JPH10274920A - プラントシミュレータ - Google Patents

プラントシミュレータ

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JPH10274920A
JPH10274920A JP8096297A JP8096297A JPH10274920A JP H10274920 A JPH10274920 A JP H10274920A JP 8096297 A JP8096297 A JP 8096297A JP 8096297 A JP8096297 A JP 8096297A JP H10274920 A JPH10274920 A JP H10274920A
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JP
Japan
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plant
data
simulator
initial condition
simulation
Prior art date
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JP8096297A
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Inventor
Yuji Iwamoto
裕次 岩本
Hiroyuki Kamiyama
博之 上山
Hiroo Kawane
裕夫 河音
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実プラントのプラントデータを用いたシミュ
レーションを可能にする。 【解決手段】 図示しない運転中のプラントから周期的
に送信されるプラントデータを通信回線50を介してデ
ータ通信処理部31が受信し、受信したプラントデータ
に基づいてプラントデータソート部32でイニシャルコ
ンディションプラントデータ(プラント模擬データ初期
値)14を生成し格納する。この格納したイニシャルコ
ンディションプラントデータ14を用いて実プラントの
データによるシミュレーションを実行する。プラントデ
ータからイニシャルコンディションプラントデータを自
動生成するので、希望するプラント状態の保存が何時で
もでき、また、プラント固有の特性を含んだ状態で訓練
できるので、訓練効果が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、計算機によりソ
フトウェア制御され、原子力プラント、火力プラント等
のプラント運転技能を修得し、または、挙動評価するた
めのプラントシミュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電気学会誌109巻10号に記
載された[PWR原子力プラントシミュレータの高度
化]を参照にして従来のシミュレータについて説明す
る。このプラントシミュレータは、原子力発電所の中央
制御盤を忠実に模擬するために、プラント動作模擬・操
作器具の割り込み模擬・プラント状態表示模擬・告知表
示模擬等を全てソフトウェア制御し、実機動作にできる
限り近似するように設計されている。
【0003】これらのプラントシミュレータを使用して
訓練生はもちろん現場の運転員もシミュレータを用いた
運転訓練を周期的に繰り返し、プラント全体の挙動の理
解や発電所動特性の教育などに用いられている。
【0004】図10に、上記従来のシミュレータの構成
を示す。図において、1はシミュレータ計算機で、ミニ
コン等大型の汎用計算機が用いられる。2はシミュレー
タ盤、3は入出力処理部、4は同期処理を行う同期処理
部で、動特性の同時性を調整する。5は割り込み処理部
で、外部装置からの割り込み入力を受け付ける。6はシ
ーケンス処理部で割り込み入力の順序整理を行う。7は
モデル計算処理部で、動特性及び制御の模擬を行う。
【0005】8は教示処理部、9はインストラクタコン
ソールで、ワークステーション程度の小型計算機が用い
られる。10は初期ロード選択処理部で、訓練内容に応
じて、イニシャルコンディション100%模擬データ1
1とイニシャルコンディション50%模擬データ12か
ら、訓練初期値データを選択して、データエリア13へ
ロードする。30はシミュレータセンタ(シミュレーシ
ョン室)である。
【0006】従来技術の動作を説明する。 (1)周期的処理を行う同期処理部4とモデル計算処理
部7で、周期的に発電所の動特性、各種プロセス制御を
模擬する。 (2)また、割り込み処理部5とシーケンス処理部6
で、シミュレータ盤2の操作器からの割り込み信号を処
理してプラントトリップ条件等のインターロックを模擬
するイベントシーケンスの処理を行う。
【0007】(3)教示処理部8は、インストラクタコ
ンソール9からのリクエストを処理する。 (4)入出力処理部3はシミュレータ盤2とシミュレー
タ計算機1とのインタフェースを行いシミュレータ盤2
で操作した操作機の信号を割り込み信号として処理し、
モデル計算処理部7が計算した結果をシミュレータ盤上
の計器や表示灯やモニタ画面に出力する。
【0008】(5)初期ロード選択処理部10はインス
トラクタコンソール9からリクエストされた訓練項目に
応じて、例えば100%運転の訓練項目の場合は100
%模擬データ11を取り出し、モデル計算処理部7が処
理するデータエリア13に対し、イニシャルコンディシ
ョンセット(訓練開始の初期値データをオンラインエリ
アへセットする)を行う。
【0009】ここで100%模擬データ11等のデータ
は、模擬するためのプラントの測定値やプラントの制御
値(プラントトリップ信号等のトリガ信号など)が含ま
れる。これらのデータをデータエリア13(メモリテー
ブル上)に取り出し、データはバリューロケータ(メモ
リテーブル先頭からの格納順、つまりデータ通番)で管
理される。プログラムはこのバリューロケータを引数に
して、メモリテーブルから必要データを取り出す。メモ
リテーブル上のデータはプロセス値のみであるが、プロ
セス値の名称、単位、アドレス等は図示しないデータベ
ースに格納されて、メモリテーブルとデータベースのリ
ンクはバリューロケータで行う。
【0010】(6)操作員は、シミュレータ盤2により
運転操作を行い、教官はインストラクタコンソール9か
らシミュレーションの運用、管理を行って指導してい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラントシミュ
レータは以上のように構成されており、イニシャルコン
ディションデータ(訓練開始前に設定するプラント模擬
データの初期値であり、プラントのある時点、例えば5
0%出力運転時や100%出力運転時を模擬したデー
タ)の保守、管理において、
【0012】実プラントの修繕工事が実施されたり、
またプラントの老齢化によりプラント特性が変化して、
シミュレータ設置時のイニシャルコンディションデータ
では実プラント現状と不一致が発生してくるという問題
があり、そのため、シミュレータ設計の専門のエンジニ
ア等による長時間の微調整が必要であり、シミュレータ
の停止時間が長くなるという問題がある。
【0013】専門のエンジニアが発電所毎に固有の運
転特性を資料から判断してシミュレータに反映する過程
で、データの打ち込みミスも含めて不具合を修正するの
に多くの時間を費やすという問題がある。 イニシャルコンディションデータのパターン数しか訓
練できないので、訓練パターンの追加の際は、シミュレ
ータの設計者側でイニシャルコンディションデータを作
成しなれけばならないので、訓練再開までに時間がかか
る。
【0014】現場の運転員がプラント運転中に操作に
対する事象をシミュレータを使用して確認したい場合、
シミュレータが設置される棟へ移動するか、また、シミ
ュレータが構外にある場合は車で移動しなければならな
い時間的問題点と、確認したい事象と一致するイニシャ
ルコンディションデータが用意されていないことが多い
という問題点がある。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、シミュレータが、実プラント
から実データを取り込むことで、人手によるデータの保
守修正を軽減し、また希望時点の実プラントデータ生値
(実測値等)をイニシャルコンディションデータとして
使用できるプラントシミュレータを得ることを目的とす
る。また、希望する時点のプラント状態から訓練できる
シミュレータで、現場運転員が利用することにより、実
プラントの運転支援を果たすプラントシミュレータを得
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
(1)この発明に係るシミュレータは、プラントの運転
訓練・挙動評価等を行うプラントシミュレータにおい
て、プラントを運転して得られるプラントデータを収集
し、このプラントデータをプラント模擬データ初期値と
して用い上記プラントのシミュレーションを実行するよ
うにしたものである。
【0017】(2)また、上記(1)のシミュレータに
おいて、プラントデータの収集は、プラントを監視する
プラント監視装置のプラントデータを所定の周期に収集
するようにしたものである。
【0018】(3)また、上記(1)のシミュレータに
おいて、プラントデータの収集は、プラントシミュレー
タからの指令に基づいてプラント監視装置のプラントデ
ータを収集するようにしたものである。
【0019】(4)また、上記(1)のプラントシミュ
レータにおいて、プラント内の中央制御室にシミュレー
タ遠隔操作用の端末を設置し、上記シミュレータでのプ
ラントデータの収集は、上記端末からの指令に基づいて
プラント監視装置のプラントデータを収集するようにし
たものである。
【0020】(5)また、上記(1)あるいは(2)の
プラントシミュレータにおいて、プラント内の中央制御
室にシミュレータ遠隔操作用の端末を設置するか、また
は、上記(3)のプラントシミュレータにおいて、中央
制御室の端末を用い、上記端末より上記プラントシミュ
レータを操作してシミュレーションを実行するようにし
たことを特徴とするプラントシミュレータ。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1および図2はこの実施の形態の構成
図である。図1、図2において、従来の図10と同一符
号は同一または相当部分を表し説明を省略する。
【0022】1aはシミュレータ計算機で、ミニコン等
が使用される。31はデータ通信処理部で、プラント設
備40に設置されるゲートウェイ44と通信する。32
は、プラントデータソート処理部で、取り込んだ実プラ
ントデータからイニシャルコンディションプラントデー
タ14を生成する。41は中央制御室で、中央制御盤4
2が設置されプラント運転の中心をなすものである。4
3はプラント監視計算機システム(プラント監視装置)
で、プラント45のプロセス値を収集して中央制御室の
モニタ画面や状態表示を行う。
【0023】44はゲートウェイで、プラント監視計算
機システム43が収集したプロセス値を伝送する。50
は通信回線で、プラント設備40と離れた場所にあるシ
ミュレータセンタ30を結ぶものである。
【0024】次に動作を説明する。 (1)プラント設備40にあるゲートウェイ44から周
期的に、通信回線50を介してシミュレータ側へ現在の
プラントデータを送信する。この周期は、例えば、1分
毎とか10分毎とかの周期でプラントデータが一括送信
される。そして一括送信されるプラントデータの送信時
間は数秒程度である。
【0025】(2)シミュレータ計算機1では、ゲート
ウェイ44から送信されてくるプラントデータを、デー
タ通信処理部31で受信する。 (3)受信したプラントデータは、プラントデータソー
ト処理部32で、必要なデータを取り出しソートして、
イニシャルコンディションプラントデータ(プラントデ
ータ)14を生成する。
【0026】次にシミュレータ操作について説明する。 (1)シミュレータ訓練開始時に、インストラクタコン
ソール9から、イニシャルコンディションセット画面を
リクエストする。このリクエストにより例えば、図3の
示すイニシャルコンディションセット画面が表示され
る。
【0027】(2)図3の画面から、訓練パターンを選
択する。訓練パターンは、例えば50%出力、100%
出力、現在のプラント状態の中からマウス等でクリック
して選択する。図の場合「100%出力訓練」を選択す
ると、初期ロード選択処理部10がイニシャルコンディ
ションデータ(100%模擬データ)11をデータエリ
ア13へロードする。また、「現在のプラント状態」を
選択すると、同様にイニシャルコンディションプラント
データ(プラントデータ)をデータエリア13へロード
する。 (3)「現在のプラント状態」を選択した場合は、その
選択時点のプラント状態イメージで訓練できる。
【0028】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、シミュレータはゲートウェイを介してプラント実デ
ータを取り込み、訓練開始初期値であるイニシャルコン
ディションプラントデータを生成するようにしたので、
希望のプラント状態を模擬して訓練が開始できる。
【0029】実施の形態2.実施の形態1のシミュレー
タは、周期的に伝送されてくるデータを取り込んで、イ
ニシャルコンディションプラントデータを生成したが、
本発明の実施の形態2では、図4,図5に示すように、
データ送信リクエスト処理部33を追加して、インスト
ラクタコンソール9からのリクエストにより、ゲートウ
ェイ44からイベントでプラントデータを取りに行くよ
うにした。
【0030】次にシミュレータ操作の内、イニシャルコ
ンディションプラントデータ生成方法について動作説明
する。 (1)インストラクタコンソール9から「イニシャルコ
ンディションプラントデータ生成」をリクエストした時
点のプラントデータを取り込んで、 (2)プラントデータソート処理部32でイニシャルコ
ンディションプラントデータを生成する。例えば、イニ
シャルコンディションプラントデータ14,15,16
は、プラント出力がそれぞれ80%、60%、40%の
ときに対応したデータとする。
【0031】(3)インストラクタコンソール9からイ
ニシャルコンディションプラントデータのファィル名を
命名して保存する。この場合、通常はプラント毎に1つ
のファイルとしてイニシャルコンディションプラントデ
ータを保存する。
【0032】訓練開始時の操作について説明する。 (1)インストラクタコンソール9からイニシャルコン
ディションセット画面をリクエストする。 (2)次に訓練パターンの選択画面が表示され、命名さ
れた訓練パターンを選択すると、それに対応するイニシ
ャルコンディションプラントデータがデータエリア13
にロードされ、 (3)訓練を開始する。
【0033】以上のように、この実施の形態では、シミ
ュレータ計算機にプラントデータリクエスト処理部を設
けて、ゲートウェイにプラント送信リクエストして、希
望時点のプラントデータを取り込んで保存することで、
希望のプラント状態における運転訓練ができる。
【0034】実施の形態3.実施の形態1のシミュレー
タは周期的に伝送されてくるデータを取り込んでイニシ
ャルコンディションプラントデータを生成したが、この
発明の実施の形態3では、図6,図7において中央制御
室41にシミュレータ遠隔操作用パソコン46等の端末
を設置して、パソコン46からのリクエストでゲートウ
ェイ44からシミュレータ計算機1cへプラントデータ
を伝送するようにした。
【0035】次にパソコン46操作の内、イニシャルコ
ンディションプラントデータ生成方法について動作説明
する。 (1)パソコン46から「イニシャルコンディションプ
ラントデータ生成」をリクエストした時点のプラントデ
ータをシミュレータ計算機1cへ送信する。 (2)シミュレータ計算機1cは取り込んだプラントデ
ータからイニシャルコンディションプラントデータを生
成する。 (3)そして、パソコン46からイニシャルコンディシ
ョンプラントデータを格納するファィル名を命名して保
存する。 なお、通常、保存はプラント毎に命名して複数ファイル
として保存する。
【0036】訓練開始時の操作について説明する。 (1)インストラクタコンソール9からイニシャルコン
ディションセット画面をリクエストする。 (2)次に、訓練パターンの選択画面が表示され、命名
された訓練パターンを選択するとそれに対応するイニシ
ャルコンディションプラントデータがデータエリア13
にロードされ、 (3)訓練を開始する。
【0037】以上のように、この実施の形態では、発電
所中央制御室にパソコン等の端末を設けてシミュレータ
への送信リクエスト機能を備えることで、現場でプラン
ト状態を観察しながら、プラント監視計算機システム・
ゲートウェイにシミュレータへのプラントデータ送信リ
クエストができる。
【0038】実施の形態4.実施の形態3のシミュレー
タはパソコン46からのリクエストでゲートウェイ44
からシミュレータ計算機1dへプラントデータを伝送し
て、そのプラントデータでイニシャルコンディションプ
ラントデータを生成する機能を追加したが、この発明の
実施の形態4では、図8,図9に示すように、さらにパ
ソコン46上で盤の模擬操作ができて、操作結果をパソ
コン上で表示するようにした。
【0039】次にパソコン46からのイニシャルコンデ
ィション操作について動作説明する。 (1)パソコン46上でイニシャルコンディションセッ
トをリクエストすると、図3で示したような訓練パター
ン一覧がシミュレータ計算機1dのパソコン表示データ
収集処理部34でパソコン表示用にデータ変換されて伝
送されてくる。 (2)その画面中から、希望の訓練パターンを選択し
て、開始ボタンをリクエストすると、イニシャルコンデ
ィションスタートメッセージがシミュレータ計算機1d
へ向けて発信される。
【0040】(3)シミュレータ計算機1dでは、受信
したイニシャルコンディションスタートメッセージを盤
模擬信号発信部35でシミュレータ命令形式に変換し
て、割り込み処理5へ引き渡されると、選択されたパタ
ーンに対応するイニシャルコンディションプラントデー
タがデータエリア13へロードされて、 (4)中央制御室41のパソコン上で訓練を開始する。
このとき、シミュレータ盤2で訓練中であれば、インス
トラクタコンソール9に警告メッセージを表示して、パ
ソコン46側(現場側)を優先する。
【0041】次に、パソコン46で表示した訓練盤イメ
ージからの模擬操作に付いて動作説明する。 (1)パソコン46上で訓練盤イメージから操作器名を
クリックする。 (2)クリックされた機器IDがシミュレータ計算機1
d側へ送信される。 (3)シミュレータ計算機9では受信したIDを、模擬
信号発信部35でシミュレータ命令形式に変換して、割
り込み処理部5へ引き渡す。
【0042】(4)この引き渡しにより、シーケンス処
理部6及びモデル計算処理部7で計算される。 (5)計算結果は、モデル計算処理部7からパソコン表
示データ編集処理部34へ引き渡されて、パソコン表示
用にデータ変換して伝送されてきてパソコン画面上で確
認できる。
【0043】以上のように、この実施の形態では、運転
員は中央制御室に居ながら、プラント運転中の操作妥当
性チェックをシミュレータで確認することができる。
【0044】
【発明の効果】(1)以上のようにこの発明によれば、
運転中のプラントデータを取り込んで、シミュレーショ
ンを実行することができる。
【0045】(2)プラント監視装置からプラントデー
タを周期的に収集するようにしたので、常にプラントデ
ータを利用してシミュレーションを実行することができ
る。
【0046】(3)プラントシミュレータからの指令に
基づいてプラント監視装置からプラントデータを収集す
るようにしたので、必要時にプラントデータを収集する
ことがせできる。
【0047】(4)中央制御室の端末からの指令に基づ
いてプラント監視装置からプラントデータを収集するよ
うにしたので、運転制御を行う現場においてプラント状
態を監視しながらプラントデータをシミュレータへ送る
ことができる。
【0048】(5)中央制御室の端末でシミュレーショ
ンが実行できるようにしたので、中央制御室に居てプラ
ント運転中の操作妥当性をチェックしながらシミュレー
タで確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるシミュレータ
の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるシミュレータ
の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるシミュレータ
のイニシャルコンディションデータパターン選択画面を
示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるシミュレータ
の構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるシミュレータ
の構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるシミュレータ
の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるシミュレータ
の構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態4によるシミュレータ
の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4によるシミュレータ
の構成図である。
【図10】 従来のシミュレータの構成図である。
【符号の説明】
1,1a,1c,1d シミュレータ計算機、2 シミ
ュレータ盤、 3 入出力処理部、4 同期
処理部、 5 割り込み処理部、6 シ
ーケンス処理部、 7 モデル計算処理部、8
教示処理部、 9 インストラクタコ
ンソール、10 初期ロード選択処理部、11 イニシ
ャルコンディション100%模擬データ、12 イニシ
ャルコンディション50%模擬データ、13 データエ
リア、14,15,16 イニシャルコンディションプ
ラントデータ、30 シミュレータセンタ、 3
1 データ通信処理部、32 プラントデータソート処
理部、33 データ送信リクエスト処理部、34 模擬
信号発信部、 40 プラント設備、41
中央制御室、 42 中央制御盤、43
プラント監視計算機システム(プラント監視装置)、
44 ゲートウェイ、 45 プラント、
46 シミュレータ遠隔操作用パソコン(端末)、50
通信回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河音 裕夫 兵庫県神戸市兵庫区浜山通6丁目1番2号 三菱電機コントロールソフトウエア株式 会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの運転訓練・挙動評価等を行う
    プラントシミュレータにおいて、プラントを運転して得
    られるプラントデータを収集し、このプラントデータを
    プラント模擬データ初期値として用い上記プラントのシ
    ミュレーションを実行するようにしたことを特徴とする
    プラントシミュレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1のプラントシミュレータにおい
    て、プラントデータの収集は、プラントを監視するプラ
    ント監視装置のプラントデータを所定の周期で収集する
    ようにしたことを特徴とするプラントシミュレータ。
  3. 【請求項3】 請求項1のプラントシミュレータにおい
    て、プラントデータの収集は、プラントシミュレータか
    らの指令に基づいてプラント監視装置のプラントデータ
    を収集するようにしたことを特徴とするプラントシミュ
    レータ。
  4. 【請求項4】 請求項1のプラントシミュレータにおい
    て、プラント内の中央制御室にシミュレータ遠隔操作用
    の端末を設置し、上記シミュレータでのプラントデータ
    の収集は、上記端末からの指令に基づいてプラント監視
    装置のプラントデータを収集するようにしたことを特徴
    とするプラントシミュレータ。
  5. 【請求項5】 請求項1あるいは請求項2のプラントシ
    ミュレータにおいて、プラント内の中央制御室にシミュ
    レータ遠隔操作用の端末を設置するか、または、請求項
    3のプラントシミュレータにおいて、中央制御室の端末
    を用い、上記端末より上記プラントシミュレータを操作
    してシミュレーションを実行するようにしたことを特徴
    とするプラントシミュレータ。
JP8096297A 1997-03-31 1997-03-31 プラントシミュレータ Pending JPH10274920A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005308808A (ja) * 2004-04-16 2005-11-04 Toshiba Corp 発電プラントの運転訓練システム、この運転訓練システムにおける運転訓練サービスおよび保守サービス提供方法
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