JP2005527055A - パイプラインメモリのための効率的な読出し、書込み方法 - Google Patents

パイプラインメモリのための効率的な読出し、書込み方法 Download PDF

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Abstract

効率的にデータを書き込み、多状態メモリセルデータを読み出す方法および装置。本発明の1つの態様によれば、メモリシステムが、第1の記憶素子、データソース、第1のエレメント、第2のエレメントおよびリップルクロックを備える。上記データソースは、第1の記憶素子に格納する複数のビットを出力し、上記第1のエレメントは上記データソースから第1のビットを受け取り、さらに、第1のビットの計時も行って第2のバッファ用エレメントの中へ入れる。次いで、上記第1のエレメントは、第1のビットが第1のエレメントの中へ格納されているのとほぼ同じ間、複数のビットからなる第2のビットをデータソースから受け取る。上記リップルクロックにより、第1のエレメントと第2のエレメントへのアクセスが可能となり、これによって第1のビットと第2のビットのパイプライン化が可能となる。

Description

発明の分野
本発明は、一般に大容量デジタルデータ記憶システムに関する。特に、本発明は、多状態格納システムと関連するオーバヘッドを減らすシステムおよび方法に関するものである。
関連技術の説明
このような記憶システムのコンパクトな物理的サイズと、再プログラムの反復が可能な不揮発性メモリの能力とに起因して、フラッシュメモリ記憶システムなどの不揮発性メモリシステムの利用が増加している。フラッシュメモリ記憶システムのコンパクトな物理的サイズは、ますます優勢になりつつあるデバイス内でのこのような記憶システムの利用を容易にしている。フラッシュメモリ記憶システムを用いるデバイスには、デジタルカメラ、デジタルカムコーダー、デジタル音楽プレイヤ、ハンドヘルドパーソナルコンピュータ並びに地球的規模の測位用デバイスが含まれる(但しこれらに限定されるわけではない)。フラッシュメモリ記憶システムに含まれる不揮発性メモリを反復して再プログラムする能力によって、フラッシュメモリ記憶システムの利用並びに再利用が可能となる。
メモリシステムの中へストリームされるデータは、一般に、メモリセルの中へ、あるいはより一般的に言えば、記憶素子の中へ1ビット毎のベースで書き込まれ、記憶素子の中から1ビット毎のベースで読み出される。当業者であれば解るように、書込み処理は一般に低速であり、実行に比較的長い時間がかかる。同様に、読出し処理も、時間のかかる処理となる場合がしばしば生じる。
当業者であれば解るように、セル内への書込みまたはセルからの読出しの対象となるビットは一般にバッファされる。メモリ内での書込み、読出し、あるいは、同時処理が可能なビット数よりも実質的に少ないメモリまでの幅を、あるいは、メモリからの幅をデータバスが持っている場合、ビットは一般にバッファされる。ビットのバッファ処理は帯域と消費電力の問題を多少とも解決するものでもある。
バッファの対象となる個々のビット用として一般にマスタスレーブレジスタビットが必要となる。典型的には、個々のマスタスレーブレジスタビットは、実施構成用としておよそ24個のトランジスタを必要とする。1つの従来方式のマスタスレーブレジスタまたはマスタースレーブフリップフロップが図12に図示されている。リセット機能を備えたマスタスレーブレジスタ1200はビットのバッファ処理時に使用するのに適している。例えば、同時処理が可能なおおよそ4000個のセルすなわち記憶素子を備えたメモリシステムなどのような不揮発性メモリシステムの場合、一般に個々のセルに1または2ビットを格納することができる。したがって、16,000ビットがそれぞれバッファされる場合、16,000のマスタスレーブレジスタビットを必要とすることになり、次いで、総数で比較的大きな個数のトランジスタを一般に必要とする。マスタスレーブレジスタビットをサポートする比較的大きな個数のトランジスタを実装することは、所望のものよりも多くの物理的スペースをメモリシステム内に占有することになり、したがって、さらにコストを要することが考えられる。
メモリデバイスにビットをバッファするのに必要なトランジスタの個数を減らすために、マスタースレーブラッチまたはマスタスレーブレジスタビットの代わりにバッファとして使用する単一のデータラッチの実装が可能である。処理対象の個々のメモリセルは、メモリセルに格納するデータと、メモリセルから読み出すデータの双方のデータに適した1または2以上の関連するラッチを備えることができる。マスタースレーブラッチの代わりに単一データラッチを利用することにより、バッファ処理機能と関連するトランジスタの個数をほぼ50%低減することが可能となる場合もある。しかし、マスタースレーブラッチが、アクセス対象の個々のマスタースレーブラッチを選択する比較的単純な計時方式を用いているのに対して、データラッチの利用は個々のデータラッチにアクセスするさらに複雑なアドレス指定方式を一般に必要とする。このようなアドレス指定方式は、場合によっては、マスタースレーブラッチまたはマスタースレーブビットをサポートするのに必要以上のトランジスタを必要とする場合がある。
比較的多数のトランジスタを利用できるアドレス指定方式が効率のよいものではない場合があるため、時としてリップルクロックを実装して、データラッチへの逐次的アクセスを可能にすることがある。すなわち、メモリデバイス内の別のメモリセルと関連するデータラッチと関連して、個々のメモリセルと関連する単一データラッチに逐次アクセスを行うようにすることができる。リップルクロックがアクセスするデータラッチの1例が図13aに示されている。システム1300は、ラッチ1310と、マスタスレーブレジスタまたはマスタースレーブフリップフロップ1314を備える。ラッチ1310は個々にメモリセルと関連づけられたデータラッチであり、ラッチ起動(LE)信号によってスイッチが入る。詳細には、ラッチ1310aはLEA信号によりスイッチが入り、ラッチ1310bはフリップフロップ1314からの出力信号であるLEB信号によりスイッチが入り、ラッチ1310cは、フリップフリップ(flip-flip)1314bの出力信号であるLEC信号によりスイッチが入る。フリップフロップ1314は一般に共通クロック(CK)信号によって制御される。
一般に、ただ1つのLE信号だけが任意の所定時刻にオンにセットされ、さらに、このオンにセットされたLE信号は効果的にフリップフロップ1314により伝播される。オンにセットされたLE信号セットは効果的にリップルクロックを形成する。図13bのタイミング図1350に図示のように、LEA信号1360a、LEB信号1360bおよびLEC信号1360cは任意の時点でただ1つのLE信号1360を高い値でオンにセットして、図13aのラッチ1310をトリガーするようにする信号である。
図13aのシステム1300のようなシステムに実装されるリップルクロックは、逐次アクセスの対象となる個々のセットのラッチ用の単複のイネーブル信号を生成するためにマスタースレーブラッチまたはフリップフロップを必要とする。したがって、リップルクロックおよび個々のメモリセル用の単一のデータラッチの利用はメモリデバイス全体で必要なトランジスタの個数を減少させないことになる場合がある。
したがって、必要とされているものは、トランジスタなどの比較的多数の部品を必要とすることなく、メモリセルの中へ効率的にビットを書き込み、メモリセルから効率的にビットを読み出すようにすることを可能にするシステム並びに方法である。すなわち、所望されているものは、多状態メモリセル内への書込みビットおよび多状態メモリセルからの読出しビットと関連するオーバヘッドを減らし、その一方で、書込みと読出しとを効率的に行うことを可能にするシステム並びに方法である。
発明の概要
本発明は、効率的にメモリセルへデータを書き込み、効率的にメモリセルからデータを読み出すシステムおよび方法に関する。本発明の1つの態様によれば、メモリシステムは、第1の記憶素子、データソース、第1のエレメント、第2のエレメントおよびリップルクロックを含む。データソースは第1の記憶素子に格納される複数のビットを出力し、さらに、データソースから第1のビットを受信し、さらに、第1のビットの計時も行って、第2のエレメントの中へ入れる。次いで、上記第1のエレメントは、第1のビットが第1のエレメントの中へ格納されているのとほぼ同じ間、複数のビットからなる第2のビットをデータソースから受け取る。上記リップルクロックにより、第1のエレメントと第2のエレメントへのアクセスが可能となり、それによって第1のビットと第2のビットのパイプライン化が可能となる。
1つの実施形態では、リップルクロックは、複数の記憶素子に含まれる第1の記憶素子と、少なくとも第2の記憶素子とに対するほぼ同時のアクセスも可能にするものである。別の実施形態では、第1のバッファ用エレメントは第1のラッチであり、第2のバッファ用エレメントは第2のラッチである。
多状態メモリセルの中へデータビットをパイプライン化するか、多状態メモリセルの中からデータビットをパイプライン化するかのいずれかを行うための、ラッチのような複数のバッファ用エレメントの利用により、書込み処理と、読出し処理とをさらに効率的に別々に行うことが可能となる。したがって、多状態の格納を行うオーバヘッドのコストの低減が可能となる。第1のラッチからメモリセルの中へビットを書き込みながら、1グループのメモリセルと関連する第2のラッチの中へビットをロードすることにより、第2のラッチの中へのビットのロードと関連する時間を効果的にマスクすることができる。したがって、書込み処理全体をさらに効率的に行うことが可能となる。
本発明の別の態様によれば、コンピューティングシステムは、第1のビットと第2のビットとを出力するホスト、および、上記ホストと通信状態にある記憶デバイスとを備える。上記記憶デバイスは、第1のビットの計時を行って第2のバッファ用エレメントの中へ入れる第1の記憶素子を備える。第2のバッファ用エレメントにより第1のビットが第1のエレメントの中へ格納されているのとほぼ同じ間、第1のバッファ用エレメントはホストから第2のビットを受信する。最後に、記憶デバイスは、第1のバッファ用エレメントと第2のバッファ用エレメントへのアクセスを可能にするリップルクロックを備える。
本発明のさらに別の態様によれば、記憶素子と、第1のバッファ用エレメントと、第2のバッファ用エレメントとを備えたメモリシステムに複数のビットを格納する方法は、複数のビットを受信するステップと、上記複数のビットに含まれる第1のビットを上記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップとを含む。次いで、上記記憶素子の中へ上記第1のビットを書き込む書込み処理が開始され、次いで、上記記憶素子の中へ上記第1のビットを書き込む書込み処理を開始した後、上記複数のビットに含まれる第2のビットが第2のバッファ用エレメントへ出力される。第2のビットが第2のバッファ用エレメントへ出力された後、記憶素子の中へ上記第1のビットを書き込む書込み処理は終了する。
以下の詳細な説明を読み、本図面の種々の図を検討するとき本発明の上記利点およびその他の利点は明らかになる。
実施形態の詳細な説明
ビットの読出しと、ビットの書込みに必要なトランジスタの個数を減らすなどの、多状態記憶素子からのビットの読出しと、多状態記憶素子内へのビットの書込みとに関連するオーバヘッドの軽減によって、メモリセルを備えた記憶システム全体のパフォーマンスの改善が可能となる。読出し処理と書込み処理(特に書込み処理)は一般に時間のかかる処理であるため、読出し処理と書込み処理とに関連する時間の短縮により、多状態処理と関連するオーバヘッドコストを大幅に減らすことができる。
多状態記憶素子と関連する読出し処理と書込み処理の際に複数のラッチ用いてビットのパイプライン化を可能にすることにより、読出し処理と書込み処理のスピードアップが可能となる。リップルクロックの組み込みにより、複数のラッチを用いるパイプライン化を可能にすることにより、記憶素子を備えた記憶システム全体と関連するトランジスタの個数の減少を可能にしながら、読出し処理と書込み処理の効率を上げることが可能となる。
データは、一般に、記憶システムと通信状態にあるホストによって、不揮発性メモリデバイスなどの記憶システムの中へ格納される。最初に図1aを参照しながら、コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリカードなどの不揮発性メモリデバイス120を備えた一般的ホストシステムについて説明する。ホストすなわちコンピュータシステム100は一般にシステムバス104を備え、このシステムバス104により、マイクロプロセッサ108ランダムアクセスメモリ(RAM)112および入出力回路116は通信が可能となる。ホストシステム100は、例示を目的として図示されていないが、表示装置とネットワーク用デバイスなどの別の構成要素を備えるものであってもよいと理解すべきである。
一般に、ホストシステム100は、静止画像情報、オーディオ情報およびビデオ画像情報(但しこれらの情報に限定されるものではない)を含む情報を取得する能力を持つものであってもよい。このような情報はリアルタイムでの取得が可能であり、無線でホストシステム100へ送信することができる。ホストシステム100は、ほぼ任意のシステムであってもよいが、一般に、デジタルカメラ、ビデオカメラ、セルラ通信装置、オーディオプレイヤ、またはビデオプレイヤなどのシステムである。しかし、ホストシステム100は、一般に、データまたは情報を格納するほぼ任意のシステムであってもよいと理解すべきである。
不揮発性メモリデバイス120は、1つの実施形態では、は取り外し可能な不揮発性メモリデバイスであるが、バス104とインタフェースするように配設されて情報を記憶するものである。オプションの入出力回路ブロック132は、不揮発性メモリデバイス120がバス104と間接的にインタフェースすることを可能にするものであってもよい。存在する場合、入出力回路ブロック132は、当業者が理解するように、バス104に対するロードを減らすように機能する。不揮発性メモリデバイス120は、不揮発性メモリ124とメモリ制御システム128とを備える。1つの実施形態では、不揮発性メモリデバイス120は単一のチップまたはダイ上に実装することが可能である。上記とは別に、不揮発性メモリデバイス120は、マルチチップモジュール上に、または、不揮発性メモリデバイス120として一緒に用いることができる複数の個別の部品上に実装することが可能である。
不揮発性メモリ124は、データを格納して、必要に応じてデータにアクセスし、読出しができるように配設される。不揮発性メモリ124に格納されたデータは、適当な形で消去することもできる。但し、不揮発性メモリ124内のデータのなかには、消去できないものもある。データの格納処理、データの読出し処理、およびデータの消去処理は、一般に、メモリ制御システム128によって制御される。1つの実施形態では、メモリ制御システム128は、不揮発性メモリ124の処理を管理して、不揮発性メモリ124の耐用期間をほぼ最大化し、不揮発性メモリ124の断面部がほぼ等しく摩耗を受けるようにする。
メモリ制御システム128すなわちコントローラを備えたものとして不揮発性メモリデバイス120について一般的に説明した。不揮発性メモリデバイス120は、不揮発性メモリ124とメモリ制御システム128(コントローラ)機能用の別々のチップを備えたものであってもよい場合が多い。例を挙げると、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、マルチメディアカード、およびセキュリティ保護用デジタルカード(但しこれらに限定されるものではない)を含む不揮発性メモリデバイスは、別々のチップ上に実装できるコントローラを備えているが、別の不揮発性メモリデバイスは、別々のチップ上に実装されるコントローラを備えていないものであってもよい。不揮発性メモリデバイス120は、別々のメモリとコントローラチップとを備えていないある実施形態では、当業者であれば解るように、メモリとコントローラ機能は単一のチップの中へ組み込まれたものであってもよい。一般に、別のタイプの不揮発性メモリデバイスとして、メモリスティックカードとスマートメディアカードとが含まれる。
図1bを参照しながら、本発明の一実施形態に準拠する不揮発性メモリデバイス120についてさらに詳細に説明する。上述のように、不揮発性メモリデバイス120は、不揮発性メモリ124とメモリ制御システム128とを備える。メモリ124と制御システム128すなわちコントローラは不揮発性メモリデバイス120の主要な構成要素である。メモリ124は、半導体基板上に形成されるメモリセルのアレイであってもよく、その場合、メモリセルの個々の記憶素子上の2または3以上のレベルの電荷のうちの1つを格納することにより1または2以上のビットデータが個々のメモリセルに格納される。不揮発性フラッシュ電気的に消去可能でプログラム可能なリードオンリメモリ(EEPROM)は、このようなシステム用の普通タイプのメモリの1例である。
制御システム128は、データを格納するメモリシステムを利用しているホストコンピュータまたは別のシステムと通信を行う。一般に、バス15は図1aのバス104の一部である。制御システム128はメモリ124の処理も制御するが、ホストが出力したデータを書き込み、ホストが要求したデータを読み出すメモリセルアレイ11を備え、メモリ124を処理する際に種々のハウスキーピング機能を実行することができる。制御システム128は、一般に、ソフトウェアメモリと種々の論理回路とを関連づけている汎用マイクロプロセッサを備える。専用ルーチンのパフォーマンスを制御するための1または2以上の状態マシンが含まれている場合も多い。
メモリセルアレイ11は一般に、アドレスデコーダ17を介して制御システム128によりアドレス指定される。デコーダ17はアレイ11のゲートとビットラインとに正しい電圧を印加して、制御システム128によりアドレス指定された1グループのメモリセルに対するデータのプログラム、制御システム128によりアドレス指定された1グループのメモリセルからのデータの読出し、制御システム128によりアドレス指定された1グループのメモリセルの消去が図られる。追加回路19には、アドレス指定されたグループのセル内へプログラムされたデータに依存する、アレイのエレメントに印加された電圧を制御するプログラミング用ドライバが含まれる。回路19には、センスアンプと、アドレス指定されたグループメモリセルからのデータの読出しに必要な別の回路も含まれている。アレイ11の中へプログラムする対象データ、あるいは、アレイ11から最近読み出されたデータは、一般に、制御システム128内のバッファメモリ21に格納される。制御システム128には、通常、コマンドと状態データ等を一時的に記憶するための種々のレジスタも含まれる。
アレイ11は分画されて、多数のブロック0〜Nのメモリセルになる。フラッシュEEPROMシステムに共通であるが、ブロックが消去の単位である。すなわち、個々のブロックには一括消去される最低数のメモリセルが含まれる。個々のブロックは、図3に示すように、一般に分画されて複数のページにされる。1ページがプログラミングの単位である。すなわち、基本プログラミング処理によってセルの1ページの最小単位の中へデータが書き込まれる。1または2以上のデータセクタが一般に個々のページの範囲内に格納される。図1bに図示のように、1セクタにはユーザデータとオーバヘッドデータとが含まれる。オーバヘッドデータには、一般に、セクタのユーザデータから計算された誤り訂正符号(ECC)が含まれる。データがプログラムされてアレイ11の中へ入れられると、制御システム128の一部23によってECCが算出され、データがアレイ11から読み出される際に、ECCのチェックも行われる。上記とは別に、ECCは、関係するユーザデータとは異なるページまたは異なるブロックに格納される。
ユーザデータのセクタは一般に512バイトであり、磁気ディスク駆動装置内のセクタサイズに対応する。オーバヘッドデータは一般に追加の28バイトである。個々のページには1セクタのデータがほとんど共通して含まれているが、2または3以上のセクタが代わりに1ページを形成する場合もある。例えば、8ページから512、1024またはそれ以上のページまでのどこからでも多数のページによって1ブロックが形成される。ブロック数が選択されて、メモリシステム用の所望のデータ記憶装置容量が与えられる。アレイ11は、一般に、2、3のサブアレイ(図示せず)に分画され、これらサブアレイの各々には、種々のメモリ動作の実行時に並行性のレベルを上げるために、互いに独立に作動する一定割合のブロックが含まれる。複数のサブアレイの利用の1例については、米国特許第5,890,192号に記載がある。上記特許は、その全体が本願明細書で参照により援用される。
次に図2を参照しながら、効果的に同時作動するラッチを介してデータビットを受け取る不揮発性メモリ格納エレメントについて本発明の一実施形態に従って説明することにする。任意の数のラッチの使用が可能であるとはいえ、説明の容易さを図るために、2ビットのシステムなどでの2個のラッチの利用に関する図2について説明する。不揮発性メモリ格納エレメント204、不揮発性メモリシステムの一部などであってもよいが、図1aの不揮発性メモリシステム120が、ビットデータを格納するデータ記憶装置の基本ユニットである。記憶素子204などの記憶素子は、メモリシステム内の基本格納ユニットであると理解すべきである。1つの実施形態では、記憶素子204は、セルまたはメモリセルであってもよい。但し、記憶素子204はほぼ任意のタイプの格納ユニットであってもよい。
データビットストリーム206を記憶素子204内への格納対象ストリームとするとき、データビットストリーム206は、記憶素子204への書込みの前に、ラッチ208、212に効果的に一時的に保持されるか、あるいは、ラッチ208、212の中へロードされる。例えば、ストリーム206内の第1のビットをラッチ208の中へロードし、次いで、平行シフト処理によりラッチ212の中へこの第1のビットを転送してもよい。ラッチ212から記憶素子204の中へ実質的に第1のビットを書き込みながら、ストリーム206内の次のビットをラッチ208内へロードすることができる。したがって、ラッチ208、212の利用によって、ストリーム206内のビットのパイプライン化が可能となり、これによって、記憶素子204内へのビットの書込みと関連する書き込み性能の改善が可能となる。図5を参照しながら以下説明するように、リップルクロックの利用によって、ラッチ208、212がストリーム206と関連するビットのパイプライン化を行うことが可能となる。
ラッチ208などの1個のラッチの代わりに、ラッチ208、212の利用によって、記憶素子204内の格納用データを効率的にロードすることが可能となる。記憶デバイス全体で必要なトランジスタ個数の低減に加えて、ラッチ208、212のパイプライン化によって、記憶素子204内へのデータの書込みと関連する書込み時間の実質的短縮が可能となる。例えば、ラッチ212から記憶素子204内へビットを書き込む書込み処理はほぼ100マイクロセカンド(μ秒)で行うことができる。ラッチ208から記憶素子204内へのビットの書込みに一般に必要とされるこの100μ秒中に、ラッチ208内へ別のビットをロードすることができる。当業者であれば解るように、ラッチ208内への初期ビットのロードを除いて、ラッチ208、212内へのビットのロード時間は効果的に“隠される”ことになる。というのは、ラッチ208、212内へのビットのロードは書込み処理とほぼ同時に行われるからである。
典型的には、ラッチ212のみが記憶素子204内へのデータの書込みを行う。記憶素子204の中へデータを書き込むようにラッチ208、212の双方を構成することも可能ではあるが、ただ1個のラッチ(ラッチ212)を記憶素子204に書き込めるようにすることにより、ラッチ208、212と関連する回路を実質的に単純化することが可能となる。さらに、記憶素子204へのビットの書込みと関連する固有の電圧要件は、ラッチ208、212双方に対してではなく、ラッチ212だけに適用することができる。
記憶デバイス上のスペースを節減するために、ラッチ208、212を用いて、記憶素子204からの読出し対象データを一時的に保持するようにしてもよい。すなわち、ラッチ208、212が、書込み対象データと読出し対象データとを実質的にバッファするようにしてもよい。図3に図示のように、記憶素子204からデータを読み出すとき、ラッチ208、212内へデータをラッチし、次いで、ラッチ208、212からデータを読み出すとき、出力データストリーム306を形成することができる。典型的には、記憶素子204から読み出した第1のビットをラッチ212内へロードし、次いで、計時を行って、ラッチ208の中へこの第1のビットを入れることができる。ラッチ208の中へ第1のビットを転送した後、記憶素子204から次のビットを読み出し、ラッチ212内へロードし、それによって第1のビットと関連して次のビットの効果的なパイプライン化が行われるようになる。次いで、リップルクロックによりラッチ208、212からビットを読み出すことができる。この結果、読出し処理と関連するパフォーマンスの改善が可能となる。
図示のように、オプションの第3のラッチ310を使用し、それによって、ラッチ212内へ第1のビットをロードして、シフトし、ラッチ208中へこの第1のビットを入れた後、第2のビットをラッチ212の中へロードして、シフトし、ラッチ310の中へ第2のビットを入れるようにすることができる。ラッチ208、310がロードされるとすぐに、リップルクロックは、第1のビットと第2のビットにラッチ208、310からの読出しを行わせるようにすることができる。すなわち、ラッチ208、310がいっぱいになるとすぐに、ラッチ208、310からビットを読み出すようにすることができる。ラッチ208、310が空になると、ビットは記憶素子204から再度読み出され、シフトされてラッチ208、310の中へ入れられる。一般に、記憶素子204が2ビットのシステムである場合、データを読み出す前に、2個のラッチを用いてデータの格納を行うことが望ましい。例えば、ラッチ212がゲートとして効果的に機能している間、ビットを読み出す前に、ラッチ208、310の双方を用いてビットの格納を行うようにすることができる。上記とは別に、ラッチ310を取り除いて、ラッチ208、212がビットを読み出す前にビットの格納に利用する2個のラッチとなるようにしてもよい。
図2のラッチ208、212などの1組のラッチを図2の記憶素子204のような単一の記憶素子と関連づけることが可能ではあるが、1組のラッチは、一般に複数の記憶素子と関連づけられると理解すべきである。言い換えれば、個々のセットのラッチは一般に記憶素子のアレイと関連づけられる。記憶素子のアレイは任意の数の記憶素子を含むものであってもよいと理解すべきである。図16に図示のように、不揮発性メモリシステムの一部であってもよい多状態記憶素子のアレイ1604は、データビットストリーム1606を格納するように配設することができる。データビットストリーム1606は、記憶素子1604のアレイへ書き込まれる前に、ラッチ1608、1612の中に効果的に一時的に保持されるか、あるいはラッチ1608、1612内へロードされる。ストリーム1606内の第1のビットをラッチ1608内へロードし、次いで、平行シフト処理によりラッチ1612の中へ転送してもよい。第1のビットがラッチ1612から記憶素子1604のアレイ内の記憶素子の中へ実質的に書き込まれている間、ストリーム1606内の次のビットをラッチ1608内へロードしてもよい。
アドレス指定回路1614を利用して、記憶素子1604のアレイ内のどの記憶素子の中へ、ラッチ1612にロードされた1ビットを格納すべきかを確定する。詳細には、特に、多重化/逆多重化機能を備えることができるアドレス指定回路1614を効果的に用いて、記憶素子1604のアレイの記憶素子を選択し、ラッチ1612と接続するようにする。
必要要件が、書込み処理と、読出し処理との双方をサポートする単一のセットのラッチが、当該要件を満たすことができるほど十分ではないようなものである場合には、“書込み”ラッチと1組の“読出し”ラッチとを記憶素子またはメモリセルに割り当てるようにしてもよい。図4は、本発明の一実施形態に準拠する2つの書込み用ラッチと2つの読出し用ラッチとを備えた記憶素子のアレイの図示である。ストリーム420をアレイ404内の記憶素子の中へ書き込むとき、ストリーム420に含まれるビットデータをラッチ410内へロードして、ラッチ414の中へ転送してもよい。上述のように、図2と関連して、ラッチ414の中へ1ビットを転送することが可能であり、それによって、ラッチ414から記憶素子404の中へ当該ビットが書き込まれている間に、ストリーム420からの別のビットをほぼ同時にラッチ410内へロードすることができる。ラッチ414からのビットがアレイ404内の記憶素子の中へ書き込まれるとすぐに、ほぼ同時刻にストリーム420からの別のビットをラッチ410内へロードしながら、ラッチ410内へロードされたビットを転送またはシフトしてラッチ414の中へ入れ、アレイ404に含まれる別の記憶素子の中へこのビットを書き込むようにすることができる。したがって、ラッチ410、414によって、ストリーム420内のビットをパイプライン化して、アレイ404内の複数の記憶素子の中へこれらのビットを効率的に書き込むことが可能となる。
アレイ404からの読出し対象データをラッチ416内へロードし、シフトしてラッチ418の中へ入れることができる。すなわち、アレイ404の記憶素子に格納された第1のビットをラッチ416内へロードし、計時して、ラッチ418の中へ入れるようにすることができる。次いで、異なる記憶素子からの第2のビットをラッチ416内へロードすることができる。記載の実施形態では、ラッチ416、418をロードするとすぐに、出力データストリーム422の一部としてビットをストリームアウトすることができる。或いは、上記のように、ラッチ416は、ラッチ418と、別のラッチ(図示せず)とを送出するゲートとして機能してもよい。その結果、ラッチ418とその別のラッチの中からのみ実質的にデータがストリームアウトされることになる。
上述のように、リップルクロックを用いて、図2のラッチ208、212などのラッチによるデータのパイプライン化を可能にすることができる。本発明の一実施形態に準拠するリップルクロックと関連するタイムラインの図示である図5に示すように、時刻t1502aに、リップルクロックによってラッチ506へのアクセスがほぼ同時に可能となる。したがって、データ/アクセス制御信号518により、個々のビットが個々のラッチ506へアクセスできるようになったとき、ラッチ506によるデータのパイプライン化が可能となる。典型的には、リップルクロックはマスタースレーブラッチを用いて、ラッチ506を含む1組のような1組のラッチに同時にアクセスできるようにする。このようなマスタースレーブラッチが複数のトランジスタを用いることができる間(というのは、個々のリップルクロック段に対して実質的にただ1つのマスタースレーブラッチを必要とし、個々のリップルクロックにより多くのラッチへのアクセスが可能となるからであるが)、データのパイプライン化を行うためのリップルクロックの利用によって、多状態記憶素子への書込みおよび多状態記憶素子からの読出しと関連するオーバヘッドが低減される。
時刻t2502bに、リップルクロックによりほぼ同時にラッチ510へのアクセスが可能となる。時刻t3502cに、ほぼ同時にデータ/アクセス制御信号518を用いて、リップルクロックによりラッチ514へのアクセスが可能となる。すべてのグループのラッチ、すなわちラッチ502、ラッチ506およびラッチ510のスイッチが、リップルクロックによりオンになるとすぐに、リップルクロックは再びサイクルバックして、グループのラッチへの並列アクセスを行うことが可能となることを理解されたい。すなわち、例えば、時刻t4(図示せず)に、ほぼ同時にリップルクロックラッチ510へアクセスできるようにすることが可能となる。
リップルクロックによりラッチ502などの、ある段階または1グループのラッチへの同時アクセスが可能となる。例えば、ラッチ502に同時アクセスを行うとき、受信機によりラッチ502からデータを読み出すことができる。あるいは、データデータソースによりラッチ502の中へデータを入れることができる。言い換えれば、リップルクロックによって、1グループのラッチの範囲内で同時読出しが可能となり、さらに、そのグループのラッチからデータをほぼ同時に取り出すことも可能となる。異なる時刻t502において、異なるグループのラッチのスイッチが同時にオンになる。
リップルクロックの利用によって、一般に、複数ラッチを利用して格納されるデータのランダムなアクセスが防止される。しかし、リップルクロックを利用して、パイプライン化の実現を可能にする際に生じる、データの書込みとデータの検索に必要なトランジスタ個数の減少などのオーバヘッドの減少によって、一般に、データの書込みと読出しとを行うためのリップルクロックと複数のラッチとの利用が望ましいものとなる。特に、複数のラッチを用いて格納されるデータへのランダムなアクセスが実際上必要でない場合、データの格納に必要なトランジスタ個数の減少と関連する節減は特に望ましいものとなる。
図6aは、本発明の一実施形態に準拠する書込み処理中の記憶素子アレイとラッチの図示である。ラッチ604は、記憶素子アレイ608と関連づけられ、アレイ608内へビットを格納するように配設される。記載の実施形態では、ビットNがラッチ604a内へまずロードされた後、例えば、リップルクロックがラッチ604aのスイッチをオンにすると、平行シフトが行われて、ラッチ604aからラッチ604b内へビットNの移動が行うことが可能となり、その後、ビットN+1をラッチ604a内へロードすることができる。次いで、ラッチ604bから、アレイ608内の記憶素子の中へビットNの書込みを行うことができる。
図6bは、本発明の一実施形態に準拠する書込み処理中に記憶素子アレイへのアクセスを行う単一のアレイと複数ラッチの図示である。リップルクロックはラッチ616a、616bのスイッチをオンにして、ラッチ616a、616bをほぼ同時にロードすることができる。例えば、ラッチ616aとラッチ616bとの中へそれぞれビットP+1とビットM+1とをほぼ同時にロードすることができる。1つの実施形態では、ラッチ616a、616bの中へロードされたビットを平行シフトによってラッチ616d、616cへ出力することができる。次いで、アレイ620内の記憶素子の中へビットMとビットPなどのビットをほぼ同時に格納することができる。上記とは別に、アレイ620内の記憶素子の中へビットMとビットPとを順次格納することができる。ビットMとビットPとを記憶素子の中へ格納する1つの好適な方法が米国特許第6,222,762B1号に記載されている。この特許はその全体が本願明細書で参照により援用されている。一般に、ビットMとビットPとはアレイ620と関連する第1の記憶素子の中へ格納されるが、これに対して、ビットM+1とビットP+1とはラッチ616aとラッチ616bとにそれぞれロードされる。
ラッチ616bからラッチ616c内への平行シフトによるビットのロードとほぼ同時に、ラッチ616aからラッチ616d内へのビットのロードも可能ではあるが、順次ビットをロードすることができると理解すべきである。例えば、電気雑音の減少を所望の場合、ラッチ616bからのビットをラッチ616cの中へロードする前か後かのいずれかに、ラッチ616aからラッチ616d内へのビットのロードを行うようにしてもよい。
図7を参照しながら、2つのデータラッチを用いたメモリセルを備える2進状態または多状態記憶素子アレイへデータを書き込む1つの方法と関連するステップについて本発明の一実施形態に従って説明する。以下は、2個のラッチを用いるメモリセルへのデータの書込みという観点から、データの書込みと関連するステップについて説明するものではあるが、これらのステップは、8個のラッチなどの任意の数のラッチを用いてほぼ任意の記憶素子データの書込みの実行が可能であることを理解されたい。多状態メモリセルアレイあるいはさらに一般的に言えば、不揮発性メモリ記憶素子アレイへのデータ書き込みプロセス702は、ステップ706から開始され、アレイ内のメモリセルへの書込み対象データビットNはアレイと関連する第1のラッチの中へロードされる。言い換えれば、データストリームからの第1のビットは第1のラッチの中へロードされる。データビットNは、ホストシステムなどのほぼ任意のソースから第1のラッチにより受信されたものであってもよい。データビットNが第1のラッチの中へロードされるとすぐに、ステップ708でデータビットNは、平行シフト処理などの処理によってシフトされ、第2のラッチ内へ入れられる。次いで、ステップ710で、第2のラッチからメモリセルアレイの中へデータビットNを書き込む書込み処理が開始される。
メモリセルアレイの中へデータビットNを書き込む書込み処理が開始されるのとほぼ同じ時刻に、データストリーム内の次のデータビットがメモリセルアレイと関連づけられた第1のラッチの中へ格納される。すなわち、ステップ714で、データビットN+1が第1のラッチの中へロードされる。したがって、データビットNとデータビットN+1とは効果的にパイプライン化されることになる。第1のラッチの中へデータビットN+1をロードした後、ステップ710で開始された書込み処理はステップ714で終了する。すなわち、メモリセルアレイの中へデータビットNを書き込む書込み処理はステップ718で終了する。
ステップ718での書込み処理の終了時に、ステップ720でデータビットN+1が第1のラッチから第2のラッチの中へシフトまたはロードされる。次いで、書込み処理がステップ722で開始され、第2のラッチに格納されたデータビットN+1がメモリセルアレイの中へ書き込まれる。メモリセルアレイの中へデータビットN+1を書き込む書込み処理が開始されると、データストリーム内の後続するデータビットを第1のラッチ726内へロードすることができる。記載の実施形態では、データビットN+2はステップ726で第1のラッチの中へロードされる。データビットN+2が第1のラッチの中へロードされるとすぐに、メモリセルアレイの中へデータビットN+1を書き込む書込み処理がステップ730で終了する。次いで、ステップ734で、Nの値は効果的にリセットされ、例えばデータビットN+2が初期化されて、新しいデータビットNとなり、処理フローはステップ708へ戻る。ここで、新しいデータビットNなどのデータビットNは第1のラッチからシフトされて第2のラッチの中へ入れられる。
図8は、本発明の一実施形態に準拠する、2進状態または多状態メモリセルアレイに格納されたデータを読み出し、ラッチの中へ入れる処理と関連するステップを示す工程系統図である。記載の実施形態では、3個のラッチを利用して、一般に複数のメモリセルを備えた多状態メモリセルアレイからデータが読み出される。プロセス802はステップ806からを開始され、ここで、第1のデータビットNがメモリセルアレイ、あるいは、さらに一般的に言えば、記憶素子のアレイから取得され、メモリセルアレイと関連づけられた第1のラッチの中へロードされる。1つの実施形態では、図2と図3に示されているように、第1のデータラッチを用いて、メモリセルアレイの中へ格納する対象データをロードすることができるのみならず、メモリセルアレイから取得したデータもロードすることができる。上記とは別に、図4に図示のように、メモリセルアレイからデータをロードするのに用いる第1のデータラッチは、実質的にメモリセルアレイからのみデータをロードするのに利用することができる。
1つの実施形態では、ゲートとして効果的に機能する第1のラッチの中へデータビットNがロードされるとすぐに、データビットNはステップ808で第1のラッチから第2のラッチ内へ転送される。データビットNが第2のラッチの中へ転送されているのとほぼ同時刻に、ステップ814で、データビットN+1はメモリセルアレイから第1のラッチの中へロードされる。第1のラッチの中へデータビットN+1をロードした後、データビットN+1はステップ816で第3のラッチ内へ転送される。
ステップ820で、リップルクロックは作動を許される。リップルクロックは、一般に、第2のラッチと第3のラッチの中からビットのストリーミングを可能にするように機能する。したがって、データは、ステップ824で、第2のラッチと第3のラッチから読み出される。データを実質的にパイプライン化してもよい。ステップ824で、ビットが第2のラッチと第3のラッチとから読み出されるとすぐに、処理フローはステップ806へ戻り、そこで、新しいデータビットNがメモリセルアレイから第1のラッチの中へロードされる。
1つの実施形態では、4ビットとして4ビットデータを記憶素子の中へ書き込むことができるが、より高い精度で7ビットとして読み出すことができる。格納済み4ビットの7ビットとしての読出し、次いで、この7ビットを元の4ビットへ変換する処理については、“誤り訂正符号の有効性の向上および格納済みデータの品質に関する情報の利用によるマルチレベルメモリシステムの作動”という名称の、同時継続中の米国特許出願番号第10/152,137号(本願と共に同時出願)に記載がある。この出願特許はその全体が本願明細書で参照により援用されている。このような実施形態における記憶素子内へのビットの格納と、記憶素子からのビットの検索とを容易にするために、記憶素子と関連して4つの専用書込み用ラッチと7つの専用読出し用ラッチとの実装が可能である。図9は、本発明の一実施形態に準拠する複数の読出し用ラッチと複数の書込み用ラッチとを備えた記憶素子の図示である。記憶素子904は、記憶素子904と通信状態にあるホストシステム(図示せず)などのデータソース(図示せず)により出力されるビットをロードするように配設された4つの書込み用ラッチ914を有する。
記憶素子904の中へ書き込まれる前に、ビットは書込み用ラッチ914内へロードすることができる。前述したように、ラッチ914を用いて記憶素子904の中へ書き込まれた4ビットを7ビットとして記憶素子904から読み出すことができる。したがって、図示のような実施形態では、7つの読出し用ラッチ916を利用して記憶素子904から7ビットが読み出されることになる。
4ビットデータを格納して、7ビットデータとして読み出す場合、さらに一般的に言えば、複数の格納済みビットをより高いビット数として記憶素子から読み出す場合、記憶素子の中へ書き込まれたデータを一時的に記憶するものとして機能するラッチは、記憶素子からデータが読み出されているとき、データを一時的に記憶するラッチとしても機能することができる。すなわち、専用読出し用ラッチと書込み用ラッチとを備える代わりに、図9と関連して上記したように、より高いビット数として読み出すビット数を格納する記憶素子は読出し用ラッチと書込み用ラッチとを共有することができる。図10を参照しながら、本発明の一実施形態に準拠する、書込み対象ビットと読出し対象ビットとを一時的に記憶するように機能するラッチについて説明する。記憶素子1004は、7ビットとして読み出される4ビットを格納するように配設される。但し、格納されるビット数と、読み出されるビット数とが一般に大きく変わる場合があることを理解されたい。
一般に、7ビットの読出しに対する要望を調整するために、記憶素子1004は7個のラッチ1015a〜gと関連づけられる。ラッチ1015a〜gは、記憶素子1004から読み出されるビット用の一時バッファとして機能することができる。典型的には、任意の4個のラッチ1015a〜gは、記憶素子1004の中へ書き込む対象ビット用の一時バッファとして機能することができる。
当業者には解るように、書込み処理は一般に読出し処理よりも時間のかかる処理となる。したがって、記憶素子1004の中へ書き込まれるパイプライン用ビットは、記憶素子1004から読み出す対象とするビットのパイプライン化を行わなくても、記憶素子1004の中へ情報を格納する処理と関連する効率全体を上げることができる。書込み処理の最中に書込み用ラッチとしてラッチ1015a〜dなどの4個のラッチを用いることにより、記憶素子の中へビットをパイプライン化することができる。また、ラッチ1015e〜gなどの3個のラッチを用いてパイプライン化を行うことができる。すなわち、記憶素子1004の中へラッチ1015a〜dからビットの書込みを行いながら、ラッチ1015e〜gはそれぞれロード可能なラッチとして機能することができる。図示のような実施形態では、8個のラッチ1015hを記憶素子1004と関連づけることができる。ラッチ1015e〜gに加えてラッチ1015hは、ラッチ1015a〜d用の4個のパイプライン用ラッチとして機能することが可能であり、逆もまた同様である。4個のラッチ1015a〜dと関連する、パイプライン用ラッチとしてのラッチ1015e〜hなどの4個のラッチを利用することによってラッチ1015a〜dの各々は、関連するパイプライン用ラッチを持つことが可能となり、それによってほぼ同じ時刻に記憶素子1004の中への4ビットの書込みが可能となる。同様に、ラッチ1015a〜dもラッチ1015e〜h用のパイプライン用ラッチとして機能することが可能となる。記憶素子内へのビットの書込み用としてのパイプライン化を可能とする8個のラッチの利用について図14を参照しながら以下説明する。
ラッチ1015hは、記憶素子1004と関連づけられる処理の実質的書き込み専用ラッチとすることができる。すなわち、書込み処理中にはラッチ1015bを利用することができるが、7ビットを読み出すように構成されている読出し処理がラッチ1015a〜gを使用しているため、読出し処理中には、ラッチ1015bは本質的に未使用状態のままとなる。上記とは別に、8ビットとして4つの格納済みビットを読み出すように読出し処理を変更することができる。その場合、ラッチ1015a〜hのすべてを書込み処理と読出し処理の双方の処理に利用することができる。
一般に、ラッチ1015hは記憶素子1004と共に使用する専用ラッチとすることができる。しかし、1つの実施形態では、専ら書込み処理と実質的に関連してラッチ1015hを使用できるようにするために、ラッチ1015hを“共用”ラッチとすることができる。例えば、記憶素子1004内への情報の格納を容易にするために利用することに加えて、ラッチ1015hを用いて、バッファ内への情報のダウンロードを容易にするために利用することが可能である。すなわち、ラッチ1015hを、検知構成の一部として利用することも可能である。
図11は、本発明の一実施形態に準拠するラッチを備えた検知構成の図示である。検知構成1100は、メモリセルアレイ(図示せず)に格納された情報をバッファ1105またはデータラッチへ提供するように一般に構成される。メモリセルから検索したデータは、センスアンプ構成1117内の単複のセンスアンプにより処理することができる。典型的には、ビットはメモリセルアレイから逐次読み出されるが、最上位ビットが第1に読み出される。
記載の実施形態では、ラッチ1115は、バッファ1105内へ出力のダウンロードに先行して、センスアンプ構成1117の出力をラッチするように構成される。ラッチ1115の利用は、一般に、マルチパス読出しの個々の段の最中にデータをラッチすることにより、ノイズ感度を下げる機能を果たすものである。ラッチ1115は、記憶素子またはメモリセルに関与する読出し処理と関連づけられる場合もある一方で、ラッチ1115は書込み処理中に或る目的を供することができる。例えば、ラッチ1115は、書込み処理中、図10のラッチ1015hとして機能することができる。すなわち、読出し処理全体の間にセンスアンプ構成1117により出力されるデータのラッチに加えて、センスアンプ1117へデータを出力するメモリセルに関与する書込み処理中に、パイプライン用ラッチとしてラッチ1115を利用することができる。
図14は、本発明の一実施形態に準拠して効果的に同時作動する8個1組のラッチを介してデータビットを受け取る不揮発性メモリ記憶素子アレイの図示である。不揮発性メモリ記憶素子アレイ1404は多状態記憶素子を備えることができる。但し、記憶素子アレイ1404は、2進記憶素子などのほぼ任意のタイプの記憶素子を備えるものであってもよい。データビットストリーム1406が記憶素子アレイ1404内への格納対象データビットであるとき、記憶素子アレイ1404への書込みを行う前にラッチ1408、1412内へデータビットストリーム1406をロードすることができる。例えば、ストリーム1406内の第1のビットをラッチ1408a内へロードされ、次いで、この第1のビットを平行シフト処理によりラッチ1412aの中へ転送することができるが、これに対して、ストリーム1406内の第2のビットは、ラッチ1408b内へロードされ、次いで、平行シフト処理によりラッチ1412bの中へこの第2のビットを転送することができる。ラッチ1412a、1412bなどのラッチから記憶素子アレイ1404の中へ第1のビットを実質的に書き込みながら、ストリーム1406内の次のビットをラッチ1408a、1408bの中へロードすることが可能である。一般に、ストリーム1406からのビットをラッチ1408内へほぼ同時にロードし、次いで、平行シフト処理を用いてこのビットをラッチ1412の中へ転送することができる。次いで、ラッチ1412内のビットが記憶素子1404内へ効果的に格納されると、ストリーム1406内の次のビットがラッチ1408の中へロードされ、平行シフト処理を用いてラッチ1412の中へこのビットを転送することができる。
記載の実施形態では、実質的にラッチ1412のみが記憶素子アレイ1404の中へデータを書き込んでいる。ラッチ1408、1412は記憶素子アレイ1404の中へデータを書き込むように配設されているが、1組のラッチ(ラッチ1412)のみに記憶素子アレイ1404の書込みを許すようにすることにより、ラッチ1408、1412と関連する回路の実質的単純化が可能となる。
一般に、記憶素子アレイ内へのデータを書込みに用いるラッチの個数は記憶素子アレイからのデータ読出しに用いるラッチの個数以下にすることができる。例えば、図14の記憶素子アレイ1404のような不揮発性記憶素子アレイが、記憶素子1404アレイ内へビットを格納する8個の関連するラッチを備えている場合、記憶素子アレイ1404は、記憶素子アレイ1404からビットを読み出す8または9個のラッチを一般に備えることができる。図15は、本発明の一実施形態に準拠する読出し処理中に9個1組のラッチを介してデータビットを出力する不揮発性メモリ記憶素子アレイの図示である。データがビットストリーム1506内の記憶素子アレイ1504から読み出されると、ストリーム1506内に含まれる第1のビットはラッチ1508内へロードされ、次いで、この第1のビットをシフトしてラッチ1512aの中へ入れることができる。ストリーム1506からの後続する第2のビットは、第1のビットを計時してラッチ1512aの中へ入れた後、ラッチ1508内へロードすることができる。次いで、第3のビットが計時されて、ラッチ1512aの中へ入れられる前に、上記のような第2のビットをシフトして、ラッチ1512bの中へ入れることができる。ほぼすべてのラッチ1512をロードするか、ストリーム1506がほぼ空になるまで、一般に、ビットをラッチ1508内へロードし、これらのビットをシフトしてラッチ1512の中へ入れるステップが続けられる。
ラッチ1512がロードされるとすぐに、ラッチ1512にロードされたビットをリップルクロックによってラッチ1512から読み出すことができる。その結果、読出し処理と関連づけられたパフォーマンスの改善が可能となる。というのは、8ビットの同時読出しができるからである。記載の実施形態では、ラッチ1508は、ラッチ1512内へのビットのロードを可能にするゲートとして効果的に機能する。しかし、1つの実施形態では、ラッチ1508は、ゲートとして、および、パイプライン用ラッチとしての双方として機能することが可能であり、例えば、リップルクロックが、ラッチ1508の中から実質的にビットの直接計時を行うことができると理解すべきである。ラッチ1508がパイプライン化機能を備えるとき、ラッチ1508とラッチ1512a〜gはシステムにおける図14のラッチ1408、1412に対応するものとすることができるため、ラッチ1512hなどのラッチ1512を実質的に取り除くことができる。この場合個々のラッチは読出し用ラッチと書込み用ラッチの双方となる。本発明の2、3の実施形態のみについて説明したが、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、他の多くの具体的な形で本発明を具現化できることを理解されたい。例えば、メモリデバイス内の記憶素子アレイの中へロードしたり、あるいは、メモリデバイス内の記憶素子アレイから検索したりするデータをバッファするメモリデバイス内の構成要素をラッチとして一般的に説明した。しかし、ラッチの代わりに、データをバッファするほぼ任意の好適な構成部品の実装が可能であると理解すべきである。
図4を参照して上述したように、2組のラッチを用いて、記憶素子アレイの中へ書き込むべきデータのラッチと、記憶素子アレイの中から読み出すべきデータのラッチとを行うことが可能となる。すなわち、2個のラッチを構成して、専用の書込み用ラッチとして利用することが可能であり、さらに、2個のラッチを構成して、専用の読出し用ラッチとして利用することが可能である。記憶素子アレイが2個の関連する書込み用ラッチと、2個の関連する読出し用ラッチとを備えたシステム全体の中で、帯域要件が、専用の2つの読出し用ラッチを実際上必要としないようになっている場合、記憶素子アレイ内へ書き込むデータのバッファ用として4個のラッチすべての使用が可能となる。上記2つの読出し用ラッチは、データが記憶素子アレイ内へ書き込まれていないとき、記憶素子アレイから読み出すデータのバッファ用として使用することができる。同様に、このようなシステムの範囲内の帯域要件が、少なくとも一時的に2つの専用書込み用ラッチを実際上必要としないようになっている場合、読出し用ラッチとして2つの書込み用ラッチの使用が可能となる。
一般に、本発明の処理と関連づけられるステップを大きく変えてもよい。本発明の精神または範囲から逸脱することなく、ステップの変更、再編、追加、あるいは除去が可能である。例えば、記憶素子アレイからのデータの読出し処理と、記憶素子アレイへのデータの書込み処理とは、検索あるいはロードのそれぞれを行うべき追加ビットが存在かどうかを判定する検査を含むものであってもよい。さらに、読出し用ラッチからデータを計時するとき、ゲートラッチ内へほぼ同時に1ビットをロードしてもよい。したがって、本例は例示と考えるべきものであって、本発明は、本明細書で示した細部に限定するものと考えるべきではなく、添付の請求項の範囲内で変更を行うことが可能である。
添付図面と関連して行う以下の説明を考慮するとき、本発明を最もよく理解することができる。
図1aは、本発明の一実施形態に準拠する不揮発性メモリデバイスを備える一般的ホストシステムの図示である。 図1bは、本発明の一実施形態に準拠する不揮発性メモリデバイス、すなわち図1aの不揮発性メモリデバイス120の図示である。 図2は、本発明の一実施形態に準拠して同時に効果的に作動するラッチを介して記憶素子の中へ書き込むデータビットを受け取る不揮発性メモリ格納エレメントの図示である。 図3は、不揮発性メモリ格納エレメント(図2の不揮発性記憶素子204)の図示であり、このエレメントにより、本発明の一実施形態に準拠して同時に効果的に作動するラッチを介して不揮発性記憶素子からデータビットの検索が可能となる。 図4は、本発明の一実施形態に準拠する2つの書込み用ラッチと2つの読出し用ラッチとを備えた記憶素子のアレイの図示である。 図5は、本発明の一実施形態に準拠するリップルクロックの利用を通じて様々な時点でアクセスされるラッチを備えたタイムラインの図示である。 図6aは、本発明の1つの実施形態に準拠する入力ビットを伴う記憶素子とラッチからなるアレイの図示である。 図6bは、本発明の1つの実施形態に準拠する入力ビットを伴う記憶素子とラッチのアレイの図示である。 図7は、本発明の一実施形態に準拠する2つのデータラッチを用いて多状態記憶素子のアレイに対してデータを書き込む1つの方法と関連するステップを示す工程系統図である。 図8は、本発明の一実施形態に準拠する2つのデータラッチを用いて多状態記憶素子のアレイからデータを読み出す1つの方法と関連するステップを示す工程系統図である。 図9は、本発明の一実施形態に準拠する複数の読出し用ラッチと複数の書込み用ラッチとを備えた記憶素子のアレイの図示である。 図10は、本発明の一実施形態に準拠する、書き込み済みビットと、読出し済みビットとを一時的に記憶するように機能するラッチと関連する記憶素子アレイの図示である。 図11は、本発明の一実施形態に準拠するラッチを備えた検知構成の図示である。 図12はマスタスレーブレジスタの図示である。 図13aは、リップルクロックによりアクセスされる1組のデータラッチの図示である。 図13bは、ラッチイネーブル信号間における関係を示すタイミング図である。 図14は、本発明の一実施形態に準拠して同時に作動する1組の8個のラッチを介してデータビットを受け取る不揮発性メモリ記憶素子アレイの図示である。 図15は、本発明の一実施形態に準拠して読出し処理中に1組の9個のラッチを介してデータビットを出力する不揮発性メモリ記憶素子アレイの図示である。 図16は、本発明の一実施形態に準拠して効果的に作動するラッチを介して記憶素子の中へ書き込まれたデータビットを受け取る不揮発性記憶装置エレメントのアレイの図示である。

Claims (38)

  1. メモリシステムであって、データの格納に適したメモリシステムにおいて、
    複数の記憶素子であって、第1の記憶素子を備える複数の記憶素子と、
    データソースであって、前記第1の記憶素子に格納すべき複数のビットを出力するように構成されるデータソースと、
    第1のエレメントであって、前記複数のビットに含まれる第1のビットを前記データソースから受け取る第1のエレメントと、
    第2のエレメントであり、前記第1のエレメントから前記第1のビットを受け取るように構成された前記第2のエレメントであって、前記第1のビットを前記第1の記憶素子の中へ格納するようにさらに構成された第2のエレメントと、
    リップルクロックであって、前記第1のエレメントと前記第2のエレメントとへのアクセスをほぼ同時に可能にするように構成された前記リップルクロックと、を備えるメモリシステム。
  2. 前記リップルクロックが、前記複数の記憶素子に含まれる前記第1の記憶素子と少なくとも第2の記憶素子とへのアクセスをほぼ同時に可能にするようにさらに構成された請求項1に記載のメモリシステム。
  3. 前記第1のエレメントが第1のラッチであり、前記第2のエレメントが第2のラッチである請求項1に記載のメモリシステム。
  4. 前記第1のビットが前記第1の記憶素子の中へ格納されているのとほぼ同じ間、前記第1のエレメントが、前記データソースから前記複数のビットで第2のビットを受け取るように構成された請求項1に記載のメモリシステム。
  5. 前記第2のエレメントが前記第1のエレメントから前記第2のビットを受け取るように構成され、前記第1のエレメントが、前記複数のビットに含まれる第3のビットを前記データソースから受け取っているのとほぼ同じ間、前記第2のエレメントが、前記複数の記憶素子に含まれる第2の記憶素子の中へ前記第2のビットを格納するようにさらに構成された請求項4に記載のメモリシステム。
  6. 前記第1の記憶素子の中へ前記第1のビットを格納後、前記第1のエレメントが、前記複数のビットに含まれる第2のビットを前記データソースから受け取るように構成された請求項1に記載のメモリシステム。
  7. 前記メモリシステムがデータ受信装置をさらに備え、前記第1のエレメントが、前記第1の記憶素子から第3のビットを受け取り、次いで、前記第3のビットを前記データ受信装置へ出力するようにさらに構成された請求項1に記載のメモリシステム。
  8. 前記複数の記憶素子が第2の記憶素子を備え、前記第3のビットの前記データ受信装置への出力後とほぼ同じ時点に、前記第2のエレメントが前記第2の記憶素子から第4のビットを受け取るようにさらに構成された請求項7に記載のメモリシステム。
  9. 前記メモリシステムが不揮発性メモリシステムである請求項1に記載のメモリシステム。
  10. 前記不揮発性メモリシステムがメモリカードである請求項9に記載のメモリシステム。
  11. 前記メモリカードが、PCカード、コンパクトフラッシュカード、マルチメディアカード、セキュリティ保護デジタルカード、スマートメディアカード、およびメモリスティックカードのうちの1つである請求項10に記載のメモリシステム。
  12. 前記第1の記憶素子が不揮発性記憶素子である請求項9に記載のメモリシステム。
  13. コンピューティングシステムであって、
    ホストであって、第1のビットと第2のビットとを備える複数のビットを出力するように構成されるホストと、
    記憶デバイスであって、前記ホストと通信状態にある記憶デバイスと、を備えたコンピューティングシステムにおいて、前記記憶デバイスが、
    記憶素子のアレイであって、少なくとも1つの記憶素子を備える前記記憶素子のアレイと、
    第1のバッファ用エレメントであって、前記第1のビットを前記ホストから受け取るように構成される第1のバッファ用エレメントと、
    第2のバッファ用エレメントであって、前記第1のバッファ用エレメントから前記第1のビットを受け取るように構成される第2のバッファ用エレメントであり、前記第1のビットを前記アレイの中へ格納するようにさらに構成される第2のバッファ用エレメントと、
    リップルクロックであって、前記第1のバッファ用エレメントと前記第2のバッファ用エレメントへのアクセスをほぼ同時に可能にするように構成されたリップルクロックと、を備えるよう構成されたコンピューティングシステム。
  14. 前記リップルクロックが、前記アレイに含まれる前記少なくとも1つの記憶素子と、少なくとも第2の記憶素子とへのほぼ同時のアクセスを可能にするようにさらに構成された請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  15. 前記第1のバッファ用エレメントが第1のラッチであり、前記第2のバッファ用エレメントが第2のラッチである請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  16. 前記アレイ内への前記第2のビットの格納中とほぼ同じ間、前記第1のバッファ用エレメントが前記複数のビットで前記ホストから第3のビットを受け取るように構成された請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  17. 前記第2のバッファ用エレメントが前記アレイから第3のビットを受け取り、次いで、前記第3のビットを前記ホストへ出力するようにさらに構成された請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  18. 前記第2のバッファ用エレメントがアレイから第3のビットを受け取り、次いで、前記第1のバッファ用エレメントへ前記第3のビットを出力するようにさらに構成され、さらに、前記第1のバッファ用エレメントが前記第3のビットを前記ホストへ出力するように構成された請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  19. 前記記憶デバイスが不揮発性メモリシステムであり、前記少なくとも1つの記憶素子が不揮発性記憶素子である請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  20. 前記記憶デバイスが、PCカード、コンパクトフラッシュカード、マルチメディアカード、セキュリティ保護デジタルカード、スマートメディアカード、およびメモリスティックカードのうちの1つである請求項19に記載のコンピューティングシステム。
  21. 前記ホストシステムが情報を取得するように構成され、前記情報が前記複数のビットを含み、前記情報が静止画像情報、オーディオ情報、ビデオ情報、および無線で取得される情報のうちの1つの情報である請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  22. 前記ホストシステムが、デジタルカメラ、ビデオカメラ、セルラ通信装置およびオーディオプレイヤ並びにビデオプレイヤである請求項21に記載のコンピューティングシステム。
  23. 前記記憶デバイスが前記ホストシステムに関して取り外し可能である請求項13に記載のコンピューティングシステム。
  24. メモリシステムの中に複数のビットを格納する方法であって、前記メモリシステムが、少なくとも1つの記憶素子と、第1のバッファ用エレメントと、第2のバッファ用エレメントとを含むアレイを備えるように為す方法において、
    複数のビットに含まれる第1のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップと、
    前記アレイの中へ前記第1のビットを書き込む書込み処理を開始するステップであって、前記アレイの中へ前記第1のビットを書き込む前記書込み処理が、前記第2のバッファ用エレメントへ前記第1のビットを出力するように為すステップと、
    前記複数のビットに含まれる第2のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップであって、前記記憶素子の中へ前記第1のビットを書き込む前記書込み処理の開始後に、前記第2のビットが前記第1のバッファ用エレメントへ出力されるステップと、
    前記第1のバッファ用エレメントへの前記第2のビットの出力後に、前記アレイの中へ前記第1のビットを書き込む前記書込み処理を終了するステップと、を備える方法。
  25. 請求項24に記載の方法であって、
    前記アレイの中へ前記第2のビットを書き込む書込み処理を開始するステップであって、前記アレイの中へ前記第2のビットを書き込む前記書込み処理を開始するステップが、前記第2のバッファ用エレメントへ前記第2のビットを出力するステップを含むように為すステップと、
    前記アレイの中へ前記第2のビットを書き込む前記書込み処理の開始のほぼ同じ後に、前記複数のビットに含まれる第3のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップと、
    前記第1のバッファ用エレメントへの前記第3のビットの出力後に、前記アレイの中へ前記第2のビットを書き込む前記書込み処理を終了するステップと、をさらに備える方法。
  26. メモリシステムから複数のビットを読み出す方法であって、前記メモリシステムが、少なくとも1つの記憶素子と、第1のバッファ用エレメントと、第2のバッファ用エレメントと、を含む記憶素子アレイを備えるように為す方法において、
    前記複数のビットに含まれる第1のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップであって、前記記憶素子アレイから前記第1のビットを出力するステップと、
    前記第1のバッファ用エレメントから第2のバッファ用エレメントへ前記第1のビットを出力するステップと、
    前記第2のバッファ用エレメントから前記第1のビットを取得するステップと、を備える方法。
  27. 前記メモリシステムが第3のバッファ用エレメントをさらに備える請求項26に記載の方法であって、
    前記第2のバッファ用エレメントへの前記第1のビットの出力後とほぼ同じ時点に、前記複数のビットに含まれる第2のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップと、
    前記第1のバッファ用エレメントから前記第3のバッファ用エレメントへ前記第2のビットを出力するステップと、
    前記第2のバッファ用エレメントからの前記第1のビットの取得中とほぼ同じ間、前記第3のバッファ用エレメントから前記第2のビットを取得するステップと、をさらに備える方法。
  28. 請求項26に記載の方法であって、
    前記第2のバッファ用エレメントへの前記第1のビットの出力後とほぼ同じ時点に、前記複数のビットに含まれる第2のビットを前記第1のバッファ用エレメントへ出力するステップと、
    前記第2のバッファ用エレメントからの前記第1のビットの取得中とほぼ同じ間、前記第1のバッファ用エレメントから前記第2のビットを取得するステップと、をさらに備える方法。
  29. 前記メモリシステムがデータ受信装置をさらに備え、前記第1のバッファ用エレメントが前記記憶素子アレイから第2のビットを受け取り、前記第2のビットを前記データ受信装置へ出力するようにさらに構成された請求項26に記載の方法。
  30. メモリシステムであって、データの格納に適したメモリシステムにおいて、
    第1のエレメントと、
    第2のエレメントであって、第1のビットと第2のビットとを出力するように構成された第2のエレメントと、
    第1のバッファ用エレメントであり、前記第2のエレメントから前記第1のビットを取得するように構成された第1のバッファ用エレメントであって、前記第1のエレメントへ前記第1のビットを出力するようにさらに構成された前記第1のバッファ用エレメントと、
    第2のバッファ用エレメントであって、前記第1のバッファ用エレメントによって前記第1のビットが前記第1のエレメントへ出力されているのとほぼ同じ間、前記第2のエレメントから前記第2のビットを取得するように構成される第2のバッファ用エレメントと、を備えるメモリシステムにおいて、さらに、前記第1のバッファ用エレメントによって前記第1のビットが前記第1のエレメントへ出力された後、前記第2のバッファ用エレメントが前記第1のエレメントへ前記第2のビットを出力するように構成されたメモリシステム。
  31. 前記第1のバッファ用エレメントが第1のラッチであり、前記第2のバッファ用エレメントが第2のラッチである請求項30に記載のメモリシステム。
  32. 前記メモリシステムが不揮発性メモリシステムである請求項30に記載のメモリシステム。
  33. 前記不揮発性メモリシステムがメモリカードである請求項32に記載のメモリシステム。
  34. 請求項30に記載のメモリシステムであって、
    第3のエレメントをさらに備え、前記第2のバッファ用エレメントが前記第3のエレメントへ前記第2のビットを出力するようにさらに構成されたメモリシステム。
  35. システムにおいてビットをパイプライン化する方法であって、前記システムが、第1のエレメントと、第1のラッチ用エレメントと、第2のラッチ用エレメントと、リップルクロックとを備えるように為す方法において、
    前記第1のラッチ用エレメントの中へ第1のビットをロードするステップと、
    前記第1のエレメントへ前記第1のビットを出力するプロセスを開始するステップであって、前記第1のエレメントが前記第1のビットを少なくとも一時的に保持するように構成されるステップと、
    前記第2のラッチ用エレメントの中へ第2のビットをロードするステップであって、前記第1のエレメントの中へ前記第1のビットを出力する前記プロセスが開始されるのとほぼ同時に、前記リップルクロックにより前記第2のラッチ用エレメントの中へ前記第2のビットをロードするステップと、を備える方法。
  36. 前記第2のラッチ用エレメントへ前記第2のビットを出力した後、前記第1のエレメントへ前記第1のビットを出力する前記プロセスを終了するステップをさらに備える請求項35に記載の方法。
  37. 前記プロセスが書込み処理であり、前記第1のエレメントの中へ前記第1のビットを書き込むように前記書込み処理が構成された請求項36に記載の方法。
  38. 請求項37に記載の方法であって、前記システムが第2のエレメントを備える方法において、
    前記第2のエレメントから前記第1のビットを読み出すステップであって、前記第2のエレメントから前記第1のビットを読み出すステップが、前記第1のラッチ用エレメントの中へ前記第1のビットをロードするステップと、
    前記第2のエレメントから前記第2のビットを読み出すステップであって、前記第2のエレメントから前記第2のビットを読み出すステップが、前記第2のラッチ用エレメントの中へ前記第2のビットをロードし、それによって、前記リップルクロックによって、前記プロセスが前記第1のエレメントの出力を開始するのとほぼ同時に、前記第2のエレメントから前記第2のビットを読み出すことが可能となるステップと、をさらに備える方法。
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