JP6212614B2 - シフト装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、シフト装置1は、車体に設けられるレバーユニット11と、このレバーユニット11に支持されるシフトレバー12と、このシフトレバー12が貫通するシフトパネル13とを備えている。シフトパネル13には、シフトレバー12の操作を案内するシフトゲート20が形成されている。シフトレバー12は、シフトゲート20に沿って、車両前後方向であるシフト方向及び車幅方向であるセレクト方向への操作が許容され、そのうちシフト方向への操作は、第1の直線に沿った操作及びその第1の直線に平行な第2の直線に沿った操作が許容されている。第1の直線は基本位置であるH位置を含み、このH位置から車両後方に向かってN位置及びD位置の順にシフト位置が設定されている。また、H位置から同H位置に対し車両左方にオフセットされた位置を経由して、同位置から車両前方に向かって2つ目のN位置及びR位置の順にシフト位置が設定されている。2つのN位置は共に変速機におけるトルク伝達を遮断するニュートラル(N)レンジを選択するシフト位置として規定され、D位置は前進(D)レンジを選択するシフト位置として規定され、R位置は後進(R)レンジを選択するシフト位置として規定されている。
図2に示すように、シフトレバー12が操作されていないとき、当該シフトレバー12はH位置で静止しつつ保持される。このとき、フロアコンソールに設けられたこのシフトレバー12に対し、ユーザによる何気ない操作に基づき、車両前方に向かう外力が付与されても、当該シフトレバー12の変位は、シフトゲート20を形成するシフトパネル13の壁K1によって規制される。尚、シフトレバー12がフロアコンソールに設けられる場合、シフトレバー12のノブに手を置くと当該シフトレバー12をH位置から車両前方に向かって押し出そうとする力が働きやすいと考えられるが、本例では、それによるシフトレバー12の変位が好適に規制される。
(1)シフトレバー12は、H位置から互いに交差する2方向、すなわち車両左方に向かう一方向及び車両後方に向かう他方向へ操作可能で、当該一方向には、後進(R)レンジを選択するR位置が割り当てられるとともに、当該他方向には、前進(D)レンジを選択するD位置が割り当てられている。このため、後進(R)レンジの選択後にシフトレバー12の操作を解除すると、当該シフトレバー12は一方向からH位置へ向かいつつ、当該一方向と交差する他方向へは慣性によって変位され難い。同様に、前進(D)レンジの選択後にシフトレバー12の操作を解除すると、当該シフトレバー12は他方向からH位置へ向かいつつ、当該他方向と交差する一方向へは慣性によって変位され難い。いずれにせよ、H位置に達したシフトレバー12について、慣性による別方向への変位が抑制される。したがって、シフトレバー12を速やかにH位置で保持することができる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図3に示すように、H位置からR位置に至るルートについて、N位置が割愛されてもよい。この場合、ニュートラル(N)ポジションの選択は、シフトレバー12をH位置から第1の直線上のN位置まで操作することで実現される。このN位置は、H位置から最も近いシフト位置であるため、Nポジションの選択について、操作性を向上できる。
・図6に示すように、図5による構成に対し、H位置からD位置に至るルートについて、N位置が割愛されてもよい。この場合、ニュートラル(N)ポジションの選択は、シフトレバー12をH位置から第3の直線上のN位置まで操作することで実現される。このN位置は、H位置から最も近いシフト位置であるため、Nポジションの選択について、操作性を向上できる。
・上記実施の形態及び各変更例について、シフトゲート20が90度回転されたものに具体化されてもよい。例えば、図2を援用しつつ、シフトゲート20が反時計回りに90度回転されたものでは、シフト方向が車幅方向に展開され、セレクト方向が車両前後方向に展開される。尚、回転の度合は90度に限定されず、また、回転の方向も反時計回りに限定されない。
・D位置の延長方向にさらに別のポジション(例えば、低速走行用のL位置や回生ブレーキ用のB位置)を設けてもよい。
(イ)シフトレバーをH位置から互いに直交する2方向へ操作可能であるシフト装置。
同構成によれば、H位置に達したシフトレバーについて、慣性による別方向への変位が最も抑制される。したがって、シフトレバーを確実にH位置で保持することができる。
同構成によれば、後進(R)レンジ又は前進(D)レンジの選択後にシフトレバーの操作を解除すると、当該シフトレバーはH位置に自動復帰するが、このときH位置を超えるシフトレバーの変位が壁によって規制される。したがって、シフトレバーをH位置で静止させることが容易となる。
Claims (1)
- 基本位置であるH位置を起点としてシフトレバーを操作しつつ変速機のレンジを選択するシフト装置であって、前記シフトレバーの操作が解除されると、当該シフトレバーが前記H位置に自動復帰するモーメンタリ方式のシフト装置において、
前記シフトレバーを前記H位置から互いに交差する2方向へ操作可能で、前記2方向の一方向には、後進レンジを選択するR位置が割り当てられた経路としてL字状経路と直線状経路のいずれか一方が設けられるとともに、前記2方向の他方向には、前進レンジを選択するD位置が割り当てられた経路としてL字状経路と直線状経路のいずれか他方が設けられており、
前記シフトレバーの操作方向として、前記H位置を含む直線及びこの直線に平行な直線に沿ったシフト方向と、前記H位置を含みつつ前記シフト方向に交差する直線に沿ったセレクト方向とが規定され、前記シフトレバーが前記R位置に至るときの最終操作と、前記シフトレバーが前記D位置に至るときの最終操作とは、共に前記シフト方向に沿った操作であり、
前記シフトレバーが前記R位置に至るときの最終操作と、前記シフトレバーが前記D位置に至るときの最終操作とは、前記シフト方向に沿った互いに逆向きの操作であり、
前記H位置を起点として、前記直線状経路が車両後方又は下方に向かって延び、前記直線状経路が延びた方向とは逆方向に前記シフトレバーの変位を規制する壁があることを特徴とするシフト装置。
Priority Applications (1)
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JP2016174424A JP6212614B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | シフト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016174424A JP6212614B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | シフト装置 |
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Publications (2)
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JP2016199269A JP2016199269A (ja) | 2016-12-01 |
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JP2016174424A Active JP6212614B2 (ja) | 2016-09-07 | 2016-09-07 | シフト装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6212614B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
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JP2012056425A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Tokai Rika Co Ltd | 力覚付与型のシフト装置 |
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2016
- 2016-09-07 JP JP2016174424A patent/JP6212614B2/ja active Active
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JP2016199269A (ja) | 2016-12-01 |
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