JPH11188584A - 稼動管理装置および稼動管理方法、記憶媒体 - Google Patents

稼動管理装置および稼動管理方法、記憶媒体

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JPH11188584A
JPH11188584A JP9358298A JP35829897A JPH11188584A JP H11188584 A JPH11188584 A JP H11188584A JP 9358298 A JP9358298 A JP 9358298A JP 35829897 A JP35829897 A JP 35829897A JP H11188584 A JPH11188584 A JP H11188584A
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JP
Japan
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cause
operation management
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JP9358298A
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Kenichi Ishikawa
健一 石川
Shoji Yamazaki
昭司 山▲崎▼
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、生産ラインの設備でトラブルが発生した
ときにはパトライト等の警報装置の点灯により、トラブ
ル発生が報知されるが、詳細な内容は操作盤に表示され
るトラブルコードの確認により、想定される原因を逐次
検査して対応していた。この作業は経験的な判断に基づ
くもので、装置に不慣れな作業者はトラブル復旧に時間
を要するという問題があった。 【解決手段】 生産ラインを構成する設備の稼動データ
を収集し、稼動データの分析により設備のトラブル発生
の有無を判断し、トラブル発生箇所を特定する。特定さ
れたトラブル発生箇所を識別表示し、対応した原因項目
を過去に生じたトラブル発生回数の多い順に序列化表示
する。トラブル発生箇所と原因とを組合わせ表示により
報知することで前記課題を解決した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の詳細な説明〕
【発明の属する技術分野】本発明は自動化ラインを構成
する設備装置の稼動管理を行うための稼動管理装置およ
び稼動管理方法、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】通常生産ラインでトラブルが発生したと
きには警報装置たとえばパトライトが起動して作業者に
トラブル発生を知らせる。作業者はそれを見てトラブル
が発生した装置の復旧作業を行うわけだが、一見しただ
けでは装置のどの部分でトラブルが発生しているのか分
からない場合がある。その作業を支援するため、図2の
201ように設備装置についている操作盤にトラブルコ
ードを表示することで現象を表す装置がある。作業者は
201に表示されたトラブルコードを202のようなト
ラブルコード対応表と見比べて何のトラブルが発生して
いるのかを調べ、修復作業に取り掛かる。ところが装置
に不慣れな作業者はこの装置では何のトラブルが発生し
ているのかはわかっても、装置のどこで発生したのか分
からず突き止めるまでに時間がかかり、トラブル復旧に
時間がかかる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さらに、装置が複雑化
・高度化するにつれてトラブルの種類も多くなり、なか
にはトラブル部分はわかっても、何が原因なのかわから
ないために復旧に手間取る現象が起きている。すなわ
ち、トラブルが発生している設備装置で、トラブルの種
類と原因は必ずしも1対1の対応関係になく、原因究明
と解決には熟練が必要とされ、迅速なトラブルシューテ
ィングは困難となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みなされたもので、生産ラインにおけるトラブル復旧作
業を支援することで、トラブル復旧までの時間を短縮し
生産ラインの稼働率低下を防ぐ稼動管理装置および稼動
管理方法を提供することを目的としている。例えば図
5、図6に示すようなトラブル発生箇所の識別表示、さ
らにその原因の表示を具体的に列挙することで、経験的
判断に拠らず迅速な復旧作業の着手を可能とする。
【0005】上記課題を解決するため、本発明は以下の
構成からなる。
【0006】すなわち、製造ラインを構成する設備の稼
動データを収集するためのデータ収集手段と、前記デー
タ収集手段によって収集された前記稼動データを分析
し、前記設備のトラブル発生の有無を判断し、トラブル
発生箇所を特定するためのデータ分析手段と、前記分析
の結果に基づき特定されたトラブル発生箇所の識別表示
と、前記トラブル発生箇所に対応したトラブル原因とを
組合わせ表示するトラブル表示処理手段と、を備える。
【0007】また、前記稼動管理装置は、更に、前記特
定されたトラブル発生箇所を識別表示するための表示用
データを保存するトラブルデータ保存手段を備える。
【0008】また、前記稼動管理装置は、更に、前記ト
ラブル発生箇所毎に想定されるトラブル原因を入力処理
するためのトラブル原因入力処理手段と、前記トラブル
原因入力処理手段により入力処理されたトラブル原因を
保存するためのトラブル原因保存手段と、を備える。
【0009】また、前記分析手段は、更に、ネットワー
ク網を介して複数接続した設備の稼動データを分析し、
トラブルの発生した設備の有無を判断し、前記トラブル
の発生箇所を特定する。
【0010】また、前記トラブル表示処理手段は、更
に、表示されたトラブル原因の内、真のトラブル原因が
選択入力されたとき、前記選択入力の回数を累積し、次
にトラブルが発生したときに、前記累積された回数の多
い順にトラブル原因を表示する。
【0011】また、前記稼動データは、前記設備毎にそ
れぞれ備えられたレジスタに、トラブル発生箇所を明示
するためのデータとして保存される。
【0012】また、前記トラブル表示処理手段は、前記
設備のトラブル発生箇所を識別させるために、前記トラ
ブル発生箇所を着色して表示する。
【0013】また、製造ラインを構成する設備の稼動デ
ータを収集するためのデータ収集工程と、前記データ収
集工程によって収集された前記稼動データを分析し、前
記設備のトラブル発生の有無を判断し、トラブル発生箇
所を特定するためのデータ分析工程と、前記分析の結果
に基づき特定されたトラブル発生箇所の識別表示と、前
記トラブル発生箇所に対応したトラブル原因とを組合わ
せ表示するトラブル表示処理工程と、を備える。
【0014】また、前記稼動管理方法は、更に、前記特
定されたトラブル発生箇所を識別表示するための表示用
データを保存するトラブルデータ保存工程を備える。
【0015】また、前記稼動管理方法は、更に、前記ト
ラブル発生箇所毎に想定されるトラブル原因を入力処理
するためのトラブル原因入力処理工程と、前記トラブル
原因入力処理工程により入力処理されたトラブル原因を
保存するためのトラブル原因保存工程と、を備える。
【0016】また、前記分析工程は、更に、ネットワー
ク網を介して複数接続した設備の稼動データを分析し、
トラブルの発生した設備の有無を判断し、前記トラブル
の発生箇所を特定する。
【0017】また、前記トラブル表示処理工程は、更
に、表示されたトラブル原因の内、真のトラブル原因が
選択入力されたとき、前記選択入力の回数を累積し、次
にトラブルが発生したときに、前記累積された回数の多
い順にトラブル原因を表示する。
【0018】また、前記稼動データは、前記設備毎にそ
れぞれ備えられたレジスタに、トラブル発生箇所を明示
するためのデータとして保存される。
【0019】また、前記トラブル表示処理工程は、前記
設備のトラブル発生箇所を識別させるために、前記トラ
ブル発生箇所を着色して表示する。
【0020】また、製造ラインを構成する設備の稼動デ
ータを収集するためのデータ収集手段と、前記データ収
集手段によって収集された前記稼動データを分析し、前
記設備のトラブル発生の有無を判断し、トラブル発生箇
所を特定するためのデータ分析手段と、前記分析の結果
に基づき特定されたトラブル発生箇所の識別表示と、前
記トラブル発生箇所に対応したトラブル原因とを組合わ
せ表示するトラブル表示処理手段と、をコンピュータに
機能させるためのプログラムを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明の第
一の実施形態を図面を参照して説明する。
【0022】図1は本発明による稼動管理装置のシステ
ム構成図である。図1において101A〜101Cは生
産ラインを構成する設備装置(以下「設備」)である。
図1に示すように稼動管理の対象となる設備は複数台と
することが可能である。102は設備の稼動データを吸
い上げるためのネットワーク網であり、該ネットワーク
網を介して稼動管理装置と、製造ラインを構成する設備
(101A、B、C)は接続される。103はネットワ
ーク102を介して設備の稼動データを収集するための
データ収集手段であり、104は収集された稼動データ
から設備に異常が発生しているかどうかを分析する分析
手段である。
【0023】稼動管理の対象となる設備が製造ラインを
どのように構成するかの定義は、入力手段109を介し
て、データ収集手段103が定義の管理を行い、2次記
憶手段111にデータを格納する。2次記憶手段111
はRAM、あるいはハードディスク等の記憶装置であ
り、定義に従いライン構成情報を格納する。データ収集
手段103は、ライン構成情報に基づき設備の稼動デー
タを読取る。
【0024】105は設備に異常が発生していると判断
されたときに分析手段104により起動され、トラブル
を起した設備の表示処理を行うトラブル表示処理手段で
ある。
【0025】106は各設備のトラブル発生箇所を示す
ためのデータを保存しておくトラブルデータ保存手段で
ある。分析手段による分析結果に基づき、トラブルを起
した設備表示用データを保存するためのデータベースで
ある。
【0026】107は発生したトラブルに対する原因を
入力処理するためトラブル原因入力手段であり、108
はトラブル入力処理手段107により入力処理されたト
ラブル原因を保存するためのトラブル原因保存手段であ
る。トラブルに対して想定される原因の入力をデータベ
ース化するものである。
【0027】109は入力手段であり、キーボード、マ
ウスなどが該当する。110はディスプレイなどの表示
手段である。
【0028】次に設備でトラブルが発生してから表示手
段110にトラブルの原因表示を行うまでの稼動管理装
置の具体的な動作を図3のフローチャートを用いて説明
する。
【0029】ステップS301においてデータ収集手段
103は、各設備に備えられているレジスタの内容を周
期的に読み取る。設備(101A〜101C)はそれぞ
れ稼動状態を記憶するためのメモリを保持しておりトラ
ブルが発生した場合にはメモリの指定のレジスタにトラ
ブル発生を表すビットを立てるようになっている。
【0030】その構成を図4で説明する。ここでは1レ
ジスタは16ビットより構成されており、それぞれのビ
ットと1対1でトラブル名称が定義されている。このと
き設備でトラブルAというトラブルが発生した場合には
アドレスD001のレジスタの0ビット目に1を立てる
ようになっている。レジスタのビットデータを分析する
ことで、設備内でどのようなトラブルが発生しているか
を確認することができる。
【0031】データ分析手段104は、データ収集手段
により集められた各設備(101A〜101C)につい
てトラブルデータが格納されているレジスタを参照し
(S302)、トラブルが発生しているかどうかの判断
を行う(S303)。例えばXYテーブルのリミットセ
ンサ不良が発生した場合をトラブルAとすると、ビット
データは「0以外」のデータが格納されることになる。
【0032】参照したレジスタの値が0のとき(S30
3−No)は正常運転中またはトラブルが解除されたと
判断してステップS308へと進む。またレジスタの値
が0以外のときは(S303−Yes)、どこかのビッ
トが立っているのでトラブル発生と判断して、トラブル
表示処理手段105を起動する(S304)。
【0033】起動されたトラブル表示処理手段105
は、0以外のビットデータが格納されている、アドレス
データから、どの設備にトラブルが発生しているか判断
し、設備を特定する(S304)。
【0034】ラインが設備802、803、804、8
05からなる構成である場合(図8)、トラブル表示処
理手段105は、表示手段110にトラブルが発生した
設備を識別表示するために「トラブル発生」の文字を表
示する(S305)。ここで、ライン構成データ(S3
09)が参照される。
【0035】トラブル発生表示をすることにより、どの
設備にトラブルが生じているかを容易に確認することが
可能となる。さらに、このトラブルの内容は、表示手段
110上の「トラブル発生」表示部分を入力手段109
から選択入力することにより、画面が切替えられ、より
詳細な情報提供を行なうための画面が表示される(図
6)。
【0036】ステップS306では作業者が入力手段1
09によりこの「トラブル発生」の文字を選択したかど
うかの判断を行う。選択された場合(S306−Ye
s)は、ステップS307へ処理を進める。
【0037】このとき、トラブル表示処理手段105
は、トラブルを起している設備を、アドレスデータ(図
4)により特定する。特定された設備に関して、トラブ
ルデータ保存手段106に保存されている設備のトラブ
ル表示画面が読み込まれ、表示される(S307、S3
10)。さらに、トラブル箇所はビットデータにより特
定され(図4)、各ビットに対応するトラブル原因がト
ラブル原因保存手段108より読み込まれ、表示される
(S307、S311)。この結果、設備のトラブル表
示と、想定されるトラブル原因表示とから、設備のトラ
ブル発生箇所と原因とを組合わせた、図6のような表示
が可能となる。
【0038】図6において601はトラブル発生設備の
拡大図であり602はトラブル発生箇所を識別表示する
ために着色表示される。また603は発生したトラブル
名称を示し、604は発生したトラブルの原因を表して
いる。ここで読み込まれるトラブル原因データはトラブ
ル原因入力手段108によってあらかじめ入力されてい
るものであるが、作業者は必要に応じていつでもトラブ
ル原因入力手段108を起動することでトラブル原因の
追加・削除・変更が可能である。作業者はこの画面を見
てトラブル発生箇所の特定を行い、さらにトラブル原因
から対処すべき復旧作業を行うことになる。
【0039】トラブル発生後も周期的にレジスタの値は
参照され、レジスタの値が「0」であるときは、トラブ
ル発生箇所、原因表示を消去する(S308)。
【0040】[実施形態1の効果]生産ラインを構成する
設備にトラブルが発生した場合、そのトラブル発生箇所
と、原因の表示を組合わせて表示することにより、経験
的な知識に拠らず、問題点の抽出が可能となり、復旧作
業を行う際のトラブル発生箇所の特定及びトラブル原因
究明に要する時間を短縮することが可能なる。さらに、
無駄な作業時間が無くなるので、設備の休止状態を最短
にとどめることとなり、生産ラインの稼働率低下防止が
図れる。
【0041】[実施形態2]実施形態1ではデータの入
力順に基づく原因項目データの列記であったが、実施形
態2では、さらに発生頻度のデータとを組合わせによ
り、発生頻度の高い項目順に序列化して表示する。
【0042】図7はトラブル原因データ保存手段に格納
される原因データ項目と、項目ごとの選択回数のデータ
構造を示す。
【0043】「選択回数」とは、故障設備の故障箇所の
原因として表示された原因604のなかで、真の故障の
原因であった項目が入力手段109から入力され、トラ
ブル原因保存手段108に保存された累積回数をいう。
【0044】実施形態1では、トラブル原因データのデ
ータ構成はトラブル原因の項目(701)だけであった
が、トラブル原因保存手段108のデータ構造にトラブ
ル回数のデータを組合わせ、トラブル発生回数の累積値
をデータベースに保存する(702)。
【0045】真の原因はトラブル表示処理手段105に
より表示されたトラブル原因(図6の604)の中から
(S901:図9)、入力手段109を介して作業者が
選択入力する(S902)。その選択回数の累積値がカ
ウントアップされて(S903)、トラブルデータ保存
手段に保存される(S904)。次に同様のトラブルが
発生したときにトラブル表示処理手段105はトラブル
原因保存手段106からトラブル原因データを読み込む
際に、発生頻度の高いデータ順にデータ列702を序列
化して(S905)、発生回数の多い(作業者に真の原
因として選択された)トラブル原因を表示手段110に
表示する(S901)。図7の703、704は選択回
数の多い順にトラブル原因を序列化したデータ列を示
す。ステップS901で、表示される原因データは序列
化された703、704に基づき表示される。
【0046】[実施形態2の効果]生産ラインを構成する
設備にトラブルが発生した場合の原因表示で、発生回数
を加味した序列化表示をすることにより、トラブルの発
生確率の高い原因から対処することが可能となる。項目
の序列化により、作業時間の更なる短縮化が可能とな
る。現場情報をシステムにフィードバックし、さらにそ
の結果に基づいて情報提供する本稼動管理装置はエキス
パートシステムとしての機能を包含することになる。
【0047】復旧作業を行う際のトラブル発生箇所の特
定及びトラブル原因究明に要する時間が削減され、無駄
な作業時間が無くなるので、設備の休止状態を最短にと
どめることとなり、生産ラインの稼働率低下防止が図れ
る。
【0048】また、ここで、培われた累積されたトラブ
ルの発生回数データは、設備の稼動上の課題ともいうべ
きデータとなり、次機種設備開発の内製化においては貴
重なフィールドデータとすることができる。
【0049】
【他の実施形態】また、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0050】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0054】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図10のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。すなわち、少なくと
も「データ収集モジュール1001」「データ分析モジ
ュール1002」および「トラブル表示処理モジュール
1003」「トラブル原因入力処理モジュール100
4」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格
納すればよい。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、トラブルが発生した設
備においてトラブル発生箇所とあわせてそのトラブル原
因を表示することで、トラブル復旧作業を行うときのト
ラブル箇所の特定及びトラブル原因究明に要する時間を
短縮が可能となり、それにより生産ラインの稼働率の低
下を防止する。
【0056】また、設備でトラブルが発生したとき過去
に多かった原因順に表示することでトラブル原因特定に
要するまでの時間を更に短縮することが可能であり、ト
ラブル復旧作業の短縮を図ることができる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】稼動管理装置のシステムの構成を示す図であ
る。
【図2】操作盤に表示されたトラブルコードと対応表を
表す説明図である。
【図3】トラブル表示を行うまでの処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】トラブルレジスタの構成を表す説明図である。
【図5】トラブル設備におけるトラブル箇所表示の説明
図である。
【図6】トラブル設備表示画面の説明図である。
【図7】トラブル原因のデータ構成の説明図である。
【図8】稼動管理システム上でトラブル発生したときの
表示画面を示す図である。
【図9】トラブル発生回数を累積、保存、表示する場合
のフローチャートである。
【図10】本実施形態において、記憶媒体に格納される
メモリマップを示す図である。
【符号の説明】
101A 設備 103 データ収集手段 104 データ分析手段 105 トラブル表示処理手段 107 トラブル原因入力処理手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製造ラインを構成する設備の稼動データを
    収集するためのデータ収集手段と、 前記データ収集手段によって収集された前記稼動データ
    を分析し、前記設備のトラブル発生の有無を判断し、ト
    ラブル発生箇所を特定するためのデータ分析手段と、 前記分析の結果に基づき特定されたトラブル発生箇所の
    識別表示と、前記トラブル発生箇所に対応したトラブル
    原因とを組合わせ表示するトラブル表示処理手段と、 を備えたことを特徴とする稼動管理装置。
  2. 【請求項2】 前記稼動管理装置は、更に、前記特定さ
    れたトラブル発生箇所を識別表示するための表示用デー
    タを保存するトラブルデータ保存手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載の稼動管理装置。
  3. 【請求項3】 前記稼動管理装置は、更に、前記トラブ
    ル発生箇所毎に想定されるトラブル原因を入力処理する
    ためのトラブル原因入力処理手段と、 前記トラブル原因入力処理手段により入力処理されたト
    ラブル原因を保存するためのトラブル原因保存手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の稼動管理装
    置。
  4. 【請求項4】前記分析手段は、更に、ネットワーク網を
    介して複数接続した設備の稼動データを分析し、トラブ
    ルの発生した設備の有無を判断し、前記トラブルの発生
    箇所を特定することを特徴とする請求項1記載の稼動管
    理装置。
  5. 【請求項5】前記トラブル表示処理手段は、更に、表示
    されたトラブル原因の内、真のトラブル原因が選択入力
    されたとき、前記選択入力の回数を累積し、次にトラブ
    ルが発生したときに、前記累積された回数の多い順にト
    ラブル原因を表示することを特徴とする請求項1記載の
    稼動管理装置。
  6. 【請求項6】前記稼動データは、前記設備毎にそれぞれ
    備えられたレジスタに、トラブル発生箇所を明示するた
    めのデータとして保存されることを特徴とする請求項1
    または4記載の稼動管理装置。
  7. 【請求項7】前記トラブル表示処理手段は、前記設備の
    トラブル発生箇所を識別させるために、前記トラブル発
    生箇所を着色して表示することを特徴とする請求項1記
    載の稼動管理装置。
  8. 【請求項8】製造ラインを構成する設備の稼動データを
    収集するためのデータ収集工程と、 前記データ収集工程によって収集された前記稼動データ
    を分析し、前記設備のトラブル発生の有無を判断し、ト
    ラブル発生箇所を特定するためのデータ分析工程と、 前記分析の結果に基づき特定されたトラブル発生箇所の
    識別表示と、前記トラブル発生箇所に対応したトラブル
    原因とを組合わせ表示するトラブル表示処理工程と、 を備えたことを特徴とする稼動管理方法。
  9. 【請求項9】 前記稼動管理方法は、更に、前記特定さ
    れたトラブル発生箇所を識別表示するための表示用デー
    タを保存するトラブルデータ保存工程を備えることを特
    徴とする請求項8記載の稼動管理方法。
  10. 【請求項10】 前記稼動管理方法は、更に、前記トラ
    ブル発生箇所毎に想定されるトラブル原因を入力処理す
    るためのトラブル原因入力処理工程と、 前記トラブル原因入力処理工程により入力処理されたト
    ラブル原因を保存するためのトラブル原因保存工程と、 を備えることを特徴とする請求項8記載の稼動管理方
    法。
  11. 【請求項11】前記分析工程は、更に、ネットワーク網
    を介して複数接続した設備の稼動データを分析し、トラ
    ブルの発生した設備の有無を判断し、前記トラブルの発
    生箇所を特定することを特徴とする請求項8記載の稼動
    管理方法。
  12. 【請求項12】前記トラブル表示処理工程は、更に、表
    示されたトラブル原因の内、真のトラブル原因が選択入
    力されたとき、前記選択入力の回数を累積し、次にトラ
    ブルが発生したときに、前記累積された回数の多い順に
    トラブル原因を表示することを特徴とする請求項8記載
    の稼動管理方法。
  13. 【請求項13】前記稼動データは、前記設備毎にそれぞ
    れ備えられたレジスタに、トラブル発生箇所を明示する
    ためのデータとして保存されることを特徴とする請求項
    8または11記載の稼動管理方法。
  14. 【請求項14】前記トラブル表示処理工程は、前記設備
    のトラブル発生箇所を識別させるために、前記トラブル
    発生箇所を着色して表示することを特徴とする請求項8
    記載の稼動管理方法。
  15. 【請求項15】製造ラインを構成する設備の稼動データ
    を収集するためのデータ収集手段と、 前記データ収集手段によって収集された前記稼動データ
    を分析し、前記設備のトラブル発生の有無を判断し、ト
    ラブル発生箇所を特定するためのデータ分析手段と、 前記分析の結果に基づき特定されたトラブル発生箇所の
    識別表示と、前記トラブル発生箇所に対応したトラブル
    原因とを組合わせ表示するトラブル表示処理手段と、 をコンピュータに機能させるためのプログラムを備えた
    ことを特徴とする記憶媒体。
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