JP2005507352A - エレベータシステム - Google Patents

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Abstract

本発明は、高層ビルディング用エレベータシステムに関するものであり、本システムは、乗換レベルと呼ばれる階(8、8a)に停止するエレベータを収容する少なくとも1つの第1のエレベータシャフト(13)と、少なくとも1つの第2のエレベータシャフト(14)とを含み、第2のエレベータシャフト(14)は、複数のエレベータカー(22)がエレベータシャフトに上下に並んで配置されているエレベータを収容し、これらエレベータカー(22)は、走行中、コールが発せられたすべての階およびコールが目的とするすべての階に停止するように設計されている。第2のエレベータシャフト(14)は、その長手方向において、上下に連なる局所シャフト(17、18、19)に分割されていて、局所シャフトは、乗換レベル(8、8a)で区切られる区間につき少なくとも1つある。
【選択図】図2

Description

【詳細な説明】
【0001】
本発明は請求項1の前段に記載のエレベータシステムに関するものであり、とりわけ、乗客が最上部の階へ行こうとする場合、最上部の各階のみへ運行するエレベータに乗り換える必要がある高層マルチフロアビルディング用のエレベータシステムに関するものである。
【0002】
超高層ビルディングでは、一般的に、最下階から最上階までのビルディングの全長を貫くエレベータシャフトを設けて各エレベータがすべての階へ運行可能とすることは、経済的な側面から見て不可能である。そのため、エレベータは伝統的に、鉛直方向の異なる区間に分割されている。それら区間のうち最下区間は、入口階すなわち地上階から所定の高さの階まで延び、この区間は低層区間と呼ばれる。一方、最上区間は高層区間と呼ばれ、いわゆるスカイロビー階である所定の乗換階からビルディングの最上部の各階まで延びている。これらの区間の間には、ビルディングの高さに応じて、1つ以上の中間の区間をいわゆる中層区間として設けられることがあり、これら中層区間のそれぞれの乗換階からビルディングの中間の階へ運行が行なわれる。ここで一般的に問題となるのは、1つの区間につき、1本のエレベータシャフトによる1基のエレベータしか運行しないため、ビルディングの地上階から当該区間の最上階まで、区間ごとおよびエレベータカーごとに、別々のシャフトを設ける必要がある点である。また、機械室は一般的に各エレベータの上に設けられるため、より多くのスペースを要することとなる。さらに、ビルディングの高さが増すほど、とりわけ高い階への十分な移送能力を確保することが困難になるという問題が生じる。なぜなら、最上のシャフトでは、地上階から最上のスカイロビーまでの移動距離が長くなってしまうからである。さらに不利な点は、最上のシャフトでは長いエレベータロープの補償が困難になることであり、かかる問題は低いエレベータシャフトではロープの長さが短いために生じない。
【0003】
しかし高層ビルディングでは、このような区間分けされている単一のエレベータ集合体では、すべての利用者の利用を充足させるだけの十分な能力がないため、かかる集合体に代えて、複数の並行なエレベータを1つのグループとしたものが同一の区間に必要となる。典型的には1つのグループは同一の区間を運行する8基のエレベータで構成され、当該区間は、例えば1階から15階としてよい。多くの場合、このようなエレベータグループは区間ごとに必要であり、例えば中層区間では16階から30階まで運行するもの、最上区間では31階から45階まで運行するものが必要となる。ここで問題となるのは、この例で言えば、24本のエレベータシャフトが必要となり、最下のグループでは最下の15階分を8基のエレベータだけが運行するにも拘らず、すべてのシャフトが地上階から上方へ延びていることである。中間区間および最上区間を運行するエレベータは最下の各階には止まらないため、ロビーのスペース、および、とりわけエレベータに必要なシャフトのスペースは、ビルディングの所有者にとって、高額の不使用スペースとなってしまう。使用されないロビーのスペースは、例えば収納スペースまたは階ごとの洗面所として利用可能であるが、これらに対応するシャフトのスペースは、いかなる用途にも利用できない。
【0004】
米国特許第5,419,414号には、高層ビルディングにおけるエレベータ装置に関する従来技術方式が記載されている。この方式では3基のエレベータカーが同じシャフト内に上下に並んで配置され、それぞれに共通のエレベータシャフト上に設置されたエレベータ機械装置によって、各エレベータカーは別々に走行する。このように、エレベータカーごとに独立した機械装置が設けられていて、各エレベータロープは、各機械装置から各エレベータカーへ重複する形式で到達していて、最下のカーへ到達するロープは2基の上方のカーを通過し、中間のカーへ到達するロープは最上のカーを通過する。これらのカーは互いに、少なくとも4つの異なる動作原則によって、走行する。第1の動作原則によれば、各カーは常に各々固有のシャフト部分を走行し、他のカーの走行する区間には進入しない。第2の動作原則によれば、各カーはあらゆる階へ運行可能であるが、1基のカー以外は同時に走行することができない。第3の動作原則によれば、各カーは同時に様々な区間を走行可能であるが、同時には一方向にしか運行できない。最後に、第4の動作原則によれば、各カーは、安全が確保されている条件の下で、同時に様々な方向へ走行可能である。例えば、2つの下方のカーが下方向に走行している時には、最上のカーは上方向へ走行可能である。このようにして提案されたエレベータシステムは非常に複雑であり、かかるシステムには明らかに、十分に簡潔で安全な制御システムをいかにして構築するかという問題点がある。たとえ制御システムが従前に安全なものであったとしても、当該システムは故障する可能性もあり、その場合、カー同士が衝突することもあり得る。
【0005】
米国特許第6,273,217号にも、複数のエレベータカーが同一のエレベータシャフト内を走行するエレベータ方式が開示されている。この特許文献に記載されている方式は、2基のエレベータカーについて生じる可能性のある衝突をプログラムによって回避することを目的としている。衝突の危険が生じた場合、両エレベータカーのうち一方が離れるように運行させて、他方のエレベータに道を譲る。この場合に問題となるのも、まさに衝突の危険性である。なぜなら、プログラムが異常動作したりエラーが生じたりして、同一のシャフト内で2基のエレベータカーが互いに向かって走行し衝突する可能性は、常に存在するからである。
【0006】
本発明は、上述の欠点を解消し、経済的で信頼性が高く良好に機能する高層ビルディング用エレベータシステムを実現することを目的とする。本エレベータシステムは、同一のシャフト内を互いに独立に走行する1つ以上のエレベータカーを含む。本発明によるエレベータシステムは請求項1の前段の記載事項を特徴とする。本発明の様々な実施例は、他の請求項の記載事項を特徴とする。
【0007】
本発明による方式は、簡潔な方式を用いて信頼性が高く安全なエレベータシステムを実現でき、これによって、十分な移送能力を高層ビルディングにおいて確保し、高額な階領域を占有することのないよう、スペースを節約するという利点を有する。本発明によれば、同一の高さのビルディングにおけるエレベータシステムにおいて、エレベータシャフトを必要とするのは、3つのエレベータグループでなく、たかだか2つのエレベータグループにすぎない。しかしながら、少なくとも従来技術方式と同等の移送能力は確保される。上述の最下区間、すなわちいわゆる低層区間を別個のエレベータシャフトとして除外することにより、最も大きな省スペース化が実現でき、シャフト全体と、この区間すなわち例えば1階から15階までの区間のロビーのスペースとが、他の用途に利用可能となる。8基のエレベータから成るエレベータグループの場合、各階に必要となる面積は約150m2となる。最下の15階を事業店舗として効率的に利用可能であり、かかる階スペースの面積における1平方メートルあたりの賃貸料は全体として高額になるから、本発明のエレベータシステムによれば、ビルディングの所有者は賃貸料から多くの収益を得ることができる。その他の利点として、各エレベータカーが同一のシャフト内を互いに独立に走行するにも拘らず、エレベータ同士は決して衝突しない。なぜなら、異なるエレベータカーのそれぞれの巻上ロープは、鉛直方向に重複する形式にならないため、エレベータカー同士が互いの走行範囲に進入するおそれがないからである。
【0008】
以下、本発明を、添付図面を参照しながらその実施例に基づいて詳細に説明する。
【0009】
図1に示す方式は、上述の従来技術における高層ビルディング用エレベータシステムである。例えば45階建てのビルディングを各15階の区間に分けた場合を想定してみる。1区間の階数は、エレベータの数、カーのサイズおよびエレベータの速度に応じて決定する。本システムは3つの異なる高さの区間を含むため、複数のエレベータシャフト1、2および3という3つの異なる列が必要であり、それらのうち、列1は最下区間を構成し、この区間は例えば、地上階9から当該区間の最上階10までの最下の15階すべてに運行する8基のエレベータから成る1つのグループを含む。ただし図1には、地上階9および当該区間の最上階10における、4基のエレベータのエレベータドアだけを示す。この区間では、エレベータはすべての階に停止可能である。
【0010】
従来技術のエレベータシステムにおける第2の区間は、いわゆる中層区間であり、この区間も、複数のエレベータシャフト2で構成される別個の列に8基のエレベータから成るグループを含んでよい。そしてこのグループが運行するのは、地上階9、この例では15階に設けられている第1の乗換レベル8、および、乗換レベル8から上方の第2の乗換レベル8aまでのすべての階だけである。この例では第2の乗換レベル8aはビルディングの30階に設けられている。列2に属するエレベータは、最下の15階で構成される区間5には、地上階を除いて、停止しない。これら列2に属するエレベータはいわゆる急行機能を有していないため、地上階9からは一切乗客を乗せず、列2の区間4の中だけで運行する。この場合、列2に属するエレベータ用のドアは、地上階9には設けられていない。したがって、乗客は、区間4のいずれかの階、例えば20階に行きたい場合、まず列1に属するエレベータに乗って乗換階10まで移動し、次に乗換領域8を通って区間4用のエレベータロビー10bへ行き、さらに区間4のエレベータに乗って20階へ移動する必要がある。
【0011】
従来技術のエレベータシステムにおける高層区間には、列3に属するエレベータグループが運行する。このグループのエレベータは、低層区間および中層区間の各階7には一切停止しない。このグループのエレベータは、例えば31〜45階から成る高層区間6の各階だけを運行してもよいし、あるいは、急行機能を有している場合は、地上階9から直接、高層区間の最下階11bにある第2の乗換レベル8aまで運行してもよい。急行機能を有していない場合は、高層区間6にある階に行こうとする乗客は、列1、第1の乗換レベル8、列2の区間4、および列3の区間6という経路を移動する必要がある。図1では各区間の最下階9、10bおよび11b、ならびに最上階10、11および12しか図示していない。このシステムの欠点は既に上述した通りである。
【0012】
図2ないし図6は本発明によるシステムを示す。本システムでは、図1に示した最下区間用の独立したエレベータ列1と、それらの階にあるすべてのエレベータロビーとを除外している。本システムは、複数のエレベータシャフトから成る列を2つしか含まないものである。この例では、第1の列13は8本のエレベータシャフトを含み、シャフトごとに、2階建てエレベータカー21を備えたエレベータが収容されていて、これらエレベータは少なくとも、列14を運行するエレベータ以上の速度で運行する。地上階9にはエスカレータ装置20が設けられていて、これによって乗客は、地上階の第2の高さ9aまで上昇でき、あるいは高さ9aから下降できる。列13の下部15では、エレベータカーに乗り込むことができるのは、地上階9および9aから、ならびに第1の乗換レベル8のエレベータロビー10および10aからだけである。これと同様に、列13の上部16でも、エレベータカーに乗り込むことができるのは、第1の乗換レベルのエレベータロビー10および10aから、ならびに第2の乗換レベル8aのエレベータロビー11および11aからだけである。この実施例の場合、第1のエレベータ列13は地上階からビルディングの全長の約2/3に相当する高さまで延びている。すなわち、45階建てのビルディングでは、第1の列の最上部にある第2の乗換レベル8aは、ビルディングの30階および31階を含んでいて、これと同様に、第1の列の途中に位置する第1の乗換レベルも、ビルディングの15階および16階を含んでいる。
【0013】
第2のエレベータ列14は、ビルディングの地上階9から実質的に連続して、ビルディングの全長にわたって延びている。すなわち、エレベータロビー12として示す最上の45階まで延びている。第2のエレベータ列14は3つの実質的に同様の区間で構成されていて、これら区間は上下に連なって配置されている。これらの区間にある複数のシャフトを、以下、局所シャフト17、18、19と呼ぶ。局所シャフトはすべて、実質的に同様の断面を有し、局所シャフトごとに、シャフト内を運行する1基のエレベータカー22を収容していて、カー22は当該局所シャフト内のすべての階へ運行する。このように、この実施例のシステムでは、列14の各エレベータシャフトは、3基の上下に並んで配置されたエレベータを含み、エレベータごとに個別の局所シャフトに収容されている。本文では、用語「エレベータ」は、少なくともエレベータカー22と、運転機械装置23と、巻上ロープ24とを含む意味で使用している。局所シャフト内の各エレベータは、列13に属するいわゆるシャトルエレベータ以下の速度で運行する。
【0014】
第1および第2のエレベータ列は、2階分の乗換レベルによって相互に接続されている。第1の乗換レベル8は、ビルディングの全長の約1/3の高さにあり、したがってこの実施例では、乗換レベル8は、エレベータロビー10および10aが設けられた15階および16階を含む。これと同様に、第2の乗換レベル8aは、ビルディングの全長の約2/3の高さにあり、この実施例では、エレベータロビー11および11aが設けられた30階および31階を含む。各乗換レベルにはエスカレータ装置20が設けられていて、これによって乗客は、乗換レベルを構成する下の階と上の階との間を移動できる。
【0015】
上述のように、第1の乗換レベル8および第2の乗換レベル8aは、それぞれ上下の乗換階を含み、エレベータロビー10および11が設けられたそれぞれの下の乗換階は、局所シャフト17および18を運行するエレベータカー22にとっての最上階であり、この階に対してカー22は下方から到来し、この階から下方に向かって出発することとなる。これと同様に、エレベータロビー10aおよび11aが設けられたそれぞれの上の乗換階は、局所シャフト18および19を運行するエレベータカー22にとっての最下階であり、この階に対してカー22は上方から到来し、この階から上方に向かって出発することとなる。
【0016】
本実施例では、並行な複数のシャフトの数は8本であるが、第2の列14に属するシャフトのうち1本についてのみ、その構造を説明する。その他のシャフトの構造も、説明するものと同様だからである。シャフトの基礎構造として、各シャフトは連続していて、少なくとも地上階9からビルディングの最上階まで延びていて、必要に応じて、エレベータロビー12を有する。各シャフトは1つ以上の上下に連なった局所シャフト17、18、19を含み、各局所シャフトは、当該局所シャフトのすべての階へ運行するカー22を有する1基のエレベータを収容している。本実施例で述べるシステムは、このように、上下に連なった3つの局所シャフト17、18および19を含み、各局所シャフトが1基のエレベータカーを収容している。同一のシャフト内にあるエレベータカーはすべて、実質的に同様の構成であり、実質的に同一の鉛直な面に沿って、上下に並んで配置されている。
【0017】
図5は、複数のエレベータカー22がどのようにして同一のシャフト内に上下に並んで互いに独立して収容されるかについて、詳細に示す図である。同図では、中央の局所シャフト18のエレベータカー22は、その最下位置、すなわち乗換レベル8の上の階にあるエレベータロビー10aにある。局所シャフト18には、このエレベータカーの下に、複数の支持梁25が設けられていて、これら支持梁がシャフト底を構成している。シャフト底には強靭な鋼格子が敷設されていて、これにより、シャフトのこの部分においてあらゆる落下物を受け止める。支持梁からエレベータカー22の最下部までの鉛直な方向には、調節によって生じた大きさのフリースペースがカーの下に設けられている。局所シャフトにはさらに、固定された緩衝器が設けられていて、これら緩衝器は支持梁25に設置され、あるいは局所シャフトの下部のシャフト壁に設置され、エレベータカー22を緩衝器で停止させる。なお緩衝器は図示を省略している。
【0018】
これに対し、下の局所シャフト17には、下のエレベータカーを動かすエレベータ機械装置23が設けられていて、この機械装置は、支持梁25の下の、当該局所シャフトの上端部に設置されている。巻上ロープ24は、機械装置のトラクションシーブに巻かれていて、適切な方法でエレベータカー22に固定されている。図5では、下のエレベータカー22は、その最上位置、すなわち局所シャフト17の乗換レベル8に示されていて、乗換レベルのうち下の階、すなわちエレベータロビー10に停止している。同一のシャフト内のすべてのエレベータのエレベータ機械装置23は、上記と同様に、上下に連なっている各局所シャフト17の上部に設置されている。本実施例で示す方式では、シャフトごとに3つのエレベータ機械装置23が含まれ、局所シャフト17のエレベータ用の機械室は必要とされない。各局所シャフトにはカウンタウェイト28も設けられていて、その一部をシャフト17に示している。エレベータカー22がシャフトの上部にある時は、カウンタウェイトはシャフトの下部にあり、これと逆の位置関係にもなる場合もある。
【0019】
エレベータ機械装置23はギヤレス式のものであり、実質的に平坦であるため、例えばエレベータガイドレールに設置してもよいし、あるいは、エレベータカー22の壁とシャフト壁との間のスペースにおいてシャフト壁に設置してもよい。このように、複数のエレベータカー22は、互いに独立した装置として容易に実装可能である。なぜなら、異なるエレベータの巻上ロープは、シャフトのどの部分においても、鉛直方向に重複する形式にならないからである。
【0020】
図6は、同様に、第1の列13に属するエレベータシャフトを運行する2階建てエレベータカー21を簡略化して示す。この場合、エレベータ機械装置は各シャフトの上端部に設けられていて、エレベータカー12はそのロープによって懸垂されている。上下のエレベータカーは、締結要素26によって互いに接続されていて、上のカーが第1の乗換レベル8の上の階にある時、下のカーは同じ乗換レベルの下の階にある。このことは、カーが第2の乗換レベル8aまたは地上階9にある場合でも、同様である。
【0021】
地上階および乗換レベルのロビーには、乗客がその階からすべての階への行き方が分かるよう、明瞭な案内表示を設ける。ここで、ある乗客が20階へ行きたいとする。乗客は地上階にて案内表示を見る。案内表示には、目的の20階へ行くには、地上階9から出発するいずれのエレベータに乗ってもよいことが表示されている。そこで乗客は地上階9から、列13の2階建てエレベータカー21のうち、下のカーに乗り込み、第2の乗換レベル8aまで上昇する。乗換レベル8aで乗客はエレベータからロビー11へ降り、乗換階を歩いて列14のエレベータカー22まで移動し、乗客はカー22によって30階から下方向へ移動して20階に到達する。一方、乗客が50階へ行く場合は、まずエスカレータによって上の高さ9aへ行き、そして2階建てエレベータカー21のうち上のカーに乗り込んで乗換レベル8aに到達する。乗換レベル8aで乗客はさらにエレベータロビー11aを通って、列14の上方へ運行するエレベータへ移動し、このエレベータによって所望の階へ行くことができる。
【0022】
本発明が上述の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲において改変してよいことは、当業者にとって明らかである。したがって、例えば、エレベータ機械装置は一部のみをエレベータシャフトに配置してもよく、例えば実質的にトラクションシーブだけをエレベータシャフト内に配置し、エレベータ機械装置の残りの部分は、シャフトから引っ込んだ適当な凹所等に配置してもよい。重要な点は、シャフト内の各エレベータカーが、カーが運行するシャフト部の上端部または下端部の付近に、固有の機械装置を有することである。また、鉛直な区間の数は、必ずしも3つにしなくてよく、ビルディングの高さ、必要な移送能力および採用するエレベータの特性に応じて変更してよい。これらの特性には、例えば、エレベータカーの速度およびサイズが含まれる。各シャフトに必要とされる高さは、最も高所の乗換レベルに運行する2階建てエレベータカー21が、上方および下方の乗換往来を意図する乗客を両方とも降ろすことが可能となるように選択するのが望ましい。
【0023】
このように、乗換レベルおよび局所シャフトの数の関係は、様々な高さのビルディングに応じて異なってよい。また、上述の実施例より高いビルディングであれば、当該実施例の有する2つの乗換レベルより多くの乗換レベルを設けてよい。これと同様に、各シャフトの高さも、ビルディング中で使用可能なスペースの形状に応じて変更してよい。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】従来技術のエレベータシステムをエレベータの正面側から見た概略図である。
【図2】本発明によるエレベータシステムをエレベータの正面側から見た概略図である。
【図3】図2に示す本発明によるエレベータシステムの乗換レベルをエレベータの正面側から見た拡大図である。
【図4】図3に示す乗換レベルを上から見た概略図である。
【図5】本発明によるエレベータシステムにおける個々の階に運行するエレベータシャフトと当該シャフト内のエレベータカーとを乗換レベルにおいて側面から示し、図4における直線V-Vによって切断した断面を示す図である。
【図6】本発明によるエレベータシステムにおける乗換レベルへ運行するエレベータシャフトと乗換レベルにおける当該シャフト内2階建てエレベータカーとを側面から示し、図4における直線VI-VIによって切断した断面を示す図である。

Claims (10)

  1. 乗換レベルと呼ばれる階(8、8a)に停止するエレベータを収容する少なくとも1つの第1のエレベータシャフト(13)と、少なくとも1つの第2のエレベータシャフト(14)とを含み、第2のエレベータシャフト(14)は、複数のエレベータカー(22)がエレベータシャフトに上下に並んで配置されているエレベータを収容し、該エレベータカー(22)は、走行中、コールが発せられたすべての階およびコールが目的とするすべての階に停止するように設計されている、高層ビルディング用エレベータシステムにおいて、第2のエレベータシャフト(14)は鉛直方向に上下に連なる複数の局所シャフト(17、18、19)に分割されていて、該局所シャフトの数は、前記乗換レベル(8、8a)で区切られる区間ごとに少なくとも1つであることを特徴とするエレベータシステム。
  2. 請求項1に記載のエレベータシステムにおいて、前記局所シャフト(17、18、19)の各エレベータは、同一のシャフト内で上下に並んで配置されて運行し、各エレベータは、上下に連なる個別の経路をシャフト空間内に有し、各エレベータはその局所シャフト(17、18、19)の最上階と最下階との間を運行し、最上部のエレベータを除いた各エレベータの最上階は、その上のエレベータの最下階の下の次の階であることを特徴とするエレベータシステム。
  3. 請求項1または2に記載のエレベータシステムにおいて、各局所シャフト(17、18、19)は、該局所シャフトを運行する少なくとも1基のエレベータカー(22)と、必要なエレベータロープ(24)とを含むことを特徴とするエレベータシステム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のエレベータシステムにおいて、エレベータカーおよび巻上ロープのほか、各局所シャフト(17、18、19)は、エレベータおよびカウンタウェイト(28)を運転するエレベータ機械装置(23)を含むことを特徴とするエレベータシステム。
  5. 請求項3または4に記載のエレベータシステムにおいて、各局所シャフト(17、18、19)のエレベータカー(22)、エレベータロープ(24)およびカウンタウェイト(28)は、それらの属する局所シャフトの領域内でのみ作動するように設置されていることを特徴とするエレベータシステム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のエレベータシステムにおいて、各局所シャフト(17、18、19)で作動するエレベータのエレベータ機械装置(23)は、該局所シャフト(17、18、19)の上端部に近いシャフト空間の上部に設置されていることを特徴とするエレベータシステム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載のエレベータシステムにおいて、前記局所シャフト(17、18、19)内のエレベータ機械装置(23)は、該シャフトを運行するエレベータカー(22)とシャフト壁との間の空間に設置されていることを特徴とするエレベータシステム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載のエレベータシステムにおいて、各乗換レベル(8、8a)は、上下の乗換階を含み、それぞれの下の乗換階は、局所シャフト(17、18)を運行するエレベータカー(22)にとっての最上階であり、該エレベータカー(22)は該階に対して下方から到来し、該階から下方に向かって出発し、それぞれの上の乗換階は、局所シャフト(18、19)を運行するエレベータカー(22)にとっての最下階であり、該エレベータカー(22)は該階に対して上方から到来し、該階から上方に向かって出発することを特徴とするエレベータシステム。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載のエレベータシステムにおいて、エレベータシャフトには、各局所シャフト(17、18、19)間に配置された支持構体(25)が設けられ、該支持構体は、その上のエレベータのシャフト底を構成し、上下に連なる各局所シャフト(17、18、19)を互いに分離するように実装されていることを特徴とするエレベータシステム。
  10. 請求項9に記載のエレベータシステムにおいて、前記支持構体(25)は、上下に連なる各局所シャフト(17、18、19)間に配置され、エレベータカー(22)がその最上位置にある時は、下側の局所シャフトの上部では、支持構体とエレベータカー(22)との間に十分な高さのフリースペースがあり、エレベータカー(22)がその最下位置にある時は、上側の局所シャフトの下部では、支持構体とエレベータカー(22)との間に十分な高さのフリースペースがあることを特徴とするエレベータシステム。
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