JPH07318820A - 光ファイバー接続替え装置 - Google Patents

光ファイバー接続替え装置

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JPH07318820A
JPH07318820A JP10634794A JP10634794A JPH07318820A JP H07318820 A JPH07318820 A JP H07318820A JP 10634794 A JP10634794 A JP 10634794A JP 10634794 A JP10634794 A JP 10634794A JP H07318820 A JPH07318820 A JP H07318820A
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直幸 田丸
Fumikazu Ohira
文和 大平
Yasuhide Nishida
安秀 西田
Tsuneo Kanai
恒雄 金井
Tetsushi Shoji
哲史 荘司
Joji Yamaguchi
城治 山口
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  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】装置を小型にするとともに、信頼性の向上を図
ることを目的とする。 【構成】出力側の光ファイバー35のプラグが接続され
る、入力側の光ファイバー34が接続されたアダプタを
複数設けた接続盤21と、出力側の光ファイバーのプラ
グを整列・保持する整列孔を複数並べて設け接続盤と対
向して配置した整列盤22と、プラグを把持して光ファ
イバーを引き出しそのプラグをアダプタに対して接続・
抜去を行うハンド機構31と、アダプタからプラグを抜
去った光ファイバーを巻取る巻取り機構と、巻取った光
ファイバーを収納する余長処理部49と、ハンド機構を
接続盤および整列盤の所望の位置に移動させる移動機構
とを有し、入力側の光ファイバーが接続されたアダプタ
と出力側の光ファイバーのプラグとを接続・抜去する接
続替え装置であって、前記接続盤と、整列盤と、巻取り
機構と、余長処理部とが同一平面上に配置された光ファ
イバー接続替え装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信システムにお
ける光ファイバーを自動的に切り替える光ファイバー接
続替え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の光ファイバー接続替え装
置の斜視図で、図12は同正面図である。これらの図に
おいて、1は加入者線路側の光ファイバーの終端部、2
は局内側の光ファイバーの収納部、3は光ファイバーの
余長処理部、4は加入者線路側の光ファイバートレイ、
5は局内側の光ファイバートレイ、6は光ファイバーの
先端のプラグの受け側であるアダプタが固定されている
端子盤、7は局内側の光ファイバー、8は加入者線路側
の光ファイバー、9は前記加入者線路側の光ファイバー
8が接続されて端子盤6に設け、前記局内側の光ファイ
バー7の先端のプラグが接続されるアダプタ、10はプ
ラグの仮止め部、11は局内側の光ファイバー7の先端
のプラグである。
【0003】図11および図12において、加入者線路
側の光ファイバー8は、加入者線路側の光ファイバーの
終端部1に設置された端子盤6に搭載されたアダプタ9
に接続されており、局内側の光ファイバー7は、局内側
の光ファイバーの収納部2から引き込まれ、その局内側
の光ファイバー7の先端のプラグ11を前記アダプタ9
に接続することにより、両者の光ファイバーが接続され
る。また、加入者線路側の光ファイバー8と局内側の光
ファイバー7とが未接続の場合には、前記局内側の光フ
ァイバー7の先端のプラグ11は、局内側の光ファイバ
ーの収納部2に設置されたプラグの仮止め部10に止め
られている。このとき、局内側の光ファイバー7の余長
部は光ファイバーの余長処理部3および局内側の光ファ
イバートレイ5に収納されている。
【0004】この光ファイバー接続替え装置において
は、加入者線路側の光ファイバー8と局内側の光ファイ
バー7との接続は、局内側の光ファイバー7の収納部2
に設置されたプラグの仮部め部10に仮止めされている
所望のプラグ11を手で引き抜き、加入者線路側の光フ
ァイバー8の端子板6に固定されている所望のアダプタ
9に挿入することで行われる。光ファイバーの接続替え
は、接続替えすべき局内側の光ファイバー7のプラグ1
1を前記アダプタ9から人手で抜去し、プラグの仮部め
部10に仮部めするとともに、別の所望の局内側の光フ
ァイバー7のプラグ11を所望のアダプタ9に挿入する
ことにより実現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
技術においては、光ファイバーの接続替えは全て手作業
であるため、光ファイバーの誤接続の可能性や不用意な
光ファイバーの操作によるプラグの先端の汚染および破
損の可能性が発生することなどにより信頼性が低下す
る。また、プラグおよびアダプタには人手で扱い易いよ
うにある程度の大きさが必要であるため、光ファイバー
接続替え装置が大型化する、という問題があった。
【0006】この発明は、前述のような従来の欠点を解
消すべくなされたもので、その目的は、光ファイバー接
続替え装置の寸法を小さくするとともに、信頼性の向上
のために、小型なプラグおよびアダプタを採用し、ロボ
ットのハンド機構による自動的な光ファイバーの自動接
続替え装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、出力側の光ファイバー35の先端のプ
ラグが接続される、入力側の光ファイバー34が接続さ
れたアダプタを複数並べて設けた接続盤21と、貫通し
た出力側の光ファイバー35の先端のプラグを整列・保
持する整列孔を複数並べて設け前記接続盤21と対向し
て配置した整列盤22と、前記プラグを把持して光ファ
イバー35を引き出しそのプラグを前記アダプタに対し
て接続・抜去を行うハンド機構31と、前記接続盤21
のアダプタからプラグを抜去った光ファイバー35を巻
取る巻取り機構と、巻取った光ファイバー35を収納す
る余長処理部49と、前記ハンド機構31を接続盤21
および整列盤22の所望の位置に移動させる移動機構と
を有し、所望の入力側の光ファイバー34が接続された
前記アダプタと所望の出力側の光ファイバー35の先端
のプラグとを接続あるいは抜去する接続替え装置であっ
て、前記接続盤21と、整列盤22と、巻取り機構と、
余長処理部49とが同一平面上に配置されていることを
特徴とする光ファイバー接続替え装置としたものであ
る。
【0008】
【作用】前記のような光ファイバー接続替え装置による
と、同一平面上に接続盤21と、整列盤22と、巻取り
機構と、余長処理部49とを配置し、前記接続盤21と
整列盤22でつくる平面内を接続盤21と整列盤22と
の対向方向およびこれと直交する方向に制御されて移動
可能なハンド機構31によって、整列盤22の整列孔に
整列・保持された所望の出力側の光ファイバー35の先
端のプラグを把持して、このプラグを入力側の光ファイ
バー34が接続された前記アダプタに挿入接続する。
【0009】また、光ファイバーの接続替えを行うとき
には、前記ハンド機構31によって所望の光ファイバー
のプラグを把持してこれを前記接続盤21のアダプタか
ら抜去り、このプラグが抜去られた光ファイバーは巻取
り機構によって余長処理部49に巻取られ、この抜去ら
れたプラグは整列盤22の整列孔に一時整列・保持さ
れ、この整列孔に一時整列・保持されたプラグを前記ハ
ンド機構31によって把持し、このプラグを前記接続盤
21の所望のアダプタに挿入接続して入力側の光ファイ
バーと出力側の光ファイバーとの接続替えを行う。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の光ファイバ
ー接続替え装置の実施例を詳細に説明する。図1はこの
発明の光ファイバー接続替え装置の1実施例の概観図
で、図2はこの光ファイバー接続替え装置を上から見た
場合の平面図である。なお、図1は図2と正確には対応
していない。ここで、21は入力側たとえば加入者線路
側の光ファイバーが接続された複数のアダプタが配列さ
れて固定されている接続盤で、このアダプタに出力側た
とえば局内側の光ファイバーの先端に接続されたプラグ
が挿入接続される。
【0011】22は出力側たとえば局内側の光ファイバ
ーの巻取り時にその先端のプラグが整列孔に一時格納さ
れて整列・保持される整列盤、23は局内側の光ファイ
バーの巻取り時にこれを整列させる整列盤A、24は局
内側の光ファイバーを固定する整列盤B、31は光ファ
イバーを接続・抜去するためのロボットのハンド機構で
ある。
【0012】25は前記ハンド機構31の移動機構を構
成するX軸駆動用モーター、26は同X軸用ガイド、2
7は同ハンド機構31をX軸方向に移動させるX軸用ベ
ルト、28は同ハンド機構31をY軸方向に移動させる
Y軸駆動用モーター、29は同Y軸用ガイド、30は同
ハンド機構31をY軸方向に移動させるY軸用ベルトで
ある。
【0013】32は加入者線路側の光ファイバー用のコ
ネクタボックス、33は局内側の光ファイバー用のコネ
クタボックス、34は加入者線路側の光ファイバー、3
5は局内側の光ファイバー、36は局内側の光ファイバ
ーの巻取り機構を構成する巻取りローラーである。
【0014】加入者線路側の光ファイバー用のコネクタ
ボックス32から導かれた複数の加入者線路側の光ファ
イバー34は、前記接続盤21に複数配設されたそれぞ
れのアダプタに接続されている。この接続盤21に複数
配設されたアダプタには、加入者線路側の光ファイバー
34の先端に取付けられたフェルールが格納されて接続
されており、このアダプタに局内側の光ファイバー35
の先端に取付けられたフェルールを有するプラグを挿入
することにより、加入者線路側の光ファイバー34のフ
ェルールと局内側の光ファイバー35の先端のフェルー
ルとを結合でき両光ファイバー34,35が接続できる
構造になっている。
【0015】局内側の光ファイバー用のコネクタボック
ス33から導かれた局内側の光ファイバー35は、整列
盤B24および整列盤A23を貫通し、さらに、整列盤
22を貫通して、接続盤21に配設された所望のアダプ
タに接続される。整列盤B24では前記光ファイバー3
5が前後に移動しないように固定されており、また、整
列盤A23と整列盤22との間においては、所望の光フ
ァイバー35の巻取り時にこの光ファイバー35が巻取
りプーリ(ロボットのハンド機構のところで詳細に説明
する)によって確実に光ファイバーの巻取り機構を構成
する巻取りローラー36に押し当てられる。この光ファ
イバーの巻取りローラー36は前記光ファイバー35を
整列させるとともに、整列盤22および整列盤A23の
貫通孔に光ファイバーを通して移動させて前記光ファイ
バー35を余長処理部49に送り出している。
【0016】以下、この光ファイバーの接続替え装置の
作動について説明する。仮定として全ての加入者線路側
の光ファイバー34が接続盤21のアダプタに接続され
ており、この接続盤21のアダプタには、局内側の光フ
ァイバー35の先端のプラグが接続されていないアダプ
タが少なくとも1個はあるものとする。局内側の光ファ
イバー35の先端のプラグを未接続のアダプタに接続す
る場合を考える。この場合は、先ず前記プラグをアダプ
タから抜去り、その光ファイバーを前記巻取り機構を構
成する巻取りローラー36を回転させて巻取って、前記
整列盤22の整列孔に一時格納されてプラグを整列させ
る。次に、今整列されたプラグを目的のアダプタに後述
するように作動するロボットのハンド機構によって接続
する。
【0017】所望の局内側の光ファイバー35の先端の
プラグを接続盤21のアダプタから抜去する場合には、
前記ハンド機構31を接続盤21の光ファイバー位置に
位置決め移動させるために、図2において、X軸駆動用
モーター25を駆動し、X軸用ベルト27を介してX軸
用ガイド26を案内にして、前記ハンド機構31が設置
されている移動部材50をX軸の左方向に移動する。ま
た、前記移動部材50に設置されているY軸駆動用モー
ター28、Y軸用ベルト30、Y軸用ガイド29により
ハンド機構31をY軸方向に移動させ、このハンド機構
31を、接続盤21に接続された局内側の光ファイバー
35の先端のプラグを形成するフェルール金具41(形
状、機能については後述)に位置決めし、このハンド機
構31に備えた後述するフィンガーでフェルール金具4
1を把持する。
【0018】ここで、光ファイバーの先端に取付けたフ
ェルール42とフェルール金具41を一体化したものが
プラグである。光ファイバーの先端のフェルール金具4
1を前記フィンガーで把持した状態で、前記ハンド機構
31をX軸の右方向に移動してプラグを前記接続盤21
のアダプタから抜去する。次に、ハンド機構31のフィ
ンガーを開き、フェルール金具41を放す。
【0019】今、前記接続盤21からプラグを抜去した
局内側の光ファイバー35を巻取り、前記プラグを前記
整列盤22の整列孔に一時格納して整列させる場合に
は、前記ハンド機構の移動機構を駆動して、ハンド機構
31を整列盤22の光ファイバー位置に位置決め移動す
る。そして、ハンド機構31に設置されている巻取りプ
ーリ43を巻取り機構を構成する巻取りローラー36に
押しつけ(図3の(B)参照)、この巻取りローラー3
6を回転させることにより、前記局内側の光ファイバー
35を巻取る(巻取りプーリの構成例および作動の詳細
は後述する)。
【0020】光ファイバー35の巻取りの終了は、光フ
ァイバー35の先端のフェルール金具41が整列盤22
の整列孔に格納された状態の検出で行う。すなわち、フ
ェルール金具41の根本は整列盤22の整列孔に光ファ
イバーと同様に整列孔の裏側まで通り抜けるが、フェル
ール金具41の凸部55は整列孔でストップさせられ
る。この整列孔の整列盤A23の側に顔を出したフェル
ール金具41の根本部分を検出する。この検出には、金
属部品の接近を検出する近接センサあるいは反射光の有
無で検出する光電センサなどが使用できる。
【0021】局内側の光ファイバー35を前記接続盤2
1のアダプタに接続する場合には、前記ハンド機構の移
動機構を駆動して、ハンド機構31を前記整列盤22の
光ファイバー位置に位置決め移動し、ハンド機構31に
備えたフィンガーでフェルール金具41を把持する。接
続先位置(接続先のアダプタ位置)と接続するプラグの
整列盤の位置(現在のハンド機構と等価)との距離差に
応じた光ファイバー長さになるように、ハンド機構31
を左方に移動する。光ファイバー長さに十分な余裕を持
った状態で接続先のアダプタに光ファイバー35の先端
のプラグを挿入し接続する。すなわち、接続先位置(接
続先のアダプタ位置)と接続するプラグの整列盤の位置
との距離差が小さい場合には繰り出し量は少なく、余長
処理部49内の光ファイバーのたるみは大きい。逆に距
離差が大きい場合には繰り出し量は多く、余長処理部4
9内の光ファイバーのたるみは小さい。ここで、余長処
理部49は、整列盤A23と整列盤B24との間に配設
し、接続先のアダプタの位置による光ファイバーの繰り
出し長さの差を吸収するためのものである。
【0022】図3および図4はこの発明の光ファイバー
接続替え装置における局内側の光ファイバーの巻取り時
の作動説明図である。図3の(A)は平面図、図3の
(B)は正面図、図3の(C)は巻取りローラーの側面
図である。図4は局内側の光ファイバーの巻取りが終了
した瞬間である。ここで、41はフェルール42を保持
し光ファイバーをフェルール42に接続するフェルール
金具、43はハンド機構31に設けた巻取りプーリ、4
4は巻取りプーリ43を上下させるためのモーター、4
5は巻取りプーリ43を上下させるためのガイド、46
は巻取りプーリ43を上下させるためのボールねじであ
る。47は巻取られる局内側の光ファイバー、48は巻
取りローラー36を回転させるための巻取りモーター、
49′は余長処理部49の天井板である。
【0023】ここで、前記巻取りプーリ43を上下させ
るためのモーター44、ガイド45、ボールねじ46は
ハンド機構31と同じベース上に設置されており、これ
らのX,Y軸方向の移動はハンド機構31の移動と同じ
であるが、巻取りプーリ43の上下移動は独立に可能で
ある。また、巻取りプーリ43はその軸に対して自由に
回転が可能となっている。このようにすることにより、
移動機構が簡略化でき、低コスト化にも有利である。
【0024】プラグが接続盤21から抜去された光ファ
イバー47に対応するプラグ格納位置にハンド機構31
を位置決めし、巻取りプーリ43を巻取りローラー36
に接触する程度まで下げる。巻取りプーリ43は図3の
(C)に示されるようにその周りに溝が形成されてお
り、巻取りローラー36との間に光ファイバー47を挟
む。この時、整列盤A23によって光ファイバー47が
ほぼ直線状に配列されているため、容易に巻取りプーリ
43と巻取りローラー36で光ファイバー47を保持で
きる。
【0025】次に巻取りローラー36を巻取りモーター
48で回転させると、巻取りプーリ43は、巻取りロー
ラー36に押し付けられているため巻取りローラー36
と同時に回転し、両者で保持された巻取り光ファイバー
47が巻き上げられる。この巻取り光ファイバー47
は、フェルール金具41の凸部55が整列盤22の整列
孔部に引っ掛かったところで停止するように(図4参
照)、巻取りローラー36の回転はフェルール金具41
の前述のような検出で終了する。巻取られた光ファイバ
ー47は余長処理部49に格納される。
【0026】ここで、余長処理部49の天井板49′は
余長処理部49の全体を覆っており、その高さは光ファ
イバーがループを形成しない高さ以下に設定する必要が
ある。ここで、ループとは、光ファイバーがたるんだ形
状が英語の小文字“e”あるいは小文字“l”の筆記体
のように、光ファイバーの一部に輪の形状が発生するこ
とであり、この状態で光ファイバーの先端のプラグを接
続盤21のアダプタに接続するために光ファイバーを引
くと、前記輪の曲率が小さくなり、輪の直径が数mm以
下になった最後には光ファイバーが折れる可能性が発生
する。
【0027】前記光ファイバーにループを形成させない
ためには、光ファイバーとして0.9mm径の心線を用
いた場合には前記余長処理部49の天井板49′の高さ
は、実験によると5cm程度以下が好ましい。逆に天井
板49′の高さが低すぎると、多数の光ファイバーが狭
い空間内に押し込められて錯綜状態になる。その結果、
光ファイバーが絡みあって繰り出しが不可能になる場合
が発生する。実験によると100本の光ファイバーを3
mmピッチで配置した場合には1cm程度が天井板4
9′の低い方の限界である。すなわち、天井板49′の
高さは1〜5cm(3±2cm)程度が好ましい。
【0028】図5の(A)はこの発明の光ファイバー接
続替え装置における光ファイバー接続時の作動説明の平
面図、図5の(B)は同正面図、図5の(C)はロボッ
トのハンド機構31に備えた光ファイバーを把持するフ
ィンガーの正面図で、フィンガーが開いた場合と閉じた
場合を示し、図5の(D)は前記接続盤21を上からみ
た詳細図であり、この接続盤21に備えたアダプタに光
ファイバーの先端のプラグのフェルール42が挿入され
る直前と挿入直後の状態を示してある。ここで、51は
ハンド機構31に設けたフィンガー、52はフェルール
金具41の凸部55を保持するベクトルばね、53はフ
ェルール42の先端に押し付け力を与えるためのコイル
ばね、54はフェルール42を保持するための割りスリ
ーブであり、これらのベクトルばね52とコイルばね5
3と割りスリーブ54とによって前記アダプタが形成さ
れている。
【0029】前記ハンド機構31のフィンガー51で、
前記プラグを形成するフェルール金具41を把持して、
前記接続盤21に備えた目的のアダプタを形成するベク
トルばね52に光ファイバーの先端のフェルール42を
押し込む。ここで、ベクトルばね52とは、先端に凸部
52′が付いた平ばねで形成されており、前記プラグを
アダプタに押し込む場合、フェルール金具41の凸部5
5でベクトルばね52が押し開かれて、この凸部55が
ベクトルばね52の先端の凸部52′に引っ掛かって保
持される。同様にプラグの抜去時にもフェルール金具4
1の凸部55がベクトルばね52を押し開き、前記フェ
ルール42がアダプタから抜ける。前記フィンガー51
は、鋏あるいはニッパのように、先端付近の互いの内側
にフェルール金具41の把持用の切り込み51′が形成
された2枚の板材で作製されており、支点を中心として
開閉する構造になっている。前記フィンガー51によっ
てフェルール金具41を把持し、そのフェルール金具4
1のベクトルばね52への挿入後、前記フィンガー51
を開き、前記フェルール金具41をハンド機構31から
放し、光ファイバーの接続作動は完了する。
【0030】図6はこの発明の光ファイバー接続替え装
置を構成する光ファイバーかき分け機構の構造図であ
る、ここで、61はかき分けブレード、62はかき分け
ブレードの回動軸である。この回動軸62には、整列盤
22に配置される光ファイバーの本数より1個だけ少な
いブレードが取付けられており、図示しないモーターの
回転で前記回動軸62を回動することにより同時に全部
のブレードが回動する。巻取られた光ファイバー47の
先端のプラグを接続盤21の所望のアダプタに接続する
ために、プラグの整列盤22からの光ファイバー47の
引き出しに先立って、前記かき分けブレード61を回動
軸62の周りに反時計方向に回動する。
【0031】こうすることにより、これから前記接続盤
21のアダプタに接続しようとする光ファイバー47の
前方に交差している光ファイバーを、X軸方向とほぼ平
行にすることができ、ハンド機構31に備えた前記フィ
ンガー51が、前記巻取りプーリ43の上下動機構とほ
ぼ同様の上下動機構によって上方に移動し、フェルール
42およびフェルール金具41を持ち上げて、接続盤2
1の方向に移動しても他の光ファイバーを引っ掛けるこ
とはない。ただし、前記フェルール42の上方への移動
前にフェルール42が前方に引き出される位置以遠に、
かき分けブレード61は回動により移動(20〜30m
m程度)する必要がある。
【0032】なお、前記フィンガー51を上下動させる
図示しないモーターおよびフィンガー51で光ファイバ
ーを把持する図示しない駆動モーター、前記ハンド機構
31をX,Y軸方向に移動させるX軸駆動用モーター2
5およびY軸駆動用モーター28、前記巻取りプーリ4
3の上下動させるモーター44、前記巻取りローラー3
6を回転させる巻取りモーター48等の作動は、図示し
ない制御回路からの制御信号によって制御されて行われ
る。
【0033】図7の(A)は光ファイバーの接続の作動
フローを示し、図7の(B)は光ファイバーの抜去の作
動フローを示す。ここでは、異常作動については示して
いない。光ファイバーの接続の場合は、図7の(A)に
示すように、まず、ハンド機構31を整列盤22に整列
された目的のプラグ位置まで移動し(ステップS1)、
ハンド機構31のフィンガー51を下降し(ステップS
2)、ハンド機構31のフィンガー51で光ファイバー
のフェルール金具41を把持し(ステップS3)、かき
分け機構を構成するかき分けブレード61を回動させ
て、光ファイバーのクロス状態をなくし(ステップS
4)、光ファイバーを整列盤22から引き抜く。
【0034】次に、ハンド機構31を30mm程度X軸
の左方向に移動し(ステップS5)、ハンド機構31の
フィンガー51を上昇し(ステップS6)、かき分け機
構を構成するかき分けブレード61の回動を戻し(ステ
ップS7)、光ファイバーの繰り出し量を計算し(ステ
ップS8)、所望の繰り出し量になるように前記接続盤
21に備えたアダプタの位置まで移動し(ステップS
9)、ハンド機構31のフィンガー51を下降し(ステ
ップS10)、X軸の左方向に移動して光ファイバーの
先端のフェルール42を接続盤21のアダプタに挿入し
(ステップS11)、ハンド機構31のフィンガー51
で把持した光ファイバーのフェルール金具41を放す
(ステップS12)。なお、前記かき分けブレード61
の回動を戻す作動は、前記ステップS7に限定されるこ
とはなく、ステップS8からステップS12の次の終わ
りの間であればかまわない。
【0035】光ファイバーの抜去の場合は、図7の
(B)に示すように、まず、ハンド機構31を接続盤2
1の目的のプラグ位置まで移動し(ステップS13)、
ハンド機構31のフィンガー51を下降し(ステップS
14)、ハンド機構31のフィンガー51で光ファイバ
ーのフェルール金具41を把持し(ステップS15)、
ハンド機構31を20mm程度X軸の右方向に移動して
光ファイバーの先端のプラグを接続盤21のアダプタか
ら抜去する(ステップS16)。
【0036】次に、ハンド機構31のフィンガー51で
把持した光ファイバーのフェルール金具41を放し(ス
テップS17)、ハンド機構31のフィンガー51を上
昇し(ステップS18)、ハンド機構31を整列盤22
の目的の光ファイバーの位置まで移動し(ステップS1
9)、ハンド機構31の巻取りプーリ43を下降させて
(ステップS20)、目的の光ファイバーを巻取りプー
リ43と巻取りローラー36との間に挟み、巻取りロー
ラー36を回転させることにより光ファイバーを巻取り
(ステップS21)、フェルール金具41が整列盤22
の整列孔に格納されて整列されたエンドの検出で前記巻
取りローラー36の回転を停止させる(ステップS2
2)。
【0037】図8の(A)は接続盤21にアダプタを直
線状に配置した場合の正面図で、同(B)は同縦断側面
図、図9の(A)は接続盤72にアダプタを千鳥状に配
置した場合の正面図で、同(B)は同縦断側面図であ
る。これらの図において、71は光ファイバーの先端の
プラグの挿入孔である。前記のように接続盤72にアダ
プタを千鳥状に配置することにより、アダプタの寸法が
大きくても接続盤72にアダプタを多数個配置できる。
【0038】図10は光ファイバーのかき分け機構の他
の実施例の構成図である。この図10において、81は
光ファイバーのかき分けフィンガーである。ここで、光
ファイバーのかき分けフィンガー81はロボットのハン
ド機構31に光ファイバーの把持用のフィンガー51と
ほぼ同様に設置されており、さらに、フィンガー51と
独立に上下移動および数cmの前後移動(光ファイバー
を引き出す方向)が可能である。
【0039】前記ハンド機構31のフィンガー51で光
ファイバーの先端のフェルール金具41を把持し、この
光ファイバーを引っ張る前に、光ファイバーのかき分け
フィンガー81を、フェルール金具41を挟み込む位置
まで下ろし、数cm前方に移動する。その後、ハンド機
構31のフィンガー51を数cm前方に移動し、前方の
光ファイバーのクロスができないから、ハンド機構のフ
ィンガー51を上方に持ち上げる。こうすることによ
り、隣接する光ファイバーがそのフェルール金具41の
上でクロスしていても、光ファイバーが絡むことなく、
光ファイバーを引き出すことが可能である。
【0040】なお、以上説明した実施例においては、加
入者線路側の光ファイバーと、局内側の光ファイバーと
の接続替え装置について説明したが、これに限定される
ことなく、加入者線路側の光ファイバーと局内側の光フ
ァイバーが逆になっても、あるいは信号の入力側の光フ
ァイバーと信号の出力側の光ファイバーとの接続替え装
置として適用することも可能であることは言うまでもな
い。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の光フ
ァイバー接続替え装置により、従来の手動操作による光
ファイバーの接続替え装置に比べ、ロボットのハンド機
構によって光ファイバーの接続替えを行うため、自動化
が図られ、信頼性が向上できるとともに、機構部の小型
化が実現できる。
【0042】また、接続盤に備えたアダプタおよび整列
盤に備えた整列孔を一次元に配置したため、ロボットの
ハンド機構の上下移動の制御が簡単化され、光ファイバ
ー接続替え装置の小型化および低価格化が実現できる。
【0043】また、ロボットのハンド機構は、光ファイ
バーを把持・解放する時に制御されて上下移動および把
持・解放作動を行うフィンガと、光ファイバーの巻取り
機構を構成する巻取りローラー上の所望の光ファイバー
の上に選択的に押し付け移動し得る巻取りプーリとより
構成されているので、光ファイバーの先端のプラグを接
続盤に備えたアダプタに対して接続あるいは抜去るとき
に、プラグを把持・解放する機構、および前記アダプタ
からプラグを抜去った光ファイバーを余長処理部に巻取
る機構が簡略化でき、低コストになる。
【0044】また、前記光ファイバーの巻取り機構は、
前記整列盤と余長処理部との間に配置され、全ての光フ
ァイバーの下方に直交配置されて回転する巻取りローラ
ーと、前記ハンド機構に設置され前記巻取りローラー上
の所望の光ファイバーの上に選択的に押し付け移動し得
る巻取りプーリとから構成され、前記巻取りローラーの
回転により光ファイバーを巻取るように構成したので、
光ファイバーの平面内の巻取り機構がハンド機構に備え
た巻取りプーリとで共用化でき、前記光ファイバーの巻
取り機構の低コスト化および小型化に有利である。
【0045】また、前記ハンド機構の移動機構は、接続
盤と整列盤でつくる平面内を接続盤と整列盤との対向方
向に制御されて移動可能な移動部材に、ハンド機構を前
記対向方向と直交する方向に移動可能に配設し、前記ハ
ンド機構に前記巻取りプーリとフィンガとがそれぞれ前
記平面内に対して垂直方向へ制御されて移動可能に配設
されて構成されているので、前記ハンド機構の移動機構
の低コスト化および小型化に有利である。
【0046】また、前記接続盤には、前記アダプタが一
直線状あるいは千鳥状に配列されており、特に、前記ア
ダプタの形状が大きい場合でも、アダプタを接続盤に千
鳥状に配置すれば高密度で配置でき、光ファイバー接続
替え装置が小型化できる。
【0047】また、前記光ファイバーの余長処理部は、
高さ3cm±2cmの天井板で覆っているので、光ファ
イバーを余長処理部に巻取った場合、天井板に制限され
てループが形成され難くなるため、再引き出し時に光フ
ァイバーに過大な応力をかけない。
【0048】また、接続盤側の整列盤の整列孔の各間に
位置する複数枚の板状部品を、整列盤の長手方向と平行
な回動軸にそれぞれの一端を取付け、前記回動軸をモー
ターで回動して前記板状部品を一括回転して交差してい
る光ファイバーを平行状態にかき分ける光ファイバーか
き分け機構を配設したので、整列盤において隣接する光
ファイバー同士がクロスしている場合にも確実に接続で
きる。
【0049】また、光ファイバーかき分け機構が、前記
ハンド機構のフィンガより接続盤側の前方位置に配設さ
れた上下および前後に移動可能な2枚の板状部品から構
成され、前記ハンド機構に設置されているので、光ファ
イバーのかき分け機構の板状部品が光ファイバーの上方
からかき分けるため、光ファイバーがこれを乗り越える
確率が極めて低下し、高信頼な接続動作が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ファイバー接続替え装置の1実施
例の概観図である。
【図2】この発明の光ファイバー接続替え装置の1実施
例を上からみた場合の平面図である。
【図3】この発明の光ファイバー接続替え装置において
光ファイバーの巻取り時を示す図である。
【図4】この発明の光ファイバー接続替え装置において
光ファイバーの巻取りが終了した瞬間を示す図である。
【図5】この発明の光ファイバー接続替え装置において
光ファイバーの接続時の作動説明図である。
【図6】この発明の光ファイバー接続替え装置を構成す
る光ファイバーのかき分け機構の構成図である。
【図7】この発明の光ファイバー接続替え装置の作動の
フローチャートである。
【図8】この発明の光ファイバー接続替え装置を構成す
る整列盤に設けるアダプタの配置を示す図である。
【図9】この発明の光ファイバー接続替え装置を構成す
る整列盤に設けるアダプタの配置の他の実施例を示す図
である。
【図10】この発明の光ファイバー接続替え装置を構成
する光ファイバーのかき分け機構の他の実施例の構成図
である。
【図11】従来型の光ファイバー接続替え装置の斜視図
である。
【図12】従来型の光ファイバー接続替え装置の正面図
である。
【符号の説明】
1 加入者線路側の光ファイバーの終端部 2 局内側の光ファイバーの収納部 3 光ファイバーの余長処理部 4 加入者線路側の光ファイバートレイ 5 局内側の光ファイバートレイ 6 端子盤 7 局内側の光ファイバー 8 加入者線路側の光ファイバー 9 アダプタ 10 プラグの仮止め部 11 光ファイバーの先端のプラグ 21 接続盤 22 整列盤 23 整列盤A 24 整列盤B 25 X軸駆動用モーター 26 X軸用ガイド 27 X軸用ベルト 28 Y軸駆動用モーター 29 Y軸用ガイド 30 Y軸用ベルト 31 ハンド機構 32 コネクタボックス 33 コネクタボックス 34 光ファイバー 35 光ファイバー 36 光ファイバーの巻取りローラー 41 フェルール金具 42 フェルール 43 巻取りプーリ 44 モーター 45 ガイド 46 ボールねじ 47 光ファイバー 48 巻取りモーター 49 余長処理部 49′ 天井板 50 移動部材 51 フィンガー 51′ 把持用の切り込み 52 ベクトルばね 52′ 凸部 53 コイルばね 54 割りスリーブ 55 フェルール金具にある凸部 61 かき分けブレード 62 ブレードの回動軸 71 プラグの挿入孔 72 接続盤 81 かき分けフィンガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 恒雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 荘司 哲史 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 城治 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力側の光ファイバーの先端のプラグが接
    続される、入力側の光ファイバーが接続されたアダプタ
    を複数並べて設けた接続盤と、貫通した出力側の光ファ
    イバーの先端のプラグを整列・保持する整列孔を複数並
    べて設け前記接続盤と対向して配置した整列盤と、前記
    プラグを把持して光ファイバーを引き出しそのプラグを
    前記アダプタに対して接続・抜去を行うハンド機構と、
    前記接続盤のアダプタからプラグを抜去った光ファイバ
    ーを巻取る巻取り機構と、巻取った光ファイバーを収納
    する余長処理部と、前記ハンド機構を接続盤および整列
    盤の所望の位置に移動させる移動機構とを有し、所望の
    入力側の光ファイバーが接続された前記アダプタと所望
    の出力側の光ファイバーの先端のプラグとを接続あるい
    は抜去する接続替え装置であって、前記接続盤と、整列
    盤と、巻取り機構と、余長処理部とが同一平面上に配置
    されていることを特徴とする光ファイバー接続替え装
    置。
  2. 【請求項2】前記接続盤に備えたアダプタおよび整列盤
    に備えた整列孔が一次元に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載の光ファイバー接続替え装置。
  3. 【請求項3】前記ハンド機構は、光ファイバーを把持・
    解放する時に制御されて上下移動および把持・解放作動
    を行うフィンガと、光ファイバーの巻取り機構を構成す
    る巻取りローラー上の所望の光ファイバーの上に選択的
    に押し付け移動し得る巻取りプーリとより構成されたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー接続替え
    装置。
  4. 【請求項4】前記巻取り機構は、前記整列盤と余長処理
    部との間に配置され、全ての光ファイバーの下方に直交
    配置されて回転する巻取りローラーと、前記ハンド機構
    に設置され前記巻取りローラー上の所望の光ファイバー
    の上に選択的に押し付け移動し得る巻取りプーリとから
    構成され、前記巻取りローラーの回転により光ファイバ
    ーを巻取ることを特徴とする請求項1に記載の光ファイ
    バー接続替え装置。
  5. 【請求項5】前記ハンド機構の移動機構は、接続盤と整
    列盤でつくる平面内を接続盤と整列盤との対向方向に制
    御されて移動可能な移動部材に、ハンド機構を前記対向
    方向と直交する方向に移動可能に配設し、前記ハンド機
    構に前記巻取りプーリとフィンガとがそれぞれ前記平面
    内に対して垂直方向に制御されて移動可能に配設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバー接
    続替え装置。
  6. 【請求項6】前記接続盤には、前記アダプタが一直線状
    あるいは千鳥状に配列されていることを特徴とする請求
    項1に記載の光ファイバー接続替え装置。
  7. 【請求項7】前記光ファイバーの余長処理部は、高さ3
    cm±2cmの天井板で覆ったことを特徴とする請求項
    1に記載の光ファイバー接続替え装置。
  8. 【請求項8】接続盤側の整列盤の整列孔の各間に位置す
    る複数枚の板状部品を、整列盤の長手方向と平行な回動
    軸にそれぞれの一端を取付け、前記回動軸をモーターで
    回動して前記板状部品を一括回転して交差している光フ
    ァイバーを平行状態にかき分ける光ファイバーかき分け
    機構を配設したことを特徴とする請求項1に記載の光フ
    ァイバー接続替え装置。
  9. 【請求項9】光ファイバーかき分け機構が、前記ハンド
    機構のフィンガより接続盤側の前方位置に配設された上
    下および前後に移動可能な2枚の板状部品から構成さ
    れ、前記ハンド機構に設置されていることを特徴とする
    請求項1に記載の光ファイバー接続替え装置。
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