JP2005346015A - 自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム、端子情報管理方法および端子情報管理プログラム - Google Patents

自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム、端子情報管理方法および端子情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 接続切替動作と連動させて配線情報を管理する自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムを提供する。
【解決手段】 接続切替装置10と、接続切替装置10を駆動制御するコントローラ30と、通信回線40を介してコントローラ30に接続され、接続切替装置10に対する駆動命令をコントローラ30に送信する操作端末50とを備え、操作端末50は、端子情報を記憶するデータベース52と、データベース52に記憶された端子情報に基づいて、入力された光コネクタプラグ20とアダプタ21との配線ルートを算出し、算出された配線ルートで接続/解除を実行するようにコントローラ30に指示するための駆動命令を生成し、コントローラ30から、光ファイバの接続/解除が正常に実行されたことを示す情報を取得したときに、データベース52の端子情報を更新する管理機能モジュール53とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ネットワークにおいて、光ファイバの接続切替を自動的に行う自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムに関する。
複数本の入出力ファイバ群に対して、任意の入力側光ファイバと任意の出力側光ファイバとを接続または接続解除する作業が行われることがある。例えば、入出力ファイバ群は、入力側として、通信センタビルやインテリジェントビルなどの線路側から入ってくる光ファイバケーブルに接続され、出力側として、ビルの各フロアに展開される光ファイバコードに接続される。従来、これら線路側−フロア間の光接続ルートを新設、変更、撤去する光接続切替作業は、例えば光接続でよく用いられる市販のFC型、SC型、MU型光コネクタを用いた入出力コネクタが多数配列されたパッチパネルを用いて、手作業により実施されてきた。
従来、図7に示されるように、パッチパネル701には、正面に入力側ボード702および出力側ボード703が設けられている。入力側ボード702および出力側ボード703には、パッチパネル701を貫通した光コネクタアダプタ704(以下、アダプタという)が複数個配列されている。それぞれのアダプタ704の配設位置には、所定の基準に従って、順次ナンバリングがされている。図7の(a)に示すように、入力側ボード702のアダプタ704aに、入力側光ファイバコード705が接続され、出力側ボード703のアダプタ704bに、出力側光ファイバコード706が接続されている。この場合に、入力側光ファイバコード705と、出力側光ファイバコード706とを接続させるためには、図7の(b)に示すように、パッチパネル701の背面において、光ジャンパコード707の一端に設けられたコネクタプラグをアダプタ704aに接続し、他端に設けられたコネクタプラグをアダプタ704bに接続すればよい。逆に、接続解除を行うためには、光ジャンパコード707の2つのコネクタプラグをアダプタ704a、704bから抜去すればよいことになる。すなわち、この光ジャンパコード707を張り替えることにより、光接続ルートを変更することができる。
この場合、現場作業者は、事前に、接続切替対象とする光ジャンパコード707を接続しているアダプタ704のアダプタ番号と、変更後のアダプタ番号とを取得しておく。現在接続されているコネクタプラグとアダプタとの組合せは、光接続ルートの配線に関する配線情報としてデータベースなどに記憶されているので、現場作業者は、このデータベースの情報をプリントアウトして取得する。そして、取得したアダプタ番号と、変更後のアダプタ番号とに基づいて、パッチパネル701に表記されたアダプタ番号を照合しながら接続切替作業を進めることになる。一方、作業者による接続切替作業終了後に、オペレータは、前記データベースに記憶されている配線情報を更新する作業を行う。
ところで、光ファイバコードの配線規模が数心〜数十心程度という規模を超えて、配線密度が高くなってくると、現場作業者が、数多くの配線群から、接続切替に必要な光ジャンパコード707を選択することは困難となる。このような規模では、既設の光ジャンパコード707を掻き分けながら、目的とするアダプタ704に新規の光ジャンパコード707のコネクタプラグを接続したり、不要回線の光ジャンパコード707を撤去したりする作業も困難となる。その結果、人的ミスによる誤接続、誤切断が発生することがあった。
そこで、任意の光ファイバコードをロボットハンドで操作することにより光接続切替作業を自動化した自動光ファイバ接続切替装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動光ファイバ接続切替装置を利用することにより、誤接続、誤切断を防止することができる。
特開平7−318820号公報(段落0010〜0015、図2)
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、誤接続、誤切断が生じない場合でも、接続切替作業終了後に、前記データベースに記憶されている配線情報を更新する際に、オペレータによる入力ミスが発生することがある。このため、入力する度に、チェック作業をしなければならず、光ファイバコードの配線状態を管理するための作業が非常に煩雑なものとなっていた。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、接続切替動作と連動させて配線情報を管理する自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、入力側の光ファイバと出力側の光ファイバとをアダプタを介して接続するために、前記いずれかの光ファイバである接続用の光ファイバをロボットハンドによりハンドリングして、接続用の光ファイバの端部に設けられた光コネクタプラグを前記アダプタに着脱することによって、光接続作業または接続解除作業を実行するためのロボット機構およびロボット機構を移動させる移動機構を有する自動光ファイバ接続切替装置と、この自動光ファイバ接続切替装置のロボット機構および移動機構を駆動制御するコントローラと、通信回線を介して前記コントローラに接続され、前記自動光ファイバ接続切替装置に対する駆動命令を前記コントローラに送信する操作端末とを備え、前記操作端末は、データ入出力を行うユーザインタフェース部と、前記接続用の光ファイバの光コネクタプラグとアダプタとの接続状態と、入力側の光ファイバおよび出力側の光ファイバが接続される設備/機器とを示す端子情報を記憶する管理データベースと、前記自動光ファイバ接続切替装置の駆動制御に関して前記コントローラとの間で予め取り決められた通信インタフェースに基づいて、前記コントローラとの間で情報を送受信する通信モジュールと、光コネクタプラグとアダプタとの組み合わせを示す入力データが前記ユーザインタフェース部を介して入力されたときに、前記管理データベースに記憶された端子情報に基づいて、入力された光コネクタプラグとアダプタとの配線ルートを算出し、算出された配線ルートで接続/解除を実行するように前記コントローラに指示するための前記駆動命令を生成すると共に、前記コントローラから、前記接続用の光ファイバの接続/解除が正常に実行されたことを示す情報を取得したときに、前記管理データベースの端子情報を更新する管理機能モジュールと、を備える構成とした。
このように構成したことにより、接続切替対象である接続用の光ファイバの光コネクタプラグを示すコード番号と、アダプタ番号とを操作端末に入力することで、操作端末の管理機能モジュールが配線ルートを算出することができる。また、算出された配線ルートから駆動命令が生成され、生成された駆動命令は通信モジュールにより、コントローラに送信される。そして、コントローラが自動光ファイバ接続切替装置のロボット機構および移動機構を制御することにより、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、人手を介さずに接続用光ファイバの接続切替を実行できる。さらに、接続用光ファイバの接続切替が正常に完了したときに、操作端末の管理機能モジュールは管理データベースに記憶された端子情報を自動的に更新する。従って、接続切替動作と、管理データベースに記憶された端子情報とを連動させて管理することができる。また、操作端末とコントローラとを通信回線を利用して接続するので、操作端末から遠隔地に光ファイバ接続切替装置を配設することができる。そして、光ファイバの接続切替作業の実行を操作端末からリモート制御で行うことを可能にした結果、接続切替作業を実行するために、作業者を光ファイバ接続切替装置の配設される遠隔地に派遣しなくてよいことになり、運用コストを大幅に削減することができる。
また、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、前記管理データベースに記憶される端子情報のバックアップデータが保存されるバックアップ部を備え、前記バックアップ部に保存された端子情報を前記管理データベースにリストア可能に構成した。このように構成したことにより、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、操作端末が故障した場合や、操作端末上の端子情報を誤って消去した場合でも、端子情報をバックアップ部からリストアして復帰させることができる。
また、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、前記コントローラが端子情報を記憶するメモリを備え、前記管理機能モジュールは、前記メモリに記憶されている端子情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新可能に構成した。このように構成したことにより、操作端末が故障した場合や、操作端末上の端子情報を誤って消去した場合でも、操作端末がコントローラのメモリから端子情報を読み出すことができる。
また、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、前記自動光ファイバ接続切替装置が、ロボットハンド開閉用アクチュエータ、ロボットハンド移動用アクチュエータ、接続用の光ファイバの余長分を巻き取る巻き取り用アクチュエータ、および接続用の光ファイバを掻き分けるための掻き分け用モータを備え、前記操作端末に、遠隔操作により、前記自動光ファイバ接続切替装置の開閉用アクチュエータ、移動用アクチュエータ、巻き取り用アクチュエータ、および掻き分け用モータを全体または個別に試運転することが可能な機構動作テストモードと、全体または個別に試運転された前記各アクチュエータの動作状態を検出するセンサによって得られた動作状態を表示するセンサ状態表示モードと、が設けられている構成とした。このように構成したことにより、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、自動光ファイバ接続切替装置による光ファイバ接続切替動作が何らかの原因により途中で停止した場合でも、各アクチュエータの動作を独立にチェックしながら復旧させることが可能となる。
また、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムは、前記自動光ファイバ接続切替装置に、所定の震度階に対応する加速度印加時に動作する地震センサを設け、前記コントローラは、前記地震センサから動作信号を取得したときに、地震センサが動作したことを示す地震センサ発動情報を前記操作端末に送信し、前記操作端末は、前記地震センサ発動情報を受信したときに、前記通信回線を切断し、通信回線を切断する前に前記コントローラに送信した一連の命令に対して、どのシーケンスまで命令が実行されたのかを示す命令実行情報を作成し、作成した命令実行情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新する耐震制御手段を備える、ように構成した。
このように構成したことにより、地震センサの動作する加速度が生じる地震が発生した場合に、操作端末は地震センサ発動情報を受信し、通信回線を切断する。これにより、操作端末からコントローラを操作できない状態となる。従って、地震発生時に自動光ファイバ接続切替装置を誤って動作させてしまうことを防止することができる。
また、端子情報管理方法は、入力側の光ファイバと出力側の光ファイバとをアダプタを介して接続するために、前記いずれかの光ファイバである接続用の光ファイバの端部に設けられた光コネクタプラグと前記アダプタとの接続状態と、入力側の光ファイバおよび出力側の光ファイバが接続される設備/機器とを示す端子情報を予め記憶した管理データベースを備え、コントローラを介して、前記光コネクタプラグを前記アダプタに着脱することによって光接続作業または接続解除作業を実行する自動光ファイバ接続切替装置を遠隔操作する操作端末の端子情報管理方法であって、前記操作端末は、新たな端子情報である光コネクタプラグとアダプタとの組合せを含む入力データが入力されたときに、前記管理データベースに予め記憶されている端子情報に基づいて、入力データに含まれる光コネクタプラグとアダプタとの組合せが使用できるか否かを判別するステップと、前記光コネクタプラグとアダプタとの組合せが使用できると判別されたときに、入力データに基づいて、光ファイバコードの接続切替動作を指示する駆動命令を前記コントローラに送信するステップと、前記自動光ファイバ接続切替装置が接続切替動作をした後に、前記コントローラから受信した応答メッセージに基づいて、前記接続切替動作が正常に完了したか否かを判別するステップと、前記接続切替動作が正常に完了したと判別したときに、前記管理データベースに記憶されている端子情報を前記入力データによって更新するステップと、を含んで実行することとした。
このようにすることで、入力データが使用できるものなのかどうか、管理データベースに予め記憶されている端子情報に基づいて検討されるので、入力データを誤って入力したときには、光ファイバコードの接続切替動作が実行されないようにすることができる。また、接続切替動作が正常に完了したときに、管理データベースに記憶されている端子情報を入力データによって自動的に更新することができる。
また、端子情報管理方法は、前記操作端末が、登録命令を読込んだときに、前記入力データを前記管理データベースに保存するステップと、更新命令を読込んだときに、前記コントローラのメモリに記憶されている端子情報、または、前記入力データに基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新するステップと、バックアップ命令を読込んだときに、前記管理データベースに記憶されている端子情報のバックアップを保存するステップと、リストア命令を読込んだときに、保存されている端子情報のバックアップを読み出し、前記管理データベースに保存するステップと、を含んで実行することとした。このようにすることで、端子情報の登録、更新、バックアップ、およびリストア作業を実行することができ、管理データベースに記憶される端子情報の保守、管理の信頼性が高くなる。
また、端子情報管理方法は、前記操作端末が、前記自動光ファイバ接続切替装置に設けられた地震センサの動作時に前記コントローラより送信される地震センサ発動情報を受信したときに、操作端末とコントローラとの間の通信回線を切断するステップと、通信回線を切断する前に前記コントローラに送信した一連の命令に対して、どのシーケンスまで命令が実行されたのかを示す命令実行情報を作成し、作成した命令実行情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新するステップと、を含んで実行することとした。
このようにすることで、地震センサの動作時に、操作端末からコントローラに送信した一連の命令のうち、所定のシーケンスまで命令が実行されていたときに、命令実行情報に基づいて、管理データベースに記憶されている端子情報が更新される。これにより、地震発生時においても、接続切替動作と端子情報とを連動させて管理することができる。
また、端子情報管理プログラムは、請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の端子情報管理方法をコンピュータに実行させることとした。このように構成したことにより、このプログラムをインストールされたコンピュータは、プログラムに基づいた各機能を実現することができる。
本発明によれば、自動光ファイバ接続切替装置による光ファイバの接続切替動作と連動して、端子情報が自動更新されるので、端子情報を管理し易くなる。また、端子情報のバックアップ、リストアにより保守管理の信頼性を高めることができる
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムの構成図である。自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム1は、図1に示されるように、光ファイバの接続切替動作を行う自動光ファイバ接続切替装置10と、この自動光ファイバ接続切替装置10を駆動制御するコントローラ30と、通信回線40を介してコントローラ30に接続され、自動光ファイバ接続切替装置10に対する駆動命令をコントローラ30に送信する操作端末50とを備えている。
自動光ファイバ接続切替装置10は、図示しない入力側の光ファイバケーブルと出力側ファイバコード11(光ジャンパコード11)とを自動的に光接続/接続解除するものであり、接続盤12と、整列盤13と、ロボット機構14と、巻き取り機構15と、余長収納カートリッジ16と、地震センサ17と、クリーナ機構18とを備える。なお、光ジャンパコード11は、出力側ファイバコードに代えて入力側の光ファイバケーブルを形成するようにしてもよい。
接続盤12は、入力側の光ファイバケーブルと光ジャンパコード11とを接続するためのものである。接続盤12には、光ジャンパコード11の一端に設けられた光コネクタプラグ20を係止する複数の光コネクタアダプタ21(以下、アダプタ21という)が設けられている。アダプタ21は、接続盤12を貫通して設けられている。そして、アダプタ21の内部で、光コネクタプラグ20の先端部(フェルール)が入力側の光ファイバケーブルのフェルールに当接することにより、入力側の光ファイバケーブルと光ジャンパコード11とが接続される。
整列盤13は、接続盤12と対面して配置されており、複数の光ジャンパコード11を整列、保持するものである。整列盤13には、光ジャンパコード11の光コネクタプラグ20が収納される複数の整列孔が設けられている。
ロボット機構14は、フィンガ14a(ロボットハンド14a)と、図示しないフィンガ開閉用アクチュエータとを備えている。このフィンガ開閉用アクチュエータは、光コネクタブラグ20を把持するためにフィンガ14aを開閉する。ロボット機構14は、図示しない移動機構(ロボットハンド移動用アクチュエータ)によって、接続盤12および整列盤13の所定の位置に移動することができる。これによって、ロボット機構14は、光コネクタプラグ20を把持して光ジャンパコード11を引き出し、その光コネクタプラグ20をアダプタ21に対して挿抜させるように作用する。
なお、フィンガ14aには、フィンガ14aが水平方向の一方向であるX軸方向(ファ
イバ敷設方向)で何らかの構造物に当たった場合に、X軸方向の力がある一定値以上にな
ったときに動作する過負荷センサ(図示しない)が備えられている。また、ロボット機構14には、整列盤13側に巻き取った光コネクタプラグ20をクリーナ機構18に搬送する際に他の敷設ファイバを排除するために用いる掻き分け機構(図示しない)が搭載されている。掻き分け機構は、掻き分けアームと、掻き分けアーム回転用モータ(掻き分け用モータ)とから構成した。
巻き取り機構15は、巻き取りローラ15aと、アイドルローラ15bと、図示しない巻き取り用アクチュエータとを備え、接続盤12のアダプタ21から光コネクタプラグ20を抜き去った光ジャンパコード11を巻き取るものである。
余長収納カートリッジ16は、巻き取り機構15が巻き取った光ジャンパコード11の余長を収納するものである。
地震センサ17は、所定の震度階に対応する加速度が印加されたときに、動作(所定震度の地震が発生したことを検出)して、動作信号をコントローラ30に送るものであり、自動光ファイバ接続切替装置10の底部の一隅に配設される。
クリーナ機構18は、ロボット機構14により接続を一旦、解除された光コネクタプラグ20を再度アダプタ21に接続する前に、光コネクタプラグ20の端面を清掃するものである。
なお、全体または個別に試運転された各アクチュエータの動作状態を検出する図示しない複数のセンサが設けられている。
コントローラ30は、自動光ファイバ接続切替装置10の制御回路基板等を実装するものである。コントローラ30は、図示はしないが、自動光ファイバ接続切替装置10の移動用アクチュエータ、フィンガ開閉用アクチュエータ、巻き取り用アクチュエータ、および掻き分けアーム回転用モータを全体または個別に駆動する駆動制御手段と、後記する端子情報を記憶するメモリと、操作端末50との通信を制御する通信制御部とを備えている。コントローラ30は、地震センサ17から動作信号を取得したときに、地震センサ17が動作したことを示す地震センサ発動情報を操作端末50に送信する。
次に、図2を参照(適宜図1参照)して、操作端末50の構成を説明する。図2は操作端末50の構成を示すブロック図である。操作端末50は、自動光ファイバ接続切替装置10を遠隔操作するものであり、ユーザインタフェース部51と、管理データベース52と、管理機能モジュール53と、通信モジュール54と、試験機能モジュール55と、耐震制御モジュール56と、バックアップ部57と、操作部58と、表示部59とを備える。
ユーザインタフェース部51は、データの入出力を行うものである。
管理データベース52は、光ジャンパコード11の光コネクタプラグ20とアダプタ21との接続状態に関する情報と、入力側の光ファイバおよび出力側の光ファイバが接続される設備や機器に関する情報と(以下、合わせて端子情報という)を記憶するものである。
管理機能モジュール53は、管理データベース52に記憶された端子情報に基づいて、入力された光コネクタプラグ20とアダプタ21との配線ルートを算出し、算出した配線ルートで接続/解除を実行するようにコントローラ30に指示するための駆動命令(送信用データ)を生成するものである。また、管理機能モジュール53は、コントローラ30から、光ファイバの接続/解除が正常に実行されたことを示す情報を取得したときに、管理データベース52の端子情報を更新するものである。
通信モジュール54は、自動光ファイバ接続切替装置10の駆動制御に関してコントローラ30との間で予め取り決められた通信インタフェースに基づいて、コントローラ30との間で情報を送受信するものである。
試験機能モジュール55は、ユーザインタフェース部51から入力された指令に基づいて、自動光ファイバ接続切替装置10の各アクチュエータを全体または個別に試運転する駆動命令を生成するものである。また、試験機能モジュール55は、各アクチュエータを全体または個別に試運転する機構動作テストモードと、図示しない複数のセンサによって得られた各アクチュエータの動作状態を表示するセンサ状態表示モードと、を制御するものである。
耐震制御モジュール56は、後記するように、地震発生時に地震センサ17が動作したときの処理を行う機能を有する耐震制御手段である。
バックアップ部57は、管理データベース52に記憶される端子情報のバックアップデータを保存するものである。
操作部58はキーボードやマウスから構成され所定の指令やデータを入力するものである。
表示部59は各アクチュエータの動作状態を検出する複数のセンサによって得られた動作状態の表示画面や所定の入力画面を表示するものである。
次に、図3を参照して、自動光ファイバ接続切替装置の運用・保守システム1における光ファイバ接続切替動作に伴う端子情報の管理について説明する。図3は、操作端末50による光ファイバ接続切替およびそれに伴う端子情報の管理処理を示すフローチャートである。
まず、操作端末50は、制御すべき自動光ファイバ接続切替装置10を選択するための画面を表示部59に表示し、ユーザからの選択入力を受け付ける(ステップ301)。制御すべき自動光ファイバ接続切替装置10が選択されると、通信モジュール54は、自動光ファイバ接続切替装置10を制御するコントローラ30との通信を接続する(ステップ302)。
続いて、操作端末50は、動作モードを選択するための画面を表示部59に表示し、ユーザからの動作モード入力を受け付ける(ステップ303)。ここで、動作モードは、接続モード、切断モード、交換モードの3種類である。
「接続モード」は、光ジャンパコード11を新規に敷設する動作モードである。このモードでは、自動光ファイバ接続装置10は、余長が余長収納カートリッジ16に巻き取られて整列盤13に光コネクタプラグ20が整列している光ジャンパコード11を、接続盤12のアダプタ21へ接続する動作を実行する。
「切断モード」は、光ジャンパコード11を撤去する動作モードである。このモードでは、自動光ファイバ接続装置10は、接続盤12のアダプタ21から光コネクタプラグ20を抜去して、接続解除された光ジャンパコード11を巻き取り、整列盤13に整列させる動作を実行する。
「交換モード」は、共に接続されている2組の光ジャンパコード11の接続を切り替える動作モードである。このモードでは、自動光ファイバ接続装置10は、アダプタ21に接続されている光コネクタプラグ20を2組指定して、この2組の配線の接続を解除して、相互に切り替えて光コネクタプラグ20をアダプタ21に接続することにより、新たな2組の配線を作る動作を実行する。
ステップ303にて、動作モードが選択されると(YES)、操作端末50は、切替対象とする光コネクタプラグ20とアダプタ21とを含む入力データを入力するための画面を表示部59に表示し、ユーザからの切替対象入力を受け付ける(ステップ304)。続いて、前記入力データが入力されると(ステップ304,YES)、管理機能モジュール53は、管理データベース52を参照して、入力された光コネクタプラグ20とアダプタ21との組合せが使用できるか否かを判別する(ステップ305)。
ステップ305において、入力された光コネクタプラグ20とアダプタ21との組合せが使用できないと判別した場合には(ステップ305,NO)、操作端末50は、使用不可能であることを示すエラー表示を表示部59に表示(ステップ311)した後、ステップ303の処理に戻る。一方、前記組合せが使用できると判別した場合には(ステップ305,YES)、管理機能モジュール53は、管理データベース52に記憶された端子情報に基づいて、ステップ304で切替対象として入力された光コネクタプラグ20とアダプタ21との配線ルートを算出し(ステップ306)、算出した配線ルートから接続切替動作を指示するための駆動命令(送信用データ)を作成する。そして、操作端末50は、通信モジュール54の制御により、コントローラ30に、駆動命令(送信用データ)を送信する(ステップ307)。これにより、自動光ファイバ接続切替装置10は、命令された接続切替動作を実行する。
ここで、自動光ファイバ接続切替装置10による接続切替動作を説明する。前記3つの動作モードのうち、「切断モード」および「接続モード」の動作を説明する(図1参照)。例えば、光ジャンパコード11の光コネクタプラグ20が、接続盤12の第1のアダプタ21(変更前)に接続されているときに、この光ジャンパコード11を、第2のアダプタ21(変更後)と接続させるように切り替える場合を想定する。
はじめに、ロボット機構14は、ロボット機構14の移動機構により、接続盤12の第1のアダプタ21(変更前)の位置に移動されて、光コネクタプラグ20を把持する。そして、ロボット機構14が移動することにより、接続盤12の第1のアダプタ21(変更前)から光コネクタプラグ20が抜去される。続いて、巻き取り機構15が、光コネクタプラグ20の接続解除された光ジャンパコード11を巻き取る。このとき、巻き取られた光ジャンパコード11は、整列盤13の背面から余長収納カートリッジ16側に引き出され、余長処理カートリッジ16に収納されると共に、光コネクタプラグ20が整列盤13の整列孔に収納される。これによって、光コネクタプラグ20が整列盤13に整列されるので、ロボット機構14が、整列された光コネクタプラグ20を把持できるようになる(以上、切断モード)。
次に、整列盤13に一旦整列された光ジャンパコード11の光コネクタプラグ20を、ロボット機構14が把持して、整列盤13から引き出す。そして、ロボット機構14は、接続盤12の第2のアダプタ21(変更後)の位置に移動し、この第2のアダプタ21(変更後)に光コネクタプラグ20を接続することで、光ジャンパコード11の接続切替作業を終了する(以上、接続モード)。なお、これら「切断モード」および「接続モード」の動作を組み合わせれば、「交換モード」の動作を実現できる。
再び、図3のフローチャートに戻って説明を続ける。ステップ307に基づいて、自動光ファイバ接続切替装置10が接続切替動作を実行すると、コントローラ30は、応答メッセージを操作端末50に送信する。一方、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、コントローラ30から、応答メッセージを受信するまで判別(ステップ308)を繰り返し、応答メッセージを受信しときに(ステップ308,YES)、この応答メッセージに基づいて、自動光ファイバ接続切替装置10が接続切替動作を正常に完了したか否かを判別する(ステップ309)。操作端末50は、管理機能モジュール53によって、接続切替動作が正常に完了したと判別した場合には(ステップ309,YES)、管理データベース52に記憶されている端子情報を前記入力データによって更新し(ステップ310)、処理を終了する。これにより、接続切替動作完了時の接続状態(端子情報)が管理データベース52に記憶される。
一方、ステップ309において、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、接続切替動作が正常に完了しなかったと判別した場合には(ステップ309,NO)、接続切替が未完了であることを示すエラー表示を表示部59に表示(ステップ312)した後、接続切替動作の再試行または終了を選択するための画面を表示し、入力を受け付ける(ステップ313)。ステップ313において、接続切替動作の再試行を選択する入力がなされた場合には、ステップ303の処理に戻り、一方、終了を選択する入力がなされた場合には、処理を終了する。
次に、図4を参照して、自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム1における操作端末50の管理データベース52の保守について説明する。図4は、操作端末50による管理データベース52の保守処理を示すフローチャートである。操作端末50は、ユーザインタフェース部51を介して作業命令が入力されると、管理機能モジュール53によって、入力された作業命令を読込む(ステップ401)。作業命令は、例えば、登録、更新、バックアップ、リストアの4種類である。操作端末50は、管理機能モジュール53によって、読込んだ作業命令に従って、動作モードを判別する(ステップ402)。動作モードが「登録」の場合には、管理機能モジュール53によって、入力された端子情報(入力データ)を管理データベース52に保存する(ステップ403)。
動作モードが「更新」の場合には、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、コントローラ30のメモリに記憶されている端子情報を参照するか否かの選択画面を表示し、入力を受け付ける(ステップ404)。コントローラ30のメモリに記憶されている端子情報を参照しないことが選択された場合には(ステップ404,NO)、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、管理データベース52に記憶されている端子情報(端子情報ファイル)を入力された端子情報(入力データ)により更新する(ステップ409)。一方、ステップ404において、コントローラ30のメモリに記憶されている端子情報を参照することが選択された場合には(ステップ404,YES)、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、コントローラ30との通信回線40を接続し、コントローラ30のメモリから端子情報(端子情報データ)を読み込み(ステップ405)、読み込んだ端子情報(端子情報データ)を画面に表示する(ステップ406)。続いて、更新を実行するか否かを選択する画面を表示し、入力を受け付ける(ステップ407)。更新を実行する入力がなされた場合(ステップ407,YES)には、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、管理データベース52に記憶されている端子情報を、画面表示された端子情報データ(コントローラ30のメモリに記憶されている端子情報)により更新する(ステップ408)。従って、コントローラ30のメモリに保存記録している端子情報で操作端末50の管理データベース52に記憶している端子情報を更新するので、操作端末50側でデータが消失した場合でも、管理データベース52の更新を問題なくすることができる。
動作モードが「バックアップ」の場合には、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、管理データベース52に登録されている端子情報(端子情報ファイル)のバックアップをバックアップ部57に保存する(ステップ410)。動作モードが「リストア」の場合には、操作端末50は、管理機能モジュール53によって、バックアップ部57に保存されている端子情報のバックアップ(端子情報ファイル)を読込み(ステップ411)、ユーザにより保存命令が入力されたときに(ステップ412,YES)、読込んだ端子情報を管理データベース52に保存する(ステップ413)。
次に、図5を参照して、操作端末50の試験機能モジュール55の動作を説明する。図5は、試験機能モジュール55により制御される機構動作テストモードと、センサ状態表示モードとを説明するための説明図である。機構動作テストモードは、自動光ファイバ接続切替装置10のロボット機構14、ロボット機構14を移動させるための移動機構、掻き分け機構、巻き取り機構15、およびクリーナ機構18の動作(機構動作)に不具合がないかどうか、各アクチュエータを全体または個別に試運転するテストを実行するモードである。
操作端末50には、グラフィカルユーザインタフェースを用いて後記するそれぞれの機能に対応するボタンが作成されており、マウスなどの操作部58を介してボタンを押下する操作を行うことにより、各機能を実行できる。そして、操作端末50は、表示部59に、機構動作テスト画面(全体テスト画面)、アクチュエータの個別駆動制御モード画面(個別テスト画面)、およびセンサ状態表示モード画面を表示する。
機構動作テスト画面には、装置全体の機構動作をテストするために、図5(a)に示すように、電源ボタン501、全アクチュエータドライブボタン502、原点復帰ボタン503、オフセット動作ボタン504、クリーナ動作ボタン505、およびエンコーダ動作ボタン506が設けられている。電源ボタン501は、各アクチュエータおよびセンサに供給する電源をON/OFFするものである。全アクチュエータドライブボタン502は、アクチュエータ(モータ)へ印加する電流をON/OFFするものである。原点復帰ボタン503は、各アクチュエータを、設定した機械原点に移動させるものである。オフセット動作ボタン504は、接続盤12に設けられた基準点の位置情報を測定する位置センサであるオフセットセンサの状態を測定するためにXYZ軸(移動機構)を移動させるものである。クリーナ動作ボタン505は、クリーナテープの巻き取り、テープカウンタのリセットなどのクリーナ機構の単体動作を行うためのものである。エンコーダ動作ボタン506は、巻き取り機構15のアイドルローラ15bを、指定した位置に移動させるものである。
アクチュエータの個別駆動制御モード画面には、各アクチュエータ(モータ)の個別テストを実行するために、図5(b)に示すように、XYZ軸モータボタン507、フィンガ開閉モータボタン508、掻き分けモータボタン509、およびローラモータボタン510が設けられている。XYZ軸モータボタン507は、XYZ軸(移動機構)の移動用アクチュエータの各電源のON/OFF、指定パルス量での駆動、駆動用のモータ加減速設定データの登録を行うものである。フィンガ開閉モータボタン508は、フィンガ開閉用アクチュエータの供給電流ON/OFF、設定したフィンガ開き位置への移動を行うものである。掻き分けモータボタン509は、掻き分けアーム回転用モータのON/OFF、設定したアーム位置への移動を行うものである。ローラモータボタン510は、巻き取り用アクチュエータヘの供給電流のON/OFF、設定した回転量の駆動を行うものである。
センサ状態表示モード画面には、アクチュエータの動作中に各センサ状態をモニタリングするために、図5(c)に示すように、X,Y,Z軸動作状態ボタン511、フィンガ開閉状態ボタン512、掻き分けアーム状態ボタン513、オフセット位置情報ボタン514、クリーナカウントボタン515、エンコーダカウントボタン516、過負荷検出状態ボタン517、および地震センサ状態ボタン518が設けられている。
X,Y,Z軸動作状態ボタン511は、XYZ軸(移動機構)が原点位置かどうか、動作中かどうかを表示するものである。フィンガ開閉状態ボタン512は、フィンガの開き位置を表示するものである。掻き分けアーム状態ボタン513は、掻き分けアームの位置を表示するものである。オフセット位置情報ボタン514は、オフセット動作により測定した位置情報を表示するものである。クリーナカウントボタン515は、リセットされてからのクリーニングカウント値を表示するものである。エンコーダカウントボタン516は、巻き取りローラ15aの回転量を表示するものである。過負荷検出状態ボタン517は、前記過負荷センサの状態を表示するものである。地震センサ状態ボタン518は、地震センサ17のON/OFF状態を表示するものである。
前記構成によれば、操作端末50において、機構動作テスト画面またはアクチュエータの個別駆動制御モード画面上で、自動光ファイバ接続切替装置10の動作をチェックすることができる。なお、操作端末50は、表示部59に、例えば、光ジャンパコード11を巻き取るために、巻き取り機構15のアイドルローラ15bを指定位置に移動するためのエンコーダ位置設定情報や、クリーニング位置設定情報などの予め設定した位置を示す位置情報を表示することもできる。そして、それら位置情報を更新する操作も実行することができる。
次に、図6を参照して、操作端末50の耐震制御モジュール56(適宜図2参照)の動作を説明する。図6は、操作端末50からコントローラ30に駆動命令を送っている最中に、地震センサ17が動作する規模の地震が発生した場合の耐震制御モジュール56の処理を示すフローチャートである。
地震センサ17が動作する規模の地震が発生した場合、コントローラ30は、地震センサ発動情報を操作端末50に送信する。操作端末50は、コントローラ30から送られてくる地震センサ発動情報を受信する(ステップ601,YES)と、地震が発生したことを示すエラー情報を表示部59に表示する(ステップ602)と共に、コントローラ30へ制御信号を送信する通信回線を切断する(ステップ603)。これにより、操作端末50を操作してもコントローラ30を制御することが不可能となる。
通信回線40が切断される前には、操作端末50は、コントローラ30に一連の駆動命令を送信しており、コントローラ30は、駆動命令に従って自動光ファイバ接続切替装置10を制御してファイバ接続切替動作を実行させている。そして、コントローラ30は、ファイバ接続切替状況を応答メッセージとして操作端末50に返信している。操作端末50は、応答メッセージに基づいて、一連の駆動命令がどのシーケンスまで実行されているかを示す命令実行情報を作成し、保存する(ステップ604)。そして、操作端末50は、作成した命令実行情報に基づいて、管理データベース52に記憶されている端子情報を現状の接続状態に更新する(ステップ605)。
操作端末50は、予め定められた所定時間が経過したか否か判別し(ステップ606)、所定時間経過後(ステップ606,YES)、コントローラ30に問い合わせの通信を行う(ステップ607)。操作端末50は、問い合わせの結果に基づいて、地震が継続しているか否か判別し(ステップ608)、地震が止んでいれば(NO)、地震発生時の処理を終了する。一方、地震が継続中であれば(YES)、ステップ606の処理に戻る。なお、地震発生時の処理を終了すると、操作端末50からコントローラ30への駆動命令の通信が復旧するものとする。
震度5強相当の加速度(250gal)で動作する地震センサ17を設置し、振動実験台の上に自動光ファイバ接続切替装置10を設置して、震度7相当の人工地震波を入力した実験を行ったところ、地震センサ17の動作が確認され、操作端末50を操作してもコントローラ30を制御することができなくなった(自動光ファイバ接続切替装置10が制御不能になった)。このとき、操作端末50の管理データベース52の端子情報は、接続切替が実行されたところまで、更新されており、接続切替が完了していない光コネクタプラグ20については、接続切替未完了の情報が記録された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されない。例えば、本実施形態では、1つの操作端末50で1台の自動光ファイバ接続切替装置10を制御するものとして説明したが、制御されるべき台数は複数であってもよい。この場合には、1台の操作端末50で例えばビル内の複数フロアの光配線を集中管理することが可能となる。
本発明に係る自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システムの構成図である。 操作端末の構成を示すブロック図である。 操作端末による光ファイバ接続切替およびそれに伴う端子情報の管理処理を示すフローチャートである。 操作端末による管理データベースの保守処理を示すフローチャートである。 操作端末の機構動作テストモードとセンサ状態表示モードとを説明するための説明図であり、(a)は機構動作テスト画面のボタン、(b)は個別駆動制御モード画面のボタン、(c)はセンサ状態表示モード画面のボタンである。 操作端末の耐震制御モジュールの処理を示すフローチャートである。 従来の光ファイバ接続切替を説明するための説明図である。
符号の説明
1 自動光ファイバ接続切替装置の運用・保守システム
10 自動光ファイバ接続切替装置
11 光ジャンパコード
12 接続盤
13 整列盤
14 ロボット機構
14a フィンガ(ロボットハンド)
15 巻き取り機構
16 余帳収納カートリッジ
17 地震センサ
18 クリーナ機構
20 光コネクタプラグ
21 光コネクタアダプタ(アダプタ)
30 コントローラ
40 通信回線
50 操作端末
51 ユーザインタフェース部
52 管理データベース
53 管理機能モジュール
54 通信モジュール
55 試験機能モジュール
56 耐震制御モジュール(耐震制御手段)
57 バックアップ部
701 パッチパネル
702 入力側ボード
703 出力側ボード
704 光コネクタアダプタ(アダプタ)
705 入力側光ファイバコード
706 出力側光ファイバコード
707 光ジャンパコード

Claims (9)

  1. 入力側の光ファイバと出力側の光ファイバとをアダプタを介して接続するために、前記いずれかの光ファイバである接続用の光ファイバをロボットハンドによりハンドリングして、接続用の光ファイバの端部に設けられた光コネクタプラグを前記アダプタに着脱することによって、光接続作業または接続解除作業を実行するためのロボット機構およびロボット機構を移動させる移動機構を有する自動光ファイバ接続切替装置と、
    前記自動光ファイバ接続切替装置のロボット機構および移動機構を駆動制御するコントローラと、
    通信回線を介して前記コントローラに接続され、前記自動光ファイバ接続切替装置に対する駆動命令を前記コントローラに送信する操作端末とを備え、
    前記操作端末は、
    データ入出力を行うユーザインタフェース部と、
    前記接続用の光ファイバの光コネクタプラグとアダプタとの接続状態と、入力側の光ファイバおよび出力側の光ファイバが接続される設備/機器とを示す端子情報を記憶する管理データベースと、
    前記自動光ファイバ接続切替装置の駆動制御に関して前記コントローラとの間で予め取り決められた通信インタフェースに基づいて、前記コントローラとの間で情報を送受信する通信モジュールと、
    光コネクタプラグとアダプタとの組み合わせを示す入力データが前記ユーザインタフェース部を介して入力されたときに、前記管理データベースに記憶された端子情報に基づいて、入力された光コネクタプラグとアダプタとの配線ルートを算出し、算出された配線ルートで接続/解除を実行するように前記コントローラに指示するための前記駆動命令を生成すると共に、前記コントローラから、前記接続用の光ファイバの接続/解除が正常に実行されたことを示す情報を取得したときに、前記管理データベースの端子情報を更新する管理機能モジュールと、
    を備えることを特徴とする自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム。
  2. 前記管理データベースに記憶される端子情報のバックアップデータが保存されるバックアップ部を備え、
    前記バックアップ部に保存された端子情報を前記管理データベースにリストア可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム。
  3. 前記コントローラは前記端子情報を記憶するメモリを備え、前記管理機能モジュールは、前記メモリに記憶されている端子情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム。
  4. 前記自動光ファイバ接続切替装置は、ロボットハンド開閉用アクチュエータ、ロボットハンド移動用アクチュエータ、接続用の光ファイバの余長分を巻き取る巻き取り用アクチュエータ、および接続用の光ファイバを掻き分けるための掻き分け用モータと、前記各アクチュエータの動作状態を検出する複数のセンサとを備え、
    前記操作端末は、
    前記ユーザインタフェース部から入力された、前記自動光ファイバ接続切替装置の開閉用アクチュエータ、移動用アクチュエータ、巻き取り用アクチュエータ、および掻き分け用モータを全体または個別に試運転する指令に基づいて、各アクチュエータを全体または個別に試運転する駆動命令を生成する試験機能モジュールと、
    前記複数のセンサによって得られた動作状態を表示する表示部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム。
  5. 前記自動光ファイバ接続切替装置に、所定の震度階に対応する加速度印加時に動作する地震センサを設け、
    前記コントローラは、前記地震センサから動作信号を取得したときに、地震センサが動作したことを示す地震センサ発動情報を前記操作端末に送信し、
    前記操作端末は、前記地震センサ発動情報を受信したときに、前記通信回線を切断し、通信回線を切断する前に前記コントローラに送信した一連の命令に対して、どのシーケンスまで命令が実行されたのかを示す命令実行情報を作成し、作成した命令実行情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新する耐震制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動光ファイバ接続切替装置の保守・運用システム。
  6. 入力側の光ファイバと出力側の光ファイバとをアダプタを介して接続するために、前記いずれかの光ファイバである接続用の光ファイバの端部に設けられた光コネクタプラグと前記アダプタとの接続状態と、入力側の光ファイバおよび出力側の光ファイバが接続される設備/機器とを示す端子情報を予め記憶した管理データベースを備え、コントローラを介して、前記光コネクタプラグを前記アダプタに着脱することによって光接続作業または接続解除作業を実行する自動光ファイバ接続切替装置を遠隔操作する操作端末の端子情報管理方法であって、
    前記操作端末は、
    新たな端子情報である光コネクタプラグとアダプタとの組合せを含む入力データが入力されたときに、前記管理データベースに予め記憶されている端子情報に基づいて、入力データに含まれる光コネクタプラグとアダプタとの組合せが使用できるか否かを判別するステップと、
    前記光コネクタプラグとアダプタとの組合せが使用できると判別されたときに、入力データに基づいて、光ファイバコードの接続切替動作を指示する駆動命令を前記コントローラに送信するステップと、
    前記自動光ファイバ接続切替装置が接続切替動作をした後に、前記コントローラから受信した応答メッセージに基づいて、前記接続切替動作が正常に完了したか否かを判別するステップと、
    前記接続切替動作が正常に完了したと判別したときに、前記管理データベースに記憶されている端子情報を前記入力データによって更新するステップと、
    を含んで実行することを特徴とする端子情報管理方法。
  7. 前記操作端末は、
    登録命令を読込んだときに、前記入力データを前記管理データベースに保存するステップと、
    更新命令を読込んだときに、前記コントローラのメモリに記憶されている端子情報、または、前記入力データに基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新するステップと、
    バックアップ命令を読込んだときに、前記管理データベースに記憶されている端子情報のバックアップを保存するステップと、
    リストア命令を読込んだときに、保存されている端子情報のバックアップを読み出し、前記管理データベースに保存するステップと、
    を含んで実行することを特徴とする請求項6に記載の端子情報管理方法。
  8. 前記操作端末は、
    前記自動光ファイバ接続切替装置に設けられた地震センサの動作時に前記コントローラより送信される地震センサ発動情報を受信したときに、操作端末とコントローラとの間の通信回線を切断するステップと、
    通信回線を切断する前に前記コントローラに送信した一連の命令に対して、どのシーケンスまで命令が実行されたのかを示す命令実行情報を作成し、作成した命令実行情報に基づいて、前記管理データベースに記憶されている端子情報を更新するステップと、
    を含んで実行することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の端子情報管理方法。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の端子情報管理方法をコンピュータに実行させることを特徴とする端子情報管理プログラム。
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