JP2005505430A5

JP2005505430A5 -

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Publication number: JP2005505430A5
Application number: JP2003535974A
Authority: JP
Filing date: 2002-09-29
Publication date: 2006-01-05
Anticipated expiration: 2022-09-29

Claims

長手方向の軸線（Ａ）を有する切削工具（１０）であって、インサートポケット（１８）とそこに保持される切削インサート（２０）とを備えて前方部分（１６）に形成される少なくとも一つの取付脚（１４）を有する工具本体（１２）を備え；
該インサートポケットは、
基壁（２４）と、基壁（２４）に対して横断する方向に向けられた第一及び第二の後方側壁部分（４０、４２）と、
基壁（２４）から下方に伸びていて、下壁（３０）から基壁（２４）に対して直立して延在している周囲壁（３２）によって境界された下壁（３０）を有する、ほぼ円形の凹部（２８）と、
を備え、
該切削インサートは、
上面（６０）と、下面（６２）と、それらの間に延在する側面（６４）と、
上面および側面（６０、６４）との交差する切削刃（６６）と、
下面（６２）から底面（８６）に下方に延在する、円筒状の周囲面（８４）を有する円筒状の突出部（８２）と、
を備え；
切削インサート（２０）は、切削インサート（２０）に当接するインサートポケット（１８）の第一、第二、及び第三の取付面（５２、５６、５８）で、インサートポケット（１８）に保持され、第一の取付面（５２）は、第一の後方側壁部分（４０）に位置付けされていて、それは切削インサートの側面（６４）に位置付けされた第一の支持面（５２´）に当接し、第二の取付面（５６）は、第二の後方側壁部分（４２）に位置付けされていて、それは切削インサートの側面（６４）に位置付けされた第二の支持面（５６´）に当接し、第三の取付面（５８）は、凹部（２８）の周囲壁（３２）に位置付けされていて、それは切削インサート（２０）の突出部（８２）の円筒状の周囲面（８４）に位置付けられた第三の支持面（５８´）に当接していることを特徴とする切削工具（１０）。
切削刃（６６）は、コーナー切削刃（７０）によって互いから分離されている少なくとも三つの切削刃部分（６８）を備え、各切削刃部分は第二の切削刃（７４）と隣接するコーナー切削刃（７０）との間に延在している第一の切削刃（７２）を備えていることを特徴とする請求項１に記載の切削工具。
第一の切削刃（７２）は凸状であることを特徴とする請求項２に記載の切削工具。
第二の切削刃（７４）は真っ直ぐであることを特徴とする請求項３に記載の切削工具。
側面（６４）は、第一の切削刃（７２）に隣接する第一の側面部分（７６）と、第二の切削刃（７４）に隣接する第二の側面部分（７８）と、コーナー切削刃（７０）に隣接する側面コーナー部分（８０）とを有する側面部分を備え、側面部分の各々は下面（６２）に向かって関係付けられた切削刃から延在していることを特徴とする請求項２に記載の切削工具。
第一及び第二の後方側壁部分（４０、４２）は、第一の引っ込んだ領域部（４４）によって隔てられていることを特徴とする請求項５に記載の切削工具。
第一の支持面（５２´）及び第二の支持面（５６´）は、共通の側面コーナー部分（８０）のいずれかの側部に位置付けられていることを特徴とする請求項６に記載の切削工具。
共通の側面コーナー部分（８０）の一部分は、第一の引っ込んだ領域部（４４）に位置付けられていることを特徴とする請求項７に記載の切削工具。
凹部（２８）の周囲壁（３２）は、大きいほうの半径Ｒ１を有する大径部分（３４）と、小さいほうの半径Ｒ２を有する小径部分（３６）とを備えることを特徴とする請求項４に記載の切削工具。
小さいほうの半径Ｒ２は、大きいほうの半径Ｒ１よりも小さいことを特徴とする請求項９に記載の切削工具。
小径部分（３６）の角度範囲は、大径部分（３４）の角度範囲よりも小さいことを特徴とする請求項１０に記載の切削工具。
ネジ孔（３８）は、凹部（２８）の下面（３０）から下方に伸びていることを特徴とする請求項１１に記載の切削工具。
インサートの軸線（Ｂ）を有する貫通孔（８８）は、切削インサート（２０）の上面（６０）と突出部（８２）の底面（８６）との間に伸びていることを特徴とする請求項１２に記載の切削工具。
留めネジ（２２）は、貫通孔（８８）に位置付けられ、ネジ孔（３８）に螺合されることを特徴とする請求項１３に記載の切削工具。
第一の切削刃（７２）は、インサートの軸線（Ｂ）と７０°の第一の角（α）に対することを特徴とする請求項１３に記載の切削工具。
第二の切削刃（７４）は、インサートの軸線と３５°の第二の角（β）に対することを特徴とする請求項１５に記載の切削工具。
第一の切削刃（７２）は、隣接する第二の切削刃（７４）と、とがっていない内側の第三の角（γ）を形成することを特徴とする請求項１６に記載の切削工具。
第三の角は、１５３°であることを特徴とする請求項１７に記載の切削工具。
上面（６０）と、下面（６２）と、それらの間に延在する側面（６４）と、上面と側面（６０、６４）との交差する切削刃（６６）と、下面（６２）から突出部（８２）の底面（８６）に下方に延在する円筒状の周囲面（８４）を有する円筒状の突出部（８２）とを備え、上面及び底面（６０、８６）を貫通するインサートの軸線（Ｂ）を有する切削インサート（２０）であって；
該切削刃（６６）は、コーナー切削刃（７０）によって互いから分離されている少なくとも三つの切削刃部分（６８）を備え、各切削刃部分は第二の切削刃（７４）と隣接するコーナー切削刃（７０）との間に延在している第一の凸状の切削刃（７２）を備えていることを特徴とする切削インサート（２０）。
第二の切削刃（７４）は、真っ直ぐであることを特徴とする請求項１９に記載の切削インサート。
第一の切削刃（７２）は、インサートの軸線（Ｂ）と７０°の第一の角（α）に対することを特徴とする請求項２０に記載の切削インサート。
第二の切削刃（７４）は、インサートの軸線（Ｂ）と３５°の第二の角（β）に対することを特徴とする請求項２１に記載の切削インサート。
第一の切削刃（７２）は、隣接する第二の切削刃（７４）と、とがっていない内側の第三の角（γ）を形成することを特徴とする請求項２２に記載の切削インサート。
第三の角は１５３°であることを特徴とする請求項２３に記載の切削インサート。
インサートの軸線（Ｂ）を軸として有する貫通孔（８８）は、切削インサート（２０）の上面（６０）と突出部（８２）の底面（８６）との間に伸びていることを特徴とする請求項２４に記載の切削インサート。