JP2005353002A - 情報処理装置および通知方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティー強化等に伴い、プリンタに送出する印刷ジョブに含まれるユーザ情報が変形されるような印刷システムにおいて、適切なユーザに印刷ジョブの各種処理結果を通知可能とする。
【解決手段】印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知するにおいて、印刷ジョブが生成、送信される時点のログインユーザを表す第1識別情報を取得しておき、外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信した場合にその時点のログインユーザを表す第2識別情報を取得する。受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して取得しておいた第1識別情報と、受信時に取得した第2識別情報との比較により当該通知情報を報知するか否かを判定する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、印刷処理の完了をホスト装置に通知する機能を備えた印刷システムに好適な情報処理装置および方法に関する。
情報処理装置から印刷装置に対して印刷ジョブを送り、その印刷結果に関する通知等を印刷装置から受け取ってユーザに提示する印刷システムが実現されている。例えば、特許文献1には、クライアント/プリントサーバ/プリンタからなる印刷システムにおいて、クライアントに印刷ジョブの処理状態を通知する構成が記載されている。
特許文献1によれば、プリント・ジョブ(印刷ジョブ)の終了通知等のメッセージを適切なタイミングで適切な印刷ジョブ発行元に通知するために次のような構成が提案されている。まず、サーバ・マシンが複数のクライアント・マシンから出力された印刷ジョブを入力して、キューイングし、印刷ジョブに対応させてジョブIDを生成し、生成したジョブIDと印刷ジョブのユーザIDおよび接続IDとを記憶する。キューイングされた印刷ジョブがプリンタへ転送されると、プリンタ・コントローラが、印刷ジョブの完了状態または中断状態に基づいてメッセージを生成し、ジョブIDと共にNICを介して、サーバ・マシンへ転送する。サーバ・マシンは、NICを介してプリンタ・コントローラから受け取ったジョブIDを含むメッセージを時系列的にキューイングする。そして、キューイングされたメッセージのジョブIDをチェックし、ジョブIDと対応するユーザIDおよび接続IDからジョブ・オーナーを特定し、特定したジョブ・オーナーがネットワーク上に存在する場合には、直ちにそのメッセージを該当するクライアント・マシンへ転送する。
さらに特許文献1には、印刷ジョブ毎に対応したプリントプロファイルに含まれるユーザ名等を、クライアント・マシンから編集し、編集後のプリント・プロファイルを再度、サーバ・マシンへ登録する仕組みが開示されている。
一方、近年印刷システムの分野においても、セキュリティ強化がなされている。例えば、プリントデータ作成時の、ユーザ名・ドキュメント名等、他人の目に触れる可能性がある印刷情報は隠すことが求められる。このため、印刷ジョブに記述されるユーザ名等を空にする、或いは、偽情報を入れる、或いは、暗号化するなどの手法が提案されている。
特開平09−091102号公報
しかしながら、印刷ジョブに関する処理状態の通知先は当該印刷ジョブのユーザIDつまり印刷ジョブに含まれるユーザID等を用いて決定されるため、上記セキュリティー強化を考慮した場合には、正しいユーザIDを得ることができなくなり、状態通知を適切に実行することができなくなってしまう。すなわち、プリンタから返ってくるユーザ名を元に、印刷結果をユーザに報知しようとした場合に、適切なログインユーザに印刷結果を報知できないという事態が発生してしまうことが想定される。
例えば、印刷装置から取得した印刷終了ジョブに含まれるユーザ名と、現在のホスト名・ログインユーザ名一致した場合、結果通知を表示することにより、適切なログインユーザに対しての結果通知を行なおうとしても、それを実現できないという課題が生じる。
一方、上記セキュリティー強化の対策として、印刷結果を一律に報知しないという方法も考えられるが、そのような場合はユーザがジョブの終了などに気付かないことが発生するという課題が発生する。特にプリンタがユーザのコンピュータから離れた位置に設置されているような場合は、印刷ジョブの終了通知に対する要望は強い。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、例えば、セキュリティー強化等に伴い、プリンタに送出する印刷ジョブに含まれるユーザ情報が変形されるような印刷システムにおいて、適切なユーザに印刷ジョブの各種処理結果を通知可能とすることを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による通知方法は、
印刷装置と通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
印刷ジョブが生成、送信される時点のログインユーザを表す第1識別情報を取得する第1取得工程と、
外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
前記受信工程で前記通知情報を受信した場合にその時点のログインユーザを表す第2識別情報を取得する第2取得工程と、
前記通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得工程で取得した前記第1識別情報と、前記第2取得工程で取得した前記第2識別情報との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定工程とを備える。
本願発明によれば、例えば、セキュリティー強化等に伴い、プリンタに送出する印刷ジョブに含まれるユーザ情報を変形されるような印刷システムにおいて、適切なユーザに印刷ジョブの各種処理結果を通知することが出来る。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態における情報処理システムの構成を示すブロック図である。図1において、102、103、104はそれぞれ情報処理装置であり、クライアント・サーバシステムのクライアントとして機能する。各クライアントは、イーサネット(登録商標)などのネットワークケーブルによってネットワーク106に接続され、アプリケーションプログラム等の各種プログラムを実行可能である。
尚、本システムにおけるクライアントはパーソナルコンピュータであり、1台又は複数台のクライアントがネットワーク6に接続されているものとする。また各クライアントのことを「クライアントPC」とも称す。またネットワーク106はイーサネット(登録商標)ケーブルなどを提供できるが、イーサネット(登録商標)ケーブルに限定されるものではなく、例えば、RS232Cインタフェースに準じた通信ケーブルや、無線通信を利用するようにしてもよい。
また、クライアントPCは、印刷データをプリンタに対応するプリンタ言語に変換する機能を有するプリンタドライバ(印刷データ生成部)を搭載している。尚、プリンタドライバは複数のプリンタドライバをサポートするものとする。
101は情報処理装置であり、クライアント・サーバシステムのサーバとして機能する。また、サーバ101はネットワークケーブルによってネットワーク106に接続され、ネットワーク106上のクライアントで使用されるファイルを蓄積したり、ネットワーク106の使用状態を監視したりする。尚、このサーバ101はネットワーク106に接続されている複数のプリンタを管理するプリントサーバとしても機能する。本実施形態では、以下、プリントサーバ101ということにする。
本実施形態のクライアントPC102〜104及びプリントサーバ101は、一般的な情報処理装置であり、クライアントPCとプリントサーバにはそれぞれ異なる制御を行う印刷制御プログラムが実行可能に格納されている。また、プリントサーバ101はクライアントPC102〜104の機能を同時に持つこともできる。
本実施形態におけるプリントサーバ101は、更に各クライアントPC102、103、104から印刷要求が出された印字データを含む印刷ジョブを格納して印刷する機能、又はクライアントPC102、103、104から印字データを含まないジョブ情報のみ受け取り、クライアントPC102、103、104の印刷順序を管理し、印刷順序になったクライアントPCに対して印字データを含む印刷ジョブの送信許可を通知する機能、或いは後述するネットワークプリンタのステータスや印刷ジョブの各種情報などを取得し、クライアントPC102、103、104に通知する機能などを有する。
105は印刷装置である。本実施形態では印刷装置105としてネットワークプリンタを用いる。よって、印刷装置105はネットワークインタフェース(不図示)を介してネットワーク106と接続され、クライアントPCから送信される印字データを含む印刷ジョブを解析して1ページずつドットイメージに変換し、1ページ毎に印刷する。106はネットワークであり、プリントサーバ101、クライントPC102、103、104、ネットワークプリンタ105等を接続している。
尚、印刷装置105としては、電子写真方式を採用したものや、インクジェット方式を採用したものなど様々な印字方式を採用した印刷装置を適用可能とする。尚、印刷データを受信し、該受信した印刷データに基づく印刷データをどのような仕組みをもって行うかについては既に周知の技術を流用すれば実現することができ、詳しい説明は省略する。また、本実施形態のグループプリンティングはネットワークプリンタに限らず、ホストPCとローカルプリンタとの間でも実現できることは明らかであろう。
図2は、本実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。上述した情報処理装置であるプリントサーバ101、クライントPC102、103、104は同様或いは同等のハードウェア構成とする。
図2において、200はCPUであり、後述するハードディスク(HD)に格納されているアプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、オペレーティングシステム(OS)やネットワークプリンタ制御プログラム等を実行し、RAM202にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
201はROMであり、内部には基本I/Oプログラム等のプログラム、文書処理の際に使用するフォントデータ、テンプレート用データ等の各種データを記憶する。202は各種データを一時記憶するためのRAMであり、CPU200の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
203は記録媒体へのアクセスを実現するためのドライブ装置であり、本実施形態ではフレキシブルディスク(FD)ドライブを用いている。FDドライブ203を通じて記録媒体としてのFD204に記録されたプログラム等を本コンピュータシステムにロードすることができる。尚、記録媒体はFDだけに限らず、例えばCD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等、任意である。
204は記録媒体であるフレキシブルディスク(FD)であり、コンピュータが読み取り可能なプログラムが格納された記録媒体である。205は外部記憶装置であり、本実施形態では大容量メモリとして機能するハードディスク(HD)を用いている。ハードディスク205には、アプリケーションプログラム、プリンタドライバプログラム、OS、ネットワークプリンタ制御プログラム、関連プログラム等が格納される。
尚、印刷ジョブをスプールするためのスプーラはハードディスク205に確保される。スプーラはクライアントPCではクライアントスプーラのことであり、プリントサーバ101ではサーバスプーラのことである。また、プリントサーバ101では、各クライアントPCから受けたジョブ情報を格納し、順序制御を行うための各種テーブルもこの外部記憶装置(ハードディスク205)に格納される。
206は指示入力装置としてのキーボードであり、ユーザがクライアントPCに対して、或いはオペレータや管理者がプリントサーバ101に対して、デバイスの制御コマンドの命令等を入力指示するものである。
207はディスプレイであり、キーボード206から入力したコマンドや、プリンタの状態等を表示したりするものである。
208はシステムバスであり、クライアントPCやプリントサーバである情報処理装置内のデータの流れを司るものである。209はインタフェースであり、このインタフェース209を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。本実施形態では、インターフェース209はネットワーク106との接続を実現する。
本実施形態では、FD204からネットワークプリンタ制御プログラム及び関連データを直接RAM202にロードして実行させる例を示すが、これ以外にも、ネットワークプリンタ制御プログラムを動作させる度に、既にネットワークプリンタ制御プログラムがインストールされているHD205からRAM202にロードするようにしても良い。
また、このネットワークプリンタ制御プログラムを記録した媒体は、FD以外にCD−ROM、CD−R、PCカード、DVD、ICメモリカードであっても良い。更に、このネットワークプリンタ制御プログラムをROM201に記憶させておき、メモリマップの一部となすように構成し、直接CPU200で実行することも可能である。
また、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、このネットワークプリンタ制御プログラムのことを、簡単に印刷制御プログラムと呼ぶこともある。この印刷制御プログラムは、クライアントPCにおいて印刷ジョブの印刷先の変更を指示したり、印刷順序を変更する指示をするための制御を行うプログラムを含み、プリントサーバ101において、印刷ジョブの順序制御を行ったり、印刷ジョブの印刷終了や印刷先変更要求などを通知するためのプログラムを含んでいる。
また、このような制御を行う印刷制御プログラムは、クライアントPCにインストールされるモジュールと、プリントサーバ101にインストールされるモジュールとを別々に分けても良いし、1つの印刷制御プログラムが、実行される環境によりクライアントPC用として機能したり、プリントサーバ用として機能するようにしても良い。或いは一台のコンピュータに、クライアントPC用の機能を持つモジュールとプリントサーバ用として機能するモジュールを一緒にインストールし、同時に、或いは時分割で擬似的に平行動作させる構成も可能である。
また、制御プログラムは、クライアントにインストールされるモジュールと、プリントサーバにインストールされるモジュールとが協働することによって実現するようにしても良いし、クライアント或いはプリントサーバにインストールされるモジュール単独で実現するようにしても良い。
図3は、本実施形態における機能モジュールの構成を示す図である。各機能はCPU200が制御プログラムを実行することで実現される。ユーザは、アプリケーション301(例えばMicrosoft Word(登録商標)など)を用いて文書等の印刷を指示する。アプリケーション301は、OS(OperatingSystem)のグラフィック機能を介して一連の描画命令を生成させ、ドライバ302を用いてプリンタが解釈可能な印字データを作成する。その際、ドライバ302は印字データにジョブID等の種々の付属情報(ジョブ付属情報)を加えて印刷ジョブを生成する。図5は印刷ジョブのデータ構成例を示す図であり、ジョブ付属情報としてジョブID51、オーナー名52(ドライバ作成ユーザ名)、ドキュメント名53、ジョブ種類54、作成日55が付加されている。尚、本明細書においては、説明のため、印刷ジョブの作成者名をオーナー名、システムにログインしているユーザの名称をログインユーザ名と称して区別する。ただし、これらは同一の参照先から得られるデータであってもよい。
尚、ドライバからジョブ追跡モジュール304に渡されるログインユーザ名、オーナー名については、アプリケーションからOSを介してドライバ302に入力される描画命令に付随する情報がもととなる。
ドライバ302は作成した印刷ジョブをスプーラ303に転送するとともに、当該印刷ジョブの付属情報(例えば、ジョブID、オーナー名(ドライバ作成ユーザ名)、ドキュメント名等)をジョブ追跡モジュール304に渡す。尚、セキュアプリントにおいて印刷ジョブが暗号化等のセキュリティ処理により変形される場合は、スプーラ303へ転送される印刷ジョブおよびジョブ追跡モジュール304へ提供されるジョブ付属情報はセキュリティ処理が施された後のものとなる。
ジョブ追跡モジュール304は、当該ジョブ付属情報を受け取ったタイミングでOS306から所定のAPI(Application Program Interface)を用いてログインユーザ名を取得し、ドライバ302から渡されたジョブ付属情報を元に図4に示すフォーマットのジョブ追跡情報を作成しRAM202等の記憶領域に適宜保存する。
OSからのログインユーザ名の取得方法としては、例えば、Windows(登録商標)XPでユーザを即時に切り替えられるTerminal Service の機能の一環のFast UserSwitching において、現在のユーザ情報を取得するには、Terminal Service (MetaFrame) の Win32API を利用することが挙げられる。まず、WTSEnumerateSessions()或いはWTSQueryUserToken()によって、現在どのユーザによってセッションが確立されているかを取得し、ログインユーザ名とセッションIDを夫々列挙する。そして、WTSGetActiveConsoleSessionId()によって、現在アクティブのセッションがわかります。この2つの情報の組み合わせによって、どのログインユーザ(識別情報)が現在アクティブのセッションであるかを知ることができる。
また、Windows(登録商標)2000やXPにおいては、NetWkstaUserEnum()や、NetWkstaUserGetInfo()などを自身を対象に問い合わせることにより、現在のログインユーザ名をジョブ追跡モジュールにより取得することができる。
なお、本実施形態において、ジョブ追跡モジュール304はドライバ302からジョブ付属情報を受け取るように構成しているが、ドライバ302から印刷ジョブを受け取り、ジョブ追跡モジュール304にてジョブ付属情報を抽出するように構成してもよい。また、ジョブ付属情報が暗号化されるシステムでは、これを復号する構成をジョブ追跡モジュール304に設けてもよい。また、ドライバ302からジョブ付属情報を渡してもらってからドライバ302に印刷ジョブに含まれるログインユーザ名を表す第1識別情報に対して暗号化等のセキュリティ処理を行なわせるようにすれば、所定のAPIを用いてOSからログインユーザ名を取得する処理を省略することができる。また、以降の各実施形態においても同様であるが、ジョブ追跡情報は図4に示す情報の全てを含む必要はない。例えば第1実施形態であれば、ジョブIDとログインユーザ名が必須であり、他はオプションである。
スプーラ303はユーザが選択したプリンタにドライバ302から渡された印刷ジョブを渡す。プリンタ105は、印刷ジョブの実行において何らかの状態になったとき、例えば印刷ジョブの印刷が終了したとき、または終了とみなされるタイミングで通知情報を生成して、これをホストのジョブ追跡モジュール304に提供する。この通知情報には、当該印刷ジョブのジョブID、ジョブ情報、オーナー名(ドライバ作成ユーザ名)、ファイル名、ジョブ種類、印刷実行時間等を含む付属情報が含まれる。なお、本実施形態では印刷ジョブの終了を通知する通知情報について説明するものとし、このような通知情報を結果通知情報と称する。
ジョブ追跡モジュール304は、RAM202等の記憶領域に保存したジョブ追跡情報40とプリンタから得た結果通知情報に含まれるジョブ付属情報を比較し、当該結果通知情報を表示するか否かを判定する。結果通知情報を表示すると判定された場合、終了通知表示モジュール305は図8に示すように結果通知を表示する。なお、アプリケーション301、ドライバ302、スプーラ303、ジョブ追跡モジュール304および終了通知表示モジュール305は同一の情報処理装置にあってもよいし、複数の情報処理装置に分散されてもよい。本実施形態では、説明を簡単にするために、1台の情報処理装置に上記機能モジュール(301〜305)を設けた場合を説明する。
図4は、ジョブ追跡モジュール304がドライバ302から通知されたジョブ付属情報とOS306から取得したログインユーザ名を元に作成し、RAM202等の記憶領域に記憶、保存するジョブ追跡情報40の例を示す図である。この例では、ドライバ302から提供されたジョブ付属情報(ジョブID41、オーナー名43(ドライバ作成ユーザ名)、ドキュメント名44等)と、ジョブ作成時間45、OS306における現在のログインユーザ名42を含む。現在のログインユーザ名42は所定の方法により、ドライバ302から渡された付属情報に含まれるオーナー名(ドライバ作成ユーザ名)とは別にOS306から取得して、1ジョブ毎に保存する。ジョブID41は印刷システムにおいてジョブが一意に決まる情報である。例えば、ホスト名とジョブ毎に加算される十分大きな範囲を持つ数字の組み合わせなどである。
以下、図6のフローチャートを参照して本実施形態による印刷ジョブの終了通知処理について説明する。尚、本実施形態では印刷ジョブの終了通知を例にあげるが、印刷ジョブの他の処理状態に関する通知についても同様の処理を適用できることは当業者には明らかであろう。
アプリケーション301において印刷が指示されると、ドライバ302はジョブ通知モジュール304に対して印刷ジョブの開始を所定の方法で通知する(ステップS601)。その際に、ジョブ付属情報としてジョブID、オーナー名、ドキュメント名、作成日等を渡す。ジョブ追跡モジュール304は、受け取ったジョブ付属情報と、OS306或いはドライバ302から取得したログインユーザ名等を用いて図4に示されるような追跡情報40をジョブ単位で生成し、RAM202にジョブ毎に記憶保存する。尚、オーナー名をログインユーザを用いて生成する場合には、識別情報としての内容はオーナー名もログインユーザ名も同様の内容となる。
印刷ジョブをスプーラ303にスプールした後、インターフェイス209を介してプリンタ105に送信する(ステップS602)。送信された印刷ジョブはプリンタ105により印刷される。プリンタ105は印刷が完了すると、その旨を示す結果通知情報を生成する。上述したように結果通知情報には、印刷結果と付属情報(例えば、ジョブ付属情報に含まれていたジョブID、オーナー名、ジョブ種類、作成日や、印刷実行時間等を含む)が含まれる。
インターフェイス209を介してプリンタ105からの結果通知情報を受信すると(ステップS603)、ジョブ追跡モジュール304は、結果通知情報に含まれている付属情報(ジョブ種類)に基づいて、当該印刷ジョブの種類がセキュアジョブ(オーナ名43、ドキュメント名44を書き換えたジョブ)か否かを判断する(ステップS604)。なお、結果通知情報のジョブIDから対応するジョブ追跡情報40を検索し、ログインユーザ名42とオーナー名43が一致しない場合にセキュアジョブであると判定するようにしてもよい。ただしこの場合は、セキュアジョブと判定された時点で該当するジョブ追跡情報が存在していることになるので、図7で後述するS701の処理(該当ジョブが存在するか否かの判定)は不要となる。
ステップS604でセキュアジョブと判断した場合は、後述の図7に示される方法により当該終了通知を表示するかどうかを判定する(ステップS605)。ステップS605で、当該終了通知を表示すると判定した場合は、図8に示すような結果通知を作成しディスプレイ207に表示する(ステップS606)。
一方、ステップS604で、当該印刷ジョブのジョブ種類がセキュアジョブでない、すなわち通常ジョブであると判断した場合は、RAM202等に保存されている、当該印刷ジョブに対応するジョブ追跡情報からオーナー名43を取得するとともにOS306から現在のログインユーザ名を取得し、それらを比較する。オーナー名と現在のログインユーザ名が一致した場合は図8に示すような終了通知をディスプレイ207に表示する(ステップS606)。尚、通常ジョブの場合は、ステップS603でプリンタから通知されたオーナー名と、ジョブ追跡情報のオーナー名43に設定された値が一致することが保証されるので、プリンタから通知されたオーナー名をステップS607における比較に用いてもよい。
次に、図7を用いて、上述したステップS605の終了通知表示判定処理について説明する。
ジョブ追跡モジュール304は、ステップS603で受信した付属情報を含む結果通知情報の中のジョブIDをキーとして、RAM202に保存されているジョブ追跡情報から、該当するジョブ追跡情報を検索する(ステップS701)。該当するジョブ追跡情報が存在する場合は、そのジョブ追跡情報からログインユーザ名を取得するとともに、OS306より現在のログインユーザ名を取得し、両者を比較する(ステップS702)。両者が一致した場合、即ちステップS702でYESと判断される場合は、ステップS605でYESと判断されたことになり、ステップS606へ進み、図8に示すような終了通知をディスプレイ207に表示する。一方、ジョブ追跡情報のログインユーザ名とOS306から取得された現在のログインユーザ名が一致しない場合、即ちステップS702でNOと判断された場合は、ステップS605でNOと判断されたことになり、当該印刷ジョブの終了結果の表示は行われない。
このステップS702の処理により、ドライバ302から渡される印刷ジョブ50のジョブ付属情報(図5)に含まれ、追跡情報40のオーナ名43に保持されるオーナー名(ドライバ作成ユーザ名)を用いずに、ジョブ追跡モジュールがジョブ生成時に別途取得し、追跡情報40に保持したログインユーザ名42を用いて終了通知表示の可否が判断される。このため、第1実施形態によれば、現在のログインユーザ名が、メッセージを提示すべきユーザか否かを適切に判定できる。すなわち、ジョブ追跡モジュール304は、少なくとも印刷ジョブのジョブIDと印刷ジョブ生成時のログインユーザ名を対応付けて保持しておき、結果通知情報を受信したときにはその結果通知情報に含まれるジョブIDで検索することにより当該印刷ジョブの生成時のログインユーザ名を取得し、これを現在のログインユーザ名と比較する。そして、この比較結果に基づいて結果通知情報を表示するか否かを判定する。
例えば、ドライバ302から渡された印刷ジョブのジョブ付属情報が暗号化され、オーナー名が解読不可能であるような場合にも対応することができる。また、ホストに与えられた現ログインユーザ名を取得する方法が複数存在し、ドライバとジョブ追跡モジュールが異なる方法を用いた場合、同一ユーザ環境であっても取得したログインユーザ名が異なり、終了通知表示判定処理で「表示しない」と誤判定される不具合があるような事態も解消される。すなわち、ジョブ追跡情報に登録するログインユーザ名も、ステップS702で取得される現ログインユーザ名も同じジョブ追跡モジュールが取得するので、ログイン取得方法が複数種類存在するような環境であってもその影響を受けることはない。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態では、追跡情報に記録されたログインユーザ名と現在のログインユーザ名が不一致となった場合には終了結果通知の表示を禁止する構成を説明した。一方、Windows(登録商標)XPでは、一台のパソコンを複数の人たちが使い分けることを想定して、マルチログインという機能を提供している。これは、あらかじめ起動した画面に登録されているユーザ名を表示して、その名前をクリックし、パスワードを入力することによって、その人専用のデスクトップを表示する機能である。また、更に、複数のユーザが同時にログインした状態を保ちながら、ユーザの切り替えを可能とした動作環境(マルチユーザという)も提供されている。このような動作環境においては、ログインユーザが頻繁に切り替わる可能性がある。そこで、第2実施形態では、ログインユーザが切り替わって終了結果通知の表示が禁止されたような場合に、その結果通知情報を保持し、対応するログインユーザ名で再度ログインされた際に印刷結果通知を可能とする。
第2実施形態の印刷システムの構成は第1実施形態と同様であるが、結果通知の表示処理に関して次の点が異なる。まず、第2実施形態では、図6のステップS605においてログインユーザ名が異なる場合に、その結果通知情報をオーナ(ログインユーザ名)毎に保持しておく。そして、OS306に対するログインユーザの切り替わりを監視し、ロツインユーザの切り替わりが発生したタイミングで上記保持した結果通知情報を検索し、ログインユーザ名が一致する結果通知情報があれば、その終了通知を表示する。以下、第2実施形態の処理について図9および図10のフローチャートを参照して説明する。
図9は第2実施形態によるステップS605の処理を説明するフローチャートである。第1実施形態の図7で示した処理に代えて図9に示す処理が実行される。ステップS701およびS702の処理は第1実施形態で説明したとおりである。即ち、ステップS603で受信した付属情報を含む印刷結果の中のジョブIDをキーとして、RAM202に保存されているジョブ追跡情報から、該当するジョブ追跡情報を検索する(ステップS701)。該当するジョブ追跡情報が存在する場合は、そのジョブ追跡情報からログインユーザ名を取得するとともに、OS306より現在のログインユーザ名を取得し、両者を比較する(ステップS702)。両者が一致した場合は、ステップS605の判定結果がYESとなり、ステップS606で図8に示すような終了通知をディスプレイ207に表示する。
ジョブ追跡情報のログインユーザ名とOS306から取得された現在のログインユーザ名が一致しない場合はステップS702からステップS901へ進み、当該結果通知情報と対応する追跡情報をRAM202の所定のエリアに保持しておく。この場合、ステップS605の判定結果としてはNOであり、当該結果通知情報は表示されない。
ジョブ追跡モジュール304は、一方で常時ログインユーザ名を監視し、ログインユーザ名が変化した際にその新たなログインユーザ名に対して表示すべき通知情報があればこれを表示する。この処理について図10のフローチャートを参照して説明する。
ジョブ追跡モジュール304はログインユーザ名をOS306より取得し、RAM202に確保されたログインユーザ名保存領域に、保存、記憶する(ステップS1001)。ジョブ追跡モジュール304は予め決められた時間毎にログインユーザ名を取得し、ステップS1001で保存したログインユーザ名と比較する(ステップS1002)。この比較の結果、ログインユーザ名が異なる場合は、現在のログインユーザ名をRAM202の上記ログインユーザ名保存領域に記憶することにより、ログインユーザ名を更新する(ステップS1003)。次に、この新たなログインユーザ名で上述のステップS901にてRAM202に保存された追跡情報を検索し、ログインユーザ名が一致する追跡情報が存在するどうかを判断する(ステップS1004)。
ステップS1004で、そのような追跡情報があると判断した場合は、ステップS1005へ進み、対応する結果通知情報を取得して終了通知を行う(ステップS1005)。なお、以上の図10に示されたステップS1001〜S1005の処理は、図6および図9で示した終了通知表示処理とは別に、並列してジョブ追跡モジュール内で実行される。
以上のように第2実施形態によれば、ジョブ追跡情報(特にジョブIDとログインユーザ名)と結果通知情報を対応付けて保持しておくことにより、結果通知情報を受信した時点ではログインユーザが異なっていた場合でも、その後対応するログインユーザに切り替わったときに結果通知情報を表示させることができる。従って、頻繁にユーザが切り替わった場合でも終了通知等を漏らすことなく適切に表示できる。
なお、上記第2実施形態ではセキュアジョブの場合に結果通知情報を保持しておく構成を説明したが、セキュアジョブ等の指定が含まれない通常の印刷ジョブについても適用できる。この場合、図6のステップS607でNOに分岐した場合にその結果通知情報とジョブ追跡情報を保持しておき、ステップS1004における検索の対象とすればよい。
<第3実施形態>
第1実施形態では、結果通知情報から対応する追跡情報を検索し、追跡情報に登録されたログインユーザ名と現在のログインユーザ名を比較することにより結果通知情報を表示するか否かを決定した。このような構成によれば、第2実施形態で示したように、ログインユーザ名の変更を監視することにより、後に結果通知情報とログインユーザ名が一致した際にこれを表示できる等のメリットがある。
第3実施形態では、追跡情報にログインユーザ名を登録することを不要としながらも正しいログインユーザに対して結果通知を行う構成を説明する。
図11、図12を用いて第3実施形態における図6のステップS605の終了通知表示判定処理について説明する。終了通知表示判定処理以外は、第1の形態と同じであるので説明は省略する。ただし、追跡情報にログインユーザ名を記録する必要なない。
ジョブ追跡モジュール304は、起動されるとOS306よりログインユーザ名を取得し、RAM202に確保されたログインユーザ名保存領域にこれを記憶する(ステッS1101)。次に、ジョブ追跡モジュール304は、予め決められた時間毎にOS306よりログインユーザ名を取得し、ステップS1101で保存たログインユーザ名と比較する(ステップS1102)。この比較の結果、両者が異なると判定された場合は、RAM202の所定の領域に保存してあるジョブ追跡情報を無効化する(ステップS1103)。この無効化は、例えば、ジョブIDを0クリアするなどにより実現される。次に、現在のログインユーザ名をRAM202の上記ログインユーザ名保存領域に上書き保存してログインユーザ名を更新する(ステップ1104)。尚、ステップS1101〜S1104の処理は、ステップS605の終了通知表示判定手段とは並列してジョブ追跡モジュール306内で実行されている。
次に、図10を用いて終了通知判定処理を説明する。ジョブ追跡モジュールは、通知情報の付属情報に基づき、RAM202に保存されているジョブ追跡情報から、該当するジョブを検索する(ステップ1201)。ログインユーザが変わった場合には、ステップ1103により追跡対象のジョブ情報が無効化されているので、ステップ1201において該当ジョブが検索されない。よってログインユーザが変わっていない場合だけ、終了通知判定処理により終了通知を表示することができる。
以上のように第3実施形態によれば、追跡情報にログインユーザを登録することが不要であり、また、ユーザが切り替わった時点で保持していた追跡情報をクリアすることにより、使用メモリ量が少なくて済む。また、ログインユーザ名(ユーザ識別子)が何らかの制限により取得できないような環境においても、終了通知を正しいユーザに提示することができる。
<第4実施形態>
上述したようにWindows(登録商標)XPでは、一台のパソコンを複数のユーザが使い分けることを想定して、マルチログインという機能を提供している。そしてこのようなマルチログイン環境において、ホストにログインするユーザ名として同じ名前を使う場合がある。例えば、全員がユーザ名「Guest」でログインするような場合がある。このような場合は、実際には異なるユーザがログインしていたとしてもログインユーザ名が一致してしまい、上記第1実施形態による結果通知表示処理では異なるユーザに結果通知を行ってしまうことになる。
そこで、以下の第4乃至第6実施形態では、そのような場合を想定して、同じユーザ名であっても一度ログオフした場合はユーザが代わったものとして終了通知を表示させないように制御する。すなわち、印刷実行したユーザがログオフしていない場合にのみ終了通知を表示するようにする。
図13と図12を用いて第4実施形態における図6のステップS605の終了通知表示判定処理について説明する。終了通知表示判定処理以外は、第1の形態と同じであるので説明は省略する。ただし、第4実施形態では追跡情報にログオンユーザ名は不要である。
ジョブ追跡モジュールは、起動された後、ログオフ或いはログインユーザの切り替えが発生したかどうかを監視し(ステップS1301)、ログオフ或いはログインユーザの切り替えが検出された場合は、RAM212に保存してあるジョブ追跡情報を無効化する(ステップ1302)。例えば、ログオフの発生を監視する方法としては、ログオフに伴うOSの終了処理からの通知を監視することが挙げられる。ジョブ追跡情報の無効化の方法としては、例えば、ジョブIDを0クリアするなどがあげられる。その後、ステップS1301に戻り、ログオフ、或いはログインユーザの切り替えの発生を監視する。
ステップS605の終了通知判定処理は図12で上述した処理と同様である。この結果、印刷ジョブの送信から終了結果情報の受信までの間にログオフ或いはログインユーザの切り替えが発生した場合には、ステップ1302により追跡対象のジョブ情報が無効化されており、ステップ1201において該当ジョブが検索されない。よってログオフおよびログインユーザの切り替えが発生していない場合だけ終了通知を表示すると判定されることになる。
ログオフ或いはログインユーザの切り替えが一度でも発生した場合は、印刷実行時と現在ログインしているユーザが一致していない可能性が高いと判定でき、ジョブ実行していないと推定される現ログインユーザに他人のジョブ終了結果を表示させないことが可能になる。よって、例えば「Guest」といったような同じログインユーザ名でログインされていたとしても通知結果の表示の実行可否に関して適切な判定を実現できる。
<第5実施形態>
第5実施形態も第4実施形態と同様に、同一のログインユーザ名で異なるユーザがログインする可能性のある環境において、通知結果の表示の実行可否をより適切に判定するものである。図14を用いて、第5実施形態における図6のステップS605の終了通知表示判定処理について説明する。基本的な動作は、第1実施形態と同じであるので異なる点のみ説明する。尚、第4実施形態と同様に、追跡情報にログインユーザ名は不要である。
ジョブ追跡モジュール304は、ユーザのログオフで終了し、ユーザのログイン毎に起動されるものとする。ジョブ追跡モジュール304は起動時に現在時刻を所定の方法により取得し、RAM202のジョブ追跡モジュール起動時間記憶領域にこれを記憶しておく。
ステップS605の処理が開始されると、ジョブ追跡モジュール304は、RAM202に保存されているジョブ追跡情報40から、入力された通知結果情報に対応する追跡情報を検索する(ステップS1401)。該当するジョブが存在する場合、ジョブ追跡モジュール304は、検索されたジョブ追跡情報からジョブ生成時間を取得し、自身が起動時にRAM202の上記ジョブ追跡モジュール起動時間記憶領域に保存した起動時間とジョブ生成時間を比較する(ステップS1402)。
この比較の結果、ジョブ生成時間がジョブ追跡モジュール起動時間より後の場合は、ログオフが発生していないと判断され、ステップS606による通知結果情報を実行する。すなわち、現ログインユーザがログイン後1度もログオフしていない場合だけ、終了通知が表示されることになる。
<第6実施形態>
第6実施形態においても、第5実施形態と同様に時間を基準としてログオフ発生の有無を判定しようとするものである。
図15を用いて第6実施形態における図6のステップS605の終了通知表示判定処理について説明する。終了通知表示判定処理以外は第5の実施形態と同様である。ただし、ユーザのログイン毎にジョブ追跡モジュール304を起動して起動時刻を保持するような処理は不要である。
ジョブ追跡モジュール304は、通知された付属情報に基づき、RAM202等の記憶領域に保存されているジョブ追跡情報を検索する(ステップ1501)。対応するジョブ追跡情報が存在した場合は、ステップS1502へ進み、ジョブ追跡モジュール302はRAM202に保存されたジョブ追跡情報から該当ジョブのジョブ生成時間を取得するとともに、ホストより提供されている現在時刻を取得し、当該ジョブが生成されてからの経過時間を計算する。次に、ステップS1503において、ステップ1502で得られた経過時間と、予め決められ、RAM202に保存されているタイムアウト時間とを比較する。そして、タイムアウト時間以内であればログオフは発生していないと判断し、ステップS606による終了結果の通知を実行する。
なお、上記第5、第6実施形態ではジョブの生成時刻を用いたが、例えばジョブの送信時刻を用いるようにしてもよい。この場合、追跡情報にジョブ送信時刻が保持されることは言うまでも無い。
<第7実施形態>
次に、図16を用いて、第7実施形態における図6のステップS605の終了通知表示処理について説明する。上述したようにマルチログインでは1つのホストに、複数ユーザが同時にログインすることが考えられる。そのようなケースにおいてもジョブ追跡モジュールをホストで常に1つ起動させ、終了通知表示モジュールはユーザログイン毎に起動するという改良が考えられる。基本的な動作は、第1の実施の形態と同じであるので、異なる点のみ説明する。
ジョブ追跡モジュールは、ユーザログイン毎に確立されるセッションに関し、ホストにより提供される識別情報を取得する。例えば、ユーザA、ユーザBが同時にログインした場合、識別情報は、S1、S2となる。ユーザAがログオフし、再度ログインした場合、識別情報は、S3となる。また、ジョブ追跡モジュールは、起動中の終了通知表示モジュールをセッション単位で認識し、そのセッション情報をRAM202に確保したセッション情報保存領域に保存し、目的の終了通知表示モジュールに終了通知表示依頼ができるものとする。ユーザ毎のセッションで起動されるドライバによりジョブの開始を所定の方法で通知されるステップS601において、セッション識別情報をRAM202に確保したジョブ追跡情報と一緒に保存、記録する。
次に、ステップ605の終了通知判定処理を図16により説明する。
ジョブ追跡モジュールは304、RAM202に保存されているジョブ追跡情報から結果通知情報に対応するジョブ追跡情報を検索する(ステップ1501)。対応するジョブ追跡情報が検索された場合、ジョブ追跡モジュール304は、検索されたジョブ追跡情報からセッション情報を取得し、RAM202に確保したセッション情報保存領域に該当するセッション情報が記載されているか判断する(ステップS1502)。該当するセッション情報が記載されておれば、ステップS606にて結果通知情報を表示する。こうして、印刷実行したドライバのセッションと、終了通知表示モジュールのセッションが同じである場合は、同一のユーザであると判断して終了通知を表示することが可能となる。
以上のように、第7実施形態によれば、ユーザがログインしている環境(セッション)専用の表示モジュールが提供される場合において、追跡モジュールを1つにして、全ユーザのジョブを追跡し、表示はユーザ固有のモジュールに渡すようにする。これにより、終了通知が異なるユーザに提示されることを防止している。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
例えば、ジョブ追跡モジュール304をプリントサーバ101等の外部装置に置くこともできる。ただし、この場合、ジョブ追跡情報を保持するにあたって、当該印刷ジョブを送ってきた情報処理装置からログインユーザ名を取得する構成をプリントサーバ101とクライアント装置が備えていなければならない。ジョブ追跡モジュール304は、ジョブ追跡情報のログインユーザ名と、当該印刷ジョブの送信元のクライアント装置から取得した現在のログインユーザ名を比較し、表示すべきクライアント装置を判定及び決定し相応しい終了通知表示モジュール305に結果通知表示依頼することになる。
以上述べてきたように、セキュリティー強化のために印刷ジョブ中のユーザ識別情報に暗号化等のセキュリティ処理が施されるような場合でも、適切なログインユーザに対して印刷ジョブの状態を知らしめることができるようになる。
例えば、印刷装置から取得した印刷終了ジョブに含まれるユーザ名と、現在のホスト名・ログインユーザ名一致した場合、結果通知を表示することにより、適切なログインユーザに対しての結果通知を行なおうとしても、それを実現できないという問題を解消することができる。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1実施形態にかかる印刷システムの構成を示すブロック図である。 図1におけるサーバ或いはクライアントの構成を示すブロック図である。 第1実施形態にかかる印刷システムの機能構成を示す図である。 ジョブ追跡モジュールがジョブ毎に記憶保存するジョブ付属情報のデータ構成例を示す図である。 印刷ジョブのデータ構成例を示す図である。 第1実施形態による印刷ジョブの終了通知処理を説明するフローチャートである。 第1実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。 印刷成功の通知例を示す図である。 第2実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態によるログインユーザ名更新処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態による追跡情報の消去処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。 第4実施形態による追跡情報の消去処理を説明するフローチャートである。 第5実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。 第6実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。 第7実施形態による終了通知判定処理を説明するフローチャートである。

Claims (22)

  1. 印刷装置と通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
    印刷ジョブが生成、送信される時点のログインユーザを表す第1識別情報を取得する第1取得工程と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で前記通知情報を受信した場合にその時点のログインユーザを表す第2識別情報を取得する第2取得工程と、
    前記通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得工程で取得した前記第1識別情報と、前記第2取得工程で取得した前記第2識別情報との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする通知方法。
  2. 印刷ジョブに含まれるログインユーザを示す情報にセキュリティ処理を施すセキュリティ処理工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通知方法。
  3. 生成された印刷ジョブに関連して前記第1取得工程で取得された第1識別情報を、該印刷ジョブとの対応を認識可能に記憶部に保持する保持工程を更に備え、
    前記判定工程は、前記通知情報に対応する印刷ジョブに対応した第1識別情報を前記記憶部より取得し、前記第2識別情報との比較を行うことを特徴とする請求項1に記載の通知方法。
  4. 前記保持工程では、前記生成された印刷ジョブのジョブ識別情報と前記第1識別情報とを関連付けて保持し、
    前記判定工程は、前記受信工程において受信した通知情報に含まれるジョブ識別情報に関連付けられた第1識別情報を前記記憶部より取得し、前記第2識別情報との比較を行うことを特徴とする請求項3に記載の通知方法。
  5. 前記第1および第2取得工程では、オペレーティングシステム或いは印刷データ生成部よりログインユーザ名を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の通知方法。
  6. 前記判定工程は、前記通知情報に対応する印刷ジョブが所定の種別であった場合には、前記通知情報から抽出されるユーザ識別情報と前記第2識別情報とを比較することを特徴とする請求項1に記載の通知方法。
  7. 前記処理状況には印刷ジョブに関する印刷処理の終了が含まれることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の通知方法。
  8. 前記第2取得工程は前記第2識別情報を定期的に取得し、
    前記判定工程で通知しないと判定された通知情報を対応する第1識別情報と関連付けて記憶部に保持する保持工程と、
    前記第2取得工程で取得された前記第2識別情報が変化した場合に、変化後の第2識別情報と前記保持工程で保持された通知情報の各々に関連する第1識別情報との比較により報知すべき通知情報を検出する検出工程とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の報知方法。
  9. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
    印刷ジョブが生成されて送信される時点におけるログインユーザ名と該印刷ジョブの識別情報を追跡情報として記憶部に保持する保持工程と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
    前記通知情報に対応する印刷ジョブに関連する追跡情報を前記記憶部で検索し、関連する追跡情報が検索された場合は該通知情報を報知する報知工程と、
    ログインユーザを定期的に取得し、ログインユーザが変化した場合に前記記憶部に記憶された追跡情報を無効化する無効化工程とを備えることを特徴とする通知方法。
  10. 印刷ジョブに含まれるログインユーザを示す情報にセキュリティ処理を施すセキュリティ処理工程を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の通知方法。
  11. 前記無効化工程は、ログオフの発生を検出した場合に前記記憶部に記憶された追跡情報に含まれる識別情報を無効化することを特徴とする請求項8に記載の通知方法。
  12. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
    ログインの度にログイン時刻を更新して保持する保持工程と、
    印刷ジョブが生成され送信される際の時刻をジョブ追跡開始時間として取得する第1取得工程と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得工程で取得したジョブ追跡開始時間と、前記保持工程で保持されたログイン時刻との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする通知方法。
  13. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
    印刷ジョブが生成され送信される際の時刻をジョブ追跡開始時刻として取得する第1取得工程と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得工程で取得したジョブ追跡開始時刻と、該通知情報が受信された時刻までの所要時間に基づいて該通知情報を報知するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする通知方法。
  14. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置において印刷ジョブの処理状態を通知する通知方法であって、
    印刷ジョブが生成され送信される時点のセッション識別子を取得する第1取得工程と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程で前記通知情報を受信した時点のセッション識別子を取得する第2取得工程と、
    前記受信工程で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得工程で取得したセッション識別子と、前記第2取得工程で取得したセッション識別子との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定工程とを備えることを特徴とする通知方法。
  15. 印刷ジョブに含まれるログインユーザを示す情報にセキュリティ処理を施すセキュリティ処理工程を更に備えることを特徴とする請求項12乃至14のいずれかに記載の通知方法。
  16. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置であって、
    印刷ジョブが生成、送信される時点のログインユーザを表す第1識別情報を取得する第1取得手段と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記通知情報を受信した場合にその時点のログインユーザを表す第2識別情報を取得する第2取得手段と、
    前記通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得手段で取得した前記第1識別情報と、前記第2取得手段で取得した前記第2識別情報との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置であって、
    印刷ジョブが生成されて送信される時点におけるログインユーザ名と該印刷ジョブの識別情報を追跡情報として記憶部に保持する保持手段と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信手段と、
    前記通知情報に対応する印刷ジョブに関連する追跡情報を前記記憶部で検索し、関連する追跡情報が検索された場合は該通知情報を報知する報知手段と、
    ログインユーザを定期的に取得し、ログインユーザが変化した場合に前記記憶部に記憶された追跡情報を無効化する無効化手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  18. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置であって、
    ログインの度にログイン時刻を更新して保持する保持手段と、
    印刷ジョブが生成され送信される際の時刻をジョブ追跡開始時間として取得する第1取得手段と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得手段で取得したジョブ追跡開始時間と、前記保持手段で保持されたログイン時刻との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  19. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置であって、
    印刷ジョブが生成され送信される際の時刻をジョブ追跡開始時刻として取得する第1取得手段と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得手段で取得したジョブ追跡開始時刻と、該通知情報が受信された時刻までの所要時間に基づいて該通知情報を報知するか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  20. 印刷装置と直接的或いは間接的に通信可能な情報処理装置であって、
    印刷ジョブが生成され送信される時点のセッション識別子を取得する第1取得手段と、
    外部装置より印刷ジョブの処理状況を示す通知情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段で前記通知情報を受信した時点のセッション識別子を取得する第2取得手段と、
    前記受信手段で受信した通知情報に対応する印刷ジョブに関して前記第1取得手段で取得したセッション識別子と、前記第2取得手段で取得したセッション識別子との比較により該通知情報を報知するか否かを判定する判定手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  21. 請求項1乃至15のいずれかに記載の通知方法をコンピュータによって実行させるための制御プログラム。
  22. 請求項1乃至15のいずれかに記載の通知方法をコンピュータによって実行させるための制御プログラムを格納した記憶媒体。
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