JP6610633B2 - 車両用シフタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シフタ装置に関し、特にエレキシフタ方式の車両用シフタ装置に関する。
近年、車両用シフタ装置として、シフトレバーのポジションを電気的に検出し、当該電気信号を制御部に送出することで変速を実行する、所謂、エレキシフタ装置(シフト・バイ・ワイヤ方式のシフタ装置)が知られている。このようなエレキシフタ装置は、シフトレバーの操作ストロークに制約がなく、装置のコンパクト化を図ることができるというメリットがある。
また、エレキシフタ装置は、車両設計の際の自由度が高くできるというメリットもある。
特許文献1には、エレキシフタ装置の一例が開示されている。特許文献1には、リバース(R)レンジとドライブ(D)レンジの選択をシフトレバーの操作により行い、パーキング(P)レンジ及びニュートラル(N)レンジの選択及び解除については押ボタンスイッチで行うエレキシフタ装置が開示されている。
特許文献1に開示のエレキシフタ装置では、シフタレバーのリバース(R)ポジションとドライブ(D)ポジションとの間にホームポジションが設けられており、運転者がシフト操作を行った後にシフトノブから手を放すと、シフトレバーはホームポジションに戻るようになっている。
このような、従来技術に係るエレキシフタ装置は、モメンタリ方式のエレキシフタ装置である。
特開2007−253912号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術のように、モメンタリ方式のエレキシフタ装置を採用する場合には、運転者がその時点における走行レンジを認識し難いという問題点がある。即ち、エレキシフタ装置が採用される以前の、ケーブルを介して機械的に変速を行うシフタ装置では、シフトレバーの位置によって現在の走行レンジを認識し易いのに対し、モメンタリ方式のエレキシフタ装置では、シフトレバーのポジションでは走行レンジが認識できず、その度にメーターユニット内のインジケータを確認する必要がある。
本発明は、エレキシフタ方式とすることで装置全体のコンパクト化及び高い設計の自由度を確保しながら、運転者がシフトレバーの位置によってシフトポジションの認識を可能にすることができる車両用シフタ装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る車両用シフタ装置は、運転者の操作に基づいて、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、及びドライブレンジを含む複数のレンジ間で車両の変速レンジを切り替える車両用シフタ装置において、前記複数の変速レンジの各々に応じて、ポジションが規定されるシフトレバーと、前記シフトレバーの前記ポジションを検出する検出部と、前記変速レンジが所定のレンジに維持されている場合に、当該所定のレンジに対応する位置に前記シフトレバーの前記ポジションを保持するレバー保持部と、を備え、前記シフトレバーには、上端部に押ボタンが設けられているとともに、当該上端部よりも下方の位置に、前記運転者による前記押ボタンの操作に応じて変位するガイドレバーが設けられており、前記レバー保持部は、シフトレバーの周囲に設けられ、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーの前記ポジションで、前記ガイドレバーと掛合する凹部又は孔部を有するガイドであり、前記ガイドレバーと前記ガイドの凹部又は孔部との掛合により、前記シフトレバーの前記ポジションが保持され、前記ガイドレバーは、前記シフトレバーの長手方向の中間部分から、当該シフトレバーの軸径方向外向きに延設されており、先端部分に上向に突設された爪部を有し、前記ガイドの前記凹部又は孔部に対して前記爪部が嵌まり込むことにより、前記ガイドレバーと前記ガイドとが掛合する。
上記態様に係る車両用シフタ装置は、エレキシフタ装置であるので、装置全体でのコンパクト化を図ることができるとともに、設計における高い自由度を確保することができる。
また、上記態様に係る車両用シフタ装置では、各変速レンジでシフトレバーのポジションを上記のように各レンジに対応する位置に保持するレバー保持部を備えるので、運転者がシフトレバーから手を放してもシフトレバーのポジションはそのまま維持され、シフトレバーのポジションによって、運転者はその時点でのレンジを直接的に認識することができる。
従って、上記態様に係る車両用シフタ装置では、装置全体のコンパクト化及び高い設計の自由度を確保しながら、運転者がシフトレバーのポジションによってシフトレンジの認識を可能にすることができる。
また、上記態様に係る車両用シフタ装置では、前記シフトレバーには、上端部に押ボタンが設けられているとともに、当該上端部よりも下方の位置に、前記運転者による前記押ボタンの操作に応じて変位するガイドレバーが設けられており、前記レバー保持部は、シフトレバーの周囲に設けられ、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーのポジションで、前記ガイドレバーと掛合する凹部又は孔部を有するガイドであり、前記ガイドレバーと前記ガイドの凹部又は孔部との掛合により、前記シフトレバーの前記ポジションが保持される。したがって、ガイドの凹部又は孔部とガイドレバーとの掛合という、簡易且つ確実な構成によって各変速レンジにおけるシフトレバーのポジションを保持することとしているので、製造コストの低減を図ることができるとともに、当該機構の故障を低く抑えることができる。
さらに上記の態様では、前記ガイドレバーは、前記シフトレバーの長手方向の中間部分から、当該シフトレバーの軸径方向外向きに延設されており、先端部分に上向に突設された爪部を有し、前記ガイドの前記凹部又は孔部に対して前記爪部が嵌まり込むことにより、前記ガイドレバーと前記ガイドとが掛合する。したがって、ガイドレバーの先端部分の爪部が凹部又は孔部に嵌まり込むことでガイドレバーとガイドとの掛合がなされるようにしているので、運転者が所定のシフトポジションに入ったことを操作感で認識し易い。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記シフトレバーを上方から平面視するとき、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは第1の直線上を移動し、前記パーキングレンジと前記リバースレンジとの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは前記第1の直線に対して交差する第2の直線上を移動する。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、パーキングレンジとリバースレンジとの間で変速レンジを切り替える場合に、シフトレバーが第1の直線とは直交する第2の直線の上を移動するようにしているので、パーキングレンジとリバースレンジとの間についてもシフトレバーが第1の直線上を移動する場合に比べて、第1の直線に沿う方向での装置サイズをよりコンパクトにすることが可能である。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記シフトレバーは、下端の根元部を支点として、上端部が前記第1の直線上及び前記第2の直線上を移動可能なように回動自在となっており、前記検出部は、前記シフトレバーの前記根元部の回転角を検出する回転角センサ―である。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、根元部を支点としてシフトレバーが回動自在である構成を採用するとともに、根元部の回転角でシフトレバーのポジションを検出するようにしているので、車両の高さ方向(シフトレバーの長手方向)における装置サイズをよりコンパクトにすることが可能となる。即ち、シフトレバーの回動に係る支点よりも下方の部分までシフトレバーを延長し、その延長端で回転角を検出するような場合に比べて、車両の高さ方向でのコンパクト化を図ることが可能である。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記ガイドの前記凹部又は孔部に対する前記爪部の嵌まり込みの深さは、前記変速レンジが前記リバースレンジの場合に、他の前記変速レンジの場合よりも浅い。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、リバースレンジの場合における爪部の嵌まり込みの深さを、他の変速レンジの場合に比べて浅くしているので、例えば、車両を駐車する際にリバースレンジからパーキングレンジに変速する場合において、運転者にシフトレバーを操作する操作感から確認的にレンジを認識させることができる。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記ガイドレバーは、上方に向けて弾性付勢されている。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、ガイドレバーを上方に向けて弾性付勢しているので、運転者が操作するときを除き、ガイドレバーとガイドとの掛合が保持されることとなり、運転者や他の乗員が仮にシフトレバーに不所望に接触したとしても、選択された変速レンジが保持される。よって、上記態様に係る車両用シフタ装置では、より高い安全性を確保することができる。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記シフトレバーには、前記ガイドレバーが複数設けられており、前記ガイドも、前記複数のガイドレバーの各々に対応する位置に設けられている。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、シフトレバーに複数のガイドレバーが設けられているので、1つのシフトレバーだけが設けられている場合に比べて、各シフトポジションでのシフトレバーへ偏った応力がかかるのを抑制することができる。また、レバー保持部全体としての剛性を向上させることもできる。
本発明の別態様に係る車両用シフタ装置は、上記態様であって、前記シフトレバーには、上端部よりも下方の位置に、ディテントプランジャーが出没自在のディテント機構部が設けられており、前記シフトレバーの周囲には、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーのポジションで、前記ディテントプランジャーの侵入を受け入れる凹部又は孔部を有するディテントガイドが設けられている。
上記態様に係る車両用シフタ装置では、ディテント機構部とディテントガイドとを備えているので、運転者が各変速レンジを選択した際の認識を、シフトレバーを把持する手からの情報(反力などによる情報)でも得ることができる。
また、上記態様に係る車両用シフタ装置では、ディテントプランジャーがディテントガイドの凹部又は孔部に侵入することで、各変速レンジにおけるシフトレバーの姿勢の保持がより確実になされる。
上記の各態様に係る車両用シフタ装置は、装置全体のコンパクト化及び高い設計の自由度を確保しながら、運転者がシフトレバーの位置によって走行レンジの認識を可能にすることができる。
実施形態に係る車両用シフタ装置が適用された車両の車内空間を示す模式図である。 車両用シフタ装置の外観構成を示す模式斜視図である。 車両用シフタ装置におけるシフトレバーの動きを示す模式平面図である。 シフトレバーの構成を示す模式斜視図である。 図4のV−V断面を示す模式断面図である。 PポジションとRポジションとの間でシフトレバーを操作した場合のディテント機構部の動きを示す模式断面図である。 RポジションからDポジションまでの間でシフトレバーを操作した場合のディテント機構部の動きを示す模式断面図である。 PポジションとRポジションとの間でシフトレバーを操作した場合のガイドレバーの動きを示す模式図である。 RポジションからDポジションまでの間でシフトレバーを操作した場合のガイドレバーの動きを示す模式図である。
以下では、本発明の実施形態について、図面を参酌しながら説明する。なお、以下で説明の形態は、本発明の一態様であって、本発明は、その本質的な構成を除き何ら以下の形態に限定を受けるものではない。
ここで、以下の説明において用いる図において、“+X”は車両右方、“−X”は車両左方、“+Y”は車両前方、“−Y”は車両後方、“+Z”は車両上方、“−Z”は車両下方、をそれぞれ指す。
[実施形態]
1.車両用シフタ装置1とその周辺構成
車両の室内空間における、車両用シフタ装置1とその周辺構成について、図1を用い説明する。
図1に示すように、運転者が着座する位置の前方には、インストルメントパネル2におけるメーターユニット3やステアリングハンドル4が配置されている。メーターユニット3には、速度やエンジン回転数、さらにはギヤレンジなどの表示がなされるようになっている。
運転席と助手席との間には、センターコンソール5が設けられている。センターコンソール5は、車両の前後方向に延びるように設けられており、運転者の腕を載せることができるように上面が略平面に形成されている。
センターコンソール5には、車両用シフタ装置1及びパーキングスイッチ6が設けられている。本実施形態に係る車両用シフタ装置1は、エレキシフタ方式(シフト・バイ・ワイヤ方式)のシフタ装置である。そして、車両用シフタ装置1は、運転者の入力に応じて、制御部(例えば、ECU)を介して自動変速機(図示を省略。)へ変速レンジを切り替える指令信号を出力する。
なお、車両用シフタ装置1は、パーキングレンジ(Pレンジ)、リバースレンジ(Rレンジ)、ニュートラルレンジ(Nレンジ)、及びドライブレンジ(Dレンジ)の間で変速レンジを切り換えできるようになっている。
パーキングスイッチ6は、パーキングブレーキを操作するためのソレノイドに接続されたスイッチである。運転者がパーキングスイッチ6の前方部分を上に引き上げる操作をすると、パーキングブレーキが利くようになっている。
2.車両用シフタ装置1の外観構成
車両用シフタ装置1の外観構成について、図2を用い説明する。図2は、図1におけるセンターコンソール5の一部を抜き出して図示した模式斜視図である。
図2に示すように、センターコンソール5の上面には、開口部50と凹部51とが設けられている。開口部50は、+Z側からの平面視で略長方形の形状をしている。凹部51についても、同様に、平面視で略長方形の形状をしている。
センターコンソール5の凹部51には、−Y側を中心として回動自在のパーキングスイッチ6が配置されている。凹部51の+Y側の部分は、運転者の指の侵入を受け入れるために空けられている。
センターコンソール5の開口部50には、当該開口部50をZ方向に挿通するシフトレバー10が配されている。シフトレバー10は、軸形状を有するレバー本体11と、その+Z側に取り付けられたシフトノブ12を有する。また、シフトノブ12には、運転者により押下される押ボタン13が設けられている。
センターコンソール5の開口部50は、レバー本体11が挿通する部分を除きカバー14で−Z側が隠されている。
開口部50の+X側及び−X側には、シフトポジションを示すインジケータ15p,15r,15n,15dが設けられている。これらインジケータ15p,15r,15n,15dは、選択されているシフトポジションに対応する箇所が−Z側から発光するようになっており、視覚的にも運転者にシフトポジションを確認し易いようになっている。
3.シフトレバー10の動き
本実施形態に係る車両用シフタ装置1におけるシフトレバー10の動きについて、図3を用い説明する。図3は、車両用シフタ装置1におけるシフトレバー10の動きを示す模式平面図である。
図3に示すように、車両用シフタ装置1では、パーキング(P)ポジション10pとリバース(R)ポジション10rとは、X方向に並ぶ状態で配置されている。換言すると、Pポジション10pとRポジション10rとは、X方向に沿って延びる直線Ax上に配置されている。
一方、車両用シフタ装置1において、Rポジション10rとニュートラル(N)ポジション10nとドライブ(D)ポジション10dとは、Y方向に並ぶ状態で配置されている。即ち、Rポジション10rとNポジション10nとDポジション10dとは、Y方向に沿って延びる直線Ax上に配置されている。
直線Axと直線Axとは、角度θで交差する。角度θは、例えば、90°である。ただし、運転者の腕の自然な動きを考慮し、角度θを90°よりも小さくしたり、90°よりも大きくしたりすることも可能である。
運転者がパーキング状態にある車両を発進させようとした場合には、先ず、矢印Aのようにシフトレバー10をPポジション10pからRポジション10rに移動させる。その後、車両を前進させようとする場合には、矢印A及び矢印Aのようにシフトレバー10を、Rポジション10rからNポジション10nを経てDポジション10dへと移動させ、パーキングスイッチ6(図1及び図2を参照。)をOFFにする。
なお、シフトレバー10の移動に伴い、その脇部分に設けられている対応するインジケータ15p,15r,15n,15dが点灯する。また、詳細な図示を省略しているが、メーターユニット3(図1を参照。)にもシフトポジションを表わすインジケータが設けられており、当該インジケータについても、シフトレバー10の移動に連動して点灯するようになっている。
4.シフトレバー10の構成
シフトレバー10の構成について、図4及び図5を用い説明する。図4は、シフトレバー10の構成を示す模式斜視図であり、図5は、図4のV−V断面を示す模式断面図である。なお、図4及び図5では、シフトノブ12及び押ボタン13の図示を省略している。
図4に示すように、シフトレバー10は、レバー本体11と、ロッド18と、ガイドレバー19,20と、ディテント機構部と、を有する。
レバー本体11は、Z方向に延びる円筒体であって、−Z側のレバー下部16が大径となっている。レバー本体11の下端には、球の上部を切り取った形状の根元部17が設けられている。根元部17は、その外周面を覆うように配された円殻状の回転角センサ―23により支持されている。レバー本体11は、根元部17を支点として、+Z側の先端部分(シフトノブ12が設けられる部分)が回動自在となっている。
回転角センサ―23は、根元部17の回転角を検出し、信号ケーブル24を介して回転角に係る電気信号を制御部(例えば、ECU)に送信する。
なお、レバー本体11において、レバー下部16及び根元部17は一体に形成されている。
図5に示すように、ロッド18は、レバー本体11の筒内空間11bに挿入されており、矢印Cで示すようにZ方向に上下動可能となっている。ロッド18は、−Z側において、弾性体であるバネ(コイルバネ)25により+Z側に向けて弾性付勢されている。
ロッド18には、長手方向(Z方向)の中間部分にフランジ部18c,18dが設けられ、レバー本体11の上開口部11aからの上端部18aの突出量が規制されている。また、ロッド18の下端部18bは、レバー本体11の底面部11cとの間に隙間を空けた状態となっている。この隙間は、レバー本体11に対するロッド18のZ方向でのストロークよりも大きく設定されている。
ガイドレバー19,20は、各一端部分がロッド18に接合されている。ロッド18に対するガイドレバー19,20の接合箇所は、ロッド18の長手方向(Z方向)の中間部分であって、フランジ部18cの−Z側である。
ガイドレバー19は、ロッド18との接合部分から+Y側に延びた腕形状をしており、ガイドレバー20は、ロッド18との接合部分から−Y側に延びた腕形状をしている。ガイドレバー19,20の各先端部分には、+Z側に爪部19a,20aが突設されている。
ガイドレバー19,20は、矢印Cで示すロッド18のZ方向への移動に連動して、矢印C,Cで示すようにZ方向に上下動する。なお、ロッド18は、図示を省略している押ボタン13を運転者が押し下げることで−Z側へ移動し、押ボタン13への運転者の押下が解除されることで、バネ25の弾性力により+Z側へ移動する。これに連動して、ガイドレバー19,20も上下動する。
なお、レバー下部16には、ガイドレバー19,20の通過を許す開口部16a,16bが開口されている。
図4に戻って、ディテント機構部は、レバー下部16に接合されたディテントケース21と、当該ディテントケース21内に収納され、+Z側に向けて弾性付勢されたディテントプランジャー22とを有する。ディテントプランジャー22は、矢印Bのような力が加わった場合にディテントケース21内に没し、力が加わっていない場合に図4に示すように突出した状態となっている。
5.シフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動き
運転者がシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きについて、図6及び図7を用い説明する。図6は、運転者がPポジション10pとRポジション10rとの間でシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きを示す模式断面図であり、図7は、Rポジション10rからDポジション10dまでの間でシフトレバー10を操作した際のディテント機構部の動きを示す模式断面図である。
図6及び図7に示すように、ディテント機構部におけるディテントプランジャー22が移動する領域の+Z側を覆うように、ディテントガイド26が配されている。ディテントガイド26は、センターコンソール5の−Z側の下面に固定されている。ディテントガイド26の−Z側の下面部26aには、+Z側に凹入するよう形成された凹部26p,26r,26n,26dが設けられている。
ここで、図6に示すように、ディテントガイド26における凹部26pと凹部26rとは、X方向(車幅方向)に並んだ状態で形成されている。凹部26pには、矢印Dのように、シフトレバー10をPポジション10pに入れたときにディテントプランジャー22が嵌まり込む。
同様に、凹部26rには、矢印Dのように、シフトレバー10をRポジション10rに入れたときにディテントプランジャー22が嵌まり込む。
なお、シフト操作の途中において、ディテントプランジャー22の先端部分がディテントガイド26の下面部26aに当接している状態では、ディテントケース21内に収納されたバネ(図示を省略。)が圧縮され、ディテントプランジャー22の先端部分が下面部26aに隙間なく押付けられた状態となる。
次に、図7に示すように、ディテントガイド26における凹部26rと凹部26nと凹部26dとは、Y方向(車両の前後方向)に並んだ状態で形成されている。凹部26nには、矢印E,Eのように、シフトレバー10をNポジション10nに入れたときにディテントプランジャー22が嵌まり込む。
同様に、凹部26dには、矢印Eのように、シフトレバー10をDポジション10dに入れたときにディテントプランジャー22が嵌まり込む。
シフト操作の途中において、ディテントプランジャー22の先端部分が凹部26r,26n,26dの各間に位置する場合にも、ディテントケース21内に収納されたバネ(図示を省略。)が圧縮され、ディテントプランジャー22の先端部分が下面部26aに隙間なく押付けられた状態となる。
なお、ディテントガイド26の下面部26aは、シフトレバー10の回動に係る支点P10を中心とする円弧形状に形成されている。これより、スムーズなシフトレバー10の操作が確保される。
6.シフトレバー10を操作した際のガイドレバー19,20の動き
運転者がシフトレバー10を操作した際のガイドレバー19,20の動きについて、図8及び図9を用い説明する。図8は、運転者がPポジション10pとRポジション10rとの間でシフトレバー10を操作した際のガイドレバー20の動きを示す模式断面図であり、図9は、Rポジション10rからDポジション10dまでの間でシフトレバー10を操作した際のガイドレバー19,20の動きを示す模式断面図である。なお、図8では、図示の都合上、ガイドレバー20のみを図示しているが、ガイドレバー19についても同様の動きをしている。
図8及び図9に示すように、ガイドレバー19,20の爪部19a,20aが移動する領域の+Z側を覆うように、ガイド27が配されている。ガイド27は、ガイドレバー19,20の各々に対応するように、センターコンソール5の−Z側の内方における開口部50を挟んだY方向両側に設けられている。
なお、各ガイド27についても、センターコンソール5の−Z側の下面に固定されている。そして、開口部50よりも+Y側(車両前方側)に設けられているガイド27と開口部50よりも−Y側(車両後方側)に設けられているガイド27とは同じ形状を有する。
ガイド27の−Z側の下面部27aには、+Z側に凹入するよう形成された凹部27p,27r,27n,27dが設けられている。
図8に示すように、ガイド26における凹部27pと凹部27rとは、X方向(車幅方向)に並んだ状態で形成されている。凹部27pには、矢印Fのように、シフトレバー10をPポジション10pに入れたときにガイドレバー19,20の爪部19a,20aが嵌まり込む。
同様に、凹部27rには、矢印Fのように、シフトレバー10をRポジション10rに入れたときにガイドレバー19,20の爪部19a,20aが嵌まり込む。
ここで、運転者がシフトレバー10をPポジション10pとRポジション10rとの間で移動させる際には、押ボタン13(図2を参照。)を押下し、ロッド18とともにガイドレバー19,20を−Z側に押下げた状態とする。運転者による押ボタン13の押下が行われていない場合には、図8に示すように、バネ25によりガイドレバー19,20は+Z側に付勢された状態となる。
なお、図8に示すように、シフトレバー10の回動に係る支点P10から凹部27rの+Z側底部までの距離(半径)Lrと、凹部27pの+Z側底部までの距離(半径)Lpとは、次の関係を満たすよう設けられている。
Lr<Lp ・・・ (数1)
(数1)の関係を換言すると、凹部27rへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さは、凹部27pへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さよりも浅くなっている。
また、ガイド27の下面部27aにおいて、凹部27pと凹部27rとの間の部分は、支点P10を中心とする半径が半径Lp及び半径Lrよりも小径となっている。
次に、図9に示すように、ガイド27における凹部27rと凹部27nと凹部27dとは、Y方向(車両の前後方向)に並んだ状態で形成されている。凹部27nには、矢印G,Gのように、シフトレバー10をNポジション10nに入れたときにガイドレバー19,20の各爪部19a,20aが嵌まり込む。
同様に、凹部27dには、矢印Gのように、シフトレバー10をDポジション10dに入れたときにガイドレバー19,20の各爪部19a,20aが嵌まり込む。
なお、図9に示すように、シフトレバー10の回動に係る支点P10から凹部27rの+Z側底部までの距離(半径)Lrと、凹部27nの+Z側底部までの距離(半径)Lnと、凹部27dの+Z側底部までの距離(半径)Ldとは、次の関係を満たすよう設けられている。
Lr<Ln=Ld ・・・ (数2)
(数2)の関係を換言すると、凹部27rへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さは、凹部27n及び凹部27dへの爪部19a,20aの嵌まり込みの深さよりも浅くなっている。そして、矢印Gのように、Nポジション10nとDポジション10dとの間では、運転者が押ボタン13(図2を参照。)を押下しなくても、Nポジション10nとDポジション10dとの間でシフトレバー10を移動させることが可能となっている。
7.効果
本実施形態に係る車両用シフタ装置1は、エレキシフタ装置であるので、装置全体でのコンパクト化を図ることができるとともに、設計における高い自由度を確保することができる。
また、車両用シフタ装置1では、各変速レンジのシフトポジション10p,10r,10n,10dでシフトレバー10の姿勢を保持する機構(ガイドレバー19,20とガイド27)を備えるので、運転者はシフトレバー10の姿勢(シフトレバー10の位置)によってシフトポジション10p,10r,10n,10dを容易に認識することができる。
また、図3を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、PレンジとRレンジとの間で変速レンジを切り替える場合に、シフトレバー10における上端部(シフトノブ12)が直線Axに対して直交する直線Ax上を移動するようにしているので、当該場合に、Pポジション10pからDポジション10dが直線Ax上に直列に配置される場合に比べて、Y方向(車両の前後方向)での車両用シフタ装置1のサイズをよりコンパクトにすることが可能である。
また、図4を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、シフトレバー10の根元部17を支点P10としてシフトレバーが回動自在である構成を採用するとともに、根元部17の回転角を回転角センサ―23で検出するようにしているので、Z方向(車両の高さ方向)における車両用シフタ装置1のサイズをよりコンパクトにすることが可能となる。
また、図8及び図9を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、ガイド27の凹部27p,27r,27n,27dとガイドレバー19,20の爪部19a,20aとの掛合という、簡易且つ確実な構成によってシフトレバー10の姿勢を保持することとしているので、製造コストの低減を図ることができるとともに、当該機構の故障を低く抑えることができる。
また、図8及び図9を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、シフトポジションがRポジション10rにある場合における爪部19a,20aが嵌まり込む凹部27rの底部までの深さを、他のポジション10p,10n,10dに比べて浅くしているので、例えば、車両を駐車する際にRレンジからPレンジに変速する場合において、運転者にシフトレバー10を操作する操作感から確認的にレンジを認識させることができる。
また、図5を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、レバー下部16の内方に収納したバネ25によってガイドレバー19,20を+Z側に向けて弾性付勢しているので、運転者が押ボタン13を押下した場合を除き、ガイドレバー19,20とガイド27の各凹部27p,27r,27n,27dとの掛合が保持されることとなり、運転者や他の乗員が仮にシフトレバー10に不所望に接触したとしても、選択された変速レンジが保持される。よって、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、より高い安全性を確保することができる。
また、図4及び図5を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、シフトレバー10に2つのガイドレバー19,20を設けているので、1つのシフトレバーだけが設けられている場合に比べて、各シフトポジション10p,10r,10n,10dでのシフトレバー10へ偏った応力がかかるのを抑制することができる。また、ガイドレバー19,20全体としての剛性を向上させることもできる。
また、図6及び図7を用い説明したように、本実施形態に係る車両用シフタ装置1では、ディテント機構部(ディテントケース21とディテントプランジャー22とを有する機構部)とディテントガイド26を備えているので、運転者が各変速レンジを選択した際の認識を、シフトレバー10のシフトノブ12を把持する手からの情報でも得ることができる。
[変形例]
上記実施形態では、シフトポジションをRポジション10rからDポジション10dの間で変更する場合に、シフトレバー10の上端部(シフトノブ12)を直線Ax上を移動させることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。シフトレバー10における上端部の移動軌跡は、直線に限らず、曲線であってもよい。この場合、運転者の肘や手首を中心とした円弧とすることも可能である。
また、上記実施形態では、直線AxをX方向(車幅方向)、直線Axを車両の前後方向としたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、直線AxをY方向(車両の前後方向)、直線Axを車幅方向とすることもできる。
また、上記実施形態では、ディテントガイド26及びガイド27の両方について、センターコンソール5の内方における上面側に設けることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、シフトレバー10の軸径方向にディテントプランジャーが出没可能なようにディテント機構部を設け、ディテントガイドをセンターコンソールの内方における側面側に設けることもできる。
また、上記実施形態では、シフトレバー10に2つのガイドレバー19,20を設けることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。1つのガイドレバーを設けることとしてもよいし、3つ以上のガイドレバーを設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では、車両用シフタ装置1がPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジの間で変速レンジを切り替えるエレキシフタ装置であることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、上記の各レンジに加え、マニュアル(M)レンジを含むこととしてもよい。
また、上記実施形態では、一例として、車室内の左側に運転席が配置されてなる構成を採用したが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、車室内の右側に運転席が配置されてなる構成を採用することとしてもよい。
また、上記実施形態では、センターコンソール5における開口部50の周辺部分にインジケータ15p,15r,15n,15dを設けることとしたが、本発明は、これに限定を受けるものではない。例えば、シフトノブ13の上部にインジケータを設け、当該インジケータに変速レンジを表示させることにすることもできる。
また、上記実施形態では、センターコンソール5に車両用シフタ装置1を設けることとしたが、車両用シフタ装置の配置はこれに限定を受けるものではない。例えば、インストルメントパネルに車両用シフタ装置を設けることとしてもよい。
また、上記実施形態では、Pレンジに入れる場合についてもシフトレバー10の操作で行うこととしたが、本発明は、これに限定受けるものではない。例えば、車両用シフタ装置とは別に、Pレンジに入れるためのスイッチを設けておくこともできる。
1 車両用シフタ装置
10 シフトレバー
11 レバー本体
17 根元部
18 ロッド
19,20 ガイドレバー
19a,20a 爪部
22 ディテントプランジャー
23 回転角センサ―(検出部)
26 ディテントガイド
26p,26r,26n,26d 凹部
27 ガイド(レバー保持部)
27p,27r,27n,27d 凹部

Claims (7)

  1. 運転者の操作に基づいて、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジ、及びドライブレンジを含む複数のレンジ間で車両の変速レンジを切り替える、エレキシフタ方式の車両用シフタ装置において、
    前記複数の変速レンジの各々に応じて、ポジションが規定されるシフトレバーと、
    前記シフトレバーの前記ポジションを検出する検出部と、
    前記変速レンジが所定のレンジに維持されている場合に、当該所定のレンジに対応する位置に前記シフトレバーの前記ポジションを保持するレバー保持部と、
    を備え、
    前記シフトレバーには、上端部に押ボタンが設けられているとともに、当該上端部よりも下方の位置に、前記運転者による前記押ボタンの操作に応じて変位するガイドレバーが設けられており、
    前記レバー保持部は、シフトレバーの周囲に設けられ、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーの前記ポジションで、前記ガイドレバーと掛合する凹部又は孔部を有するガイドであり、
    前記ガイドレバーと前記ガイドの凹部又は孔部との掛合により、前記シフトレバーの前記ポジションが保持され、
    前記ガイドレバーは、前記シフトレバーの長手方向の中間部分から、当該シフトレバーの軸径方向外向きに延設されており、先端部分に上向に突設された爪部を有し、
    前記ガイドの前記凹部又は孔部に対して前記爪部が嵌まり込むことにより、前記ガイドレバーと前記ガイドとが掛合する、
    車両用シフタ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記シフトレバーを上方から平面視するとき、
    前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは第1の直線上を移動し、
    前記パーキングレンジと前記リバースレンジとの間で前記変速レンジを切り替える場合には、前記シフトレバーは前記第1の直線に対して交差する第2の直線上を移動する、
    車両用シフタ装置。
  3. 請求項2に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記シフトレバーは、下端の根元部を支点として、上端部が前記第1の直線上及び前記第2の直線上を移動可能なように回動自在となっており、
    前記検出部は、前記シフトレバーの前記根元部の回転角を検出する回転角センサ―である、
    車両用シフタ装置。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記ガイドの前記凹部又は孔部に対する前記爪部の嵌まり込みの深さは、前記変速レンジが前記リバースレンジの場合に、他の前記変速レンジの場合に比べて浅い、
    車両用シフタ装置。
  5. 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記ガイドレバーは、上方に向けて弾性付勢されている、
    車両用シフタ装置。
  6. 請求項から請求項の何れか1項に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記シフトレバーには、前記ガイドレバーが複数設けられており、
    前記ガイドも、前記複数のガイドレバーの各々に対応する位置に設けられている、
    車両用シフタ装置。
  7. 請求項1から請求項の何れか1項に記載の車両用シフタ装置であって、
    前記シフトレバーには、上端部よりも下方の位置に、ディテントプランジャーが出没自在のディテント機構部が設けられており、
    前記シフトレバーの周囲には、前記パーキングレンジ、前記リバースレンジ、前記ニュートラルレンジ、及び前記ドライブレンジの各変速レンジにおける前記シフトレバーの前記ポジションで、前記ディテントプランジャーの侵入を受け入れる凹部又は孔部を有するディテントガイドが設けられている、
    車両用シフタ装置。
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