JP2005504685A - 自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器 - Google Patents

自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器 Download PDF

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Abstract

本発明によれば、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器であって、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置Xへ戻るセレクト装置1が設けられており、該セレクト装置1によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置Rと、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置Nと、前進ギヤを入れるためのシフト位置Dとがセレクト可能である形式のものにおいて、セレクト装置1が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置N;N1,N2をセレクトするために基本位置Xを起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置1が、別のシフト位置R,Dのうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置N;N1,N2を起点としてそれぞれ、第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能であることを特徴とする、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器または変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器であって、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置Xへ戻るセレクト装置1が設けられており、該セレクト装置1によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置Rと、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置Nと、前進ギヤを入れるためのシフト位置Dとがセレクト可能である形式のものにおいて、セレクト装置1が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置N;N1,N2をセレクトするために基本位置Xを起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置1が、別のシフト位置R,Dのうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置N;N1,N2を起点として、まずそれぞれ第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能であり、次いでそれぞれ前記別の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能であることを特徴とする、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器が提供される。

Description

【0001】
本発明は、変速機(Gangwechselgetriebe)の自動シフト装置の運転状態もしくは運転モードを調節するための信号発生器であって、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置へ戻るセレクト装置が設けられている形式のものに関する。
【0002】
特に自動車構造においては、自動シフト装置を備えた変速機が大規模に使用されている。このようなシフト装置は通常、少なくとも、後退ギヤを入れるための運転状態Rと、変速機におけるトルク伝達を遮断するための運転状態Nと、前進ギヤを入れるための運転状態Dとを有している。しばしば、付加的にパーキングブレーキを入れるための運転状態Pが設けられている。
【0003】
たとえば前進ギヤを入れるための運転状態Dが作動させられると、変速機の自動シフト装置は、提供されている複数の前進ギヤから、特定の車両パラメータ、たとえば目下の速度または加速度に関連して、自動的に1つまたは複数の規定のシフトプログラムに相応して、最適と思われる前進ギヤをセレクトし、変速機を適宜に制御する。しばしば、車両の運転者によって夏期および冬期および/またはスポーツ走行およびエコノミ走行に合わせて固有のシフトプログラムが選択可能となる。
【0004】
このようなシフト装置は信号発生器を介して制御される。信号発生器による制御は以前はボーデンケーブルを介して機械的に行われていたのに対して、現在では電子的な信号伝送が優先される。なぜならば、このことは信号発生器の一層自在な配置を可能にするからである。自動シフト装置の各運転状態「R」、「N」、「D」、「P」をセレクトするためには、このような信号発生器が、一般に車両のセンタコンソールに設けられたシフトレバーを有している。シフトレバーの、個々の運転状態に対応する機能は、一般に車両の長手方向に線状に配置されていて、車両の長手方向でのシフトレバーの運動によってセレクトされ得る。コンベンショナルな信号発生器では、各機能を特徴付ける位置にシフトレバーが位置している間だけ、所定の機能がセレクトされているとみなされる。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許第19737296号明細書には、相応する信号発生器が記載されている。この公知の信号発生器はさらに、前進ギヤを入れるために規定された自動的なシフトプログラムを放棄して、シフトレバーを指で軽く押すことによってギヤをマニュアル式にシフトアップさせかつ/またはシフトダウンさせるための手段を有している。この場合、その都度のシフト過程はパルスを発生させることによりリリースされるので、シフトレバーは各位置に留まる必要はなく、自動的に出発位置へ戻ることができる。このためには、変速機の自動シフト装置が電子制御装置の形に形成されていて、信号発生器のシフトレバーが、対応する電気的なコンタクトを介して各制御信号を電子制御装置へ送出することが必要となる。
【0006】
さらに、ここ数年間、信号発生器の、センタコンソールに配置されたシフトレバーの代わりに、ステアリングコラムに取り付けられたセレクトレバーを使用し、これによりたとえば車両の内室レイアウトの際に、より大きな自由度を達成しようとする努力が成されている。
【0007】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19916924号明細書には、このようなセレクトレバーを備えた信号発生器が記載されている。セレクトレバーを変位させることにより、自動的にシフトされる変速機の自動シフト装置の運転状態がセレクト可能となり、この場合、セレクトレバーはシフトゲートに沿って個々の機能「R」、「N」、「D」、「P」をプリセレクトするために少なくとも2つの変位方向へ運動可能であり、そして両変位方向から自動的に常に同じ出発位置へ戻るようになっている。オートマチック運転における個々の機能「R」、「N」、「D」、「P」をプリセレクトするためのシフトゲート内でのセレクトレバーの各変位方向には、自動的にシフトされる変速機の自動シフト装置のそれぞれ同じ運転状態が対応しており、この場合、セレクトレバーの少なくとも1つの変位方向で2種類の機能をセレクトすることができる。この場合、セレクトレバーは第1の機能をセレクトするためには第1の区間にわたり第1のストッパにまで当該変位方向へ運動させられ、そして第2の機能をセレクトするためには、第1の区間よりも大きな第2の区間にわたって第2のストッパにまで同じ変位方向へ運動させられ、この場合、第1のストッパが押し越えられる。したがって、個々の機能は直線状の運動軌道に沿って配置されている。
【0008】
この場合にも、自動的にシフトされた変速機の自動シフト装置の制御は、セレクトレバーの運動に対応して信号発生器により送出されるパルスを介して行われるので、セレクトレバーは所定の機能のセレクト後に出発位置へ戻ることができる。
【0009】
少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置へ戻るセレクト装置を備えた変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための公知の信号発生器には、次のような欠点がある。すなわち、たとえばミス操作によりセレクト装置の第1の位置(もしくは出発位置)が不本意に飛び越えられてしまう(Ueberreissen)ことによって、意図されていない運転状態が誤ってセレクトされてしまう恐れがある。
【0010】
本発明の課題は、運転状態の、意図されていないセレクトを有効に回避すると同時に運転者に直感的なシフトを可能にするような、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器を提供することである。
【0011】
この課題は、本発明によれば請求項1の特徴部に記載の特徴により解決される。請求項2以下には、本発明の改良形が記載されている。
【0012】
本発明の第1の有利な実施例では、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器が、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置へ戻るセレクト装置を有しており、該セレクト装置によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置と、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置とがセレクト可能であり、この場合、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、別のシフト位置のうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点としてそれぞれ、第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能である。
【0013】
したがって、変速機の自動シフト装置の、駆動力を伝達する種々の運転状態をセレクトするためには、セレクト装置を安定した基本位置から、まず第1の変位方向への変位によって、変速機におけるトルク伝達を遮断するための不安定なシフト位置へもたらし、引き続き、第1の変位方向とは異なる別の方向への変位によって別の不安定なシフト位置(たとえば前進ギヤを入れるためのシフト位置)へもたらすことが必要となる。この場合、この別の変位方向は第1の変位方向とは反対の方向であってはならない。なぜならば、さもないと再び基本位置に到達してしまうからである。したがって、本発明による信号発生器のシフト時では、個々のシフト位置の間で常にセレクト装置の変位方向が変更されなければならない。これにより、個々のシフト位置の不本意な「飛び越えシフト(Durchschalten)」が有効に回避され、直感的なシフトが可能となる。
【0014】
さらに、駆動力を伝達する運転状態が常に、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(ニュートラル運転)を経由してシフトされるので、場合によっては付加的に設けられている電子安全回路とは無関係に、セレクト装置の誤操作により変速機に損傷を与えてしまう危険が大きく減じられる。セレクト装置の変位後に、セレクト装置は自動的に基本位置へ戻るので、セレクト装置の操作は、変速機の自動シフト装置の、作動させれた運転状態とは切り離されている。
【0015】
第1の有利な実施態様では、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点として、第1の方向とは反対の方向ではなくかつ第1の方向とは異なる第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なる方向でありかつ第1の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能である。
【0016】
このシフトパターンは、とりわけ後退ギヤを入れるためのシフト位置と、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置との線状配置を可能にし、ひいては信号発生器のセレクト装置のスペース節約的な構造を可能にする。
【0017】
当該信号発生器は、セレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に対して付加的に、別の装置が制御可能となるように形成されていると有利である。
【0018】
これにより本発明によれば、信号発生器のセレクト装置を多機能シフトエレメントとして形成し、そして付加的に、たとえばシャーシコントロール、エアコンディショナ、ナビゲーションシステムまたはラジオの調節を行うことが可能になる。これにより、各装置を操作するために必要とされるセレクト装置の数を減少させることができる。
【0019】
本発明によれば、セレクト装置によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置と、第2の付加的な機能のためのシフト位置とがセレクト可能であり、セレクト装置が、第1の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第2の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置が、第2の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である。
【0020】
このことは車両の別の装置を直接に制御することを可能にする。この場合、変速機の自動シフト装置の運転状態が不本意にセレクトされてしまうことが引き続き阻止される。
【0021】
本発明の第2の有利な実施態様では、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置と第2のシフト位置とが設けられており、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置または第2のシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である。
【0022】
変速機におけるトルク伝達を遮断するために2つのシフト位置を設けることにより、本発明による信号発生器を用いて実現可能となるシフトパターンの数を著しく増大させることが可能になる。さらに、誤操作の危険を一層減じることができる。なぜならば、使用者は既に変速機におけるトルク伝達を遮断するための1つのシフト位置をセレクトする前に、前進ギヤを入れるためのシフト位置へ到達したいのか、それとも後退ギヤを入れるためのシフト位置に到達したいのかを決定しなければならないからである。
【0023】
セレクト装置によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置がセレクト可能であると特に有利である。なぜならば、こうしてセレクト装置を用いて、変速機の自動シフト装置のあらゆるタイプの運転状態をセレクトすることができるようになるからである。
【0024】
パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点として、第1の方向に等しい方向へ変位可能であると有利である。
【0025】
これにより第1には、パーキングブレーキを入れるために、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点としてセレクト装置のセレクト方向をさらに変更することが必要となることが保証されている。これにより、意図せずにパーキングブレーキを入れてしまうことを回避することができる。第2には、オートマチック変速機の運転状態のための慣用的なセレクト装置の場合に汎用されているシフト位置順序、つまりパーキングブレーキを入れるためのシフト位置と、後退ギヤを入れるためのシフト位置とが隣接し合っているシフト位置順序を維持することが可能になる。
【0026】
択一的には、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が基本位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であってよい。
【0027】
このことは、基本位置を起点としてパーキングブレーキを直接に入れることを可能にする。
【0028】
本発明の第2の有利な実施例では、セレクト装置が4方向へ変位可能である。
【0029】
このことは、セレクト装置の、本発明による信号発生器を用いて実現可能となるシフトパターンの数を一層高めることを可能にする。
【0030】
この第2の実施例では、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が基本位置を起点として、前で説明した第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なる第4の方向へ変位可能である。
【0031】
したがって、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置に、基本位置を起点として直接に到達することが可能となる。
【0032】
本発明の第2の実施例の有利な実施態様では、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置と第2のシフト位置とが設けられており、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置または第2のシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置を起点として、第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第4の方向へ変位可能である。
【0033】
こうして、後退ギヤを入れるためのシフト位置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置とが、セレクト装置の基本位置に関して点対称的に配置されていて、ひいては互いに反対の側に位置しているようなシフト配列を実現することができる。これにより、本発明による信号発生器のセレクト装置の直感的な操作が付加的に容易にされる。
【0034】
第2の実施例でも、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置がセレクト可能であり、この場合、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点として、前で述べた第1の方向または第2の方向に等しい方向へ変位可能であると有利である。
【0035】
さらに、第2の実施例においても、セレクト装置によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置と、第2の付加的な機能のためのシフト位置とがセレクト可能であり、第1の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が基本位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、第2の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が基本位置を起点として、第4の方向に等しい方向へ変位可能であると特に有利である。これにより、本発明による信号発生器のセレクト装置を用いて付加的な装置が制御可能になる。
【0036】
択一的な実施態様では、本発明による信号発生器が付加的にパーキングキーもしくはパーキングボタンを有している。この場合、このパーキングボタンをプッシュすることによりパーキングブレーキが入れられるようになっている。
【0037】
パーキングボタンを設けることにより、セレクト装置のためにパーキングブレーキを入れるための専用のシフト位置を形成することが不要となる。これにより、セレクト装置のシフトパターンを簡素化することができる。さらに、別個のパーキングボタンを設けることにより、誤ってパーキングブレーキを入れてしまうことを阻止することができる。パーキングボタンがセレクト装置に配置されていると有利である。
【0038】
セレクト装置の変位時に誤って後退ギヤを入れるためのシフト位置を入れてしまうことをさらに阻止するためには、当該信号発生器が付加的にリバースシフトロックキー(Rueckfahr−Sperrtaste)を有しており、該リバースシフトロックキーがプッシュされた場合にしか、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために変位可能でないと有利である。この場合、リバースシフトロックキーがセレクト装置に配置されていると有利である。
【0039】
本発明による信号発生器は車両内に組み付けられていると有利である。
【0040】
この場合に、後退ギヤを入れるためのシフト位置が、セレクト装置の基本位置に関して車両の前進走行方向に配置されており、前進ギヤを入れるためのシフト位置が、セレクト装置の基本位置に関して車両の後退走行方向に配置されていると有利である。なぜならば、このことはオートマチック変速機のコンベンショナルなシフトレバーにおける相応するシフト位置のコンベンショナルな配列に相当しているからである。
【0041】
当然ながら、本発明によれば、このような配置を置き換えることも可能となる。この場合、各シフト位置の実際の機能形式に一層良好に即した形で、後退ギヤを入れるためのシフト位置が、セレクト装置の基本位置に関して車両の後退走行方向に配置されており、前進ギヤを入れるためのシフト位置が、セレクト装置の基本位置に関して車両の前進走行方向に配置されている。
【0042】
セレクト装置は車両のステアリングコラムに取り付けられたステアリングコラムレバーの形に形成されていると有利である。なぜならば、このことは、運転者がステアリングホイールから手を離す必要なしに、セレクト装置の操作を可能にするからである。択一的には、セレクト装置を、車両のセンタコンソールに配置されたシフトレバーの形に形成することも可能である。
【0043】
本発明の別の有利な実施例では、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器が、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置へ戻るセレクト装置を有しており、該セレクト装置によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置と、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置とがセレクト可能であり、この場合、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、別のシフト位置、つまり後退ギヤを入れるためのシフト位置と前進ギヤを入れるためのシフト位置とのうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点として、まずそれぞれ第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能であり、次いでそれぞれ前記別の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能である。
【0044】
したがって、変速機の自動シフト装置の、駆動力を伝達する運転状態をセレクトするためには、セレクト装置を安定した基本位置からまず、第1の変位方向への変位によって、変速機におけるトルク伝達を遮断するための不安定なシフト位置へもたらし、引き続きまず第1の変位方向とは異なる別の方向への変位によって、次いで第1の方向への変位によって、別の不安定なシフト位置(たとえば前進ギヤを入れるためのシフト位置)へもたらすことが必要となる。この場合、この別の変位方向は、第1の変位方向とは反対の方向であってはならない。なぜならば、さもないと再び基本位置へ到達してしまうからである。したがって、セレクト装置の変位時では、個々のシフト位置の間でまず常にセレクト装置の変位方向が変更されなければならないので、本発明による信号発生器のシフトは2つの連続したシフト位置の間でのセレクト装置のほぼ段状の変位運動により行われる。さらに、互いに隣接して配置されたシフト位置をセレクトするためのセレクト装置の基本的な変位方向が同じであるので有利である。したがって、本発明による信号発生器を用いると、セレクト装置を常に所定のシフト位置のストッパにまで変位させることが可能となるので、個々のシフト位置の不本意な「飛び越えシフト」が有効に回避され、直感的なシフトが可能となる。
【0045】
さらに、駆動力を伝達する運転状態が常に、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(ニュートラル運転)を経由してシフトされるので、場合によっては付加的に設けられている電子安全回路とは無関係に、セレクト装置の誤操作により変速機に損傷を与えてしまう危険が大きく減じられる。セレクト装置の変位後に、セレクト装置は自動的に基本位置へ戻るので、セレクト装置の操作は、変速機の自動シフト装置の、作動させれた運転状態とは切り離されている。
【0046】
第1の有利な実施態様では、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点として、まず第1の方向とは反対の方向ではなくかつ第1の方向とは異なる第2の方向へ変位可能であり、次いで第2の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能であり、さらにセレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なる方向でありかつ第1の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能である。
【0047】
このようなシフトパターンは、とりわけ信号発生器のセレクト装置のスペース節約的な構造を可能にする。
【0048】
セレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に対して付加的に、別の装置が制御可能となるように当該信号発生器が形成されていると有利である。
【0049】
これにより本発明によれば、信号発生器のセレクト装置を多機能シフトエレメントとして形成し、かつ付加的にたとえばシャーシコントロール、エアコンディショナ、ナビゲーションシステムまたはラジオの調節を行うことが可能となる。これにより、前記各装置を操作するために必要とされるセレクト装置の数を減少させることができる。
【0050】
本発明によれば、セレクト装置によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置と、第2の付加的な機能のためのシフト位置とがセレクト可能であり、セレクト装置が、第1の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第2の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置が、第2の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であると特に有利である。
【0051】
このことは車両の別の装置の直接的な制御を可能にする。この場合、さらに、変速機の自動シフト装置の運転状態が不本意にセレクトされてしまうことが阻止される。
【0052】
第2の有利な実施態様では、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置と第2のシフト位置とが設けられており、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置または第2のシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置を起点として、まず第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能である。
【0053】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための2つのシフト位置を設けることにより、本発明による信号発生器を用いて実現可能となるシフトパターンの数を著しく増大させることが可能になる。さらに、誤操作の危険を一層減じることができる。なぜならば、使用者は既に変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置もしくは第2のシフト位置をセレクトする前に、前進ギヤを入れるためのシフト位置へ到達したいのか、それとも後退ギヤを入れるためのシフト位置に到達したいのかを決定しなければならないからである。
【0054】
セレクト装置によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置がセレクト可能であると特に有利である。なぜならば、こうしてセレクト装置によって変速機の自動シフト装置の全ての典型的な運転状態をセレクトすることができるようになるからである。
【0055】
パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点として、まずそれぞれ別の方向へ変位可能であり、次いで該別の方向へ変位された後に、第1の方向に等しいか、または第1の方向とは反対の方向に等しい方向へ変位可能であると有利である。これにより第1には、パーキングブレーキを入れるために、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点としてセレクト装置の基本的な変位方向を維持したまま、まずセレクト装置のセレクト方向を変更することが必要となることが保証されている。これにより、意図せずにパーキングブレーキを入れてしまうことを回避することができる。第2には、オートマチック変速機の運転状態のための慣用的なセレクト装置の場合に汎用されているシフト位置順序、つまりパーキングブレーキを入れるためのシフト位置と、後退ギヤを入れるためのシフト位置とが隣接し合っているシフト位置順序を維持することが可能になる。
【0056】
第2の有利な実施例では、セレクト装置が4方向へ変位可能である。
【0057】
このことは、セレクト装置の、本発明による信号発生器を用いて実現可能となるシフトパターンの数を一層高めることを可能にする。
【0058】
第2の実施例の有利な実施態様では、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置と第2のシフト位置とが設けられており、セレクト装置が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置または第2のシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置が、前進ギヤを入れるためのシフト位置をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第4の方向へ変位可能であり、次いで第4の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能である。
【0059】
こうして、後退ギヤを入れるためのシフト位置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置とが、セレクト装置の基本位置に関して点対称的に配置されていて、ひいては互いに反対の側に位置しているようなシフト配列を実現することができる。これにより、本発明による信号発生器のセレクト装置の直感的な操作が付加的に容易にされる。
【0060】
第2の実施例においても、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置がセレクト可能であると有利である。この場合、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置をセレクトするために、セレクト装置が、後退ギヤを入れるためのシフト位置を起点として、まず第3の方向または第4の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向または第4の方向へ変位された後に、第1の方向または第2の方向に等しい方向へ変位可能である。
【0061】
さらに、第2の実施例においても、セレクト装置によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置と、第2の付加的な機能のためのシフト位置とがセレクト可能であり、セレクト装置が、第1の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置が、第2の付加的な機能のためのシフト位置をセレクトするために基本位置を起点として、第4の方向に等しい方向へ変位可能であると特に有利である。これにより、本発明による信号発生器のセレクト装置によって付加的な装置が制御可能となる。
【0062】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0063】
図1〜図15には、本発明による信号発生器を用いて実現することのできるような種々のシフトパターン(Schaltbild)の選択が示されている。図面中、白色地のます(枡)はセレクト装置の不安定な位置を示している。これらの不安定な位置にセレクト装置は、セレクト装置がこれらの位置に保持される間しか留まらない。白色地のますは文字「R」、「N」、「N1」、「N2」、「D」、「P」、「S1」、「S2」で示されている。「R」は後退ギヤを入れるためのシフト位置を表し、「N」、「N1」および「N2」は変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を表し、「D」は前進ギヤを入れるためのシフト位置を表し、「P」はパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を表し、「S1」および「S2」は第1および第2の付加的な機能のためのシフト位置を表している。「X」で示した黒色地のますは、セレクト装置のそれぞれの安定した基本位置、つまりシフトパターンにおける、セレクト装置が変位されないときにセレクト装置が留まっている位置もしくはセレクト装置が不安定な位置へ変位させられた後にセレクト装置が戻される位置を表している。図1〜図15における矢印は、それぞれ所定の位置を起点としてセレクト装置が変位可能となる方向を表している。
【0064】
図1〜図6には、3方向へのみ変位可能となるセレクト装置を備えた信号発生器を用いて実現することのできるシフトパターンが示されている。3方向へ変位可能なセレクト装置を備えた信号発生器では、セレクト装置の単純な構造の他に、実現可能となるシフトパターンの所要スペースが小さくて済むことが特に有利である。
【0065】
図1には、本発明による信号発生器の第1の有利な実施態様により可能となるシフトパターンが示されている。この場合、セレクト装置は変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置「N」をセレクトするためには基本位置「X」を起点として第1の方向へ変位可能であり、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」をセレクトするためにはシフト位置「N」を起点として第2の方向へ変位可能であり、ただしこの場合、第2の方向は第1の方向とは反対の方向ではなく、しかも第1の方向とは異なっている。図1に示した第1の方向は、たとえばセレクト装置の操作者へ向かう方向(運転者側へ向かう方向)であってよく、第2の方向は、本発明による信号発生器が組み付けられている車両の前進走行方向であってよい。前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N」を起点として第3の方向へ変位可能であり、この第3の方向は第1の方向とも第2の方向とも異なる方向であり、しかも第1の方向とは反対の方向ではない。図1に示したシフトパターンでは、第3の方向は第2の方向とは反対の方向、つまり車両の後退走行方向に向けられた方向である。
【0066】
図2には、図1に示したシフトパターンの特に有利な実施態様が示されている。図2に示した実施態様は、本発明による信号発生器のセレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に加えて付加的に別の装置が制御可能となるか、もしくは別の機能がセレクト可能となる点で図1の実施態様とは異なっている。このためには、セレクト装置によって付加的に第1の付加的な機能のための第1のシフト位置「S1」と、第2の付加的な機能のための第2のシフト位置「S2」とがセレクト可能となる。この場合、セレクト装置は付加的な第1のシフト位置「S1」をセレクトするためには基本位置「X」を起点として、図1の第2の方向に等しい方向、つまり車両の前進走行方向に等しい方向へ変位可能である。付加的な第2のシフト位置「S2」をセレクトするためには、セレクト装置が基本位置「X」を起点として、図1の第3の位置に等しい方向、つまり車両の後退走行方向に等しい方向へ変位可能である。
【0067】
付加的な第1のシフト位置「S1」および付加的な第2のシフト位置「S2」は、たとえば変速機をマニュアル式にシフトするために使用され得るが、しかしナビゲーションシステム、シャーシコントロール、エアコンディショナの操作またはその他の装置の制御のためにも使用され得る。
【0068】
図3には、図1の実施態様に対して択一的な実施態様が示されている。図3に示したシフトパターンは基本的に次の点で、図1に示したシフトパターンとは異なっている。すなわち、図3のシフトパターンには、変速機におけるトルク伝達を遮断するために2つのシフト位置「N1」、「N2」が設けられている。シフト位置「N1」または「N2」をセレクトするためには、セレクト装置が基本位置「X」を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能である。この場合、第1の方向は第2の方向に等しくない。図3に示した実施態様では、第2の方向が第1の方向とは反対の方向である。シフト位置「R」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N1」を起点として、第3の方向へ変位可能である。第3の方向は第1の方向とも第2の方向とも異なっており、しかも第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない。シフト位置「D」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N2」を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である。
【0069】
図4に示したシフトパターンは、セレクト装置によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」がセレクト可能となる点で図1に示したシフトパターンとは異なっている。この場合、セレクト装置はシフト位置「P」をセレクトするためにシフト位置「R」を起点として、図1の第1の方向に等しい方向、つまりセレクト装置の操作者(運転者側)へ向けられた方向へ変位可能である。
【0070】
図5には、図3に示したシフトパターンの変化形が示されている。この変化形は図4の実施態様と同様に、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」を有している。
【0071】
図6に示したシフトパターンは、基本位置「X」を起点として、図3との関連で「第3の方向」と呼ばれた方向へセレクト装置を変位させることによって直接にシフト位置「P」のセレクトを可能にする。図6に示したシフトパターンの利点は、極めて小さな所要スペースしか必要とされない点に認められる。
【0072】
図7〜図15には、4方向へ変位可能となるセレクト装置を備えた本発明による信号発生器を用いて実現することのできるようなシフトパターンが示されている。このことは実現可能となるシフトパターンの数を一層高めることを可能にする。
【0073】
図7に示したシフトパターンは、基本的に図1につき説明したシフトパターンを採用しているが、次の点で図1のシフトパターンとは異なっている。すなわち、図7のシフトパターンでは、セレクト装置がシフト位置「P」をセレクトするために基本位置「X」を起点として第4の方向へ変位可能であり、この場合、第4の方向は図1につき説明した第1の方向、第2の方向および第3の方向とは異なっている。図7のシフトパターンでは、第4の方向がセレクト装置の操作者から離れる方向、つまり助手席側へ向かう方向におけるセレクト装置の変位に相当している。
【0074】
図8に示したシフトパターンでは、基本的に図3につき説明したシフトパターンが採用されているが、図8に示したシフトパターンは図7のシフトパターンと同様に、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」を示している。
【0075】
図9に示したシフトパターンでは、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」と、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」とが基本位置「X」に関して点対称的に配置されている。さらに、図9に示したシフトパターンはパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」を有している。こうして全体的には、個々のシフト位置の階段状の経過が得られる。
【0076】
図10に示したシフトパターンはシフト位置「P」の配置を除いて、図9に示したシフトパターンに対して鏡像対称的である。
【0077】
図11および図12に示したシフトパターンは互いに対してやはり鏡像対称的であるが、とりわけ次の点で、図9および図10に示したシフトパターンとは異なっている。すなわち、図9および図10に示したシフトパターンの場合、シフト位置「R」はセレクト装置の基本位置「X」に関して、本発明による信号発生器が組み付けられている車両の前進走行方向に配置されていて、シフト位置「D」はセレクト装置の基本位置「X」に関して、車両の後退走行方向に配置されているのに対して、図11および図12に示したシフトパターンでは、シフト位置「R」がセレクト装置の基本位置「X」に関して車両の後退走行方向に配置されており、シフト位置「D」がセレクト装置の基本位置「X」に関して車両の前進走行方向に配置されている。
【0078】
さらに、図11および図12のシフトパターンにはシフト位置「P」が設けられていないという点でも、図11および図12のシフトパターンは図9および図10のシフトパターンとは異なっている。さらに、図11および図12のシフトパターンでは、駆動ギヤであるシフト位置「D」および「R」が、セレクト装置を走行方向と同じ方向または走行方向とは反対の方向へ変位させることによって入れられるが、図9および図10のシフトパターンでは、駆動ギヤであるシフト位置「D」および「R」が、セレクト装置を車両方向に対して直交する横方向へ変位させることによって入れられる。
【0079】
図13および図14に示したシフトパターンは図11および図12のシフトパターンに相当しているが、この場合、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」の配置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」の配置とがそれぞれ入れ替えられている。
【0080】
図15には、4方向へ変位可能であるセレクト装置を備えた信号発生器が示されている。このセレクト装置は、セレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に対して付加的に別の装置が制御可能となるように形成されている。これにより、セレクト装置を多機能エレメントとして形成することができる。変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するためのシフトパターンは図11に示したシフトパターンに相当しているが、ただしこの場合、付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」が設けられている。付加的なシフト位置「S1」および「S2」は、変速機の付加的な機能をセレクトするためか、または別の装置(たとえばナビゲーション器具、ラジオ等)を操作するために役立つ。
【0081】
本発明による信号発生器のセレクト装置は、たとえばシフトレバーの形に形成されていて、車両のセンタコンソールに取り付けられていてよい(図示しない)。
【0082】
しかし図16に示したように、セレクト装置がステアリングコラムレバー(Lenkstockhebel)1の形に形成されていて、車両のステアリングコラム(図示しない)に枢着結合されていると有利である。これにより、セレクト装置をステアリングホイール平面に対して平行な1つまたは複数の平面内でかつこれらの平面に対して垂直な平面内で運動させることができる。ステアリングコラムレバー1は操作ノブ2を有しており、この操作ノブ2はステアリングコラムレバーロッド3の端部に設けられている。この場合、ステアリングコラムレバーロッド3の図示されていない方の端部は、自動車の、同じく図示されていないステアリングコラムに旋回可能に取り付けられている。ステアリングコラムレバー1は本発明による信号発生器のセレクト装置として働く。このためにステアリングコラムレバー1はステアリングコラムレバーロッド3の図示されていない方の端部に複数の電気的なコンタクトを有している。ステアリングコラムレバー1の変位時にこれらのコンタクトが閉じられることによって、シフト命令が評価装置(図示しない)へ伝送される。この評価装置は変速機の自動シフト装置ならびに場合によっては別の装置を制御する。ステアリングコラムレバー1は、図1〜図15に示したシフトパターンに相応して変位させられるように、かつ変位後に自動的に基本位置へ戻るようにステアリングコラムに枢着されている。さらに、図16に示したステアリングコラムレバー1はボタン4を有している。このボタン4はパーキングブレーキを入れるための専用のシフト位置を有しないシフトパターンの場合に、パーキングブレーキを入れるための命令を与えるために役立つ。さらに、ステアリングコラムレバー1はリバースシフトロックキー(Rueckfahr−Sperrtaste)5を有しており、この場合、ステアリングコラムレバー1は、このリバースシフトロックキー5がプッシュされた場合にしか、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」へ変位可能でなくなる。本発明による信号発生器はさらに、変速機の自動シフト装置のその都度作動させられた運転状態もしくは運転モードを表示する表示装置(図示しない)に接続されていてもよい。
【0083】
図17〜図31には、本発明による信号発生器を用いて実現することのできる種々のシフトパターンの選択が示されている。図面中、白色地のます(枡)はセレクト装置の不安定な位置を示している。これらの不安定な位置にセレクト装置は、セレクト装置がこれらの位置に保持される間しか留まらない。白色地のますは文字「R」、「N」、「N1」、「N2」、「D」、「P」、「S1」、「S2」で示されている。「R」は後退ギヤを入れるためのシフト位置を表し、「N」、「N1」および「N2」は変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置を表し、「D」は前進ギヤを入れるためのシフト位置を表し、「P」はパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を表し、「S1」および「S2」は第1および第2の付加的な機能のためのシフト位置を表している。「X」で示した黒色地のますは、セレクト装置のそれぞれの安定した基本位置、つまりシフトパターンにおける、セレクト装置が変位されないときにセレクト装置が留まっている位置もしくはセレクト装置が不安定な位置へ変位させられた後にセレクト装置が戻される位置を表している。図17〜図31における矢印は、それぞれ所定の位置を起点としてセレクト装置が変位可能となる方向を表している。
【0084】
図17〜図22には、3方向へのみ変位可能となるセレクト装置を備えた信号発生器を用いて実現することのできるようなシフトパターンが示されている。3方向へ変位可能なセレクト装置を備えた信号発生器では、セレクト装置の単純な構造の他に、実現可能となるシフトパターンの所要スペースが小さくて済むことが特に有利である。
【0085】
図17には、本発明による信号発生器の第1の有利な実施態様により可能となるシフトパターンが示されている。この場合、セレクト装置は変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置「N」をセレクトするためには基本位置「X」を起点として第1の方向へ変位可能であり、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」をセレクトするためにはシフト位置「N」を起点としてまず第2の方向へ変位可能であり、ただしこの場合、第2の方向は第1の方向とは反対の方向ではなく、しかも第1の方向とは異なっており、次いで、第2の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能である。したがって、このセレクト装置に関して、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」をセレクトするためにはシフト位置「N」を起点として全体的に変位運動の段状の経過が生ぜしめられる。図17に示した第1の方向は、たとえばセレクト装置の操作者へ向かう方向(運転者側へ向かう方向)であってよく、第2の方向は、本発明による信号発生器が組み付けられている車両の前進走行方向であってよい。
【0086】
前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N」を起点としてまず第3の方向へ変位可能である。この第3の方向は第1の方向とも第2の方向とも異なる方向であり、しかも第1の方向とは反対の方向ではない。次いで、第3の方向へ変位された後にセレクト装置は再び第1の方向へ変位可能である。したがって、このセレクト装置に関して、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」をセレクトするためにはシフト位置「N」を起点として、やはり変位運動の全体的に段状の経過が生ぜしめられる。図17に示したシフトパターンでは、第3の方向は第2の方向とは反対の方向、つまり車両の後退走行方向に向けられた方向である。
【0087】
個々のシフト位置「N」および「R」の間もしくは「N」および「D」の間でのセレクト装置の変位はこの場合、有利には休止なしにセレクト装置の唯1回の一貫した段状の変位運動によって行われる。
【0088】
図18には、図17に示したシフトパターンの特に有利な実施態様が示されている。図18に示したシフトパターンは以下の点で図17のシフトパターンとは異なっている。すなわち、図18のシフトパターンでは、本発明による信号発生器のセレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に加えて付加的に別の装置が制御可能となるか、もしくは別の機能がセレクト可能となる。このためには、セレクト装置によって付加的に第1の付加的な機能のための第1のシフト位置「S1」と、第2の付加的な機能のための第2のシフト位置「S2」とがセレクト可能となる。この場合、セレクト装置は付加的な第1のシフト位置「S1」をセレクトするためには基本位置「X」を起点として、図17の第2の方向に等しい方向、つまり車両の前進走行方向に等しい方向へ変位可能である。付加的な第2のシフト位置「S2」をセレクトするためには、セレクト装置が基本位置「X」を起点として、図17の第3の位置に等しい方向、つまり車両の後退走行方向に等しい方向へ変位可能である。
【0089】
付加的な第1のシフト位置「S1」および付加的な第2のシフト位置「S2」は、たとえば変速機をマニュアル式にシフトするために使用され得るが、しかしナビゲーションシステム、シャーシコントロール、エアコンディショナの操作またはその他の装置の制御のためにも使用され得る。
【0090】
図19には、図17の実施態様に対して択一的な実施態様が示されている。図19に示したシフトパターンは基本的に次の点で、図17に示したシフトパターンとは異なっている。すなわち、図19のシフトパターンには、変速機におけるトルク伝達を遮断するために2つのシフト位置「N1」、「N2」が設けられている。シフト位置「N1」または「N2」をセレクトするために、セレクト装置は基本位置「X」を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能である。この場合、第1の方向は第2の方向に等しくない。図19に示した実施態様では、第2の方向が第1の方向とは反対の方向である。シフト位置「R」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N1」を起点として、まず第3の方向へ変位可能である。第3の方向は第1の方向とも第2の方向とも異なっており、しかも第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない。次いで、第3の方向へ変位された後にセレクト装置は再び第1の方向もしくは第2の方向へ変位可能である。したがって、このセレクト装置に関して、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」をセレクトするためにはシフト位置「N1」を起点として変位運動の全体的に段状の経過が生ぜしめられる。
【0091】
シフト位置「D」をセレクトするためには、セレクト装置がシフト位置「N2」を起点として、まず第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後にセレクト装置は再び第1の方向もしくは第2の方向へ変位可能である。したがって、このセレクト装置に関して、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」をセレクトするためにはシフト位置「N2」を起点として変位運動の全体的に段状の経過が生ぜしめられる。
【0092】
図20に示したシフトパターンは、セレクト装置によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」がセレクト可能となる点で図17に示したシフトパターンとは異なっている。この場合、セレクト装置はシフト位置「P」をセレクトするためにシフト位置「R」を起点として、まず図17の第2の方向へ、つまり車両の前進走行方向へ変位可能であり、次いで第2の方向へ変位された後に、図17の第1の方向に等しい方向、つまりセレクト装置の操作者(運転者側)へ向けられた方向へ変位可能である。したがって、このセレクト装置に関して、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」をセレクトするためには、シフト位置「R」を起点として変位運動の全体的に段状の経過が生ぜしめられる。
【0093】
図21には、図19に示したシフトパターンの変化形が示されている。この変化形は図20のシフトパターンと同様に、パーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」を有している。
【0094】
図22に示したシフトパターンは、基本位置「X」を起点として、図19との関連で「第3の方向」と呼ばれた方向へセレクト装置を変位させることによって直接にシフト位置「P」のセレクトを可能にする。図22に示したシフトパターンの利点は、とりわけ極めて小さな所要スペースしか必要とされない点に認められる。
【0095】
図23〜図31には、4方向へ変位可能となるセレクト装置を備えた本発明による信号発生器を用いて実現することのできるようなシフトパターンが示されている。このことは実現可能となるシフトパターンの数を一層高めることを可能にする。
【0096】
図23に示したシフトパターンは、基本的に図17につき説明したシフトパターンを採用しているが、次の点で図17のシフトパターンとは異なっている。すなわち、図23のシフトパターンでは、セレクト装置がシフト位置「P」をセレクトするために基本位置「X」を起点として第4の方向へ変位可能であり、この場合、第4の方向は図17につき説明した第1の方向、第2の方向および第3の方向とは異なっている。図23のシフトパターンでは、第4の方向がセレクト装置の操作者から離れる方向、つまり助手席側へ向かう方向におけるセレクト装置の変位に相当している。
【0097】
図24に示したシフトパターンでは、基本的に図19につき説明したシフトパターンが採用されているが、図24に示したシフトパターンは図23のシフトパターンと同様に、付加的にパーキングブレーキを入れるための、基本位置「X」から直接に到達可能となるシフト位置「P」を示している。
【0098】
図25に示したシフトパターンでは、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」と、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」とが基本位置「X」に関して点対称的に配置されている。さらに、図25に示したシフトパターンはパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」を有している。こうして全体的には、セレクト装置の個々のシフト位置の階段状の配置が生ぜしめられる。
【0099】
図26に示したシフトパターンはシフト位置「P」の配置を除いて、図25に示したシフトパターンに対して鏡像対称的である。シフト位置「P」をセレクトするためのセレクト装置の基本的な変位運動を逆転させることにより、パーキングブレーキを誤って入れてしまう動作が付加的に困難にされる。
【0100】
図27および図28に示したシフトパターンは互いに対してやはり鏡像対称的であるが、とりわけ次の点で、図25および図26に示したシフトパターンとは異なっている。すなわち、図25および図26に示したシフトパターンの場合には、シフト位置「R」がセレクト装置の基本位置「X」に関して、本発明による信号発生器が組み付けられている車両の前進走行方向に配置されていて、シフト位置「D」がセレクト装置の基本位置「X」に関して、車両の後退走行方向に配置されているが、図27および図28に示したシフトパターンでは、シフト位置「R」がセレクト装置の基本位置「X」に関して車両の後退走行方向に配置されており、シフト位置「D」がセレクト装置の基本位置「X」に関して車両の前進走行方向に配置されている。
【0101】
さらに、図27および図28のシフトパターンにはシフト位置「P」が設けられていないという点でも、図27および図28のシフトパターンは図25および図26のシフトパターンとは異なっている。さらに、個々のシフト位置「N1」、「N2」、「R」、「P」、「D」の間でのセレクト装置の基本的な変位方向は、図25および図26の場合とは異なり車両長手方向に向けられているのではなく、車両長手方向に対して直交する車両横方向に向けられている。
【0102】
図29および図30に示したシフトパターンは基本的に図27および図28のシフトパターンに相当しているが、この場合、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」の配置と、前進ギヤを入れるためのシフト位置「D」の配置とがそれぞれ入れ替えられている。
【0103】
図31には、4方向へ変位可能であるセレクト装置を備えた信号発生器が示されている。このセレクト装置は、セレクト装置によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に加えて付加的に別の装置が制御可能となるように形成されている。これにより、セレクト装置を多機能エレメントとして形成することができる。変速機の自動シフト装置の運転状態もしくは運転モードを調節するためのシフトパターンは図27に示したシフトパターンに相当しているが、ただしこの場合、付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置「P」が設けられている。付加的なシフト位置「S1」および「S2」は、変速機の付加的な機能をセレクトするためか、または別の装置(たとえばナビゲーション器具、ラジオ等)を操作するために役立つ。
【0104】
本発明による信号発生器のセレクト装置は、たとえばシフトレバーの形に形成されていて、車両のセンタコンソールに取り付けられていてよい。
【0105】
しかし、セレクト装置がステアリングコラムレバーの形に形成されていて、車両のステアリングコラム(図示しない)に枢着結合されていると有利である。これにより、セレクト装置をステアリングホイール平面に対して平行な1つまたは複数の平面内でかつこれらの平面に対して垂直な平面内で運動させることができる。ステアリングコラムレバーは操作ノブを有しており、この操作ノブはステアリングコラムレバーロッドの一方の端部に設けられている。この場合、ステアリングコラムレバーロッドの他方の端部は、自動車のステアリングコラムに旋回可能に取り付けられている。ステアリングコラムレバーは本発明による信号発生器のセレクト装置として働く。このためにステアリングコラムレバーはステアリングコラムレバーロッドの、ステアリングコラムに結合されている方の端部に複数の電気的なコンタクトを有している。ステアリングコラムレバーの変位時にこれらのコンタクトが閉じられることによって、シフト命令が評価装置へ伝送される。この評価装置は変速機の自動シフト装置ならびに場合によっては別の装置を制御する。ステアリングコラムレバーは、図17〜図31に示したシフトパターンに相応して変位させられるように、かつ変位後に自動的に基本位置へ戻るようにステアリングコラムに枢着されている。さらに、ステアリングコラムレバーは有利にはボタンを有している。このボタンはパーキングブレーキを入れるための専用のシフト位置を有しないシフトパターンの場合に、パーキングブレーキを入れるための命令を与えるために役立つ。さらに、ステアリングコラムレバーは有利にはリバースシフトロックキーを有しており、この場合、ステアリングコラムレバーは、このリバースシフトロックキーがプッシュされた場合にしか、後退ギヤを入れるためのシフト位置「R」へ変位可能でなくなる。
【0106】
本発明による信号発生器はさらに、変速機の自動シフト装置のその都度作動させられた運転状態もしくは運転モードを表示する表示装置に接続されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図2】
別の装置の制御を可能にする本発明による信号発生器のセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図3】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられている、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図4】
付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図5】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられていて、しかも付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図6】
図5に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図7】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図4に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図8】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図6に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図9】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図5に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図10】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図5に示したシフトパターンに対して択一的な別の実施態様を示す図である。
【図11】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図3に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図12】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図3に示したシフトパターンに対して択一的な別の実施態様を示す図である。
【図13】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図3に示したシフトパターンに対して択一的なさらに別の実施態様を示す図である。
【図14】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図3に示したシフトパターンに対して択一的なさらに別の実施態様を示す図である。
【図15】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられていて、信号発生器が別の装置の制御を可能にし、しかも付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図16】
本発明による信号発生器のセレクト装置として使用することのできるようなステアリングコラムレバーを示す概略図である。
【図17】
本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図18】
別の装置の制御を可能にする本発明による信号発生器のセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図19】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられている、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図20】
付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図21】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられていて、しかも付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、3方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。
【図22】
図21に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図23】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図20に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図24】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図22に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図25】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図21に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図26】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図21に示したシフトパターンに対して択一的な別の実施態様を示す図である。
【図27】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図19に示したシフトパターンに対して択一的な実施態様を示す図である。
【図28】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図19に示したシフトパターンに対して択一的な別の実施態様を示す図である。
【図29】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図19に示したシフトパターンに対して択一的なさらに別の実施態様を示す図である。
【図30】
本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置を使用する、図19に示したシフトパターンに対して択一的なさらに別の実施態様を示す図である。
【図31】
変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置および第2のシフト位置が設けられていて、信号発生器が別の装置の制御を可能にし、しかも付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置を有している、本発明による信号発生器の、4方向へ変位可能なセレクト装置のシフトパターンを示す図である。

Claims (34)

  1. 変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器であって、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置(X)へ戻るセレクト装置(1)が設けられており、該セレクト装置(1)によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)と、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)と、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)とがセレクト可能である形式のものにおいて、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N;N1,N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、別のシフト位置(R,D)のうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N;N1,N2)を起点としてそれぞれ、第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能であることを特徴とする、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器。
  2. セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)を起点として、第1の方向とは反対の方向ではなくかつ第1の方向とは異なる第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なる方向でありかつ第1の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能である、請求項1記載の信号発生器。
  3. セレクト装置(1)によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に加えて付加的に、別の装置が制御可能となるように当該信号発生器が形成されている、請求項1または2記載の信号発生器。
  4. セレクト装置(1)によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)と、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)とがセレクト可能であり、セレクト装置(1)が、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第2の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項3記載の信号発生器。
  5. 変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)と第2のシフト位置(N2)とが設けられており、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)または第2のシフト位置(N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置(N2)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項1記載の信号発生器。
  6. セレクト装置(1)によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)がセレクト可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の信号発生器。
  7. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)を起点として、第1の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項6記載の信号発生器。
  8. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が基本位置(X)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項6記載の信号発生器。
  9. セレクト装置(1)が4方向へ変位可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載の信号発生器。
  10. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が基本位置(X)を起点として、第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なる第4の方向へ変位可能である、請求項9記載の信号発生器。
  11. 変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)と第2のシフト位置(N2)とが設けられており、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)または第2のシフト位置(N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)を起点として、第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置(N2)を起点として、第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第4の方向へ変位可能である、請求項9記載の信号発生器。
  12. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)を起点として、第1の方向または第2の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項11記載の信号発生器。
  13. セレクト装置(1)によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)と、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)とがセレクト可能であり、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)をセレクトするために、セレクト装置(1)が基本位置(X)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)をセレクトするために、セレクト装置(1)が基本位置(X)を起点として、第4の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項11記載の信号発生器。
  14. 当該信号発生器が付加的にパーキングボタン(4)を有しており、該パーキングボタン(4)をプッシュすることによりパーキングブレーキが入れられるようになっている、請求項1から13までのいずれか1項記載の信号発生器。
  15. パーキングボタン(4)がセレクト装置(1)に配置されている、請求項14記載の信号発生器。
  16. 当該信号発生器が付加的にリバースシフトロックキー(5)を有しており、該リバースシフトロックキー(5)がプッシュされた場合にのみ、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために変位可能である、請求項1から15までのいずれか1項記載の信号発生器。
  17. リバースシフトロックキー(5)がセレクト装置(1)に配置されている、請求項16記載の信号発生器。
  18. 当該信号発生器が車両内に組み付けられている、請求項1から17までのいずれか1項記載の信号発生器。
  19. 後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)が、セレクト装置(1)の基本位置(X)に関して車両の前進走行方向に配置されており、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)が、セレクト装置(1)の基本位置(X)に関して車両の後退走行方向に配置されている、請求項18記載の信号発生器。
  20. 後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)が、セレクト装置(1)の基本位置(X)に関して車両の後退走行方向に配置されており、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)が、セレクト装置(1)の基本位置(X)に関して車両の前進走行方向に配置されている、請求項18記載の信号発生器。
  21. 後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)と、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)とが、セレクト装置(1)の基本位置(X)に関して点対称的に配置されている、請求項18から20までのいずれか1項記載の信号発生器。
  22. セレクト装置(1)が、車両のステアリングコラムに配置されたステアリングコラムレバーの形に形成されている、請求項18から21までのいずれか1項記載の信号発生器。
  23. セレクト装置(1)が、車両のセンタコンソールに配置されたシフトレバーの形に形成されている、請求項18から21までのいずれか1項記載の信号発生器。
  24. 請求項1記載の、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器であって、少なくとも3方向へ変位可能でかつ、少なくとも特定のシフト位置に関しては自動的に基本位置(X)へ戻るセレクト装置(1)が設けられており、該セレクト装置(1)によって少なくとも、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)と、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)と、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)とがセレクト可能である形式のものにおいて、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N;N1,N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、別のシフト位置(R,D)のうちの1つをセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N;N1,N2)を起点として、まずそれぞれ第1の方向とは異なりかつ第1の方向とは反対の方向ではない別の方向へ変位可能であり、次いでそれぞれ前記別の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能であることを特徴とする、変速機の自動シフト装置の運転状態を調節するための信号発生器。
  25. セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)を起点として、まず第1の方向とは反対の方向ではなくかつ第1の方向とは異なる第2の方向へ変位可能であり、次いで第2の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するためのシフト位置(N)を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なる方向でありかつ第1の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向へ変位可能である、請求項24記載の信号発生器。
  26. セレクト装置(1)によって変速機の自動シフト装置の運転状態の調節に加えて付加的に、別の装置が制御可能となるように当該信号発生器が形成されている、請求項24または25記載の信号発生器。
  27. セレクト装置(1)によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)と、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)とがセレクト可能であり、セレクト装置(1)が、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第2の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項26記載の信号発生器。
  28. 変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)と第2のシフト位置(N2)とが設けられており、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)または第2のシフト位置(N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置(N2)を起点として、まず第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能である、請求項24記載の信号発生器。
  29. セレクト装置(1)によって付加的にパーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)がセレクト可能である、請求項24から28までのいずれか1項記載の信号発生器。
  30. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)を起点として、まずそれぞれ別の方向へ変位可能であり、次いで該それぞれ別の方向へ変位された後に、第1の方向に等しいか、または第1の方向とは反対の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項29記載の信号発生器。
  31. セレクト装置(1)が4方向へ変位可能である、請求項24から30までのいずれか1項記載の信号発生器。
  32. 変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)と第2のシフト位置(N2)とが設けられており、セレクト装置(1)が、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)または第2のシフト位置(N2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、ただし第1の方向は第2の方向には等しくなく、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第1のシフト位置(N1)を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第3の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、前進ギヤを入れるためのシフト位置(D)をセレクトするために、変速機におけるトルク伝達を遮断するための第2のシフト位置(N2)を起点として、まず第1の方向とも第2の方向とも第3の方向とも異なりかつ第1の方向および第2の方向とは反対の方向ではない第4の方向へ変位可能であり、次いで第4の方向へ変位された後に再び第1の方向または第2の方向へ変位可能である、請求項31記載の信号発生器。
  33. パーキングブレーキを入れるためのシフト位置(P)をセレクトするために、セレクト装置(1)が、後退ギヤを入れるためのシフト位置(R)を起点として、まず第3の方向または第4の方向へ変位可能であり、次いで第3の方向または第4の方向へ変位された後に、第1の方向または第2の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項32記載の信号発生器。
  34. セレクト装置(1)によって付加的に、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)と、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)とがセレクト可能であり、セレクト装置(1)が、第1の付加的な機能のためのシフト位置(S1)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第3の方向に等しい方向へ変位可能であり、セレクト装置(1)が、第2の付加的な機能のためのシフト位置(S2)をセレクトするために基本位置(X)を起点として、第4の方向に等しい方向へ変位可能である、請求項32記載の信号発生器。
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