JP2013001368A - シフトレンジ操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作部の位置を検出するセンサが故障したとしても操作部の位置の誤判定を回避することができるシフトレンジ操作装置を提供する。
【解決手段】第1の案内機構24は、シフトレバー22を第1の移動経路24A上で移動可能に案内し、第2の案内機構26は、第1の移動経路24Aに垂直な直交方向に対して傾斜された方向(第2の移動経路26A上)にシフトレバー22を案内する。付勢機構28は、所定のシフト位置に操作されたシフトレバー22を基本位置Hに自動復帰させる。第1の位置センサ30は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aにおける位置を検出する。第2の位置センサ32は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aと直交する方向における位置を検出する。シフトバイワイヤECU14は、第1、第2の位置センサ30、32の検出結果に基づいてシフトレバー22の位置を判定する。
【選択図】図2
【解決手段】第1の案内機構24は、シフトレバー22を第1の移動経路24A上で移動可能に案内し、第2の案内機構26は、第1の移動経路24Aに垂直な直交方向に対して傾斜された方向(第2の移動経路26A上)にシフトレバー22を案内する。付勢機構28は、所定のシフト位置に操作されたシフトレバー22を基本位置Hに自動復帰させる。第1の位置センサ30は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aにおける位置を検出する。第2の位置センサ32は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aと直交する方向における位置を検出する。シフトバイワイヤECU14は、第1、第2の位置センサ30、32の検出結果に基づいてシフトレバー22の位置を判定する。
【選択図】図2
Description
本発明はシフトレンジ操作装置に関する。
シフトレバー(操作部)の操作位置に基づいて車両のシフトレンジを電気的に制御するシフトバイワイヤ方式のシフト制御装置が知られている。
このシフト制御装置は、シフトレバーの操作位置を位置センサにより検出し、検出された操作位置に基づいてシフトレバーの操作位置を判定するシフトレンジ操作装置を備え、その判定結果に基づいてシフトレンジの切り替えを行う。
シフトレンジ操作装置として、複数のシフト位置の何れか1つのシフト位置にシフトレバーを移動させたのち、シフトレバーから手を離すと、シフトレバーが付勢機構により基本位置に戻るモーメンタリ型と称されるものがある。
このシフト制御装置は、シフトレバーの操作位置を位置センサにより検出し、検出された操作位置に基づいてシフトレバーの操作位置を判定するシフトレンジ操作装置を備え、その判定結果に基づいてシフトレンジの切り替えを行う。
シフトレンジ操作装置として、複数のシフト位置の何れか1つのシフト位置にシフトレバーを移動させたのち、シフトレバーから手を離すと、シフトレバーが付勢機構により基本位置に戻るモーメンタリ型と称されるものがある。
特許文献1の図1には、このようなモーメンタリ型のシフトレンジ操作装置が示されている。
このシフトレンジ操作装置は、シフトレバーを第1の移動経路上で移動可能に案内する第1の案内機構と、第1の移動経路に沿って設けられたドライブ位置、ニュートラル位置、リバース位置と、ニュートラル位置から分岐し第1の移動経路と直交する第2の移動経路上でシフトレバーを移動可能に案内する第2の案内機構と、第2の移動経路に設けられた基本位置とを備えている。
特許文献2には、シフトレバーのシフト位置を検出するために、シフトレバーの第1の移動経路における位置を検出する第1のセンサと、シフトレバーの第2の移動経路における位置を検出する第2のセンサとを設けることが示されている。
第1、第2の位置センサは、シフトレバーの位置に応じた出力電圧を出力するように構成されている。
したがって、基本位置から真横方向の操作だけでニュートラルにシフト切り替えできる構成となっており、そのシフト切り替えにおける際の、シフトレバーのシフト位置の判定は、第1のセンサの出力電圧と第2のセンサの出力電圧との組み合わせに基づいてなされる。シフト制御装置は、その判定結果に基づいて車両のシフトレンジの切り替えを行う。
このシフトレンジ操作装置は、シフトレバーを第1の移動経路上で移動可能に案内する第1の案内機構と、第1の移動経路に沿って設けられたドライブ位置、ニュートラル位置、リバース位置と、ニュートラル位置から分岐し第1の移動経路と直交する第2の移動経路上でシフトレバーを移動可能に案内する第2の案内機構と、第2の移動経路に設けられた基本位置とを備えている。
特許文献2には、シフトレバーのシフト位置を検出するために、シフトレバーの第1の移動経路における位置を検出する第1のセンサと、シフトレバーの第2の移動経路における位置を検出する第2のセンサとを設けることが示されている。
第1、第2の位置センサは、シフトレバーの位置に応じた出力電圧を出力するように構成されている。
したがって、基本位置から真横方向の操作だけでニュートラルにシフト切り替えできる構成となっており、そのシフト切り替えにおける際の、シフトレバーのシフト位置の判定は、第1のセンサの出力電圧と第2のセンサの出力電圧との組み合わせに基づいてなされる。シフト制御装置は、その判定結果に基づいて車両のシフトレンジの切り替えを行う。
しかしながら、第2のセンサが故障してその出力電圧が常時ニュートラル位置に対応する値に固定されてしまった場合、以下のような不都合が発生する。
例えば、運転者がシフトレバーをドライブ位置(あるいはリバース位置)に操作すると、シフト制御装置は、第1のセンサの出力電圧と第2のセンサの出力電圧との組み合わせに基づいてシフトレバーがドライブ位置(あるいはリバース位置)に操作されたものといったん判定する。
しかし、運転者がシフトレバーから手を離すと、シフトレバーは、基本位置に戻るが、第2のセンサの出力電圧がニュートラル位置に対応する値に固定されているため、シフト制御装置は、シフトレバーがニュートラル位置に移動されたものと誤判定してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、操作部の位置を検出するセンサが故障したとしても操作部の位置の誤判定を回避することができるシフトレンジ操作装置を提供することを目的とする。
例えば、運転者がシフトレバーをドライブ位置(あるいはリバース位置)に操作すると、シフト制御装置は、第1のセンサの出力電圧と第2のセンサの出力電圧との組み合わせに基づいてシフトレバーがドライブ位置(あるいはリバース位置)に操作されたものといったん判定する。
しかし、運転者がシフトレバーから手を離すと、シフトレバーは、基本位置に戻るが、第2のセンサの出力電圧がニュートラル位置に対応する値に固定されているため、シフト制御装置は、シフトレバーがニュートラル位置に移動されたものと誤判定してしまう。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、操作部の位置を検出するセンサが故障したとしても操作部の位置の誤判定を回避することができるシフトレンジ操作装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、操作部が所定のシフト位置に操作された後に基本位置に自動復帰する車両のシフトレンジ操作装置であって、前記基本位置及び前記所定のシフト位置は、前記操作部の一方向の位置を検出する一方向位置検出手段と、前記操作部の前記一方向に垂直な直交方向の位置を検出する直交方向位置検出手段と、による座標位置で検知され、前記基本位置の座標位置は、前記所定のシフト位置の座標位置から前記直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、基本位置の座標位置が、所定のシフト位置の座標位置から直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置されるため、操作部が基本位置又は、その他の所定のシフト位置に位置した場合に、一方向位置検出手段で検出される座標位置の検出結果が異なる。したがって、直交方向位置検出手段が故障した状態で操作部が基本位置に位置したとしても、操作部が基本位置以外の所定のシフト位置に位置しているという誤判定を確実に回避することができる。
請求項2記載の発明によれば、基本位置が配置される第2の案内機構が、所定のシフト位置が配置される第1の案内機構から分岐されると共に直交方向に対して傾斜された方向に形成されるため、簡単な構成で基本位置の座標位置を、所定のシフト位置の座標位置から直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置することができる。
請求項3記載の発明によれば、操作部を前進位置、中立位置、後進位置に操作しやすく、操作性を高める上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、車両を発進させる場合は、基本位置にある操作部を第2の案内機構および第1の案内機構に沿って手前に引くという簡単な動作を行えばよく、操作部の操作性を高める上で有利となる。また、車両を後退させる場合は、基本位置にある操作部をいったん第2の案内経路に沿って手前に引いたのち、次いで、第1の案内経路に沿って前方に押すという2段階の動作を行わなければならないことから、車両の前進操作と後進操作とを取り違えてしまう誤操作を抑制する上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、基本位置が配置される第2の案内機構が、所定のシフト位置が配置される第1の案内機構から分岐されると共に直交方向に対して傾斜された方向に形成されるため、簡単な構成で基本位置の座標位置を、所定のシフト位置の座標位置から直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置することができる。
請求項3記載の発明によれば、操作部を前進位置、中立位置、後進位置に操作しやすく、操作性を高める上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、車両を発進させる場合は、基本位置にある操作部を第2の案内機構および第1の案内機構に沿って手前に引くという簡単な動作を行えばよく、操作部の操作性を高める上で有利となる。また、車両を後退させる場合は、基本位置にある操作部をいったん第2の案内経路に沿って手前に引いたのち、次いで、第1の案内経路に沿って前方に押すという2段階の動作を行わなければならないことから、車両の前進操作と後進操作とを取り違えてしまう誤操作を抑制する上で有利となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本実施の形態に係るシフトレンジ操作装置12を含むシフト制御装置10の全体構成を示すブロック図である。
図2(A)はシフトレンジ操作装置12の平面図、(B)は第1の方向Xにおけるシフトレバー22の操作量と第1の位置センサ(一方向位置検出手段)の出力電圧Vとの関係を示す線図、(C)は第2の方向Yにおけるシフトレバー22の操作量と第2の位置センサ(直交方向位置検出手段)の出力電圧Vとの関係を示す線図である。
図1に示すように、シフト制御装置10はシフトバイワイヤ方式であり、シフトレンジ操作装置12と、シフトバイワイヤECU14と、アクチュエータ16と、自動変速機18とを含んで構成され、電気的な制御により車両(自動変速機18)のシフトレンジを切り替えるものである。
なお、本実施の形態では、シフトレンジ操作装置12が自動変速機18を搭載した車両に搭載される場合について説明するが、本発明は、自動変速機18を搭載しないハイブリッド自動車や電気自動車にも適用可能である。
図1は本実施の形態に係るシフトレンジ操作装置12を含むシフト制御装置10の全体構成を示すブロック図である。
図2(A)はシフトレンジ操作装置12の平面図、(B)は第1の方向Xにおけるシフトレバー22の操作量と第1の位置センサ(一方向位置検出手段)の出力電圧Vとの関係を示す線図、(C)は第2の方向Yにおけるシフトレバー22の操作量と第2の位置センサ(直交方向位置検出手段)の出力電圧Vとの関係を示す線図である。
図1に示すように、シフト制御装置10はシフトバイワイヤ方式であり、シフトレンジ操作装置12と、シフトバイワイヤECU14と、アクチュエータ16と、自動変速機18とを含んで構成され、電気的な制御により車両(自動変速機18)のシフトレンジを切り替えるものである。
なお、本実施の形態では、シフトレンジ操作装置12が自動変速機18を搭載した車両に搭載される場合について説明するが、本発明は、自動変速機18を搭載しないハイブリッド自動車や電気自動車にも適用可能である。
図1、図2に示すように、シフトレンジ操作装置12は、ケース20、操作部としてのシフトレバー22と、第1の案内機構24と、第2の案内機構26と、付勢機構28と、
第1の検出手段としての第1の位置センサ(一方向位置検出手段)30と、第2の検出手段としての第2の位置センサ(直交方向位置検出手段)32と、シフトバイワイヤECU14とを含んで構成されている。
第1の検出手段としての第1の位置センサ(一方向位置検出手段)30と、第2の検出手段としての第2の位置センサ(直交方向位置検出手段)32と、シフトバイワイヤECU14とを含んで構成されている。
ケース20は、車室内における運転席の近傍箇所に設けられ、シフトレバー22の下部を収容している。
シフトレバー22は車両のシフトレンジの選択操作を行うために操作される部材であり、第1の案内機構24と第2の案内機構26によりドライブ位置(前進位置)D、ニュートラル位置(中立位置)N、リバース位置(後進位置)R、基本位置Hに移動可能に支持されている。
シフトレバー22は車両のシフトレンジの選択操作を行うために操作される部材であり、第1の案内機構24と第2の案内機構26によりドライブ位置(前進位置)D、ニュートラル位置(中立位置)N、リバース位置(後進位置)R、基本位置Hに移動可能に支持されている。
第1の案内機構24は、シフトレバー22を第1の移動経路24A上(一方向上)で移動可能に案内し、ドライブ位置Dは、第1の移動経路24Aの延在方向の一方の端部に設けられ、リバース位置Rは、第1の移動経路24Aの延在方向の他方の端部に設けられ、ニュートラル位置Nは、第1の移動経路24Aの延在方向の中間箇所に設けられている。
より詳細には、第1の移動経路24Aは車両の前後方向と平行に直線上に延在しており、リバース位置R、ニュートラル位置N、ドライブ位置Dがこの順番で車両の前方から後方に並んで第1の移動経路24A上に配置されている。
より詳細には、第1の移動経路24Aは車両の前後方向と平行に直線上に延在しており、リバース位置R、ニュートラル位置N、ドライブ位置Dがこの順番で車両の前方から後方に並んで第1の移動経路24A上に配置されている。
第2の案内機構26は、ニュートラル位置Nから分岐し第1の移動経路24Aに垂直な直交方向に対して傾斜された方向(第2の移動経路26A上)にシフトレバー22を案内する。第2の案内機構26は、第1の移動経路24Aと交差する第2の移動経路26A上でシフトレバー22を移動可能に案内し、基本位置Hは第2の移動経路26Aの延在方向の端部に設けられている。
第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは鋭角または鈍角をなしている。
本実施の形態では、第2の移動経路26Aは、ニュートラル位置Nにおける第1の移動経路24Aの箇所から斜め前方に向けて延在しており、したがって、第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは、鋭角をなしており、基本位置Hは、ニュートラル位置Nよりも車両の前方に位置している。
したがって、基本位置Hは、第1の移動経路24Aに沿った所定のシフト位置D,Rの座標位置から直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置されることになる。
本実施の形態では、第1の案内機構24は、ケース20に形成されシフトレバー22を案内する第1の案内溝2402を含んで構成され、第2の案内機構26は、ケース20に形成されシフトレバー22を案内する第2の案内溝2602を含んで構成されている。
第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは鋭角または鈍角をなしている。
本実施の形態では、第2の移動経路26Aは、ニュートラル位置Nにおける第1の移動経路24Aの箇所から斜め前方に向けて延在しており、したがって、第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは、鋭角をなしており、基本位置Hは、ニュートラル位置Nよりも車両の前方に位置している。
したがって、基本位置Hは、第1の移動経路24Aに沿った所定のシフト位置D,Rの座標位置から直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置されることになる。
本実施の形態では、第1の案内機構24は、ケース20に形成されシフトレバー22を案内する第1の案内溝2402を含んで構成され、第2の案内機構26は、ケース20に形成されシフトレバー22を案内する第2の案内溝2602を含んで構成されている。
付勢機構28は、所定のシフト位置に操作されたシフトレバー22を基本位置Hに自動復帰させるようにシフトレバー22を付勢するものであり、ばねなどを含んで構成され、ケース20に設けられている。
なお、前述したように、第1の移動経路24Aの延在方向に沿ってドライブ位置D、ニュートラル位置N、リバース位置Rが設けられ、第2の移動経路26Aがニュートラル位置Nにおける第1の移動経路24Aの箇所から分岐し第1の移動経路24Aの延在方向と交差する方向に延在し、基本位置Hが第2の移動経路26Aに設けられている。したがって、シフトレバー22は、ドライブ位置Dあるいはリバース位置Rから必ずニュートラル位置Nを経由して基本位置Hに戻る。
なお、前述したように、第1の移動経路24Aの延在方向に沿ってドライブ位置D、ニュートラル位置N、リバース位置Rが設けられ、第2の移動経路26Aがニュートラル位置Nにおける第1の移動経路24Aの箇所から分岐し第1の移動経路24Aの延在方向と交差する方向に延在し、基本位置Hが第2の移動経路26Aに設けられている。したがって、シフトレバー22は、ドライブ位置Dあるいはリバース位置Rから必ずニュートラル位置Nを経由して基本位置Hに戻る。
第1の位置センサ30は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aにおける位置、すなわち、第1の方向Xにおける位置(座標位置)を検出し、その座標位置に対応した大きさの検出信号(出力電圧V)を出力するものである。言い換えると、シフトレバー22の第1の方向Xにおける操作量に応じた大きさの検出信号(出力電圧V)を出力するものである。
本実施の形態では、図2(B)に示すように、第1の位置センサ30は、ドライブ位置Dからリバース位置Rに近づくに従って、出力電圧Vの値が次第に大きくなるように構成されている。
前述したように第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hとニュートラル位置Nとに位置した場合に、第1の位置センサ30で検出される検出結果は異なる。
本実施の形態では、図2(B)に示すように、第1の位置センサ30は、ドライブ位置Dからリバース位置Rに近づくに従って、出力電圧Vの値が次第に大きくなるように構成されている。
前述したように第1の移動経路24Aと第2の移動経路26Aとは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hとニュートラル位置Nとに位置した場合に、第1の位置センサ30で検出される検出結果は異なる。
第2の位置センサ32は、シフトレバー22の第1の移動経路24Aと直交する方向における位置、すなわち、第1の方向Xと直交する第2の方向Yにおける位置(座標位置)を検出し、その座標位置に対応した大きさの検出信号(出力電圧V)を出力するものである。言い換えると、シフトレバー22の第2の方向Yにおける操作量に応じた大きさの検出信号(出力電圧V)を出力するものである。
本実施の形態では、図2(C)に示すように、第2の位置センサ32は、基本位置Hからニュートラル位置Nに近づくに従って出力電圧Vの値が次第に大きくなるように構成されている。
なお、第1、第2の位置センサ30、32として、例えば、ホール素子やポテンショメータを用いて位置(座標位置)を検出する位置センサなど従来公知のさまざまな位置センサが使用可能である。
本実施の形態では、図2(C)に示すように、第2の位置センサ32は、基本位置Hからニュートラル位置Nに近づくに従って出力電圧Vの値が次第に大きくなるように構成されている。
なお、第1、第2の位置センサ30、32として、例えば、ホール素子やポテンショメータを用いて位置(座標位置)を検出する位置センサなど従来公知のさまざまな位置センサが使用可能である。
シフトバイワイヤECU14は、CPU、制御プログラム等を格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
シフトバイワイヤECU14は、CPUが制御プログラムを実行することにより、シフトレバー22が操作された際に、第1の位置センサ30および第2の位置センサ32の検出結果に基づいてシフトレバー22がリバース位置R、ニュートラル位置N、ドライブ位置D、基本位置Hの何れの位置に位置しているかを判定する位置判定手段を実現する。
また、シフトバイワイヤECU14は、位置判定手段による判定結果に基づいてアクチュエータ16を制御することによりアクチュエータ16を駆動させ、自動変速機18のシフトレンジを切り替える。
すなわち、判定結果がドライブ位置Dであれば、自動変速機18を前進ギアに入れる。判定結果がリバース位置Rであれば、自動変速機18を後退ギアに入れる。判定結果がニュートラル位置Nであれば、自動変速機18におけるトルクの伝達を遮断する。
シフトバイワイヤECU14は、CPUが制御プログラムを実行することにより、シフトレバー22が操作された際に、第1の位置センサ30および第2の位置センサ32の検出結果に基づいてシフトレバー22がリバース位置R、ニュートラル位置N、ドライブ位置D、基本位置Hの何れの位置に位置しているかを判定する位置判定手段を実現する。
また、シフトバイワイヤECU14は、位置判定手段による判定結果に基づいてアクチュエータ16を制御することによりアクチュエータ16を駆動させ、自動変速機18のシフトレンジを切り替える。
すなわち、判定結果がドライブ位置Dであれば、自動変速機18を前進ギアに入れる。判定結果がリバース位置Rであれば、自動変速機18を後退ギアに入れる。判定結果がニュートラル位置Nであれば、自動変速機18におけるトルクの伝達を遮断する。
位置判定手段によるシフトレバー22の位置判定について説明する。
シフトレバー22の位置判定は、以下のような判定条件を満たすか否かに基づいてなされる。
図3は、シフトレバー22の位置と第1、第2の位置センサ30、32の出力電圧Vとの関係を示す模式図である。
なお、図3において、X1〜X4は、図2(B)に示すように、第1の位置センサ30の出力電圧Vの判定範囲を示している。
また、Y1、Y2は、図2(C)に示すように、第2の位置センサ32の出力電圧Vの判定範囲を示している。
範囲X1:0≦V≦V1
範囲X2:V1<V≦V2
範囲X3:V2<V≦V3
範囲X4:V3<V
範囲Y1:0≦V≦V4
範囲Y2:V4<V
シフトレバー22の位置判定は、以下のような判定条件を満たすか否かに基づいてなされる。
図3は、シフトレバー22の位置と第1、第2の位置センサ30、32の出力電圧Vとの関係を示す模式図である。
なお、図3において、X1〜X4は、図2(B)に示すように、第1の位置センサ30の出力電圧Vの判定範囲を示している。
また、Y1、Y2は、図2(C)に示すように、第2の位置センサ32の出力電圧Vの判定範囲を示している。
範囲X1:0≦V≦V1
範囲X2:V1<V≦V2
範囲X3:V2<V≦V3
範囲X4:V3<V
範囲Y1:0≦V≦V4
範囲Y2:V4<V
(1)ドライブ位置Dの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX1の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(2)ニュートラル位置Nの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(3)リバース位置Rの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX4の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(4)基本位置Hの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY1の範囲。
第1の位置センサ30の出力電圧VがX1の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(2)ニュートラル位置Nの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(3)リバース位置Rの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX4の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(4)基本位置Hの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY1の範囲。
次に、シフトレンジ操作装置12の作用効果について説明する。
第2の位置センサ32が故障し、その出力電圧がY2の範囲で固定されたものとする。
この場合、運転者がシフトレバー22を基本位置Hからドライブ位置Dに移動させると、位置判定手段は、前記(1)の判定条件が成立することから、シフトレバー22の位置がドライブ位置Dにあると正しく判定する。
ここで、運転者がシフトレバー22から手を離すと、シフトレバー22がドライブ位置Dから基本位置Hに戻る。
この場合、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2に固定されているため、仮に第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲になると、前記(2)の条件が成立することになり、位置判定手段は、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を行なってしまう。
しかしながら、本実施の形態では、第1の移動経路24と第2の移動経路26とは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hとニュートラル位置Nとに位置した場合に、第1の位置センサ30で検出される検出結果は異なる。
したがって、シフトレバー22が基本位置Hに戻ると、第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲となるので、前記(2)の条件が不成立となり、位置判定手段による誤判定が回避される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第2の位置センサ32が故障した場合、シフトレバー22が基本位置Hに位置するにもかかわらず、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を確実に回避することができる。
第2の位置センサ32が故障し、その出力電圧がY2の範囲で固定されたものとする。
この場合、運転者がシフトレバー22を基本位置Hからドライブ位置Dに移動させると、位置判定手段は、前記(1)の判定条件が成立することから、シフトレバー22の位置がドライブ位置Dにあると正しく判定する。
ここで、運転者がシフトレバー22から手を離すと、シフトレバー22がドライブ位置Dから基本位置Hに戻る。
この場合、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2に固定されているため、仮に第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲になると、前記(2)の条件が成立することになり、位置判定手段は、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を行なってしまう。
しかしながら、本実施の形態では、第1の移動経路24と第2の移動経路26とは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hとニュートラル位置Nとに位置した場合に、第1の位置センサ30で検出される検出結果は異なる。
したがって、シフトレバー22が基本位置Hに戻ると、第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲となるので、前記(2)の条件が不成立となり、位置判定手段による誤判定が回避される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第2の位置センサ32が故障した場合、シフトレバー22が基本位置Hに位置するにもかかわらず、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を確実に回避することができる。
更に、基本位置Hが、所定のシフト位置(D、R)から前記直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置されるため、第2の位置センサ32が故障した場合に、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を確実に回避することができるだけでなく、ドライブ位置Dやリバース位置Rに位置しているという誤判定も確実に回避することができる。
また、本実施の形態では、ドライブ位置Dは、第1の移動経路24Aの延在方向の一方の端部に設けられ、リバース位置Rは、第1の移動経路24Aの延在方向の他方の端部に設けられ、ニュートラル位置Nは、第1の移動経路24Aの延在方向の中間箇所に設けられ、基本位置Hは、第2の移動経路26Aの延在方向の端部に設けられている。
したがって、シフトレバー22をドライブ位置D、ニュートラル位置N、リバース位置Rに操作しやすく、操作性を高める上で有利となる。
したがって、シフトレバー22をドライブ位置D、ニュートラル位置N、リバース位置Rに操作しやすく、操作性を高める上で有利となる。
また、本実施の形態では、第1の方向Xは車両の前後方向と平行し、第1の移動経路24にリバース位置R、ニュートラル位置N、ドライブ位置Dがこの順番で車両の前方から後方に並んで配置され、第2の移動経路26は、ニュートラル位置Nにおける第1の移動経路24の箇所から斜め前方に向けて延在し、基本位置Hは、ニュートラル位置Nよりも車両の前方に位置している。
したがって、車両を発進させるという頻度の高い操作を行う場合は、基本位置Hにあるシフトレバー22を第2の移動経路26から第1の移動経路24に沿って手前に引くという簡単な動作を行えばよく、シフトレバー22の操作性を高める上で有利となる。
また、車両を後退させるという比較的頻度の低い操作を行う場合は、基本位置Hにあるシフトレバー22をいったん第2の移動経路26に沿って手前に引いたのち、次いで、第1の移動経路24に沿って前方に押すという2段階の動作を行なうことになる。
したがって、車両を前進させる場合の操作と、車両を後退させる場合の操作とを明確に区別できることから、シフトレバー22の誤操作を抑制する上で有利となる。
したがって、車両を発進させるという頻度の高い操作を行う場合は、基本位置Hにあるシフトレバー22を第2の移動経路26から第1の移動経路24に沿って手前に引くという簡単な動作を行えばよく、シフトレバー22の操作性を高める上で有利となる。
また、車両を後退させるという比較的頻度の低い操作を行う場合は、基本位置Hにあるシフトレバー22をいったん第2の移動経路26に沿って手前に引いたのち、次いで、第1の移動経路24に沿って前方に押すという2段階の動作を行なうことになる。
したがって、車両を前進させる場合の操作と、車両を後退させる場合の操作とを明確に区別できることから、シフトレバー22の誤操作を抑制する上で有利となる。
(比較例)
次に、図4、図5を参照して比較例について説明する。以下の説明では、実施の形態と同様の部分、部材には同一の符号を付してその説明を省略し、あるいは、簡単に行う。
図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ図3(A)、(B)、(C)と対応し、図5は図2と対応している。
図4(A)に示すように、比較例は、第1の移動経路24と第2の移動経路26とが直交している点が本発明と相違している。
したがって、位置判定手段によるシフトレバー22の位置判定は、以下のような判定条件を満たすか否かに基づいてなされる。
図5は、シフトレバー22の位置と第1、第2の位置センサ30、32の出力電圧Vとの関係を示す模式図である。
なお、図5において、X1〜X3は、図4(B)に示すように、第1の位置センサ30の出力電圧Vの判定範囲を示している。
また、Y1、Y2は、図4(C)に示すように、第2の位置センサ32の出力電圧Vの判定範囲を示している。
範囲X1:0≦V≦V1
範囲X2:V1<V≦V2
範囲X3:V2<V
範囲Y1:0≦V≦V4
範囲Y2:V4<V
次に、図4、図5を参照して比較例について説明する。以下の説明では、実施の形態と同様の部分、部材には同一の符号を付してその説明を省略し、あるいは、簡単に行う。
図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ図3(A)、(B)、(C)と対応し、図5は図2と対応している。
図4(A)に示すように、比較例は、第1の移動経路24と第2の移動経路26とが直交している点が本発明と相違している。
したがって、位置判定手段によるシフトレバー22の位置判定は、以下のような判定条件を満たすか否かに基づいてなされる。
図5は、シフトレバー22の位置と第1、第2の位置センサ30、32の出力電圧Vとの関係を示す模式図である。
なお、図5において、X1〜X3は、図4(B)に示すように、第1の位置センサ30の出力電圧Vの判定範囲を示している。
また、Y1、Y2は、図4(C)に示すように、第2の位置センサ32の出力電圧Vの判定範囲を示している。
範囲X1:0≦V≦V1
範囲X2:V1<V≦V2
範囲X3:V2<V
範囲Y1:0≦V≦V4
範囲Y2:V4<V
(1′)ドライブ位置Dの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX1の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(2′)ニュートラル位置Nの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(3′)リバース位置Rの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(4′)基本位置Hの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY1の範囲。
第1の位置センサ30の出力電圧VがX1の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(2′)ニュートラル位置Nの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(3′)リバース位置Rの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2の範囲。
(4′)基本位置Hの判定条件:
第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲、かつ、第2の位置センサ32の出力電圧VがY1の範囲。
次に、比較例において第2の位置センサ32が故障し、その出力電圧がY2の範囲で固定されたものとする。
この場合、運転者がシフトレバー22を中立位置Hからドライブ位置Dに移動させると、位置判定手段は、前記(1′)の判定条件が成立することから、シフトレバー22の位置がドライブ位置Dにあると正しく判定する。
ここで、運転者がシフトレバー22から手を離すと、シフトレバー22がドライブ位置Dから中立位置Hに戻る。
この場合、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2に固定されているため、第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲となり、前記(2′)の条件が成立することになり、位置判定手段は、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を行なってしまう。
これに対して、本実施の形態では、第1の移動経路24と第2の移動経路26とは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hに戻ると、第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲となるので、前記(2)の条件が不成立となり、位置判定手段の誤判定を確実に回避することができ、比較例に比べて有利である。
この場合、運転者がシフトレバー22を中立位置Hからドライブ位置Dに移動させると、位置判定手段は、前記(1′)の判定条件が成立することから、シフトレバー22の位置がドライブ位置Dにあると正しく判定する。
ここで、運転者がシフトレバー22から手を離すと、シフトレバー22がドライブ位置Dから中立位置Hに戻る。
この場合、第2の位置センサ32の出力電圧VがY2に固定されているため、第1の位置センサ30の出力電圧VがX2の範囲となり、前記(2′)の条件が成立することになり、位置判定手段は、シフトレバー22がニュートラル位置Nに位置しているという誤判定を行なってしまう。
これに対して、本実施の形態では、第1の移動経路24と第2の移動経路26とは鋭角をなしていることから、シフトレバー22が基本位置Hに戻ると、第1の位置センサ30の出力電圧VがX3の範囲となるので、前記(2)の条件が不成立となり、位置判定手段の誤判定を確実に回避することができ、比較例に比べて有利である。
10……シフト制御装置、12……シフトレンジ操作装置、14……シフトバイワイヤECU(位置判定手段)、16……アクチュエータ、18……自動変速機、20……ケース、22……シフトレバー(操作部)、24A……第1の移動経路、26A……第2の移動経路、28……付勢機構、30……第1の位置センサ(一方向位置検出手段)、32……第2の位置センサ(直交方向位置検出手段)。
Claims (4)
- 操作部が所定のシフト位置に操作された後に基本位置に自動復帰する車両のシフトレンジ操作装置であって、
前記基本位置及び前記所定のシフト位置は、
前記操作部の一方向の位置を検出する一方向位置検出手段と、
前記操作部の前記一方向に垂直な直交方向の位置を検出する直交方向位置検出手段と、による座標位置で検知され、
前記基本位置の座標位置は、前記所定のシフト位置の座標位置から前記直交方向に延在する直線上とは異なる位置に配置される
ことを特徴とするシフトレンジ操作装置。 - 前記操作部を前記一方向に案内する第1の案内機構と、
前記第1の案内機構から分岐され前記直交方向に対して傾斜された方向に前記操作部を案内する第2の案内機構と、を更に備え、
前記所定のシフト位置は前記第1の案内機構に配置され、前記基本位置は前記第2の案内機構に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載のシフトレンジ操作装置。 - 前記所定のシフト位置は、前進位置と中立位置と後進位置とを含み、
前記中立位置は、前記前進位置と前記後進位置との間に配置され、
前記第1の案内機構と前記第2の案内機構とは、前記中立位置で分岐される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシフトレンジ操作装置。 - 前記第1の案内機構は前記車両の前後方向と平行に延在され、
前記第1の案内機構に前記後進位置、前記中立位置、前記前進位置がこの順番で前記車両の前方から後方に並んで配置され、
前記第2の案内機構は、前記第1の案内機構の前記中立位置から斜め前方に向けて延在され、
前記基本位置は、前記中立位置よりも前記車両の前方に配置される
ことを特徴とする請求項3記載のシフトレンジ操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138153A JP2013001368A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | シフトレンジ操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011138153A JP2013001368A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | シフトレンジ操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013001368A true JP2013001368A (ja) | 2013-01-07 |
Family
ID=47670351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011138153A Pending JP2013001368A (ja) | 2011-06-22 | 2011-06-22 | シフトレンジ操作装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013001368A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015054526A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2015055880A (ja) * | 2013-09-10 | 2015-03-23 | マツダ株式会社 | 車両用シフト装置 |
JP2016061379A (ja) * | 2014-09-18 | 2016-04-25 | マツダ株式会社 | 車両用シフタ装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58122131U (ja) * | 1981-09-07 | 1983-08-19 | 株式会社クボタ | 走行用変速装置の操作部構造 |
JP2008018736A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-31 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー装置 |
JP2009107432A (ja) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Suzuki Motor Corp | 自動変速機のシフト操作装置 |
-
2011
- 2011-06-22 JP JP2011138153A patent/JP2013001368A/ja active Pending
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