JPH11162183A - 不揮発性半導体多値メモリ装置 - Google Patents

不揮発性半導体多値メモリ装置

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JPH11162183A
JPH11162183A JP32805697A JP32805697A JPH11162183A JP H11162183 A JPH11162183 A JP H11162183A JP 32805697 A JP32805697 A JP 32805697A JP 32805697 A JP32805697 A JP 32805697A JP H11162183 A JPH11162183 A JP H11162183A
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memory
buffer memory
data
buffer
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JP32805697A
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Fumitaka Okamoto
文孝 岡本
Takaji Kitagawa
崇二 北川
Toshihiro Sasai
俊博 笹井
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NEW CORE TECHNOLOGY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的小さなチップ占有面積で多値情報を高
速に書き込み可能とする。 【解決手段】 メモリブロック40の書き込み所要時間
内に到達する複数の入力データ1を十分保持できる数
(N個)分だけ1段目のバッファメモリ21A〜21N
を設けるとともに、その後段に同数の2段目のバッファ
メモリ31A〜31Nを設けて、1段目のバッファメモ
リに入力データを順次格納するとともに、これら格納が
終了した時点で、その保持データを2段目のバッファメ
モリに転送し、メモリブロック40に対して2段目のバ
ッファメモリで保持出力されている書き込みデータの書
き込みを開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体多
値メモリ装置に関し、特に多値情報を高速で書き込む不
揮発性半導体多値メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、任意の情報量を多段階で表現し
た多値情報を半導体メモリ装置に記憶させる場合、これ
ら多値情報を2値情報に変換(2値化)した後に記憶さ
せる方法が考えられる。なお、多値情報の表現に用いる
段階数を増加させ、例えば任意の情報量の分解能まで増
加させた場合には、その情報量を連続的に表現するアナ
ログ情報と同等となることから、本発明でいう多値情報
には、アナログ情報も含まれるものとする。
【0003】このような多値情報を2値情報に変換した
場合には桁数(ビット数)が増大するため、従来のよう
に、1セル当たりで1ビットの情報を記憶するメモリで
は、膨大な記憶容量が必要となる。また、記憶密度を上
げるために、情報を間引き(圧縮)して記憶する方法も
考えられる。
【0004】しかし、これらの2値化や圧縮には、ある
程度の処理時間を要するため、画像データや音声データ
など多量の多値情報を高速で書き込み/読み出しを行う
場合には、あまり有効な方法ではない。特に、フラッシ
ュメモリなどの半導体不揮発性メモリセルに記憶させる
場合には、その書き込み速度自体も遅く、さらに高速書
き込みが難しくなる。
【0005】このような多値情報を高速で不揮発性半導
体メモリセルに記憶する不揮発性半導体多値メモリ装置
として、図12に示すように、多値情報を記憶する多数
のメモリセルからなるメモリブロック140を用いると
ともに、その入力段に対となる多数のバッファメモリ1
21A〜12JBを設けた構成が考えられる。この場
合、制御部50は、制御信号111A〜11JBを出力
することにより、各バッファメモリ121A〜12JB
を制御する。
【0006】バッファメモリ121A(〜12JA)と
バッファメモリ121B(〜12JB)は対をなしてお
り、一方のバッファへの書き込み中に、他方のバッファ
に保持されているデータを読み出し可能な構成とする。
図13に示すように、期間T1 では、高速で入力される
多値情報からなる入力データ1を、各期間T11〜T1J
サンプリングし、一方の各バッファメモリ121A〜1
2JAに順次格納する。
【0007】各バッファメモリ121A〜12JAへの
格納が終了した時点、すなわち期間T2 開始時点におい
て、期間T1 で格納した入力データを各バッファメモリ
121A〜12JAから書込データ131〜13Jとし
て出力する。そして、アドレス2に基づいてローデコー
ダ50により選択されたメモリブロック140内のJ個
のメモリセルに対して書き込みを行う。
【0008】また期間T2 では、メモリブロック140
への書き込み動作と並行して、順次入力される入力デー
タ1を各期間T21〜T2Jでサンプリングし、他方の各バ
ッファメモリ121B〜12JBに順次格納する。メモ
リブロック140への書き込み動作が終了した時点、す
なわち期間T3 開始時点において、期間T2 で格納した
入力データを各バッファメモリ121B〜12JBから
書込データ131〜13Jとして出力する。
【0009】そして、期間T3 で更新されたアドレス2
に基づきローデコーダ50により新たに選択されたメモ
リブロック140内のJ個のメモリセルに対して書き込
みを行う。また期間T3 では、メモリブロック140へ
の書き込み動作と並行して、順次入力される入力データ
1を各期間T31〜T3Jでサンプリングし、一方の各バッ
ファメモリ121A〜12JAに順次格納する。
【0010】このようにして、各期間T1 ,T2 ,…ご
とに、バッファメモリ121A〜12JAとバッファメ
モリ121B〜12JBとで、入力データ1の格納とメ
モリブロック140への書き込みデータ131〜13J
の出力とを、交互に行うことにより、メモリプロック1
40への書き込み中に高速で入力される入力データ1を
失うことなく、メモリブロック140へ書き込むことが
可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の不揮発性半導体多値メモリ装置では、対をな
すバッファメモリを多数設けて、入力データ1の格納と
メモリブロック140への書き込みデータ131〜13
Jの出力とを、交互に行うものとなっているため、メモ
リブロック140への書き込み中に到着する入力データ
をすべて格納できる分の2倍の数だけ、バッファメモリ
121A〜12JBが必要となり、メモリ装置内におい
て、これらバッファおよびその周辺回路のチップ占有面
積が増大するという問題点があった。本発明はこのよう
な課題を解決するためのものであり、比較的小さなチッ
プ占有面積で多値情報を高速に書き込み可能な不揮発性
半導体多値メモリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、不揮発性半導体多値メモ
リ装置において、多数のメモリセルからなり、そのうち
選択されたN(Nは正整数)個のメモリセルに対して同
時に書き込み可能なメモリブロックと、連続入力される
N個の入力データを順次保持する第1のバッファメモリ
と、第1のバッファメモリに保持されている各入力デー
タを書き込みデータとして保持する第2のバッファメモ
リと、所定サンプリング期間ごとに入力データをサンプ
リングして第1のバッファメモリに順次格納し、N個目
の入力データが格納された時点で、第1のバッファメモ
リに保持されている各入力データを書き込みデータとし
て第2のバッファメモリに転送して格納し、第2のバッ
ファメモリに保持されているN個の書き込みデータをメ
モリブロックに同時に書き込むとともに、この書き込み
と並行して後続の入力データを第1のバッファメモリに
順次格納し、以降、メモリブロックへの書き込みと、こ
の書き込みに並行して行われる第1のバッファメモリへ
の入力データの格納および第2のバッファメモリへの入
力データの転送とを繰り返し実行する制御部とを備える
ものである。
【0013】したがって、外部から連続入力される入力
データが、所定サンプリング期間ごとにサンプリングさ
れて、第1のバッファメモリに順次格納され、N個目の
入力データが格納された時点で、第1のバッファメモリ
に格納されているN個の入力データが書き込みデータと
して第2のバッファメモリに転送されて保持され、これ
らN個の書き込みデータがメモリブロックに同時に書き
込まれるとともに、この書き込みと並列して後続の入力
データが第1のバッファメモリに順次格納され、以降、
メモリブロックへの書き込みと、この書き込みに並行し
て行われる第1のバッファメモリへの入力データの格納
および第2のバッファメモリへの入力データの転送とが
繰り返し実行される。
【0014】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
不揮発性半導体多値メモリ装置において、第1のバッフ
ァメモリは、連続入力されるN個の入力データのうちN
−1個を順次保持し、制御部は、所定サンプリング期間
ごとにN−1個の入力データをサンプリングして第1の
バッファメモリに順次格納し、N個目の入力データが入
力された時点で、第1のバッファメモリに保持されてい
るN−1個の入力データおよびN個目の入力データを書
き込みデータとして第2のバッファメモリに転送して格
納するようにしたものである。また、請求項3の発明
は、請求項1記載の不揮発性半導体多値メモリ装置にお
いて、メモリセルとして、所望電位を保持する容量素子
と、この容量素子に対して所望電位より高い書き込み電
圧で充電を行う書き込み手段と、充電中の容量素子の両
端電位を監視し、その両端電位が所望電位になった時点
で書き込み手段による充電を停止する書き込み停止手段
とを備えるものである。
【0015】また、請求項4の発明は、請求項1記載の
不揮発性半導体多値メモリ装置において、第1のバッフ
ァメモリが、入力データに対して並列に接続され、所定
サンプリング期間ごとに1つの入力データを順次保持す
る複数のバッファメモリから構成されているものであ
る。また、請求項5の発明は、請求項1記載の不揮発性
半導体多値メモリ装置において、第1のバッファメモリ
が、入力データに対して直列に接続され、所定サンプリ
ング期間ごとに入力データを順次シフトして保持する複
数のバッファメモリから構成されているものである。ま
た、請求項6の発明は、請求項4記載の不揮発性半導体
多値メモリ装置において、制御部として、各バッファメ
モリごとに設けられ、所定サンプリング周波数で前段出
力を後段に出力するリング状に接続されたラッチを備
え、各ラッチの出力タイミングで入力データをサンプリ
ングして第1のバッファメモリに順次格納するようにし
たものである。
【0016】また、請求項7の発明は、請求項1記載の
不揮発性半導体多値メモリ装置において、第1のバッフ
ァメモリにより、K(Kは正整数)個ずつ並列して連続
入力される入力データに対応してK個ずつ並列的に入力
データを保持するとともに、第2のバッファメモリによ
り、K個ずつ並列して連続入力される入力データに対応
してK×N個の書き込みデータを保持し、メモリブロッ
クにおいて、K×N個の書き込みデータを同時に書き込
むようにしたものである。また、請求項8の発明は、請
求項1記載の不揮発性半導体多値メモリ装置において、
外部から入力される複数の2値情報を、順次、多値情報
に変換し、第1のバッファメモリへ格納する入力データ
として出力するデータ変換部を備えるものである。ま
た、請求項9の発明は、請求項8記載の不揮発性半導体
多値メモリ装置において、外部から連続入力される多値
情報からなる入力データと、データ変換部から出力され
る入力データとのいずれかを切換選択し、第1のバッフ
ァメモリへ格納する入力データとして出力する信号切換
部を備えるものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明による第1の実施の形態で
ある不揮発性半導体多値メモリ装置のブロック図であ
る。同図において、40はN(Nは正整数)個の多値情
報からなる書き込みデータ32A〜32Nを同時に書き
込み可能なメモリブロックであり、その前段に直列に2
段接続されたバッファメモリが設けられている。
【0018】21A〜21Nは、高速で入力される多値
情報からなる入力データ1を順次サンプリングし、保持
データ22A〜22Nを出力する1段目のバッファメモ
リ(第1のバッファメモリ)、31A〜31Nは、バッ
ファメモリ21A〜21Nからの保持データ22A〜2
2Nを同一タイミングでそれぞれ格納し、メモリブロッ
ク40への書き込みデータ32A〜32Nを出力する2
段目のバッファメモリ(第2のバッファメモリ)であ
る。
【0019】10は制御信号11A〜11Nを出力する
ことにより、各バッファメモリ21A〜21Nおよび3
1A〜31Nでのサンプリング動作を制御するととも
に、メモリブロック40への書き込み動作を制御する制
御部である。制御部10には、サンプリング期間に対応
したクロック(CLK)信号3、動作開始設定(SE
T)信号4および動作初期化(RESET)信号5が入
力されている。
【0020】50は外部から入力されるアドレス2に基
づいて、各メモリブロックのうち所定列のM個のメモリ
セルを選択する選択信号51を出力するローデコーダで
ある。以下の説明において、アドレス2は、入力データ
1がN個分入力された時点で、順次更新されるものとす
る。
【0021】なお、メモリブロック40の書き込み所要
時間をtW とし、入力データ1のサンプリング周波数を
S (サンプリング期間:tS )とした場合、書き込み
所要時間tW 内に到着する入力データ1の数Sは、 S=fS ×tW となる。したがって、1段目および2段目のバッファメ
モリ数、すなわちメモリブロック40への同時書き込み
数Nは、S個以上設ける必要があり、 N≧S=fS ×tW となる。
【0022】次に、図2を参照して、第1の実施の形態
の動作について説明する。図2は本発明の第1の実施の
形態の動作を示すタイミングチャートであり、期間T
1 ,T2 ,…は、メモリブロック40に対して書き込む
N個の多値情報をサンプリングするための入力データ格
納期間を示している。まず、期間T1 では、各サンプリ
ング期間T1A〜T1Nごとに、制御部10から制御信号1
1A〜11Nが出力される。
【0023】図3は制御部の内部構成例を示すブロック
図であり、10A〜10Nは、各制御信号11A〜1N
ごとに設けられたラッチであり、それぞれカスケード接
続されてリングカウンタを構成している。動作開始設定
信号4に入力があった場合、クロック信号3ごとに各ラ
ッチ10A〜10Nの出力Q、すなわち各サンプリング
期間T1A〜T1Nにそれぞれ有効(アクティブ)となる制
御信号11A〜11Nが順に出力される。
【0024】最後のラッチ10Nの出力Qすなわち制御
信号11Nは、最初のラッチ10Aの入力Inに接続さ
れており、制御信号11Nの出力終了後、制御信号11
Aが出力される。なお、初期設定信号5の入力に応じ
て、各ラッチ10A〜10Nの出力Qすなわち制御信号
11A〜11Nがリセットされる。
【0025】また、図4はバッファメモリの内部構成例
を示すブロック図であり、202は多値情報からなる入
力データ1(電圧値)を保持する容量素子、203は容
量素子202の保持内容を保持データ22Aとして出力
するバッファ、201は制御信号11Aの出力に応じて
オン/オフ動作し、入力データ1を容量素子201へ供
給するスイッチ(FET)である。なお、ここではバッ
ファメモリ21Aについて説明したが、各バッファメモ
リ21A〜21N−1およびバッファメモリ31A〜3
1Nは図4と同一構成をなしている。
【0026】このようにして、各サンプリング期間T1A
〜T1Nでは、各制御信号11A〜11Nに基づいて、バ
ッファメモリ21A〜21Nにより入力データ1がサン
プリングされて格納され、それぞれ保持データ22A〜
22Nが保持出力される。また、サンプリング期間T1N
では、バッファメモリ21Nでのサンプリング動作と並
行して、制御信号11Nに基づき、保持データ22A〜
22Nがバッファメモリ31A〜31Nに格納される。
【0027】これにより、各バッファメモリ31A〜3
1Nから書き込みデータ32A〜32Nが出力される。
続く期間T2 では、各バッファメモリ31A〜31Nに
よる書き込みデータ32A〜32Nの保持が終了したこ
とから、メモリブロック40への書き込みが開始され
る。
【0028】図5はメモリブロックの内部構成例を示す
ブロック図である。同図において、401は制御信号1
1Mに基づいて、N個の書き込みデータ32A〜32N
を一括して書き込む書き込み回路、402はマトリクス
状に配置された多値情報を記憶するメモリセルである。
この場合、メモリセル402は、ローデコーダ50から
の選択信号51のうちのいずれかが有効(アクティブ)
となった場合、メモリブロックでの同時書き込み数N個
だけ選択され、書き込み回路401により多値情報が書
き込まれる。
【0029】したがって、メモリブロック40では、制
御信号11Nの後端に基づいて、書き込み動作を開始す
る。また、期間T2 では、メモリブロック40での書き
込み動作と並行して、サンプリング期間T2A〜T2Nごと
に、制御部10から制御信号11A〜11Nが出力さ
れ、バッファメモリ21A〜21Nおよびバッファメモ
リ31A〜31Nにより入力データ1がサンプリングさ
れて格納され、それぞれ書き込みデータ32A〜32N
が保持出力される。
【0030】このようにして、期間TM (M=1,2,
…)のサンプリング期間TM1〜TMNでは、高速で入力さ
れる入力データ1がクロック信号3に同期して、1段目
のバッファメモリ21A〜21Nにより保持されるとと
もに、これと並行してメモリブロック40に対して、こ
れらバッファメモリ31A〜31Nに保持されている書
き込みデータ32A〜32Nの書き込みが行われる。
【0031】ここで、メモリブロック40への書き込み
動作が終了するまでに、入力される入力データ1を保持
するのに十分な数だけバッファメモリ21A〜21Nが
設けられているため、期間TM の最後のサンプリング期
間TMNでは、メモリブロック40への書き込みが終了し
ており、入力データ1から新たにサンプリングされたN
個の多値情報が、1段目のバッファメモリ21A〜21
Nを介して2段目のバッファメモリ31A〜31Nに格
納され、新たなアドレス2に対応する次の期間TM+1
おける書き込みデータ32A〜32Nとして保持出力さ
れる。
【0032】このように、本発明は、多値情報からなる
入力データ1を複数(N個)同時に書き込み可能なメモ
リブロック40への書き込みデータを保持するバッファ
メモリ31A〜31Nを、それぞれ同時書き込み数分
(N個)設けるとともに、メモリブロック40の書き込
み所要時間内に到達する入力データ1を十分保持できる
数分だけ、各バッファメモリ31A〜31Nの前段にN
個の各バッファメモリ21A〜21Nを設けたものであ
る。
【0033】そして、高速で入力されるN個の入力デー
タ1を1段目の各バッファメモリ21A〜21Nへ順次
格納するとともに、N個目の入力データ1が格納される
時点で、これらバッファメモリ21A〜21Nからの保
持データ22A〜22Nを2段目のバッファメモリ31
A〜31Nへ転送し、これらバッファメモリ31A〜3
1Nに保持された書き込みデータ32A〜32Nのメモ
リブロックへの書き込みを開始するようにしたものであ
る。
【0034】したがって、従来のように、対となるバッ
ファメモリを多数設けて、これらバッファメモリを切替
制御することにより、入力データの格納とメモリブロッ
クへの書き込みデータの出力とを、各バッファメモリで
交互に行うものと比較して、バッファメモリを切替制御
するための周辺回路およびその配線パターンが不要とな
り、チップ占有面積を削減でき、不揮発性半導体多値メ
モリ装置の小型化を実現できる。
【0035】なお、以上の説明において、メモリブロッ
ク内のメモリセルについては、多値情報を記憶できるメ
モリセルであれば、各種構成のメモリセルを用いること
ができ、F−N法やホットエレクトロン注入法などを利
用したメモリセルを用いることができる。特に、書き込
み動作中に容量素子への書き込み電圧を常時監視し、所
望の電圧値に到達した時点で、書き込み電圧の印加を遮
断して書き込み動作を停止する手段を有するメモリセル
構成を用いることにより、さらに高速で多値情報を記憶
することが可能となる(例えば、特開平7−21208
4号公報,特開平8−195091号公報,あるいは国
際公開番号WO96/30948の公報など参照)。
【0036】また、以上の説明において、制御部10、
バッファメモリ21A〜2NM、メモリブロック40〜
4Nの構成について、図3〜5を用いて説明したが、こ
れら構成に限定されるものではなく、他の構成により、
同等な機能を実現してもよい。また、入力データ1を書
き込むアドレス値を入力データ1に同期して外部から更
新入力する場合を例に説明したが、装置内部で自動的に
更新するようにしてもよい。
【0037】次に、図6を参照して、本発明の第2の実
施の形態について説明する。図6は本発明の第2の実施
の形態による不揮発性半導体多値メモリ装置を示すブロ
ック図であり、前述(図1)と同じまたは同等部分には
同一符号を付してある。ここでは、第1の実施の形態に
おける1段目のバッファメモリ21A〜21Nの代わり
に、多値情報を順にシフトするアナログシフトレジスタ
23が設けられている。
【0038】このアナログシフトレジスタ23では、シ
リアルで高速入力される多値情報からなる入力データ1
が順次シフトされ、これら多値情報が書き込みデータ3
2A〜32Nとして所定のタイミングで出力される。制
御部15では、クロック信号3に基づいて、アナログシ
フトレジスタ23を制御するための制御信号16,17
が生成される。
【0039】また、制御部15では、前述(図3参照)
の制御信号11Nが有効となる期間の次のサンプリング
期間に有効となる制御信号11N+1が生成され、この
制御信号11N+1の後端に同期して、書き込みデータ
32A〜32Nがメモリブロック40に書き込まれる。
なお、アナログシフトレジスタ23から出力された保持
データ22A〜22Nを2段目バッファメモリ31A〜
31Nへ格納するタイミングを規定する制御信号19
は、制御信号16と制御信号11N+1との論理積とし
てANDゲート18により生成される。
【0040】図7はアナログシフトレジスタの内部構成
例を示すブロック図である。同図において、バッファメ
モリ24A〜24Nおよびバッファメモリ25A〜25
Nは、それぞれ交互に直列接続されている。なお、アナ
ログシフトレジスタ23内のバッファメモリの内部構成
は、すべて、前述した図4と同一構成となっている。
【0041】このうち、バッファメモリ24A〜24N
は、入力された多値情報を、制御信号16に基づくタイ
ミングで取り込んで保持出力する。また、バッファメモ
リ25,25A〜25Nは、入力された多値情報を、制
御信号16と逆位相の制御信号17に基づくタイミング
で取り込んで保持出力する。
【0042】なお、これら制御信号16,17は、後述
する図8に示すように、対応するバッファメモリでの入
力取り込みタイミングを示す期間、すなわち有効期間が
互いにオーバーラップしないように、互いの有効期間の
間に閉鎖時間tD が設けられている。これにより、直列
接続された各バッファメモリ間で多値情報をシフトする
場合、次のバッファメモリにのみ確実にシフトされる。
【0043】次に、図8を参照して、第2の実施の形態
の動作について説明する。図8は本発明の第2の実施の
形態の動作を示すタイミングチャートであり、同図にお
いて、前述の説明(図2参照)と同じまたは同等部分に
は同一符号を付してある。なお、動作説明を容易にする
ため、以下では、各サンプリング期間T1A〜T1Nのう
ち、制御信号16の有効期間を期間TX とし、制御信号
17の有効期間を期間TY とする。
【0044】まず、期間T1 において、サンプリング期
間T1Aの期間TX では、多値情報からなる入力データ1
が制御信号16の有効期間に基づきサンプリングされ、
バッファメモリ24に格納され、バッファメモリ25へ
保持出力される。次に、期間TY では、バッファメモリ
24の出力が、制御信号17の有効期間に基づき次段の
バッファメモリ25に格納され、バッファメモリ24A
へ保持出力される。
【0045】これにより、サンプリング期間T1Aでは、
入力データ1がサンプリングされてシフトされ、バッフ
ァメモリ24Aへ保持出力されるものとなる。続いて、
サンプリング期間T1Bの期間TX では、期間T1Aと同様
にして、入力データ1がサンプリングされてバッファメ
モリ24Aに格納されるが、これと並行してバッファメ
モリ25Aの出力がバッファメモリ24Bに格納され
る。
【0046】さらに、期間TY では、期間T1Aと同様に
して、バッファメモリ24Aの出力がバッファメモリ2
5Aに格納されるが、これと並行してバッファメモリ2
4Bの出力がバッファメモリ25Bに格納される。この
ようして、期間T1Nまで、入力データ1のサンプリング
およびシフトが繰り返し行われる。
【0047】したがって、期間T1 では、サンプリング
期間T1A〜T1Nにおいて、入力データ1からN個の多値
情報がサンプリングされ、バッファメモリ25A〜25
Nに保持されるものとなる。次に、期間T2 の先頭のサ
ンプリング期間T2Aでは、期間TX において、バッファ
メモリ25A〜25Nに保持されたN個の多値情報(図
8斜線部)が、制御信号19に基づいて、2段目のバッ
ファメモリ31A〜31Nに転送され格納される。
【0048】そして、続く期間TY において、2段目の
バッファメモリ31A〜31Nから書き込みデータ32
A〜32Nが出力され、制御信号19の後端に基づき、
メモリブロック40において書き込み動作が開始され
る。これにより、ローデコーダ50からの選択信号51
により選択されたN個のメモリセルに、各書き込みデー
タ32A〜32Nが同時に書き込まれる。
【0049】また、期間T2 では、この書き込み動作と
並行して、アナログシフトレジスタ23において、前述
の期間T1 と同様に、後続の入力データ1が順次サンプ
リングされ、次の期間T3 における書き込みデータとし
て保持される。ここで、図8において、アナログシフト
レジスタ23の各バッファメモリで多値情報が保持され
る期間は、2段目のバッファメモリ31A〜31Nの保
持期間に比較して、1/(2×N−1)でよいことがわ
かる。
【0050】前述の図4で示したように、バッファメモ
リ内の容量素子でアナログ電圧値などの多値情報を保持
する場合、その漏れ電流と保持期間との関係により、バ
ッファメモリのチップ占有面積の大部分を占める容量素
子の容量が左右される。特に、長い保持期間が必要な場
合には大きな容量を必要とし、短い保持期間でよい場合
には小さな容量でよい。
【0051】したがって、1段目のバッファメモリの代
わりにアナログシフトレジスタ23を用いた場合、バッ
ファメモリ数は2倍に増えるものの、各バッファメモリ
24A〜24N,25A〜25Nについては、1/(2
×N−1)の保持期間でよく容量素子の容量も小さくて
済む。これにより、第1の実施の形態に比較して、同時
書き込み数Nが増加するほど、全体としてチップ占有面
積を大幅に削減できる。
【0052】次に、図9を参照して、本発明の第3の実
施の形態について説明する。図9は本発明の第3の実施
の形態による不揮発性半導体多値メモリ装置を示すブロ
ック図であり、前述(図1)と同じまたは同等部分には
同一符号を付してある。ここでは、多値情報からなる入
力データ1が並列して複数入力される場合について説明
する。
【0053】第3の実施の形態では、図9に示すよう
に、各入力データ1ごとに並列的にバッファメモリを設
けて、各制御信号11A〜11Nに基づき、各バッファ
メモリで一括してサンプリングするようにしたものであ
る。例えば、入力データ1がK本並列して入力される場
合、図1のバッファメモリ(バッファメモリ群)21A
に対応して、K個のバッファメモリが各入力データ1ご
とに設けられている。
【0054】これらK個のバッファメモリには、制御信
号11Aが並列して入力されており、各バッファメモリ
で一括してサンプリングされる。したがって、メモリブ
ロック40では、制御信号11Nの後端に同期して、N
×K個の書き込みデータ32A〜32Nが、同時に書き
込まれることになり、これが、前述した図2と同様のタ
イミングで、各バッファメモリへの格納と各メモリブロ
ックへの書き込みとが並列して実行される。
【0055】このように、並列入力される入力データ1
に対応して、並列的にバッファメモリを設け、同一タイ
ミングで各入力データをサンプリングするようにしたの
で、入力データが並列入力される場合でも、前述と同様
に、高速入力される入力データを、比較的少ないバッフ
ァメモリ数で記憶できる。
【0056】次に、図10を参照して、本発明の第4の
実施の形態について説明する。図10は本発明の第4の
実施の形態による不揮発性半導体多値メモリ装置を示す
ブロック図であり、前述(図1)と同じまたは同等部分
には同一符号を付してある。ここでは、2値情報からな
る入力データを記憶する場合について説明する。
【0057】第4の実施の形態では、図10に示すよう
に、外部から入力される並列複数ビットの2値情報1D
A〜1DHを多値情報1A’に変換するD−A変換部9
を設けて、この多値情報1A’をメモリブロック40に
順次記憶するようにしたものである。これにより、前述
の第1の実施の形態と同様に、並列複数ビットの2値情
報を高速で書き込むことができる。
【0058】また、D−A変換器9から出力される多値
情報1A’と外部から入力される多値情報1Aとのいず
れかを選択し、入力データとして出力する信号切換部8
を設けてもよい。図11は信号切換部の内部構成例を示
すブロック図であり、801制御信号1Bによりオンし
て外部からの多値情報1Aを入力データ1として出力す
るスイッチ(FET)である。
【0059】一方、802はインバータ803の出力す
なわち制御信号1Bの反転論理によりオンしてD−A変
換部9からの多値情報1A’を入力データ1として出力
するスイッチ(FET)である。これにより、D−A変
換器9から出力される多値情報1A’と外部から入力さ
れる多値情報1Aとのいずれかが、外部からの切換信号
1Bにより選択され、メモリブロック40に記憶され
る。
【0060】したがって、切換信号1Bを制御すること
により、多値情報1Aと並列複数ビットの2値情報1D
A〜1DHを混在させて記憶できる。特に、画像情報で
は、各画素の色や階調を示す多値情報と、2値情報から
なる制御情報とが混在しており、前述のように、信号切
換部8を設けることにより、2値情報部分だけを分離す
ることなく、1つの画像情報すべてを同一の記憶装置に
効率よく記録できる。
【0061】なお、第4の実施の形態では、2値情報を
多値情報に変換した後に、各メモリブロックに書き込む
ようにした場合について説明したが、2値情報を多値情
報と見なして、直接メモリブロックに書き込むようにし
てもよい。この場合、2値情報の「High」レベルお
よび「Low」レベルを示す電圧値が多値情報として見
なされて書き込まれる。
【0062】また、2値情報が複数ビット並列して入力
される場合には、前述の第3の実施の形態(図9参照)
を応用して、各入力データに並列複数ビットの2値情報
を並列して入力すればよい。これにより、D−A変換部
9を用いることなく、並列複数ビットの2値情報を書き
込むことができる。
【0063】なお、第3および第4の実施の形態では、
第1の実施の形態を元にして説明したが、第2の実施の
形態に適用することも可能であり、前述と同様の作用効
果が得られる。また、以上の説明において、第1,第
3,第4の実施の形態では、1段目のバッファメモリと
して、N個のバッファメモリ(バッファメモリ群)21
A〜21Nを設けた場合について説明したが、N−1個
のバッファメモリ(バッファメモリ群)21A〜21N
−1でもよい。
【0064】例えば図2に示されているように、期間T
1 のサンプリング期間T1Nでは、バッファメモリ21N
でN個目の入力データ1の格納および保持出力が同時に
行われている。ここで、入力データ1の信号線を2段目
のバッファメモリ31Nに直接接続しておき、サンプリ
ング期間T1NではN個目の入力データ1をバッファメモ
リ31Nへ直接格納しても、前述と同様の作用が得られ
る。これにより、このバッファメモリ21Nがなくても
よく、1段目のバッファメモリを1つ削減できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、連続入
力されるN(Nは正整数)個の入力データを順次保持す
る第1のバッファメモリと、第1のバッファメモリに保
持されている各入力データを書き込みデータとして保持
する第2のバッファメモリとを設けて、所定サンプリン
グ期間ごとに入力データをサンプリングして第1のバッ
ファメモリに順次格納し、N個目の入力データが格納さ
れた時点で、第1のバッファメモリに保持されている各
入力データを書き込みデータとして第2のバッファメモ
リに転送して格納し、第2のバッファメモリに保持され
ているN個の書き込みデータをメモリブロックに同時に
書き込むとともに、この書き込みと並行して後続の入力
データを第1のバッファメモリに順次格納し、以降、メ
モリブロックへの書き込みと、この書き込みに並行して
行われる第1のバッファメモリへの入力データの格納お
よび第2のバッファメモリへの入力データの転送とを繰
り返し実行するようにしたものである。
【0066】したがって、従来のように、対となるバッ
ファメモリを多数設けて、入力データの格納とメモリブ
ロックへの書き込みデータの出力とを、各バッファメモ
リで切替制御するものと比較して、バッファメモリを切
替制御するための周辺回路およびその配線パターンが不
要となり、チップ占有面積を削減でき、不揮発性半導体
多値メモリ装置の小型化を実現できる。また、第1のバ
ッファメモリにより、連続入力されるN個の入力データ
のうちN−1個を順次保持し、所定サンプリング期間ご
とにN−1個の入力データをサンプリングして第1のバ
ッファメモリに順次格納し、N個目の入力データが入力
された時点で、第1のバッファメモリに保持されている
N−1個の入力データおよびN個目の入力データを書き
込みデータとして第2のバッファメモリに転送して格納
するようにしたので、第1のバッファメモリで保持すべ
き入力データ数を1つ削減できる。
【0067】また、メモリセルとして、所望電位を保持
する容量素子と、この容量素子に対して所望電位より高
い書き込み電圧で充電を行う書き込み手段と、充電中の
容量素子の両端電位を監視し、その両端電位が所望電位
になった時点で書き込み手段による充電を停止する書き
込み停止手段とを備えるものを用いたので、所望電位よ
り低い書き込み電位を用いた容量素子への充電と、その
容量素子の両端電位のモニタとを繰り返し実施するメモ
リセルと比較して、書き込み所要時間を大幅に短縮で
き、その分、必要となるバッファメモリ数を削減でき
る。
【0068】また、第1のバッファメモリを、入力デー
タに対して並列に接続され、所定サンプリング期間ごと
に1つの入力データを順次保持する複数のバッファメモ
リから構成したので、極めて簡単な回路構成により実現
できる。また、第1のバッファメモリを、入力データに
対して直列に接続され、所定サンプリング期間ごとに入
力データを順次シフトして保持する複数のバッファメモ
リから構成したので、第1のバッファメモリで入力デー
タを保持する期間が短縮されて、バッファメモリの容量
素子の容量を削減でき、全体としてチップ占有面積を大
幅に削減できる。
【0069】また、制御部として、各バッファメモリご
とに設けられ、所定サンプリング周波数で前段出力を後
段に出力するリング状に接続されたラッチを備え、各ラ
ッチの出力タイミングで入力データをサンプリングして
第1のバッファメモリに順次格納するようにしたもので
ある。また、第1のバッファメモリにより、K(Kは正
整数)個ずつ並列して連続入力される入力データに対応
してK個ずつ並列的に入力データを保持し、第2のバッ
ファメモリにより、K個ずつ並列して連続入力される入
力データに対応してK×N個の書き込みデータを保持
し、メモリブロックに対して、K×N個の書き込みデー
タを同時に書き込むようにしたので、入力データが複数
並列して入力される場合であっても、比較的少ない回路
規模で、多値情報を高速に書き込みできる。
【0070】また、データ変換部を設けて、外部から入
力される複数の2値情報を、順次、多値情報に変換し、
第1のバッファメモリへ格納する入力データとして出力
するようにしたので、複数並列入力される2値情報を比
較的少ない数のメモリセルで記憶できる。また、信号切
換部を設けて、外部から連続入力される多値情報からな
る入力データと、データ変換部から出力される入力デー
タとのいずれかを切換選択し、第1のバッファメモリへ
格納する入力データとして出力するようにしたので、多
値情報と2値情報とが混在するようなデータ、例えば画
像データなどを同一記憶媒体に記憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による不揮発性半
導体多値メモリ装置を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図3】 制御部の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】 バッファメモリの内部構成例を示すブロック
図である。
【図5】 メモリブロックの内部構成例を示すブロック
図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による不揮発性半
導体多値メモリ装置を示すブロック図である。
【図7】 アナログシフトレジスタの内部構成例を示す
ブロック図である。
【図8】 本発明の第2の実施の形態の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図9】 本発明の第3の実施の形態による不揮発性半
導体多値メモリ装置を示すブロック図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態による不揮発性
半導体多値メモリ装置を示すブロック図であ
【図11】 信号切換部の内部構成例を示すブロック図
である。
【図12】 従来の不揮発性半導体多値メモリ装置例を
示すブロック図である。
【図13】 従来の不揮発性半導体多値メモリ装置の動
作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,1A…入力データ(多値情報)、1DA〜1DH…
入力データ(並列2値データ)、1A’…多値情報、1
B…切換信号、10,15…制御部、10M,11A〜
11N,11N+1,16,17,19…制御信号、1
0A〜10N…ラッチ、18ANDゲート、2…アドレ
ス信号、21A〜21N…バッファメモリ(第1のバッ
ファメモリ)、201…スイッチ、202…容量素子、
203…バッファ、22A〜22N…保持データ、23
…アナログシフトレジスタ、24A〜24N,25A〜
25N…バッファメモリ、3…クロック信号(CL
K)、31A〜31N…バッファメモリ(第2のバッフ
ァメモリ)、32A〜32N…書き込みデータ、4…動
作開始設定信号(SET)、40…メモリブロック、4
01…書き込み回路、402…メモリセル、5…動作初
期化信号(RESET)、50…ローデコーダ、51…
選択信号、8…信号切換部、801,802…スイッ
チ、803…インバータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 文孝 茨城県つくば市大字市之台155番地34 ニ ューコアテクノロジー株式会社内 (72)発明者 北川 崇二 茨城県つくば市大字市之台155番地34 ニ ューコアテクノロジー株式会社内 (72)発明者 笹井 俊博 京都府宇治市宇治妙薬173−1

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値情報を記憶するメモリセルであっ
    て、かつ比較的長い書き込み所要時間を必要とする多数
    のメモリセルを有し、外部から連続入力される多値情報
    からなる入力データをサンプリングして順次記憶する不
    揮発性半導体多値メモリ装置において、 多数のメモリセルからなり、そのうち選択されたN(N
    は正整数)個のメモリセルに対して同時に書き込み可能
    なメモリブロックと、 連続入力されるN個の入力データを順次保持する第1の
    バッファメモリと、 第1のバッファメモリに保持されている各入力データを
    書き込みデータとして保持する第2のバッファメモリ
    と、 所定サンプリング期間ごとに入力データをサンプリング
    して第1のバッファメモリに順次格納し、N個目の入力
    データが格納された時点で、第1のバッファメモリに保
    持されている各入力データを書き込みデータとして第2
    のバッファメモリに転送して格納し、第2のバッファメ
    モリに保持されているN個の書き込みデータをメモリブ
    ロックに同時に書き込むとともに、この書き込みと並行
    して後続の入力データを第1のバッファメモリに順次格
    納し、以降、メモリブロックへの書き込みと、この書き
    込みに並行して行われる第1のバッファメモリへの入力
    データの格納および第2のバッファメモリへの入力デー
    タの転送とを繰り返し実行する制御部とを備えることを
    特徴とする不揮発性半導体多値メモリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 第1のバッファメモリは、 連続入力されるN個の入力データのうちN−1個を順次
    保持し、 制御部は、 所定サンプリング期間ごとにN−1個の入力データをサ
    ンプリングして第1のバッファメモリに順次格納し、N
    個目の入力データが入力された時点で、第1のバッファ
    メモリに保持されているN−1個の入力データおよびN
    個目の入力データを書き込みデータとして第2のバッフ
    ァメモリに転送して格納することを特徴とする不揮発性
    半導体多値メモリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 メモリセルは、 所望電位を保持する容量素子と、 この容量素子に対して所望電位より高い書き込み電圧で
    充電を行う書き込み手段と、 充電中の容量素子の両端電位を監視し、その両端電位が
    所望電位になった時点で書き込み手段による充電を停止
    する書き込み停止手段とを備えることを特徴とする不揮
    発性半導体多値メモリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 第1のバッファメモリは、 入力データに対して並列に接続され、所定サンプリング
    期間ごとに1つの入力データを順次保持する複数のバッ
    ファメモリからなることを特徴とする不揮発性半導体多
    値メモリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 第1のバッファメモリは、 入力データに対して直列に接続され、所定サンプリング
    期間ごとに入力データを順次シフトして保持する複数の
    バッファメモリからなることを特徴とする不揮発性半導
    体多値メモリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 制御部は、 第1のバッファメモリの各バッファメモリごとに設けら
    れ、所定サンプリング周波数で前段出力を後段に出力す
    るリング状に接続されたラッチを備え、各ラッチの出力
    タイミングで入力データをサンプリングして第1のバッ
    ファメモリに順次格納することを特徴とする不揮発性半
    導体多値メモリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 第1のバッファメモリは、 K(Kは正整数)個ずつ並列して連続入力される入力デ
    ータに対応してK個ずつ並列的に入力データを保持し、 第2のバッファメモリは、 K個ずつ並列して連続入力される入力データに対応して
    K×N個の書き込みデータを保持し、 メモリブロックは、 K×N個の書き込みデータを同時に書き込むことを特徴
    とする不揮発性半導体多値メモリ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 外部から入力される複数の2値情報を、順次、多値情報
    に変換し、第1のバッファメモリへ格納する入力データ
    として出力するデータ変換部を備えることを特徴とする
    不揮発性半導体多値メモリ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の不揮発性半導体多値メモ
    リ装置において、 外部から連続入力される多値情報からなる入力データ
    と、データ変換部から出力される入力データとのいずれ
    かを切換選択し、第1のバッファメモリへ格納する入力
    データとして出力する信号切換部を備えることを特徴と
    する不揮発性半導体多値メモリ装置。
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