JP5267839B2 - 遠方監視制御装置用模擬装置及び電力系統監視制御システム - Google Patents

遠方監視制御装置用模擬装置及び電力系統監視制御システム Download PDF

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Description

本発明は、電力系統を構成する設備や機器などの情報を収集し、遠隔制御を行う遠方監視制御装置を備えた電力系統監視制御システムの試験を行うための遠方監視制御装置用模擬装置及び模擬装置を備えた電力系統監視制御システムに関する。
電力系統などの監視制御システムでは、広範囲に配置する発電所や変電所、開閉所などの設備、機器の情報を収集し、遠隔制御を行うため、遠方監視制御装置による情報の収集及び制御指令の伝達を行っている。このような電力系統監視制御システムは、管轄する電力系統の設備、機器の監視制御などを運転員によって行うための制御室を備えた有人制御所に、監視制御機能を搭載した計算機などから成る複数の監視制御サーバを設置し、遠方監視制御装置により収集された設備や機器の情報を基に、監視制御を行う。遠方監視制御装置は、無人の発電所や変電所などの設備や機器の情報を収集し、これらの設備や機器への制御指令を中継するために現地側に設置される装置(以下、子局と称す)と、子局と伝送路を介して接続し、子局からの情報を収集して上位の監視制御サーバへ中継するとともに、監視制御サーバから出力される制御指令を子局へ伝送するために、監視制御サーバが設置されている有人制御所側へ設置される装置(以下、親局と称す)から構成する。監視制御サーバ及び遠方監視制御装置には、電力系統を構成する設備、機器を認識するために定義した設備データベースを設け、この設備データベースを基に、電力系統の設備や機器の状態を監視し、制御している。電力系統監視制御システムで扱う情報には、設備の運転/停止状態や、遮断器、断路器などの開閉器の入り/切り状態などを表す2値情報(以下、SVと称す)と、電流、電圧、有効電力、無効電力などのアナログ値を表す数値情報(以下、TMと称す)があり、これらの情報により、設備や機器の状態を監視している。
電力系統監視制御システムは、システムの開発時や、メンテナンス時における試験実施時に、実際の設備や機器を接続して動作確認試験を行うことが困難であるため、設備や機器の状態を表すSV、TMを模擬する電力系統模擬装置を用いて試験を行うことが多い。また、これらの情報を収集する遠方監視制御装置を模擬するシミュレータを用い、実際の遠方監視制御装置を接続せずに、監視制御サーバの試験を行うこともある。
特許文献1には、実際の遠方監視制御装置を使用することなく、同装置の動作を模擬し、接続する上位装置の試験を行うことができ、更に、遠方監視制御装置の動作を予め設定されたシナリオに従って模擬するシミュレーション機能を備えた遠方監視制御装置用模擬装置の例についての開示がある。
特開昭62−271595号公報
しかしながら、従来の遠方監視制御装置用模擬装置では、遠方監視制御装置で送受信するデータにおいて、異常があるデータについては、遠方監視制御装置用模擬装置のデータ入力チェック機能によって異常ありと判断されるため、試験用として設定することはできなかった。また、監視制御サーバと遠方監視制御装置(親局)間の通信異常に関する試験を、遠方監視制御装置用模擬装置単体で実施することは困難であった。そのため、試験員がパッチ処理を実行するためのコマンドなどを用いて異常を擬似的に発生させることにより、異常試験を行っていた。
このように、従来は、システムの健全性確認において重要である異常試験を行うためには、システムを十分に理解し、かつ情報伝送に関して精通している試験員が試験を実施する必要があった。また、電力系統監視制御システムのように、公共性が高く、高信頼性を要求されるシステムにおいては、品質を保証するための試験結果の提示が必要であるが、異常試験では、コマンドなどにより異常を擬似的に発生させるため、試験時のデータを採取することが難しく、試験結果を明示することができない。そのため、試験結果を判定するための根拠を得ることができないという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、監視制御サーバと遠方監視制御装置間で送受信される情報について、異常状態を模擬する機能を備えた遠方監視制御装置用模擬装置を提供することを目的とする。
本発明は、設備、機器の状態を表す情報を基に、監視制御を行う監視制御手段と、設備又は機器の情報を収集する子局と、複数の子局と伝送路を介して接続し、かつ監視制御手段とネットワークを介して接続する親局とから成り、親局は、複数の子局が収集した情報を収集して監視制御手段へ伝送し、監視制御手段が出力する設備又は機器に対する制御指令を受信して子局へ中継し、子局を介して設備又は機器へ制御指令を伝送する遠方監視制御手段とから構成する電力系統監視制御システムにおいて、監視制御手段とネットワークを介して接続可能に設置し、遠方監視制御手段により収集する情報を模擬し、電力系統監視制御システムの試験を行う遠方監視制御装置用模擬装置を設け、この遠方監視制御装置用模擬装置は、電力系統の設備、機器の状態の変化を表すデータを時間経過とともに設定したシナリオに基づき、この状態の変化を表すデータが時間経過に従って登録される出力データテーブルと、監視制御手段との間で伝送する情報を異常状態に書き換えを定義した異常発生処理テーブルと、試験者が、出力データテーブルに登録されたデータのうちの任意のデータを指定して、任意の異常試験内容を定義する異常発生データを設定するための異常発生データ設定部と、この異常発生データを基に、該当する異常発生処理テーブルを参照し、出力データテーブルに登録されたデータのうち試験者によって指定されたデータを異常状態に書き換えるデータ異常発生処理部とを設けたものである。
本発明によると、予め定義された異常発生処理を用いて模擬データを異常状態に書き換えることが可能なため、試験者の力量、経験によることなく異常試験を実施することが可能になる。また、異常試験は、予め設定されたシナリオと異常発生データをモニタなどの表示装置に表示された画面から選択することにより実行することが可能なため、容易に試験を実施することができる。更に、異常試験のために作成していたコマンドなどの準備が不要になるため、試験に要する時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1に、本例による電力系統監視制御システムの全体構成例を示す。図1を参照し、本例のシステム構成について説明する。
本例は、電力系統を構成する送電線や発電所、変電所などの設備、機器の運転状態を監視し、設備を遠隔制御することにより運転を行うための監視制御手段である監視制御サーバ1、2と、監視制御サーバ1、2とLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して接続し、運転員が監視制御を行うために、設備、機器の状態を表示し、制御指令を入力するなどの操作を行う操作卓3、4と、電力系統の設備、機器の情報(SV、TM)を収集し、監視制御サーバ1、2へ伝送するとともに、監視制御サーバから出力される制御指令を設備、機器側へ伝送し、制御する遠方監視制御手段である遠方監視制御装置から構成する。遠方監視制御装置は、発電所や変電所などの設備、機器の情報を収集し、制御指令を中継するために現地側に設置される子局8a〜8dと、子局8a〜8dと伝送路10a〜10dを介して接続し、かつ監視制御サーバ1、2とLAN(Local Area Network)などのネットワーク9を介して接続する親局5、6とから構成する。親局5、6は、複数の子局からの情報を収集して監視制御サーバ1、2へ中継するとともに、監視制御サーバ1、2から出力される制御指令を子局8a〜8dへ伝送する。
また、本例では、監視制御サーバ1、2とLAN(Local Area Network)などのネットワーク9を介して接続し、遠方監視制御装置で収集する情報(SV、TM)を模擬し、監視制御サーバから出力される制御指令に対する状態変化(以下、応動状変と称す)を模擬する遠方監視制御装置用模擬装置7を設ける。監視制御サーバ1、2は、実際の遠方監視制御装置の代わりに遠方監視制御装置用模擬装置7と情報のやりとりを行うことにより、監視制御サーバの機能試験を行うことができる。
なお、図1では、監視制御サーバを2台備え、2台のサーバが同じ処理を並列で実行する2重系のシステムの例を示しているが、監視制御サーバを3台以上備える構成や、複数台の計算機に電力系統の監視制御機能を分散して搭載する構成としてもよい。また、遠方監視制御装置を構成する親局と子局についても、それぞれ2台ずつ設置する構成として図示しているが、実際には、監視制御対象の設備、機器の台数や、伝送する情報量に応じて、それぞれ複数台を設置する。
図2に、本例による遠方監視制御装置用模擬装置の構成例を示す。図2を参照し、遠方監視制御装置用模擬装置7の構成について説明する。
本例による遠方監視制御装置用模擬装置7は、電力系統の設備、機器の状態を模擬するためのSV、TM情報や、シミュレーションに関する条件などを設定し、シミュレーションを実行するための操作を行う入出力装置14を備えた模擬端末装置11と、設定された情報を基に、SV、TMの初期データや状変データを生成し、監視制御サーバ1とデータを送受信することにより遠方監視制御装置を模擬する遠方監視制御装置用模擬装置12と、設定された条件を基に、通信異常などのデータ異常を発生させる通信異常発生装置13とから構成する。なお、図2では監視制御サーバを1台のみ表示しているが、試験の形態により、監視制御サーバ1または2のうちの1台と接続する構成や、2台ともに接続してデータの送受信を行う構成などが可能である。
模擬端末装置11は、パーソナルコンピュータ(PC)など、モニタやキーボード、マウスなどの入出力装置14を備えた計算機に、電力系統の状態を模擬するためのデータを設定し、シミュレーションの実行を管理する処理を行うためのプログラムを搭載し、試験員が操作することにより、シミュレーションを行うものである。模擬端末装置11には、試験を実施する際の電力系統の初期状態を表すSV、TMの初期データを設定し、初期データ45へ保存する初期状態設定部41と、電力系統の設備、機器の状態の変化を表すSV、TMの状変データを時間経過とともに設定した一連のデータ(以下、シナリオと称す)を、シナリオデータ46へ保存するシナリオ設定部42と、初期データとシナリオデータを選択し、シミュレーションの実行を指示することにより、データを遠方監視制御装置用模擬装置12へ出力し、模擬情報を生成させるシミュレーション実行管理部44から構成する。以上説明した構成は、従来の模擬端末装置の構成と同じだが、本例では、更に通信異常などの異常データを設定し、異常発生データ47として保存する異常発生データ設定部43を設ける。これにより、シミュレーション実行時に、データ異常を発生させる試験を実施したい場合、初期データとシナリオデータに加え、異常発生データを選択し、シミュレーションの実行を指示することにより、遠方監視制御装置用模擬装置12へ異常発生データを通知し、データ異常の状態を模擬するよう指示することができる。
遠方監視制御装置用模擬装置12は、模擬端末装置11からの情報を受信する受信処理部21と、受信処理部21により受信した初期データを基に、遠方監視制御装置の子局毎に、子局の収集するSV、TMデータの初期データを生成し、出力データテーブル27へ登録する初期データ生成部22と、受信処理部21により受信したシナリオデータを基に、シナリオに登録された状変データを設定された時間経過に従って発生させ、出力データテーブル27へ登録するシナリオデータ生成部23と、出力データテーブル27のデータを監視制御サーバ1へ伝送する出力処理部24とから構成する。また監視制御サーバ1の制御処理部52から出力される制御指令情報を受信し、入力する制御情報入力処理部25と、入力した制御指令情報に対する応動状変を生成し、出力データテーブル27へ登録する応動状変生成部26を備える。以上説明した構成は、従来の遠方監視制御装置用模擬装置の構成と同じだが、本例では、模擬端末装置11から異常発生データが通知された場合、受信処理部21で異常発生データを受信し、通信異常発生装置13へデータ異常を発生させるよう指示する。
通信異常発生装置13は、予め異常種別毎に、具体的な処理内容を定義した異常発生処理テーブル32と、シミュレーション実行時に、遠方監視制御装置用模擬装置12から指示された異常発生データに従って、異常発生処理テーブル32を基に、遠方監視制御装置用模擬装置12の出力データテーブル27の所定のデータを異常データに書き換えるデータ異常発生処理部31とから構成する。なお、本例では、通信異常発生装置13は、遠方監視制御装置用模擬装置12とは別の装置として構成するよう図示しているが、通信異常発生装置13のデータ異常発生処理部31及び異常発生処理テーブル32を遠方監視制御装置用模擬装置12の内部に組み込み、同じ装置内で処理する構成とすることもできる。
ここで、本例で生成する異常データには、以下のような種類がある。
・ データあふれ
・ 不定値
・ データ送信順序変更
・ 選択/解除タイムアウト
・ 選択解除/制御返送照合タイムアウト
例えば、(1)データあふれ、(2)不定値などは、通信の異常や遠方監視制御装置の処理誤りなどにより、監視制御サーバと遠方監視制御装置間で伝送されるデータが壊れることによって発生する異常である。本例では、異常を模擬するために、予め異常データを発生させるための処理方法を異常発生処理テーブル32に定義しておく。データあふれの場合は、出力データテーブル27に登録されたデータのうち、試験員が指定した任意のデータについて、当該データ項目のデータ領域として定義されているサイズを超えるデータを書き込み、データあふれを発生させる処理を異常発生処理テーブル32へ定義しておく。シミュレーション実行時は、データあふれを発生させるデータ項目などを指定した異常発生データを模擬端末装置11から受信し、データ異常発生処理部31が異常発生処理テーブル32に定義された処理内容を基に出力データテーブル27を書き換える。
また、(4)選択/解除タイムアウトは、監視制御サーバからの制御指令に対し、遠方監視制御装置からの応答が待ち時間以内に届かない場合を模擬する。電力系統監視制御システムでは、設備又は機器の制御の手順として、まず、制御対象の設備又は機器を選択し、選択情報を監視制御サーバから遠方監視制御装置へ送信する。遠方監視制御装置では、受信した選択情報を基に選択された機器の状態をチェックし、選択された機器が存在し、正常な場合は選択情報に対する応答を監視制御サーバへ返信する。監視制御サーバは、遠方監視制御装置からの応答を正常に受信した場合、当該機器に対する制御操作(入り/切り、運転/停止など)を行い、その制御指令情報を遠方監視制御装置へ送信し、当該機器を管轄する子局から機器を制御し、その制御に伴って変化した機器の状態を応動状変として監視制御サーバへ返信する。監視制御サーバでは、遠方監視制御装置から制御指令に対する応動状変を受信し、制御指令と一致した場合(例えば、「切り」指令に対して、機器が“入り”から“切り”へ状態が変化したことを示す「切り状変」が発生した場合)に制御指令に関する処理を完了する。この一連の制御指令に対する動作の中で、例えば、最初の機器選択情報に対する遠方監視制御装置からの応答が設定された待ち時間以内に受信できない場合は、選択タイムアウトの状態となり、監視制御サーバ側で異常と判断し、以降の処理を行わない。本処理は、ネットワーク渋滞や機器故障時に処理待ちとなり、全体的な動作が遅延しないように、かつ機器故障を検出するために重要であり、このような異常状態に対する動作確認の試験は不可欠である。本例では、この状態を模擬するため、試験員が指定した任意のデータについて、当該データの応動状変の発生を遅延させる処理を異常発生処理テーブル32へ定義する。シミュレーション実行時は、遅延を発生させるデータ項目などを指定した異常発生データを模擬端末装置11から受信し、応動状変生成部26で生成した監視制御サーバからの選択情報または制御指令情報に対する応答を出力データテーブル27へ登録した後、データ異常発生処理部31が異常発生処理テーブル32に定義された処理内容を基に出力データテーブル27を書き換える。
次に、データ異常発生処理に関わる異常発生データ47と異常発生処理テーブル32のデータ構成例について説明する。
図3に、本例による異常発生処理テーブル32のデータ構成例を示す。本例では、異常発生処理テーブル32は、異常の種類を表す異常種別321と、異常種別毎の具体的な処理内容を記述したプログラム322と、プログラムを実行する際にプログラムに入力する必要がある引数などの指定値の個数323から構成する。例えば、異常種別321が「タイムアウト」の場合、プログラム322は「prg4」、プログラムへ入力する指定値数323は「1個」となる。この場合の指定値は、タイムアウトを発生させるための遅延時間などの情報である。なお、異常発生処理テーブル32のプログラム322にはプログラム名称を定義しておき、実際のプログラムは、所定の記憶領域に登録しておく。
図4に、本例による異常発生データ47のデータ構成例を示す。本例では、異常発生データを識別するために試験員が設定する異常発生データ名称471と、異常を発生させるためのデータ項目を表す対象ポジション472と、異常種別473と、指定値474から構成する。例えば、異常発生データ名称471が「○○異常試験」の場合、対象ポジション472は「aaaaaa」、異常種別473は「タイムアウト」、指定値474は「2.0」となる。ここで、指定値は、例えば遅延時間を2.0秒と指定するための値である。この場合、実際のデータ異常を発生させるシミュレーションを実行すると、上記異常発生データの内容がデータ異常発生処理部31に渡され、データ異常発生処理部31が異常発生処理テーブル32を参照し、異常種別が「タイムアウト」の処理テーブルを基に、プログラムprg4に指定値“2.0”を入力して実行する。
次に、模擬端末装置11から遠方監視制御装置を模擬するシミュレーションを実行するための、シミュレーション実行管理部44の処理例について説明する。
図5は、シミュレーション実行管理部44のシミュレーション実行管理処理例を表すフローチャートである。まず、予め設定されている初期データ45の中から、SV、TMの初期状態を選択する。SV、TMの初期状態とは、試験の際に発生させる状変が起こる前の電力系統の状態を表すものであり、実際の運用時に近い系統状態や、すべての機器が停止(停電)した全停状態など、試験の内容に合わせて試験員が選択する(ステップS501)。次に、予め設定されているシナリオデータ46の中から、シミュレーションとして実行するシナリオデータを試験員が選択する(ステップS502)。次に、異常試験を実施するか否かを判断し(ステップS503)、異常試験を実施する場合は、予め設定されている異常発生データ47の中から、試験で発生させる異常発生データを試験員が選択する(ステップS504)。ここで、異常試験を実施するか否かは、入出力装置14のモニタなどの表示装置に表示したシミュレーション実行管理用の操作画面を用いて、試験員に異常試験の有無を入力させ、判断する方法などがある。次に、選択された初期データを遠方監視制御装置用模擬装置12へ送信する(ステップS505)。遠方監視制御装置用模擬装置12では、受信処理部21にて初期データを受信し、初期データ生成部22にて初期状態を表すSV、TMを生成する。次に、初期データ送信成功かを判断し(ステップS506)、成功の場合は、選択されたシナリオデータと、異常試験を実施する場合は、選択された異常発生データを遠方監視制御装置用模擬装置12へ送信する(ステップS507)。次に、データの送信成功かを判断し(ステップS508)、成功の場合は、遠方監視制御装置用模擬装置12に対してシミュレーション開始を指示する(ステップS509)。遠方監視制御装置用模擬装置12では、シミュレーション開始指示により、受信したシナリオデータを基にシナリオデータ生成部23にて状変データを生成し、出力データテーブル27へ登録する。更に、異常発生データを基に、データ異常発生処理部31により出力データテーブル27の状変データに対する異常発生処理を行う。シミュレーションの実行が完了すると、シミュレーションの実行管理処理を終了する(ステップS510)。また、ステップS506またはステップS508で、データ送信が成功しなかった場合は、シミュレーションを実行せずに、シミュレーションの実行管理処理を終了する(ステップS510)。
次に、シミュレーション実行時の遠方監視制御装置用模擬装置12の処理の内容について説明する。なお、初期データ生成部22、シナリオデータ生成部23及び応動状変生成部26は、従来の遠方監視制御装置用模擬装置における処理と同等であるため、説明を省略する。ここでは、本例による通信異常発生装置13におけるデータ異常発生処理部31の処理例について説明する。
図6は、データ異常発生処理部31のデータ異常発生処理例を表すフローチャートである。データ異常発生処理部31は、遠方監視制御装置用模擬装置12の受信処理部21から受信した異常発生データを入力し、シミュレーション開始の通知を受けることにより処理を起動する。
まず、入力した異常発生データからデータを1つ取り出し(ステップS601)、異常発生処理テーブル32を参照して異常発生データに対応した処理を抽出する(ステップS602)。次に、抽出した異常発生処理に異常発生データに登録されていた指定値を設定して処理を実行し、出力データテーブル27のデータを更新する(ステップS603)。例えば、異常発生データに設定された異常種別が「タイムアウト」の場合、図3に示した異常発生処理テーブル32を参照して異常種別「タイムアウト」の処理(プログラム)「prg4」を抽出し、指定値として、例えば異常発生データに登録された遅延時間などの値を入力して実行する。その結果、出力データテーブルの所定のポジションの状変発生時間を指定値分遅延させて発生するように、出力データテーブル27の内容を書き換える。次に、異常発生データの処理がすべて終了したかを判断し(ステップS604)、まだデータが残っている場合は、ステップS601へ戻って処理を繰り返す。異常発生データのすべてのデータについて処理を終了した場合は、データ異常発生処理を終了する。
なお、上記説明では、シミュレーションの実行方法として、予め設定したシナリオに準じて状変を発生させる方法で説明したが、遠方監視制御装置用模擬装置のシミュレーションとして、従来から監視制御サーバから出力された制御指令情報に応じた応動状変を発生させるものもある。例えば、試験員が監視制御システムの操作卓3、4から、ある開閉器の切り操作を行った場合、操作卓から入力された切り指令は、監視制御サーバ1、2の制御処理部52の処理により、遠方監視制御装置の親局を介して該当機器を管轄する子局に対して切り指令を伝送する。これを模擬するために、監視制御サーバ1、2の制御処理部52から出力された切り指令を遠方監視制御装置用模擬装置の制御情報入力処理部25に入力し、応動状変生成部26にて該当する開閉器の状態を切り状態に更新し、切り状態に変更した応動状変(SVの切り状変)を出力データテーブル27に登録し、出力処理部24により監視制御サーバに対して出力する。監視制御サーバでは、監視処理部51が状変情報を受信し、該当開閉器の内部状態を切り状態に更新することで、開閉器の切り指令に対する実際の切り操作が実施されたことを確認することができる。
このような監視制御サーバからの制御指令情報に対する応動状変の模擬に関しても、予め異常発生データを設定しておくことで、異常データを発生させることができる。この場合、模擬端末装置11では、初期データと、異常発生データを指定しておき、まず、初期データを基に初期状態を生成する。その後、監視制御サーバから制御指令を行い、その制御指令情報に対する応動状変を生成し、出力データテーブル27に登録する。次に、指定された異常発生データを基にデータ異常発生処理部31にて異常発生処理を行い、出力データテーブル27の応動状変のデータを異常データに書き換え、監視制御サーバへ異常データを出力する。このように処理することで、監視制御サーバからの制御指令に対する応動状変の模擬に関しても、異常データを発生させることができ、異常時の試験を実施することが可能となる。
図7に、模擬端末装置11にて異常発生データを設定するための操作画面例を示す。本例の操作画面60は、異常発生データを複数のグループに分類して設定するようにしてあり、異常発生データのグループ選択用の釦61と、異常発生データの名称を表示した異常発生データ選択用の釦62と、異常発生データの内容を表示する異常発生データ表示欄63と、異常発生データの内容を入力する入力欄64〜67と、操作釦68〜71とから構成する。
図7では、異常発生データを「異常試験1」、「異常試験2」、「異常試験3」の3つのグループに分類できるようにしてある。例えば、グループ選択用の「異常試験3」釦61を選択すると、登録されている異常発生データの名称「○○異常試験」、「▲▲異常試験」、「××異常試験」が表示される。ここで、「○○異常試験」釦62を選択すると、当該異常発生データとして登録されている異常発生データの内容を異常発生データ表示欄63に表示する。異常発生データを新規に登録する場合は、まず、追加釦68を選択し、空の異常発生データ名称欄62を表示して異常発生データの名称を入力する。次に、異常発生データの内容を入力欄64〜67に入力する。入力するデータは例えば異常を発生させるデータのポジションと、発生させる異常種別、異常データの内容を指定する指定値などである。ポジションは、遠方監視制御装置で扱う情報を特定するために用いる識別番号で、遠方監視制御装置の子局を識別するための番号と、データの並び順を表す番号(ポジション)などである。また、異常データの内容を指定する指定値として、当該ポジションから上り情報として発生するコードを入力する。異常種別は、異常発生処理テーブルに定義されている異常の種別を指定し、例えば「タイムアウト」などの異常種別を指定し、指定値が必要な場合は、指定値入力用のサブウィンドウなどを表示して入力する。操作釦は、異常発生データを新規に登録する場合の追加釦68や、データを削除する場合の削除釦69、入力したデータの内容をキャンセルして空にする取消釦70、登録したデータを異常発生データ47へ保存する保存釦71などを設ける。
このように、遠方監視制御装置用模擬装置において、正常時の模擬データに加え、異常時の模擬データを生成する機能を設けることにより、異常時の試験を容易に実施することができる。
本発明の一実施の形態による全体構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による遠方監視制御装置用模擬装置の構成例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態による異常発生処理テーブルのデータ構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による異常発生データのデータ構成例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態によるシミュレーション実行管理処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態によるデータ異常発生処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態による画面例を示す説明図である。
符号の説明
1、2…監視制御サーバ、3、4…操作卓、5、6…親局、7…遠方監視制御装置用模擬装置、8a〜8d…子局、9…ネットワーク、10a〜10d…伝送路、11…模擬端末装置、12…遠方監視制御装置用模擬装置、13…通信異常発生装置、14…入出力装置

Claims (3)

  1. 設備又は機器の状態を表す情報を基に、監視制御を行う監視制御手段と、
    前記設備又は機器の情報を収集する子局と、前記複数の子局と伝送路を介して接続し、かつ前記監視制御手段とネットワークを介して接続する親局とから成り、前記親局は、前記複数の子局が収集した情報を収集して前記監視制御手段へ伝送し、前記監視制御手段が出力する設備又は機器に対する制御指令を受信して前記子局へ中継し、前記子局を介して設備又は機器へ制御指令を伝送する遠方監視制御手段とから構成する電力系統監視制御システムにおいて、
    前記監視制御手段とネットワークを介して接続可能に設置し、前記遠方監視制御手段により収集する情報を模擬し、前記電力系統監視制御システムの試験を行う遠方監視制御装置用模擬装置であって、
    電力系統の設備、機器の状態の変化を表すデータを時間経過とともに設定したシナリオに基づき、前記状態の変化を表すデータが時間経過に従って登録される出力データテーブルと、
    前記監視制御手段との間で伝送する情報を異常状態に書き換えを定義した異常発生処理テーブルと、
    試験者が、前記出力データテーブルに登録されたデータのうちの任意のデータを指定して、任意の異常試験内容を定義する異常発生データを設定するための異常発生データ設定部と、
    前記異常発生データを基に、該当する異常発生処理テーブルを参照し、前記出力データテーブルに登録されたデータのうち試験者によって指定されたデータを異常状態に書き換えるデータ異常発生処理部とを設けることを特徴とする遠方監視制御装置用模擬装置。
  2. 請求項1記載の遠方監視制御装置用模擬装置において、
    前記遠方監視制御装置用模擬装置に、試験者が操作可能な入出力装置を設け、
    試験者は、前記入出力装置に表示された画面を用いて前記出力データテーブルに登録されたデータのうちの異常を発生させるデータの位置及び異常発生データを選択することにより、異常情報を含んだ模擬情報を発生させ、前記電力系統監視制御システムの試験を実施することを特徴とする遠方監視制御装置用模擬装置。
  3. 設備、機器の状態を表す情報を基に、監視制御を行う監視制御手段と、
    前記設備又は機器の情報を収集する子局と、前記複数の子局と伝送路を介して接続し、かつ前記監視制御手段とネットワークを介して接続する親局とから成り、前記親局は、前記複数の子局が収集した情報を収集して前記監視制御手段へ伝送し、前記監視制御手段が出力する設備又は機器に対する制御指令を受信して前記子局へ中継し、前記子局を介して設備又は機器へ制御指令を伝送する遠方監視制御手段と、
    前記監視制御手段とネットワークを介して接続可能に設置し、前記遠方監視制御手段により収集する情報を模擬し、電力系統監視制御システムの試験を行う遠方監視制御装置用模擬手段とから構成し、
    前記遠方監視制御装置用模擬手段は
    電力系統の設備、機器の状態の変化を表すデータを時間経過とともに設定したシナリオに基づき、前記状態の変化を表すデータが時間経過に従って登録される出力データテーブルと、
    前記監視制御手段との間で伝送する情報を異常状態に書き換えを定義した異常発生処理テーブルと、
    試験者が、前記出力データテーブルに登録されたデータのうちの任意のデータを指定して、任意の異常試験内容を定義する異常発生データを設定するための異常発生データ設定部と
    前記異常発生データを基に、該当する異常発生処理テーブルを参照し、前記出力データテーブルに登録されたデータのうち試験者によって指定されたデータを異常状態に書き換えるデータ異常発生処理部とを設けることを特徴とする電力系統監視制御システム。
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