JPH04106086A - エレベータの運転方式 - Google Patents
エレベータの運転方式Info
- Publication number
- JPH04106086A JPH04106086A JP2221335A JP22133590A JPH04106086A JP H04106086 A JPH04106086 A JP H04106086A JP 2221335 A JP2221335 A JP 2221335A JP 22133590 A JP22133590 A JP 22133590A JP H04106086 A JPH04106086 A JP H04106086A
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- JP
- Japan
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- elevator
- private power
- passengers
- reference floor
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- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005303 weighing Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 1
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はエレベータの停電時、自家発電源によるかご内
乗客を救出する自家発電時管制運転、特に、シャトルエ
レベータの運転方法に関する。
乗客を救出する自家発電時管制運転、特に、シャトルエ
レベータの運転方法に関する。
超高層ビルでは、エレベータの占める面積を少なくする
ため、ビルの中層部にスカイロビー(上方基準階)を設
け、ビル出入口(メインロビー(下方基準階))とスカ
イロビーの間を超高速、大容量のエレベータ群(シャト
ルエレベータ)で連絡することにより、ビルの有効面積
を広くしている。
ため、ビルの中層部にスカイロビー(上方基準階)を設
け、ビル出入口(メインロビー(下方基準階))とスカ
イロビーの間を超高速、大容量のエレベータ群(シャト
ルエレベータ)で連絡することにより、ビルの有効面積
を広くしている。
シャトルエレベータ群は複数台設置され、スカイロビー
とメインロビー間をノンストップで走行し、乗客はスカ
イロビーでサービス階の異なる複数バンク設置されたロ
ーカルエレベータに乗りつぎ目的階に達する。
とメインロビー間をノンストップで走行し、乗客はスカ
イロビーでサービス階の異なる複数バンク設置されたロ
ーカルエレベータに乗りつぎ目的階に達する。
このような目的のシャトルエレベータの昇降路は、メイ
ンロビーとスカイロビーに出入口を設ける以外、その途
中には出入口を一般に設けない。
ンロビーとスカイロビーに出入口を設ける以外、その途
中には出入口を一般に設けない。
また、その乗かとは一度に多数の乗客を輸送するため、
40人〜60人乗りと、一般のローカルエレベータに比
ベニ倍以上と大きい。
40人〜60人乗りと、一般のローカルエレベータに比
ベニ倍以上と大きい。
このようなシャトルエレベータにおいて、停電が発生す
ると、限られた自家発電源容量の中で、一般に採用して
いるメインロビーに向けて運行させる方式では、大量の
自家発電力を必要としエレベータが自家発設備に占める
要素が大きく建物全体に対する経済的な自家発設備を提
供できない。
ると、限られた自家発電源容量の中で、一般に採用して
いるメインロビーに向けて運行させる方式では、大量の
自家発電力を必要としエレベータが自家発設備に占める
要素が大きく建物全体に対する経済的な自家発設備を提
供できない。
ここで一般にエレベータに必要な自家発容量PGは、
ここに、
K:発電機の過渡りアクタンスおよび許容電圧降下によ
る係数で一般に1.2 W:定格積載量(kg) ■=定格速度(m/win) k:吊り合いおもりのバランス(0,5)q:全効率(
0,7) で計算される。(木村武雄著オーム社「建築設備のため
のエレベータ、エスカレータ」)今、定格積載量260
0kg(40人乗)、定格速度300 m /winの
エレベータにおける必要自家発容量は■式より 即ち5エレベータ−台に対しll0KWを必要とする。
る係数で一般に1.2 W:定格積載量(kg) ■=定格速度(m/win) k:吊り合いおもりのバランス(0,5)q:全効率(
0,7) で計算される。(木村武雄著オーム社「建築設備のため
のエレベータ、エスカレータ」)今、定格積載量260
0kg(40人乗)、定格速度300 m /winの
エレベータにおける必要自家発容量は■式より 即ち5エレベータ−台に対しll0KWを必要とする。
ここで■式を構成する要素W(定格積載量)Xk(0,
5:吊り合いおもりのバランス)は、エレベータは吊り
合いおもりによって定格積載量の5o%と吊り合ってお
り、残りの50%を運ぶことが仕事であることを示して
おり、■式はその仕事に必要な電力量である。このこと
から積載荷重を検出し、50%以上ならば乗りかご側が
重いので下降運転、5o%未満であれば、吊り合いおも
り側が重いため上昇運転を行なえば電源容量はいらない
ことになる。実際には電動機の加速用電力とブレーキを
開放するなどの制御回路用電力のみとなり20%以下の
電力で制御可能である。
5:吊り合いおもりのバランス)は、エレベータは吊り
合いおもりによって定格積載量の5o%と吊り合ってお
り、残りの50%を運ぶことが仕事であることを示して
おり、■式はその仕事に必要な電力量である。このこと
から積載荷重を検出し、50%以上ならば乗りかご側が
重いので下降運転、5o%未満であれば、吊り合いおも
り側が重いため上昇運転を行なえば電源容量はいらない
ことになる。実際には電動機の加速用電力とブレーキを
開放するなどの制御回路用電力のみとなり20%以下の
電力で制御可能である。
本発明は、自家発電源がエレベータに給電された時、乗
客の総重量が定格積載量によって決定される吊り合いお
もりに対比して重いか、軽いかを検出し、重い場合は下
方のメインロビーに、軽い場合は上方のスカイロビーに
向けて、それぞれ、走行させることにより、エレベータ
に必要な自家発容量を軽減し、経済的な自家発設備とす
るものである。
客の総重量が定格積載量によって決定される吊り合いお
もりに対比して重いか、軽いかを検出し、重い場合は下
方のメインロビーに、軽い場合は上方のスカイロビーに
向けて、それぞれ、走行させることにより、エレベータ
に必要な自家発容量を軽減し、経済的な自家発設備とす
るものである。
上記目的を達成するため、本発明のエレベータの運転方
式は乗客の総重量が、定格積載量によって決定される吊
り合いおもりに対しての軽重を検出し、重い場合は下方
基準階に、軽い場合は上方基準階に向けてエレベータを
走行させることを特徴とする。
式は乗客の総重量が、定格積載量によって決定される吊
り合いおもりに対しての軽重を検出し、重い場合は下方
基準階に、軽い場合は上方基準階に向けてエレベータを
走行させることを特徴とする。
本発明の構成とするため、自家発電源容量を軽減するこ
とができる。
とができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第2図はシャトルエレベータの説明図である。
建物の各ゾーン、LL、LH,HL、HHには各々ロー
カルエレベータ群■、■、◎、■が配置され、メインロ
ビー(下方基準階)からローカルエレベータ群■、■が
、中層に設けたスカイロビー(上方基準階)からローカ
ルエレベータ◎、■が、それぞれ、連結されている。そ
して、メインロビーとスカイロビー間にはシャトルエレ
ベータが連絡している。
カルエレベータ群■、■、◎、■が配置され、メインロ
ビー(下方基準階)からローカルエレベータ群■、■が
、中層に設けたスカイロビー(上方基準階)からローカ
ルエレベータ◎、■が、それぞれ、連結されている。そ
して、メインロビーとスカイロビー間にはシャトルエレ
ベータが連絡している。
第1図は本発明の実施例を示す回路図である。
P、Nは回路電源母線、Uは上昇運転を指令する上昇指
令リレー、UlおよびU2はこの上昇指令リレーの接点
で、UlはリレーがONすると閉じU2はONすると開
く。Dは下降運転を指令する下降指令リレー、Dlおよ
びDzはこの下降指令リレーの接点で、Dlはリレーが
ONすると閉じ、DzはONすると開く。
令リレー、UlおよびU2はこの上昇指令リレーの接点
で、UlはリレーがONすると閉じU2はONすると開
く。Dは下降運転を指令する下降指令リレー、Dlおよ
びDzはこの下降指令リレーの接点で、Dlはリレーが
ONすると閉じ、DzはONすると開く。
52Gはエレベータに自家発電源が供給されている時に
閉じる接点、Eはかごがメインロビーまたはスカイロビ
ーに到着して扉が開くと開く接点である。
閉じる接点、Eはかごがメインロビーまたはスカイロビ
ーに到着して扉が開くと開く接点である。
Sは乗かどの床下に設けられ、積載荷重を検出する秤装
置の接点で、積載荷重が定格積載荷重の50%以上であ
れば接点Q−aが閉し、50%未満であればc−bが閉
じる。
置の接点で、積載荷重が定格積載荷重の50%以上であ
れば接点Q−aが閉し、50%未満であればc−bが閉
じる。
次に、動作について説明する。
今、シャトルエレベータが走行中、停電により非常停止
した。この時の積載荷重は定格載積荷重に対し50%以
上では秤装置Sは接点c−aが閉している。ここで自家
発電源が供給されると、P−52G−E−8(c−1)
−LJz−D−Nにより下降指令リレーDがONし、エ
レベータはメインロビーに向けて下降運転する。
した。この時の積載荷重は定格載積荷重に対し50%以
上では秤装置Sは接点c−aが閉している。ここで自家
発電源が供給されると、P−52G−E−8(c−1)
−LJz−D−Nにより下降指令リレーDがONし、エ
レベータはメインロビーに向けて下降運転する。
同様に、積載荷重が定格の50%未満の場合は秤装置S
は接点c”−dが閉じており、P−52G−E−8(c
−d) D2−U−Nにより上昇指令リレーUがON
L、エレベータはスカイロビーに向けて上昇運転する。
は接点c”−dが閉じており、P−52G−E−8(c
−d) D2−U−Nにより上昇指令リレーUがON
L、エレベータはスカイロビーに向けて上昇運転する。
このように、エレベータを駆動する電動機の負荷の軽い
方向、即ち、自家発力の消費量が少ない方向に運行する
ことができ、自家発設備を軽減することができる。
方向、即ち、自家発力の消費量が少ない方向に運行する
ことができ、自家発設備を軽減することができる。
本発明によれば、停電時にエレベータが必要とする自家
発電源容量を軽減することができる。
発電源容量を軽減することができる。
般に、エレベータに供給できる自家発電源容量は一台分
程度であり、定格積載量が大きく、定格速度の高いシャ
トルエレベータでは、−台分であっても前述の0式で説
明したように100KWを越える設備が必要となる。
程度であり、定格積載量が大きく、定格速度の高いシャ
トルエレベータでは、−台分であっても前述の0式で説
明したように100KWを越える設備が必要となる。
本発明によれば、加速時の電力とブレーキその他で消費
する制御回路用電力だけとなり20%程度以下の必要電
力となり、自家発設備の経済的効果が大きい。
する制御回路用電力だけとなり20%程度以下の必要電
力となり、自家発設備の経済的効果が大きい。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図はシャ
トルエレベータの説明図である。
トルエレベータの説明図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下方基準階と上方基準階を直通往復運転するシャト
ルエレベータに、停電により途中停止後自家発電源によ
る救出運転手段を備えたものにおいて、 前記シャトルエレベータの乗客の総重量が、定格積載量
によつて決定される吊り合いおもりに対比し、重いか軽
いかを検出して、重い場合は前記下方基準階に、軽い場
合は前記上方基準階に向けて走行させることを特徴とす
るエレベータの運転方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221335A JPH04106086A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | エレベータの運転方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221335A JPH04106086A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | エレベータの運転方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106086A true JPH04106086A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16765196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2221335A Pending JPH04106086A (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | エレベータの運転方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106086A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6871727B2 (en) * | 2001-10-29 | 2005-03-29 | Kone Corporation | Elevator system with one or more cars moving independently in a same shaft |
CN109607350A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-12 | 蓝天洁士(无锡)科技有限公司 | 提升机限载装置 |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP2221335A patent/JPH04106086A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6871727B2 (en) * | 2001-10-29 | 2005-03-29 | Kone Corporation | Elevator system with one or more cars moving independently in a same shaft |
CN109607350A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-12 | 蓝天洁士(无锡)科技有限公司 | 提升机限载装置 |
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