JP3203601B2 - プラント制御ルール作成方法及びその作成装置並びにプラント制御装置 - Google Patents

プラント制御ルール作成方法及びその作成装置並びにプラント制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大規模プラントの制御ル
ールを作成する方法及びその装置に関し、特に、滅多に
生起しない事象に対する熟練運転員の操作からその事象
に対する制御ルールを作成するのに好適な制御ルール作
成方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熟練者の操作に近似した制御を行
うことのできるファジィ制御やニューラルネット制御が
脚光を浴び、各種の制御システムに取り入れられてきて
おり、特開平2−207302号等のように、ファジィ
制御システムの構築を支援する装置等が提案されてい
る。ファジィ制御等を実現する場合、最も困難なこと
は、いかにして制御ルールを作成するかということであ
る。定常状態にある被制御対象に対する制御ルールは、
比較的単純である。何故ならば、プロセス側からの信号
も安定しており、これに対する操作指令を単純なためで
ある。しかし、非定常状態にある被制御対象に対する制
御ルールの作成は、プロセス側からの信号は安定せず、
また、非定常状態下での熟練者の操作指令もあいまいな
部分を多く含むため難しい。そこで、特開昭62−27
4301号公報記載の従来技術では、非定常状態下での
実際のプロセスからの信号と、コンピュータでシミュレ
ーションした非定常状態下でのプロセスからの信号とを
比較することで、制御ルールを作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術は、
非定常状態にある被制御対象に対する制御ルールを作成
する上で有効である。しかし、非定常状態下の実際のプ
ロセスで生じたプロセス信号を取得しなければ制御ルー
ルを作成できないので、滅多に生起することのない事象
に対する制御ルールを作成することは、元となるデータ
量が少ないため困難である。また、滅多に生起すること
のない事象が例えば安全上生起してはならない事象の場
合、実際にその事象に対するデータは事故が起こらない
と取得できないことになる。従って、上述した従来技術
だけでは、全ての事象に対応する制御システムの構築は
できない。
【0004】本発明の目的は、鉄鋼,化学,発電等の各
種のプラントの制御システムを構築する上で、実機では
滅多に発生しないようなプラント状態(過渡、事故その
他)に対しても、効率良く客観的且つ自動的に制御ルー
ルを作成することのできる制御ルール作成方法及びその
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、実機では滅
多に発生しないプラント状態をシミュレーション装置に
より発生させ、そのプラント状態に対する熟練運転員の
運転操作情報をシミュレーション装置を取得し、そのプ
ラント状態における制御ルールを作成することで、達成
される。
【0006】制御ルールの作成は、統計的手法にて行え
るように、必要な回数だけそのプラント状態を発生させ
て必要なデータを取得する。
【0007】
【作用】シミュレーション技術の進歩により、滅多に生
起しないプラント状態も実機におけるときを忠実に模擬
できるようになっている。このため、シミュレーション
装置を用いることで、制御ルール作成に必要なデータ量
を確保することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例に係るプラント制御
ルール作成装置の構成図である。このプラント制御ルー
ル作成装置におけるプラントを模擬する機能は、従来の
シミュレーション装置と同様である。シミュレーション
用計算機20は、シミュレーションプログラムに従って
必要なプラント状態を模擬した出力信号11を中操盤1
0に出力し、その出力信号11に対する運転員の操作に
基づく信号12を受ける。そして、シミュレーション用
計算機20はその操作信号12を反映した形で(運転員
の操作が行なわれない場合も、操作が行われないという
情報を反映する。)プラント状態の解析を行い、それに
対する出力信号11を中操盤10に出力する。このよう
な信号11,12の授受を繰り返えすことで、プラント
の模擬操作が行われる。従来のシミュレーション装置
は、シミュレーション用計算機20に接続される他の計
算機はなく、インストラクターコンソール30のみが接
続され、このインストラクターコンソール30より、シ
ミュレーション装置の初期状態の設定やスケジューリン
グ、外乱の入力及びプラント状態のリプレイ,フリーズ
その他が入力されるようになっている。
【0009】本実施例では、図2に示すように、このイ
ンストラクターコンソール30の他に、制御ルール作成
用計算機40がシミュレーション用計算機20にライン
を介して接続されている。そして、インストラクターコ
ンソール30からシミュレーション用計算機20に対す
る出力信号32の中の所要信号33により、スイッチ2
7が開閉操作され、入出力処理装置23と制御ルール作
成用計算機40が接続されることにより、制御ルールの
作成が可能となる。
【0010】シミュレーション用計算機20は、主要構
成として、プラントを模擬するための解析を行う演算部
24を有する。この演算部24は、インストラクターコ
ンソール30からの、シミュレーションの実行,終了,
リプレイ,フリーズその他の指示に従い、解析を実行す
る。制御ルール作成用計算機40は、基本的には、演算
部24に対してシミュレーションの開始や停止等の指示
を行うことはなく、制御ルール作成に関する機能を有す
るのみである。制御ルール作成用計算機40における具
体的な処理手順のフローチャートを図3に示す。
【0011】インストラクターコンソール30からの信
号32(33)によりシミュレーション用計算機20内
のソフト的スイッチ27が投入されてシミュレーション
用計算機20と制御ルール作成用計算機40とが接続さ
れると、まず最初に、制御ルール作成用コンソール50
を操作して、制御ルールを作成するための入力信号の設
定を行う。この入力信号は、制御ルール作成用計算機4
0内で制御ルールを作成するための基となる信号であ
り、シミュレーション結果の一つである模擬計器信号
や、運転員の操作信号がそれに当る。いずれも、シミュ
レーションプログラムの変数を、コンソール50のキー
ボード操作により指定することで行う。
【0012】次に、作成しようとする制御ルールの対象
となるプラント状態を、インストラクターコンソール3
0により設定し、必要なプラント状態を演算部24に指
示する。これにより演算部24は、そのプラント状態に
なったときのプラント出力信号11を中操盤10に出力
する。これに対する熟練運転員の操作信号12がシミュ
レーション用計算機20に入力されると、演算部24に
より模擬された計器信号11と、運転員の操作信号12
は、信号22として制御ルール作成用計算機40に入力
される。入力された信号22は一時的に制御ルール作成
用計算機40内に保管され、制御ルール作成装置の操作
員によりその一連の運転操作が適切であったと判断され
た場合のみ制御ルール作成用データとして改めてデータ
ベースに記憶され、適切でないと判断された場合は、破
棄される。
【0013】操作員による運転員の操作が適切であった
か否かの判断は、中操盤10またはインストラクターコ
ンソール30に表示された運転員の操作信号12及びプ
ラントの挙動との関係より行われ、操作員の判断結果
は、コンソール50より入力される。
【0014】次に、制御ルール作成用データとして記憶
されたデータは、制御ルール作成用計算機40により制
御ルールの作成に充分なものであるか否かが判断され、
その判断結果は、信号21としてシミュレーション用計
算機20に伝えられ、インストラクターコンソール30
上のCRT画面に表示される。制御ルール作成に充分な
データが記憶された場合には、その時点で演算部24の
演算処理は終了し、次の制御ルールの作成に移行され
る。制御ルールを作成するのに充分なデータが得られな
いときには、上述した処理を繰り返すことで、充分なデ
ータを得るようにする。データの記憶が充分か否かの判
断は、基本的には、制御ルールを表すメンバーシップ関
数の各区間ごとのデータの数により決定される。データ
の数については、予め必要なデータ数をコンソール50
に入力しておき、総ての区間でそのデータ数を超えたと
き、制御ルール作成が可能であると判断する。
【0015】ただし、運転員の間違った操作情報を基に
ルールの作成を行った場合、最適なルールの作成ができ
ないばかりか、プラントの安定性や安全性を阻害するよ
うなルールが作成される可能性が有る。そこで、間違っ
た操作情報については、ルール作成用のデータから排除
する必要がある。プラントの安定性が大きく損なわれた
り、発生した事象をむしろ増長させるような明らかな誤
操作に対しては、既に述べた様に制御ルール作成用のデ
ータとして記憶せずに破棄されることから問題無いとし
ても、結果的にプラントを安定に制御したデータの中に
も、一時的な誤判断や、プラントの応答を確認するため
の操作等、ルール作成には適さないデータがいくらかは
存在している可能性がある。
【0016】以下、これらの不要なデータを棄却する方
法について示す。図4は、制御ルールを作成する具体的
な模擬対象についての説明図である。図4の例では、演
算部24がプラント全体の模擬を行っている中で、プロ
セス配管70を流れる液体の温度をある設定値以下に制
御するために、ポンプ60を駆動するモータ61の回転
数を運転員が手動にて調整している部分に着目し、この
運転員が液体の温度をその設定値以下にするための運転
に係る知識やノウハウ等をルール化する方法について説
明する。
【0017】まず、運転員がモータ60の回転数を決定
するために使用すると考えられる情報として、プロセス
配管の流量信号72と、圧力信号74と、温度信号76
と、さらに運転員の操作信号であるモータ61の回転数
の手動操作信号62を、コンソール50により設定した
とする。この設定により、インストラクターコンソール
30から演算部24へのシミュレーション開始指示が出
力され、これと同時にこれらの信号が制御ルール作成用
計算機40へ入力される。実際に計算機40に入力され
た信号が図5に示す様なものであったとする。
【0018】制御ルール作成用計算機40に入力された
信号62,72,74,76の内、実際に計算機40内
に保管されるデータは、図5の中で運転員が手動操作を
行った例えば黒三角で示した時点での各信号62,7
2,74,76の値である。この信号の例を、表1に示
す。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示された様なデータは、インストラ
クターコンソール30から操作員の要求信号があるま
で、制御ルール作成用計算機40内に一時的に保管さ
れ、演算部24での模擬の途中または終了時に、操作員
が、その時点までの一連の運転員による運転操作が適切
であったか否かの判断を行い、適切であったと判断され
た場合のみ、制御ルール作成用データとして改めてデー
タベースに記憶され、適切でなかったと判断された場合
は破棄されることとなる。
【0021】次に、制御ルール作成用計算機40は、記
憶されたデータがルール作成に十分か否かの判定を行
う。表1に示したデータの内、流量信号72の通常値か
らの差と、手動操作による制御量62の変化量との関係
をルール化する場合について説明する。
【0022】ルールの形は、図6に示した形となってい
る。つまり、制御量62の変化量と、各検出器信号7
2,74,76の定格値からの差Xnの回帰直線(回帰
曲線や多変数回帰曲線等の場合も考えられる。)、及
び、回帰直線のY軸側における各区間毎の標準偏差の逆
数の形で表わされる。これらのルールは表1に示したデ
ータにより求められるものであるが、回帰直線及び標準
偏差は共に広く知られている数学的手法であることか
ら、本実施例ではその計算方法の説明は省略する。
【0023】記憶されたデータが、ルール作成に十分か
否かの判定は、基本的には、予めコンソール50から入
力設定しておいた各区間毎のデータ数により決定される
が、表1に示したデータが実際には総てルール作成のた
めに役立つ訳ではなく、運転員が一時的に誤解したり、
プラントの応答を確認するための操作等を行っていた場
合には、ルール作成には適さないデータが含まれている
可能性がある。ルールの作成は、統計的手法により行わ
れることから、この様なデータが全体のデータに対して
無視できる数の場合は問題ないが、影響を与える数の場
合、棄却しておく必要がある。
【0024】運転員の個々の操作が適切であったか否か
の判断は大変むずかしいものであり、また仮に容易であ
ったとしても、プラント制御ルールを作成するために
は、数多くの操作信号を基にルールを作成することとな
るため、個々のデータに対して適切か否かの判断を行う
ことは、時間が掛りすぎ実質的でない。従って、本実施
例では、各プラント状態に対する運転操作の分布が、あ
る定まった分布に従うことを前提に、誤差の限界から外
れたものはデータから除くという方法で、適切なデータ
の選択を行う。
【0025】以下、表1における制御量62の変化量
(Y)の+側と流量信号72の通常値からの差とから制
御ルールを求める場合を例に、データの棄却方法につい
て説明する(Yの−側については別のルールとする。)
Y(+側)とXfの各データより求めた回帰直線が次式
(1)で表わされるものとする。
【0026】
【数1】 Y = −26.39+9.66Xf 次に、この回帰直線(1)と、各データとの直線距離
(最短距離)を求める。データY=+50,Xf=7を
例に、直線距離の求め方を図7に、算術式を次式(2)
に示す。
【0027】
【数2】
【0028】この式(2)で、A及びBは次式(3)で
与えられる。
【0029】
【数3】 A=|Xf−((y+26.39)/9.66)| B=|y−(−26.39+9.66Xf)| 式(3)に、Xf=+7,Y=+50のデータを代入し
た結果は次式(4)の様になる。
【0030】
【数4】 B=|50−(−26.39+9.66*7)| =8.77 A=|7−((50+26.39)/9.66)| =0.91 そして、この式(4)の結果を式(2)に代入して上記
データでの直線距離は次式(5)のようになる。
【0031】
【数5】
【0032】総ての点に対する直線距離に対し、実験デ
ータの処理でよく使用される限界誤差の算出方法を用
い、これらのデータに対する限界誤差を求める。この結
果、コンソール50の画面上には、図8に示した様な形
で、各データの限界誤差に対する位置が表示される。操
作員はこのデータを基に、排除するデータを決定し、コ
ンソール50でこのデータを指定して該当するデータを
削除する。図8に示す例では、a点,b点のデータが限
界誤差を超えているので、削除の対象となる可能性が高
い。しかし、削除の要・否は、最終的には操作量により
決定される。一部のデータが削除された場合は、再びそ
のデータを基に上記作業が繰り返えされ、操作員がデー
タの削除が不要であると判断するまでこの作業を繰り返
えすことになる。
【0033】運転員がデータの削除不要と判断した時点
で、図6に示した様なルールにおける各区間毎のデータ
の数をカウントし、全ての区間で操作員が予め設定した
数より多くなった場合のみ、制御ルール作成用計算機4
0よりシミュレーション用計算機20へその旨を信号2
1として伝え、演算部24でのシミュレーションを中止
させる。
【0034】以上の方法により、必要とする制御ルール
の作成のためのデータ収集を可能とすることができる。
このようにして作成した制御ルールは、熟練運転員の操
作真似する制御に好適で有り、ファジィ制御やニューラ
ルネットによる制御に向いている。このため、斯かる制
御ルール用いてプラント用のファジィ制御装置やニュー
ラルネット制御装置を構築することで、実際に生起する
ことが希な事象に対しても熟練運転員の操作に従った適
切な制御をすることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、実機ではなかなか発生
しない様なプラント状態に対する制御ルールも、シミュ
レーション装置を介してプラント熟練運転員より入手す
ることが可能であり、再現性が有り且つ客観的な制御ル
ールの作成が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラント制御ルール作成システムの概略構成図
である。
【図2】図1に示すシミュレーション用計算機20内の
構成図である。
【図3】制御ルール作成用計算機40での処理手順を示
すフローチャートである。
【図4】制御ルールの作成を行う模擬対象の説明図であ
る。
【図5】シミュレーション用計算機20から制御ルール
作成用計算機40へ出力される信号の例を示す図であ
る。
【図6】制御ルールの一例を示した図である。
【図7】回帰直線と各データの直線距離の求め方の説明
図である。
【図8】制御ルール作成用コンソールにおけるデータの
分布についての説明図である。
【符号の説明】
10:シミュレータ用コンソール、20:シミュレータ用計
算機、30:インストラクター用コンソール、40:制御ル
ール作成用計算機、50:制御ルール作成用コンソール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 15/00 - 15/02 G05B 11/00 - 13/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成方法におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をプラント
    シミュレーション装置に模擬させこのときのプラント熟
    練運転員の運転操作信号データを計算機に取り込んで該
    プラント状態に対する制御ルールを自動作成させるにあ
    たり、メンバーシップ関数の各区間毎に所定数以上のデ
    ータ量を統計的に処理して誤差限界を越えた不要なデー
    タを除去した後に回帰曲線を求めこれを制御ルールとす
    ることを特徴とするプラント制御ルール作成方法。
  2. 【請求項2】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成方法におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をプラント
    シミュレーション装置に模擬させこのときのプラント熟
    練運転員の運転操作信号データを計算機に取り込んで該
    プラント状態に対する制御ルールを自動作成させるにあ
    たり、所定数のデータ量を統計的に処理して求めた回帰
    曲線を制御ルールとして自動作成させることを特徴とす
    るプラント制御ルール作成方法。
  3. 【請求項3】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成方法におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をプラント
    シミュレーション装置に模擬させこのときのプラント熟
    練運転員の運転操作信号データを計算機に取り込んで該
    プラント状態に対する制御ルールを自動作成させるにあ
    たり、所定数のデータ量を取得するまでデータ取得処理
    を繰り返してから統計的手法にてデータ処理を行い制御
    ルールを求めることを特徴とするプラント制御ルール作
    成方法。
  4. 【請求項4】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成装置におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をシミュレ
    ーションさせるシミュレーション装置と、該シミュレー
    ション装置に模擬させたプラント状態に対しプラント熟
    練運転員の運転操作信号データを取り込んで該プラント
    状態に対する制御ルールを自動作成する制御ルール作成
    用計算機であって、メンバーシップ関数の各区間毎に所
    定数以上のデータ量を統計的に処理し誤差限界を越えた
    不要なデータを除去した後に回帰曲線を求めこれを制御
    ルールとする制御ルール作成用計算機とを備えることを
    特徴とするプラント制御ルール作成装置。
  5. 【請求項5】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成装置におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をシミュレ
    ーションさせるシミュレーション装置と、該シミュレー
    ション装置に模擬させたプラント状態に対するプラント
    熟練運転員の運転操作信号データを所定数以上取り込ん
    で統計的に処理して回帰曲線を求めこれを制御ルールと
    する制御ルール作成用計算機とを備えることをことを特
    徴とするプラント制御ルール作成装置。
  6. 【請求項6】 プラントの状態を表す信号とそのときの
    熟練運転員の操作信号とを取得してプラント制御のルー
    ルを自動作成するプラント制御ルール作成装置におい
    て、実際に生起することが希なプラント状態をシミュレ
    ーションさせるシミュレーション装置と、該シミュレー
    ション装置に模擬させたプラント状態に対するプラント
    熟練運転員の運転操作信号データをデータ量が所定数に
    達するまで取り込み統計処理を行って制御ルールを求め
    る制御ルール作成用計算機とを備えることを特徴とする
    プラント制御ルール作成装置。
  7. 【請求項7】 実際のプラントの状態信号を取り込み、
    該状態信号に適合する操作指令を制御ルールから求めプ
    ラント側に制御信号として出力するプラント制御装置に
    おいて、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載のプラ
    ント制御ルール作成装置で作成した制御ルールを記憶し
    たデータベースと、該データベースに記憶されている制
    御ルールに従ってプラント状態信号に応じた操作指令信
    号を読み出しプラント側に制御信号として出力する手段
    とを備えることを特徴とするプラント制御装置。
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