JPH02108609A - 土壌病害防除・植物生長促進剤 - Google Patents

土壌病害防除・植物生長促進剤

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JPH02108609A
JPH02108609A JP63261617A JP26161788A JPH02108609A JP H02108609 A JPH02108609 A JP H02108609A JP 63261617 A JP63261617 A JP 63261617A JP 26161788 A JP26161788 A JP 26161788A JP H02108609 A JPH02108609 A JP H02108609A
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thermophilic
charcoal
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plant growth
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紀彦 小林
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NORIN SUISANSYO NOGYO KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO
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NORIN SUISANSYO NOGYO KANKYO GIJUTSU KENKYUSHO
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、土壌病害防除・植物生長促進剤、特に、炭粒
に特定の微生物を固定させた土壌病害防除・植物生長促
進剤、ならびにその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 一般に、土壌病原菌に拮抗性を持つ有用微生物を単離培
養し、直接土壌に導入してもなかなか定着しない。そこ
で従来から、有機物を原料として拮抗微生物を固定しよ
うとする試みがイナワラ堆肥、オガクズ、フスマ、ビー
ト等で行われてきた。
しかし、有用微生物の定着が不十分なため、その効力は
低く、持続期間も短かった。また最近の欧米では、有用
微生物を種子に粉衣して定着させる試みも行われている
が、この方法でも植物が大きくなるとそれに見合う有用
微生物密度が保てず。
効力は十分でない。
一方、有機物を原料とした植物生長促進剤、土壌改良材
ないし肥料としては、ワラ類を堆積したり、家畜の糞や
敷きワラ等を堆積腐植した堆肥もしくはきゅう肥が知ら
れているにすぎない[(植物栄養・土壌・肥料大辞典」
養賢堂(昭5l−4−1)p1234−1235)。
しかしながら、これらの堆きゆう肥は肥効が十分でない
ばかりか肥効が持続せず、土壌改良効果も低い。
本発明は炭粒を利用し、かつこれに高温性の拮抗細菌や
放線菌が固定していることを重要なポイントとする土壌
病害防除・植物生長促進剤に関するものである。炭とと
もに特定の細菌や放線菌を利用することは新規であって
1本発明は従来の発想を脱却した全く新らしい発明であ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 現在、農薬の多用、化学肥料の乱用によって農地の地力
は低下し、連作障害が顕在化している。
その結果、農作物の品質低下や生産力の低下となり、産
地崩壊や産地移動が多くなっている。この連作障害の約
60〜70%が土壌病原菌による土壌病害である。これ
らの土壌病害に対する卓効ある農薬は少なく、病原菌に
よって重度に汚染された土壌は、クロルピクリンや臭化
メチルなどの土壌くん蒸剤で処理せざるを得ないのが実
状である。土壌くん蒸剤の大部分は、土壌中の微生物を
有用有害に拘らずすべて非選択的に殺滅するため、使用
後は微生物生態系を破壊する。また人畜に毒性があり、
刺激臭のため人家の密集しているところでは使用が困難
である。
他方、従来の有機物を利用した植物生長促進剤。
土壌改良剤は、上記したように、その効力は低いだけで
なく持続期間も短く、土壌の物理的性質の改善はあまり
期待できない。
また、これらの堆きゆう肥などはその製造に時間がかか
り、その間悪臭が大量に発生し、環境公害ともなってい
る。このような悪臭を出す人間、家畜、家禽の排泄物の
有効処理システムの開発も重大な関心事となっているが
、これらの悪臭を断ち。
100%有効利用する工業的システムは開発されていな
いのが技術の現状である。
上記したように、土壌病害による生産力の低下や地力の
低下は農作物を生産する農家にとってきわめて憂慮すべ
き事態であり、また排泄物の有効利用も都市イビのすす
む現在では重要な行政課題である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、これらの技術の現状の鑑みてなされたもので
あって、これらの既知の技術の欠点を一挙に解決する目
的でなされたものである。
この目的を達成するため鋭意検討の結果、従来のシステ
ムとは全く発想を異にする新規システム開発の必要性を
強く認めた。そこで発想を転換して木炭粒に着目し、こ
れに拮抗微生物を接触させたところ、微生物の固定が速
やかに行われ、この木炭粒を施用すれば土壌中での有害
微性物の生育を抑制し、土壌病害の発病を完全に防除す
る。さらに、すぐれた肥効と植物生育促進作用がみられ
、それらの効果も長時間持続する。またそれと同時に、
木炭粒自体による土壌改良効果も確認した。
本発明は、これらの新知識を基礎として、有用菌の選択
、固定システムの検討等さらに研究を行い、ついに完成
されたものである。
本発明においては、炭粒に、土壌病原菌に拮抗し、植物
の生育を促進させる高温性細菌及び放線菌を固定させる
のであるが、炭粒としては、いわゆる木炭と称する木材
を原料としこれを炭化させたもののほか、ヤシ殻炭(コ
コナツツヤシ、アブラヤシ、その他全てのヤシ殻炭を利
用することができる)、植皮炭、モミ殻炭(イネ、ムギ
、ゴマ、ソバ、ナタネ等各種のモミ殻炭が使用できる)
、鋸屑炭等も広く使用することができる。また、乾溜程
度の比較的弱い石炭やコークスも利用することができる
。その粒度については、特別な限定はなく、市販の木炭
粒、ヤシ殻炭粒等で十分である。
これらの炭粒は、各種起源の炭粒を混合して用いてもよ
いが、これらの炭粒はなるべく単用とすることが導入菌
種の均一化と増殖上昇のために望ましい。
これらの炭粒には各種の微生物を固定させる。
この固定微生物としては、高温性拮抗細菌や高温性放線
菌を単用または併用する。
種菌となる高温性細菌及び高温性放線菌は、発酵コンポ
ストからマルトース−粉末酵母エキス培地やジャガイモ
寒天培地上を用いて分離した。その結果、ダラム陰性菌
としてPseudomonas属菌、Agrobact
ariuwe属菌やMoraxella属菌等が分離さ
れ、ダラム陽性菌としてはCoryneform属菌等
の細菌の他に各種の高温性放線菌が、胞子形成菌として
は芽胞を形成するBacillus属菌が優勢に分離さ
れた。
分離した各菌株について土壌病原菌、 Pythium 5plandans、 Rh1zoc
tonia 5olaniおよびFusarius+ 
oxysporum f、 sp、 cucumeri
nu+wの菌糸生育に及ぼす影響について検討、抑制作
用のあるものを選抜し、90菌株を得た。これらの菌株
については改めて80℃、5〜10分間の耐熱性試験を
行ったところ、全て耐熱性菌であった。
そこでこれらの拮抗微生物の属や種について検討した。
まず細菌について通常の分類体系に沿って検討したとこ
ろ1選抜された菌株はすべてBacillus属菌であ
ったm Bacillus属菌は34の種が存在するの
で本発明に供試した菌株32株について形態学的性質や
生理学的性質を調べ、種の同定を行った。同定結果を表
1に示す。
供試菌株の細胞の大きさは0.8μmであり、Berg
ey’ sの分類体系での第1項目は−となる。また胞
子は円でなく楕円形なので、第2項目も−となる。さら
にスポランギウムは膨れないので第3項目も−となり、
これらの形態的性質をもつ種は。
34種のBacillus属菌のうち、菌糸によって、
形質の発現が不安定な種も含めて7種に限定される。
すなわち1表1に示すように、B、 5ubtilis
B、 badius、 B、 coagulans、 
B、 firmus。
B、 1entus會B、 licheniformi
s、 B、 pu+*1lusである。
つぎに、生理的性質をみると供試株は嫌気条件で生育し
ないことから、B、 coagulansやB、 li
cheniformisでないことがわかる。スターチ
は分解されるので、B、 subtilig、 Be 
firmus。
B、 1antusのどれかに属することとなる。供試
菌はpH5,7で生育することから、該当する種はB、
 5ubtilisのみが残り、供試菌株はこの種とな
る。念のため、さらに2つの生理的性質を調べた。
その1つは7%NaC1での生育で、他の1つは50℃
での生育である。両条件下でも供試菌は生育することか
らBacillus 5ubtilisの性質と一致し
、供試菌株はすべてBacillus 5ubtili
sであることが判明した。
一方、高温性放線菌としては、Thermoactin
om−yces属、ThermonoSpora属、A
ctinobifida属。
Thermopolyspora属菌等が例挙される。
高温性放線菌の具体例は次のとおりである。
Thermoactinomycas属: T、 gl
aucus IFO12530、T、 vulgari
s IFO13606、T、sp、 Cト53、T、 
intermadius%T、 candidas。
T、 5acchari、T、 potonophil
u+。
Thermonospora属: T、 chromo
gena、 T。
viridis IFO12207、T、 curva
ta IFO12384、Actinobifida属
: A、 dichotomica IFO12466
゜A、 chromogena IFO12465゜T
hermopolyspora属: Thermopo
lysporaflexuosa IFO12463、
Thermopolyspora HP−2゜Thar
n+oactinomycesの菌学的性質は、次のと
おりである。すなわち、高温(例えば32〜80℃程度
)によく生育し、胞子は基土菌糸または気中菌糸に1個
づつ生じ、ダラム陽性の好気性菌であり、胞子内生胞子
を生ずる。
T、glaucusの気中菌糸はわずかで、白色から青
緑色を呈し、溶解性色素はもっていない0水翼に関する
他の性質もとりまとめて表2に示す。
表 2  Thermoactinomyces属放線
菌の諸性質TherIonospora属のT、cur
vataの菌学的特徴は培地中の菌糸は隔壁を作らず、
胞子は気菌糸のみに着生し、単純な、あるいは分枝した
胞子柄に単独で形成される# T、viridisはT
、glaucusと同様、気中菌糸はわずかで白色から
青緑色を呈するが、緑色の溶解性色素をもっている。
また、Thermopolyspora HP−2菌の
菌学的性質は次のとおりである。すなわち、豚尿エキス
寒天培地の50℃培養で旺盛な増殖を示し、灰白色の胞
子を着生する。その他の一般培地では50℃培養でも全
く生育しないか、ごくわずか増殖する程度である。菌糸
は幅0.5μ程度で、隔壁を作らず、胞子は気中菌糸に
みられる胞子柄に独立して、1〜5個着生する。豚尿エ
キス寒天培地で37〜60℃、増殖pH範囲は7〜10
である。ブリダム・ゴツトリープ基礎培地には全く増殖
しないので、通常の方法で糖の資化性を検定することは
できない6本菌の一般培地における50℃、3週間培養
の結果を表3に示した。
表 3  Thermopolyspora属菌の生育
以上によって同定された各菌株につき、土壌病原菌Py
thium 5plendens、Rh1zocton
ia 5olaniおよびFusarium oxys
porurs F、 sp、 cucu+werinu
II+の菌糸生育阻害作用の確認試験を行ったので、そ
の結果を表4に示す。本試験では、高温性放線菌のうち
T、curvataのみを供試した。
表4に示したように、供試したThermonospo
racurvataの5菌株のうち3菌株はP、 5p
lendansのみの菌糸生育を強く抑制し、B、 5
ubtilisの17菌株はR,5olaniのみ生育
を抑制したのに対し、B、 5ubti1isのB1−
1〜B1−15の15菌株は供試した3種の土壌病原菌
全部に強い抑制作用を示した。
これらの高温性細菌や高温性放線菌は、炭粒と接触させ
て固定させる。
固定方法としては、担体結合法、架橋法、包括法等酵素
や微生物の固定化に利用される常法が適宜用いられる。
また、例えば、細菌、放線菌の懸濁液や培養液と炭粒と
を単に混合してもよいし、さらにこれを循環し、または
循環せずに培養してもよい、必要ある場合には、菌体と
炭粒とを直接接触せしめてもよい。
固定方法としては、上記のほか、し尿またはそれを含有
した液体と炭粒に高温性細菌、高温性放線菌を混合接種
し、培養する方法が特に有利である。
例えば、高温性細菌や高温性放線菌を豚や牛のし尿、鶏
糞等を20〜30%含む培地、またはペプトンや肉汁を
含む一般培地で50℃で通気攪拌下で培養し、得られた
種菌培養液、もしくはこれから菌体だけ分離した懸濁液
を混入したり、散布したりして豚し尿、牛し尿、人し尿
、鶏糞に接種される。
また、ふすま等の固体培地に豚尿抽出液、牛深抽出液、
酵母エキス、ペプトン等を添加して、これに種菌を接種
し、50℃、7日間好気培養した固体培養物を散布して
豚し尿、牛し尿、人し尿、鶏糞に接種される。これらの
し尿には炭粒をあらかじめ混入しておく。
豚し尿、牛し尿、人し尿、鶏糞は直接もしくはその他の
堆肥原料及び炭粒を混入して培地が調整される。直接培
地とする場合は、強化プラスチック容器やコンクリート
容器等に新鮮な豚し尿、牛し尿、人し尿または鶏糞を直
接投入し、これに菌と炭粒が接種される。
また、その他の堆肥原料と混入する場合は、乾草、鋸屑
、切り藁、炭酸カルシウム、燐酸カルシウム等を新鮮な
豚し尿、牛し尿もしくは人し尿及び炭粒と混合して強化
プラスチック容器やコンクリート容器に入れて種菌を接
種する。
このように調整された豚し尿、牛し尿、人し尿、鶏糞は
約1〜4週間培養される。
本発明においては、培養開始後約6時間で品温が50℃
に上昇し、10時間後には60℃にも達し、20時間後
は全面菌体で覆われるようになる。一方、水分は急激に
蒸発するとともに電体(動物糞)等は内部まで好気状態
となり、菌体は内部まで侵入し、分解が促進される。そ
の後さらに細菌や放線菌が大繁殖し、品温が70℃以上
にまで上昇するので。
これを1週間〜lO日間程度継続すると、各種雑菌、有
害菌、昆虫やその幼虫や卵、さらに種子等が死滅する。
2週間で水分は20〜30%になる。菌が生育しだした
培養初期において悪臭は急激に減少し、15日間培養後
はほとんど臭いもなく、土壌に施用して土壌病害防除に
効果ある成分や肥効成分が効果的に固定した物質が得ら
れる。このように、し尿を利用して高温性拮抗細菌や放
線菌を炭粒に固定させると、固定が効率よく行われるの
みでなく、土壌施用後もそれらの菌の活動が持続する衛
生的な病害防除・植物生長促進剤が得られる。
高温性細菌や高温性放線菌は、各種のし尿と有利に共同
作用をするが1例えば、鶏糞、豚し尿には、 Ther
monospora viridis IFO1220
7が有利であるし、豚糞には、Thermoactin
omyces vulgarisIFO13606が有
利である。また鶏糞専用としては、Thar+moac
tinomyces属CH−53は生育適温が50℃で
あり、生鶏糞に好んで増殖し、尿酸資化性が大きく、尿
酸を単一炭素源または窒素源として旺盛に増殖するため
、特に有利である。 Bacillus 5ubt−i
lisは、各系統とも有効である。し尿と炭粒の混合比
は、水分含量、し尿や炭粒の種類等によって幅広く変え
ることができるが、1:10〜10:1程度である。
以下、本発明の実施例について述べる。
実施例1(鶏糞利用による菌体入り木炭製造)10ry
?反応タンク内に、市販ヤシ殻と生鶏糞(春季)の1 
: 1 (v/v)混合物を収容した。一方、Baci
llus 5ubtilis ATCC6051゜B、
5ubtilis  B1−1〜B1−32、Ther
soactinomycas glaucus  IF
O12530、Thermonospora  vir
idis  IFO12207T、 curvata 
Fli−2,Hi−5,)Ii−6をあらかじめマルト
ース−粉末酵母エキス培地や鶏糞含有ペプトン培地で培
養しておき、この培養物を上記タンクに添加混合した。
接種して1日目にはすでに鶏糞に由来する悪臭は消失し
た。悪臭、アンモニアガス等は、まず炭に吸着され、次
に、菌によって分解されたものと推定される。
鶏糞は、絶乾に近い炭粒の混合により水分が50%以下
に減少するが1発酵によりさらに急速に乾燥し、70℃
程度の高温が1週間程度続いて水分は30〜20%とな
る。
さらに培養を続けると、品温が70℃以下にさがるので
これを1週間〜10日間維持して製品(菌体入り木炭)
とした。
実施例2(豚糞利用による菌体入り木炭製造)生鶏糞の
代わりに豚し尿を用い、高温性放線菌としてはTh5r
Ilopolyspora )IP−2を用いたほかは
実施例1と同様の処理を行って豚糞系の病害防除・植物
生長促進剤の製品(菌体入り木炭)を得た。
実施例3 (Pythium 5plendens菌に
よるキュウリ苗立枯病の防除) l)実施例1で示した方法により製造した土壌病害防除
・植物生長促進剤(菌体入り木炭)を、殺菌上に15%
添加して、プラスチックコンテナー(38゜OX 26
.OX 16.Ocm)に詰め、コンテナーの中央線か
ら6及び12c履の所にそれぞれ溝を作り、その前陣の
溝には2粒、後陣の溝には3粒キュウリ種子(品種、と
きわ新1号)を、コンテナー当り計lO粒の種子を播種
した。播種後3週間目に、コンテナーの中央に溝を作り
、病原菌Pythium 5plendensの胞子嚢
胞子を20個/g生土の割合で潅注し、キュウリ苗立枯
病の発病経過を調査した。
その結果は第1図に示す。
第1図の結果からも明らかなように、無処理区は病原菌
接種後27日で100%の枯死株率を示すのに対し1水
剤施用区は発病が完全に抑制された。
2)病害防除・植物成長促進剤(菌体入り木炭)の土壌
添加濃度を3%にしてプラスチックトレイ(53,5X
34.5X10.Om)に詰め、上記と同様トレイの中
央線から8及び16c@の所にそれぞれ溝を作り、5粒
づつ、コンテナー当り計20粒のキュウリ種子を播種し
た。播種後、2週間目と3週間目にトレイの中央に溝を
作り、病原菌Pythium 5plendensの胞
子嚢胞子を15個/gの生土の割合で潅注しキュウリ苗
立枯病の発病経過を調査した。
この試験においても、第2図に示すように、2.3週間
苗ともに完全な発病抑制効果が認められた。
実施例4  Rh1zoctonia 5olani菌
によるキュウリ苗立枯病の防除 実施例1の方法により製造した土壌病害防除・植物生長
促進剤(菌体入り木炭)を、殺菌上に15%添加して、
プラスチックコンテナー(38,OX 26.OX 1
6.Ocm)に詰め、Pythium菌の場合と同様コ
ンテナーの中央から6及びl 2c+wの所にそれぞれ
溝を作り、キュウリ種子を2粒及び3粒づつ、コンテナ
ー当り、計10粒播種した。播種後3週間目に。
表  5 ジャガイモ含有土壌培地 ジャガイモ(細切り)50g 殺菌土壌       500g ジャガイモ−土壌培地(表5)で培養した病原菌Rh1
zoctonia 5olaniの接種源を0.4%に
なるように調整し、 コンテナー中央の溝に土壌接種し
て、キュウリ苗立枯病の発病経過を調査した。
この結果は第3図に示す6 第3図の結果から明らかなように、本則施用区はRh1
zoctonia 5olaniによる苗立枯病は全く
みられず、顕著な発病抑制効果を示した。
実施例5 115000のポットに砂土を詰め、普通化成肥料(1
3: 13 : 13) 3 gを上部鉢土1kgと混
合した。これに、純木炭(ヤシ殻炭)10.20%、実
施例2で得た菌体入り木炭10.20%を混合し、高麗
芝を植えて3反復テストを4月〜lO月の期間に行った
地上部茎葉の生型(g)を測定し、表6の結果を得た。
カッコ内の数字は対照区との比率を示す。
表6で明らかなように、菌体入り木炭の混合により高麗
芝の生育は生育初期から後期まで顕著な促進を示し、ま
た、その地上部虫垂は本則の20%混合区で無処理に比
べ約3倍となった。
実施例6(高麗芝に対する生育促進効果2)高麗芝の生
育試験を1150 rr[″ボット(砂質土壌)で3反
復で行った。試験期間は5〜10月とし、普通化成肥料
(15−6−6)の100倍希釈液を50+aQ/ポツ
トで5月20日、7月21日、8月11日に施肥した。
試験区としては、(a)対照、(b)ビート20%区、
(c)ゼオライト20%区、(d)実施例1で得た菌体
入り木炭20%区、(e)菌体入り木炭lO%+ピート
10%区、(f)菌体入り木炭10%+ゼオライト10
%区を設け、芝の生育を比較した。
結果は表7に示したように、土壌改良剤、ビート20%
、ゼオライト20%の混合で高麗芝の生育はやや促進さ
れるが、それに菌体入り木炭を混合するとさらに生育促
進効果は助長された。
菌体入り木炭車用区の地上部茎葉型は対象区に比べ2倍
以上となり、また根重も1.5倍で顕著な生育促進効果
を示した。
()は収量指数 実施例7(鶏糞) 実施例2及び1が得た菌体入り木炭を用いて、ペチュニ
ア及びシクラメンの生育、開花テストを行った。
ペチュニアは、2月16日播種、2回仮植後、4月9日
にNa4.5号の軟跡に定植した。シクラメンはlO月
1日播種、3420日Nα3号に鉢上げ、6月20日に
&4号に鉢替えし、さらに9月20日に同様のコンポス
トを用いNα5鉢に定植した。
ペチュニアは定植時に、シクラメンは尚4号鉢に植え替
えの時とNα5号鉢への定植時に基本コンポスト(赤玉
土、腐葉土7:3比で混合)と実施例1で得た菌体入り
木炭の混合土を用いた。
菌体木炭は、0.10.40.100%(v/v)の水
準で各々8反復でテストした。施肥は、ハイポネックス
液肥(5−1,0−5)の500倍液として各々定植2
週間後より毎週1回、鉢底から流失する程度に潅水した
その結果は表8.9に示す。
表8本則添加によるペチュニアの生育ならびに開花に及
ぼす影響表 9 水剤添加によるシクラメンの生育なら
びに開花に及ぼす影響なお、シクラメンの品質評価は 
1:不良、3:普通、5:優秀とした。
表8.9の結果から明らかなように、菌体入り木炭の混
合を増すにつれてペチュニアの分枝数。
茎数、花蕾数ならびに地上、地下部の生体重が増加し、
とくに菌体入り木炭100%区は顕著な生育促進効果が
みられた。また同様の生育促進効果はシクラメンでもみ
られ、菌体入り木炭混合により葉数、花蕾数、地上、地
下部の生体重の増加がみられ、シクラメンの品質におい
ても優れた襄体が生産できた。
実施例8(トマトの生育促進) 実施例1で得た菌体入り木炭ほか7種類の土壌改良材を
10〜20%(V/V)を用いて、トマト苗の生育試験
を次の要領で行った(rjk林水産省野菜試験場栽培研
究室) 耕種概要 品種:ずいこう102 播種:3月25日、定植:4月11日、調査:5月21
日 液肥:天場1号 10M  7.5g  5回天場2号
 1012 5.0g  5回その結果は表10に示し
た。
菌体入り木炭の混合はトマトの生育に対して他の土壌改
良剤に比べ著しい生育促進効果を示し、茎長1葉数の顕
著な増加にともない地上部の虫垂が他の土壌改良剤の2
.5〜5.0倍となった。
また水剤の添加はトマトの生育にとって好適な土壌の化
学性に改善されることが明らかとなった。
表 10 各種土壌改良剤ならびに水剤添加によるトマ
ト生育への影響実施例9(リンゴの木の再生) 紋羽病にかかり、はとんど枯れそうになったリンゴの2
0〜30年の成木62本につき、5月末に幹から樹上下
の円内に直径15cm、深さ50C11の穴を20個ず
つあけ、実施例1で得た本発明の病害防除・植物生長促
進剤(菌体入り木炭)を土壌とso : soで混合し
て埋め、梅雨を経過させ、60日後に調査したところ、
リンゴの成木60本から新しい芽が出て、再生している
のが確認された。
実施例10(トマトネコブセンチュウ防除と実質の改善
) トマト畑の苗を植える穴に実施例1で得た本発明の病害
防除・植物生長促進剤(菌体入り木炭)と土壌を50 
: 50の混合でいれ、トマト苗30本を植え。
栽培して結実したところで、トマトの根を調べたところ
、水剤を施用しない対照区の根にはネコブセンチュウに
よる症状が全部の根に出ているのに対して、水剤を処理
した区の30本のトマトにはすべてネコブセンチュウに
よるコブはみられず、それらのトマトは果実が甘味を帯
び、実質が改善されているのがわかった。
(本発明の効果) 本発明は、炭粒及び高温性細菌や高温性放線菌を有効に
結合利用することに成功したものであって、特に次のよ
うな著効が奏される。
まず、炭粒自体が土壌改良材として有効である。
例えば、 1、保水性、保肥性の向上。
2、透水性の向上。
3、水、空気から有害物質の除去。
4、根の分泌する根酸等の分泌物の吸着1分解。
5、炭素の熱不伝導性と炭の多孔による空気量の保持に
より、作物生育にとって好適な環境を作る。
さらに本発明においては高温性細菌や高温性放線菌を固
定して利用しているため、次のような著効が奏される。
6、種菌の高温性細菌、Bacillussubtil
isには、土壌病原菌であるキュウリ苗立枯病菌のRh
1zoctonia 5olaniのみの菌糸生育を阻
害するものと、同じくキュウリ苗立枯病菌であるPyt
hium 5plendansやキュウリ蔓割病菌であ
るFusariu+m oxys−porum f、 
sp、 cucumerinumをも含めて3種の土壌
病原菌の菌糸生育を顕著に阻害するものがある。
7、種菌の高温性放線菌も、 Pythiumsple
ndensの菌糸生長を抑制する。
8、本発明剤を土壌中に3〜15%添加し、2.3週間
育苗した後、キュウリ苗立枯病を引き起こすPythi
um 5plendensならびにRh1zocton
ia 5olanjを別々に接種したが、いずれの場合
も発病は全くみられず、顕著な発病抑制効果が認められ
た。
9、封入賦存の有用菌の代謝物を根が有効に利用し、根
の伸長を誘う。
10、根の排泄物を菌が栄養源とする共生関係が成立す
る6 11、実際的に作物への施肥量が従来の1/2〜1/3
または1/lO程度でよくなる。
12、効率のよい菌体肥料であり、しかも根圏に集中的
に施用できるので、畑10アール当り300kgの施肥
量で20〜50%の作物増産可能となり、作物の品ff
 C9度、鮮度、日もち性)等が顕著に伸びる。
堆肥10アール当り2〜3tの現慣行を大幅に省力、省
資化できる。
13.1シーズン、1作で前述の効果を確認できる。
14、冬季には供試菌は耐久性胞子として存在し、翌年
発芽して再利用できる。また木炭は土中に賦与してその
組成、機能が10年以上維持できると思われる半永久耐
品である。故に、本旨を土壌中に5年も継続使用すれば
全耕地が格段の良質土壌となることは明かである。従っ
て、連作障害、土壌に基づく生理障害、土壌病害を長期
間にわたって防げる。 さらに、水剤は天然資源を利用
しているので人畜に無害で、農業生態系も崩さない優れ
た農業用微生物資材であり、即座に農家に普及できる物
質である。
15、また本発明によれば1人畜の排泄物を無臭化、無
毒化し、且つ有効利用することもできるので、公害防止
上の著効も併せ奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜3図は、水剤添加によるキュウリ苗立、枯病の
発病抑制の結果を図示したものである。 すなわち第1〜3図は、キュウリ種子を播種して3週間
後にキュウリ苗立枯病(Pythiumsplende
ns、 Pythium 5plendens及びRh
1zoctoniasolani)を土壌に接種し、枯
死株率の経日変化を調査した結果を図示したものである
。(但し、第2図左側のグラフは、播種2週間後に病原
菌を接種した場合の結果を表わしたものである。)図中
、 一一■  本則施用区 ・−・  無処理区 代理人 弁理士 戸 1)親 男 第  1 図 第  3 図 フ (日) 第  2 図 5+o   1520.日) 101’32G 、劃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭粒に高温性細菌及び/又は高温性放線菌を固定
    させることを特徴とする土壌病害防除・植物生長促進剤
  2. (2)炭粒と糞尿液との混合物に高温性細菌及び/又は
    高温性放線菌を接種、培養し、固定させることを特徴と
    する土壌病害防除・植物生長促進剤の製造方法。
JP63261617A 1988-10-19 1988-10-19 土壌病害防除・植物生長促進剤 Granted JPH02108609A (ja)

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