JPH03144313A - 故障ガイダンス装置 - Google Patents

故障ガイダンス装置

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JPH03144313A
JPH03144313A JP1281981A JP28198189A JPH03144313A JP H03144313 A JPH03144313 A JP H03144313A JP 1281981 A JP1281981 A JP 1281981A JP 28198189 A JP28198189 A JP 28198189A JP H03144313 A JPH03144313 A JP H03144313A
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JP
Japan
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failure
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fault
recovery
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JP1281981A
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Inventor
Jun Saito
純 斎藤
Megumi Ito
恵 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は上下水道プラントやビル、道路、水道、トンネ
ル等の各種プラントの状態を監視するときに使用される
故障ガイダンス装置に関する。
(従来の技術) 上下水道プラントやビル、道路、水道、トンネル等の各
種プラントの状態を監視するプロセス監視システムして
、従来、第14図に示すシステムが知られている。
この図に示すプロセス監視システムは異常検出機能10
2によってプラントから取り込んだプロセスデータやプ
ラント設備から上がってくるアラームをチエツクし、異
常が検出されたとき、異常状態の内容とプロセスデータ
等とをCRT103に表示する。
そして、プラントに精通した専門家110がCRT10
3に表示された情報からプラント設備の現在状態を把握
しプラント状態を正常に保つためにはどのような対処を
行なえば良いかを知識と経験とに基づいて決定する。
この後、この決定内容に基づいてプラントの操作を行な
ったり、オペレータ104に操作指示を与えてプラント
の操作を行なわせたりする。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した従来のプロセス監視システムにお
いては、経験を積んだ専門家110によってプラント設
備の異常がプラント各部へどのような影響を及ぼすかを
把握させ、これを復旧させるための対処方法を考えさせ
てオペレータ104に指示させるようにしている。
しかしながらこのような判断を行なうことができる専門
家110の数が少ないため、プラント設備の状態を随時
判断できる状態に保つのが難しいという問題があった。
また、異常復旧のガイダンスを習得するのが難しいため
、専門家110を教育する際、実際のプラント設備を操
作させて異常復旧の経験を積ませなければならないとい
う問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、異常が発生したとき異常の
主要原因を判定して復旧に必要な手順等をガイダンスす
ることができ、これによって設備の故障復旧に要する時
間を大幅に短縮することができるとともに、故障復旧作
業の省力化を達成することができる故障ガイダンス装置
を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明による故障ガイダン
ス装置は、制御対象設備に異常が発生したときこれを検
知して表示部、プリンタの少なくともいずれかから一方
から異常内容を出力させる異常検知部と、この異常検知
部によって検知された異常内容に基づいて復旧ガイダン
スを作成する復旧ガイダンス作成部と、この復旧ガイダ
ンス作成部によって作成された前記復旧ガイダンスを前
記表示部、プリンタの少なくともいずれかから一方から
出力させる出力部とを備えたことを特徴としている。
(作用) 上記の構成において、制御対象設備に異常が発生したと
き、異常検知部によってこれが検知されて表示部、プリ
ンタの少なくともいずれか一方から出力されるとともに
、復旧ガイダンス作成部によって前記異常検知部により
検知された異常内容から復旧ガイダンスが作成され、出
力部によって前記表示部、プリンタの少なくともいずれ
か一方から前記復旧ガイダンスが出力される。
(実施例) 第1図は本発明による故障ガイダンス装置の第1実施例
を示すブロック図である。
この図に示す故障ガイダンス装置はCPU (中央演算
装置)1と、補助記憶装置2と、メモリ3と、プリンタ
装置4と、CRT表示装!t5と、キー人力用キーボー
ド6と、プロセス入力装置7と、伝送袋W8と、時計装
置9とを備えており、プラント(図示は省略する)から
供給される故障信号に基づいて故障の主要要因を判定し
この判定結果に基づいて故障復旧のためガイダンスを作
成してこれをオペレータに提示する。
プロセス入力装置f7は各種のインタフェース等を備え
ており、プラントから出力される故障信号を取り込み、
これを前記CPUIに供給する。
また、伝送装置8は各種の通信インタフェースを備えて
おり、前記CPUIとプラント各部との通信をサポート
する。
また、メモリ3は設備故障判定プログラムや他のプログ
ラム、故障信号発生履歴等が格納されるRAMやROM
等を備えており、前記CPUIから読出し指令が供給さ
れたとき、この読出し指令に対応した内容を読出して前
記CPUIに供給し、また前記CPUIから書込み指令
が供給されたとき、この書込み指令に対応した内容を記
憶する。
この場合、メモリ3には故障信号保存領域として、例え
ば第2図に示す如く1回の故障が発生したときの故障信
号コードと故障発生時の日時、分秒、ミリ秒とが最大n
個分格納することができる領域を持ち、また各故障信号
コードに対応する条件ファイル番号保存領域として、例
えば第3図に示す如く故障信号コード1個に対し最大P
個の条件ファイルを指定することができるN個分の故障
信号領域が確保されている。
また、補助記憶装置2は複数の設備故障の中から主要因
となる故障を判定するための条件ファイルやその故障復
旧ガイダンス等が予め格納された磁気デスク装置等を備
えており、前記CPUIから読出し指令が供給されたと
き、この読出し指令に対応した内容を読出して前記CP
UIに供給し、また前記CPUIから書込み指令が供給
されたとき、この書込み指令に対応する内容を磁気ディ
スク装置等に書き込む。
この場合、補助記憶装置2に格納される条件ファイル(
設備故障の主要因故障判定に使用されるファイル)は、
例えば第4図に示す如く1つの条件ファイル番号毎に、
現在時刻より何秒前までの故障を条件として受は入れる
かを示す故障発生有効時間と、各故障信号コードに対す
るアンド、オア条件を指定する最大m個の条件指定と、
主要因故障名称と、主要因故障復旧方法ガイダンスとを
備えており、補助記憶装置2内に最大M個の条件ファイ
ルが格納される。
また、時計装置9は時刻を計時し、この計時結果を前記
CPUIに供給する。
また、キー人力用キーボード6は各種の操作指令や各種
の条件等が入力されたとき、これを前記CPUIに供給
する。
また、CR7表示装置5は前記CPUIから複数の故障
信号の中から主要因故障を判定するための条件情報や復
旧ガイダンス情報等が供給されたとき、これらを画面表
示する。
また、プリンタ装置4は前記CPUIから故障名称情報
、主要因故障名称情報、復旧ガイダンス情報等が供給さ
れたとき、これらの各情報を予め設定されている形式で
プリントアウトする。
また、CPUIは前記メモリ3に格納されている設備故
障判定プログラムや他のプログラムに基づいて各種の処
理を実行する。
次に、第5図ないし第8図に示す各フローチャートを参
照しながらこの実施例の各動作について説明する。
〈条件ファイル設定動作〉 まず、条件ファイルの設定動作においては、第5図に示
す如く最初にキー人力用キーボード6が操作されて故障
信号コードが入力される。
これによって、CPU1はメモリ3をアクセスして前記
故障信号コードに対応する条件ファイル番号の内容を読
出しこれをCR7表示装置5に表示させる(ステップ5
T40)。
この後、キー人力用キーボード6が操作されて条件ファ
イル番号の追加、削除指令が入力されれば、CPUIは
これに対応してメモリ3に格納されている条件ファイル
番号の追加、削除を行なう(ステップ5T41)。
次いで、キー人力用キーボード6が操作されて条件ファ
イル番号が人力されれば、CPUIは補助記憶装置2を
アクセスしてこの条件ファイル番号に対応するファイル
内容を読み出してこれをCR7表示装置5に表示させる
(ステップ5T42)そして、CR7表示装置5に表示
されたファイル内容について新たな設定や既に設定され
ている内容について変更、削除を行なう必要があり、こ
れに対応してキー人力用キーボード6が操作され、設定
項目が選択されれば(ステップS 743)、CPUI
はこの選択内容に応じて敵陣入力最大時間設定処理(ス
テップ5T44)や故障信号コードの追加、削除処理(
ステップ5T45)、主要因故障名称の設定処理(ステ
ップ5T46)、主要因故障復旧ガイダンスの設定処理
(ステップ5T47)のいずれかの処理を選択してこれ
を実行する。
以下、上述した動作が繰り返されてメモリ3に各故障信
号コードに対応する条件ファイル番号が設定されるとと
もに、補助記憶袋!2に故障信号の処理に必要な条件フ
ァイルが作成される。
く故障信号入力時の処理〉 上述した条件ファイルの設定処理が終了した後、キー人
力用キーボード6が操作されて故障信号の人力処理指令
が入力されれば、第6図に示す如くプロセス入力装置7
や伝送装置8は予め設定されている周期でプラントから
出力される各種信号を取り込んでこれらをCPUIに供
給する(ステップ5T51)。
CPUIはこれらの各種信号中に新たな故障信号が含ま
れているかどうかをチエツクしくステップ5T52)、
それまでと異なる故障信号があれば、時計装置9から現
在の時刻を示す情報(時刻情報)を取り込むとともに、
この時刻情報と前記故障信号の故障信号コードとを対に
してメモリ3の故障信号保存領域に追記する(ステップ
5T53)。
この後、CPUIは故障の内容を示す故障名称とその発
生時刻とをプリンタ装置4に供給してプリントアウトさ
せた後(ステップ5T54) 、主要因故障判定処理を
行ない(ステップ5T58)、この故障信号入力処理を
終了する。
また、前記各種信号中に新たな故障信号がなければ(ス
テップ5T52) 、CPUIはそれまで存在していた
故障信号がなくなっているかどうかをチエツクしくステ
ップS T 55 ) 、それまで存在していた故障信
号がなくなっていれば、故障が復帰したと判定してメモ
リ3の故障信号保存領域に保存されている復帰した故障
に対応する故障コードと時刻とを削除するとともに、削
除した内容の後に別の故障内容があれば、コンパクショ
ン処理を行なって削除した部分を埋めるように、後にあ
る別の故障内容を移動させる(ステップ5T56)。
この後、CPUIは復帰した故障の内容を示す故障名称
とその復帰時刻とをプリンタ装置4に供給してプリント
アウトさせた後(ステップ5T57)、主要因故障判定
処理を行ない(ステップ5758)、この故障信号入力
処理を終了する。
また、上述したチエツク処理において(ステップ5T5
2.5T55)、故障の発生や復帰がなければ、CPU
Iはこの故障信号入力処理を終了する。
以下、上述した処理を繰り返して、CPUIは故障信号
の人力処理を行なう。
く主要因故障判定処理〉 また、前記主要因故障判定処理では、CPUIは第7図
に示す如く、まず全故障チエツクインデックス11を初
期値“0”に設定する(ステップ5TI)。
次いで、CPUIはメモリ3内の故障信号保存領域に格
納されている故障信号コードを取り出してこれを故障信
号コードKilとするとともに、故障発生時刻を取り出
してこれを故障発生時刻T11とした後(ステップ5T
2)、前記故障信号コードKilが属する全条件ファイ
ルをチエツクするのに必要なインデッスク12を初期値
“0”にする(ステップ5T3)。
この後、CPU1はメモリ3に格納されている条件ファ
イル領域をアクセスして前記故障信号コードKilに対
応する条件ファイル番号を取り出しこれを条件ファイル
番号Fi2とするとともに(ステップ5T4) 、補助
記憶装置2をアクセスして前記条件ファイル番号Fi2
に対する故障の人力最大時間を取り出し、これを敵陣人
力最大時間Ti2とする(ステップ5T5)。
次に、CPU1は故障信号のチエツク処理において第8
図に示す故障信号チエツクルーチンを呼び出す。
そして、CPUIはまず条件ファイル番号Fi2の全故
障信号コードをチエツクするのに必要なインデックスi
3を初期値“0°に設定する(ステップ5T20)。
この後、CPUIは時計装置9から現在時刻を取り出し
これを現在時刻Tとするとともに、(ステップ5T21
) 、補助記憶装置2をアクセスして条件ファイルFi
2から13番目の故障信号コードを取り出してこれを故
障信号コードAi3としくステップ5T22)、また条
件ファイルから故障条件を取り出しこれを故障条件Zi
3とする(ステップ5T23)。
この場合、故障条件213はその故障信号コードAi3
が主要因故障となるために絶対必要な信号ならばアンド
指定に、また必ずしも必要ないならばオア指定となって
いる。
次いで、CPUIはメモリ3の故障信号保存領域内に故
障信号コードAi3が存在するかどうかをチエツクしく
ステップ5T24) 、これが存在すれば、故障発生中
と判断してこの故障信号コードAi3の発生時刻と現在
時刻とを比較し、故障入力最大時間Ti2以内に発生し
た故障かどうかをチエツクする(ステップ5T25)。
そして、故障入力最大時間Ti2以内に発生した故障で
なければ、CPUIは故障条件Zf3がオア指定されて
いるかどうかをチエツクしくステップ5T26)、これ
がアンド指定ならば、この故障信号Kilに対する故障
信号コードAi3が主要因故障の条件を満たさなかった
ことを意味する“NG”をセットする(ステップ5T2
7)。
また、上述した故障発生時刻のチエツク処理において故
障入力最大時間Ti2以内に発生した故障であると判定
されたり(ステップ5T25)、故障条件Zi3のチエ
ツク処理において故障条件Zi3がオア指定されている
と判定されたりしたときには(ステップ5T26) 、
CPUIは条件ファイル番号Fi2が主要因故障の条件
を満たしていると判断して上述した“NG”指定処理を
スキップする。
また、上述した故障信号保存領域のアクセス動作におい
て(ステップ5T24) 、故障信号保存領域に故障信
号コードAi3が存在しなければ、CPUIは故障条件
Zi3がオア指定されているかどうかをチエツクしくス
テップ5T32) 、これがアンド指定ならば、この故
障信号Kilの条件ファイル番号Fi2が主要因故障の
条件を満たさなかったことを意味する“NG”をセット
しくステップ5T33)、またオア指定ならば、“NG
”指定処理をスキップする。
この後、CPU1はインデックスi3をインクリメント
しくステップ5T29) 、上述した条件ファイルF1
2内にある故障信号コードのチエツク処理を繰り返して
行なう(ステップ5T21〜S T 28)。
そして、条件ファイルFiZ内にある故障信号コードの
チエツク処理が全て終了したとき(ステップ5T28)
 、CPUIは条件ファイルFi2内にある故障信号コ
ードが全て“NG”となっているかどうかをチエツクし
くステップST)、これらの各故障信号コードのうち、
“NG”指定されていないものがあれば、“主要因故障
有り0をセットした後、第7図に示すメインルーチンの
ステップST7に戻る。
そして、このステップST7において、CPU1は1主
要因故障有り”がセットされているかどうかをチエツク
し、“主要因故障有り°がセットされていれば、該当条
件ファイル番号Ff2の主要因故障名、復旧ガイダンス
をプリンタ装置4に供給してこれらをプリントアウトさ
せた後(ステップ5T8)、インデックス12が予め設
定されている値に達しているかどうかをチエツクしくス
テップ5T11)、これが設定値以下であればこのイン
デックス12の値をインクリメントさせ(ステップ5T
12)、上述した条件ファイルのチエツク処理を繰り返
す(ステップST4〜5T11)。
そして、条件ファイルのチエツク処理が終了すれば、C
PUIはインデックス11の値が予め設定されている値
に達しているかどうかをチエツクしくステップ5T13
)、これが設定値以下であればこのインデックス11の
値をインクリメントさせ(ステップ5T14) 、上述
した故障信号処理処理を繰り返す(ステップST2〜5
T13)。
また、主要因故障の有無判定処理において“主要因故障
有り“がセットされていないとき(ステップ5T7) 
、CPUIは故障発生から現在時刻Tまで一定時間が経
過しているかどうかをチエツクしくステップ5T9)、
一定時間が経過していなければ、上述したインデックス
12のチエツク処理に進んで(ステップ5T11)、上
述した処理を繰り返す(ステップST4〜5TII)。
また、一定時間が経過していれば、CPUIは故障信号
コードKilは故障の主要因が不明と判定してプリンタ
装置4から故障の主要因が不明であることを示す内容を
プリントアウトさせた後(ステップ5TIO)、メモリ
3の故障信号保存領域から故障信号コードKilを削除
し、上述したインデックス11のチエツク処理に進んで
(ステップ5T13)、上述した処理を繰り返す(ステ
ップST2〜5T13)。
そして、全ての故障信号に対応する全ての条件ファイル
に対する処理が終了したとき、CPUIは全故障が復帰
したかどうかをチエツクしくステップ5T14)、故障
中を示している故障信号があれば、最初の処理に戻り上
述した処理を繰り返す(ステップSTI〜5T14)。
そして、全ての故障が復帰したとき、CPUIは処理を
終了する。
このようにこの実施例においては、プラントから出力さ
れた故障信号を順番にプリントアウトさせるだけでなく
、多量の故障信号の中から本来の故障である主要因故障
名を判定してこれをプリントアウトさせるとともに、そ
の故障復旧ガイダンスをもプリントアウトさせるように
したので、異常が発生したとき異常の主要原因を判定し
て復旧に必要な手順等をガイダンスすることができ、こ
れによって設備の故障復旧に要する時間を大幅に短縮す
ることができるとともに、故障復旧作業の省力化を達成
することができる。
第9図は本発明による故障ガイダンス装置の第2実施例
を示すブロック図である。
この図に示す故障ガイダンス装置はプロセスデータ収集
ファイル21と、データ入力機能部22と、異常復旧ガ
イダンス部23と、異常検出機能部24と、表示部25
とを備えており、プラントに異常が発生したときこれを
表示部25によって表示させ、これに対応してオペレー
タが異常復旧のガイダンス要求を行なったとき、推論動
作によって異常復旧に必要なガイダンスを求め、これを
前記表示部25に表示させる。
プロセスデータ収集ファイル21はデータ人力用の各種
インタフェースや各種のファイル装置等を備えており、
プラント各部から出力されるプラントの現在状態、今ま
での稼動情報等を収集し、これらの各情報をデータ入力
機能部22に供給する。
データ入力機能部22は各種のインタフェース等を備え
ており、異常復旧ガイダンス部23からの要求に応じて
前記プロセスデータ収集ファイル21から情報を取り出
しこれを推論動作に適した書式の情報に変換して前記異
常復旧ガイダンス部23に供給する。
また、異常検出機能部24はデータ入力用の各種インタ
フェースを備えており、前記プラントから異常状態を示
すアラーム信号が出力されたとき、予め設定されている
形式で前記アラーム信号に対応する異常表示画面、例え
ば第10図に示すような異常表示画面を示す表示データ
を作成しこれを表示部25に供給する。
表示部25はCRT等を備えており、前記異常検出機能
部24から異常表示画面を示す表示データがされたこれ
を画面上に表示し、これに対応してオペレータが異常復
旧のガイダンス要求を行なったとき、これを前記異常復
旧ガイダンス部23に供給する。そして、この異常復旧
ガイダンス部23から異常復旧ガイダンス画面、例えば
第11図に示すような異常復旧ガイダンス画面を示す表
示データが供給されたときこれを画面上に表示する。
異常復旧ガイダンス部23は推論機能部26と、ガイダ
ンスデータ部27と、表示機能部28とを備えており、
前記表示部25から異常復旧のガイダンス要求が出力さ
れたとき、前記データ入力機能部22を介してプラント
各部の各種情報を取り込んで推論動作によって異常復旧
ガイダンスを作成し、この復旧ガイダンスに対応した異
常復旧ガイダンス画面を前記表示部25に表示させる。
表示機能部28は前記表示部25から異常復旧のガイダ
ンス要求が出力されたときこれを認識してガイダンス要
求検知信号を発生する要求指定認識機能29と、この要
求指定認識機能29からガイダンス要求検知信号が出力
されたとき起動信号を発生する推論起動機能30と、前
記ガイダンスデータ部27から異常復旧ガイダンスデー
タが供給されたとき異常復旧ガイダンス画面を作成して
この異常復旧ガイダンス画面に対応する表示データを作
成するガイダンス情報表示機能31とを備えており、前
記表示部25から異常復旧のガイダンス要求があったと
き起動信号を生成してこれを推論機能部26に供給し、
また前記ガイダンスデータ部27から異常復旧ガイダン
スデータが供給されたとき異常復旧ガイダンス画面に対
応する表示データを作成して前記表示部25に供給する
また、推論機能部26は前記表示機能部28から起動信
号が供給されたとき前記データ入力機能部22を介して
プラント各部の各種情報を収集するデータ取込み機能3
2と、このデータ取込み機能32によって取り込まれた
各種情報に基づいて推論動作を行なって復旧方法を求め
る復旧方法推論機能33と、この復旧方法推論機能33
によって得られた復旧方法を編集して操作対象となる設
備の名称、表示の年月日時、故障の意味、プラントへの
影響、復旧の方法等のガイダンスデータを作成する推論
結果編集機能34とを備えており、前記表示機能部28
から起動信号が供給されたとき前記データ入力機能部2
2から各種の情報を取り込んで推論を行なって復旧方法
を推論しこの推論結果に応じたガイダンスデータを作成
してガイダンスデータ部27に供給する。
ガイダンスデータ部27は前記推論機能部26から出力
されるガイダンスデータを一時記憶した後、前記表示機
能部28から読出し指令が供給されたとき、記憶してい
るガイダンスデータを前記表示機能部28に供給する。
このようにこの実施例においては、プラント各部からア
ラーム信号が供給されたとき、プラント各部から出力さ
れている各種情報に基づいて推論を行なって復旧方法を
求めるとともに、この推論結果に基づいたガイダンスデ
ータを作成してこれを表示部25に表示させるようにし
たので、異常が発生したとき異常の主要原因を判定して
復旧に必要な手順等をガイダンスすることができ、これ
によって設備の故障復旧に要する時間を大幅に短縮する
ことができるとともに、故障復旧作業の省力化を達成す
ることができる。
第12図は本発明による故障ガイダンス装置の第3実施
例を示すブロック図である。なおこの図において、第9
図の各部と対応する部分には同じ符号が付しである。
この図に示す故障ガイダンス装置が第9図に示すものと
異なる点はプロセスデータ収集部40によって収集され
たプラント各部からの各種情報を履歴ファイリグ機能部
41によって履歴プロセスデータ部42にファイリグす
るとともに、ファイリグされた情報中にプラント異常を
示すアラーム信号があるとき、これを異常検出機能部2
4に供給し、それ以外の情報(プロセスの履歴を示す情
報など)をデータ入力機能部22に供給するようにした
ことである。
これによって、この実施例においては、プラントに異常
が発生したときこれを表示部25によって表示させ、こ
れに対応してオペレータが異常復旧のガイダンス要求を
行なったとき、プロセスから供給される各種情報の履歴
に基づいて推論動作を行なって異常復旧に必要なガイダ
ンスを求め、これを前記表示部25に表示させることが
できる。
第13図は本発明による故障ガイダンス装置の第4実施
例を示すブロック図である。なおこの図において、第9
図の各部と対応する部分には同じ符号が付しである。
この図に示す故障ガイダンス装置が第9図に示すものと
異なる点はシミュレーションデータ作成部45によって
プラントの状態をシミュレーションして得られたシミュ
レーション結果をシミュレーションデータ部46に格納
するとともに、このシミュレーションデータ部46から
シミュレーション表示機能部47に模擬アラーム信号を
出力させて表示部25に異常表示画面を表示させ、また
前記シミュレーションデータ部46からデータ入力機能
部22に模擬情報を出力させるようにしたことである。
これによって、この実施例においては、シミュレーショ
ンデータ作成部45により異常復旧ガイダンスのシミュ
レーションを行なうことができ、この結果プラントへ影
響を及ぼすことなくオペレータに対しプラント復旧処理
等の教育を行なうことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、プラント等の設備
に異常が発生したとき、異常の主要原因を判定して復旧
に必要な手順等をガイダンスすることができ、これによ
って設備の故障復旧に要する時間を大幅に短縮すること
ができるとともに、故障復旧作業の省力化を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による故障ガイダンス装置の第1実施例
を示すブロック図、第2図は第1図に示すメモリに格納
される故障信号の内容を示す模式図、第3図は第1図に
示すメモリに格納される条件ファイル番号の内容を示す
模式図、第4図は第1図に示す補助記憶装置に格納され
る条件ファイル例を示す模式図、第5図は第1図に示す
実施例の条件ファイル設定動作例を示すフローチャート
、第6図は第1図に示す実施例の故障信号入力動作例を
示すフローチャート、第7図は第1図に示す実施例の主
要因故障判定動作例を示すフローチャート、第8図は第
7図に示す処理の故障信号チエツクルーチン例を示すフ
ローチャート、第9図は本発明による故障ガイダンス装
置の第2実施例を示すブロック図、第10図は第9図に
示す実施例の異常表示画面例を示す模式図、第11図は
第9図に示す実施例の異常復旧ガイダンス画面例を示す
模式図、第12図は本発明による故障ガイダンス装置の
第3実施例を示すブロック図、第13図は本発明による
故障ガイダンス装置の第4実施例を示すブロック図、第
14図は一般的なプロセス監視システムの一例を示すブ
ロック図である。 1・・・異常検知部、復旧ガイダンス作成部、出力部(
CPU) 4・・・プリンタ(プリンタ装置) 5・・・表示部(CRT表示装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)制御対象設備に異常が発生したときこれを検知し
    て表示部、プリンタの少なくともいずれかから一方から
    異常内容を出力させる異常検知部と、この異常検知部に
    よって検知された異常内容に基づいて復旧ガイダンスを
    作成する復旧ガイダンス作成部と、 この復旧ガイダンス作成部によって作成された前記復旧
    ガイダンスを前記表示部、プリンタの少なくともいずれ
    かから一方から出力させる出力部と、 を備えたことを特徴とする故障ガイダンス装置。
  2. (2)前記復旧ガイダンス作成部は前記異常検知部によ
    って検知された異常内容に基づいて主要因故障を判定し
    、この判定結果に基づいて復旧ガイダンスを作成する請
    求項1記載の故障ガイダンス装置。
  3. (3)前記復旧ガイダンス作成部は前記異常検知部によ
    って検知された異常内容に基づいて推論を行ない復旧ガ
    イダンスを作成する請求項1記載の故障ガイダンス装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06288796A (ja) * 1993-03-31 1994-10-18 Mitsubishi Kasei Corp 分散型設備管理診断システム
JP2012164120A (ja) * 2011-02-07 2012-08-30 Mitsubishi Electric Corp 操作手順実行装置

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