期間において本体とカプセルを如何にして一緒に保持するかと云う点である。
これらの問題の幾つかの解決策が先行技術に与えられている。例えば、米国特許第4341728号明細書(特許文献1)は、支持体上での薬物含有アタッチメントの収縮によるIUSの製造法を開示している。この方法では、シリコーンと薬物との混合物が射出成形されてスリーブを形成し、このスリーブは次いで溶剤への浸漬によって膨潤し、続いてIUSの軸に滑り入み該軸の周囲で収縮する。同じように、外側カバーがスリープ上に位置決めされる。この方法の欠点は、溶剤を使用することにある。溶剤の残存物はスリーブ内に留まり、IUSが患者の子宮内に設置された場合に刺激を与える。更に、薬物の一部が使用溶剤中に溶け込み、最終的なIUS内の薬物の量が予期したものより少なくなる。この方法は、システムの全使用期間を通じて本体上にカプセルを維持する問題の解決策にはならない。
米国特許第3973560号明細書(特許文献2)は、本体と銅ワイヤとからなるIUSを開示しており、本体の表面は銅線のガイドとして機能し且つそれを所定の位置に維持する刻み目を有する。しかし、この構造の欠点は、ホルモンを放出する送出システムのためには有用ではないことにあり、なぜならば、これらのシステムはワイヤを具えておらず、一つ或いは二つの活性剤を含んだ実質的にエラストマーによる管で構成されているからである。
米国特許第3656483号明細書(特許文献3)は、供給薬物の入った孔空き管からなるIUSを開示している。この薬物は、スプリング機構によって孔に隣接して維持されている。
米国特許第4341728号明細書 米国特許第3973560号明細書 米国特許第3656483号明細書 米国特許第5400804号明細書 米国特許第5369943号明細書
本発明の目的は、本体構造と、薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセルとを含む送出システムを提供することにあり、前記カプセルは少なくとも第一端と第二端を有し、組立て易く、患者の体腔に該システムを導入する際、及び該システムの全使用期間を通じて、且つ体腔から該システムを取り外す際に、本体上の適正位置にカプセルを確実に位置決めすることができる。
本発明の別の目的は、送出システムの経済的で衛生的な製造法を提供することにあり、この送出システムは、本体構造と、薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセルとを含む。
本発明は、添付の特許請求の範囲に開示されている。
本発明のシステムは、本体構造が少なくとも二つの係止部を有し、各係止部は少なくとも第一端と第二端とを有し、各係止部の第一端はカプセルの第一端と第二端の少なくとも一方に対面してこれを被覆し、前記係止部の少なくとも一方の直径は、その第一端と第二端との間の長さに沿って変化し、そしてカプセルは少なくとも二つの係止部の間に取付けられていることを特徴とする。
本発明の送出システムは、従来技術に優る次の利点を有している。
カプセルが挿入具の中に僅かに差し込まれても、カプセルはこのシステムの本体上で移動できないので、このシステムは位置決めし易い。
使用中にカプセルが緩んでも、システムの本体から脱離しないように、カプセルは少なくとも二つの前記係止部の間に確保される。
係止部は、製造過程において、システムの本体上のカプセルの最適位置を示すために使用できる。
これらの係止部は、システムが使用可能な状態になった場合に、該システムの外面に明瞭な不連続箇所が存在しないような形状に構成されることが好ましい。このような円滑な形状は、人体腔からこのシステムを取り外すことを容易にする。
以下の説明において、このシステムの幾つかの部分又は部が単数で取り上げられている。しかし、当業者には、本発明にかかるシステムにおいてこれらの部分又は部が一つ以上であっても、同じ原理が適用されることは明らかであろう。
カプセルの端部及び係止部の表面の断面形状とサイズは自由に選ぶことができる。唯一の限定は、前述のように、係止部の表面がこれに対面するカプセルの端部を被覆していることである。一つのカプセルの両端は異なった形状とサイズを持ってもよく、係止部の表面も相互に異なっていてもよい。しかし、本発明の好適実施形態によれば、カプセルの少なくとも第一及び第二端の断面形状は、サイズ及び形状においてその端部に対面する前記係止部の表面と実質的に同一である。本発明の別の実施形態によれば、カプセルの少なくとも第一及び第二端の断面は、その端部に対面する前記係止部の表面より実質的に小さい。
本発明によれば、カプセルの外形を自由に選ぶことができる。カプセルは、実際にカプセルの任意の軸に対して対称であっても非対称であってもよく、そして、例えば正弦波形又は円錐形等の任意の外形を持っていてもよい。カプセルの断面の直径は、カプセルの異なる寸法にわたって一定であっても可変であってもよい。本発明の好適実施形態の一つによれば、カプセルの外形は、前述のように明瞭な不連続性が外形に存在しないシステムを構築できるようになっている。
本発明の更に別の実施形態によれば、前記係止部は円錐台形であり、大きい方の直径を有するこの円錐台の端部は、カプセルの一端に対面する表面を有する端部である。
本発明の一実施形態によれば、前記本体構造は一つの本体部からなっている。本発明の別の実施形態によれば、前記本体構造は二つ、三つ、四つ又は五つ等の少なくとも二つの本体部から構成されている。当業者であれば、任意の数の本体部が用いられてもよいことは自明である。
本発明の更なる実施形態によれば、このシステムは、典型的には二つ、三つ、四つ、又は五つのカプセル等の薬剤組成物の入った二つ以上のカプセルを含んでよい。任意数のカプセルが使用されてよいことは、当業者に自明である。これらのカプセルには、異なる薬剤組成物が入っていることが好ましい。勿論、すべてのカプセルが同じ活性剤を含むシステムを製造したり、少なくとも一つのカプセルが数種類の活性剤を含むシステムを製造したりすることも可能である。このような場合、すべてのカプセルが異なる放出速度を有するようにしてもよいし、或いは第1カプセルの放出速度が所定のしきい値よりも小さい場合にのみ、第2カプセルが活性剤の放出を開始するようにしてもよい。このような放出プロファイルは、カプセル内に適宜なマトリックスを用いることによって達成可能である。
本発明の更に別の実施形態によれば、薬剤組成物の入ったカプセルは、実質的に生体適合性ポリマーと少なくとも一種の薬物活性剤とで構成されている。このポリマーはエラストマーであることが好ましい。実際、カプセルが弾性材料であるエラストマーで作られると、このシステムの製造の際に、それを取付け手段の上に容易に引っ張って被せることができる。ポリマー材料を使用するもう一つの利点は、それが射出成形できて、後述するように本発明による製造法を容易にすることができる点にある。
カプセルに使用される生体適合性ポリマーは、エテンとビニルアセテートの共重合体、ポリエステル類、シリコーンエラストマー及びその誘導体、混合物並びにブレンド等の既知任意の適宜ポリマーである。本体構造も、ポリエテン又はポリプロペン等の適宜高分子物質から製造される。当然、ポリマー以外の物質、例えば金属等から本体を形成することも可能である。
好適物質の他の例は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/エチルアクリレート共重合体、エチレン/ビニルアセテート共重合体、ポリカーボネート、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フルオロエチレンプロピレン(FEP)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、ポリビニルアセテート、ポリスチレン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニルとビニルアセテートの共重合体、ポリ(メタクリレート)、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリ塩化(ビニリデン)、ポリ(ビニリデン)エチレン、ポリ(ビニリデン)プロピレン、ポリエチレンテレフタレート、エチレンビニルアセテート、ポリヒドロキシアルコアネート ポリ(乳酸)、ポリ(グリコール酸)、ポリ(アルキル 2 -シアノアクリレート) 、ポリ無水物、ポリオルソエステル、エチレン/ビニルアルコール共重合体、エチレン/ビニルアセテート/ビニルアルコール ターポリマー、エチレン/ビニルオキシエタノール共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸のエステルの親水性ヒドロゲル等の親水性ポリマー、改質コラーゲン、架橋結合ポリビニルアルコール、架橋結合され部分的に加水分解されたポリビニルアセテート、シリコーンエラストマー、特に医療用グレードのポリジメチルシロキサン、ポリビニルメチルシロキサン、その他のオルガノポリシロキサン、ポリシロキサン、ネオプレンゴム、ブチルゴム、エピクロロヒドリンゴム、硬化触媒の存在下で架橋結合剤を付加することによって、室温で硬化してエラストマーになる室温加硫タイプのヒドロキシル末端基含有オルガノポリシロキサン、室温又は高温でプラチナの触媒作用を受け、付加架橋結合可能な二成分型ジメチルポリシロキサン組成物及びその混合物である。
カプセルと可能な薄膜のために特に好適な物質は、ポリ(ジメチルシロキサン)を含むエラストマー組成物、シロキサン単位のSi原子に付加される3,3,3-トリフルオロプロピル基を含むシロキサンをベースとするエラストマー、ポリ(アルキレンオキシド)基を含むエラストマー組成物であって、該ポリ(アルキレンオキシド)基はシリコン- 炭素結合によってポリシロキサン単位に連結されたアルコキシ末端基含有のグラフト又はブロックとして、或いはこれらの形の混合物及びこれらの少なくとも二つの組合せとして存在する。
本発明のこの送出システムに使用されるカプセルは、任意の所望構造を有している。
好適な構造の一例は、コアと薄膜の組合せであり、コアは薬剤組成物を含み、薄膜に包まれている。薬剤組成物の送出速度は、コア又は薄膜単独で或いは両者によって制御される。
本発明の送出システムは、子宮内システム、頸管内システム、又は膣内システムであって、数種の異なる方法で製造される。伝統的な方法、即ち本体とカプセルが鋳込み又は射出成形され、次いで人手によってカプセルを本体上に引っ張り上げて被せることによってこれらの部材を組み立てる方法が用いられてもよい。或いは、例えば米国特許第5400804号明細書と米国特許第5369943号明細書(特許文献4と5)に開示されているように、カプセルを本体上に引っ張り上げて被せ、カプセルは更に薄い管をその上に引っ張り上げることによって薄膜によって被覆される製造法を用いることもできる。
本発明は、更に、送出システムの一つの製造法に関し、このシステムは本体構造と薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセルとを含み、この製造法は前記本体構造が射出成形によって作られ、前記カプセルは別の工程によって本体構造上に射出成形されることを特徴とする。
この製造法は、従来の製造法の三つの工程(本体の形成、カプセルの形成、及び手動又は機械によるこれらの組立)の代わりに、二つの工程による送出システムの製造を可能にする。更に、本発明の製造法は完全に自動化され、これによって製造コストを更に削減し、且つその衛生を容易に制御可能にする。
カプセルがコア/薄膜構造を持っている場合には、本発明の送出システムは次のように製造可能である。先ず、本体が形成される。第二にコアが本体上に射出成形され、第三に薄膜がコアの上に射出成形される。この製造法において、本体上でのコアの正しい位置決めと、次の薄膜の射出成形の際の本体上でのコアの安定が特に重要であり、本発明によらなければ達成することは難しいであろう。
この製造法において、カプセルは、本体構造の軸と実質的に同一のカプセルの軸に対して対称であることが好ましい。対称構造は射出成形の際に材料の流れに影響を与えず、したがって内部応力が実質的に存在しないカプセルの製造が可能になる。
本発明の他の実施形態、即ち本体が二つ以上(典型的には三つ、四つ又は五つ)の本体部からなる実施形態は、伝統的な方法或いは本発明の方法によって製造することができる。本体部は第一工程において鋳造又は成形され、カプセルは第二工程において製造され、第三工程はこれらの部分を組み立てることからなる。これらの構成の利点は、カプセルを本体上に引っ張り上げなくても、カプセルと第一本体部を組み立てることができ、続く工程において、第二本体部を第一本体部又はカプセルに取付けることができる点にある。本発明の異なる実施形態が図面に開示され、当業者には、これらの図とその説明から、如何にして本発明のシステムを製造し組み立てるかは明らかであろう。
二つ(或いはそれ以上)の本体部は、例えば、機械的継手(フックやピン/孔構造等)、嵌合継手、生体適合性接着剤又は抵抗線溶接等によって相互に取付けられる。勿論、当業者には、任意の他の取付け手段や方法が使用可能なことは明らかであろう。
本明細書中で、特に断らない限り、用語「含む」、「成る」及び「有する」は、広義の「含む」を意味するものである。即ち、本発明が特定の特長を有する(comprising) として記載又は定義されている場合には、同発明の種々の実施形態も付加的な特長を含む (include)。更に、符号は特許請求の範囲を限定するものとは解釈されるべきではない。
本発明は、次の非限定的な図面によって詳細に説明される。
図1aと図1bは、先行技術による送出システムの本体と、送出システムとを示している。図1aは既知T字型子宮内システムの本体1を示す。この本体1は、一端に二つの翼部3と4を含む横部材を有する細長部材2からなり、この細長部材と横部材とは、このシステムが子宮内に位置決めされると実質的にT字型の片を形成する。本体1は、一般的にはポリエテン等のプラスチック材料で作られ、一体物に構成されている。
図1bは、本体1と薬剤組成物の入ったカプセル5とを含む先行技術の送出システムを示している。薬剤組成物の入ったこのカプセル5(以下、「カプセル」と称する」は、薬剤組成物を含む弾性材料で作られた一片である。カプセルはその垂直軸に沿って、細長部材が適合する溝を有する。カプセルは、前記溝を拡大し、そして本体の端部6の上にカプセルを引っ張ることによって、本体上に位置決めされる。これらの図から判るように、このシステムの外面形状には不連続部が存在する。
図2は本発明の第1実施形態にかかる送出システムを示す。このシステムは本体7とカプセル8を含む。本体7は二つの係止部9と10を有する。これらの係止部は、カプセル8が最終位置に位置決めされた場合に、細長部材の外形に不連続が生じないように本体7を拡大したものである。図2の送出システムは、子宮内システムに好ましい。
図2において、本体7の構成は特定されていない。この構成の幾つかの例が図3〜図8に与えられている。これらの図において、係止部9と10の両者は、送出システムが本体において最終位置を占めた場合にカプセルに接触しない本体の部分に接する第一端と、この第一端の反対側の第二端とを有し、第二端はカプセルに対面している。
図3は、本発明の第2実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。この実施形態において、送出システムの本体7は一つの部からなり、第一係止部9の第二端はロッド11として連続しており、このロッドはその他端において第二係止部10として連続している。本体は、例えば射出成形によって一体物として製造される。当業者には、ロッド11の断面形状は、円、正方形、三角形、多角形等の任意の所望の形状であってもよいことは自明であろう。このロッド11は、当然、円錐、円錐台形或いはであってもよい。
図4は本発明の第3実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。この実施形態において、本体12は二つの部分からなり、第一部分は第一係止部9を含み、第二部分は第二係止部10を含んでいる。この第一部分は、更に係止部9の第二端に、フック15を具えたロッド形の細長部13を含んでいる。本体12の第二部分は更に、係止部10の第二端に、前記細長部13と同一であるが対称的なフック16を具えたロッド形の細長部14を含んでいる。前記細長部13と14は、カプセルが一方の細長部の上に載せられた場合に、他方の細長部がカプセルの内側に入り、フックが結合して連続したロッドを形成するように構成されている。
図5は、本発明の第4実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。この実施形態は、図4に示された実施形態と同様に、二つの部分からなる本体12を含んでいる。第3実施形態との違いは、フックの代わりに、細長部13はピン17を含み、一方、細長部14は、このピン17の外径と実質的に同じ直径を有する孔を含んでいる。
図6は、本発明の第5実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。この実施形態において、本体12は第2及び第4実施形態におけるように二つの部分からなっているが、この場合には二つの部分の継ぎ目が接着剤で構成される。この図は本体12とカプセル8の一部、及び接着剤からなる継ぎ目19を示している。当業者であれば、任意の生体適合性の接着剤を使用できることは自明である。例えば抵抗線溶接を用いることも可能である。
図7は、本発明の第6実施形態にかかる送出システムの一部を示している。図7は二つの部分からなる本体12とカプセル8とを示している。係止部9と10の第二端は、矢の形状の細長部20と21を含んでいる。カプセル8の両端は、細長部20、21と実質的に同じ形状とサイズの空洞を含んでいる。こうして、カプセル8は嵌合によって二つの係止部間に取付けられる。
図8は、本発明の第7実施形態にかかる送出システムの一部を示している。この実施形態は第6実施形態と同様であり、その違いは、空洞が係止部9と10の中あり、細長部がカプセル8の中にあることである。この実施形態においては、カプセル8の断面の直径がカプセルの全長にわたって一定である必要はない。
図9は、本発明の第8実施形態にかかる送出システムの一部を示している。この実施形態において、カプセル8の両端の表面が係止部9と10の表面より小さい。
図10は、本発明の第9実施形態にかかる送出システムの一部を示している。この実施形態において、係止部22と23が丸い形状を有し、カプセル24の断面の直径がカプセルの全長にわたって一定ではない。
図11は、本発明の第10実施形態にかかる送出システムの一部を示している。この実施形態にかかるシステムは、係止部25、26、27及び28によって相互に分離された三つのカプセル29、30及び31を含んでいる。この実施形態において、係止部の直径が、係止部25と28についてはその全長にわたって変化しているが、係止部26と27については変化していない。
図12〜図22は、子宮内システムの異なる形状と、薬剤組成物の入ったカプセルの異なる形状を示している。
図12は、本発明の第11実施形態にかかる送出システムを示す。この図は、三つの端部を有するカプセル32と二つの部分からなる本体12とを示している。
図13は、L字型のカプセル33と三つの部分からなる本体34を示す本発明の第12実施形態にかかる送出システムを示している。
図14と図15は、本発明の第13及び第14実施形態にかかる送出システムを示す。第13実施形態において、T字形本体7は、本体の翼部の一方に一つのカプセル36を含む。第14実施形態においては、T字形本体7は、本体の他方の翼部に第二及び第三のカプセル37と38を更に含んでいる。
図16〜図21は、本発明の第15〜第20実施形態にかかる送出システムを示す。図16に示された本発明の第15実施形態は、カプセル39が所定箇所に位置決めされると、システムが実質的に円形になるように湾曲形状の本体7からなる。第16及び第17実施形態の本体は、「7」の形状をなし、図17に示された第16実施形態において、このシステムは、本体の長い部分に一つのカプセル40を含んでいる。図18に示された第17実施形態においては、このシステムは、本体の短い部分に三つのカプセル41、42及び43を含んでいる。図19、20及び22は、本体が「S」形状をなす本発明の第18、第19及び第20実施形態を示す。図19に示された実施形態において、このシステムは一つのカプセル44を含み、図20に示された実施形態において、システムは三つのカプセル45、46及び47を含み、その中の一つは他の二つのカプセルとは異なる箇所に置かれている。図21に示された実施形態において、システムはその端の近くに一つのカプセル48を含んでいる。
図22〜図30は、本発明の第21〜第29実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。この断面形状は、円、楕円、多角形(五角形、六角形、七角形、八角形等)、矩形、三角形、正方形、或いは規則的な形状と不規則な形状との組合せ等でよい。矩形や三角形等の規則的な形状が使用される場合、隅部は丸められても丸められなくてもよい。断面形状は任意の形であってよい。当業者には、図22〜図30に与えられた形状は非限定的な例であることは自明である。
本発明の方法は種々の実施形態の形に組み入れ可能であり、ここには僅かな例しか開示されていない。当該技術の専門家には、その他の実施形態も存在し、本発明の要旨から逸脱しないことは自明であろう。したがって、上述の実施形態は例示的なものであり、決して限定的なものではない。
先行技術にかかる送出システムの本体を示す。 先行技術にかかる送出システムを示す。 本発明の第1実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第2実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第3実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第4実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第5実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第6実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第7実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第8実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第9実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第10実施形態にかかる送出システムの本体の一部を示す。 本発明の第11実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第12実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第13実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第14実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第15実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第16実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第17実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第18実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第19実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第20実施形態にかかる送出システムを示す。 本発明の第21実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第22実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第23実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第24実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第25実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第26実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第27実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第28実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。 本発明の第29実施形態にかかる薬剤組成物の入ったカプセルの断面形状を示す。

Claims (11)

  1. 本体構造、および薬剤組成物の入った少なくとも第一端と第二端とを有する少なくとも一つのカプセルを含んだ送出システムにおいて、前記本体構造(7、12、34)は少なくとも二つの係止部(9、10)を有し、各係止部(9、10)は少なくとも第一端と第二端とを有し、各係止部(9、10)の第一端は前記カプセル(8)の第一端または第二端の少なくとも一方に対面してこれを被覆するように構成され、前記係止部の少なくとも一方の直径は第一端と第二端間で全長に沿って変化し、カプセル(8)は少なくとも二つの前記係止部(9、10)との間に取り付けられていることを特徴とする、送出システム。
  2. 前記カプセル(8)の少なくとも第一端又は第二端の断面形状は、前記カプセルの第一端又は第二端に対面する係止部(9、10)の表面にサイズ及び形状において実質的に等しいことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
  3. 前記本体構造(7)が一つの本体部からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記本体構造(12、34)が少なくとも二つの本体部からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のシステム。
  5. 前記係止部(9、10)が円錐台形を有し、大きい方の直径を有する円錐台形の端部が前記カプセル(8)の第一端又は第二端に対面する表面を有する端であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 前記カプセル(8)の少なくとも第一端又は第二端の断面の表面が、前記カプセル(8)の第一端又は第二端に対面する前記係止部(9、10)の表面より実質的に小さいことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 薬剤組成物の入った二つ以上のカプセル(8)を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 薬剤組成物の入った前記カプセル(8)が、実質的に生体適合性ポリマーと少なくとも一種の薬物活性剤とからなることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 前記システムが子宮内システムであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 本体構造、および薬剤組成物の入った少なくとも一つのカプセルとを含んだ送出システムの製造法において、前記本体構造が射出成形され、前記カプセルが続く工程において前記本体構造上に射出成形されることを特徴とする、製造法。
  11. 前記本体構造が一つの本体部で構成されることを特徴とする請求項10に記載の製造法。
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