JP2005512947A - 脂肪酸含有除草性組成物 - Google Patents

脂肪酸含有除草性組成物 Download PDF

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Abstract

本発明は、1つ又は複数の化学殺菌剤、及びグラム陽性及び/又はグラム陰性細菌と酵母を含む微生物を含む生物-化学殺菌剤組成物(BCF)に関する。あらゆる化学殺菌剤又は殺菌剤の組み合わせを使用することができる。BCFは、通常は、微生物の成長と複製を支えるに十分な量の選択的栄養素成分も含む。BCFを栄養素に富む土壌に適用する、又は、穀物がBCF中の微生物の生育を支えるならば、栄養素を省くことが可能である。1つ又は複数の化学殺菌剤に加えて微生物の生物成分を有する組成物は、微生物無しで適用した化学殺菌剤よりも顕著に効果的である。本発明は、また、病原真菌に対して抑制活性を有する微生物及び栄養素を有する化学-無生物殺菌剤に関する。

Description

(発明の分野)
本発明は、殺菌剤及びその植物での病原性真菌感染のコントロール又は予防のための使用に関する。
(関連参考文献へのクロスリファレンス)
本出願は、35U.S.C.セクション120の下に、ここで全てが示されたように参考文献にによって、その全内容がここで取り入れられている、2001年5月11日に出願された仮出願第60/290,039号の利点を主張する。
(発明の背景)
100,000の記載された真菌種のうちのおよそ200,000が、種々の植物で一つ又は複数の病気を起こす。真菌感染は、全ての感染性植物の約75%を占め、単一の植物種は、10〜50の異なる植物病原性真菌に罹りやすい。ウイルス、リケッチア、藻類、マイコプラズマ様生物体、及び寄生性種子植物は、植物病害を起こす。真菌は、宿主植物の近傍に生息する植物様生物体であるために、特にコントロールが困難であり、従って、真菌にとって毒である薬剤は、植物にとっても毒であると思われる。さらには、多くの真菌が二次周期を迅速におこない、3ヶ月生育期間で12〜25世代を引き起こすので、殺菌剤の繰り返し使用を必須とする。
175より多い異なる殺菌剤が利用可能であり、その殆どは、最近、発見された有機化合物である。殆どの殺菌剤は、胞子発芽とその後の植物組織への真菌の侵入を防ぐ保護剤として作用する。新しい植物成長を守り、植物を劣化させるか又は植物を洗い落とす殺菌剤にとって代わるために、保護剤はくり返して使用されるべきである。殺菌剤は、有機及び無機の2つの基本的化学分類に分けられ、それらは、植物に貫入しない接触殺菌剤、又は貫入する浸透移行性殺菌剤のいずれかに機能的に区別される。歴史的には、最も広く使用された殺菌剤は、無機硫黄、銅及び水銀化合物である;スズ、亜鉛、鉄及びマグネシウム化合物も使用されてきた。しかしながら、高い毒性のために水銀はもはや使用されず、銅及び硫黄の両方は、宿主植物の生育を遅くする不利な点を有する。有機殺菌剤には、無機よりもはるかに効果的であるという利点があり、通常は、長く持続し、穀物、動物及び環境にとってより安全である。殆どの新しい有機殺菌剤は浸透移行性であり、無機殺菌剤よりも顕著に低い植物毒性を有し、土壌微生物によって容易に分解され、環境に蓄積される傾向にない。
多くの有効な化学殺菌剤が、単独又は組み合わせのいずれかで、種子及び土壌で、植物での病原性真菌の発生を死滅又は阻害することが可能だと確認されている。しかしながら、より速く作用し、標的の真菌を死滅させる効果が増しており、より僅かな応用を必要とし、そして、コスト、標的の感染植物に対する毒性、及び土壌中の過度の薬品の蓄積を減じるために、現在、使用されているよりも低い量で使用が可能な殺菌剤に関する大きな需要がいまだ存在する。化学殺菌剤による穀物処理の高コストは、薬品そのもののコスト、及び操作する費用が高くて環境汚染の一因となる重機の使用を含む頻繁な利用が必要なことの双方の点にある。反応速度、標的真菌の死亡率の百分率と割合を向上させることによって、そして利用頻度を減らすことで、以下に記載の殺菌剤組成物により、化学殺菌剤の低量の使用が可能となる。
定義
ここで使用されている「農学的に許容可能な塩」とは、適切に使用された時に、農業穀物へネガティブな効果を誘導しない無機塩類を意味する。それには、金属塩、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウム塩、アンモニア塩、例えばイソプロピル アンモニウム塩、及びトリアルキルスルホニウム塩、例えばトリエチルスルホニウム塩が含まれる。
ここで使用される「cfu」とは、コロニー形成ユニットを意味する。
ここで使用される「複合フミン酸塩を基礎とする炭素栄養素含有基質」とは、複合フミン酸を基礎とする炭素栄養素を有する任意の基質を意味する。このような栄養素には、限定されるものではないが、糖類(グルコース、フルクトース、及び糖蜜が含まれる)、血漿、マニュア ティー、ピート抽出物、コンポスト抽出物、石炭抽出物、レノーダイト抽出物(lenordite extract)、昆布又はその抽出物、多量養素、窒素、リン及び/又はカリウムが豊富な腐植質(フミン)分子を含有する当該分野で知られた他の腐植質(フミン)基質が含まれる。この基質は、成長刺激化合物、例えば植物/炭水化物の混合物、成長因子、カルシウム、ホウ素、銅、、モリブデン、マンガン、マグネシウム、鉄、硫黄及び必要ならば亜鉛を含むアミノ酸及び微量栄養素も含有する。マニュア、ピート、コンポスト及びレノーダイト(lenordite)からの抽出物は、フミン及びウルミン酸を有する。
ここで使用されている「栽培植物」とは、どんな商業的に生育させた又は自家栽培成長植物又は穀物を意味し、例えば、穀物(小麦、西洋ナシ、ライ麦、オート麦、米);テンサイ(砂糖大根及び飼料ビート);ナシ状果、小核果及び柔らかい果物(リンゴ、西洋ナシ、野生のスモモ、モモ、アーモンド、チェリー、イチゴ、ラズベリー及びブラックベリー);豆科植物(豆、レンティル、エンドウ豆、大豆);油脂植物(菜種、カラシナ、ケシ、オリーブ、ヒマワリ、ココナッツ、トウゴマ、カカオ豆、ラッカセイ)、キュウリ植物(キュウリ、マロー、メロン);繊維植物(綿花、麻、ヘンプ、ジュート);柑橘類の果物(オレンジ、レモン、グレープフルーツ、マンダリン);野菜(ホウレンソウ、レタス、アスパラガス、キャベツ、セロリ、トマト、ニンジン、タマネギ、トマト、ジャガイモ、パプリカ)、又は、植物、トウモロコシ、タバコ、ナッツ、コーヒー、サトウキビ、お茶、つる植物、ホップ、バナナ、アボガド及び天然ゴム植物、並びに観賞植物を意味する。
ここで使用されている「真菌」とは、一般的な用語であって、真核生物原生生物の群を示し、マッシュルーム、酵母、錆菌類、カビ、黒穂病等を含み、クロロフィルの欠如、及びキチン、マンナン及び時折セルロースから構成される頑丈な細胞壁の存在によって特徴付けられる。真菌は、通常は、単純な形態学的形態であるか、又は可逆的な細胞特殊化、例えば、マッシュルームの子実体での偽実質組織の形成等を示す。環境条件によって、二形性真菌は、カビ又は酵母のように成長する。
ここで使用されている「殺菌剤」とは、真菌を破壊する、又はその成長及び生殖を遅める薬剤又は薬品である。殺菌剤には、静真菌剤(真菌の成長を阻害する薬剤)が含まれる。
ここで使用されている「腐植分子」とは、空いていて利用可能な水素と酸素結合部位及び交換容量を有する炭素分子を意味する。
ここで使用されている「栄養素基質」とは、微生物の成長と増殖を補助する成長刺激化合物を提供する基質を意味し、窒素、リン及び/又はカリウム微量栄養素に富んでいる。
ここで使用されている「標識比率」とは、製造者が推奨するように利用した化学殺菌剤の活性構成分の量を意味する。
ここで使用されている「植物」には、実生、低木及び木が含まれる。
ここで使用されている「植物ホルモン」とは、植物ホルモンであって、その産生の位置から隔たった部位で成長又は他の機能をコントロールするのに微量で作用する、天然で植物が産する任意のホルモンを含む。3つの基本的型は、オーキシン、サイトカイニン及びジベレリンである。
ここで使用されている「抑制細菌」とは、どんなことがあっても真菌の成長を死滅又は阻害することが可能なあらゆる細菌を意味する。
(発明の概要)
この発明の一側面は、(a)1つ又は複数の化学殺菌剤、及び(b)グラム陽性菌及び/又はグラム陰性菌、酵母及び化学殺菌剤によって阻害又は死滅されないある有益な真菌さえも含む、生物組成物となっている微生物を含む殺菌剤組成物に関する。これらの組成物は、以下で「BCF」と示す生物-化学殺菌剤と呼ばれている。BCF組成物は、通常は、任意の(c)生物成分中での微生物の成長及び複製を支えるために十分な量の栄養素を有する。栄養素成分を除くことが可能な一例は、殺菌剤組成物を栄養素が豊富な有機土壌へ適用することである。他の側面では、病原真菌に抑制作用を有する微生物が選択される。微生物の成長と複製を支えるどんな栄養素も使用することができる。一側面では、栄養素成分は、窒素、リン及びカリウムマクロ栄養素に富む基質を含有する複合炭素栄養素である。この組成物は、状況に応じて、農学的に有効量の接着剤、界面活性剤又は分散剤を含む。本発明の組成物には、あらゆる化学殺菌剤又は殺菌剤の組み合わせを使用することができる。化学殺菌剤の例には、クロロタロニル、及び金属殺菌剤が含まれる。微生物は、植物性又は胞子形態、又は双方のいずれかである可能性がある。
本発明は、抑制性微生物及び栄養素を含む化学薬品を使用しない生物殺菌剤にも関する。他の側面では、この発明は、BCF又は化学薬品を使用しない生物組成物を植物又は植物の遺伝子座へ適用することによる、植物病原真菌による植物の感染をコントロール又は予防する方法に関する。他の側面では、化学殺菌剤の単位面積あたりの適用量は、およそ最大標識比率又は化学殺菌剤の製造者の推奨した単位面積あたりの量から、最少標識比率の約10%又は製造者の推奨した単位面積あたりの量までの範囲内である。他の側面では、組成物中の微生物の量は、約1x10から約1x1014cfu/acreである。
(詳細な説明)
本発明は、細菌、酵母及び真菌等の微生物を含む生物成分を加えて、1つ又は複数の化学殺菌剤を含む環境に適合する殺菌剤組成物に関する。化学殺菌剤への生物成分の添加によって効力が高まり、添加した微生物の有せずに適用した化学殺菌剤と比較して新しい組成物の毒性が低下する。この発明の側面には、成長中の植物、種子、及び収穫した穀物での病原性真菌の侵入をコントロールし、防ぎ又は弱めるための新しい殺菌剤組成物を使用する方法が含まれる。
1つ又は複数の化学殺菌剤へ細菌、酵母、真菌又はその混合物等の生物成分を添加することで、植物での真菌感染を防ぎ又はコントロールするために必要とされる化学殺菌剤の量が顕著に低下することが見出されている。本発明の新しい殺菌剤組成物は、以下において、生物学-化学殺菌剤組成物(「BCF」)と呼ばれている。BCFは、各適用でより少ない化学殺菌剤の使用を可能にするか、又は、適用の間のインターバルを長くし、それによって、期間の間に利用する化学薬品の全量を低下させることを可能にする。従って、BCFは、製造者の現在の推奨による頻度と量で同じ化学殺菌剤を単一で適用したのに比較して、環境及び植物毒性を比例的に低下させた。化学殺菌剤は、病原性真菌と同様に標的である植物に対しても潜在的に毒性があるので、穀物へ適用する化学殺菌剤の量を減じることは、穀物の生命力と産生を最大化することを促進する。新しいBCFは、商業的使用のために容易に製造することができ、低量の化学殺菌剤が必要とされているので安価であり、組成物の化学成分を変化させることで幅広い真菌感染を処理する用途が見出されている。BCFは、植物、種子、切り枝を処理するために、そして植物培地及び穀物の収穫後の処理に使用することができる。
本発明の生物学-化学殺菌剤組成物は:
a.細菌、酵母、糸状菌、極微菌、カビ、地衣類、藻類、ウイルス、原生動物、その混合物を含む微生物を含有する生物成分;及び
b.有機、無機、浸透移行性又は接触殺菌剤であってもよい1つ又は複数の化学殺菌剤
を含有する。
BCF組成物は、通常は、さらに:
c.生物成分の中で微生物の成長と複製を支える成長刺激化合物を提供する、任意の栄養素成分
を含有する。
本発明は、植物、種子、果実、そして標的病原性真菌への殺菌剤の吸収を高めるために、当該分野で共通である1つ又は複数の幅広い接着剤、界面活性剤又は分散剤を状況に応じて有し得る。当該分野で知られている他の添加剤も、状況に応じて含めることができ、それには例えば、農薬、殺菌剤、ダニ殺菌剤、除草剤、殺ダニ剤、ジベレリン、殺線虫剤、及び殺貝剤が含まれる。本発明のBCF組成物は、植物成長因子及びホルモン、抗生物質、フルボ酸、ウルミン酸、ベタイン 、及びオーキシンによって増強させることも可能である。一側面では、バイオマス生産と植物の成熟の速度を加速させると報告され、エデン バイオサイエンシズ(Eden BioSciences)によってMESSENGER(商品名)という商標名で販売されているハーピン蛋白質(harpin protein)を含む。唯一の注意は、どんな添加剤も殺菌剤成分の主な成分と適合すること、例えば、添加剤は、微生物に対して実質的に毒性であってはならず、化学殺菌剤を分解したり、不活性化してはならないことである。
他の実施態様は、さらに、本発明のBCFによって植物を噴霧するか、又は接種することによって、植物、植物培地、実生及び穀物又は果実での真菌感染を防ぐ、処理する又は減じる方法に関する。
本発明の殺菌剤は、残土壌活性が僅か又は無く、迅速に分解され、土壌微生物は殺菌剤の栄養素を利用することができる。BCFは、また、ヒト及び動物に対して実質的に無毒であり、眼及び皮膚を腐食しない。BCFは、噴霧、土壌浸水、又は粉末を含むように、当該分野で知られている殺菌剤が適用されているようにして適用することができる。BCFは、有用な植物の穀物の植物又は植物の部分(果実、花、葉、茎、塊茎、及び根)に生じる病原性真菌を阻害又は破壊する。それは、土壌で起こるリゾクトニア及びインゲン菌核病菌(Schlerotinia)等の真菌感染に対して、種子(果実、塊茎、及び穀物)及び植物切り枝を保護するためのドレッシング剤として使用することができる。
(生物成分)
生物成分中の微生物は、(1)不活性胞子、(2)植物状態で活性があり、生存し、増殖する微生物、又は(3)胞子と増殖性の微生物の組み合わせであることが可能である。生物成分は化学殺菌剤と共生可能であるべきであり、即ち、生物成分中の微生物は、化学殺菌剤又は他の添加剤によって不活性化又は死滅されないはずである。
本発明の殺菌剤組成物中の細菌の包括には、多くの利点があると考えられている。例えば、有機化合物等の重要な栄養素を選択的に除くことによって、植物の葉と根の表面上の細菌は、間隙と栄養素について真菌を閉め出す可能性がある。ある微生物は、宿主植物にとって有益な抗生物質又は他の化合物を排除することによって作用する。BCF中の細菌は、通常、植物が産するおよそ25%の糖を消費し、それを植物の成長と生命力を高めるオーキシン、サイトカイニン、ベタイン、及びエチレンを含む植物成長物質の化学前駆体へ変換する。真菌を阻害又は死滅させるものにとっての微環境のpHを変化させること、及びシアン化水素のような有害な副産物、抗真菌物質、細胞壁分解(溶菌性)酵素、及びシデロホアと呼ばれる鉄キレート剤化合物を産することを含む多くの方法で真菌を阻害又は死滅させることで、抑制性細菌を選択することができる。 細菌の混合物は、幾つかの死滅した細菌を必ず含有するが、これらは、標的である植物にとって有害ではない。実際に、酵素等の死滅した細菌の代謝産物は、標的植物にとって有用である。高圧と細菌数又は生存度の損失がほとんど無い開口部を使用するブラストシステムによる噴霧によってでさえも、細菌及び他の微生物は十分に少量で噴霧される。さらには、農業産業界では、本組成物で使用することができる多くの非病原性細菌及び他の微生物を同定してきた。葉面撒布として適用する場合、微生物、化学殺菌剤及びBCF組成物中の栄養素は、葉面、茎、果実、苗条を含む植物組織を覆う。土壌接種材として適用するならば、植物の根に微生物を撒布してそれを覆う。
本発明の一側面では、抑制活性のない細菌及び他の微生物も使用することができるが、BCF組成物は、特に、1つ又は複数の型の病原性真菌をコントロール又は抑制することが知られている微生物を含めて剤形化する。土壌で発生した真菌病原体を制御する微生物には、トリコデルマ属、バシラス・スブチリス、及びペニシリウム属が含まれる;昆虫をコントロールする微生物には、バシラス属、例えばバシラス・ポパリエ(Bacillus popalliae)が含まれる。これらの微生物は良く知られており、アメリカン・ティッシュー カルチャー コレクション(ATCC)を含む公的寄託機関から容易に入手できる。標的植物にとって病原性であることが当該分野で知られている微生物は、使用されるべきではない。他の側面では、フミン酸とともに適用した場合に、ゴマの種子生産と乾物生産を増加させると報告されているアゾスピリラム(Azospirillum)(グラム陽性細菌)などの標的穀物にとって有益な他の質を有する、微生物が選択されている。
本発明で使用するための細菌の例には、限定されるものではないが、バシラス(グラム陽性細菌)属、特に、A及びBを含むバシラス・スブチリス、バシラス・アミロリキュエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)A,B,及びC、及びリン安定化バシラス、例えばバシラス・アゾトフィクサンズ(Bacillus azotofixans)、バシラス・ポリマキサ(Bacillus polymyxa)、バシラス・リケニフォルミス(Bacillus licheniformis)、バシラス・メガテリウム(Bacillus megatherium)、バシラス・コアギュランス、及び バシラス・プルーミス;クロストリジウム(グラム陽性細菌)、例えばクロストリジウム・パステウリアヌム(Clostridium pasterurianum);ロドシュードモナス、たとえばロドシュードモナス・カプシュラ;空中窒素を固定するリゾビウム;アゾバクター・ビネランデイ(Azobacter vinelandei)、アゾバクター・クロッキュウム(Azobacter chroococcum)を含むアゾトバクター(グラム陰性菌);シュードモナス属の微生物、例えばシュードモナス・フルオレセンス;アンスロバクター(Athrobacter)(グラム陰性菌)、例えばアンスロバクター・グロビー(Athrobacter globii);ペニシリン(グラム陽性菌);フラボバクテリウム(グラム陽性菌)属;サッカロマイセス(真菌)、例えばサッカロマイセス・セレビシエ;ストレプトマイセス・グリセウス(Streptomyces greisus)を含むストレプトマイセス(真菌)、アクチノマイセス(真菌);及びトリコデルマ(土壌真菌)を含む。
実施例2で試験したクロロサロニール(chlorothalonil)含有BCFに2つの異なる細菌の混合物を含めた。これらの細菌の混合物は、表1に記載されているナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)及びナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)であった。
表1
内容: 濃度:
ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)
バシラス・スブチリスA 28x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスA 7.5x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスB 9.5x10cfu/ml
ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)中のすべての細菌は、胞子の形態である。ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)(胞子形態)は、4.5x10cfu/mlのすべてを含有する。
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)
バシラス・スブチリスB 2.2x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスC 5.9x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスB 8.9x10cfu/ml
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)中のすべての細菌は、増殖型である(増殖型は、3.68X10cfu/mlをが有する)。
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(商品名)及びナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(商品名)の細菌は、ある程度固有の病原性真菌に対する抑制活性を有している。以下の実施例では、等量のナチュライズ・ラピッド(Naturize RAPID )(登録商標)及びナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)をクロロサロニール含有BCF剤形に入れ、最終的な剤形形態が胞子と増殖性細菌の両方を含むようにした。以下の実施例に記載されているクロロサロニール含有BCFは、約1エーカーの穀物に対する葉面撒布として、およそ40ガロンあたり8.8x1010cfuの最終産物を有する。最終BCF剤形中の微生物と化学殺菌剤の量は、日常的な実験に基づいて決まる、使用される殺菌剤の種類、コントロールすべき真菌の種、撒布される穀物、病気の環境圧、気候等によって顕著に変わる。従って、本発明のBCF組成物に含まれる微生物の量は、エーカーあたり約1x10から約1x1014の範囲で変化する。
栄養素成分
栄養素の成分は、窒素、リン及びカリウム微量栄養素に富む基質を含んだ、生物成分中で微生物の成長を支えるどんな栄養基質であってもよい。天然に発生する又は合成栄養素のどんな組み合わせでも使用することができる。一側面では、栄養基質は、ここで定義される複合フミン酸塩を基礎とする炭素栄養素源である。ある条件下では、例えば、複合炭素化合物に富む有機土壌へ組成物を適用し、栄養素成分を除くことができる。土壌で発生する真菌病の処理のために土壌を浸すように、栄養素成分を含まないそのようなBCF組成物を有機土壌へ適用することができる。一度それを適用して、穀物と気象条件がBCF組成物中の微生物の成長を支えると、栄養素成分も除くことができる。以下の実施例2で使用された栄養素成分は、ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)と呼ばれる濃縮された複合フミン酸塩ベース炭素栄養素含有基質であり、水溶液に溶解させた2.3容量%のフミン酸及び5.1容量%のケルプ抽出物(アスコフィリュム・ノドスタム(Ascophylum nodostum))を含む。
生物学-化学殺菌剤:クロロサロニールへの微生物の添加によって効果が4倍より多く増加した
実施例1は、実施例2で試験したクロロサロニール含有生物学-化学殺菌剤の剤形の記載である。実施例2は、病原性真菌スクレロチナ・ホメオカルパ(Sclerotina homeocarpa )(ダラースポット病(Dollar Spot))によるペンクロス・ベントグラス(Penncross bentgrass)の感染のコントロールにおける、クロロサロニール(DACONIL WS(商品名))のある場合と無い場合、及び添加微生物がある場合と無い場合の異なる葉面撒布の効率を試験した実験を記載している。生物成分は細菌であり、それは、ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)及びナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)により供給される。ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)は、栄養素を供給した。クロロサロニールは、DACONIL WEATHER STIK (商品名)としてシンジェンタから取得した。
表2
セット1:生物/栄養素成分のみ
セット2.コントロール(水)
セット3.4X DACONIL WS(商品名)(1000平方フィートあたり4と1/8オンスの完全長DACONIL WS(商品名))
セット4.1X DACONIL WS(商品名)(1000平方フィートあたり1と1/32 オンスの完全長DACONIL WS(商品名))
セット5.コントロール(水)
セット6.生物/栄養素成分に1X DACONIL WS(商品名)を加える
表2に列挙した成分で葉面を撒布した24時間後に、全ての平地を真菌セレロチナ・ホメオカルパ(Sclerotina homeocarpa )(ダラースポット病(Dollar Spot))の胞子懸濁液で接種した。0を病気を視覚で認められない、及び5を重度の感染とし、0〜5のスケールを使用して真菌感染を評価した。予想通りに、クロロサロニールをたった4分の1含有する4組(1X DACONIL WS(商品名))よりも、最も高含量のクロロサロニール(3組=4X DACONIL WS(商品名))がより効果的であった。ダラースポット病をコントロール又は予防することにおいては、微生物なしでの4倍量のクロロサロニールの適用(4X DACONIL WS(商品名)/3組よりも、より低量のクロロサロニールを含む6組(1X DACONIL WS(商品名))中の新しいBCF成分が効果があった。これらの結果は、生物成分及び化学殺菌剤の間には、その組み合わせによる抗真菌活性を高める相乗効果があり、それは、いずれかの成分を単独で適用した活性を上回ることを示している。この相乗作用は、抗真菌活性を有さず、細菌の成長と複製のみを支えるために含まれている栄養素成分に起因するものではない。
3組及び6組の結果が表3に示されている。最も高濃度のクロロサロニール(4X DACONIL WS(商品名))で処理した3組は、2つの病気を持たない植物、4つの1、及び4つの2のみを産した。対照的に、4分の1量のクロロサロニールに生物及び栄養素成分を加えた6組(生物学/栄養素+1X DACONIL WS(商品名))は、6つの病気を持たない植物、3つの1及び1つの2を産した。
Figure 2005512947
実施例2の3組で使用したDACONIL WS(商品名)の量は、製造者によって推奨されたラベル比の範囲のおよそ中間であった。DACONIL WS(商品名)に関する製造者の推奨したラベル比は、1,000平方フィートあたり3オンスから1,000平方フィートあたり6オンスである。実施例2で使用されたDACONIL WS(商品名)の量は、3組中で1000平方フィートあたり完全強度のDACONIL WS(商品名)の4と8分の1オンスであり、4組及び6中では1000平方フィートあたり完全強度のDACONIL WS(商品名)の1と32分の1オンスであった。その結果は、微生物の添加によって、効果の損失をともなわずに、製造者の推奨したラベル比の中点値(製造者の最少ラベル比の約30%に相当する減少)の少なくとも75%の減少がDACONIL WS(商品名)の量において可能になった。従って、発明の一側面では、BCF中の化学殺菌剤の量は、約最高ラベル比から最少ラベル比の約10%にわたる。BCFが1つ以上の化学殺菌剤を含む場合、最終組成物中の各化学殺菌剤の量は、同様に、約最高ラベル比から化学殺菌剤の最少ラベル比の約10%の範囲にある。
BCF組成物中の化学殺菌剤が最少ラベル比の50%近く又はそれより大きいならば、推奨されている化学殺菌剤のみの適用頻度よりも低い頻度でBCFを適用することが可能である。より低い頻度の適用は、適用機器による環境汚染の量も低減する。要約すると、化学殺菌剤への生物組成物の添加は、従って、適用あたりより少ない化学殺菌剤を適用すること、又は適用の回数を減じることのいずれか、又は双方によって、長期にわたって、実質的に低量の化学殺菌剤の適用を可能にする。
本発明のBCFは、それをどのように適用するのかによって、異なる強度に希釈される。例えば、与えられた穀物に適用される正確な量のBCFがエーカーあたり1パイントと決定されたならば、この1パイントの殺菌剤が:(1)土地へ適用されたならば、約5ガロンの容量、(2)空中(飛行機による)に適用されるならば、約5と10ガロンの間の容量、(3)土地掘削装置によって適用されるならば、約35ガロンの容量、及び(4)潅漑法を使用して適用する場合は、約10,000と100,000ガロンの間の容量に希釈される。従って、希釈の範囲は、約10のファクターによって変化する。生物組成物と任意の栄養素成分は、適用の方法に基づいて同じように希釈される。本発明の殺菌剤は、一般的に、葉面撒布として適用した場合よりも土壌浸漬として使用した場合に、より希釈した溶液で適用される。
(化学薬品を使用していない生物殺菌剤)
実施例2の結果は、ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)及びナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)での抑制性バシラス バクテリアの混合が、化学殺菌剤の添加が無くても、ある程度の固有の抗真菌活性を有することも示した。水で処理したコントロール(2組及び5)と比較して、生物/栄養素混合物のみ(1組)の葉面撒布では、顕著により低い感染があった。従って、一実施態様では、病原性真菌に対して抑制活性を有する微生物を持つ化学薬品を使用していない生物殺菌剤の剤形を含む。特定の実施態様は、化学薬品を使用していない生物殺菌剤の組成物で使用される、ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)及びナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)でのバシラス バクテリアの組み合わせを含む。そのような化学薬品を使用していない生物殺菌剤は、特に有機的に生育させた穀物において有用である。
本BCF及び化学薬品を使用していない生物殺菌剤組成物は、植物培地、苗木、子実及び果実を含むあらゆる植物で使用することができる。FDAによって認められた収穫後の殺菌剤は、貯蔵及び出荷の間の真菌感染を防ぐために、収穫後の子実と果実へ適用するBCF組成物で使用することができる。例えば、FDAによって認可された収穫後の殺菌剤には、病原真菌フィシウム(Fythium)をコントロールするリダミル(Ridamil)、及びリゾトコニア(Rhizotoconia)をコントロールするDACONILが含まれる。化学殺菌剤グライコリン酸(脂肪酸)は、食品乳化剤としてヒト及び動物に対して認可されたと報告されている。従って、本発明の他の実施態様は、穀物と貯蔵果実及び子実に使用する無毒BCF組成物を作製するためのグライコリン酸と生物組成物(栄養素成分の有無にかかわらず)の組み合わせである。
組成物中の微生物又は撒布された植物にとって実質的に有毒である量で使用しない限り、BCF及び化学薬品を使用していない生物殺菌剤、及び関連した方法によって、あらゆる既知の化学殺菌剤の使用が可能になる。ほとんどのあらゆる微生物(細菌、酵母及び真菌、又はその組み合わせを含む)を使用することが可能であり、生物成分中の微生物の成長を支えるあらゆる栄養素源を使用することが可能である。
(本発明では、あらゆる化学殺菌剤を使用することが可能である)
本発明のある実施態様では、殺菌剤は芳香族殺菌剤、例えば、DACONIL WS(商品名)、Bravo(登録商標)W-75、NOPCOCIDE(商品名)、及びEXOTHERM TERMIL(商品名)として商業的に入手可能なクロロサロニールである。クロロサロニールの製造と使用は、米国特許第3,290,353号;3,331,735号;及び3,948,636号に記載されている。クロロサロニールは、クロロニトリル化合物のクラスのメンバーでもある。本発明の範囲内にある他の芳香族殺菌剤には、ビフェニル、クロロネブ(Chloroneb)、クロロサロニール、クレゾール(cresol)、ジクロラン(dicloran)、ヘキサクロロベンゼン(hexachlorobenzene)、ニトロサール-イソプロピル(nitrothal-isopropyl)、ペンタクロロフェノール(pentachlorophenol)、キントゼン(quintozene)、ペンタクロロフェノキシド ナトリウム(sodium pentachlorophenoxide)、及びテクナゼン(tecnazene)が含まれる。
単独又は組み合わせのいずれかで、本発明の実施態様において有用な他の殺菌剤には、(1)合衆国特許第5,288,747号に記載、そして比較的に低度の植物毒性を有する全植物-微生物活性を示すと報告されている、プロピコナゾールの2R, 4S-異性体及び他のプロピコナゾール殺菌剤;(2)合衆国特許第4,075,326号、Kuyamaに開示された銅含有殺菌剤組成物、(3)合衆国特許第5,627,188号に開示されたトリアゾール類含有殺菌剤組成物及びピリミジアミン誘導体(4-サイクロプロピル-6-メチル-N-フェニル-2-ピリミジンアミン);(4)合衆国特許第6,177,459号に開示された置換ヘテロサイクリック化合物;(5)例えば欧州特許A-472,996号、及び合衆国特許第6,245,772号に開示されたバリンアミド誘導体;(6)合衆国特許第6,262,051号に開示されたメトキシミノメチルジオキサジン(methoximinomethyldioxazine);(7)合衆国特許第6,281,209号に開示されたアルコキシミノメチルジオキサジン誘導体;(8)合衆国特許第6,271,226号に開示されたオキシム誘導体;(9)窒素含有ヘテロ環がオキシメチレン連結基を介して、オルトメチル.ベータ.-メトキシアクリル酸基又はメチル.ベータ.-メトキシイミノ酢酸基又は合衆国特許第5,830,890号に開示されたそのアミド誘導体を含有するフェニル環と結合した殺菌剤;(10)合衆国特許第6,124,356号及び6,169号に開示されたピリジン誘導体;(12)置換ピリジン環がオキシメチレン基を介して、ピリジンが6-トリフルオロメチル置換基を有する化合物を含む、例えば、欧州特許-A-0278595及び欧州特許-A-0350691に記載されたオルト メチル.ベータ.-メトキシアクリル酸基を含有するフェニル環と結合した殺菌剤;(13)メチル.ベータ.-メトキシイミノ酢酸基及びアミド誘導体を含有する殺菌剤化合物は、例えば、欧州特許-A-0363818及び欧州特許-A-0398692に記載されており;そして、(14)合衆国特許第6,004,570号に開示されたジチオカーバメート殺菌剤が含まれる。これら刊行物及び特許のすべては、参考文献としてそれらすべてがここに取り込まれている。
本発明において有用な化学殺菌剤は、以下のように化学的分類によって簡便に組織化することも可能である。脂肪族窒素殺菌剤には:ブチルアミン、シモキサニル、ドジシン(dodicin)、ドジン(dodine)、グアザチン(guazatine)、イミノクタジン(iminoctadine)、アニリド(anilide)殺菌剤:シプロフラム(cyprofuram)、フルスルファミド(flusulfamide)、ニコビフェン(nicobifen)、オフラス(ofurace)、オキサジキシル(oxadixyl)、ピラカーボリッド(pyracarbolid)、チフルザミド,(thifluzamide)、及びチアジニル(tiadinil)が含まれる。ベンツアニリド 殺菌剤には:ベノダニル(benodanil)、フルトラニル、メベニル(mebenil)、メプロニル、サリチルアニリド、及びテクロフタラムが含まれる。フラニリデ(furanilide)殺菌剤には:サイクラフラミッド(cyclafuramid)、フェンフラム(fenfuram)、フルカルバニル(furcarbanil)、フルメサイクロキシ(furmecyclox)、及びメトフルオキサム(methfuroxam)が含まれる。オキサチン(oxathiin)殺菌剤には:カルボキシン(carboxin)、及びオキシカルボキシンが含まれる。抗生物質殺菌剤には:ブラストサイジン-S、サイクロヘキサミド、グリセオフルビン(griseoulvin)、カスガマイシン、ナタマイシン 、ポリオキシン(polyoxins)、ポリオキソリム(polyoxorim)、ストレプトマイシン、及びバリダマイシン(validamycin)が含まれる。Strobin(スロトビン)殺菌剤には:アゾキシストロビン(azoxystrobin)、ジモキシストロビン(dimoxysrobin)、クレソキシムメチル、メトミノストロビン(metominostrobin)、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピラクロストロビン、及びトリフロキシストロビンが含まれる。芳香族殺菌剤には:ビフェニル、クロロネブ(chloroneb)、クロロサロニール、クレゾール、ジクロラン、ヘキサクロロベンゼン、ニトロサール-イソプロピル、ペンタクロロフェノール、キントゼン (quintozene)、ペンタクロロフェノキシドナトリウム、及びテクナゼンが含まれる。ベンズイミダゾール殺菌剤には:ベノミル、カルベンダジム、クロフェンナゾール(chlorfenazole)、 シペンダゾ−ル(cypendazole)、デバカルブ(decarb)、フベリダゾール(fuberidazole)、メカルビンジッド(mecarbinizid)、ラベンザゾール(rabenzazole)、及びチアベンダゾールが含まれる。ベンジイミダゾール前駆体殺菌剤には:フロファネート(furophanate)、チオファネート(thiophanate)、及びチオファネートメチルが含まれる。カルバメート殺菌剤には:ジエトフェンカルブ、フロファネート(furophanate)、イプロバリカルブ、プロパモカルブ、チオファネート(thiophanate)、及びチオファネートメチルが含まれる。ベンズイミダゾールカルバメート殺菌剤には:ベノミル、カルベンダジム、シペンダゾール デバカルブ、メカルビンジッド(mecarbinzid)コナゾール(conazole)殺菌剤:アザコナゾーレブルムコナゾール(anaconazolebromuconazole)、クリムバゾール(climbazole)、クロトリマゾール(clotrimazole)、シプロコナゾール、ジクロブトラゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、エタコナゾール、フェンブコナゾール、フルキナコナゾール、フルシラゾール、フルトリアフォール(flutriafol)、フルコナゾール、フルコナゾール-シス、ヘキサコナゾール、イマザリル、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、オキシポコナゾール(oxpoconazole)、ペンコナゾール、プロクロラズ、プロピコナゾール、クインコナゾール(quinconazole)、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリフルミゾール、トリチコナゾール、及びユニコナゾールが含まれる。銅殺菌剤には:ボルドー・ミクスチャー、バーガンデイ・ミクスチャー、チェサント・ミクスチャー、酢酸銅、炭酸銅、塩基性炭酸銅、ナフテン酸銅、オレイン酸銅、キシ塩化銅(copper xychloride)、硫酸銅、硫酸銅、塩基性銅、クロム酸亜鉛、クフラネブ、クプロバム(cuprobam)、酸化第一銅、マンコッパー オキシン、及び銅が含まれる。ジカルボキシイミド殺菌剤には:カプタホル、カプタン、ホルペット、イプロジオン、プロシミドン、チオクロロフェンフィン(thiochlrofenphim)、及びビンクロゾリンが含まれる。ジニトロフェノール殺菌剤には:ビナパクリル、ジノブトン、ジノカップ、ジノカップ-6、ジノクトン(dinocton)、ジノペントン(dinopenton)、ジノスルフォン(dinosulfon)、ジノテルボン(dinoterbon)、DNOC、及び サルトペン(sultropen)が含まれる。ジチオカルバメート殺菌剤には: アジトリアム(azithiram)、カルバモルフ(carbamorph)、クフラネブ(cufraneb)、クフロバム(cuprobam)、ダゾメット、ジスルフィラム、エテム(etem)、フェルバム(ferbam)、マンコッパー、マンコゼブ、マネブ、メタム(metam)、メチラム(metiram)、ミルネブ(milneb)、ナバム(nabam)、ポリカルバメート、プロピネブ、テコラム(tecoram)、チラム(thiram)、ジネブ(zineb)、及びジラム(ziram)が含まれる。イミダゾール殺菌剤には:シアゾファミド(cyazofamid) 、フェナパニール(fenapanil)、フェナミドン、グリオジン(glyodin)、イプロジオン、イソバレジオン(isovaledione)、ペフラゾエート(pefurazoate)、トリアゾキシデ(triazoxide)を含み、同じくコナゾール殺菌剤、無機殺菌剤であるアジドカリウム、チオシアナートカリウム、アジドナトリウム、及び硫黄も参照のこと。銅殺菌剤も参照のこと。無機化学水銀殺菌剤である、塩化水銀、酸化第2水銀、塩化水銀も参照のこと。有機水銀殺菌剤には、酢酸メチル水銀、臭化エチル水銀、塩化エチル水銀、リン酸エチル水銀、塩化2-メトキシエチル水銀、安息香酸メチル水銀、ジシアンジアミドメチル水銀、フェニル尿素水銀、酢酸フェニル水銀、塩化フェニル水銀、硝酸フェニル水銀、サリチル酸フェニル水銀、チメロサール、及び酢酸トリル水銀が含まれる。モルホリン殺菌剤には、アルジモルフ、ベンザモルフ、カルバモルフ、ジメチトモルフ、ドデモルフ、及びフェンプロピモルフ、トリデモルフが含まれる。有機リン殺菌剤には、アムプロピィロフス(ampropylfos)、ジタリムフォス(ditalimofos)、エジフェンフォス(edifenphos)、ホセチル(fosetyl)、ヘキシルチオフォス(hexylthiofos)、イプロベンフォス(iprobenfos)、ホスジフェン(phosdiphen)、 ピラゾホス(pyrazophos)、トルクロホスメチル(tolclofos-methyl)、及びトリアミフォス(triamiphos)が含まれる。オルガニチン(Organotin)殺菌剤には、デカフェンチン(decafentin)、フェンチン(fentin)、及びトリブチンオキシド(tributyltin oxide)、オキサゾール(Oxazole)殺菌剤:クロゾリネート(chlozolinate)、ジクロゾライン(dichlozoline )、ドラゾクソロン(drazoxolon)、ファモキサドン(famoxadone)、ヒメキサゾール(hymexazol)、メタゾキソロン(metazoxolon)、マイクロゾリン(myclozolin)、及びオキサジキシル(oxadixyl)が含まれる。フェニルスルファミド(Phenylsulfamide)殺菌剤には:ジクロフルアニド、及びトリルフルアニドが含まれる。フェニル尿素殺菌剤には、ペンシクロンが含まれる。ポリスルフィイド殺菌剤には:ポリスルフィドバリウム、ポリスルフィドカルシウム、ポリスルフィドカリウム、及びポリスルフィドナトリウムが含まれる。ピリジン殺菌剤には、ブチオベイト(buthiobate)、ジピリチオン(dipyrithione)、フルアジナム(fluazinam)、ニコビフェン(nicobifen)、ピリジニトリル(pyridinitril)、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピロキシクロ(pyroxychlor)、及びピロキシフル(pyroxyfur)が含まれる。ピリミジン殺菌剤には、ブピリメイト(bupirimate)、シプロジニル(cyprodinil)、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメチリモール(dimethirimol)、エチリモール(ethirimol)、フェナリモル(fenarimol)、 フェリムゾン(ferimzone)、メパニピリム(mepanipyrim)、ヌアリモール(nuarimol)、ピリメタニル(pyrimethanil)、及びトリアリモール(triarimol)が含まれる。 ピロール (pyrrole)殺菌剤には:フェンピコニール(fenpiclonil)、フルジオキソニル(fludioxonil)、及びフルオロイミド(fluoroimide)が含まれる。キノリン殺菌剤には:エトキシキン、ハラクリネート(halacrinate)、8-ヒドロキシキノリン硫酸塩、キナセトール(quinacetol)、及びキノキシフェン(quinoxyfen)が含まれる。キノン殺菌剤には:ベンキノキシ(benquinox)、クロラニル(chloranil)、ジクロン(dichlone)、及びジチアノン(dithianon)が含まれる。Quinoxaline(キノキサリン)殺菌剤には、キノメチオネート(chinomethionat)、クロロキノキシ(chlorquinox)、チオキノキシ(thioquinox)チアゾール殺菌剤:エタボキサム(ethaboxam)、エトリジアゾール(etridiazole)、メトサルフォヴァクス(metsulfovax)、オクチリノン(octhlilinone)、TCMTB、及びチアジフロー(thiadifluor)が含まれる。チオカルバメート殺菌剤には:メタスルフォカブ(methasulfocarb)及びプロチオカルブ(prothiocarb)が含まれる。トリアゾール(Triazole)殺菌剤には:ビテルタノール、フロトリマゾール(fluotrimazole)、トリアゾブチル(triazbutil)が含まれ、コナゾール殺菌剤であるキシルアラニン殺菌剤:ベナラキシル(benalaxyl)、フララキシル(furalaxyl)、メタラキシル(metalaxyl)、及びメタラキシル-M(metalaxyl-M)が含まれる。未分類の殺菌剤には:アセペタックス(acypetacs)、アリルアルコール(allyl alcohol)、アニラジン(anilazine)、ベンタルロン(bentaluron)、塩化ベンザルコニウム(benzalkonium chloride)、ベンザマクリル(benzamacril)、 ベンゾヒドロキサム酸(benzohydroxamic acid)、ベトキサジン(bethoxazin)、ビチオノール(bithionol)、カルプロパミド(carpropamid)、カルボン(carvone)、クロベンチアゾン(chlobenthiazone)、クロラニフォメタン(chloraniformethan)、クロロピクリン(chloropicirin)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、ダゾメット、DBCP、デヒドロ酢酸、ジクロロフェン(dichlorophen)、ジクロシメット、ジクロメジン、ジエチルピロカルボネート、ジフェニルアミン、フェナミノスルフ、フェンヘキサミド、フェニトリパン、フェノキサニル、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェリムゾン(ferimzone)、フルメトオーバー(flumetover)、ホルムアルデヒド(formaldehyde)、フラメトピル(furametpyr)、ヘキサクロロブタジエン(hexachlorobutadiene)、イソプロチオラン(isoprothiolane)、臭化メチル、メチルイソシナート(isothiocyanate)、メトラフェノン(metrafenone)、ニトロスチレン(nitrostyrene)、ニトロサール-イソプロピレン(nitrothal-isopropyl)、OCH、2-フェニルフェノール、フサライド(phthalide)、プロベナゾール(probenazole)、 ピロキロン(pyroquilon)、キナザミド(quinazamid)、シルチオファムナトリウム(silthiofam sodium)、オルトフェニルフェニキシド(orthophenylphenoxide)、スピロキサミン (spiroxamine)、チオフェン(thicyofen)、チオキシミド(tioxymid)、トリクラミド(trichlamide)、トリシクラゾール(tricyclazole)、トリホリン(triforine)、ザリアミド(zarilamid)、ナフテン酸亜鉛(zinc naphthenate)、及びゾキサミド(zoxamide)が含まれる。
(本発明の組成物及び方法によってコントロールされた病原性真菌 )
本発明の実施態様が使用されている主な分野は、有害な植物病原性真菌の予防とコントロールであり、その組成物は、栽培植物に望ましくない作用を与えずに、栽培植物の保護に対して非常に有利な治療的、予防的そして浸透移行性作用を有する。そのような病原性真菌には、ネコブカビ類(Plasmodiophoromycetes)、卵菌綱(Oomycetes)、ツボカビ網(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomycetes )、子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類 (Basidiomycetes)及び不完全菌類(Deuteromycetes)、子嚢菌類(例えば、ウドンコカビ(Erysiphe)、黒星病菌(Venturia)、Pyrenophora(ヘルミントスポリウム病病原菌 (Helminthosporium)の成熟型)、Calonectria graminicola(フザリウム(Fusarium)の成熟型);担子菌類(Basidiomycetes)、例えばチレチア(Tilletia)及び黒穂菌属(Ustilago);不完全菌類、例えば、ヘルミントスポリウム属(Helminthosporium)、フザリウム(Fusarium)、Septoria、サーコスポラ(Cercospora)が含まれる。上に列挙した総称に由来する幾つかの真菌疾患を起こす病原は実施例に含まれているが、それは限定されるものではない:
ピシウム属、例えば ピシウム・ウルチマム(Pythium ultimum)など;
フィトフィトラ属、例えばフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)など;
シュウドペロノスポラ属、例えばシュウドペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)又はシュウドペロノスポラ・クベンセ(Pseudoperonospora cubense)など;
プラズモパラ属、例えばプラズモパラ・ヴィチコラ(Plasmopara viticola)など;
ペロノスポラ属、例えばペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)又はペロノスポラ・ブラシカエ(Peronospora brassicae)など;
エリシフェ属、例えばエリシフェ・グラミニス(Erysiphe graminis )、エリシフェ・グラミニス(小麦、大麦、ライ麦、麦を攻撃する)など;
スファエロセカ(Sphaerotheca)属、例えばスファエロセカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)など;
ポドスフェラ(Podosphaera)属、例えばポドスフェラ・ルコトリカなど;
ベンチュリア(Venturia)属、例えばベンチュリア・イナキュアリス(Venturia inaequalis)など;
ピレノホラ(Pyrenophora)属、例えばピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)又はピレノホレ・グラミネア(Pyrenophora graminea)など(分生子型:ドレックスレラ(Drechslera)、異名:ヘルミントスポリウム病 病原菌(Helminthosporium);
コリオボラス(Cochliobolus)属、例えばコクリオボラス・サチヴァス(Cochliobolus sativus)(分生子型:ドレックスレラ、異名:)、
ドレックスレラ・テレス(Drechslera teres)(大麦、小麦を冒す);
ウロマイセス(Uromyces)属、例えばウロマイセス・アペンジクラタス(Uromyces appendiculatus)など;
プクキニア(Puccinia)属、例えばプクキニア・レコンジタ(Puccinia reconidita )、プクキニア・グラミニス(Puccinia graminis )(小麦、大麦、ライ麦、麦を冒す)など;
チレチア(Tilletia)属、例えばチレチア・カリエス(Tilletia caries)(大麦、小麦、ライ麦を冒す)など;
黒穂菌属(Ustilago)、例えばウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda )又はウスチラゴ・アヴェナエ(Ustilago avenae)など;
ペリキュラリア(Pellicularia)属、例えばペリキュラリア・ササキ(Pellicularia sasakii)など;
ピリキュラリア(Pyricularia)属、例えばピリキュラリア・オリーゼ(Pycularia oryzae)など;
フザリウム(Fusarium)属、例えばフザリウム・クリモルム(Fusarium culmorum)、フザリウム・ニヴァレ(Fusarium nivale)(ライ麦を冒す);フザリウム・クリモルム(Fusarium culmorum)(小麦を冒す)など;
ボトリティス(Botrytis)属、例えばボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)など; セプトリア(Septoria)属、例えば セプトリア・ノドリウム(Septoria nodorium)など;
レプトスフェリア(Leptosphaeria)属、例えばレプトスフェリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum)など;
サーコスポラ(Cercospora)属、例えばサーコスポラ・カネセンス(Cercospora canescens)など;
アルテマリア(Altemaria)属、例えばアルテマリア・ブラシカ(Altemaria barssicae)など;及び
シュードサーコスポレラ(Pseudocercosporella )属、例えばシュードサーコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)、シュードサーコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)(ライ麦を冒す)など;
ヘルミントスポリウム・グラミネウム(Helminthosporium gramineum)(大麦、小麦を冒す);
ヘルミントスポリウム・オリーゼ(Helminthosporium oryzae)(米を冒す);
ウスチラゴ・トリチシ(Ustilago tritici )(小麦を冒す);及び
ウスチラゴ・マイヂス(Ustilago maydis)(トウモロコシを冒す);
最も重要な穀物のみを、挿入的に列挙する。
剤形:
最終組成物へ剤形化する場合は、BCF組成物の様々な成分(栄養素、生物成分、フミン酸塩、界面活性剤、分散剤、化学殺菌剤等)は、通常は懸濁液又は溶液であるが、これらの成分は乾燥した形態で添加することが可能である。最終剤形は、種々の病原真菌で感染された種々の植物による常套的なビニールハウス試験で確かめることが可能である。
本発明の組成物は、当該分野で知られたあらゆる方法によって適用することが可能である。それらは、剤形又は非剤形で、植物の葉面、種子又は植物が成長する又はプラントされる他の培地へ直接に適用することが可能である。BCFは、クリーム又はペースト剤形として撒布、まぶし、又は適用することが可能であるか、又は蒸気として、又はそれらはゆっくりと放出する粒剤として適用することが可能である。
葉面撒布として、殺菌剤組成物は、常套的な高ガロン使用量水力スプレー、低ガロン使用量スプレー、エアーブラスト、空中散布及び粉末等の広く用いられている方法によって植物の葉面へ適用される。葉面、茎、枝又は根を含む植物のあらゆる部分、又は根を囲む土壌、種子であって、植える前に本発明の組成物の液体剤形で種子又は他の増殖物質(苗条及び瘤等)を染み込ませることによってコーティングした種子へ応用することが可能である。従って、得られたコーティングした増幅物質は、さらなるこの発明の実施態様である。本発明の殺菌剤は、また、電気噴霧技術又は他の低容量法を使用して植物へ注入されるか又は植物へ噴霧される、又は土壌又は空気潅漑システムによって適用される。希釈及び適用の割合は、用いられる装置の型、所望される適用の方法と頻度、穀物、気候、及びコントロールされるべき真菌に依存して調整される。殺菌剤、細菌、栄養基質及び添加剤の量は、生育者の特定のニーズを許容するように調整することが可能である。
微生物は、水溶性コーティング、例えば染色した又は染色していないゼラチン球体又はカプセルで、又は、1つ又は複数のゼラチン、ポリビニルアルコール、エチルセルロース、酢酸セルロース、フタル酸、又はスチレン無水マレイン酸を使用してフリーフローパウダーへマイクロカプセル化することによって、別々にカプセル化することができる。組成物は、パラフィンで剤形化することも可能である。別々にカプセル化した微生物は、次いで、非カプセル化成分と混合することが可能である。一実施態様では、微生物のカプセル化には、微生物だけでなく栄養素が含まれる。
エマルジョン化が可能な濃縮物については、本発明で使用した組成物は、水に活性化合物の分散を可能にする乳化剤によって、適切な溶媒又は溶媒の混合物に溶解させることが可能である。撒布に適した濡らすことが可能なパウダーは、粘土等の精巧に分離した固形物、無機ケイ酸塩及び炭酸塩、シリカ類で組成物を混ぜ合わせ、そして、湿潤剤、固着剤、及び/又は拡散剤をそのような混合物へ取り込ませることによって調製することができる。粉末は、天然で有機又は無機であり得る精巧に分離した固形物によって、本発明の組成物、又はその塩類及びその複合物を混合することによって調製する。この目的にとって有用な不活性物質には、植物粉末、シリカ類、ケイ酸塩類、炭酸塩類及び粘土類が含まれる。
実施態様による組成物は、それぞれの活性成分を別々に剤形化して、次いで、それらを混ぜ合わせることによっても調製することができる。適用量は、気象条件、剤形、適用のタイミング、適用方法、適用の場所、コントロールされるべき目的の真菌又は保護されるべき目的の穀物によって変化する。
本組成物は、例えば、solupak及び錠剤を作製するように、固体担体を含むように剤形化される。粉末パウダー又は粒剤へ剤形化する場合、賦形剤は、カオリン、ベントナイト、珪藻土、ドロマイト、炭酸カルシウム、タルク、粉末マグネシウム、フラー土、石膏、珪藻土及びカオリン等を使用することが可能である。このような粒剤は、さらなる処理無しで土壌へ適用するのに適した粒剤として機能することが可能である。これらの粒剤は、活性成分で賦形剤のペレットを染み込ませることによって、又は、活性成分と粉末化賦形剤の混合物をペレット化することによるいずれかで作製することが可能である。
種子のドレッシングのための組成物には、種子への組成物の付着を補助する薬剤(例えば、鉱油)が含まれ得る;あるいは、有機溶媒(例えば、N-メチルピロリドン、プロピレングリコール又はN,N-ジメチルホルムアミド)を使用して、種子ドレッシングを目的として活性成分を剤形化することができる。
微生物が胞子の形態の場合、それは、水希釈を向上させ、噴霧タンクでの結晶化を防ぐように表面活性剤を含むことが可能な、可溶性パウダー又は粒剤へ剤形化することが可能である。
大きな不溶性固形の水溶性懸濁濃縮物は、固形物の沈殿を止めるために含めた懸濁剤を含む分散剤によるボール又はビードミリングによって調製することが可能である。剤形が、例えばフルオロトリクロロメタン又はジクロロジフルオロメタンの噴霧剤の圧力下の容器に保たれるならば、スプレーとして使用する組成物は、噴霧剤の形態であり得る。それらを、活性基質の緩やかでコントロールされた放出を得るために、生物分解性ポリメリック剤形で剤形化することも可能である。水分散可能パウダー、乳化可能な濃縮物、及び懸濁濃縮物は、通常は界面活性剤、例えば湿潤剤、分散剤、乳化剤又は懸濁剤を有する。これらの薬剤は、カチオン性、アニオン性又は非イオン性剤であってもよい。
濃縮物は、好ましくは、長期の貯蔵に耐えることができ、その貯蔵後は、常套的噴霧装置によって適用するのに十分な時間にわたって均一性を保持する水溶性調製物を形成するために、水で希釈することが可能であるべきである。
特に葉面撒布剤形の場合には、湿潤剤、拡散剤、分散剤、ステッカー、接着剤及び同等物等のアジュバンドを農業実務に従って含めることは、通常は所望されることである。当該分野で広く使用されているそのようなアジュバンドは、McCutcheon Division of MC Publishing Company(ニュジャージー)からすべて出版されているMcCutcheonの「Emulsifiers and Detergents」、McCutcheonの「Emulsifiers and Detergents/Functional Materials」及びMcCutcheonの「Functional Materials」に見出すことができる。本発明の殺菌剤組成物は、通常は、1つ又は複数の界面活性剤を有する。葉面撒布又は土壌浸漬のための混合物の剤形の分野で習慣的に用いられている界面活性剤は、例えば、「1985 International McCutcheon's Emulsifiers and Detergents」グレン ロック,ニューヨーク 07452,アメリカ合衆国;「Encyclopedia of Surface Active Agents」,Chemical Publishing Co., Inc. ニューヨーク,1980に記載されている。適切な表面活性化合物は、良好な乳化、分散及び湿潤特性を有する非イオン性、両性及び/又はアニオン性界面活性剤である。用語「界面活性剤」は、界面活性剤の混合物を含むとしても理解されている。
界面活性剤は、処理した表面上に降る雨の取り込み、分配、付着力及び耐性を向上させる。他の添加剤は、剤形で処理表面の湿りと保持、及び活性物質の取り込みと移動性を向上させるために、表面活性等の生物効果を向上させるために含まれる。これらには、油に基づく噴霧添加剤、例えば、ある鉱油及び天然植物油(例えば、大豆油及び菜種油)添加剤、又は他のアジュバンドとそれらの混合物が含まれる。
以下の制限のない実施例によって、本発明は、さらに詳しく記載されている。
(実施例)
生物/栄養素混合物の組成物
実施例2に記載の実験で使用された微生物は、ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)及びナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)によって提供されている。
内容: 濃度:
ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)
バシラス・スブチリスA 28x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスA 7.5x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスB 9.5x10cfu/ml
ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)中のすべての細菌は、胞子の形態である。ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)(胞子形態)は、4.5x10cfu/mlのすべてを含有する。
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)
バシラス・スブチリスB 2.2x10cfu/ml
バシラス・アミロリキュエファシエンスC 5.9x10cfu/ml
バシラス・スブチリスB 8.9x10cfu/ml
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)中のすべての細菌は、増殖型である。ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)は、3.68x10cfu/mlのすべてを含有する。
ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(商品名)及びナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(商品名)中の細菌は、病原性真菌に対してある程度は固有の抑制活性を有する。
1ml ラピッド・レスポンス(RAPID RESPONSE)(登録商標)+1ml ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)=3.725 X 10cfu/ml 2ml又は1.86 X 10cfu/ml。
1.86 X 10cfu/ml 1:1ラピッド・レスポンス(RAPID RESPONSE)(登録商標)+ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)X 29.57ml/oz=0.551x1010cfu/oz.の1:1ラピッド・レスポンス(RAPID RESPONSE)(登録商標)+ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)。
最終産物中の0.551 1010cfu/oz.x16oz. 1:1ラピッド・レスポンス(RAPID RESPONSE)(登録商標)+ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)=8.816x1010cfu/16oz. 8.816x1010cfuは、約1エーカーの穀物へ適用するのに適した40ガロンの最終容量へ希釈された微生物の量である。
8oz.のプライム(PRIME)(登録商標)及びプライム(PRIME)(登録商標)を40ガロンへ添加する。従って、最終の40ガロン剤形は、0.156容量%のそれぞれナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標)及びナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標)を有する。
本発明のすべての細菌及び微生物を水溶液へ懸濁した。以下の実施例2で使用した栄養素成分は、ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)と呼ばれる複合フミン酸塩を基礎とする炭素栄養素含有基質栄養素成分濃縮物であり、水溶液に溶解させた2.3容量%のフミン酸及び5.1容量%のケルプ抽出物(アスコフィリュム・ノドスタム(Ascophylum nodostum))である。8オンスのナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)は、最終的には、実施例2で40ガロンの最終濃度へ希釈された。ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)は、約0.156容量%の最終剤形を構成した。ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標)は、安定剤であるグルコパン界面活性剤(glucopan surfactant)及びニッポゾル ナトリウム(sodium nipposol)も含有した。従って、実施例2の剤形の生物栄養素成分は、8オンスの増殖型(ナチュライズ・ラピッド・レスポンス(Naturize RAPID RESPONSE)(登録商標))、8オンスの胞子形態(ナチュライズ・プライム(Naturize PRIME)(登録商標))、及び8オンスのフミン酸/ケルプ混合物(ナチュライズ・プラス(Naturize PLUS)(登録商標))を最終の40ガロン容量に含有した。すべての剤形のpHを、酢酸で7.2に調製した。
ビニールハウス試験は、生物/栄養素混合物と混合して適用した場合は、クロロサロニールの殺菌活性が4倍を越えて増加したことを示す。
ペンクロス ・ベンタグラスへの真菌感染をコントロールするのに必要なクロロサロニール(1,3-ジシアノ-2,4,5,6-テトラクロロベンゼン、テトラクロロイソフタロニトリルとも呼ばれる)の量を減じるためのBCF組成物の能力を、ビニールハウス実験で試験した。ペンクロス ・ベンタグラスの12x18平地を、発生の4週間後に1回の葉面撒布で処理した。一組あたり10の平地の6組を、以下に設定した処理プログラムに従って処理した。完全強度のDACONIL WS(商品名)は、720グラム クロロサロニール/リットルである。
表4
1組: 生物/栄養素成分のみ
2組: コントロール(水)
3組: 4X DACONIL WS(商品名)(1000平方フィートあたり4と8分の1オンスの完全強度のDACONIL WS(商品名))
4組: 1X DACONIL WS(商品名)(1000平方フィートあたり1と32分の1オンスの完全強度のDACONIL WS(商品名))
5組: コントロール(水)
6組: 生物/栄養素成分に1X DACONIL WS(商品名)を加える
すべての平地を、それぞれの剤形で噴霧した24時間後に、真菌セレロチナ・ホメオカルパ(Sclerotina homeocarpa )(ダラースポット病(Dollar Spot)の胞子懸濁液で一度、接種した。この接種した平地を、24時間、ウェットボックス中の100パーセント(%)相対湿度、摂氏26度でインキュベートし、その後、病気について評価する前に、さらなる7日間、ビニールハウスベンチへ移した。0〜5のスケールを真菌感染の評価に使用し、0は病気は視覚で認められず、5を重度の感染とした。その結果は、化学殺菌剤への生物/栄養素混合物の添加が化学殺菌剤の効果を4倍より大きく増加させたことを示す。
結果は、表5に示されている。予想通りに、最高量のクロロサロニールを有する3組(4X DACONIL WS(商品名))は、未処理コントロール(1組)、4分の1の量のみのクロロサロニールを含有する4組(1X DACONIL WS(商品名))よりもはるかに効果的であった。未処理コントロール(2組及び5)と比べて、生物/栄養素混合物のみ(1組)の葉面撒布では、顕著に低い真菌感染があり、このことは、生物成分の抑制性細菌の固有の抗真菌活性を反映している。
最も良い結果は、より低量のクロロサロニールを加えた生物/栄養素混合物(6組-1X DACONIL WS(商品名))を有する6組中のBCF組成物で得られた。真菌をコントロールすることにおいて、6組中の1X DACONIL WS(商品名)クロロサロニール含有BCF剤形は、微生物無しで4倍量のクロロサロニールのみを適用したよりも効果があった(3組--4X DACONIL WS(商品名))。この結果は、生物成分と化学殺菌剤の間には相乗効果があることを示す。この相乗性は、抑制活性を有しないBCFの栄養素成分に寄与しない。3組(4X DACONIL WS(商品名))は、2つの病気の無い植物のみ、4つの1、及び4つの2であった。対照的に、4分の1の量のDACONIL WS(商品名)のみを使用した6組で試験したBCF成分は、6つの病気のない植物、3つの1、及び1つの2であった。
Figure 2005512947
上述の明細書では、発明は、その特定の実施態様に関して記載されてきた。しかしながら、本発明のより広い精神と範囲から逸脱せずに、それへ種々の改良及び変化が施され得ることは明かである。従って、本明細書及び図面は、限定的ではなく、例示的な意味として考えられるべきである。

Claims (25)

  1. a.1つ又は複数の化学殺菌剤、及び
    b.細菌、真菌、微真菌、カビ、地衣類、藻類、ウイルス、原虫、及び酵母
    を含んでなる、植物を処理するための殺菌剤組成物。
  2. 殺菌剤組成物中の微生物の成長と複製を支えるのに十分な量の栄養素をさらに含んでなる、請求項1の組成物。
  3. a.細菌、真菌、微真菌、カビ、地衣類、藻類、ウイルス、原虫、及び酵母及び
    b.殺菌剤組成物中の微生物の成長と複製を支えるのに十分な量の栄養素
    を含んでなる、植物を処理するための殺菌剤組成物。
  4. 栄養素が複合炭素栄養素含有を含む、請求項2又は3の殺菌剤組成物。
  5. 複合炭素栄養素含有基質がフミン酸に基づく、請求項4の殺菌剤組成物。
  6. 微生物がグラム陽性細菌を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  7. 微生物がグラム陰性細菌を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  8. 微生物がグラム陽性及びグラム陰性細菌の混合物を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  9. 微生物が酵母を含む、請求項1又は請求項3の殺菌剤組成物。
  10. 微生物が化学殺菌剤成分と適合する真菌を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  11. 微生物が病原性真菌に対して抑制活性を有する細菌を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  12. グラム陽性細菌が、バシラス・スブチリスA、バシラス・アミロリキュエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)A、バシラス・アミロリキュエファシエンスB、バシラス・スブチリスB、バシラス・アミロリキュエファシエンスB、バシラス・スブチリスB、バシラス・アミロリキュエファシエンスC、バシラス・スブチリス、バシラス・ポパリエ(Bacillus popalliae)、及びバシラス・メガテリウム(Bacillus megatherium)を含んでなる群から選択されるバシラス細菌を含む、請求項6の殺菌剤組成物。
  13. 適用した化学殺菌剤の量が約最高ラベル比から最少ラベル比の約10%の範囲内にある、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  14. 接着剤、界面活性剤又は分散剤の農業有効量をさらに含んでなる、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  15. 複合炭素栄養素含有基質がケルプ又はケルプ抽出物を含む、請求項4の殺菌剤組成物。
  16. 植物ホルモン、オーキシン、サイトカイニン、ベタイン、植物成長因子、及びハーピンタンパク質を含んでなる群から選択されるメンバーをさらに含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  17. 化学殺菌剤がクロロサロニールである、請求項1の殺菌剤組成物。
  18. 化学殺菌剤が金属殺菌剤を含んでなる群から選択される、請求項1の殺菌剤組成物。
  19. 化学殺菌剤が置換ヘテロ環状化合物である、請求項1の殺菌剤組成物。
  20. 微生物が増殖状態にある、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  21. 微生物が胞子の形態である、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  22. 微生物がエーカーあたり約1x10から約1x1014cfuを供給するのに十分量であるように剤形化された、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  23. 請求項1又は3の真菌にとって有効量の殺菌剤組成物を、植物又は植物部位へ適用することを含んでなる、病原性真菌による植物の感染を制御又は防ぐ方法。
  24. 微生物がバシラス・スブチリスB、バシラス・アミロリキュエファシエンスC、及びバシラス・スブチリスの細菌の混合物を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
  25. 微生物がバシラス・スブチリスA、バシラス・アミロリキュエファシエンスA、及びバシラス・アミロリキュエファシエンスBを含んでなる細菌の混合物を含む、請求項1又は3の殺菌剤組成物。
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