JP2504408B2 - 発電プラント監視装置 - Google Patents

発電プラント監視装置

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JP2504408B2
JP2504408B2 JP61002166A JP216686A JP2504408B2 JP 2504408 B2 JP2504408 B2 JP 2504408B2 JP 61002166 A JP61002166 A JP 61002166A JP 216686 A JP216686 A JP 216686A JP 2504408 B2 JP2504408 B2 JP 2504408B2
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plant
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三男 小林
彩 木村
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は複数の発電ユニットからなる発電プラントの
監視装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 複数の発電ユニットより構成される発電プラントの建
設は、一度に全ユニットが完成されることは少なく、大
低は1ユニットずつ順次完成していく場合が多い。ま
た、定期的に行なわれる保守点検も1ユニットずつ行な
う例が多い。
このように複数ユニットからなる発電プラントにおい
ては、一台以上の発電ユニットが除外された状態で運用
される場合が良くある。また、このような場合にもプラ
ント全体としての挙動を調べたり、全体に関係する監
視,制御機器の機能を調整確認したい場合が生じる。そ
こで、従来はこのような場合には、電子計算機を用いて
除外中のユニットを模擬し、得られる模擬プラントデー
タを実プラントデータと一緒にして記憶し、これを上記
監視制御機能を始めとする各種機能の遂行に用いるよう
にしていた。
しかし、発電プラントの監視は、この模擬動作中も中
断は許されず、常時監視する必要があることから、上記
従来方法によると、模擬動作中に生じる模擬プラントデ
ータに基づく警報が出力される。この結果、運転員は警
報が発生したとき、その警報が模擬プラントデータによ
るものか否か先ず調べる必要が生じ、運転員に大きな負
担がかかるばかりでなく、実際のプラント異常への対応
が遅れるなどの問題があった。
[発明の目的] 本発明は、複数の発電ユニットからなる発電プラント
が一部模擬動作している場合でも、プラント全体を監視
している運転員の監視の負担が少ない発電プラント監視
装置を提供することを目的とする。
[発明の概要] 本発明は、運転中の各発電ユニットの各部検出点から
得られる実プラントデータを記憶する第1プラントデー
タ記憶手段と、除外中の発電ユニットを模擬して模擬プ
ラントデータを出力するプラント模擬手段と、前記実プ
ラントデータと模擬プラントデータとを記憶すると共
に、前記模擬プラントデータが模擬された検出点のもの
であることを示す模擬点識別データを対話装置を通して
一緒に記憶する第2プラントデータ記憶手段と、常時は
前記第1プラントデータ記憶手段からのデータを監視デ
ータとして監視を行ないその監視データが許容値外であ
れば警報データを出力する一方、前記対話装置を通して
入力される監視モードに基くプラント監視機能の調整の
ときのみ、前記第2プラントデータ記憶手段からのデー
タを監視データとして前記模擬点識別データを参照しな
がら監視を行ないその監視データが許容値外であれば警
報データを出力し、その監視データが前記模擬された検
出点のものであればその旨も含めた警報データを出力す
るプラント監視手段とを備えていることを特徴とするも
のである。
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例に係るプラント監視装置の
構成図を示したもので、1は発電プラントであり、この
発電プラント1は同一構成のn台の発電ユニット2より
構成される。各発電ユニット2の各部プロセス量aはプ
ロセス入力装置3を介して実プラントデータbとして電
子計算機で構成される監視装置4に入力される。この監
視装置4は、実プラントデータbのみを記憶する第1プ
ラントデータ記憶手段5と、実プラントデータbおよび
模擬プラントデータcを記憶する第2プラントデータ記
憶手段6と、模擬動作指令dに基づき除外中の発電ユニ
ット2を模擬して模擬プラントデータcを出力するプラ
ント模擬手段7と、監視モード指令eに基づいて第1プ
ラントデータ記憶手段5からの第1プラントデータfあ
るいは第2プラントデータ記憶手段6からの第2プラン
トデータgを選択的に使用してプラント状態の監視を行
なうプラント監視手段8を備えている。更に監視装置4
に接続する周辺機器としてプラント監視手段8から出力
される警報データhを出力する警報出力装置9と、プラ
ント模擬手段7に模擬動作指令d、プラント監視手段8
に監視モード指令eそして第2プラントデータ記憶手段
6に模擬しているプロセス検出点を知らせる模擬点識別
データiを出力する対話装置10を備えている。勿論、監
視装置4の機能および周辺機器は図示のものだけに限ら
れるものでないことは言う迄もない。
以上の構成で、今、発電プラント1中に除外発電ユニ
ット2があって、この発電ユニット2の模擬が必要な場
合、運転員は対話装置10を通してプラント模擬手段7に
模擬動作指令dを出力する。また、第2プラントデータ
記憶手段6には模擬点識別データi、プラント監視手段
8には監視モード指令eを出力する。
第1プラントデータ記憶手段5は、プロセス入力装置
3を介して各発電ユニット2から得られる実プラントデ
ータbを順次記憶更新し、常に最新の各発電ユニット2
のプラントデータを記憶する。一方、第2のプラントデ
ータを記憶手段6は、その実プラントデータbと共に、
プラント模擬手段7が模擬動作実行中の場合は、模擬プ
ラントデータcも一緒に記憶する。
このとき、第2プラントデータ記憶手段6は対話装置
10から出力される模擬点識別データiに基づき、第2図
のフローチャートに示す如く、記憶するデータの検出点
が模擬中のものであるか否か判断する(100)。模擬中
のものであれば、模擬プラントデータcを第2プラント
データgとして記憶し(101)、模擬中のものでなけれ
ば実プラントデータbを第2プラントデータgとして記
憶する(102)。このようにして記憶すべきプラントデ
ータの検出点を次々と移して(103)、以上の処理を繰
り返すことにより、全検出点に対するプラントデータの
記憶処理を終了する(100)。
一方、プラント監視手段8は対話装置10から出力され
る監視モード指令eに基づいて、プラント監視処理を行
なう。このときの監視モードとしては以下に説明するA
〜Dの4つのモードがある。
モードAは模擬動作をしていない状態であり、プラン
ト監視手段8は監視データとして第1プラントデータf
を用いる。
モードBは模擬動作をしている状態であり、プラント
監視手段8は監視データとして第1プラントデータfを
用いる。
モードCはプラント監視手段8のプラント監視機能を
調整している状態であり、プラント監視手段8は監視デ
ータとして第2プラントデータgを用いる。
モードDは警報出力を中断する状態であり、全ての監
視を中止する。
プラント監視手段8は、第3図のフローチャートに示
すように、先ず、監視すべき点がどの発電ユニットに属
するものであるのか、そのユニットNo.を求める(20
0)。次に、プラント監視手段8は対話装置10からの監
視モード指令eがいずれのモードであるか知るため、モ
ードがDか否か判断する(201)。この結果、モードが
Dであれば、監視の必要はないため処理を終了する。モ
ードがDでなければモードがCか否か判断する(20
2)。この結果、モードがCと判断されれば、監視デー
タとして第2プラントデータgを用いる(203)。一
方、モードCでない場合は、AあるいはBのいずれかに
なるので、監視データとして第1プラントデータfを用
いる(204)。次いでプラント監視手段8は、これらの
データが許容値内にあるか否か制限値と比較することに
より判断し(205)、許容値内に無ければ、警報データ
hを出力する(206)。このようにして監視点を次々と
移して(208)、以上の処理を繰り返すことにより、全
監視点に対する監視処理を終了する(207)。
これにより、一般の模擬動作中に、第2プラントデー
タg中に許容値外にあるような模擬プラントデータが含
まれていても、プラント監視手段8は監視データとして
第2プラントデータgは用いず、第1プラントデータf
を用いるため、模擬プラントデータに関する警報が出る
ことはない。
また、プラント監視手段8の警報レベルを確認するた
めに、許容値外の模擬プラントデータをプラント監視手
段8に入力し、警報データhの出力を確認したい場合
は、対話装置10からプラント監視手段8に監視モード指
令eとしてCモードを指令することにより、プラント監
視手段8は監視データとして第2プラントデータgを用
いることができ、任意の監視点の警報を確認することも
できる。
この場合、第2プラントデータgに出力される警報デ
ータが模擬動作中のデータの場合は、そのことを色変化
やフリッカ,文字にて表示することにより、運転員は容
易に模擬動作中のプラントデータか否かを判断すること
ができる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、複数の発電ユニットか
らなる発電プラントが一部模擬動作している場合でも、
常時は、実プラントデータのみを監視データとして監視
を行ない、そのデータが許容値外であれば警報データを
出力するので、たとえ模擬プラントデータが許容値外と
なってもそれに基づく警報データは出力されず出力され
る警報は必ず実プラントの異常を意味することになる。
従ってプラント全体を監視する運転員は、その警報が実
際には運転されていない模擬プラントに係る警報である
のか、あるいは、実際に運転されてる実プラントの異常
に係る本来の警報であるのかを判断する必要がなくなる
結果、実プラントの異常に迅速に対応できるようにな
る。
また、プラント監視機能の調整のため実プラントデー
タと模擬プラントデータの監視を行なうときは、許容値
外の監視データが模擬された検出点のものであるかそう
でないかを区別した警報データが出力されるので、この
場合も警報が出力されたときは、その警報が実プラント
に係るものなのか否かを、運転員は素速く判断できる。
したがって、プラント全体を監視する運転員は常にプ
ラント異常を迷うことなく判断でき監視の負担が少なく
なると共に、実際のプラントの異常はいかなるときにも
直ちに知られ迅速に対応できるようになることから、極
めて安全性の高いプラント監視装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るプラント監視装置のブ
ロック構成図、第2図は第1図の第2プラントデータ記
憶手段の動作説明図、第3図は第1図のプラント監視手
段の動作説明図である。 1……発電プラント、2……発電ユニット、3……プロ
セス入力装置、4……監視装置、5……第1プラントデ
ータ記憶手段、6……第2プラントデータ記憶手段、7
……プラント模擬手段、8……プラント監視手段、9…
…警報出力装置、10……対話装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一構成の複数の発電ユニットからなる発
    電プラントのプラント状態を監視する発電プラント監視
    装置において、 運転中の各発電ユニットの各部検出点から得られる実プ
    ラントデータを記憶する第1プラントデータ記憶手段
    と、 除外中の発電ユニットを模擬して模擬プラントデータを
    出力するプラント模擬手段と、 前記実プラントデータと模擬プラントデータとを記憶す
    ると共に、前記模擬プラントデータが模擬された検出点
    のものであることを示す模擬点識別データを対話装置を
    通して一緒に記憶する第2プラントデータ記憶手段と、 常時は前記第1プラントデータ記憶手段からのデータを
    監視データとして監視を行ないその監視データが許容値
    外であれば警報データを出力する一方、前記対話装置を
    通して入力される監視モードに基くプラント監視機能の
    調整のとき、前記第2プラントデータ記憶手段からのデ
    ータを監視データとして前記模擬点識別データを参照し
    ながら監視を行ないその監視データが許容値外であれば
    警報データを出力し、その監視データが前記模擬された
    検出点のものであればその旨も含めた警報データを出力
    するプラント監視手段とを備えていることを特徴とする
    発電プラント監視装置。
JP61002166A 1986-01-10 1986-01-10 発電プラント監視装置 Expired - Lifetime JP2504408B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5430380A (en) * 1977-08-10 1979-03-06 Hitachi Ltd Pseude-operation method of calculation controlling system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56172108U (ja) * 1980-05-21 1981-12-19

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JPS5430380A (en) * 1977-08-10 1979-03-06 Hitachi Ltd Pseude-operation method of calculation controlling system

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